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東京ゴッドファーザーズの感想・評価はどうでしたか?
fuzzy さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ねるる さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:----
今敏監督作品。2003年劇場公開。上映時間92分。
~あらすじ~
東京の新宿に暮らす3人のホームレスは、クリスマスの夜にゴミ捨て場で赤ちゃんを拾う。3人が"清子"と名付けた赤ちゃんの親を探すために、東京を駆け巡るお話。
92分間ずっと面白い作品でした。
赤ちゃんの清子を巡って色んな人が絡み合った、テンポのいい群像劇。
現代社会の抱える問題。ホームレス、ヤクザ、不法滞在者、ホームレス狩りなど。暗くて闇深いテーマの中だけど、暗さはさほど感じずテンポよくコメディ感もありつつで物語が進んでいきます。
話に重みも深みもある中で、主要キャラ3人がなんだかんだ文句言いつつ一生懸命に清子のために、汗だく血だらけボロボロになりながら、走り回る姿が清々しくてとっても感動した。
走り回る中で、自ずと3人が逃げていた過去と向き合っていく事になる展開もとっても良かった。誰かのために頑張るって事は、自分のためにもなるって伝わってきてなんだか優しい気持ちにもなれる作品でした。素晴らしかった。
誰も優秀な人間はいなくて、全然完璧じゃないキャラクターばかり出てくるけど、その中でも一生懸命にがむしゃらに生きている姿に力強さ感じたし、この作品のキャラクターをとっても愛せました。汚くて弱い、けどしぶといっていう人間らしさが滲み出てて凄く良かった。
ベートヴェンの第9歓喜の歌を元にしてるED曲も良かった。歌詞がどうしようもないんだけど、アレンジされた第9の明るくゆるい曲調がこの作品を象徴するようで少し笑えるのが良い。
この作品は見てないと大損です。確実に見た方が良いです。超面白い。
絵面は決して綺麗じゃないけど、ハラハラ感有り笑いあり感動ありで、見終わったあとどこか清々しい気持ちになれる作品です。
たくさんの人オススメしたい作品となりました。
やまげん さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今敏作品で見たことがあるのはパプリカだけ。
パプリカは、映像は良かったもののストーリーがあまり良くないと感じたので、本作品も同じような感じで映像偏重なのかなと思っていたら、全然違った。
本作品は、「そんな偶然ある?」と思うような偶然が連続するドタバタコメディ作品。
{netabare}赤ちゃんを通じて3人の絆が深まる、わけではなく、赤ちゃんとの出会いを通じて3人がそれぞれの過去と向き合うといった感じ。赤ちゃんが、探してた女性の子ではなかったという展開はちょっと予想外 {/netabare}
声優については、ギン、ハナの演技はよかったが、ミユキの演技はイマイチ。プロの声優を使って欲しかった。
haruto さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
publica さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ato00 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
東京を舞台としたドタバタ社会派コメディーといった所か。
クリスマスにホームレスが赤ちゃんを拾ってテンヤワンヤってストーリーです。
そもそも、赤ちゃんを拾って警察に届けない時点でやばい。
まあ、ホームレスだからってことなんでしょうけど。
2000年代初めの作品だから絵柄が古い。
萌えとかは無縁の世界です。
それに、背景が暗い。
夜が主なので仕方がないのですが、東京が雪国って別の世界線でしょう。
登場人物は、訳アリのおっさん&おかま、それに家出女子高生。
どいつもこいつも訳が分からない程癖が強いです。
そいつらがテンポ良くののしり合っているから、面白くない訳がない。
唖然とするほどコメディってます。
緩急のあるストーリーに目が離せない。
ドタバタアクション劇は魅せてくる。
納得の結末に感心する。
悪くはない作品ですが、自分好みじゃねえ!ってアニメです。
ソース さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:----
pikotan さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
3人のホームレスがゴミ捨て場で拾った赤ん坊の親を探す過程で、様々な出来事に巻き込まれる物語。
視聴前は何となく暗く悲しい物語を想像していましたが、私の予想とは反対にコミカルでそして素敵な物語でした。
クリスマスの夜から始まる数々の奇跡に感動し、最後まで一瞬も退屈することなく楽しめました。
主要キャラである、ギン、ハナ、ミユキはプロ声優ではありませんが、キャラにハマっていました。
私はこの手の作品でCVにタレントを起用するのは反対派ですが、本作の3人は良かったと思います。
それにしても今監督の発想力や目の付け所は、やはり非凡ですね。
もっと長生きして優れた作品をたくさん作って欲しかったです。
shino さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
今敏監督作品、制作マッドハウス。
希望を1枚、カードで支払い、
海外から溜息を取り寄せた。
これはなかなかの上物である。
やがて部屋中が憂鬱で一杯になった。
感覚を麻痺させて生きよう。
出来るだけ静かに目立たぬように生きよう。
{netabare}クリスマスに赤ん坊を拾った。
赤ん坊はなぜ力一杯泣くのだろう!?{/netabare}
それはきっと生きる為の放熱だ。
今敏監督が描きたかったのは、
その放熱そのものかも知れない。
誰もが傷を抱えて生きている、
弱さを抱えて震えながらも前へ前へと。
少し換気をしよう、憂鬱で一杯だ。
ストレスを抱えたたくさんの現代人に、
素敵なクリスマスプレゼントなのだろう。
コミカルでハートフルな聖夜の奇跡、
これは雪降る夜の、奇跡の物語なのだ。
ちあき さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『妄想代理人』『パプリカ』『パーフェクトブルー』など、独特なアニメ映画を手がける今敏氏の監督作品にしては、割と見やすい部類に入ると思います。
この監督の作品はなかなか理解するのに苦労するというか、実際に理解できているかわかりませんが、本作についてはかなり素直に観れたように思います。
二足歩行したくない さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
今敏監督のアニメ映画としては3作目にあたる作品。
主人公は3人のホームレスで、三人三様の事情があってホームレスをやっています。
あるクリスマスの晩にゴミ捨て場にクリスマスプレゼントを探しにでかけた三人は、そこで赤ん坊を拾うというストーリーです。
赤ん坊を拾ったホームレスは、まずは警察に届けるようと考えるのですが、3人の内の1人、オカマのハナは、赤ん坊を神様からの贈り物と考え、育てようと考えます。
ただでさえ逸れものなのにそんなことをしたらまずいことになると思ったホームレスたちは、赤ん坊の親を探して親元に返そうと画策します。
本作より前に作られた2作 (PERFECT BLUE、千年女優) と、後に作られた"パプリカ"は全て、夢と現が交錯し合い、現実か妄想か今見ている場面がどちらかわからなくなるような演出があります。
本作は今作品にしては珍しく、そういった演出はなく、ストーリーは時系列で、赤ん坊を巡ったハプニング劇となっています。
登場人物が多く、また、全員がキーパーソンと言える構成です。
テンポが良く、次から次へと忙しく場面が変遷し、ホームレスたちはスクリーンを所狭しと駆け回ります。
基本的に登場人物は、ホームレス、オカマ、ヤクザ、警察、赤ん坊を捨てたワケアリの夫婦、と、不穏な人々で、"ゴッドファーザー"なんていうタイトルも相まって鉄火でダークな作品と思いきや、コミカルなドタバタコメディな分でした。
今敏監督作品だということもあって身構えて視聴し始めましたが、観る前と観た後では印象は全く異なりました。
難解な部分のない、ライトに楽しめる作品です。
ホームレスたちと赤ん坊の経緯、彼ら4人の変えるべき場所がキレイに伏線回収されます。
なお、作中なんどもクリスマスの奇跡というワードが出るくらいご都合主義と感じるシーンが多いです。
私自身、物語のご都合主義的展開は好物なのですが、本作のそれは展開を良くすることで物語のテンポも良くなっていて、作品としてあるべきご都合主義だと感じました。
緊急自体に直面して、思わず目を覆う展開から、次の瞬間奇跡的な事が起きてとりあえず一難去るけど、一難去ってすぐまた一難と、トントンと進むスピード感が心地よい作品だと思います。
真夏に観てしまいましたが、クリスマスの奇跡が詰まった、ある意味で夢と魔法の込められた作品だと思います。
クリスマスの夜に観たい一作です。
まつまつ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
蒼い✨️ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
三毛猫メリー さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2021.1.2 視聴完了。
3人のホームレスがゴミの中から
赤ちゃんを拾ったことから始まる物語。
夜間の描写が多く全体的に暗めのタッチで
内容は深刻そうでも、ちょっと笑えるような不思議な感覚。
ドタバタの甲斐あって、上手く収束しました。
ナッシュ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
偶然捨てられた赤ん坊を拾います。
これはその捨てられた赤ん坊の親を探す偶然の物語です。
捨て子は偶然な事に親を探すのに最適な候補者に拾われ、その人達が数々の偶然の上に親を見つけるのです。
拾った人達も赤ん坊を拾ってから数々の問題を偶然解決していき、なぜか心があったまる話になるのです。偶然は怖いですね。
この物語は偶然の上に成り上がっている物語です。
それゆえにこれは偶然の物語であって赤ん坊のおかげではないのです。
ですよね?
きつねりす さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ぺー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
劇場版オリジナル
それは年の暮れのこの物語と同様に全くの偶然でした。
・・・ともったいぶる必要はなく、年末に録り溜めてたものを観忘れていたのを思い出してついぞ最近観ましたというやつです。
私にとっての初“今敏”監督作品になります。
タイトルだけは記憶にあって、とはいえ氏の作品とは知らずにOPクレジットを見て気づいたくらい。
その氏についても早世したアニメ監督らしい、程度のニワカ全開、先入観なし状態で鑑賞突入です。
絵は独特。このタッチはけっこう好き。
ん?劇伴がたまに邪魔してセリフが聞き取りづらい。
声は職業声優さんではないのね。劇場版あるあるなのでそのへんはスルーしよう。
≪クリスマスの奇跡≫タイプの作品、と使い古されたモチーフながら、主人公がホームレスの三人という面白い組み合わせ。
ひょんなことから捨てられてた赤ん坊を拾った三人が、赤ん坊の親を探しにいく道中で、ハプニングが起こりすったもんだしながら、自身の過去にも向き合い、最後は≪クリスマスの奇跡≫タイプらしい、ちょっと心温まる終幕を迎えた良作でした。
おそらく監督も狙ってたのかもしれません。
多少のご都合主義は“クリスマスだしね”で私の場合納得しました。基本、ちょろいんです。
それで手に入れたのがテンポの良さ。92分あっという間です。すったもんだは一つや二つではありませんでしたが、ありえない都合の良さで見事に収束していきます。エンタメはこれくらいでいい。
そしてテンポの良さと相性がいいであろうドタバタコメディやアクションムービーといった方向にあまり舵を切らなかったのがこの監督のすごいところなのかもしれません。
ホームレス三人の主役たち。ギン(CV江守徹)、ハナ(CV梅垣義明)、ミユキ(CV岡本綾)の過去を掘り下げます。赤ん坊という家族の幸せの象徴みたいな存在を媒介にして、宿無しに身をやつした経緯とそれぞれの家族への思いが明かされていく中盤以降がなんとも心に沁みるのです。
本作とそれほど変わらない時期に公開されてる実写映画『ホテルビーナス』とも共鳴するような
{netabare}“社会の底辺から愛を叫ぶ”{/netabare}
心の繋がりを描いた物語でした。社会の繋がりの最小単位である“家族っていいよね”が根っこにあるので、クリスマス映画としての評価が高いのも頷けます。
{netabare}それぞれ三人に帰ることのできる場所を用意してあげたのもクリスマスらしくて良いですね。{/netabare}
なによりそれぞれの家族がいるのと同じいやそれ以上に、このギン、ハナ、ミユキの三人もひとつの家族でした。っていう家族愛をちょっと斜めから捉えた視点もけっこうお気に入り。
社会の最底辺から社会の最小単位を見つめた本作。
監督の他の作品にも興味をそそられますし、テーマや絵柄、そして先述のテンポの良さとクリスマスムービー的な立ち位置を鑑みると、非ヲタ一般人の敷居も低そうな作品です。
■この声あてなら不問
・その1 ハナちゃん
梅ちゃんの起用は卑怯。そのまんまですやん。
{netabare}「ろくでなし」熱唱。いつ鼻からピーナッツ飛ばすかワクワクしてたぞ!{/netabare}
・その2 ミユキ
岡本綾さんがキャスト名に出てきてビックリ。
当時めっちゃ好きでした。活動期間短かったのも「あの時期の人!」って感じがして懐かしさを誘う。
■日本のホームレス
諸外国と比較し恵まれてます。残飯にはありつけるしダンボールハウスを敷設できる材料や場所に事欠かず、共○党に頼めば党にほぼピンハネされますが生活保護にもありつけます。
ガチで底辺ではあるものの日本社会は優しいし、働けとは思いますが、それはそれでいいと思ってます。海外はそうはいきません。まぁ悲惨の一言です。
また、そういう環境からなのか文化の土壌の違いからなのか、私は後者の影響が強いと思うのですが、日本のホームレスは“良心”が残ってるほうでしょう。
この物語はホームレスが人として大事なものを失ってないよね、が土台となってる話になるので、そもそもその設定を受け入れられる背景がなければ成立しなかったんじゃないかなあ、と感じます。
----
2019.08.03追記
視聴時期:2019年2月初頭
その後、今監督の作品を3作立て続けに観てどれも面白かったです。
そんな素敵な出会いのきっかけを与えてくれたのが本作でした。
ご都合主義なところはクリスマスが免罪符ってことで良いと思います。
今度は12月に観ることにしようかしら(^^)
2019.02.10 初稿
2019.08.03 追記
washin さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
人々がクリスマスに求めていることはなんでしょう。サスペンスですか?それとも伝記ですか?違いますよね。そう圧倒的いい話。つまりハッピーエンドです。ここをしっかり確認してからじゃないと、期待とは違う料理が出てきてしまいます。
ご都合主義といえば聞こえが悪いですが、まあいい話という感じです。クリスマスを彩るのにとてもよい映画だと思いました。クリスマスの何とも言えない幸せが世界に満ちている感覚をひねらず、毒を盛らずに描いています。
所々で今敏監督らしさを感じることができますが、基本的には普通の映画という印象。癖がないので4作品のなかで一番人に勧めやすい作品でしょう。
lele さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
聖夜に赤ん坊を拾った3人のホームレスの話。
良い意味でご都合主義というか、テンポ良く話が転がっていってとてもおもしろかった。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今敏の視点は相変わらず鋭い。
西洋の画家(ヨーロッパ)の人生のほとんどは悲惨なものであり、孤独死することが多い。貧乏で病気がちで身よりもいなく、恋人や友人には裏切られ、精神のどん底にいる人間が多い。ゴッホやムンクなどのポストモダンに位置する表現主義や印象派の画家は当時にあっては誰も見向きもしなかった。
そういった人の孤独や寂しさを表現する今敏の作品は正統派なアートの世界であり、明るく楽しいものではなく、暗く陰鬱で現代病理から離れない視点がヨーロッパやアートの世界で受け入れられた理由でもあるだろう。
恋人や友人に恵まれて、恋も仕事もうまくいっている人には関係のない話かもしれないが、誰からも相手にされず、恵まれなくても一生懸命生きた人生もまた、人間の奥深さなんだと思う。
ワドルディ隊員 さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
oneandonly さんの感想・評価
3.9
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
世界観:5
ストーリー:9
リアリティ:5
キャラクター:7
情感:6
合計:32
東京・新宿。元競輪選手のギンちゃん、元ドラッグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキのホームレス3人は、町の片隅で威勢よく生きていた。そんな彼らはクリスマスの夜、ゴミ置き場の中からひとりの赤ん坊を見つける。ギンちゃんは、すぐに警察に届けるべきだと主張するが、ずっと赤ん坊を欲しがっていたハナちゃんは、勝手に“清子”と命名して大はしゃぎ。結局、ハナちゃんに押し切られる形で3人は自分たちで清子の親探しをすることに。手掛かりはスナックの名刺と数枚の写真だけ。それでも3人は希望を抱いて奔走するのだが…。
(allcinema ONLINEより)
amazonプライムにあるのを見つけたので、どこかのおすすめアニメ記事に紹介されていたのを思い出して視聴しました。
本作は2003年に公開。近年の美麗な作画に慣れているので、キャラデザを含めて世界観への加点はなしです。{netabare}ホームレスが主人公なので、電車で移動する際の、周囲の反応が非常に臭いがきついことを示していたので、そこはリアルなんですが、その後のタクシー乗車や発砲者の家、病院などでの話し相手の反応にリアリティを感じられないという、少しもったいないことになっていました。常に彼らから臭いを感じるのは凄いリアルでもあるんですけどね。
リアリティは先の臭いの問題のほか、最後の飛び降りからの着地が若干優しい演出だと思ったくらいでしょうか。こんなに関係者が次々と奇跡のようにつながっていくのはあり得ないんですが、それを言うのは野暮。
一方、ストーリーは秀逸。捨てられていた赤ん坊の親探しから、主人公たち3人のホームレスになった経緯や人間関係を描きつつ、親や子供との再会、発端となる事件の解決へとつなげていく。{/netabare}
終盤はアクションとしてもしっかり動きがありますし、緊迫する場面もあります。約90分という時間の制約がありながら、隙のない話の組み立てで構成されています。この点は本作をすすめる人の気持ちを理解できたところです。
映画の尺で気軽に楽しみたい方向け。全体評価としては良作水準である4.0にぎりぎり届かなかったですが、一般の大人も楽しめる作品だと思います。
余談ながら、赤ちゃんをホームレス3人で育てるのは無理です。泣きわめくのはもちろん、ミルクをあげられなければお腹が満たされず延々と泣くでしょうし(アニメのように都合よく泣き止んでくれませんし、夜中も泣きますし、泣き声は鼓膜に響きます)、排せつの処理にも大量の紙おむつが必要です。授乳ができない状況では、寝かしつけるために数時間抱っこをしなければならなくなります。(死ななかったとしても、泣き声に気付いた警察官から職質されるのがオチです)
(参考評価推移:3.9)
(2018.3視聴)
lumy さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
いつか見ようと思っていた今敏監督作品。
4作品の内、どれから見ようかと考えていたのですが、
シリアスな気分ではなかったので、
一番見やすいと噂の本作を選びました。
同監督の勝手なイメージは、社会をアニメーションという
幅広い表現媒体で風刺し、視聴者に一石を投じることで
考えさせることを得意とするのかなと思っていました。
その初見はあながち間違ってはいなかったですが、
本作の設定はそれ以上にぶっ飛んでいて、
考える暇をくれませんでしたw
自分が知らない世界をたくさん見せてくれますが、
そこに「かわいそう」といった感情はなく、
「人生いろいろ、生きてりゃ良いことあるさ」
という一貫したテーマが、視聴者に爽快感を与えて
くれますね。
古い作品ではありますが、今なお色あせないクオリティを
誇っていますので、未視聴の方はぜひ。
残り3作品は、気合いを入れて見る必要がありますかね・・・
ヲリノコトリ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
【あらすじ】
ホームレスの凸凹三人組が、ゴミ捨て場で拾った赤ちゃんの親を探して西へ東へ。街はまさにクリスマスイブを迎えようとしていた……。今敏監督作。
【成分表】
笑い★★★★☆ ゆる★☆☆☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★★★☆
頭脳☆☆☆☆☆ 深い★☆☆☆☆
【ジャンル】
群像劇、ハートウォーミング、コメディ、ホームレス
【こういう人におすすめ】
家族で良作アニメが見たいときとか。一緒に見たら仲良くなれそう。あとクリスマス暇な人。
【あにこれ評価(おおよそ)】
76.3点。好評。
【個人的評価】
超好き。
『自分のお気に入り』『おすすめしたい作品』
【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
「聖夜の奇跡」がテーマのハートウォーミングコメディなアニメ映画です!
クリスマスイブに暇な人も、このアニメを見ればそこら辺のリア充よりも有意義な夜を過ごせること間違いなし!どうやら元となった古いアメリカ映画があるらしく、アニメ作品というよりは映画作品としての素晴らしさが際立ちます。スタイリッシュな今敏監督が笑いを取りに行った結果、泥臭いのにどこか上品さを感じる唯一無二の作品になっています。
メインはホームレスの3人なんですが、いろいろな人と出会ったりすれ違ったりまたばったり会ったりで、いわば群像劇に近いです。
ヒロイン(?)のミユキが全然かわいくない。そこが最高!
こういう一昔前のアニメの作画好きですね。ビルの書き込み具合とか。
{/netabare}
葵ジュニRSS さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
クリスマスの当日に、どうせならなにか関連した作品を見ようと選び視聴。
ホームレス3人で赤ちゃんをこれからどうしていくのかという先が読めない序盤から、なんとか赤ちゃんを返してやろうと3人が四苦八苦する。その過程でいろんな過去が出てきて、思いがけない出会いや、意外な人との再開など偶然が重なっていき、最後まで驚きの連続。赤さんの導きなのか、3人が普通にすごしていたらまったくおこらなかってあろう奇跡。幸せの連鎖に心がハッピーになる。
欲を言えばもう少し後日談が見たかった。あの親子の再開とか、ギンさんのギャンブル運の未来とか気になる。
ノリノリメガネ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
年の瀬といったらこの作品。
{netabare}
今敏監督作にしてはかなりマイルドで一般受けしやすい作品になっている。
しかもすさまじいクオリティ。作画、脚本、演出、どれをとっても素晴らしい。
ホームレスのおっさん、家出娘、オカマのデコボコ三人組がクリスマスにゴミ捨て場で赤ん坊を拾い、親捜しに奔走する話。
親捜しの道中で3人がそれぞれ抱えていた心のつっかえも昇華されていくのも楽しい。
ちょいとご都合主義な展開が続くのだけど、テンポも良いし、起承転結もしっかりしている。
ラストのチェイスシーンからの説得シーンは泣けるし、朝日が差し込むところは芸術的と言っても過言ではなかった。
キャラクターの細やかな表情や動作が表現されててナイスだし、セリフもセンスが良い。全体的なカメラワークや背景美術の美しさもピカイチ。
エンディングの第九までもがハイセンス。
毎年暮れには東京ゴッドファーザーズを見て、家族愛に思いを馳せてみるのも良いのではないだろうか。
子ども欲しいなぁ。
「子どもを捨てる事情なんてこの世にあっちゃいけないわ」byハナ
{/netabare}
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
本作の元となった年末ファミリー向け西部劇『三人の名付親』(1948年・米)は鑑賞済。
埃っぽいホワイトクリスマスの夜。新宿でホームレスやってるおっさん&オカマ、家出少女が
ゴミ捨て場で赤ん坊を拾ったことで、
胸にしまい込んでいた家族や友人との思い出や絆が蘇って来るハートフルストーリー……。
……に、持って行きたい所ですが、一筋縄ではいかないのが、
鬼才・今敏監督が描く現代の魔都・東京の世知辛さw
元ネタ西部劇にて、拾った赤子と共に、荒野のへっぽこアウトロー三人組を導いた聖書や唯一神。
偉大なる主も今敏ワールドの日本においては、
無宗教のホームレスが教会のクリスマス慈善配食にありつく前に聞かざるを得ない、
退屈な神父の長話、説教として、早々にキックされますw
では、せめて子は宝とするこの国の伝統的価値観にすがりたい所ですが、
福音のごとき赤ん坊の泣き声すらも騒音とみなす、この国の首都は難攻不落。
さらに時に底辺を見下して、少数者を虐げて安心する、荒んだ現代人の視線が突き刺さる……。
師走の東京。風は刺さるように冷たいですw
天使のような赤ん坊の笑顔に触れても固く閉ざされた三人の胸襟は容易に開かれません。
{netabare}赤子と過ごすピュアゾーンに入って尚、
おっさんから虚言や虚勢が飛び出すのには呆れます(笑){/netabare}
懺悔すらも素直にできやしない。現代日本人の闇は深いです(苦笑)
ですが、誰もがそんなに簡単にクリスマスの賛美歌みたいに清らかにはなれないし、
アクション俳優みたいに華麗な立ち回りができるわけでもない。
こうした現代人の心象を率直にスクリーンに展開することで、
クセは強いながらも、多くの凡人に寄り添うことができる物語が実現。
何よりシリアスな描写が多い監督の作品では珍しく、笑えるネタも多いのが嬉しいです。
例えば、{netabare}ホームレス狩りの少年たちに集団暴行され、
路上で傷つき行き倒れそうになったおっさんの元に
現れた天使のコスプレしたニューハーフに
「私の魔法と救急車どっちが好き?」
と問われて「救急車」と即答するネタなどがイチイチ私の鳩尾に食い込みますw{/netabare}
ただユーモアはあくまでブラックなので、抱腹絶倒と言うより
アチャー(ノ∀`)って感じで、痛いやり取りや自虐ネタを覗く種類の笑い。
よって心の傷を嗤われても楽しめる程度の耐性は必要かとは思います。
それでも、何気に私にとって本作は、年越し日本映画の筆頭格。
偶然が多発するご都合主義的な展開も、
クリスマスに巡り会った赤子がもたらした奇跡と納得も可能な構成もお見事。
イケメン、萌え顔とは一線を画した、その辺りにいそうな、
けど、よくよく見ると奇妙な顔をアニメキャラとして昇華させる。
独特な人物デザインも完成度を増しています。
作品を重ねた監督の円熟味も感じることができる自分の中では極上エンターテイメント。
サンタクロースなんて信じないw不純な大人にこそオススメしたい作品です。
一方、エンディングもかなり灰汁が強いので注意w
要するに、{netabare}第九を改変した、おっさんによる飲んだくれ替え歌ソングなのですが、{/netabare}
何度聴いても酷すぎて酔いが回ります(笑)
まぁ、悪酒飲んで、ほろ酔い気分で年を越すのも私は嫌いじゃありませんがw
やまじい。 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ひょんなことから赤ちゃんを拾ってしまうホームレス3人組が、赤ちゃんの親探しを通して色んなことに巻き込まれていくどんちゃんなお話。
出来過ぎだろ!とつっこむのはこらえれば、笑いあり感動ありの楽しいお話でしたよ。
東京ゴッドファーザーズのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
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自称・元競輪選手のギンちゃん、元ドラァグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキ、三人は新宿の公園でホームレス生活を送っていた。クリスマスの晩、ハナちゃんの提案でゴミ捨て場にクリスマス・プレゼントを探しに出かけた三人は、赤ちゃんを拾ってしまう。赤ちゃんに「清子」と名付け、自分で育てると言い張るハナちゃんを説得し、三人は清子の実の親探しに出かけるが、行く先々で騒動が巻き起こる。(アニメ映画『東京ゴッドファーザーズ』のwikipedia・公式サイト等参照)
江守徹、梅垣義明、岡本綾、飯塚昭三、加藤精三、石丸博也、槐柳二、屋良有作、寺瀬今日子、大塚明夫、小山力也、こおろぎさとみ、柴田理恵、矢原加奈子、犬山イヌコ、山寺宏一
原作:今敏、 監督:今敏、企画:丸山正雄、脚本:今敏/信本敬子、キャラクターデザイン:今敏、演出:古屋勝悟、キャラクターデザイン・作画監督:小西賢一、作画:井上俊之/大塚伸治/濱洲英喜/安藤雅司/川名久美子/数井浩子/鈴木美千代、動画検査:大島明子、色彩設計:橋本賢、美術監督:池信孝、美術監督補佐:猪田薫/伊奈淳子、撮影監督:須貝克俊、撮影:スタジオイプセ、編集:瀬山武司、音響監督:三間雅文、音楽:鈴木慶一/ムーンライダーズ、制作プロデューサー:豊田智紀
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2006年11月25日
医療研究所が開発した他人と夢を共有できる画期的なテクノロジー“DCミニ”。だがそれが盗まれ、悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するように。一体、犯人の正体は? そして目的は何なのか?事件の解明に挑む美人セラピストの千葉敦子は、クライアントの夢の中へ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1998年2月28日
アイドルグループのチャムに所属する霧越未麻(きりごえ みま)は突如グループ脱退を宣言し、女優への転身を計る。かつてのアイドルからの脱却を目指すと自分を納得させ(つつも事務所の方針に流されるままに)、ドラマ出演でレイプシーンを演じる。さらにはヘアヌードのオファーが来るなど、アイド...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2002年9月14日
芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、自分の所属していた映画会社「銀映」の古い撮影所が老朽化によって取り壊されることについてのインタビューの依頼を承諾し、それまで一切受けなかった取材に30年ぶりに応じた。千代子のファンだった立花源也は、カメラマンの井田恭二と共にイン...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2004年冬アニメ
『妄想代理人』(もうそうだいりにん)は、マッドハウス製作の今敏監督によるアニメ作品。 疲れた現代社会を癒す人気キャラクター「マロミ」をデザインした鷺月子は、ある夜、通り魔少年バットに襲われた。 突如世間に現れた少年バットは次々と人々を襲いはじめ、市井の人々を恐怖へと陥れていく...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年春アニメ
芦川組を支える若きインテリヤクザ、新田義史は大好きな壺に囲まれ、悠々自適な独身生活を送っていた。 ところがある日、謎の物体に入った少女ヒナがやってきたことで生活が一変。念動力が使えるヒナに脅され、同居を余儀なくされてしまったのだ! 暴走しがちなヒナは組関係でも学校でもやりたい...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2018年7月20日
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。ある日、甘えん坊のくんちゃん(4歳)に生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんな時、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹、ミライちゃんでした。このちょっと...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
美貌の天才科学者にして真理究明の申し子・平賀と古文書・暗号解読のエキスパート・ロベルトという若き天才神父コンビが、バチカンに寄せられる奇跡の申告を調査し真偽を確かめる“奇跡調査官”として、 世界中の謎や事件に挑みます!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年冬アニメ
『中二病でも恋がしたい!』(1期)TV放送後を描いたExtra Episode。劇中時間的には映画『小鳥遊六花・改~劇場版 中二病でも恋がしたい!~』の前に位置し、2期『中二病でも恋がしたい!戀』とのあいだを埋めている。クリスマスシーズンを迎え、落ち着かない六花たち5人の様子を描く。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2009年春アニメ
21世紀半ば、止まらない地球温暖化に抗するため、国連はかつての京都議定書で取り交わされたCO2削減幅を大幅に上回る議決を強行採決する。 結果、経済市場は株価から炭素へ移行された。M7.5の第二次関東大震災が発生し、都市機能が完全に停止した東京都にも、炭素税は容赦なく課せられた。東京再生...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1995年12月23日
大友克弘が製作総指揮と総監督を務めた、3話から成る劇場用オムニバス・アニメーション大作。遭難した宇宙船を舞台にした、大友の同名漫画を今敏が脚色したSFドラマ「彼女の想いで」。誤って実験用の薬を飲んだ男が巻き起こす一大パニックを描くブラック・コメディ「最臭兵器」。大砲を撃つため...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年秋アニメ
時代は2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。 毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多く...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年秋アニメ
舞台は錬金術が科学として発達した世界にある軍事国家「アメストリス」。 幼き日に最愛の母親、トリシャ・エルリックを亡くしたエドワードとアルフォンスのエルリック兄弟は、母親を生き返らせようと、錬金術において最大の禁忌、人体錬成を行ったが、失敗し、兄・エドワード(エド)は左脚、唯一...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年秋アニメ
舞台は現代(もしくは近未来)のヨーロッパ。イタリアの公益法人「社会福祉公社」は、政府の汚い仕事を代わりに行っている。その中でも作戦2課では現在表向きは障害を抱えた子供達を引き取って福祉事業に従事させることで社会参加の機会を与える、という身障者支援事業を推進する組織という名目で、...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2003年11月8日
自称・元競輪選手のギンちゃん、元ドラァグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキ、三人は新宿の公園でホームレス生活を送っていた。クリスマスの晩、ハナちゃんの提案でゴミ捨て場にクリスマス・プレゼントを探しに出かけた三人は、赤ちゃんを拾ってしまう。赤ちゃんに「清子」と名付け、自分...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年秋アニメ
権力への野心に心奪われた親友、ハリーの暴走を止めようとするも裏切りの銃弾に倒れたブランドン。皮肉にもハリーの勧めていた秘密研究により巨大な二挺拳銃と、武器を満載した棺桶を携えた人間兵器“ビヨンド・ザ・グレイヴ”として甦る。そしてまたハリーの暴走を止めるべく組織へ、そして親友へ一...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年秋アニメ
2003年10月4日から2004年3月27日まで、土曜日の朝(9時30分 - 10時00分)に放送時間を変更し、25回放送された。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年秋アニメ
本作は、OVA版R.O.Dから5年後の設定。\n作家菫川ねねね(すみれがわ ねねね)は、読子・リードマンが行方不明になってから作家活動をやめてしまっていた。日本ではほとんど忘れ去られたねねねは、作品が香港で映画化されることになったため現地でのサイン会に向かう。\nそこで彼女は紙を自在に操る...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年秋アニメ
白陵大付属柊学園3年生の鳴海孝之は、受験生でありながら特に進路も決まらずにいた。 親友の「平慎二」と「速瀬水月」はそれぞれの目標に向かって頑張っていた。そんな2人を見て徐々に焦りを感じる孝之だったが、お互いの関係は、これまで大きな波風が立つこともなく上手くバランスがとれていた。\...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2003年12月6日
サンゴ礁の海を舞台に、“人間の世界"へさらわれた我が子を懸命に探す父親の大冒険を描いたファンタジー・アニメ。「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」を手掛けたピクサー社が、“リアルな水の表現"にこだわり、最新のCG技術を駆使して作り出したかつてない映像世界が展開する。...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2003年秋アニメ
白瀬慧、天才的頭脳で超人的な演算処理能力を持つ彼は、ハッカーの間で知らない者のいない天才ハッカーである。 東京物理大学戦略ネットワーク研究室に「研究生」として在籍しながら、小さなソフトウェア会社でバイトをして、ダラダラと毎日を過ごす白瀬には、美紗緒も知らない裏の顔が…。 金銭で...