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「茄子 アンダルシアの夏(アニメ映画)」

総合得点
72.2
感想・評価
191
棚に入れた
948
ランキング
1189
★★★★☆ 3.9 (191)
物語
4.0
作画
4.1
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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茄子 アンダルシアの夏の感想・評価はどうでしたか?

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

無駄のない仕上がり

非常にカラッとした出来栄えになっております。砂漠のような大地の中央に道があり、スタートからゴールまでを単純に映した尺構成。また、セリフ、映像なども、無駄なモノを一切省いたご様子。でもなんだか薄いと感じたら、それは昨今のお楽しみ要素に慣れ親しんだ習慣かもしれません。このコンパクトさは成功だと感じる。

単純にスタートからゴールまでの流れなんすけど、最初はどんなアニメを見ても、ここら辺がすごいな、とか思うわけで、本作においては主にレースにおける無線のやり取りや、水分補給などの細かな描写が際立っていた。照り付ける太陽の中の息づかいや、心拍数まで自転車に表示されているし、風やコーナーに対してチームでカバーし合いながら盾役になったりする描写だけで魅せてくる。セリフ数はほんと少ない。だからその一つが際立つ。作画にしても背景が砂漠+空だけで、こういう単純さが背景に目を配る必要がなく、焦点に集中できる。

レースものの弱点として、勝つと分かっているところをどう魅せるかが宿命で、別の選手を勝たせる役回りだった主人公。そこから地元のレースだからとか、でも地元が嫌いだからとか、でも今日は特別な日だからとかを、 サッと脳裏をよぎるように映像を割り込ませる。競馬で言えばガンガン逃げまくる、追ってくる猛者ども、というところでしょうか。

本作で感動したのは上にも含まれますが、主人公がどのような思いで走っているかを、遠回しで映している点。本人は逃げレースの中ひたすら前だけを進んでいる。セリフが極端に少ない。その間地元仲間たちがあれこれと主人公の話をしているけど、彼はいたって孤独。もろもろの絵で心情を表現するモンタージュをはじめ、勝利に至るまでの、無駄を省いた演出の技は本作ならではでしょう。

投稿 : 2024/03/05
閲覧 : 429
サンキュー:

25

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

真夏の昼の一等星

【紹介】
20年くらい前のアニメですが、人にオススメされたので視聴してみました!

同じロードレースアニメである弱虫ペダルは自転車ではあり得ないような振動とか変わった漕ぎ方などエンタメ作品向けの表現が目立つ中、こちらは非常にまっとうな自転車競技アニメで、スポーツ好きとしてはこういう硬派な作品は魅力的に感じてしまいます。
エンタメを重視するか、リアルさを重視するかで評価が変わるところだと思いますが、私は話が面白ければどちらもアリだと思っています。

だいたい50分くらいの短めな映画で、がけっぷちのロードレーサーがスペインの自転車ロードレース「ブエルタ・ア・エスパーニャ」にすべてを賭けて挑む話。

【シナリオ・キャラクター】
絶対負けられない想いが伝わってきて熱いアニメになっています
レース中の駆け引きや技術、ラストの攻防が熱く、見ていて面白かった。
主人公のキャラクターも魅力的なのでもっと彼のことを知りたいと思ってしまいました。
彼には輝かしい栄光も、卓越した才能もなく、多くの挫折を味わってきた、順風満帆とは言えない人生。

初恋の女の子は兄に取られ、二人の結婚式を控え、忘れられない苦い恋心と二人を祝福したい気持ちでぐちゃぐちゃになった心。
地元の英雄としての凱旋して大好きな地元に錦を飾るはずが、実態はチームのエースではなくエースをアシストする立場。
さらにエースの足を引っ張り成績不振で解雇寸前、生活のために地元ではない企業の看板を背負って走る自分。
チームが勝つために決死のアタックをかけてエースのアシストをしようにも、相手チームからは見向きもされずハナから相手にもされていない。
敵はお前じゃない、主役はお前じゃない、どうせすぐ落ちてくる、そんな声が聴こえてきた気がして。
決死の想いで走っていても、彼はチームのアシストすら満足にこなせない。無念の単騎逃げ。
どうしてこうなった?
無力感にさいなまれた彼ですが、思いがけないトラブルによって、一気にレースの主役におどりでることになりました。
それは彼にとって思いがけない不運だったのか、それとも幸運だったのか。

栄光なんてない。思うようにいかない、挫折ばっかりの人生だ。
でも、うまくいかない人生を歩み、痛みを知る彼だからこそ、負けたくない気持ちは誰よりも強い。
とてもしんどい。足はもう限界だ、止まって休みたい。なんでこんな苦しいことをしてるの?
何度も止まってしまいたい悪魔のささやきに耳を貸したくなるも、決して歩みを止めない。
ここで足を止めたら、きっと後悔する!

挫折を知る人だからこそ、その走りに共感するし応援したくなる。
このレースが終わっても彼の人生はまだまだ続く。
きっとこれまで同様、思い通りにいかないことはいっぱいあるでしょう。
もしかしたら、これが彼の人生にとって最初で最後の輝きかもしれない。

たぶん彼は英雄ではなく、炉端の石に過ぎない。
でもこの日だけは、この瞬間だけは、アンダルシアでひときわ鮮烈に輝く一等星でした。

ゴールして終わりじゃなくて、優勝した後の周りの祝杯まで描かれていたところは個人的に好きです。

【作画】
レースの作画はもちろん、アンダルシアの風景も20年前のアニメとは思えないくらい綺麗です。
キャラデザとか絵のタッチとかがジブリ映画に似ている気がしましたが、ジブリスタッフだったんですね。

最後の直線の攻防が劇画みたいになったのは表現として面白いと思いました。

【声優】
芸能人を起用していますが、悪くないどころかすごく良かったです!
事前情報知らなかったので、エンディングテロップ見てびっくりしました。上手ですね。

【感想】
短めの映画なので無駄なシーンがなく話がコンパクトにまとまっていて視聴しやすい。
レースの実況も実際のスポーツ実況のような感じでリアリティがあってすごく良かったです。
とても充実した50分でした。
第二作もあるそうなので、また時間見つけて視聴してみたいと思います!

投稿 : 2022/05/17
閲覧 : 256
サンキュー:

27

ねるる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ジブリ感と夏の暑さを感じるロードレースを描いた短編映画

原作漫画未読。上演時間47分の短編映画。

~あらすじ~
スペインの自転車ロードレース、「ブエルタ・ア・エスパーニャ」を舞台とし、主人公"ペペ"が地元への思い、兄への思い、かつての恋人への思いなどを抱えながらも、"プロ"のロードレーサーとしてレースに挑む姿を描いた作品。

短編ながらも雰囲気の良い、味と熱気のある作品でした。ジブリ作品と関係の強い方達が多く関わっているらしく、絵柄、ストーリーと全体的にとてもジブリ感がありました。

物語的には、主人公ぺぺの"男"として、"プロ"としての、"負けられない戦い"を描いているので、熱さと爽やかさ、良い青春ものを見たような清々しい気持ちにもなる作品でした。

自転車ロードレースの大会が舞台なので、最初から最後までずっと自転車で走り続けています。競技中の実況解説と共にストーリーが進むので、リアルなレース感があり、全編とても疾走感がありました。また、舞台となる主人公ぺぺの地元アンダルシアの「アフリカのような暑さ」といわれる気温も、レース中の選手の息遣い、映像と加わって、相当な熱気として伝わってきました。

暑くて熱いレースの最中に、美味しそうなご飯とお酒が出てくるのが魅力的。作中に登場する茄子のアサディジョ漬けと赤ワインがとてつもなく美味しそうでした。食べたい。

全体通してキャラクターたちのセリフが多い訳では無いのに、悔しさや意地、託す思い、ちょっぴり切なくて温かい感じが表現されてて秀逸だなと思いました。

主人公の声優を俳優の大泉洋さんが務めていますが、主人公のキャラクター性と俳優大泉洋のキャラクター性がリンクしている気がして、とても良かったです。実写化あったら是非演じて欲しい。

自転車の車輪音も心地よく、暑さと音と映像とで作品の空気感に没頭出来ました。
弱虫ペダルが好きな方、ジブリの空気感が好きな方にはオススメしたい作品です。

投稿 : 2022/03/06
閲覧 : 231
サンキュー:

11

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

茄子のアサディジョ漬けがおいしそう

スタジオジブリの作監をしていた高坂希太郎氏の監督作品。
原作は黒田硫黄の短編マンガ「茄子」。
黒田硫黄といえば"セクシーボイスアンドロボ"の人ですね、と言われてピンとくる方はどれくらいいるのだろうか。
劇場公開後、レンタルかなにかで観た記憶があるのですが、PrimeVideoにあったので久しぶりに再視聴しました。
おお、主人公の声優は大泉洋だったのか。

ロードレースが題材の作品です。
主人公はロードレーサーの「ペペ・ベネンヘリ」。
その年、ペペの地元であるアンダルシアで開催されることになったロードレース"ブエルタ・ア・エスパーニャ"に出場するペペだったが、同じ日に兄「アンヘル」は、ペペの想い人だった「カルメン」との挙式を行うこととなった。
また、ぺぺのスポンサーのスペインのビール会社"パオパオビール"のペペに対する心象は悪く、ペペは今回、同じチームの「ギルモア」のアシストに徹して、このレースを最後にクビが言い渡される予定だった。
いろいろな感情がないまぜになりながらアタックを繰り返すペペだったが、レースの最中、思わないアクシデントが発生する。
内容はほぼ"ブエルタ・ア・エスパーニャ"で、物語の開始時点で、その過酷なレースの火蓋は既に切られています。
太陽照りつけるアンダルシアの気温は摂氏45度、湿度32%とアナウンスがあり、150kmほどに及ぶレースの模様は、見るからに"熱い"です。
スペインの広大な大地を駆けるレーサーたちは誰もがトップを狙っており、そんな中躍り出てしまった崖っぷちレーサー・ペペに与えられたミッションが描かれるものとなっています。

"萌え"は無く、"燃え"、それも灼熱の舞台がこれでもかと用意されています。
特に限界突破したペペを追い上げるライバルたちとの終盤のデッドヒートは凄まじく、観ているこっちも咆哮しそうなほど躍動感に優れていました。
雰囲気はジブリっぽいですが、キレイ過ぎない感じです。
最初から最後まで飽きない、良作だと思います。

投稿 : 2021/01/10
閲覧 : 223
サンキュー:

5

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

茄子アンダルシアの夏とは?

10年くらい前に知って、どういうアニメなんだ?と今日まで疑問を抱いていたアニメ。評判は聞くけど、視聴に至るまでに10年かかったのはタイトルやパッケージ、あらすじが剥離しすぎて得体が知れなかったからだ。

まず茄子って何。那須ではなく茄子なの?
茄子なら夏が旬なのは当然だけど、パッケージにもあらすじにも茄子要素無いじゃん?
このパッケージで自転車ロードレース?
アンダルシアはスペインを舞台にしてるからってこと?
主人公日本人でしょ?

観終わって、調べて納得。
正解は茄子を題材にした黒田硫黄の茄子を題材にした短編作品集「茄子」の中の一本だから、茄子。勿論作中にちゃんと茄子が出てくる。
そしてパッケージはまやかし。中身はゴリゴリの自転車ロードレースアニメ。基本CGを使わないスタンスで描かれる自転車作画、マジで大変なのにLOが良いし、上手いし、めちゃくちゃよく動く。
舞台はスペイン。気温45度、湿度32%容赦なく照り付ける日光の下をプロの選手が駆け抜ける。ご苦労なことよ。シエスタシエスタ。
主人公は残念ながら日本人顔。物語途中までスペイン人だと気づかなかった。

{netabare}家族に不満を持ち、クビ宣告を受けてもプロとして走る主人公の姿が印象的だった。ただ葛藤描写が淡白だったので、画面は熱いけど、気持ちが乗り切れなかった。主人公の兄の心理描写の方が魅力的だった。{/netabare}

投稿 : 2020/08/18
閲覧 : 318
サンキュー:

9

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アンダルシアの猫

アニメーション制作:マッドハウス、
監督・脚本・作画監督:高坂希太郎、
演出:前田敦史、音楽:本多俊之、
原作:黒田硫黄(『茄子』)

『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』で
作画監督を務めた高坂希太郎の初監督作品。
制作はマッドハウスだが、
原作漫画『茄子』の大ファンだった宮崎駿が
高坂監督に作品を薦めた経緯があるなど、
スタジオジブリに縁のある作品といえる。
高坂監督は、浦沢直樹作品とも縁が深く、
『YAWARA』や『MASTERキートン』のアニメ化では、
作画の中心的なポジションで活躍し、
『MONSTER』では浦沢直樹からの指名で
キャラクター原案を手掛けた。
ちなみに最近では『若女将は小学生』の監督も務める。

個人的には2003年の公開時から
作品を知っていて、何となく気にはなっていた。
dアニメストアでの配信が今月いっぱいで
終わることを知って、17年越しの視聴となった。

スペインで毎年9月に行われるブエルタ・ア・エスパーニャ。
ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアと併せて
グランツールと呼ばれている、
サイクルロードレース最大のイベントのひとつだ。
私はサイクルロードレースに関して全くの無知だが、
この作品を観て、レース描写に圧倒的なリアリティを感じた。
おそらくそれは、原作者はもちろん、
高坂監督自身がアニメ業界屈指のサイクリストとして
知られることも大きな要因だろう。

レースの駆け引き、チームとしての戦い、
横風が吹いたときの対応、
ヘルメットをかぶるタイミング、
水分補給の仕種、スプリント時の描写など、
真に迫ったものが感じられる。
これは「本物」が持つ何かという感じがする。

サイクルロードレースの繊細な描写とともに
焦点が当たるのが、主人公・ペペと
兄のアンヘル、元恋人カルメンとの関係、
忘れたい故郷のスペイン南部・アンダルシアだ。

アンダルシアはスペイン南海岸を含む自治州で、
観光地として人気のある場所。
ある意味、バルセロナに次ぐ知名度を誇り、
闘牛やフラメンコは、この南部で盛んに行われる。
照り付ける陽光から一瞬だけ隠してくれる
闘牛の看板や結婚式でのフラメンコなどで
その一端を感じられる。
実際に行ったことはないので、偉そうなことは言えないが、
この地方のグラナダにあるイスラム建築の至宝・
アルハンブラ宮殿には一度は訪れてみたい。
まさに芸術品と呼ぶにふさわしい建造物だと思う。

しかし作品内には、そんな観光地は登場しない。
痩せた土地と鋭い陽光が照り付ける田舎町。
{netabare}ペペが生まれ育ち、自転車と女性を兄と取り合い、
兵役が運命を分けた苦い思い出の残る故郷。
レース当日は、兄と元恋人の結婚式が行われる。{/netabare}
ペペにとっては、レースで通り過ぎる場所に過ぎない。
名物の茄子のアサディジョ漬けも
最近は口にしていない。
(実際には茄子のアサディジョ漬けは
アンダルシアの名物ではなく、少し北にある
カスティーリャ=ラ・マンチャ州の名物のようだ)
そんな背景を思い出しつつ、
ペペはスポンサーの意向を汲みながら
チームとしての勝利を目指し、レースに挑むのだった。

キャラの背景や人物描写がしっかりしているため、
物語にすんなりと入っていける。
あくまでも中心はサイクルロードレースだが、
そこに主人公や周囲のやり取りが
小気味よく挟まれ、観ていて飽きない。
動きや心情表現は、ジブリからの影響を感じさせる。

何かを赦したり、マイナスの感情を
乗り越えたりするのは難しいものだ。
ひとつの出来事が単純に作用するとは限らず、
重層的に心に染み入っていき、
徐々に和らいでいくことが多いのではないだろうか。
それは時間の経過や劇的な環境の変化、
偶然が重なることもあるだろう。
ひと言では表現できないようなものが
ゆっくりと、しかし確実にもたらす状況。
この作品は、46分間という限られた時間のなかで
心の動きを上手く表現している。
ある1日の出来事に過ぎないが、
さまざまな感情が入り込んでくる。

人々の熱狂とアンダルシアの陽光のなか。
男の故郷への想いと未来の希望が溶けていく。
(2020年6月20日初投稿)

投稿 : 2020/06/25
閲覧 : 798
サンキュー:

45

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アンダルシアの夏

2019.9.7 視聴完了。

47分という短い時間の中でうまくまとまっている作品。
自転車レースが主だけど、
いろいろな部分に惹かれる要素があった。

個人的には美しい青空と
可愛い黒猫に目を奪われた(笑)

投稿 : 2019/09/08
閲覧 : 329
サンキュー:

10

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

雨の休日、ロードレースを仮想体験。熱いです!

実際にはレースに出たことないけど(^^;
それと、自宅にローラー台とかないんで、雨だと自転車乗れないから・・・

この作品、熱いです!
それと暑いです(^^;;
舞台が、8月のスペインで行われる「ブエルタ・ア・エスパーニャ」という、
ツール・ド・フランスと並ぶ、世界的ロードレースです!

灼熱のスペインで、砂漠気候のアンダルシアを駆けるロードレーサーたちの戦いの姿がリアリティ溢れててカッコいいです!

40℃を越える暑さのなか、40㎞/hを超えるスピードで単独エスケープをすることになる、ペペ・ベネンフェリの孤独な闘いが、
元カノとその元カノを奪った実兄の結婚式の複雑な心模様や、
チームスポンサー(ベルギーのビール会社なので同僚のベルギー選手?を勝たせたいのかな?)との軋轢や、
他のチームの選手との駆け引きなど、
いろいろなことを考えながら、
でもペペは、45キロぐらいでひた走ります。

・・・カッコいい!!

大詰めの市街地ゴールに向かって、逃げるペペと、追いすがる少人数の第1グループと、強力なスプリンターを擁する強豪チームが引っ張るプロトンが疾走しもつれ合い手に汗握るラストスパート!!!!!

観てるだけで大量にカロリー消費した気分になれる、
傑作ロードレースアニメです!
ぜひ、一度はご覧になってくださいませ!(^^)

ちなみに主人公ペペを演じる大泉洋さんがメチャメチャ上手くてびっくりでしたw

投稿 : 2019/08/22
閲覧 : 313
サンキュー:

26

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

臨場感溢れる納得の良作

一言で良作です。
個人的にスポーツ観戦は、アマプロ問わず色々観て来ていて、ロードレースも観ていた時があり、細かい事は憶えてませんが、古くはインデュライン、少し前は、コンタドールとアンディシュレックの頃は比較的毎年観てました。
本作ですが、臨場感ある映像でコーナーのスピード感や、集団が迫って来る圧迫感などが、テンションが上がる描写でした。
短い尺ながらレースのリアリティと主人公と周囲の心情も融合した良作でした

投稿 : 2019/08/20
閲覧 : 227

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いよいよ夏が来る。水着回、花火、夏祭りとリア充暴発しろ!の季節だwそうはいっても夏は普通に来るのでまあやってみるか~。

※映画の内容は文句なく見る価値ありの作品ですので他者にお任せしてやっぱ本来のわしになるので気軽にみちゃだめよ~w

暑いがな~。わし栃木の那須なんですが昨日は土曜日で小学校の運動会あった。先週末は職場のおばはんも子持ち(孫もち)多いのでネタはそればっかでした。既に前日から場所取りしてるみたいwパチンコ屋のグランドオープンじゃあるまいしよーやるわと思ても口に出さないで話聞いてると大変だな~と思ったw気温も30℃超えてる中で運動する。当日は弁当作りやり炎天下の中観戦。録画してとずーっとそんな話聞いてたw

原体験に戻ろう。わし運動は苦手だというか完全インドア志向だが田舎って周囲は運動する率超高いwおかげで読書もロクに小学から中二まではした記憶すらないw

「小学生の時は運動できるのが女子にもて、中学では喧嘩の強い奴がもて、そして高校になると勉強のできるやつがもてる。」

一般論ですね。だが高校は男子校で野郎にもててもBLじゃあるまいし女子おらんかったらどないすんねん!結局強制賢者タイムで存分に読書、勉強はできました(アニメ、ゲームはやりこみすぎてたw)高校まで距離11キロ毎日自転車で通ってました。お坊ちゃん学校でヤンキー率ほぼなかったのでまた親もバイクは乗るな!でチャリンコw田舎の七不思議。高校になるとヘルメットしてなくても怒られなくなるw

そんな時代でした。スプリントのバイクは浪人時代大宮公園近くに住んでたので競輪開催日以外は普通に練習見れました。バイクに先導されてバンクを60~70キロで周回してるの見たのが最初かな?でバイト明け暮れてパチ屋と講義と競輪場通いとゲーセン通いw競輪は10年ぐらい前に辞めたがプロのレースはおもろかった。直線のゴール0.1~3秒での判定が本当に多い。車券が紙切れになるか否かが結果出る2~3分が他の公営競技の倍ぐらいの世界です。まあ遠い思い出ですね。

やべ!レビューしとらんがな!まあ見てみればおもろいです。冒頭言ったようにそれしかないです。本来なら何かしらネタ入れたいんですが、ない!が本心。ドラマとしても世界観もいいですし視聴後の爽快感も別格ですしね。

タイトルはラブコメ春クールだとそろそろ水着回、お風呂回の話数になってくるので(大体7,8話がおなじみやろw)ネタですわw誰か統計取って分析してくんないかな~。この話数が水着回出そうだ!とかね。大体終盤2~3話は物語の結末に向かうし冒頭は登場人物紹介で2~3話使うんで全員そろってのイベントはサービスとテコ入れでここいらあたりとわしの憶測なんですがねw

暑いんで、熱中症にきをつけてくださいませ。ではよき休日を。

投稿 : 2019/05/26
閲覧 : 347
サンキュー:

10

takarock さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

漢なら背中で語れ!!

この物語は多くを語らない。
照りつける太陽の下、
荒野を疾走するロードバイクの群れの中でひたすらペダルを漕ぐある男の
滴る汗が、吐き捨てるような呟きが、そして、その背中によって
物語の背景が徐々に浮かび上がってきます。

2003年7月に劇場公開。
原作は、黒田硫黄の短編漫画集『茄子』に収録された『アンダルシアの夏』。
宮崎駿も大ファンと公言する程絶賛しており、
本作の監督は高坂希太郎。
故にという訳ではないのですが、
非常にジブリっぽい作風を感じましたw 
特に飲食が絡むシーンなんかはまんまジブリですw
予備知識がない状態で、
「これはジブリ作品だよ」と言われたら、
何の疑いもなく信じてしまっていたと思いますw

私が本作を視聴した経緯は、
まず『弱虫ペダル』を視聴して、ロードレースに興味を持ち、
同じロードレースを取り扱う本作をたまたま視聴したのですが、
「あっこれやばい(小並感)」と視聴中に感じました。

『弱虫ペダル』と本作を比較すると、
同じロードレースを取り扱ってはいるものの、
作品の性格はまるで対照的で、
『弱虫ペダル』が「動」ならば、本作は「静」です。
少年誌的な分かりやすい友情・努力・勝利なんてものもなく、
手に汗握る熱血感というのも全面的に押し出してきたりはしません。
そういう熱い気持ちは内に秘め、
プロのロードレーサーとしての役割を飄々とこなしていくという感じです。
しかし、ふとした瞬間にその激情を垣間見えるシーンがあって、
これがなんとも心地よいです。完全に大人向けですね。
故に本作の方が、
ロードレースのリアリティを相当シビアに落とし込んでいると予想できます。

しかし、ここで一つ断っておきたいのは、
どちらが優れているとかそういう話ではないと私は思っています。
ターゲットとしている層が違う訳ですから、
そのような比較はあまり意味がないでしょう。
どちらが好みかという話なら全然ありですけどね。
私は『弱虫ペダル』と本作の両作ともとても楽しんで視聴できました。

主人公のペペ・ベネンヘリの声優は大泉洋です。
大泉洋は強烈なキャラクター性を持ち、べしゃりも立ちますが、
声が非常に魅力的です。
気っ風のよい味があるとでも表現すればいいのでしょうか。
例えるなら、渋いルパンのような演技で本作を彩っていたと思います。

以前から作品名やその評判は耳にしてはいましたが、
いざ視聴してみて、その出来にちょっと吃驚しました。

最近感じるのは、
どの層をターゲットにしているのかにかかわらず、
顔芸だったり、
分かりやすい豹変っぷりというようなインパクト重視の作品が増えたなと。
つまり、もの凄く自己主張が強く、語りたがりなんですよね。
もちろん、読者ないし視聴者の予想を裏切る意外性というのは、
とても重要なファクターではありますが、
どの作品もこれ見よがしにそれを主張されると、
なんだか画一的で面白味を感じませんし、若干辟易とします。

本作のように、敢えて必要最低限のことしか提示せず、
後は背中で語るというような作品がもっと出てきてほしいのですが、
それを成立させる為には高い作家性と先鋭的なセンスが求められます。
そんな作品は稀有なんですよ、稀有!

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 389
サンキュー:

23

ザカマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ジブリの元祖チャリアニメ

ヒットする前の大泉洋が声優というのがセンスある

投稿 : 2019/03/17
閲覧 : 268
サンキュー:

1

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

ロードバイクの大会。競技中よぎる兄嫁との出会い。気合いだけでひたすら突っ走りゴール。勝てば悩みもどうでもよくなりそうね。疾走感溢れる作品で後腐れはない。

忌野清志郎の歌で終わり。

投稿 : 2018/11/18
閲覧 : 311
サンキュー:

2

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

少しおっさんの味

ふといつも映画をレンタルする場所で、この水彩画チックなこのタイトルが目に付き視聴。

物語は、自転車ロードレースのプロレーサーとなって世界を飛び回っているペペが、地元で開かれる「ブエルタ・エスパーニャ」という大会に出場する折、ペペの兄アンヘルの結婚式が地元で催されており、結婚式の打ち上げ会でペペを応援します。

まず、所感ですが・・・
多分、わかる年齢なら噛み締めるように頷けるようなものなのだろうけど、
私には少し早かった。
私もわかるようになりたいなあ、とちょっと憧れてしまう、そういう大人の、もといおっさん向けの作品です。
{netabare}
では、なぜそんな感想になるのでしょう。
まず、導入で、ペペの友人であるフランキーが登場します。
エルナンデスとの会話で、フランキーは独り言のように答えます。
「俺の夢はアイツに託したんだ」
物語中盤からわかるのですが、ペペは村を出たいと思っていました。
「プロ仕事以上の事をしちまうのがプロだって。でなくちゃ そうでなくちゃ 生まれた土地から出て行くことは出来ないんだ 俺は遠くに行きたいんだ」
フランキーは、夢はあったけれども、外の世界に出られなくて、地元から離れられなかった。夢を諦めた。
だからこそ、フランキーは外に出られたペペに夢を託す。
フランキーとペペの関係は、夢を諦めた人、縛られた世界から外に出ようと必死にもがいた人ほど二人の関係性が味わい深く感じられるような、情熱と諦めを秘めた関係なのです。
これは、渋い・・・


次に、ペペの故郷(ふるさと)への帰郷。
プロのレーサー、一人前になったペペは、仕事で地元に「来た」だけです。
そんなペペを、地元の村の皆は応援してくれる。
偏屈なエルナンデスの店で、アンヘルの結婚式の打ち上げで。
地元の名産の茄子漬けと、それによく会うビールを飲んで。
エルナンデスは村を愛するがゆえに、外に出て行ったペペを毛嫌いしていル風に装ってますが、いざレースが始まれば、誰よりもペペを応援する声が大きい。
エルナンデスが地元を愛する心と、ペペを応援する心は反発しあうものでしょうか。
夕日の中、レース後のストレッチで走るペペを見ながら、エルナンデスはアンダルシアの歌を歌います。
「君を待つよ、何もない故郷 アンダルシア」
この曲はふるさとを離れた、外に出て行った人の事を思うふるさとを愛する人の曲です。
故郷に残った人と、故郷を離れた人。
たとえ故郷がやせ細った土地であったとしても、私は故郷を愛しているし、
例えば、良く子供の頃から付き合っていた君が故郷から離れても、
君が帰ってくることをいつでも待っているよ。
とそんな風に受け止めました。故郷を愛する心と、故郷を捨てた人を待つ心、それが同居している曲なのです。
む、胸が締め付けられる・・・

あの曲をエルナンデスがあの場面で歌うということは、いつでもペペの帰りを待っているということなのかもしれませんね。


そして、ペペと兄弟の話。
兄のアンヘルは結婚式の参列者に「俺の弟はプロレーサーなんだ」と言い、テレビに向かってみんなでペペを応援し始めます。
レースが進んでいくごとにペペとアンヘルの兄弟の昔話が進みます。
兄弟で競い合うように自転車を取り合い、青年になればロードレースで競い合い、そして恋人で競い合う。
そこには、この兄弟の変わらないありようを感じました。
自転車では弟がロードレーサーへの夢を掴み、兄はその夢を諦める。
恋人では兄が勝ち、弟は爆発させたいような、ふるさとを出て行きたい気持ちを募らせる。
兄は弟に自転車の夢ではの羨望を抱いていつつも、恋人ではやり返す。これで引き分けだなと、若かった時の事をおじさんに語るアンヘル。
それでいて、アンヘルはペペを敵視しているわけではなく、弟との自然なコミュニケーションとして、ペペと競い合うことを理解しています。

ペペの中には外に出たいと言う気持ちゆえに、故郷に反発する心がありました。
ですが、最後に故郷の味の茄子漬がホテルの夕食で出てきます。
チームのメンバーがナイフとフォークで食うのを見て
「しらねえのか?これは、こうやって食うのさ!あむ」
と地元の食い方を教えてやるペペ。
ペペは自分の中にあった故郷を肯定するようになった。
兵役中に兄に想い人をとられたあの夜の自分の「ここを出て行ってやる」という故郷にも向けられた悔しさ交じった心に、何かが雪解けたようなラストでした。
心地良すぎるラストでした・・・

EDに流れる忌野清志郎の曲も調子が良すぎて後腐れがなくて最高でした。



夢を諦めたこと、外に出て行きたいということ、そういった挫折や衝動を味わった夏を、大人になってから回想し、今を生きている人達を描いています。
そういった経験を整理できるほどの歳を重ねるほど、この作品の渋さがわかるんだろうなあと、憧れを持って締めさせて頂きます。
ラテンの楽曲に乗った情熱的でストイックなレース描写も含め、濃密な46分なので、とても良い作品です。 {/netabare}

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 445
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31

ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ジブリが自転車レースのルパン映画を作った感じ

【あらすじ】
自転車ロードレース、「ブエルタ・ア・エスパーニャ」に出場したチーム「パオパオ」のアシスト選手が過ごした1日。

【成分表】
笑い★☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★☆☆☆☆ 感動★★★★★
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
自転車レース、スポーツ、感動、苦悩

【こういう人におすすめ】
自転車ロードレースの知識ある人、ジブリ作品をすべて見ているといいながらまだこれを見ていない人、弱虫ペダルで自転車を知り、「その次」を探している人。

【あにこれ評価(おおよそ)】
71.1点。「自転車乗り必見の隠れた名作」といった様子。

【個人的評価】
これでロードレースの存在を知り、弱ペダで知識を鍛えなおして再挑戦した結果、すごい作品だと知った。そしてしばらくyoutubeで本場の動画を漁ったりした。続編もあるよ。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}  これ意外と知られていないんですかね?
 まだ観ていない方、ジブリ映画一本見逃してるくらいの感じですよ!
 45分映画なのでさらっと見れます。

 視覚的な雰囲気はジブリ映画、ルパン映画のそれであり、この作品の作画が肌に合わないという日本人はいないんじゃないかというくらい見慣れた雰囲気のアニメです。
 対して内容は、ジブリ映画やルパン映画とは毛色が全然違います。舞台はスペインの自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャで、レースの雰囲気や土地の風景、風習はかなり細部まで再現されています。相当の自転車バカたち(褒め言葉)にしか作れないアニメです。
 しかし、関係者が自転車バカすぎて、専門知識の説明がほとんどないため、自転車レースやスペインに関する知識がないとストーリーは所々ちんぷんかんぷんです。これを最初に観た時の、高校生の私はそうでした。
 私はその後、「弱虫ペダル」(アニメ・漫画)をみて自転車レースに関する知識を得ました。それからこの映画を見るとストーリーの細部が分かってさらに面白いです。
 さらにレースの内容より複雑なのが主人公の心境です。もはや複雑すぎて言語化できない心境でしょう。これに関しては直接観て感じ取ってください。

 私の知る範囲で、わかりにくい専門知識についていくつか補足します。にわかの知識なのでちょっと間違ってるかも。

・地面に書かれた文字
{netabare}  自転車レースでは、地面に白線で応援メッセージを書いて選手を鼓舞することがあります。venga(ベンガ)はスペイン語で”さあ!”などの相手を促す意味で使われ、「venga pepe」だと「それいけ!ぺぺ!」的な感じになります。
{/netabare}

・集団の方が速度が速いの?
{netabare}  基本的に自転車レースでは空気抵抗さえなければほとんど脚力をつかわないで進めるので、集団で走って、前の人の起こす風に乗って走る方が有利です。なので基本は、集団に先行して独走するより、できるだけ巨大な集団にいて足を休めていた方が終盤に有利になります。「足を休めることができる」=「無茶しても後で休憩できる」ということで、集団の方が体力温存できる上に速いです。 {/netabare}

・「お前ら少しは前を引け!追いつかれるぞ!」
{netabare}  自転車レースではチームが協力し、状況によっては別チームのメンバーも協力し合い、順番に風の抵抗を受ける先頭を走って速度を維持します。疲れたら後ろに下がり、別の人に先頭を任せるわけです。自分が楽しようとしてほかの人ばかりに先頭を任せると、その人たちが疲れてしまい、自分のいる集団のペースが落ちて自分の不利益になります。 {/netabare}

・「今日はなんとしてもギルモアに勝ってもらう」
{netabare}  以上を考慮して、チームの中で最終局面に強いエースを決め、その人には出来るだけ前を引かせないようにして体力を温存させる戦略が一般的です。そして逆に、チームの中で、優勝することを考えずエースを勝たせるために終盤までエースの前を走って引っ張ってあげる、アシストと呼ばれる選手が必要となるわけです。主人公ペペの役割がこれです。 {/netabare}

・「ゴールまであいつのお供は自殺行為っす」
{netabare}  集団をぶち抜いて超加速することをスプリントと言い、この能力には個人差があります。このアニメでは、先頭集団では赤ジャージのチョッチが最もスプリント力があるようです。しかし後方集団にいる黒ピンクのジャージのベザルという選手はそれよりさらにスプリント力のある選手のようです。こういうスプリント力のある選手と一緒にゴール前に来たのでは最後の超加速で勝てないわけですから、それまでに疲れさせるか、集団から置き去りにする必要があります。 {/netabare}

・続編に出てくる「アウター!?」
{netabare}  「アウター」は自転車の変速に関する用語で、インナーからアウターに変えるとペダルは重くなり、タイヤの回転数は上がります。急な坂道を登るなら普通はペダルを軽くするためにインナーを使います。 {/netabare} {/netabare}

投稿 : 2018/01/29
閲覧 : 661
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28

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ロードレースを描いた傑作、と言えば、まずこの作品を置いて他にない!

ロードバイクに乗る人。
弱虫ペダルみてる人。
特に見て欲しいな。
ロードバイクに乗る人なら、すぐに走りに出たくなる。
弱ペダ見てる人なら、ホントのレースってこうなのね、と腑に落ちる。
ロードレースの辛さと疾走感を味わうならこれこそお勧め。
そんな作品です。

舞台は、「グランツール」と言われる世界三大ステージレースのひとつ、
「ブエルタ・ア・エスパーニャ」。
主人公は、ベルギーのプロチームでアシストとして走っているスペイン人選手、ぺぺ・ベネンヘリ。脚質はルーラー。
レースは、アンダルシアの砂漠のような暑さの中、ぺぺが自分のチームのエースを引っ張って逃げ集団を形成するところから動き出す。
実はこのレース当日、ぺぺの兄と、兄が寝取ったぺぺの恋人だった女性との結婚式が重なっていて、しかもこの日のステージはぺぺの地元の街を目指すという奇縁が用意されている。

実の兄に恋人を奪われ、チームではスポンサーに嫌われて解雇の危機にあることを知る。そんな厳しい状態で、猛暑の中、レースを走るぺぺに、さらにレースの流れで、単独でのエスケープに踏み切らざるを得ないといけないことになる、という孤独な展開が心象と重なって辛い。

といってもウツな映画ではなくて、スピード感のなかで楽しい小ネタを散りばめつつ、最後は熱くて爽快な作品です。

レースと同時進行でエピソードも進むんで、もたつくところもなく、スピーディに鑑賞できるのも魅力的な作品。

投稿 : 2017/09/26
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22

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

再現性良好

短編なだけあって無駄なところが全く無く、終始落ち着いた緊張感で見れた。
ロードレースの展開も分かりやすく、誰にでもわかる。

また、とくに強調したいのは作画の素晴らしさ。
最近は自転車ブームでいくらか名の知れた自転車アニメが放送されたが、どの作品もどこかぎこちなく無理があるが、この作品はとても自然で動きがスムーズ。

実際のロードレーサーの走りの再現性がダントツだった。

投稿 : 2017/08/29
閲覧 : 205

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自転車四天王の頂点

私は自転車乗り、原作漫画も読んでます。

原作は短編で人物像などが余り触れられてなく
このアニメでは人物・設定などが若干加味されてる印象。

舞台風景、人物像など「紅の豚」っぽい感じですかね、
兄嫁など良い設定、その他も其々中々好みです。

開けっぴろげにエネルギッシュ、こまけえことは視聴者の感受性まかせ
オープロからジブリ前期頃までの古き良き時代の作風と相成り。

監督の高坂希太郎氏はロード乗りという事で構図や作画は抜群。
単騎逃げ横からの構図やゴールスプリント時の劇画?線画?など圧巻w

ロードレースを扱った良いアニメーション作品です。

投稿 : 2017/07/11
閲覧 : 264
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11

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

隠れた良作

意外と面白い、ただ名作ではないかな。
マッドハウスの関わった映画とovaを見ようと思って片っ端から見てて出会った作品。
たまたま見てた時、弱虫ペダルやってたからそれと比べてしまったけど、この作品は自転車がテーマってより寝取り?嫉妬?未練?みたいな内面がテーマな気がする。

一応続きがある。

投稿 : 2017/07/02
閲覧 : 284
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1

 (・ω ・ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ロードレースの展開がとてもわかりやすい

自転車漫画ちょいちょい流行ってるけど
レース展開にいまいち疑問があった

が、この作品を見て色々合点がいった

ストーリーはともかく
レースとして見るには参考になる

逃げ、少数の先頭集団、集団
と極端に簡単な振り方してるけど
要所要所のメリットデメリットが描かれている

これは
リアルツールなどを見るときの参考の一つになるかもしれない

個人的には結構勉強になった

投稿 : 2017/06/04
閲覧 : 243
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3

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

短編ですが、地中海の雰囲気(行ったことないけど)が感じられる、単純明快な作品。
大人向けですかね。別に感動したわけでもないし、もう一度見たい作品ではないんだけど、見終わったときのすがすがしさはあったかな。

投稿 : 2016/08/28
閲覧 : 235
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1

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

果たして茄子は必要か?

南スペインの夏、アンダルシアの風は強くて暑い。
そして、太陽ギラギラの乾いた風景が眩しい。
本作品、自転車ロードレースを描く約47分の中編アニメ映画である。

自転車ロードレースの臨場感は満点。
個々の自転車の動きが細かくてリアル。
レースの駆け引きで魅せてくるあたりはさすがである。

レースに没頭する失意の主人公ペペ。
ちょっと無茶な飛び出しは果たして成功するのか?
手に汗握るラストスパート。
{netabare}結局、写真判定で勝利。
しかし、勝利に酔うことはないペペ。{/netabare}

淡々と進行する大人のアニメ、面白成分は少ない。

投稿 : 2016/07/26
閲覧 : 365
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26

ノンリニア さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

夏の風(熱風、でも爽快)

暑い夏の日、爽やかな気分を味わいたいなと思ったら「茄子 アンダルシアの夏」をお薦めします。

黒田硫黄さんの漫画を原作に、業界屈指の自転車乗り、高坂希太郎さんが監督・脚本・キャラクターデザイン・作画監督としてまとめあげた作品です。

高坂さんといえば数多くのスタジオジブリ作品に作画監督や原画として参加されているので、ご存知の方も多いかとは思います。

というわけで、この作品、制作はマッドハウスなのですがジブリの香りを強く漂わせています。

ただでさえ実力のある人が好きなものを題材に作品を作るわけで、これが面白くないわけがないですよね。

ストーリーはシンプルなのですが、なんていうか、アニメが活きているといいますか、登場人物達の気持ちが素直に伝わってきます。

自転車レースの臨場感、爽やかに描かれる人々の絆が凝縮された47分。
時折スペインの青い空を仰ぎ見るカメラワークや、薄暗いバールのカウンター、疾走する自転車、怒涛のラストスパート・・・

その磨き抜かれたカットと編集は素晴らしく、爽やかなスペインの空気に心地好く浸れます。

「茄子のアサディジョ漬け」が無理なら冷酒に小茄子の浅漬けをつまみながら視聴されてはいかがでしょうか?

ではでは。

追伸:EDは自転車を愛した忌野清志郎さんの自転車ショー歌です。

投稿 : 2016/04/30
閲覧 : 368
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23

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

スポーツ中継が好きな方向け

圧倒的・・・!圧倒的名作漫画黒田硫黄っ…!の漫画「潰滅的茄子」の1エピソードでどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・「アンダルシアのっ...夏」を潰滅的原作とした映画
鉄骨渡りを...通じて主人公のペペのそんな半ボケ人生が関の山。を振り返るストーリー
ロード鉄骨渡りの雰囲気や再現度はアナウンス...!圧倒的解説までついて狂気の沙汰の鉄骨渡りを見ているかのよう
ゴール直前の鬼気迫るナイス描写は必見...!
手に汗握る!リアル!
潰滅的原作を上手に...膨らませた映像化におまえは100%成功しないタイプ…!した作品ですっ・・・

投稿 : 2015/12/21
閲覧 : 225

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

疾走するスピード

正直物語が超面白いとか声優がすごいとかあまり思わないです

かといって面白くないわけではなく最後まで見れます

自転車が疾走するスピードと躍動感がリアルで熱いアニメです

さくっと見れるのでぜひおすすめです

投稿 : 2015/10/06
閲覧 : 274
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

無駄のない仕上がり

なんだか作品名からして、自転車ロードレースものだとは思わなかった。

本作は非常にカラッとした出来栄えになっております。砂漠のような大地の中央に道があり、スタートからゴールまでを単純に映した尺構成。尺だけではなく、セリフ、映像なども、無駄なモノを一切省いたご様子。これでけを見ると精巧、でもなんだか薄いと感じたら、それは昨今のお楽しみ要素に慣れ親しんだ習慣かもしれません。このコンパクトさは成功だと感じる。

まぁ単純にスタートからゴールまでの流れなんすけど、最初はどんなアニメを見ても、ここら辺がすごいな、とか思うわけで、本作においては主にレースにおける無線のやり取りや、水分補給などの観てる側ではなく、走ってる側の模様の描写が面白かった。照り付ける太陽の中の息づかいや、心拍数まで自転車に表示されているし、風やコーナーに対してチームでカバーし合いながら盾役になったりする描写だけで魅せてくる。セリフ数はほんと少ない。だからその一つが際立つ。作画にしても背景が砂漠+空だけで、こういう単純さが背景に目を配る必要がなく、焦点に集中できる。

レースものの弱点として、勝つと分かっているところをどう魅せるかが宿命で、本作において序盤チームの別の選手を勝たせるための役回りだった主人公。そこからどうのこうのなって、主人公の地元のレースだからとか、でも地元が嫌いだからとか、でも今日は特別な日だからとかを、サッと脳裏をよぎるように映像を割り込ませる。競馬で言えばセイウンスカイのようにガンガン逃げまくる、追ってくる猛者ども、というのが大体のところでしょうか。

本作で感動したのは上にも含まれますが、主人公がどのような思いで走っているかを、ほんと遠回しで映している点。本人は逃げレースの中ひたすら前だけを進んでいる。セリフが極端に少ない。その間地元仲間で応援してる者たちがあれこれと主人公の話をしたりしてるけど、彼はいたって孤独。もろもろの絵で心情を表現するモンタージュをはじめ、その孤独の中の彼の心境変化から勝利に至るまでの、これまた無駄を省いた演出の技は本作ならではでしょう。

投稿 : 2015/09/02
閲覧 : 577
ネタバレ

kuroos さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自転車ロードレースを見るきっかけに

弱虫ペダルを見ても、あまり自転車ロードはわからないんじゃないかな?

これを見ると、自転車ロードレースの基本がわかる。

舞台はスペイン、三大ロードレースの一つ

ブエルタ ア エスパーニャ

ちなみにツール・ド・フランス、ジロデイタリア、ブエルタが三大ロードレース。

日本では、ツール・ド・フランスしか知らない人は多いと思うが

プロのロードレースの大会はめちゃくちゃあるwその中でもこの3っつは

出るだけでも名誉のレース


{netabare}話は単純で、兄に彼女を取られた弟

兄にはなれなかった、プロレーサーになり3大ツール出場までに

とはいえ、チームもそれほど強くなく主人公もそれほど強くない設定


兄の結婚式に(なにも弟のデルタ出場しかも地元で走る日にしなくても><w)

ブエルタ(地元の発音はデルタらしい)で走るっていう

極めてシンプルな内容

当然弱いチームで弱い選手なので、総合優勝争いでは無く

ステージ優勝狙い(三大レースでステージ優勝でもすごいんだが)

最後は激戦になり、兄と結婚した元彼女の見守る中結果が~~W

というお話~


このアニメのおもしろい点は、自転車ロードレースをほぼ忠実に描いている所

集団と逃げの駆け引きや、風に対する走り、(横風の時に集団が分裂するのはこのアニメで知ったW)水の補給等々

これを見ると自転車ロードレースがわかる!かな?ww


まあ、欲を言うと主人公のあの逃げはありえないけどねwwww{/netabare}

投稿 : 2015/01/27
閲覧 : 352
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8

ネタバレ

セレナーデ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

言葉でなく、生き様

自分の中で傑作と呼べる稀少なアニメのひとつ。水曜どうでしょうで大泉洋のやったアニメ声優の話題のとき、これの名前も挙がってたような。どうだったかな。

それはいいとして、ざっくり感想を言うと、ロードレースというゲームの面白さと人間ドラマを、よく小一時間でこれだけ力強く描ききったな、と。

子供の頃、親戚のおっちゃんがマラソンの中継を観てるのを見て、一体こんなのの何が面白いんだろうと子供ながらに思ってたんだけど、競技は違うけど本作を観た時その面白さがちょっと分かった気がした。門外漢からは内容の分かりにくい長丁場のレース展開を、綿密な取材のもと娯楽性に富んだシナリオに開花させてくれています。

でもってドラマ部分に関しては、全体の構成とラストが秀逸。

{netabare}兵役中の間に、兄貴に恋人を奪われ、バイクの才能においても兄貴の方が上と囁かれていたけど、だからこそ、せめて自分が兄貴から最初に奪ったもの(バイク)で、兄貴に勝ってやろう、と。ラストの敬礼には、そんな過去の悔しさと決意へ捧げているものと感じられると同時に、そのペペの過去があったからこそ、単に地元で優勝したという事実でだけではない大きな意義が伝わってきます。{/netabare}

そんなペペのロードレースに賭ける想いが徐々に紐解かれていく脚本が、ラストの余韻を一層引き立ててくれるのです。

それを言葉ではなく、生き様で描ききってくれたところに、本作の魅力は帰結するのではないかと。

しいて不満があるとすれば、レース展開にもう一山欲しかったと思わないでもない。というのも「起承転」までは順調なのですが、「結」の部分は特になにかプロットを挟んでいるわけではないんですね。中盤のトラブル(転)の引きからどう盛り上がるのだろうと観ていたら、回想シーンの感傷的な雰囲気のドサクサにまぎれてクライマックスにうやむや突入してしまっていて、今思うとこれは、ちょっと肩透かしだったかもな、と。

しかしそれを差し引いてもこれは、プロットもシンプルで、説教や啓蒙もない、熱く、切なく、味わい深い作品。

すなわち傑作なのでした。

投稿 : 2015/01/18
閲覧 : 376
サンキュー:

13

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

☆自転車アニメ

レースの砂塵が舞うシーンが印象的でした。


迫力ある作品です(*^^*)自転車きついですけど
走り終えたあとの爽快感がいいですね。
そんな感じがでていました。♪





監督の高坂希太郎さんはジプリの作画監督さんで
宮崎駿氏の右腕(一番弟子)


制作/マッドハウス

配給:アスミック・エース

2003年7月266日公開(47分)

主観的評価(C)




追記欄_

投稿 : 2014/12/09
閲覧 : 298
サンキュー:

3

まめ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

男の意地!俺は遠くへ行きたいんだ。

予定調和の大団円。
程よく爽やかで異国情緒ありつつ、
各国料理屋に行った後のような気分になります、
パオパオビールと茄子漬け、おいしそう!

投稿 : 2014/07/31
閲覧 : 331
サンキュー:

1

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茄子 アンダルシアの夏のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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茄子 アンダルシアの夏のストーリー・あらすじ

『茄子 アンダルシアの夏』(なす アンダルシアのなつ)とは黒田硫黄の漫画『茄子』の短編『アンダルシアの夏』を原作として2003年に公開された上映時間47分のアニメーション映画。
【ストーリー】スペインの自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャを舞台に主人公ペペ・ベネンヘリが解雇の危機に直面しながらなおかつ、かつての恋人と兄の結婚という複雑な思いの中にあってもプロ自転車選手として「仕事」に取り組むさまを描く。(アニメ映画『茄子 アンダルシアの夏』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2003年7月26日
制作会社
マッドハウス
公式サイト
www.nasu-summer.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%84%E5%AD%90_%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AB...
主題歌
≪ED≫忌野清志郎『自転車ショー歌』

声優・キャラクター

大泉洋、小池栄子、平野稔、岡田吉弘、平田広明、坂口芳貞、羽鳥慎一、市川雅敏、筧利夫

スタッフ

原作:黒田硫黄 (『茄子』より アフタヌーンKC)、 監督:高坂希太郎、脚本:高坂希太郎、エグゼクティブ・プロデューサー:椎名保、プロデューサー:丸山正雄、美術監督:田中直哉、撮影監督:白井久男/岸克芳、編集:瀬山武司、効果:倉橋静男、音楽:本多俊之

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