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「ハウルの動く城(アニメ映画)」

総合得点
76.7
感想・評価
1053
棚に入れた
6625
ランキング
686
★★★★☆ 3.8 (1053)
物語
3.7
作画
4.1
声優
3.5
音楽
3.8
キャラ
3.7

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ハウルの動く城の感想・評価はどうでしたか?

77k さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

ジブリで二番目に好き。

投稿 : 2024/02/05
閲覧 : 43
サンキュー:

0

青星アーツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

動く城とハウル

作画は城が動いたり空を歩いたりで良さが出ているのでは。
声優の方、木村拓哉さんがとてもキャラクターに合っている。
ジブリ作品でも人気はある1度は見てみたい作品だと思います。

投稿 : 2023/07/16
閲覧 : 126
サンキュー:

1

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

老いの物語

先日、地上波ノーカットで放送されていたので久しぶりに視聴。

初めて観た時はソフィーが荒地の魔女に呪いで老婆にさせられてしまって、しかも結局完全(髪色は白髪のまま)には元の姿に戻らなかったので少し残酷だなぁと思っていたものでしたが、久しぶりに見返してみると、むしろ老婆になってハウル達と出会ってからの方が生き生きしている印象でしたね。

そういう意味では荒地の魔女に呪いをかけられなければ現状から抜け出せない日々を送り続けていたのかなと言いますか、その一方で荒地の魔女が新鮮な心臓を求める姿と対照的に感じました。

そういう意味では老いについての在り方を問いかけてる作品だったのかもしれません。

投稿 : 2023/01/07
閲覧 : 136
サンキュー:

6

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

円熟した演出

非常に理屈の通ったお話というよりは、一種の「絵画」を見るように世界を楽しむのが正しい解釈だと思います。

ストーリーを追っても後半で破綻しているので、それは「崖の上のポニョ」もそうですね。

エンディングで倍賞千恵子が歌う「世界の約束」が、この物語の本質だと思います。

逆に、理論的で感性でアニメを見れない人には少々苦痛なこともあるので、上級者むけであることは確かで、作品の若々しさや奥深さは、他のジブリ作品の方があると思います。

投稿 : 2022/12/30
閲覧 : 362
サンキュー:

15

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

老婆少女とキムタクと戦争。

【概要】

アニメーション制作:スタジオジブリ
2004年11月20日に公開された119分間の劇場版作品。
原作は、ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説「魔法使いハウルと火の悪魔」

監督は、宮崎駿。

【あらすじ】

魔法と科学の入り混じった近代の世界。
西欧の街の中に帽子屋があり、その亡き父親の店をお針子として誰よりも働いて支える長女の、
ソフィーという生真面目なおさげ三つ編みの少女がいた。

その、ソフィーが兵隊たちにナンパで絡まれて困っていたところを、
金髪の美青年のハウルに助けられる。
その後、黒いドロドロの群れに追いかけるソフィーとハウルであるが、
魔法使いであるハウルの魔法で空中を走って逃げる二人であった。

その夜、黒いドロドロ(使い魔)の主である、
荒地の魔女がソフィーの住処を訪れてソフィーに呪いをかけて去っていった。
18歳だったソフィーは、気がつくと90歳の腰の曲がった老婆になっていた。

翌朝にソフィーは、『もう、ここにはいられないわねえ…』と、
誰にも告げずに食事を持って帽子屋をこっそりと出ていき、
馬車や汽車を乗り継いで荒野にたどり着いた。

その荒野でソフィーは、頭がカブのカカシを助けると、
そのカカシが意思を持ってるかのように動き出し、
その夜に泊まる家として、4本足で歩く機械仕掛けの動く城を連れてきた。

その、“ハウルの動く城”にてソフィーは、
火の悪魔のカルシファー、子供の魔法使いのマルクルに出会い、
その後、城に戻ってきた魔法使いの美青年のハウルと再会するのだった。

【感想】

声優の過度な表現演技が嫌いで、俳優や女優や芸能人を起用するようになった宮崎駿監督作品。
別作品ですが、本職の声優を使わずに長嶋一茂や庵野秀明らの起用はどーよです。
本作でもイケメンのハウルの役にイケメンタレントとして有名なキムタク、
当時、63歳の倍賞千恵子が少女と老婆と両方でヒロインを演じていたのですが、
演技力はともかく声が少女役には不自然だと、ずっと思っていました。
過去にクラリスやナウシカなどを演じていた島本須美といった本職の声優ならば、
お年を召されていても少女役も違和感薄くこなせるのですが、
その作り声が自然ではないということでしょうか?実力やフィット感ではなくて、
芸能人を起用する理由は宣伝効果が高いという政治的な理由だと思ってますけどね、

監督には、こんなお考えがあるに違いない!と忖度して納得するのも、
ファンの役目かもしれない。巨匠や名監督のフォロワーは自分には合ってないですね。

それはそれとして、この作品はシンプルにファンタジー要素の入ったラブロマンスとして、
ソフィーとハウルを見守ればいいかなと思います。

ソフィーが呪いでおばあさんになってしまってたのに
髪の色以外はもとに戻ってしまった理由だとか、
ハウルなどのキャラの内面の説明もマトモにありません。

実は呪いは解けていなくて、寝てる間は無意識下で元の姿に戻っているみたく、
起きているときのソフィーの卑屈な意識が彼女を老婆に変えていて、
ハウルと接して愛を知って成長することで、卑屈さの自縄自縛から解き放たれて、
呪いの影響を受けなくなったみたいに、

見た情報からキャラの心中を推理して察しろということなのでしょうけど、
言外の情報を見ても、話のつながりを示す心の変化具合が説明不足気味。
物語上の様々な問題が愛で全部解決という展開がご都合主義。

原作にない戦争要素を後半に放り込んでは、何のために国と国が争っているのかも意味不明で、
戦争は良くないという思想はともかく、物語の中で戦争の扱いがふわふわして雑ですね。
それが、ソフィーとハウルの愛に当てられて、
両国のおえらいさんの判断であっさり終結のハッピーエンド。

シンプル・イズ・ザ・ベストという言葉がありますが、和製ディズニーでも目指したのでしょうか?
物語として大味過ぎるのは予定通りなのでしょうか?一応原作はありますが、
コンテを台本代わりにして脚本作りをしている宮崎駿監督が、
アニオリ要素追加部分で話を論理的にまとめられなくて、無理矢理にオチをつけたのか?
前作の、「千と千尋の神隠し」で既に兆候が出ていましたが、これの次回作である、
「崖の上のポニョ」のつまらなさを見るに、ナウシカの漫画を描いてたときには出来てた、
ストーリーテラーとしての衰えを段階的に観測するパーツが、この作品でしたね。

まあ、飛空艇や動く城や日常芝居などのアニメーションは本当に素晴らしかったですよ。
でも、それはそれ、これはこれで、ドラマを組み立てるのに芝居の機能が噛み合ってなかったですね。
説明不足というのは、視聴者の解釈に甘えて提示する情報量を監督が見誤った、
その結果であると思いますね。
劇場で鑑賞する映画は一期一会であり、一回見ればわかるのがベストでしょう。
わかるまで、繰り返し見ろ!ということで、わざとわかりにくくしたのでしょうか?
と、疑問な部分が残ってしまうのがこの作品でした。


ということで、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/09/16
閲覧 : 216
サンキュー:

22

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オチがないような気がする

この映画も映画館で見ました。千尋大ヒット後の宮崎監督作でおそらく絶頂期かと。作画が本当にすごい。出てくるのも美男美女で声優はキムタク氏を起用。これで当たらないはずがないという布陣。私もそれなりに楽しかった映画です。ただこれ・・・オチがない?

これは物語がこの先もずっと続いていくという余韻を味わいたいというようなものでもないんです。だらだらと続いていくんだなあみたいなそんな終わり方になってる。唐突にカカシが隣国の王子に変わってしまうというところなんか、特にそんな感じです。要するに「やり逃げ」で後は自由に考えてください、みたいな感じ。ジャンプ打ち切り最終回の「俺たちの戦いはまだまだ続いていく!」を見せられたような感じですね。

私はこれ気になって原作小説もななめ読みしたんですよ。そしたら原作は敵が男性で、物語の終結部分はハウルが強力な魔法を使って事を収めるという話になってます。つまり全然違うんですね。これで果たしてよかったんですかねぇ。原作と違うのはジブリのいつもの事だけど、これで満足できた人ってあんまりいないんじゃないかな・・・。ハウルの幼少時代のシーンなんか、何のために出ているのか意味不明ですし。幼少時も美形!かわいい!ってだけで出されているような気がしてなりません。

しかしまあハウルとソフィーに限って言えば、ジブリとは思えぬほどものすごくラブロマンス話だし、ソフィーの老人介護はまあいいんじゃないと思いましたから、そんなに悪い映画ではありません。半分ぐらい老婆ヒロインで話を占めているのも、これだけ高齢化が進んだ世の中だから、老人層には受けたでしょう。画面的にも昔のいい洋画をオマージュしたものが多かったし、ジブリファンなら見て損はない映画だと思います。

投稿 : 2022/03/21
閲覧 : 233
サンキュー:

3

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

天才たちの仕事

ジブリの考察についてはさんざん行われているので内容についてのレビューではありませんが、本作はまさに天才たちの仕事でした。
原作者からも絶賛された宮崎駿演出脚本、音楽久石譲はもちろんのこと、興行収入のためキムタクを声優に当てた鈴木Pは本当に重要な役割だったと思います。ジブリは邪魔にならないところに芸能人声優を入れるのが本当にうまいです(本作だけでみればハウルの人外感と棒がハマって良さを出しました)が、駿氏と同じレベルで作品を見れていないと選べない人選でした。作品の良さと営業力は同レベルで重要です。
作画について、手描きながらいくつかすごい場面がありました。特に爆撃された街の赤さは恐ろしさを感じました。うまく表現できませんが、小学生の子供が泣いちゃうぐらい怖いです。

投稿 : 2021/12/14
閲覧 : 279
サンキュー:

6

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

裏設定は深さではない。説明不足過ぎ。

 あまりにも映画内の設定やキャラのバックグラウンドが不親切でした。繰り返し目を皿のようにして見るようなアニメでもないし、設定や絵コンテ集を読む気も起きません。

 ハウルとサリバン先生の関係とか、ハウルが誰と何のために対立しているのかとか、荒れ地の魔女が登場時はいいんですけど、電球で光あてられてしなしなになっちゃうとか、もう訳がわかりません。

 ストーリー運びは面白いし、映像も斬新で悪くないです。でも、キャラが年寄ばっかりだし、なんていうかワクワク感がありませんでした。

 本作の欠点は、説明が不十分ということにつきると思います。あまりに分からなくて、ようつべで解説を見ましたが、まあ、分からないです。そんな設定。映画を1回見ただけだと。というか、3回見ても、見ただけではわかりません。動画を止めながら見て行くしかないでしょう。

 基礎教養や歴史認識の浅さで読み取れない部分があるなら、自分を恥じることもありますが、それだってあまりにドヤ顔されるようなやり方だとどうでもよくなります。まして、クリエータ側の裏設定を散りばめて、分かりづらい作品を作るのはどうかと…。

 ということで、まあ、面白いけど理解不能な部分が多くて、何がいいたいのかわからない映画でした。

 あと、俳優さんを声優に使うのは嫌いではないですが、本作は駄目でした。主人公の過剰な演技と、息切れしそうなヒロインの演技は、最後までしっくりきませんでした。

投稿 : 2021/08/06
閲覧 : 274
サンキュー:

4

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

実にえげつないハナシ

見る人の受け取り方によって違うんでしょうけども、ボクにはものごっついえげつない戦争映画に見えました。宮崎さん独特の切り口のこおゆうストーリー好きだなぁ。

まあ、最後は急にみんなええひとになって解決してしまうけどですね。

投稿 : 2020/10/02
閲覧 : 331
サンキュー:

10

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリのファンタジー作品

ジブリの中でも面白かったファンタジー作品。
火の悪魔カルシファー、美味しそうなベーコンと目玉焼き、迫力の動く城。
外国の町並み、王様の宮殿、そして戦争の描写。
どれをとっても見応え充分です。

投稿 : 2019/12/14
閲覧 : 269
サンキュー:

18

ネタバレ

USB_DAC さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こんな城に一度は住んでみたいものです

物語:
イギリスのファンタジー小説を原作とする魔法の世界。企画当初は細田守氏
を監督として進められていたようですが、様々な事情によってジブリが制作
を行ったという訳ありの作品。フライングカヤックと呼ばれる小型飛行機械
や巨大な爆撃機など、如何にもジブリらしい乗り物が多く登場します。そし
て我楽多を繋ぎ合わせた動く城は、今見てもその不思議な様相とコミカルな
動きで独特の魅力があります。

作画:
とても優しいタッチで描く作品。やたら物の多い城の中。細々とした装飾品
の鮮やかさ。サリマンの屋敷の神々しさ。新たな装いへと変わる部屋の変化
への驚き。そして城のコミカルな動き。作画を協力したと言われる幾つかの
名門プロダクションの名前からも、その拘りへの苦労が伺い知れます。

声優:
例に漏れず多くの俳優陣を主としたキャスト。賛否はありますが皆とても良
い仕事をしていると思います。ただソフィー役の倍賞千恵子さん、もう少し
若さと老いの差をハッキリさせても良かったかなという思いです。それにし
ても使い犬のヒンを演じた原田大二郎さん。キャスティングを知った時は本
当に驚きました。またマルクル役の神木隆之介さん。今聴くととても幼くて
子役らしく可愛い声をしています。

音楽:
「ソフィーの気持ちが持続するように、音楽に一貫性を持たせた」と久石氏
や宮崎監督が語るように一貫したテーマ性をこの作品には感じます。若さと
老いを演じるソフィーに通じる「人生のメリーゴーランド」の様々なアレン
ジ。そして同じ曲調の「世界の約束」はこの作品にとても良く合う楽曲だと
思います。

キャラ:
サリマンの屋敷へと向かう荒れ地の魔女とソフィー。息絶え絶えながらも意
気揚々と階段を上るソフィーとは対照的に、如何にも苦しそうに次第に老い
ていく荒れ地の魔女。この二人のギャップが当時とても印象的でした。それ
にしても美輪さんの引き出しの多さには感動さえ覚えます。そして最後に失
恋した案山子のカブ。チョットだけ可哀そうでした。w



[感想]

帽子屋に勤める18歳の少女ソフィー。ある日、荒れ地の魔女の呪いにより
90歳の老婆にされてしまう。呪いを解く為に家を飛び出し、ハウルの城に
掃除婦として居座るようになる。やがてハウルと過ごす内に次第に恋心を抱
いていく。そしてサリマン達との戦いに傷付いたハウルを助けると同時に呪
いが解け、若さを取り戻した彼女は彼等と共に生きることを決意する。

ソフィーが時折見せる本来の若い姿の謎。この呪いは老婆に姿を変えるもの
ではなく、その時の気持ち(精神年齢・若々しさ)を姿に表す呪い。恋も知
らない地味な容姿に抱く劣等感。そんな後ろ向きな彼女の気持ちが、周りに
老婆の姿を見せていたということでしょうか。

ハウルは当然そのことに気付いていました。だからこそ模様替えをした城で、
美しい花園へと繋がる赤い扉を作り彼女にプレゼントした。いつ迄もこの花
園で若々しい気持ちと姿を見せて欲しいと。そして花屋を営み、ずっとその
若さを保ち続けて貰いたい。そんなハウルの想いが込められている様な気が
します。魔法が解けた終盤、行動力のある女性に変わった彼女は心も身体も
若返り、より美しくなった様に見えます。そして唯一変わらぬ白い髪。それ
は彼女の心の成長を表すもの、そう言う意味なのでしょうか。

最後には皆が優しい姿に変わっている。いつの時代も人を動かすのは優しい
心根と温かさ。それはとても大事なことなのだと改めて思いました。


以上、拙い感想でした。


2019.11.01  初回投稿
2019.11.05  誤字修正

投稿 : 2019/11/05
閲覧 : 247
サンキュー:

11

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一つ一つのシーン、カットは目を見張る、食い入ってしまう

でも、残念ですが物語のクライマックスをあまり感じません。いくつものメッセージがあり、考えさせられることも多いのですが。エモーショナルな伏線をはっていても、あまり回収しようという気はないのかもしれません。ヒロインの呪い、ハウルの‘呪い’、カカシの呪い、戦争という伏線の回収がはっきりせずに、作品テーマの回収に繋がっていないように感じてしまいます。

投稿 : 2019/01/11
閲覧 : 421
サンキュー:

4

人類の宝 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ジブリ作品の中で唯一大人びた雰囲気を感じさせる名作

最近、金曜ロードショーで放送していたので改めて評価したいと思います。
小学生の頃私はジブリ中毒でしたが、その中でも強烈な印象を与えてくれた作品です。今観ても思ったのですが実はこの作品、ストーリーがよく分からないんですよ。流れは掴めるのですが、キャラクターの一つ一つの行動をよく考えると疑問が浮かんでくるはずです。これは宮崎駿さんが内容をセリフでキャラクターに語らせるよりも、絵で観せたかったからではないかと思います。この考えは士郎正宗さんの「攻殻機動隊」とよく似ていますね。それが宮崎駿さんの場合うまく伝わらなかったので物語の評価はあまり高くありません。
そして、声優さんも有名人をたくさん使っているせいか、声に違和感があるキャラクターがちょくちょくいます(神木隆之介くんは上手でしたが)。子供の頃には気になりませんでしたが今観るとめちゃくちゃ気になりますねwなので声優さんもあまり良くはありませんでした。
しかし、音楽はやばい程レベルが高かったです。ハウルの雰囲気にぴったりマッチしています。場を盛り上げるのも、シリアスなシーンにさせるのも音楽は非常に大切な役割となっていますが、ここまでのレベルになると感服するしかありませんでした。
そして作画も素晴らしかったです。確かに綺麗なんですがそういうのだけではなくて、他のアニメと比べると「生きてる」感じが伝わってきてあっという間に引き込まれます。それによりキャラクターにも親近感が湧きやすくて最高でした。

長くなりましたが、この作品を一言でまとめると「芸術」ですね。

投稿 : 2018/08/12
閲覧 : 378
サンキュー:

5

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラストアクションファンタジー

冒険活劇を好まなくなったスタジオジブリ、 
ラストアクションファンタジーといっていいかな。

少年少女が多かった主役級の年齢も上がっていきますが、ファンタジー要素が強い今作ではもうちょい年齢を下げても良かったかもしれません。何歳位の人を視聴対象にしたのか判り難い。

声優に関してはハウルはOK(私的にキムタクファンなのでw)。

キャラでは炎のカルシファーが良いですね、気に入りました(^ω^)

投稿 : 2018/08/11
閲覧 : 402
サンキュー:

6

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

暖かい不思議なラブストーリー。

魔女に魔法使い、そこに普通の少女だったソフィ。
一人の魔法使いに出逢って運命が変わっていく。
出逢いは不思議で、二人や、マルクル、カルシファーの行く先は困難なものとなる。

だけれど、それでも前へ進んでいく。

臆病な魔法使いと勇気ある女性の純愛ストーリー。


お互いに理解しあい、愛し合い、そうやって絆を深めていく。


そして何より。
物語の最後はハッピーエンドでないとね♪

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
神木くんの演技はすごいです。

書こうと思ったことがあまり思い付かないというか言葉にできないですね…

加えるとしたら、やはりジブリの物語の構成は基本しっかりしていて飽きない。



知らなかったこと。ハウルの初めの捜したよの意味。
{netabare} 子供の頃にソフィに逢っていて、未来で待ってるの言葉を聞いて捜したよといったのか。そうすると、未来にいったソフィが歳をとっていたり、というのもロマンを感じる。{/netabare}

今更ながら、知らなかったことをしれてよかった。

投稿 : 2018/08/11
閲覧 : 327
サンキュー:

4

ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雰囲気アニメなのに雰囲気ぶち壊し

ストーリーは何度見てもよく分からず、原作を読んでみたら全く違う話で更に分からなくなりました。最後も何かよく分からんけどハッピーエンドで良かったね、と思えました。まあちょっと不思議な世界観の雰囲気を楽しむ映画だと思います。

しかしその雰囲気をぶち壊すのがヒロインの声優、倍賞千恵子。
{netabare} お婆さんになった時は良いですが、後半、キャラはどんどん若返っていくのに声の方は全く若さがない。 {/netabare} ちょっと大きい声を出すと裏返ってしまう、高齢者特有の症状がみられ、おそらくアフレコ現場ではムセまくってたんじゃないでしょうか。その上、棒読み。とどめはエンディングの下手くそな歌。
全然演技できてなくて、いつも通りにしゃべってるだけのキムタクの方が上手く感じてしまいました。
ハウルを、トトロで衝撃的な棒読みを披露した糸井重里にしたらちょうどバランスがとれたんじゃないかと思います(笑)

投稿 : 2018/03/01
閲覧 : 483
サンキュー:

19

こっとん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分の好みとは少し違います

やはりどうしてもキムタクの声に引っ張られてしまいますね 笑

投稿 : 2018/02/28
閲覧 : 346
サンキュー:

0

Marsa さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジブリ作品初心者の私は、作画を始め色々と驚きました。

今まで観たジブリ作品は、20年以上前に観た、神隠しとトトロだけで
若かりし私は、神隠しを観ては「このシワの多いおばあちゃんは何?」
トトロを観ては「このキャラかわいいかな?」「真っ黒黒助って、、、
黒助でいいやん」と思うしかない有様w

ジブリ作品がアニメ界において別格に扱われているのは知って
ましたが、一般受けの良い大衆映画アニメだろう、だってポニョ
とか言ってるもん、とか思ってました。

いい大人になって、それなりにアニメを見慣れてきたので
ちょっと観てみようかな、ってのがきっかけです。

まず、物語の内容はともかくとして、作画が丁寧で驚きました。
何気ない人の動きも繊細に描かれていて、アニメーションとしては
別格だと痛感しました。
世界観にも驚き、私は基本的に物語や心情を中心に追って観る
傾向が強いのですが、作画と世界観に引き込まれて、物語や心情を
細かく観ることをやめてました。
なんか、アニメを観るというより感じるって感じかな?
物語としても、多くを語らずとも、明かされてない部分が
あっても、しっかり伝わってくるものがあるんだな、と感じました。

ジブリ作品にも色々あって、こういった感覚を味わえるか
どうかはわかりませんが、他のジブリ作品もトライしたいと思います。

投稿 : 2018/02/24
閲覧 : 443
サンキュー:

19

なっつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリで一番大好きです

視聴後の満足感がハンパない。
ジブリって切なかったり後引く終わり方する作品も多いですが、私的にこれは幸せいっぱいで終われました!

世界観も魅力的で、魔法使いと人が共存している、いつかの時代のどこかの異国。(多分ヨーロッパが舞台!) 街並みや家の内装、ハウルのガラクタ部屋まで、画面全てが見てて楽しいです。

あとは、ハウルがかっこよすぎる・・・
ヘタレなところも人間らしくて好き。
あの声だからいい。木村拓哉さん上手すぎ。最高!
何度でも見れます。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 273
サンキュー:

4

ネタバレ

筒井筒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

注目すべきは・・・。

屋根に赤を使う、珍しい出だし。
今までのジブリにない作品。

魔女に、体を入れ替えられた女の人が、冒険や葛藤をする話。
意外なラストは、ハッとさせられました。

で、見所は、
{netabare}
魔女と女が、感情や意志の強さやや魔力の力加減で、体が入れ替わったりする、同乗馬車の話。ここまで作画してるけど、理論的整合性はあったのか、なかなか見分けがつかないのが難点なのですが。
{/netabare}

投稿 : 2017/12/13
閲覧 : 332
サンキュー:

7

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ジブリ作品を順番に視聴していて…

ジブリ作品…
というより 宮崎駿さんの作品が好きで
順番に視聴してたどりつきました


初期作品は 声あてを
俳優さんをメインにしていなかったように思うのですが

徐々に 俳優さん起用が増えていってるようです


もちろん 違和感なく視聴できる俳優さんは
たくさんいらっしゃいますが


配役よりも その方の顔が出てきてしまう
この作品は 木村さんの顔しか浮かばず
ヒロインの声にも違和感があり

内容に入り込むことができませんでした…

とても残念です

投稿 : 2017/07/26
閲覧 : 369
サンキュー:

1

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ジブリの世界観

ストーリーも面白いがそれ以上に世界観が楽しめる、ハウルの城はもちろん宮殿内の様子、空飛ぶ軍艦、何だったらこの景観だけで映画ができるレベル、さすが宮崎駿。

唯一気に入らないことがあるとすれば声優面で、ジブリだから俳優女優起用するのはまあいいとして、ソフィーは若い時とおばあさんの時で声分けてもよかったんじゃないかな、おばあさんの時の方が演じるセリフ多いってのはわかるけど、だからっておばあさんの時に合わせて倍賞千恵子って・・・おかげで最後のハウルとのイチャイチャシーン違和感満載だった。

投稿 : 2017/07/02
閲覧 : 357
サンキュー:

2

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

……イ、イイハナシナノカナー。

敢えて言いましょう。ストーリーの出来だけならば、かの悪名高き『ゲド戦記』未満の作品だと思う。(テーマ的にゲド戦記の方が僕好みだという点を差し引いても)
大雑把に説明すると、心が老いてる少女と心の未熟な青年が共同生活の中で愛を育んでいって、丁度良い感じになる、というお話。そこに【家族】というテーマ性を盛り込んでいる。

しかし、世界観に惹かれる要素がこれといってない上に説明不足が目立ち、肝心のストーリーはやっつけ感が酷い有様。
ハウル達にとって障害となった戦争だが、そもそもどういう理由で戦争状態に陥っているのかという説明はなく、両国の描写もほとんど描かれていない。そして終盤では王室の魔法使いサリマンの「この馬鹿げた戦争を終わらせましょう」の鶴の一言であっさり終わっちゃった。
カブの正体を最後に出すくらいなら、途中で行方不明の王子の捜索をしてる隣国の様子ぐらい描けなかったのかな…?

ハウルとソフィーのロマンスに、よりドラマ性をもたせる為の舞台装置であるということは分かるのだけど、それにしたって舞台セットが雑すぎやしないだろうか?
サリマンが執拗にハウルを狙っていたのだから、例えばハウルがなにかしら戦争に関わる重要な存在となっているのかと思っていたのだけど、そんなこともなかったし…。

ソフィーがハウルの心臓を元に戻すシーンにしても、置いてきぼりを食らってしまって、全然スッキリしなかった。
実は原作ではソフィーは言霊の魔法使いという設定があるらしく、心臓を返すシーンの「ソフィーなら大丈夫だと思うよ」というカルシファーのセリフもそのことを指していたっぽいのだけど、当然のようにそこら辺の説明も無し。なんでや。

一途で献身的なソフィーの姿と、彼女の思いによって守りたい家族を得たハウルという二人のドラマは確かに悪くなかった。
セリフから察するに幼少の頃から一人ぼっちだったらしきハウルが寂しさを埋める為に、そしてカルシファーは死を逃れる為に生死を共にする契約を交わした。(カルシファーと同じく空から降っていた光が地面に落ちてから消えたところから察するに、あのままだとカルシファーもすぐに死んじゃうんだろう)
ハウルが責任から逃れて自由に転々としていたのは、弱虫という性根もさることながら、守りたいものが無かったからなのかもしれない。


しかし、二人のドラマの良さを考慮しても、決して良作とは言えない。ハウルの描写自体もかなり薄いし。
ハウルの城以外に描きたいものがなかったんじゃないのか。そんな邪推さえしまう。

投稿 : 2017/06/07
閲覧 : 376
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14

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

ジブリということで観ました。
これといって,記憶に残った点はなく,戦争反対のメッセージとハッピーエンドの話だったと思います。

投稿 : 2017/05/01
閲覧 : 354
サンキュー:

4

ブラックテクノロジー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

キムタクがハマっていて良い

投稿 : 2017/04/18
閲覧 : 306
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0

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

面白みがわからない。 40点

単純な感想としては、面白くなかったです。

荒れ地の魔女に至っては、「千と千尋」の湯婆婆が出張しているのかと思うほど。

話が膨らまないので、この作品の着地はどこだろうと思って視聴していました。
全体的にキャラが弱く、作品の中で中心となりうるキャラがいない為、方向性が定まら無い中でのストーリー進行だったので、グダグダな作品だったと感じました。

雰囲気だけジブリかな。

投稿 : 2017/03/14
閲覧 : 409
サンキュー:

3

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

洋風ラブロマンスファンタジー

宮崎駿監督作品では珍しい、ラブロマンスファンタジー。ややタイムリープ要素あり。

起きていることは壮大なスケールを持って描かれているような印象を受けるけれど、とにかく世界観に関する説明がないのが特徴的。
{netabare}
洋風な街並みの中、普通に魔女や魔法使いが存在していて、なんだかよくわからないが、戦争中であるようだ。魔女同士の因縁や確執もどうやらあるらしい。
しまいには、ラストでサリマンや隣国の王子が「こんなバカげた戦争は終わらせるか」と言って、簡単に終わらせる描写がある。じゃあ、一体なのための戦争だったのか、と。

こんな風に真面目にツッコめばツッコミどころは多数あるのだが、本作においてはその辺りの説明は不要なのかもしれない。

戦うことから逃げ続けたハウルがソフィーを守るために戦いに身を投じ、ソフィーもまたハウルを通して成長していく、それを伝えるための記号としての戦争だったのかもしれない。


そして、ソフィーの呪いは解けたのか、という大きな命題が残るのだが、やはりソフィーの呪いは解けなかったのではないかと私は解釈した。
作品を通して観ると、度々ソフィーは若さを取り戻すシーンがある。その共通点は自らの感情に素直な瞬間であると思った。逆に卑屈になったときは一気に老婆の姿に戻っている。
ラストシーン、顔は若いがソフィーの髪は白髪のまま。故に呪いは解けていない。だが、成長を遂げたソフィーはもう卑屈になることはないので、老婆の姿になることもないということ。呪いを解いたというよりは、呪いを抱えながらも幸せに生きたというのが正しい見方なように思った。
だからこそ、最後目覚めたハウルは、ソフィーの髪を見て「星の色に染まってて綺麗だ」という表現を使ったのだと思う。髪は白髪のままであるソフィーに対する最大限の優しさだったのではなかろうか。

その他、マルクルも荒地の魔女もカルシファーもヒンもカブもみんなかわいいし、動く城のデザインもかっこいい。

一つ難点を挙げるとすれば、倍賞千恵子が若い時と老婆の両方を演じるのはいささか無理があったというところくらいか。
{/netabare}

投稿 : 2016/11/13
閲覧 : 414
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

老人の気持ちが面白い

ヒロインは長女であるから、帽子作りの仕事に縛られていた。自由な妹たちを羨みながらも現状を変える気持ちもなく、諦めていた。

そんな時に魔女が店に現れ、ヒロインを老婆に変えてしまう。鏡を見てオロオロするお婆ちゃんの様子が可笑しい。

ヒロインが序盤でおばあちゃんになってしまうところが大胆である.老人が階段で苦労しているところが面白い.また,ヒロインの心の張りが若いと、見た目も連動するところが面白い。

ハウルの城も面白い.ごちゃごちゃしたガラクタの城がガタガタと動く.

投稿 : 2016/10/09
閲覧 : 309

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔法と恋。世界はファンタジーに溢れている。

2004年公開のジブリ映画作品。

公開当時も一度観た記憶があるのですが、

話がよくわからず途中からまどろんでいたため、
「カルシファーかわいい。」な印象しかありませんでした。

改めてちゃんと観てみると、
ああなるほどこんな話だったのねとようやく理解できました(笑)

この作品は音楽がずば抜けて素敵!!


● ストーリー
帽子屋の少女・ソフィーは“荒れ地の魔女”に襲われ、
90歳の老婆へと姿を変えられてしまう。

呪いを解く方法を探す旅に出た途中で
魔法使い・ハウルの動く城と出会う。


序盤はとにかく「ソフィーがたくましい。」としか言いようがないw

ハウルという謎の魔法使いと接点があったとはいえ、
少女が急に90歳のおばあさんに変えられちゃうんだよ?

その次の日には旅に出るその行動力が素直にすごい。笑

道中も決して怯えたりひるんだりする様子がない。
(たまに老化を嘆いてはいたけれど。笑)

よくわからん城に入った後は当たり前のようにくつろぐわ、
掃除婦として誰の許可もなく勝手に居座るわ、

いやー「年をとったから」で説明つかんでしょうw
ソフィーたくましい…。

こういう精神でなきゃ人生はうまく渡れないのね、勉強になりましたww


≪ 恋 ≫

戦争が描かれていたりで、冷酷な印象もあるけれど、
柱に据えられているテーマはこれ。

ヒロインは90歳のおばあさんだけど、
恋をするのに年齢なんて関係ないのよ!
と言わんばかりのロマンチックさ。

むしろ恋するシーンでは若返って見えるソフィー。

恋をすると人はいつでも乙女に戻るのね…♪
恐るべし、恋のパワー。


● キャラクター
ハウルかっこいい!のかと思ったら
ショックなことがあると文字通り溶けちゃうぐらい落ち込んだり、
魔女に本気で怯えていたり、

なんだかよくわからないキャラです(笑)

まあ、全体的にはかっこいいんですけどね。
ソフィーの前では基本かっこつけてますもん。

cvはキムタク。

違和感はないかなーとあまり気にせずにいました。

が、たまに「まんまキムタク出てきたww」なところもあり、
それは笑ってしまったけどww


そしてやっぱりカルシファーがかわいい♪

ハウルとある契約を交わした火の悪魔。

動く城を動かしているのも彼だし、
カルシファーがいないと物語の設定の8割がたは成り立ちません(笑)

でもなんだかいじめたくなる可愛さ…(*´Д`)σツンツン


● 音楽
この作品の雰囲気づくりに欠かせないのが、音楽。

どれも耳に心地よくて素晴らしい♪

特に「人生のメリーゴーランド」は
3拍子のワルツが特徴的。

ジブリ音楽の中でも上位で好きですね♪


● まとめ
「今までのごたごたは一体何だったのか。」と言いたくなるほど、
あっさりとしたラスト。

正直ストーリーには「えー…(;´Д`)」と言いたくなったけれど、
まあ“恋”という柱はきれいに描かれていたので、

めちゃくちゃでつまらん、というほどではないかな。

しかしジブリは
やっぱり作画と音楽が好き。

空。緑の色遣い。ハウルの城の変な動き。からくりの動き。
そして雄大な音楽。

ここが楽しめたので、
観直してよかったなと満足しています♪

投稿 : 2016/08/27
閲覧 : 595
サンキュー:

19

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ジブリ・ラブコメNo1

声優さんの評価低めにしたけど
老婆と少女を見事に演じたってことでは最高評価です(印象深かった)。
イケメン魔術師がス・テ・キ(おっさん目線で)。

投稿 : 2016/07/16
閲覧 : 305
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ハウルの動く城のストーリー・あらすじ

魔法と科学が同時に存在する時代。町の小さな帽子屋で働くソフィーは、自分に自信が持てない内気な18歳。彼女の住む王国では戦争が起きているが、それも遠い世界の話でしかない。しかし、町はずれの荒野に住む荒地の魔女の意地悪により呪いをかけられ、90歳の老婆の姿に変えられてしまう。家を出て荒地を放浪する彼女の前に現れた巨大な動く城。生きるために城の主で魔法使いのハウルに掃除婦として雇われるソフィー。

甘ったれで自信家のハウルに呆れながらも、彼の弟子のマルクルや、荒地からついてきた案山子のカブ、この城を動かしている火の悪魔であるカルシファーと家族のような時間を過ごすソフィー。風変わりなハウルとの生活に驚きながらも心を開いていくが、戦火は確実に彼らへ忍び寄っていた。(アニメ映画『ハウルの動く城』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2004年11月20日
制作会社
スタジオジブリ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%8B%95%E3%81%8F%...
主題歌
≪ED≫倍賞千恵子『世界の約束』

声優・キャラクター

倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、神木隆之介、伊崎充則、大泉洋、大塚明夫、原田大二郎、加藤治子

スタッフ

原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(『魔法使いハウルと火の悪魔』(徳間書店刊))、 監督:宮崎駿、脚本:宮崎駿、音楽:久石譲、プロデューサー:鈴木敏夫、製作担当:奥田誠治/福山亮一、作画監督:山下明彦/稲村武志/高坂希太郎

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