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「BLOOD THE LAST VAMPIRE -ブラッドザ・ラスト・ヴァンパイア(アニメ映画)」

総合得点
65.4
感想・評価
188
棚に入れた
851
ランキング
3392
★★★★☆ 3.6 (188)
物語
3.5
作画
3.9
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.6

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☆の総合評価
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BLOOD THE LAST VAMPIRE -ブラッドの感想・評価はどうでしたか?

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

雰囲気は良いかな!

作画は素晴らしいし音楽も良いです。

内容は…(^_^;)

硬派な雰囲気アニメでした!!

言うほどグロでもないかと…

投稿 : 2024/06/26
閲覧 : 43
サンキュー:

2

easy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2000年3月Playstation2発売に合わせて展開された、メディアミックスの原点

本作配給はPlaystationで有名なソニー・ピクチャーズ
公開翌月(2000年12月)には前後編アニメADVゲームも発売
『やるドラ』I.G.と組んでのデジタルアニメ製作を目的とした、
通産省も参加『PS2』関係のメディアミックス作品、という位置付けです

2000年10月-、欧米「Playstation2」発売
   11月、劇場版(本作)公開
   12月、ゲーム版発売

以上のような時系列になります
で、何が言いたいかというと、
2005年地上波アニメは大規模メディアミックスの範疇になく、
2009年K国実写版も関係ありません

アンソロジー漫画あとがき曰く、SAYAの設定は固まっておらず
アンソロジーみたいにバラバラでも構わないやー、程度だそうですが、
基本となるのは、この押井塾アニメとゲーム版ですね

投稿 : 2024/02/20
閲覧 : 52
サンキュー:

0

十六夜咲夜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ダークで硬派なB級アニメ

〇良い所
ダークな世界観
映像や作画の完成度が高い
テンポが良い進み方
爽快なアクションシーン

〇悪い所
説明不足が目立つ
45分という短い尺


『総合評価』
セーラー服を着た少女が日本刀で化け物を斬り上げるB級アニメ。冒頭での電車でサラリーマンを切り殺すシーンが印象的で、一見地味に見える場面ではあるが怒涛に日本刀で斬るアクションシーンは迫力ある。倉庫内で敵と戦う時に見せた、回し蹴りの如く回して斬る演出は爽快感があり、刀での魅せ方が優れた作品だと思う。セーラー服を着た少女というと萌え要素がある様に見えるが、この作品の主人公の小夜はマッチョで硬派なキャラであり、いわゆる可愛いとはかけ離れた凛々しいキャラクター像。テンポが良くシンプルで無駄がないアニメなので、クールで爽快な映像が見たいならお勧めする一品だろう。

悪い点としては、ベトナム戦争中の時代設定にした意味だったり、謎が解き明かされてない部分が不満点ではある。純粋に物語を理解して楽しむというよりかは、プロモーションビデオとして見た方が良いだろう。

投稿 : 2024/01/30
閲覧 : 88
サンキュー:

2

ネタバレ

maki3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:----

色々な作品に影響を与えまくった作品

今ではよくあるセーラー服&刀というキャラの元になった作品?(元祖かどうか不明

話としては特に捻りも無くよくある話
世界観の描写がとてもよくできている

古い作品&色々な作品に影響を与えまくったせいか今初見で見ると古いよくある作品に見えてしまうのがちょっと残念

主人公は声優ではなく英語を話せる女優を選んだ
声優では無いので一般的な声優とは違う演じ方をするが逆にそれが味になり作品にマッチしていてよかった

投稿 : 2022/08/19
閲覧 : 176
サンキュー:

0

ネタバレ

たくと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

続きが見たくなる短編

続きが見たくなる短編

その中でもラストはあーなるほどねってことになりました

雰囲気はすごいいい、押井さんだなあって感じ、あとI.G

海外で高評価なのが分かります

投稿 : 2022/02/12
閲覧 : 207
サンキュー:

1

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

あんたは運が良い。あたしは人間を殺すころができないんだ。

投稿 : 2021/10/27
閲覧 : 183
サンキュー:

0

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大好物です(^^♪

結論から言ってしまうと、
ダークファンタジーで、
ホラーな猟奇譚で、
吸血鬼の物語なので、
{netabare}もちろん、大好きな作品です!

そしてそれだけでなく、
ひと息つけるシーンも、ギャグも一切なしで、
陰鬱で凄惨な展開で押しまくるスタイル、
たまりません!!

本当は元々ホラーは苦手なんですけど、
吸血鬼を、強く脆く、哀れな生き物として描く感触が絶妙。
その吸血鬼を、駆逐し殲滅し殺戮するサヤの、
滅びゆく彼らに立ち会うときの表情と憐憫、
死に逝くモノへの哀悼と共鳴。

そして。
サヤはあっさりと、
謎の存在として表舞台からは消えてしまって、
でも
その生きて来た痕跡だけは残して。

たっぷりの余韻と、
不思議なカタルシス。

全部が、いいです。
緻密な演出も、
独特の世界観も、
暗くて激しい作画も、
美しく悲しいアクションも、
大好物なのでした。
それはもう、{/netabare}とてもとても。

投稿 : 2021/09/04
閲覧 : 511
サンキュー:

19

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

タランティーノやキャメロンも絶賛したアクション傑作らしいです

劇場版としてのまとめ方は悪くはないと思うのですが、結局何が言いたかったのか、何がしたかったのか、よくわからないものでした。
吸血鬼が戦うだけ?
何でセーラー服と日本刀?
急にスコップってどうなの?
と色々突っ込みたい所もあります。
内容が全くないというわけでもないんですけどね、タイトルで書いた煽り文句でハードルが上がっていた分余計そう感じました。
まぁ無くても微妙な作品だと感じただろうし、評価はあまり変わらなかったような気がしますが…

投稿 : 2021/01/20
閲覧 : 342
サンキュー:

1

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実は「日本刀を使う美少女」を描きたいだけ

「日本刀」+「美少女」+「劇画」ということで海外では割と人気であり、ヴァンパイアものやゾンビ好き、ホラー好きの西洋圏にはウケがいいです。
実際、このBLOODシリーズは海外の映画コンベンションのために作られているので、当時からして声優も外国人を起用しています。

日本でも最近はハロウィンが人気ですが、コスプレをする祭りではなく、実際は自分たちの行いを省みる「降霊祭」であり、日本で言うところの「お盆」です。あと、農家の秋の実りの収穫祭だとも言われています。

こういったホラーには大きく分けて2パターン有り、吸血鬼やゾンビ、狼男やフランケンシュタインの怪物のようなモンスターや殺人鬼が恐ろしいと捉える「ゴシックホラー」というものと、1970年代からホラー小説家スティーブンキングが提唱する「現代人の心の闇や荒み」を恐怖と考える「モダンホラー」があります。

「モダンホラー」といえば、最近またリバイバルブームになっているスティーブンキングの一連の映画作品「キャリー」「デッドゾーン」「シャイニング」「ペットセマタリー」「イット」のことを指しますが、キングの面白いところは超常現象(怪物、超能力、幽霊)などが人間の心の揺れ動きによって、良い方にも悪い方にも捉えられる曖昧なものとして扱っており、勧善懲悪ではないことです。現代人の奥底にある「人間不信」や「身体の悩み」などが超常現象と折り重なって、表に出てくることが挙げられます。

従って「モダンホラー」においての「恐怖」とは「人間の心」つまり我々人間そのものを指すのです。

しかし、このBLOODシリーズはどの作品においても美少女が刀を使ってバンパイア(妖怪)と戦う妖怪チャンバラアクションでしかないので、どちらかといえば「ゴシックホラー」作品に近いと思われます。

日本のホラーは元来、人の怨念や恨みを取り扱う「怪談」が多いのですが、最近はハリウッドに押されてか。。そういう作品は少なくなってしまいました。

投稿 : 2020/07/24
閲覧 : 519
サンキュー:

8

ネタバレ

kazz さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

吸血鬼ってなんだろな。

友人にBLOOD-Cを薦められたのでまずは原点を観ておかねばと思い視聴。

プロダクションIG初の原作権獲得作品。押井守が企画協力として参加しているのは2000年当時押井塾の塾生だった神山健治氏が原作であるから。そして本作から派生してBLOODシリーズが展開されます。

ベトナム戦争下の日本。米軍の監視下に置かれた少女(小夜)は翼種と呼ばれる人間を襲う怪人を駆逐するために戦う日々を送っていました。そんな彼女の戦いを、米軍ヨコタハイスクールで保険医を務める女性の視点から描きます。

本作の特色は「吸血鬼」とは翼種と小夜の特徴が混同されたものであるという新たな解釈を示した点だと思います。
翼種は人に擬態して人間を喰らう。小夜はこれを狩る。
二つの事実が観測する人間からは一つのこととして見られてしまうのは仕方ないことかもしれませんが、それ故に小夜のダークヒーローとしての側面が強調される形となっています。
これに加えて小夜の {netabare}不老長寿という体質的{/netabare}な特徴が神を憎むという性格に繋がり、「吸血鬼は十字架を嫌う」という吸血鬼の一般的な特徴に繋がるのも面白いです。

武器庫で小夜が保険医に翼種の存在と自分の存在について説明するシーンで保険医が絞り出すように吐いたセリフ「あなたは一体誰なの?」は「ケルベロス地獄の番犬」の露骨なオマージュですね。
随所に押井らしさを感じた作品でした。

投稿 : 2020/06/06
閲覧 : 269
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2

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

瞬間消灯とクリフカット、そして日本刀

非常に懐かしい。
その昔、地下鉄銀座線に乗ることが多かった。
駅近くになると、車内の明かりが壁の非常灯に切り替わった。

後で知ったのだが、線路横を走るサードレールから集電する方式で、その時まだ旧車両の走る銀座線では、設備上の都合でレールが途切れる区間に差し掛かると、いわゆる瞬間消灯していたのだ。
戦争映画が好きな種族にとっては、脳内でサブマリンバトルの妄想が始まる瞬間である。・・・、アホである。

冒頭、この説明をワンシーンで描き、先頭車両からバチバチと消灯してゆく刹那、一瞬にしてBLOODの世界に引き込まれる。

そして、福生の街を横田基地に向かう一台の車。
これがまた良い。
逆に傾斜したクォーターピラー、クリフカットが特徴のマツダ・キャロルではないか。
RR横置き水冷四気筒、モノコックボディ、小さな高級車と呼ばれた軽自動車である。

カットつながりの小道具を持ってきたセンスの良さ。

主人公である“小夜”のキャラデザがまた素晴らしいのだ。
相手を射すくめる鋭い目としっかり結ばれた厚い唇。
セーラー服のスカートは普通丈、スケバンロングでもパンチラショートでもないのだ。

少し前に、マーベルの“ブレイド”が映画化されてはいるが、断然こちらの方がカッコいいのだ。
ハリウッドに与えた影響も非常に大きいそうだ。
タランティーノの話は有名であるが、近年観た中で、バンパイア・ハンター物では出色の面白さであった、ギレルモ・デル・トロの“ストレイン”や、ゾンビ物の“ウォーキングデッド”のメインキャラ、日本刀使いの“ミショーン”あたりにも影響を与えていることは間違いなかろう。

内容についてはあまり触れずにおこう。
なにせ僅か40分余りの作品である。

それでも、強弱を付けたアクションの間合いに個性のある登場人物を配し、一気呵成にラストへなだれ込んでゆく展開が気持ち良い。
さらには横田基地の中での“命のやり取り”と、ベトナム戦争という“不条理な死”が対比され、全くもって心憎い演出となっている。

棒読み感のある英語での台詞回しには幾分不自然さを感じるのではあるが、海外作品で辟易させられる、チャイナ訛りの日本語よりは余程マシではある。

通産省も一枚噛んで、Production I.Gと押井塾の執念と遊び心がつまった作品である。

投稿 : 2020/06/05
閲覧 : 446
サンキュー:

11

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

B級感、そこが善い!

クエンティンタランティーノがファンということで鑑賞。
面白かったー、さすがI.Gです。
尺も、ストーリー展開も、クライマックスも、キャラクターも、BGMも、よくできてる。まとまってる。
全てが「ちょうど善い」作品でした!
もう一度観たい!とはならないですが…

投稿 : 2020/05/12
閲覧 : 277
サンキュー:

3

ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

BLOODシリーズの原点にして、最高にクールなこの劇場版は、押井カラーの暗さ残しつつ、神山健治脚本が、シンプルでスピーディで上出来なアクションホラーで、

本編自体が短いから、息つく暇もないぐらいの早さで、
ベトナム戦争当時の東京郊外の夜の闇の中、
異形のヴァンパイアと太刀もつ小夜の肉弾戦が、
リアルかつグロテスクに繰り広げられる。

日本刀を振り回す、決して美形でない女の子(?)が好きなら、
そして当然だけど、血が飛び散るのがOKなら、
これは一度は見ておかないと。

何しろ、私の場合、最初に大スクリーンでこれ見ちゃったせいで、
のちの、このシリーズの実写版もTVアニメ版も、
全然心に響かないぐらい、
強いインパクトをくれた傑作で、
最近では、意外と公開当時ほどには評価されていないのが残念。

特にTVアニメ版では、
{netabare}主人公にいろいろ伏線盛り過ぎたうえに、
TVスタイルに小奇麗なキャラデザになっちゃって、
さらには当然のように日本刀とか血とかに意味づけしたりで、
アニメ的お約束な中二設定しまくって、{/netabare}
まあ随分とシラけさせられた。

作品中では、日本刀を使う旨味が実によく描かれているのが秀逸で、
サーベルや銃の攻撃が点の殺傷力であるのに対して、
{netabare}日本刀の強みである、線または面の攻撃力、すなわち、
敵の急所を突けなくても、切り払うことで破断面積が多く稼げるならば、
結局失血死に至らしめられる、という、
戦国殺法=実際、日本刀での斬撃には、腿とか腕とかを狙って刃こぼれを抑えながら敵を出血で撃退する、というのがあって、
この殺法にのっとった、大量出血をさせることによって敵を殲滅する殺し方が、
ヴァンパイア相手には有効だというところがきれいに描かれていて、
これが活劇としてもみごとに作画に反映されて、{/netabare}
画面を引き締めてくれるので余計に気持ちいい。

ほとんど唯一のギャグシーンである、
{netabare}「Fake!!」って小夜が叫ぶシーンも、
対敵中でのんびりしてる間もないんで、
見てるこっちも一緒になって前のめりになる始末で、{/netabare}
まあとにかく、オチも含めて、スタイリッシュでクールなんである。

実写版やTVシリーズ見た方には、
ぜひこの世界観を味わって頂きたい作品。

投稿 : 2017/11/20
閲覧 : 709
サンキュー:

18

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

小夜

BLOODシリーズの原点にして、ProductionIGの初オリジナル作品です。
第4回文化庁アニメ芸術祭アニメーション部門大賞の他、色々な賞を受賞してます。


<物語>
アニメ映画史上最高水準にあると言っても過言ではないでしょう。
開始2分も見れば、この作品が秘めたポテンシャルを嫌でも痛感すると思います。
"怪物と戦う少女"というベタなジャンルでありながら、圧倒的なまでの展開力と重厚な作画で、至高の作品に昇華させています。
舞台がベトナム戦争中の横田基地周辺のアメリカンスクールということもあって、最初はほぼ英語で展開していくのも質感を増している要因でしょうか。
作品全体を包み込む雰囲気が何しろ尖っていて、始終圧巻されました。

<作画>
まず、この作品はIG内で発足した"押井塾"と呼ばれるチームで企画が誕生しました。
この"押井塾"は、押井守さんが新人クリエーターを集め、週一でテーマを決めて企画立案させて、それを押井さんが評価するという、内輪の倶楽部のようなものでした。
"押井塾"には神山健治さん、藤咲淳一さん、荒川真嗣さん、岡村天斎さんなどが在籍して、それはそれはタフネスな現場だった様子です。
元々内輪向けの作品で終わらせるはずが、IGが自社版権の作品を欲していたという事情もあり、長編映画として発表された経緯があります。
作画は当時にしても群を抜いていて、井上俊之さん、西尾鉄也さん、小池建さん、磯光雄さん、松本憲生さん、中村豊さん、吉成鋼さん、沖浦啓之さんなど豪華な顔ぶれで、一人一人の担当パートが多いことも特徴です。
作画への評価は正直天元突破しています、間違いなく本作一番の魅力でしょう。

<声優>
小夜を演じられたのは女優の方ですね、悪くなかったと思います。
英語で会話するシーンが多いという事で、外人声優を起用してたのが斬新でした。

<音楽>
主題歌のようなものはありません。BGMは申し分ないです。

<キャラ>
BLOODシリーズでは、キャラの名前は同じでも、それぞれの世界観は断片的で繋がりはありません。
本作の小夜は、達観したかのような超サバサバ系で、冷たく人間的な感じがしないですね。
そこが良いんだよと思われる方も多いかも。


テレビ版に比べてかなりマイナーな気がします、が化物のような迫力のアニメ映画です!
見られる機会があったら是非。

投稿 : 2016/11/18
閲覧 : 557
サンキュー:

4

ネタバレ

もじゃくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい

日本刀の美しさ、流れる血の鮮やかさ、セーラー服、吸血鬼、などよくあるモチーフを融合させたとても完成された物語だと思いました。

投稿 : 2016/03/14
閲覧 : 396
サンキュー:

1

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

描写がリアルっぽく、グロさもあったけど、好きな作品です。
短編で、物語性はもの足りませんでしたが、面白いと思います。

投稿 : 2015/10/19
閲覧 : 1050
サンキュー:

3

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

小夜さんバルサかと思いました

小夜さんバルサかと思いました。
キャラクターデザインは別の方みたいですが、バルサをデザインするときに意識されたんでしょうか。
逆も言えますが、精霊の守り人の絵柄が好きな人なら、好みの絵柄でしょうね。

BLOOD3部作の中で最も筋骨隆々で不愛想な小夜となっています。

話の概要は1966年の日本の横田基地を舞台としており、基地内に潜伏している翼手を相手にスクールに日本の女学生として潜伏した小夜が戦うという内容になっています。

48分の内容で上手くまとめられており、BLOOD3部作の触りとしては良い造りになっていると思います。

セリフのほとんどは英語なので、声優の評価がしにくいのですが、顔の表情がとても細かく描かれており、また戦闘描写も迫力があって映像を観ているだけで十分楽しめる作品となっています。

投稿 : 2015/07/29
閲覧 : 467
サンキュー:

6

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

☆バイオレンスホラー

BLOODシリーズの最初の作品になる劇場版。全体に攻殻のような作画(フル・デジタル)でかなりバイオレンス色が濃いです。

この後のBLOOD + とは物語の繋がりがあるのかないのか?
関連なさそうです。同じ小夜という名前ですけどキャラクターの
雰囲気が違います。(こちらの小夜は恐いです)


海外向けを意識した作りになっている感じです。実写映画もあるそうです。


監督/北久保弘之


制作:Production I .G


2000年11月18日公開

投稿 : 2015/06/03
閲覧 : 558
サンキュー:

5

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こっちは良くも悪くも強く印象に残ってます

これも自ら見ようと思った作品じゃなかったんですが、数年前に妻が私が知らぬ間に調達。
米軍基地内でバケモノと戦う日本刀持った強いセーラー服の女の子、しかも目が怖くて英語。字にするとアホな子の妄想みたいですが、インパクトは抜群すよねw

話の筋なんて覚えてませんが、お涙頂戴作品では無かったと記憶してます。
これって+のパイロット版みたいな位置づけだったんでしょうか?
とても印象的な作品でした。

投稿 : 2015/04/29
閲覧 : 414
サンキュー:

4

トゥットゥルー☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

絵がリアルなのが良いとは限らない

絵は凄く綺麗でリアルです。
だけど好き嫌いがあると思います。
私は絵で断念しました(^^;

ついでに最初っから字幕なしの英語はキツイ(^^;

投稿 : 2014/10/05
閲覧 : 278
サンキュー:

1

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

棚整理…未評価

10年位前にレンタルで視聴
攻殻関連作品
あまり覚えてないため、評価保留

録画:未確認

投稿 : 2014/07/12
閲覧 : 344
サンキュー:

0

sunspot29 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

殺陣かっこいい

アニメシリーズの原作的な映画です。

アニメシリーズとは違い、特殊能力感はあまりないです。
一度にたくさん血を流すと怪物は死ぬ設定です。なのでグロ注意です。
なので切れ味のいい日本刀を武器にしていて、レプリカは折れてしまったりします。

冒頭の電車のシーン、保健室のシーン、
米軍の倉庫でのシーン、全ての殺陣、戦闘シーンがかっこいいです。
作画もすばらしいです。松本憲生氏の作画がすばらしいです。
字幕も雰囲気があって好きです。

この映画のシンプルさが好きだったのでアニメシリーズは断念してしまいました。

投稿 : 2014/05/29
閲覧 : 329
サンキュー:

2

ネタバレ

文太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

BLOODといったらやっぱこのサヤ

たらこ唇がやっぱ個人的にはサヤでした。作画も半端なくよいです。
音声がちと低い気がしましたが、これは自分のせいだと思いたいです。

ソォォォォおオオド!に鳥肌

投稿 : 2014/05/10
閲覧 : 332
サンキュー:

1

ちほ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

吸血鬼?

英語わから~ん・・・

投稿 : 2014/04/21
閲覧 : 303
サンキュー:

0

mako102501 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「たぶん技術が素晴しいんだろうと思うアニメ」

まずグロ注意。

物語のプロローグのような作品。

内容はほぼ皆無。

英語のシーンが多く、字幕が無いと雰囲気しかわからないけど自分はそれで十分だった。

何処かで技術が素晴しいとの評価を読んだが、自分にはその辺さっぱりでよくわからない。

たぶん凄いんだろうなぁとは感じた。

投稿 : 2014/03/26
閲覧 : 349
サンキュー:

2

JJunuJJ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

セーラー服と日本刀?

セーラー服着た、女学生が日本刀?振り回して、怪物をバッサバッサと斬りまくる。
ただそれだけのアニメ映画。

どんなストーリーだか思い出せないぐらい、冬服セーラー服全身(顔も)マッチョな小夜が、日本刀振り回して翼手を切りまくり、流血の嵐、嵐、嵐。
ちょっとだけ、ロマンスの雰囲気を感じたような.....デイビットさん気のせいかな?

50分ぐらいの短編なので、アクション&スプラッタでストレス発散できる人は、どーぞ。

投稿 : 2014/03/12
閲覧 : 299
サンキュー:

1

ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

セーラー服を着た少女が日本刀で怪物どもを斬り殺します

少女、怪物、日本刀を題材として製作された上映時間48分の短編映画。製作会社はProduction I.Gで企画協力に押井守、キャラデザ寺田克也、脚本神山建治、作画監督黄瀬和哉、音楽池頼広、監督に北久保弘之って、油が乗りに乗った超豪華メンツで申し分ない。見る前からとてつもない期待をしてしまいます。


ベトナム戦争最中の横田基地内のアメリカンスクールに転校しに来たセーラー服を身にまとった謎の少女「小夜」が、謎の男達の監視下の中、怪物をぶっ殺すべく探索するというのがあらすじ。
また、舞台がベトナム戦争中の横田基地であることから、キャラクターがほぼアメリカ人で、作中は英会話が多めです。


パッケージの陰鬱さ具合から「一見さんお断り」なコアな雰囲気が漂っていますが、話は至ってシンプル。例え英会話の場面で字幕ナシで聞き取れなくても、話の支障は然程なく見れます。わかりやすい展開なので、今何がどうなっているか意味不明な状況には陥りません。その分物語やキャラクターに掘り下げは少なめなので、予想してたよりも味気なく感じてしまうかもしれません。


怪物を日本刀で斬る一瞬を、美しく格好よく映してあるのが本作の美点なので、これは物語を楽しむというより、レビューの題名の通り、日本刀を使って化物共をぶった切るセーラー服を纏った小夜さんの実験的映像作品及びプロモーションビデオとして捉えた方がいいでしょう。

BLOODシリーズは今や様々な作品がありますので、一応今作は初代BLOODと称させて頂きますが、初代の小夜さんはめっちゃくちゃ強いです。近頃の細腕のか弱いヒロインとは打って変わって、筋肉質でたくましい。アンジェリーナジョリー並の厚めの唇が個性的で、寺田克也氏の癖の強いキャラデザは好みが別れる所です。
私は最初は躊躇していましたが、勇ましい小夜さんを見ている内にすっかり虜にされましたね、ええ。戦う強い女性はやはり素晴らしいですね。cv工藤夕貴さんのクールボイスは文句ナシです。
{netabare} 劇場版BLOOD-Cの小夜はツンデレ具合がとても宜しかったですが、初代BLOODの小夜さんは常に不機嫌そうなんですよねえ…。口元をへの字のようにキュッとつむっているからかもしれませんが。驚いたのはセーラー服に「何だこの服は」と不満げな台詞を洩らす事。好きで着用していたわけではないようです。 {/netabare}


アクションシーンは今見ても全く劣らない動きの滑らかさです。特に序盤の地下鉄のシーンは不気味な音楽も合わさって、非常に緊張感があります。また、全体的に背景美術はもちろんキャラクターのデザインもリアルを目処にされています。陰鬱とした作風も素晴らしいです。
{netabare}「地下鉄=初代BLOOD」のイメージがある通り、地下鉄で斬り殺すシーンはホラー映画のように恐ろしい。後半デビットさんに「ソード!」と叫び、日本刀を投げ渡されてその刀で怪物を回し蹴りのようにスッパリ斬るシーンは痺れました。{/netabare}


話の物足りなさも残念な所ですが、もう一つ私が気になった所は、台詞が陳腐なこと。前述した通りこの作品は比較的リアルな世界覧を表現しているのに、キャラクターの喋る事がいかにもアニメらしいのです。リアルなキャラと台詞の粗雑さがイマイチ噛み合ってない。英語で台詞の簡略さをカバーしているようにも感じてしまいます。台詞回しには何らかの工夫が欲しかったですね。
{netabare} 特に序盤のデビットさんの「上からの指示だ」「本当に何も知らんよ!」はマシな言い方がないものかと。あまり裏組織の人間には見えないですね。
無愛想な小夜が神に対して嫌悪感丸出しにする描写は中々良かったです。小夜が吸血鬼であることを暗示させる描写は多めにあった方が、感情移入しやすかったかなあなんて思いました。
また、BLOODシリーズには巻き込まれ系キャラが大抵います。今作は保健医がそのポジションであるものの、小夜との交流が薄い。2人の関係は淡々として味気ないのもちょっぴり残念です。{/netabare}



映像面の表現法や構図には圧巻されるし、上映時間の少なさからいろいろストーリーは物足りない面もありますが、それもご愛嬌といったところ。セーラー服を着た少女が日本刀を使って怪物を倒すコンセプトの映像作品としては充分完成していると思います。この物語と小夜さんの続きを見たいです。
別作品の「BLOOD-C-the last dark-」は初代BLOODをリスペクトしたシーンがあるので見比べてみると面白いです。

投稿 : 2014/03/12
閲覧 : 744
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16

ネタバレ

シャア・アブノーマル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あっという間の48分間

少女が刀でバンパイアを倒しまくるという話なんだけど、雰囲気や作画が凄い。さすが神山作品、さすがIG作品といったところか。

投稿 : 2014/01/12
閲覧 : 304
サンキュー:

0

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

BLOODシリーズの原点

BLOOD+の紹介番組で絶賛されていたので観たが、過剰評価だった。
ただ、少女がバケモノを刀で叩っ斬るだけで物語の内容がない。
BLOOD+、BLOOD-Cの原点なので、ハズせない作品ではあるが、正直言って面白いとは思えない。
実写「Last Blood」も期待していた程ではないが、実写のほうが少しはマシ。

投稿 : 2014/01/01
閲覧 : 335
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シンプルにまとまったアクション映画

って印象です。
背景には細かな設定があるのでしょうけど、そんなことを考えずともアクションに集中させてくれる作りになっています。
刀を扱ったカッコイイアクションが魅力です。

投稿 : 2013/12/15
閲覧 : 306
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BLOOD THE LAST VAMPIRE -ブラッドのストーリー・あらすじ

『BLOOD THE LAST VAMPIRE』(ブラッド ザ ラスト ヴァンパイア)は2000年から展開された、Production I.G制作のメディアミックス作品群。少女と怪物が繰り広げる戦いを描いたホラーアクション作品。
【ストーリー】1966年ヴェトナム戦争のさなか、日本の横田米軍基地内のアメリカン・スクールに、ひとりの日本人少女・小夜が転校してきた。彼女の正体は、闇に生き暗躍するヴァンパイア・キラーであった…。(アニメ映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE -ブラッド』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2000年11月18日
公式サイト
www.sonymusic.co.jp/Animation/blood/

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