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「機動戦艦ナデシコ(TVアニメ動画)」

総合得点
76.3
感想・評価
789
棚に入れた
3783
ランキング
721
★★★★☆ 3.8 (789)
物語
3.8
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
4.0

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機動戦艦ナデシコの感想・評価はどうでしたか?

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

軽いノリの愉快なアニメだが、所々重い内容もある

これはSF・ラブコメロボットアニメだそうです。但しお笑い要素が相当あります。
今ならYouTubeで無料視聴可能です。

物語は、22世紀末に、謎の木星蜥蜴(もくせいとかげ)により火星や月を制圧され、地球も危機に直面していたとき、機動戦艦ナデシコが地球を救うために活躍する内容です。が…、タイトルの『機動戦艦ナデシコ』は、『機動戦士ガンダム』と『宇宙戦艦ヤマト』を合成してつくったとのことです。
それだけに、このアニメがいかに軽いノリでつくられたかが想像できそうです。

ナデシコ艦長のミスマル・ユリカは、美人ですが底抜けに明るく、楽観的で、一見おバカのように見えます。実際に彼女は物語の大半をおバカにふるまっています。でも1割か2割ほどは超優秀な頭脳を用いて皆を指揮していますね。

また、主人公のテンカワ・アキトは、火星での戦闘がトラウマとなり、臆病な性格でしたが、幼馴染のユリカを追ってナデシコに乗り込み、少しずつ成長を遂げます。但し、それ以上に多くの女性にモテます。

登場する女性は全て美女ですが、ほとんどおバカです(もちろん登場するすべての男もおバカです)。唯一おバカになれない女性は、ホシノ・ルリだけ。彼女のため息交じりの口癖が「バカ…」。この口癖を何度も聞かされます。それほど戦艦の内部とは思えないほど、皆がバカなことをしでかします。

ところで、少しだけ真面目な質問をしますが、
今まで正義の戦いと信じ続けてきた戦争が、実は侵略のための戦争だとわかったとき、あなたはどうしますか?

そして、別の質問ですが、
少女が幼い頃に優しくしてもらった年上のお兄さんが、実は10歳以上も年下の青年だと大人になってから気づいたとき、その少女(女性)は、嬉しくて泣くでしょうか?それとも悲しくて泣くでしょうか?


オープニングは「YOU GET TO BURNING」 とても魅力的な歌です。
エンディングは「私らしく」 艦長のミスマル・ユリカが歌っている不思議な魅力がある歌です。

投稿 : 2024/01/14
閲覧 : 483
サンキュー:

26

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

色んなものを詰め込んだロボットアニメの快作

基本的にはコミカルで時に馬鹿馬鹿しい話もあったりするのだけど、やるときはやるといった感じで熱く燃える展開もあったりと、まさに90年代らしいアニメの一つだったんじゃないかと。

個人的には主人公のアキトに強い影響?を与えたガイが序盤で早々に退場してしまったのにはびっくりしましたが、それと入れ替わりでエステバリスの女パイロット3人組が加入したりと、戦力的に見れば、むしろアップしているんですよね。

正直なところ戦闘シーンに関しては今見るとやや水準以上程度で、個人的にものすごいわけではないけど、ナデシコの乗組員達の人間模様は楽しかったかな。いずれも、癖の強いキャラばかりながらどのキャラも良い意味で個性や愛嬌がたっぷりで把握するのも容易でした。

OPも素晴らしかったけど、なんといってもEDで今見ると文字通り懐かしさでエモい気分になれます。

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 106
サンキュー:

6

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦後ロボットアニメのもう一つの総決算

『新世紀エヴァンゲリオン』の社会現象化に伴い発生した第三次アニメブームからは同作への返歌的な多くの作品が生み出された。それは同時に戦後日本的な「大きな物語」の失墜に伴う社会の引きこもり化/心理主義化といういわゆる「95年問題」に対するサブカルチャーの一つの回答でもあった。そのうちの一つに数えられる本作は「95年問題」に対する回答としてTV版エヴァが提示した母性的承認(おめでとう)をより一層強化した形で提示した。作中において自身の愛する「ゲキ・ガンガー3」というロボットアニメが侵略者のプロパガンダに使われていることを知り苦悩する主人公テンカワ・アキトに対してライバル的存在であるアカツキ・ナガレが「君はもっと色々なアニメを見ておくべきだった」と諭すシーンが象徴するように、同作ではマジンガーZに象徴される70年代的ロボットアニメの文法の失効が戯画的に確認される一方で、うる星やつらに由来する80年代的ラブコメディ/90年代的美少女ゲームの構図が前景化する。そして本作が提示した母性的承認の回路はやがて90年代後半からゼロ年代初頭におけるセカイ系と呼ばれる想像力の台頭を準備することになった。こうした意味で本作はエヴァの構図をオタク系文化史の中に位置付けて、エヴァとは別の形で戦後ロボットアニメの総決算を図ろうとした作品であったと言いうるのである。

投稿 : 2023/08/30
閲覧 : 207
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

かなりオタク向けに極振り

90年代のオタクからは結構評価の高い作品で
実際に個人的にもリアルタイムで楽しめてた記憶が有りますが、
ただ本作ってかなりオタク向けに極振りしてるので
好みの合う・合わないはかなり出て来そうなのと、
それと現代から見てこの作品を勧められるかと言われれば勧められるとは思わないが、
でも個人的な思い出補正込みでそれなりに評価を高くします。

【評価】

75点・3B級

投稿 : 2023/01/18
閲覧 : 220
サンキュー:

1

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

軽い雰囲気に重いテーマ。ハードSFだけど面白い。風変りなアニメです。

 1996年とアフターエヴァですが、独自性がちゃんとあるし、エンタメとして面白い、世界系でないアニメを良く作ったと思います。恋愛もありますが、物語はちゃんと本筋があって、結末に理屈が通っています。

 軽い雰囲気で始まります。茶化したような演出で1、2話だけで切りたくなる人もいるかもしれませんが、テーマは重くSF的にもなかなかハードです。キャラ達のバカ騒ぎに対して根底に流れる暗い感じが印象的です。そして後半になると更に別物になってきます。

 SF的にはボゾンジャンプというキモになる設定が若干荒唐無稽ですが、そのジャンプの設定の周辺の科学的な前提と因果関係が練られています。したがってちゃんとハードSFの範疇にいれて良いと思います。

 SF設定は見事です。軍と軍需産業の関係、宇宙パイロットの人体改造や遺伝子操作、グラビティブラストなどの兵器などです。見ると分かると思いますが、SF好きの嗅覚だといろんな裏設定があるのが、透けて見えてくるようなワクワク感があります。
 サブヒロイン、ホシノルリがオモイカネというAIとまるで心を通わせているかのように電子的に無敵になるところなど、現代のヒロイン像を先取りしていました。

 ナデシコの造形もいいし、エステバリスのエネルギーの問題など面白い設定でした。ただ、一応ロボットアニメではありますが、ロボットの戦闘それ自体はエンタメ性がかなり低いところが面白いところです。

 用語を使い散らかしているような感じが、ちょっとスノッブだったですかね。

 本作の見どころは、舞台設定そのものの種明かしですね。これによって本作のテーマ性の深さが浮き彫りになります。

{netabare} 敵は異星人などの未知の文明かと思っていたら人間だったという点でまず大逆転がありました。
 また、ゲキガンガー3という劇中アニメを使って、勧善懲悪の視点の怖さを描いていました。
 主人公のアキトの過去のトラウマをめぐるストーリーがあり、これはSF設定としての驚きになります。
 その他サブのエピソードになりますが、18話のホシノルリ回が非常に面白かったです。
{/netabare}

 キャラ達のヒューマンドラマが物語に絡んでしっかり描かれていますし、軍需産業や軍のドライさみたいなところも良かったと思います。

 不思議なことにヒロインのミスマルユリカに不思議なほど魅力がないのはなぜんなんでしょう?女性キャラは皆魅力的なのに。

 ということで1996年。エヴァの進化系統から外れた名作だと思います。そして、この後の劇場版で衝撃が…。

投稿 : 2021/11/27
閲覧 : 525
サンキュー:

7

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

メディアミックスの代表例

90年代の中盤から終盤にかけて
小説→コミック→TVアニメと続く作品が多く
「メディアミックス」と呼ばれた

有名なのはあかほりさとるの「爆れつハンター」
こちらは少年エースの連載が麻宮騎亜先生

TVアニメはキングのアニメレーベル「スターチャイルド」が音頭を取り
佐藤竜雄監督と會川昇先生を引っ張ってきた

それまでのメディアミックスは多少の論点に差異はあるが
概ね同じストーリーライン

しかしナデシコの場合麻宮版とアニメではほとんど別物
後続の劇場版は2つを掛け合わせたストーリーになっている

舞台は謎の生物兵器木星トカゲが侵攻した近未来
民間企業ネルガル重工が侵略された火星に住む住民を助ける為
戦艦ナデシコを製造

火星出身で直前に木星トカゲの襲撃を受けて両親を殺された
テンカワアキト

その後地球にボソンジャンプされて
定食屋でコックのバイトをしていた

しかし木星トカゲのニュースを見て怯えだしたことが原因で
クビになってしまい途方に暮れた所で

木星時代の幼馴染ミスマルユリカと出会う

両親が殺された前日に木星を旅立ったユリカは
軍人の娘とあって事情を知っているのと思い
彼女と一緒にナデシコへ乗り込むと言う始まり

會川先生はのちに「アキトは自分自身」と言っていたけど
ライナーノーツの件でもめて劇場版降りたのよね

ぼくマリも竹内桜先生と揉めたらしいし
ディケイドで降ろされるまでは血気盛ん過ぎw

話が波乗り臭くなったのでアニメの感想について書くと
この作品メタパロを巧妙に仕掛けていると共に
見ている人間をあざ笑うかのような裏切りが多い

アキトが木星トカゲと戦うきっかけをくれた
ダイゴウジガイことヤマダジロウさんは
3話であっさり殺されて

殺した軍人のムネタケはゲキガンガーを
「暑苦しいもの」と言っていたのに
最後は「ゲキガンパーンチ」と叫んで死んでいく

重いシーンは極力減らして
アキトが傾倒していくゲキガンガーのダイジェストとか
専門用語をイネスが解説する「なぜなにナデシコ」など
パロディチックなシーンが多かった

中盤に木星トカゲの背景には迫害されて
たどり着いた人類がゲキガンガーを参考にして
戦争を起こしていたことを知る

アキトは人と戦う事に悩み
エステバリスに乗らない選択しているんだけど

結局ここら辺も木星側の白鳥兄妹の登場とか
プロスペクターがラーメン屋台出して
ホーリーとルリルリがラーメンすすっているシーンなど
ギャグシーンを盛り込むことで軽さを維持していた

最終回は會川先生が痴話げんかを書きたかったらしく
アキトとユリカの言い合いを
他の連中が呆れた様子で見ていると言う締め方

他の作品だと概ね変な締め方しかしないので
比較的まともなのかもw

ちなみに麻宮版を読んだらぶったまげた
いきなりユリカが「ヒミコ」を名乗ってナデシコ襲っているし
全体的にサイレントメヴィウスの色が濃い

劇場版を任された佐藤竜雄監督は
TVシリーズの設定を引き継ぎつつ麻宮版も踏襲したのかなと
他の監督作品はもっと優しいタッチで作っているので

波乗りとは別にスタチャの名物P大月さんが
「ズマップズマップ」と言うラジオ番組やっていて
CDを出そうとしたらクレーム来て名義替えたんだとか

さすがにジャ〇ーズにメタパロは通用しない

投稿 : 2021/09/02
閲覧 : 371
サンキュー:

2

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

友達がルリちゃん大好きだったの思い出した

友達がルリちゃん大好きだったからキャラだけは知ってたけど、作品は知らなかった。

ん~、作画は嫌いじゃないけど、ストーリーは好みじゃない。

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 334
サンキュー:

1

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

コメディ風に描かれているが至ってシリアスなシナリオ

それでいて2クールをフルに使っているので
今でも十分楽しめます

2クール物というと
余分なシナリオも多いですが

これはそういう訳でもなくて
キャラに対しての描写高めですし

序盤中盤終盤の見せ場があるので良いです
また、キャラの死や行動などに伏線があるので
それが回収された時の良さもピカイチです


シナリオもキャラも音楽も良いこのアニメは
おすすめできるロボアニメです

投稿 : 2021/03/17
閲覧 : 479
サンキュー:

3

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ほんとバカばっか…

…と、ルリルリに言ってもらえるように。

燃え尽きたなんて嘆く暇があったら、今一度、夢中になった日々の欠片を集めて明日を目指そう。
力なく夢想する自分を蹴り飛ばし、少年の日々を“to be”である。

ただし、“チーチーパッパ”に至る可能性を排除できないお年頃ではあるが。

それにしてもパワーのある作品だ。
コミコンの会場に足を踏み入れたような熱気と偏執狂的オタク心に溢れた展開は、メタフィクションという相転移エンジンを得て、次元のくびきを解き放ち、現実世界へボソンジャンプし、閉ざされた心を開いてくれる。

まさに“オモイカネ”、“思兼神”が降臨したわけだ。

投稿 : 2020/10/30
閲覧 : 692
サンキュー:

16

セシウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

残念!!弾切れです

 木星の勢力から侵略を受けた地球人が戦う戦争モノです。1996年の作品ですが設定はしっかりしており今見てもおかしなところはほとんどありません。
 主人公たちの乗っている戦艦は軍ではなく民間企業の所有なので、軍の命令があるわけではく比較的自由に運用されています。そのせいか作風は明るく軽いノリで、戦いながらラブコメシーンもたくさんあります。
 その一方で戦争ですから死ぬキャラクターも出るのですが、その死に対する周囲の反応がある意味とてもリアルです。嘆き悲しむのはごく近しい人のみで、その他の人々はあっさりとその死を許容してすぐにもとのふざけた振る舞いに戻ります。また、主人公に思いを寄せるヒロインの一人がある出来事をきっかけに気持ちが一気に冷めてしまうシーンがあり、とてもリアルで印象的でした。

 クルーを中心に各キャラクターは大変魅力的に描かれていて、主人公と誰が絡んでも面白いシーンになるので日常シーンも飽きることなく楽しめます。

 作画は流石に古さを感じますが、それほど乱れることなく2クール分作りきっていると思います。終盤は機体がワープするようになるのですが、若干わかりにくく感じました。

 劇伴は良曲揃いで、劇中劇ゲキガンガー3の各曲もよく作りこんであります。ED曲はメインヒロインの声優さんが歌っていますがキャラの声のままで歌っているので、ややずっこけ気味でした。

 戦争・試験管ベビー・家族の死など重い話を軽いノリで描いた独特の作品で、今見てもじゅうぶん面白いと思います。
 

 
  

投稿 : 2020/08/30
閲覧 : 404
サンキュー:

5

のらのら さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

言わずと知れた名作

全ての要素が詰まった、完成度の高いアニメだと思います。
設定もよく練りこまれており、各キャラの掘り下げもうまく、展開も◎。
今となっては少々古いですが、未視聴の方にはオススメします。

投稿 : 2020/07/09
閲覧 : 360
サンキュー:

3

ネタバレ

ちょま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

往年のギャルゲー感

個性的なキャラ、テンポの良い展開、シリアスになりすぎない明るさ。なんとなく「スタッフも楽しんで作ったのかな」って雰囲気のアニメ。土台はSFだしロボットバトル、宇宙艦隊戦もあるけど、ラブコメなノリがメインになのでそこを受け入れられるかどうか。

こうなるとキャラの魅力一つで作品が左右されるわけだけど、当時のギャルゲー感とでも言うべきか、今の主流に見る癒し系女性キャラと比べると、ヒロインのどれも絵柄や性格の癖が強い。天然トラブルメーカー、世話焼き、男勝りetc…時代を感じてここら辺は個人的に面白かった。でも今の感覚から言えばどれも「うっぜ〜」「めんどくせー」ってなるかも。

またラブコメ要素があるとはいえ話の大目的は宇宙人の殲滅だからか、ハーレムとまでは行かずとも主人公に対してラブの矢印がやたら向かうのに、そこの感情形成の描写がほぼ皆無となってしまっている。これは流石にちょっと違和感。ノリがノリだし丁寧にとは言わないが、もう少し納得行く描写が欲しかった。

ストーリーはとっちらかってる感。テンポは悪くないけど、宇宙へ旅立ったかと思えば地球に戻り内ゲバ始めたり。目的もハッキリしてるし1話1話まとまってるのだけど「イマイチゴールに向かってないよなぁ」って気はした。

と、なんかマイナスなことばかり書いたがつまらないわけじゃなく楽しいお祭り騒ぎなアニメ。十分面白い。なんたってやっぱり女性陣が魅力的だし!ルリルリが熱狂的ファンを生んだのもわかるわ〜最近は見ないよねこういうの

しかし主人公、なぜ正妻をめぐちゃんにしなかった…一番良い子だと思うぞ!

投稿 : 2020/06/30
閲覧 : 379
サンキュー:

3

ネタバレ

プリンヨーグルト さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ごった煮アニメ

濃厚なSF設定、ストーリーはシリアスなのにギャクに走る、ハーレム状態、劇中劇ゲキガンガー、90年代らしい濃い塗り(褒めてます)なんかいろいろごちゃごちゃしてすごい作品でした。(笑)まさにごった煮アニメ。遊んでますね、いいですよ。喜( *´艸`)
この作品はもともと賛否両論ありで、いい評価も悪い評価も多くあまり期待せず見てたのですが、もともと挑戦的な作風が大好きな私にはピタリ!とハマりました。OPのカッコよさからは想像もできません。
ルリルリも可愛かったですね!キャラの声優はハマり役だったと思います。ガイとゲキガンガー3の存在は忘れないでしょう。ガイのあっけない死はびっくりしました。それを深く悲しむ人もいればそこまででない(本心はわからないが反応を見る限り・・・)人も・・・ある意味リアル。それから説明お姉さんも忘れませんよ。(笑)
敵側の火星人の心情が表されていたのもよかったです。

SF設定も面白くてすごくおもしろかったです!しかし難しく、私には疑問に思うことも多く、最後まで謎が解明されず終わってしまって・・・。劇場版は悲しくなりそうなのでずっと見てません。(;^ω^)きっと見ることはありません・・・・・・。

投稿 : 2020/06/20
閲覧 : 245
サンキュー:

3

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ごった煮の神バランス

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルは、SFラブコメロボットアニメ。

1997年の作品で、かなり挑戦的な作風。エヴァの1年後の作品で、よく比較されましたね。

全26話ですが、必ず劇場版までワンセットで観てください。衝撃なんで。

あと、有名な動画ですが、ナデシコの映像に「残酷な天使のテーゼ」を重ねたもので、「新機動戦艦ナデゲリオン」なんかで検索するとヒットするやつがあります。メチャクチャ面白い、てかスんゴいので、まだ観たことない人は是非♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
やっぱり、記憶に残るのは、ダイゴウジ・ガイの死に様かな。

メインパイロットが、戦争に関係のないところで、序盤にあっさりと死ぬ。しかも、周囲はその死を大して悼まない。なぜなら、まだ仲良くなる前だったから。

あのシーンは自分の中に深く刻まれていて、なんか、スゴくリアリティを感じたんですよね。その後、アキトにだけはずっと影を落とすところまで含めて。

このアニメ、メチャクチャ面白くなる要素があったのに、とにかく尺不足が惜しまれる。終盤の展開は、決して誉められたものではない。

今でも勿論、アニメ史に残る名作ではありますが、せめて倍の52話あれば、絶対にレジェンドアニメになれたのに。そう残念に思います。
{/netabare}

投稿 : 2020/05/20
閲覧 : 306
サンキュー:

14

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2016.12.31以前

2回目2016.12.31以前

投稿 : 2020/04/24
閲覧 : 292
サンキュー:

0

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

断念した感想。

13話で断念。
お葬式の回は民間企業の戦艦ならではの内容でとても面白かったものの、それ以外はまあ普通だったかな~…。
ロボットアニメとしても微妙なアクションが多く、全体的に見所に欠けていたよに思う。

投稿 : 2019/10/21
閲覧 : 365
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロボットラブコメ

地球侵略してきた木星トカゲとの戦いメインにしたロボットラブコメ。
まぁなんでしょうね。
一部のヲタ向けというよりは、制作者がアニ研のノリで、詰め込めるだけ詰め込んで、突っ走った作品と言えるだろう。
劇中でのロボットアニメゲキガンガー。
70年代のコンバトラーV、マジンガー、ゲッターロボ、ライディーンなどなどのオマージュのようでもあり、死に様はザンボット3だったりと(笑)
後半に木星トカゲの正体が判明してからの主人公アキトの変わりようはメグミと同じ様にドン引きしてしまうし、文句タラタラ言いたんだが、嫌いになれない作品なのだなぁ〜。
その要因としては、キャラデザ原案 麻宮騎亜氏なのだが、ほとんど面影もなく、後藤圭二氏色に染まっている事かな?

投稿 : 2019/07/16
閲覧 : 349

北海イクラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

SF・ロボット

めっちゃSFしてて好き。こういうのが欲しかった。テンポも良い。

投稿 : 2019/04/26
閲覧 : 257
サンキュー:

0

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エヴァ以降数年間では最高のアニメ

エヴァ以降、あれくらい面白いアニメが来ないかと探し求めている中で、ようやく見つけた一本という感じ。
作画は非常に質が高く綺麗でした。
SF設定が非常に練り込まれて非常に面白く、多数のキャラクターが魅力的。
ロボットバトルも艦隊戦も実に面白く、非常に高品質に楽しめる逸品でした。
主人公のアキトも格好良かったですが、何より星野ルリちゃんが特に可愛かったですね。
綾波系の魅力を特に確立した一人でしょう。

投稿 : 2019/03/29
閲覧 : 369
サンキュー:

2

haiga さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

流石に今観るとキビシイですね

1996年だから23年前のアニメですね。
当時リアルタイムで観ていたらまるで違う評価になったと思いますが、今観ると色々古いです。
アニメって凄く進化してるんだなあって思いました。

私はあるキャラが死んだあとのちょっとギャグっぽい演出で一気に冷めて視聴断念しました。(ヒロインの台詞でドン引きした)
ギャグとシリアスのバランスって難しいですね。

そういえばキャラデザってサイレントメビウスの麻宮騎亜さんなんですね。当時映画を観に行ったなあ。漫画どうなったんだろ?懐かしかったです。

投稿 : 2019/03/13
閲覧 : 459
サンキュー:

8

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

20世紀のアニメ

地球vs火星の近未来ロボアニメ
ナデシコという宇宙戦艦の艦長を『ミスマル・ユリカ』(ヒロイン)が行い、主人公達パイロットが戦う。

見どころはいくつかあり、乗組員のほとんどが楽天家。艦長は飾り。ルリちゃん可愛い。
一番の特徴は、アニメの中にアニメが描かれている事でしょう。
『ゲキガンガー3』という作画もわざと古い感じにして、力を入れているのが分かります。
専用の歌もあります。
意外と熱い感じです。
むしろ、ゲキガンガー3だけで作品作れそうですね。

ただ戦うだけでは無く、ゲキガンガー3をメインに語り合う感じも特徴の1つです。
古いアニメなので見る人は、もういなさそうですが、心に残る名作かなと思います。

投稿 : 2019/02/25
閲覧 : 322
サンキュー:

4

ネタバレ

porin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

#001

レビュー1作品目に選んだのはたまたまである
Dアニメストアで見たものをコメントを拾いながらレビューしてみる

機動戦艦ナデシコ、名前は聞いたりしていたが自分が初めて触れたのはスパロボのIMPACTだった、まぁこんなリアル系のロボットが90年台にはあったんだな…という認識でそれから数年して初めて作品を見たのを覚えている。

全体的に基本点を3、いいと思う4、個人的にはすごく良い(賛否あると思う)4.5ぜひ見ておいてほしい5という区分で分けていこうと思う、

物語の評価
火星をだしたりいろいろなSF設定を盛り込む、なんとか伏線も回収するあたり良かったと思う、とはいえ終盤の駆け足感や物足りなさはあるのでちょっと評価は下げ。
物語的には王道を行っているが主軸から外れたストーリーがまた面白い、普通メインのライターが書いてない作品はペラっと流してしまったり印象に残らない、ナデシコは違う印象に残る、ルリ3部作なんかは有名ですが、個人的には仲良くエクスバリスが行軍する回、Xバリス回は意外と好きですね。
ネタバレにはなりますが、ギャグ系と思わせておいて3話でキャラを退場させるのも全体的を引き締めてる感じがあって、そしてキャラ1人の重さが全体にかかってすごく効果的だなって。
演出も今となってはみんなスマホなんか持ってるからわかるようなインターフェースもわかりやすいようにひらがなでデカデカと書いてあったりして視聴者にもわかりやすいってのは設定が込み入ってるのにわかりやすくていいんじゃないかなぁって。思ったり。
初見の時は中盤で敵も人間っていうの結構びっくりしましたね、某ガイナのように人ではないっていう先入観で見てたんで。
ラブコメ要素はなんか弱いですよね、深く語られない部分があるんで、でもしっかりと気持ちの流れっていうのは見えてるんでまぁ…

声優の評価
ヒロイン役の桑島さんがほぼデビュー作に近い中演技が全然気にならなかった、それにやっぱり上田さんの演技はやっぱり良い、アキトが月で戦うシーンがあるのだが敵から民間人のいるシェルターを攻撃されそうになった時の叫びは真に迫っていた、∀ガンダムのアニスさん程ではないが凄かった。
他にも飛田さんや置鮎さん一条さんに松井さんといった個人的に好きな声優さんがいるのも嬉しいところだ。
ジュン君役の伊藤さんなんて今と違う声質な気がしてキャスト見て驚きました(失礼かも)。

キャラの評価
個人的にはユリカが結構好きなんですよね、ビジュアル的には。
なんでヒロインって感じがするんでいいですよね(?)、でも見ているとリョーコもいいなぁなんて、あとくだらないギャグのマキ・イズミもかなりキャラ濃いですね。
2週目になってジュン君は安定剤として見てて助かりました、1週目はなんかいてもいなくてもって感じだったんですが…
もちろんガイとかホウメイさん、他のクルーもキャラが立っているので好きですね。特にアカツキさんは絵に描いたような2枚め、他の設定もみたことありそーなのにしっかりといいキャラの味出してるのって、見せ方がすごいのかな?なんてウリバタケさんもそうですね、見たことありそうなのにね。

作画の評価
作画については古い絵柄という点を除けば個人的にはとてもよく動くしメカの書き込みも結構好きだなぁ
90年台の絵柄の特徴である頬のトンガリ、僕は好きなんですが違和感を持つ人が今の人だと多いのかな?

音楽の評価
OPが好きです、戦闘曲の変わりに流れても結構盛り上がりそうなレベルで
いやぁ1話こそ火星のプロローグで若干戦闘シーンまじりで流れていましたがありですよね(木星蜥蜴との戦闘中もアレンジがながれてますが)。
戦闘曲も1話から使われていましたがコレも本当に場面が盛り上がる量産機なのにカラフルなエステバリスが出て流れるっていうのは個人的には新しいかんじで好き。
結構バラエティにも使われてる曲もあるんじゃないかな?1話で言うと人材確保にみんなの所回ってる所の曲なんて一度は聞いたことあったりしそう。

総評
ストーリーは王道で中盤の作りも良いですが、終盤の駆け足やほんの少しのご都合設定が許せる人なら是非見てほしいですね。
個人的には筋はちゃんと通ってるとは思うんですがこまい人はコマそうですから、この辺自分が4.5つけるか5つけるかの境目ですね。
人によっては知名度の割に面白くないって言う人もいるかもですね~
僕は好きですよ、詰め込んでる割にしっかりと終わってる作品!


表記上4.3になっていますが、個人的点数は4.5です。

投稿 : 2019/02/08
閲覧 : 223
サンキュー:

2

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大和をかける撫でし子のように

花の名であります撫子は女子供を例えた「撫でし子」から来ていて、時には清楚な日本女性を「大和撫子」と
表したりと様々な意味合いを持つものでございます。和歌や雅語を昔は「大和言葉」と呼んだとか。
文脈や人の立場や感情にも左右される日本語の妙。つまり「込められた意味」は読み取るのが楽しいもんで。
――――――――――――――――――――――――
「目の上のたん瘤(こぶ)」1.あって邪魔なもの 2.非常にうっとうしいという意味だそう。
「目上」の方に対して使うことが多いでしょうか。
――――――――――――――――――――――――

テラフォーミングやワープ航行があるSF世界で問いかけられるのは「大人や社会の嘘」と、反抗する若い世代。

内容を表面的に点で捉えると本作はパロディとギャグ多めのロボットアニメにしか見えませんが、
時代を切り開いた先人に対するアンチテーゼとして考えるとカチリとハマる気がします。
SFを構築したアニメ界に対する、初脚本であった「佐藤竜雄」他、若いスタッフ達と重なるものでありました。

放送されていた1990年代中盤は時代の移り変わりとともに各々の人気シリーズが変化を求められていた時代で、
ガンダムシリーズ「機動武闘伝Gガンダム」、マクロスシリーズ「マクロス7」勇者シリーズ「黄金勇者ゴルドラン」
たまたまですが、ナデシコと同じ年1996年で戦隊シリーズに「激走戦隊カーレンジャー」というのもありますね。

共通するのが「ギャグ路線とパロディ」でした。

シリーズ化された人気作が若年層を取り込む意識と変化をつけて往年のファンも呼びこむ工夫だった訳です。
近い年に「新世紀エヴァンゲリオン」や「マクロスプラス」などシリアス路線な屈指の名作もあるため、
すべてがそうでないにしろ、今でもシリーズの異色作と謳われるタイトルは1990年代半ばに集中していました。
前時代からの脱却を図りながらも名作を踏襲しオマージュする形式はシリアスなタイトルにも共通点が有りますし、
歴代の名作アニメに憧れ業界入りした若いスタッフ達らしいカラーを出した結果、生まれた作品のように思います。

宇宙戦艦ヤマトと対になり(ヤマト・ナデシコ)女子供を乗せた異色の戦艦をナデシコ(撫でし子)と呼ぶような、
重なったいくつかの意味を持つ設定過多を全ては回収出来ず、スタッフさえも忘れた複雑な設定があり、
劇場版も良い出来だが小説版の補完ストーリーを見なければTV版から繋がらないという声もある。
あと何故モテるのかわからない主人公(一応、ヘビーな人生で背負った影と母性本能をくすぐられる事が理由)

賛否ありますが「自分に世界に酔える作品」とはまた違った明るさを持つ独特なシリアスさが魅力です。

若さや推進力をエネルギッシュに描く荒々しさと、
火星・木星・地球の社会構造と隠された謎。

作中でキーとなるスーパーロボットアニメ「ゲキガンガー3」は
作品内外で意味を持つ懐古的な作品で、前述したことを踏まえると作中の台詞が向かう先を納得できる気がします。

カッコつけてますが私らしく言えば、
人気キャラ、ホシノ・ルリの「あなたの一番になりたい」を何度もリピートした萌え豚(私)が当時ハマったアニメ。


90年代に輝くSFアニメの寵児、機動戦艦ナデシコ。大和を駆ける撫でし子は、今なおファンに愛され続けています。

投稿 : 2018/12/17
閲覧 : 633
サンキュー:

28

ザカマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Let's ゲキガーイン!

中学生の時、1話見て初めてビデオデッキで毎週録画したアニメ作品。大好きです。
「あの忘れえぬ日々、そのために今生きている」名言だよ。オモイカネさん。

投稿 : 2018/12/08
閲覧 : 271
サンキュー:

7

dvmsi35301 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

コメディとシリアスのバランスが素晴らしい。

コメディとシリアスが、危ういバランスの上で奇跡的に共存してると言うか、唯一無二と言って良い作風だと思います。
放送時からずっと好きな名作。

投稿 : 2018/12/01
閲覧 : 208
サンキュー:

2

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ルリの「バカばっか」が一世を風靡

とういうのは言い過ぎかもしれませんが、一部のアニメファンの間では一世を風靡したことは間違いないのです(笑)

物語はSF、ラブコメですがそれなりに戦闘シーンもありますしメカも当時としてはよく描かれていたアニメなのでそれなりに人気がでた思います。

私はキャラのなかではやっぱり星野ルリ好きなんですけど劇場版で主人公になっちゃうのはどうなのかなって思いました(嫌いじゃないよ(笑))

古いアニメなので興味のある方は観てください

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2018/10/19
閲覧 : 284
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

名作だけど合わない人には合わない

まず、話によってムラがある。
雰囲気が1話ですっかり変わったりする。
ギャグは、面白い時は面白い感じ。
寒い時やしつこい時もかなり多い。
内容は、正直ゴチャゴチャという言葉が適している。
ギャグだったり熱血だったりシリアスだったりと...
ただ、そのせいで不自然な場面はよくあったりする。
また、どれも正直中途半端。
上手く組み合わせることができていない。
ただ、話の展開は素晴らしかった。
真実の明かし方やテンポが良かった。
1番の問題は〆方。
正直、無理矢理終わらせた感じだった。
もう少しスッキリと終わらせて欲しかった。
キャラは、好感は持てるが行動原理が分らないキャラが多くいた。
そこさえ、物語内で理解させてくれればキャラの評価が5になったため惜しかった。
正直説明おばさんにキャラの行動原理を説明してもらいたいくらい。
キャラの行動の謎さが時々悪目立ちしていた。
にわか発言になるが女性キャラは皆とても可愛かったのにそこが残念だ。
音楽はOP、ED共に名曲だと思う。
声優は文句なし。
印象に残る声、熱演と素晴らしかった。
最後に、この作品はキャラによって物語が進行されて、声優の演技によって雰囲気が出来ていると思う。
最終回させどうにかすれば一応好きな作品になっていた。
まあ、名作には変わりないけど。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 252

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

曲は良い

有名作なので数年前にざっと見ました。
キャラクター造形が秀逸なのと、SF要素や戦艦の構造などがよく考えられていたのは良い点。
宇宙戦争を気楽に乗り越えていくっていうノリは、タイラーからの流れを汲んでいるようにも見えますね。
で、やはりナデシコの場合、はっきりとラブコメを主軸に据えていると思うんですよ。
その割に、ラブコメを表現できていたかというと、かなり疑問が残るのでは?

前提として、人が人を好きになる理由づけをもっときちんとしてほしいです。
エピソードがほとんど印象に残らないのはそのせいじゃないでしょうか。
シリアスな展開も挟んでますけど、ぶっちゃけると題材が戦争だから仕方なく挟んでるだけでしょう?茶化してるんですか?
ならいっそそんなもの要らないです。
作品の方向性がブレるだけだと思います。

記号的な部分は良質だが、構造的な欠陥が目立つ作品。という評価で自分の中では変わりません。
自分の嫌いなタイプのアニメです。実はキャラは嫌いではないんですけどね...戦争に加担する当事者にしか分からないこともあるだろうし、バカばっかになってしまう気持ちも分かるつもりです。

投稿 : 2018/08/14
閲覧 : 236
ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

熱血とコテコテを作品として一段階捻ってみたが。

アニメーション制作:XEBEC
1996年10月1日 - 1997年3月25日に放映された全26話のTVアニメ。
監督は佐藤竜雄。

【概要/あらすじ】

西暦2195年10月。地球人の入植地である開発途上の赤い惑星・火星は、
木星軌道の外側から飛来した、無人艦(コードネーム;チューリップ)と無人兵器の群れに襲撃された。
“第一次火星会戦”にて地球連合宇宙軍艦隊が交戦するが、圧倒的な技術力の差は手の打ちようがなく、
艦隊のビームは捻じ曲げられバリアに跳ね返され全く通用せずに、連合軍は一方的に倒されて大敗。
提督の悪あがきで乗員を退避しての艦の特攻による質量攻撃で、かろうじてチューリップを若干撃破するが、
結果として、墜落したチューリップが落下地点に存在していた火星のコロニーに直撃して大惨事に。
コロニーは壊滅して民間人の死傷者が多数。コロニーの生き残りも無人兵器に襲われて、おそらく全滅した。

無人兵器、もしくはそれらを送り出す謎の存在=“木星蜥蜴”が地球を襲っていて、
連合軍が地球を守っているというのが人類の共通認識である。
戦闘は他所でやってくれと言わんばかりに民間人は軍に好意的であるとは言い難いが。

“木星蜥蜴”は既に陥落した火星のみならず月の裏側を制圧。

連合軍は防衛ラインを敷いて“木星蜥蜴”を殲滅すべく戦ってはいるが満足な成果があがっていない。
大気圏内に多数のチューリップが降下して、地球全土の世界各地で戦闘をしている状態。

そこに登場したのが、世界各国に影響力を持つアジアナンバーワンの超巨大企業であるネルガル。
火星には地球人類の進出以前に古代火星文明が存在していた形跡があり、
発掘された遺跡のオーバーテクノロジーは解析・調査の成果によっては、技術発展と多大な利益をもたらす。
民間企業であるネルガル重工が独占している火星の超技術の結晶であり相転移エンジンを搭載した、
“ND-001 ナデシコ”は、防御不可能な重力波砲“グラビティブラスト”
空間を歪めて攻撃を弾く“ディストーションフィールド”
これ一隻あれば出力を最大限発揮出る宇宙では余裕で連合軍艦隊を全滅できるんじゃないかってほどのチート戦艦。

そして乗組員はネルガルにスカウトされて雇用契約を結んだ者やネルガルからの出向者であり、
軍人ではなく民間人扱い。というより政府機関に所属しない民間軍事会社みたいな扱い。

スカウトの条件が「能力が一流なら性格は問わない」なので性格にクセがある人間が多い。

主人公のテンカワ・アキトは18歳。火星生まれの火星育ちで、
前述の会戦に巻き込まれたコロニーの奇跡的な生き残りで軍への不信感と戦争に対するトラウマを持っている。
ユリカとの偶然の再会から成り行き上、コック兼パイロットとしてナデシコに乗り込むことになる。

自称・美人艦長であるミスマル・ユリカは20歳。本作のヒロインでありアキトのお隣さんだった幼馴染。
ナデシコの艦長で脳天気でグラマーでアキトにラブラブ。
地球連合大学を首席で卒業した才媛らしいが、「お飾り」「無能」として扱われ「ムダに胸がでかい」
と、あんまり周りから一目置かれてない。能力よりも感情任せで色ボケな性格が原因。

他にも、遺伝子操作によって生まれた天才少女ホシノ・ルリ。
作品のロリ担当の毒舌キャラでファンからの圧倒的人気ナンバーワン。

スタンドプレイ大好きでいい年してロボットアニメにはまってる熱血パイロット、自称ダイゴウジ・ガイ。
趣味の世界に走り過ぎな妻子持ちなのに浮気症な三枚目メカニックマン、ウリバタケ・セイヤ。
本名不明経歴不明の胡散臭いけど超切れ者オジサン、プロスペクター。会計・監査役。ネルガルからの出向。
同じく出向者で巨漢のゴート・ホーリー。ユリカの幼馴染みのアオイ・ジュン。
元美人秘書の、ハルカ・ミナト。元声優のオペレーターのメグミ・レイナート。

更には、じゃじゃ馬、オタク女、売れないコメディアン風といった追加パイロット三人娘。
等いろいろと個性的なメンバーが最新鋭戦艦ナデシコのクルーとして宇宙を舞台に物語は進む。

西暦2196年末。佐世保にあるネルガル重工のドックから出向したナデシコの向かう先は火星。
目的は火星に残された人々の救出。

技術を独占されてることへの憤りもあり民間企業に勝手なことをされてはたまらないと、
当然に連合軍によるナデシコへの度重なる介入がある。
これは、宇宙戦争に翻弄されながらも“自分らしく”を貫こうとするナデシコクルーたちの物語である。

【感想】

多分、5周ぐらい観ているアニメ。

規模では劣るものの『新世紀エヴァンゲリオン』の後にアニメファンの間でブームになった、
当時を代表する人気作品の一つであり、賛否両論の劇場版を楽しむためにはTV版は必須科目。

SFとスペオペがメインではありますが、ロボットアニメで男のロマンっぽさを強調したり、
ハーレムラブコメ要素があったりとで、当時のオタクが好きそうな、
ありとありゆるモノを詰め込んで煮込んだようなアニメではあります。

1クール目を中心に會川昇、荒川稔久、首藤剛志、川崎ヒロユキら、
複数の脚本家が自分のやりたいようにやってる感があって、割と熱い展開が多いですね。

個人的には全く面白くない回が存在していまして、あかほりさとるがゲスト脚本の第10話がそれ。
あかほりアニメでは鉄板のマンネリなハーレムネタ満載で、
最初に観た話がこれならksアニメとして切って捨てるぐらい違和感マシマシ。

そうでなくても、ハーレムアニメというだけでディスりたくなる性分ですので、
三枚目主人公のアキトだけが不自然に多くの女性キャラにモテモテで、
他の男キャラが女性キャラに見向きもされない大体貧乏くじか、
不幸キャラ担当で彼らは幸せになれないのに強い抵抗があったりしてます。

まあ、視聴者はアキトになった気分でユリカやメグミやリョーコなどとのイチャイチャを楽しんでください!
という事なんでしょうけど。ラノベにありがちな変な部分が20年以上前に存在していたことがあって、
主人公以外がモテるとクレームつける人が今も昔もいるのでしょうかね?

そういう手垢がついたベタベタしたノリだったり、シリアスな部分で寒いギャグを入れたがる習性があったりとで、
話のメリハリが上手くないな?そんなに面白くもないかな?と思ううちに話が進んで佳境に入るのですが。
中盤には印象に残る衝撃的なエピソードがひとつあって、其処は良かったのですが。

敵である“木星蜥蜴”の謎が明かされて終盤に話が色々動いて、最終回になります。
終盤は面白いと言えば面白いのですが、それはアキトのトラウマの払拭と気持ちの整理がメインで、
やっていることといえば視聴者の情を煽るという手法でありまして、
終盤に出した伏線が未回収のうちに最終回が終わったりで物語の決着の付け方としては悪手といいますか?
この続きはセガサターンのゲームと劇場版で補完してね!て感じで、
この2クールの物語は一体何だったんだ?と全26話を俯瞰して観てみてると、
構成に失敗した印象が拭えないですね。

特にホシノ・ルリが大人気でユリカを完全に人気で食ってましたし当時からキャラ物の素地はありましたし、
他の方のレビューにもありますが、シナリオ面で目をつぶってキャラアニメとして登場人物を好きになって、
そして、戦艦ナデシコに対するクルーの思いをキャラと共有できる人なら、名作・良作に位置すると思います。

ナデシコは私達の船!というイイ話をやってるのを観ながら、

『ナデシコはネルガルの財産であって、雇われクルーの私物じゃないだろ?』

とツッコミをしたくもなりますが、敢えてやらないのが優しさではありますが。

自分としては最終盤の空気感が良くて盛り上がれたものの途中までが然程面白くもなく、
作品内の主義主張みたいなものがしっくりこなかったので、物語としてはイマイチかなと思いました。

作品で言っているのは人の数だけ正しさがあるのだから“全体主義”や“周りの空気”に流されない“自分らしさ”を持て!
という話なのかもしれないのですが、メッセージ性としては、結論付けずに妙にふわっとしていると言いますか?

現実では、マスコミの情報に踊らされて、それに対する反証を無視して批判する自分に酔っている層もいれば、
その手の連中を見下すことに気持ちよさを感じる人たちもいたりで、どっちであれ人間は自分の信じたい情報か信じず、
それを他人があれこれ言って是正するのは不可能ですね。
“自分らしく”も古くからはメディアの影響、そして現在のネット社会では結局は実体験が元になっていなく、
情報によるバイアスがかかっていて誰かの主張に乗せられているに過ぎないのですよね。

そして思うままに根本的に人の話に耳を貸さない連中が多すぎるから争いが起きる。
せいぜい今の世の中で出来ることは相反する両方の論説に目を通して、
叩くことが目的にすりかわった義憤もどきに陥らず、
こういう話があるけど、私はこう思う!といった冷静に判断できる客観性を身につけることですね。

もっとも批判することがメインになっている人たちにとっては、
自分に都合の悪い情報は全部嘘であるのが前提ですので、どうしようもないのですが。

思うことと実行することには大きな隔たりがありますし、
何よりナデシコ世界では、おちゃらけて自分勝手ながらも何とかしちゃう実力と運の良さが主要人物にありますので、
なんとかなっちゃうのですが、補正のない現実世界でナデシコの真似をしちゃうと危ないですね。

なのでアニメはアニメ!現実は現実!であって、感化されるような内容でもないかな?とは思いました。
フィクションに感化されて甘い夢を見てれば必ず叶う!という考え方に冷水を浴びせる展開があったという一点で、
評価できるポイントがありますけどね。

物語のなかで敢えてクリエイターの思う正解を提示せずに、
材料は与えたからあとは自分で考えろ!というスタイルのアニメであるのかもしれないと思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2018/05/28
閲覧 : 657
サンキュー:

69

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シナリオには余り期待せず、ヒロインズのキャラ・アニメとして楽むのが正解かも?

「ナデシコ」と聞けば「大和撫子(やまとなでしこ)」という言葉がすぐに思い浮かびますが、ここで同じく、「戦艦」と聞くと「ヤマト」という言葉がすぐに思い浮かぶので、この『機動戦艦ナデシコ』というタイトルは、有名アニメ『宇宙戦艦ヤマト』のオマージュもしくはパロディとして付けられたものなのかも知れませんね?(ちょっと気になる・・・)

本作は、あの『新世紀エヴァンゲリオン』より少し遅れて制作・放送され、その後、続編となる劇場版も公開された90年代後半の人気作の一角ですが、終盤のシナリオが意味不明すぎて・・・色々と細かい設定があるので、資料集を読み込んで考えながら何度も見ていくと面白くなるのかも知れませんが、そこまでする気が余り起こらない作品でした(※そこが設定をどんどん調べたくなる『エヴァ』との差か)。

一般的にはホシノ・ルリ(愛称ルリルリ)が本作のヒロインズの中で一番人気ですが、個人的には「アキトは私のことが好き、好き、好き、大好き!」と満面の笑顔で口ずさむ艦長ミスマル・ユリカ嬢(20歳)が、かなり好印象でした。
主人公(テンカワ・アキト)もトラウマ持ちではあるものの『エヴァ』の碇シンジ君よりは前向きな性格で悪くない印象。
・・・ということで、シナリオには余り期待せずに、主人公とヒロインたちのキャラ・アニメとして楽しむのが正解の作品と思いました。

あと、OP「YOU GET TO BURNING」はやはり名曲だと思いました。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
コメディ調だけど展開が早くて掴みはOK
・第8話視聴終了時点
ボソンジャンプによって空間&時間が歪む現象がナデシコ・クルーにはっきりと自覚される回
・第9話視聴終了時点
強引な三角関係の進展はイマイチだけど、メイン・ヒロイン(ユリカ)のキャラが割と好感が持てて楽しめる感じで◎
・第14話視聴終了時点
1クール目の総集編と見せかけて、制作側の工夫が楽しめる注目回
・第16話視聴終了時点
木星蜥蜴の真実がようやく明かされる。
・第17話以降
シナリオが散漫で余りはっきりしない終わり方となってしまって残念。
但し、主人公とメイン・ヒロインの恋だけはそれなりの決着がついた点は◎
{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
監督           佐藤竜雄
助監督         桜井弘明(13話 - )
ストーリーエディター 會川昇
脚本           會川昇、荒川稔久、首藤剛志、あかほりさとる、川崎ヒロユキ、堺三保、佐藤竜雄
キャラクターデザイン 麻宮騎亜(原案)、後藤圭二
SF設定         堺三保
音楽           服部隆之
アニメーション制作  XEBEC{/netabare}


◆作品別評価

TVシリーズ  ☆ 3.5
劇場版    ☆ 3.9
---------------------------------
総合     ☆ 3.6


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== 機動戦艦ナデシコ (1996年10月-1997年3月) ===========
{netabare}
第1話 『男らしく』でいこう! ★ 西暦2195年火星壊滅(木星蜥蜴来襲)、1年後(ネルガル重工のクルー選抜、機動戦艦ナデシコ発進)
第2話 『緑の地球』は任せとけ ★ 連合軍のナデシコ拿捕作戦、火星への出発
第3話 早すぎる『さよなら』! ★ 地球防衛圏突破作戦、ジュンの挑戦、ダイゴウジ・ガイまさかの・・・
第4話 水色宇宙に『ときめき』 ★ 隕石コロニーからのパイロット3人娘、通信士メグミ&アキト進展
第5話 ルリちゃん『航海日誌』 ☆ 艦内放送「なぜなにナデシコ」、艦長の任務と心構え、火星空域突入
第6話 『運命の選択』みたいな ★ 火星基地到着、アキトの故郷、イネスとの出遭い、艦長の辛い決断
第7話 いつかお前が『歌う詩』 ★ 火星北極冠へ、護衛艦クロッカス自爆・フクベ提督自決?、ネルガル本社の思惑
第8話 温めの『冷たい方程式』 ★ 月周辺宙域へ、ナデシコ2番艦コスモス、新クルー(ナガレ、エリナ、ムネタケ新提督)、3人(明人・ユリカ・メグミ)の遭難の危機
第9話 奇跡の作戦『キスか?』 ★ 某国親善大使救出任務、3人のヴァーチャル・デート
第10話 『女らしく』がアブナイ ☆ 南の島の休日(迷惑な令嬢アクア・クリムゾン) ※リューコも加わって明人ハーレム化で笑
第11話 気がつけば『お約束』? ☆ クルスク木星蜥蜴拠点攻撃任務
第12話 あの『忘れえぬ日々』 ☆ ナデシコ中枢コンピューター「オモイカネ」の不具合&記憶修正 ※初のルリ注目回
第13話 『真実』は一つじゃない ★ X'mas、ヨコスカベイ入港、アキト退鑑命令、生体ボソンジャンプ実験、ゲキガンガー出現?、アキト時空転移(2週間前の月へ) ※脚本の分かりづらさは×
第14話 『熱血アニメ』でいこう ★ ※前半は総集編だが、途中から劇中劇(スーパーロボットアニメ「ゲキガンガー」)の世界とクロスオーバーする面白回
第15話 遠い星からきた『彼氏』 ★ 艦内侵入者(白鳥九十九)、月のアキト、木星連合の戦士、白鳥・メグミ・ミナト脱走、ナデシコ月へ
第16話 『僕達の戦争』が始まる ★ 100年前の秘密(木星蜥蜴の真実)、ナデシコYユニット搭載、アキトvs.白鳥
第17話 それは『遅すぎた再会』 ☆ ウリバタケの新機開発、ムネタケ提督暴走・自爆(第3話のエピソード回収) ※作画乱れの酷さは×
第18話 水の音は『私』の音 ☆ 天才オペレーター(ホシノ・ルリ)の過去、ルリの居場所
第19話 明日の『艦長』は君だ! ☆ 艦内アイドルコンテスト、エースパイロット(スバル・リョーコ)の夢(自分の一番星を見つけること)
第20話 深く静かに『戦闘』せよ ☆ 生体ボゾン・ジャンプ実験進展、和平か継戦か
第21話 いつか走った『草原』 × ポゾン砲実験成功、クルーの記憶混交 ※脚本が破綻している
第22話 『来訪者』を守り抜け? ★ 木連からの来訪者(白鳥ユキナ)の処遇、ネルガル会長の正体、天河夫妻死亡事件の真相 ※脚本の分かりづらさは×
第23話 『故郷』と呼べる場所 ☆ ナデシコ・クルー解散、ナデシコ奪還
第24話 どこにでもある『正義』 ★ 白鳥九十九来訪、明人&ユリカ進展、和平交渉決裂、白鳥九十九死亡
第25話 『私らしく』自分らしく × 機動戦艦カキツバタ&ナデシコ共同作戦の齟齬、火星遺跡を巡る戦い、ボゾンジャンプの説明
第26話 『いつか逢う貴女のために』 × イネスの過去(アイちゃんとの再会)、明人&ユリカの結末 ※脚本が残念、ED「いつか…信じて」{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)14、☆(並回)9、×(疑問回)3 ※個人評価 ☆ 3.5

OP 「YOU GET TO BURNING」
ED 「私らしく」

※西暦2201年(TVシリーズ完結から3年後)の物語


======== 機動戦艦ナデシコ-The prince of darkness- (1998年8月) ======

全1話 ☆ 3.9 {netabare}火星の叛乱、ナデシコ新クルー結集、ユリカ救出{/netabare} ※1時間20分

投稿 : 2018/04/25
閲覧 : 699
サンキュー:

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機動戦艦ナデシコのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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機動戦艦ナデシコのストーリー・あらすじ

22世紀末。突如として木星方面より現れた謎の兵器群木星蜥蜴(もくせいとかげ)は、圧倒的な戦闘力で火星、月の裏側を次々に制圧。今や、地球各地にもチューリップと呼ばれる母艦を多数降下させるに至っていた。2196年。そんな中、木星蜥蜴の支配下に置かれた火星に残された人々を救うべく、民間企業ネルガル重工は「スキャパレリプロジェクト」を計画し、その要となる実験戦艦 ND-001 ナデシコの艤装を終了させていた。クルーには「能力が一流なら性格は問わない」と言う方針の下、一癖も二癖もある人物ばかりが揃えられた。ナデシコ発進の日、火星生まれの青年テンカワ・アキトは、偶然再会した幼なじみミスマル・ユリカを追って出港直前のナデシコに乗り込む。アキトはコックとしてナデシコのクルーに採用されるが、IFS処理をしていたため、人型機動兵器「エステバリス」のパイロットとしても戦っていくことになる。(TVアニメ動画『機動戦艦ナデシコ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1996年秋アニメ
制作会社
ジーベック
公式サイト
www.starchild.co.jp/special/nadeshiko/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%8A%E3%83%87%...
主題歌
≪OP≫松澤由実『YOU GET TO BURNING』≪ED≫桑島法子『私らしく』、松村香澄『いつか…信じて』

声優・キャラクター

うえだゆうじ、桑島法子、伊藤健太郎、高野直子、岡本麻弥、南央美、飛田展男、関智一、小杉十郎太、小野健一、真殿光昭、一城みゆ希、田中信夫

スタッフ

キャラクター原案:麻宮騎亜、 監督:佐藤竜雄、ストーリーエディター:會川昇、SF設定:堺三保、音楽:服部隆之、メインメカニックデザイン:明貴美加、キャラクターデザイン:後藤圭二、メカニックデザイン:企画デザイン工房/戦船/高倉武士、メカニックデザイン:沙倉拓実/中原れい/森木靖泰、ベースプランニング:山口宏/ナデシコ制作委員会

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