当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-(TVアニメ動画)」

総合得点
75.3
感想・評価
368
棚に入れた
1679
ランキング
817
★★★★☆ 3.9 (368)
物語
4.1
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
4.1

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

・・・捧げる

 全25話。

 ダークファンタジーの傑作として名高い本作。重たそうなのでしばらく視聴を避けていましたが、今頃になってようやく視聴。見て良かったと思います。面白かったですね。

 視聴前はファンタジー全開とかと思ってたんですけど、意外とそんなことはなく、王道の騎士道物語が多くを占めます。ガッツとグリフィスの出会い、鷹の団の下剋上、そして内部争い、そして破滅などが描かれていました。
 僕が印象に残ったのはガッツの心の在り方でした。今までただ目の前の敵を倒していればよかった、、、しかしグリフィスと出会ってから自らの存在に疑問を持ち、自分探しの旅に行くというところですね。僕はついついコルカスのように考えがちですが、ガッツの在り方がカッコいいなとも思えました。

 基本的にリアルな中世の世界観が描かれるのですが、終盤はガラッと雰囲気が変わって最後の2話は急展開!使徒やゴッドハンドというとんでもないトラウマがやってきます。このときのグリフィスの心情はなかなかわかりにくいのですが、やはりグリフィスは「夢を達成するためには何かを切り捨てる必要がある」という結論に達したのか・・・?

 とまあ迫力があって面白かったのですが、ただ最後がカットされているようでしたね。ガッツとキャスカどうなった!?とかリッケルトどこいった?という疑問があったのでちゃんと漫画も読んでみたいですね。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 303
サンキュー:

8

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

デビルマン系列

「うしおととら」「東京喰種」「幽遊白書」「クレイモア」etc...

デビルマンに影響されたダークヒーロー系のアニメや漫画はごまんと存在する中で、はじめて「表現」に引けを感じなかった作品。

今流行ってる「ダークファンタジー系」のアニメや漫画はこの頃から出てきたと思います。

ベルセルクで描かれる親近相姦、強姦、死姦、獣姦、血湧き肉躍る人体破壊描写などのエログロに対するリアルさは初めて読んだ当時驚きました。こんなことまで書いて良いのかと。

幸いにも、最近原作者本人と直接会う機会があり、

「なぜこんな残酷な漫画を描こうと思ったんですか?」

と、かなり直球な質問をしてみたら、

「あ、これは実は自分の高校生活や大学生活での人間関係を盛り込んだから、描けたんですよ。」とニコニコしながら話していたのを思い出す。

こんな高校生活があってたまるか!というか、誠に驚いたが、よく聞いてみると鷹の団とキャスカとガッツと、グリフィスの関係が実経験の大学サークル内の様子を描いたらしく、「なるほど」と合点してしまった(笑)

まあ血気盛んな大学生活は、考えてみれば性欲とサークルの人間関係でほぼ占めているので、確かにこういうサークルクラッシャーはどの時代にも存在するだろう。

そこに味付けとして「中世」と「デビルマン」を掛け合わせたみたいです。

意外ですね。

さて、リメイクアニメの方より、「劇場版」を除けば、深夜放送黎明期であるにも関わらずかなりのバイオレンス描写です。と、言うよりも当時90年代に流行ってたんですよね。世紀末だったんで。(笑)

この後に色々、ベルセルクのフォロワー作品が出てきましたが、30年という月日が経ってもこの凄まじさは脳天を揺さぶる程です。

投稿 : 2021/08/12
閲覧 : 788
サンキュー:

14

ネタバレ

ヒロポン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観最高

グリフィィィス!

投稿 : 2020/11/05
閲覧 : 336
サンキュー:

3

ネタバレ

タツヤ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ベルセルクの魅力が一番出てるシリーズ

ベルセルクすきならこのテレビシリーズじゃないかな
一番面白いときの話だし

投稿 : 2019/07/27
閲覧 : 446
サンキュー:

2

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ダークファンタジーの金字塔

 原作は未読。
 欧米のハイファンタジー文学の潮流を見ていくと、一つはJ・R・R・トールキンの「指輪物語」に
代表されるモダンファンタジーの系譜があり、多くの日本のファンタジー作品はこちらの系統の
影響下にあると思うが、もう一つがロバート・E・ハワードの「コナン」シリーズに代表される
ヒロイックファンタジーの系譜。一種のマッチョ信仰とも言うべきこちらはあまり日本人向けでは
ないと思っていた。
 そんなわけで本作が登場した時は、こちらの系譜の作品が出てきたのに一種の驚きもあった。
 実際、本作で描かれている範囲では魔法は登場せず、主人公であるガッツに代表される力と力の
ぶつかり合いといった肉体を駆使した戦い方が目に付く。
 加えて世界観やバイオレンス描写など、ダークファンタジーとも言うべき側面も印象的。

 描かれたのはいわゆる黄金時代編とも言うべき範囲で、ガッツとグリフィスの出会いから対立
するまでのもの。この二人の対立軸が後の展開の中心であることを考えると本作は長いプロローグと
言えそう。
 内容的にはガッツ、グリフィス、そして二人に重要な関わりを持つキャスカの3人の物語と
いったところだが、この3人近しい仲でありながら相手の本質を判っていないことが多く、
それゆえに自分の取った行動や発言が相手に思いの外大きな影響を与えてしまっているところが
興味深い。それが最終的な悲劇を招いた要因の一つでもあるのだろうけど。
 本作で描かれたガッツが10代後半ということもあって、ガッツの成長譚とも言うべき側面も
あるが、戦闘能力、及び肉体の成長こそ著しいものの、元々が真っ直ぐすぎる性格のためか、
精神的には幼い部分が多分に残っており、そういった一種のアンバランスさがキャラの魅力とも
言えそう。

 魔法や超常的な力を持つ武器などは登場せず、更に終盤において現れた使徒と呼ばれる異形の
ものも作品世界に住む人の認識においてはありえないものだったようで、超常的なものが登場しない
世界観は架空戦記という色合いが強かった。
 それが終盤の「降魔の儀」で様相が一変していくが、まさに一つの時代の終焉を描くに相応しい
描写。
 ここで生贄となった「鷹の団」のメンバーだが、これまでの激しい戦いでも主要メンバーが
欠けることがなかったためになんとなく「鷹の団」のメンバーはなんだかんだで死なないような
印象が強くなっていた。それだけにここでほとんどのメンバーが死んでしまったのはインパクトが
あった。

 作画に関してテレビ放映時は気にならなかったが、何分昔の作品ゆえに今回、再視聴したらやはり
古さは感じたかな。

2019/01/14

投稿 : 2019/01/14
閲覧 : 517
サンキュー:

4

ネタバレ

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

三浦建太郎氏の漫画をアニメ化したダークファンタジー

この作品は、青年漫画雑誌ヤングアニマルで不定期に連載している漫画
ベルセルクを原作としたアニメである。
アニメを通じて、原作を知ったため、原作に関しての
詳しいコメントはできない。

内容についてだが、主人公ガッツが、「鷹の団」
団長グリフィスと出会い、「鷹の団」切り込み隊長として
活躍するものの、ある事件をきっかけにグリフィスと対立する
までの過程を描いた章「黄金時代篇」をベースとしている。

全体を通した感想としては、1990年代の作品の中でも
非常にクオリティの高い作品であった。世界観が素晴らしいのは
勿論の事、作画も相当気合が入っている。
主人公を含む主要メンバーそれぞれに明確な役割が
与えられているのもよい。
私としては、このキャラは不要だと感じたことは
ほとんどなかったように思う。
この作品の魅力を引き出すことに成功している。

ダークファンタジー要素は、間違いなく存在するのだが、
1話、6話、24話、25話以外の回は、戦争アニメとしての側面が強い。
実際に視聴してみて、不安に感じた場面はあったものの、
主人公ガッツの心境の変化を丁寧に描いていたので、
変にだれることはなかった。
時系列は、2話~25話→1話という順番で進んでいくのだが
1話から見ても特に問題はないだろう。

ちなみに、24話と25話で急に作風がガラッと変わるため、
鬱の耐性は付けておいた方がいい。自分は、以前にこれよりもかなり
きつい鬱アニメを見ていたので、なんとか耐えることが出来たが
慣れていないとかなりきついと感じることだろう。

また、流血シーンは勿論の事、グロテスクなシーンも
普通に出てくるのでグロに対する耐性も持ち合わせておくことも重要だ。

一番のネックは、25話のラストが説明不十分なことだろうか。
あの展開から、どうすれば1話に続いていくのかが明らかに
されていないのは致命的だ。まあ、原作を読むための配慮と考えれば
理解はできるが、納得することはできなかった。
せめて、後1話分の尺があればよかったのだが…。非常に勿体ない。
言い換えれば、その部分以外に大きな不満はなかったので
とても惜しい作品だと感じた。

{netabare}
あの終わり方では、流石に納得できないと判断しあの後どういった
展開になったのか調査した。どうやら、ガッツとキャスカは
髑髏の騎士と呼ばれる存在によって、救出されたようだ。
どう考えても、その場面は絶対いるだろ。あの終わり方では、
繋がりが見えてこなかったのは事実だし。

髑髏の騎士もゾッドと同様、ベルセルクの中ではキーマン
としての役割を担っているのは明白だ。やはり登場させるべきだった。
(話数が足りなかったのは、予算の問題なのだろうか。
ここは絶対に必要だと発言した製作スタッフも
いたとは思うが…。解せぬ。)

蝕に出てくるゴットハンドを見ていた際、
私はイギリスのホラー映画「ヘルレイザー」を思い出した。
なんせファンの間でも、ゴッドハンドの姿がセノバイト
にそっくりだったり、ベヘリットはパズルボックスを
基にしたのではと噂されているほど。
ちなみに、ヘルレイザーに出てくるセノバイト、チャタラー
はバイオハザード3の敵キャラネメシスのモデルにもなっているそうだ。

ベルセルクが、ヘルレイザーの影響を受けているのは間違いない。
この作品も、ダークファンタジー要素が非常に強く
ベルセルク以上に、痛々しい場面やグロテスクな描写が
多い。視聴する際、ある程度耐性を持っておく必要があるのは
言うまでもない。

{/netabare}

個人的には名作の域に達しても不思議ではないと感じる程
とても面白かった。
間違いなく良作だと思う。

投稿 : 2018/07/15
閲覧 : 409
サンキュー:

15

ネタバレ

ハヤブサ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絶望の中で大剣を振るえ!自分であるために!!って自分に言いたい

キャラ.物語.音楽‥全部好みです。
平沢進さんの音楽が退廃的な世界観を絶妙に演出していました。グリフィスやキャスカのキャラや声優も素晴らしかった。宮村優子さんの声を久しぶりに聞いた気がします。
OPEDもよかったです。
‥ベルセルクの世界には 孤独、夢、希望、恋、友情、そして絶望などたくさんのものがつまっています。自分の意志ですら思い通りにはならない‥そして、どうにもならない絶望が遠慮なく表現されていて、どうにもならない世界観にひきこまれました。

ガッツの大剣‥大剣なのがまた魅力的に感じます。
悩みながらも日々踏み出せそうとするツワモノどもは、きっと烙印や呪いや絶望と向き合いながら化け物に向かって大剣を振り回すガッツの姿に自身を重ねてしまう瞬間が(もしかしてだけどぉ〜)あるかもしれません。そんな活力.強さがどんな絶望の世界の中にいてもいつまでも消えずにそこにあると信じています。
ガッツの強さに憧れながら今年一年奮起したいと思いました。3期も楽しみです。
‥刻まれた烙印はもはや消せはしないと
足掻くだけ時間の無駄だと 誰が言おうと
また聞こえてくる叫び 声にもならない声で
最後に笑うのは俺じゃなくていい
そこにお前が居れば
闘いの果まで辿り着くため
運命(さだめ)を越えて
断ち切れない神の手でも
結んだ絆と魂を
闘いの果まで辿り着くため
全てを懸けて
足掻き続けて 生き抜いてみせるだけ‥
(しつこいけど)9mmさんのこの歌詞サイコーです。

投稿 : 2018/01/08
閲覧 : 366
サンキュー:

12

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

一期~3期なのかな?

この最初の話を見ない事には続編の意味がわからないね

一期は極平凡な良作ずば抜けて良いわけでもなく悪いわけでもない

見ないと損するよ的な良作品

ここから始まるベルセルクって感じで

絶対抑えておかないと駄目です

今回は一気に1~3期と約50話弱連続視聴

シリーズ通して絶対面白い作品です

投稿 : 2017/07/25
閲覧 : 219
ネタバレ

大先生 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

タイトルなし

Twitterまとめ
上から古い


視聴中
【剣風伝奇ベルセルク】
次はベルセルクか

ニコニコアニメスペシャル「剣風伝奇ベルセルク」1話~12話 一挙放送 - 2016/08/30 19:00開始 - ニコニコ生放送

視聴中
【剣風伝奇ベルセルク】
突然の死w
今こういうの出来ないだろうなあ
作画むっちゃ良い
でかい・・・
かっこよすぎるんだよなあ・・・
ピピンかっけえw
全ての確信・・・。
「何をするべく定められているのか」
私はただのひきこもり人数を増やす数字でしかない。

視聴中
【剣風伝奇ベルセルク】
3年後か
ホモばっかで焦るわ。漫画で読んだ時もホモ多いなと思ったけど。筋肉隆々系はホモ多くなるな。
リッケルト可愛い 戦場の神と崇めている奴もいるんだよぉ!
暗殺ってそっちか
「大声で叫んでは城中に聞こえてしまいます」って伏線だったのか。

視聴中
【剣風伝奇ベルセルク】
王家に生まれるって大変やな。厳しい修行に耐える少年も(・∀・)イイ!!
え!?王子死んだぞ!?やばくないかこれ
暗殺に向いてなさすぎて草。なんでグリフィスはこんなこと頼んだんだ。そしてハッサンは王子を孫のようにかわいがっていたんだなあ・・・。

視聴中
【剣風伝奇ベルセルク】
ガッツは純粋だな、グリフィスのようにはなれない。
友じゃなかった・・・。
ロリキャスカかわゆす
これは惚れるわ
やっぱりホモだった
仲間を失って変わったことを否定したけど、その答えを導いたのは自分を尊敬していた少年の死だよなあ。

視聴中
【剣風伝奇ベルセルク】
いたいいたいいたいいたいいたい
肉を爪で引き裂く描画が現実的じゃないけど痛そうで凄い。こういうのやろうなあ、アニメができる表現っていうのは。
「人がとうの昔に捨ててしまったことを、グリフィスは実現スべき夢として持ち続けている。」

視聴中
【剣風伝奇ベルセルク】
でも選んだものが途方も無く大きいもの云々。
夢ってこうあるべきなんだよなあきっと。私は手に入れられる夢ばかりを選別しすぎている気がする。

さて、続きは次のアニメの後で。



視聴中
【剣風伝奇ベルセルク】
え、何が起きるんだ?え、コメントがすでにネタバレみたいになってる。
コルksさん正しいんだよなあ・・・。
皆いいやつだなあ・・・。
グリフィスにとってかなり大きな存在だったのか・・・
病んでる・・・
表には出さないけど仲間の存在がかなり大きいんだな



どこまで見たか忘れたけど14、5,6,7のどれか

投稿 : 2016/09/13
閲覧 : 279
サンキュー:

0

ネタバレ

サニーサイドアップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作を知っていても!

面白いと思います。

アニメの都合上、いくつか話を飛ばしてますが十分に見ごたえがあるのではないでしょうか。

全ては最後の『蝕』に向けてのエピソードなので、現在を知っていてもドキドキできました。

投稿 : 2016/07/05
閲覧 : 227
サンキュー:

1

ネタバレ

ExbNe75318 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

かなり面白い!大好き!

出てくるキャラクターの一人一人がしっかりと生きています。物語はガッツとグリフィスの関係性に焦点を合わせ(あとガッツとキャスカもたまに)話の大筋はぶれることなく、それぞれの人間模様が絡み合い最終話の蝕へと進んでいきます。
しっかりと計算されて話が進められているのか、目だった矛盾点による違和感など見ていて感じられませんでした。(これは原作のおかげですけど)


ガッツの宿敵(?)グリフィス。
黄金時代にあたる今作品では、ガッツとグリフィスとの出会いから、仲間、そして敵(?)となるまでの間に主軸が置かれています。

グリフィスの気高い生き様、故の苦悩が丁寧に描かれていて話に引き込まれます。
あれほど天才的で自分の思う様に欲しいものを手にいれ人生を歩んできたグリフィスが、物語の中盤で大ゴケ(?というか転機?)してしまう原因となるガッツとどのうように時間を共にしてきたのか、ガッツにおける青春時代として見ていて微笑ましくなるシーンもあります。確かに終盤は暗いですけど、それまでは一種の爽やかさを感じる作品になっていると思います。
キャスカとの関係性も、初めは距離のある二人でしたが少しずつ間が縮まる様子、そのシチュエーションに、少女漫画を読んでいる気分になる時もありました笑


声優キャストは劇場版より私はこちら派です笑
グリフィス、ガッツ、キャスカ、その他鷹の団のどのキャラをとっても違和感を感じませんでした。
ガッツの無骨で荒々しい反面、不器用で思いやりがあって愚直な面など神奈さん(当時は林さん)がぴったりだと思いました。
いい意味で艶のない、どこまでもカラッとさっぱりとした爽やかさ、絶対筋肉モリモリだろ的兄貴役は神奈さんには適役でと思います。台詞の荒々しい口調も自然さを感じますし(たまに聞いていて普段そんな口調絶対しないでしょ、思わせる声優さんがいる中笑)、だからといって聞いていて怖すぎるということもありません。どこか優しさを感じます。

グリフィスの森川さんはもう絶妙です笑
グリフィスの気高さ、神秘さ、カリスマ性、しなやかさ、騎士としての強さ、色気、影、、などなどなどよくぞまぁここまで表現してくださってありがとうございますとこちらがお礼したくなる程のものでした笑

キャスカ役の宮村さんも、気丈な中にも女性としての弱さや可憐な部分をきちんと表現されていて、こりゃ男がメロメロになること間違いないな、と感じさせる演技で良かったです。ガッツにバカバカ言う場面はエヴァのアスカを彷彿とさせ、色んな意味で面白かったです笑


作画は後半にかけてどんどん綺麗になったという感想です。各キャラの魅力をそれぞれきちんと表現されていました。特にグリフィスはその場面によってコロコロと醸し出す雰囲気を変えますが、それもきちんと描き分けされ説明がなくても分かりやすく、原作を忠実に再現されていると感じました。
他にも、特にココ大事よ!キャラの見せ場!というシーンは息を飲むほど美しく丁寧に描かれていて愛すら感じました。ジュドーの最後のシーン等は特にそうです。

背景も昔の作品なので今としては珍しい、いかにも手書きな味のあるものになっています。(最近のアニメよく見ないので間違っていたらすみません)
筆感も感じられますし、まるで絵画を観ている気分になり芸術性を感じます。昔ながらの、デジタルではないからこそ表現できるこの良さが私は好きです。

音楽は平沢さんで、彼から醸し出される独特の雰囲気が、また作品に強烈なインパクトを与える要因の一つになっていると感じます。
もし、音楽が平沢さんではなかったら、きっと短調の重厚なオーケストラがこの作品には宛がわれるはず。……でも、それじゃあ何かが足りない!笑 作品のどこかにいつも漂う、舞台が戦場であることにより常に感じる人の生と死といったダークさに平沢さんの音楽はぴったりだと感じました。
ただ、個人的にはガッツとキャスカがいいシーンになると必ず流れる曲が……笑 平沢さんの声が全面に出てるので、平沢さんの顔が浮かんで何だか少しいたたまれない気分に……笑


……長くなりましたが、こんな感じです。

ガッツが何と戦っているのか、そしてグリフィスやキャスカの物語やその関係性など、蝕以降や物語全体を読む上で欠かすことのできない黄金時代を丁寧に描かれていて良い作品であったと感じました。

投稿 : 2015/04/23
閲覧 : 410
サンキュー:

6

ネタバレ

seannyboy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作を読んでから見てくださいね、これ!

実は原作では、黄金期(3~14巻)はガッツの悲惨な過去をイラストレートするための回想なんです。ガッツの回想だけで丸々別の漫画が作れそうに長い回想でしたが、この回想は本編で「どうしてガッツが旅をしているのだろうか?」と言う問いに答えるものでした。また、本編はガッツが使徒達と戦うことを醍醐味にしているので、アクション、グロさ、超展開差などが黄金期の100年戦争を超えています。

ベルセルクの原作は現在37巻ぐらい出ていますが「自分は漫画が見つからない!」と言う方はアニメの二話、あるいは映画版を観てください。
このアニメでは、1話でしか本編の欠片が見れず、これもまた漫画での最初の戦いであって世界観を読者達に伝え、使徒を紹介するものでした。しかし、2話から25話までいきなりずっと回想になってしまい、「何をきっかけで回想しているんだ?」って感じになってしまいます。さらに、1話で使徒を紹介していますが、ゼト戦を除けば最終話でしか出てきません。回想までにいたるところ(パック)は自分的に重要だと感じたんですがアニメでの1話は漫画での最初の戦いで、全然アニメの流れに光景していません!
僕は見始めた時、黒い騎士編からの本編をアニメ化したのかと思い結構はりきっていました。なんかだまされたって感じがメッチャあります。w

このアニメは昔のもので、最近出てきた映画版と内容がほとんど同じです。違うとしたら、キャラの台詞が微妙に違ったり、映画版では重要でないシーンが少し抜けていたり原作と少々違う部分があったりしますが、映画版のほうが画像がよくて、迫力も断然あります。しかも映画では回想から始まります。
僕は暇がもてあそぶ位あるので全話と全映画を見比べました。ww
その結果、僕はこのアニメより映画をお勧めしますが、映画を三本みる暇がない人は是非アニメを2話から!ww

投稿 : 2014/08/06
閲覧 : 309
サンキュー:

4

ネタバレ

なまえかぶってる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いいじゃない

最後の衝撃

投稿 : 2014/03/09
閲覧 : 283
サンキュー:

0

ネタバレ

テンガロン さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメでハマって原作買いました

青年誌が原作の
中世ファンタジーのバトルマンガという
感じでしょうか。

私の中ではゲームのようなファンタジーを
リアルに生々しく描いた最初の作品でした!
魅力は主人公ガッツのキャラクター性ではないでしょうか。

異形の怪物を生身の人間がひとりで立ち向かう!
このシチュエーションはテンション上がります!

{netabare}そこに魅力を感じていた私は
今の原作は方向性がブレていると思ってます。
迷走するくらいなら終わればいいのにね。{/netabare}

投稿 : 2013/09/21
閲覧 : 271
サンキュー:

8

ネタバレ

もじゃくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高でしょう!

先に原作を知っている分、アニメではガッカリするかもと思っていたんだけど、結構完成度は高いんじゃないかな。多少省略されているエピソードとかもあるんだけど、放送コードに引っかかるんだろうね。それはしょうがない。だけど、その部分を差し引いても十分おつりがくる。作品が少し古い分、逆に中世の世界観がリアルに出ていた。これがすべて綺麗なCGだったら逆にダメだったと思う。また、声優が素晴らしい。ほぼ全員イメージ通りの声だった。演じる人も凄いけどキャスティングした人のセンスが抜群だと関心した。これだけ有名だから知らない人はほとんどいないかもしれないが、知らなきゃ損だよ。見どころは、バトルよりも、友情、愛情、喜怒哀楽、憎悪、絶望…書ききれないほどの人間の心の闇を描いている所だね。

投稿 : 2013/05/19
閲覧 : 267
サンキュー:

4

ネタバレ

pianz さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よくできている

ストーリーがよく練られていて無理/矛盾がないところがいい。細かい心理描写なども魅力的。このあたりは映画よりもよくできている。英語でも見てみたがなかなか声優も合っていた。
原作との整合性もあると思うけど、最後の二話が減点にならざるを得ないのが残念。

投稿 : 2013/04/24
閲覧 : 207
サンキュー:

0

ネタバレ

xxx さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろい

映画を見て、通常版が気になったので見ました。

投稿 : 2012/12/29
閲覧 : 224
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

特大剣ブンブンが見たかった

中世ファンタジーアニメ。

ベルセルク、名前だけなら聞いた事も多いのではないでしょうか?
原作が非常に物語りの進行がない事で有名ですね^^
(あと単行本の出るスピードも遅い)

原作の設定は主人公が自分の上司兼親友に復讐するといったものですが、
このアニメではその復讐に至る理由の部分がアニメ化されています。

つまりは過去編がアニメになっています。

内容は主人公とその傭兵団の栄光と絶望を描いたものです。

中世ファンタジーと言いましたが、
ほとんどが傭兵団としての普通の中世っぽいなーと思わせる内容で、
ファンタジー要素はほぼ終盤に詰まっています。

またTVアニメなので規制のためか原作よりもエログロ部分が控えめです。
(特にラストあたり)

過去編アニメという事もありこれからどうなるの?
って所で終わり、不完全燃焼アニメなので注意です。
(本当はここから本編ですからねー)

OP曲も中々カッコイイです。

確か新しくアニメ作ってるんだっけかな?

投稿 : 2012/08/29
閲覧 : 267
ネタバレ

がる男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作からの~

原作と違い妖精、ドクロの騎士等ファンタジー要素が抜けている気がする
絵の方もちっと雑

投稿 : 2012/06/25
閲覧 : 244
サンキュー:

0

ネタバレ

うんしゅうみかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ガッツだぜ!

これからが面白いってところでこのアニメは

終わってたのが残念

ちなみに漫画で呼んだことがある作品

投稿 : 2012/03/22
閲覧 : 239
サンキュー:

0

ネタバレ

じーぱんたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そうです。ミーハーです。

さて、劇場版を見る金が無いのでアニメですまそうと
思いたちました。すいません。

鷹がカッコよかった。
青空をぐんぐん上るのですが、突如地に落ちてしまいます。
最終的に鷹は闇にひかれ羽ばたいていってしまったわけです


すごい気になるところで終わりました。
原作を読むっきゃない。

投稿 : 2012/03/18
閲覧 : 245
サンキュー:

0

ネタバレ

ひろゆき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

ん~先が気になる~~

アニメ版は、ラスト近くで急展開し物語が加速いします
残酷だけど、ホントに辛いんだけど面白いです。

キャスカの声優さんの声好きでした(耳に残る感じ)

アニメ版と漫画版で若干ストーリーが前後するらしいです
因みに13巻位から先は、漫画でしか見れないみたいです。
なので、満喫行きました。まだ先があるので、楽しみ!

投稿 : 2012/01/15
閲覧 : 249
サンキュー:

2

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

◎「Feel no shame about shape」


原作は まだ終わっていません。
アニメではパックが出ません。
高橋ナオヒト 監督作品です。

「鷹の団」の話は好かったけれど、それしかやらなかったw

投稿 : 2011/08/13
閲覧 : 403
サンキュー:

0

ネタバレ

majisyuta さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

絶対みれ~!!

剣で戦うアニメが好きなら絶対見るべき!!

ガッツが大剣をブンブン振り回し、現れる強敵と戦い、団中の地位を上げていくが…

物語の動かす中心人物『グリフィス』が華麗で頭が良い!!

そして、キャスカが…ツンキャラでいい感じ♪

序盤~終盤まで、すべての展開が面白い…オススメですよ。

投稿 : 2011/07/11
閲覧 : 421
サンキュー:

1

santaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/16
閲覧 : 4

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/07/25
閲覧 : 5

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 12

もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/25
閲覧 : 12

7gatsu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/15
閲覧 : 12

Mio さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2023/10/03
閲覧 : 23
次の30件を表示

剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-のストーリー・あらすじ

戦災孤児のガッツは、傭兵ガンビーノの気まぐれで拾われて育てられた。ガッツはガンビーノの役に立とうと懸命に剣の稽古をする。そして数年後ガンビーノは戦場で両足を失ってしまう。ガッツは一人前の傭兵になりガンビーノの面倒を見ていたが、当のガンビーノはガッツに養われるのは我慢ならなかった。酒におぼれ、ついには寝ているガッツに切りかかる。反応したガッツは、ついガンビーノを殺してしまう。育て親殺しとして追われる身となったガッツは、各地を転々として傭兵として生きていくのであった。身も心もすさんで行くガッツ。そんな時、連戦連勝の噂を持つ傭兵団「鷹の団」を率いるグリフィスと出会う。(TVアニメ動画『剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1997年秋アニメ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%AF_%28%E6%BC...

このアニメの類似作品

この頃(1997年秋アニメ)の他の作品

ページの先頭へ