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「ドラえもん のび太と鉄人兵団(アニメ映画)」

総合得点
72.4
感想・評価
146
棚に入れた
884
ランキング
1154
★★★★☆ 3.8 (146)
物語
4.0
作画
3.6
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
4.0

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☆の総合評価
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ドラえもん のび太と鉄人兵団の感想・評価はどうでしたか?

ミキミキ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ベスト

最高のドラ映画、最高のリルル

投稿 : 2024/09/04
閲覧 : 16
サンキュー:

0

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作。

【概要】

アニメーション制作:シンエイ動画
1986年3月15日に公開された97分間の劇場アニメ。
原作は、藤子不二雄が『月刊コロコロコミック』
にて連載していた「大長編ドラえもんシリーズ」作品。

監督は、芝山努。

【あらすじ】

のび太はスネ夫にラジコンで動くロボットの模型を自慢されて羨ましくなり、
ドラえもんに巨大ロボットを強請(ねだ)るが、そんな高いもの買えるか!
とばかりに呆れられて、暑さとのび太にうんざりしたドラえもんは
どこでもドアでどこかに涼みに行ってしまった。

のび太が、どこでもドアで追いかけるとそこは氷に覆われた北極。
ボーリングの球みたいな青い物体を発見したのび太。
球は信号音を発信して、巨大な機械の部品が空中に現れて落下。
どこでもドアで自宅にそれを持ち帰ると、続けて庭に部品が降ってきた。
形状から巨大ロボットの足のパーツと気付いたのび太。
青い球は信号を送って部品を集める装置だとのび太は断定。
ドラえもんが北極から帰ってくると、こんなの知らないと言う。

持ち主不明の巨大ロボットを組み立てて乗り回したいのび太は、
ドラえもんと相談をして、無人の鏡の中の世界でロボットを完成して、
操縦をすることに。しずかを誘ってドラえもんと3人で、
ロボットを楽しむのび太。サンダクロスと名付けられたロボットは、
超高層ビルを一撃で粉砕する破壊光線を発射して、
恐ろしい兵器を作ってしまったことに恐怖する3人。

そして同じころ、このロボットの持ち主の少女リルルが北極に現れ、
青い球が発する電波を追って、のび太たちが住む街に急行。

のび太と接触したリルル。のび太はロボットを返すことにしたのだった。
リルルが地球侵略の工作員ロボットであり、
のび太とのやりとりが地球規模の大事件に繋がっていくことを知る由もなかった。

【感想】

大長編ドラえもんの第7作目。

ヒロインのリルルの存在が大きく「ドラえもん」のファンの間でも特に人気が高い本作品は、
ロボットが支配者となるように神に定められて人間は下等なゴミであるとの選民思想を持つ、
惑星メカトピアの鉄人兵団が、労働力として人間を家畜奴隷にすることを名目にして、
地球へガチの侵略戦争を仕掛けたのを、のび太やドラえもん等のいつものメンバーで立ち向かう話。

ひみつ道具で子供(のび太)の夢を叶えては、調子に乗って用い方を誤って、
そのしっぺ返しを食らって教訓を示すのが「ドラえもん」の黄金パターンではありますが、
今作では昭和50年代のガンダムやマクロスを代表としたロボットアニメブームに準じた、
かっこいい巨大ロボットに乗って侵略者と戦う少年の夢みたいなものをベースに、
藤子先生の価値観、いわば社会学で物語が作られていったもの。

普段のドラえもんが1話完結の日常話に収束されているのに対して、
今作は地球規模での鉄人兵団の猛攻でNYなど先進国の都市が破壊されていくのですが、
アニメの「うる星やつら」と違って次の話では無かったことにしない作風であり、
それでいながら、ドラえもんの大原則である、何が起こっても、
「身の回りの世界にはほとんど影響を残さない」を遵守するうえで利用されたのが、
地球を左右反転してコピーして、それでいながら生物が存在しない、「鏡面世界」

やりたい放題なにをやっても誰にも迷惑がかからず現実世界に影響を及ぼさない、
戦いの舞台に鉄人兵団を誘導して、偽物の世界で暴れまわってもらおうというアイデアで、
いつもの児童誌向けの藤子先生からスケールアップで、
地球規模で侵略を開始した鉄人兵団の大規模な軍事行動を描写可能にしたのですが、

それ以外にも、親や社会に束縛されないしがらみのない自由な世界を楽しむ、
のび太たちの姿が描かれているのも子供の夢を表現したものと言えるでしょうか。

やったことがロボット遊びや高級な肉でのバーベキューでお腹いっぱいにする程度ですので、
子供の想像力の限界みたいなもので微笑ましいものではありましたが、いざ戦いとなると、
コピーされた世界とは言えども、(鉄人兵団の手で)いくら壊しても平気と言い切るのは、
藤子先生の言葉をキャラの口を借りての説明でありますが、
法律が存在しない世界なら、何をやっても罪に問われない危険な考えと思うべきでしょうか。
もっとも人間の犠牲者を出さない目的のためには、必要な作戦ではありますが。

さて、今回の敵である鉄人兵団とは、地球とは別の惑星で進化した人間の科学者が、
人間の醜さに絶望して、人間どころか文明を築いた生物が存在しない惑星に移り住んで、
人の過ちを繰り返さない清く正しい心を持ったロボットの天国が生まれることを願って、
始祖となる2体のロボットを製造したのですが、科学者の死後の3万年の間のAIの学習で、
人間の歴史を模倣したような階級社会や戦争を経て、ロボットからは神とされている科学者が嫌った、
人間に似た(もしくはそれ以上に歪んだ)存在になって地球を侵略しようとしているとの皮肉なオチ。

競争による文明の発展が人類社会の本質であり、それには他者を傷つけてまで優位性を確保する、
戦争などの流血の歴史が伴ってきた。人類には自浄作用がなく、
対立して噛み合うこと無くいつまでも争い続ける存在。それは武力に限ったことではないですが。

争いのない社会の実現を出来るのは神様しかいませんよ…との諦観。締め切りが執筆作業の中、
他に解決の方法が思いつかなかったとの藤子先生の自嘲の文章が残っていまして、
それがあの切ないエンディングに繋がっています。

世界は美しくあって欲しいとの願いの実現は、力やより大きな力に飲み込まれて、
対話に依る解決は現実には殆ど不可能だからこそ、裏技みたいな解決方法になってしまいましたね。

しずかの優しい心に触れて人工知能が学習したものの、故郷であるメカトピアをも裏切れず、
逆に祖国からは裏切り者とされたリルルが選んだ選択。

世界はどうしようもないけど優しい心が守られる世界を望んでの、
世界の殉教者としてのリルルの姿は、大きなテーマ性を持った作品であるとは思いました。
子供が完全に理解するのにはちょっと難しいとは思いますけどね。

子供の興味を引くにはガンダムのモビルスーツに似ててドラえもんらしからぬデザインの、
ザンダクロス(ジュド)が大きく役に立ちましたが、物語の主役はリルルとしずかになってましたね。

最後にのび太が見たリルルは生まれ変わりか幻かは意見が分かれるところですが、
原作では一瞬の幻だと思うのですが、アニメだと後で空を飛んでる姿がありますので、
そこは人を思う心が救われる世界で子供の残る物語にしたかったのかもしれませんね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/04/05
閲覧 : 74
サンキュー:

13

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

旧ドラ最高傑作。ドラえもんとジブリで育った日々。

 私はとにかくビデオを見る子供だった。幼少から小学生までとにかくビデオ、ビデオの日々だった。ドラえもんは藤子不二雄先生が亡くなるまで、ジブリは「もののけ姫」までの作品こそ私のバイブルといいたい。


 新ドラえもんになってからはちゃんと見てないのにあれこれ言うのはフェアではないので旧ドラについて今後レビューを書いていこうと思います。


 旧ドラ、即ち「のび太の恐竜」から「創世記」までの多くの作品の中で実質しずかちゃんが主役といっていいくらいな作品がある。中でも本作「鉄人兵団」は、ほどしずかちゃんとリルルの物語として数少ない百合な作品であり、タイムパラドックスの利用や鏡面世界など適度にSFを利用しつつも、最期はロマンで終わる辺りドラえもんというプログラムピクチャーの中でも秀逸である。


 旧ドラにおいてはゲストキャラが非常に秀逸な例が多いが、中でもリリルは美しさといい、その命運といい、シリーズの中でもずば抜けている(しずかちゃん以外で全裸が出る貴重なキャラでもある)。


 クライマックスの件はいまでも無条件に涙が止まらなくなる…。タイムパラドックス的におかしいとか、冷静に考えるとツッコミどころがなくもないが、そんなのを超えた力があるこそ傑作である。


 ヤンサンドラえもん回でリルル=綾波説が出てきて目から鱗が落ちました!。

 それ以外にも鉄人兵団との悲壮な決戦や、決戦前の豪遊の件も実に印象深い!。特に後者は私の中では「ゾンビ」の有名なショッピングモールでの豪遊シーン以上に上がるシーンである。


 オールドスタイルな作品だけに作画や色彩は派手じゃなくても、内容が最高で誠実だから子供向け作品としては最高。

投稿 : 2022/12/11
閲覧 : 457
サンキュー:

9

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

ロボットの地中外生命体が攻めてくる話
リルルが可愛い

投稿 : 2021/12/21
閲覧 : 160
サンキュー:

2

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

子供の頃何度も観ていたドラえもんの長編アニメ映画。

ドラえもんのアニメ映画では、武田鉄矢氏が手掛ける歌がとても印象的で、作品の良さを更に引き立ててくれます。本作は「わたしが不思議」

主題歌と合わさって、終わり方が印象的でした。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 509
サンキュー:

1

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

旧ドラ版鉄人兵団。屈指の名ヒロインリルル。

旧ドラ映画でもとても好きな映画です。
今回は宇宙から地球を支配しに来た、鉄人兵団というロボットの軍隊が敵ですが、ヒロインのリルルの活躍が見どころです。リルルとしずかの交流も見逃せません。今回もひみつ道具もたくさん出てくるので注目してほしいです。
感動する映画の一つです。

投稿 : 2021/08/10
閲覧 : 355
サンキュー:

11

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.1.28

2021.1.28

投稿 : 2021/01/28
閲覧 : 202
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ドラ映画でも最高峰ですね

感動的で良かったですよ。
悲劇的でしたが救いもありました。

投稿 : 2018/10/15
閲覧 : 330
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エンジェルリルル

シリーズ7作目。
{netabare}
夏休み、ひょんなことから北極で巨大ロボットを拾ったのび太。実はそれは宇宙から人間を侵略しにきたロボット兵団の主力兵器だった。兵団先遣隊の司令塔であるリルルという少女型ロボと出会い、絆を深めながら地球をロボットの侵略から守るというストーリー展開。


結論で言うと結構おもしろかった。ユーモアとシリアスのバランスが良かった。

序盤は、空からにょきにょきと巨大ロボットの部品が降ってくる画はなかなかシュールでおかしかったし、人工知能をバシバシと叩くママもおもしろい。
後半はリルルとしずかの絆を描き、敵であるはずのリルルが親玉に侵略を止めるよう直談判をしたり、ラスト自らとともにロボット兵団を消滅させる展開はとても熱いものがあった。ある意味今作はリルルが主人公と言っても過言ではない。こういうゲストキャラの描き方がしっかりとしている作品というのは総じて大コケすることはない。

もうひとつ特筆すべきはスネオのおもちゃとして登場するミクロスの存在。臆病で愛らしい、とても魅力的なキャラクターとして描かれていて、暗い雰囲気になりそうな今作を和ませる役割を担っていたと思う。

リルルの治療シーンはエロの大サービス。前作もしずかちゃんの全裸があったけど、これまた今の時代にやったら結構問題になりそうな画だった。

ロボットに乗せるだけで効果が得られるという、ほんやくこんにゃくの新しい使い方を見た。

しかし、あの神様だか、博士だかはいったい何者だったのか。
{/netabare}

投稿 : 2016/12/23
閲覧 : 484
サンキュー:

4

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

安定のドラえもんにして最高に近い作品です

キャラ、声優さんなどについては今さら語るものでもないと思いますので、この映画についてですと、ドラえもんのシリーズの中でも特に印象に残って、素晴らしいと思った作品でした。もちろんずいぶん昔に観たのですが、映画ならではのキャラたちの団結力やストーリーは逸品です。ぜひ観てもらいたいです。

投稿 : 2015/07/27
閲覧 : 351
サンキュー:

5

ネタバレ

早川景-K- さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

色々とガチ

ドラえもん劇場版の第7作目の作品。

まず、作品全体を通して言えることはドラえもんの作品の中では珍しく王道、砕けた言い方をするとガチなものばかりが揃っているのではないだろうか。

藤本先生が劇場版として大長編を数多く描いた作品は、様々なテーマや舞台を扱っていて、それがドラえもん映画全体としての魅力となっているが、逆に言えば他作品にもみられるようなベタな作品が少ないということである。
この作品はロボット、宇宙戦争(正確には地球側の防衛であるが…)というSFで王道としてよく用いられる設定を扱っている。この点において他の劇場版ドラえもんとは違った魅力を感じた。

また、この作品は、ドラえもんのひみつ道具をフルで使える状態で現代の敵と本気で戦う数少ない作品である。他作品では、タケコプター&タイムマシン使えません、小さくなってしまって戻れない…、ポケット盗まれた、相手が未来人だからドラえもんの道具より強いです、ような様々な制限を受け、ドラえもんのひみつ道具が常にフル装備の状態で使えないことが多い。しかし、この作品ではフル装備で現代の敵と戦っているにも関わらず、かなりギリギリのところ(というか完全に負けたよアレ…)まで追い詰められるという、筆者の中で「ドラえもんのひみつ道具最強説」が崩れたなかなか衝撃的な作品だった。同じようにドラえもんのひみつ道具がフルで使えるのに苦戦したという作品はあとは「海底鬼岩城」ぐらいしかないのではないか。

ストーリィがガチということもこの作品の魅力だろう。藤本先生の大長編は、子供向けに見えて内容はかなりシリアスなことをテーマにしているというのは自明であるが、特に鉄人兵団は「人権」という非常にストレートで且つ最も重く、我々の現実世界で解決困難なことがテーマとして扱われているため、非常にメッセージ性が強い。(メッセージに対する賛否は様々であろうが、どちらの側でもそれは良いのではと筆者は考える。)

長々と描いたが、設定がロボットや宇宙戦争というSFの王道で、その中でドラえもんの本気の戦いを見ることができ、更にそれによって迎える結末が非常に考えさせられる、と色々とガチなものばかりが詰まった作品だと思う。

投稿 : 2015/01/28
閲覧 : 294
サンキュー:

6

いっき さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鏡の中の世界に憧れたあの時代

リメイクは無しの意見で旧作の感想を書きます。

宇宙の中のとある惑星メカトピア、その世界ではロボットが支配反映していて強者が弱者が従うという、シンプルな弱肉強食のシステム。

その強者ロボットたちが、地球を支配してくるという話。

そのロボットのヒロイン''リルル''

リルルと鉄人兵団と戦うドラえもんのび太たちの戦いと価値観や変化を描いた作品。

この頃のドラえもん映画作品は藤子・F・不二夫さんが総指揮者として関わっていますので、兎に角'藤子ワールド'が前面に出ている雰囲気が魅力です。

SF要素、こどもアニメには似つかわしくないリアル描写、恐怖と不安を存分に味あわせる展開、でもそこがドラえもんだし恐怖や不安を乗り越えて感動を感じる過程はこの旧作ドラえもんならではで、これぞ名作という内容は不動なものだとおもいます。

子供ながら恐怖したし、不思議な話で、なんといってもSF要素、鏡の世界で全てがあべこべで誰もいない世界なんてワクワクしたしそんな世界があったらなとか自ずと感じられる新鮮感がある魅力要素がふんだんにある。無人スーパーで無料買い物とか最高だと思いました。現実ではやってはいけませんwそんな判断は子供ながら思っていました。あの世界だからこそです。そういう壮大な欲望描写があるけど現実と区別できる判断を与えたのも旧作ドラえもんでした。

どのシーンも面白かったし、考えさせられた。なんでリルルが消えるのか、それは過去を変えたら存在が無くなってしまう。しかしその次元のリルルはいなくなるけど、別のリルルが生きているという可能性がある。それはEDでの描写で物語っています。

そのハッピーエンドで記憶に残る描写ばっかりなので今でも名作なのはこれからも揺るがないです。ポケットの中にもやEDのわたしが不思議など歌も記憶に残る名曲です。

こういう子供の一度はやって見たいことを分かっていて、それを更に不思議なSF描写の感動ストーリーを完璧に描いた作品でした。

そして三ツ矢雄二さんの声も忘れられませんw

投稿 : 2014/11/02
閲覧 : 753
サンキュー:

12

ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ドラえもんの名作と呼ばれる作品を鑑賞した結果

ドラえもんが映画でやっている中敢えて昔の名作と言われる作品を観てみようと手を出したのが2011年にリメイクされた作品の元になった1986年の劇場版です。年代を感じさせない素敵な作品でした。涙が止まらない考えさせられました。



以下ネタバレです。




人間を奴隷として捕らえるため宇宙の惑星メカトピアからやってきたロボットの女の子リルル。



リルルは任務遂行のためドラえもんたちは地球を守るためお互い対立する間柄にありながらもリルルがケガをした時傷の手当てをするのはしずかちゃん。

リルルはこう聞きます「どうして敵を助けるの?」


「時々理屈に合わないことするのが人間なのよ」と言うしずかちゃん


とても深い言葉だししずかちゃん悟っていますね。




しずかちゃんやのび太くんの優しさに触れていくうちに人間を奴隷として捕らえるのは悪いことなのではと考え葛藤するようになるリルル。



そして、人類を奴隷にするつもりだったリルルは最後自分を犠牲にして人類を救います。





リルルは消えていくなかしずかちゃんに「次に生まれ変わったら天使になりたい」そう言います



「リルル、あなたはいま天使になっているわ」泣きながらリルルに伝えるしずかちゃん



しずかちゃん「私たちはずっと友達よ」
リルル「おともだち。。」

初めて友達を実感したのではないでしょうか


感情を持ちあわせていないはずのロボットが、5人の友達と出会い、友情を知り、人を敬う大切さ、そして感情を持てたこと。


なんて感動


リルル(泣)自分が消えてしまうこと分かっていながらしずかちゃんに地球が救われて良かったと最後に話すあなたは誰よりも天使です。
泣けました!考えさせられました!良い映画でした!

投稿 : 2014/08/19
閲覧 : 443
サンキュー:

28

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これは天使ですか

最初に観たのはたぶん小学校低学年、かなり泣いた

そしてフラリと立ち寄ったレンタル屋で最近また観ました
また泣いた

人間と、人間を敵視するロボット達とのぶつかり合い
そして、人間を敵視するロボットの女の子と人間の少年少女たちの
心のふれあい

投稿 : 2014/06/05
閲覧 : 262
ネタバレ

runa21 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

声優さんのすごさ

リルルの人がすごい。
とにかくすごい。

登場した当初は
明らかに「ロボット」な話し方なのですが、
のび太君や、しずかちゃんと接していくと、
「ロボット」な話し方ではなく「人」の話し方に
徐々に変わっていってる!!


すごい!!これはすごい!!


だから
ロボットでありながら
考えて、自分の意見をしっかりと持つようになり、
あのようなラストへとむかっているのですねぇ。


おなじみの声優さんたちは言わずもがなですが、
リルルやりますね・・・。


ドラえもんの映画は初めて見ましたが、
ジャイアンとスネ夫が
いい味を出しています。

ドラえもんとのび太の
「鉄人兵団が攻めてくるぞ!!」
っという訴えも
誰も信じてくれないのに、
彼らだけが信じてくれるんですよね~。

ドラえもん映画
なめてかかっていましたが、
ちょっと驚きでした。

投稿 : 2014/03/20
閲覧 : 318
サンキュー:

12

になち さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

えっらい泣いた

子どもの頃は観ておらず、オトナになって初めて観ました。
アニマル惑星に迫る勢いの名作。
ドラえもん映画でこんなに泣いたのは、この映画くらい。
リメイク版はどうかなぁ、と期待せずに行ったら、リメイク版でも号泣しました。
泣きたい時に観るべき映画。

投稿 : 2014/03/05
閲覧 : 285
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い

のび太の家に降ってくる巨大ロボットのパーツをプラモデルのように組み上げていく過程が面白い.また,その巨大ロボットを鏡の世界で自由に動かすという発想が良い.

ロボットが主導権を握っている惑星が地球を侵略しようとするお話なのだが,リルルの主張が説得力があり子どもながらに衝撃を受けたのを覚えている.ロボットというのは人間に絶対服従する存在として描かれることが多い.しかしこの作品では人間はロボットに服従するものだというのが当然の主張として出てくる.当然のび太たちは反発するのだが,そういう考えの惑星があるかもしれないという可能性に衝撃を受けた.

のび太たちの戦いも少人数でいかに多くのロボットと戦うのかというところが面白い.やまびこ山という道具で反射させることで多人数に見せかけるところが良い.

クライマックスではリルルは自身を破滅させる選択を選ぶ.これはのび太たち人間が考えているほど悪い存在ではないという理由である.ロボットであるリルルが人間以上に理性と感情を合わせ持った存在であることに感動した.

投稿 : 2013/05/02
閲覧 : 277

HG anime さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間に似せすぎたロボットたち。

この映画は人類VS人類が創ったロボットという構図が描かれている。設定が非常によい。人間の体というものは本当によくできている。なので人間はロボットを作るときに人間自身の思考回路や身体の構造を参考に製造することが多々ある。コンピューターやホンダのアシモがいい例だ。この作品のなかの人類はロボットを人間に似させ過ぎたのだろう。作中のロボット達の思考回路はまさに人間そのもの。身分階級があり、差別をし、戦争をする。この作品は種の遺伝子の洗練や文明の発展に大きな影響をもつ「競争本能」のメリットとデメリットを考えるいい機会になる。子供でも楽しめるが、大人でもおもしろいと感じられる作品だと思う。

投稿 : 2013/04/13
閲覧 : 462
サンキュー:

2

ふもふも さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ドラエモンシリーズ、屈指の作品かと

何度見ても面白い安心のドラえもんシリーズ。
その中でもこの鉄人兵団はかなり骨太な作品だと思います。

序盤はいつものコメディータッチ、でもすぐに子供向けとは思えぬヘヴィーな展開が・・・・。
それにしてもしづかちゃんは本当につよい子です。映画だとよくよく鍵を握るのがこの子ですが、女性の優しさと強さを体現したような子です。ラストにはほんと感動しました。

やっぱドラえもんはいいですね。

投稿 : 2011/05/07
閲覧 : 545
サンキュー:

4

ネタバレ

しるきー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣ける!

お座敷釣堀とかさすがドラえもん!って感じ。
最後のしずかちゃんとリルルのやりとりが泣ける(T0T)
今の子供達にはぜひ見て欲しい!
釣堀の中でみんながバーベキューするのとか超美味しそう(笑)
夢もあり、希望もあり、涙もありで大好きな作品です(*´∀`*)

ただ、リメイクされるけどどうなるかが心配;
あんまり綺麗にしすぎたら逆にダメだと思う…

投稿 : 2011/01/22
閲覧 : 609
サンキュー:

4

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/15
閲覧 : 10

ゆた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/26
閲覧 : 19

DAIKI∞ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/03/20
閲覧 : 35

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/20
閲覧 : 32

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/04/05
閲覧 : 51

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/14
閲覧 : 53

マツリカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 54

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/11
閲覧 : 41

こくてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/09
閲覧 : 63
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ドラえもん のび太と鉄人兵団のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ドラえもん のび太と鉄人兵団のストーリー・あらすじ

夏休み--。のび太の家の庭に巨大な機械のパーツが降って来た。家の中では狭すぎると、のび太はドラえもんの助けを借りて“逆世界入りこみオイル"で鏡の中の世界へと運びこんだ。その後からも次々と降って来るパーツを全部集めて組み立てると、何と巨大ロボットができあがった。のび太たちは、ザンダクロスと名付けたそのロボットで鏡の中を遊び回る。そんなある日、町に不思議な少女が現われた。リルルという名のその少女が、ロボットの持ち主だと知ったのび太は、鏡の中の世界の入口ごとリルルに返した。数日後、ロボットのことが気になったドラえもんとのび太は鏡の中に入ってみた。そこは現実の街並みが鏡に写った世界とは似ても似つかない、機械された基地だった。(アニメ映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1986年3月15日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93_%E3%81%AE...

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