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「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(アニメ映画)」

総合得点
77.2
感想・評価
458
棚に入れた
2998
ランキング
639
★★★★☆ 4.0 (458)
物語
4.4
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.2

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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おい、青空侍

 素晴らしい映画でした。伏線回収、戦国時代のリアルな描写(僕は戦国時代に詳しくはありませんが)、戦の恐ろしさ、ビターエンド、魅力的な人物描写、、、どれも良かったです。ただ、クレヨンしんちゃんでやる必要はあったのか?とは思いますが。
 というのもこの映画の主役は、しんのすけたちよりも又兵衛、憐姫の方だったと思います。お互い思うところはあれど、身分の差により結ばれない二人、、、みたいな感じで。
 しんのすけがタイムスリップした先では、皆優しい人たちで、見知らぬ人が突如現れても暖かく出迎えてくれたところが良かったですね。
 オトナ帝国でもありましたが、野原ひろしがカッコよかった。家族思いの父親で、カッコよかった。

 ラストに関しては、子供向けとは思えないものでした(もちろんいい意味で)。しんのすけがぼろぼろ涙を流すシーンで僕もウルっときましたねぇ、、、。現代に戻ってきた後の、しんのすけの一皮むけたようなキリっとした表情にグッときました。

 しいて微妙なのが、OP、EDかな。もうちょっとシリアスにしても良かったと思うんだけれど。。。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 343
サンキュー:

11

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.8.26

2021.8.26

投稿 : 2021/08/26
閲覧 : 200
サンキュー:

0

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人を愛するということ

 完全に舐めてた。ボッコボコに泣かされました。
 又兵衛はほんとうに愛されるべきキャラだったなと思います。最終的に又兵衛は死にます。でもこれを悲しいお話にはしたくないですね。この作品を見終わったあとはなんだか上手く言葉にできませんが心地の良い感動を受けました。
 これほどまでに一途に人を愛し、素晴らしい生き様を見せてくれた又兵衛が実はどこかに存在したのではないかと錯覚するくらいのめり込みました。それほどそれぞれの人に感情移入をしてしまうし、その人の気持ちが痛いほど伝わってきました。
 個人的に好きだったシーンとしては、ラスト又兵衛が撃たれたあたりからもヤバいのですが個人的にひろしの車が又兵衛の馬を置いていくシーンがすごく印象的でした。時代の変化をしっかりと映像で見せていて、なんだか自分でも分からないのですがウルッときてしまいました。
 これは私が見た限りではクレしんのなかでは至高かもしれないです。

95/100点

投稿 : 2021/08/10
閲覧 : 280
サンキュー:

2

ネタバレ

友利奈緒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これだから映画は

行くと思っていた。
行かないなんて選択肢は、初めから無かったのだ。
大切な人が戦っているときに、見過ごすようなことができるわけなかったんだ。
戦国時代にさえ、大切なものは変わらない。

涙しながら笑った。
しんちゃんは感動シーンにもお笑いを詰め込んでくるからたちが悪い。
すがすがしく泣ける映画でした。

投稿 : 2020/04/10
閲覧 : 240
サンキュー:

2

ネタバレ

weoikoiji さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想と子供の頃のアッパレ戦国大合戦に感じた違和感

見直す機会があったので、今の自分がおもったものを書いてみます。

戦国大合戦とオトナ帝国は原恵一の最後の傑作二作としてクレヨンしんちゃんの映画の中でも異彩を放つ、2作品
原恵一自身もインタビューでも温泉でやりきってしまい、この2作品は全く違う手法で作品作りに取り組んだと話している。

クレヨンしんちゃんという作品の最も肝は、しんのすけというキャラクターが日常をかき乱す事にある。
野原家という家族だったり、幼稚園や、友達など場は違えど
しんのすけという異色のキャラクターが交わったときの化学反応を楽しむ作品であり
しんのすけに振り回されてこそクレヨンしんちゃんともいえる。

子供の頃この戦国大合戦を見たときに覚えた違和感。
オトナ帝国とも違ったあの違和感はなんだったんだろう。
今の自分なりに分析をしてみた。

まず本作が傑作である要因を紐解いていけば、きめ細かな演出と脚本、音楽にあることは間違いない。
緊張や青空侍、手紙や又兵衛としんのすけの初対面のシーン
伏線をまいては回収しての繰り返しを幾度も見せ重層な物語にしている。
そして、しんのすけが手紙を見つける最初のシーン
しんのすけはいつもどおり陽気な反応だが後ろを流れる音楽は不穏な音楽である。
ここでいつものクレヨンしんちゃんから映画クレヨンしんちゃんへの導入が始まる。
そしてカットの切り方、緊張のシーンで明らかに雰囲気が変わりゆるやかにしっかりと時間を作ったとおもったら会話もそこそこに村の子供たちのシーンにテンポよくかわっていく。
時間的にも無駄なシーンが少なく非常に早いテンポで次々と展開していく。

あとは時代考証や他のシーンを含めて一つ一つ上げれば枚挙に暇がないほど、基本的なところでも非常に秀逸な作品であることは間違いない。

しかし秀逸な作品というだけでは、あの違和感は説明できない。

この作品の全体像を俯瞰してみてみたときに一つの自分なりの発見があった。
それはこの作品の主人公はしんのすけではなくレンと又兵衛であるということである。
この作品で最も象徴的な働きをしているのはレンである。
その働きとはしんのすけに翻弄をされないということである。
上記にもあるが、クレヨンしんちゃんという作品はしんのすけに翻弄されるというのが作品の本質である。だがレンちゃんの反応をみればわかるが又兵衛はしんのすけに翻弄されるが、レンちゃんは翻弄されないのである。
そのことによって物語の重心がしんのすけへと移らずに済む抵抗力になっているのである。
その抵抗力が、又兵衛とレンの強い存在感を消さず映画の主軸が二人の物語を映し出すことに成功している。

ならばこの映画はクレヨンしんちゃんでなくても良かったのではないかともおもうはずだ?
答えは否である。
戦場を車で暴走するという破壊的なシーンは、クレヨンしんちゃんという土台がなければ受け入れられなかっただろう。
つまり物語全体に対してクレヨンしんちゃんという世界観が本来しんのすけが果たしていた翻弄させるという役割を果たしているのである。
二人の恋物語にクレヨンしんちゃんという翻弄させる要素を組み込むことにより上質だけれども破壊的な映画へと仕上げているのである。

これが長年私がこの映画は元来のクレヨンしんちゃんとは違うという違和感を自分なりに言葉に表してみた表現である。

つまりこの映画はクレヨンしんちゃんの映画ではなく、又兵衛とレンの恋物語にクレヨンしんちゃんが参加した映画なのである。

原恵一監督がこの映画を作ってやりきって引退したのはそれが理由なのではなどと奢っていると邪推しながら、考え付いてしまった。
クレヨンしんちゃんの映画をやりながらクレヨンしんちゃんを押しのけてまったく別の映画を作ってしまった。
これはクレヨンしんちゃんという映画に対する破壊の行為である。
だからこそこれ以上の発展を望めなかったのではないか
その辺はあまり考えきれていないが思いついたので書き留めておこうとおもう。

以上が久しぶりにクレヨンしんちゃんの映画に触れて考察してみた感想である。
いやはや名作は色あせませんなあ

あと改めて見直すと昨今主流の異世界転生だったりというのはこの作品の影響もあるのでは?というアニメ史的な発見もあったのでメモっておこうとおもう。それはドラエモンでもやってるかな・・・

投稿 : 2019/03/24
閲覧 : 377
サンキュー:

2

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

雑感。

しんのすけの精神年齢がいつも以上に高すぎる、という点以外にケチのつけようがない、最高の作品。
クレしんとかそうでないかとか言う以前に、映画として完成されている。随所の演出の巧さよ…。

姫の「もうこんなに人を好きになることはない」ってセリフの重さ。ここも凄かった…!
又兵衛との過去の回想とか一切描いてないのに、このセリフに込められた姫の気持ちがしっかり…というよりずっしり伝わってくるんだもの。


映画として出来が良すぎる為にOPとEDのミスマッチっぷりが浮き彫りになってしまったのがやや残念ではあるものの、本編は何度見ても色あせない感動を与えてくれることでしょう。

投稿 : 2017/12/23
閲覧 : 436
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

二中のファンタジー ~体育を休む女の子編~

第10作目!!

ゲストキャラの幸せをこんなに願う作品は他に思いつかない。

名作中の名作、これからも定期的に見ることになるんだろう。

投稿 : 2017/02/26
閲覧 : 313
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「お前逃げるのか!?」 俺は泣けなかった、しかし親は泣いた

しんちゃんの映画のキャラは基本いやらしいネーミングが多い
だって井尻又兵衛由俊(いじりまたべえよしとし)だもん
中の人はダガールやまる子の親父をやってた

彼は女に弱かった。同時に青空侍とも呼ばれている

しかしながらこれはオトナ帝国に引き継いで次に良かった映画だと思う。
恋愛を絡ませていたことが大きなポイントだったしパンフレットにも大きく掲載されていたことが印象に残っている。
「お前逃げるのか!?」

最後は実際に見て確かめてください
しんちゃん達が歴史を変えたということを
そして、これは神様の定めであったということを

{netabare}ふ  ざ  け  る  な  神  よ  、  お  前  は  残  酷  な  存  在  か{/netabare}

投稿 : 2016/03/04
閲覧 : 650
サンキュー:

8

ネタバレ

渡辺探偵事務所の所長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

号泣した。

まず第一に泣けるDVDを探してたんですよね。

友人がこれ泣けるぞ!と言ってくれたのでフラガールと一緒に借りたらフラガールよりも泣けましたね。

しんのすけが過去に行く意味。
そのメッセージ性が強いですね。

姫さまもかわいいし

家族愛もある。
クレヨンしんちゃんの映画ベスト3には入る作品だと思います。

暗黒タマタマ、アクション仮面vsハイグレ などに匹敵する良作品だと思います。

投稿 : 2015/11/30
閲覧 : 316
サンキュー:

8

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

唯一、クレしんの中で実写化されたが、駄作だと思うよ

 ストーリー

ひょんなことから、しんちゃん戦国時代にタイムスリップ

野原一家もしんちゃん捜してタイムスリップ

野原一家が戦国時代でひと時を過ごすお話し

 これ、草彅剛で実写化されたんだけど

元が駄作だから、駄作になるにきまってるでしょ

実際この映画はそんな泣けるものではなかったぞ?

しんちゃんと仲良くなったメインキャラの侍いるんだけど

最後は途中何者かに(たぶん。味方の兵かな)撃たれて死ぬんだけど

映画をみた人はわかると思うが、絶対犯人わかるやろ?って思うよ

何故なら、人がたくさんいるし その中で鉄砲うったら

もろばれたし、煙でわかるだろ!!

 この映画にはがっかりだわ

投稿 : 2015/10/08
閲覧 : 448
サンキュー:

1

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

シリーズ唯一の純愛もの

・監督:原恵一
・サブキャラ:井尻又兵衛、廉姫
・敵:大蔵井高虎

10作目。野原一家が過去に呼び出され、廉姫と又兵衛のドラマに深く介入していく物語。
野原一家というよりは、又兵衛の物語。クレしん映画と言うよりは、名作時代劇(ヒューマンドラマ)といった印象を受ける。

時代考証もしっかりしていて、雲黒斎以来のタイムスリップもの。
クレしん映画唯一の純愛ものでもあり、大人向けな作品といえる。

原恵一黄金時代の最後の作品にふさわしい出来栄え。ヒロシが車で戦場に戻ってくるシーンが感動的。

タイムスリップの方法が曖昧(廉姫の願いが野原一家を呼んだ?)なのも素敵。
途中の殺陣もそこそこかっこいい。BGMも素晴らしい。くそ泣ける。

「しんのすけのいない世界に未練なんてあるか!?」byひろし

投稿 : 2015/09/26
閲覧 : 361
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

月並みな表現で申し訳なく思う。素晴らしい感動作。
前作の【オトナ帝国】ではケン、チャコのキャラクターの弱さが祟っていまいち入り込めなかったのだけど、今作ではその点をものの見事に改善してきている。

本作の物語の主軸は、井尻又兵衛と廉姫であり、しんのすけではない。
しかし、しんのすけという第三者の介入によって、よく言えば普遍性のある、悪く言えばありきたりな悲恋の物語を【切なさ】という表現を振り切って【感動】にまで昇華させた。
本作は、一昔前の人物との交流でしんのすけが大きな成長を遂げる、自由の尊さを描いた物語――なのではなく、むしろ、しんのすけとの交流によって、動くことのなかった又兵衛と廉姫の淡い恋の物語なのだ。
しんのすけの存在がなくては、二人の物語は珍しくもない内容になっていた――ばかりか、そもそも始まってもいなかったかもしれない。
つまり、前作と似て非なる点はここ。この作品は、メッセージ性をほとんど持ち合わせていないんだ。

その代わりとばかりに本作は、映画としての魅せ方に凝った作りとなっている。
例えば、廉姫を乗せたひろしの車が、馬で駆ける又兵衛を置いて先に行ってしまうシーンや、牡丹(たぶん、そうだよね?)が落ちるシーンといった暗喩。
例えば、しんのすけがタイムスリップした池のほとりで、廉姫が溜めに溜めて又兵衛に強く寄り添う間の取り方。
例えば、又兵衛が早朝に敵軍を襲撃すると告げたシーンでは、廉姫がまっすぐに又兵衛を見つめて無事を祈ると言うと、又兵衛は目を合せず返事をする。

こうした描写の積み重ねによって、二人の結末に涙腺をやられることとなったんだよ……。
廉姫が終盤にて「こんなに人を好きになったことはない」なんてセリフを溢していたけど、驚くべきは、過去話や回想がほとんどなかったにも関わらず、このセリフに重みがあったことだ。
おまけに、その直前の又兵衛の死に際の演出がにくい。感動モノを意識するならば普通、こういうシーンにはもっと尺をとり、音楽も盛大にかけ、又兵衛がモノローグで廉姫への押し込めていた想いを吐露する、というのが定石。
が、本編ではそんなものが一切なく、呆気なさすら感じさせて又兵衛は逝った。

このシーンで視聴者である僕が抱いたやるせなさは、廉姫の「もうよいのだ、しんのすけ……」で最高潮に達し、しかしその直後のしんのすけの金打によって余韻へと変じる。この鮮やかな流れに脱帽した。
泣きの入った感動系でありながら、全編にわたる穏やかさな雰囲気が、絶妙なバランス。


……ただ、少し不満を挙げるなら、しんのすけが物語を動かす為の装置に終始しており、彼特有の個性がいまいち感じられなかった。
又兵衛への発言はいつもとは異なり、悪い意味でリアリティーに欠ける。(櫓で又兵衛を話術で翻弄するシーンなんて、幼稚園児では無理がある。せめて小学生のマセガキとしてなら、通用したかも)
戦の仕組みも知らないはずのしんのすけが、髙虎に対して「おまえ、逃げるのか!」云々は、少しカッコよすぎる。こういうのは、もっと抽象的で、それゆえにズシリとくる子どものセリフであって欲しかった。

投稿 : 2015/09/09
閲覧 : 442
ネタバレ

フローズン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さらっと見終わってしまった

・小学生のときにTV放送で初見
・その時は又兵衛のラストに衝撃を受け、泣きそうになりながら見ていました。しかし家族のいる手前、泣くのは恥ずかしい。必死で堪えてました。
・そしてこれまで見ていなかったのですが、改めて見てみることに

・しかし当時ほどの感動は襲ってこなかった。全体の構造を知っていても涙腺に訴えかけてくるものがあるとは思っていたけど、そう無く意外とさらっと見終わってしまった
・感じた点は、ストーリーはまとまっているけどそれが淡白な印象を与えているように思った。やりたいことに対してこの90分という枠は狭いように思えた
・またしんのすけが普段より学力としての知能が高くないですか(笑)劇場版はこの作品とオトナ帝国しかみてないので劇場版に関しては何もいえませんが。

・ピックアップしたいのは声優の豪華さ。今回の主役の一人である又兵衛を演じる屋良有作さんは、ほとんどさくらヒロシと銀魂での地雷亜しか知らなかった。なのでこういった正統派な誠実なキャラを見ていい意味で驚いた。かなり良かったです。
・その他もセリフ量は少ないが玄田さんや羽佐間道夫氏など脇役が超豪華
・雨上がり決死隊の2人もエンドロールを見るまで分からなかった。

・また、戦国時代の背景画が写実的ではなくても雰囲気があってかなり良かったです。
・時代考証もかなりしっかりしているらしく、そういうのはやっぱり好感が持てますよね。
・あとはDVDで映像特典に入っていた予告映像。嘘だらけで笑ってしまった。
こんなシーンなかったわ!とかトーンが全然違うなどとツッコミながら楽しめました。

・全体として面白かったけども、ここがこのシーンが良かった!という点を見つけることができなかったのが辛い
・子供のころに楽しんだものを大人になって見返して当時ほど楽しめなくなる切なさを感じてしまった。純粋さはどんどん失っていきますよね・・

投稿 : 2015/07/30
閲覧 : 386
サンキュー:

10

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

オトナ帝国と並んで名作との呼び声が高い10周年記念作品です。シリーズでも特に異彩を放つ作品でした。

美しく気品あふれる儚げなお姫様が出てくる…
そんな夢を野原一家全員が見るという不思議な出来事。
ある日しんのすけが帰宅するとシロが庭に大きな穴を掘ってしまい、
その穴の中から天正二年のしんのすけから家族に宛てた手紙が出てきたのを切欠に
しんのすけが天正二年にとんでしまうというお話です。

雲黒斎の野望と同じく過去にタイムスリップするネタですね。
シリーズで一度やったネタをまたやるというのは珍しいパターンですが
これだけの長寿シリーズなので同様のネタを違うアプローチでやるというのは納得です。
雲黒斎の野望がストレートにタイムスリップをあつかったSFだとしたら
この作品は夢見をもちいたファンタジー作品ですね。
目をとじると気がついたらそこは戦国時代だった…そんな感じの移動です。
雲黒斎の野望で使ったタイムマシンと違って行き方、戻り方が不明瞭なぶん謎の多い現象でした。

しんのすけが戦国時代で出会ったのは鬼の井尻と恐れられる井尻又兵衛と夢で見たお姫様の春日廉。
この二人との出会いが後にしんのすけの大きな財産となり彼をちょっぴり成長させます。

僕がこの作品をシリーズでも特に異彩を放ってると感じた要因は物語にあります。
今までのシリーズよりも脚本がドラマチックなんですよね。
クレしんはオトナ帝国など感動する作品は多数ありますがどれも設定からして少し変わってるものばかりです。
ですが本作はそれらと比較すると余計な味付けがされてない素材そのもののような仕上がりになってるのです。
なのでクレしんだけどクレしんっぽくない物語の動きに焦点を当てたような珍しいつくりになってました。
今までのドタバタ劇から一転、合戦に身分違いの恋やしんのすけの複雑な心情に
歴史の生き証人としてただただ記憶することしかできない野原一家の姿などが描かれます。
恋というエッセンスをこれほどまで純粋に綺麗にあつかった作品は今までのシリーズでもなかったので
本作が印象深い独自の色を出すことに成功してるのはそこにあるのかなと思います。
身分違いの恋という要素を子供向けとは思えない手法で見せてくれました。
井尻又兵衛の死…最後は結ばれて大団円とかそういう終わり方ではないのです。
クレヨンしんちゃんという作品で正しいのはおそらくむすばれて大団円だと思います、
子供向けだしそれが基本かと…でもこの作品はそうじゃない…
しんのすけと出会ったあの日、本当は井尻又兵衛という男は死ぬはずだった。
でもそれをしんのすけが救ってしまった…でも結局過去は変わらない。
井尻又兵衛の死は変わらない。
でももしあの日しんのすけと出会わずに死んでいたら
春日家も滅ぼされて廉も死んでいたかもしれません。
もしかしたらしんのすけたちが夢で見た廉の姿は
又兵衛が死んだ後のものだったかもね。
廉の又兵衛に生きててほしかったという強い想いが
しんのすけを呼び寄せ又兵衛を救わせたのかもしれません。
そんな感じの切ないお話をクレヨンしんちゃんでやったというのだから
やはりこの作品は異彩を放ってると思いますよ。

そして相変わらず野原一家の絆が素晴らしい。
しんのすけが天正二年に行ったと普通じゃ考えられない仮説をたてる
ひろしの勘の冴え方といったらなかったです。
しんのすけのいない世界に未練なんてねえ!と迷わず過去に飛ぶ潔さ。
このファミリーは本当に最高だぜ。

このアッパレ!戦国大合戦は大人も楽しめるクレしん映画の代表格ですね!
従来のシリーズよりもドラマチックなので物語で普通に楽しめると思います。
いつものドタバタ劇や笑いを求めてる人には物足りないかもしれませんがね。

【A80点】

投稿 : 2014/12/09
閲覧 : 459
サンキュー:

4

ネタバレ

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作ではあるが

ハッピーエンド主義者の自分からすると、最後の最後でキャラ退場によるお涙頂戴はあまり好まない。

投稿 : 2014/11/16
閲覧 : 346
サンキュー:

1

ネタバレ

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

金打

最後は油断していた。
クレヨンしんちゃんで死人が出るはずがないという固定概念があったから。
又兵衛と廉姫が身分を超えて結ばれるhappy endしか見えてなかったよ。
自分の中では大人帝国と並ぶ名作。

投稿 : 2014/06/01
閲覧 : 309
サンキュー:

1

ネタバレ

プーリン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

監督が題名に初めてこだわった作品

監督が考えた題名は青空侍らしく 珍しくこだわったが興行的弱いとされ
採用されなかったそうです

この作品のラストは涙 
しんのすけの敵の大将逃げるなというシーンもかなりかっこいいです

投稿 : 2014/04/14
閲覧 : 275
サンキュー:

0

ネタバレ

チョロ松 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まさか

クレヨンしんちゃんらしい映画で
とても楽しめました。

まさか戦国時代にタイムスリップして、
春日の歴史書に名を残す活躍そして
しんちゃんらしいハッピーエンドと思いきや、
又兵衛が最後に打たれて死ぬなんて思いもよらなかった。

しんちゃんに珍しく主要人物の死去がくるとは、
あんなにラストが悲しく涙が出てくるとは思いませんでした僕の中ではしんちゃん史上1番の名作だと思います。

投稿 : 2014/03/10
閲覧 : 244
サンキュー:

0

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

観ると感動する

けれど、後になって考えると映画を盛り上げるために
殺された感が否めません。
本来の歴史だと、しんのすけが居なかったら気づかなかった伏兵によって殺されていたかもしれない。死は避けられない運命だった、ということなのでしょうか。
姫と結ばれてほしかった、死んでほしくなかったという気持ちが強いです。
よって、個人的には誰も死なないけど感動できるオトナ帝国のほうが好きです。

p.s.ひろしが姫さまを車にエスコートするシーンと、「しんのすけの居ない世界に未練なんてあるか!」という台詞好きです。

投稿 : 2013/10/30
閲覧 : 264
サンキュー:

3

ネタバレ

ちゃいにーず☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

さいっこう!

もう感動!
ほんとに泣ける!

投稿 : 2013/04/19
閲覧 : 292
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

クレしん映画の名作

クレヨンしんちゃんの映画を全て観てきたけれどこの作品ほど感動するものはありません。私的クレヨンしんちゃんの映画の中では№1。

子供だけではなく大人にも観てほしい作品です。

投稿 : 2013/03/10
閲覧 : 192
ネタバレ

さぶり さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まさかの感動

ドラえもんの映画で、毎度ジャイアンが優しく、のび太が勇敢になるように、このしんちゃんもしんちゃんらしくありません(良い意味で)
びっくりするくらいシリアスで、しんちゃん要素はありますが笑いは少ないかと思います。
しかし、個人的な意見ですが、普段のアニメでは出来ない事、起こり得ないことを物語に出来るのが映画の良いところではないでしょうか?
自分の中ではベストオブしんちゃんです(^ ^)
皆様是非ご覧になって下さい。

投稿 : 2013/01/29
閲覧 : 222
サンキュー:

2

ネタバレ

toyo69 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動、でもちょっとあざといかな?

感動しました。ただ、最後に又兵衛が死ぬのは感動させよう、というあざとさが見えました。それでも笑いと感動をもたらしてくれる作品には違いありませんが。

投稿 : 2012/10/01
閲覧 : 306
サンキュー:

0

ネタバレ

ぺぺぺぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

めっちゃ泣けた

泣いた
エンドロール中ずっと泣いてた
自分でびっくりしたもんw

投稿 : 2012/09/16
閲覧 : 253
サンキュー:

1

ネタバレ

ゲキカラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まさかの展開ですよ!

衝撃のラスト!ってやつです!!
まさかまさかの・・・ビックリしすぎて、
泣いてしまいました><

しんちゃんのお気楽でくだらない所も好きですが、
キリッ!って真剣でかっこいい所は、
もっと好きです^^

実写映画化されただけあって、
内容はすばらしいですよ!
もちろん実写版よりも、こちらが上です!
私の中のアニメ映画NO.1といっていいと思います!

投稿 : 2012/08/28
閲覧 : 242
サンキュー:

3

ネタバレ

An@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

時代感をきちんと残した上での終わり方

最後撃たれて死んでしまったところが、かなり印象的。

時は戦国時代。(という設定。)
何もかも丸く収まってハッピーエンドじゃない感じが、私的に好印象でした。

投稿 : 2012/07/26
閲覧 : 318
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ネタバレ

ほほえみみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣ける、クレヨンしんちゃん。ぬるい感想。

しんちゃん映画では、一番有名ですね。
実写映画にもなりました。

泣ける。泣ける。最後がもうせつなくて。

ハッピーエンド好きなわたしには、とても悲しくて。

しんちゃんが、最後刀を金打するシーンがあるのですが、もうせつねええええええ!!!!

そして相変わらず笑いどころもたっぷり。

あの時代にビールとかカレーとか持ってって食べてもらったらどんな反応するのかなあ。

せんちゃんのおっきいしょっぱいおにぎりも、また愛の味。

人気に比例してちゃんと面白い。

いいアニメ映画だと思います。
野原一家、ファイヤー!!!

投稿 : 2011/12/10
閲覧 : 402
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9

ネタバレ

aokabi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

SF時代劇

クレヨンしんちゃんと戦国時代がよく融合してると思う。
間違いなく子供向けではないけどね。

投稿 : 2011/10/12
閲覧 : 326
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ネタバレ

ERZA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感動

大好きだった

投稿 : 2011/10/08
閲覧 : 255
サンキュー:

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ネタバレ

チロル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悲劇

泣いた

これ見て泣かない人はいないでしょ?


やばいよ?


絶対泣くから!


生き返ってほしい・・・


しんちゃんの泣き顔やばかった


あのシーンでもう私の涙腺崩壊だから

投稿 : 2011/08/19
閲覧 : 368
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦のストーリー・あらすじ

ある夜、野原一家は全員そろって時代劇に出てくるような格好をした綺麗な"おねいさん"の夢を見る。次の日、野原しんのすけが幼稚園から帰ると、犬のシロが庭を掘り返していた。その穴から見つけた文箱の中には、「おらてんしょうにねんにいる」と読める汚い字とぶりぶりざえもんの絵が描かれた手紙が。埋めた覚えはないのにと訝しがるしんのすけだが、「おひめさまはちょーびじん」という一文を見て朝の夢を思い出し、"おねいさん"に思いを馳せながら目を閉じる。

目を開けたとき、しんのすけは夢で見た泉の畔に立っていた。訳もわからず歩いているうちに、軍勢同士の合戦に遭遇してしまう。最初は時代劇の撮影だと思い込むしんのすけだが、偶然から一人の侍の命を救う。井尻又兵衛由俊(いじり またべえ よしとし)というその侍は、命を救ってくれた恩からしんのすけを自分たちの城、春日城に案内してくれるという。そこには、しんのすけが夢で見た"おねいさん"こと廉姫(れんひめ)がいた。(アニメ映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2002年4月20日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%81%97%E3%82%93%...

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