テングタケ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
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ダロス[DALLOS]の感想・評価はどうでしたか?
テングタケ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
nyaro さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
初のOVA作品みたいです。OVAって美少女・アダルトが始祖かと思っていたのでビックリです。1983年の作品ということでエンタメとしてはともかく「深さ」という点で侮っていました。脚本・キャラ設定・世界観の出来の良さにこれまたビックリしました。
話はテレビシリーズ企画の冒頭を切り取っただけのようで尻切れトンボではあります。が、そこまでで一つの区切りになっていますし、むしろ2時間で終わり、よくできた設定・世界観・キャラ造形を提示できているので見やすかったです。
ガンダム的な地球と宇宙(月)の対立です。SF好きなら「月は無慈悲な夜の女王」を思い出すかもしれません。イデオン的古代文明。「2001年宇宙への旅」以来の先史文明ものです。先史文明の雰囲気はちょっと「ナデシコ」っぽい感じでした。マクロス的メカ、ヤマト的なキャラデザ等、シャア?と見まごうイケメン敵役。当時のSFアニメ技術の集大成のような作品でした。
月と地球の搾取と支配による分断の他、月世界を作り上げた老人たちの気持ちとその後のネイティブとして生まれた不満を持つ世代の格差の問題が綺麗に提示できています。
弱気というか平和主義の主人公と敵役の金髪美少女の出会い、そこに幼馴染が絡まった脚本は上手でしたね。特に嫉妬とイデオロギーが区別できない幼馴染ヒロインが上手く機能していました。
4話にしては若干密度が低かった印象はあります。無駄に多いバトルシーンが不要な気がします。80年代前半ですからまあ仕方ないのかもしれませんけど、演出構成が昔のアニメだなあ、という印象です。
メカデザインは雰囲気はいいですが、主役級のロボットが登場しないので物足りません。
押井守監督が参加しているらしいので、もっと観念的な話になるかとも思いましたが、分断・レジスタンスもののSF作品としては悪くないどころか良くできて面白いストーリーでした。
アニメの技術はOVAということで丁寧だし色も奇麗です。キャラデザは敵とその彼女は良かったです。むしろ主人公と幼馴染はいかんせん地味でした。
しかし、この設定と脚本。もったいないですね。コンテンツに苦労しているなら、この作品の後ろを含めてリメイクすればいいのに。「水星の魔女」ほどアップデートはされていませんが、少しいじればユニコーン、ハサウェイよりは分断を描けるポテンシャルを感じます。
最後の主人公が銃を練習するカット。オープンエンディング的な示唆で悪くないですね。敵の彼女と再会して中立的な存在として戦争を止めさせる方にいけば「ガンダムシード」ですね。
ダロスが宗教的な心の支えとしてどう機能するのかが見られなかったのは残念です。
尻切れトンボということでストーリーにはあまり極端な高評価はつけません。キャラは良かった。4人の関係とじいさん、主人公の両親などそれぞれの立ち位置や性格が上手くストーリーと絡まっていました。
音楽はダサイの一言です。評価トータルは3.7ですが、それよりも満足度は高いです。なお、エロは無いです。
てとてと さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
rocknlol さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
「俺たちの戦いはこれからだ!」の元祖として知られるべき作品じゃないでしょうか。実際そのせりふも出ます。
打ち切り作品の常として急/超展開がありまして、その場合良くも悪くも最終回の物語の濃さが異常に高まりますが、この作品においてはその限りでもない。
4話で終わりますが、それは24話の中の4話が終わったようにしか思えない締め方になっています。まさに俺たちの戦いはこれからで、物語は序章が終わっただけ。さすがに最初のOVAを名乗った作品だけのことはある。
実際、もともとOVAの形じゃなくTV版で企画されていた作品で、当然4話以後も製作計画だけはあったのですが、諸々の事情によりプロジェクトは空中分解。それで完成した4話分だけでも販売しようーというのがこの作品の経緯だそうです。しかし、それはそっちの事情で、視聴者がそんなことまで配慮する必要はない。TV版の一部としてみれば当然ひどい作品ですが、独立したOVAとしてもあんまりいい出来とは思えない。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
地球と月を舞台にした本格派SFアニメ。
日本で初めてのOVAで、正にその期待に応えるほどのポテンシャルを秘めていた作品だけに、未完で終わってしまったのは残念です。
あらすじ(wikipediaそのままです)
{netabare}
21世紀末。地球連邦政府は、人口増加や資源枯渇などの諸問題を解決するために月面開拓計画を開始した。
多大な犠牲を払いながらも計画は成功し、月の裏側に都市「モノポリス」が建設された。潤沢な鉱物資源は地球を甦らせ、人類に永続的繁栄を約束した。
だがその一方、月面開拓民(ルナリアン)は死ぬまで外すことが出来ない頭の認識リングによって常に行動を監視された上、死者は肉体を化学処分され、墓標を立てて弔うことすら許されないなど、統轄局「スカラー」の厳しい管理政策に苦しんでいた。
ルナリアンが心の拠り所としたのは、モノポリス近郊に聳える巨大な機械構造物「ダロス」であった。
人の顔のようにも見えるそれは、いつ、誰が建造し、何を目的に活動し続けるのかなど、全てが謎に包まれている。あたかも虚空を凛と見据えるかの如き威容に、未来永劫、地球の姿を見る事が出来ない人々は大いに畏敬の念を覚えた。
特に、計画初期から苦難を重ね、大事故発生時には避難壕として使用したこともある開拓民第一世代の老人たちにとっては、神に等しい存在であった。
月で生まれた若い世代が台頭するにつれて反連邦政府の機運が高まる中、ルナリアン第三世代の少年シュン・ノノムラと幼馴染みのレイチェルは、自らの意志と無関係に、偶然知り合ったゲリラのリーダーであるドグ・マッコイが主導する独立運動へと巻き込まれて行く。
{/netabare}
かなり気合の入ったお話だけに把握するのがちょっと面倒で、しかし台詞や状況描写だけでなくアニメーションで表現してくれるので、見ていれば伝わってくるメッセージがあります。(一応あらすじの内の一部は毎話冒頭のナレーションで説明があるので助けにはなります)
支配する側と支配される側での対立に巻き込まれるシュン少年の心境の変化、見つめる世界の先は何があるのか・・・。
残酷な現実で生き続けるのに必要なのは、何かへの信仰心か大事な家族や仲間への愛情かはたまた現実を憎しみ続ける憎悪か・・・。
シュンは反政府軍に身を置きながら、地球の人間と月の人間、両方の意見を聞き入れてどうすれば月に明るい未来があるのか考え、戦い続けます。
徹底して硬派な世界で男達の泥臭く激しい戦いが繰り広げられ、出てくるロボットも作業用の地味な装甲で決して見栄えの良いものではありませんでした。
果てしなく暗く辛いストーリーなのに魅かれてしまうのは何故か。
それは多分この作品の中枢にある「ダロス」のおかげなのだと思います。
戦争によって人間同士が殺し合う様をただ見せつけられては目を背けたくなります。
特に開拓民、被支配者層に重きを置いて描かれている戦争であるため、なおさらの生々しさ・残酷さ。
しかし神秘的な雰囲気を放ち、人間の争いなど些細な物事とあざ笑うように堂々と君臨するダロスを見ていると、人間を超えた叡智の象徴に圧倒されます。
ヒロインの声優が鵜飼るみ子さんで、主人公のライバルが池田秀一さん。その上キャラの相関図までガンダムっぽいと突っ込まれそうな感じです。
ダロスも一つ一つの台詞に重みがあって、登場人物のやり取りに緊張感があると思います。
作画もやっぱり凄いんですけど、音楽が素晴らしいと思います。物語同様に重厚さがありスケールの大きさを感じさせます。
監督が『ガッチャマン』の鳥海永行さんと『パトレイバー』の押井守さん二人の共同で、相性は悪かったそうですけど強烈な個性を放つ作品です。
この作品に明確な答えは無いと思います。最後、シュンが今の決意を示す所で物語が終わってしまいます。
見ている中で色々感じさせてくれるものはありますが、未完ではなんとも評価できかねます。
ただ、時代性もあり非常にエネルギッシュな作り手の意欲を感じ、そこに魅かれました。
きききき さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
収縮された太陽の牙ダグラムみたいな作品
駆け足気味だったけど特に悪いとこはなかった
nana さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
おふとん さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
て さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観たい
タクボン さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観たい
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21世紀末。地球連邦政府は、人口増加、資源枯渇などの諸問題を解決するために月面開拓計画を開始した。多大な犠牲を払いながらも計画は成功、月の裏側に都市「モノポリス」が建設された。潤沢な鉱物資源は地球を甦らせ、人類に永続的繁栄を約束した。だがその一方、月面開拓民(ルナリアン)は死ぬまで外すことが出来ない頭の認識リングによって常に行動を監視された上、死者は肉体を化学処分、墓標を立てて弔うことすら許されないなど、統轄局「スカラー」の厳しい管理政策に苦しんでいた。ルナリアンが心の拠り所としたのは、モノポリス近郊に聳える巨大な機械構造物「ダロス」であった。人の顔のようにも見えるそれは、いつ、誰が建造し、何を目的に活動し続けるのかなど、全てが謎に包まれている。あたかも虚空を凛と見据えるかの如き威容に、未来永劫、地球の姿を見る事が出来ない人々は大いに畏敬の念を覚え、特に、計画初期から苦難を重ね、大事故発生時には避難壕として使用したこともある開拓民第一世代の老人たちにとっては、神に等しい存在であった。月で生まれた若い世代が台頭するにつれて反連邦政府の機運が高まる中、ルナリアン第三世代の少年シュン・ノノムラと、幼なじみのレイチェルは、自らの意志と無関係に、偶然知り合ったゲリラのリーダーであるドグ・マッコイが主導する独立運動へと巻き込まれて行く。(OVA『ダロス[DALLOS]』のwikipedia・公式サイト等参照)
佐々木秀樹、池田秀一、鵜飼るみ子、榊原良子、玄田哲章、鈴木瑞穂、中田浩二
原作:鳥海永行
監督:押井守、脚本:鳥海永行/押井守、製作:布川ゆうじ、キャラクターデザイン・作画監督:岡田敏靖、美術監督:中村光毅、メカニックデザイン:佐藤正治、音響監督:斯波重治、音楽:新田一郎/難波弘之
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2011年5月7日
ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。誰かの心がそのまま音になったような唄を、忘れられずにいた少女アスナに訪れたひとつの出会い。お気に入りの高台に向かう途中、異様なケモノに襲われたアスナはシュンという少年に助けられる。アガルタという遠い場所から、どうしても会...
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放送時期:1984年3月11日
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放送時期:1984年2月11日
擬人化した猫の生活や心情を綴る、少女漫画家・大島弓子の同名コミックを劇場アニメ化。幻想的な色合いや色トレスの多用で、原作の持つ淡い絵柄の表現に挑戦した。大島弓子自身もシナリオに参加している。予備校生・須和野時夫が拾った幼いメスの“チビ猫”。人間の生活を自分なりの視点で追いかけな...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1984年3月17日
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放送時期:1984年冬アニメ
大好評を獲得した「ルパン三世(新)」から4年ぶりに作られた第3シリーズ。第1作の持つハードボイルドな面も意識的に描かれるようになった。なお作画スタッフの青木悠三ら、多くの陣容は本作の放映当時に公開の劇場版第3作『バビロンの黄金伝説』にも参加している。盗みのプロフェッショナル・ルパ...
ジャンル:OVA
放送時期:1983年12月21日
21世紀末。地球連邦政府は、人口増加、資源枯渇などの諸問題を解決するために月面開拓計画を開始した。多大な犠牲を払いながらも計画は成功、月の裏側に都市「モノポリス」が建設された。潤沢な鉱物資源は地球を甦らせ、人類に永続的繁栄を約束した。だがその一方、月面開拓民(ルナリアン)は死ぬ...