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「天空の城ラピュタ(アニメ映画)」

総合得点
90.8
感想・評価
2362
棚に入れた
14244
ランキング
48
★★★★★ 4.2 (2362)
物語
4.4
作画
4.2
声優
4.0
音楽
4.3
キャラ
4.2

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天空の城ラピュタの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

老若男女が楽しめるエンターテイメント。山田玲司先生の「ラピュタ=手塚プロ説」大好き。

芸術的な面よりも、老若男女が楽しめるエンターテイメント作品というある意味一番難しいジャンルの傑作。正直もはやこういう作品は日本では失われて、宮崎さんのある意味で弟子といえるラセター率いるピクサーに受け継がれたジャンルかもしれない。


 ストーリーのあらすじがどうとかでなく、物語の語り口の妙、世界観の構築ぶりの確かさ、生き生きとしたキャラクターの素晴らしさなどが合わさって、とにかく胸躍る見事な活劇ものとなっている。


 「スターウォーズ」そうだが、一見子供っぽくて浅いようにみられがちな作品でありながら、多くの人々の思い出として刻まれるような作品こそ真に評価されるべき作品だろう。


 アクションシーンのいかにも宮崎さん的なワクワクする動きの楽しさ、静的なシーンの美しさ、食事シーンの楽しさ、シンプルでありながら普遍的なテーマなどなど。日本のアニメの素晴らしさは、その多様性にこそあると思われるが、こういうった作品が見られないのは少し寂しいかな。


あへてマイナスポイントを挙げるなら、良く出来すぎていて歪んでいるからの魅力がない所と、あまりにみんなの血肉となり過ぎてる感ぐらいなもんか。

 

投稿 : 2024/11/20
閲覧 : 629
サンキュー:

46

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なぜシータの先祖は「ラピュタ」を壊さずに残したのか?

先日、地上波で19回目の再放送があって、某レビュアーさんに触発されたこともあり、今さら紹介も不要でしょうから、感想(考察?)のみ書こうと思います。

【「シータ」と「ムスカ」】
{netabare}本作のヒロイン・シータの本名は、「リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ」。「トエル」は、ラピュタ語で「真の」、「ウル」は「王」を意味するらしいので、シータの本名は「真のラピュタ王」(リュシータ王女)であることを意味します。

対して、「見ろ、人がゴミのようだ!」などの台詞でお馴染みのムスカ大佐の本名は、「ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」。「パロ」はギリシャ語で「従属」を意味するらしいので(※パロディのパロ)、これは、彼が王家に連なりながら、宗家が存在する限り、決して王になることはできない分家であることを意味します。


かつて「天空の城ラピュタ」が有する圧倒的な軍事力によって、世界のありとあらゆる富と絶大な権力を手中にしたラピュタ帝国。

その宗家の子孫であるシータは、今やその栄華は見る影もなく、寂れた寒村で両親や祖母が残した、わずかばかりの畑を耕しヤクを飼うという慎ましい生活をしていました。

これとは対照的に、分家のムスカは、軍で28歳(※あの見た目で!(笑))にして大佐という地位にまで上り詰め、その地位を利用して、ゆくゆくはラピュタの力を手に入れ、新たなラピュタ王として全世界に君臨するという大望を抱いています。


分家のムスカにしてみれば、ラピュタを復活させる鍵である「飛行石」を有していながら、こんな貧相な生活を送っている宗家が何とみすぼらしいことか!と思っていたに違いありません。

では、なぜ宗家は、栄華を極めた天空の城を捨て、慎ましい暮らしを送るという選択をしたのでしょうか。


【あらゆるものを手に入れてしまった者であるが故の虚無感?】
もちろんこれから書くことは私の想像ですが、個人的には、誰もが憧れる世界中の富と、誰をも従わせることができる権力を手に入れてしまった者であるが故の虚無感からだと思っています。

確かに、一度は誰しもがそんな富と権力を手に入れたいと思うことでしょう。しかし、実際にそれらを手に入れた者が、じゃあ「世界で一番幸せなの?」と問われればあやしいところです。

なぜって、そんな自分の地位を羨み、その座を奪おうと、毒殺、暗殺などの危険が常につきまとい、身内も信用できず、プライベートの空間ですら気の休まるところはないでしょう。

また、そもそも人間の欲望は無限ですから、何か目的を達成しても、その瞬間から次の目的を達成しなければ満足しません。人生は、これを永遠と死ぬまで繰り返すだけで決して満足することはない。

正にアルベール・カミュの『シーシュポスの神話』における、神々の言い付けを守って山頂に岩を運ぶシーシュポスが、運び終えた瞬間に岩が転がり落ちて元の場所に戻ってしまうという「不条理」と同じです。


いうなら、富と権力って皆欲しがるけどさあ、実際に手に入れてみてわかったんだけど、そんなものに意味なんてなかったよ(そんなセリフ言ってみたい(笑))、という虚無感というか、無常観なんだろうなあと。


もっとも、仮にそうだとすると、なんで宗家の人たちは、「ラピュタ」をぶっ壊さなかったのかと疑問に思うわけです。しかも、簡単な滅びの言葉さえ唱えれば済む話なのですから。


【なぜシータの先祖は「ラピュタ」を壊さずに残したのか?】
さて、もちろん物語の必要からラピュタを残したという理由はあると思います(笑)。また、ラピュタの形からして旧約聖書の「バベルの塔」(ブリューゲルの絵画)のお話も関係あるとは思います。
もっとも、こっからは、もう少し妄想に妄想を重ねるお話をしたいと思います。

王家の人たちは、基本的に権力争いなどラピュタ帝国に嫌気がさしていたので、とりあえず今の生活はやめて、ちょっと地上に降りて普通の生活をしてみようやという話になった。
でも、普通の生活もしてみて、やっぱり前の生活の方が良かったとなったらどうするの?という人たちがいて、その人たちを納得させるためにラピュタを残したんじゃないかと思うわけです(そういうことで揉めることも嫌なくらいだったのかもしれません。)。

ラピュタを捨てて地上に降りた王家は、その際に「トエル」宗家と「パロ」分家に分かれた。
そして、その宗家の人たちというのは、ラピュタ帝国の中でも栄華を極めまくって、その生活にすっかり疲れきってしまった主流派の人たちで、ラピュタに未練はなかった。これに対して、分家の人たちは、王家の中でも栄華を完全に享受できなかった人たちで、かつての栄華にまだ未練があった反主流派の人たちだったんじゃないかと。
(※大勢として、ラピュタは不要なので宗家がラピュタ復活のキーとなる「飛行石」を保有して、その使い方の知識は分家が保有して、双方の合意がないと復活できないようにしたとか…)

それで、宗家の人たちは、かつての栄華の失敗を伝承として残しつつ、結論として普通の生活の方がいいやってことになったんだろうなどと愚考する次第であります(笑)

ちなみに、宮崎駿監督の経歴などを見る限りですが、そういう発想が根底にあっても不思議ではないかなと思っています。{/netabare}

投稿 : 2024/09/11
閲覧 : 65
サンキュー:

10

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今もなお、胸うたれる、心揺さぶられる。

アニメファンなら "外せない作品" の一つです。

レヴューサイトにも「名作、金字塔、心躍る冒険譚、ボーイミーツガールの決定版」など、多くの褒め言葉がずらりと並びます。

語り尽くされたビッグネームですから、今さらレヴューするのはいささか腰が引けますが、ラピュタの呪文、「我を助けよ、光よよみがえれ」を頼りにポチリとした次第です。

ただ、思い出補正と思い込みとがバシバシ入っていますので、そこは「仕方ないなぁ」と見逃してくださいね。



飛行石。

これほどに魅せられるアイテムは、そうは見当たりません。
もし、このペンダントが手元にあったらと思うと、それはもう天にも昇る気分。
地に足がつかなくなるとは、きっとこのことを言うのでしょうね。

とは言え、どうして飛行石に、これほどの昂揚感を感じるのか意味不明です。

シンプルに、空への憧れを掻き立てられるから?
あるいは、驚くようなテクノロジーに、熱気が沸き立つからなのか・・。
はたまた、 "心のなかの君" との出会いを、まぶたに浮かべるからなのかも・・。

天空へと消えていった飛行石は、今では形を変えて胸の奥で静かに灯っています。
その煌めく光に、この瞬間にも冒険に乗り出す燃料を見つけ、過去と未来とに手を掛けてみたいと願ってしまうからかも知れませんね。



トエル(真=直系)とパロ(控え=傍系)との、玉座をめぐる緊張や変遷にも心がときめきます。
二つの系譜には、王位の継承に暗闘があったことは容易に想像がつきます。
石はそれをじっと見守り、まことの王たる資質をずっと待ち続けてきたのかも知れません。
 
ところで、地上に降りたトエルの末裔は、天地の平和を保つための一厘(=飛行石)を暖炉に伝え、滅びに得た教訓を未来への戒めとしています。
一たびラピュタが目覚めるなら、幼いシータにも難しい手続きは無用とばかりに、口にする呪文はたった3文字という潔さです。

それは、きっと理屈でものを考える前に、伝えるべきお作法なのかもしれません。
そして、結婚式という新たな契りに、700年前の証を誓うのでしょう。

翻って、パロの血脈は、軍事国家再興の手引きを古文書に残してきたようです。
万に一つの可能性に、必ず石を奪取し、あの呪文をトエルの口に割らせ、大願の成就を窺うのです。

それは、鬱屈の上に理屈を塗り込め、天空の王という妄想に取りつかれた憐憫の証。
トエルとの確執を、都合よく上書きしたいと希求しているのですね。

二つの家系は、出会ってはならない定めに身を潜ませながら、いつかは出会わねばならない宿命に対峙する時を、静かに生き抜いてきたのでしょう。



さて、本作の主人公、シータとパズーの出会いです。
ビジュアル的には非の打ちどころのないパーフェクトな仕上がり。
まるで、ボーイミーツガールの何たるかを、全て物語っていると言って過言ではありません。

正当な王位継承権を持つ末裔と、たたき上げの炭鉱労働者という設定は、特別なものとそうでないものとの邂逅です。
本来なら出会わぬものが出会うというシチュエーションは、いつも胸が高鳴り、心を震わせます。

今、わが国でも、皇統の継承においては、さまざまな話題にかまびすしく、トエルとパロとに通底するモチーフもまた、同じように感じます。
そう思えば、ラピュタの物語は、実は日本の有り様の写し鏡のように思います。

天を畏れる者は、高い見地から国の安寧を願い、平和の成就を日々に祈り、国民の精神性を一つに統べるのです。
玉座は、鄙俗(ひぞく)が手にできるものではなく、地球の高次意識にかしづける者にだけ、その指揮権を提供するのでしょう。

パズーとシータの本当の出会い。
その時は、私がドーラの立場であったら・・、なんて妄想しています。



「40秒で支度しな。」、「3分間待ってやる。」
ドーラとムスカの対比が、実にお見事です。
同じワルに見えても、わずかな時間差に、勝負はのっけから決していました。

世俗的には、飛行石は世界の覇権と富とを約束するものです。
二人の欲は同じように見えますが、手に入れる手段が違うし、入手後の目的だって違います。
それなら、何はなくとも即断即決がものを言うってことです。

二人とも、横暴にして狡猾な振る舞いですが、シータには大きな違いに映りました。

ドーラは「私の若い頃にそっくりさ」と、シータにすっかり惚れ込んでいます。
健気さには母性を、気丈夫な振る舞いには賞賛が抑えきれないのですね。
シータに至っては、ドーラは鼻から海賊にあらず、どこまでも「優しいおばさま」のていです。

一方、「流行りの服はお好きですか」と、あからさまな煽(おだて)で、シータの歓心を買おうとするムスカ。
見え透いた手口で丸め込もうとし、人をゴミと揶揄するような大人に、聡明な彼女が屈服するはずがありません。
クライマックスに至っては、「あなたは私とここで死ぬの」と、自己犠牲をものともしない気高さです。

ゴンドアの古い歌こそ、ラピュタへの総括。
そう思うと、冒頭のシーンから、シータの心はすでに決まっていたのかも知れません。


生かす40秒と、殺すための3分。
ドーラとムスカの思考回路がしっかりと明示されたパワーワードです。
二人の知略と知謀のベクトルの違いこそが、シータとパズーの決意を促し、大人の夢を終わらせたのです。

目利きのある者にはおこぼれを、至らぬ者にはチャンスの目がつぶれる。
そんなオチにも徹した、比類なき二枚看板でした。



さて、もう一度、シータとパズーの出会いです。

ゆっくり、ゆっくりと、天上から光が降ってくる。
それはやがて人の形になり、いたいけな少女の表情を映しだす。

とんでもない奇跡に、とてつもない幕あけの予感・・。
石は二人を偶然に出会わせ、壁の写真は二人に必然を思わせるのです。

ポムじいさんが語る石の秘密に、シータの首で輝きを放つペンダント。
つながるはずのないおとぎ話が、事実としてつながった瞬間です。
「人を幸せにもするし、不幸にもする」という意味を探しに、二人は真実の旅へと飛び立ちます。

舞台は、大地の深層から、いつしか天空の雲の向こうへ。
押し寄せる風と、雷鳴轟く竜の巣の核心へと踏み出すのです。



ラピュタでのシータとムスカの丁々発止も見ごたえもたっぷり。

シータには、石の存在が、トエルの系譜の相伝は理解できても、ラピュタでの扱いは知る由もありません。
ならば、ラピュタの文字を解読するパロの領主には、悠長なことは言ってられません。
末裔同士のヒリヒリするせめぎあいからは少しも目が離せませんね。

二人のポジションは、言うなら、大人と子どもの視点の差、戦争と平和への温度差、独裁と民主制への見立ての違いです。
廃墟の中での応酬は、今のお子さんにも分かりやすいでしょうし、すでに大人の人にも当時の子ども心を顧みさせるものです。

飛行石へのあこがれは、思いもよらない夢の実現そのものです。
その煌めきと輝きは、常に心のともし火となり、ものごとの優先性と、責任ある執行権を促しているのですね。

今、世界終末時計は、残り90秒を指したままでいます。
ムスカの3分よりもドーラの40秒。
と言わず、この先の判断が、人類の存続を前進もさせ、日々の安寧を後退もさせるでしょう。

目を見張る科学技術も、激変する自然との共生も、旧態依然の発想のままではいられない局面が、いよいよ来てしまっているというわけですね。



「さあ、出かけよう。歴史に思いを馳せ、未来への一歩を踏み出そう」。

飛行石は、どこかの、誰かの声にも、しずかに耳を傾けています。
誰とも言えない心に、ともし火が点火するのを、じっと目を凝らしています。

ムスカの人心は飛行石に取り込まれ、ポムじいさんはそれを思案することを小鬼に託しました。
シータとパズーの目は、私たちのそれと同じです。
平和を愛する心、人が等しくある意味、そして日々に汗を流し、おなか一杯に食べる喜びへの探究です。

本作は、それがたやすくないことを黙示しており、ゆえに視聴者を鼓舞する意図が、裏の設定にあるように思います。
飛行石。それは気高い理想への羅針盤です。
そこに昇華させるためのキーワードが、ネット世界でまきおこる「バルス!」なのではないだろうかと感じます。

思考はいつか現実化する。
そんなタイトル本があったような記憶です。



1986年の公開作品ですので、今年で38年目を迎えます。
テレビでの再放送は19回に及び(2024年度)、ナウシカ(20回)、トトロ(19回)を含めると、2年ごとに3作品が揃い踏みすることになります。
小さいお子さんから、上の世代は上限なしに、宮崎監督の想いに触れられるのが最大のメリットでしょう。

ネット環境の整備と拡充、端末機器の高機能化に伴い、配信サービスもどんどん充実しています。
世界各地で開業される漫画喫茶や、定期的に開催されるコスプレ大会なども相まって、ほぼ全世代にじんわりと宮崎イズムが浸透しているように思います。

もちろん、ジブリ関連の作品はこれらだけではありません。
あの名言、その名シーンにお目にかかれる金曜日は、とてもハッピー気分になれます。

期待としては「バルス!」が共通言語化され、ムスカと同類の目を瞑らせ、覇権競争の芽をつむパワーワードになったら素敵です。

ラピュタが明示するものは、高度な科学技術の発展とその振興が、軍備の縮小と戦争の放棄、基本的人権の尊重、国民主権とその発露たる民主主義という、日本国憲法の三大原則が、きらめきを輝かせながら全地上に降りてくるというビジョンです。

シータはその象徴像であり、パズーはその実行性を牽引しています。

そして、そんな夢想を夢想のままで終わらせないのが、本作のシナリオの秀逸なところです。
「時間がなくてさ。」、「たったこれっぽっちさ。」と、ラピュタの伝説を "いくらかは残した" のですから。

ですけれど、私たちの未来にも「時間がなくなってきている」、「人類がこれっぽっちになる」ところまで追い込まれているんだよ、と暗示する怖さでもあるのです。



EDは、何度口ずさんだかわかりません。
その都度、感極まって泣き出す自分もどうかと思いますが、すっかり心に染み込んでいるので、半ば呆れ、ほとんど諦めています。

「きみを乗せて」の「きみ」とは、パズーからシータに向けてに感じますが、誰でもないし、誰でもあるようにも感じます。
普遍的に言えば、地球上の誰でもが「きみ」に該当するし「きみ」への歌い手に相当する感覚です。

宇宙空間から俯瞰する地球には、無数のともし火と、名もなき人たちの営みが感じられます。
もしもジュブナイルの心でEDを歌うなら、栄華を極め、衰退していったラピュタ人に、私たちの当事者性を投影できるかもしれません。

「土に根を下ろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春を歌おう。」
それは、生産を喜び、娯楽に楽しむ、そんな協働と調和とが、人と人の間には必要だと説いているようです。

私は、パズーの小さなカバンは、人類が到達した文明の一端だと見立てています。
ですが、それさえも投げ捨てて、彼はシータのもとに走ります。

その一生懸命さに心が動くなら、EDに呼びかける「きみ」には、どんな人にもそれぞれの夢がこんもりと盛られるんじゃないかしら?なんて思っています。


その評価にたがわぬクオリティー。
私の思いも同じです。
にしてもこの長文、たいそう申し訳なく、ごめんなさいです(汗)。

投稿 : 2024/09/11
閲覧 : 82
サンキュー:

9

pppp さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

昔観た記憶

面白いと思う。
有名シーンが記憶に残りすぎている。

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 55
サンキュー:

1

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジブリの名作

「ハハハ人がゴミのようだ。」

「バルス。」

投稿 : 2023/03/22
閲覧 : 92
サンキュー:

2

ショウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ファンタジーの基本が揃っている。

ファンタジー入門と言ってもいい。それほど簡単に作られたファンタジー映画。

この作品はとにかくキャラの魅力が凄い。一人一人がちゃんといいキャラをしている。

ちなみに食事シーンは本当に腹が減る。宮崎駿作品はほとんどこう。

特別これが凄い!という点は作画とキャラクター。演出や音響などは、特筆するほどでは無い。

投稿 : 2023/03/19
閲覧 : 124
サンキュー:

4

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ロマン主義

「風の谷のナウシカ」はロマンよりもどちらかといえばディストピアSFなので、非常に考えさせられる内容で頭を使うマニア向けのアニメだと思う。

しかし、「天空の城ラピュタ」は子供から大人まで難しいことは一切気にせず観れると思う。基本的に勧善懲悪で、子供の男女が主人公なのが良い。

確かに内容を掘り下げようと思えばいくらでもできるだろう。しかしそれはこの作品において「野暮」ということである。

それよりは、カッコいい飛空艇にあこがれ、おいしそうな料理に舌なめずりをして、空賊たちの生き様に笑えばよいのである。

アニメってそういうものでしょ?

投稿 : 2022/12/29
閲覧 : 316
サンキュー:

17

ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大空、そして伝説と科学が融合したしたとき、神話が生まれる

この映画は、大空という誰もが憧れる場所を舞台とし、
伝説と科学とを融合させた物語です。

バズーとシータは、地上で運命的な出会いをします。
身につけている飛行石により、空からゆっくりと落ちて来るシータ。そして、その少女を優しく受けとめるバズー。
シータは、かつて天空を浮遊する城ラピュタの王家の末裔の少女です。
そしてバズーは、伝説のラピュタ城への憧れをいだく少年でした。
このシーンを見るだけで、不思議な感動が私の胸にみなぎりました。

バズーもシータも素直で純粋です。まだ子供なので恋愛感情はあまり見えませんが、お互いに相手をすごく大切にしています。
こんな主人公が活躍する物語は、見ていて心地よいです。思わず応援したくなります。

やがて舞台は大空へと変わります。
そして、そこには、伝説のラピュタ城が雲に隠れて浮遊していました。
ラピュタは、大昔に空から地上を支配していた帝国です。
そこには、今もロボット兵が城を守るために働いています。

現代の科学力よりもはるかに高度な技術をもったラピュタ。
その科学力で攻撃を受けると、どんな敵でも、たちどころに破壊・炎上してしまう。
まるで聖書に登場するソドムの町のように。
今も多くの宗教で伝えられている神の力とは、ラピュタのような科学力の仕業だったのかもしれません。

ところで、この物語には、二種類の異なった悪人が登場します。
一つは、空中海賊ドーラ一家。生粋の盗賊です。家族で団結しており、家族愛は人一倍あります。
もう一つは、政府高官のムスカ。表の顔は至って真面目ですが、裏では残虐非道なことを平気でします。
そして宮崎駿監督は、どちらが本当の悪人かを、この映画で私たちに問いかけています。
あなたはどちらが本当の悪人だと思いますか?
私は、{netabare} どちらとも人を平気で殺す悪人 {/netabare} だと思います。

この物語は、上映当時に顧客満足度97.7%という驚異的な数値を叩きだした映画です。
まだ見られていない方は、ぜひ見ることをお勧めします。
きっと、清々しい感動を感じるでしょう。


最後に、この映画に感動された方は、
ルパン三世 2nd series 第155話 『さらば愛しきルパンよ』を見られることを是非お勧めします。
きっと驚きに満ち溢れ、新たな感動が生まれるでしょう。

投稿 : 2022/10/13
閲覧 : 709
サンキュー:

75

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

宮崎アニメの要素が結集した傑作

そこには正真正銘の冒険活劇があった。

自分は文句なく少年パズーと少女シータのアドベンチャーに興奮した。少年が命をかけて聖なる少女を助け守るのが宮崎アニメの基本構図であることは、むろん後で知るのだが、パズーとシータが天空を駆け、飛翔する姿に堪能した。

加えて善悪の明確な追っかけ活劇の楽しさ、まさに手に汗握る素晴らしさである。ユーモアもある。

本作は、ノンストップアクション的要素を持ちながらも、そこに人間的ぬくもりと叙情があり、メッセージを持ち、滅多にない充足感を観る者に与えてくれる。

のちに様々な宮崎アニメを観て、そして「未来少年コナン」などは、そのままラピュタに続いていく血湧き肉躍る冒険活劇であるのが分かってくるが、宮崎アニメの原点はラピュタであるとの思いは変化しなかった。最初に見たから原点なのではなく、まさに宮崎アニメの全てがここに集中的にあるという意味で原点であると思ったからである。

投稿 : 2022/10/12
閲覧 : 134
サンキュー:

15

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

土に根を下ろし風と共に生きよう 種と共に冬を越え鳥と共に春を歌おう

 全124分。

 久々に見たくなって、ふと見てみましたが、、、やっぱり面白い!不朽の名作ってこういうのを言うんだなぁ、と感心しました。

 色々アニメ見てきましたが、改めてラピュタはアニメのレベル高いと思います。作画、BGMがすごく良いですし。町の風景や洞窟の中、食事シーン、空、自然、ラピュタなどスゴイ綺麗です。2時間という枠の中でまったく飽きない、結末はわかってるけどどんどん次が見たくなります。

 キャラも良いです。パズーが住んでる町の人たち、ドーラ海賊団とみんなが暖かみを感じます。敵側も冷徹さや欲望に忠実なところなど、それはそれで人間味があっていいですよね。

 時間を置いてまた見てみたいですね。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/09/04
閲覧 : 486
サンキュー:

35

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

細部でいろいろひっかかり バルス祭りが憂鬱になる

これは当時映画館で見ましたね。見た知り合いは「子供をバカにするな」と言ってあざ笑っていましたが、私にはそういう感想はありません。むしろ子供向けなのに活劇としてはよくやったと思います。子供がよく乗れる話になっています。「未来少年コナン」の焼き直しのストーリーなのですが、コナンよりも短時間で見られてコンパクトにまとまっています。しかも昔の作品ですがナウシカよりも作画はかなりよくて、今見ても遜色はありません。よくできた作品だと思います。

ただ私が最近のバルス祭りに乗れないのは、この映画には細部でひっかかる描写が多いからです。例えば私がひっかかるのは、ムスカがシータと玉座の間の繁みに来た時、ムスカが藪蚊を手で払いのけながら、メモ書きの手帳を取り出して碑文を読み、「私にも読めるぞ」と喜び、それを見てシータが眉を顰めるシーンです。見ていて、語学習得者に対する非常に冷ややかな視点を感じる。そのような語学学習を一生懸命している者を、シータの視点であざ笑っているような感じを受ける。要するに、作り手のそのような浅はかな考えがにじみ出ている。こういった場面は他にも散見されますが、いちいち書き留めるのが面倒なので書きません。

そして物語の構造上、ムスカひとりに悪を集約している点もあまり感心しないです。だいたいムスカほどの人物が、シータひとりに入れあげるという描写もおかしなもので、彼にはあのようなドレス服を贈ったりするメッチェンが他にもいそうなものですが、それは映画にはまったく登場しません。まあロリコン男性としては納得のいく描写でしたが。比較に出して悪いのですが、カリ城では伯爵側に不二子の存在がいたので、バランスが取れていたと思います。この映画では不二子に当たるキャラが年寄りのドーラだけで、ムスカにまったく関与していないので、非常にバランスが悪い感じを受けますね。

まあそうは言ってもよくできた映画だし、昨今の月刊ムーに見られるような、超宇宙人地球関与説みたいなものをうまく描いているので、面白い作品だと思います。実際に地球に私も、古代では宇宙人が降りてきていたのではないかと思うのですよ。それが、土着的な一般民衆にその子孫がいるとした点で、この作品は画期的だったのではないでしょうか。

付記です。上記のムスカとシータの場面ですが、先ほど新説を聞きました。実はシータはムスカ以上の語学力を持っていて、ムスカが手帳をたよりにやっと碑文を読んでいるのを冷ややかに見ているというシーンなのだそうです。そう言えばシータは幼少時に、祖母から一度教えられただけで、古代言語の呪文を覚えていたようでした。シータがそんなキャラ設定とは気づかず、これは失礼いたしました。

投稿 : 2022/03/21
閲覧 : 212
サンキュー:

8

ちゅけちゅけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

言葉はいらんだろ

みんな書いてるだろうし普通の感想は省略。

っつーことで食い物の話。
ジブリのご飯ってすげぇおいしそうなんだけど、やっぱラピュタの飯がいちばんうまそうなんだよね。(異議は認めるw)

肉団子入りスープ
ラピュタトースト
ドーラが食い散らかしている肉
シータが飛行船で作るシチュー

なんつーか見てるだけで腹が減ってくるというか。
ドーラのやつ以外は自分で作ってみたことあるけど、今度はドーラみたいに豪快に肉とか海老を食ってみたいw

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 375
サンキュー:

6

メガマインド さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高の冒険活劇

私は冒険モノのアニメが大好きだ。

不思議の海のナディアや未来少年コナン、カリオストロの城、ガンバの大冒険

宝島

どれも観終わった後、忘れられません。


この作品もそう。



いちからこんな壮大な世界観をつくりだした宮崎駿おそるべし!!





観終わった後ちょっと寂しくなりました。

投稿 : 2021/10/07
閲覧 : 215
サンキュー:

7

くまくまちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私的に「カリオストロの城」の次に傑作にして、ジブリの最高傑作

何度見ても楽しめるジブリの最高傑作だと思います。テンポが良く飽きさせないアクションとストーリー展開で、100年後も愛される映画の一つだと思うのは、言い過ぎでしょうか?
海賊を含めてキャラが皆、憎めない愛おしい側面をもっていると思います。敵役だけは憎たらしさ一杯ですが、どこにでも居そうな傲慢で利己的な普通の人だとも言えると思います。
「カリオストロの城」という作品が無ければ、私の中で、宮崎駿さんの最高傑作になっていたと思います。

投稿 : 2021/08/24
閲覧 : 396
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24

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キャラもメカもSF設定も世界観も苦手です。

 宮崎駿作品(ジブリ作品ではない)の中では一番見ていないと思います。

 ドーラというキャラクターがどうも苦手、主要キャラクター以外が完全にモブでリアリティが感じられない、あのぶんぶん飛ぶ羽の飛行機がデザイン的にもSF的にも受け付けない、プロペラが上向きの飛行艇のデザインも同様に嫌い、キャラの演技が過剰で疲れる、等々上げればきりがないのですが、やっぱり子供向け感がすごいんですよね。

 なぜ、ナウシカのあとにこれを作ったのかですよね。多分、子供向けのアニメが作りたかったんだと思います。
 ひょっとしたら、コナンのリメイクがしたかったんでしょうか。ラナとシータって造形だけでなく、雰囲気も性格もそっくりですよね。バラクーダ号の中の立場とドーラの飛行船の中の立場とか、ほとんど変わらない気がします。
 だったら、コナンの世界観、キャラクター、SF設定、ストーリーのほうがよほど面白かったです。

 初めて見たとき、ナウシカのあとだったのでかなり戸惑った記憶があります。SF設定、世界観のスケールの小ささと、勧善懲悪の底の浅さで期待していたものと違う…というがっかり感というのでしょうか。

 それと、宮崎駿の西洋的な世界観ってどうしてあんなに嘘くさい、あるいは魅力がないんでしょう。童話とか写真とか絵とか他のアニメとか、どこかで見たような感じで、宮崎駿の一番の弱点ではないでしょうか。

 相対的にみれば、数あるアニメ映画の中では面白いほうだとは思います。ですが、面白かったけど1回でいいです。(実際は2回は見ていますが)。再視聴したくなるような深みが感じられませんでした。多分、よほどのことがないかぎり再視聴はしないでしょう。

 作中のロボットがさらば愛しきルパンに出てきたラムダとシグマにそっくりでした。そこがちょっとうれしかった記憶があります。

投稿 : 2021/07/28
閲覧 : 247
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4

ZIN さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高峰で完全な作品

ラピュタほど完全な作品はありません。

作画、シナリオ、キャラクター、音楽、声優、と全て星5つです。というか、星5つでは全然足りないくらいですw

私はアニメの中というより、今まで見た全ての映画、洋画、邦画に関わらず一番を挙げるなら間違いなくこの天空の城ラピュタです。

世代的に若い方で見たことがない人がいれば、手にとって鑑賞していただきたいと思います。
2021年現在から、36年前の1986年に劇場公開された古い作品ですが、絶対に間違いありません。

たった今、何十回目の鑑賞でしたが最後まで見てしまいました。

皆様どうぞ宜しくお願い致します!

投稿 : 2021/07/14
閲覧 : 223
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7

あや さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリ作品のイチオシ

(加筆修正 May 23, 2021)
TVの再放送ではお馴染みですね。
当時ナウシカから、メインキャラが低年齢化したところが
ちょっと引っかかっていましたけど、既に忘れました。

呪文や名言、場面のオマージュされまくりで伝説と化していますね。

物理現象、話の展開にツッコミが満載ですけど
悪役を含むキャラもストーリーも全部良いです。
自分が良いと思っている作品の説明は入り込んで
しまっているので通常レビューよりさらに下手に
なりますw

評価すべきは、雲を含む空の描写に目を見張ります。
あとは、地下の場面のBGMが幻想的に演出するのも良いです。
作曲家の久石譲さんをこのアニメで知りました。

トトロ、千と千尋、と比べても…
ラピュタですね~

投稿 : 2021/05/23
閲覧 : 199
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10

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2時間のファンタジー作品としては最高傑作

かなり昔の作品ですが、今だに記憶に残っている名作です。

2時間という限られた時間の中に全く無駄な時間が無く、壮大なファンタジーストーリーを完結させている所が凄いです。

個人的に映画は時間が短すぎて苦手なのですが、この作品は特別で、たった2時間でとても感動することが出来ました。

また、ストーリーを盛り上げる音楽がとても素晴らしいです。

ただ、さすがに現在のアニメーションと比べると技術的に劣るのは確かなので、リメイクして欲しい気持ちもありますが、ストーリーと音楽は崩さないで欲しいです。

投稿 : 2021/01/16
閲覧 : 179
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5

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

地球は回るよいつまでも

<2019/8/30 追記>
金曜ロードショー観ました。
やはり名作中の名作。
ジブリの最高峰だと思ってます。

<2018/8/26初投稿>
今から32年前、友人から「これを観ないと人生損する」と強く勧められ、映画館で観ました。
今思うと映画館で観といて良かった。
結局二番館、三番館に転げ落ちたの追いかけて5回観に行きました。

言わずと知れた名作です。
極めてオーソドックスなボーイミーツガールですが、そのカテゴリの中では最高峰じゃないでしょうか。

まずキャラクターが魅力的。

主人公パズーは鉱山で働く好奇心旺盛で快活な男の子。
声は後の「海賊王になる」の人。
挫けそうになるけど挫けない。
たまに名探偵じゃない方のコナンばりのアジリティを見せつけます。
年に一度、ツイッターのサーバを落とすスーパーハカーという噂も。
そしてラピュタパンの発明者。

シータは楚々として誠実、優しく芯の強い、でも怒らすとたぶんむちゃくちゃ怖いであろう典型的な宮崎ヒロイン。
普段は山間部で畜産業に勤しんでます。
ヒロインは空高くから落っこちてくるものだという固定観念を日本人に植えつけた人でもあります。
コナンの彼女とよく似てる気がする。
パズーと組んで年に一度ツイッターに御迷惑をおかけしている。

空の海賊の頭領ドーラは{netabare} ク○ババ○枠、じゃなかった「いい女」枠の肝っ玉ばあちゃん。
豪傑な悪役として最初登場しますが実は気っ風の良い優しいク○ババ○。{/netabare}
毒蝮三太夫と気が合いそう。
若い頃はシータとそっくりだったらしい(人間ってそういうもんだよ)。
特技はホンジャマカの石ちゃんより美味しそうに肉を食べること。

ムスカは{netabare} 寺田農さんの声がハマりすぎるくらいハマってるThe・悪党。
ツイッターと並ぶバルスの被害者。
コナンの敵役とキャラ丸かぶりだけど、なだぎ武のモノマネのおかげで知名度はこちらの方が上。
「見ろ!人がゴミのようだw」「眼がぁー眼がぁー」は名言として今も日本人の心に刻みつけられています。
合掌。{/netabare}

なんと濃ゆい皆さんでしょう。
ステレオタイプなはずなんですが、味付け加減が抜群で魅力的になってます。

1900年代初頭のヨーロッパのような味のある世界観ですが、街中というか平地はあまり出てきません。
切り立った渓谷の上とか、空中船の上とか、ラピュタの上とか高いところがメインなのですが、これらが本当に高く見えて絶景!
高所恐怖症の私は映画館で観ててちょっと怖くなってきたの覚えてます。
VRで観たら大変かも。
でもVRで観てみたい気も。

飛行機や飛空船は宮崎デザインの集大成みたいな感じ。
こういうの本当に好きです。

ストーリーの内容紹介は省きますが、物語はシンプルに展開されつつも、ゆったりした日常と緊迫した場面のメリハリが効いていてひと時も眼が離せません。

フラップターに乗った{netabare} パズーとドーラが、燃え盛る要塞に突っ込んで塔の上から囚われたシータを助け出す{/netabare} シーンは毎度毎度背筋がぞわーーーーーとします。
この時の劇伴も最高に好きです。

映画館で観られて本当に良かった。。

というわけで私の中では文句なしの満点評価です。

<おまけ・・・都市伝説について>
ラピュタでよく言われるエンディングでの都市伝説。
スタッフロールが流れる中、{netabare} パズーがシータをゴンドアの家に送るシーン{/netabare} を見た記憶が私もあったんですよね。
なのでレンタルビデオや金曜ロードショーで観た時、あれ?となったんですけど。
そんなシーンは最初からなかったらしいのですが。
結構はっきり意識にあったので、なんか不思議な感じです。

<2018/7/28追記>
今日、関東は夕方ごっついゲリラ豪雨がありました。
その豪雨を降らした雲がラピュタの「竜の巣」のようだと話題になってますね。
ネットで調べたらまさに「竜の巣」でした。

投稿 : 2020/12/25
閲覧 : 1106
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82

キャンキャン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

宮崎駿監督作品で1番好き

大好きです。

投稿 : 2020/11/20
閲覧 : 171
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3

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ボーイミーツガール

感想を書き始めたは良いのですがうまく言葉にできません。
そうですね、シータがかわいかったのとドーラがかっこよかったのと、ムスカの小物感が良かったですね。

94/100点

投稿 : 2020/10/27
閲覧 : 268
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9

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スタジオジブリ、宮崎アニメの初期の名作でした。

ジブリアニメ、そして宮崎アニメとしては有名なタイトルだと思います。
天空の城ラピュタ、そしてパズー、シータ、ムスカ大佐、キャラ名も聞いたことある人多数だと思います。

宮崎駿のオリジナルアニメで、正式なスタジオジブリ作品としては初の作品。(風の谷のナウシカはトップクラフトというスタジオでした)。

ストーリーは伝説の空に浮かぶ城ラピュタの話から飛行石の話やラピュタ一族のお話まで、それを巡って炭鉱で働く少年パズー、女海賊ドーラ率いる空中海賊、同じく飛行石を狙う軍のムスカ大佐など、いろいろな組織が飛行石、ラピュタを巡って争います。
作画はラピュタの作画から登場するメカや人物の作画までとてもいい味を出しているのです。
声優も主人公パズーがルフィの田中真弓さん、シータは初代ドラミちゃんのよこざわけい子さんと豪華でした。
音楽も久石譲さん。サントラが欲しくなるほど素敵な曲でした。
登場人物のちょっとした動きや表情までリアルに描いていたまさにジブリという作画でした。

「40秒で支度しな」「親方ー空から女の子が」「見ろ!人がゴミのようだ」などの名台詞も多数登場。
これもジブリファンなら必見の名作です。

投稿 : 2020/09/13
閲覧 : 273
サンキュー:

30

ひな花凛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

日本のサブカル文化の礎

改めて2時間ぶっ通しで鑑賞したが、この作品により漫画やアニメやゲーム等における確立された「お約束」的なものは少なくないのではないかと感じた。
王道であり、様々な要素の先駆者であり、アニメーション界の金字塔であり、非常に完成度が高い作品だ。
さすが、繰り返し繰り返し地上波放送されるだけあるな…

投稿 : 2020/04/17
閲覧 : 267
サンキュー:

8

ネタバレ

前田定満 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宮崎駿監督の最高傑作!

1986年スタジオジブリの最初のアニメーションです。
自分の思うジブリの最高傑作です。

物語、キャラクター、世界観、すべてがすばらしいと思います。
鈴木プロデューサーによるとラピュタのシナリオは宮崎駿監督が小学校5年生の時に考えていたんだそうです。
天才ですね!


あらすじ
{netabare}ムスカ達の黒眼鏡にさらわれたシータ。
しかしムスカ達とシータの乗っている飛行船を海賊ドーラ一家が襲います。
ドーラ一家の狙いはシータの首飾りの飛行石。
もう少しで捕まりそうなところ、足を滑らせ飛行船から落ちるてしまいます。
幸い飛行石の力でシータはゆっくりと地上におりて
主人公パズーに救われるところからお話はスタートします。
パズーとシータが知り合いお互いを知り合ったところにふたたびドーラ一家が来ます。
そのドーラ一家から逃げる家庭でシータとパズーは谷底に落ちてしまいます。
その時にシータの飛行石の力が発動することにより助かり、
改めて石の力を再確認します。
谷底の洞窟でボムじいさんからラピュタの科学力と飛行石について聴きます。
洞窟を出たあとムスカ達軍隊に捕まるもドーラ一家と共にシータを救いだし
ラピュタへと向かいます。
{/netabare}



映画の魅力1 映画に引き込まれる演出
{netabare}
 1 オープニング
{netabare}最初のラピュタができてラピュタ人が地上に降りるまでの画が
サウンドトラックの「空から降ってきた少女」(君をのせてのオーケストラバージョン)とともに流れます。
引き込まれます。最高のスタートです。{/netabare}

 2 世界観
{netabare}やはり何と言ってもラピュタ島でしょう。
まず空に浮かぶ城というのは憧れでもあります。
また誰もほとんど発見出来なかったという未知なる世界。

自分が好きなラピュタのシーンは主人公パズーの父親がラピュタを発見するシーン。
ラピュタ島が未知の島であることが伝わる幻想的なシーン。
ラピュタの全体像のシーンよりも好きです。
やはり全体像を見てしまうとつまらないですよね。
こういうものだで終わりますから。
一部しか見えないほうが想像が膨らんで美しく思うのです。{/netabare}

 3 ワクワク感を与える中盤の演出
{netabare}パズーとドーラ一家が軍の要塞からシータを救い出すシーン。
ここがひとつの山場でもあります。
まずシータが自分のことを守ろうとしてくれていたロボットに最後まで気付けなかった悲しさ。
泣ける人が多いです。
そしてシータを救い出すパズーと操縦の完璧な技を披露するドーラのカッコ良さ。
そしてドーラ一家と仲間になり新たな冒険がスタートするワクワク感。
山場でもあり次の第二部に繋げる素晴らしい演出だと思います。{/netabare}
{/netabare}


映画の魅力2 キャラクター
{netabare}
キャラはみんな凄いです。
パズーもシータもいい子達ですが
ムスカやドーラのキャラの濃さには負けます。
僕はドーラが好きです。
豪快ですが出す指示は非常に的確で
部下達を危険から守ります。
余談ですが私の通っていた幼稚園のときの副園長先生が
青い服を着たおばさん先生で
幼稚園のときあの人はドーラだと思って過ごしていました。

またヒロインについてですが
シータは優しく一途な少女です。
宮崎アニメの描くヒロインは一般的に
男ウケの良い女の子が多いです。
その理由について高畑勲監督は
「宮崎監督は男4人兄弟で身近に女の子がいなかったからだ」と言っていました。
高畑監督は兄弟姉妹だそうです。
だから高畑アニメのヒロインは普通な女の子が多いですが、
宮崎アニメのヒロインは宮崎監督の思う理想の女の子が多いようです。{/netabare}


本編の重要なテーマ「なぜラピュタ帝国は滅んだのか?」
{netabare}ラピュタに到着してからパズーがこのことについて疑問を持っています。
{netabare}「立派な街だったんだ。科学もずっと進んでいたのに、どうして…?」{/netabare}

物語終盤でシータがその答えを言っています。
{netabare}「今は、ラピュタがなぜ滅びたのかあたしよく分かる。ゴンドアの谷の歌にあるもの。『土に根をおろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春をうたおう。』どんなに恐ろしい武器を持っても、沢山のかわいそうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!」{/netabare}

科学の力に頼り過ぎ、それに酔いしれて、自然から離れてはいけない。
人間は自然に生かされていることを忘れるな。
それをシータそして宮崎駿監督から改めて教わった気がいたします。{/netabare}

投稿 : 2020/02/12
閲覧 : 473
サンキュー:

19

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ジブリの中でも名作

ジブリの中でも名作。
小さい子からお年寄りの方まで楽しめる作品だと思う。

投稿 : 2020/02/11
閲覧 : 182

退会未定のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

空、好きだよね

空。

投稿 : 2019/12/07
閲覧 : 209
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2

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ビンで頭を殴った少女(違った視点から)

何かのコラムで滅びの言葉より,恐ろしいのは「そのシャツ誰が縫うんだい」というのがあったとかなかったとか。

ジブリの作品全体的に言えるのは「女性」が強く描かれていること。

相手がたとえ悪人でも,ビンで殴ったら「傷害罪ですよ」。(笑)

天空の城ラピュタ は,パズーの冒険物語とか,ロボットがかわいそうとかいうのですが,実は,守っているのがシータで,守られているのがパズーと考えてはいけないでしょうか。パズーは金貨三枚でのこのこ帰っていくし…

ドーラ一家の息子が「あの子もママみたいになっちゃうのかな」と言ってみたり,偵察用の凧に乗る際にシータは女の子だから,戻ってくるように言われるが「おば様も女よ」と言い返したりしている。

玉座の間で銃を向けられるムスカとのやり取り,も,少女とは思えぬ「圧巻」的な態度で感心してしまいます。

最大の疑問は,滅びの言葉「バルス」を言ったとき,言う時でもいいのだけれど「二人とも心中する」覚悟があったのだろうかということ、それが引っかかっていますね。結果オーライですが。

最後大きな木が,天に昇っていくのがブロッコリーに見えるのは私だけでしょうか。

惜しむべきは,「天才的な作品」にもかかわらず,公開当初評価されず,興行成績も芳しくなかった「早すぎた名作」であることかな。

投稿 : 2019/09/10
閲覧 : 363
サンキュー:

8

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

何回観てもTVでやっているとついつい観てしまう。

ジブリの1作目の作品ですよね。
今日(2019年8月30日)テレビでやっていたのでついつい観てしまいました。
何度観てもあきないですね。ぜんぜん古く感じません。
世界観も風景画も音楽もいいですよね。宮崎アニメでは一番好きかも。
ドーラの若いときってお綺麗なんですね。ドーラの部屋に掛けてある写真
に初めて気がつきました。何度も観ているのに新しい発見です。
親方と海賊の戦うシーンが結構好きでおかみさんの一言もいいですよね。
喧嘩ってあんな感じなら許せるかも。

投稿 : 2019/08/31
閲覧 : 292
サンキュー:

20

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

バルス!

詳細は……毎年やってるから観たらいいと思います。

ま、バルスで一躍有名になりましたが、ボーイミーツ
ガール的なアニメの不朽の名作と言っていいでしょう。

ていうか、観てない人いるのかしら?

投稿 : 2019/08/31
閲覧 : 272
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

冒険活劇としては文句無しである

今更評価する作品ではないが、少年少女を主役にした冒険活劇としては文句無しである。

未来少年コナンを思わせるキャラ設定が随所にあるのも満足する一つの要因だ。
炭鉱の親方夫婦はダイスとモンスリー夫婦じゃね?だし、ドーラはハイハーバーの不良グループオーロの妹テラが成長したらこんなんじゃね?だし、機関士のじっちゃんはドンゴロスっぽいし(笑)

1番好きな場面はフラップターですれ違いざまにシータをかっさらうところだね。
空中ブランコの技のようで、信頼関係がないとあれは出来ませんし、胸キュンになる。

やはり声を大にして言いたいのは、本職の人をメインキャストにしているのとしてないのでは違うのですよ。
この監督の作品でちゃんと観たのは魔女宅までだ。

投稿 : 2019/08/12
閲覧 : 240
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天空の城ラピュタのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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天空の城ラピュタのストーリー・あらすじ

ある夜、飛行中の飛行客船を、航空海賊の一団が襲撃する。政府特務機関に捕らわれ客船に乗っていた少女シータは、混乱に紛れて特務機関の指揮官であるムスカ大佐を気絶させると、彼の懐から青い石のペンダントを奪い取る。窓を伝って逃げようとするが、海賊に見つかり、驚いた拍子にシータは客船から転落してしまう。雲間を落ちていく中、気を失った彼女の胸にかかっていたペンダントの青い石が突然光を放ち、シータは光に包まれゆっくりと降下していった。鉱山町で働く少年パズーは、青い光とともに空からゆっくりと降りてきたシータを助け、自宅にかくまう。一夜明けパズーは、シータの行方を追う空賊や政府からシータを守り逃走を図る。(アニメ映画『天空の城ラピュタ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1986年8月2日
制作会社
スタジオジブリ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%A9%BA%E3%81%AE%E5%9F%8E%E3%83%A9%E3%83%94%...
公式サイト
www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20130802/
挿入歌
井上杏美『君をのせて』

声優・キャラクター

田中真弓、よこざわけい子、初井言榮、寺田農、常田富士男、永井一郎、糸博、鷲尾真知子、神山卓三、安原義人、亀山助清、槐柳二、TARAKO

スタッフ

原作:宮崎駿
監督:宮崎駿、脚本:宮崎駿、プロデューサー:高畑勲、作画監督:丹内司、美術:野崎俊郎/山本二三、音楽:久石譲

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