らすきき さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

なかなか良かったです。　特に長門好きにはたまらないでしょう！

ハルヒはいつも通りの可愛さでしたが今回は長門の可愛さが特に目立ちましたね。
長門よりみくる　みくるよりハルヒな自分からしてみても長門可愛かったですｗ　長門ファンにはたまらないでしょうね～　
ただ長戸の声が小さくて何いってるのかたまにわからないｗ
おれ耳遠くなってきたのかな・・

当然といえば当然ですが、涼宮ハルヒの憂鬱という作品についてある程度の内容は知っていないと本当に楽しむことはできないとおもいます。笹の葉ラプソディも視聴しておくべき。
あとはハルヒ好きとしてはハルヒの出番が少ないのはさみしかったですね。ただ光陽園学院ver.が可愛いのでおｋ。あと大人みくる好きですｗ　きょんの妹もやはり可愛い。
というか女の子全員可愛いですねｗｗ

感想としてはアニメ版ハルヒがそこまで好きというわけでもない(キャラは大好き)自分からしても面白く、質が高いなと感じたのでおすすめといえばおすすめです。３時間ほどの時間ですがあっという間という感じです。
映画館に見にいけばよかった！　

そして・・・ハルヒのカーディガン＋黒ニーハイやっぱかわええ　　見終わった直後なのでテンション高めに書いてますｗ

あずにゃん  さんの感想・評価

4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

.ﾟ+｡★『シンプルで切ない珠玉のLove Story』☆.ﾟ+｡

主人公のキョンがいつも通り学校に行くと、ある変化が起きているわけです。
普通ならキョンの後ろの席はハルヒの席で、それはこの世界での不変的事実です。
そしてもちろん、昨日もそうだったんですが、突然、今日になってそこの席には違う人が座ってたんですそして、キョンは慌てて確認するんですが…キョンは何が起こったのか、手懸かりを探して動き出します

基本的には原作に忠実な出来で、映像・演出ともにかなり良く出来ていたと思います♪
このようなストーリー展開を私が思いついたとしても、絶対に上手に纏められないです。
でもこの作品ははキチンと纏めて見せてます。これには本当に、感心させられました！
それぞれの立場で色々な葛藤をしながらもお互いのことを信頼し合うことができていて、
理想的で絶妙なバランスで成り立っている『SOS団』という存在を、改めて愛おしく感じました♫
SFの最高峰と言っても良いくらいの出来栄えで、1期2期のTVシリーズはこのための布石だったということが分かると思います。
キョンの 不憫で痛々しい困惑っぷりと{netabare}元の世界の名残を見つけた時の嬉しそうな表情。（うらやましいですね）{/netabare}
自分自身も異世界に迷い込んだかのように思える世界観にどっぷりハマってキョンにたっぷり感情移入して見てください♪


■そんなハルヒ好きの方にオススメ


（本家）http://www.bilibili.tv/video/av366245/
（つべ）http://www.youtube.com/watch?v=OKM0zc33t60

バタフライ効果や世界線理論などをテーマとした、タイムトラベルのストーリーで、
たった4分ほどのMADなのですが、秀逸な一品ですので、
ハルヒ消失の好きな方、STEINS；GATEの好きな方にお勧めです。
物語はハルヒが亡くなったところから始まります。

※考察
{netabare}キョンは心にぽっかり穴が空いた感じで、絶えず過去を思い出す。そして回想シーン。

タイムリープシステムで交通事故前までの過去に遡り、ハルヒの不条理な現実を変えにいく。

しかし一回目は失敗して、帰還する。そしてシュタゲのように運命付けたことを意識させる。（中盤は空の境界の画面を沢山使ってました）

そして、最後の一回（英文：これを使うと君の存在は過去からも未来かも消える。時間はあまりない。）
時をかける少女の画面でタイムリープ。

3年前に遡り中学生のハルヒの高校の選択、そして運命を変える。

それでキョンは未来のその過去を変えた中に消えてなくなって、最後はキョンがいない世界の中に、ハルヒは生きて降りてきて、最後にハルヒが伏せて眠るテーブル上に、コンピュータのスクリーンの中に偽名を使いキョンが伝言を残した。そんな風に解釈してみましたが、実際のところは分かりません（笑

それにしても、タイムリープ系は直ぐ感情移入できる優れものですよね♪

＠伝言

To Haruhi『ハルヒへ』

Wish you the best of luck in making the world more exciting. 『世界を大いに盛り上げろッッ！』

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　                　From John Smith.『by ジョン・スミス』{/netabare}

1回だけの視聴だと分かりにくいと思うので2回~視聴してみると新たな発見があると思います。

～使用アニメ～

ハルヒの憂鬱、消失
秒速5cm
空の境界
マルドゥック・スクランブル
時をかける少女
Steins;Gate
新世紀エヴァンゲリオン
氷菓
劇場版文学少女
イヴの時間
パンドラハーツ
輪るピンクドラム
君に届け
俺の妹がこんなに可愛いわけがない

シス子 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

「キョン」に「キュン」

原作は未読で視聴しました
「憂鬱」は視聴済みです

先ずは
エンディングについて書かせていただきます
曲は「優しい忘却」
歌うのは長門有希ちゃんのCV.茅原実里さん
アカペラVer.ですごくしっとりした感じの曲です
本作品の雰囲気にも合っていて
なにより有希ちゃんのイメージがそのまま伝わってくるような曲です

エンディングテーマがこんな感じからも分かるように
涼宮シリーズの本作品「消失」は
ちょとシリアスな内容です
そして
今回は有希ちゃんが「影の主役」なんです

「憂鬱」ではあまり目立たなかった（ストーリー上としてですが）
有季ちゃんですが
見ている私には
とても気になる存在でした

宇宙人というか
「情報統合思念体」によって造られた
「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」（Wikipediaより）
というキャラ設定で
性格の片鱗も見せなかった有季ちゃん

{netabare}それが「普通の女の子」になってしまうんです
物静かで
おとなしそうな文学少女に{/netabare}

普通なのに・・・
でも
普通じゃない

もうキャラが立ちすぎです
有季ちゃんを見てるだけでゴハン３杯いけます^^

改変後の世界でキョンくんと初めて出会ったときの
おどろく有季ちゃん
おびえる有季ちゃん
戸惑う有季ちゃん

少しの変化なのに
有季ちゃんの表情が
とてもインパクト大でした

とまあ
いつもと違う有季ちゃんがとてもよかったです＾＾

さて
作品についてですが
{netabare}今回のテーマは改変世界

世の中がキョンくん以外すべて変化してしまいます
ハルヒや有季ちゃんやみくるちゃん
古泉くんも何年か前の状態から
違う時間経過をたどってしまうのです{/netabare}
ちょっとうまく書けませんが
いつもの「ハルヒ」と同じく
日常のなかの非日常的なストーリーです

でも
{netabare}消えた「ハルヒ」に{/netabare}
うろたえるキョンくんの姿を見て

”これは「憂鬱」とは全く違う”
そう思いました

いつものごとくの異常な事態
そして
いつもと違う異常な事態

翻弄されるキョンくんに
すぐに感情移入してしまいました

このシリーズの持ち味である
ＳＦなのに日常的な展開（ん、日常なのにＳＦ的？）

アクションでもバトルでもないのに
ハラハラ感ドキドキ感が
とても出ています

そして
このシリーズの売りでもあるキョンくんの語り

特に本作では
ハルヒや有季ちゃんに対する想いがとてもよく表現されています
なんだか恋愛とも友情とも違う
微妙な感情

{netabare}病院の屋上のシーンでは
キョンくんがなんだか
かっこよく見えて
胸がキュンとなりました（「キョン」に「キュン」って、ぷっ（≧ｍ≦））
雪が降ってきたときの
キョンくんの言った「ユキ・・・」
とても意味深です{/netabare}


今回はハルヒの出番はちょっと控えめになっていますが
それがこの作品のシリアスな展開を生んでいる要因のひとつでもあるのかな
そういえば
みくるちゃんや古泉くんの出番も少なかったような

とにかく
「普通の女の子」の有季ちゃん
そして
「かっこいい」キョンくんに注目の作品です

たつじん さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

雪の降るこの時期だからこそ観たい

ＴＶアニメシリーズのどたばた劇とは全く趣の異なる作品です。
意外にもハルヒの出番は少なく、長門有希がクローズアップされていて、今までと違った有希が見れます。
劇場版として一応は完結していますが、それぞれの人物像をあらかじめ知るためにＴＶシリーズを観てからをお勧めします・・・と言うか観てないと、この作品の良さは十分に伝わらないでしょうね。
特に２期８話の「笹の葉ラプソディー」は観ていないとちょっとわからない部分があるかも・・・。

ある日、ハルヒが存在しない現実を目の当たりにしてキョンが奔走する物語です。
{netabare}
それにしてもよく出来たストーリーです。

涼宮ハルヒシリーズの最後の作品でありながら・・・
キョンの「世界を大いに盛り上げるためのジョン・スミスをよろしく！」という３年前の七夕の夜の言葉をすべての始まりにするとは・・・

それに本来、感情を持たないはずのヒューマノイドである有希が時空改変の犯人だったことにも驚きました。

ラスト近く、夜景の見える病院の屋上で、キョンが長門有希の頭の雪をそっと振り払いコートをかけてあげて・・・
そして有希の「ありがとう・・・」の言葉。
まさに有希の感情を垣間見る名シーンです。{/netabare}

２期の放送当時、「エンドレスエイト」に少なからず感じていた不満が一気に解消しましたね。
この作品のために２期があったのだとも思えます。

エンドロールでは茅原実里さんが歌うアカペラの「優しい忘却」が流れ・・・
観終わって切なくも儚い、それでいて心が洗われるような・・・
雪の降る日に観たくなる名作です。

佑太郎 さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

俺は、ハルヒに会いたかった。

破天荒なヒロイン、涼宮ハルヒが自ら作り出した部活「SOS団」のメンバーと共に繰り広げる騒動を描いた学園SFアニメの劇場版。

クリスマスを目前に控え、パーティーの準備に取り掛かっていたSOS団。
しかしある日、主人公キョンだけが「涼宮ハルヒの存在しない世界」に移動してしまう。
元の世界に戻るために行動を始めるキョン。
やっとの思いでSOS団の一員である長門有希を探し出すのだが…。

ハルヒがメインではなく、キョンと長門にスポットを当てた作品です。
ありふれた日常（非日常）が突然失われ、力を借りれる仲間もいない状態に陥ったキョンの目線で物語が進行していくので、視聴者側は感情移入しやすく、そのためキョンの恐怖感や苦悩がこちらにダイレクトに伝わってきます。
ハルヒシリーズおなじみの、視聴者側も一緒に事件に巻き込まれている感覚を作り出す手法は相変わらずすごいと思います。

中盤からは物語が大きく動き出し、ダイナミックに展開していくストーリーから目が離せなくなります。

音楽も非常に良く、特にエリック・サティの名曲「ジムノペディ」は本当に素晴らしい。

また、キャラクターの表情やしぐさなど、細かい心情描写がとても丁寧に描かれています。
そのためか、３時間近くの長時間作品となっていますが、時間の長さを全く感じさせないほど引き込まれます。

他にも見所のシーンはたくさんあるが、特に良かったのは物語終盤、舞い落ちる雪の中、夜景が美しい病院の屋上で会話するキョンと長門のシーン。最高の名場面です。
是非一度御覧いただきたい。

まさに小細工なし、シナリオとアニメーションのクオリティだけで直球勝負。これが京都アニメーションの本気か。

物語、作画、音楽、どれをとっても最高レベルの作品だったと思います。
それといつもは無機質キャラの長門が、今作では理由あって様々な表情を見せます。
そちらも見所となっていますので要チェック！

ハルヒシリーズの一期と二期は観たけど劇場版はまだ観ていないという方には、是非オススメしたい作品です。
そうでない方も、シリーズを今から観始めてでもこの作品を観ていただければ嬉しく思います。
そのくらい価値がある傑作です。

可能性は低いと思いますが、いつか続編がアニメ化されると嬉しいですね！

あるほと さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

withmi さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

文句なし。

★10／10
これはアニメ云々抜きにして単純に一映画ファンにとっても傑作の域の出来だ。音楽を一つ取っても、個人的にはこの作品のおかげでエリック・サティの素晴らしさを再確認できたしとても感謝している。何度観たことか。紛うこと無き傑作。

akika さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

期待の遙か上

とにかく良くできている。
単にキャラクターの人気に頼らず、細かい心情描写を丁寧に描いており、スリリングな展開と相まって作品世界に思いっきり引き込まれた。

モリサマー さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

kiji さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

おすすめｂ

気ずいたら３時間近く見てた様な時空サスペンス。

ゆき姫が、かわゆくなりすぎてたのが印象的。

強押しされつずけてて、それが無くなった時どう思う？
ってのが主題に感じられた。

sweet1000 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

なぜこの高評価・・・？

好きな人は好きなんでしょうね・・・

しばいぬ子さん さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ハルヒの映画

いつものハルヒとは違い、しっとりしていた。
正直ストーリーは忘れた。

haruhi0224 さんの感想・評価

4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

学園的に面白い！

すごくキャラの魅力が十分に伝わる作品でした！

barbon85 さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

なかなかの良作

長めの映画だったけど、最後はそれなりに感動もできて良かった。

MAYUC〜 さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

まぁ〜

けっこう引き込まれる感じで楽しめました
途中内容を飲み込むのに苦労したとこもあったが
わくわく感もありおもしろかった

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

5人のバランスがいいな

長時間作品ですが、まったく時間を気にせず鑑賞できました
「憂鬱」を見たこと無い人でも入っていけるのではないでしょうか
消失に限ってのヒロインは長門有希ですよね、でもハルヒのロングヘアも良かったな

次作に繋がるような伏線もありましたし、この先物語としての涼宮ハルヒシリーズがどうなるのか
TV版３期はあるのか、OVAで繋いで行くのか気になります
みくるちゃんが卒業したらSOS団はどうなっちゃうの・・・

Comprends さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

TVシリーズ（前編、続編）感想からの続きです（ﾈﾀﾊﾞﾚあったらｺﾞﾒｿ）

ここまでを簡単におさらいすると、物語自体が異世界の物語と思う……です。

キョン自身には何も特殊能力が無いですよね。
それが裏付けです。異世界に招かれた普通の人だからだと思います。

そしてキョンの立場で考えると（←ここ重要、キョンの視点での物語ですから）

異世界人であるハルヒによって異世界に連れてこられた、またはハルヒによってハルヒの中の異世界（ハルヒの望む世界）に連れてこられた……
その世界ではキョンの周りに宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいて退屈しない世界を形成している、ということになりますよね。

つまり、全ては普通の人間であるキョンの周りに起きている不可思議な出来事ということになります。

この世界がハルヒの創造世界であることは、宇宙人も、未来人も、異世界人も、超能力者も全てがハルヒにとって都合の良い人物（順に、無害で都合のいい女、可愛くていじりがいのある女、好みの男性、イケメン君？）であることからも推測できます。

それで、前編に書いた最初の話に戻ります。

普通の人間であるキョンが異世界に行くと、その周りに魅力的な女子三人が現れる。誰がキョンに相応しいのか？です。

ハルヒにとってキョンは好みの男性像であることは間違いないと思います。
それは前述のとおり、そのこと以外に何の特殊能力も無く、また一般的にうけるようなイケメンでも無いｗからです。

でも異世界に連れてこられたキョンは、たとえそれがハルヒの勝手な世界であっても抗うこと、即ち元の世界に戻ることもできましたよね。

まさにその話、ハルヒ世界の宇宙人がその選択の手助けをしようとした話が、この『消失』ですよね。

そして、ハルヒの世界では宇宙人に仕立て上げられたこの少女は、キョンの元いた世界（？）では、内気で可愛らしい文学少女だったのでしょう。

みくるについての件は省略しますが、ハルヒのみならず、有希やみくるもまた、キョンのことを好きだという根拠はたくさんありますよね。
ですから、キョンは選べる立場だったと言えますよねｗ

私なら、自分のことを一番理解（？）してくれている、と同時に守ってくれた有希を選ぶところです。
（外観上の好意点については考えなくてもｗｗｗです）

しかしキョンは、通常世界での有希との何もない日常よりも、ハルヒと彼女が退屈しないよう創造した『異世界』を選んだ、ということではないでしょうか？

そんな観方で……このシリーズを観てました。

冒頭に、これ以上書き足すことは云々言いながら、私の勝手な持論をぶちまけてしまいました。
お付き合いくださり、本当にありがとうございます。

なお評価は、ここまでのシリーズ全体の評価です。


※それから、ここからは『おまけ』です（不要ならｺﾞﾒｿｗ）

私は最初から、見た目から有希が好きだったのですが、『消失』でさらにグッときましたねｗ

それまでの有希ちゃんも『消失』の有希ちゃんも、どちらもいいですよねｗ

もし有希ちゃんを選んでいたら、放課後の部室で有希ちゃんと二人で本読んで過ごす……想像しただけで幸せいっぱいな高校生活ですよｗｗｗ

ダマサキ さんの感想・評価

4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

Σ さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

涼宮ハルヒの長髪まじ○○○○！

まぁ○の中には、かっけー、かわいー、おもろー、・・・・などなど
色々入ると思いますが、長門がメインなので、
ハルヒが登場するのはほんの少し(´･_･`)

まぁ、長門の色々な表情は良かったですけど。

｛netabare｝
最初のほうは、何か世界変わって戸惑っているキョン。
後半ハルヒ出てきて一気に解決へ。

京都アニメーションサイコーと、思いました。
｛/netabare｝

てけ さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

すごい！おみごと！すばらしい！

原作未読。
涼宮ハルヒの憂鬱1期、2期視聴済みです。

1期レビュー→http://www.anikore.jp/review/437378/
2期レビュー→http://www.anikore.jp/review/437388/

2期を全て視聴した甲斐がありました。
シナリオが非常によく出来ています。
この映画のために2期があったのではないか、と思わせる展開。
実際そうなのでしょう。

2期の中でさりげなく仕込まれていた伏線が、これでもかと言わんばかりに回収されていきます。
心を動かし感動するアニメが絵画だとすれば、このアニメは設計図のようにきっちりとした印象です。


「涼宮ハルヒの憂鬱」と「涼宮ハルヒの消失」。
通してのテーマは「非日常的な日常」とでもいいましょうか。
「涼宮ハルヒの憂鬱」で貫かれてきた日常系のノリ。
しかし、それは普通に考えれば、非日常。

ドラマチックが日常化したらどうなってしまうのか。
そしてそれが失われるとどうなるのか。
そんな思考実験を、見事なストーリーとして仕上げています。


演出も素晴らしいですね。
何気ないシーンにも何らかのメッセージが含まれています。
{netabare}
たとえば、パソコンのエンターキーを押したときに出た、上向きの矢印と「許さないわよ」の言葉。
これは後で出てくるの朝倉涼子の言葉です。
キョンが時間逆行していることを、今後の展開の伏線にしつつも表現するという、二重の演出になっています。
{/netabare}
背景にまぎれた細かいメッセージにもこだわりがあります。
{netabare}
黒板に書かれていた「徒然草」の序段。
「つれづれなるままに、日ぐらし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそ物狂ほしけれ」

現代語訳すると、

「気が滅入るほど退屈でたまらなくて、硯に向かって、心に流れ込む感情をひたすら書き続けていくと、妙に気が狂ったような気分になってくる」

これは、涼宮ハルヒの考えにもとれるし、改変された世界に取り残されたキョンの気持ちにもとれるし、感情の芽生えた長門有希の気持ちにも取れる、うまい引用の仕方です。

また、校庭に植えられた何かの種、おそらくチューリップです。
ハルヒに出会う前に立っていた花屋に「チューリップの球根入荷」の文字とともに絵が描かれているのでわかります。
これは、本来あるべき場所ではなく、誰かの手によって運び込まれて埋められる。
そこではきちんと育っていくだろうが、それは本人の意志ではなく、ムリヤリ連れてこられたもの。

キョンのおかれている状況を表していると考えられます。
{/netabare}

そして何よりも、キャラクターのしぐさが見所です。
キャラクターの細かい感情が、自然な動きとして表現されています。
{netabare}
キョンが入部届を返すとき、何度もためらうような動きを見せた長門有希。
入部届の用紙をつかもうとしても、つかみきれない。
せっかく芽生えた「感情」を手放したくない、そんな気持ちの表れだったのでしょう。

そして、ハイペリオンに挟まっていたしおりを、劇中で何度も何度も確認するキョン。
望んでいたはずの普通の日常、それを失ってしまうことに対する葛藤がよく表れていると思います。
{/netabare}
こういった要素が、計算された設計図のような物語に、感情に訴える「色」を加えてくれます。

{netabare}
……ちなみに「ハイペリオン」は実在する本で、「物語の中の登場人物が物語を語る」という入れ子の手法をとっているSF小説です。

この作品も同様です。

「涼宮ハルヒの憂鬱」で語られた一つのエピソード、たとえば、2期8話の「笹の葉ラプソディ」は、それで完結した一つの物語。

しかし、そのエピソード自体は、ある意味、登場人物の涼宮ハルヒによって描かれたものです。
どんな事件を起こすのも、それを後から別の展開に書き換えるのも自由。

登場人物がエピソードを作成・改編することが可能なため、非常に応用が利きやすいです。
それが「涼宮ハルヒシリーズ」という大枠の物語のパーツになっており、伏線として利用できるわけです。

エンドクレジットにもハイペリオンの作者の名前があります。
作者がハルヒシリーズを作るにあたって、大いに参考にしたという感謝の表れだと思います。
{/netabare}

さて、160分以上もあるかなり長い映画ですが、全く飽きが来ません。
映画自体の起承転結のうまさ、持続する緊張感、伏線回収のカタルシス、そういったものが時間を忘れさせてくれます。

(S)すごい！(O)おみごと！(S)すばらしい！
よくできたシナリオだけではなく、演出にも力が入った、納得の作品です。

未見の方は、ぜひ「涼宮ハルヒの憂鬱2期」と合わせてご覧下さい。

ひでよしくん さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ぞぞしぃ さんの感想・評価

3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価

4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

タツキング さんの感想・評価

4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

神崎凛 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

ymymka さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

mrhiro さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

長門！

ただただ長門がかわいいアニメ映画でした。

つんちく さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

ふぉおおおおおおおおおおおお

すげー長い。けどそれすらも忘れる。
この映画のために前作ではあんな無茶なことをしたのかと
許せるほどに。
長門可愛い。３期やってくれ

岸辺露伴 さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

無毒蠍 さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった