タイラーオースティン さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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雲のむこう、約束の場所の感想・評価はどうでしたか?
タイラーオースティン さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
二足歩行したくない さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新海誠監督の2作目となる劇場版アニメーション作品。
一作目の『ほしのこえ』は30分弱でしたが、ネット上で公開された予告編のクオリティの高さと、しかもそれがほぼ一人の力で作られたということで、多くの人の関心を集めて大きな話題となりました。
本作はその話題性の成功を受けた二作目で、声優にはタレントが起用され、制作に大勢のスタッフの手が入っており、新海誠氏の監督作品としては初の商用アニメと言えるかと思います。
内容は結構、ハードなSFです。
1996年、日本は南北に分断されており、北海道は日本とはまた別の『ユニオン』という共産国家の支配下に置かれています。
エゾと呼ばれた北海道の中央にユニオンはとてつもなく高い純白の塔を建造しましたが、その目的は不明となっています。
主人公の中学生、「藤沢浩紀」と「白川拓也」は、この塔に憧れを持っており、自作の飛行機『ヴェラシーラ』で津軽海峡を越え、塔へ行くことを計画しています。
それは当然ながら犯罪で、国家間問題となり得るヤバい行動のため、極秘で進めていたのですが、それがクラスメイトの少女「沢渡佐由理」にバレてしまう。
仕方なく浩紀と拓也は、佐由理を仲間に引き入れて、計画を進めます。
二人は佐由理に、「塔へ連れて行く」ことを約束するのですが、その矢先に佐由理が行方不明となります。
もはや佐由理を塔へ連れて行くことが目標となってしまっていた二人は計画を停止、そのまま3年の月日が経過します。
平行宇宙の観測、塔の破壊を企てるテロ組織、広い場所から抜け出せなくなった少女、そして3年越しのあの日の約束を果たすため、少年だった青年が少女を救いに行く物語です。
SFとボーイ・ミーツ・ガールが新海誠作品の潮流を感じますね。
スタッフがいるとはいえ、本作は原作・脚本・監督に、絵コンテ、演出、美術、撮影、CGにモデリングに音響監督、主題歌の作詞まで新海誠が行っており、新海誠が色濃く出ている作品だと思います。
内容に説明不足な感じがありました。
私的には、日本(北)のポジションがよくわからず、アメリカの一部となったくらいの認識でいましたが、それであってたのだろうか。
また、平行宇宙の考え方もよくわかりませんでした。
一方からのみ観測できたり、深い闇のようなものが侵食してきたり、ラストでは記憶がどうとか、どこで知ったのか、あるいはなぜそう考えたのかわからない新情報が唐突に出てきたりします。
ですが、割りと新海誠作品は整合性よりも雰囲気に重点が置かれるので、そういう意味でもらしい作品でした。
ただ、反ユニオンの組織がゼーレっぽ過ぎるのはどうかと思いました。
目が悪くなるので部屋の電気はつけて仕事していいと思うし、そんなにキーボード必至でカタカタさせなくてもいいと思うんですよ。
色々気になる点はありますが、夕暮れのシーンなどの美術は素晴らしく、新海誠らしい作品でした。
氏の作品のファンであれば楽しめるかと思います。
nyaro さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
新海監督のSF設定というのは、特殊な状況に置かれた少年少女の心の動きを表現するための装置であって、SFを描きたいのではないだろうな、と思います。したがってSF設定を考察する楽しみもありますが、先にまず登場人物たちの心情に入り込みましょう。
本作のストーリーは、夢に捕らわれた少女(ヒロイン)と心が繋がる少年(主人公)の話です。2人は現実世界のほのかな恋心から始まり、理不尽な別れの後、2人の置かれた状況は違いますが孤独な世界で3年間過ごすことになります。が、お互い夢で相手と会っている時間だけが唯一の救いとなります。
主人公がヒロインが入院していた場所に行くと、夢が繋がりお互い話をします。この場面、「君の名は。」のカルデラの上の邂逅とほとんど同じです。そこに気がつけば、舞台は違いますがほとんど「君の名は。」と同じテーマだ、ということがわかります。
主人公とヒロインが中学生の頃、手作りの飛行機に乗せて、遠く離れた巨大な塔まで連れて行ってあげる約束をしていました。この約束を果たせばきっとヒロインは目覚める、と主人公は確信します。
主人公は寝たきりのヒロインを連れ、最後は塔にたどり着きます。ヒロインは目覚めますが、記憶を失います。でも、主人公が大切だという気持ちだけは残っていました。(訂正 約束の場所を壊しちゃったので、残っていなかった…ですね。残念。ただ、喪失感だけはあったようです)
他に主人公とヒロインの共通な友人など重要な役割ですが、やっぱりダブル主人公ではなくサブですね。
というわけで、これが恐らく「君の名は。」の原型なんだろうな、というのが分かります。好みがわかれるかもしれません。どちらも素晴らしいので甲乙つけがたいです。
逆にいえば、「君の名は。」と同じくらい面白いです。
SF設定が苦手な人は「君の名は。」でしょうか。壮大だし、演出や映像などはやはり「君の名は。」が上でしょうね。
でも、多元宇宙とかのSF設定や、戦闘や人の悪意みたいな部分が苦手でない人は、こっちのほうが少年少女の気持ちがよりピュアで、より詩的で、心情的に感情移入しやすいです。
この物語に出てくる高い塔ですが、これが非常にいい雰囲気で、少年のころに夢見る何かわからないけど近づきたくなるような憧れの象徴になっています。また、登場人物それぞれが立場によってこの塔を見てどう感じるかが表現されていています。
今回は電車や廃駅など、鉄道にかかわる描写がものすごいので、アニメ的にはそこを味わってみてください。
ヘラチオ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。青森の少年・ヒロキとタクヤは、ユニオン占領下の北海道にそびえる謎の巨大な「塔」まで飛ぼうと、自力で小型飛行機“ヴェラシーラ”を組み立てていた。二人は憧れの少女・サユリとある約束をするが、中学三年の夏、サユリは突然転校してしまう。三年後、ヒロキはサユリがあの夏からずっと原因不明の病により眠り続けたままなのだということを知る。サユリを永遠の眠りから救おうと決意し、タクヤに協力を求めるヒロキだったが──。というあらすじ。
戦争で分断された地に冒険するようなもの
奇跡は起こるよとだけ。
shino さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新海誠、映像叙事詩の始まり。
物語を動かすのは2人の少年。
憧れの少女との遠い日の約束。
国境の向こうの塔へと、少年は飛行機を疾らせる。
日本が南北に分断統治されたもう一つの世界。
舞台は東京/青森/北海道/そして少女の夢の世界。
眠り続ける少女の夢。
{netabare}青春の夢と喪失、ここでもそうなのだ。
繰り返される新海誠のテーゼ、{/netabare}
今はまだ手が届かないものに共感する。
歩いても、歩いても道に迷い、
たどり着けない遥か遠くの約束の場所。
自分でも驚くほどの、遠回りを経験して、
日々成長していくものだ。
次こそはちゃんと歩こう、ちゃんと飛ばそう。
そんな気にさせられる繊細な作品です。
空の向こうに広がる透明な空、
空と雲の描写が圧倒的に美しいですね。
浮き上がれヴェラシーラ。
ガバ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
新海アニメの中で一番bgmは好き。ストーリーも2000年代sf感があり好印象。ストーリーを追いすぎず秒速と同じような態度で見るのがいいかもしれない。ノスタルジーです。
ASKA さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
新海監督作品視聴は個人的に4作目です。
君の名は、言の葉の庭、星を追う子どもと視聴&レビュー済みです。
そして4作目のこの雲のむこう、約束の場所ですが、新海監督の初の長編で、2作目のSF映画だったと思います。
日本が北海道とそれ以外で分断されていて、北海道にあたる地域はエゾと呼ばれていて、そこに塔がたっている、そしてヒロキとタクヤそしてサユリという3人の男女の人間模様、そしてユニオンやそれに対抗する組織のあれこれを描いたSF作品です。91分の作品でした。
今まで見てきた新海作品では初めてのSF作品になりましたが、新海さんのSF作品は個人的に好きになりました。
またこういうSF作品を作ってほしいですね。
また、キャストも、ヒロキ役 吉岡秀隆さんとタクヤ役萩原聖人さん。
サユり役の 南里侑香さんと良かったです。
tinzei さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
今聞くと拓也の声岡田准一みたいだな。
栞織 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この作品は、2004年に上映された新海監督2作目の長編アニメーション映画です。
日本が南北に分断された、もう一つの戦後の世界。
米軍統治下の青森の少年・藤沢ヒロキと白川タクヤは、同級生の沢渡サユリに憧れていた。
彼らの瞳が見つめる先は彼女と、そしてもうひとつ。
津軽海峡を走る国境線の向こう側、ユニオン占領下の北海道に建設された、謎の巨大な「塔」。
いつか自分たちの力であの「塔」まで飛ぼうと、小型飛行機を組み立てる二人。
だが中学三年の夏、サユリは突然、東京に転校してしまう…。
言いようのない虚脱感の中で、うやむやのうちに飛行機作りも投げ出され、
ヒロキは東京の高校へ、タクヤは青森の高校へとそれぞれ別の道を歩き始める。
三年後、ヒロキは偶然、サユリがあの夏からずっと原因不明の病により、
眠り続けたままなのだということを知る。
サユリを永遠の眠りから救おうと決意し、タクヤに協力を求めるヒロキ。
そして眠り姫の目を覚まそうとする二人の騎士は、
思いもかけず「塔」とこの世界の秘密に近づいていくことになる。
「サユリを救うのか、それとも世界を救うのか」
はたして彼らは、いつかの放課後に交わした約束の場所に立つことができるのか…。
公式HPのSTORYを引用させて頂きました。
この作品のタイトルについて新海監督は以下のように述べています。
「「雲のむこう」という言葉には、登場人物たちの前向きな意志を込めています。
今ではない、ここではない、彼らが目指すその先に「約束の場所」があるというような。」
確かに、雲の向こうに約束の場所はありました。
ゴールは分かりやすかったんですが、ゴールに至るまでのプロセス…といいか、構成に少々モヤモヤ感があったのは事実です。
一番気になったのは何の前触れもなく、別の物語が走り出すような展開が何度かありましたが、この展開には正直ついていくのがやっとでした。
それに主人公やヒロインが突然出てこなくなってしまう展開も、個人的にはイマイチだったかな…
そしてキャラデザ…
主人公2人の男の子が、ちょっと蒼穹のファフナーに似てるかな…と思ったのは私だけでしょうか^^;?
はにかんだ時や、少し頬を赤らめた時の表情が似ていると思ったんですけれど…
主人公の男の子2人の声優が俳優さんだったのもちょっと…
ですがその分、南里侑香さんの演技がより光って見えたのは紛れもない事実でしょう。
透明感があって、線が細い声質は、思った以上に心に染みわたりました。
南里侑香さんがこれまでの出演された作品をググってみると…
なんとGUNSLINGER GIRLでヘンリエッタ役を演じられているではありませんか!
こんな繋がりがあったなんて…素直に嬉しいです^^;
そして物語の纏め方…
完成した作品に対して言うのも何ですが、これで良かったのでしょうか。
彼らは約束を守るため唯一無二を選択して実行した…
物語のラストで感じた思いは、もっと熱く、もっと直向きだったと思います。
それによって得られたモノも確かにあったはずです。
それなのに…掌には一体何が残ったんでしょうね。
個人的には大団円を期待していましたけれど…
上映時間90分超の作品です。
新海監督の作品なので、チェックしておいて間違いは無いと思いました。
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
視聴前 どういう
視聴後 おお
この話は北海道がユニゾンに侵略された話
ジャンルは恋愛・飛行機・中学生
新海誠作品の中で一番好きな作品です。私は当時この作品を見ていなかったのですが、秒速5センチメートルを機に見ました。
本作は物語というよりテーマを重視した作品なのかな、という印象です。序盤も中盤も終盤も基本は遅い展開です。内容もあまり濃くなく、「儚い淡い物語」と表現すればよいのですが、お世辞にも正直そうは言えません。が、現時点(2020・6)では満足できる新海誠の作品がないのでテーマがちゃんとしてる本作は一番という感じです。若干消去法感が否めませんが、とりあえず「本作が一番良かった」ということにしときましょう。
さてここまでテーマが良いと言ってきましたが、そのテーマについて述べていきたいと思います。
本作でおそらく一番出てくる単語「夢」とそれの「忘却」です。{netabare}本作のヒロインであるサユリは夢の中に閉じ込められていきます。しかし閉じ込められてもなお体には意志があります。それは今まで過ごしてきた現実の中で交わした約束にすがっているからです。その約束さえなければサユリはとっくに夢の中にすんでいたでしょう。その約束しか無いサユリはその中で出てくる主人公に頼るしかなく、そのまま異様なまでに依存してしまうわけで。そして徐々に夢の中でリンクしていきます。つまり自分も前から好きだった女の子と夢では会えなくなるのです。まぁ本人も「なんか大切なことを忘れている気がする」と夢の内容を忘れてしまっているんですがね。しかし物語が庵 進むに連れサユリを「夢」から救い出す方法がわかります。本人は得体のしれない感覚を持ちながら飛行機を完成させ、飛ばし目的地に飛ばすのですが、ものすごい喪失感を伴うわけです。
さてここで本題です。夢ときくと「寝たときに見るもの」という意味にも捉えることができますが、「私の夢」とも表現されるように「希望」や「願望」という意味も備わっています。本作は前者の方の夢にとらわれていましたが、同時に約束という希望もみていたわけです。夢から覚めるというのは希望を捨てるということになります。若干言葉遊び感がありますが、本作ではその言葉遊びを丁寧に描いたといって差し支えないでしょう。
そして見た夢というのは覚めても絶対覚えているということはありません。絶対に何かしらを忘れます。忘れては行けないこと、忘れたくないことも忘れてしまいます。本作は「「忘れる」という感覚に対し共感をもとめているやべー作品」という意見がありましたが、実際にそうだと思います。忘却という感覚自体忘却されてしまうのですから、頑張ってその感覚に共感しようとしても結局は忘れてしまうのです。無理がありますよねw
さて本当に本題です。主人公はなにかの違和感を感じ取りながらも、その約束を頼りに彼女の夢を壊し、両者にとてつもない喪失感をあたえたように、{/netabare}私達の行動には、自分と他人のリスクが伴うということを自覚しなくてはならなく、そして失うことに恐れてはいけない、ということです。まぁわかりきったおとではありますが、再認識できたかなって。
私の文章能力の低さが目立つ文章になってしまいましたねw
原作・脚本・監督・絵コンテ・演出・撮影・CGワーク・編集・色彩設計・音響監督は新海誠さん。うへぇ。過労死しそう。
キャラデザ・総作監は田澤潮さん。
劇伴は天門さん。
アニメ制作はコミックス・ウェーブさん。
作画はさながら表現や演出も本当に素晴らしかったです
主題歌は新海誠さん作詞、天門作編曲、川嶋あいさん歌唱の「きみのこえ」
総合評価 新海誠作品の中では
ふぁんた さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
空が美しく、太陽の光がとても印象的
新海監督の作品に通ずる空の表現で、
物語の表面的な派手さと奥行きの深さ
この作品はタイトルは知っていましたが、初めて観ました。
2004年、リアルタイムに観ていればまた違った感想でしょうね。
実に公開当時に観て、すごい作品が発表されたとしたり顔で布教したい作品です。
監督初期の作品なので、エンターテイメントには少し乏しく、
非常に静かで美しい作品です。
しかし、新海風味の風景や小物の美しさはすでに健在です。
この作品を見ると「君の名は」はエンターテイメント要素や、
リズムの良いコマ割りなど、何作も通して監督が円熟していったことが感じ取れます。
物語は変に登場人物が増えすぎず、しっかりとした格子を持っています。
しかし、少し起伏が乏しいというか、意外とすんなりと進んでしまいます。
全体的なプロットは面白いだけに、少し残念ですね。
この物語を今の予算と能力で仕上げたら、すごい作品になりそうです。
とにかく印象的な空と太陽の光。
新海作品に共通するモチーフ。
いつまでも平和で美しい空を仰ぎたいですね。
くろゆき* さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
既読です。 さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
きつねりす さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
はっきり言ってしまうと中だるみしても仕方ないかな・・・という分かりにくさと難しさが混在する映画だと思います。根幹はシンプルだけど、そこを何重にも覆っているものを紐解いていこうとすると一回だと難しい気が。設定の説明がくどく書かれていない分、置いてけぼりを食らうとなかなか辛い。
テイスト的には背景の美麗さや、意識の底での繋がりの描写など、今後の新海監督作品に通じるものは多くちりばめられている印象があるので、この系列が好きなのであれば見ておいて損はないと思います。ただ、「君の名は。」的なパキッとした音楽や、キャラの年相応の瑞々しい声が無いので、全体的にもっさりとした雰囲気なのは致し方ないかと・・・。けれど、人間の文明では到底及ばないような塔が立っていて・・・とか、夢と宇宙が繋がってて・・・といったSF要素には「君の名は。」以上のスケールの大きさがあって、胸躍らされます。そして「あの塔」の中を覗くまでの焦らしに何度もやられるんですね。3人で過ごす草原や、水の中に佇む古い駅舎といったモチーフもかなり好きです。
個人的にはそれほど鬱とは感じないけれど、 {netabare}色々なものを最後に巻き込んで終了、目覚めた彼女はずっと抱えていた主人公への感情を忘れてしまっている {/netabare}という点では鬱かもしれません。前向きに捉える主人公のラストのモノローグのせいで和らいでいるのかも。{netabare}ここで奇跡が起きて思い出が蘇ると大衆向けに持っていけるんだろうな・・・ここで終わりだからこそこのアニメなんだろうな・・・ {/netabare}と思いながらエンドロールを見てしまいます。
fuushin さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
響-n4 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
内容は良かったと思いますが、ちょっと意味が分からない点がちらほらとあります。
また、何がメインで造られたアニメ映画だったのかが分かりません。
それにcm等では戦闘シーンらしき所がありましたが、戦闘シーンと呼べるとは否かかと思いました。
STONE さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
鶴 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
飛行技術云々や大人は何してたの?とか突っ込むのは無粋。
こういったところを突っ込ませないほどにさらに洗練昇華したのが君の名は。だったんだろうな。
さて、今回、個人的には新海作品3作目であった。
これまでの作品に通底している
「超えることのできない距離」
今回の距離は「並行世界」「夢」だった。
後年の作品よりは主人公の絶望感逼迫感が無かったが、フレーズや音楽回しなど、随所にその粒を感じた。
特にお気に入りなのが、
「僕たちはこの暖かな時間がずっと続くと思っていた。
そしてこの世界で現実に起こってることとは関係なしになんでも出来るよう気がした」
「電車の中でのフレーズ」
ギャザード さんの感想・評価
1.4
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
褐色の猪 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
新海氏初の長編作品との事
「第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』などを抑え受賞。 」
というのが驚きです。
前半は割とよかったが後半があまりパッとしない感じ
これも「ほしのこえ」の時と同じ佐原ミズ氏のメディアミックス漫画がありますが
途中で休載になってます。
なんとなく納得
あぱぱ さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
視聴回数 5回
改めてリピート視聴しましたのでレビューします。
この作品の「もったいなさ」は91分の劇場映画で表現した点です。
たぶんTVアニメ24話構成くらいで表現できていれば、視聴者の感想が大きく変わると思える作品です。
低評価にあたるところが、「視聴者の受け止め方に任せます」と感じ取れる部分だと思っています。
それでも私はいろいろと思わせてくれるこの作品は好きです。
さすがに作画描写は最高点です。
エンディング曲も意味あって作られているところがいいです。
しかし登場人物描写が短時間で表現しきれていないので、感動的なところも希薄に感じられてしまいます。
タイトルも、これよりもっと違う題目だったら印象が変わっていたのかなと。
主人公が一途に思う気持ちは伝わってきますので、そこは好印象です。
一途で純粋な気持ちが込められている作品です。
取り巻く社会に関係なく、自分の想いを貫き通したい人向けです。
蒼い✨️ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
tyuio さんの感想・評価
4.0
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ひつまぶし さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
このアニメがどういう世界観なのか、つかむのに時間がかかった
絵はきれいだし、ヒロインはなかなかかわいい
が、いかんせん印象には残りにくいかもしれません
ワドルディ隊員 さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
はまち さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
今の日本とは違った日本が舞台の作品です。
新海誠監督ということで背景は中々綺麗ですね。
しかしあまり面白く無かったです。
まずこの作品では三人の男女が交わしたある「約束」が大きなキーとなっているのですが、率直に言ってその三人のキャラクターに興味が持てないのがこの作品がつまらなかった原因だと考えます。
私が思うに三人で何かしてる話がもう少し欲しかったように思います。
あの程度のエピソードだと彼らが何かしていても何も面白く感じません。
それともう一つ良く思わなかったのが中盤についてです。
中盤付近は場面が変わりまくって時系列がついていけなくなりました。
ただでさえ架空の世界の話なのに加えこれでは意味不明な気持ちになります。
まあ正直この辺は雰囲気で面白く見れるかもしれませんがそもそも主人公たちに興味が持てなかったので雰囲気すら味わえませんでした。
退屈な上に全体的に重い感じの物語なので、後半は(早く終わって欲しいな)と思ってました。
私が評価するのは
背景とエンディング曲ぐらいです。
Marsa さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
2004年に上映された新海監督2作目の劇場用アニメ。
私が観た新海監督作品は「君の名は。」、「言の葉の庭」、
「秒速5センチメール」、「星を追う子ども」に続き、
これが5作目。2004年と結構古い作品で、前から映像美は
すごかったのかな? というのは視聴の動機です。
卓越した映像美とそれに見事に調和された音楽は非常に
美しいものでしたが、「君の名は。」とかぶった感を
感じたかな。それでも2004年でこれはすごいなと驚く
ばかりでした。
しかし作品としてストーリーはちょっと。。。
設定は面白いかなと思ったんですけど。。。
らしいと言えばらしいのですが。。。
(酷評になるので隠します。)
{netabare}
•以前から人と人との関わりの動機が希薄、ここでは
主人公が一途な性格とは言え、東京に逃げる事までするかな?
そこまでするだけの動機、その描写がない。
•ヒロインが主人公に惹かれる理由も、いつから惹かれていった
のか、これも理由と描写がない。
•日本が南北分断され、敵国の統治下である北海道の塔に、
敵国と緊張状態の中、飛行機で塔まで飛びたいってどんな心理?
•ヒロインが突然いなくなって、飛行機を作らなくなるって
親友との友情はどうなるの? さらに塔が見えなくなる東京の
高校に入学、つまりは逃げるって。。。なのに、彼女が
引いていたバイオリンを買って、引きあ始めるとか。。。
(この時点ではヒロインと夢でそれほど繋がってないと
思うのですが)
•何故、親友は主人公に銃口を向けた?そこまでの事を主人公は
したのでしょうか?
•岡部が主人公が飛行機で眠ったヒロインを乗せて塔に向かう事
を許した理由が、岡部の過去の経緯(写真が関係、写っていた
女性は妻?)と外殻弾を打つだけでは動機が薄い。
•最後にヒロインを塔まで連れていけば目覚めて、塔周囲の
位相空間が拡大するのが分かってて、塔に行って、北海道
ほぼ全域が壊滅。なんて事をすのでしょうかw
と、私にとってはストーリーに?がかなり出ました。
{/netabare}
と、言うことで、この作品においてストーリーは、映像と音楽を
際立たせることと、内容を曖昧にしといて上映後、物議を醸し出させる
為のデバイスと言った印象で、ストーリーを楽しみたい系の私には
残念感満載という結果となりました。
しかし、この手法が悪いかと言えば、そうでもないのかもしれない
かな。
自信のある映像とそれに調和のとれた音楽を
際立たせるに、当時では正解だったかもしれませんし、商業的に
物議を醸し出させることは成功とも言えなくもないかな。
総じて、私には合わなかった作品で、ストーリー重視の方には
おススメできませんが、「君の名は。」よりもゆったりとした
落ち着いた音楽とそれにマッチした映像美を楽しみたい方には
おススメです。
cbr さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
話がゆっくりと進みます。最近のテンポの速い作品に慣れてると
退屈かもしれないけど、絵がきれいで癒されます。
この作品で描かれている場所を知っているので結構感動しました。
気持ちがせかせかしていない時にぜひ・・・
雀犬 さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2004年公開 新海誠監督初の長編作品。初の商業作品でもあります。
内容は前作「ほしのこえ」に続きセカイ系。
このアニメの特徴は…圧倒的な眠さ(笑)
―開始10分経過
やわらかな光の加減と色使いが心地よい。
初期の作品でもやはり新海作品の風景描画は素晴らしい。
ウトウト、いやうっとりするような風景です。
――開始15分経過
主人公の浩紀(CV.吉岡秀隆)と親友の拓也(CV.萩原聖人)の声は中学生時代から低い。
浩紀の方は滑舌があまり良くなくて若干眠気を誘う。
―――開始20分経過
落ち着いた雰囲気のBGM、それに加えてヴァイオリンの甘美な音色が副交感神経を刺激する。
この辺からかなり眠くなってくる。
――――開始25分経過
ここで時間が飛び、研究施設に舞台が移る。
「平行世界」「平行宇宙」「分岐宇宙」「位相変換」等々よく分からない単語が飛び交う。
頭で理解が追いつかない。弱ったところを眠気が襲い掛かる。
――――開始40分経過
主人公がモノローグでつぶやくように語り始める。
もう・・だめだ・・・
―――――開始1時間経過
Zzzz...Zzzzzzzz.....
――――――開始1時間20分経過
飛行機の音で目を覚ます。
「やべっ寝落ちしてた!おお、空を飛んでる。ついにやったんだなお前たち!!あれ、終わり?」
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{netabare}
このアニメは「君の名は」などを観て新海監督のファンになった人向けですね。
うっとりするような映像美は本作からすでに備わっています。
空、雲、電車、雨、猫などなど、あちこちで見つかる「新海印」を探すのも楽しいかと。
基本的に映像と音楽の一体感、そして雰囲気を味わう作品かなと思います。
ストーリーについては…個人的な意見ですが、
映像とストーリーの一体感が出るのは「言の葉の庭」以降でしょうか。
SF設定が舞台を整えるための道具になっていて、
それ自体が楽しめるものになってないように感じられます。
それでも、本作は新海さんが表現したいものがダイレクトに味わえる作品です。
冒頭で社会人になった浩紀が、故郷へと向かいます。
電車のシートで向かいあって話す中学生の男女を遠目で見る彼は一人です。
約束の場所だった廃駅には草原と青空が広がり、平和を感じさせます。
そこで彼は幼い佐由理の幻を見る。なぜ彼の隣に佐由理は居ないのか。
中学生のとき憧れだった塔は、禍々しい兵器であり、
中学生のとき憧れだった女の子は、目覚めたとき夢の中の記憶を失い恋人にはならなかった。
人の夢の、儚さ。
この喪失感が新海さんの作品世界を作り出す源泉なのだと思います。
ただ、こういったセンチメンタリズムは大人の男性以外には
あまり受け入れられないものですから、より多くの人に共感してもらうため
「君の名は。」で一度手離してしまったようにも見えます。
最近のインタビューで「もう一度王道のエンタメを作って自分を試したい」
と仰っていた記憶がありますがはてさて次作は。
「秒速5センチメートル」はちょっと苦手だけど、この作品は好きですね。
{/netabare}
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日本が津軽海峡を挟んで南北に分割占領された、別の戦後の世界が舞台。
1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」(えぞ)と名前を変えていた。ユニオンは蝦夷に天高くそびえ立つ、謎の「ユニオンの塔」と呼ばれる塔を建設し、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらしていた。
青森に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は、津軽海峡の向こうにそびえ立つ塔にあこがれ、「ヴェラシーラ(白い翼の意)」と名づけた真っ白な飛行機を自力で組立て、いつかそれに乗って塔まで飛ぶことを夢見ていた。また2人は同級生の沢渡佐由理に恋心を抱いており、飛行機作りに興味を持った彼女にヴェラシーラを見せ、いつの日にか自分たちの作った飛行機で、佐由理を塔まで連れて行くことを約束する。
しかし、突然佐由理は何の連絡も無いまま2人の前から姿を消してしまう。(アニメ映画『雲のむこう、約束の場所』のwikipedia・公式サイト等参照)
吉岡秀隆、萩原聖人、南里侑香、石塚運昇、井上和彦、水野理紗
原作:新海誠、 監督:新海誠、脚本:新海誠、キャラクターデザイン・総作画監督:田澤潮、美術:丹治匠/新海誠、音楽:天門、ラインプロデューサー:伊藤耕一郎、広報:遠田尚美、プロジェクト管理人:川口典孝
ジャンル:OVA
放送時期:1999年10月1日
都会で一人暮らしをする彼女と、偶然彼女に拾われた一匹の猫の物語。ある日、彼女の留守電に彼からのメッセージが入る。 『彼女と彼女の猫 -Their standing points-』は、新海が日本ファルコムに勤めながら作った作品であり、完全に個人で制作された5分弱のモノクロアニメーション作品である。生...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年秋アニメ
『猫の集会』(ねこのしゅうかい)は、新海誠が2007年にNHKのアニクリ15用に制作したショートアニメーション作品である。音楽は過去の作品同様に天門が作曲した。4人家族に飼われている猫のチョビ。人間たちの無神経な振る舞いに苛立ちを募らせていたチョビは・・・(約1分)
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2016年8月26日
新海誠監督による長編アニメーション。 千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。 山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。 町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。 小さく狭い街で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会へのあこがれを...
ジャンル:OVA
放送時期:2002年2月2日
『ほしのこえ -The voices of a distant star-』 は、新海誠 監督 が制作し2002年に公開されたアニメーション映画。 2039年、人類の調査隊は火星のタルシス台地で異文明の遺跡を発見したが、突然現れた異生命体によって全滅させられてしまう。その異生命体はタルシアンと名づけられ、その脅威に対...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2011年5月7日
ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。誰かの心がそのまま音になったような唄を、忘れられずにいた少女アスナに訪れたひとつの出会い。お気に入りの高台に向かう途中、異様なケモノに襲われたアスナはシュンという少年に助けられる。アガルタという遠い場所から、どうしても会...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2014年2月25日
塾もない離島から大学進学をめざす女子高生の海帆(みほ)とアルバイトをしながら受験勉強にはげむ都内在住の男子高生、翔太。 「Z会の通信教育」を通して、知らない間に人生が交差していく2人の物語。 ――「クロスロード」は15秒/30秒のCMとしてテレビで放送。120秒のフルバージョンをweb限定で...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年7月19日
「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2022年11月11日
九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、 「扉を探してるんだ」という旅の青年に出会う。 彼の後を追うすずめが山中の廃墟で見つけたのは、 まるで、そこだけが崩壊から取り残されたようにぽつんとたたずむ、 古ぼけた扉。 なにかに引き寄せられるように、すずめは扉に手を伸ば...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2013年5月31日
靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチを描いている。そこで出会った、謎めいた年上の女性・ユキノ。やがて二人は約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、心を通わせていくが、梅雨は明けようとしていた…。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年冬アニメ
ある夏の一番暑い日、彼女と、彼女の飼い猫である"僕"の暮らしが始まった。彼女は通っている短大の卒業を控え、就職活動に追われる毎日を送っている。いつも頑張っている彼女にとって、"僕"と過ごす時間は、互いにひと時の安らぎを感じられる、とても大切なものだった。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年秋アニメ
黒崎一護は霊が見える以外は普通の高校生であった。死神朽木ルキアと出会うまでは…。 最初は死神の存在を信じなかった一護だが、人の魂を喰らう化け物、虚(ホロウ)が襲ってくる。家族を助けるために虚に立ち向かう一護。絶望的状況の中、一護はルキアから死神の力を貰い、死神となって虚(ホロウ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年秋アニメ
主人公本田吾郎の夢は、おとさん・本田茂治のようなプロ野球選手になること。茂治は横浜マリンスターズ(アニメでは横浜ブルーオーシャンズ)の一軍半のピッチャーだったが、怪我に泣かされ思うような活躍が出来ず引退を考えていた。茂治を信じる吾郎のためチームメイト茂野の助言もあり打者に転向...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年秋アニメ
自称・平凡な小学3年生の高町なのは。ある日、異世界ミッドチルダからやってきた言葉を話すフェレット、ユーノ・スクライアが負傷し倒れているところを見つけ、保護する。 彼がこの世界に来た理由。それは彼が発掘したロストロギア(異世界に存在した高度な魔法技術の遺産)「ジュエルシード」が散...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年秋アニメ
引きこもりの日々を過ごす少年・桜田ジュン。彼はネット通販で買った商品を、期限ギリギリでクーリングオフしてスリルを楽しむという、鬱屈した性格の少年であった。 ある日、彼は怪しげなダイレクトメールを受け取る。そこに書かれた、「まきますか まきませんか」との問いに、軽い気持ちで応えて...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2004年11月20日
魔法と科学が同時に存在する時代。町の小さな帽子屋で働くソフィーは、自分に自信が持てない内気な18歳。彼女の住む王国では戦争が起きているが、それも遠い世界の話でしかない。しかし、町はずれの荒野に住む荒地の魔女の意地悪により呪いをかけられ、90歳の老婆の姿に変えられてしまう。家を出て...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年秋アニメ
パリの青年貴族・アルベールは退屈な日常に飽き、刺激を求めて、親友のフランツとともに、カーニバルで賑う月面都市・ルナを訪れていた。 そのころ、ルナの社交界では東方宇宙からやって来た謎の紳士、モンテ・クリスト伯爵の話題でもちきりだった。オペラ座でモンテ・クリスト伯爵の姿を見たアル...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年秋アニメ
舞台は前作『機動戦士ガンダムSEED』での第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦(コズミック・イラ71年)から2年後。 プラント最高評議会議長 ギルバート・デュランダルとの非公式会見の為、新造艦ミネルバの進水式の準備が進むアーモリーワンを訪れたカガリとアスラン。 だがその最中、ザフト軍が開発した...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2004年11月20日
日本が津軽海峡を挟んで南北に分割占領された、別の戦後の世界が舞台。 1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」(えぞ)と名前を変えていた。ユニオンは蝦夷に天高くそびえ立つ、謎の「ユニオンの塔」と呼ばれる塔を建設し、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらして...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年秋アニメ
南の島で両親と暮らす11歳の少年・トーマは、ある日島の遺跡で一人の少女と出会う。少女の名前はヘルガ。無口で、どことも知れぬ場所の絵を描いては、そこに行きたいと言う不思議な少女。トーマは、ヘルガを慕う少年・チットと共に、ヘルガを“行きたい場所”へ連れていこうとする。 何十年かおきに...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年秋アニメ
西暦200X年の6月。日米新ガイドラインの下で海上自衛隊の自衛艦隊が海外派遣でエクアドルへ向かう途中、その中の最新鋭イージス艦みらいがミッドウェー沖合で突如嵐に巻き込まれ落雷を受ける。 その直後からレーダーからの僚艦喪失や故障していないにも関わらず衛星通信が不能になったり、雪が降る...