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「人狼 JIN-ROH(アニメ映画)」

総合得点
69.4
感想・評価
274
棚に入れた
1326
ランキング
1835
★★★★☆ 3.8 (274)
物語
3.9
作画
4.0
声優
3.5
音楽
3.7
キャラ
3.6

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人狼 JIN-ROHの感想・評価はどうでしたか?

らしたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

1行感想

少々期待しすぎちゃったかな
世界の空気感がよくつたわる佳作

投稿 : 2013/06/08
閲覧 : 288
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ねえ、お母さん、どうしてそんなに声が浮いてるの?

それはね、声優さんが如何に大事かって事だよ。

ねえ、お母さん、どうして物語がこんなに陳腐に感じるの?

それはね、きっとお前がひねくれてるからだよ。

そう、だから私は、特に見なくても後悔のない作品だと思うな...

特に噴き出してしまうような戦闘シーンは、もう少し現実味のある設定じゃないと、物語自体を決定的につまらなくしてしまうと思う...

軽機関銃とはいえ、『ヒトラーの電動のこぎり』という呼び名で有名なグロスフスMG42機関銃で撃たれたら、あんな物で済むとは、とても思えないんだが...

投稿 : 2013/02/25
閲覧 : 225
ネタバレ

ソルバルー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい!

押井さんのチームで作った作品。
物語が上手過ぎる。セリフも押井節が効きまくりです。
話が暗くて向き不向きあるでしょうが、
自分的には「痛快!ケーサツVS番犬」みたいな視点でも観れると思います。
是非是非観てほしい作品です。

投稿 : 2013/01/28
閲覧 : 281
サンキュー:

0

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

押井守が築きあげた世界観。派手さはないが温かみと儚さを併せ持つ、哀愁漂う良作です。

Production I.Gが制作した長編アニメでは最後のセルアニメだそうです。
作画監督は忍空やNARUTOでも有名な西尾鉄也。
視聴したのはブルーレイ版。
人狼のブルーレイはレンタルでも取り扱ってると思うので
まずはレンタルで一回観てみて気にいったら購入するというのもありかもしれないね。

この作品は約100分ほどと尺でいえば結構な長編ですが
一つ一つのシーンを丁寧にじっくり描写してるので情報量としてはとても少なく、
物語としてはギュッと詰められてます。

人はどこまで非情になりきれるのか…
共存することの難しさを地味なんだけど丁寧に仕上げた本作は良作だと思います。

首都警の戦闘部隊【特機】の存在、そして都市伝説ともいえる影の秘密部隊【人狼】
政府内での内部抗争、騙し騙され殺しあう…
地味なんだけど見応えのあるお話でした。

主人公は伏一貴という大柄な男性で特機隊に所属しています。
射撃、格闘技など様々な分野で抜群の技量を持つ彼ですが情緒面に難あり。
通称「赤ずきん」と称されるグループの構成員、阿川七生を目の前にし撃つことができず、
追い詰められた彼女に自爆を許してしまう…その事が彼にとって深い傷として残ることになるのです。
その時の失態で査問にかけられ彼は訓練校での再訓練を命じられます。
実践さながらの訓練で見事な動きを見せながらもやはり撃つことのできない伏一貴ですが
しょせん獣はどこまでいっても獣でしかない…作中でそう言われたような気がします。
伏一貴は「どうして撃たなかった?」と問われ「自分は撃つつもりだった」と答えています。
じゃあなぜ撃たなかったのか?そして撃つつもりだった少女の死になぜそこまで傷つくのか…

彼はもしかしたら生粋の獣なのかもしれません…
撃たなかったのは情などという感情ではなく追い詰められてる彼女を目の前にして気分が高揚…
そんな彼女の絶望に照らされる表情をもう少しだけ見つめていたいと思っていたのかも。
彼女の自爆で彼が傷ついてるように見えるのも、
実は彼自身の手で殺せなかったことによる悔いなのかもしれません。

伏一貴という男は血を求め肉を喰らう人の皮をかぶった「狼」なのです。

そしてこの作品のヒロイン的ポジションにいるのが雨宮圭という少女。
伏一貴とは自爆した阿川七生の墓前で知り合うことになる七生の姉…
というのは嘘っぱちで本当は七生と同じく「赤ずきん」の構成員。
公安に捕まったことにより政府の駒として内部抗争に利用されます。
伏一貴との接触もすべては仕組まれたことだったのです。
「赤ずきん」として活動してきた彼女の本質はいったいどこにあるのでしょうか…
駒としてしか機能してなかったはずの彼女が伏一貴という男と出会い、
共に時間を過ごすことにより駒としてではない雨宮圭としての生き方を想像してしまう。
しかし彼女はしょせん「赤ずきん」
決められた物語に沿ってしか生きることのできない登場人物にすぎないんだよね…

そんな感じで伏一貴を騙し接触した雨宮圭でしたが実は最初から泳がされていたんですな。
伏一貴は査問にかけられたときから常に監視されていました…

誰に?
【人狼】に。

なぜ?
彼も【人狼】だからです。

都市伝説などではなく人狼はちゃんと存在していました。
伏一貴は特機の隊員であると同時に人狼の隊員でもあったのです。
伏一貴は獣です…間違いなく人の皮をかぶった「狼」なんです。
雨宮圭の正体に気がついていながら丸々太るまで泳がせていました。
なぜならそのほうがお腹いっぱいになりますから…
現に作戦が成功したと思い込み「餌」たちが大量に誘き出されてきました。
あとは「人」の皮をかぶった「狼」が美味しくいただくだけです…

そして最後のメインディッシュは「赤ずきん」
伏一貴は彼女を食すとき悲愴にも似たような表情でしたが
私にはずっとお預けをくらってたご馳走を
ようやく食べれたときに見せる嬉々とした表情にもとれましたね。
そして彼女もまた彼に食べられることを望んでいたかのような、そんな気さえしてしまいます。
彼は食べることで愛を伝え彼女もまた食べられることで愛を受け取ったのかもしれません…

「赤ずきん」が「狼」を前にして生きのびられるなんて童話のなかだけでのお話。
そういった童話にはないリアルさが作中に散りばめられており、
押井守が持つ世界観というのを知らしめてくれました。

『ROTKÄPPCHEN』
むかし、一人の女の子がいて母親に七年も会っていませんでした。
女の子は鉄の服を着せられて、たえずこう言い聞かせられていました。
「服が擦り切れたらきっと母さんに会いにいけるよ」
女の子は必死に服を壁に擦りつけてやぶこうとしました。
とうとう服がやぶけミルクとパン、
それにチーズとバターを少しもらって母親の元へ帰ることになった女の子は、
森の中で狼に出会い「何を持ってるのか?」と聞かれました。
「ミルクとパン、それにチーズとバターを少し」と答えると、
狼は「わけてくれないか?」と言い「母さんへのお土産が減るから」と女の子は断りました。
狼はピンの道と針の道のうち「どちらから行くのか?」と聞き、
女の子が「ピンの道を行く」と答えると自分は針の道を急ぎ女の子の母親を食べてしまいました。
やがて女の子は家につきました「母さん開けて」「戸を押してごらん、鍵はかかっていないよ」
狼はそう答えました。
それでも戸が開かないので女の子は穴をくぐって家の中へ入りました。
「母さん、お腹がペコペコよ」「戸棚に肉があるからおあがり」
それは狼が殺した母親の肉でした。
棚の上に大きな猫がきてこう言いました「お前が食べてるのは母さんの肉だよ」
「母さん、棚の上に猫がいて私が母さんの肉を食べてる、そう言ってるわ」
「嘘にきまってるさ、そんな猫には木靴を投げてやるがいい」
肉を食べた女の子はのどが渇いてきました。
「母さん、私のどが渇いたわ」「鍋の中のぶどう酒をお飲み」
すると小鳥が飛んできて煙突にとまっていました。
「お前が飲んでるのは母さんの血だよ、母さんの血を飲んでるんだよ」
「母さん、煙突に小鳥がとまって私が母さんの血を飲んでる、そう言ってるわ」
「そんな鳥には頭巾を投げてやるがいい」
肉を食べぶどう酒を飲み終えた女の子は母親にむかって言いました。
「母さん、なんだかとっても眠くなったわ」「こっちへきて少しお休み」
女の子が着物を脱いで寝台に近づくと
母さんは頭巾を顔のほうまでかぶって奇妙な格好をして寝ていました。
「母さん、なんて大きな耳をしてるの」「だからお前の言うことが聞こえるのさ」
「母さん、なんて大きな目をしてるの」「これでなけりゃお前がよく見えやしないからさ」
「母さん、なんて大きな爪なの」「これでなけりゃお前をうまくつかめやしないからさ」
「母さん、なんて大きな歯をしてるの」「………」

【そして狼は赤ずきんを食べた】

【A82点】

投稿 : 2013/01/13
閲覧 : 893
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

昭和の混乱

架空の昭和30年代が舞台、なんと日本がドイツの占領下にある設定だそうです・・・
特殊機動隊が左翼を弾圧する物語・・・?

正直よくわかんなかった・・・
戦争モノは多いけど、戦後の混乱期を描くアニメは少ないから期待はしましたが
そういうのとはちょっと違った
押井守監督作品は当たり外れ大きいな(私的に)。

投稿 : 2013/01/13
閲覧 : 283

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「人」の皮を被った「狼」であるが故の苦悩

(2012.10/10)

人を殺した時点でその者は「人」ではなく「狼」である。

余談ですが2003年~2011年までイラク戦争が行われていました。この作品風の言い方をすれば帰国したアメリカ兵は、もはや「人」ではなく「狼」になってしまったのかもしれません。その帰国した兵士たちの間で問題となったのがPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱え、社会復帰もままならない状態で生活を送っているという事。

この作品の時代背景は第二次世界大戦後、ドイツの占領下において首都圏に活動を限定した特機とセクトとの武力衝突も描いていますが、私が思うにこの作品は自衛軍の隊員の苦悩を描いたものだと思います。極論的な考えですが、もし日本が自衛軍を持ったとしてその隊員のケアは誰が行うのか?

また、本当に自衛軍を持つ必要があるのか?そうならない為の9条ではないのか?なんて思います。

私個人の意見としては、兵士のケアや社会復帰できる状態を確立した上での自衛軍設立はアリだと思います。もちろん国民にきちんとアカウンタビリティをする事が大前提ですが…

投稿 : 2013/01/11
閲覧 : 400
サンキュー:

12

ネタバレ

南のエデン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人はどこまで冷たくなれる?

この作品は治安維持を目的に対立した組織同士の抗争みたいなかんじですが。


そこに巻き込まれるのはいつも弱い人や、生活弱者ばかりですね::


狼の群れのような組織に重要参考の圭ちゃんを中心に時代と組織の掟が命を食べていく感じの作品。


圭ちゃんのラストは本当に本当に悲しくて、「最後まで信じて逝ったのか、それともわかっていて逝ったのか?」
もう私のなかでグルグルまわってました::


押井守さんの作品は好きで見たのだけれど、時々やり場のないシーンもみせてくれますね::

投稿 : 2012/12/28
閲覧 : 273
サンキュー:

10

ネタバレ

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

赤ずきんってこんな話だっけ?

押井守の「ケロベロス・サーガ」の一つ。今作では彼は脚本を務めている。

初めに作品の時代設定などが詳細に説明されるため、物語は至って理解しやすい。
アニメにありがちな内乱状態が続いた戦後の日本って感じの架空世界で行われる物語。

童話の「赤ずきん」をベースとした暗い物語に仕上がっているのだが、これが見事な出来映え。

ただただ比喩としての「赤ずきん」の表現が秀逸。

そして何よりも特機隊の絶望感溢れるデザインが気に入った。

気に入った点を挙げれば切りがないが、作品全体としてのメッセージは特に読み取るところがなかった。
単なる人間ドラマというのが大方の感想。

それにしても、完成度という視点からは評価せざるを得ない。物語の一貫性というか、雰囲気の継続という役割をきっちり果たしている。

名作であることは間違いない。

投稿 : 2012/11/13
閲覧 : 338
サンキュー:

9

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なかなかにエグい

もうすでに人狼なんて名前がついている時点で分かりきっていることかもしれませんが、シリアスでエグいです^^;
特機隊やらなんやらいろんな組織や設定が出まくってきますが、要は裏切りとラブロマンスです。
なんとも見てられないシーンが結構来ますので、鬱モノに耐性がない人はとりあえず避けましょう^^:
しかし、単なる鬱モノではなく綺麗な物語とも言えると思います。もちろんファンタジー的な意味ではないですが。
非常に内容的には面白いとは思いますが、一般に受けるような作りはしてません。これは確かです。
なのでおすすめできるかと言われたら、正直キツい作品ではありますね。

投稿 : 2012/08/24
閲覧 : 273
サンキュー:

2

joey さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こんな作品があってもいいのだ

昭和60年代の空気感がなんともノスタルジックであり、獣と愛と閉鎖世界の押井世界。良いです。

投稿 : 2012/07/18
閲覧 : 245
サンキュー:

0

Maddmax さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ねぇ、どうしてそんなに大きな歯をしてるの?

主人公がます無口なのに、どんな気持ち何かわかる。
人物の表情の描き分けが上手いからなのか…

ケロべロスシリーズの中で一番好きな作品。
セル画での表現が時代背景とマッチして、非常に良い。
CGでの表現にはない、空気感だとか、殺伐として暗いのに、どこか温かみのある感じ。

ストーリーとしては第二次世界大戦後、昭和30年代後半のアナザーストーリー。
どこか村上龍の小説に近い雰囲気を持つ。
警察機関と左翼の過激派集団セクトとの対峙を軸に、主人公と少女の葛藤を描く。

殺伐としている感じも良いし、組織に属していている人は個人の感情だけで判断はできません。大人なアニメです。

萌えアニメが増えて来ているなか、この位のストイックな作品が恋しくなる。
切なくなるが、鬱にはならない。
その辺りのバランスも良し!

投稿 : 2012/05/14
閲覧 : 294
サンキュー:

0

おちほのおっぱい星人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

原作は面白そうすぎる、読んでみたい。

押井守原作ということでアニメも通向けですね。
「高級な豆で淹れたコーヒーです」と言われて「これはこれは」と能動的に吟味できる人向けですw
手描き、銃撃の残弾数にまで拘ってるらしいアニメーション。
沖浦監督の拘りもシーンごとに感じる為、むしろ舌鼓を打たなければならないような強迫観念付き。

ただ、にわかの私なんかには独創的な時代・組織設定でさえ、中途半端というか、胡散臭い設定に感じられてしまい硬派なストーリーの邪魔でした;;
もちろんそのような設定になってるにも、童話「赤ずきん」との対比として意味ある設定なんでしょうが、何分3部作の1つをアニメ化しただけなので、そこまで活きてないですね(仕方ない)

本作のストーリーも押井節が効いて難解であれば面白いのですが、そういうわけでもなく非常に分かり易いです。
組織間の謀略や結末がキモだと思いますが、この手のものは今や洋画が過剰なくらいですから、心動くものはなかったですね。
00年代アニメということを加味しても、ありがちな展開と結末だったように思います。
これでもラストは思わず巻き戻して結末を確認しちゃった程度にはハマってました。

投稿 : 2012/05/14
閲覧 : 254
サンキュー:

3

ネタバレ

alpine さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い意味で複雑な気分です。

攻殻機動隊のようなノリの作品かと思っていました。
蓋を開けてみれば結構違う…。
この作品は「観る」というより「魅せられる」の方が近いのかもしれない。
情緒的表現の多い作品。
序盤のアクションシーン以降は終盤まで穏やかな展開。

赤ずきんの話をおよそ理解できないと最後の方がきついかもしれない。

{netabare}
というか!
「赤ずきん」と「狼」を、左翼反体制の「アカ」及び、帝国主義的体制を指すスラング「狼」として対置させた寓話。
って書いてあるんだけど
アカはわかるけど、帝国主義的体制のスラングが「狼」なんて
どこから引用してきたのか問い詰めたい所。
「帝国主義 狼」で検索をかけても殆どこの作品しかひっかからないよ!!
もしかして「ケルベロス・サーガ」内のスラングって意味??
{/netabare}

ストーリー重視のハードボイルド作品が好きな人は観て損はないと思いますが
時代背景が昭和37年(らしい)なので、近代的な作品と思っていると
肩透かしを受けるかもしれません。

エンディングテーマはGabriera Robin{netabare}(菅野よう子){/netabare}

PG-12(12歳未満お断り)指定

投稿 : 2012/04/26
閲覧 : 376
サンキュー:

11

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リサイクルショップにて105円で購入w

人狼JIN-ROH
興味はなかったが安さにひかれて購入しちまったwww


戦後の日本と童話赤ずきんをうまく掛け合わせている作品です。

主人公は任務中に一人の少女と出会う。
投降させようとしたが自爆されてしまい
その爆発が原因で部隊の活動に迷惑をかけたとして
降格させられてしまう。

友人に調べてもらいその自爆した少女の墓参りに行った際
少女の姉と名乗る女と知り合う。
話していくうちに惹かれあっていくのだが・・・・


ここからがアハハウフフな展開の恋愛ドラマだったらいいのですが残念ながら暗い内容です。

友人が用意した女
部隊を陥れる為に利用されれいる主人公...

愛。
戦い。
殺し合い。
心理戦・・・・

最後の一発の銃声が今も耳に残っています。
愛について考えさせられる作品でした。

今回は友達と話しながら観たのでジックリ観れていません。
時間がある時にもう一度観直したいと思います。
その時には感じ方や評価変わってくるかも?

晴れやかな気分で観終われる作品ではありませんが
素晴らしい作品ですので一度観てみてはいかがでしょうか?









投稿 : 2012/02/25
閲覧 : 494
サンキュー:

14

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

汝は人狼なりや?

知ってたらオッサーンな名作。
この作品は新しいですが。。。
有名なのはカムイさんの漫画や実写映画。
赤い眼鏡、特に後のケルベロスはけっこうな宣伝してた。幼い記憶。
内容は千葉繁無双。

初代のロケがゴミの島のころの台場だったりとパトの前身ともいえる押井ケルベロスサーガのアニメ。スタッフも同じ。

とにかくかっこいい特機隊のアーマー。
そしてドイツが一部世界征服(日英VS独伊で負ける)したという時代設定。
キューベルに乗り込むその姿はどこかスチームパンクのカヲリ。燃える・・。

と、ここまで書いといてアレですが、アニメ版はどこか寓話的で、これといったアクションシーンもない。件のアーマーの出番も少ない。攻殻やパトみたいな派手なアクションは期待しないでください。

シリーズのかっこよさがまったくない、なんとも言いがたい押井ワールド。
しかし作品の残す余韻はかなりのもの。
実写映画に近く、アニメを見るというよりは映画、芝居を観るという。
オッサンアニメファン、映画ファンが観るべき作品。
好きな人は絶対好き。
合わない人は説教くさいと思うか、なにもなくてつまらないと思うだけ。
そういう意味では商業作品としては微妙。




投稿 : 2012/01/23
閲覧 : 548
サンキュー:

10

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

名監督の作品です

押井守氏と言えば「攻殻機動隊」や「うる星やつら」などの有名作品を手がけた監督ですが、本作はそれほど派手なところはありません。作画に関して言えば昭和30~40年代を思い起こさせる繊細な風景描写が懐かしさを感じさせます。主人公のキャラについてはゴツくて無愛想なただのキラーマシンなので良い印象はありません。あんな男にキスまでしてやる女は今後出て来ない事は処刑した本人が一番良く分かってるでしょうねw

投稿 : 2012/01/15
閲覧 : 281
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これぞ隠れた名作

セクトと呼ばれる過激派集団が社会問題となっている時代、
治安維持のために首都警と呼ばれる武装組織が作られ、衝突を繰り返していた・・・

時代は架空設定ではありますが、世界大戦後の日本を描いています。
昭和の安保闘争をモデルにしてると思われるので、世代によっては難しいかも。
組織の対立の中で、二人の男女の切ない物語を描いた作品。

押井守脚本(監督は沖浦啓之)ということで難解な内容と思いきやそうでもありません。
世界観の細かい設定については、いくらか分かりにくい部分もありましたが
ストーリー自体は割とシンプルで非常に面白かったですね。
主人公と少女の心情が移り変わっていく様子は、とてもリアルで見事にメロドラマを演出しています。
全体的に暗い展開で、万人におすすめできるものではないかもしれませんが
それでも是非見て欲しい名作の一つで、ラストの切なさには心打たれました。

組織の対立における謀略戦もひとつの見所で
視聴者の予想を裏切る素晴らしい展開を見せてくれます。
とくに終盤からラストまでにかかる流れは「衝撃的」で素晴らしかった。
リアル絵のキャラデザで少々好みが分かれそうな気もしますが、作画自体は非常に綺麗。
良い意味で時代を感じる、もっと評価されてほしいアニメ映画ですね。

投稿 : 2012/01/09
閲覧 : 912
ネタバレ

myutan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

組織のために人は情を捨てて狼になれますか?

このサイトで知ったアニメで、
映画90分を視聴した感想文です。
原作は読んで無いです。

物語、登場人物キャラ、絵はかなり人を選ぶ作品だったと感じました。

第二次世界対敗戦後の経済成長政策によって、失業者や凶悪犯罪が増加する日本。
そんな政府に反抗する反政府組織の出現により、それを制圧しようとする自治体警察。でも自治体警察じゃ手が負えないので、国家公安委員会(公安)直属の首都圏治安警察機構(首都警)を作ります。
首都警は、東京都内管轄で、特機隊というケルベロスという特別なマスク、装甲服に身をまとって機関銃をぶっぱなす、そりゃぁ強い軍を編成してるんですよね。
反政府組織はもそんな軍にはさすがに苦戦中です。
そんな中、セクトと呼ばれる反政府組織が出現してきて、首都警と互角に戦っちゃうんですよね。
ドンパチ市街地でも戦闘されて、市民はもうカンカン。
首都警もセクトもなくなっちまぇ~っていう声が大きくなってきてるんですよね。

物語は、そんな批判の的になっている特機隊主人公の伏を中心に展開していきます。

見所は、
警察権力内部抗争にまきこまれてく登場人物達のセリフや行動なんでしょう。
内部抗争に関しては、警視庁、首都警、特機隊、人狼(特機隊で編成されてると噂される諜報部隊)の関係がわからないと物語の流れもよくわからなくなると思います。
簡単に言うと警視庁と首都警の縄張り争いです。
首都警は世論の批判になってるので、警察庁は潰そうとしてるんですよね。

登場人物は、主人公で特機隊の伏、伏と偶然出くわして仲良くなった女性の圭、伏の同期で首都警公安部の辺見、警察権力幹部の面々。
登場人物の所属先を考慮しながら、彼らの言動と行動の意味を考えながら見ていくと、最後のシーンの展開がおもしろく感じられるのではないかと思います。
みんな騙すのうまい、本当に。

作画は当時を思わせるような古い建物、路面電車、車やの群集の衣装まで、かなり細かく描かれてたと思います。
かなりこだわっていた感じがします。

戦闘シーンや途中少しグロいシーンもありましたが、ケルベロス(特別な戦闘服)を着て戦うシーンはけっこうかっこよかったかなと。

時折でてくる、赤頭巾の物語。
主人公の伏とヒロインの圭が交互にナレーションしてるんですが
内容がかなり残酷ですが、
うまぁく最後のシーンを比喩的に表現してたなぁと。
とはいえ、わかりづらかった。。。

万人受けはしない作品ですが、
シリアスなストーリー重視な方は見ても損しないかも。

Jan.9 2012

投稿 : 2012/01/09
閲覧 : 420
サンキュー:

21

手乗り変タイガー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ん~。

ドンパチガンガンの物語と思っていた自分としては、以外にもシリアスな人間模様が描かれた物語。

投稿 : 2012/01/02
閲覧 : 304
サンキュー:

2

もけにゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

切ない切ない・・・

人としての生より狼としての生を課せられた公にされてない組織の主人公と、テロリストの少女による切ない物語。

主人公が少女と関わっていく事により、感情がどんどん変わっていく様がいい!
2人を中心に繰り広げられる周りの組織と人間関係もみもの。

投稿 : 2010/11/05
閲覧 : 799
サンキュー:

3

FJSDR37436 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 18

てらし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/29
閲覧 : 6

しらす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/03/15
閲覧 : 18

かわ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/20
閲覧 : 20

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/09/06
閲覧 : 22

publica さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/17
閲覧 : 32

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/12/05
閲覧 : 71

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2021/11/18
閲覧 : 28

終了 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/16
閲覧 : 342

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/06
閲覧 : 6
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人狼 JIN-ROHのストーリー・あらすじ

『人狼 JIN-ROH』(じんろう)はProduction I.G制作の日本のアニメ映画。押井守の代表作である「ケルベロス・サーガ」の一作。\n強引な経済政策によって失業者と凶悪犯罪が急増した首都・東京。政府は反政府勢力掌握の為、“首都警”と呼ばれる治安部隊を設置する。その首都警の一員である青年・伏一貴は、闘争本能のみで生きる一匹の“狼”の様に一切の感情を切り捨て、自分を律してきたが、一人の女性・雨宮圭と出会い、運命のように惹かれ合っていくが…。(アニメ映画『人狼 JIN-ROH』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2000年6月3日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E7%8B%BC_JIN-ROH

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