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「文学少女 劇場版(アニメ映画)」

総合得点
64.7
感想・評価
274
棚に入れた
1391
ランキング
3687
★★★★☆ 3.7 (274)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
3.7

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文学少女 劇場版の感想・評価はどうでしたか?

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

昼ドラ愛憎撃

OVAシリーズの続編になります。原作だと直接的な描写がないと思うので気にならないと思いますが、メンヘラ女に振り回されたりなどの昼ドラ展開があるのできつい人にはきついです。てか朝倉ミウがタフすぎて笑いました。1クールでやっていれば結構面白かったでしょう。

投稿 : 2022/01/22
閲覧 : 217
サンキュー:

2

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夕日に染まる二人の時間に綴られる物語

ファミ通文庫のライトノベル、"文学少女"シリーズの劇場版アニメ作品。
原作ラノベ5作目『“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】』のアニメ化になっています。
なお、1作目から4作目はアニメ化しておらず、ラノベ本編のエピソードのアニメ化は本作のみです。
そのため、本作一本で、「井上木葉」と「天野遠子」の出会いからその結末まで述べられています。

文学を愛するがため、小説や物語を文字通り食べて生きる、自称・"文学少女"「天野遠子」。
彼女が本を食している姿を偶然目撃してしまった心葉は、遠子が部長を務める文学部に、半ば強制的に入部させられてしまう。
甘酸っぱい物語が大好きな遠子は、(心葉が)ラブレター代筆を行うため、中庭に依頼ポストを設置しているのですが、そんな怪しいポストに入っているはずのない手紙が、ある日入っていることを見つける。
だが、その手紙には、子供の落書きのような絵が描かれていた。
連日投函されるそのいたずらのような手紙の正体を突き止めるため、心葉と遠子はある日の晩にポスト近くの茂みに隠れ様子を伺うが、現れたのは意外な人物だった。

"文学少女"である遠子は、物語を読んで想像することしかできないですが、それによって登場キャラクターたちの想いを解いてゆく展開となります。
原作では、物語は断片的で全貌はぼやけている感じなのですが、アニメの本作では原作に比較するとわかりやすく、遠子の考察を待たなくても、普通に見ていると何が起きているのか追うことができます。
映像化してしまうと、それまでの物語から文学的考察をして真実を明らかにするというのは表現として難しかったようで、アニメは遠子の"文学少女"感が薄く、割とわかりきったことを最後に総括して述べているように見えてしまうことが残念でした。
また、原作5作目からのアニメなので、遠子、心葉、美羽以外のキャラクターが薄くなってしまったのも残念に感じました。
特に麻貴先輩は、最後ちょっとだけの登場なのに、ずっといたみたいな顔で出てくるので、アニメから見出した場合、彼女が誰だかわからないと思います。
彼女は1作目から登場するすごくキャラの濃い先輩なので、原作も読んでほしいと思います。

なお、劇場版より前にリリースされたアニメ『"文学少女"メモワール』シリーズ3作は、劇場版を補足する内容となっています。
メモワールシリーズを先に見るべきか後に見るべきかは難しいところだと思います。
というのは、メモワールシリーズで、劇場版の重大なネタバレがされており、メモワールシリーズを見ると、劇場版の内容のバックボーンが詳らかになってしまうんですね。
一方で、メモワールシリーズを見ずに劇場版から入ると、説明不足感があるのも否めず、個人的には、アニメシリーズは原作のファンサービス的な作品として、原作の本編全巻読了後に見た方がいいように思いました。

不満点が多いですが、面白くなかったかというとそんなこともなかったです。
原作を読んだのは随分昔なので、懐かしさも感じながら、楽しく視聴しました。
ただ、"文学少女"シリーズは原作の完成度がとても高いので、仕方ないのかなと思います。

投稿 : 2021/12/27
閲覧 : 195
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いけどあるキャラが目立ちすぎてる

主人公=男の子の幼馴染?cv平野綾さんのキャラが
ヤンデレで一緒に死んでくれとか
主人公と一緒にいたいから事故にあったときも
幼児化してる演技をしたり、本当に腹がたった。
主人公は好きな先輩がいたけどそっと見守ってくれてる
ことに気づかず痺れをきらしたcv水樹奈々さんの
キャラが一喝し女同士のガチ喧嘩は恐ろしかったが
プラネタリウムをみることで改心した?
主人公に謝罪するが女性恐怖症にならないのがすごい
この話は、ovaを見てから劇場版をみると
話が繋がるが結局好きな子を選べなかったということと
気づいた時には大切な人はそばにいないと
重さをわからせてくれた話

投稿 : 2021/11/29
閲覧 : 183
サンキュー:

2

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

文学というよりもドロドロした愛憎劇

元々小説では、文学をこよなく愛する天野 遠子(あまの とおこ)が文学をヒントに様々な事件を解決してゆく物語です。
しかし、この劇場版では、文学少女である天野遠子の出番は少なく、ドロドロした愛憎劇となっています。
どうか、この劇場版だけで文学少女の物語を判断しないようにお願いします。


この物語の主人公は井上 心葉(いのうえ このは)。彼は偶然にも文芸部の天野 遠子の奇妙な趣味を目撃してしまいます。
それをきっかけに心葉は遠子から無理やり文芸部に入部させられてしまいます。
そして、遠子の奇妙な趣味の手伝いを毎日するようにと命じられるのです。


昔、心葉は小説を書いていました。でも、ある事件がきっかけで筆を折りました。
そして、そのときの事件はトラウマとして今でも彼の心を苦しめていたのです。

心葉は、偶然がきっかけで、そのときの事件の張本人と再会します。
それからは、ドロドロとした展開へと変わってゆきます。
あまり気持ちの良いものではありません。

この物語の最後で遠子がようやく活躍して解決へと導くのですが、それまでが大変でした。

遠子は、無邪気な美しい女性です。彼女が登場すると、その場の雰囲気が明るくなります。
遠子の出番をもっともっと増やせば、この物語は明るくなったのに…と悔やまれます。


なお、この劇場版を見る前に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を読んでおくと、話の流れが理解しやすいでしょう。
ところで、
「銀河鉄道の夜」には途中で原稿が紛失している部分があります。現代では信じられないことですが、それでも多くの人たちに今でも読み親しまれているのは、きっとみんなが銀河鉄道に憧れているのでしょうね。
でも、終着駅までは乗らないほうが良いですよ。だってそこは…

投稿 : 2021/11/03
閲覧 : 399
サンキュー:

13

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ファンタジーだからこそ心の動きが自然でした。

 dアニメのトップにあったので、あまりのなつかしさに視聴しました。本作を見て思うのは、感動とかいい作品って、決してリアリティじゃないですね。

 どんな荒唐無稽な設定の中でも人の心の動きをしっかりと描き切っていれば、一見バカみたいな設定、ちょっと不自然な物語の展開が、かえって感情を強調してくれて深く感動できます。それが、日本のマンガやアニメそしてラノベのいいところだと思います。そしてその代表が「文学少女」なのかもしれません。

 出てくる女がみんな不快になる要素を持っています。ヒロイン遠子も含めてです。彼女は無垢でもありますが、我儘です。でも、深く深く主人公を尊敬し理解しています。しかも、主人公が井上ミウだということを知らなかったのにです。そして、その事実を知ったからED前のあの2人の美しい場面につながってゆきます。

 {netabare} 誰よりも好きで理解していて尊敬しているから一緒にはいられない、{/netabare}という決断って古典的ではあります。が、これを自然に描こうとするのはストーリーに力がないと間抜けになります。遠子の決断に至る心の動きの説得力は、文学を味わうという「文学少女」の不思議なファンタジーな設定だからこそ活きてきます。

 で、本作のメインキャラ、ミウがいるわけです。まあ、この子についてのエピソードは正直不快なだけですが、主人公が小説家になるきっかけとか、遠子との対比という意味で重要です。ミウは主人公にきっかけを与えましたが、結果として彼の小説家としての未来を危うくしてしまいます。でも、遠子は主人公を少しずつ癒し、最後は{netabare}自分の気持ちと引き換えに背中を押します。{/netabare}主人公に対する執着と理解、心を壊したか癒したかが描かれていました。だから、最後の10分くらいの感動につながりました。
 号泣は言い過ぎですが、結構涙が自然にあふれてきました。

 それにしても平野綾さんは、うまいですね。いろいろあって活躍が中途半端なのは残念ですが、声の演技という点では非常に才能がある方でした。素晴らしかったと思います。

 非常に面白いし、懐かしくてさっき原作全巻買い直してしまいました。本作は不思議なことにこの映画の前段となるシリーズがTV等でアニメ化されてないんですよね。で、いきなり映画ってすごいですね。是非TV化希望といいたいですが、今のラノベと比べて作風が古いですし、当時としても異色だったと思います。多分もう無理でしょうね。

 予備知識が無くても、本作だけでも楽しめます。人の設定もストーリー展開上知識無くても読み取れる部分は多いです。
 ただ、やっぱり登場人物とかの関係で入り込むなら原作読んだほうが良いかもしれません。竹田という女の子。原作はかなり強烈でしたが、本作ではあんまり感じませんでした。

 なお、エンドロール後のあれはそういう事です。良かったですね。

追記 皆さんのレビューで知りましたがovaあるんですね。さっそく探してみます。


雑記です。

 宮沢賢治についてはビブリオ古書店でも取り上げられていますし、ピングドラムでは主題でした。銀河鉄道999はまあモチーフにしただけですが。作品そのものは銀河鉄道の夜以外に沢山アニメ化されています。アニメ見るなら一度宮沢賢治はじっくり読んでおいた方がよいかもしれません。

 覆面美少女作家というと、北村薫を思い出しますね。多分作風からいって本作の原作者も読んでいるのではないでしょうか。
 北村薫は意図したわけではないですが、おっさんで学校の先生で身分を隠したら女子大生と勘違いされたみたいですね。この人は人が死なない推理小説の元祖とも言われています。氷菓とかハルチカとか好きな方にお勧めです。

 追記 なお北村薫はリセット、ターン、スキップの3部作で時間跳躍というSF要素を一般推理小説に導入した功績もあります。一般人?が見る普通のTVドラマ化もされているのでその意味では日本のクリエータに多大な影響を与えた人です。

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 234
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

遠子先輩!

山羊じゃないんだから、カミを食べちゃダメでしょう!
ほんとこの頃から花澤さんはチョイデンパなキャラが当たり役だったんですね!

作画は流石に今となっては古く、シナリオもイマイチではあるんだけど、何故か記憶に残る愛すべき作品です。

投稿 : 2021/04/27
閲覧 : 200

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ミウ

2020.8.21 視聴完了。

人間関係のドロドロで精神的にけっこうきついです。
原作を知らないためか、ストーリーが微妙な感じがしてしまった。

天野遠子先輩の良さがあまり伝わってこなかったのが残念。

最後に声を大にしてペンネームに
ミウなんてつけるなよ(-_-メ)と言いたい。
自分の子に初恋の人の名をつける行為と同じようなものだ。

投稿 : 2020/08/23
閲覧 : 229
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やぎさんのおはなしじゃないよ^^

天野遠子は
とってもかわいい文学少女

いいおはなしが大すきで
本や紙とかも食べちゃう先輩デス
でもないしょ。。ネ


井上このは君は
とってもやさしい男の子

むりやり
遠子先輩に
文学部に入れられて

一生けんめい
おはなしを書いて
遠子せんぱいに
食べさせてあげる^^

って。。なんだか
おばかなコメディみたいだよねw

でもちがうよ
ちょっとコメディもあるけど
ほんとはかなしい恋のおはなしなんだ。。


朝倉みうちゃんは
このは君の幼なじみで
このは君が大すきで
前にいろんなことがあったみたい。。

たぶんOVAを先に見たら
もっとよく分かったのかな?
(にゃんは1話だけ見た)

とちゅうで
すっごく悲しいおはなしになって
みうちゃんの気もちがイタかった

そこまで。。って
にゃんは泣いちゃったけど
でも
だんだん恐くなってきた

宮沢賢治のおはなしが
よくでてくるし
プラネタリウムがでてきたりってよかった
(ほしがきれいに見れるとそれだけで感動しちゃうよね)

おわりが
ちょっとさみしかったけど
とってもステキだったなぁ

これからOVA見たら
いろんなことがもっとよく分かるのかな?

投稿 : 2020/04/29
閲覧 : 1001
サンキュー:

120

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

たまには純文学的な雰囲気モノもね

原作未読・OVA併せて視聴済(2020.3)
とある高校の文学部の先輩、後輩を中心に彼らに近しい人々(クラスメイト、幼馴染、友人等)との甘酸っぱい恋愛感情や友情、心の傷を純文学と絡めて青春の1ページとして記憶していくような作品。個人的には新海先生の青春モノと後発だが「氷菓」「ハルチカ」のような日常の中のちょっとした不思議探検的な感じがした。
特記する事もさしてないが原作を読んでない人は「メモワール」は劇場版の補完的な部分もあるので併せて視聴する事をお勧めする。

私のツボ:平野さんは男に執着するキャラ多くない?

投稿 : 2020/03/20
閲覧 : 256
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とてもおもしろい

本が大好きな先輩と作家の高校生活物語。
本を食べる文学少女という設定がなんともいえない違和感を
覚えてしまいますが、物語はとても楽しく見ることができました。

投稿 : 2020/01/03
閲覧 : 204

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

OVA3作品を観てから

OVA3作品は結構重い内容なんですけど、それを観てから劇場版を観ると、伏線回収というか、遠子先輩の台詞一つ一つが胸に突き刺さりますよ。
気配り上手で優しくて賢くて…
遠子先輩の魅力満載の内容なので惚れてしまう。

投稿 : 2019/08/10
閲覧 : 202

もぐりこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっぴり変な文学少女と、何でも言う事を聞いてしまう少年のお話。

出逢いは木蓮の木の下。彼女は本を食べていた。

怖くて切ない物語。


最初はなんてものを観てしまった…!と戦慄してしまいましたが、
途中で切らずに最後まで観てあげてください。

投稿 : 2019/04/14
閲覧 : 237
サンキュー:

3

春原最高! さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒロインが魅力的

だが、主人公はあまり好きじゃない。結局最後まで流されてばかりで、なんというか伊藤誠を思い出した。いや、そこまで酷くはないんだけど、同じにおいがする。

ストーリーに関しては中盤までかなり面白かったと思う。それなりにキャラクターが多く尺が足りないにしてはコメディー要素もしっかり入れつつ、多少強引なところもあったけど頑張って場面を繋げていた。

問題は後半。ここまで拗らせといて、あの展開は納得いかないかな。
そしてなぜ先輩が物語を食べていたのか、その説明は欲しかった。水やパンの代わりに物語を食べるってことは、そこから何かしら養分を吸収する特異体質なのかと思っていたけれど、そこの言及がないということは単なる奇行だったのか?

声優は豪華だし、作画も悪くは無い。エンディングはCLANNAD1期OPメグメルを歌っていたeufoniusで、普通にいい曲だった。総合的に見て良作ではあるのだけれど、ストーリーを最後まで捻ってくれるとなお良かったかなと思う。少しもったいない。

投稿 : 2018/09/08
閲覧 : 303
サンキュー:

4

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

補完すると尚良い

ノベル未読です。
この劇場版をみて気に入ったのでOVAを追加で観て更に評価が上がりました。
OVAは劇場版では語られなかった登場人物の内面今昔が見られ良い創りですね。大変気に入りました。

私は「劇場版」-「はつ恋」-「プレリュード」-「レクイエム」-「ラプソディ」と観ました。
「はつ恋」-「劇場版」-「プレリュード」-「レクイエム」-「ラプソディ」でもいいかもしれない。

投稿 : 2018/06/01
閲覧 : 435
サンキュー:

3

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒロインが花澤嬢だったなんて・・・、物語に没頭して最後まで気づきませんでした。<追記;OVA>

モクレンの木の下で物語をおいしそうに食べる遠子さん。
それが心葉の出会った文学少女。
これは一人の少女と一人の少年の出会いと成長のお話しである。

ある時は無邪気にはしゃぐ妹。
ある時は無償で励ましてくれる姉。
そして時にはすべてを理解し包んでくれる母。
そんな遠子さんにより、心葉は再び歩み出す。

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」。
この文学小説を中心に物語が進行。
そして、プラネタリウムの夜のカタルシス。
感動せずにはいられません。

全体に流れるのは、心の闇。
しかし、それを明るく照らし出す文学少女。
一筋の清流を見ているかのよう。
そんな作品である。

<追記;OVA>

劇場版にOVAとは珍しい。
ヒロイン3人によるサイドストーリーです。

遠子さん編
{netabare}心葉と出会う前の遠子さん。
遠子さんの清楚で可憐な文学暴走が楽しいです。
意外や意外、遠子さんにあんな悲しい過去が・・・
でも、太陽のような遠子さんは前を見つめます。
そこにあの井上ミウ(井上 心葉)が。
運命の出会いです。

ところで、劇場版の出会いのシーンは演技だったんですね。
役者だね、遠子さん。{/netabare}

美羽編
{netabare}心の闇を抱える美羽。
劣悪な家庭環境のため、心が歪みます。
ホントは、誰のせいでもないんだけどね。

心葉との出会いは必然。
しかし、不幸な結果に・・・
遠子さんとの出会いは少し先の話です。{/netabare}

ななせ編
{netabare}己の気持ちを巧く表現できないななせ。
シャイで不器用なツンデレがひたすら可愛いです。
心と裏腹な態度をとるのも純なせい。
ななせ頑張れ!
ななせの片想いドタバタ騒動記をお楽しみ下さい。

それにしても森ちゃん、面倒見のいい優しい子だね。{/netabare}

投稿 : 2018/03/18
閲覧 : 580
サンキュー:

33

ネタバレ

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

本が好きであれば

.
文学部の部長さん
{netabare}
本を破かないでほしいですし
食べる行為はアニメであっても
引いてしまいました
{/netabare}
本が好きであれば
大切にしていただきたい

評価が高い方もいらっしゃるので
続けて視聴したかったのですが

個性的な作画も抵抗があり
断念です

投稿 : 2017/08/09
閲覧 : 300
サンキュー:

2

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やばい、また地雷踏んだ?

なんですか? この作品?
かなり重いと言うか、見ごたえありますね。
見ようと思ったきっかけは、
安易で単純!
私が学生時代に文学青年だった事があるだけ、
ただ、それだけです。

乙女チックなキャラデザと
軽い学生生活がいきなりとんでもない
内容に変わっていきます。
昼ドラ顔負けのえぐさ!
どうも劇場版以外の作品も重そうです。
私最近、こうゆうの多いのですよ。
劇場版から見て、何か引っかかるものがあって
オリジナルやTV版を見直す事に、、、っていう
パターンです。

少し前は【K】、最近は【BLOOD C】でやらかして
しまいましたが、これも全く同じです。
また、宿題が溜まったというのが正直な感想です。

投稿 : 2017/03/06
閲覧 : 300
サンキュー:

4

チョロ松 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そこまでやるか。

最初はよくわからない感じで進んでいき、
ある時を境に急展開する。

作画も細かいところまでこだわっているかと思う描写が多々出てきます。

声優も主人公に入野君、ざーさん、水樹奈々、豊崎愛生ちゃん、小野大輔さんと豪華メンツで
中でもざーさんはキャラづくりの為髪伸ばしたり、
何と演じるキャラの遠子さん同様紙を食べてキャラづくりしたそうです(笑)

話を聞いてそこまでやったのかよって思いましたが、
それと同時に凄いと思いました。

ちなみに原作は未読です。

作中には宮沢賢治の作品がよく出てきますが宮沢賢治の作品を読んでなくても楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2017/02/03
閲覧 : 278
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

メモワールⅠ~Ⅲを経て。

いよいよ劇場版。
メモワールⅠ~Ⅲはただのプロローグに過ぎません。メモワールⅠ~Ⅲのヒロインがどう絡んで来るのか、なかなかに面白いです。やっちまったかなと思ってスミマセンってくらいに。
思わず「あっ!」と声が出るシーンが2回あり、引き込まれました。
ラストはハッピーエンド?と思えましたが、まあ、悪くはないかと。
個人的には観ないとようなアニメですが、声優さんだけを見て視聴してみるのも悪くはないですね。

投稿 : 2016/11/26
閲覧 : 213

DB さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

メルヘンチックでありながらその実、ドロドロとした人間関係を中心に物語は回っていきます。
主人公をはじめとした多くの登場人物には現実感が無く、
不思議な感覚でしたが、何とかまとめてしまえるのは
原作の力でしょうか?
作画は20年前の少女マンガかって感じでしたが、最後まで
楽しく見ることができました。

投稿 : 2016/08/28
閲覧 : 243
サンキュー:

2

K.S さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白かったです。

先に原作を読了の後、見ました。
原作は傑作なんだけどなぁ

投稿 : 2016/06/11
閲覧 : 276
サンキュー:

3

ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

視聴ルートと個人的適性。

【わたしのタイプと視聴ルート。】

前もって言っておくと、私にとってチャレンジ色の濃い視聴でした。

・普段見ないタイプの作品(恋愛強め)
・キャラデが好きな方ではない(少女漫画風?)
・普段は比較的情報を入れずに視聴するタイプだけど、今回沢山のレビューをじっくり(ネタバレ抜きで)読ませていただいてからの視聴。

3つ目は、どうやら劇場版とOVAが補完関係になっているらしいという構成を知って視聴順を決めるためやむなく‥というのが大きな理由。
先ず、そういうタイプのわたしが書いたレビューなのを前もって言っておきます。原作未読。

で、わたしが選んだ視聴ルートはというと、
OVA(3作品)→劇場版でした。情報比較の甲斐もあり、個人的にはこのルートで正解だったと思うのですが、さらに完璧を期すためには、「プレリュード(OVA)」→「劇場版中盤まで」→「レクイエム(OVA)」→「劇場版クライマックッス」、で、デザートに「OVAのラプソディー」。
これがN0TT0Nお薦めの視聴ルートですw
お試しあれ。



【軽く内容などについて。】

山とガールが、肉食と女子が、ゲスの極みと乙女が出会う遥か以前からまるで四文字熟語か慣用句かのように融合している『文学』と『少女』。
この飛行機雲のようにまっすぐなタイトルから、爽やかで、なにか清廉なイメージを勝手に持ってしまうのですが(キャラデも含めて)、結構、闇な部分を描いた作品だったと言えます。
宮沢賢治の文学作品をモチーフにしている点など文学関連のフィルターを通した表現が多いのですが、この作品の主題は「トラウマ×恋愛」だと思うので、爽やかとか癒される系の物語を、心掻き乱されることなく視たい人にはお薦めできません。要注意です。

ただ、文学少女こと天野遠子先輩の登場している時間帯、特に文芸部の部室シーンは別。逆光などの作画クオリティも手伝ってか、とてもいい感じの空間に仕上がってます。

ですが彼女、ほとんど物語に関わってこない。
この部分は上記の視聴ルートで多少改善されますが、物語を食べる彼女、そもそもこの物語の中での立ち位置も、この特異な設定と同じように読者であったのかもしれません。
ファンタジックな着地も読者目線と捉えればなんとなく合点がいきます。
てか、OVAプレリュードを視聴すると、このはと遠子先輩との出会いの意味が180度変わるエピソードが仕込まれています。
実はこの物語、遠子先輩の思惑がかなり‥‥ry

そして物語の主題「トラウマ」に関しても劇場版だけでは消化不良だったと思います。わたしが朝倉美羽というちょっとアレなキャラに高いリアリティを感じたのはOVAレクイエムのおかげだったと思ってます。

全体としては、リアルな葛藤に対してファンタジーな爽やかさを被せてくる演出がう~~ん‥でした。
空気感としては良い「転」→「結」だったと思うけど、この辺がカッチリ融合して説得力をもっていればもう少し楽しめたかと思います。

ということで、わたしの未知のジャンルの適性チャレンジは"保留"という感じになりました。小さな一歩は踏み出しましたが、恋愛度強の作品を堪能できる素養はまだ確認できてません。

作品については、正直劇場版単体ではあまり物語を評価できませんが、OVA込で視るんであれば、それなりに楽しめるかと。突っ込みどころも完備してますしね。

※以下OVAの話込みのネタバレ。

{netabare}

正直言うと劇場版とOVAの連続性が欲しかった。
大人の事情が多大に影響していたのでしょうが。。

キャラデは意外といけたし、髪揺れや光表現などの作画クオリティも高く視やすかった。ちあの身長が完全に1m切ってたシーンあったけど流石に吹いたwだまし絵かとww

内容的にはOVAも含めると美羽のキャラは説得力あったと思う。思うのだけどトラウマ克服の展開が安易なのは否定できない。一言で救われることが絶対に無いとは言わないけど、遠子先輩と初対面なのも含め、積み重ねが無さ過ぎて説得力が‥。

そもそも抱えてる問題はリアルに描いてるのに解決方法が唐突で、しかもファンタジー‥というのがちょっと興ざめでした。
しかも美羽が克服したとみるや遠子先輩に一目散なこのはw
なんたるフットワーク、切り替えの速さ。バロンドール候補に推薦したいレベル。

その遠子先輩は魅力的に描かれてて良かった。魅力的でいて物語に殆ど関わらないという立ち位置がある意味斬新だけど、OVA込みならまあまあ理解できる感じ。物語を食べる設定もOVAで結構お腹いっぱいにはなるんだけど、返す返すも劇場版と連続性を持たせて頂きたかった。

以上です(`_´)ゞ

{/netabare}

投稿 : 2015/11/08
閲覧 : 558
サンキュー:

17

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

声優さんは豪華なのに・・・ 良くも悪くもないですね。

アニこれのレビューで、どろどろだとか意味深なことを書かれていたので視聴しました。
たしかに途中はドロドロって感じもあったのかな?

まあ、先にこの作品の特徴を書いておきます。

ずばり!

「言の葉の庭」の声優の競演再びという感じですね。

言の葉も、内容としてはそれほど高評価とは言えませんが、あれは作画と声優さんが良かったから、なんとか持った作品だと思ってます。

これも同じじゃん!
って思いましたね。

主な登場人物を書いておきます。

天野 遠子(あまの とおこ)-花澤香菜さん
この作品の主人公ですね。
というか、主人公は二人いると考えていいと思いますけどね。
この花澤さんのキャラは、まさに花澤さんって感じで良かったです。
cvの花澤香菜さんは、STEINS;GATE、物語シリーズ、俺の妹がこんなに可愛いわけがない、などを筆頭に、もう出てないアニメがないんじゃないの?ってぐらい大活躍されていますね^^


井上 心葉(いのうえ このは)-入野自由さん
この作品のもう一人の主人公。
ちょっとしたサプライズ的な展開がこのキャラにはありますね。
それは観てのお楽しみ。
cvの入野自由さんは、あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。、ちはやふる2、ハイキュー!!などで活躍されています。

ちなみにこの主人公の幼少期のcvを務めているのは、斉藤千和さんです。


その他に、水樹奈々さん、宮野 真守さん、豊崎愛生さん、などが名を連ねています。


こう見ると声優さんはとても豪華なんですが、それを活かしきれてないって感じがしました。
この作品は良くも悪くもなくて、当たり障りがないBGMのような感じにさえ思えてしまいました。

せっかくこれだけの声優さんを揃えているのに、このストーリーだとかキャラだとかがあまりにつまらなくて、がっかりでした。

そう、キャラデザが非常に好きじゃないです。
きれいじゃないというわけではないんでしょうけど、なんか癖があるというか、好きになれない。
それだけで切ろうかとさえ思いましたね。

ただ、作画はきれいです。

後半にはとても印象的な夜空が描かれていますが、それはものすごくきれいでした。


僕の傾向として、作画がきれいでなんだかんだまとまってるっていう作品が好きじゃないという感じが見えてきたので、おそらくこれもそれに入るんだと思います。

音楽も特に印象に残ってません。

あまりオススメはしないけど、例えば「TARI TARI」をものすごく評価してる人などには受け入れられそうな気もしましたね。
僕はいまいちだったので、そう思いました。

なんとなくストーリーが流れていく、というのがお好きな人には受け入れられるかもです。

投稿 : 2015/11/02
閲覧 : 341
サンキュー:

14

ネタバレ

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

出逢った文学少女は物語を食べるのです!?

原作未読、OVA未視聴

●物語
文芸部に所属する井上心葉の望みは、何事もない平和な毎日“文学少女”を
名乗る物語を食べる風変わりな先輩、天野遠子に振り回されながらも
穏やかな毎日を過ごしていた。幼なじみの少女・美羽と偶然、再会するまでは・・・。(コピペ)


▽感想
・タイトル詐欺だよね。こんなドロドロしてると思わなかった^^
・遠子先輩、そんなもの食べたら毒ですよ。

・宮沢賢治の銀河鉄道の夜が随所に出てくるので
 知ってる方が楽しめるかも知れない。
(岩手の宮沢賢治記念館に行ったことがあるのに原作を知らない私・・・)

納得いかないのは、心葉君の移り気に至るまでの心理描写不足かな。
{netabare}美羽と心中しようとしてたのに最終的に遠子先輩を選んだ。 個人的には美羽と一緒にいてあげて欲しかった。{/netabare}

投稿 : 2015/11/01
閲覧 : 335
サンキュー:

16

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

(他人の)愛憎劇。それは最高のご馳走。

アニメ見ると感想書く習慣がついたせいで最近よくやる(エロ)同人RPG
クリア後の感想書かないとなんかモヤモヤする体にされてしまった。

ドロドロ検索シリーズ。
今回はこの文学少女。110分かそんくらい。
原作はあるらしいのだけど知らなくても特に問題無し。勿論私も知りません。

タイトルがドロドロ劇に似つかわしくないので視聴前は半信半疑ではあったけど考えてみればあのスクイズだってタイトルは学校の日々という割りとさわやかなタイトルでした。

結論から言えばそれなりに良作。多分マイナーなんだろうけど掘り出し物だったと言ってもいいレベルだったようには思います。

今回のヒロインズは3人。ttと同じですね。
主人公はいつものドロドロ劇専用主人公だと思って頂いて大体構わないかと。

この作品。ヒロインのキャラは比較的立ってたと思います。
この手のお話の肝はヒロイン達がどれだけ魅力があるかに掛かってると思うのです。

では3人のヒロインを簡単に見てみましょう。

タイトルにもなってる文学少女。これが主人公の1個上の先輩にして文芸部の部長?
見た目はいかにも文学少女って感じの地味ながらも可愛い感じですね。
地味故に個性を持たせるつもりだったのかこの子は本が好きな余りに本を食べてしまう妙な癖?があります。
ああ、いや本を食べるはさすがに人外すぎでしたね。正確にはページをちぎって食べる・・・ですね。
お前は山羊の生まれ変わりかよと突っ込みたくもなりますがこのおかげかインパクトは強いです。

続いて美羽。
所謂ヤンデレに近い存在で本作品のドロドロ劇の8~9割程度は彼女が担ってると言っても過言ではないでしょう。
先輩が光だとすれば完全にこちらは闇ですね。
実際にいれば関わりたくないお方ですがこういう物語だと彼女のような存在は実に映えます。
お前石仮面被っただろと言いたくなるくらいタフネスなのはさすがに変な笑いが出てしまいますが。

んで3人目。
こういう話の3人目のヒロインてのは何故か扱いが軽いことが多いですが彼女には見せ場もあり比較的恵まれたポジションだったのではないでしょうか。少なくとも私は好きでした。

3者3様の魅力はあるんですが悲しい共通点として全員が身内にカイジ君いますか?と問いたくなるような立派な顎をお持ちな点が多少気になると言えば気になるかもですね。
1度気にするとね。どうしてもそこに目が行くのは人間の悲しい性なんでしょうかね。

序盤は穏やかな普通の物語してますが暗雲立ち込めるのは大体中盤辺り以降でしょうか。

先輩が妙に魅力あるせいかこのままドロドロ抜きのさわやか恋愛でもいいかなぁと不覚にも思ってしまった時期もありましたが物語が荒れてくるとやはりそれはそれで心躍るものがあるのです。

それと一応タイトルが文学少女となってますので宮沢賢治とかは頻繁に出てきますが特別詳しくなくても多分支障はないかと思います。

全体的に見ても上手く纏めてある印象が強いのですが出来れば12~13話くらいでもう少し深くしたものも見たかったかなぁというのは本音ですかね。


ネタばれ無しじゃ詳しく聞けないのだけどラストの先輩の決断がなぁ・・。

どうしてこんなことなったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。
…死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。

これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。それだけが私の望みです。 byひぐらし

いや死んではないけどまさにこんな気分。
なんとなく察しはつくもののなんだかなぁて感じです。

まぁ終わってみれば良作だったと思います。少なくとも見て損することは無いのではないでしょうか。
劇場版ということを考えれば程よい愛憎劇具合で御座いました。

投稿 : 2015/10/28
閲覧 : 492
サンキュー:

20

緑の先駆者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作ぜったい、面白い

もしかして、これって、原作凄い面白い作品なんじゃないのか?
本が大好きなあまり、食べてしまうヒロイン。本読みなら、一度くらいは試してみたりする気持ちがわかるはず。このヒロイン、本と著者の知識については、ビブリア古書堂の事件手帖に出てくる栞子さんといい勝負しそう。この二人のコラボを観てみたい、と本読みの一人として思ってしまった。

小説が原作のアニメだとどうしても、心理描写の深さなんかを象徴的な表現で、ビジュアル的に理解してもらおう、というアプローチをしがちな感じがするんですが、なんか、その辺に、とても違和感を覚えました。
ストーリーの展開は面白かったのに、時間の制限のためか、途中を省きすぎている感じがして、いま一つ感情移入できませんでした。もったいない。
小説だと、スピード感はそんなに求められないから、もっと微妙な人物の心の動きとかがしっくりいくんじゃないか、とかなり思いました。

その結果、結論として、小説の方が面白いんでは?という疑問が生じ、ちょっと原作を読んでみたくなりました。

あと、キャラのデザインが、正直、好きではないです。なんか、ほぼ全員、特に主人公、弱虫ペダルに出てくる御堂筋くんを彷彿とさせる。ウェブで見た、原作本のイラストの方がいい。

後日談

小説の第一巻を読んでみました。最後に、叩き付けるような、太宰作品の押し売りが、本読み的には面白かった。
シリーズ最終巻、16冊目を読み終えた時には、良かった、良かった、とただただ感動。特に、もう一人の文学少女のストーリーの続きが気になる終わり方に、爽やかな風が心を吹き抜けた充実感が残りました。

投稿 : 2015/09/04
閲覧 : 272
サンキュー:

9

ネタバレ

nakagi rin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

切なくて、でもあったかくて…

文学少女の劇場版です。
アニメとしてはこのほかに、OVA作品が数話あります。
原作は野村美月先生によるライトノベル作品です。

主人公である井上心葉(いのうえこのは)は、14歳の時に応募した文芸雑誌の新人賞を史上最年少で受賞します。謎の覆面美少女(¡?)作家として華々しくデビューを飾るも、プレッシャーやその当時に起こった事件により、デビュー作の1作を残してそのまま引きこもりになってしまいます。そんな心葉もなんとか高校へと進学しますが、その高校で静かな、それでいて運命的な出会いを果たします。出逢った一つ先輩である天野遠子(あまのとおこ)は、物語を食べる文学少女で、この出会いが心葉のその後を大きく変えていきます。

~わたしは、この世のありとあらゆる物語や文学を食べてしまうほど深く激しく愛しているごくごく普通の可憐な高校生で、ただの文学少女です~ 天野遠子

~何故、ぼくが、再び書きはじめたのか。それはあの日、シンと輝く真っ白な木蓮の下で、遠子先輩に出会ってしまったせいだった~ 井上心葉

劇場版では、原作本編の後半、心葉が小説を書くことができなくなってしまった核心である、心葉の幼馴染の女の子とのお話を中心に展開されています。劇場版単体である程度まとまりのある仕上がりになっているように思うので、原作を知らなくても楽しく見れると思います。しかし一本の劇場版ではやはり描けない部分も多く存在しますので、劇場版をおもしろいと思った方は原作の方も見て頂けたら嬉しく思います。

原作はそれぞれのお話が実在する小説になぞらえて展開されます。例えば1巻めの「”文学少女”と死にたがりの道化」では、太宰治の人間失格が主軸となっています。そういった意味で、小説が好きな方なら、よりハマることのできる作品のような気がします。また、文学少女を読んだことによって、逆に人間失格などの題材となっている小説を手に取ってみるというのもいいかもしれません。

コメディ要素少なめ。あたたかくて切なく、見終わった後、または読み終わった後に何とも言えない余韻に浸ることのできる、大好きな作品です!
気になった方はぜひチェックしてみてください!

投稿 : 2015/09/02
閲覧 : 547
サンキュー:

7

ぽるもるL さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

文学?

このタイトルとデザインで昼ドラばりのドロドロなヤンデレ愛憎劇が繰り広げられるなどと誰が想像するだろうか。

原作は知らないし宮沢賢治も深くは知らないが、このストーリーで何故「文学少女」というタイトルなのかイマイチよく分からない。
銀河鉄道の夜の世界と重ねている的な流れは正直無理やり結び付けようとしているようにしか見えなかったし、「文学少女」というタイトルの割にストーリーは安っぽく感じた。

投稿 : 2015/07/30
閲覧 : 327
サンキュー:

3

ネタバレ

お湯掛けてメデューサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

去り際のキス、さてその味は―?

約100分の劇場版作品。
原作小説があります。
公式サイト → http://www.bungakushoujo.jp/index2.html
でさっと目を通した所、
劇場版内での内容は、原作からかなり編集されているようです。
それぞれを別ととっても良いくらいですね。
いずれ原作にも手を出します。


物語の始まりは高校一年なのですが、
そこで心葉と遠子は出会いを果たすのですが、
その後突然「そして2年が経った」となります。

ので、私視点(原作未読、あらすじ知らず)では
わずかに戸惑いを覚えました。
こちらの戸惑いに関係なく、
作中では人間関係等がしっかりと構築されており、
「この人なぁに…?」ともなりました。

ですが、それ自体は大して問題ではありません。
100分の劇場作品ですし、
その中でメインに扱う人物は[心葉]と[美羽]です。
序盤で心葉を引っ張り、クライマックスで大きな役割を果たす[遠子]も含め
話の流れを掴むのに特に支障はありませんでした。


かなりシリアスに寄ります。
とにもかくにも朝倉美羽が恐いのです。
彼女にも彼女なりの事情(育った環境)があるのですが、
観てる間は本当に慄きっぱなしでした。
ひええ、これが病みか...これが闇か…!

全体のメインはここですね。
『朝倉諸問題』。
これに付随して、『遠子の卒業』と『[井上みう]はまた書くのか』という
二つのネック。。。

ED後のムービーでちゃんと描かれていて良かったです。
良い終わり方です。

作品としての形の良さにこだわらず、
ただただ感情移入した上での願望を述べると、
「二人の顔を見せて」「二人のその後を見せて」です。
もちろんハッピーなものを。

投稿 : 2015/05/28
閲覧 : 355
サンキュー:

4

ロックさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

原作見てないと無理だね

わけわかんなかった
全然ダメ(><)

原作読んでると違うのかな?



原作知らないなら、これを見ても仕方がないよ

そんな作品。


でもね、これを先に見ても原作読んでみようとは思わなかったから、
映画としてはあまり良くないんだろうね

投稿 : 2015/04/08
閲覧 : 308
サンキュー:

3

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文学少女 劇場版のストーリー・あらすじ

文字どおり食べてしまうほど文学が好きなヒロイン・天野遠子と、彼女によって無理やり文芸部に入部させられた男子高校生・井上心葉が様々な事件の解決に乗り出す学園生活の模様を綴った野村美月の人気ライトノベル・シリーズを映画化した劇場版アニメ。『銀河鉄道の夜』がモチーフとなっている原作の第5巻『“文学少女”と慟哭の巡礼者【パルミエーレ】』をベースに、心葉と彼のトラウマとなっている少女・朝倉美羽との運命の再会がもたらす切なくも愛憎入り交じる人間模様を描く。(アニメ映画『文学少女 劇場版』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2010年5月1日
制作会社
プロダクションI.G
公式サイト
www.bungakushoujo.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E2%80%9C%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%B0%91%E5%A5%B3%E2%80%9D%...
主題歌
≪OP≫eufonius『遥かな日々』

声優・キャラクター

花澤香菜、入野自由、水樹奈々、宮野真守、小野大輔、豊崎愛生、下田麻美、平野綾

スタッフ

原作:野村美月『“文学少女"』シリーズ(ファミ通文庫/エンターブレイン刊)、キャラクター原案:竹岡美穂、 監督:多田俊介、シリーズ構成・脚本:山田由香、キャラクターデザイン:松本圭太、音楽:伊藤真澄

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