当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(アニメ映画)」

総合得点
76.6
感想・評価
443
棚に入れた
2795
ランキング
695
★★★★★ 4.1 (443)
物語
4.2
作画
4.0
声優
3.9
音楽
4.1
キャラ
4.1

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!の感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

細田さん最高傑作候補。わずか40分ほどなプログラムピクチャーの奇跡。

本作のようなプログラムピクチャーにあまり期待する人はいないだろう。ましてや作家性なんて夢のような話である。ところが、本作では細田監督の才能が遺憾なく発揮されているのだ。


 細田監督の特徴である影無し作画は、本作の一夏の爽やかな物語とも、初々しくキャラクターたちともピッタリマッチしている。デジモンたちの戦闘シーンも実にグリグリ動いて良い感じ。


 とにかく構成からして実にユニークである。殆ど一部屋で大人たちとは無縁に行われる世界の命運をかけた物語という設定も面白いし、進化中に攻撃!みたいな意外な展開、島根に~みたいなユニークな展開までちゃんと驚き、笑わせてくれる。なにより細田さん補正でいつも以上にショタ可愛い。


 ラストの感動的な展開も素晴らしいが、みんなから送られたメールが~という展開は文字通りみんなの力が勝利に導くというお約束を見事に昇華させている。なにより短い時間内で、ほとんど無駄がないのがグッド!。凡庸なやたら冗長な映画とはわけが違う。


 本作が好きだっただけに劣化冗長焼き増しな「サマーウォーズ」は心底ガッカリした。細田さんの本領は、王道の物語でもしっかり作家性を入れてくるところにこそあるのではなかろうか。「時をかける少女」も本作も王道エンタメな原点があって、そこに玄人好みなエッセンスを加えるアレンジャーとしては優れた方だと思う。


 それにしても光子郎LOVEな人間なので、太一との恋女房感みたいなのが素晴らしい。太一はソラより光子郎を大切にすべき!というショタコンの妄想。

投稿 : 2024/07/01
閲覧 : 572
サンキュー:

14

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

今では新しさというよりは懐古です。演出力に感心しました。

 なるほど…想像以上に「サマーウォーズ」でしたね…話のフレームは。また、夏ということ、シリアスではなくそれぞれの人間がバラバラの事をやっているという点でも雰囲気は似ていました。

 とはいっても両方とも細田守氏が監督した作品なのでマネではないですね。この後「竜とそばかすの姫」も似たような感じですので、ひょっとしたら創作アイデアのポケットが思ったよりも小さい人なのかなあという気もしまます。

 テーマで似たような話をやり続けるのは構わないと思います。宮崎駿氏は結局「恋愛冒険譚」「自然と人間」「ロリコン?」というようなことをやり続けましたし。ただ、さすがに同じ話は作りませんでした。いや、ルパン三世の1期後半と2期の2作品に氏のその後の作品のエッセンスは結構入っているのは入っていますけどね。ここまで露骨じゃないです。

 本作は当時としては画期的だったかもしれません。なにせISDNの時代ですから、やっと電話を掛けながらネットが出来るようになった時代です。ダイアルアップ接続だし、島根にパソコンは無いらしいですし、ウィンドウズ画面は98でIEを使っています。
 このサイバー空間のアイデアは大したものです。ただ残念ながらデジモンは本作しか見ていないので細田氏のアイデアなのかデジモンの原作者なのか知りませんが。

 設定を見る限りではメタバースにおけるアバターのようなイメージではなく、デジタル異世界におけるデジタル生物というイメージなんでしょうか?シリアルエクスペリメンツレインとほぼ同時期と言う事は、攻殻機動隊も既にありましたので、その影響を受けたSF的な共通認識だったのでしょう。ただ、ビジュアル化は非常に独自性があって鮮烈だったんでしょう。これに当時の子どもが夢中になったのはわかる気がします。(「マトリックス」も1999年でほぼ同時期ですね。コミュニケーションゲームの「どうぶつの森」が2001年です)

 AIとデジタル空間におけるウォーゲームという発想は、1983年の映画「ウォーゲーム」の影響なのは隠していないですね。核兵器の発射という点でも共通しています。

 その点では当時あったSF的な発想をかき集めたような作品で、SF的な目新しさはやっぱりサイバー空間の見せ方なんでしょうね。

 映画のテーマ的な奥深さはあまり感じません。ネット創世記の本作の当時であればウイルスの危険性とかネット内で自然発生的にデジタル生物が生まれるとかいう目新しさはあったかもしれません。ネットで世界が繋がっているということ、そして生活にネットワークが入り込んでネットが狂えば世界中が混乱する、という発想を言葉を使わずにビジュアル化した点も同様に新しかったと思います。ただ、今見ても新しさというよりは懐古的な世界観です。


 空という女の子とのストーリーもちょっとした味付けでしたが、一番気になりました。彼女が助けにくると思ってたら、結局は一度も合わなかったのに映画的な演出として感心しました。EDのクレジットの裏の笑顔が可愛かった。

 で、そこです。本作の特筆すべきは演出なんでしょうね。演出の良さが本作の面白さのすべてでしょう。ストーリーと面白さ、感情などがほぼ演出とキャラの演技で表現されていました。
 演出のクレジットはなさそうでしたので、監督の細田氏がやったんでしょうか?吉田玲子氏が脚本なので協力したのでしょうか。いずれにせよ本作の演出のセンスは大したものだと思います。40分にまとめたことが余計な部分を削ぎ落して、エッセンスを凝縮したのが良かったのでしょう。00年のアニメ映画と言うことで作画も素晴らしい出来でした。

 普段なら映画は厳しくつけますが、本作はまあ時代も違うし子供向けなので甘めに。ただ、大人が見ても面白いと思います。

投稿 : 2023/12/26
閲覧 : 75
サンキュー:

6

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ぼくらのウォーゲーム!

 全40分くらい。ちなみに本編のデジモンは見てません。

 「時をかける少女」を見たので、それに乗っかって今回の作品を見てみましたが、結構面白かったですね。
 最初、サマーウォーズかな?というくらい似てましたが、なるほど今回が元ネタなんですね。キャラが絞れてたし、バトルとかネットのこととか、元凶の対処方法などがしっかりしてて良かったと思います。密度の濃い40分でした。

 ちなみに印象的なのは、太一が最初に送った♥️マーク付きのメールが問題が解決した最後に女の子に送られるところです。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/05/29
閲覧 : 256
サンキュー:

10

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スタイリッシュワクワク

自分の中でワクワクする作品といったらこの一本
子供向けの題材でこういう熱い作品が今の時代にも出てきてくれないかなと願うばかりです

投稿 : 2021/11/17
閲覧 : 165
ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

やっぱ島根にパソコンなんてあるわけないじゃん!

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 180
サンキュー:

1

ネタバレ

友利奈緒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まとまりがよい

最初見た時は40分は短いとびっくりしたが無駄なところが一切ないので見応えがある。
導入は卵が割れて悪いデジモンが現れ、ネットを侵食する。ここの焦りというかドキドキが高まっていくところがたまらない。終始サマーウォーズ感すごいけどこっちが原石だった。
お気に入りのシーンは
僕もそっちにいくからね〜
島根にパソコンなんかねーよ
太一のバカ
いい映画でした。

投稿 : 2021/07/15
閲覧 : 194
サンキュー:

1

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

マニアックさに興奮する

当時のメガIT企業NECとbiglobeが関わっているだけあって、物語の節々に登場するマニアックなギアが好奇心を駆り立てられます。
衛星電話なんて、この作品観て初めて知りましたよ!
それに災害用伝言ダイヤル171をここまで使いこなす映画も観たことありません。
{netabare}大量のメールの転送ででクラゲ(ディアボロモン)をフリーズさせるという逆転の一手は考証の必要ありですが、只の声援演出ならオイオイと思っていたところを、しっかり問題提起して解決の糸口にしていたところに好感が持てました。{/netabare}

一方で、舞台が太一の家、島根の田舎、ネット世界という3つの環境の違う限られた空間で緊張感と焦燥感、呑気な人々の対比によって生み出される独特な空気感が物語として面白かったです。
特に島根でパソコンを探すくだりが楽しかったですね。

文系と情報系が良い具合に相乗効果を出していたなと感じます。

これがあったからサマーウォーズが生まれたんだなと考えると感慨深い映画です。

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 262
サンキュー:

5

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やっぱ島根にパソコンなんかあるワケないじゃん!!

デジモンファンだけでなく多くの映像関係者が絶賛し、同時上映のワンピースのファンをも虜にしたなど、数々の金字塔を打ち立てた作品ですが、それも十分うなずける内容でした。

戦闘描写は日本製アニメの枠を越えて、実験的な表現があったりして大変興味深かったし、善意のメールがかえって足を引っ張ってしまう、という展開、そしてオメガモンへの進化シーンはまさに鳥肌モノでした。「きたきたきたー!」って感じで。また、オメガモンに進化したからといって、こちらが完全に優位に立つわけでなく、レスポンスの差でディアボロモンの方にまだ分がある…というのも凝っていました。それで、そいつを倒すために役に立ったのは、あの大量のメール…という具合に、伏線の張り方もすごい!としか言いようがありません。
また、この作品は後半、「時間」が一つのキーになってくるのですが、緊迫した状況の子供たちと、何も知らない市民たちとの対比により臨場感が増します。しかも、実際の時間とリンクしているという芸の細かさで、バッドエンドにならないとわかっていても、思わず手に汗握ってしまいました。どうなるかわかっていても乗せられる。これぞ匠の業です。
はっきり言って、とても40分の小品と思えないほどの密度の高さでした。
ただ、無駄を極力省いた構成のため仕方ないことですが、子供たちの出番が非常にかたよっています。活躍しているのは太一やヤマト、光子朗くらいしかいないのが気になりましたが、斬新かつ緻密な構成にただただ唸らされてしまう傑作です。

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 333
サンキュー:

3

ザカマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

サマーウォーズの弟分

こっちの作品のほうが先だが、内容的には
サマーウォーズの弟分的な感じとなっている
40分くらいなので、映画というよりは延長放送の最終回観てる感じ

投稿 : 2019/04/17
閲覧 : 386
サンキュー:

2

ネタバレ

うち. さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作デジモン映画

 白い背景に記号や模様を貼るのが大好きな監督、細田守監督の作品。

 あらすじ
 デジタルワールドでの冒険と現実世界での戦いを終えた選ばれし子供達。春休みのある日、ネットに誕生したデジモン(ツメモン)の出現により世界は混乱していく…というお話。
 ネット世界の描写が秀逸で絵で分かりやすく説明してくれるので、なんとなく大変なことが起こっている感が表現されている。デジモンはデータを食べているだけに過ぎないけれど段々知恵がつき、最終的に核を発射するまでの脅威となるのがおよそ30分後というおそるべき存在。
 最後の戦いの大量にコピーされたディアボロモンの絵面は絶望するしかない。
 そんな絶望を吹き飛ばすオメガモンは今見てもかっこよすぎる。
 この内容が一時間三十分の尺ではなく、約四十分に凝縮されているので退屈なシーンが皆無に近い。

 キャラ
 劇場版なのに戦闘に参加しないデジモンが四体、事情を最後まで知らなかった選ばれし子供が四人となった。

 事態を把握していた組 
◯八神太一、アグモン
 メンバーの勇気担当。今回は光子郎と共に事態の収束に当たる。
 光子郎と違いPC関係に疎いが、戦力は最高でパートナーであるアグモンは究極体に成れる数少ないデジモン。
 物語開始前に空と喧嘩しており、このせいでピヨモンのバトルは無くなった。他のメンバーに電話をかける。PCをフリーズさせるなどの活躍をする。

◯泉光子郎、テントモン
 メンバーの知識担当。こいつがいなければ詰んでいたとされるほどの超有能キャラ。ネットのメル友(この子達もありえないほど有能)の情報で対策を立てたり、麦茶の飲み過ぎで腹を下すなどをした。

◯石田ヤマト、ガブモン
 メンバーの友情担当。太一と同じく最強戦力。しかし祖母の実家である島根に居るため戦闘に参加したのは遅かった。
 島根にパソコンなんてあるわけないじゃん!というセリフはあまりにも有名。

◯高石タケル、パタモン
 ヤマトの弟。別姓なのは両親が離婚している…重いよ!
 そしてパタモンは進化する前にやられてしまった…不遇だよ!

 事態を把握していなかった組
 節ノ内空、ピヨモン
 愛情担当。基本的に優しいキャラなんだけど太一と喧嘩したので劇中では終盤以外不機嫌なまま。
 太一とのすれ違いにより、部屋に篭ったので事態を把握しなかった。

 八神光、テイルモン
 太一の妹だがタイミングが悪いことに友人の誕生会に行き、そのまま事件が終了した。この友達がなんとも生意気そうな子供なのが印象的。

 城戸丈、ゴマモン
 中学受験会場への電車に乗車出来なかった不運なキャラ。それもこれもクラモンが悪い。
 受験会場への移動をクラモンに邪魔された被害者…なのだが最後までクラモン(ディアボロモン)の仕業とは知らなかった。

 太刀川ミミ、パルモン
 ハワイ旅行で事態の把握ならず。

 この集まりの悪さに光子郎は「僕らいまいち、まとまりがないですからね」と言及した。


まとめ
キャラ、演出、迫力。どれを取っても秀逸と言わざるをえない作品。是非とも春か夏あたりに見て欲しい。

 八神太一役の藤田淑子さんが2018年12月28日に乳がんによりお亡くなりになりました。
 この場でお悔やみ申し上げます。

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 408
サンキュー:

3

ツナ丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

たいちのバーカ

サマーウォーズのエッセンスをまるっと遠心分離機にかけたような究極の細田作品。
ハイボルテージで突っ走る最高の1時間

投稿 : 2018/05/03
閲覧 : 433
サンキュー:

2

ネタバレ

うどんこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

 見返すと、本当にサマーウォーズまんまだった。この頃すでに、あのビジュアルイメージは完成してたんだなぁ。
シリアスにならないようにギャグ満載で、ゆるい空気で、本当に子供に向けて作ってるように感じた。お母さんのとぼけ具合が可愛かった。
 

投稿 : 2018/04/12
閲覧 : 288
サンキュー:

0

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.5 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

これがデジモン映画のスタイル?

作画滅茶苦茶、視聴者置いてきぼりの印象が強かったので、評価するとかなり厳しいですが、オールドアニメを好むかたもいるので、一概にダメとは言いませんが。

投稿 : 2017/11/20
閲覧 : 344
サンキュー:

0

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この世界を守りたい 少年たちの小さな戦い

2000年の劇場版アニメ 40分 ONE PIECEと同時上映
監督 細田守 脚本 吉田玲子 制作 東映アニメーション

実は初めてデジモンを観たのです。基本教養の一つかなと思って。
DVDには前作「デジモンアドベンチャー」も入っていてお得な感じ。

17年も前の作品、しかも子供向けなので評価点はそんなに良くないですが、
大変よくできたアニメーション作品だと思いました。
登場人物は、太一、ヤマト、光子郎、タケルの4人だけ。
パソコンに向かってるだけのインドアストーリーですが、
ネットの広大さを感じさせてくれる作品でした。

20世紀末の大ヒット商品、バンダイの「たまごっち」の派生商品である、
戦うたまごっちこと「デジタルモンスター」が1997年に発売され、
1999年に初アニメ化、それ以来18年続く大人気作品になったようです。

調べてみたら、「デジモンアドベンチャー」からTV版「デジモンアドベンチャー」
「ぼくらのウォーゲーム」からTV版「デジモンアドベンチャー02」
と、続くようです。
劇場版は全8作、TV版は全7作
1999年から2016年まで制作は続き、たぶんまだ続く。
このDVDの2作は細田守監督で、その後は5人の監督が引き継ぎ。
内容よりも、歴史的価値を重視して視聴しました。

投稿 : 2017/08/10
閲覧 : 302
サンキュー:

15

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これがまさかの本編後 新たなデジモンが!?

ここは02が始まる少し前を描く
因みに太一達は帰っています

これは...
デジモン版サマーウォーズや!!

サマーウォーズが放映される前
モチーフはあったんだな
だが他の面子は来られねえ...二人でなんとかするか...

そして原型は在った

ま た ミ サ イ ル か
し か もリミット10分

投稿 : 2017/05/08
閲覧 : 263
サンキュー:

1

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

子連れで見てあまりの名作に吃驚!そして細田守監督の代表作です。

まさかの細田守監督の作品です。
そして、あの作品の元となっています。

デジモンアドベンチャーはTVで子供と見てました。
で偶々子連れでシブシブ映画館で見に行って驚きました。
これは凄い作品ですわ。

これはTV版の言わばスピンオフ的な作品です。

物語の出だしと小道具の使い方、
そして最後の盛り上がり、
どれをとっても一級品でした。

前田愛さんの歌も好きです。

投稿 : 2017/03/16
閲覧 : 498
サンキュー:

6

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これでたったの30分。

こんなに中身が濃いのにたった30分程度というのがおそろしい作品です。

この作品の元ネタであるデジタルモンスターは設定上、元々はコンピュータウィルスの一種らしいのですが、本作ではその設定に違わず、敵役であるディアボロモンは明確な意思(それでいて無邪気なのがおそろしい)を持って現実のネット社会で猛威を振るいます。
現実ではなにひとつ異常がなくても、電子の世界では気づかないうちに生命の危機に瀕してる状況とか結構笑えないよなぁ…。
これに対抗する太一と光子郎、ヤマトとタケル。劇中でも太一が触れている通り、基本的に結束力の弱い一同はピンチに陥る。

ここでパソコン経由で戦いを傍観していたオーディエンスを利用する光子郎君の手腕に惚れ惚れします。
この瞬間、本作の副題である【ぼくらのウォーゲーム】の「ぼくら」の部分に我々視聴者も含まれることとなったからだ。


丈先輩やミミが活躍しなかったのは個人的に残念な部分ではありますが、短編映画としては素晴らしい出来なんじゃないあかなぁ。
正直、デジモンを知らない人にもお勧めできると思うし、したいとも思う。
あのオメガモンの格好良さとか、百聞は一見にしかずですよ。

投稿 : 2017/01/05
閲覧 : 234
サンキュー:

9

RRRRR さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

傑作

傑作

投稿 : 2016/06/26
閲覧 : 298
サンキュー:

2

こっくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2作目

デジタルワールドから子供達が帰ってきて数か月、2000年の春休み。突如ネットに出現したデジタマから生まれた新種デジモンは、ネットに繋がるコンピュータのデータを食い荒らし、様々な機関を暴走させながら急速に進化。世界を混乱に陥らせる謎の新種デジモンを止めるため、事態に気づいた太一、光子郎の二人は選ばれし子供達を集め、再び戦いへと乗り出すことになる。

世界観はおんなじですね。

前作見てからのほうがいいかも。

投稿 : 2016/02/19
閲覧 : 280
サンキュー:

3

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

よく例えられるのがサマーウォーズのパクリ

サマーウォーズに内容が似ています

世界を救うために少年少女が頑張ります

しかし、先に出てるのはこちらですので設定が似ているのはサマーウォーズ側が二番煎じとなります

知名度も興行収入もサマーウォーズが勝っています

デジモンを知っている方なら是非オススメの作品です

投稿 : 2015/10/08
閲覧 : 455
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

デジタルとアナログ<改稿>

デジタルモンスター。略してデジモン。当時ポケモン、たまごっち!などと共にブームになった携帯型育成ゲームのアニメ化。本作は細田監督のアニメ映画として高いクオリティを評価されている作品。物語はネット上で新種デジモンが暴れ、各地の電波パニックになってしまい、新種デジモンを討伐するお話。40分という短い時間の中で王道的シナリオやCGが使われた電脳世界においてのバトルは本作にフィットしております。

友情とか世界から危機を救うっていう子供向きな内容にもなっているし、大人が見たら子供時代に感じなかった何かを感じるものがはるはず。その【何か】を伝えるのが難しい。そこの所は人寄り切りになってはきますが、本作においてはデジタル化に対しての警鐘と脆さを表してるとも捉えられる。

新種デジモンがあらゆる情報システムに侵入してNTT、核起動まで起こす自体になる展開。見る上ではスリリングでもあり、味方側がヒーロー的に世界的バトルになるあたりも熱く、また試合観戦的な視点になっている上に、タイムリーでもあったり。

味方デジモンが観戦者のメールに(こうしろうや太一のアドレスにメールを送ってくる為)メールウイルスで動けなくなるのですが、このあたりが子供時代に感じなかった何かの1つでした。こうしろうの機転で新種デジモンに今まで送られてきたメールを逆にNTT宛(敵デジモンの居場所)に送り返す事で、敵に不具合が生じる事になる。

デジモン無印は太一達がデジモンワールドで戦うのに対し、本作は現実世界のネット上が舞台である意味、こちらの舞台がデジタルモンスターって感じがする。タケルが戦いに遅れたり、空など味方が揃わない当たりが不満の声になっていますが、これはネットワークの利便性と欠点を表しているのではないかと思いました。遠い場所でも連絡を取れるメリットと、空にはメールが届かない(何かしらのネット障害の為)ここらへんが単に、参加不参加ではない、何かとも感じた。

タケル、太一がネット上にデジモンの心を通して入る所が本作の重要ポイントかとも取れるし、デジモンへの愛と感の盛り上がりどころ。またネットの危険さを描いていながら、後日談で空宛に太一からの謝罪メールが届いて仲直りする当たりはメリットも描かれている。そんなこんなで何かを感じさせられる作品だとも思いますし、ぐだぐだ書いてしまいましたが、バトル内容、シナリオの運び、音楽butterflyなどの名曲のかかり所もよくて燃えない事はないはず。

島根にパソコンなんてあるはずないじゃんw

投稿 : 2015/09/09
閲覧 : 796

はりねこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

サマーウォーズの前身!電脳と現実のリンク!

ネット内にデジモンが生まれ、現実にまで混乱をもたらす。それを阻止すべく現実世界の子供たちと電脳世界のデジモンが再び集結?してウイルスとなるデジモンと戦う物語。時系列的にTVアニメ版の後日談ですが、観てなくても大きな影響はないかも。

ストーリーは「サマーウォーズ」とほぼ同じ。というより向こうがこれと類似しています。
一部キャラしか活躍していませんが、短い時間で濃い内容でした。TVアニメ観た方は必見。島根出身の方は怒るかも?
不満はもう少しTVアニメの絵に近づけてほしかったことです。

投稿 : 2015/08/20
閲覧 : 238
サンキュー:

4

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

っぱオメガモンよぉ!お目々が愛らしすぎんよー

2000年3月4日公開 上映時間 40分
東映アニメフェア内の1作として公開

1作目の映画からTV版の演出を経て今作の監督も引き続き細田守。
ネット上に突如として発生したデジモンがコンピュータウィルス的にネットのデータを食い荒らし
リアル世界にも混乱を招いているので何とかしましょうっていうストーリー。

一応、TV版最終回後の話になっているが、TV版を知らなくても全く問題なく
むしろ入り口としては今作が最適ではないかと思えるくらい構成が見事でした。

本来、レギュラーキャラが8人いるのに対して本作で活躍するのは主に4人だけ
他のキャラは刺身のツマ程度の出番しか用意されてないっていう大胆さに驚き。
必要最低限の情報量でキャラの性格を的確に芝居とセリフで伝える上手さが光っていたました。

ネット黎明期の時代性なのか街は混乱してるものの、ことさら深刻に描いているわけではなく
全体的にコミカルに、見ている方も非日常の喧騒を楽しむくらいの心持ちです。
だからこそ後半、敵が軍のネットに侵入して核ミサイルを発射する展開の「これガチでヤバくねぇ?」感がすごい。
物語の緩急の付け方が実に絶妙です。

ネット上でのデジモンバトルなので当然、他のネットユーザーも主人公たちの戦いを見ている状況。
世界中のユーザーからメッセージが送られてきて励ましの物もあれば自分勝手な悪口もある。
そんな大容量のメッセージのせいで自分のデジモンの反応速度が遅くなり、「頼むからメールを送らないで」
と言ってみても誰もメールを送るのをやめてくれないところはリアリティと先見性あるなぁ・・・と
今現在の炎上とか情報拡散とか大体あんな感じですよね。
しかし、そんな無神経なユーザーをネガティブに描くこともなく、むしろ敵を倒すために利用しちゃおっていう
説教臭くないスタンスが好きでした。


【総評】
40分という時間制限の中で起承転結をしっかり描き、無駄を削ぎ落としたスマートな作劇が魅力。
特徴的なのは作中内時間も1時間弱くらいの出来事であること。
特に残り10分からの展開はリアルの時間とのシンクロもあいまって
クライマックスの熱量が半端ないことになっていました。
細田守の長編作品が好きなら視聴必須項目。
短編ジェットコースタームービーとしての完成度は本当に素晴らしい。

サブタイトルの元ネタになった83年の映画「ウォー・ゲーム」も見てみたいですね。

投稿 : 2015/08/01
閲覧 : 492
サンキュー:

14

Cat_See さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

大人でもわからない子供向けアニメ

満足度は適当につけています。

この作品を見て感じたのは、
子供の頃と大人の頃に見るのと、
二回目で見るのとでは、違う作品になるんだという新しい価値観でした。

細田守さんのルーツがすべて入っているという
有名な逸話もありますが、自分はアニメを見て感じるという
その感じる部分というのが、実は1つだけでなく自分のなかに
たくさんあるというふうに知らせてくれたアニメでもありました。

子供の頃にこの作品を見たとき、自分が抱いた感想は
「かっこいい」でした。

大人になった今、この作品を見て自分が抱いた感想は
「よくできてる!」でした。

この感想を考えたあとにこの作品を見たとき、
「でも、アニメなんだよな~」でした。

この作品を見てからは、人気でも不人気でも
名作だ、駄作だと言われていても、自分の感じるその
部分も実は大事なもので、その感想込で「作品」だから
作品自体にこだわる必要はあまりないのかもしれないと
思うようになりました。大事なことでもありますが。

投稿 : 2015/07/27
閲覧 : 335
サンキュー:

11

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

ストーリー性がある分、こちらの方が前作の映画より好きだ、という方は多いかもしれない。実際、本作はお話の起伏に富んでおり、そういった意味で本作の面白さは、前作を凌ぐ。
まず、本作の敵役であるディアボロモン(以下、成長期などもこの名前で統一)が面白い。相手を小馬鹿にする、あっという間に進化する、わらわらと増殖するなど、まさしくウィルス種というカテゴリに恥じぬ行動の数々。進化中に攻撃するというタブーを三度も行うその卑怯っぷりには笑わせてもらったよ。
そうかと思えば大量に増殖した場面は非常に不気味であり、終始物語をリードする強烈なキャラクターだった。言語を用いないところが、尚更不気味なんだよなぁ。

本作の功績者は、ディアボロモンの他には光子朗だ。相変わらずのハイスペック。もはや太一の存在意義が、究極体になれるデジモンをパートナーにしているぐらいしかないじゃんって勢い。
特に光子郎君の凄いところは、それまでただ視聴者の苛立ちを煽っていただけだった世界中の子どもらを利用し、【ぼくらのウォーゲーム】というタイトルに相応しい展開に昇華させてしまった点だ。デジモンがデータである、という設定も活かしており、感心した。さすが、【知識】の紋章は伊達じゃねぇや。

強いて挙げるなら、バトルの迫力は前作に劣るという欠点はあるものの、デジモンというブランド関係なく、短編アニメ映画の傑作なんじゃないだろうか。

投稿 : 2015/07/27
閲覧 : 196

アリア社長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完成された短編映画

『時をかける少女』や 『サマーウォーズ』を手がけた細田守監督の初期作。

同時上映のワンピース目当てで来た観客たちを唸らせたのは有名な話。

アニメでこれほど濃い40分を体験したのは初めてだった。

あらすじはとてもシンプル。
ネット上に悪いウィルスモンスターが現れたため、主人公たちがパートナーのデジモンと共にそいつを倒すため奔走する話。

細田監督の魅力はシーンの静動のメリハリ、使い分けの上手さにあると思う。
今作だとのんびりしたシーンを緊迫したシーンの間に挟むことで、緊張感をより際立たせ、視聴者を飽きさせない。

さらに音楽も魅力的。劇中での「ボレロ」が良い味出してる。
その他のBGMもテンポの良さを演出するために一役買っている。

そして終盤。比喩でなく息をするのも忘れた。目が釘付けになった。鳥肌が立つとはこういうことかと思った。

無駄のない洗練された、完成された短編映画だった。超オススメ。

投稿 : 2014/09/05
閲覧 : 315
サンキュー:

6

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あっという間に駆け抜ける、そんな映画

PC画面上で謎のデジタマの孵化「デジモン・・・!?」
からのOPの流れ。あのワクワク感はたまらない。
そこから新デジモンの正体が明らかになり、奴の暴走を止めるために太一たちが奔走する。途中で討伐に失敗して仲間通しでケンカになったり下げつつも
最後は皆の想いが奇跡を起こし、究極体同士が合体して敵を倒すという胸熱展開。
まさにエンターテイメント!

映画の尺としてはかなり短いけど、起承転結がしっかりしているのでそんなの全く問題ではない。
後につながる細田作品「サマーウォーズ」が有名だけど、思い出補正抜きにしてもこちらのほうが完成度が高いと思います。展開を引っ張りすぎないし、声優もしっかりしているし。
視聴後はランニングをした後のような爽快感がありますが、外に出て走り出したくもなる。
毎年8/1に鑑賞したい作品です。

投稿 : 2014/08/28
閲覧 : 263
サンキュー:

7

bana-g※更新減 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

島根にパソコンなんて~

...の非常に有名な元ネタを生み出しており、そういう意味でもきっと愛されているはず。

デジモンワールドという仮想世界と現実世界との話をうまーく混ぜ合わせて40分間でチーンと焼き上げたケーキのように見事な作品。思い出補正もあってか大好き。


インターネットの概念が現在ほど認知されていない中、デジモン(無印)を知らない視聴者層でもおそらく置いてきぼりを喰らわず、ましてファンなら鳥肌が止まらないような展開と、直感的な演出、綿密なシナリオ構成には何度見ても心躍る自分に気づく。


細田守監督によって文字通り丁寧に丁寧に織りなされた世界(観)には、スクリーンを目の前にした当時も今も変わらず心を持って行かれる。吉田玲子さん(脚本)とのナイスコンビです。

変に伏線などでごちゃごちゃしない逆に言えば王道展開なプロットだからか、無論子どもにわかり易く、擦れた大人にもまっすぐに熱いものとあったかいものを残していく所がたまらない。

後発作品のサマー・ウォーズばかりが取り沙汰されるものの、続編映画は続編映画だが本作単体としても至高の一作に違いない。無印未視聴の方でもぜひ手に取っていただきたいと思います。

投稿 : 2014/07/17
閲覧 : 293
サンキュー:

7

ネタバレ

ブルーX さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オメガモン

オメガモン最強と空は何しても何着てもかわいいね

投稿 : 2014/07/15
閲覧 : 297
サンキュー:

0

ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

単純だからオモシロい

細田監督作品です。
このデジモンの映画だけは異様なほどに面白かった感情と共に記憶に残っています。
今も何度観ても面白いと感じます。

ストーリーは、、、
データから生まれた新種のデジモン「クラモン」がネット上でいろんなデータを貪り続けてる。
その影響で現実世界はパニックに!そんなことは露知らずにどんどん進化を遂げる「クラモン」。
なすすべもなくがっくりと落ち込む太一と光子郎。そんな彼らの前にアグモン達が立ち上がった!「今度は僕らが助ける番だ!」

細田監督作品の赤い輪郭や柔らかい動きといった画の特徴。
普段の生活シーンから戦闘シーンまでよく映えています。個人的にとっても好きです。
まあだからといってこの監督の作品がすべて好きというわけではもちろんないけど。

映画の構成も見事でした。
「ボレロ」から入っていく始まりは素晴らしいです。あのopはホントいいです。大好き!
40分という制約の中で描くべきところがしっかりと描かれ、なおかつぎゅうぎゅうに詰められた感じもない。
笑える部分もしっかりと確保し、無駄に見える部分も今起こっている出来事にまったく関係がないわけではなく、
たくさんの円の一部が重なるように小さなリンクを繰り返しながら進んでいき、ラストのホッとする場面へ自然と流れていきます。
こうしたストーリー、またその構成や画や戦闘シーンなど、僕はこの作品が頭から尻尾の先まで好きです。

デジモンを知らない人でもとっつきやすい設定でもありますのでぜひ一度観て頂きたいです。


{netabare} 現実的問題やまったくこのことを知らない人もしっかり描き
タイムリミットの場面をケーキや丈の試験時間とリンクさせているとこも良かったです。
初めに観たときはそれらと同列に並べられるような出来事じゃない!って思ったんですが
何度も観ていると散りばめられたクスッとしてしまうところが、
つまるところの太一たちと周りの人たちとの落差が面白く好きになりましたw

一番好きなシーンは初めてのディアボロモンとの戦闘でウォーグレイモンが素手で殴るところです!
デジモンなのに拳で直接殴るのは結構衝撃的で、彼の魂の怒りが表された良いシーンだったと思いました。
やっぱり魔法的な技よりもそういう方が観ているこちらとしてもガツンときます。

{/netabare}

投稿 : 2014/06/19
閲覧 : 457
サンキュー:

9

次の30件を表示

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!のストーリー・あらすじ

デジタルワールドから子供達が帰ってきて数ヶ月、2000年の春休み。突如ネットに出現したデジタマから生まれた新種デジモンは、ネットに繋がるコンピュータのデータを食い荒らし、様々な機関を暴走させながら急速に進化。世界を混乱に陥らせる謎の新種デジモンを止めるため、事態に気付いた太一、光子郎の二人は選ばれし子供達を集め、再び戦いへと乗り出すことになる。(アニメ映画『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2000年4月1日
制作会社
東映アニメーション
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%83%89%...
主題歌
≪OP≫和田光司『Butter-Fly』≪ED≫AiM『作品No.2『春』イ長調 ~ぼくらのウォーゲーム!~』
挿入歌
宮崎歩『brave heart』

声優・キャラクター

藤田淑子、坂本千夏、天神有海、水谷優子、風間勇刀

スタッフ

原案:本郷あきよし、 監督:細田守、脚本:吉田玲子

このアニメの類似作品

この頃(2000年4月1日)の他の作品

ページの先頭へ