当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記(アニメ映画)」

総合得点
63.2
感想・評価
66
棚に入れた
396
ランキング
4496
★★★★☆ 3.4 (66)
物語
3.4
作画
3.4
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.4

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

夢を描く人。

【概要】

アニメーション制作:シンエイ動画
1997年3月8日に公開された99分間の劇場アニメ。
原作は、藤子・F・不二雄が『月刊コロコロコミック』
にて連載していた「大長編ドラえもんシリーズ」作品。

監督は、芝山努。

【あらすじ】

スネ夫の牧場自慢話に対抗して自分も牧場を持っていると嘘をついたのび太は、
ドラえもんに牧場をおねだりするが、怒ったドラえもんはのび太を置いて、
そのまま22世紀のお中元ドラ焼き大売り出しに行ってお買い物。

その後、戻ってきたドラえもんは22世紀商店街の福引きが全部外れで不機嫌。
外れ券の内容は小惑星引換券の山だった。

火星と木星の間に無数とある星クズの所有権なんて使い道が無いのだが、
念のために「どこでもドア」で、のび太が一枚一枚を確かめてみると、
最後の一枚の行き先が、生き物の生存に適した森と湖で夢のような風光明媚な小惑星だった。

小惑星のありえない美しさを気に入ったドラえもんたち、いつもの5人は、
牧場にするどころか、ひみつ道具「生命のねじ」でぬいぐるみや玩具の重機などに生命を与えて、
小惑星を開拓して、「ねじ巻き都市」を作る。

人間並みの知性を持ったぬいぐるみが生まれたりで驚くことが多いドラえもんたち。

それと同じ頃、日本では前科百犯の凶悪犯罪者の熊虎鬼五郎が脱獄して、
たまたま野比家に侵入して、たまたま「どこでもドア」をくぐって「ねじ巻き都市」に入り込み、
小惑星を我が物にしようとして、ドラえもんたちと敵対しての大騒動を起こすのだった。

【感想】

大長編ドラえもんの第18作目。
執筆途中で亡くなられた藤子・F・不二雄先生の遺作であり、
アシスタントやアニメスタッフが残されたアイデアノートと証言を組み合わせて完成させた作品です。

火星に生命が存在していた説をベースに、宇宙には星星に生命の種を蒔く「種を蒔く者」がいて、
ドラえもん世界では創造主で神様みたいな存在。35億年前に火星と地球に生命体の種を蒔いて、
何十億年も経過観察を続けているといった壮大な話ではあるのですが、

物語の神である作者と、創作「ドラえもん」の世界とキャラクターとの関係の例え話にも似ていて、
「種を蒔く者」と野比のび太との直接の対話で、自分がこの先長くないのを悟った作者が、
「ドラえもん」の世界が自分の手を離れたあとも別の人の手でこの先も続いていく願い。

作品に秘められた遺言めいたものを感じられるのは、後になってのこじつけかも知れませんが、
与えられた生命が自分たちの未来を自分で考えて、創造主から巣立っていく。
それは、ねじ巻き都市を作ったドラえもんたち5人と、
ねじ巻き都市のぬいぐるみ住人の関係の変化でもそうでありますし、
作者がよく用いる環境問題などの社会派のテーマよりも、
所謂、「神が去った世界」は心に残りやすいものではありましたね。

今回は、ユーモラスな悪党の熊虎鬼五郎がしちゃかめっちゃかに物語をかき回し、
ドラえもんやのび太たちより強烈なインパクトを残しています。
彼が偶然にもドラえもんの道具で自分のコピーを量産して徒党を組んで悪事を働くのですが、
唯一ホクロと呼ばれる良心のあるバグ個体が発生して、彼の存在が重要になっていくのですが、
どんなに欲深く愚かな人間でも一欠片の希望がある…みたいな性善説を作者が描きたかったのか?
藤子・F・不二雄先生が「ドラえもん」で描きたいのは希望の物語ではないか?

ギャグみたいなシュールな絵面の今作品ではありますが、想像が捗るものが多々ありました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/04/30
閲覧 : 56
サンキュー:

9

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ドラ映画の中でも異色作。惑星でねじ巻きのオモチャの町を作る。

ドラ映画の中でも異色で、始まりはのび太が未来の福引で引いた小惑星をドラえもんの道具でオモチャをねじを巻いて生きているオモチャにして、オモチャの町を作っていくという始まりですが、途中現代の犯罪者熊虎鬼五郎が道具を奪い取って悪だくみをする。

というのが入ってきて、ドラ映画であまり現代の他の人間が関わってくるのって少ない気がするので、これは異色な印象を受けました。

主題歌が矢沢さんだというのも豪華ですね。
これも観てよかったドラえもん映画でした。

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 204
サンキュー:

7

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.2.4

2021.2.4

投稿 : 2021/02/04
閲覧 : 169
サンキュー:

0

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

鬼五郎冒険記

シリーズ18作目。
{netabare}
OPのCGアニメが技術力の低さからか、かなり狂気じみて見えた。

ぬいぐるみに命を吹き込むという、これまた狂気じみた道具で、とある惑星にオモチャの街を作るところから物語は始まる。
さらにタマゴコピーミラーという道具でクローンまでもいとも簡単に作り出せるってのは22世紀の命の倫理観は一体どうなっているのか、ほくろのことを考えれば本当に罪深い道具だと思う。

なぜか、いつものメンバーと同じくらい犯罪者である熊虎鬼五郎のターンが続くのもなんだかなぁ。これはもう熊虎鬼五郎のための映画といってもいいくらい登場してくる。

スケールだけ無駄にでかいのだけど、脚本にまとまりがなくて、「ねじ巻きシティ」というタイトルなのに、ねじ巻きシティは作中の本筋にはほとんど絡んでこないのももったいない。
先住していた金属生命体みたいなやつも丸投げして飛んでいっちゃうし。
ラストは犯罪者とのシンプルなバトル。おなじみの防衛戦。

この内容ならば、タイトルは「ドラえもん のび太と鬼五郎冒険記」にでもするべきだったろう。

おまけに音楽もマジで絶望的にセンスがない。その他の演出も全体的にしょぼい。

ほくろの苦悩だけは良かった。
でもこれまで観たドラえもんシリーズの中では最低の出来かなぁ。
{/netabare}

投稿 : 2018/08/07
閲覧 : 349
サンキュー:

2

HG anime さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ドラえもんの夢あふれる秘密道具

この作品の代表的な秘密道具「命のネジ」・・・個人的にドラえもんの秘密道具の中で一番好きである。ぬいぐるみに命を吹き込めるなんてとっても素敵。私は男だが、この映画が公開された当時、幼馴染の女の子とシルバニアファミリーやぬいぐるみでよく遊んでいた。そんな時にこの映画を観て、なんて素敵な秘密道具だろうと思ったものだ。ぬいぐるみ等で遊ぶ子供たちが観れば記憶に残る作品となるだろう。

投稿 : 2013/04/13
閲覧 : 507
サンキュー:

3

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

言い間違いから始まった全て 崖から落ちて死んでなかった奴

全てはのび太の数字の読み間違いから始まった映画だったのを覚えている

皆も数字はちゃんと読みましょう

オマケに宇宙まで行っちゃってるし

投稿 : 2012/10/04
閲覧 : 516
サンキュー:

1

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/03/01
閲覧 : 22

DAIKI∞ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/10
閲覧 : 29

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/03/12
閲覧 : 32

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/14
閲覧 : 39

ナツメ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/26
閲覧 : 40

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/08/18
閲覧 : 58

こくてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/09
閲覧 : 58

ヴァッハ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/08/25
閲覧 : 86

コジロウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/08/29
閲覧 : 57

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/08/20
閲覧 : 78

ちあき さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/12/24
閲覧 : 87

Maskwell さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/11/23
閲覧 : 93

腰痛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2017/07/22
閲覧 : 81

神城 悠 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/02/25
閲覧 : 99

ILNso09340 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2016/10/09
閲覧 : 96

空いるか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2016/08/27
閲覧 : 92

蜜爺 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2016/08/23
閲覧 : 84

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2015/09/06
閲覧 : 98

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2015/06/24
閲覧 : 73

サイコベア さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/06/08
閲覧 : 100

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2015/05/01
閲覧 : 98

えびマヨ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2015/01/21
閲覧 : 118

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/01/12
閲覧 : 100

くかす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2014/09/17
閲覧 : 124
次の30件を表示

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記のストーリー・あらすじ

ドラえもんが持っていた22世紀の福引きの外れ券で美しい小惑星を手に入れたのび太は、生命のネジを使って、しずかちゃんたちとそこにおもちゃの街“ねじ巻き都市"を作ることにした。ところが、エッグハウスで育てていたおもちゃのブタのピーブが、落雷の影響で突然進化を開始する。ほかのおもちゃたちの指導者となったピーブは、やがて自分たちの手で街の建設を始めた。一方その頃、脱走中の凶悪犯・熊虎鬼五郎がねじ巻き都市に紛れ込んでいた・・。(アニメ映画『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1997年3月8日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%81%88%E3%82%82%E3%82%93_%E3%81%AE...

声優・キャラクター

大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、肝付兼太、たてかべ和也、千々松幸子、中庸助、佐々木望、白川澄子、菅原正志、塩沢兼人、よこざわけい子、青木和代、茶風林、松尾銀三、伊倉一恵、渡部猛、内海賢二

スタッフ

原作:藤子・F・不二雄、 監督:芝山努、製作総指揮・脚本:藤子・F・不二雄、監修:楠部大吉郎、作画監督:富永貞義、美術設定:沼井信朗、美術監督:森元茂、撮影監督:梅田俊之、特殊撮影:渡辺由利夫、録音監督:浦上靖夫、効果:柏原満、音楽:菊池俊輔、プロデューサー:山田俊秀/木村純一/梶淳

このアニメの類似作品

この頃(1997年3月8日)の他の作品

ページの先頭へ