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「ストレンヂア 無皇刃譚(アニメ映画)」

総合得点
67.4
感想・評価
280
棚に入れた
1328
ランキング
2474
★★★★☆ 3.9 (280)
物語
3.7
作画
4.5
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.9

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ストレンヂア 無皇刃譚の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

珍しい時代劇オリジナルアニメで傑作

この作品はレンタルで見たと思うんですけど、当時るろ剣がはやっていたから作られたのかな、とにかくオリジナルの時代劇アニメ映画で、こういうのすごくアニメ界では珍しいんですよ。たいていはSF作品でね。それか時代もの恋愛もの原作付き。これは恋愛要素もほとんどないし。あえて言ったら人質になる子供なんだけど、この子男の子だし。ものすごく強い敵との戦いが主な物語で、それが単純すぎるという向きもあると思いますが、私には面白かった。敵キャラがものすごくかっこいい殺陣をするんです。主人公には名前がなくて、どうして放浪しているかも説明されない。人質の子供を助けるだけです。昔はしかし、こういう邦画が多かったんだなあ。作画もすごくよかったと思います。暇な時見るのにちょうどいいと思います。あ、そうそう人質になる子は「どろろ」のどろろが元ネタでしょうね。

投稿 : 2020/10/16
閲覧 : 333
サンキュー:

2

ネタバレ

ShouyouACL さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

A good movie.

Reasonable story, very charismatic characters, mainly by the protagonist. Story segment without much coaxing.

The animation is great, especially at fight scenes. Although this is expected, it is still incredible. Animation quality here. The low-cut direction leaves the action scenes even faster and more intense, focusing on the final fight.

The design is good. Good scenarios, not too varied. And cute character design, nothing too detailed, just beautiful.

Music is cool. Basic compositions, nothing very impressive here, action scenes with songs expected for them. The sound mix is ​​good, the sound of the swords and weather is very good.

The dubbing is compelling. Nothing very impressive in this part, all the characters do what it takes to be convincing.
Great action movie, cool characters, common history and ordinary music. Want an anime with incredible fights? Maybe you likes.

投稿 : 2019/06/11
閲覧 : 316
サンキュー:

1

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ボンズ時代劇。

アニメーション制作:ボンズ
2007年9月に公開されたアニメ映画。

【概要】

完全オリジナル時代劇アニメ。監督は、後に『花咲くいろは』を手掛けた安藤真裕。
戦国乱世の日本を舞台に、徹底的に戦闘作画に拘ったアクション作品。

侍が覇を争う群雄割拠の戦国時代。合戦に次ぐ合戦や下克上が当たり前に存在している。
旅人は野盗に襲われる、そんな物騒な世界。

明国の武装中国人集団から狙われている、柴犬を引き連れた身寄りの無い少年“仔太郎”は、
廃寺で、刀を紐で縛って封印した奇妙な浪人“名無し”と出会います。
名無しは、侍を引き連れて仔太郎を追ってきた大陸の刺客から巻き添えで襲われて返り討ちにした縁から、
仔太郎から正式に用心棒として雇われます。
仔太郎は、両親を亡くした自分を中国大陸から日本に連れて来て色々と助けてくれた、
禅僧祥庵がいる万覚寺を目指します。
かくして、ふたりと一匹の旅が始まったのでした。

仔太郎が付け狙われているのにも、とある目的があるようです。

なお、物語は明国皇帝の命を受け仔太郎の身柄を欲する中国人集団。
金目当てに中国人集団と組んでみたものの、利を欲して裏切る気が満々の領主とその配下の侍たち。
各々の欲と使命が絡んで物語は血生臭さを増していくようです。

【感想】

主人公が過去のトラウマを乗り越えて剣を振るうというお話なのですが、
ストーリーがどうとかゴチャゴチャ細かいことを一切考えずに、
クオリティの高い作画と躍動感あふれるバトル=ボンズの本気!を楽しむアニメですね。

↑こういう書き方をすれば語弊があるのですが、
最初から最後まで話の流れを追っていけば、人物関係、登場人物の心の流れ、何故こんな展開になった?
わかりやすく情報が整理されていて、ぱっと頭に簡単に染みこむようになっていますね。
この映画の主役であるアクションシーンを楽しむのに邪魔にならない程度に、
ストーリー自体は脇役としての役割に徹している感じです。

作画が凄いといえば、乱れ飛ぶ矢の雨に飛び散る血飛沫。
戰場(いくさば)で疾走して位置を変えながら男達が斬り合う!斬り合う!
アクションシーンのカメラワークとスピード感は迫力満点で、
数十年前の技術では予算と人員的に負担がかかりすぎて無理だったでしょうね。

動物作画も良いですね。牛や馬なども登場しますが、
仔太郎の愛犬・飛丸の抜群に可愛いこと。SHIROBAKOでいうところの作画の芝居というのを感じました。

声優は、メインのふたりに"名無し"長瀬智也と“仔太郎”知念侑李で、脇役を実力派の声優で固める作り。
ジャニーズタレントの声優起用には私は基本的には大反対なのですが、
この作品に限っては作品を壊さずに、特に長瀬智也の演技が充分に主人公に合っていたですね。

まあ…この作品で共演した山寺宏一や石塚運昇といった名優と比べるべくも無いですし、
あくまでも本業でない中で十分に仕事をしたという範疇ですけどね!
でも…この作品で一番演技で印象に残ったのは故・松来未祐さんの数秒間の絶叫(出番これだけ)なんですがw
やっぱり本職は違うなあと!

このアニメは簡単に人が死ぬ。
刀で斬れば手足がちぎれ飛ぶし、
死んだ人間は物言わぬただの肉塊。

必死に剣を振るって強い者が勝ち、弱い者は死ぬ。
物語は至ってシンプルで余分なものをごちゃごちゃと持ち込まない潔さが気持ちいい。

戦いに現代的な正義や思想を持ち込んだり、瀕死なのに長々と喋ってから事切れたりと、
創作にありがちなパターンに飽きた人におすすめ!
この作品には、そういう要素は一切ありません。

この作品で不満があるとしたら、
ストレンヂア=異邦人が日本で好き放題に暴れてて、日本人が脇役であるということでしょうかね。
一応日本人の武士が手練の異邦人をぬっ殺す場面もちゃんとありますので、面目躍如していますが。

細かい部分をイチイチ気にしなければ一級のアクションアニメ映画として楽しめる作品でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2016/06/13
閲覧 : 468
サンキュー:

29

ネタバレ

なる@c さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラのために、作画はある

ストーリーの表面だけを見れば、そこまで凝ったものではないが、洗練された演出と丁寧かつ大胆な作画によって「ストレンジャー」としての登場人物の側面を見事に描いている。

名とともに過去を捨て、剣を封印した一匹狼の名無しが、民国(中国)から連れられた孤児・仔太郎の用心棒となる。身の上話や乗馬の練習で仔太郎と絆を深めるも、野望を持ち赤池の領主と連携を取る民国の武装集団に仔太郎が攫われてしまう。連れられる先は、赤池の本拠地。武装集団の中心人物である白鸞(びゃくらん)は、そこで仔太郎に施す怪しげな儀式の手筈を整えている。名無し、名無しと旧知の仲である虎杖将監(いたどり しょうげん)、領主の一人娘でもある姫との約束を胸にする戌重郎太(いぬい じゅうろうた)、青い目を持つ武装集団最強の剣士 羅狼(らろう)。それぞれの想いを胸に、総力戦は決着を迎える。

このアニメは時代劇アクションということもあり、未視聴の方には純和風に見えるかもしれないが、
『ストレンヂア』というタイトルには
ストレンジ【strange】=奇妙な男、
ストレンジャー【stranger】=よそ者、異邦人
という二つの意味が込められている。
戦の時代だというのに自分の剣に封印を施している。
金髪碧眼の外国人である。
強烈な二つの特徴は、物語を語る上で大切なキーワードになるのだ。

制作はボンズ。『カウボーイビバップ 天国の扉』、『鋼の錬金術師』と同じく取締役の南雅彦がプロデューサーとして深く関わり、アクション作画アニメーターとして名高い安藤真裕が初監督を務めた。音楽は『ふたりはプリキュア』、『交響詩篇エウレカセブン』の佐藤直紀。

乗馬シーンで松本憲生、ラストバトルで中村豊が作画を務めている。その素晴らしさは、文章で語るべきものではない。是非見てほしい。バトルはボンズの作画技術の粋を集めた圧巻のものとなっている。あまり語られないのは名無しと仔太郎の日常シーンだ。TOKIOの長瀬智也、Hey! Say! 7の知念侑李の掛け合いがあまりにアイドル離れしていて忘れがちになるのだろう。犬の飛丸が男をおびき出した隙に仔太郎が民家の食料を盗むシーンは、辺りを見回してササッと民家に忍び込む仔太郎がなんとも可愛らしい。仔太郎の乗馬練習は、いろんな表情の仔太郎を見ることができる。馬の描写も素晴らしい。馬に関わらず、蟷螂、鳥、犬、魚。絶対描きたくないだろうなと思う動物を長尺で描写していて驚愕した。作画監督の伊藤嘉之の仕事とのこと(Webアニメスタイルの安藤真裕インタビューより)。市場のシーンは、スタジオジブリ出身の奥村正志の仕事。情報量がとにかく多く、説得力と重さがある。
作画の感想を述べる時にアニメーターの名前を挙げる癖をどうにかしたい。アニメーターも「○○さんすごい!」とネット上で言われるために書いているわけじゃなかろうし、ただのアニメ解説作文になってしまう。しかしその思いの裏で、アニメ会社や監督を楽曲で言う作詞家・作曲家の立ち位置と考え、同じ作曲家が制作した別の楽曲を探すようなアニメの楽しみ方はとても面白いことだと思う。それが面白くない人はアニメーターの名前のところは無視してもらってかまわないが、なんだろう、こう、知識をひけらかすような文になっていないかと不安になる。意見があったらメッセージをください。

閑話休題。
赤池の国での総力戦。あまりにあっさりと人が死ぬ。男女関係なく。頭を射抜かれ、槍で身体を串刺しにされ、銃で胸を撃たれる。大げさに血が出ないのが、かえってリアルさを助長させる。また、止めを刺す瞬間を間接的な演出で見せることでこちらの想像力を働かせる。
安藤監督はアニメ!アニメ!のインタビューで「刀を振ったら人が死ぬ。必然です」と述べている。また、野望や夢を持ち戦う人間が敗れ、戦いを求めて戦う2人が残るという構図も計算して制作したとのことだ。胸の中に欲を隠し持つ人間は無残に散る、リアルな中である種の勧善懲悪モノになっている作品だ。後半は非常にハードな内容だが、武装集団が痛みを和らげる薬を服用しているのがせめてもの救いとなる。そして、その薬の服用を拒んだ名無しの戦闘への焦がれの表現にも役立っている。
また、安藤監督は『カムイの剣』をリスペクトしているとのことだが、今作のラストバトルにもその心が表れている。余計な会話が一切ない。戦いのさなかに会話を交わす必要はない、剣を交えよとは、今では古い言葉になってしまっているかもしれないが、それ以外に表現しようがないと思う。
その他、刃こぼれや筋肉の力の入れ方、汗など、特筆すべきポイントは多々あるが、表現し切れないし、表現すべきではないとも思う。中村豊の作画を実際に感じてほしい。←あ。

ラストシーン。
仔太郎が馬を操り、仔太郎の後ろに名無しが乗る。少年が一連の物語で成長したことを感じさせるシーンだ。名無しがこの後死んだのかどうかは、仔太郎の表情でわかることだろう。あの戦いに意味は合ったのだろうか?あの場面で勝ちはしたが、そのおそらく数時間後に名無しも死んでしまうのでは、何も残らないではないか。


ラストまでみた視聴者なら、こんな野暮なことは言わないだろう。
元々時代劇の良さは、褒章や謝礼目当ての戦いではなく、生き様とか、自分が今日生きていく意味を知るため、または、偶然通りかかった町で暴漢に襲われる町娘を助けるため、くらいの目的でいいというところにある。名無しがそのようなことに拘泥する男なら、羅狼と戦おうとしないだろうし、羅狼も戦いたいとは思わない。そもそも、金を払うかどうかもわからない子供相手の用心棒を引き受けたりしない。物語の序盤から変わらない名無しの信条が、結果的に仔太郎を一歩大人に近づけたのだ。

今作は作画アニメと呼ばれてる。そのとおりだとも思う。しかし、そう呼んでいる人の中に作画アニメ=作画だけのアニメと思っている人が少なからずいる。アクション作画で迫力をつけたいと思うのは当然だが、目的はその作画によって主人公、敵およびメインキャラの信条に説得力をつけるところにあると思う。作画のために見るのではなく、登場人物に注目して観てほしい。
 

色んなことを語りすぎて何が言いたいのかわからないレビューだ。
小難しく語ったが、結局のところ、僕は中村豊の作画が好きだ。

投稿 : 2016/04/13
閲覧 : 350
サンキュー:

5

ネタバレ

めがもん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

チャンバラアクション

物語は難しくなく
少年と青年の友情物語みたいなもので
深さはなく割と単純だったと思いますが
見所は、刀を使ったアクション。

1回め視聴で残念に感じたのが素人声優を起用したこと。
聞きなれたら、声優に味を感じられ
むしろ精気の感じられない、この、魂を吹き込まれていないように
感じる声の方がしっくり来るのかもしれない。

終わりに生死がどちらか完全に分からなくて
見る側次第の終わり方をしています。

投稿 : 2015/06/08
閲覧 : 324
サンキュー:

0

ネタバレ

砂カモメ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

殺陣が凄い

ラストの殺陣の為に作った様な作品。
確かコンセプトもそんな感じだった筈。

目まぐるしく動くにもかかわらず、何が起こってるか何とか理解できる程度には目で追えると言う、観ててワクワクする殺陣でした。

それだけでも見る価値はあると思います。

投稿 : 2014/06/03
閲覧 : 252
サンキュー:

0

ネタバレ

fireball さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アクション作画

ヤバい

どの殺陣も面白くてかっこいいんだけどそれをしっかり上回るラストバトル
音楽や物語上の状況にもバックアップされたバトルシーンだけどここだけは何回見返したかわからない
人対人の個人的なベスト
「痛みがある方が生きている気がする」って台詞も好き
名無しと羅狼の声優に起用された二人の演技も良かったと思う

投稿 : 2014/06/01
閲覧 : 248
サンキュー:

0

ネタバレ

nanikore さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

躍動感

あの音楽がたまらない。
サントラを買ったアニメ作品はこれが初めて。

強いながら人間らしい脆さをしっかり持っている登場人物たちも魅力的

特に若い将が砦に突入していって馬上で敵の猛者を槍で一刺しして倒した、その直後に敵にあっさりやられた場面などはもう。

戦闘をしっかり描いていて見ていて引き込まれた。

投稿 : 2014/01/23
閲覧 : 212
サンキュー:

1

ネタバレ

正義の味方 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

良かったんだが盛り上がりに欠ける

スピード感と緊張感のある激しいバトルなど戦闘シーンは凄く良かったんだがいまいち盛り上がりに欠ける

俺が思うにバトル以外の話が全然面白くない

戦闘のアクション以外全然ダメ もう少し物語を練ってくれれば評価ももっとよかったのに・・

それにヒロインだれ?中途半端の時間帯に出てきた姫様だと思ったが全然出てこなかった

同行する少年が少女だったらもっと変わったと思うんだが・・・

投稿 : 2013/08/26
閲覧 : 254
サンキュー:

10

ネタバレ

セレソン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リアリティがあり(実際の戦争なんて見たことないけど)いいと思う

俺が見たサイトでは展開が遅いなどの評価がありましたが個人的には最後の砦に行くまでの主人公の気持ちなどそういう細かいところまで表現してあり良かったと思います。
戦闘が少ないなどという評価もありましたが、戦闘は確かに少ないですが一つ一つがすごくスピード感が有りみていてとてもドキドキする戦闘だと思います。
これは見ておいて損のない作品だと思いました。

投稿 : 2013/07/20
閲覧 : 187
サンキュー:

1

ネタバレ

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

全てはラスト10分の為にある!それで良いじゃないか。

圧倒的戦闘シーンで観客を魅了すること間違いなし!!

戦闘ものが好きな方は是非見て頂きたい。

物語は単純なのだが、元から視聴者の裏を引っ掻こうとも思っていない様なので「来るぞ・・・来るぞ・・・キタ――(゚∀゚)――!!」ってな風に見てる方も単純に楽しめる。

見せ場はラストのバトル。その迫力といったら言葉では現せられない。このシーンだけでも良いから見て貰いたいw

まぁ正直説明不足なところは多々あるし、メイン二人を除いてあまりにも放置気味なのは遺憾を覚えるが、この際最後の勝負に免じて許してやろうという気持ちにもなる。

そういえば、ヒロインがまったく出ない作品というのも斬新で、これが多くの人が「記憶に残らない」と発言している理由だと思われる。
華がない映画は記憶に残りにくい。まぁこの場合はラストシーンが華なんだろうけどw


全体的な作画も安定していて、綺麗に背景を描写している。作画は感動の域に達していると言って良いだろう。

BGMも個人的には気に入っていて、始まりとラストシーンなどの盛り上がりなどはこのBGMあってこそだと思う。

問題はやはり声優。中国語を少しだけだが理解できる私にとっては苦痛だったw
それと子供の役はなんとかならんのか!
子供キャラには棒読みと義務付けでもさせられているのだろうか?w


しかしながら、全体的にはまとまっていて良くできた作品だと言わざるを得ない。
不老不死とかどうたらこうたら言っているが、それが偽りだという前提が存在しているのが良い。
剣の戦いには非科学的な要素は必要ない。


一つ思ったのが、この作品のタイトル、確実にネーミングミスをしてないだろうか?
ストレンヂアには「奇妙な男」と「異邦人」という二つに意味が込められているらしい。
それはそれで内容にピッタリなのだが、どうしてカタカナにしたのだろうか?

これは私の偏見かもしれないのだが、カタカナで「ストレンヂア」と書かれたら単に「変な男」という意味しか読み取れない。
私はこの作品内容を知らない時はコメディーものだと思っていた程だ。

ここは漢字で統一した方が感じが出ると思うのだが。


ということで、私は「赤毛剣術伝 無皇刃譚」をこの作品のタイトルにしたい。

投稿 : 2012/10/18
閲覧 : 345
サンキュー:

11

ネタバレ

b1100 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アクション

多くの人が書いているように、アクションシーンが非常にすばらしかったと思います。

映画ということで気軽に見ることのできる作品だと思います。

一見の価値あり!!

投稿 : 2012/09/22
閲覧 : 242
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全てをかけて戦える相手に出会える喜び

俺こういうの大好き

無皇刃譚
天下治める者なき争乱の戦国の世で巻き起こる武人達の物語

親を亡くし僧に連れられて日本へやってきた少年、仔太郎
仔太郎の持つ宝石を報酬に用心棒となった刀を封じ名を捨てた侍、名無し
ある儀式の生贄に選ばれた仔太郎を捕えるため彼を追い日本へ渡る明の武装集団たち
金のために明の者たちに力を貸しつつ
なぜ仔太郎を捕えようとしているのか裏でその目的を探る赤池国領主とその家臣たち

侍、戦国時代を題材にしたストーリーは割とよくある話
このアニメの肝は戦闘、これに尽きます

アニメ的な魅せるためのアクロバティックな
動きだけでなく刀と刀が何度もかち合えば刃こぼれして折れたり
小指から順に指の力を落として握っていく場面があったりと
それらにスタッフのこだわりの様なものを感じました
またこのアニメに出てくる武器は多種多様で
刀、剣、槍、薙刀、弓、手斧、鞭、匕首、三節棍など様々な武器を使った戦闘が描かれています
季節が冬ということもあり雪上で戦う場面が多く
足場が悪く滑りやすい
雪の白と血の赤の対比
また雪煙となって戦いの演出に一役買ったりしている
冬という季節が連想させる厳しさは戦いを見立てているのではないかと思います
真冬の寒さの中で奮い立ち熱くなる様はいいです

序盤の戦いの一つで仔太郎の連れている犬、飛丸がちょっと活躍するのですが
ただ者ではない動きにどんな特殊訓練を受けた犬なのかとふと思いました

登場人物たちの相互関係や人柄などが詳しく明かされているのが中盤

最初は名無しを信用していなかった仔太郎ですが
話が進むごとに徐々に信頼を深めていきます
その他人物たちの関係なども明かされていきそれらが終盤へ向けて収束していきます

タレントさんが声優として出演されていたりと
演技に多少の違和感もありますがそう悪くもなかった
そして困った時のあの人です

このアニメは終盤に見せ場が集中しています
これがやりたかったんだという気迫が伝わってきます
割と知名度は低いですが侍やチャンバラアクションが
お好きな方にはいい作品ではないかと思います

投稿 : 2011/12/21
閲覧 : 252

NOVEMBER さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/12
閲覧 : 19

ワスレナグサ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 11

しらす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/03/17
閲覧 : 10

キリンさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 13

べっち さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/13
閲覧 : 16

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

投稿 : 2021/11/22
閲覧 : 53

みみい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/15
閲覧 : 22

G さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/03/18
閲覧 : 54

マルコ・パンダーニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/01/26
閲覧 : 88

ユージン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/11/20
閲覧 : 55

ねも さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/03/28
閲覧 : 58

re2oh さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2019/03/18
閲覧 : 105

のりすけおじさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 67

おふとん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/11/23
閲覧 : 57

ASPIRE さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/11/09
閲覧 : 61

Niif さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/10/21
閲覧 : 68

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 64
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ストレンヂア 無皇刃譚のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ストレンヂア 無皇刃譚のストーリー・あらすじ

天下を統べる者を失い、度重なる果てに下克上がまかりとおる戦乱の時代。中国から身寄りを亡くした一人の少年、仔太郎が、僧である祥庵に連れられて海を渡り日本に上陸して来た。仔太郎の体内に"隠された秘密"を求め、明国の謎の武装集団が日本へ上陸して来た事から物語は始まる。祥庵の庇護も失い天涯孤独となった仔太郎は愛犬・飛丸ととある荒寺で自らの名と共に刀を捨てた男、"名無し"と出会う。武装集団の襲撃に居合せたのを切っ掛けに仔太郎の用心棒として雇われた名無し。初めは互いに対し反感を覚えるが、徐々に絆を深めてゆく名無しと仔太郎。 一方、追手の武装集団の頭目・白鷲は赤池城の領主と追撃の連携を取りながら、怪しい儀式の準備を着順と進めていた。(アニメ映画『ストレンヂア 無皇刃譚』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2007年9月29日
制作会社
ボンズ
公式サイト
www.stranja.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%82%E3%82%A2

声優・キャラクター

長瀬智也、知念侑李、竹中直人、山寺宏一、石塚運昇、宮野真守、坂本真綾、大塚明夫

スタッフ

原作:ボンズ、 監督:安藤真裕、脚本:高山文彦、人物設計:斎藤恒徳、作画監督:伊藤嘉之、美術設計:竹内志保、美術監督:森川篤、色彩設計:中山しほ子、撮影監督:宮原洋平、音楽:佐藤直紀、音響監督:若林和弘、プロデューサー:南雅彦

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