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「新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に(アニメ映画)」

総合得点
84.0
感想・評価
1448
棚に入れた
8441
ランキング
306
★★★★☆ 4.0 (1448)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君にの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒトとヒトが触れ合うために必要なコト

【一言紹介】
本編で語られなかった世界の
本来のエヴァワールド
の終わりであり、始まりの物語

【考察的なもの】
{netabare}
ヒトとヒトが、わかりあえないなら
ひとつになってしまえばいい
と魂がすべて
液体化し
混ざり合う。

シンジは願う
ヒトとヒトがわかりあえなくても
別々の個体だから
話ができる、手を繋げる
やはりそうゆう世界がいいと
願った。

そして世界は終わり
世界は始まって行く。

{/netabare}

【貴方への返事】

{netabare}
相手に嫌われた、好かれた
っていう気持ちも
自分の思い込みから創り出されてるモノであり

相手の本当の心は触れられない
だから

二足歩行になり
手で触れ合えるようになった。

だけどヒトはわかり合いたいが故
心を持つようになった

その手でさえ
ヒトを傷付けるナイフを
持つようにもなった。

だから
今度は言葉を使うようになった
心を伝える手段を創った

だけどその言葉すら心を傷つけ合う



口が一つなのは
自分の口がケンカしないように
一人とだけキスが出来るように

心臓が両胸についてないのは
抱き合ったときに二つの鼓動がわかるように

一人じゃ欠けてるように
一人でなど生きていかないように


(歌 オーダーメイド/RADWINPS ニ息歩行/DECO*27)


さぁそれをわかったうえで

私はどうするか
相手と
傷つけあうことも、
理解しあえきれないことも
全てわかっている

それでも誰かと一緒にいたいと思う願いを
やめることはできない。
それは貴方も一緒じゃないのかな?

覚悟はいつだってしてるんだ
だけどいざとなるとヒトって
傷付いて逃げ出しちゃうもんだよね

私はそう、逃げたよ。
だって生きて、
ヒトと話をしたり
手を繋ぎたいもの。

ATフィールドいつでも
中和出来るわけじゃない。
私はシ者じゃないんだからさ。
神様じゃないから
いつも人に気を使ったり
言ってること
全部受け入れることは出来ない。


だから私は


傷つけあっても、わかりあえなくても
話がしたい、一緒にいたい、手を繋ぎたい。
それだけでいいと思うんだ。。
{/netabare}

投稿 : 2015/01/29
閲覧 : 473
サンキュー:

31

鈍物語 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

正直、良かった

映画シリーズが再び始まったということはイマイチだったのかなと思っていましたが、もうこれで終わりでも良かったのでは?という出来だった。
自分的には上手く言えませんが
ATフィールドとは自我(他人に踏み込ませたくない領域を守るもの)であり、ゼーレのやりたかったことはサードインパクトで人間のリセット&融合
ゲンドウはエヴァに溶け込んだユイに会いたかった?
と思っています
変な演出もありましたが
シンジもシンジなりに答えを出した。アスカも自分で答えを出して復活
そして、2人はアダムとイヴになった
最後の首絞めがいまいちよく分からなかったものの
エヴァシリーズは完結したのかなと理解しました

ミサトさんが最後までエロかった
大学生のミサトさんセックスに溺れすぎ(笑)
そんな大学生活送ってみたいわ!
シンジは最後までウジウジしてたな~
こいつのせいで何人死んだことか
アスカはシンジをぶん殴っていい

視聴者が求めていたのはロボットアニメ、SFとしての答え
監督がしたかったのは哲学的なこと
上手く両立できなかったから
20年近くも迷走しちゃった感じ
エヴァの世界じゃこれは2014年のことみたいですね
科学は進歩してるんだかしてないんだか

投稿 : 2014/12/13
閲覧 : 308
サンキュー:

5

萌え@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

おもしろい!

アニメ版の続き的なもの。
エヴァらしくて好き

投稿 : 2014/12/01
閲覧 : 191
サンキュー:

2

アニf さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 1.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんじゃ?

何これあんまりよくわからん
僕はあまりお勧めはしません

投稿 : 2014/12/01
閲覧 : 218
サンキュー:

0

woa さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

LCLの海から人がその形を取り戻す時

個人的にはあらゆるアニメの頂点を極めた作品。すべてのアニメの原点。

誰しも他人とこの作品について話してもATフィールドのせいで、一向に解釈が一致しない。結果エヴァを理解できるのは自分だけだという人が後を絶たないが、本当に理解できているつもりだとしたらその人はエヴァ好きかもしれないが、作品自体の意図をまったく分かっていないということなのだ。

レムを通じて思い知るのは、エヴァのような作品に解釈という恣意的な行為を適用するのはそもそも不可能だということである。

SF文学、映画、神話、ユダヤ神秘主義。こういう設定レベルの浅い部分でしか語れない人間は自分の言葉でエヴァを理解できない故にそのような注釈にもならない横やりでエヴァを語っているつもりになっているに過ぎないのだ。要するに自分の理解可能な言説に浸って安心し最後はLCL化したゼーレみたいなものなのである。

ただ、かといって単純な哲学の位相でエヴァを語った気になるのも罪悪だが・・・。

では理解不能だが革新的なエヴァを有効に「機能」させるにはどうすればいいか?(碇シンジはエヴァの構造や意図について理解していただろうか。彼は単に「機能」させただけである)

自分の考えでは、エヴァ(碇ユイ)の意図を最も生産的にとらえるには、エヴァそのものから離脱するという二律背反しかないと思う。

早い話、理論と実践を同時に行う不可能事しかエヴァから抜け出す方法はないのだ。

とすれば、エヴァ信者は碇シンジがエヴァから脱し綾波レイと決別したように、まずアスカ・ラングレーを探し出すことからしなければならない。

エヴァという「夢」を終わらせて、「現実」を始めるべき時がLCLの海が「人の形」を取り戻す瞬間なのである。

人の形を取り戻してもまた同じ進化のループを繰り返すだけなのかもしれないが、生命にとって重要なのは、エヴァの人間関係がそうだったように、変化し続けることなのだろう。

投稿 : 2014/11/27
閲覧 : 302
サンキュー:

1

CxRsZ87540 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これが正しいエヴァのラスト

とか言いきってしまうのもどうかと思いますが、それくらい衝撃的でした。
アスカ、最も闘ってました!

投稿 : 2014/11/18
閲覧 : 154
サンキュー:

0

ネタバレ

わかばん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんだこりゃ?

これを観るまではアニメにはまったく興味がありませんでした。
ある日、かなり昔になりますが、
友達の家で強制的に見せられました。
しかも部分的に、弐号機と量産機との戦い、巨大綾波、
実写パート、ラストのセリフ。

なんだこりゃ?
というのが、率直な感想でした。

なんでこんな猟奇的で意味不明なんだ?
これはTVシリーズを最初から観れば解明できるのか?
そんな衝動に駆られて早速1話から全部観ました。

はい、まったく意味がわかりませんでしたw

その後、ネットで謎を解明しながら
2回、3回と繰り返し観てたら、
いつの間にかエヴァにハマっている自分がいました。

そこからなんですね。
自分のアニメの歴史が始まったのは。

投稿 : 2014/11/03
閲覧 : 199
サンキュー:

0

ラファエル@アニヲタ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

考察を楽しむエヴァ

エヴァ25,26話を補完する劇場版
心理面の描写でしか描かれなかったアニメ版の人類補完計画とは異なり、かなり表現がグロい展開となっています
アニメ版を見ていたとき様々なヒトが感じた、エヴァって使徒倒しきったらどうするつもりなんだとか結局人類補完計画ってなんなんだとか、そういった疑問に対する庵野監督の答えがかなり詰め込まれているように感じますね

さて、劇場版を見て意味が分からない!みたいなことを言う人が居ますが、内容自体は分からないことはないと思います(分からないならアニメをもう一周したりwikiを見たりするといいかと)
ただ、感情移入が出来ないとシンジ君の感情が理解できないかと
ちなみに考察系の動画などがありますが庵野監督は設定が適当なところもしばしばあるので、考察動画を全て真に受けちゃダメですよw
(この旧劇の最後のアスカの台詞も最初は違ったのにやたら考察する人もいますし)
ただ、エヴァはそういった考察が楽しいアニメですから他の人の考察を取り入れつつ自分の中のエヴァ考察を作り上げていくのが正しいエヴァの楽しみ方だと思います
アニメ旧劇と新劇の差違を見いだして、そこから考察を楽しむのもありです

投稿 : 2014/10/29
閲覧 : 254
サンキュー:

1

ネタバレ

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エヴァです

エヴァってどう評価していいのか悩む。

どのエヴァ見ても最後は投げっぱなしだし。
この後は見ているお前たちが考えろ!的な。

投稿 : 2014/10/27
閲覧 : 262
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

傑作

エヴァ完結の映画

初見ではとても付いていけない

しかし良くも悪くも最後までエヴァであった

というかTVシリーズよりも突き抜けてエヴァだった

感想と求められても「エヴァだった」としか言えない

伝説足りえる一本

投稿 : 2014/10/12
閲覧 : 186
ネタバレ

ルカワ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アダムとリリス

TV版の25、26話の現実世界を描いた作品です。
衝撃的なシンジの行為からスタートし唖然と見ていました。
TV版以上に宗教的な要素を多く取り入れたためにたくさん考えることが多く、内容について考えるのも楽しみの一つです。
かなりの人が死亡し(死んだのではなく無へと回帰した、或るいは一つの集合体へと還ったとも考えられますが)、グロテスクな表現が多いため苦手な方も多いかもしれません。私も知人の女性などには少しやめた方がいいと進言したことがあります。
この話はシンジが自己の存在理由の確認や他者との接触の拒絶から許容への変化だと考えています。

ラストでシンジとアスカのみが世界に存在するまさにアダムとイヴになります。
アスカのセリフはあまりにも有名ですね。
その後二人がどのような未来を歩むのか想像するのも楽しいですね。

投稿 : 2014/09/29
閲覧 : 224
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

う~ん・・・。

僕には難しかったよ・・・パシャ

投稿 : 2014/09/29
閲覧 : 167
ネタバレ

くらうち さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

病んでる

TV版24話、シンジがカオルをにぎりつぶしてからの話。TVではできなかった人類補完計画について。
神話面と心理面に分けて観るのがいいと思います。

●神話面
少年よ神話になーれー♪と歌われているように、エヴァンゲリオンは神の物語です。
神話面は、禁断の果実を食べてしまったアダムとイブをモチーフに、その贖罪の物語となっています。
TVと本作をもって物語は一応完結となるのですが、ファーストインパクトに始まり人類補完計画に終わる物語の設定が非常にわかりずらい。
黒き月・白き月、知恵の実・生命の樹、裏死海文書、ガフの扉、聖書との関係など。
一応セリフとしては言ってますし、一般教養レベルのキリスト教の知識があれば気付くことはできるのでしょうが、ネット上の解説を見た方が早いでしょうね。。。
この凝りまくった設定がすごく、エヴァの人気の理由でもあるのでしょう。
(進化論と聖書が呉越同舟になってるって、考えみるとすごいことですよねw)
もっとも、監督の言いたい事は別にあると思いますし、知らなくても十分楽しめると思います。

●心理面
その言いたいことというのは、主に心理面に表れていると思います。
正直、シンジの心理を理解するのは非常に難しかったです。だって、時には自己嫌悪に陥ることはあっても、私は私のことが好きですから。
幼少期に親から愛情を注がれた人は自己肯定感が強くなります。幸せに生きるためにはこの自己肯定感がものすごく重要です。(だからこそ、自分が親になったときには子供にたくさんの愛情を注いでやりたいと思います。)
非行に走る少年少女は家庭に問題を抱えていることが多いように思いますが、親から愛情を注がれなかったことが一因ではないでしょうか。
シンジはゲンドウから捨てられ、母と死別したことにより親からの愛情を受けることができず、自己肯定感が非常に弱かった。彼は一種の非行少年であったといえると思います。
そして、自分のことが嫌いだという気持ちが、自分を殺したいという衝動につながる。この衝動と生への衝動の間で揺れる心理がものすごく細かく描かれていてすごいと思いました。
が、理解に苦しんだことは上述の通りです。

シンジは自分が嫌いなだけでなく、他者を拒絶します。
結局、人は人が怖いんです。よくわからないし、拒絶されるのが怖いから。犬は、見知らぬ存在が近づいてきたとき、低いうなり声を上げて威嚇しますよね。人間も動物なんだから一緒で、他者を威嚇し傷付けてしまう
私はこのことに気付いたとき人間関係に対してものすごく積極的になれました。知らないものが怖いなら、自分のことを積極的に話して相手の不安を解消してあげればいい。うれしそうに尻尾を振って近寄ってくる犬を、かわいいと思いますよね。
そして、人と関わることによりたくさんの恩恵を受けることができました。人は1人では生きていけない存在ですからね。
ですから、シンジの根源的な不安は理解できても、あそこまで過度の拒絶をする心理が理解しがたかったです。
シンジは結局は自己と他者が分け隔てられた世界を選択し、他者から愛されることを望んでいます。
お前が他者が怖いように、他者もお前のことが怖いんだ。だから、愛されたいなら一歩を踏み出せよ!と言いたくなります。
そして、監督が言いたかったことの一つでもあるのかなぁと勝手に思ってます。そうすると、心理面の描写はTV版と本質的には同じであるように思えますね。

そんなわけで、私の率直な感想は、「病んでる」でした。
もちろん、これは作品としての評価が低いことを意味しません。
心理学や宗教と結びついた精緻な設定は素晴らしいですし、アニメーションも20年近く前の作品とは思えないくらいハイレベルです。また、ここまで深くキャラクターの心理描写をした作品も類を見ません。
難解ともいえる設定群が後のアニメに与えた影響も計り知れないでしょう。
私などが言うまでもなく、アニメ史に残る名作であると思います。

投稿 : 2014/08/27
閲覧 : 332
サンキュー:

14

Hideout さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

テレビ版の謎が解けた

エヴァを見る機会がなくて、やっと最近レンタルで1-10巻を借りて全部見ました。

1から順番どおりみたけど、8巻は心の中の状態だけを描いていて、ところどことに出てくる現実の映像(リツコの服とか)をみても何が起こっているのか理解できなかったけど、これをみてやっとスッキリできました。

1度見ただけだと理解できないところもあるけど、外部サイトで解説など読んでから再度見るとより理解できます。

追い詰められたシンジの葛藤がよく表現されているし、こんな終わり方をするSFアニメもほかにはないのでは、って思います。

挿入歌の Komm, susser Tod もうめっちゃ好きです。

投稿 : 2014/06/30
閲覧 : 224
サンキュー:

4

gb188 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

未だ理解できない・・・

あと何度見ればいいのだろう、まったくついていけない自分が残念。

投稿 : 2014/06/24
閲覧 : 296
サンキュー:

0

ネタバレ

erimingo さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心に残る、良いアニメ

こういうアニメこそ心に響いてくる。
人類補完計画で人々の心の壁であるATフィールドが取り除かれ、みんなが1つになる。
現実世界における他者とのコミュニケーション、自己の承認欲求の問題は当時の時代性からいうと、とてもリアルで生々しく実感されたのだと思う。
そして補完計画によってそれらの苦しみから解放されるというのは、視聴者にとってもエヴァの魅力的なキャラクターやかっこいいロボットなどのエンタメ的な部分に熱狂し、興奮し、溺愛し、依存していく状態をメタ的に表現しているだろう。
そこで終わればこの作品にはアイロニーが込められているといってもいい。しかし物語の結末はシンジ君が遂に内面的成長をとげ、補完を拒否し現実を生きることを決意するのである。だが現実は厳しくもはやシンジとアスカしか残っていない。二人は決して互いを完全に理解し合うことなくされどなんやかんや生きていくだろう。これは視聴者に対する強烈で、かつものすごく前向きなメッセージだと感じた。

ちなみに最後のアスカのセリフ「気持ち悪い」。
こういうところがまさに生々しくて現実味があってとても好きだ。
やはりアスカは良いキャラクターである。

膨大なSF設定と物語、そして魅力的なキャラクター、ロボットを引っさげ、それを最高品質の演出で魅せながらも最後は内面的、実存的問題へと帰着していく。アニメってこんなことまで表現できるんだ、凄いと思わせてくれる作品。

投稿 : 2014/06/09
閲覧 : 209
サンキュー:

1

ネタバレ

テロメア さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エヴァとは何だったのか

TV版でシンジの精神世界を表現し、一度幕をおろした「新世紀エヴァンゲリオン」。それを今度は現実世界から、終演までを追って行くという今作。

たくさんの謎があり、わかりにくく形容されて理解しにくい展開をずっとたどってきたテレビ版に対しエヴァとは?ネルフとは?補完計画とは?シンジ、アスカ、ミサト、リツコ、ゲンドウ・・・彼らは何を思い、何に生きたのか、何を望んでいたのか?
その答えの一端を掴み取ることができる作品に仕上がっています。

また、戦闘シーンではアニメ史に残るであろう名戦闘が繰り広げられ(Air)、虚構の中のリアルが見事に描かれていました。素晴らしい演出です。
作画、音響、演出、脚本。Airは本当に凄まじい出来であります。
まごころを、君に はシンジの心境の変化が徐々に移り変わって行く様が見事な演出で展開されてます。



それにしても

{netabare}とにかく、演出がすごい{/netabare}


奇抜で度肝を抜かれる、呆気にとられるような演出が多く、ただただ圧倒されるというか、魅入ってしまうというか。そして演出に負けないぐらい音響や声優の気合の入った演技が琴線に触れて思わず鳥肌が立ちました。
なるほど、これがエヴァンゲリオンか と。

{netabare}
作中の見所といえばなんと言ってもAirのアスカ無双です。
TV22話で精神を病んで以降、ネルフやシンジ、さらには視聴者からも「終わった」と思われ見放さていたアスカ。それでも母だけはずっと一緒にいたという真実に気づき覚醒するシーンは作中屈指の名シーンです。「ずっと一緒だったのね!ママ!」暗黒の世界に光がさしこむ。

{netabare} (特殊な戦い方を強いられた従来の使徒にくらべ格闘戦の様相を呈した量産機戦で善戦できたのはアスカのシングルコンバットの実力が高いからこそ。シンジやレイではこうはいかないんじゃないかな。アスカは決して弱い訳じゃないから、だからこそ、才能が認められないのは辛かったはず。余談ですが監督は無類の特撮好き。監督の趣味がそのまま映像化されたようにも思えます。) {/netabare}


他にはヒロインの一人、葛城ミサト。
ミサトのセリフはどれもすごくいい。特にシンジと会話するシーンは一言一言に、人として、母として、責任者として、姉として、そして女の一面が見え隠れします。(立ちなさい!と叱責するシーンは母ちゃんか!とつっこみを入れたくなります笑)

シンジをどこかで自分と重ねながらする対話は心を打ちました。
それに対しシンジは本当、思春期の少年だなと改めて認識させられます。
チルドレンって本当に未熟で子供なんだなぁと。{netabare}(あのシーン、エレベータがR-20なんですよ。大人になった、またそうあれとの意なのかな・・・はい、考えすぎですね。){/netabare}



心理描写が濃い。今までのテレビ版ではATフィールド、壁を作り隠していた本音、心がみんなむき出しになっているかのようにひしひしと感じられました。これを見てからテレビ版を見直すと、潔癖で綺麗な彼らに落胆し、そうでなくても何か不自然な点を感ぜざるを得ないでしょう。それぐらいむき出しになっています。



あと、クライマックスのあの補完シーン。
しびれますね、妙に明るい曲に悲鳴のコーラス。圧倒的惨劇なのにどこか感動してしまいそうになる演出で騙されてしまいそうになります。ストーリーと音楽のミスマッチが与える影響を改めて思い知らされました。ミスマッチは新劇でも使われている演出ですね。
{/netabare}



よく鬱になるとか言われますが、ストーリーとしてはむしろハッピーエンドです。煮え切らないラストではありますが、その分いろいろと考えさせられます。


新世紀エヴァンゲリオンの良さが本作に集約されてます。
苦しみ、憂いの多い鬱屈したストーリーではありますが、最後にはきっと救いがある。

僕は、ここにいていいんだ。

投稿 : 2014/06/08
閲覧 : 463
サンキュー:

8

ネタバレ

sunspot29 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

好きです。

サードインパクトがおきるまで、起きたあとを描いています。
トラウマになるようなシーンがたくさんあったり、
ちょっと気まずくなるようなシーンがあります。
苦手な人はグロ注意です。

有名な弐号機と量産型との戦闘シーンもたまらんです。
シンジくんがよく叫びます。緒方さん最高。
アスカもよく叫びます。みやむーすごい。


個人的感想↓
{netabare}

シンジくんは、自分の気に入らないことを並べ、
「だからみんな死んじゃえ」と
軽いきもちでとじこもって、サードインパクトを受け入れてしまいますが、
カヲルくんやレイの助言により、
「もう一度会いたいと思うから」といってサードインパクトは阻止され、戻ります。
「もういいのね。そう、よかったわね」というユイさんの台詞も印象的です。
でも戻ったアスカにやさしくされたり、気持ち悪いといわれ、
殺しきれずに泣き崩れる終わり方。好きです。
あの救いのない終わりがとても好きです。
アスカ、レイ、カヲルくん、結局だれもシンジくんを救ってあげられなかった。
だだっこの一声で世界が壮絶に変わってしまうところも好きです。

個人的には逆アダムとイヴ的なものだと思っています。
デスリバも無視できません。
旧劇ラストのアスカとシンジくんがアダムとイヴになり…という妄想です。
キリスト神話的要素が組み込まれているし、アダムとイヴは切り離せないと思っています。
そして新劇へとつながっていっているんだなと思います。

{/netabare}


新劇場版にはない残酷さ、非道さ、救いのなさが好きです。

投稿 : 2014/05/30
閲覧 : 315
サンキュー:

4

フローズン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

生の肯定

・この映画にかなり救われました
・メッセージだけでなく視覚的に印象的なシーンも多い
・いつみても終盤にかけての展開に好奇心と恐怖感に胸が高鳴ります
・当時かなり物議をかもしたようですが、その渦の中に入ってみたかったです
・不朽の名作です

投稿 : 2014/05/28
閲覧 : 268
サンキュー:

4

ネタバレ

文太 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

諸刃の刃

槍といったほうがいいのでしょうか。弐号機と量産型でぶつけ合っているシーンのプラグ内シーンの重量感が半端ないです。あのシーンだけでも僕は満足でした。

あとは量産型のぐちゃぐちゃ等

気持ち悪い

投稿 : 2014/05/11
閲覧 : 259
サンキュー:

1

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いです。

アニメを語る上で観ないといけないアニメなので観ました。

投稿 : 2014/05/07
閲覧 : 208
サンキュー:

0

ネタバレ

きゃん315 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

世紀末に生まれた、名作アニメの暗部

「だからみんな、死んでしまえばいいのに」
 
 ポスターの上部、目立つように書かれた煽り文句である。
 1995年(平成7年、つまり新大学生が生まれた年でもある)に放映された以来、今も根強い人気を誇る『新世紀エヴァンゲリオン』
 本作はそのラスト2話をリメイク(というよりほぼ新規)したもので、1997年に公開された。その以前に『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』というものがあるのだが、ここでは措いておく。


・物語の評価
 「気持ち悪い……」

・声優の評価
 「凄い」

・キャラの評価
 「私……許さないからね」

・作画の評価
 「うあああああああああっ!」

・音楽の評価
 「ありがとう」

投稿 : 2014/04/30
閲覧 : 257
サンキュー:

0

ネタバレ

sinsin さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現実逃避否定、アセションアニメ。

【良い点】黄瀬和哉氏の作画。庵野監督の演出。

【悪い点】一人よがり。自己顕示しすぎ。庵野監督の分身たるシンジが、観念的すぎる。

【総合評価】この作品は、大雑把に言えば、アセション=次元昇化=人類の破壊と再生を、人間の心の、内面を、とおし表現された作品である。
エヴァを文芸的に考えて見るとシンジ君は他人と付き合うのは嫌だ。他人と正面から向き合うとぶつかり合ってしまいお互い傷ついてしまう。だから傷つきあわないように個をなくしてしまおう。全体でバラバラだったものを一つにしてしまえば誰も傷つかないってことだと思う。
そこでシンジクンの選んだ道っていうのは映画版だけどそれだとなんか気持ち悪いから傷つけあっても他人と向き合うっていう結論だろう。アスカと。
それで、最終的に傷つかないように自分の世界にばっかり閉じこもるオタク批判したのがエヴァである。
まず、レイが、とことんグロテスクに描かれている。tvシリーズ後半もそうだが、それに注目しなくては、ならない。
綾波レイ=母性の観念を具現化したキャラクターが、前作tvシリーズで、カルト的人気を、はくしたこともあり、庵野監督は、レイ人気が、カルト母性的宗教に発展するかもしれないとゆう、危機感を、感じたのかもしれない。
庵野監督の良心を感じる。
レイ=母性的観念の創作のキャラ=虚構=クローン人間。
対比
アスカ=等身大の年頃の女の子=現実=人間。
庵野監督は、エヴァファンに、現実の世界に回帰して欲しかったのではないか?
実際、最後に残ったのは、シンジと、アスカであった。あくまでも等身大の女の子を、愛して欲しいと言うメッセージを、ヒシヒシと感じる。
そう考えると、演出意図が、よく理解できる。
この映画は、視聴者に好評だった前tvシリーズを伏線として行った、全アニメファンに対しての踏み絵であるとも感じる。
シンジ=あくまで自己の内面的世界=すべてが自分の思い通りいく世界=エヴァファン?庵野監督=嘘、虚構。
対比
世界、社会、集団、葛城ミサト=現実=厳しい現実=実社会に生きる大人達=本当。
あの、富野監督のvガンダムとよく似ている。
テーマは、「現実認知」。
あくまで庵野監督は、この映画(現実)を、受け入れない人は、ダメだと言いたかったのだろうか?
↑ちょっと、言い過ぎな感じもするが、突き放したのは事実。でも個人的には、良いと思う。
庵野監督が身を削って、内面を生々しく描写したのも評価しなくてはいけない。これは、全アニメファンが、受けとらなければいけない現実なのだ。←でも他人には、薦められない。

投稿 : 2014/04/29
閲覧 : 305
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2

ネタバレ

nani-kore さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一つ目の結末?シンジ君、補完の中途半端はやめようよ。。

旧劇場版の続編です。
エヴァのウツ&病みっぷりが好きな方は、ここで結末としても良いのではないでしょうか。
旧劇版の前編を映画館で観た後は、お金返せって思いましたが、コレにはお金を払っても良いと思いました(結局、無料動画で観たけど)。

最後の最後は「えっ?」って感じですが、TVシリーズの、丸投げラストの補完としては、パーフェクトに近い、良くできた結末ではないでしょうか。
ナゾだらけのエヴァ世界のナゾも、100%ではないけれど、ここに至ってドカドカ解明されていきます。
そっか、人類補完計画って、みんなが一つになることなのか~
悪くないんじゃない?
うん、人類補完計画、私は大賛成だな~
カヲル君と一つになれるなんて♪♪

綾波レイが迎えに来たら、ギャ~ギャ~騒いで怯えるシンジ君。
カヲル君が来たら、涙を流して恍惚となって喜びます。。つまり、判断権をゆだねられたシンジ君自身、カヲル君と一つになりたかったクセに~
ドコで拒否ったんだっけ?
ああ、ツンデレのアスカちゃんへの未練かな。
エヴァ世界の背景を追っていくと、分かるコトだからツルリと書きますが、綾波レイもカヲル君も近親だから、アスカへの好意(行為も;)や異常な依頼心って、シンジが本当の他人、つまり異性に抱く唯一の興味みたいだし。
ミサト姐さんが身体を張って口説いてもなびかなかったシンジ君、男の子としての好意は異性のアスカに傾き、人としての精神的な好意は、異人種の超越した魂を持つカヲル君に傾いているというのが私の見解です。
二分される14歳男子のハート、そして最後に勝ったのは。。

。。観ているだけの方としては、どっちでも良いのですが、補完がかなり進んだ段階で中断されたのは問題でしょう。
なんか、大部分の人が消えちゃったみたいだし、地球上じゃないみたいな背景に変わっちゃってます。
アスカと二人で、アダムとイヴにでもなるしかない感じです。
心の奥底では好き合っている14歳の二人ですから、心情的には問題ないのでしょうが、もはや二人以外誰も居ないし、食べ物とかもなさそう。。
シンジ君の最後の行為は、「お前を選んじゃったから、ちゃんと補完できなくて、こんな世界に取り残されちゃったんだ!」という、苛立ちの表れでしょうか?
迷い多き14歳の少年に、人類の命運を預けるからこーなるのです。
それにしても、エヴァ旧劇版では、最初から最後までシンジ君はアスカにヒドイコトをしていますね~3
アスカはツンデレ少女だけど、シンジに対しては結局、愛と許しに満ちた行動を初志貫徹しています。
それは新劇版Qに至るまで変わらないので、アスカって可愛くて強くてカッコイイ女の子だな~って、心から思う次第です。

でも私だって女子ですから、やっぱり同性は愛せません。
エヴァではやっぱり、カヲル君が一番好き♪♪
シンジ君め、イカ臭い少年心で惑うから、人類の補完が中途半端になっちゃったじゃないか!
来年、君たち二人以外、人類は滅びてしまうんだぞ、君のせいでっ!
滅びるくらいなら、いや、滅びることが無くったって、このままダラダラつまらなく生きるんなら、カヲル君と一つになりたかったんだ、オバチャンはっ!!
そもそも個人の個性とかナントカって、みんな、そんなのに重きを置いて生きているのかな?
むしろ、個性の表現を許されるのは芸術家ぐらいで、大多数の私達は、個人や個性を押し込めて生きることを要求されるじゃあないですか=33
心のATフィールドを取り外して、みんなで一つになれば、人間関係が難しいとか、生きづらさだって無くなるし。。人類補完計画大賛成V(^ ^)V

まぁ、シンジ君のヘボぶりは本作から始まった事ではないし、しくじりながら生きているような少年だから仕方あるまい。
人類補完が中途半端でエライ事になってしまったが、TVシリーズの補完としては良い仕事なので、観て良かったと思います。
シンジ君のヘボの後始末は、後でカヲル君が何とかしてくれそうです。。

投稿 : 2014/03/23
閲覧 : 325
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8

卵の殻 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

理解しようとしなければいけない。

いろんなアニメや聖書、哲学、心理学などを織り交ぜて、難しく複雑に作ってあるアニメなので、考察サイト等で下調べしないと、なかなかこのアニメの全貌は理解できません。
ちなみにアニメの続きとして話が進むので、この映画を視聴する前にアニメを全話見る必要があります。

アニメにも独特な演出とグロがばんばん登場していましたが、それをも上回る独特さとグロが描かれています。
終わり方も衝撃的で、そして絶望的で救いがなくて・・・とんでもねー終わり方をしています。

エヴァってこういう救いようのないアニメって最初から思っているので、個人的には全然アリな映画でしたし、面白いと思いました。若干気持ち悪かったですが、鬱な気分になりたい時に見ると、素敵に鬱になれます(笑)

投稿 : 2014/02/20
閲覧 : 257
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2

『 』 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは、ある意味正しい結末

個人的には、人間の心理をちいたことだと思った。
利用するだけして、邪魔になったら切り捨てる。
エヴァシリーズでは一番好きな話
個人的にエヴァシリーズの新しい映画はいらなかったと思う。
これで完結で良かった。
ちょっと残酷な物語

投稿 : 2014/01/19
閲覧 : 246
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1

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんだこれは

「な・・・なんだこれは・・・」
見終わった後の感想です。当時中学3年生でした。
と、大人になった今見てもさっぱりわからんのですがね。

でもなんやかんやで色々あってもやっぱり
エヴァは大好きです!

今また新作の映画が出ておりますが、
「な・・なんだこれは・・・」と
むかーしの感想と同じです(苦笑)

投稿 : 2013/11/30
閲覧 : 320
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3

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いい意味で気持ち悪い

映画を観た直後の感想は
「気持ち悪ぃわぁ」でした。

映像がグロいのとか、
私は、けっこう耐性ある方なんですけど、
そう言った意味での“気持ち悪い”ではなく
精神的に気持ち悪くさせられた気がします。
(決して悪口ではなく、影響を与えられ、
凄いと思っています)

観ていて、アニメ映画の世界と
私がいる現実の世界が、
渾然一体となってしまいました。

人の性癖、プライベートなことなど、
見たいような、見たくないようなこと。
それを描写したシーンがあり
勝手に抱いていた、その人(キャラ)の
イメージが壊れてしまい、
(正確に言うと、予想はしていたけど、
実際に見たくない感じ パートナーの浮気現場的な)
そこが妙に現実の人間ぽくて、
「うわぁ」ってなりました。

それに、そのとき流れる曲も、
何とも言えない
すばらし系の曲に聴こえるんですが、
かえってそれが気持ち悪さを
倍増させてくれました。

実写映像も絡んできて、
「いよいよ他人事では無いぞ」
みたいな感覚になり、
友人や親戚や周りの人、そして自分自身も
気持ち悪く思えてきて、
「もう人間辞めようかな」←だいぶヤバイ
てなりました。

もう庵野監督の思うつぼのような気も
しますが、それで作品が楽しめるんだったら
それでいいと思います。

と映画の一部分だけの感想になってしまいましたが、
見所はそこだけではなく、
いっぱい散りばめられていますので、
全くダレることなく観れました。


ちなみに『新劇場版ヱヴァンゲリヲン』を
観る前に観ておいた方が、良いと思います。

投稿 : 2013/11/16
閲覧 : 515
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8

ネタバレ

roro-k さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ひとまずシメ。 お腹いっぱい....

と、いうことで旧劇場版であるこの作品でEVAシリーズはとりあえず〆でございマス。
 だって新劇場版 序と破については「クオリティが高いですネ。」と、いう感想しかワタシは言えないですし、Qに関しては「?!?!」ですからねェー。ですから、新劇場版は完結しないかぎりレビューしたくありません。
 さて、それではまず「Air」について.....
コレは、申し分なくオモシロかったです。人が死にます、戦闘は残酷でグロテスクです。でも、EVAの劇場版ならそんな表現で描かれるのは容易に想像できました。ただ、弐号機のパイロットの方はやはり“カワイソウ”でしたよネ。せっかくの見せ場のあとがアレではネェ。ほんと、スタッフはファンの神経を逆撫でするのがダイスキですよネー(でも、ワタシ的には白塗りのエイリアンがニタ~と笑ったような顔をした量産機がやはりキモカワイくてツボでした)。しっかし、ここまで主人公が成長しない、できない、させない、アニメは珍しいですよネ~。と、気を使ってワタシなりの主人公補正(どこがジャ!!)をかけながら「Air」の感想は終了します。いやー、実際、「オモシロカッタ」くらいしか思いつく言葉はナイですしネ~。 
 
で、「まごころを、君に」ですが....
コレに関しては、ワタシ、興味がないのですよ。
そもそもこの世界に「神」は存在するんですカ?まあ、リリスのリリンのって言ってるくらいですからまずは「神在りき」なのでしょうけど、ソレってやつぱりワタシには“ファンタジーの世界”なのですよネ。「人類補完計画」にしたって正直 目指すものが何なのか全く理解できません。”神の摂理とはヒトが創造した宇宙的ルール”みたく考えてしまうワタシみたいな人間にはなじめないオハナシでした。 
 さて、演出的にはというと、今度は「スケジュールが」とか「予算が」とかの言い訳は通用しませんよネ。だから、監督が創りたいものを作ったらこうなりました。と、ゆうことですネ。ワカリマシタ、わたしはキライじゃあないです。こうゆう実験映画的な演出(少し青臭く感じましたが)。 
 それと、またファンに嫌がらせですか?ラストのアノ一言は(ワタシはおもわず笑っちゃいましたけど...)。 そんなお客さんに媚びない気質もいまだにこの監督さんが支持され続ける 理由 なのかもしれません。

投稿 : 2013/10/13
閲覧 : 233
サンキュー:

4

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

途中から どこに向かってるか・・

途中からどこに向かっているのか わからない

投稿 : 2013/10/13
閲覧 : 225
サンキュー:

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新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君にのストーリー・あらすじ

最後の使徒は倒された。しかしながら現実に対処できないシンジは固く心を閉ざしてしまう。そして約束の時が訪れる。ゼーレは自らの手による人類の補完を目指し、戦略自衛隊による攻撃をNERV(ネルフ)本部に仕掛けてきた。戦闘のプロに抗う術もなく血の海に倒れていく職員達。その絶望的状況下でミサトは、シンジは、アスカは、レイは、生き残ることができるのか?そして人類補完計画とは?人類の存亡をかけた最後の戦いが、今始まろうとしている。(アニメ映画『新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1997年7月19日
制作会社
GAINAX / プロダクションI.G
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%...

声優・キャラクター

緒方恵美、三石琴乃、林原めぐみ、宮村優子、石田彰、山口由里子、立木文彦、清川元夢、山寺宏一、関智一、岩永哲哉、優希比呂、長沢美樹、子安武人

スタッフ

原作:GAINAX、 総監督:庵野秀明、監督:鶴巻和哉/庵野秀明、≪Air≫脚本:庵野秀明、絵コンテ:鶴巻和哉/樋口真嗣/摩砂雪、キャラ作画監督:黄瀬和哉、メカ作画監督:本田雄、色彩設定:高星晴美、美術監督:加藤浩、撮影監督:白井久男、編集:三木幸子、音響監督:田中英行、制作担当:松井正一/西沢正智、演出:鶴巻和哉/庵野秀明≪まごころを君に≫脚本:庵野秀明、絵コンテ:庵野秀明/樋口真嗣/甚目喜一、作画監督:鈴木俊二/平松禎史/庵野秀明、ビジュアルウォーターアーティスト:摩砂雪、作画監督補佐:古川尚哉/吉成曜、色彩設定:高星晴美、美術監督:加藤浩、撮影監督:白井久男、編集:三木幸子、音響監督:田中英行、制作担当:松井正一/西沢正智、演出:鶴巻和哉、庵野秀明

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