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「老人Z(アニメ映画)」

総合得点
69.6
感想・評価
215
棚に入れた
1043
ランキング
1769
★★★★☆ 3.7 (215)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.7

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老人Zの感想・評価はどうでしたか?

ニトロ博士を忘れない さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うろ覚えだけど覚えてる

昔何気なく流し見した作品、けど今も心に残っています、細かいところは覚えてませんが、ロボットが暴走して路上を爆走してたシーンを今でも覚えています。

小さい頃見たのに今でも覚えているということは、凄いインパクトがあったのだと思います。

投稿 : 2014/06/29
閲覧 : 354
サンキュー:

2

お抹茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

高齢化社会をいち早く取り入れた作品

1991年に公開された作品で高齢化社会の問題を取り入れていたことには関心します。
作画も映画なので良く、なによりも声優の演技も良かったですね。

投稿 : 2013/12/29
閲覧 : 301
サンキュー:

3

ヴァッハ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ギャグだって聞いたけど

ギャグメインって訳でも無かったです。
ロボットにされたお爺さんの苦しみや、その周りの人々との関わりを描いていて面白かった。

主人公に協力するお爺さん達いいキャラしてるw

終わり方はちょっと納得いかんけど。

投稿 : 2013/11/29
閲覧 : 404
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

近未来の介護問題をコメディタッチで

近未来の高齢化社会の介護の問題をコメディタッチで
分かりやすく描いている作品。

テーマで構えてしまう方はご安心を。
コメディタッチであくまでアニメーション作品として
作られているので、アニメ好きなら飽くことなく観れるはず。

現実にあるような、介護の苦しさなどは描かれておらず
近未来的な機械で介護の自動化が可能な世界で
その温かみの無さの問題が描かれている。

残念なのは介護というテーマを置いておきながら
それに焦点があまり当たらない事だ。
アニメ作品に不向きなのは理解できるが
SFよりの介護ロボットの暴走などのエンターテイメント性に
趣向が傾きすぎている。

テーマとして介護問題が中心な作品だけあり
もう少し掘り下げても良かったのではないかと感じた。

アニメ映画作品としては完成度も高く
ふと手に取って観ても損はしない作品です。

投稿 : 2013/09/18
閲覧 : 299
ネタバレ

otokogi さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2013/09/07

ドタバタギャグコメディー。1991年、バブルの頃にこのような作品を作り上げられたのはすごい。

投稿 : 2013/09/07
閲覧 : 252
サンキュー:

1

ネタバレ

PeachFly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

近未来を物語る壮絶なギャグドラマ

知人より勧められて観てみましたが…^^; まぁ、この手のアニメもありかな…といったシリアスな中にギャグ満載のアニメでした。
近い将来を物語る上で、あり得なくはない設定と、やはり老人介護は人間の手で行うのが一番、と感じさせる1作品でした。
{netabare}
物語は、一人の寝たきりのおじいさんに全自動の介護ベッドをテストするところから始まり、事もあろうに介護のためにこのおじいさんはベッドに合わせてサイボーグ化されてしまいます。 サイボーグ化されたおじいさんは、付帯電子頭脳を駆使し、周辺のいろいろな動くものを呼び寄せベットに合体させ、高機能機動スーツと化していきます。 そして、今は無きおばあさんと一緒に行ったという海岸を目指して爆走します。 おじいさんを捕らえようとする政府の高官、それに負けじと海を目指すおじいさん、かつてのおじいさんのヘルパーで、おじいさんを何とか助けようとするハルコとその友人達。 この3者の三つ巴状態で話はヒートアップしていきます。
作品自体は80分程で、メカニックデザインと、キャラクターデザインは大友克洋と江口寿史 氏が担当し、なかなか気合の入った作品でした。
 
全体の感想としては、ハチャメチャのギャグアニメではありますが、将来の老人介護を皮肉った場面も多々あり、一本芯の通った単なるギャグアニメを超えた作品と思います。
{/netabare}
でも、やっぱり、この手のアニメはちょっとニガテなので、一度観ればいいかな^^;。
<<PeachFlyの「また観るかな~」判定>> : 1

0:途中で挫折、 
1:もう観ない、
2:もしかしたらもう1回くらい観るかも、
3:たぶんもう1回は観るかな、
4:もう2~3回は観るつもり、
5:ベスト10に入る逸品!。きっとこの後何回も観ることでしょう^^

投稿 : 2013/06/23
閲覧 : 266
サンキュー:

3

チカチカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動!!そして・・・

医療系に勤めるから考えてしまうのか・・・
ロボットがあっても良いなぁとも思う。
でも、こんな風になったら嫌だ。

おじいちゃんとの掛け合い、
おばあちゃんの大きさとやさしさが
なんともうれしい。

私も、あんなおばあちゃんになりたいなぁ。
見た目じゃなくてね^^;

投稿 : 2013/03/20
閲覧 : 272
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

介護とはなんだろう?

確かに、排泄・入浴・食事等々、欠かせない世話は確かに存在する。

でも本当に必要な物は、優しい言葉、握られた手の温もり、そして愛情を持った心の触れ合いだと...

機械が出来るのは、オシメや車椅子の様に、所詮は機械的なサポートでしかなく、それは介護を補助する物であって、介護ではない。

そして最後は愛する人の傍らで眠りたいと思う...どんな優秀な機械でも、そればかりは代わりにはなれない...

投稿 : 2013/01/14
閲覧 : 253
ネタバレ

南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

老人介護の問題ですねw

厚生省が老人問題の改善として、万能のベットをつくりましたw


基本なんでもやってくれるのだけど、人間の感情をベースに動くと言われてるのですが真意は未知の部分があるようです。


そのモニターとして、喜十郎おじいちゃんが選ばれてしまうのだけど。


そのおじいちゃんをボランティアで看ていた看護学生の晴子ちゃんがあるとき、喜十郎おじいちゃんからのSOSを受けて「助けないと」の気持ちが物語を進行させていきます。


本当に晴子ちゃんは心の優しい子でイイ子なんですw


この作品は老人看護の現実と、人は何歳になっても愛を求める生き物なのだということを教えてくれるのです^^


また制作も江口寿史先生と大友克洋監督の双璧で話題になってましたしw

強いおじいちゃん健在がとても印象的でした^^

投稿 : 2013/01/13
閲覧 : 332
サンキュー:

14

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白いけど なんて言葉にすれば・・・

最初は寝たきりのお爺ちゃんが
サイボーグにでも改造されちゃうのかしらん?

なんて思ったのですが介護用のベッドが
大暴走するアニメでしたw

暴走と破壊を重ねて デンジャラスな物へ進化し
クライマックスには吹き出しましたw

あれは、どうやって事態を収拾するのですかね(^^;)

投稿 : 2012/10/29
閲覧 : 307
サンキュー:

6

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

主役はおじいちゃん

介護システムに繋がれた老人が、暴走する話です。
作品の発表が早すぎたのでしょう、現在ならコメディでは済まされません。
評価としては低いですが決して嫌いではありません。
こんな荒唐無稽なバカ騒ぎアニメは大好きです。実は名作だとも思っています。
皆さん古い古いといいますが、我々の世代ではイイ出来です。
逆に古いと敬遠して見逃されているのは残念ですね。イイ作品いっぱいあるのに。

投稿 : 2012/09/26
閲覧 : 296
サンキュー:

2

ぽぽたん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

古すぎた。

今観ると、何もかも古すぎた。古さをあまりに感じすぎて
途中断念。

投稿 : 2012/09/21
閲覧 : 312
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

介護問題は今もかわらずorz

老人介護をテーマにしたSFアニメ。

老人Z・・・

この「老人」と「Z」を組み合わせるだけで
なんとも物々しい雰囲気が出てますよね^^

実際は
介護用機械(ロボ?)「Zー001」の名前と
介護対象の「老人」をくっつけただけwww(たぶん)

しかも、SFアニメですがどちらかというと時代は昔だったりw
何より内容が面白いし笑える、コメディよりなお話だったりします。
(しかも感動モノでもあったりする)


お話としては、
これからの老人介護を担うために、開発された介護ロボ。
そのモニターに選ばれた「おじいちゃん」と
元々その「おじいちゃん」の介護にボランティアでついていた
主人公(晴子)の奮闘を描いたアニメです。


主人公は「おじいちゃん」が介護ロボットに繋がれているのを見て、
嫌がってる、かわいそう、と「おじいちゃん」を取り返そうと動きます。
(すごい一所懸命なのが伝わってきますよ^^)

一方、「おじいちゃん」はというとずっとしきりに
「ハルコさ~ん」と呼びつづけます(T_T)
(この呼びつづける所が重要なんですよ)

そして物語は、ただの老人介護という話で収まらなくなったりwww

あと、このアニメに登場する
他の爺ちゃん達がすごいカッコいいのも魅力的ですよー^^

高齢化社会という現実の問題にふれつつも、
アニメとしての面白さや、映像のすごさを十分に出せてい
るアニメなので結構オススメです。

投稿 : 2012/09/05
閲覧 : 295

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こんな素朴で温かい人情味を感じるロボット見たことない

長期高齢化社会
増え続ける要介護老人のため厚労省(アニメ製作時は厚生省)より発表された最新型介護ロボット
そのモニターとなった老人と暴走したロボットをめぐり色々な人たちがあーだこーだと奮闘する話
介護だの高齢化社会だのといった重たいテーマの上で
繰り広げられる別にそれほど深刻ではない娯楽アニメです

ロボットによる人の手を煩わせない画期的な介護のあり方
合理的だが我々の未来の姿である老人をただの厄介者と切り捨て
人の温もりを感じることのない介護を果たして介護と言えるのか?
というほど熱い感じではないのですが
ロボットによる介護に疑問を持ち新型ロボットのモニターに選ばれ連れ去られた高沢老人を助けるため
ボランティアで高沢の介護をしていた看護学生ハルコとその他面々が頑張ります

そして物語の進行と共にロボットの内部である変化が起きます・・・

魅力的なヒロインと魅力的なロボットに強く感情移入できる作品です
こんなロボットになら介護されてみたいなとか
これは脚フェチには嬉しいだろうなとか
表情やセリフに懐かしいものを感じつつ見続けました

目的地は夫婦の思い出の場所
はたして「二人」は辿りつけるのでしょうか?


----以下ネタバレ----


Z-001に芽生えた高沢の妻高沢ハルの声と人格
声優さんもハマリ役でしたよこれは
ロボットとその他色々たちカオスの中から優しい老婆の声が聞こえてくるとは新鮮でした

長谷川君はちゃんと悪役の役目を果たしつつ
飛んできた破片なんかが頭に当たって鼻血出したりとどこか憎みきれない人物です

あとwikiにもありましたけどエンディングの
スタッフロール順的に考えて主人公は寺田さんということになりますね
ずっと主人公はハルコだと思ってて焦ったわぁ・・・
厚生省を舐めてはいけませんね

投稿 : 2012/08/09
閲覧 : 432

ジジンタン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:----

実際これコメディよ!(笑)

コメディと言っても過言ではないアニメ映画!
老人介護機械が暴走するって話なんだけど、ホンマちょいちょいウケる。ストーリーもちょいちょい面白いし、個人的には好きな映画!

投稿 : 2012/06/01
閲覧 : 271
サンキュー:

1

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

介護、その真の意味は・・・?

秀作中の秀作。
1991年にこのストーリー・・・。本当に今敏監督は天才以外の何者でも無いです。

一番評価したいのは作画と物語。昭和の雰囲気をそのまま出した作画は最近のアニメと違って逆にリアルです。
アニメだからこそ出せる「アニメ内での真実」というものを上手く表現しています。
ストーリーのベースとなる、時代、季節、キャラクターなどを選択するのは製作者の自由なんですが、一度設定してしまえばその設定に、その雰囲気を突き通さなければいけない。
それが「アニメ内の真実」です。

今作品は1991年と言う当時のそのままの風景を設定にしてあります。無駄に近代化もしてなければレトロにもしてない。
で、作画のタッチもその昭和の雰囲気を表現するに相応しい、薄くて輪郭がぼやけながらも、活気みたいなものを視聴者に無意識化で伝達するような感じになっていてその世界観にずるずる引き込まれます。
似ているのは「かみちゅ!」です。「かみちゅ!」でもぼやけた輪郭が焦点が合わさっている物をより強調する効果を持っていたのと同時に懐かしいような雰囲気を醸しだしていました。

で、その作画だけでも素晴らしいのですが、一番興味深いのはその「THE 昭和」にコンピューターネタを持ってくることです。
しかもそのアイデアそのものは2012年の今でも通用する、「意思の介入」というもの。
一般家庭にパソコン自体普及していないような時代にこのネタは本当に天才としか良い様がありませんね。まさに圧巻です。

最近の同じネタとして扱った作品として挙げられるのは「サマー・ウォーズ」です。
ラブ・マシーンという探究心を持ったプログラムがOZという架空世界でどういった行動を起すのかを描いていました。


実は、私はコンピューターネタとしては今作品、「老人Z」の方が一枚上だと考えています。
「サマー・ウォーズ」との一番の違いは現実世界か架空世界か、です。
そして、現実世界でコンピューターが意思を持つということの方が作品として描くのが難しいと私は思うんですよね。
なんせ、現実世界には(老人Zでは昭和の神奈川付近)現実世界のルールがある。それは本編でもよく描かれていました。
マスコミなどは、本当にそのもので、これだけでもオススメしますよw
で、その現実世界のルールの従いながら、または破りながらどう矛盾無く視聴者をその世界観に引き込むか。
架空世界だと製作者側でどうにも変えられますからね。


物語は単純明快でして、しかも世の中の有様を非常によく表しています。
特に厚生省や国際情勢などの詳細な説明はありませんでしたが、そこは普段からニュースを見ていたら分かります。というより、分かりすぎて面白いww
1991年からマスコミや政府は変わっていないことが良く分かりますよw

例えばマスコミ。初めのロボットを厚生省が発表を記者会見でする時、こんなセリフがありました。
「そのロボットの原動力はなんなんですか?」
「ミニ原子力です!」
「え?そんなの大丈夫なんですか?放射線が洩れて患者の容態が悪くなる可能性は?」
「大丈夫です。万が一の場合はロボット自体が緊急信号を発信します」
「成る程!それなら大丈夫だ!」

ってな感じで、ホント厚生省の発言を鵜呑みにするマスコミ報道陣。もっと調査報道しろっての!

他にも1991年に製作されたにも関わらず、今の日本と通ずつシーンがチラホラ。
そういう点は非常に共感できるのと同時に面白いです。


ちなみに、この作品の一番の焦点は「介護」であって、コンピューターが意思を持つということではありませんのど、そこだけは気をつけてください。

コンピューターが、ロボットが意思や探究心を持つなどと言った作品は他にも沢山ありますし、もっと深いところで問題提起する作品もあります。
というより、今作品では第六世代コンピューターというものの、基礎チップ(多分CPUのことだと思う)がバイオテクノロジーで作られているということしか記されていなくて、それがどう探究心に繫がるのかは曖昧でした。

対照的に「介護」は物語の全体を通して上手く描いていました。
介護とは人の体を清潔に、とか出来るだけ手間を省いて効率良くとかじゃなくて、如何に患者に負担をかけずに、患者の気持ちを汲んで幸せにするか、だということです。

こういう点はサービス業とリンクして、花咲くいろはで出ていた幾つかのセリフを思い出しました。

物語は簡単ですが、そのメッセージ性は独特かつとても強調的でダイレクトに心に響きます。
何度目か分かりませんが、本当に1991年とは信じられない。
いや、むしろ1991年だからこんなにも輝いているんだと思います。
時間がある人も無い人も是非見てください^^

投稿 : 2012/06/01
閲覧 : 933
サンキュー:

17

あいすまん.第一形態 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

老人乙。

普段汚いレビューを書いているので、たまにはマイナー作品のレビューも書いてあにこれ様につくしてみようかと思います。 はい。

1980年代からAKIRAなどでSF界に多大な功績を残す「大友克洋」さんと、ギャグ漫画で知られる「江口寿史」さんがコンビを組んだ90分アニメ映画。

大友さんの作品には一般受けを狙っていないものが多くあるように思う。
AKIRAのように自分にでも面白さのわかる作品もあるが、MEMORIESのようにキャラクターに重きを置くのを嫌う濃いSFマニアだけを楽しませる作品もある。

そんな「にわか」SFファンの自分が評価するにこの作品は「一般向け」です。
時代に似合った「社会風刺ギャグ」を軸に「大友SF」を織り交ぜていて非常に自分にもわかりやすかった。

寝たきりの老人を介護するZ-001号機、多くのチューブを体内に挿すことで老人を食事・排泄・娯楽・運動あらゆる面で完璧な介護をすることができる。しかしそれはミイラの手入れをするようにも見え・・
という設定と社会風刺と言えばこの先の展開に予想はつくのではないでしょうか。

自分もありがちだなぁと思いながら見ること30分。どうやら大友さんがUPを始めたようで少しずつ目が離せなくなる。
どんどんギャグアニメにシリアスなSFが混じってくる。飄々としていたキャラも熱を帯びてくる。そして彼らの奮闘の果てにこう言いたくなる「老人乙、じじい乙むしろBBAZ」
そして最後に思い出します。「あ、これギャグアニメだったんだ。」

如何せん随分前の作品でキャラクターのデザインなども古いので、20年前の社会風刺ギャグアニメとして見て頂いて、少し派手なSFアクションもあるというのが一番面白い見方だと思います。

投稿 : 2012/05/16
閲覧 : 336
サンキュー:

9

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

老人のための世界

ヨボヨボの老人を兵器に乗せてどうするのだろうか?でも現実社会では戦争は老人が指令を出して若者が死ぬのですけどね。
人間と融合したロボットがどんどん外部の物質を取り込んで巨大化していくのは「アキラ」に通じる所がある。老人のハッカーが大企業に勤める若手技術者の作ったシステムに侵入するとか、若くて美人の看護士が老人のために命を賭けて奮走するとか、つくづく老人のためのアニメですw

投稿 : 2012/04/11
閲覧 : 390
サンキュー:

1

aitatesoka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白かったんだが・・

これを見たのはまだVHS全盛のころだったが
大友克洋と江口寿史というその時代の精鋭の名前で視聴した記憶がある

ナンセンスとギャグ、悲哀などのテイストをちりばめた俊逸な作品で当時の評価もそれなりに高かったと思うのだが
題材がかなり微妙で一部の人たちからかなり非難されていたような記憶がある

現在は製作当時よりさらにこの作品を公開するには不適な環境と言える。もはやギャグでは受け取られない可能性が高い

投稿 : 2012/03/25
閲覧 : 379
サンキュー:

3

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いかにも80s、古臭いけどおもしろい介護SFコメディ

江口さんというか往年の浦沢先生が描きそうな話。
高齢化社会を面白おかしく風刺した作品。
とにかく作画がすげええ。
破壊シーン、チューブなメカニック、大友節全開でお届け。

まぁ残念なのは実際介護をしたことあるやつがみるとぜんぜん分かってなくてムカつく。細かい動作とか、そこらへんのリアリティが決定的にない。
まぁバブルの時代なんであのころは全部人任せですけどね・・。

投稿 : 2012/01/24
閲覧 : 427
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

老人介護問題、ハートフルSF社会派コメディ

看護学校に通うハルコはボランティアで高沢老人の介護をしていたのだが
高沢老人が厚生省の「Z-001号機」のモニターに選ばれ、お役ご免に。
しかし、「Z-001号機」が大暴走をしはじめて・・・

原作・脚本はAKIRAで有名な大友克洋。(監督は北久保弘之)
昔のアニメ映画なので、キャラデザも作画もかなり古くさいですが出来はよいです。
老人介護という重大なテーマは、今でも十分通じるものがありますね。
それだけ重要なテーマをストレートにコメディタッチで描いている意欲作。

はちゃめちゃなドタバタコメディ展開ではあるけども
メッセージ性は分かりやすいし、本当に直球勝負。
介護は人の愛情が重要・・・って当たり前のことだけど、その当たり前が本当に難しい世の中ですよねぇ。
視聴者の年齢によっては、痛いほど心に響く作品です・・・
ただエンターテイメントとしてもちゃんと成り立っている、笑えて面白い内容でもあります。

制作スタッフは今見るとそうそうたる顔ぶれで、凄いですねw
大友作品の中でも異色作なので、興味がある人は見ておいて損はないと思います。

投稿 : 2012/01/18
閲覧 : 326

たあ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

老人×メカ

 作画が細かいのとギャグタッチなのがいい。

投稿 : 2011/11/06
閲覧 : 323
サンキュー:

0

jack さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こんな介護マシーンは嫌だなアニメ

服装が今見ると古いよね。
時代を感じる。

投稿 : 2011/09/20
閲覧 : 399
サンキュー:

0

ネタバレ

ななろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

老人パワー

観ましたがAKIRAを思い浮かべるシーンもあるし、第6世代コンピュータと言う生体コンピュータを自己進化していくのが面白かったすね。

それに老人パワーが炸裂して第六世代コンピュータにアクセスしり。。。と面白く観られました。

投稿 : 2011/08/24
閲覧 : 388
サンキュー:

0

cha-naru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おじいさん、迎えに来ましたよ。

夫婦の愛ってすごいです。

介護って、やっぱり人と人というのが基本スタンスだと思います。機械で何でも対応するというのは、やはり無理かと。

自分が老人になった時、どんなふうになっているのか、少し不安です。

投稿 : 2011/04/16
閲覧 : 461
サンキュー:

1

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

隠れた名作なのかな?

物語自体のテーマは「高齢化社会」「介護」だと思います。
・・・が、そこは今敏!
やっちゃってくれてますYO!w
今敏は、最初から「何かと大騒ぎ」ってのが
好きだったんだなと思ってしまいますw
老人でここまで大騒ぎする物語を作るとは・・・さっすが!Σd(゚∀゚d)
古いアニメ映画なのでセル画仕様で作画はちょと古いですが
物語の内容は現代でも通じると思います♪
むしろ現代だから・・・かもw

投稿 : 2011/02/04
閲覧 : 671
サンキュー:

3

アニメガタリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/13
閲覧 : 3

tea さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/03
閲覧 : 15

オモイカネ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/23
閲覧 : 19

タケ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/26
閲覧 : 18
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老人Zのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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老人Zのストーリー・あらすじ

看護学校に通うハルコはボランティアで高沢老人の介護を行っていたが、高沢が最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれ、お役御免となってしまう。見舞いに行った先でチューブだらけになった高沢の姿を見てショックをうけたハルコは高沢を助け出そうとするが失敗。実習先で知り合ったハッカー老人らに助けを求めるが…(アニメ映画『老人Z』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1991年9月1日
制作会社
A.P.P.P.
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%81%E4%BA%BAZ

声優・キャラクター

松村彦次郎、横山智佐、小川真司、近石真介、辻谷耕史

スタッフ

原作:大友克洋、キャラクター原案:江口寿史、 監督:北久保弘之、脚本・メカニックデザイン:大友克洋、音楽:板倉文

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