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「時をかける少女(アニメ映画)」

総合得点
89.6
感想・評価
4040
棚に入れた
21191
ランキング
76
★★★★☆ 4.0 (4040)
物語
4.3
作画
4.1
声優
3.7
音楽
4.1
キャラ
3.9

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時をかける少女の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

Rolling Girl.

アニメーション制作:マッドハウス
2006年7月15日に公開された98分間の劇場版アニメ。
筒井康隆の小説を原作としながら、
原作の主人公・芳山和子の姪を扱った約20年後の設定の映画オリジナルストーリー。
監督は細田守。

【あらすじ/概要】

東京住まいの2年生の女子高生・紺野真琴はショートヘアで制服のスカートの裾を短くしている。
性格は明るく大雑把。物事を深く考えなく『今が楽しければいいじゃん!』な感じ。
間宮千昭、津田功介と野郎2人とだけ遊び友達で絡んでいる。
そんな真琴が7月13日、理科準備室で不思議な体験をする。
その日、真琴は下校中の下り坂で自転車のブレーキが壊れて電車の通る踏切に猛スピードで突っ込んでしまう。
大惨事間違い無しの状況であるが、気がつくと午後4時。真琴は時間を遡り、坂の途中で倒れていた。

「タイムリープ」

真琴は、彼女の叔母の芳山和子と似たような不思議な現象を繰り返すことになる。
和子とは別の感情をそれに抱いて。それは、真琴の青春の転機に繋がる出来事だった。

【感想】

『時をかける少女』とは、時代時代でシナリオをアレンジしながら何度も映画やドラマになってるタイトルですね。
原作小説の発表は1965年-1966年。
私のこの作品のイメージは1983年の映画版の大林宣彦監督と主演の原田知世。
主題歌は聴いたことありますが、映画そのものは観たことのないニワカですけどね。

このアニメ映画はキャラデザが貞本義行で21世紀風のキャラ付けとシナリオな感じ。
感想の書き直しのために再度このアニメ映画を観てて思ったのですが、
自然な演技とかいって吹き替えが殆どが俳優と高校生。正直言って全体的に演技が棒っぽい。
主人公の真琴に絡んでくる少年の声もキツめで、演技が良いとは思えないです。

声優業で知ってる名前が、マダオの立木文彦を含めて4人しかいないですね。
ナチュラルな演技と言いながら、主演の仲里依紗の演技と声が棒のような作り声。う~ん?って感じ。

主人公は、スケールが小さいながら私利私欲で能力を使って遊んでるハッキリ言ってバ○女の類ですし、
これで『青春を感じた』だの『感動した』だのってね?
ガハハ笑いの不快主人公なんですよね。調子こいてる場面とか本当に頭悪そう。

結局のところ、このアニメってア○の子の主人公が、
自分のやらかしたことに責任を感じて精神的に少し大人になる。ついでに恋の味を知る。
あとは、『時をかける少女』のテンプレに則って終局に向かう。そういう物語です。

若干の矛盾点が存在しながらも、中盤からは見応えのあるストーリー。美しい背景。音楽も良い。
主人公へのイライラも途中からは無くなっていった感じ。

ただ、日本テレビが噛んでるアニメに頻繁に散見される、
これは一般向けアニメですよ!芸能人による宣伝!とか、そういう色が好きじゃないんですよね。
単に私が好む世界のアニメとは違うってだけで作品の評価や価値とは無関係ですけどね、
あんまり難しいことを考えずに甘酸っぱいような作品を観たい人にはおすすめできる一品でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/07/12
閲覧 : 502
サンキュー:

75

ネタバレ

トリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

10年前の作品とは思えないくらいクオリティが高かったと思います。

投稿 : 2016/12/23
閲覧 : 188
サンキュー:

6

ネタバレ

花丸 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大好き

ほんとにすきだー
なにがいいって真琴がただ待ってるだけじゃなくて
追いかけるところ!ほんとに感動する!
円盤購入予定

投稿 : 2016/09/06
閲覧 : 277
サンキュー:

4

ネタバレ

Emiley さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

(´;ω;`)

 ひと夏の甘酸っぱいストーリーという感じですね。
 原作の小説とは内容が少し違うのですが、ぜひ小説も見て欲しいですね。
というのも、小説だと主人公がアニメの主人公マコトが魔女おばさんと読んでいた人が主人公なんです。
 小説を読むことで魔女おばさんが言っていた言葉の意味が深く分かります。なので小説を読んだことがなく、アニメを見た人は「こういうことだったのか」思わずにいられないぐらい深い内容なんだということに気付かされます。
 ぜひ小説もご覧ください(*^^*)

投稿 : 2016/08/03
閲覧 : 235
サンキュー:

6

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

走る勢いが良い

タイムリープができるようになってしまった女子高生が主人公。タイムリープを使って悪かった出来事を帳消しにしていくが‥

主人公がひたすら走っているところが良い。勢いと無鉄砲さが良い。タイムマシンものの特徴だが、過去の出来事を回収していくところ、時間を戻して期待した結果にならないところが面白い。

夏に相応しいアニメ映画。

投稿 : 2016/06/15
閲覧 : 212
ネタバレ

ブロッコリー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どの世代がみても 変わらない青春映画

こんなに甘酸っぱくて心に染みる 映画は他には無いと思います このヒロインの女の子がサバサバしているが 可愛らしくて 応援してしまう

投稿 : 2016/05/21
閲覧 : 214
サンキュー:

8

ネタバレ

hiro0086 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

おもしろい

後できちんと繋がる物語に驚き、人間の愚かさも痛感した。

投稿 : 2016/03/27
閲覧 : 189
サンキュー:

4

ネタバレ

星野 叶多 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

7月13日 ナイスの日

その日も当然普通に過ぎ去る1日のはずだった。
密室の理科実験室であるものを見つけたマコトは時間をかける能力を持つことになる、、、。

僕は、細田守監督 時をかける少女大好きです。
100㍑は涙流しました。
他の方も充分レビュー書かれていると思うので、ネタバレを中心に書いていきたいと思います。
[理科実験室]
筒井康隆版 主人公はラベンダーの香りでタイムリープする
細田守版 タイムリープがチャージされる

[魔女おばさん]
筒井康隆版の主人公 棚にラベンダーと高校時代の写真
マコトの母の姉妹(おばさん)

[おばさんが補修している絵]
初めてのタイムリープをした後マコトが美術館を訪れるが、ガラスにチアキが移り込んでいる

[ここからの道路標識]
マコトが左の道を選ぶことで未来が変わる。
ここから話が変わる 暗示
ちなみにあのような標識は存在しない

[最後のタイムリープ]
01ティーシャツをきたマコトの最後のタイムリープ
「いっけぇぇぇ。」のセリフとともに大ジャンプ
それまでは後ろ向きにしか落ちなかったが、
最後のタイムリープだけは前向きに落ちていく

そして、、、
名ゼリフ「未来で待ってる」

明るく前向きな少女が好きな人のためにするタイムリープ
涙止まりませんわ。

ちなみに細田守監督 サマーウォーズで マコト コウスケの声優が夫婦役で出ています。
そんな所も面白いですね
仲里依紗は本業じゃないけどね。

投稿 : 2016/02/25
閲覧 : 227
サンキュー:

5

ネタバレ

kFNFM66461 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

少女のエネルギー凄い

主人公の女の子のキャラが絶品。男勝りの性格と少女のしなやかな体とあふれるエネルギーが見ていてものすごく爽快。タイムリープ場面ではワクワクハラハラ。また、恋愛要素がたまらなくしびれる。千昭が真琴の頭を一瞬なでて去っていったラスト間近のシーンは涙があふれた。
はじめて視聴したのが5年近く前になるが、今見ても何度見ても素晴らしい作品だと思う。

投稿 : 2016/02/14
閲覧 : 211
サンキュー:

3

ネタバレ

はちこ風味 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

学園、SF、恋愛ですな

タイトル通り、いろんな要素がある。
青春と聞けば名前が上がる作品である。
欲張りな要素を上手くまとめられていて、
尚且つ、挿入歌、主題歌、とてもマッチしている。

正直何度見ても号泣する。
やめてくれと言わんばかりに。
しかし不思議と悲壮感はない、だからこそまた見れる。
もし、悲壮感があるとすればそれは
こんな青春を送りたかったと思った方々は俺だけじゃないはずである。
過去を振り返っちゃいけない、これがこの作品見るときのお約束である。

投稿 : 2016/02/09
閲覧 : 229
サンキュー:

5

ネタバレ

シロエ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:今観てる

時をかける少女

多分これは、古いアニメです。私はそれを見ていません。私はアニメが面白いあるかどうかにかかわらず、それを見たいと思いました?。

投稿 : 2016/02/06
閲覧 : 219
サンキュー:

2

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝10

お~湯をかける少女~♪(by工藤夕貴)お湯をかけて3分間ピッピッピッ・・・って、何か違う(汗)
まあ、某CMの思い出は置いといて、時をかける少女といえば古くはNHKにようこそ(違)じゃなくてNHK少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」の原作としても有名ですが、やはり原田知世主演の映画が個人的には一番好きです。
なんで、食わず嫌いという訳ではないんですけど、このアニメ観てなかったんですよね。
で、ようやく観たんですけど、面白かったです(苦笑)いや~っ、もっと早く観れば良かったです(おいっ)
まあ、絵柄がどうだとか、メインの声がアレだったりと言いたい事もありますが、この場合、その下手さ(失礼)が、かえって作品に合ってたんじゃないでしょうか。
あと、何回も劇中で走るシーンが出てきますけど、その意味が変わってくるのも興味深かったです。
とにかく、青春ですね、でも未来で待ってるって、いいのか信じても(おいおい)

投稿 : 2016/02/05
閲覧 : 331
サンキュー:

20

ネタバレ

こっくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未来で待ってる!

ある日、中学3年生の少女・芳山和子は、同級生の深町一夫や浅倉吾朗と一緒に理科室の掃除を行っていた時に、実験室でラベンダーの香りを嗅いで意識を失う。その3日後、和子の周囲にはいくつかの事件が起こる。深夜に起こった地震により、吾朗の隣の家が火事になる。そして、その翌日に吾朗と共に交通事故に巻き込まれそうになった瞬間、和子は前日の朝に時間を遡行する。もう1度同じ1日を繰り返した和子は、一夫と吾朗にこの奇妙な体験を打ち明ける。最初は信じなかった2人も、和子が地震と火事を予言した事で、和子の話を受け入れる。3人の話を聞いた理科の担任である福島先生は、和子の能力はテレポーテーションとタイム・リープと呼ばれるものであることを説明し、事件の真相を知るためには、4日前の理科室に戻らなければならないことを指摘する。
やがて自分の意思でタイム・リープを行えるようになった和子は、4日前の理科実験室で正体不明の訪問者を待ち受ける。そこへ訪れたのは、深町一夫であった。一夫は自分が西暦2660年の未来で暮らしていた未来人であると語り、未来では採取できなくなったラベンダーを得るためにこの時代にやってきたのだと説明する。さらに和子や周囲の人間が持っている一夫の記憶は催眠術によるものであり、実際に和子が一夫と過ごした時間は、1ヶ月程度であることも打ち明ける。しかし、その1ヶ月の間に一夫は和子に好意を抱くようになっていた。タイム・リープのための薬品を完成させた一夫は再び未来へ帰還するが、その直前に、和子の前にいつか再び別の人間として現れることを約束する。
タイム・リープの秘密を守るために和子や他の人々から一夫の記憶は消されてしまうが、和子は心の底に残るいつか再び自分の前に現れると約束した誰かを待ち続けるのだった。

時かけと呼ばれる作品ですね。
声優陣は豪華俳優の方々が担当されていました。
切なくも感動のラストは今でも記憶に残っています!

投稿 : 2016/01/16
閲覧 : 186
サンキュー:

4

ネタバレ

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

昔の作品より現代的に

映画版というべきでしょうか

それよりも現代人にとっつきやすくなっています

感動もしっかりできますし若干笑いもあります

タイムリープという中二病設定は誰しもが想像したことあると思いますがとても楽しめる内容です

最後まで目を話すことができず楽しめます

投稿 : 2015/10/03
閲覧 : 263
サンキュー:

4

ネタバレ

あさがお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

バケモノの子公開記念でテレビで放送された

メインキャラの声が…
違和感
最後は切ない

プリンやカラオケとかムダにタイムリープを使っちゃいけませんね
永遠に繰り返せることなんてないのだから

EDで奥華子氏を知った
切なさを増長させる素敵な曲

投稿 : 2015/09/27
閲覧 : 242
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイムスリープ!

青春系だけど、普通の青春じゃなかった!!!

主人公の真琴がなんとタイムスリープを使えるのです♪

タイムスリープ私も使ってみたいな★

でもやっぱいい事ばっかじゃないね><

最後のちあきが優しくハグするとこはやばかったヽ(´▽`)/

セリフもよかった(´・ω・`)

でもやっぱせつない気持ちがまだのこってるなぁ(*ノω<*)

投稿 : 2015/09/01
閲覧 : 368
ネタバレ

fu+i さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ようやく試聴

この作品は、タイムスリップものだと思ってて、わからなくなりそうだから、DVD買って、じっくり観ようかな、と思ってましたが、
サマーウォーズ、おおかみこども、と観て、そうでもないかなと、地上波のロードショーで視聴しました。

疑問点まとめ→http://blog.livedoor.jp/shuukanshounenjump-bgm/archives/51905709.html

タイムリープできてからの真琴の行動がおもしろかったから、それ楽しめばいいと思いますが

さて、この映画で、制作者は、私たちに何を伝えたいのでしょう?
それで思ったことが、逃げることと避けることと防ぐことは、違うな、ということ
嫌なことから「逃げ」ても、現状をややこしくするだけで、いつかは、向き合わなくちゃいけなくなる(エビフライは、何度もやってれば、うまく作れたと思うけどな)
防ぐことが大事で、避けるのは、逃げと防ぐの間くらいかな

何度か実写化されてて、ないだろうけど、仲里依紗版を地上波でやったら観るのになぁ

投稿 : 2015/08/21
閲覧 : 430
サンキュー:

13

ネタバレ

もん吉@受験生 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まぁ名作。

言うことなしだね。
上手すぎない声優も味になってる。

投稿 : 2015/08/21
閲覧 : 235
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

この作品の持つメッセージとは、おそらく功介の「前見て走れ!」。

【時をかける少女】という題名だけど、しかし作中でのタイムリープの表現は「飛ぶ」あるいは「跳ぶ」であり「駆ける」のではないのだ。
主人公が「駆ける」のは、千昭のもとに向かう終盤。そしてタイトルの時とは、過去でも未来でもなく、今。
未来に目を向けず、今に目を逸らして過去へと転がり続けた思春期真っ盛りの少女が、自分の中で友達以上恋人未満になりつつある少年に会いたい、という【今】その時を全力で駆けるその姿は感動的だった。(この疾走シーンの演技は、本職じゃない人にしては随分巧かったなぁ)

始まった当初はバカ丸出しで色気も無く、男友達との付き合いが主だった等身大の少女が、終わってみれば淡い恋を体験し、青春を全力疾走して、将来にヴィジョンを持ち、オマケに親しい男友達に対して秘密まで持ってしまった。思春期ってスゲェな。
また、主人公の相談役である魔女おばさん。彼女が魅力的なんだよなぁ。
微笑みながら主人公の心にグサッとくることを呟いたり、言ってることが二転三転したり、弄んでるようでいて、大人の余裕で主人公を支えてくれた。主人公が作中で【考える】キッカケをくれるのは、いつも彼女だ。

……よくよく考えれば、魔女おばさんの助言とか相槌って、タイムリープ、などという大層な設定無しでも言えちゃう内容だったりする。だからこそ僕ら視聴する側は、本作をSFモノとしてではなく、青春モノとして観ることが出来ているんじゃないかなぁなんて考えてみたり。
「タイムリープ(過去にとぶ)なんて、真琴ぐらいの年代じゃよくあること」的なセリフも、現実逃避したがりな思春期の少女への相槌と捉えてもなにも問題ないもの。

キャスティングの棒読み具合とか(功介絡みのコメディパートとか、もうちょっと笑えたはずなんだよ)、一部選曲とかにしっくりこないこともあったものの、総じて素晴らしい作品、という評価を下すことに躊躇いはない。

投稿 : 2015/08/13
閲覧 : 189
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あえてキスを直接しないところが○ 未来視(ビジョン)は別な意味で恐ろしい

最後のシーンであえて千秋がキスをまともにしなかった所が印象に残った。

タイムリープか
今の物理学だったら実現は不可能だろう
ループすると別な意味で怖い

投稿 : 2015/08/10
閲覧 : 353
サンキュー:

13

ネタバレ

chai6002 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

千昭がかっこよすぎる

やっぱり最後の「未来でまってる」という名シーンに切なくて涙が出そうになりつつも千昭のかっこよさが際立つシーンです。

アニメを1回見終わった方に
もう一度見るにあたって
注目してほしいのが劇中歌と
エンディングの曲の歌詞です。

劇中歌は千昭目線の歌詞で
エンディングは真琴目線の歌詞で
その歌詞がまたキャラの気持ちと
リンクしてるのですごく泣けます。

投稿 : 2015/07/29
閲覧 : 532
サンキュー:

6

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽しく、時に切ない かけがえのない時間

薄暗い室内、窓から差し込む熱い夏の光、
季節を表すようにあっという間に駆けていく物語…

細田守は夏の香りを巧みに描く。


時かけでもそう。
青い春に夏は欠かせない。
誰もが経験した淡くかけがえのない季節。
この映画を見た誰もがセンチメンタルになるだろう。


きらやかな青春ストーリーに絡み合うSF要素。
真琴のタイムリープの使い方は実に可愛い。遅刻を免れたり、カラオケに入り浸ったり、抜き打ちテストの対策をしたり…人柄を表す純粋さ。
もし自分があの力を手にしたら間違いなくロト7の抽選番号をチェックする!6ではない、7をだ!


しかし、真琴は純粋。
楽しいこと辛いこと、いろいろな経験をして真実を知って
そして最後に時を超えたのは

大切な彼のため
そうしたら、その人が居なくなるとわかっているのに…


ここで流れる「変わらないもの」がまたいい曲なんだこれが。




ラスト
個人的に一番の名シーン、そして名セリフ

「未来で待ってる」←くっそカッコいい!
「すぐ行く、走って行く」←ピュアかわいい!



頭をぐいっと抱き寄せて
キスするのか!?と思わせたところで
このセリフのやり取り…ええ、見事にやられましたよ。
きっと世界中がキュン死した瞬間です。



…しかし、真琴が生きている時代にタイムリープが開発されることは…
ない、だろう。
ガーネットの歌詞からしてもお互い分かっているはず…もう会えないってこと。
寂しさで泣き崩れてしまいそうな真琴を千昭が励まし、彼女はそれに応えた。
そういうことか?
いいや、きっとそれだけじゃない。


カタチは違えど再会できる、と私は想像する。


……

この先、真琴は
叔母に助けてもらいながら
美術に関する知識・技術を学び
千昭が見られなかったあの絵を大切にするだろう。
保存・管理を行き届かせ、未来に遺すため
「千昭がすぐに見られるように」


元の時代に帰った千昭は
そこで
自分が知っている歴史とは違い
絵が現存していること、そのために尽力した人物のことを知り、そしてフッと やさしく微笑むだろう。

時をかけて
絵画を介して
二人は再会する
……




そんな空想をしてる間に
夏はまた駈けてくるのです。

投稿 : 2015/07/15
閲覧 : 215
サンキュー:

10

ネタバレ

UbLvL89290 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これはええわ(>_<)

実はタイムスリッパーが〇〇だったという・・

投稿 : 2015/06/28
閲覧 : 279
サンキュー:

1

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイムリープを題材とした恋愛青春物語

理科準備室で転んだ紺野真琴(こんの まこと)。
その時にタイムリープできる力を手に入れる事となる。
真琴の踏切事故の時に能力が開花して、タイムリープしながら楽しい学生生活を過ごす事となった。

真琴と野球仲間である友人の間宮千昭(まみや ちあき)と津田功介(つだ こうすけ)。
高校生らしい爽やかな立ち位置といったところでしょうか。
学生らしい甘酸っぱい三角関係です。

始めは際限なく使えると思われたタイムリープの能力。
真琴は寝坊やテストなど どうでもいい事に能力を使ってばかり。
もしもタイムリープの力が思い通りの使い放題であれば問題はありませんでした。
しかし残り回数が少なくなってきてから問題発生。
ご利用は計画的に、と言っても後出しジャンケンはできない状態に。
力の大切さに気づいたのが遅かったのでしょう。
やはり大切な能力は大事に使いたいです。

主人公の真琴は他人を思いやる事ができる人物だったのでしょう。
自分だけでなく他人の事までタイムリープの力を使って問題の解決を試みます。
いい性格なのでしょうが、自分だけのためだけに能力を使っていても良かったのかもしれません。

季節は初夏あたりでいいのかな。
一番快適に過ごせる時期だと思います。
その初夏に忘れられなくなる体験が……
学校に守られている学生という立場がしっくりとします。
開放感もあり季節を意図的に設定したのでしょう。

他人には言えない自分だけの力。
まあ能力を持っている人でないと話が通じないでしょうね。
タイムリープという力を上手に使って青春時代を謳歌している学生を活き活きと描いているのが特徴。
天才・筒井康隆の作品を綺麗に解釈しています。
細田監督らしい見終わった時に清涼感の残る作品でした。

投稿 : 2015/06/12
閲覧 : 475
サンキュー:

58

ネタバレ

ちゃおりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

再視聴により再評価

投稿 : 2015/06/06
閲覧 : 178
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こんなお話でしたっけ?って驚けるのがいい感じ

原作読んでるし、ドラマ見た記憶あるのに、ヒロインの勢いに驚きを感じる。
勢いのあるアニオリ?演出がいい感じ、謎や悲恋は作品の明るさで薄れた。
未来少年が今どきのイケメンだったのがムムム・・・
全体に少女マンガっぽい仕上がり。

投稿 : 2015/05/08
閲覧 : 149
ネタバレ

メイコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーん

有名な作品だけれど、ちゃんと観てなかったなとふと見返してみた。
原作はかなり昔に読んだ事があって、官能的なむわっとした雰囲気を記憶しているのは、子供の頃に読んだから?

アニメ版は対照的な爽やかなイメージ。
見終わった感想としては、期待には少し届かなかったかなぁ。
製作者の匙加減でストーリーが進んでいるような。説明をしない余白の部分は必要だと思うけれど、余白を想像してもしっくりいくパターンが浮かばない。

それでも大筋のストーリーは素敵だったと思う。時間って大切よねとか誰かの影響を受けて進路を選んだりとか。
一番好きなのはタイムリープをどれだけしてもちゃんと告白を聞いてあげれた過去には戻れないところ。そこの仕掛けは切なくてよくできてる。

投稿 : 2015/05/07
閲覧 : 258
サンキュー:

9

ネタバレ

フナボリとシブヤ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

さわやか~

これ好きなんですよね

グランドの夏の青空感とか謎にリアルだし、話が面白いと思う。
最後の主人公の一皮むけた感も青春時代にありがちなリアル感。
(話自体もリアル…ではないかな)

思い出したら夏が終わったすぐ後に見たくなる。 
そんな映画です。

投稿 : 2015/04/21
閲覧 : 258
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハッピーでもバットでもなくて、

時をかける少女。内容とメッセージも、作中飛んでタイムリープするのに、かけるをあえて使うことと、下り坂のシーンを何度も演出することから鑑みて、今、もしくは未来に「駆ける」少女って意味なんだろうと思う。(多分)

ですが、本作は視聴者の求めていることが、そのまま感想のよしあしに繋がるのかなあ、なんても勝手に思うことしばばしば、

・青春爽快もの(感動、切なさ)
・懐古的ノスタルジー
・タイムループの中で悟ったカタルシス的なもの

私は上の3点が、妙に頭によぎり、展開自体は複雑なんてものはないんだけど、タイムリープってものが含まれるだけで、色々求めてしまうもので、、それを「爽やか」で片付けられて困るか。という後悔した自分がいて、その後悔があって今があるので、「青春爽快」以外のものを求めてしまうんです。

また、タイムリープがアニメで多々使われているので、その弊害が、なんて話をするのはやめて、、

ただ、青春的な視点から観ても、派手にタイムリープしている割に、キャラクターの描写が淡白だったり、雑な所と、凝っている所の濃淡が激しかった印象。生活などにおけるリアリティよりも、タイムリープするデメリットと主人公の気持ちの移り変わり重視。かしこまらずに観るのが吉かなと。

本作を観ているさなか、そんなモヤモヤとサワヤカが戦っておりまして、モヤモヤが残りつつ、決してHappyでもbatでもないギリ、中間あたりの匙加減の〆で、上の3点が満たされてはないけれど、納得はできる範疇で収まったトコがgood。(偉そうにすみません)

多分、絵柄的にも、ストーリーの真っ直ぐさとしても、青春として観る材料がほとんどなんだろうけども、
〆が恋愛ものとせず、告白を言葉にしない部分や、ハッキリした態度だけど、(タイムリープしてる中で告白はありました) 顔が若干老けて見えるところや、二人の未来と今に対する姿勢に、タイムリープしている中での二人の辛酸や後悔が垣間見えて、若干のカタルシスを感じられた。

レビューを観ていると、半数は爽やか、もう半数がパッとしないとかが大半な中で、自分はへそが曲がっている方なのでしょう。
過去現在未来へ続くお話なら、スペクタクルな是非よりも、余韻と考えさせる余裕を求める分、個人的には際立って良い所は無いけれど、〆の位置がどちらとも付かない、ニュートラル分、何だかホッとあったかくなった。これぐらいが丁度良い。これくらいが安心できる。これが良かった。

投稿 : 2015/02/11
閲覧 : 569
ネタバレ

hikonoir さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっぱりダメだった

タイムスリップものって、自分でもずーっと考えてきたから解るんだけど、もうやりつくされて、入る隙間ないよね。解っちゃいるけど、多分、今も、どこかで原稿用紙やパソコンでタイムスリップをテーマに、ストーリー創っている人いっぱいいるだろうなぁ。

もうSFっていうより、ファンタジーだよね。どう考えても現実と整合性がとれなくなるのが、このタイムスリップもの。どれがホントの現実なの?例えば、主人公が一週間前に戻ったとする、そこで小さな切り傷を指先につける。そしてすぐに元の世界、現実に帰ってきたらその傷は治ってる?すぐに帰るといっても、過去にタイムスリップしてそこで1時間過ごしたら、元の世界・現実には自分の替りの人がいるの?または、1時間自分は現実からいなくなるの?ていうか自分だけ過去に戻るって、まわりの空気とか、空間、光はどうなるの?なにか結界みたいなシールドがないと呼吸もできない?…と、まぁ…次から次へと訳わかんなくなっていくんだよね。

こんなことばっかり考えるもんだから、こういう作品って素直に楽しめなくなるんだ。そういう自分が嫌だし、腹立たしくもあるが仕方ないでしょ?やっぱり観るべきじゃなかったな。こういうストーリー読んだり観たり、疑問持たないですんなり観れる人、いるよね。或いは、疑問もってもさらりと受け流して普通に楽しんじゃう人、いいね。

自分はそうじゃないから、結局なにがどうなったのか解んないです。恋愛関係がテーマっていうのは解りますが、マコトが死なないで、別の…スポーツ刈りみたいな男が替りに死ぬの?マコトのタイムリープって、走ってジャンプするとできるの?どうして?行きたい瞬間にどうやって照準を合わすんだろう?最後に、未来で待ってるって、何十、何百年後のこと?その…チアキっていう、未来からきた人の「未来」にマコトがタイムリープして行っちゃうの?

ごめん。頭悪いのかな、わかんないです。でも、悪いアニメじゃあないのは解ります。

投稿 : 2015/01/22
閲覧 : 435
サンキュー:

8

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時をかける少女のストーリー・あらすじ

東京の下町にある高校に通う女子高生・紺野真琴は、ある日踏切事故にあったのをきっかけに、時間を過去に遡ってやり直せるタイムリープ(時間跳躍)能力に目覚めてしまう。最初は戸惑いつつも、遅刻を回避したり、テスト問題を事前に知って満点を取ったりと、奔放に自分の能力を使う真琴。そんなある日、仲の良い2人の男友達との関係に、微妙な変化が訪れていく。(アニメ映画『時をかける少女』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2006年7月15日
制作会社
マッドハウス
公式サイト
www.kadokawa.co.jp/tokikake/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%82%92%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E5%B0%91%...
主題歌
≪OP≫奥華子『ガーネット』
挿入歌
奥華子『変わらないもの』

声優・キャラクター

仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月、垣内彩未、関戸優希

スタッフ

原作:筒井康隆(角川文庫刊)、 監督:細田守、製作会社:角川書店、脚本:奥寺佐渡子、キャラクターデザイン:貞本義行、美術監督:山本二三、音楽:吉田潔

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