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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない(TVアニメ動画)」

総合得点
88.3
感想・評価
8294
棚に入れた
34354
ランキング
118
★★★★☆ 4.0 (8294)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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俺の妹がこんなに可愛いわけがないの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

無心 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とうとう観てしまった私にとっての禁断アニメ

アニメの世界では妹萌え、兄妹愛を描いた作品がいくつかある。自分にはとても理解出来ない遠い世界のお話だ。
考えてもみてほしい。血の繋がった兄を、または妹を、愛の対象に出来るものなのか。実に気持ちが悪い。アーーーと同じくらいには気持ち悪い。
(偏見ですいません…)

兄妹がイチャコラしたところで一体誰が得をするのか。確実に親は泣く。

こんな現実的な自分には本来縁のないアニメだが、観てみたら意外とこれが面白い。

どこにでもいる平凡な兄が、成績優秀で容姿端麗でモデルまでこなす才色兼備な妹から、「人生相談があるの」というところから物語は始まる。

そんな妹に振り回される形で、辟易しながらも妹の悩みに向き合い、時には身体をはって妹を守ったりする、とてもいいお兄ちゃんである。途中2人がラブホに入ったシーンからは、だんだんと雲行きが怪しくなってきたなどとわずかに警戒もしたが、特に変なことにもならず、後半はほんの少し感動した。

【 桐乃 】

なまじ世間の評判がいいだけに、エロゲというオタク趣味を周囲に隠していた桐乃。この妹、ちょっと趣味でやってますなんてレベルじゃなく、中毒の域である。

暴力的で生意気なツンデレキャラは嫌いなのだが、桐乃がやけに可愛く見えた。桐乃はすごく素直なのだ。ツンデレだから本音はなかなか明かさないが、隠しきれていない。

グッズを押入れに隠し、オタク趣味を誰にも話せず、でも誰かと共有したいと思っていたり、初めてのオフ会で周囲に溶け込めずシュンとなってしまったり、小説の打ち合わせの際も自分の意見が通らず落ち込んでしまう。
普段の兄に対しての傲慢な態度からは想像出来ないほどいじらしい。大好きなエロゲを兄に強要するところなどは、この作者、もしかしてどこからか私のことを見ていた?と思った。好きな作品ってどうしてもそうなっちゃうよね。

桐乃がアメリカに留学するとなったシーン。
京介に対し、「引き止めてやれよ。血の繋がりなんてこの際関係ない。」なんて思ってしまった。それだけ兄を想う桐乃に感情移入してしまったのかも。もう自分でも訳が分からない。


【 黒猫 】

桐乃がアメリカに行ってからのラスト3話くらいで印象が変わった子。
桐乃とオタクのオフ会を通じて知り合うが、彼女もそうとう我が強く、我が道を行くタイプである。おまけに劣等感が強く、辛口、時に辛辣ですらある。

最終話、京介を呼び出すシーンは必見モノ。報告と言って、初めて素直な思いを打ち明ける。
「妹の代わりじゃなくお前のことが心配だと言ってもらえて嬉しかった。」
中略
「田村先輩との時間を削ってまで一緒にいてくれて、私は嬉しかったわ。」

じーん…( ꈨຶ ˙̫̮ ꈨຶ )

そんなに京介のことが好きなのに、それでも桐乃の元へと送り出す黒猫がなんとも健気な…。報われて欲しかった。

【 京介 】

そうとうに強い偏見を持っていたが、思っていたよりまともな感覚をもっている人という感じ。

桐乃のためにオタ友を探してくれたり、父やあやせ達と仲違いをしても妹を守り、桐乃の小説にかける情熱を誰よりも理解し、桐乃のために頭を下げてくれる、理想的な兄だ。そういったところに脆さのある自分には畏敬の存在にうつる。

ところがこの兄、桐乃だけでなく誰に対しても優しいのが気にかかってしまった。特に黒猫への「お前のことが心配だ」発言。
優しさなのは分かるが、うーん…。自分にはただの助平根性にしか見えず…。やはりハーレム主人公は苦手である。

【 最後に 】

この作品にはタブーがある。
まず兄妹愛である。一つのジャンルとしても定着しているし、需要があるからこのような作品が生まれたのだろうが、自分のように拒絶反応を起こす人間も一部いる。それでも、桐乃が京介を好きになることに一応の説得力があり、とても入りやすかった。ただただすごいと思った。

二つ目にオタクについてである。
やはりオタクには偏見がつきものであるが、あやせや京介達の父のように一般人として当然思うであろう偏見をリアルに描いてあり、オタク向けに作られているのにアンチ側の立場もちゃんとあるので、オタク側の桐乃、アンチ側の父やあやせ、どちらの考えにも共感出来る部分があった。
こういったところも評価したい。

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 398
サンキュー:

62

ネタバレ

ぴあう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ファンの方には申し訳ない

とにかく不愉快だった。
ただ傲慢なだけの妹と、その傲慢さを助長させる兄。
この兄妹を取り巻く人物達のキャラクターはどれも個性的で良かったのだが、最後まで観ても主役の二人をどうしても受け入れる事ができなかった。

決して嫌味ではなく、面白さがわからない私が狭量なのだろう。

投稿 : 2015/01/12
閲覧 : 257
サンキュー:

2

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観るのを避けている人にも観てほしい。

内容はスポーツ万能、学業優秀、容姿端麗な妹とごく普通な兄の物語。
凄まじく完璧な妹に唯一ある弱点それは...オタクであること。これが彼女の生活にどんな影響をあたえるのか?(^∇^)



感想は妹のツンが強すぎた感じがします。さらにデレの部分が少ないと思いました。これにより、ラブコメアニメを多く観られている方からしたら少し気持ち悪く見えたかも知れません(^.^;私もそこは否めません。でもだからこそ時より見せる素直な仕草にキュンとするんだと思います!




リアル妹のいるお兄ちゃんたちは観るのを避けてますが、一期の方では普通に観れると思います。でも一期観たら続き気になって二期観ちゃうと思います!笑っ

投稿 : 2015/01/12
閲覧 : 374
サンキュー:

57

ネタバレ

chariot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

着眼点は面白いがキャラの個性で評価が分かれる。

特殊な形態でラストが2通りある作品。
1~11話が共通ストーリーで
①GOOD ENDの第12話(アニメオリジナルEND)
②TRUE ROUTEの12~15話(原作に添ったEND)
と分岐する形で12話が2つある。とりあえず全16話。

アニメ・エロゲーが大好きな中学生の妹と世話を焼く兄、その兄妹を取り巻くオタク仲間や一般人とのやり取りを中心としたラノベ原作のコメディ作品。


まず最初に言っておきます。
そんなに褒めません。とても好きな方はお戻りください・・・



題材は面白い。
アニメ好きならば理解出来るであろう一般人との温度差、アニオタあるある的なシチュエーションが面白い。
作中に出てきた父親や親友のように強い偏見を持つ人には理解しがたい内容かもしれないが、ある程度許容出来る人ならコアなアニメファンでなくとも笑えるようには出来ている気がする。

問題の妹。
好みが分かれる最重要ポイント。
{netabare}ツンデレというか・・・中盤まではただの毒吐きでしかない・・・
わがままで自分の要求ばかり押しつけるギブアンドテイクの出来ない子。
後半で改善されるものの、中盤までの彼女の言動がどこまで許せるかがこの作品の評価に大きく関わる気がする。
好きなものを諦めたくない、好きな自分をなかった事にしたくない。
そういった気持ちは十分伝わるし、マイナスのイメージを持つ事にも強い気持ちで立ち向かう姿はとても清々しい。
けれど・・・
変わって行くまでが長すぎた。。
中盤までの暴言の数々、人任せな態度・・・強調しすぎたせいで個人的には好きになれないキャラに・・・
もう少し早くツンデレを確立させていたら僕の中での評価は上がっていたかもしれない。
第9話「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」でゲーム内のツンデレ妹キャラの態度に激怒するシーン。
視聴者に「お前(桐乃)、人の事言えるか!」と突っ込ませる素晴らしいシナリオ。
この話から制作がきちんと「むかつく妹」をわかってキャラ作りをしている事が見て取れる。
敢えて小生意気さを押し出す事でラストのデレを引き立たせようとしているのかもしれないが・・・時既に遅し・・・{/netabare}
この手の妹が好きな人か彼女の内面をしっかり見てあげられる人にしか許容されないのではないだろうか・・・。

問題の兄。
{netabare} いい奴なんだけど結局はお節介というより人を助けてあげて頼られる事が好きなんじゃないかなと。
傍若無人な妹のフォローをして、妹の為に奮闘している。
しかし本当に妹の事を思うならもっと人に対する態度を叱ってやるべきではないだろうか。
それをしない辺りにシスコンなだけの兄貴・・・という印象に納まってしまった。{/netabare}


とりあえずキャラについて思う所はあるものの強い個性として認めれば、コメディ作品としては面白かった。
アニオタあるある、だけどあまりリアルに考えずに観た方がいいのかもしれない。


以下、各キャラ一言。
{netabare}黒猫。
ゴスロリファッションで中二全開な女の子。
TRUE ROUTEの彼女はとても可愛かった。
僕の好きなツンデレは多分こっちだ。
ちなみに彼女の下の妹も可愛かった・・・桐乃が会ったら喜びすぎて発狂するレベルだろう。

沙織。
桐乃と黒猫の好みによる言い合い(貶し合い)をフォローする気配り型。
メガネ取ると美少女なんじゃ・・・と思わせるシーンがありながら結局取らないのかよ!><
おかしなキャラを演じているがお嬢様のようだ。
よくわからない人ではあるけれど善良な人なのは間違いない。

瀬菜。
TRUE ROUTEで登場する京介の友人の妹。
いわゆる腐女子。
僕の浅い知識では腐女子の好きなBLはスマートなイケメン同士なイメージなんだけど、この子が買った(兄が買いに行った)エロゲーってマッチョだったよね・・・
そっち系にも興味ある女子もいるのか・・・?{/netabare}

投稿 : 2015/01/11
閲覧 : 282
サンキュー:

18

ちゅーそん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いい感じ!

徐々に桐乃とのなかが深まっていく感じがとても良かったです。黒猫可愛い

投稿 : 2015/01/07
閲覧 : 164
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんか、熱くなる

ヲタク趣味には大して興味はないですが、彼らがどれだけの情熱をかけているのか、よく分かりますね。
最後のあたりから2期に向かうための伏線がでてきます・・・

投稿 : 2015/01/07
閲覧 : 267
ネタバレ

GAWEIN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

とにかく あやせ が 最強!

投稿 : 2015/01/07
閲覧 : 159
サンキュー:

2

ネタバレ

チョロ松 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ツン9デレ1

人生相談と称した兄との距離を縮めようとする桐乃がツン9デレ1でキモいってばかり言ってるけど何となく目が離せない可愛らしさを持っていて、
ストーリーもしっかりしていて面白いです。

投稿 : 2015/01/06
閲覧 : 217
サンキュー:

5

閻王 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

モデルでリア充っぽい妹が実はオタクだった!?
そして兄はひょんなことから進路相談?され・・・とざっくりですがそんなお話です。
面白かったですがお姉さんキャラが好きな私にはグッとくるキャラがいなかったような。
ですが妹萌えの方でもそうでない方も楽しんでもらえると思います。

投稿 : 2015/01/03
閲覧 : 199
サンキュー:

5

ネタバレ

進撃の釘宮病 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく面白い

とにかく面白い
見るべき

投稿 : 2015/01/01
閲覧 : 157
サンキュー:

4

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これはこれでいいアニメかも?

まず最初にお断りを入れます。
私、桐乃ちゃんが苦手だし感情移入できないんですよね^^
あんなんでなんでもできるしラノベ作家として成功しちゃうし!

正直、黒猫や地味子のほうがいいと思ってました。
でも、何故か桐乃ちゃん気になるのね。

それってやっぱり彼女は素直じゃないし表に出してない部分もある
お兄さんに喧嘩売っちゃうし、欲望も結構ある
でも、いろんな人格の欠点も含めてそこが人としての魅力なのかな?
理想化された人格だらけの世界もなんかアレですしね!
やはり、くっついたりいがみ合ったりするからこそ人間なのです。
桐乃ちゃんは兄貴をウザがってますが
そんな桐乃ちゃんのウザい態度をだんだんと可愛く思えるようになってくるから
ほんとうに不思議です!

観ていていろいろと考えさせられるアニメ作品でした。

ClariSが歌う主題歌はすっごく良いですね!

投稿 : 2014/12/25
閲覧 : 331
サンキュー:

47

bABBW06636 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こんなに可愛いぞ!

妹がいない自分にはうらやましすぎる妹。
こんな可愛い妹が欲しい。

ヒロインがオタクという珍しい設定。
エロゲ好きの妹なんて聞いたこともありません。

黒猫ちゃんも可愛いです。
ヒロインがふたりとも典型的なツンデレで、毎回ニヤニヤしながら見ていました。

OPがいいのも魅力です。

投稿 : 2014/12/23
閲覧 : 137
サンキュー:

2

アラジンA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

どうなんでしょう.....

タイトル通りのアニメ?でした。ジャンルは、学園、エロゲー? 妹? 良く分からんですw
リアルの事を考えずに、ただのアニメとして見れるのであれば、まぁ見れるかな? 

投稿 : 2014/12/23
閲覧 : 264
サンキュー:

2

ネタバレ

karinchaco さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

総合力が抜群に高い。アニメ好きなら見てほしい名作

私が今ほど深夜アニメを見ていなかった頃に見たアニメ。
地デジの液晶テレビとDVDレコーダーを買い替えたのもこのアニメを見る直前でした。そう考えると思い出深い作品のうちの一つです。

まずこのアニメを見たきっかけは、このクール直前に友達がBS11で『みつどもえ』を見ていて、その時放映させていたCMに一目ぼれして視聴を開始しました。

キャラクターデザインがどストライク。かんざきひろさんの原作の絵も好きですがアニメの絵もいいですね。あまりアニメを見慣れていなかった私にとってはこの丸っこい感じのデザインが安心感がありました。w
直前に見ていたアニメがみつどもえだったせいもあるんでしょうけどね。

シナリオはとてもエキセントリックです。すべての登場人物がちょっとづつ常識を外しているので全体的にむちゃくちゃな感じになっていますが、全く荒唐無稽とも言い切れない絶妙なバランスをとっていると感じました。
まあ、アニメ化の話だけはやりすぎだなって思いました。後々調べてみるとここだけアニメオリジナルなんですよね。True Routeでもこの話はカットされていましたし、はっきり言って蛇足です。

OPはClariS。EDは毎回変わる感じです。ClariSはこの時がデビューでしたがかなりの衝撃を受けました。この後、ClariSがタイアップにつくたびに無条件でアニメる見る癖までつけてしまった偉大な曲です。映像も毎回その時の登場人物に合わせて作るなど非常にこっています。EDもその時のヒロインが歌う感じで、OP・EDともに丁寧に制作されているのがわかります。

そして、私が一番好きなキャラクターは麻奈美の家のおじいさんです。{netabare}事前に冷蔵庫に入っておいて孫ががえってくるタイミングを見計らって居間のテーブルの上に倒れてゾンビのまねをするなど{/netabare}ちょっとおちゃめなところがとても魅力です。

このサイトでアニメを探している人にはもれなく見てほしいアニメです。演出、OP・ED、作画、キャスティングすべてが一級品だと思います。

投稿 : 2014/12/22
閲覧 : 230
サンキュー:

11

runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私の辞書に新たなる1ページ

どうでもいいことだが
お兄ちゃんという存在に
とにかく憧れを持っている。


弟でも妹でもなく
お兄ちゃんがとにかくほしかったのだ。
理想とする「お兄ちゃん」を見かけては
「私のお兄ちゃんになってください」
と言ってみたい。
でも絶対に言わない。
なぜなら変態になってしまうからだ。


お兄ちゃんがいる友達に
「うらやましい」をことあるごとに連発した。


そんな私に対しての返答は
大抵こんなものだった。


「兄貴?キモイだけだよ」

「あいつ・・・そういえばまだ生きてたっけ?」

「そんなやついたけど、もう5年近く話してない」


そんな返答しかなかった。


そして驚くべきことに
リアルな妹は兄を「お兄ちゃん」なんて呼ばないことだ。

兄貴はまだいい方で
あいつ、あのひと、
年を取ってくると「おっさん」
なんて呼んでいる人もいた。



リアルとは時に残酷なものである。



それでも私は「お兄ちゃん」という存在を
あきらめきれなかった。


そして
チャンスがやってきた。

姉が結婚した。


名目上「義兄さん」ができたのだ。


だが、
姉にこき使われている「義兄」を見て
またしても
リアルとは時に残酷
と思ってしまった。


こうして私の辞書に
新たなる1ページが加わった。


【兄】
想像上の産物。
妹から「お兄ちゃん」と呼ばれる人はまれ。
家族内地位は時として
父親や弟よりも低くあしらわれる。

注:義理の兄
お姉さんの所有物なので自分の兄にはなりえない存在。
一生報われない哀れな存在。





リアルなお兄ちゃんや
お兄ちゃんを持つ妹は
この話を見て(特に2期を見て)
拒絶反応を示すかもしれない。


ただ、
これは残酷なリアルではなく
想像上の話であり、
「お兄ちゃん」にあこがれを持っている
リアルな兄がいない人に向けての
お話である。


そう!!
リアルなお兄ちゃんがいない人にとって
「お兄ちゃん」ってこんな感じの人なんだよ!!

「しょうがないな」
とか言いながらも
妹のわがまま聞いてくれちゃったりする人なんだよ!!
オタでも受け入れてくれちゃう人なんだよ!!

誰にも相談できないことを
相談できちゃう人なんだよ!!


そういう意味では
私の欲求を満たしてくれた作品だった。


ただ私は原作の方が好きである。

投稿 : 2014/12/17
閲覧 : 293
サンキュー:

18

FeCZD62028 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

楽しかった。

オタクの妹と平凡な兄のギャグストーリー。
妹ものやハーレムものに興味が無くて見るつもりがなかったけど、見てみるとギャグのテンポもよくとても楽しめた。
登場人物が女の子が多いけど、ハーレムっぽくなくてよかった。

作画もとてもキレイでした。

投稿 : 2014/12/12
閲覧 : 155
サンキュー:

6

ネタバレ

緑の先駆者 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この手のアニメ、食わず嫌いしてましたが、思ってたよりも面白かった

この作品を観る前に、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」というタイトルと、あらすじから想像するに、シスコン、ロリ系アダルトなどなど...
食わず嫌いかもしれないが、正直、観たい、と思えるような心を揺さぶられるものが何もなかった。ただ、あの一点を除いては。

それは何かというと、花澤香菜さん成分ランキング5位、かつ、星評価4.0以上。う~ん、かなり迷ったけど、どうせいつか観るだろうし、今、観るしかないだろう、という結論に達し、観てみました。

{netabare}
主人公は高校生(♂)なんの取り柄もない。
妹は中学生、運動も勉強もできて、読者モデルもやっていて、クラスでも人気者。なぜか、妹が出てくるアダルトゲームが大好き。

まあ、内容は、全話通して、両想いのシスコン&ブラコンで、妹のツンデレぶりに、兄貴が人生相談という形でつき合わされて、終始振り回されてる感じ。
妹の趣味を隠し通すために、兄が体を張って頑張る姿がいじらしい。妹が兄を大好きなのが、ちょっとわかる気がする。
特に、警察官である兄妹の父親が超厳格で、妹の趣味が親にばれそうになった時に、とっさに兄がかばうところとかけっこう笑える。
幼なじみの麻奈実や、妹の同級生のあやせにも、兄の趣味だとだいぶ勘違いされてしまって、かなり痛い。お兄ちゃん、と呼ばれる人たちはたいへんですね。
{/netabare}

肝心の花澤さんの声の役。
主人公が妹を連れて行ったアニメサークルのオフ会で出会った、ハンドルネーム・黒猫というキャラ。超可愛い。

この手のシスコン、アダルト(ゲーム)ネタのアニメ、食わず嫌いしてましたが、思ってたよりも面白かった。

投稿 : 2014/11/23
閲覧 : 198
サンキュー:

11

アニメ中毒@中学生 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

妹もの界の巨匠

有名ですねこの作品は。僕がいちいちレビューしなくても他の皆さんが僕なんかより断トツに上手くレビューしてますw どうぞ見てみて下さい

投稿 : 2014/11/23
閲覧 : 192
サンキュー:

2

(・ω・\)SAN値 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

僕は基本ハーレム系をはじめとし全ジャンル(ロボット系を除く)
のアニメが好きですなのでこれも楽しめました。
(ノ´д`ノ。・ゎーぃ・。\´д`\)
キャラも悪くないし好みでした。(o゚▽゚)oニパッ
みなさんもぜひ見てくださいデ━d(ゝω・*)b━ス!!  

投稿 : 2014/11/20
閲覧 : 200
サンキュー:

6

ネタバレ

いよまる さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

わからん

オチが最低すぎる

投稿 : 2014/11/14
閲覧 : 179
サンキュー:

1

ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こんな良作あったんですね!

妹がエロゲー命という奇抜な設定でしたが全く違和感をかんじさせない展開でした。シリアスと笑いが同時進行という形で
思わず一気に見終わってしまいました。
どちらかというとシリアス好きな私にとってこの作品は
今まで無かった類だと思います。毎話、何回テーブルをたたいたかわかりません。(うけまくりだったという事です。)
これほどツッコミ所満載な作品はそうそう無いんじゃないかと
思います。各キャラもなかなか濃ゆい感じではなしを盛り上げてくれています。個人的には麻奈美さん萌えです。(やっぱメガネには弱い、、、。)
とにかく気分を持ち上げてくれる良作です!!

投稿 : 2014/11/11
閲覧 : 248
サンキュー:

24

わかばん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

舞台が千葉である必要性はあまり無い!

舞台が僕の地元の千葉ということが一番先に情報としてありました。
まぁ実際千葉だからって何も無いんですよ。
モノレールがぶら下がり型だったり、
千葉駅前にSOGOとか多少見覚えがある建物が出てるだけです。
つまり舞台が千葉ということに物語としては
大して意味は無いんですね。
千葉ネタもほとんど無いですし。
むしろ秋葉原の方がメインですよね。
それでも地元ということで勝手に親近感覚えちゃいましたが。

疎遠になった妹と久々に話したら超アニメオタク化していて、
リア充でクラスからの人気者の表の自分と、
アニオタで妹物好きな裏の自分の葛藤を
主人公である兄が相談に乗るというお話。

相談を解決する毎に兄と妹の関係が徐々に良くなっていき、
更に相談する上で出逢ったキャラ達との関係もまんざらでもなくなる。
これは最終的にどうなるんだ!?と
ワクワク期待しながら観れる良作だと思います。

あまりにも先が気になるので、
お陰様で一期を観た後に原作本とかゲームとか揃えちゃいました。

なによりもOPのClarisの曲がめっちゃ良い!
むしろこの曲でこの作品が好きになったと言っても
過言ではないくらいです。

投稿 : 2014/11/03
閲覧 : 154
サンキュー:

4

ネタバレ

OtotO さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい

初の満点をつけます

内容は妹系ラノベ作品
特にハーレム展開でもなく、基本は妹の桐乃一直線だが・・・

まず実妹ということもあり、恋愛感情が希薄な展開
おかげで、ラブコメの中でもラブよりコメディ寄り
正直、ラノベハーレムに飽きてたので、これがすごく気分よく見れた

さて、初の満点とした理由など含め、以下ネタバレ

{netabare}疎遠になった妹のオタクな一面を偶然発見してしまい、それを容認する理解者として妹からさまざまな相談を受ける兄という本筋

それらの相談解決や、日々の学校で出会うサブキャラは
主人公たちを食わない程度に、キャラが立っておりGOOD

ストーリーも無理なくオタクな世界観で共感できる内容に仕上がっている
ありがちなオタクアンチ、オタク仲間、家族など、基本は抑えつつまろやかに組み込んでいる感じ
アンチには、あやせが居て、仲間には黒猫が居てと
確実にサブにもメイン相当のキャラがいるが、
主人公たちの関係、パワーバランスを壊すほどの無理やり感はなし

声優陣も非常にGOOD
ベストマッチと言えるキャラと声優の割り振りは、アニメの中でも屈指ではないか

そして一番特記しておきたいのがOP
ClariSの主題歌に乗せて、話数ごとに細かく演出を変える
youtubeに比較動画があるけど、一見の価値あり
あと、ClariSがラノベ主題歌にすさまじく合うと印象付けられた

EDももちろんよし

また、他の作品ではあまり触れないが
今作品においてはOVAを必ず見ていただきたい
アニメ版と異なるエンディングルートを採用したOVAを見て
初めてこのアニメは完成するに至る{/netabare}


妹系、ラノベ発、の2つの要素をおすすめしたいなら
絶対にはずせない作品だといえる!!

投稿 : 2014/10/30
閲覧 : 212
サンキュー:

6

イラックマ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

さいこー!

 サイコーに面白いと思う!みんなも好きだよね!おれいも!

投稿 : 2014/10/29
閲覧 : 245
サンキュー:

4

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

☆ハーレムの傑作アニメ

沢山あるハーレムでも際立って素晴らしいです♪

飽きない要因はキャラデザインがキレイだからです☆


面白いアニメです(*^^*)


原作/伏見つかさ

イラスト/かんざきひろ

アニメーション制作/AIC Build

製作-アニプレックス、ムービック

アスキーメディアワークス、バンダイナムコ


OP 「 irony」ClariS

東京(TOKYO MX ) 2010.10.3-12.19日曜23:30-24:00(全12話)


追記欄_

(Good end)第1期放送時の分岐ルート(TRUE RUTE)スペシャル版

が加わり13話として再編集され再放送される。

2012.10.6-12.29東京MX (13話)1-9話は実質的に再放送

聖地☆千葉、秋葉原

投稿 : 2014/10/25
閲覧 : 247
サンキュー:

14

イスラフェル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

採点 4.8

全16話(本放送+Web配信)
全13話(TRUE ROUTE スペシャル版)

自己満足度 4.8

(H26-10)

投稿 : 2014/10/25
閲覧 : 182
サンキュー:

2

ネタバレ

westkage。 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

制作陣の作品に対する愛情をタップリと感じる事のできる作品・私にとっての神アニメ!!

本作は「伏見つかさ」のライトノベルを原作とした作品です。
原作は2008年8月から2013年6月まで全12巻で発売。テレビアニメ1期は2010年10月から12月まで全12話で放映されました。今作はテレビアニメ版とWEB放送版が混在しており、始めて観る方は少し困惑するかもしれません。まとめると・・・

・2010年10-12月TV放送 1話~12話(GOODEND版)12話の後半が原作とは異なる終わり方をしているオリジナルエンド版です。今レビューの対象部分です。
・2011年2-5月WEB放送 12.5話~15話(TRUE ROUTE版)TV版の12話後半からの部分が原作通りとなっているバージョンです。2期を視聴する場合はココの部分が必須となりますが、DVDレンタルで視聴の場合はTV版1期と続けてこちらも収録されているため安心です。

あらすじ・・・主人公‘高坂京介’は普通である事をこよなく愛する高校生である。そんな彼には1人の妹が居た。ヒロイン(妹)‘高坂桐乃’は成績優秀・眉目秀麗・容姿端麗の3拍子が揃った今風のギャル。中学生でありながらファッション雑誌の読者モデルも務めており、兄・京介の目指す普通の人生とは間逆の道を進んでいた。妹の桐乃はご近所でも評判が良く両親も娘の活躍に期待を寄せている中、京介は若干ならぬ居心地の悪さを感じながら生活していた。昔は「お兄ちゃん」と慕ってくれた妹とも今では何時最後に会話を交わしたかすら覚えていない程の冷めた関係になっていた。そんなある日、家の玄関で見慣れぬパッケージのDVDを拾う。タイトルは「星くずうぃっちメルル」しかも中身はパッケージとは全く別のモノ「妹と恋しよっ♪初回限定版(18禁ゲーム)」であった。落とし主を突き止めるため家族にカマをかけてみた彼は、妹の桐乃が持ち主だと知って驚く。しかし妹は決して自分のものでは無いと認めず、京介は敢えてそれ以上の追及を止める。DVDを返してやり、妹は素直に部屋にもどるのだった。その夜、京介は強烈なビンタで目を覚ます。見れば妹が自分の胴部にまたがり見降ろしていた。「なっ!おまっ!?」と動揺する京介に「話があるから私の部屋に来て」と桐乃は言った。久しぶりに入った妹の部屋で京介は妹の口から信じられない言葉を聞く「「「…人生相談があるの!!」」」

・・・といった始まりをするお話です。

自分もアニメ・漫画が好きながら敢えてそれを公言する事は無い人生を送っていました。故にヒロイン「桐乃」が抱えている苦悩がストレートに自分にあてはまり、共感に至りました。

今はそれほどでもないと思いますが私が育った時代は「オタク」という呼び名が世間に浸透し始め、アニメが偏見の目で見られている最盛期でした。私より歳が4・5歳ほど上だと「もはや偏見と言うよりは毛嫌い」されているという表現がピッタリかもしれません。それもその筈、昔のアニメはどちらかと言うと「娯楽的要素」の強い作品も多く「ドラマ性」がある作品は稀で、更に現代アニメの様な「メッセージ性」があるような作品となるとほとんど皆無に等しかった状況です。アニメファンから提唱されている「昔のアニメのメッセージ性」を語った所で、それらは作品の外面に表れているものでは無いため「一部マニアの妄言」として扱われ、理解される事も少なかったと思います。つまりは「アニメ=子供騙し」であり、アニメばかり観ているのは「何時までも社会に出られないかわいそうな人間」という意識が強かったのです。更に1990年「宅八郎」なるオタク評論家がテレビに登場。1989年に起こった東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の容疑者宮﨑勤の逮捕によって"オタク"という概念に注目が集まる中、宅八郎は強烈にダサいオタクファッションに身を固めて当時の人気番組である「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」や「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」などに出演し、お茶の間に衝撃的なまでの「オタクの印象」を残していったのです。これが「オタク=気持ち悪い」の由来であると考えても良いでしょう。
時は流れ2014年。昨今では「魔法少女まどかマギカ」などの活躍によりTV芸能人ですらアニメを絶賛する風潮にあり、その様な批判は薄れつつあります。今作が発表された2008年は進化しつつあるアニメ界の、しかし依然として「アニメ=オタク」の意識が世論に残る時代背景を見事に描いた作品であると言えます。

総評として・・・「自分の妹がオタク・エロゲーの妹キャラが大好きであるという設定が斬新!!日常アニメに新しい風を吹かせる事に成功した作品」といった感じです。日常アニメを嫌っていた自分が今作品を初めて見たときは目から鱗が落ちる思いでした。何気なく新しいアニメが始まったので録画しておくかと軽い気持ちで見始めたのですが、気がつけば毎度次回の放送日を楽しみにしている自分が居ました。

またアニメのみならずラノベ界にも大きな影響を与えているこの作品。題名の「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は当時では珍しいタイトル(語り口調)で、その後に発表されるラノベのタイトルに変化が現れました。
・僕は友達が少ない2009年
・中二病でも恋がしたい!2011年
・俺の彼女と幼馴染が修羅場すぎる2011年
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている2011年
・問題児たちが異世界から来るそうですよ?2011年
・俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している2012年
ラノベ原作でアニメ化もされた有名作でいうと、上記のような感じでしょうか?昔はこんなタイトルのアニメも無かったですよね。

☆今作の見どころ1「兄と妹のラブ?コメディ」
メインヒロインが妹という設定の作品はあまり見ない。妹がオタクなんて設定であるなら尚更である。
昔は兄と妹の仲が良く一緒に遊んでいたが、思春期を迎えて冷めた関係になる…なんて事は、ごくごく一般家庭の兄妹であれば見かける風景だと思う。しかし妹の悩みを知り、人生相談をきっかけに2人の距離はどんどん縮まっていく。というリアルではあり得ないような展開が注目を引く要因であると思う。
特筆すべきは設定の秀逸さで、これだけの設定で視聴者に3つの感情を芽生えさせる事に成功している。
1・単純にオタクである桐乃の気持ちに共感できる。
2・実際に妹が居る視聴者にとっては「リアル妹がいかに生意気な存在か」という共感ができる。
3・妹が居ない視聴者にとっては「妹とのラブコメは成立するのか?」という淡い幻想を抱かせる。

☆今作の見どころ2「隠れオタクという存在」
ファッション雑誌の読者モデルにも選ばれる妹が、実はディープなオタクだった。しかも妹は世間体を気にしてオタクである事を隠している、なのでアニメを語り合える友達が欲しい。
…桐乃のように隠れオタクである人たちは意外に多いのではないかと思う。しかし隠れながら楽しんでいるだけに、隠れオタクはいつも孤独である。そんな視聴者にとって桐乃は「やっぱりこういう悩みを持っている人もいるんだ!」という存在になれている。そして彼女がオタク友達を作っていく過程に自らの想いを重ね合わせる事が出来るのだ。

☆今作の見どころ3「毎回変化するOP / ED」
まずオープニング。当時現役中学生ユニットである「ClariS」のデビュー曲「irony」が採用される。Ironyは‘素直になれずにいる10代の少女の気持ちを描いた曲’であり、ヒロインの高坂桐乃が中学生であることからピッタリのテーマソングだ。加えてOPは作画が毎回微妙に変化していく仕様だ。視聴者にとってOPすら楽しみになってしまう粋な試みだと思う。
そしてエンディング。なんと毎回曲が違う。話題性を上げるためか製作費を抑えるためか「ニコニコ動画より一般公募」された曲を使用し、出演声優が歌うといった形をとっている。流石にEDの作画を毎回変えるのには無理があったのか「エンドカード」という1枚絵にエフェクトをかけたものを採用している。しかしエンドカードも毎回変わるため、見飽きる事の無いように工夫されているのも素晴らしい所だ。

☆今作の見どころ4「聖地巡礼」
本作は千葉市近郊が舞台となっており、実際にある施設や街並みが繊細に描かれているのも特徴である。
採用されているロケーションとして・・・
1、千葉公園・京介と麻奈美のシーンで採用。公園の南に位置するベンチも繊細に描かれている。
2、千葉市中央図書館 / 生涯学習センター・京介と麻奈美のシーンで採用。
3、千葉モノレール・OPで採用。期間限定で列車全体にキャラクターがプリントされた「俺の妹号」も実際に運行していた。
4、幕張舟溜跡公園・京介とあやせのシーンで採用。木造のアスレチックもしっかり描かれている。
5、そごう千葉店・OPで採用。表記は「SOSO」となっている。
6、千葉駅周辺・京介のシーンで採用。
7、キュアメイドカフェ・京介 / 桐乃 / 黒猫 / 沙織のシーンで採用。秋葉原に実在するメイド喫茶。
などが代表的な場所だ。

☆今作の見どころ5「毎回変わるアイキャッチ」
丁度話の折り返し地点となるアイキャッチは「1話で京介が拾った桐乃の私物」のようにDVDの箱(CMに入る前)と中身のDVD(CMが終わった後)が毎回違う・・・という工夫がされている。
{netabare}
01話=箱・俺の妹がこんなに可愛いわけがない    中身・俺の妹がこんなに可愛いわけがない
02話=箱・シスターハート2            中身・妹たちとあそぼ♪
03話=箱・ひかりいろショシュール         中身・ぜったい妹主義!!
04話=箱・ケツバット               中身・妹はノーパン主義
05話=箱・恋のバサスティックウェポン       中身・妹ランドへようこそ!
06話=箱・そのイチ1               中身・超義妹
07話=箱・ラヴゲーム+              中身・シスターコレクター
08話=箱・ジャスティン8             中身・天元突破十二姉妹
09話=箱・ローゼンユウグフラウ          中身・妹はわん娘
10話=箱・Kate starry night            中身・プラこん
11話=箱・銀河TP ゾディアビート         中身・最終兵器妹
12話=箱・俺の妹がこんなに可愛いわけがない12  中身・おにいちゃんのぱんつなんかぜったい盗んでないんだからねっ!
13話=箱・LOVEXXX                中身・妹はオジャマゆーれいちゃん
14話=箱・俺の妹がこんなにきグルみっくなわけがない中身・すきすきおにいちゃん
15話=箱・ギャラクシーアスリーテス 超★運動会        中身・俺の妹がこんなに可愛いわけがない15
{/netabare}

どうでしょう。ホント細かい所を言っていくとキリがないのですが、本作「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は制作陣の作品に対する愛情をタップリと感じることのできる作品です。有名作ですので、視聴されていない方もほとんど居ないのでは?と思いますが、もしいらっしゃるのであれば是非1度視聴してみて欲しい作品です。個性豊かなヒロイン達に萌えるも良し、桐乃の境遇に身を重ねるも良し、細かな舞台裏設定を調べて観るのも良し…とにかく沢山の楽しみと愛情を感じられる作品です。
私にとって、神アニメといえる文句なしの作品でした☆

投稿 : 2014/10/23
閲覧 : 846
サンキュー:

83

神崎凛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エロゲが大好きな妹

主人公の京介には桐乃という冷たい妹がいた。
成績も運動神経も良く、モデルまでやっている完璧な妹は兄にだけは冷たかった。しかしそんなある日、京介は桐乃の所有物である萌えアニメのDVDを見つけてしまう。

よくある妹アニメは妹が兄のことが大好きだというパターンが多いけどこのアニメは妹が兄にたいして凄く冷たいしお互い仲良しってわけでもない兄妹だった。でも桐乃の人生相談によって2人はじょじょに心の距離を縮めていく。

このアニメでは友情関係や家族愛などの要素も入っているしドキドキハラハラするシーンも多いから飽きないで楽しめます!

個人的には、桐乃が1番好きだけど他のキャラはあやせと加奈子がお気に入りです!!

投稿 : 2014/10/23
閲覧 : 310
サンキュー:

31

ネタバレ

まーさちゃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1期>2期

1期では、「兄弟愛」が描かれている。

確かに、兄・京介は、引くぐらいのシスコンだが、血の繋がった妹のためにあれこれ世話を焼きながら、桐乃がオタク趣味に没頭出来るよう、全身全霊を懸ける姿は微笑ましくもある。

また、1期では、京介を中心に、沙織や黒猫などのオタクグループと、まなみやあやせなどの非オタクグループの狭間で築かれていく人間関係の描写が非常に巧く、それぞれのキャラクターの個性を視聴者に伝えることに成功している。

個人的には、この1期で終わって欲しかったと思う。

投稿 : 2014/10/22
閲覧 : 175
サンキュー:

3

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

妹が受け入れられるかどうか

妹が受け入れられれば楽しめる。受け入れられなければ楽しめない。

投稿 : 2014/10/21
閲覧 : 264
サンキュー:

4

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俺の妹がこんなに可愛いわけがないのストーリー・あらすじ

波乱のない普通の人生を志向する男子高校生・高坂京介は、数年前から中学生の妹・高坂桐乃から挨拶もされずまるで汚物を見るかのように蔑んだ視線を送られるだけの冷え切った関係になっていた。京介自身もまた非凡な才能に溢れる生意気な妹を嫌っており、そんな状態がこれからもずっと続くかに思われていた。ところがある日、京介は自分の家の玄関で、高坂家では自分も含めて誰も見そうに無い魔法少女アニメ『星くず☆うぃっちメルル』のDVDケースが落ちているのを発見する。しかも、そのDVDケースには『メルル』のDVDでなくアダルトゲーム『妹と恋しよっ♪』が入っていた。京介は夕食の卓を囲みながら両親に『メルル』の話題をそれとなく振ってみるが両親、特に警察官である父親はおたくに対する偏見が非常に強く否定的な反応が返って来るのみであった。ただ一人あからさまに不審な反応を返したのは、持ち主としては最もありそうにないと思えた妹の桐乃であった。(TVアニメ動画『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2010年秋アニメ
制作会社
AIC
ニコニコチャンネル(配信サイト)
ch.nicovideo.jp/channel/ch639
公式サイト
www.oreimo-anime.com/
主題歌
≪OP≫ClariS『irony』≪ED≫高坂桐乃(竹達彩奈)『妹プリ~ズ!』、高坂桐乃(竹達彩奈)『Shine!』、高坂桐乃(竹達彩奈)『ほらいずむ』、新垣あやせ(早見沙織)『白いココロ』、高坂桐乃(竹達彩奈)『オレンジ 』、田村麻奈実(佐藤聡美)『マエガミ☆』、黒猫(花澤香菜)『Masquerade!』、沙織・バジーナ(生天目仁美)『カメレオンドーター』、高坂桐乃(竹達彩奈)『好きなんだもん!』、来栖加奈子(田村ゆかり)『いいえ、トムは妹に対して性的な興奮を覚えています』、高坂桐乃・黒猫・沙織・バジーナ(竹達彩奈、花澤香菜、生天目仁美)『アキハバラ☆だんす☆なう!!』、高坂桐乃(竹達彩奈)『ただいま。』、高坂桐乃(竹達彩奈)『READY』、黒猫(花澤香菜)『†命短し恋せよ乙女†』

声優・キャラクター

竹達彩奈、中村悠一、花澤香菜、生天目仁美、佐藤聡美、早見沙織、田村ゆかり、立木文彦、渡辺明乃

スタッフ

原作:伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)、 監督:神戸洋行、シリーズ構成:倉田英之、スーパーバイザー:川口敬一郎、原作イラスト:かんざきひろ、キャラクターデザイン:織田広之、総作画監督:石田可奈/川上哲也、プロップデザイン:石本剛啓、美術設定:泉寛、美術監督:衛藤功二、色彩設計:末永康子、撮影監督:今泉秀樹/北村直樹、編集:宇都宮正記、キャスティングマネージャー:松岡超、音響監督:本山哲、音楽:神前暁、アニメーションプロデューサー:黄樹弐悠、制作プロデューサー:吉田昇央

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