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「千と千尋の神隠し(アニメ映画)」

総合得点
87.6
感想・評価
1804
棚に入れた
12236
ランキング
145
★★★★☆ 4.0 (1804)
物語
4.1
作画
4.2
声優
3.8
音楽
4.1
キャラ
4.0

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千と千尋の神隠しの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Lickington さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

秀作

きれいな作画でよかった.

投稿 : 2014/03/30
閲覧 : 217
サンキュー:

1

ネタバレ

水音 秋 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

初めて映画館で映画を鑑賞したときに観た作品です

両親と一緒に小3か小4の頃、映画館に観に行った記憶があります。

最初見たときはただただ圧倒されて、きれいだなとか怖いなとしか思えなかったです。

けれどしばらくはパンフレットにかじりつき、こんなシーンあったっけ?と思いながらも、だんだんジブリにハマっていきました。テレビで放送されたときは、どれだけ懐かしさを覚えたか...。

今でも懐かしいですけど(笑)今では色々な背景が分かって、こんな意味だったんだ〜ということも分かりましたが、初めて観たときと変わらない感想があります。

ハクかっけえ(*´ω`*)神木隆之介くん萌える(*´ω`*)

ハクは多分、アニメのキャラクターを好きになるきっかけをくれたキャラクターだと思います。ハクが花びら?うろこ?を口から吹くシーンを何度も真似しちゃうくらいには好きでした。

今でも大好きです(笑)

そして鑑賞後はボケーっとなってしまうような作品だと思います。色々考えちゃったりしますねー。

どか食いせんようにしよう、とか。とか。

投稿 : 2013/11/03
閲覧 : 245
サンキュー:

3

ネタバレ

yuala さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主題歌だけが良かった…宮崎アニメ。

マナーを守れ!と言った教訓だったのでしょうか…。
断りもなく神様への供物を食べてしまった両親が豚になったり、主人公が挨拶もありがとうの言葉も注意しなければ言えなかったり…。

作画や背景は相変わらず精巧にできていますが、技術ばかりが先だって話に面白みがないと感じてしまいました。主人公の人として成長していく姿は分かりますが、それがなに!??って感じになってしまいました。

まず主人公千尋の視点に立つことが出来ませんでした。そうなると、客観的に観るわけですが、主人公を取り巻くキャラに目が移りますが、関心を持ったのはハクという少年だけでした。

声優さんも特に際立っていたという印象もありません。

ただ、主題歌だけは別でした。木村弓さんの弾き語りの「いつも何度でも」は、メロディーが美しいし「ゼロになるからだ~」と言う歌詞が凄く耳に残りました。今も、リピートして聴いています。

はっきり言って、私の中では、この宮崎アニメは好みではありませんでした(T_T)

投稿 : 2013/10/24
閲覧 : 250
サンキュー:

4

ネタバレ

Re:SMILE さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いいですね^^

この作品はジブリ映画では一番好きですね。
温泉で必至で働く千の姿はいいなと思いました。自分的にはユバーバも結構好きですよ。

投稿 : 2013/10/24
閲覧 : 227
サンキュー:

3

ネタバレ

ゴリ子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何回観ても飽きない作品です。

初めてカットなどされていないのを見たのは中1の時で割と最近だけど、何回見ても面白い。
しかもその時によって毎回違う感想を抱けるのが楽しい。

声優の人も適役だと思うし、歌もこの作品に合っていてとてもいいと思った。

投稿 : 2013/08/01
閲覧 : 232
サンキュー:

0

ネタバレ

arias さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分用メモです

ジブリ作品
背景の書込がすごい。世界観もお気に入り
とっても綺麗な作品

投稿 : 2013/07/29
閲覧 : 239
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人間の力が伸びて行く

主人公の父親,母親が豚にされてしまったり,なんとも不気味な神様たちが現れたりと序盤は驚く場面が多い.そんな中,湯婆との契約によってお風呂屋で働くことになる.小言を言いながら何だかんだで面倒を見てくれる先輩や,こっそりと助けてくれるお客の神様たち.千尋の人間としての生命力が伸びていく.

お客の中に「カオナシ」という不思議な生き物が紛れ込む.名前の通り顔が無く,仮面をしている.しゃべることもできない.そんなカオナシがある日豹変する.皆が欲しがる金を大量に生み出し自分の思うがままに振舞う.挙句の果てに暴れだしてしまい,千尋を出せと言ってくる.千尋はカオナシと対峙することに

不思議な感じだがどこか懐かしく力強い作品.余韻がなんとも言えず,まるで夢だったのではないかと思われる.あのシーンはどどいう意味だったのかと観てから気になる作品.

投稿 : 2013/07/07
閲覧 : 202
ネタバレ

コンサドーレ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

懐かし

なんやかんや名作

投稿 : 2013/06/06
閲覧 : 194
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0

ネタバレ

ちゃいにーず☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かおなしって…

やっぱジブリ最高!
だけど、かおなしって結局なにもの???

投稿 : 2013/04/19
閲覧 : 261
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7

ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界に対する、こどもの不安さ

 「あんまりくっつかないでよ歩きにくいから」
 と、煩わしそうに千尋を退ける母親のことば。あれこそが、わたしにとって、この作品の魅力の核だといっていい。ほかの部分はどうでもいい。そういう自分勝手な見方をしている。
 なので、この一言を成立させているすばらしさだけで、わたしにとっては、ジブリ作品のなかでもかなり評価が高い。

■帰ることのできる冒険、のうそ臭さ
 
 千尋の親の身勝手さの描写は、いままでの宮崎駿に関する印象を一八〇度変えてしまうインパクトがあった。
 
 うちの親が、車でいろいろとまわるときに、ふと、突然、小さな道にはいって、ちょっとした探索をしようなどと言い出すことが昔からあった。
 だけれども、この冒険心というのは、一見子供のような感覚から出ているようでいて、その実はまったく子供のそれとは違う。
 小さな子供の行う冒険というものは、常にどこかで自分自身の存在の小ささ、無力さというものを感じている。だから、知らないところへ足を踏み入れる時には冒険心と共に常に恐怖心が心の半分を支配している。
 「怖くなったら逃げ出そう」
 「帰り道がわからなくなったら怖い」
 「ここから先はどんな目に会うかわからない」
 というそういう感覚が絶対にある。
 子供にとって世界は自明なものではない。
 常に未知ととなりあわせであり、そこには妖怪がひそんでいるかもしれないことも想像するし、夜の街には怖い人がいるかもしれないことに怯える。その感覚は絶対にどこかで存在している。

 しかし、大人にとっての冒険はちがう。
 世界は自明で、迷いこんで帰れなくなることはない。冒険の先にもどこかで管理された場所がまちかまえており、彼らは自分がその先にひろがる未知の世界に迷い込むことなど想像しない。
 「絶対に帰れる」
 ということを完全に思いこんでいる。その冒険の先にひろがる世界は怖いものなどでは全く無く、日が暮れるまでには絶対に帰りつくことのできる程度の冒険でしかないのだ。
 その限りで「子供のような冒険心」は大人達自身の自己陶酔の領域を決して越えることは無い。「子供のような冒険心」などというノスタルジックな感覚にひたるのはとんだ自己満足なのだ。
 大きなおっさんの中に潜む「子供のような冒険心」の裏では常に自明な世界感覚が、それをささえている。それは決して子供の冒険心へと同じになることは無い。
 千尋をひっぱりだして奥へとすすむ両親の冒険心は、それはガキ大将の勇気ですらなく、(宮崎駿的には)「大人の現代人の身勝手」以外の何物でもないのだ。彼らの小旅行は、子供達が隣り町へゆくというような大冒険などよりもずっと傲慢で、ずっとつまらないものでしかない。

 「あんまりくっつかないでよ歩きにくいから」
 という言葉に象徴される、煩わしそうに千尋を退ける母親の感覚は、はっきりと恐怖の感覚などとは違う。

 そういう感覚の描写があるからこそ、千尋の不安、は引き立つ。
 そう、子供の頃、世界はもっと未知でおそろしいものだったのだ。

■宮崎駿の現代人への憎悪

 宮崎駿というのは、ある意味で現代日本人への憎悪みたいなものを強烈にもっている。
 「無反省で傲慢で、食べることにも、暮らすことにも無頓着な現代人は、なんて嘆かわしいやつらなんだ」みたいな話は常に繰り返している。だけれども、多くの場合、その憎悪はファンタジーの衣装によってある程度やわらかい表現になっている。ナウシカしかり、ラピュタしかり、もののけ姫しかり。※1
 はじまりの数十分間のこうした表現は、宮崎駿のそういった現代日本人への憎悪によってこそ、可能になっているものだろう。


■後半:40秒で仕度できそうな勢い

 その一方で、無反省で傲慢きわまりない現代日本人たちによって「国民的に」愛される作家である。そのことのきわめて複雑な心情は、なかなか理解しがたいものもあるが…
 それはさておき、
 後半については、いつもの愛されキャラとしての、宮崎駿大先生の、ご登場である。
 前半は、「40秒で仕度」はとても、できなさそうな少女の描写が秀逸だった…のだが、後半では、未知で不安な世界のなかで、うろうろとする人物像は潔く否定的に扱われる。それを「成長」として描写する宮崎御大の人間観には、あきらめを通り越してもはや定番の安心感すら感じるところがある。
 むろん、映像表現としての注目すべきポイントはやまほどあり、その意味では非常におもしろく見た。最後の、みんなが注目して静まりかえるなかで、事件が落着する展開とかね、もう、ほんとよく出来た職人芸。

更新情報:2011年11月23日・文を再構成

投稿 : 2013/02/19
閲覧 : 983
サンキュー:

20

ネタバレ

音神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アッ…アッ…

個人的にはジブリの中でも結構好きな作品です

特に、いまいちメッセージ性を感じづらい新しめのジブリ作品の中では、ストーリー的に観てて楽しかったです

映像はもちろん昔に比べて綺麗になっていますし、新たな表現方法や手法なども取り入れてきているでしょうし、スピード感とか、表現力がなかなかすごいです

投稿 : 2013/02/12
閲覧 : 205
サンキュー:

1

ネタバレ

あいにゅ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハク君最高♥

千と千尋の神隠しはジブリ作品の中でもっとも好きなアニメ映画です。想像が豊かで大人でも子供でも楽しめます!
特に、ハク君がもうちょーカッコよすぎです!
現実にいないかな、こういう和風男子!

投稿 : 2012/11/03
閲覧 : 253
サンキュー:

6

ネタバレ

ぬらかべ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

壮大だー

うんジブリの中ではなかなかのストーリーなんじゃないでしょうか
見ても損なしたぶんTV放送もまたそのうちやるでしょう
父母が豚になるところは1回目恐怖2回目慣れ3回目(笑)w
ですね(笑)

投稿 : 2012/10/19
閲覧 : 224
サンキュー:

1

ネタバレ

misakasg さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハクかっけ~

これはハクがかっこよくてやばい!!!
さらに釜じいがやばいww

ジブリで2番目に好きな作品!!!
えんがちょじゃ!!!

投稿 : 2012/10/10
閲覧 : 218
サンキュー:

1

ネタバレ

南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大変!豚になっちゃう><

食べ物が美味しくなりだす今日このごろ、ついつい食べてしまってるんですよね><

はい!そんな時に、このアニメを見ましょうw
おもわず持っていたパンさえ食べかけのまま置きかねませんね^^
もう両親が目の前で豚さんになるなんて、千尋ちゃんがほんとに現代の気弱な子だったら即倒れているのではないかと心配してしましました><

でも千尋ちゃん辛いのもがんばってしっかり働いてましたね
^^

魔女の姉のゼニーバに好感がもてました^^
なんか色々書いてしまいましたがこの作品何回でも見れるいい作品だともいます。

投稿 : 2012/09/29
閲覧 : 244
サンキュー:

5

ネタバレ

maririn さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリ

千ちひは何度見ても感動する。ジブリの中でも必ず上位に入る作品ですな。自分の中では不動の一位は紅の豚だから二位争いだけど。良いシーンがもりだくさん。
てか最初のピンクの花束の中のカードのシーンからもう名シーンですよ。宮崎ワールドですよ。もうねこの映画は無駄なところが一切ないのよ。きっとすべてに意味があるんだと思う。最初と最後のシーンがいっしょなのもあの不気味な石像も。それを勝手に想像するのがまたジブリの醍醐味ですよね。たのし。
一番のお気に入りは千尋が階段を駆け下りるとこ!いっちばん最初あのシーンを見たとき、もうびっくりしすぎて死ぬかと思った。あれは忘れない。いまだにあそこは楽しみでしかたない。くるぞくるぞってひやひやしながら見るのがいいんだよね。たまらん。
ジブリさいこー。

投稿 : 2012/08/03
閲覧 : 250
サンキュー:

0

ネタバレ

たばこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

モウロクじじいの、胡散臭いお説教映画 (レビュー紹介追加)

この映画を見るのは、(今回のテレビ放映で)合計3度目なんだけど、見るたびに評価が変わる。

で結論から言うと、タイトルどおりだ。

「宮崎のクドイお説教映画」

この一言につきる。

●宮崎のお説教その1: 欲にまみれた現代人

物語序盤、ちひろの両親は醜悪なブタに変貌してしまう。なぜだろうか。答えは簡単。

食「欲」に溺れたからだ。

金さえ払えばよいだろうと、目の前にあるご馳走にむさぼりつく、その異常なまでの食「欲」。これが為に、彼らはブタに変えられるハメに陥った。必要以上にグルメを追い求める、あくなき食欲の追求。
生レバーが規制されると分かった瞬間に、焼肉屋にこぞってかけこむ皆様、現代人。そのいびつに歪んだ食「欲」。それを、なんとも「ブタ」という分かりやすい代名詞を用いて、痛烈に批判しているのだ。(もちろん、この映画は生レバー規制前の映画だけどw)

つまり、宮崎はこう言っているのだ。

「お前ら現代人はブタだ。」

とww

また、物語中盤に登場するキーの登場人物の一人

「顔無し」

彼は、人に物「欲」を与えては、その欲を食らう。
番頭のカエルに砂金を与え、そのスキを狙って、丸飲み、という具合にだ。

番頭のカエルだけではない。湯屋の全員がこぞって「顔なし」につめよる。

「金をくれ!金をくれ!」

と。それはまるで、常に金を求める現代人の姿そのものではないか、と。
その醜い物「欲」。それを食い続けた「顔無し」は、最後、ゲロを吐くwwwゲロと一緒に、飲み込んだものたちも吐き出す。

つまり、宮崎はこう言っている。

「お前らは、物欲まみれのゲロだ。」

とww

では、「顔無し」自身はどうだろうか。

彼の最初の「与える行為」。
それは、実は純粋な行為、見返りを求めない愛情から「与える」行為だった。
自分を気遣ってくれたちひろにお返しをしたい、という純粋な行為。善意。

それが、「薬湯の板」を渡す、という行為だった。
そして、それに対してちひろが「ありがとう」と、お礼をする。
喜んだ「顔無し」は、もっとちひろを喜ばせようと頑張る。

ここらへんから徐々に「顔無し」の様子がおかしくなる。

かつてのちひろへの純粋な愛情は影を薄め、次第に

「ちひろを独占したい」

という我欲に姿を変えていく(文字通り、姿を変えていくw)。薬湯の板を与えても、砂金を与えても、美味しい料理を与えても、ちひろは一向にこっちを向いてくれない。満たされない、独占「欲」。

そして、最後は、ヒステリーを起こす。

「なぜ私のことを見てくれないの!なぜ、こんなに尽くしている私のことを好きになってくれないの!」
と。ヒステリーを起こしてちひろを追いかける、欲望が肥大化した「顔無し」。その姿の醜悪さ。

これはまるで、独占「欲」や所有「欲」を恋愛によって満たそうとし、叶わないならヒステリックに発狂する、という現代人の姿そのままじゃないか、と。

つまり、宮崎はこう言っているのだ。

「お前らは、グロテスクな恋愛モンスターだ。」

と。

このように、あらゆる「欲」がぐるぐると回り続ける現代社会という名の沼、そして、そのドロのなかでうごめく現代人。

宮崎は、周到に、何度も何度も、色々な登場人物を使って、それを伝える。

お前らは、欲望の奴隷だ。と。

●宮崎の説教その2: 現代社会の構造批判

今度は、欲にまみれる現代人が生きる、「現代社会」そのものに対しての「お説教」だ。

まず、湯屋にいるものは全員ユバーバと契約をすることになっている。
そして、ユバーバは彼らを

「名前を奪って、支配する」

この構造。比喩になっているけど、ひとつひとつ読み解いていくと、何のことかすぐ分かる。

名前を奪うと、なぜ支配できるのだろうか?
それは、名前がいったい何なのかを考えると分かる。

名前とは、実は、個性そのものだ。

人は生を受けたとき、同時に名を与えられる。
つまり、個の誕生は、名の誕生と同じなのだ。 (「名は体を表す」と諺にも言う。)

この名を奪われることは、すなわち、個が奪われることとイコールなのである。(あるいは、その比喩だ。)

つまり、湯屋で働く面々は、個を奪われたものたち、ということだ。(もちろん、ハクやちひろも、名を奪われた。)

そして、あくせく働かされる。湯屋で、馬車馬のように働き続けるのだ。

もうお分かりだろうが、これこそ、まさに現代社会の縮図だ。

現代人の多くは、会社勤めのサラリーマン。いくらでも代わりの利く、社会の歯車。

それが現代人。

その歯車にガッチリと組み込まれ、個性をなくしたサラリーマン。

その姿は、名を奪われ、個をなくした湯屋で働く面々そのものではないか。
そして、彼ら湯屋の面々は、先述したように、「顔無し」の与える砂金に欲望を掻き立てられる。
現代人が、欲望を満たすために、仕事をして金を稼ぐのと全く同じ構造だ。

そういう意味で、ユバーバーはさしずめ
「資本主義社会」の権化のような存在で、その資本主義と契約し、個をなくして働き続ける現代人。
これを宮崎は揶揄しているわけだ。

「(ユバーバーが湯屋の人の)名前を奪って、支配する(働かせる)」

つまり、

「(資本主義が現代人の)個性を奪って、支配する(働かせる)」

ということだ。

現代人は、金を稼ぎ、欲望を満たすため、消費する。
金を使って、クルマを買い、物を買い、美味い飯を食い、そうして欲望を、金を使って消費し続ける。

結果、しわ寄せを受けるのは、「自然」、だ。

中盤に登場する、腐れ神の姿をした「川の主」。
彼は、自然の代表だ。環境の代表。
彼は人間の捨てたゴミ(消費された欲望)によって、異臭を放つ姿に変貌する。

その「腐れ神」(自然)が、湯屋(現代社会)にしっぺ返しを食らわせに戻ってくる。

こうした、欲・金・消費の一連のサイクルに閉じ込められた現代人、そして、その土台となる現代社会を、ありとあらゆる手を使って、説教しにかかる。

それが、宮崎のおなじみの手法だ。

●ちひろが成長したのか。それとも、周りが成長したのか。
そして、この湯屋の世界で、唯一と言っていい例外が存在する。

「ちひろ」
だ。
彼女だけが唯一、この欲望の世界に浸かっていない。
彼女の行動のモチベーションは全て、私利私欲ではなく、もっと純粋な「見返りを求めない、善意や好意、愛情」だ。

このアニメ、よく「ちひろの成長物語」と誤解されがちだけど、実は全く逆。
「無償の行為」を貫くちひろに感化されることによって、実は周りの大人たちが成長する物語なのだ。
基本的に、ちひろは終始一貫して、変わっていないのだ。
もちろん、最初は臆病で、ドジで、閉じこもりがちだったちひろが、確かに、最後には、大胆で、勇敢で、自分の意思を貫くことができるちひろになった、という成長物語として捉えられなくもない。
が、それは表面的なことに過ぎない。ちひろは、最初っから最後まで、その根底にあるものはなんら変化していないのだ。
ちひろは、見返りを求めない無償の行為によって、両親を救い、ハクを救う。そんなひたむきなちひろの姿に感化され、最初は人間嫌いだった湯屋の面々もちひろは一変させてしまう。
最後などは、「ブタの中から両親を選ぼうクイズ」の正解後に、もろ手を挙げて喜ぶ始末だ。
ちひろが成長したのではない。周りの者が成長したのだ。ちひろによって、成長させられたのだ。

そしてこれは、こういう宮崎の説教でもある。
この「無償の行為」こそが、欲望渦巻く現代社会の連鎖を断ち切る唯一の答えだ、と。

●現実を見ない独善。
さて、随分前置きが長くなったけど、ここからが本番だwww(といっても、短くまとめるけど。)

結論から言うと、この映画、もうね、実に説教臭くてかなわんのだwww
臭いwこう、ぷんぷんと臭うのだ。
一方的で、独善的な押し付けがましい宮崎の勘違いお説教が。

現実ってのは、こんな映画のような馬鹿な話じゃない。

現代に生きる我々現代人が、いつもこぞって我欲のみを追い求めているかというと、全くそんなことはない。もちろん、欲望はある。が、それだけではない。
欲に溺れれば、反省もする。自省する力がある。時には無償の行為もする。
人ってのは、いつの時代も、こうしたアンバランスな中で、皆必死にバランスを取って生きているのだ。欲望に走る自分と、それを抑える自分。その狭間で、日々を必死に紡ぎながら生活している。仮に会社勤めのサラリーマンだとして、それが何だろう。その人が、社会の中で仕事をしながら、必死に生きている姿を、一体誰が「歯車」などと批判できるのだろうか。「食」を日々の楽しみにして、一体何が悪いというのだ。恋愛に夢中になって、何がいけないのだ。
こうした欲を抱えながら、皆それを暴走させないよう、バランスをとりながら生きている。そうして、社会生活を営んでいる。
この映画のように、ちひろのような「妖精」みたいな人がいて、一方で、私利私欲にのみまみれた人がいる。そんな、極端でナイーブな二元論なぞ糞くらえだ。それこそ、そこらへんのドブ川にでも捨ててこい、と。
現実ってのは、そんなバカな話じゃないのだ。
それを、この宮崎は、圧倒的な高所から、あたかも、神が人を諭すかのように、こうした映画を作り、現代人を「啓蒙」しようとする。

お前は何様だ?とww

宮崎作品はいつもそうだ。

トトロは心の清い子供にしか見えませんww

森林は、人間によって「腐海」に変えられましたww心の清い、ナウシカ様がそれを救いますww

いつもお決まりの、常套手段だ。

うんざりする、毎度毎度の胡散臭いお説教。

随分長々レビューしたけど、結局次の一言で全て片付く。

●もうお説教はこりごりだ


●レビュー紹介

とりあえず、四の五の言わずにこのレビューを読んで欲しいんだけど

みみかき氏「世界に対する、子供の不安さ」
http://www.anikore.jp/review/46511

千と千尋に関しては、全体のレビュ-数が少ないこともあって、全部のレビューに目を通したんだけど、このレビューが一番面白い。

多分だけど、ちひろの母親がトンネルをくぐるシーンには誰しもが少なからず違和感を持ったはずだ。

「あんまりくっつかないでよ歩きにくいから」

というセリフ。
ここに違和感を持つ人ってのは、まあ、結構な数いる。
けれど、それを「なぜ違和感があるのか?」までつきつめる人は中々いない。このワンシーンひとつから何を感じて、何を考えるか、そこにこそ、アニメや映画の面白さがある。
多くの人が深く考えずにスルーしてしまうシーンを、必要以上に掘り下げて考えてみる。ここにこそ、他の人のレビューを読む楽しさがある。新しい発見がある。
正しいかどうかじゃない。「なるほど、そう考える人もいるんだ」と思わせるレビューってのは、それだけで面白い。
是非、一読をお勧めする。

●レビュー紹介2
さて、またも面白いレビューを発見したので、紹介。

宗助氏「今は、これが精一杯」
http://www.anikore.jp/review/303187

もし今私が書いたレビューを読んでいないのであれば、簡単でいいので是非目を通していただいた後に、この宗助氏のレビューを読むのを進める。

結論から言うと、このレビューは、おそらく、というか十中八九、私の書いたレビューへのアンチテーゼとして書かれている。
で、さらに結論を言うと、面白い。

この方は、まず高校時代にこういう感想を抱いた。

『二度目(にこの映画を見たの)は高校にあがってからだったように記憶している。映画とは、「監督が社会に対して自己のメッセージを打ち出す手段である」との妄執に取り付かれていた時分であるから、やはりこの映画にも、現実の社会構造を当てはめ、裏に宿した作者のメッセージを必死で読み解こうとした。カエルや番頭や顔ナシの醜態は、あれは我欲に溺れる現代人を痛烈に批判したのだ! なんたる痛快! と一人ごちって溜飲を下していた。その人がその人であることを約束する「名前」を奪い、馬車馬のように働かされる「千」の姿に、部分となって全体を支える、入れ替え可能で空虚な現代サラリーマンの姿を見た。三島由紀夫の言を借りれば、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、ということになるだろうか。宮崎駿に共産党崩れのレッテルを貼っていたのだからなおさらであった。つまり、あの「湯屋」に現代社会批判のメッセージを読み取った。』(引用終)

お分かりだろうが、まさしく私のレビューで書かれていることそのものである。宗助氏が高校時代にこうした感想を抱かれたことは間違いないだろうけれど、それと同時に、私のレビューをある程度意識されたのではないかと思う。

そして、以下に続く。

『(3度めの視聴を終えて、改めて思い返したとき)二度目に抱いた感想などは、映画にとって重要な「描写」を無視し、頭だけでこねくりまわしたいかにも「厨二病」的感想で、今思い返すと赤面である。』(引用終)

つまり、上で私が書いたレビューは、

●中二病丸出しの、赤面もののくだらんレビューだ

と。(自身の高校時代の感想を引き合いに出しながら、おそらく私のレビューを想定しておられる。)

まあ、はじめは

●なんだこれ?

と思ったんだけど、読み進めていくうちに、なるほどそういう見方があるのかと思わず納得してしまった。
なぜ、宗助氏が高校時代の(私のレビューに酷似した)感想に対して、「赤面もの」と考えたかについては、ここでくどくど説明する必要はなくて、実際に読んでみれば分かる。

●このレビューを受けて

さて、ここからが本題だ。このレビューを受けての自分の率直な感想としては、

●宗助氏の言いたいことはわかる。一方で、自分がこの映画を見て「胡散臭いお説教映画だ」と思ったこともまた、それはそれで事実だし、揺るがないな。

ということだ。

宗助氏がいみじくも指摘している通り、多分この映画で宮崎は

『監督自身、「Aがいいのだ」と言った2年後のインタビューで、Aについて怒るような人だ。しかもその矛盾だって本人はわかってるようで、単純な社会批判なんてしない。Aを渇望しているが、Aの不可能性を理解している。』

っていう側面が大なり小なりあったんだと思う。
つまり、この映画を「構造批判を主軸とした映画」として見るのか、あるいは、「古きよき共同体の中における、ちひろの成長の過程」として見るのかは、完全に視聴者にゆだねられているのだと理解している。

もっと言うと、仮に、宮崎が「こういう意図でした」と説明したところで、最終的に視聴者がそれをどう受け止めるかは、完全に、文字通り、視聴者にゆだねられているのだ。

そして、ここがめちゃくちゃ面白いポイントでもある。

これは当たり前のように思えて、実は意外と見落としがちなポイントでもある。

例えば、あるアニメや映画(に限らず、小説でも、マンガでも)について、私がそれを

●ゲロレベルの下らないアニメだ

と評価したとする。

これは何を意味しているかというと、このアニメそのものが客観的な事実としてゲロアニメだ、ということではなくて、実は「私がこのアニメをゲロアニメだと評価するような、脳みその作りになっている」ということだ。

つまり、ある作品へのレビューというのは、そっくりそのまま、私自身の考え方、価値感をまるごと反映しているのである。

もっというと、レビューは、私自身の生き写しであり、私自身がどういう人間かを如実に物語っているのである。

話は少しそれるけど、私が他人のレビューを読んで面白いと思うのは、大抵、こういう、「その人の価値感が丸ごと反映されている」ものが多い。(そうじゃないのもあるが。)

そこにアニメのレビューのみならず、そのレビュアー自身をも垣間見ることができる。

ここに、面白さを覚える。だし、こういうあにこれのようなレビューサイトの利用価値を再発見したりする。

自分が世界をどう捉えているか。
それと同時に、他の人が世界をどう捉えているか。
それが、ひとつのアニメなり映画なりのレビューで展開される。

このダイナミックな人の思考の流れだったり、価値感の違い(まさに、価値感の違い)を直に感じることが非常におもしろかったりする。

宗助氏は、千と千尋を見て、いくつかの変遷の後、

「千尋の成長の物語」として、暖かい、人情味のあるストーリーとして、再認識した。

一方で、私は千と千尋を見て、いくつかの変遷の後、

「宮崎の胡散臭い構造批判的で独善的なお説教映画」として再認識した。

その根底にある認識の違いは、私と宗助氏の世界に対する向き合い方の違いでもある。

ゆえに、繰り返しになるが、

●宗助氏の言いたいことはわかる。一方で、自分がこの映画を見て「胡散臭いお説教映画だ」と思ったこともまた、それはそれで事実だし、揺るがないな。

という結論に落ち着く。
これは、よくある

●「意見の違いを価値感の相違に帰着させて、単に問題を解消
せているだけ」

ということではない。
価値感の違いってのは便利な言葉で、人と意見が食い違ったと気は、このキラーワードが、批判をかわすためだけに使われたりするんだけど、ことアニメや映画などのレビューに関しては、まさにこの違いってのがあるし、そこに正しいや間違っている、というものはない。

そこにあるのは、その作品を評価する人間、がいる、ということだけだ。

まあ、とはいえ、贔屓目に見ても私自身、結構ひねくれている性格なので、宗助氏のような考えのほうが、「よりできた人間」である気がしないでもないが、まあ、それもご愛嬌ってな感じだ。笑

というわけで、長くなったけど、時間が有る人は、是非、私のレビューと、宗助氏のレビューを見比べてみて、わたしと宗助氏の違いとか、ひいては、どちらの考えにより近いのかとか、この二人とは全く違う感想を持ったとか、そういう「あなた自身の価値感を見直す作業」をしてみると面白いかもしれない。


●余談
最後に、「機能改善要望」の掲示板でも書いたけど、是非運営の方には、

●各レビューごとにコメントをつけれる機能

をつけていただきたい。
例えば、上のようなやり取りを宗助氏のメッセージボードでやろうもんなら


●「新着コメントが150件あります」

なんてことにもなりかねないw
しかも、全て「たばこさんから」ww
とんだストーカーもいいとこであるw

幸い、雛四季さんにキャッチされているようなので、もしこの糞長いレビューを拝見されているのであれば、是非次の会議か何かで、上記の改善案を提案いただきたいものだ。

あと、わたしを「これはすごい」のランキングから外してくださいwww

投稿 : 2012/07/25
閲覧 : 1099
サンキュー:

26

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shaoe さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

タイトルなし

good

投稿 : 2012/07/16
閲覧 : 210
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0

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あ-たむ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

お父さんお母さん…

豚になっちゃった(•∀•)☆

ちひろが強くなって行く感じがすきです。
あとなによりもやっぱり!!!!!!
ハク様すきすぎる。

投稿 : 2012/05/26
閲覧 : 234
サンキュー:

3

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オパマ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

面白くない。

面白くない。
絶賛されるほどの作品とは思えない。
以下、理由

「うる星やつら」で似たような銭湯のエピソードがある。
巨匠宮崎様、露骨におパクリ為されたようです。
押井監督どう思ったろう?

千が可愛くない(男に媚びてないとも言える)。
顔無しが絶賛されているが、何がいいのか理解不能。
巨大赤ん坊気持ち悪い。

物語の途中からヒロイン特権のご都合展開。
銭湯で汗水たらして働くシーンはもっと尺を取るべきだったのではないか?
コミュニティに揉まれながら、「努力して何かを得る」姿こそ大事だったと思う。

何故、豚の両親がここにいないことが判ったのか説明不足。
その為、オチが釈然としない。

少女向けに作ったファンタジーだと宮崎様が述べられていたが、その通り。
子供でも女でもない私が楽しめなくて当然かもしれない。

ワンピースと同様に「皆が面白いと言ってるから面白い」
そうゆう日本人体質がこの作品を高評価にしてるのではなかろうか?

投稿 : 2012/05/15
閲覧 : 408
サンキュー:

8

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

映画

海の上をはしる電車がすごくいい。
乗ってみたい。

投稿 : 2012/02/11
閲覧 : 197
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ですふぇにっくす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

名作です

流石ジブリというところでしょう
ジブリの作品で一番好きですが
今見返すと声優が下手なので
そして音楽もラピュタやナウシカと比べると見劣るのでこの評価です

投稿 : 2012/01/07
閲覧 : 261
サンキュー:

0

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Hawaii さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ア・・ア・・

カオナシのインパクトが強すぎましたwww
どうやって製作者はあんなキャラを作りだしたんでしょうね
まったくもって存在が不思議です。
そんな彼もいい味だしてますね。
困っている千を助け若干暴走しましたがw
一途に千を想う気持ちに心打たれましたw
千がカオナシを置いていくときのカオナシの表情は
哀愁漂ってましたね。自分のなかでは一番の名シーンです。
ジブリはかっこいい男性キャラがよくでますね。
今作はハクです。有能でイケメン・・・悔しいですww
千とハクは良い絆で結ばれていましたね
友達以上恋人未満という表現とはまた少し違う
非常に爽やかな関係ですね
ここにジブリクオリティを感じました。
物語も中だるみが少なく万人に受けると思います。
今作大ヒットして人気もあるので何回観てもおもしろいと
思いますヨ

投稿 : 2011/12/17
閲覧 : 418
サンキュー:

27

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listp さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実を言うと・・・

本当のところ、このアニメを最初に映画館で観たときは、「つまんねー」って言うのが正直な感想でした。
友達も、「そんなに良くなかったね」とのこと。
しかし、日本中が熱狂し、アカデミー賞やら金熊賞やらをとった頃には、もはや「つまらない」などと言えない状態に。
そう言われてみると、なんとなく素晴らしい作品のように思えてきて、自分の感覚がおかしいのかと、自分のセンスを疑うようにまでなってしまった。

でも今見返してみても、やっぱりそんなに良いとは思わないんだよね。なんかストーリーはちゃめちゃだし、キャラクターもめちゃくちゃでしっくりこない。

でも、一つ一つのシーンは凄い印象的で、今でもしっかり思い出すことができる。こんなことはジブリ以外ではほとんどないこと。普通のアニメは、どんなによくても、見終わってしまったらほとんどを忘れてしまうものだもん。
だから、その部分に凄さがあるのだと思う。ストーリーがはちゃめちゃでも、人々に強い印象を与えることのできる画力と演出。
よくわからなくても、最後の竜に乗って飛んでるシーンを見れば、それだけでなんだか圧倒され、感動してしまうのはなんでだろう?

やっぱり、そのへんが天才のなせる技かな。
もはや、このアニメでネタバレとかは意味ないだろうと思うけど、一応ネタバレってことで(笑)

投稿 : 2011/12/04
閲覧 : 264
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1

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ほほえみみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハク様かっこいい!ぬるい感想。

千尋が、どんどんたくましくなっていく姿は見ていてうれしいものでした。

ハク様、最初は見方か敵かわからなかったけど、
最後の方で、深い深い愛情みたいなものを感じて一気にときめきMAX!

お父さんとお母さんが、勝手に食べちゃう料理。
やめなよーっていう千尋の心理がすごくわかるわかるって思いました。
わたしでもいう。やめなよー。

でもあの食べてる料理はおいしそうだよね。
お肉的なやつ。
食べるうちにどんどん豚になっちゃう両親のシーン、
怖かったわー・・・・。

食べ物でおなじみの(違う?)ジブリさん。
今回は上の勝手に食べちゃった料理とあとふたつ。

ハクが千尋に握ってあげたおにぎり。

泣きながらも、食べる手が止まらなくて、でも涙もとまらなくて。
あのシーンがすごく好きです。
背景とか、おにぎりシーンの前にでてくる花畑?も綺麗で好き。

もう一つは銭婆の手作りクッキー。
美味しそう。やさしい味がしそう。

湯婆は最初マジで怖かった。
ていうか世界観が怖かった。なんか和製不思議の国のアリスみたいな・・・・。
不条理?謎、触れたら呪いでも受けそうなあの世界。

でもとても奇妙で美しくて。

配色いい仕事してるなあって思いました。
カラフルっていいなあ。

リンとくもじいがなんたる安全地帯。安心、安定。

BGMも、どのシーンのもとても素敵。

最後のシーンで、ハクがけして振り返っちゃいけないよ、って。切ない。

あの二人は、いつかまた会えるのかな。
会えたらいいな。

投稿 : 2011/10/20
閲覧 : 360
サンキュー:

8

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uki さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

自分的ジブリ最後の名作。ソープランドが裏テーマ♡

投稿 : 2011/10/08
閲覧 : 272
サンキュー:

0

ネタバレ

にゃんにゃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あなたは信じる?


泡姫の話だにゃ。

ん、わからない?ソープランドで働くおんにゃの子にゃよ。

監督さんも言ってるし、これは有名だにゃ♪


神様が男、
そして千尋が泡姫なんだにゃ。
湯女は遊女ってことだにゃ。

男が神様なんて、差別にゃよ!!


投稿 : 2011/09/17
閲覧 : 340
サンキュー:

3

ネタバレ

あかいこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ごちゃっとした世界

あのゴチャゴチャした妖しい世界観が大好き。
不思議な世界で現実感はないのにノスタルジックな気持ちに…。
ハクの素敵さはずるいけど惹かれるなぁ。
千尋の目から見ての必要なことだけが解かれる物語、
他の大きな謎たちは謎のまま。
だから余計に後引かれる素敵な世界です。

投稿 : 2011/09/07
閲覧 : 303
サンキュー:

1

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チロル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリの中でも名作!

かなり面白かった^^


これのおにぎりを泣きながら食べるシーンは私的には大好き

投稿 : 2011/08/19
閲覧 : 303
サンキュー:

0

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

◎「呼んでいる胸のどこか奥で いつも心躍る夢を見たい」

これも言葉にし辛いですが、面白かったなあ。
カオナシも湯婆婆も すべてのキャラが魅力的なのですが、
千尋の両親はどうしたものだろうw

オクサレ様から千尋が自転車を引っこ抜くシーンが最初の山場で面白かったです。

「みんなの中にカオナシはいる」


投稿 : 2011/08/16
閲覧 : 411
サンキュー:

4

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千と千尋の神隠しのストーリー・あらすじ

10歳の少女、荻野千尋(おぎの ちひろ)はごく普通の女の子。夏のある日、両親と千尋は引越し先の町に向かう途中で森の中に迷い込み、そこで奇妙なトンネルを見つける。嫌な予感がした千尋は両親に「帰ろう」と縋るが、両親は好奇心からトンネルの中へと足を進めてしまう。仕方なく後を追いかける千尋。

出口の先に広がっていたのは、広大な草原の丘だった。地平線の向こうには冷たい青空が広がり、地面には古い家が埋まっていて瓦屋根が並んでいる。先へ進むと、誰もいないひっそりとした町があり、そこには食欲をそそる匂いが漂っていた。匂いをたどった両親は店を見つけ、断りもなしに勝手にそこに並ぶ見たこともない料理を食べ始めてしまう。それらの料理は神々の食物であったために両親は呪いを掛けられ、豚になってしまう。一人残された千尋はこの世界で出会った謎の少年ハクの助けで、両親を助けようと決心する。(アニメ映画『千と千尋の神隠し』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2001年7月20日
制作会社
スタジオジブリ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E3%81%A8%E5%8D%83%E5%B0%8B%E3%81%AE%E7%A5%9E%...
主題歌
≪ED≫木村弓『いつも何度でも』

声優・キャラクター

柊瑠美、入野自由、夏木マリ、内藤剛志、沢口靖子、上條恒彦、小野武彦、我修院達也、はやし・こば、神木隆之介、菅原文太、玉井夕海、大泉洋

スタッフ

原作:宮崎駿、 監督:宮崎駿、脚本:宮崎駿、製作総指揮:徳間康快、音楽:久石譲、作画監督:安藤雅司、美術監督:武重洋二、プロデューサー:鈴木敏夫、色彩設計:保田道世

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