当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「借りぐらしのアリエッティ(アニメ映画)」

総合得点
66.0
感想・評価
663
棚に入れた
3154
ランキング
3069
★★★★☆ 3.6 (663)
物語
3.4
作画
4.1
声優
3.3
音楽
3.7
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

借りぐらしのアリエッティの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

夢を失った心に映るものは?

【概要】

アニメーション制作:スタジオジブリ
2010年7月17日に公開された94分間の劇場版作品。
メアリー・ノートンの小説の『床下の小人たち』を原案にしている。

監督は、米林宏昌。

【あらすじ】

『ぼくはあの年の夏、母の育った古い屋敷で一週間だけ過ごした。』

12歳の少年の翔は家族との関係が薄く、生まれつき心臓が弱かった。
手術を控えて療養のために、郊外にある大叔母の古い屋敷にやってきた。

その屋敷には女主人の牧貞子と飼い猫のニーヤと家政婦のハルの他に3人の住人がいた。
14歳になる小人の少女のアリエッティとその父ポッドと母のホミリーが、
床下に部屋に構えていて、夜中に人間の食料や生活品をちょびっとずつ借りながら、
人間に気づかれないようにひっそりと暮らしていた。

小人の一族はもう殆どいなくて、人間に見つかったら引っ越さないといけない。
だが、アリエッティの初めての「借り」で翔に見つかってしまった。

翔はアリエッティと仲良くしたく、アリエッティも翔個人に対しては、
両親の人間への警戒心ほどの感情は持っていない。

ところが、人間と小人の共存は無理という両親の考えを裏付けるかのように、
翔の善意の行動が結果として問題となってしまい、
引越しが決定事項となってしまったのだった。


【感想】

ジブリもいつまでも、宮崎駿氏・高畑勲氏だけじゃいられないと判断したのか、
実子の宮崎吾朗氏の他にも、次を担う人材として社内のスタッフから米林宏昌氏を監督に起用。

美術を含めた映像と音楽は「ゲド戦記」より明らかに上で、
小人のアリエッティと人間の翔が種族の壁を超えて心を通わせる過程には、
いい意味でのジブリらしさのボーイ・ミーツ・ガールを志向していたと思います。

でも、ストーリーそのものはちょっと難ありですか?

翔のとったある行動が原因で樹木希林氏が演じる家政婦に小人の住処が見つかって、
その家政婦が邪悪な笑みを浮かべながら母・ホミリーを捕まえる。
翔とアリエッティが協力してホミリーを救出して、
小人一家が逃げて翔とアリエッティの情緒深いサヨナラで終了。

と四行で終わってしまう淡白な内容です。

それと、タイトルに2文字を付け加えたほうが正解だと思うのですよね。

借りパクぐらしのアリエッティ!
借りパクぐらしのアリエッティ!

今作品では宮崎駿氏の数々のアイデアを丹羽圭子氏が文章化するという形で、
脚本名義で両者が併記されていますが、

映画での小人の観念では、財産は個人の所有物ではなくて、

『人はいつからモノを所有するという感覚を身につけたのか。
 私たちの世界には、様々な生物が共存共栄しています。 動物も虫も、そして、植物も。
 本来、生物が生きていく上で境界線など存在しなかったはずです。
 自分のものと他者のものを分けることはできなかったはずです。
 人間も動物も植物も所有できるものなどこの世にありはしない。
 全て自然の営みを借りて生活していました。
 自然に寄生して生きているのは人間も小人も同じだったはずなのです。』

と、公式サイトに書いてあるのですが、
人間の所有欲や資源の無駄遣いに比べれば、
小人の借りぐらしは、角砂糖1個、ティッシュ一枚とささやかなものだからええだろ?
と貨幣や物々交換や労働などの対価を支払わずに窃盗を繰り返してる言い訳ですね。
この理屈ではコンビニや駄菓子屋で飴1つジュース1本を万引きしたら通報ですな。
と童話風のメルヘンな設定でありながら、子供の情操教育によろしくはない。
なお、借りパクは人間相手が限定のルールであって、
スピラーの弓を借りて弄ってるアリエッティに対して返すよう促す母ホミリーの台詞から、
小人同士の貸し借りは、人間と変わらない倫理観のようです。

別の作者の別の作品になりますが、
漫画家の高遠るい氏の某格闘漫画で偽造旅券での不法入国者のミャンマー人の女性がいて、
入局管理局の職員が捕まえに来たのを女性格闘家たちがが撃退する?(うろおぼえ)話で、
脱法者に弱者や被害者をアピールをさせて、法を遵守させる役人を悪いように描いていまして、

アリエッティの話に戻しますが、
人間の家に住み着いて何代にも渡っての長い間、食料品や生活品の窃盗を続けた上に、
家の住人に見つかった途端に被害者面の逆ギレをはじめるこのアニメでの小人の姿は、
例の漫画と同じ空気感がありまして、小人ではなくて人間のほうが悪いといった描き方は、
謝罪を無限に要求され続けている日本人の姿を表しているようでして、

平日に、主催者からバイト代を貰ってデモ隊を組んで抗議活動をしているような暇人を除いて、
日頃、労働や勉学をしている普通の日本人のメンタリティには、
あまり適合しない話かな?と思いました。

少なくとも自分には共感できるストーリーや感情移入できるキャラが皆無でしたね。

原作の1巻を原案にアニメ化して、2巻以降で新たな住まいを探しての冒険活劇になるらしく、
序章にすぎない部分をジブリ味で翻案をした結果ですね。

↓観ながら思ったことのまとめ。
・可愛いアリエッティも、将来は美人でもない地味な母親みたいになる。
・正統派ジブリ美少女のアリエッティも絶滅しないために、
 未来少年コナンのジムシーみたいな小人のスピラーと子作りせざるをえないんだろうな。
・今はまだ文明人みたいな装いのアリエッティも数年後にはスピラーみたいに原始人化してるの?

個人的には魅力的なキャラが皆無で、
作画と音楽が本当に素晴らしくても映像作品として特に面白いとは思いませんでした。


ということで、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 168
サンキュー:

23

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アリじゃなかったら・・・

これも映画館で見ましたですね。「マーニー」より後に感想を書くことにしたのは、私は蟻が苦手だからです。しかもこの映画にはGも登場します。米林監督の初監督作品ですか、やはり初だとそういう部分が・・・。ナウシカも虫の世界を描いていますが、宮崎監督の場合、微妙にそういうきもい感じの虫のゾーンを外して描いているような気がします。それで私も今回レヴューするのも涙目なんです。はあ、手塚さんのミクロイドSとは言わないけれどもう少し・・・・正義な虫の話だったら・・・・。

まあとにかく、「美少女」の「アリ」エッティのお話です。これは原作あるんでしたっけ。原作も公開前に読んでいませんでしたね。図書館でたしか借りたけど、読む気になれなかった。それで映画を見たんですが、可もなく不可もなくといった内容で、背丈がヒロインと少年とでは違いすぎるし、少年は病を患っていて病弱だったし、家政婦は宮崎監督に似て見えたしで、なんかかなり見ていて下がりました。しかし演出的にはよかったと思います。変に見える場面はありませんでした。知らない人には宮崎監督作品だと言っても通用したと思います。主題歌もメルヘンチックなイギリスの曲で、全体的にフェアリーを目指していたと思うんですが、ヒロインが蟻の隠喩だったから・・・・・。

投稿 : 2022/03/21
閲覧 : 189
サンキュー:

3

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作

しっかりと物語がまとめられていて誰もが見やすい作品だと思います。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 318
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

どんな生命も助け合って成り立つ

以前見た時は、物足りなさを感じていたようですが、
今改めて見返してみると見る視点も変わるものだなと感じました。

今作はアリエッティは小人、翔は人間という事でしたが、これを現実で例えるならば、蟻が良い例かなと思います。

蟻も生きるためにどこからか、物を借りて生きていますが、気づかぬうちに踏み殺していたり、悪意によって殺されることもあります。

そう考えると、命とは儚い物だなと思わされた作品でした。

投稿 : 2021/08/30
閲覧 : 204
ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

絵はすごいけど…

人の食べ物や道具をこっそり使いながら人のそばで生活する手のひらサイズの小人の話。はっきり言って、この発想はオリジナリティの高いものではなく、誰でも思いつく設定だろう。

なぜ上記の設定の作品が少ないかといえば、小人と人間が出会うストーリーを考えたとき、最終的に、①小人は人間に別れを告げる、②小人は人間とともに暮らす、の2パターンが考えられるものの、②は非現実的すぎて幼児向けの作品になってしまうし、①は現実的ではあるが内容のあるドラマを描きづらいからではないか。

この作品も、何を描きたいのかよくわからない作品だった。

あと、原作のイギリスの小説のタイトルが『Borrowers(借主、借り手)』らしいので、「借りぐらし」のタイトルは原作に沿ったものだと思うが、返す気も実際返したこともないのに借りてますというのは、どう考えてもおかしい。身近にそういう主張をしている人がいたら、頭がおかしい人だと思うだろう。

作画に関しては、人の動きを丁寧に観察して描いた、人の動きの作画のひとつの究極ではないかと思う。ただ、小人たちと、アリ、ダンゴムシ、カマドウマなどの昆虫の大きさのバランスがおかしいとは思う(アリたちが大きすぎあるいは小さすぎ)。

投稿 : 2021/08/21
閲覧 : 190
サンキュー:

1

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スタジオジブリの小人を主人公にしたファンタジー。

メアリーノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を原作にしたジブリ作品です。2010年公開です。監督は初監督をする米林宏昌監督です。

14歳のアリエッティという小人の少女と病気の療養に来ていた人間の翔という少年の交流を描いたファンタジー作品です。人間の翔の暮らしはもちろん、借りぐらしをしながら暮らす小人たちの生活も描かれて、とてもわくわくしながら見られました。

キャストも下手な人はあまりおらず、安心して見られました。

音楽・主題歌もセシルコルベルという海外のアーティストだったけど、劇伴、主題歌ともに作品にあっていたと思います。

投稿 : 2020/11/01
閲覧 : 231
サンキュー:

16

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

カリ太しのアリエッチィ。

場所が変わらないせいもあってか、他のジブリ作品に比べて手に汗握るような展開がない。


ジブリの中でも興行収入が良い作品だけど、作品の評価を見る限り、前作のポニョのおかげで伸びたって感じだな、その証拠に次作のコクリコ坂だと半減するし。

投稿 : 2020/09/14
閲覧 : 215
サンキュー:

1

ネタバレ

USB_DAC さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この床下にもきっと明かりがある

物語:
原作「床下の小人たち」シリーズ5作の良いと思われる部分を抜粋。
しかし人物の設定や背景、ストーリーのあまりの違いに多くの方が
戸惑い、全くの別物とも評される作品。とは言え逆に別物として見
れば、それはそれで良く練られ仕上げられた作品だと思います。ま
た互いに孤独に悩みながらも必死に生きようとする姿はとても印象
が良かったのは確かでした。決して派手さは無く、ある意味辛気臭
く味も薄い。でも「これからだよ」と言えるだけの高い技術力は感
じられる作品だと思います。

作画:
アリエッティの目線で見る様々な雑草やタマ苔の仲間、ツタのつる
と吸盤、弾力のある水など一切手抜きが無い見どころの多い映像に
驚かされます。また作画とは違いますが、小人の目線で感じる古時
計の音の印象の違いには、改めて感心させられるものがありました。

声優:
アフレコは初というアリエッティ役の志田未来さん。ポニーテール
が良く似合う、明朗活発な彼女をしっかりと演じていたと思います。
また常連である翔役の神木隆之介さんや意地の悪い家政婦役の樹木
希林さん、アリエッティの父役を演じた三浦友和さんたちもまた役
にハマった素晴らしい演技でした。

音楽:
主題歌を歌い、ハープ奏者でもあるセシル・コルベル(仏)。多く
のジブリ作品に影響を受け、自らが作成したCDを売り込み実現し
たというコラボ。懸命に歌う日本語がとても不思議な雰囲気を生み
出し、まるで別世界へ引き込まれる様な魅力的な歌声です。

キャラ:
やはりアリエッティの父ポッドが魅力的。61歳にして最強の大黒
柱。家族を支える知識と行動力。そして未熟なアリエッティを優し
く見守る姿は理想的とも言える父親です。



[感想]

メアリー・ノートンの原作「床下の小人たち」が作られてから彼此
67年。この作品が持つ世界観の面白さは今でも失われていないと
思います。これを題材とした実写映画などは数多く作られています
が、それぞれ制作側のイメージが多分に加えられ、原作とはかなり
内容が違う作品が多い印象です。

先ず米国TVの実写映画 「The Borrowers (1973 film)」。
この作品では小人たちと人間がコミュニケーションを取る生活を送
ります。しかも原作で描かれていた人間に煙で燻され追いやられる
描写は無く、やはり全体的に異なった作風になっています。

次に「The Borrowers (1997 film)」英米合作映画。
この作品は登場人物がとてもコミカル。「ピタゴラスイッチ」の様
なアクション満載の世界で、悪意を持った人間たちと戦う物語です。
内容はまるで違いますが「グーニーズ」の様な冒険活劇に近い印象。

そして米林監督が描く「 借りぐらしのアリエッティ 」。この作品
も上記の通り原作とはかなり内容が違います。

舞台は日本に変えられ、青森県平川市は猿賀石林にある盛美園の屋
敷をモデルにしたと言われる作品。実写映画には無い自然豊かな草
木や花の描写は、スタジオジブリの真骨頂といったところでしょう
か。そして登場人物たちはとても慎ましく暮らし、決して多くの物
を求めない。懸命に生きる人物たちはとても優しく、そして温かい。

日々人間が暮らす世界に怯え隠れながらも、精一杯工夫をして生き
ている。そんな小人たちの目線が感じられる作品です。

生活をしていく為には、人間が作り出した物に頼らなければらない。
しかし彼女たちが得るものに対する我々への対価が全く無い。そこ
を指摘する声があるのは当然のことだと思います。借りているとは
いえ、結局は黙って拝借しているのですから。

しかし、人間が発展をする為に今まで何をしてきたのか。我が物の
様に彼等から奪ってきた自然や様々な資源。それを忘れてはいけな
いと思うのです。生態系の頂点に立つからこそ、その様な弱い生き
物に対して寛容でなければならないし、返すべきものが必ずある。

そう言う意味ではアリエッティが「人間がみんな危険だとは思わな
いわ」と話していたことは、まだ救いがある様な気がするのです。

きっといつの日か翔の様な見返りを求めない人間と彼の地で出会い、
交流をしながら楽しい生活を共に過ごす。そんな明るい未来を感じ
させてくれるラストの別れだったと思います。

さっきまでそこにあった筈の数枚のクッキー。不自然に刈り取られ
たローリエ、シソの実やその葉。それはもしかしたらアリエッティ
の様な小人たちが借りていったのかも知れません。

彼女と庭で会った時に翔がこう言いました。「君たちは滅びゆく運
命の種族だ」と。彼はその後その発言を撤回しましたが、僕はこう
思います。人々がこの様なメルヘンを思い描かなくなった時、そし
て寛容さを失った時に間違い無くそれは現実となる。

でも、そんな世界の存在を夢見て、姿は見えないけれどきっと何処
かで慎ましく彼女たちは暮らしている。そう思う人がいる限り、彼
女たちは永遠に借り暮らしを続けて行くのだと。


以上、拙い感想でした。


2019.11.04  初回投稿
2019.11.05  誤字修正

投稿 : 2019/11/05
閲覧 : 270
サンキュー:

13

ネタバレ

kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

初めてBlu-rayで見た作品

劇場公開後に、Blu-rayで見た作品。

ジブリらしいお話。樹木希林さんの演技も見事だった。

ジブリの世界って綺麗で、優しい人が多いから好きです。

投稿 : 2019/06/20
閲覧 : 267
サンキュー:

1

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ジブリにしては割とまとも

過去に視聴済み。

原作はアニメを見た後読みました。
オリジナルはともかく原作小説があるものは
原作の良さをなくしてしまうジブリですが
これは案外まともにできていると思います。

原作の少年はそれ程いいやつじゃなかったし
アリエッティが想いを抱くことなんてなかった。
まあ得意の改変でしょうね。
神木さんや樹木さん、大竹さん、三浦さん演技は
大変素晴らしかった。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 291
サンキュー:

7

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絶妙にジブリっぽさ(宮崎駿感)がない

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
褒め言葉(監督のオリジナリティ・チャレンジ)でもあり、批判の言葉(スタジオとしてのアイデンティティの喪失)でもある、レビュータイトルです。

ファンタジーではあるし、夢はあるんだけど、でっかい夢がないというか、妙に小さい(色んな意味でw)。

米林さんは、ある意味では宮崎駿さんより、大人で立派な方かもしれない。なんか、「しっかりとジブリが作られている」という、上手く言葉にできない微妙な違和感がずっとあった。

宮崎駿さんのアニメは、その世界に飛び込んでみたくなるんだけど、本作は、自分の世界にファンタジーが飛び込んできたというか、そんな感じ。

うん、伝わらないな、抽象的過ぎる。でも、そんだけ微妙な違和感なんすよ(まあ、宮崎さんも企画やら脚本で絡んでいるしね)。

いや、凡百のアニメよりよっぽどおもしろいっすよ♪ 映像は流石ですし!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
最近のジブリに多いけど、ちょって説明くさいという部分がね。外には危ないモノが多いとか、盗みは良くないとか。

それは、雰囲気で読み取らせてほしかったな、と。
{/netabare}

投稿 : 2018/05/25
閲覧 : 411
サンキュー:

31

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

ファンタジー小説が原作の作品。
優しさとは裏腹に現実は酷な方向へと
進んでいく。
そんなもどかしいストーリーも
醍醐味だった。

投稿 : 2018/04/16
閲覧 : 265
サンキュー:

1

藤乃 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

借りぐらしのアリエッティ

イギリスのファンタジー小説を原作とする、小人の少女と病弱な少年の交流を描くジブリ映画。

作画はジブリらしく緻密でキレイだし、アリエッティから見た景色の描写や音の表現がリアルで面白いです。
その他の音楽は特に印象なし。俳優さんたちの演技はさほど違和感はないけど、逆にぴったりはまっている感じもない。
キャラクターはそれぞれ魅力が乏しく、アリエッティと父親以外には愛着が持てませんでした。
物語としては盛り上がりに欠けるし内容も薄く、さらに作品としてのメッセージ性もないので退屈です。
起承転結の起承で終わってしまって物足りない、心に何も残らない作品でした。

投稿 : 2018/02/24
閲覧 : 246
サンキュー:

1

ネタバレ

なっつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

まず、やっぱりジブリは背景が美しいです。
物語は全て一つの家の敷地内で起こっているのに、すごく世界観が広く感じる!

私的に一番好きなのは翔さん。
え、最高じゃないですかあの病弱イタズラ好き青年。タイプど真ん中すぎる。
「君たちは滅びゆく種族なんだよ」発言にもうめっちゃキました。サド入ってますよね...

アリエッティと翔は惹かれ合ってるのにどうやっても結ばれない運命なのは悲しいなぁ・・・。

その後、アリエッティはどこへ行ったのだろう。翔さんの手術は?命は助かったのか...?
気になるけど、ハッキリさせずにあそこで引くのが物語らしくていいと思います。

幸せいっぱいというよりは、淡く美しい日常に潜む非日常な世界観を楽しむ物語でした。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 213
サンキュー:

0

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

酷評注意 私の青春だったナウシカはどこへ?

2010年公開の劇場版アニメ 94分

原案? メアリーノートン 監督 米林宏昌 脚本 宮崎駿 丹羽圭子
制作 スタジオジブリ

2010年度興行収入邦画第一位だそうです。
北米では過去のジブリ作品では最高記録となったそうです。
つい最近も地上波放映されたのですが、今回はレンタルで初視聴しました。

原作未読なので関連性は分かりませんが、日本人が考えそうな物語ではないような気がします。

主要登場人物は15cmくらいの小人で人家に隠れ住んでいるようです。
ヤモリの擬人化かと思ったんですが、益虫的な部分は無く、
どちらかと言うと、ゴキブリの擬人化に見えますね。

さて、まったく面白くなかったのですが、DVDを割ることも無く無事観終わりました。
素晴らしい作画と繊細な人物像が見られましたが、物語にはなっていません。
まあ、一言で言うと「ゴミ」でした。

個人的に、ナウシカの続編を造ろうとしない「スタジオジブリ」には悪感情があるんですが、
この作品の後は、宮崎親子、高畑、米林、各一作ずつ監督して閉鎖となるようですが、
大量のアニメーターさんたちの生活が心配です。

ジブリは当時ワープアしか居なかったアニメーターを人並みの収入の正社員とするために、
大企業のスポンサーの言いなりになるという決断をしたと言われていますね。
公害、原発によって文明が崩壊した世界「風の谷のナウシカ」など作れるはずがありません。
当時と現代はアニメに対する世間の評価が全然違いますから、
駿さん達の決断を攻めるわけにはいきません。

でも、2010年の段階でこの作品は無いというのが個人的意見です。
ゴキブリを可愛い女の子にすれば人気が出ると思ってんのか?
と怒りがこみあげてしまいました。実際、年間一位ですが。

はっきり言ってジブリで好きな作品は「魔女の宅急便」ただ一作なんですが、
大企業ににらまれず、一般人(特に子供)が喜び、アニメファンもまあ楽しめた、
奇跡的な綱渡りの作品でした。

当時はともかく、2010年代になってもそうまでしなくては養っていけないのか?
余計なお世話だ、としか言われないでしょうが、素直にアニメを楽しめないのは私だけではないと思います。
この作品は物語と脚本に魂が感じられません。
マイナー作なら作画だけで絶賛しますが、大ヒット作では批判しかできませんでした。

ジブリファンの方には申し訳ありませんが言わせてもらいます。

魂を失った最高級作画は落書きより劣る。

投稿 : 2017/11/10
閲覧 : 530
サンキュー:

34

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今更ながら小人たちの最大の外敵が人間のように描かれているのは相当、疑問です

この作品を見て、ひとつ疑問に思った事だけを書きます。

小人たちの最大の外敵が「人間」みたいに描かれているのは相当に変ではないでしょうか?
いかにも「人間性悪説」「人間は自然や動物たちを絶滅に追いやる邪悪な存在」みたいな考えです。
シブリ作品や宮崎作品ではありがちな偏見、考え方です。

現実にはあの小人たちの大きさでは、自然界においては「被食者」にまわる側で彼らの敵は「虫、大型ガエル、蛇をはじめとした爬虫類、小動物を捕食する哺乳類、鳥類」の筈です。
作中でアリエッティの父がネズミを見て「あいつら絡まれると厄介だ」とか言ってますが、厄介どころではないでしょう。
小人ではハツカネズミならまだしもドブネズミ、クマネズミならひとたまりもなく襲われて捕食されてしまう筈です。

彼らの大きさでは蜂や蜘蛛や百足に刺されただけで即死、
さらに言うと「アリ」に刺されただけでも危ないです。
実は分類的にはアリと蜂はほぼ同種の生物です。
蜘蛛も「巣を作る蜘蛛」より実は地面を素早く這い回って、毒針を注入して獲物を捕食する種類の方が多かったりして小人には危険な存在と思われます。

まあ、弓矢程度の粗末な武器ではや野生生物に対抗は無理でしょうし、小人たちの絶滅はそういう意味で必然でしょう。
よく人間と動物の関りあいを描いた作品で「人間が彼らの生存域に入っていかなければちゃんと共存できる」とか言いますが、
それはあくまで、ある程度、大型で強者の人間の場合の話しであって、
被食者であろう小人たちには野生生物たちは小人たちが害意や悪意を持とうが持つまいが単に自分たちの「餌」にするために猛然と襲い掛かってきます。

それにしてもスピアーが弓矢でコオロギを殺してたみたいですが、コオロギも強敵そうですね。小人にとってはあの顎で噛まれたら終わりです(「リオック」で動画検索してください)
さらに弓矢の効きそうもない外郭の固い甲虫類とかに襲われたらどうしようもないですね。
ヒラタクワガタとかに襲われたら打つ手なしです。まあクワガタは草食なので襲ってはきませんが、
肉食のゴミムシとかはどうしようもない相手ですね。

追加
少し思ったんですが、小人たちはむしろ人間の家に寄生する事によって守られていたのでは?
アリエッティの寄生していて居なくなったという家にいた他の小人の二家族はおそらく蛇か鼠にでも襲撃されて喰われたか追い出されたんだと思います。
もしも人間のせいなら、はっきり記録が残ってる筈ですし。

実際、アリエッティの父も新天地探しの時、危うい所をスピアーに助けられたそうで翔の家を出て新天地で生活する小人たちの運命は危ういだろうなと思います。
まあ小人たちの絶滅は時間の問題でしょうね。

投稿 : 2017/10/27
閲覧 : 264
ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雑感。

【借りぐらしの小人】が設定的にも映像的にも面白かった。
でもストーリー面では取り立てて褒め称えるような点は無かったかな…。

病弱な少年と小人の女の子の交流がメインなワケだけど、この交流が影響を及ぼしてるのって主に少年である翔の方だけなんだよね。アリエッティから生きる勇気をもらった形ではあるけど、アリエッティとの交流によって翔がそこまで前向きになれるほど小人の生活や現状に精通するに至る描写があったワケでもなく、ここら辺は描写的にはもうひとつ弱かったかもしれない。

幸い、ハルという家政婦の存在によってストーリーの起伏と最後の別れの切なさはしっかり出来ていたので、ストーリーの締めは巧い。
ただの好奇心だけで小人の捕獲を企て、なおかつ諦めの姿勢をみせない辺り、アリエッティらが家が引っ越しをすることの必然性が生まれ、翔との別れにしんみりきた。

とはいえ小難しいテーマや説教くさいメッセージ性ももたず、憎みきれない敵役の存在やビジュアル面の魅力も含めて、良質な娯楽作品なんじゃないかな。



…髪下ろしたアリエッティ可愛すぎな。

投稿 : 2017/07/17
閲覧 : 344
サンキュー:

12

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ジブリが小人に挑む 儚く切ない恋

これは小人が主人公で人間に姿を見られてはいけない世界
初めての得物が針か...
親父と一緒に借りに出掛けたとき角砂糖を落としてしまい、それを人間に見られてしまった
人間は何をするか分からないから、引っ越すしかないと母は言うのだが...

家政婦を悪人にするったあ、これはこれで面白い

投稿 : 2017/07/13
閲覧 : 253
サンキュー:

5

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

所謂ジブリアニメ

誰に何を伝えたいのか

物語はもうちょっと煮詰めた方が良かったですね。

投稿 : 2017/07/11
閲覧 : 302
サンキュー:

4

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジブリ後継作品としてではなく、米林宏昌・長編初監督作品として見直してみて……

原作の英国児童文学『床下の小人たち』は未読。

このスタジオジブリ作品制作を通じて、
本作の企画・脚本も担当した宮崎駿監督らの魂が後継候補の米林監督にどう継承されていくのか?

初見時は私もそういう期待で鑑賞しました。
小人たちが人間の住居から物品をチョイ借り?するために奮闘する。
ミニマム視点で人間生活の場がギミック満載のアスレチックスと化す冒険要素。
その他、サイズギャップに細やかな観察眼を通じて、新たな構図を発見していく、
ジブリならではの映像表現開拓……。

この辺りのエンタメ要素に多くの人々が往年のジブリを夢見た結果が、
90億円の興行収入に繋がったのだと思います。

他方で、結局、本作は何を伝えたかったのだろう?
特に何てことはないお話だった。
当時そういう感想も散見された作品でもあると思います。
私自身にも当時、何かモヤモヤした物も残った作品でもありました。


で、今回、米林監督の次作『思い出のマーニー』を見た後で、
本作を再見してみて思ったのは、
やはり米林監督はアニメーションでより深く心情変化を描写していきたい
“静”のアニメーターだということ。

『借りぐらしのアリエッティ』と『思い出のマーニー』は両作品とも、
少年少女が一つの不思議体験を通じて、
これまでの諦観した心に光が差す……というシナリオ構造に類似点があります。

それは本作においても繊細な心情表現によって描写が試みられており、
拾ってみると好感できます。
ただ、監督がジブリで培ってきた表現の多くを
心理描写に振り分けた『マーニー』に対して、
『アリエッティ』では小人の探検要素という“動”にも多くのソースが割かれ、
細やかな“静”の表現が覆い隠されてしまっている感じもします。

この辺りに課題を見出したからこそ、
監督は本作と似たテーマで“静”に全振りした『マーニー』にて
再挑戦したのだと私は思っています。

『マーニー』は個人的に監督が持つ“静”のセンスが極まった傑作だと思っていますが、
一方で“静”故に鑑賞者が積極的に心理を読みに行かないと
メッセージを受信できない作品だとも思っています。


そして『マーニー』公開後、スタジオジブリを退社した米林監督は、
今週、新スタジオでの初長編映画『メアリと魔女の花』の公開に踏み切ります。
何でも最新作は“動”も意識したファンタジー作品になるのだとか……。

……しかし、新作キャッチコピーが「魔女、ふたたび。」と言うのが何とも(苦笑)
この先どんなに独立しても、ついて回るであろうジブリ出身のという視線に、
敢えて逃げずに向き合おうという監督の反骨も感じます。

よって最新作評価は多分に波乱含みの予感ですがw
私はキキの幻影などには惑わされず、監督がどんな心情を描写してくるのか?
“動”の要素が監督の“静”の表現とどう折り合うのか?

そしてキャストでは神木隆之介さんに注目。
『アリエッティ』の頃は、正直、深い心情まで表現し切れているとは思えなかった彼の演技が
『君の名は。』の経験などを経てどう成長を遂げているのか。
それらの点も意識して最新作劇場鑑賞に挑みたいと思います。

投稿 : 2017/07/05
閲覧 : 295
サンキュー:

25

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アリエッティ序章

レンタルDVDで視聴
監督はジブリで一番上手いアニメーターとしての称号を持っている米林宏昌さん。
日本の風情と北欧系の文化が融合した"ジブリ"らしい雰囲気の映画だった。

{netabare}物語
1週間叔母の屋敷へ療養に訪れた翔と小人の少女アリエッティの交流をアリエッティ視点で描く。
物語の抑揚は大きく無く、心臓が弱くても安心して最後まで楽しめるのが宮崎駿監督作品と大きく異なる点かな。悪く言えばインパクトが弱いのかもしれないけど、決して悪いとは思いません。何故かというと、退屈することがないから。世界感がしっかりしたうえでキャラがどんどん動いて、どんどん新しい出来事が起こって楽しませてくれる魅力があります。
逆にインパクトが弱いというところをつつくと、物語が終わってもこれからまだいろいろ起こりそうだ!ここで終わってしまうの?という物足りなさが残るのが残念かな…
もしこれが、
翔にとっては特別な思い出であるが、アリエッティにはほんの些細な出来事だったのかもしれない。
ということを強調するための演出ならすごいと思いますし、そうだったら続く物語にわくわくします。

さて、この物語には大きな論点が見受けられますね。借りぐらしと泥棒は違うのかという論点です。
私も借りぐらしの説明を初めて聞いた時に、カリパクじゃん!とつっこみを入れてしまったのですが、まあ、頻度的なものもありますし、どれだけ許容できるかという心の広さ次第かもしれません。
多分お手伝いさんにはものが無くなって責められた経験とかあるんじゃないかなー…何かをなくしてしまった時とか、小人が盗んでいったということが証明できれば小人のせいに出来ますからね…

あと、借りぐらしについて思うのは種からの見返りがあってもいいのではということです。
借りると言うくらいなのですから、何かしらの見返りがあっても良いのではないでしょうか。例えば虫やネズミを捕食し、蛇のような役割を持つとか、座敷童子のような伝説を持つとか…
この作品には何にもそういった描写が書かれてないんですよね。拝借するだけ。これでは泥棒と言われても言い返せないのでは?と思います。

描かれていないと言えば、話題に出たネズミとの絡みが無かったのは残念でした。ねずみとは出くわすな、というセリフがあったから、こんな時にネズミが!どうしよう…みたいな展開を期待していましたが無かったです。
アリエッティの旅はこれからだ!みたいな終わり方だったので必ずあると思うんですが…翔との再会篇を作って欲しいですね。

声優
良かったですよ。
志田未来さん上手でしたし、神木隆之介さんは「君の名は。」の瀧君の声を聞いた時、凄く上手いなと思いましたが、上手くなるちょっと手前の初々しい感じがアリエッティで聞けたのは良かったなと思います。
お母さんの声は、大竹しのぶさんが前面に出ていましたね(笑)
お手伝いのハルさんが市原悦子さんだったらなお面白かったのに…

神木隆之介さん、ここでも「君の名前は?」と尋ねていて笑っちゃいました。6年も前に「君の名は。」をしていたなんて衝撃です。

キャラ
職人気質のお父さんに、箱入り娘っぽい母さんに、理想的な娘、娘のお相手は年齢の割にとてもしっかりした好青年とジブリらしさが詰まったキャラばかりです。
これが制作者の理想の人物像なのかなー?と想いながらみていたらちょっと面白かったです。

作画
背景とか動きとか相変わらず綺麗ですが、今回一番の見どころは、やっぱりスケール感じゃないかと。
私が好きなシーンはキッチン回りとティッシュのところですね。
巨大スケールに対する恐怖感とか強く感じましたし、借りぐらしのスケールも分かりやすかったです。
あと、ポットから水を出すシーン!ああ、ミニチュアだとそうか。と納得し、リアリティを感じました。

手書きアニメだとサイズ感を表現するのは難しいでしょうから、表現に対する挑戦はジブリだからこそかな。

表現の都合上あえて大きくしたシーンもあるのでしょうが、あれこんな大きさだったっけ?と混乱するシーンがあったので、サイズ感は変えないで欲しかったかも。

CGなら楽なのになとは思いました。

まとめ
絵でみせられて話もどんどん進んでいくので退屈ではありませんが、インパクトが弱かったので、良くできた序章くらいのテンションにしかなりませんでした。続きが気になるので続編が欲しいです。{/netabare}

投稿 : 2016/11/13
閲覧 : 285
サンキュー:

11

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

TVで見ました。映像はきれいだったし、登場人物も多くないので、落ち着いて見れました。
コクリコみたいなゲップの出るあざとい感じもなかったが、ストーリーは何でこんなにハッピーエンドっぽくなっているんだろうと不思議な気持ちにw。勢いで何かごまかしてない?

投稿 : 2016/09/04
閲覧 : 206
サンキュー:

0

ネタバレ

帝釈天 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見ててとても安らぐ

いやー見ててここまでいいなーって思う作品はないですよね
宮崎駿さんよくがんばりました
でもあのお婆ちゃん、もうちょっとひどい仕打ちを受けたほうがいいと思います。

投稿 : 2016/05/14
閲覧 : 253
サンキュー:

1

ネタバレ

シロエ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

借りぐらしのアリエッティ

このアニメは、私は物語のためのかなり良い感じ。人間ボローからの商品の様々な方法小さな男の物語。しかし唯一のファンタジーの物語が、人工アニメ[株式会社スタジオジブリ]は、常に私の意見で最高となっています。それぞれがこのアニメはストーリーの雰囲気に観客を運ぶ見ます。【スタジオジブリ】自身によって作られたアニメ映画は感情的でいっぱいでした。多分誰もがアニメが好きではありませんが、私にとってアニメは本当に面白いです。(*^▽^*)

音楽自体はすべてのために非常にフィッティングです。 【セシールのコーベル]とのコラボレーション。 OST[セシールのコーベル]私にとって非常に感動が歌います。

あなたはどのように思いますか?アニメは面白いですか否か?

投稿 : 2016/03/05
閲覧 : 262
サンキュー:

1

ネタバレ

コーヒー命 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

借りぐらしのアリエッティ

見終わったはずなのにほぼ覚えていない。覚えている?のは出てきた子供が体が弱いのと、おばさんに家捜しされそうになった?ぐらい。

投稿 : 2015/10/09
閲覧 : 266
サンキュー:

1

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

小さな世界と大きな世界

小人が主人公の話ですがとてもおもしろいです

ジブリの作品だなと思えるいい作品です

感動でポロポロなくというものではなくよかったね~と言い合えるような作品です

穏やかに見届ける、という感覚でしょうか

小人たちの頑張りを応援したくなる作品です

投稿 : 2015/10/06
閲覧 : 345
サンキュー:

1

てんてん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いいね

これはシンプルに感動しました。
ファンタジーでどこかにこびといたらなっておもったり
小人と普通の人間の人間ドラマ?普通の人間が小人たちに優しくする話です

投稿 : 2015/06/04
閲覧 : 520
サンキュー:

1

オールドタイプ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

挑まなくてもいい危険というモノもある

小さい人のお話。夢があって楽しいですね~(´∀`)
絵本を観ている感覚でした。

投稿 : 2015/04/03
閲覧 : 308
サンキュー:

3

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

物語は大した事ないのですが

小人の視点や暮らしが
ユニークな形で描かれてるのが良かった
面白かったですよ

投稿 : 2015/03/28
閲覧 : 339
サンキュー:

2

シフレ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリシリーズ

小人カワイイ
探したら出てくるかな?

投稿 : 2015/03/03
閲覧 : 276
サンキュー:

0

次の30件を表示

借りぐらしのアリエッティのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
借りぐらしのアリエッティのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

借りぐらしのアリエッティのストーリー・あらすじ

とある郊外に荒れた庭のある広大な古い屋敷があった。その床下で、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティは、父ポッドと母ホミリーと3人でひっそりと静かに暮らしていた。アリエッティの一家は、屋敷の床上に住むふたりの老婦人、女主人の貞子とお手伝いのハルに気づかれないように、少しずつ、石けんやクッキーやお砂糖、電気やガスなど、自分たちの暮らしに必要なモノを、必要な分だけ借りて来て暮らしていた。借りぐらしの小人たち。そんなある夏の日、その屋敷に、病気療養のために12歳の少年・翔がやって来た。人間に見られてはいけない。見られたからには、引っ越さないといけない。それが床下の小人たちの掟だった。そんなある日、アリエッティは翔に姿を見られてしまう・・。(アニメ映画『借りぐらしのアリエッティ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2010年7月17日
制作会社
スタジオジブリ
公式サイト
www.karigurashi.jp/index.html
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%9F%E3%82%8A%E3%81%90%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%...
主題歌
≪OP≫セシル・コルベル『Arrietty's Song』

声優・キャラクター

志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林

スタッフ

原作:メアリー・ノートン『床下の小人たち』(林容吉訳・岩波少年文庫刊)、 監督:米林宏昌、企画:宮崎駿、脚本:宮崎駿/丹羽圭子、音楽:セシル・コルベル、プロデューサー:鈴木敏夫、制作:星野康二、作画監督:賀川愛/山下明彦、美術監督:武重洋二/吉田昇、色指定:森奈緒美、映像演出:奥井敦、音響演出・整音:笠松広司、アフレコ演出:木村絵理子、製作担当:奥田誠治/福山亮一/藤巻直哉

このアニメの類似作品

この頃(2010年7月17日)の他の作品

ページの先頭へ