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「放浪息子(TVアニメ動画)」

総合得点
70.3
感想・評価
660
棚に入れた
3573
ランキング
1622
★★★★☆ 3.7 (660)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.7

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放浪息子の感想・評価はどうでしたか?

Near64 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんか主人公に同情してしまう....

最初はあらすじを見て、『女装』と書いていたので ”なんか面白そうw”と思い一話を見てみた。。。。 
個人的に女装の趣味はないし女になりたいと思ったことがなかったので、主人公の心境を理解することは無理だろうと思った、始めは。。。

でも、どんどん話が進むにつれ、主人公の心境や葛藤、色々理解できるようになった。
事実、世の中には主人公のように性の障害を抱えている人たちがたくさんいて社会問題になっている。
この作品を見終わって性同一障害の方たちの理解者になって助けたいと思いました!

とてもいい作品でしたので是非!

投稿 : 2016/02/08
閲覧 : 288
サンキュー:

2

君野ユカリ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

繊細な思春期期群像劇

この作品のテーマ(主人公たちの葛藤)は人によって理解しにくいものかも知れないけど、私は丁寧に描かれていて好感が持てた。

演出面でも工夫が凝らされていて、そういう挑戦面も私は気に入っている。

投稿 : 2015/12/05
閲覧 : 248
サンキュー:

1

とらねこ!! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

すみません

無理でした。

投稿 : 2015/10/03
閲覧 : 273
サンキュー:

2

xxitsuki さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

繊細な物語

女装趣味の中学生の心情を繊細に描かれて、
作画もそれに合わせて、安心して物語に集中できた。

最近こういうアニメが減ってきて、キャラだったり萌えを中心に据えているアニメが多くて、そういうのも良いんだけど・・・
1クールに1つはこういうアニメが欲しいな。

投稿 : 2015/09/24
閲覧 : 326
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

超難解なお話

全く理解できないお話、似た作品が無いエポックな世界。
静かに進む作風が好みってことで完走できました。
アニメとしてのデキは良かったと思います。

投稿 : 2015/09/17
閲覧 : 195

コロコロすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キャラが個性的でみんなかわいい!!

1日で見終わっちゃいました!
確かにな〜と思うところもあったし、周りなんて気にしない‼︎という強い意志も信念を貫く上で大切なんだなと思った。
一番大事なことは、1人1人の個性を受け止めてあげること!

投稿 : 2015/08/27
閲覧 : 512
サンキュー:

1

Komugi さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一般受けは難しいかも

私のなかで一番好きなアニメです。けど内容が難しくはないのですけど、ジェンダーがキーとなっているので一般的に受け入れ難いもではないかと思います。

物語: 私は志村貴子さんの作品が好きなので…。

作画: 水彩画風で非常に淡い雰囲気を醸し出してます。この様な作画はあまり他に見られないかも。ジェンダーという難しい物を扱い、なお且ついじめ等も入ってるのに重く感じないのはこの作画のおかげだと思います。

声優: 正直主人公の声優は演技がうまいとは言えるものではないですけど、役にあってると思います。他の声優はあまり演技力が高くない人もいれば、水樹奈々さんのように非常に上手い方もいます。ですがチグハグな感じやバラけた感じもなく全体として綺麗にまとまってます。

音楽: OP、ED、及びOSTは素晴らしいです。作風にぴったりなものだと思います。

キャラ: これといって魅力的なキャラはいませんが、作風から外れたキャラもいなくまとまってます。

感想を書くのは苦手なのであまり書けませんが、私が二度目を見たアニメはこの作品が初めてです。おそらくまた見ると思います。

投稿 : 2015/04/28
閲覧 : 282
サンキュー:

3

じぇりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見守るように丁寧に観ていきたい作品

主人公が「女の子になりたい男の子」と「男の子になりたい女の子」…という、一見センセーショナルな設定ではあるが、決してドラマチックではない。
あくまで淡白かつスローに、思春期を迎えた少年少女たちの悩みと葛藤を描いている作品だと思えた。

中学生になり、身体に徐々に表れてくる変化、恋愛、友人関係…主人公とその周りの少年少女たちが皆それぞれに悩みを抱えて学校生活を送る様子が描かれているのだが、だからといって決して彼らが特別ということはなく、誰しもこの年の頃には個々に経験したであろう青春のほろ苦さや失敗みたいなものを見ているような気がした。

そして、少年少女たちが自分と周囲の変化に時に戸惑い・傷つきながらも、徐々にそれを受け入れて「今の自分」や「友人たち」をそれで良しとしていく過程が非常に丁寧に描かれている。

音楽はOP/ED共に非常に良かった。メロディー・歌詞どちらもが、本作の伝えたいメッセージをよく表現していたと思う。

声優に関しても、主人公・二鳥修一と、その友人の有賀誠という本作の中心的存在の男子役を、女性声優ではなくどちらもまだ声変わり前の男の子が演じていたことで、リアル感が出て良かった。

また、淡い色調の作画も原作者のカラー絵のタッチを生かしたとのことだが、淡くほろ苦い青春の日々を描くには抜群の効果を発揮していたと思う。

冒頭に書いた通り、決してドラマチックではなく、どちらかと言えば淡々と物語は進行する。ジェンダー問題という表面上の設定の重たさよりも、彼らの感情の機微をどこか上品に、かつ深く描いているため、これを物足りないと感じる人もいるかもしれないが、私はこれこそがいいのだと思う。
自分の青春時代を振り返りながら、不器用でも前を向こうともがく子供たちを見守っていきたい…そう思わせてくれる良い作品だった。

投稿 : 2015/04/13
閲覧 : 502
サンキュー:

9

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い

衝撃なΣ(-`Д´-;)内容だね

投稿 : 2015/04/03
閲覧 : 208

ポテチリング さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

!?

今までに見た事がない内容の作品
そしてたぶんこれからも同じような内容のアニメが出てくる事自体そうないんじゃないかなと思います。
そういう意味で少し評価は甘めに。

決して万人受けする作品ではなく展開も視聴者に易しくない、1話の続き2話を見て、んんっ!?どういう事!?(笑)となる点が多かったように思います。

ですが絵の雰囲気は素敵ですし、!?な展開も妄想想像を膨らませる事が出来てよかったのかな、と。結局私は最後まで一気に見てしまいました。

1話を見て少しでも続きが気になったのであれば、うん、最後まで見る事をオススメします。ただ一話でもうムリポとなる方も多そうな作品だなぁ~と思いましたw 特に男性は。

投稿 : 2015/03/15
閲覧 : 269
サンキュー:

1

渡辺探偵事務所の所長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

メッセージ性強い

ホモセクシャルなどについて考えさせられる
そういう性描写はないんだけど、いわゆる性同一性障害染みたことが作中にはあるし、そういうのを受け入れるキャラが多かったりする。

周囲にこういう人がいないので、知識だったり視野が広がった。
実際にオープンな人がいたら正直反応が今でも分からない。

とにかく、さおりんと佐々ちゃんがかわいいよ。
結構登場人物は頑固だね

萌えや、バトル好きな人には敬遠されるアニメだと思うけど・・・
どういう人にお勧めなのかは分からないなぁ。
敢えて言うなら小学生、中学生の感覚を取り戻したいノスタルジー好きな人なのかなぁ・・・それほど不確かな視聴者を対象としたアニメなのかなぁ

投稿 : 2015/03/04
閲覧 : 427
サンキュー:

7

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

多くの人に薦められるアニメではない・・・。

女の子になりたい男の子・二鳥修一と、男の子になりたい女の子・高槻よしの

という奇抜なテーマの作品。
この2人の心の葛藤は見てて引きこまれるものがあり
感情移入しかけていたのだが作中のキャラクターである二宮文弥という存在が
作品を追いかけていくにつれてストレスにしか感じなくなってきて
見終わったときにはこのキャラクターがいる必要性は無いなと感じました。
(千葉さんと付き合う展開も強引で冷めました)

あと原作を読んでいない人はいきなりアニメから見ると
誰が誰なのか混乱すると思います。(作中でそれぞれのキャラクターの詳しい説明がなくどんどん進みます)
事前に公式サイトなどでキャラクターの相関図と名前を確認して見る事を
オススメします。

投稿 : 2014/12/03
閲覧 : 289

saccho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

主人公の男の子のその時々の心情とかが細やかに描かれている。友達や家族との関係で悩んだりもしたけど,最後はありのままの自分でいいんだって思い至るところにグッときた。女装趣味の男の子の話だけど,偏見を捨てて見てもらいたい。いい話だから。それと絵がきれいです。風景が水彩画のようで淡い感じがこの話にすごくあっていると思う。

投稿 : 2014/11/29
閲覧 : 266
サンキュー:

4

ソラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Wandering son’s progress

心と体の不一致なんて日常的によくあることだ。
例えば心はやる気で溢れているのに、体は疲労困憊で動けない、だとか
目や頭は体力が回復しているのに、下半身が充分回復できておらず釣り合わない、だとか
そういう類の話でしょう。
性別でも同じようなことが言えるのに何故か性と体の不一致は上記と比べると一般化されていない。
思い返してみると、「男の子なんだから女の子泣かしちゃダメでしょ」「女の子はか弱いんだから…」「男なんだから泣くな!」
みたいな男女差別教育を幼い頃から当たり前のように受けてきたからこそ、そういう性別摩擦が生じるのだと。
そういう行いも区別はいいけど差別はダメ的な風に割り切っていくという解が頭の中をグルグルしてしまう。

子は親を選べない、生まれながら自分の顔のつくりを選べないのと同じで、
性別というものは命題として常に自分の心の中で回っている。
実際そういうテーマを扱うっていう時点で哲学的な要素を含んでいるのだ。しかし本作は堅苦しい描きかたはしない。
放浪息子の原作者・志村さんは傷心百合カップルだろうがBLの双子だろうが近親相姦だろうがトランスジェンダーだろうがデブ専のデブでホモ、だろうが、
そのどれもを、ある時は一つの趣味として、またある時は一つの嗜好として、
またある時は一つのなんの変哲もない日常として、またある時には一つの煩わしさとして、表現し続ける。
性別という概念に対するキャパシティが広く、時には性別を感じなくさせ、時には性別で束縛する。
決して肯定し続けない。無意識に社会性というテーマとリンクさせてしまう。
そうやって、なんの変哲もない日常として非日常を描くことによって、印象的に見せてしまうのは紛れもない彼女の技術なのだと思う。
上記の性癖はどれもが自分の性癖とは一致しないのに、不思議と彼女の作品に触れ続けたいと思ってしまう。


加えて作中では終始、谷川俊太郎イズム、いわゆる『この気持ちはなんだろう』と何回も問う様子が伺える、
自分が中学生の頃、教科書で『春に』を読み、この合唱曲を聴き、不思議と心が安らいだ。
表現するのが困難な心の内を叫び出し、叫んだことで何も変わらない裏の部分を持ち、それでも必死に何かを伝えようとする、

これは一見もどかしさばかりが募るように見える。対話でも片方が一方的に疑問ばかりを投げかけるとあまり良い印象として捉えられない。
そこがこの作品の短所でもある。疑問投げっぱなしで答えが返ってこない。決して全てが全て救われない。ただもどかしい。
でも、答えが出ない問題のほうは多い。それが何を問題としているのか分からないことも多い。目に見えないエネルギー流れている。
生きてれば疑問ばかりが募って煩わしい気分になる、しかし、それでも日々は進んでいく。
救われることだけが全てじゃない。

しかし、その中でも懸命に自分の在り方を模索する純粋で繊細だったり、時に飽きっぽく淡白だったり、
自分で、自分を不器用な存在だと決め付けて、現状の自分を変えなければいけないのかと悩む。
しかし欲望も入り混じった人格なのだから抗えない。それは『欲望』と『不器用さ』が入り混じった感情。実に生活観があり人間臭い。

そして登場人物一人一人の思春期特有の感情表現により、性を意識したあの頃を思い出し、純粋に胸を打たれた。

承認欲求も題材の一つであって、自分の価値観が否定されたりして、考え込んだりしてしまう状況があるのだけど、
そこら辺の描写が丁寧であったからこそ、登場人物にベタに感情移入してしまった。
さりげない言葉一つ一つが人の心情を少なからず支配する。
物事を否定するという感情は固定概念かくる偏見、同族嫌悪、個性の抹殺の気持ちがそうさせているのかなと放浪息子に触れてて度々思う

多くの意味で異質な二次創作なのでしょう。


■あにこれ内の好きなレビュー

やっぱりいい作品にはいいレビューがあるなぁと思いつつ、あにこれ内のレビューは何気に何回もチェックしてたりします。
その中でも、みみかきさんのレビューが好きで何回か読み直してたりします。
秀逸な引用を提示をして、丁寧に登場人物の心理を汲みとり掘り下げるっていう点でこのレビューに勝るものはないとも思ってます。

http://www.anikore.jp/users/profile/10881/ 『「わからないもの」に、どうして、わたしたちは感じ入るのか』byみかみ(みみかき)

※引用

『二鳥くんはもっと、「わかりやすい」ものになることはできるだろう。
「わたし、オカマなの」って言われたほうが、世間的に対処しやすい。
「はっきりとしたもの」になるだろうけれど、そういう「はっきりしたもの」になってしまった存在っていうのは、実はもうすでにその時点で、別のものなのだ。』

『「何をしている人か」「何がしたい人か」ということがわかれば、社会的に処理しやすい存在にはなるだろう。
 仕事の上での効率性があがる。メンタルな安定性はあがる。仕事の上では確かに対処しやすくなることが多い。
コミュニケーションコストは低くなる。本人も、楽になることが多い。だから、そういう状況のことを人は「成長」と呼びたがる。』

『だけれども、実は「何者であるかを宣言してしまう」「わかりやすいものになる」ということは、それ以前の、繊細な悩みを捨ててしまうことでもある。』

『誰かが生きやすい仕方へとスライドできたとしても、それによって生きにくかった頃の悩みが世界から消えるわけではない。それはやっぱり残る。しかも、「わかりやすい」「成長した」生き方を選んだ人たちが、「生きにくい」「未熟な」人々に「君はもっと、はっきりしないさい」「きみは何がしたいのかわからない」という、無神経な言葉を投げかけたりする。これは、とても不毛で、残念なことだ。』

『本作の「わかりにくさ」を、別の切り口から、駄目だという人もいるだろう。
「問題が繊細なのはわかった。しかし、その繊細さを描く手法は、もっといい方法があったのではないか」と。
ハリウッド的な物語作法からすれば「誰がどういう欲望を抱いているのかはわかりやすく書きなさい」ということになっていて、
そっちのほうが物語を見るうえで、とても楽でわかりやすい。』

※引用終わり


さり気なく二項対立論を投げかけつつ、フィクションとして消費者が存在し、評価されることを前提として語っている、
『分かりやすい存在になる』、成長ものの作品だけが高く評価される世間に対して皮肉を投げかけつつ、作品を肯定している。オーソドックスな肯定だけども、説得力があって読み入ってしまう。
私も実際に、男性ホルモンを投与し、男性になった元女性の方に会ったことがあって、その話を聞いた時、性転換した理由やその上で、自分の身体と精神を傷つけてしまった後悔を勇気を振り絞って真剣に話している姿が
ニュースやTVで伝わる思いとは比べられないぐらいに胸に重く突き刺さった。『分かりやすいもの』になったことでの新たに加わる比重というものは必ずあるのだ。成長の種類の多さを知ることもまた成長なのだと私は思う。


加えて、ビスケット1号さんの青い花レビュー、これはイチ志村貴子ファンとして好きなレビューです。
表現の多彩さに嫉妬、、、詩人ですね。

『 きみがいて、よかった。』byビスケット1号  http://www.anikore.jp/review/685465/

※引用開始

『コマとコマの間を大胆に省略して時間や空間をすっとばしてキモチの流れを追っていく構成は、おそらく漫画でしか表現できないものです
確かに、実際に出来上がったこのアニメでは、背景は隙間なく描き込まれているし、とても多くののセリフやカット/シーンが付け足されていたり、
エピソードをなぞるシーンの流れ方そのものまでかなり変えられたりしています。』

※引用終わり

確かに志村作品をアニメ化するってのは幅広い意味で難易度の高い。エンタメに文学的な作品は相性がいいのかっていうのも要因の一つですが、
アニメと漫画では一枚一枚の絵に対する役割の重さが違う。ここら辺は動画と写真での表現の格差と似ている。
コマ割り、フキダシとキャラの位置による様々な印象効果、これは概ね、放浪息子見ていて自分が思ってたことと似ていたりします。


最後に、志村さん10年間連載お疲れ様です。そして、ありがとうございました。

投稿 : 2014/11/09
閲覧 : 559
サンキュー:

14

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

デリケートな問題

女の子になりたい男の子・二鳥修一(主人公)と、
男の子になりたい女の子・高槻よしのが、
自分の性別のこと、友人関係、身体の成長に悩み葛藤する描写を
淡い感じで描いている話。

中学入学から、中学2年の秋頃までを全11話で放送したけど、
小学生時代の描写もでたので、小学生編とかあるのかもね?
最終的に、二鳥くんが、どんな大人になる選択をしたのかは知りたいかも。

ちょい盛り感はあるけど、良作だと思う。

ただ、主人公の声を一番長い時間聞くことになるので、
そこの壁を越えることが第一関門かなー。
声優業が本職の人ではないみたいだし…
(結構、挫折しそうになった)

投稿 : 2014/10/27
閲覧 : 294
サンキュー:

1

ジョット さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良作

ありそうであまりない物語な感じ…
作画と物語が合っていい味だしてる作品です
見たい作品が無ければオススメしときます

投稿 : 2014/10/14
閲覧 : 255
サンキュー:

1

ちびすけ1号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個人的評価 【放浪息子】

LGBTを扱った作品でお気に入りの作品です

【物語】
一人一人の心情がや、中高生の悩みや心の変化、人間関係が細かく描かれていて楽しめました。
LGBTへの理解を深めるためにはもってこいの作品です

【キャラ】
女の子になりたい男の子の似鳥君と男の子になりたい女の子のよしのちゃん
二人の相性はばっちりで見てて心が和みます

【作画】
背景がきれいで全体的にほのぼのした感じでした
物語をあっていて、とても見やすかったです


LGBTとかの話は難しいんじゃない?と思っている人、そんなことありません
是非見ることをお勧めします

同じ志村貴子さん原作の「青い花」という作品もおすすめなんで見終わったらそちらの方もぜひ見てください。

投稿 : 2014/10/05
閲覧 : 185
サンキュー:

1

ネタバレ

ゆき。  さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

街中の街路樹で。

街中の街路樹、周りを見渡すと水彩画のような鮮やかな風景が広がっています。
その場所に、年若く見た目も幼い少年がいました。見た目は、童顔でふんわかとしていて可愛らしい。髪は、ミルクチョコレートのように茶色く、甘たっるい雰囲気も醸し出しています。名前は、二鳥修一。
その少年にはひとつの悩みがありました。思春期の男子が抱く普通の悩みとは違う独特の悩み。それでいて、どういう悩みか説明しようとすると、上手く説明が出来ない酷な悩み。まるで、生まれたての子羊が親を見つめて、何かを伝えようとするもどかしさを感じます。
彼は、女の子の衣服を身につけたかったのです。でも、それは、悩みの本質的な部分でしかなく、彼は女の子になりたいのか、それとも女の子の衣服をまといたいだけなのか、自分の気持ちに気づけないでいたのです。
その悩みは深刻で、お姉ちゃんの洋服を見るだけで、女装してみたいと云う気持ちは強まるばかり。ついには、その洋服を着ようと思って、手を伸ばします。
触ってみると、ふわふわしてて本のちょっと気持ちが良い。ぽかぽかとした感覚が体全体を覆って、自分の心が温まるようで...。
彼はゆっくりと可愛らしく、その衣服を身にまといました。鏡を持ってきて、自分の姿を見る、なんだかちょっと落ち着く。そういうエキセントリックな行動を何回も繰り返していました。
そんな彼ですが、男の子になりたい女の子、よしのちゃんに出会うことによって、自分が女の子になりたいのではないか、という疑問を抱き始めます。今までのモヤモヤが晴れるかのように、また自分の内面にあったものを吐き出すように、彼は胸のうちに秘められた願望を理解するのです。
でも、途中で、自分の気持ちが分からなくなります。「僕は、女の子になりたいんだよね、でも、本当にそうのかな。本当は、女の子の衣服を着て、弱い自分を隠して、満足したいだけなんじゃないだろうか」という天使と悪魔のような、彼の二つの思考が、頭の中をぐちゃぐちゃに掻き乱してしまいます。心の葛藤は激しく、劇の最中でも、その劇の脚本を書く過程でも、彼はうちに秘められた思いに振り回され続けるのでした。
そんな二鳥くんが心を悩ませる最中、よしのちゃんが、学校に男装をして登校してきました。二鳥くんは、よしのちゃんが男装をしている姿を見て、ついに自分の気持ちを抑えられなくなって、胸のうちに秘められた思いを爆発させます。その翌日、彼は女装をして学校に登校します。周りから見ると、分かっていた人もいるものの、ほとんどの人が知らなかったので、かなり衝撃的な出来事だったみたいです。その出来事の後、彼を避ける人も多く、気持ち悪いと罵る人も大勢いました。彼女とも、当然、別れを告げられます。
この出来事は、彼にとってショッキングな出来事だったでしょう。実際、その後、彼は不登校になり、土沼に吸い込まれるような、抜け出せそうにない精神的なダメージを受けます。友人に元気づけられて、再び登校は出来るようにはなりますが、心にしこりを残したままでした。
声変わりが訪れ、ショッキングな過去が蘇るかのように、彼の記憶が精神を襲います。そんな悩みと過去を彼は、胸のうちに秘めていました。
街中の街路樹、人は混んでなく、かといって少なくもなく、暖かな空気が周りを覆っている。吹き抜ける風は、ほのかに甘い匂いがして、ちょっと気持ちいい。
ボーッとしているうちに、なんだか昔のことを思い出してしまような、そんな雰囲気が辺り一帯に広がっていました。
二鳥くんは、その鮮やかでレトロな風景をぼんやりと眺めていました。まるで、その風景が彼に何かを訴えかけているかのような、道化師よりもタチの悪い写真家の演出方法。
さて、そんな風景から、彼はあることを感じ取っていました。その風景は、全体像は綺麗にレイアウトされたような精密さを醸し出していたのですが、もっと細かなパーツを見てみると、ちょっと歪で人の手が加えられていないところがったのです。それが、彼の心の扉を開けるキーになりました。
そう。世界は謎に包まれている部分は多いですが、身近にも分からないものはあります。本のちょっと、視野を広くすれば見えること。彼は、「女の子になりたい」という気持ちに拘りすぎて、もっと本質的な何かを見失っていたのです。
それは、詳細な言葉に出来るものではなくて、イメージとして何となく分かるもの。そして、それが「放浪息子」のテーマでもあるものです。「性同一性障害」ばかりに目を取られていて、見落としていたもの。というか、そもそも、二鳥くんは「性同一性障害」ではなかったんです。思春期の視野の狭の狭さに邪魔されてただけだったんです。本当は、女の子みたいにオシャレしたかっただけなんです。それは、「二鳥くんが男の子に恋心を抱かずに、よしのちゃんも、興味を持った女の子も、全員が女の子だった」ということが証明しています。彼は、女の子に憧れていただけなんです。
そして、二鳥くんが見た歪なものは、「実はどこにでもあるもの」だったんです。つまり、二鳥くんが見落としていた本当の気持ちというのは、誰だって一度は思い描くことだったんです。思い描いていたベクトルは違いますが、本質的な部分は同じだったんですよね。だって、オシャレをしたかっただけなんですから、そんなこと、思春期の青少年が思い描いても、おかしくないのですよね.....。









街の街路樹。夕日が昇る頃。可愛らしい女の子が微笑ましい顔しながら、ちょっと小走りで、夕日の近くまで走っていた。まるで、何かを解き放ったかのような...そんな顔で。

投稿 : 2014/08/29
閲覧 : 341
サンキュー:

7

ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

男ってなんだ?女ってなんだ?

あらすじはあにこれので良いかと、、、。
この作品中学校編ですが、小学校編があるみたいですね。
(アニメ化にはなってないけど)

女の子になりたい男の子、男の子になりたい女の子
こういう表現って良く考えると漠然としてますね。

思春期って心が不安定なうえに、体の変化を受け入れて行かなきゃ
ならない。もちろんそれに伴って外見での男女の認識もすること
になっちゃう。

こういう背景の中、主人公の修一は女の子に憧れます。あこがれ
って言ってもあくまで外見、つまり女装(色々なかわいい格好
をしたい訳です。)ですね。

作品中では性の対象が女の子であり、仕草振る舞いに女性を
感じませんでしたのでここではっきりはしてません。

方やよしのも同じく作中で男(あくまで外見)を意識し男の
制服で学校にきちゃったりします。この子の姓の対象も作中では
はっきりしてません。

ストーリーとしてはこの2人のそれぞれの葛藤していく姿を中心に
描かれますが、良き仲間(理解者)もいてそれぞれが悩みながらも
前向きに進んでいきます。

文化祭で催した「倒錯劇」はなかなか良かった!



まだ大人になる前の体ってはたから見れば男⇒女、女⇒男に
なっても違和感無い子はいるもんですよね。(自分のまわりにも
いました。なんかうらやましかったもんね。)

修一君みたいに、女装していてもかわいいっての、、、なんか
わかりますわ。

生理学的な男女は強制的に分類されてしまいますが、中身や趣向
を含めて考えるとタイトル通りで、、、、、、わっかんねぇー。

今でこそ色々な趣向に対し社会的に理解が進んでいますが
いずれにしても自分で壁を壊す事は相当覚悟のいる事だと思います。

ありのままでいいと言われてもねぇ、、、、、。


こんなことで深く考えさせられるとは思いませんでした。
なかなかの良作でした。

投稿 : 2014/08/18
閲覧 : 264
サンキュー:

19

ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

思春期を瑞々しく描いた傑作

思春期の少年少女の心理を鮮やかに描いた傑作。

原作の温かく柔らかな雰囲気を再現した淡いタッチ、
それによる情景や細かな描写、秀逸なカメラアングル、BGMも巧みに用いた心理描写と、
あおきえいと岡田磨里のタッグが互いの長所を存分に発揮した。

原作は主人公が小学生の時点から始まるのだが、
小学生編を丸々カットし中学生編からスタートさせる大胆な構成を取りながらも、
しっかりと一つの作品に仕上げた点は見事。

上級生、大人にベテラン、主人公世代に若手を起用するキャスティングも素晴らしい。

後述するネタバレ要素が繋がった最終回は、まさに大団円。
OP、EDも名曲。

TV放送版の10話はBlu-ray, DVD版の10, 11話の再構成版にあたるので、
TV放送で見ていた人も、ぜひBlu-ray, DVD版でもう一度見て欲しい。

{netabare}
物語は主人公である「女の子になりたい男の子」二鳥くん、
「男の子になりたい女の子」高槻さん、
そして2人の友人で、小学校時代に2人と秘密を共有していた千葉さんの3人を中心に展開される。

この3人、物語当初の中学校入学時点では 千葉→二鳥→高槻 という三角関係のような状態にある。
しかし物語を経てそれぞれが様々な人々との触れ合いを通し、その心情と関係が変わっていく。 

千葉さんは二鳥や友人たちとの演劇の脚本製作を通し、
他人に自分が望む感想を押しつけることの無意味さを知り、
自分が二鳥に抱いていた「幻想」に気付く。

高槻さんは千葉さんや安那ちゃんに女子としての自分を肯定され、
「女であることが嫌な自分」が揺らいでいく。

そして二鳥は「女の子になりたい自分」として踏み切った物語終盤の大胆な行動、
それに対する周囲の人間の反応、男としての自分を受け入れてくれる安那ちゃんの存在、
そして自身の身体的な成長を通し、「女の子になりたい男としての自分」を受け入れる。

これらの成長は原作ではもう少しじっくりと描写されるのだが、
アニメではオリジナルの描写を絡めつつ自然に描かれていて素晴らしい。

10話サブタイトルでもある「ぼくだけ笑われた」とふさぎこんでいた二鳥が、
自身の声変わりを「これでいいんだ」と受け入れ、
皆が見守るステージへと女の恰好で踏み出すラストは、これ以上にないほどの大団円だった。
{/netabare}

投稿 : 2014/08/18
閲覧 : 249
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4

じゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジェンダーの葛藤を抱える思春期少年少女の物語

誰もが男になりたい!女になりたい!と思ったことが一度はあるのではないでしょうか?

このアニメの主人公は、女になりたい中学生の男の子。また、彼の周りには同じように男になりたい女の子、大人になって女になった男の人など同じような境遇のキャラクターが出てきます。また、キャラクターが中学生ということもあり、思春期特有のアンバランスさも物語とキャラクターの関係に大きく影響を与えます。

性への葛藤をもつ主人公たちですが、物語全体の印象としてはすごくさっぱりしています。もちろん女になりたい男の子、主人公である修一くんへの周りからの誹謗中傷などもあります。しかし、キャラクターの作画が水彩画のような特別な雰囲気をもっており、そこまでどろどろした印象は受けません。

性(ジェンダー)を大きく前に出すアニメで、「気持ち悪い」と思う人もいるかもしれません。一般受けするような作品ではないと私は思います。好みは別れるかもしれません。

しかし、このような性への悩みや第二次性徴期の少年少女たちは多くの人が経験するものではないでしょうか?性同一性障害などの性の問題を抱える人の気持ちはこういうものなのかと、キャラクターを通して理解する機会にもなる素晴らしいアニメだと思います。

また、キャラクター一人一人が独自の生い立ちや性格、価値観をもっているので、非常に人間味あふれていて魅力があります。容姿端麗だけど情緒不安定な子、天真爛漫だけど周りの関係を取り持つ優しい子などこういう子ってクラスに一人はいるかもしれないと思えるキャラクターばかりです。

魅力あふれるキャラクターと性や思春期の悩みを爽やかに描くなんとも不思議な作品です。一見の価値ありと思える人とそうでない人と分かれると思いますが、まずは1話を見て決めてみはいかがでしょう?

投稿 : 2014/08/17
閲覧 : 174
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1

ビチ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

切ない

投稿 : 2014/06/22
閲覧 : 234
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0

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「ありのままの君でいていいんだよ」

制作はAIC classicで原作は漫画です。
ジャンルは学園・ヒューマンドラマです。
ノイタミナ作品になります。


女の子になりたい?男の子、二鳥修一。
男の子になりたい?女の子、高槻よしの。
中学生二人の体の変化についての悩み、生き方を通して「自分らしさ」を描く。


本作は「ジェンダー」が大いに関係している作品です。
私も見ているときにそこまで気持ちの良いものではありませんでしたので、好き嫌いは相当分かれそう。
悪趣味な作品だと思われても仕方ないかもね。
でもそれだけで避けるにはもったいない作品です。
心に引っ掛かりを作ってくれる。


小学校の時とかいましたよね?
女の子みたいな男の子、男の子みたいな女の子。
女性は成長する時期が男子より早いからこういうことも起こる。

中学生になるとどうなるか?
第二次性徴期がだいたい小学校高学年ですから、まあ「らしく」はなってきます。
作中の例を挙げると、男子だったら急に背が伸びる、声変わりするなどなど。
女子だったら胸が大きくなるなどなど。

それはあくまで性別上の「らしさ」。
じゃあ、「自分らしさ」ってなんだ?
それに言及した作品です。


ちょっと重そうなテーマですが、あまり暗い雰囲気にならないように配慮がなされています。
あくまで主体は思春期と恋愛。
感情の機微に焦点を当てています。
そこにちらちらと「ジェンダー」が見え隠れする構図です。

本作は小学校編があるらしいのですが、バッサリカットして中学校編から始まっています。
物語の進行の中で、ちょっとずつ小出しに過去を明かしていきます。
そのため、序盤は人間関係・キャラの立ち位置が良く分からず、イマイチな印象を受けるかもしれません。

しかし本作のバッサリカットは正解だったと思います。
中盤以降(文化祭あたり)から、面白くなっていった印象。
終盤は「何でそんなことをやっちまうんだよ!」とハラハラしながら見ていましたw
ラストの〆方も素晴らしかったと思います。
最終回のOPが反則。

お気に入りキャラは佐々ちゃんと安那ちゃん。
二人ともいい子でした。
佐々ちゃんがいなかったら、この作品は空中分解しますw

難点は結構登場キャラが多く、またキャラデザが似ていて覚えづらい点。
あと、ここまで世界は優しいのか、という疑問。


総括して、好き嫌いは相当に出そうですがハマる人はハマるでしょう。
私はマコちゃん以外は大分受け入れられましたw
あまり目立っていないノイタミナ作品ですが、興味があればどうぞ。

投稿 : 2014/06/16
閲覧 : 767
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43

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こういう作品を見るときに要求される「まなざし」について

■ こういう作品を見るときに要求される「まなざし」について
{netabare}
こういう作品を見るときに要求される「まなざし」がある。

ニトリ君や、ニトリ君の欲望をひとつの画一的なカテゴリーに当てはめてはいけない。なぜなら本来「性」というものは多様で、一人ひとりがそれぞれ固有の性を持ってて、100人いれば100通りの性のあり方があるのだから。ニトリ君、君たちは、無理に言葉というカテゴリーで区別して、その枠のなかに自分をおさめなくてもいいんだよ、という、認識と、ふるまいと、まなざしを持つことが求められる。

これは原理的には正しいんだろうと思う。原理的、ないし理想的にはとてもそう思う。原理的に考えて、人間にはタグやカテゴリーなんて付いてない。そうかもしれない。

でも、現実的にカテゴリーはあるし、なくなることもないだろう。それは人間社会の営みのなかで人間を効率的に処理できるシステムだし、コミュニケーションコスト的にも効率的だし、うんぬん。たとえばパスポートの性別欄は微調整が加わることはあっても男/女という分類そのものは今後もなくなることはないだろう。社会がうまく回っていくにはカテゴリーは必要で、今後も残り続ける。カテゴリ化は人間社会の条件としてある。

ということは、自分ではコントロールできない複雑な「性」(あるいは欲望)とどう向き合い、『社会と折り合いをつけていくか』ということこそが問われているのであって、原理的には何もないんだよ、とだけ言うのは何も言ってないのと同じなんじゃないかと思うわけで。そういった原理的な配慮は、いわゆる「周囲が取るべき態度」「誰かへ向けるまなざし」としての、要するにお勉強としてのジェンダー理解なんだと思う。そういった、「お利口さんのやさしいまなざし」は、やっぱりいろんなところで見られる。

「セクシャルマイノリティのこと」や「多様な性の有り方」を、周囲が向けるべき態度、配慮するまなざし、として学ぶのはそもそも違うことのように思う。やっぱり主体の問題として、自分のこととして、考えるべきなんだと思う。歳を経て、急に自分が同性愛的な指向になることもありえる(例えばなしではなく本当にこういうことはあります)、というイメージで向き合わないといけないんじゃないかと、これは自戒をこめてそう思う。

配慮されたやさしいまなざしでもって、ニトリ君を哲学者か何かのように扱うのは違うんじゃないかと思う。「己の欲望と常に向き合い、境界を絶えず否定し続け、自己の存在の決定不可能性を透徹する……」、みたいな。いやいや、ちょっとまってくれよと。そんなのまったくリアリティを感じない。そんなことは誰もが思うわけだけど、でも一歩間違うと、ニトリ君をそういう風に捉えて理解してしまう。作品のある部分には、あるいはある種の視聴者には、そういった「配慮」の匂いが横溢している。

 思い出してほしい。小学生の頃はもっと俗っぽかったと思うんだ。自分が他の友達とはちょっと違う趣味嗜好を持っていると。ちょっと調べて、安直に自分で自分をカテゴライズしてそれをアイデンティティにしていた。

たとえば、わかりやすいところでいくと血液型占い。子どもの頃はあれをいわれるまま信じちゃう。血液型占いは子供にとっては『まじない言葉』として響く。その子の運命を縛り付ける呪いとして機能する。「科学的に証明されてないからそんなの関係ない」という人は何もわかってない。

A型は~の性格で、って周囲から言われたらコロッと「そうかも!」って信じちゃう、ラベリングとか予言の自己成就とかいろんな説明が付くかもしれないけど、とにかく「俺ってそういう性格なんだ」と内面化していく。
そのうち何か違うな、当てはまらないなって気づいて、歳を経て完全にデタラメだとわかったとき、「血液型占い」という名の呪いは解かれるわけだけど、その呪いが完全になかったことになるわけではない。A型的人間なんだ、と思って、そうやって行動してきたことは事実として残るわけで、そういうものは多少なりとも人格形成に影響を与える。その結果としての今の自分があるわけで。そういう意味では、呪いはいつまでも引き受けるしかない。

性の問題もこういうことがある。あたしセクマイでなんちゃらかんちゃら。ってファッションみたいに表明して、数ヵ月後にはやっぱ違ったやーめた。っていうのが10代の女の子はけっこういる。それが悪いと言っているのではなく、そういう揺れ動きはある。

僕の大切な友人はいわゆるセクシャルマイノリティだ。彼は「自分は(いわゆる)男性と付き合っている。けれど、自分がゲイだとは思わない」という。しかし、こう言い切るまでには、色々な過程を経ている。今でこそ、自分はゲイではないと言っているが、一度自分自身の問題としてゲイについて受け入れ、葛藤している。自分はゲイなのかな…、それともただのファッションゲイなのかな、はたまたバイセクシャルなのかな…。いや、もしかしたら性同一性障害なのかもしれない。あるいはゲイなんじゃなくて女の子になりたいのかもしれない。自分は心が女性なのかもしれない。

自身の欲望――たとえば同性に惹かれる気持ち――を素直に認められず、自分をさまざまなカテゴリーに当てはめていって、そのつど迷走してきた日々は事実としてある。それもまた一回限りの人生の大切な自己形成の時間。自己カテゴリー化と「ちょっと違うんだよなぁ」のずらし込み、この繰り返しによって自己はつくられていく。

「わかりにくい繊細なもの」と言ってしまうのは簡単だが、それは要するに「決定不可能性」ということしか言ってないわけで。実際は外部からいろんなカテゴリー化の圧力を受ける。おまえってレズなの?バイなの?ただ男装したいだけなの?はっきりして!それに対して「いやいやそれは決められないよ」、と横から注釈を入れるのはある意味では正しいとおもうけど、でもそういうことでもない。
「わからないものをわかるようにしたらそれはもう、<わからない本当の自分>とは違うものなんだよ」という理解では何か決定的な視点(しかもそれは大事なもの)がすぽーんと欠けてしまうのではないだろうか。
わかりにくい繊細な心理状態にあるから安易にカテゴライズしてはいけない。これはその通りだと思う。絶対的に賛成。だけど、この考えはちょっとまちがえると、その人の中になにか「本当の性」「真実の性」があるような気にしてしまう。だけどそうではない。(生育環境か脳かの注 あとで追記)
外部から向けられる、あるいは偶然出会うカテゴリーを一回受け入れる。そして内面化する。そのカテゴリーと一回付き合ってみる。でもやっぱりそれだけじゃないんだよ、折り合いつけられなかったよ、ということでそのカテゴリから抜ける。でもそのとき、カテゴリーの一部はかたちを変えてその人のなかに残り続けるんだよね。カテゴリーから抜けたといっても、受け入れるまえのまっさらな状態に戻るわけじゃない。人は偶然出会ったものを受け入れて、そこからポロっとこぼれ落ちることでまた別のものになっていく。そういうことを繰り返していく。
人はかけがえのない固有の存在として生きているけれども、生権力の対象となるような単純な数値化された身体としても生きている。
むしろ人間は単なる数値化された身体としてしか現実にいないのが、その数値化されたスペックがたくさん積み重なったときにポロッと何か零れ落ちる。それが自分のアイデンティティの核になってしまう。
それが自分のアイデンティティの中核になることがある。だけどそのとき、それはもう数値に還元されなくなるかけがえのないものとして残る。
{/netabare}


■ みかみさんとの擦り合わせ(性的な意味で)
{netabare}
「わからないもの」に、どうして、わたしたちは感じ入るのか
http://www.anikore.jp/review/46586/

私の文章は、一見するとみかみさんの文章への峻烈な批判のように読めないこともない。というか普通に読める。が、私はそうは思っていない。

まず、私が放浪息子をみつつ考え、文章で書いたのはこういうことです。「n個の性というか、人の数だけ性の形があるので、一切の分類はしてはいけない」という考え方が根強くあって、それはある種の素朴さを身に纏って社会でも広く流通している(後述)。しかしカテゴリーそのものを取っ払ってしまって、欲望について考えられるのだろうか。好み、嗜好(思考、志向、指向)には何らかのカテゴリーが不可避的に作用していて、それとの距離感で常に揺れ動きながら欲望は形作られているのではないだろうか」ということが問題意識としてあった。

みかみさんは「成長」や「大人」というロマンチックな概念の自明性に寄りかかっている人への批判(ニトリわけわからん言説への批判)から文章を書いているので、テクストの戦略として「安易にカテゴライズすな」という意味で「わかりにくさ」を打ち出し、肯定的に扱っている。

しかし、かといってみかみさんがn個の性を先鋭化させ、「一切の分類を拒否」しているわけではないと私は読んだ。「わかりにくさ」という言葉に含まれているものが私とみかみさんとで、それぞれ微妙に異なるのだが、見かけ上、字面としては同じなので、私の文章はみかみさんへの批判っぽくなってしまっている、、、ような気がする。

-----引用開始-----
 この話は要するに、二鳥くん本人にも、自分の欲望の状態がわからない、という話だ。
(中略)
主人公の二鳥くんは「もしかしたら自分の欲望はアブノーマルなものなのかもしれず、しかしながらその欲望にどのように、どこまで、どうむかっていけばいいのかわならい」ということで悩む。
 と同時に、思春期特有の誰でももつ悩み「自分が何者なのかわからない。何者でありうるのかわからない」という二つのことに同時に悩む。
だから、この作品の悩みは、実はけっこう「特殊なもの」として、自分と切り離さずとも見ることができる……とわたしは感じている。
(中略)
 悩むということはそういうことでしかないし、そういうことの連続のなかで、生きることなんだ、と了解するしかない。
-----引用ここまで-----


ここでみかみさんは3つのことを言っている。

1.自分の欲望は自分でもわからない
2.それは特殊なことではなく、誰でもそう
3.そういった悩みの連続のなかで人は生きる

これは私の書いていることと、実はそれほど違わないのではないか、と思う。
みかみさんは、成長や大人といういわばロマンチックな幻想でもってニトリくんを排除する態度へのアンチテーゼとして。
私は、社会のなかで素朴に流通している「セクシャルマイノリティ問題っていろいろ難しいよね」というやさしい配慮だって別のかたちの排除なのではないか、ということとして。排除は言い過ぎだとしたら「棚上げ」や「聖域化」と言えるかもしれない。

「放浪息子という物語はセクシャルマイノリティの問題があってとっても難しいですよねー」っていう配慮は、同時にニトリくんの特殊性を強化しているような気がする。

ニトリくんは自分が何をしたいのか自分でもわかってないし、それは性の問題に関わらず何についてもそうだし、こうしているあいだにも「現在進行形」でニトリくんの好みや欲望はつねに変わり続けているはずだ。

ニトリくんのなかに深遠な何かがあると思わないで、フランクに「そりゃ変わるよね」っていう態度で見たとき、特段気持ち悪がって忌み嫌う必要もないし、逆に聖域化して棚上げする必要もない。

同時に私が言いたいのは、聖域化せずフランクに語ることで、多少語彙に不備があったとしても攻撃的になるなってこと(マイノリティの攻撃性問題。「いわゆる~」「ある種の~」という語り方で免罪符を得ながら恐る恐るしゃべり、しまいにはその問題について語る人々を「どもり」にしてしまう。ある種の、いわゆる、攻撃性)です。ある種の純粋主義(私たちの苦しみは私たちにしかわからない)が物凄い攻撃的な態度となってあらわれるときがある。それは非常にセンシティブな問題なのはわかるんだけど、あんまりガチガチに締め付けられると棚上げ、聖域化はますます進行していくようなきが、、とかいい訳しながらどんどん息苦しくなっていってしまう。これぶっちゃけよくないと思う。

さて、あらためて、一度みかみさんと私との意見を擦り合わせる。
選好や欲望の変化はあると。悩みの連続のなかで人は生きていくと。でもそのとき、「カテゴリーとの拮抗」という部分をみかみさんは切り捨てていないのだと思う。その意味でノープロブレムだと思う。

と、いうことで、私としてはそんなにみかみさんと意見が違わないように思うのです。
{/netabare}

投稿 : 2014/06/10
閲覧 : 802

手乗りラビット さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

放浪息子

志村貴子先生の作品が好きで、放浪息子も楽しみにして見ました。
1クールという期間の中でどういった作品にするのだろうと思っていたのですが、なかなかうまくまとまっていると思います。

この手の作品は人を選びます。性同一性障害・ジェンダー論。社会的に理解されにくく、ゆえに間違った認識がされがちな問題です。この作品を見て気持ちが悪いと感じる人もいると思います。でもそういった難しい問題を、物語を通して主人公たちが直面し、悩み、成長していく姿に色々と考えさせられるものがあります。原作の世界観をそのままに、優しいタッチの画が非常に素晴らしいと思いました。

投稿 : 2014/06/04
閲覧 : 258
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2

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

人を選ぶアニメ

はっきりいって、性同一性障害の人じゃないと理解できないアニメだと思います。まったく感情移入できませんでした。とても深い内容だとは思いますが、個人的には全く面白くなかったです。人を選ぶアニメだと思います。

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 309
サンキュー:

0

ネタバレ

蓬(Yomogi) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

凄い、素晴らしい。今期で一二を争う完成度。
元々の原作も繊細な作風だと思うが、今回のアニメは極上の仕上がりだった。

あおきえい監督は前作の喰霊ー零ーの際、今後が楽しみな監督だと感じていたけれど。
アクション以外も実に器用にこなす!これは凄い!
今作の主人公は男の子ではあるが、完全に少女漫画の文法で描かれている。
登場人物の感情の機微を見事に描きだしていた。

作画は完璧、特に彩色についてはエアブラシを多用した斬新なもので作品世界を完全に構築していた。
また色指定についても淡く色あせた色彩をデリケートに配置しており、まるで懐かしい記憶の中に紛れ込んだようですらある。

また演技については主人公の似鳥くんを演じた畠山航輔は一聴に値する。
変声期まえのうわずったような揺らぎのある声質に、女の子とも男の子とも取れないふわふわした演技。
この作品の配役は全体的に落ち着いたリアリティのある演技を要求されたと思う。
音響監督は作品の方向性をよく把握していたと思う。

一番良く感じたのは時間のコントロールだと思う。
キャラクタは派手な演技は全くしないのだが、そのかわり瞬きを沢山する。
繊細な表情と瞬き、それに空間を満たすような情緒的な音楽。
全てがあいまって泣きたくなるような空気感を作り出していた。

思春期って確かにこういう感じだった。
不器用で些細なことに本気で悩んで。
二度と経験できないからこそ愛おしい。

あおきえい監督の卓越したセンスを思い知らされる傑作だった。

投稿 : 2014/04/13
閲覧 : 270
サンキュー:

0

ネタバレ

神崎凛 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

素晴らしいの一言!!!

放送されていた当時は別にこれは観なくていいかなって思っていました。(あの頃の自分を殴りたい)
でも評判が良かったから視聴してみたところ、神作じゃないですか....。

女の子になりたい男の子と男の子になりたい女の子をメインとしたお話。作画の雰囲気はやわらかい感じでほんわかしているのに重いシーンや緊張感のあるシーンでは観てるこっちが心臓バクバクなってしまう。

二鳥くんは本当に可愛らしくて女装したシーンは本当にただの女の子。もちろん、高槻さんも凄くかっこいい。二鳥くんは気弱そうな感じなのに以外と堂々としてて、男らしい部分もあってそこがまた良いと思いました( ´∀`)

{netabare} 女の子の格好をして学校に通いだした時は「やめとけ...やめとけ...っ」って何度も思ってしまったけど、先生の前に現れた二鳥くんはやっぱり凄く可愛くて、「あ、これ大丈夫なんじゃね?」と思ってしまったけどやっぱり周りにからかわれてしまって10話の前半は観ててつらかった...。{/netabare}

何てうかスタッフの本気を色んなところで見れた気がします。特に10話は本当は2話分あったのを編集して1話にまとめたと思えないほどの出来で、それを知ってもやっぱり違和感がなくて凄いと思いましたw

{netabare}二鳥くんはてっきり高槻さんと絶対に付き合うと思ってたので最後はちょっと意外な展開。でも安那ちゃんも凄く可愛いから良かったのかも。{/netabare}


千葉さんも冷たい性格だけど可愛い面も持っていて凄く好きなキャラです!!!

原作が昨年最終回を迎えたらしいのでぜひアニメの続編を希望したいです!!!高校生になったみんなが観たい!!

投稿 : 2014/03/13
閲覧 : 300
サンキュー:

13

nk225 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

平成18年度(第10回)文化庁メディア芸術祭マンガ部門・審査委員会推薦作品。平成25年度(第17回)文化庁メディア芸術祭マンガ部門・審査委員会推薦作品。

2011年1月から3月まで、フジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送された。アニメは中学生編から描かれており、小学生編は登場人物たちのモノローグで語られている。
オンエア時の10話は本来の10話と11話の編集版を放送し、本来の12話はオンエア時は11話としての放送となった。本来の10話、11話はDVD・BDの5,6巻に収録となった。
原作のカラー原稿などで見られる水彩画調のタッチを生かした絵作りがなされ、その技術力の高さから日本映画テレビ技術協会映像技術賞の奨励賞を受賞している。

オープニングテーマ「いつだって。」
エンディングテーマ「For You」

投稿 : 2014/03/08
閲覧 : 361
サンキュー:

3

ネタバレ

☆渚☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

放浪息子

簡単に言えば
男装女子と女装男子の物語?かな?

キャラが個性的で面白かった。
「女子が男装して学校に来てるんだから
 僕も女装して学校に、、、」
なんてありえん!

実際に学校で見てみたいな^^

私はそこら辺が疎いみたいで
男装してるひとも
女装してるひとも
普通に友達にいるから何とも思わないけど
じっさいどうなのかな?

投稿 : 2014/02/27
閲覧 : 266
サンキュー:

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放浪息子のストーリー・あらすじ

「女の子になりたい男の子」二鳥修一はその気持ちを押し隠していたが、あるときクラスメイトのさおりに女装しているところを見つかってしまう。以前から修一に好意を持っていたさおりは、それから修一に積極的に女装させるようになるが、今度はよしのにも女装がバレてしまう。しかし、よしのは「男の子になりたい女の子」だった。(TVアニメ動画『放浪息子』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2011年冬アニメ
制作会社
AIC
主題歌
≪OP≫ダイスケ『いつだって。』≪ED≫Rie fu『For You』

声優・キャラクター

畠山航輔、瀬戸麻沙美、南里侑香、南條愛乃、千葉紗子、豊崎愛生、井口祐一、水樹奈々、堀江由衣、松岡禎丞、水原薫、中井和哉、藤原啓治、本田貴子

スタッフ

原作:志村貴子(エンターブレイン『月刊コミックビーム』連載)、 監督:あおきえい、シリーズ構成・脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:牧野竜一、メインアニメーター:サトウミチオ、美術監督:伊藤聖、美術設定:児玉陽平、小物設定:松本昌子、色彩設計:大内綾、コンポジットディレクター:加藤友宜、3D:サンジゲン、オフライン編集:右山章太、フォーマット編集:ソニーPCL、音楽:神前暁/岡部啓一、音楽制作:アニプレックス/フジパシフィック音楽出版、音響監督:明田川仁、音響効果:中野勝博、録音調整:根岸信洋、音響制作:マジックカプセル

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