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「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(OVA)」

総合得点
79.7
感想・評価
778
棚に入れた
3606
ランキング
493
★★★★☆ 3.9 (778)
物語
4.2
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
4.0

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

REI さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白いよ

感想書いてないのがいっぱいあるので、とりあえず一言で書いて行きます。

ガンダムが好きな人、戦争映画が好きな人は面白いのでとりあえず見て。

すべてのアニメ関係者に感謝を!!

投稿 : 2025/02/06
閲覧 : 28
サンキュー:

2

ネタバレ

クワル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ガンダムの精髄はこの作品じゃないかな

「戦争の悲しさ」や「双方にそれぞれの正義がある」ということ。
これがガンダムのテーマだと思っているんだけど、それが一番うまく、かつコンパクトに表現されているのがポケ戦だと思う。
08MS小隊にも同じことが言えるけど、あっちは若干ハッピーエンドっぽい感じなので。二人くっついてるし。

初めは軍のバッジに目を輝かせていたアルと、最後に学校で泣いているアル。一人の少年の成長物語というだけでは言い尽くせない、重い作品だった。
「ポケットの中の戦争」というタイトルが、不思議なほど馴染む。

自分が泣いたのは、バーニィのビデオシーンじゃなくて、一番最後にアルが泣き出すシーンでした。
{netabare} 「今度はもっとすごい戦争が起きるぜ」と楽しそうに言う周囲の子供たちの無邪気さと、「戦争の悲しさ」を思い知ったアルとの対比…。{/netabare}

投稿 : 2025/01/25
閲覧 : 331
サンキュー:

0

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良くできているけど深味も意味も希薄。クリスと作画だけかなあ。

 本作の作画クオリティの高さはやはり80年代のOVAでしかもスタッフが一流ですから、見ごたえがあります。今と比べて作画に安定感はないですが、表情や髪の動き、陰影などがゴージャスです。そして、クリスティーナ=マッケンジーは可愛い。さすが美樹本晴彦氏です。全体的に、ガンダム+マクロス+パトレイバーですからね。ロボットアニメのオタクパワーの総決算です。

 ただし、やはり富野ガンダムと比べて、スケールが小さいなあという印象です。サイド6の少年と諜報・潜入活動をする軍人の友情の話ですから当然と言えば当然です。スターウォーズで言えば「ローグワン」と言いますか、一度見る分には面白いけど広がりがありません。

 ファーストガンダムのサイドストーリーとしてガンダムの開発の裏側を見せるという目的もあるでしょうけど、それは単なる設定です。モビルスーツオタクは興味深いとは思いますが、深いテーマはないです。

 戦争の一部を切り取ったヒューマンドラマとして成立はしています。そこは悪い脚本ではないです。少年を挟んでのクリスとバーニーの小さな物語はまさに「ポケットの中」です。ですが、令和の今、もうアニメのヒューマンドラマのレベルはかなり上がっています。あくまで当時の短編としてなかなかいい出来という程度です。
 セキュリティの問題などご都合主義が多いです。80年代のリアリティラインは、例外はありますがほぼこんなものでしょう。

 クリスがフィーチャーされがちなので、もっとストーリーに絡むかと思うと、隣の綺麗なお姉さん系のお色気要因でしかないです。内面は定義できる程度の情報量はありましたが、さりとて彼女に感情は乗せられません。テストパイロットとしても設定上は重要でも物語上の意味は薄いです。最後のバトルも彼女である必要は宇宙世紀的にはないです。もちろん3人の関係性のドラマにはなっていますが、なんとなくこのドラマの意味が希薄なんですよね。感動ポルノといってもいいかもしれません。戦争の裏側の小さな悲劇としてビデオレターは良かったですけど。
 淡い恋愛要素もなくはないですが、80年代だからちょっとは入れました程度です。

 全体として、よくできたスピンオフ、サイドストーリーですが、当時のオタクたちの社会性・人間性表現の視座の低さは隠しようがないです。テーマもメッセージも物足りないです。
(追記 いや、作品としてのヒューマンストーリーが類型的すぎるというか…視座が低いと言うより「アニメ作品の水準」のレベルにとどまっているというか…分かりやすい2人の友情を中心とした戦争悲劇のドラマなので、物足りないと言った方がいいかも。何度も何度も見たくなる含意が隠れている感じがしないというか…逆に言えば良く出来てはいるんですけど…)

 このOVAのせいで「F91」以降「F92」などが作られなくなったと聞きます。一連のガンダムOVA。アニメ史的には本当にもったいなかった。このスタッフで富野ガンダムを作ってればなあ…

投稿 : 2025/01/20
閲覧 : 139
サンキュー:

6

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

兵器を用いた戦争を民間人サイドで描くと

民間人の少年視点で描かれる戦争を生々しく描いた作品。
救いがなく後味の悪い終わり方、バーニィのビデオレターに残された遺言が胸を打たれる作品。アルは本来戦争に関わる立場では無いのにも関わらず、バーニィと関わりを持ったことがきっかけで戦争の渦中に知らぬ間に巻き込まれて…という感じが、尚更悲惨さを感じた。

投稿 : 2025/01/01
閲覧 : 24
サンキュー:

0

ネタバレ

小路 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

終始イライラ。無邪気な子供を悲劇の道具にするな

今更ながら初めて鑑賞しました。
高評価と聞いていたせいか、落胆が大きかったです。

戦争の虚しさや悲劇や、必ずしもどちらかが正しいとは限らないといった、ところはまあ描けているとは思います。

しかしながら、戦争に否応なく巻き込まれた子供が、戦争の本質を知り成長するならともかく…主人公の安直でふざけた行動で、ドンドン状況を悪化させて周りの人間を悲劇に引き摺り込んでいる。
終始、お前が余計なことしなけりゃ、こんなことになってないんだよ!!と、フラストレーションが溜まり、感情移入どころではなかったです。

要約すると「ワルガキが、散々悪さをしたあげく状況を悪化させて、死なずに済んだかもしれない人たちを沢山死なせ、自業自得で自身にトラウマを植え付けた」物語です。

アルが余計なことしなければ、サイド6にNT-1があるという確信をジオンに与えなかったんじゃないの?
アルがジオンに協力しなければ、NT-1は発見されなかったんじゃないの?
NT-1が発見されなければ、作戦準備中に終戦を迎えて、2度目の市街戦で沢山の人が死ぬことも無かったんじゃないの?
アルがバーニーを責めなければ、バーニーはNT-1に戦闘を挑まず、死なずに済んだんじゃないの?
てか、何で沢山に人を死なせるテロを誘発しておいて、歳の近い子供が死んだ場にも直面しショックを受けたはずなのに、楽しそうに次の作戦準備してるの?
正直引くんだけど…という感じ。

子供と戦争との関わりをもっともっと丁寧に描いていれば、いい作品だったかもしれないと思います。
結果的には放っておけば被害最低限で終戦を迎えたはずの中立コロニーで、子供のやらかしによりテロが実行され、沢山の人を死なせて、想い合う同士を殺し合わせましたなんて、物語としていかがなものかと思います。
別に救いのない話でもいいけど、無邪気な子供を何度も何度も何度も悲劇を作る道具にしないでほしい。

投稿 : 2025/01/01
閲覧 : 43
サンキュー:

0

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

良作画と少しの違和感と美樹本キャラと

知人と話していて懐かしいが見てなかったかなと視聴

あ、観てた。。opとed、アイキャッチもなんか覚えてた
本作、大まかなとこ以外は内容はあまり覚えてなく

作画は良かった
美樹本さんのキャラデザをそのまま落とし込んでて
作画カロリー高そう。。っと思ってしまったがいいなぁ。
モビルスーツも基本の色塗って影つけりゃいい。。ではなく光加減など細かく色が塗られてるのは素晴らしいし
ガンダムも駆動部分なども細かくてよい。

ハイゴックなつかしー
もはや妖怪に近いような怪しいディティール素晴らしい。

お話はちょっとあれだったかな
アルはいらつくが幼いからいいとしても
バーニーもちょっと短絡的かなと。子供とそんなに仲良くなっちゃ隠密行動の意味が。。。

中立コロニーとは言えザクの残骸を放置してたり
学校で試験の成績が悪いとカウンセラーにってなんだ?
帰国子女の方が脚本なのかな。。なんか違和感があった

ケンプファー
ハイゴック
ザクⅡ改
ガンダムNT-1といいデザインのモビルスーツが登場したが
アルの人間模様にフォーカスしたせいか戦闘シーンが少なかったなぁという印象

半分くらい戦闘の回あったらもっと印象に残ったろうになぁ
※Wikiの概要が真実ならコンセプトがなんか納得。ってSHIROBAKOの逃げる演出家みたいだな。。モデル?

アルの声とセリフの読み方がもろ子供なので
ほんとの子供?だと思ったら、そうなのと浪川さんなのね
今じゃつまらぬものをよく斬ってしまう某有名アニメの剣士に

そうなんだ。。それが1番の驚きでした😅

でもMS08の方がやっぱ好きかな


※あと
アルが子供ゆえにあまり考えず仲良くなった見知らぬお兄さんを信じて、そのコロニーとしてはテロになる行動を助け、隣家の仲の良いお姉さんを殺すように仕向けてしまう

昨今ニュースで民間人も巻き込む戦争の話をよくみかけるので
ちょっと本作は作り話だけど少しぞっとしました。

投稿 : 2024/11/15
閲覧 : 50
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2

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

初手ガンダムにオススメ。「嘘を貫き通す根性もない癖に!」。

・数あるガンダムの中でも見易く、リアルロボとしてのガンダムの本質を
 体現している。


・ド派手ではないが、手書きリアルロボの極限値の一つ。


・善悪でも敵味方もない戦争の哀しみ。


・「嘘だと言ってよバーニィー!」以外にも名言多数。


・クリスマス作品の極北。


・若き浪川さんは天才!(今の浪川さんもやるときゃやる!)。


・悲喜劇の切なさと終わらない後味。


・ザグとガンダムだけの最終決戦の盛り上げ方よ…。


・ニーチェ曰く「英雄とは自分の理想を演じる者なり」。

投稿 : 2024/01/20
閲覧 : 492
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7

ネタバレ

しろくま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

結末以外は好き

キャラが魅力的だからか、古臭いとは感じず面白かった。
絵、キャラ、キャストは好き。ストーリーは6話という規模に見合った内容なんだろうなという感じ。

{netabare} バーニィかっこいいなあと思って観てたら最後無駄死にでええ…マジかあ…という後味の悪さ。人生なんて不条理なものなわけでリアルっちゃリアルなのかもしれないけど、アルが引き留めてなかったら逃げて生き延びられたのかと思うと釈然としない。 {/netabare}

最終回でエンドロールの浪川さんが目に入って、え?浪川さん出てた?と思ったらまさかのクリスタルボイス時代で衝撃。本当に古い作品なんだなあという感じで感慨深い。
辻谷さんのイケボ最高だった。

投稿 : 2023/09/29
閲覧 : 89
サンキュー:

0

くまさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

嘘だと言ってよ、バーニィ

いやー懐かしいアニメを見返しました。
アル、クリス、バーニィの物語。

戦争の理不尽さや皮肉を6話という短いなかに収めた、
観終わったあと、ちょっと感傷にひたる作品です。

サイド6コロニー内での、男の矜持をかけた戦い。
本当に、世間は狭いものです。

キャラクターデザインは美樹本晴彦さん。
独特の、細かいところまで描きこまれたイラストタッチな画ですね。

OP、EDともに椎名恵さんが歌っていて、
静かなバラードを、透き通った伸びのある良い声で歌ってくれます。

ちなみに、クリス役の林原めぐみさんが、
本編で未使用ながらもイメージソング「夜明けのShooting Star」によって、
歌手活動をするきっかけにもなった作品ですよ。

投稿 : 2023/08/05
閲覧 : 109
サンキュー:

3

ネタバレ

kenja さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争が繰り返される現代で考えさせられる作品

立場や陣営の違う2人が、大切に思っている少年アルやコロニーの人を守る為、血を流し戦うお話。アニメや映画のお話では善と悪の対立構造になったりするけど、一兵士の視点では、ただ自分が守りたいものの為に戦っている事に気づかされる。クリスとバーニィがアルを大切に思うからこそ、戦いぶつかってしまう定めに涙が...。戦争が愚かな事だというのは間違いないのだろうけど、なぜ権力者や世論は、それをまた経験しないと気づかないのか。まだまだこのアニメの存在意義があると思っているけど、今の若い人に伝わるのかな。伝わってほしいな

投稿 : 2023/06/05
閲覧 : 83
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

名作ではなく迷作…ではないか?、と

スペースコロニー内部でモビルスーツによる戦闘があり、あまつさえコロニーの地表でモビルスーツが爆散しているのに、その後、住民の生活にはほとんど変化なし。

兵士から銃を向けられているのに、好奇心に負けて兵士に近づいていく男の子。

操縦不能になったとはいえ、原型を留めたままのモビルスーツを簡単に乗り捨てる兵士。

乗り捨てられたモビルスーツが、調査されるでもなく鹵獲されるでもなく、ずっとそこにある。

多分、もっとおかしな部分があると思う。

投稿 : 2023/05/01
閲覧 : 143

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

半世紀近くアニメを観てきていますが、

思えばガンダムは初代ぐらいしかまともに観てませんでした。そこで評価の高い本作をいまさら鑑賞しました。
なにぶん初代を観てから40年ぐらいたってるので、細かな年表やコロニーの番号を忘れており、物語序盤はこの子供たちが住むコロニーが落とされたり毒ガス攻撃されるのではとヒヤヒヤしました。
評価の高さは伊達ではなく、よくできた物語でした。OVAなので作画も良好です。冨野氏が監督ではないので、味はあるがクセもある冨野節も見られず、安心して鑑賞できました。
ですが、主人公が自分勝手で始終イライラさせられます。ヒートホークでメッタ斬りにした上にザクマシンガンで蜂の巣にしてトドメはコロニーレーザーで焼き尽くしたいほど腹立ちました。声がまた下手っぽくて、素人の子供連れてきたのかと思ったらさにあらん、ちゃんとしたプロの声優でした。当時役柄と同年代で、しかも今も活躍されているという(無職転生のルイジェルド!)。声優さんも私も歳を取ったなあ。
全6話と短めなのもいいですね。Vガンダムとか観てみたいですが、今から全50話とかはちょっとキツくて。というわけで本作は気楽に鑑賞出来てお勧めです。

投稿 : 2023/01/12
閲覧 : 229
サンキュー:

1

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争の実感

中立地帯で生活しているからなのだろうか、本当に純粋にモビルスーツへのあこがれ・好奇心、また戦争に対するエンターテイメントくらいにしか思えない主人公アル。人が死ぬことは頭ではわかっていてもリアルを知らないから実感が全くわかない。
親や教師には怒られ、退屈なテストや宿題・父親のいない生活・同級生の女の子に対する負の感情もあって戦争が起きて日常をぶっ壊してほしいくらいに思っている。

コロニーに侵入して内部の人間に成りすまそうとするジオン軍の兵士バーニィと出会ってから物語が動き出す。
ジオンの階級章をもらって彼らの偵察を手伝うことに。ジオン側としては任務としてやっていることだけどアルにとってはワクワクする楽しい遊びみたいなもの。危険だと理解はしても行動が伴わない。

急に勃発した戦闘で粉々に破壊される建物、銃撃であっさり死ぬ人間を目の当たりにして自分がしてきたことへの罪悪感や戦争の凄惨さを実感することになる。
{netabare}しかも、クリスが連邦側のモビルスーツを操縦してバーニィを殺してしまうところを目撃してしまう。相当な衝撃。核攻撃が未然に防がれたことを知って戦う必要なんかないことをアルは悟ってが、バーニィは死に場所を求めて戦闘しているようなものだし、止めるのは困難。仮に伝えることができても戦闘回避できなかったと思う。あれだけ逃げるのは卑怯だなんて言ってたのになあ。{/netabare}

最終話ラストで{netabare}泣いているアルとまた戦争あるよと謎の励ましを送る同級生が対照的で{/netabare}印象的。

ガンダムシリーズの中では割と好きな作品だなと感じた。ポケットの中とあるように些細な出来事なんだろうけど、脚本の意図というか主題がはっきりしている感じがあって良い。


OP
いつか空に届いて 椎名恵
ED
遠い記憶 椎名恵
作詞・作曲は全て椎名恵。伸びやかなOPとは対照的にノスタルジックな雰囲気溢れるED。心の琴線に触れちゃいます。涙出そう。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「機動戦士ガンダム」初のOVA作品。一年戦争末期、サイド6に新型モビルスーツ・NT-1アレックスが存在することを察知したジオン軍は、サイクロプス隊に機体の奪取か破壊を命じる。新米兵士バーニィは、コロニーで暮らす少年アルやクリスと知り合い心を通わせるが、物語は悲劇的な結末を迎える。


1. 戦場までは何マイル?
宇宙世紀0079年12月、ジオン軍のサイクロプス隊は連邦軍の新型モビルスーツ「NT-1アレックス」を奪取するため北極基地を襲撃。連邦軍はアレックスをシャトルに乗せて打ち上げ、サイド6に隠す。サイド6で暮らす少年アルは、偶然アレックスが積まれたコンテナをビデオカメラに収める。

2. 茶色の瞳に映るもの
アルはコロニーに侵入して撃墜されたザクを発見し、パイロットのバーニィと知り合う。何も知らないアルは、自分が撮影したコンテナのビデオと引き替えにバーニィからジオンの階級章をもらって大喜び。バーニィはグラナダ基地に帰還し、サイクロプス隊に転属となり、再びサイド6へ向かう。

3. 虹の果てには?
バーニィの姿を発見したアルは、彼を追跡してサイクロプス隊のアジトを突き止めた。サイクロプス隊の隊長シュタイナーは、アルを仲間にするのが安全だと判断し、彼に標章を与える。アルの見張りを命じられたバーニィは、アレックスのテストパイロットのクリスと知り合い、2人は互いの素性を知らぬまま恋心を抱く。

4. 河を渡って木立を抜けて
シュタイナーは自分たちがオトリであり、サイド6への核攻撃が迫っていることを知らされる。一方、アルはバーニィに手柄を立ててもらおうとアレックスの隠し場所を突き止め、サイクロプス隊はアレックスの奪取・破壊を目指す「ルビコン作戦」を開始する。

5. 嘘だと言ってよ、バーニィ
「ルビコン作戦」は失敗に終わり、サイクロプス隊は全滅。ただひとり生き残ったバーニィは、アルにコロニーへの核攻撃が迫っていることを伝えて、コロニーから脱出しようとする。だが、アルやクリスのためにもアレックスを破壊して核攻撃を中止させようと思い直す。

6. ポケットの中の戦争
バーニィはアルの助けを借りてザクを修理し、アレックスと戦う準備を進める。作戦当日、サイド6に向かっていたジオンの艦隊が連邦軍に降伏したことを知ったアルは、バーニィに戦う必要が無くなったことを報せようとするが、すでにバーニィは出撃した後だった。

投稿 : 2022/11/02
閲覧 : 216
サンキュー:

9

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ミリタリー色の強い作品

アル少年の視点からの戦争を描いたガンダム作品。

ガンダム作品としては戦闘シーンは少ないながらも臨場感の高いものがあり、終盤のケンプファーとの対決からクライマックスのザク改との一騎討ちまで見応えがありました。

個人的にはジオン兵と接触していたアル少年がよくよく考えるとなかなかエグい事に加担していながらも背伸びした大人の感覚で手伝いをしていたのが印象的で、ただ戦闘で面識のあるジオン兵達がどんどん命を落としていく中で唯一生き残ったバーニィと反発したり協力したりしながら最後バーニィがガンダムに立ち向かい散っていく所まで見届けて成長していくさまも掘り下げられておりました。

重みのあるガンダム作品ながら反戦物としても優れたものがある一本だったと思います。

投稿 : 2022/10/29
閲覧 : 136
サンキュー:

7

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝24

「アル、いいかい、よく聞いてくれ、この投稿の中には、俺の感想を込めたネタや証拠の例が書いてある・・・(違)」
(ビデオレターに感動した方、スイマセン)

正直言って評価に迷う作品です。
ストーリーは文句無く素晴らしいもので、戦争にある意味あこがれを感じていたアルが、ジオンの兵士バーニィと知り合い、最終的に戦争の悲惨さを知り成長していく話です。
ただ・・・舞台がサイド6なんですよね。
あのカムラン・ブルームが、あれだけ兵器の持込や戦闘について心をくだいていたサイド6に、こともあろうに連邦軍の基地があるって(嘘だといってよバーニィ!って、こら~っ)
しかも実際のサイド6は立場上中立とはいえ、実際はジオン寄りだったはずで、連邦が優勢になってきたとはいえ、設定に無理がありすぎます。
という事で、この作品は機動戦士ガンダムとは別次元の話しとします(ちょっと待て)
あと、ジムの派生型がゾロゾロ出てきたり、ザク改のデザインも違和感を感じましたね。
ソロモンやア・バオア・クーであれほど、「戦いは数だよ兄貴(byドズル)」を体現したのような、量産されたジムとボールの集団戦術を見せた連邦軍が、(デザイン的に流用可能な部品ならいいんですけど)明らかに違う系統のジムを多数作る展開にう~んって思いました。
そりゃあ売らないといけないのは分かりますけど、基本的な設定はやはり守って欲しいです。
まあ、それを抜きにすれば、椎名恵の歌う主題歌とエンディングは、どちらもいい歌ですし、最後のビデオレターにはやられました。

※ 2016/05/03新SFスーパー英雄(?)列伝81として天地人で投稿したものを転記しました。

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 264
サンキュー:

5

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

戦争を知らない無邪気な子供

戦争もなくモビルスーツもない平和な中立コロニー。
子供たちはもちろん戦争の悲惨さなんて知らない。
モビルスーツやパイロットをかっこいいヒーローのように憧れている。

物語は、そんな平和な場所が突如戦場となる。
戦闘で街も破壊され犠牲者もでている。
でも、子供たちは凄いもの見たと喜んでいる。薬莢を集めている。
子供たちにとって武器は、まるでポケットの中のおもちゃと同じだ。

子供にとって、戦争は敵に勝ったか負けたか。
勝つとはどういうことか。それは、相手を殺すこと。
負けるとはどういうことか。それは、自分が死ぬこと。
でも、子供にはそれが分からない。
そんな子供がどんどん戦争の悲惨さに巻き込まれていく。
そして、自分の身近な人が巻き込まれて初めて事の重大さに気づく。


戦争の悲惨さを伝える難しさがよくわかる作品です。
悲惨さをちゃんと伝えられれば、今頃歴史は繰り返すことなく平和です。
でも、本当の悲惨さって、自分がまきこまれて初めて気づく部分は多いです。
これは、物語の中だけの話ではなく、現実もそうです。
例えば、三国志のような過去の物語を楽しみ、戦国武将ゲームを楽しむ。
戦闘機や戦艦のプラモデルに熱中し、モデルガンを集めサバイバルゲームを楽しむ。
未来のロボットや宇宙戦艦に憧れる。
全て戦争の話や道具なのにすっかり娯楽になっています。
もし、自分が実際に戦争にまきこまれて手足の1本でも吹き飛ばされていたら…。
それらを娯楽として楽しむことはできないでしょう。
やはり、どことなくよそ事のように感じてしまっています。
戦争の道具は、人類の英知の結晶でもありますから、憧れるのは仕方ないことです。
でも、そんな状態で、戦争の悲惨さなんて伝えられないんじゃないかって思います。
難しい問題だと言うことがよく分かりました。
それをラストシーンがよく物語っていると思います。


「ポケットの中の戦争」このサブタイトルは、とてもすばらしいと思います。
このサブタイトルだけで、涙がでてきそうになります。

この物語の無邪気な子供にとっては、戦争はまるでロボットヒーロー対戦です。
それは、いつも持ち歩いている「ポケットの中のおもちゃ」と同じです。

この物語は、一人の子供が戦争の片隅で体験した1つのドラマです。
でも、その子にとっては、とても大きな出来事だったのです。
しかし、その子以外は事の顛末を知りませんし、その子も周りに語りません。
静かに自分の「心のポケットにしまった戦争」なのです。

そして、このドラマは、戦域の中では、ほんの一点にすぎません。
戦史の中では、ほんの一瞬の出来事でしかありません。
それは、まるで「ポケットの中に入る程度の些細な事」でしかなかったのです。

いろいろ解釈ができるタイトルです。
しかし、この「ポケット」と言う子供を連想させる響き。
それは、子供が戦争に巻き込まれていると言う事実の暗喩です。
どんな解釈であっても、とても切ない気持ちになることには変わりありません。


この作品に出会ったきっかけは友人でした。
「ガンダムを知らなくても、これだけは読んでおけ。」と進めてきたのが小説版。
描写がすばらしく、確かにガンダムを知らなくても面白かったです。
その後、アニメを観ましたが、その面白さには変わりないと思いました。
なお、小説の後にアニメを観ると最後だけ「あれっ」って思います。
最後が若干異なっているのです。
自分としては、どちらの最後もありかなと思っています。

小説版では気にならなかったところが、映像にすると気になるところもありました。
結構、脚本が甘いなって思うところがちらほらあります。
また、小説版は、物語としては終始、重い感じが結構出ていました。
一方、アニメでは、音楽は軽快、演出はあっさり気味のため、軽く感じられました。
もしこれが戦争を軽く考えていた子供の心理描写にあわせたものだったとしたら…。
演出家はかなりの手練れです。

この作品は、子供目線で戦争を描いている貴重な作品です。
いろいろ考えさせられることも多く名作と言えるのではないでしょうか。

投稿 : 2021/10/22
閲覧 : 349
サンキュー:

11

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「機動戦士ガンダム」公式外伝

シーブックアノーやバーナードワイズマンでお馴染み辻谷耕史さんがなくなったと聞いてやはり「ガンダム」好きはこの作品を思い出すであろう。

続編ではなく、外伝でありサンライズが公式が認めたアナザーエピソードシリーズでもかなりの人気がある本作は、ガンダムの中でも切なく悲しい悲恋が描かれている。

最近は本当にこういった作品は少なくなってきたので改めて見直すと泣いてしまうかもしれない。

追記:最近は本当に演出力の高い作品というのは無くなってしまった。全てがリアリティとは程遠い漫画的な表現が多く、それが悪いわけではないけれども、もっと奥ゆかしい人間の感情の機微を表現できるようでないとどんどんアニメーションは廃れてゆく気がする。

本作のビデオレターのシーンは本当に哀しく切ない人間のやりきれない気持ちが絵と辻谷耕史さんの演技で表現されていて、見るものに迫る勢いがある。こういう表現をできるアニメーターは今はほとんどいない。

投稿 : 2021/05/06
閲覧 : 555
サンキュー:

17

にしやまん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

評価が高かったから

観たんだけど、正直期待はずれだった。
うまくまとまってるとは思ったけど、特に惹かれる部分はなかった。

投稿 : 2021/02/21
閲覧 : 310
サンキュー:

1

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ガンダムシリーズの中では異色

限定公開されていたので、見てみました。
評価高い作品ですね。
ガンダムシリーズはオリジナルだけ見ていまして、それ以降のシリーズはほぼ見てません。
評価高いだけあって、20年以上前の作品ではありますが、十分見ごたえのあるストーリー、作画、キャラデザイン、そして音楽も一流です。
主題歌、椎名恵さんだったとは!

オリジナルガンダムとこのポケ戦、どちらも子供向けなんだろうなと感じます。
オリジナルガンダムでは、連合軍の無双戦艦、ホワイトベースには元々民間人が乗っていて、子どもたちもいるんですよね。
最後の最後、ア・バオア・クーからの脱出時に、アムロを導いたのが子供たちでした。
そしてこのポケットの中の戦争、小学生の主人公、アルを通して戦争の悲劇を描いた作品でした。
まあ、うまく描けていたとは思います。できれば自分が子供の時代に見たかったなあと。
今見ても、ファンタジーとしか感じなかったんだよね。

投稿 : 2021/02/21
閲覧 : 274
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8

ネタバレ

NEKONYAN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ロボアニメにない人にも薦めたい作品

涙なしで見られないところ多数
アニメだからって都合よくいかず悲しいすれ違いが起きる物語。
主人公であるアルはこの事件を通して人として成長する。
キャラが死ぬシーンでも回想とか入らずに死んでいく。作品である以上キャラにスポットをあてて表現はするが、戦争の中では人一人の命なんてちっぽけな存在になってしまうということを表現していてグッとくるテンポのとり方である。
ロボ好きの人にもケンプファーの戦闘シーンは気に入ってもらえるはず。

投稿 : 2020/07/29
閲覧 : 277
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2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

サイドストーリー

0080のタイトルだが、一年戦争は0080年1月1日に終結しているので話自体は0079年後半。
中立コロニーに運ばれた連邦の新兵器を奪取、破壊命令を受けたジオン軍小隊と民間人の少年とで進行し、戦争の愚かさを説こうとしているが、何せ民間人少年アルがハサウェイの少年時代か?と思うほどイラつく最悪なキャラ。
コロニー内で大量に犠牲者が出ているに屁とも思わんくせに、仲良くなったジオンのバーニィが…で号泣ってなんじゃそりゃ。
脚本 山賀博之氏やってくれたな!だ。

投稿 : 2020/06/07
閲覧 : 251

おーいん君 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ガンダムの見方がわかる作品。

ロボットアニメには見方というものがあるのだな、というのを教えてくれるアニメです。

ロボットと非ロボット。
そして、そんなロボットのある世界そのもの。

視聴する側である現代日本には、兵器としてのロボットも、そんな兵器が必要な戦争も無いわけです。

無いものを想像したり、理解したりできる人間だからこそ楽しめるわけです。

心にグッとくるものがあるのも、人間が作っている人間のためのものだから。

そんな風にこの作品を見れば、ロボットアニメを見る手法というものを教えてくれる気がします。

投稿 : 2020/04/17
閲覧 : 247
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1

ネタバレ

kazz さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

クリスマス時期にふと観たくなる名作

主題歌の「いつか空に届いて」に合わせて2人がガンダムをやっつける準備をしている場面はまるで気に入らないガキ大将にイタズラを仕掛けているような雰囲気。その後の展開を知っているだけに「その瞬間を大切にね…」と思わずにはいられません。

投稿 : 2020/03/15
閲覧 : 272
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3

メタトロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルが秀逸

一年戦争の影に隠れた、とあるコロニーで起きた戦争を少年目線で描いた、まさにポケットの中の戦争。

戦争の残酷さや正義や大人のエゴを純真な少年の目からはどう見えているのかを描き、子供ながらに戦い、成長する物語として良く描けてると思いました。

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 251
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1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

30年前の名作を長い歳月を経て初鑑賞

今更ですが恥ずかしながら初鑑賞です
ガンダム10周年記念作品。ちょうど30年前でOVA6話完結。
ファースト世代の為、逆にこの時期のガンダム作品は全く観れてません。幾度となく耳にした作品でようやく鑑賞しました。
ファースト放送後暫くしてから爆発的な人気を誇りどちらかと言うと、商法優先の環境化での続編作成ではなかったかと思います。
本作では、細かい内容は触れませんが、ファーストと同時期のアナザーストーリーとして、個人的な主観では有りますが、前述にもあるように再度元に戻ってガンダムと言う作品を通して、本当に伝えたい事が描かれている感じが、ひしひしと伝わる作品です。6話と短いながらもガンダムの世界観における思いが凝縮されており、深く重たい仕上がりになってはいます。今では出来ない内容だと思いますが。

30年前とは言え、声優さんには林原めぐみさんと浪川大輔さんが演技されていて必見です。

アナザーストーリーとして、単独でも鑑賞出来る内容になっており、個人的にはストーリー演出等非の打ち所がない逸品です。

早く観るべきだったか?今だからこそ良かったのか?

投稿 : 2019/08/29
閲覧 : 250

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少年アルの成長物語でした

ロボットアニメは好きですが、実はガンダムシリーズには余り興味がありません。
1作目は当時子供だったこともありドハマリしたのですが、その後ダブルゼータで飽きてしまい、SEEDで再びハマルまではガンダムとは縁遠くなっていました。
きっと富野作品が自分の好みとは、いまいち合わないのでしょう。
ポケ戦も名前を聞いたことがあるだけで内容は全く知らなかったのですが、NHKで昨年放送されたガンダム大投票を観てから少し気になっていたところ、BS11さんが放送してくれたので視聴してみました。
監督が高山さん、キャラデザが美樹本さんということで、他のガンダムとは趣が異なりますね。
戦闘シーンを減らし人間ドラマを中心にした本作は、少し大人向けの感じがしました。
バーニィとの出会いと別れが少年アルを大きく成長させますが、特に最終話でのアルとクラスメイトとの対比が心に刺さりました。
なるほど、ガンダムファンの間で人気作だけのことはありますね。
視聴して良かったです。
ところでアルのCVが声変わり前の浪川大輔さんですが、今とは違う可愛らしい声が微笑ましいです。
でも浪川さんは子供の頃から演技力抜群ですね。

投稿 : 2019/03/03
閲覧 : 356
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5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ロボットアニメが苦手な人でも勧められる

まず、この作品はロボットアニメとして観ないで欲しい。
少年と青年の2人の視点から戦争というものがどういったものなのかが描かれている。
それなのに戦争とはほとんど関係ないコロニーが舞台なのが逆にリアリティーがある。
また、無駄に登場人物が多くないところから心理描写もしっかりと描かれている。
成長物語としても友情物語としても感動物語としても楽しめる傑作。

投稿 : 2018/10/15
閲覧 : 384
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日教組の先生あたりが好きそうな内容です。

周りの男の子はみんな軍隊に憧れてるけど、ボクは“戦争の残酷さ”を知ってしまったんだ。
ワァアアアアアアアアアン(泣き)・・・
←ひと言でいえば、こんな感じの作品です。

まあ、こういう作品もある、ということで。


◆制作情報
{netabare}
監督         高山文彦
構成         結城恭介
脚本         山賀博之
キャラクターデザイン 美樹本晴彦
音楽         かしぶち哲郎
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

======= 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争 (1989年3-8月) ======
{netabare}
第1話 戦場までは何マイル? ★
第2話 茶色の瞳に映るもの ★
第3話 虹の果てには? ☆ ※警察と家族まわりの脚本が安直×
第4話 河を渡って木立を抜けて ★
第5話 嘘だといってよ、バーニィ ★ 
第6話 ポケットの中の戦争 ☆ ※シナリオは巧いと思う。でもこれを見て「メッセージ性がある」とか強調されちゃうと・・・{/netabare} 
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)4、☆(並回)2、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.8

OP 「いつか空に届いて」
ED 「遠い記憶」

投稿 : 2018/09/01
閲覧 : 707
サンキュー:

11

ヒト さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

結末は想像した通り、だが泣く

見ているうちに大体のストーリーは予測できてしまうものですが
その時が近づくにつれジワジワと感情を揺さぶられてきます
最後は誰もが想像した当たり前の結果ではあるけれど
その時が訪れた瞬間からの主人公アルの苦しい気持ちが伝わると涙を堪えられません
全てを知っているアルの心の傷は計り知れない

投稿 : 2018/07/19
閲覧 : 313
サンキュー:

1

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sゲルググ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ガンダムで印象に残る作品に必ず入るであろう作品

ガンダムはアナザー中心、宇宙世紀は逆シャア以降しか見ていなかったのですが、ガンダム初のOVAと聞き、見てみました。
視聴前は主人公が少年(アル)、戦闘シーンが少ないなどの基本的な情報しか知らなかったのですが、見てみると人情物でとても感動しました。
特に最終回を見てからは{netabare}バーニィが死んだショックで1時間弱嗚咽が止まりませんでした。その後のクリスの言葉が衝撃的過ぎて・・・。そしてザクⅡとアレックスの一騎打ちを見たアルのあの顔が頭にこびりついて離れませんでした。{netabare}
全体的にとてもいい作品です。が、今からガンダムを見ようとしている方には少しきついかもしれません。と同時に自分のようにゲームなどでバーニィやクリスのことを知っている人にとってもきついかもしれません。

投稿 : 2018/06/05
閲覧 : 192
サンキュー:

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機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争のストーリー・あらすじ

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』は、ガンダムシリーズの1989年製作のOVA作品。一年戦争末期、地球連邦軍が新型ガンダムを開発しているという情報を掴んだジオン公国軍の特殊部隊「サイクロプス」は、機体を奪取すべく北極の連邦軍基地を襲撃する。しかし作戦は失敗、目標物は宇宙へと飛び立ってしまう。
その後、偶然入手した情報により、新型ガンダムが中立コロニーのサイド6に運び込まれていると知ったジオン軍はサイクロプス隊をサイド6に送り込み、再び新型ガンダムの奪取の任務に就かせるルビコン計画を発動するのだった…。
サイド6のリボーコロニーに住む小学生アルフレッド・イズルハ(アル)とサイド6に潜入したサイクロプス隊の新兵バーナード・ワイズマン(バーニィ)を軸に物語りは展開する。(OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
1989年3月25日
制作会社
サンライズ
公式サイト
www.gundam.channel.or.jp/soft/dvd/0080.php
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E5%8B%95%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%82%AC%E3%83%B3%...
主題歌
《OP》椎名恵『いつか空に届いて』《ED》椎名恵『遠い記憶』

声優・キャラクター

浪川大輔、辻谷耕史、林原めぐみ、鈴木健、丸尾知子、吉田小南美、秋元羊介、島田敏、島香裕、稲葉実、増岡弘、折笠愛、榊原良子

スタッフ

原作:矢立肇/富野由悠季
監督:高山文彦、企画:サンライズ、構成:結城恭介、脚本:山賀博之、デザインワークス:出渕裕、キャラクターデザイン:美樹本晴彦、モビルスーツ原案:大河原邦男、メカニカルデザイン協力:明貴美加/石津泰志、美術:池田繁/脇威志、撮影:奥井敦、音楽:かしぶち哲郎、音響:藤野貞義、プロデューサー:内田健二/高梨実

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