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「イリヤの空、UFOの夏(OVA)」

総合得点
63.9
感想・評価
256
棚に入れた
1401
ランキング
4111
★★★★☆ 3.5 (256)
物語
3.6
作画
3.4
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.5

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☆の総合評価
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イリヤの空、UFOの夏の感想・評価はどうでしたか?

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1クールであれば名作として名を残しただろう

兄に原作を読め!原作を読め!とガキの頃から言われていたのでアニメを鑑賞。うん、確かにこれは原作はかなり面白いと思う。OVA全6話だと説明不足な点があってイマイチついていけなかった。セカイ系作品は最低でも12話は必要だよなあ。

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 47
サンキュー:

1

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

原作は当時においてはかなり評価の高いライトノベルだけど、
ちなみに個人的には原作未読だけど、ただ本作を見て感動出来たかって言われると特に感動する部分はなく、
しかも浅羽が線路で伊里野を罵倒するシーンが醜すぎるし、
はっきり言ってこの作品の登場キャラって好きになれなくて作品に付いて行けない。
そして浅羽役を演じてる声優さんも下手でした。

【評価】

40点・C級

投稿 : 2023/01/25
閲覧 : 108
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0

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

三大セカイ系悲恋の一角。粗さもあるが美しい名作

全6話のOVA。「最終兵器彼女」「ほしのこえ」と並び、セカイ系悲恋の代表作。
中学生の男の子が、戦争の切り札にされた女の子と出逢い、心通わせていく。

【良い点】
セカイ系、彼と彼女の関係がダイレクトに世界の命運決する、
最も純粋で美しい(と自分は思う)作劇の王道ド真ん中。
まだ幼く未熟な少年少女の、一夏の恋未満。
だけど世界はどうでもいい彼だけを守りたいと思える輝き。
サイカノよりも繊細、ほしのこえよりも観念的ではない。
冬の北海道を舞台に物悲しく泣かせにくる最終兵器彼女(サイカノ)に対し、本作は夏の気怠さからジワジワと切なさが嵩じていく感じ。

一見平和だが戦争の陰がちらつく不穏さ、不思議な美少女との出逢い、交流、他愛のない日々そして破局を、説明少なく雰囲気と最低限の情報のみで淡々と丁寧に描いていく。
説明不足は言下に雰囲気を描写する良さでもあり、幼い彼と彼女の悲恋と夏の儚さを確かに感じさせる。
作劇は不親切な部分が多いものの、映像やキャラの微妙なセリフや関係性で少しずつセカイ系悲劇の予兆を描いていくのが繊細だった。
大人たちの意味深な言動や行動で伏線を張り、ラストのセカイ系悲劇に持っていく流れが残酷だが美しい。

浅羽はまだ14歳で相手も自分の気持ちも整理できない幼さあり、この未熟さが後半のすれ違いや終盤の理屈を超えた情動を生む。
伊里野との交流は非常にわかりづらいが、彼らも分かってないのだから仕方がない。
性的なシーンすらも、どう処理していいか戸惑う幼さを表現していた。
そんな幼い彼らが、やむを得ないとはいえ大人の掌で翻弄される様が悲劇的。
破局が避けられぬ逃避行の末の結末。
でも例え掌の上でも、世界より互いを選んだ物語は美しい。
号泣するほど悲しいというより、じんわりと涙が滲む感じ。

部長と妹が殴り合ったり、浅羽に恋する晶穂ちゃんと伊里野が大食い対決する青春劇も良かった。
切ない破局の予兆がより引き立つし、内向的な主役組に代わって日常の輝きを補完。

作画は夏の儚さや不吉な予兆、幻想的な戦闘シーンなど今でも色褪せず。
伊里野ちゃんのキャラデザもやや古いが今見てもかなり可愛い。

声優陣は浪川大輔氏は上手くないように聴こえるが、この未熟さで良いと思う。

楽曲は泣きゲー原作アニメたちにヒケを取らない。

【悪い点】
キャラの心情の掘り下げが説明不足で分かりづらい。
尺不足か中盤以降の心理描写や場面展開が雑。
13話で良い意味で単純なサイカノに対し、半分の6話で繊細な本作は尺的に厳しかった。
尺不足ならば取捨選択が必要。
例えば妹と部長の殴り合い自体は凄く面白いんだけど、浅羽とイリヤの悲恋に直接関係が無い。
平凡な日常の描写も大事なのは分かるけれど、削るとこは削って、ボーイミーツガールに集約すべきだったと思う。

肝心要のボーイミーツガールがあやふや。
これは良い点で述べたが、当事者たちも自覚する余裕が無い幼さ故か。
ここが特有の情緒を生んでもいるが、やはり分かりづらい。
これに中盤以降の雑さが加わり、ボーイミーツガールとしてはイマイチに思える。
イリヤの浅羽への想いは依存ぽいし、浅羽の繊細な心情も描写が足りてなかった。

【総合評価】7~8点
手放しで絶賛するには粗が多いものの、セカイ系悲恋の名作なのは確か。
掘り下げ不足な部分は視聴者側が積極的に情緒を汲みたくなるタイプ。
評価は「とても良い」

【余談】
自分はセカイ系悲恋大好物なので、サイカノ、すかすか辺りも絶賛。
「天気の子」も法令違反なヤンチャを差し引いても拍手喝采。

投稿 : 2022/06/29
閲覧 : 235
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3

ぽにぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

セカイ系の名作

いわゆるセカイ系の作品のひとつ。
セカイ系作品の中でも、キミとボクの関係、それぞれの感情を緻密に描ききった屈指の名作であろう。
中盤から終盤にかけての逃亡生活の際のイリヤの行動の伏線回収は圧巻。
「天気の子」や「エヴァ」を面白いと思った人にはぜひ見てほしい一作。

投稿 : 2022/01/06
閲覧 : 213
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0

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

話は現代でいえばテンプレですが、面白かったです。

 最終兵器彼女とコンセプトはほぼ一緒ですかね。原作の時期的にいって、世界系が広がり始めた時期です。最終兵器彼女との類似性は時代の共時性といいますか、偶々一致したということでしょう。その後も少女が自己犠牲で世界を救済する話はいくらでもありますしね。

 問題はその最終決戦に向かうまでのプロセスが大事になるわけです。本作は、ボーイミーツガール、楽しい日々、少しづつ明かされてゆく少女の謎、破綻への足音、思い出作り、そして、別れからの結末という、筋書きは、当時は良く知りませんが今となってはテンプレです。
 肝心なのは、少年少女がどう振舞うか、どれくらい悲壮なのか、どれくらいの危機なのか、それぞれのエピソードの内容、演出はどうなのかという話になります。

 本作においては、ミーツのところが少し不自然ではあったものの、その後の展開は非常に面白く、また、少女と少年の日々が可愛らしくも切なく描かれていて、なかなか面白かったです。
 ヒロインの身体症状が説明不足で先行きの不安感の演出があいまいでした。その代わりに「記憶」で物語を作るところが少し安易ですし、記憶のエピソードが最後の感動につなげられていないこと。結論のヒロインの心情というか身上が、第3者からの手紙で明かされるというのも、説明くさくて良くなかったですね。
 ただ、非常に綺麗に物語が畳めていますので、見終えたときの満足感は大きいです。

 6話完結で、テンポが良くて、ストーリーもいいし、ヒロインも可愛いので、いい出来だと思います。いろいろ言いましたが、上中下でいえば上に入る作品です。

 最後の数分に、{netabare}ヒロインがひょっとしたらまだ生きているのでは、{/netabare}という痕跡を探すくらいには、入り込みました。残念ながら見つかりませんでしたが。

 

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 268
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1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

セカイ系というジャンルを軽い気持ちで触れたい人向け

原作は大昔に読了してます。

このアニメを観る前にまず、セカイ系というものをネットで軽く調べておいた方がいいかもしれません。なんで?どういうこと?となる部分がシナリオ上、どうしても多くなってしまうからです。…などと軽率に書いてしまいましたが、調べてしまうと若干のネタバレに繋がります。調べるより先に視聴してほしい、というのも本音です。

アニメは全6話と短いため、セカイ系というジャンルを知らない&軽い気持ちで触れてみたい方にとっては丁度いいアニメなのではないかと思います。

主人公である浅羽の演技が棒読み気味(特に叫ぶシーンが顕著)で、視聴するのがちょっとつらかったです。声質は少年っぽくていいとは思いますが…。

投稿 : 2020/10/23
閲覧 : 308
ネタバレ

ぴくぴく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

切なく寂しい短な恋の話

今回、夏らしいアニメを見たいと思い選んでいた所、個人的に好きな横手美智子さん(現在上映中の「SHIROBAKO」でもシリーズ構成をしています)という脚本家の人がシリーズ構成をしていると知り見ようと思いました。

プールや空模様など多少は夏っぽさはあったが、実際そこまで夏らしさや(気温的な)熱さを強くは感じませんでしたね。(面白さに変わりはありませんが)

{netabare}
夏休み最後の日の夜、(UFO探しをしていた)主人公と(基地から逃げてきた)イリヤが学校のプールで出会い、学校へ転校してきたイリヤとデートをしたり、旭日祭という文化祭を行ったり、イリヤの話ばかりをしている主人公を見ていくうちに、主人公の事が好きで妬いていたあきほがイリヤとファミレス、ラーメン屋で大食い対決をしていた。が実は戦争で使われるブラックマンタという戦闘機の選ばれ生き残った最後のパイロットでありまた戦争に行かなければならないという辛い運命もありました
最後には戦争に行くことになり、皆と別れを迎えることになる話でした。
{/netabare}

6話という少ない話数で密度の高い内容で飽きることなく良かったです。
でも妹と部長、イリヤの過去や戦争時の話などももう少し深く見たいという感じはありましたが。

主人公の妹と部長が殴り合うシーンや記憶が混乱するイリヤ、鼻血や血を吐いたり、戦争を思い出すようイリヤのシーンは可哀そうでもあり悲しさも感じましたがしっかりと表現されていたのは良かったように思えます。
切なく寂しい感じと、6話最後の榎本も匂わしていたような主人公がイリヤを逆に説得し戦争へ行かなくても良いような方法、生き残れる方法もあったのかなともやもやした感じもありました。
また久しぶりに見た「セカイ系」と言われているこの世界観も良かったです。

投稿 : 2020/09/08
閲覧 : 291
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5

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

学園,SF,世界系(死語)での中学生のそのままの物語

最初からネタバレですが,ヒロインは
最後,戦いから生還しません。

浅羽 直之は伊里野(イリア) 加奈の事情を察すると
加奈をつれて家出を試みますが,
途中でホームレスからのレイプ未遂や,

隠れ家の小学校が
ばれると雨の中,加奈をほっぼり出して
逃げ出してしまうヘタレ要素も持っています。

加奈は,何か綾波レイか,最終兵器彼女のちせを
連想させるキャラです。結局は軍に戻されてしまいます。

14歳の伊里野は大人の都合で,軍の特殊戦闘機
にさせられてパイロットで
その戦闘機が重力に反して自由自在に
動くのでUFOと間違えられます。

最後の決戦で,伊里野(イリア)が戦わねば
人類は滅亡してしまうと浅羽は聞きますが

伊里野は戦う目的を無くして戦闘機に搭乗拒否します。
浅羽が,学校から遠いから空母に呼ばれて,搭乗拒否を支持し
告白までしますが

逆に浅羽を守るためという目的を得た伊里野は
浅羽を振り切って出撃します。

軍の榎本が考えた作戦にまんまと逆にはまってしまったわけです。
子犬作戦とは友を失った伊里野に守るべきものを与えるというもので
子犬とは浅羽を指します。大人の心理作戦の掌で転がっていただけです。

中学生では何ともならない運命に翻弄された哀しい物語です。
 

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 355
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4

TDD さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

3大世界系アニメ

らしいです

今観れば新鮮さは無いですが、当時としては新しい題材だったのでしょう。

視聴にあたっては単純に面白いかどうかとかではなく、歴史的背景を理解すした上で考察することに意義があるかと思います。

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 414
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0

錯乱坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界系の完成形

原作ラノベもよかったのですが、映像化作品であるこのOVAシリーズも非常に良かったと思います。途中の切ない部分から約束された悲劇的終結に向けての部分は原作以上の出来ではなかったでしょうか?!夏の雰囲気が良く出ている季節を表す1作を選べと言われれば、夏ならこの作品でしょう。

投稿 : 2020/03/12
閲覧 : 230
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1

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

歴史的関心のみ

昔、マンガやアニメのことがよくわかっていなかった頃、「セカイ系」という言葉がその界隈から漏れ聞こえてきて、タイトルだけは知っていた作品。原作の小説はいまだ読んでいませんが、今回、アニメに手を出してみました。アニメは13年前の作品で、何世代も前の作品という印象だけど、中心人物を演じている浪川大輔、野中藍、神谷浩史あたりは私にもなじみがある名前で、完全に断絶しているというわけではありませんでした。

これをいま見て思うのは、この感じはいまのアニメ界ではたしかに廃れている、ということですね。「こういのが恥ずかしい」という感覚が一般的になって、いろいろと予防線を張ったり言い訳を用意したりしているように見えます。これは私の見ている作品が偏っているからかもしれませんが。

物語のあり方とか構造とか語り口など、個々の要素はいずれも普遍的なものだからなくなってはいないんだけど、全部が揃うと恥ずかしい。そんな感じなのかな。世界を救う話をするのなら、もっと露悪的にやる。語り口をロウキーにするのなら世界を救うような大きな話にしない。

などなど、いろいろと考えるきっかけになりました。作品自体は中途半端に古くて、あまりまじめに見ていられない。リアリズムが必要なタイプの作品だが、アニメとしての表現がそれに応えられていない。これは特に2018年に見たから、という理由もあるでしょう。製作当時はもうちょっと現実味が感じられたのかもしれません。

投稿 : 2018/10/24
閲覧 : 344
サンキュー:

4

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「メタ・セカイ系」とも言える作品

「最終兵器彼女」や「ほしのこえ」と共に、三大セカイ系作品に列せられる作品。ただ、本作は、物語が持つセカイ系構造に十分自覚的でありいわば「メタ・セカイ系」的側面も有している。

「ヒロインからの承認」が「社会的承認」という「中間項」を通り越して「世界からの承認」と直結関係となるセカイ系の物語構造は、美少女と戯れる「理想の日常(萌え)」と、世界を救う「理想の非日常(燃え)」を極めて効率的にデータベース消費することが可能となる。

これを引きこもりの想像力だと批判するのはたやすい。ただ、「セカイ系」とは時代のパラダイムが転換する際に生じた一種の「創造的退行」であり、言い換えれば「決断主義」や「空気系」といった次代の想像力を育んだ揺籠であったとも言えるのではないでしょうか。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 501
サンキュー:

1

ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

気持ち悪い原作をアニメ化しても気持ち悪さは消えない。

原作は当時話題になっていたので読みましたが、
・ラノベ特有の自分に陶酔した文章およびタイトル。
・SF的背景をわざと説明不足にすることにより奥の深い感じを出そうとしているけど結構浅い(誰でも想像できる)設定
・主人公とヒロインの性格の気持ち悪さ
・表紙イラストで、イリヤの体のラインがくっきり出過ぎ。お尻の形が丸わかりのスカートとか、あり得ない。
など、どこを取っても中途半端かつ気持ち悪い作品でした。

まあそういう時代なので仕方がないのでしょうか。
この2年後に出た涼宮ハルヒは同じように謎設定のSFラノベなのに、浅さを感じさせないどころか作者のSFに対する造詣の深さがよく分かります。

で、アニメ。
原作のイメージをほぼ忠実に再現できていたので、原作が好きな人には満足できたのではないでしょうか。

イリヤの乗っている{netabare}戦闘機が動いているのを見て、普通の戦闘機とは違うからイリヤが特別なんだなと分かるようになったのは良かったと思います。しかし、学校で激しく動いただけで鼻血ブーのイリヤが、あの戦闘機の動きでかかる重力に耐えられるとは思えません。SFというつもりで作製したのであれば、体感重力を減じさせる方法とかの説明はして欲しかったです。{/netabare}


あと、この作品を著しく残念なものにしたと感じたところは、イリヤが{netabare}逃亡先の学校で襲われかけた後。

イリヤが「何にもされてない」と強調しますが、そもそもイリヤがその「何か」という行為を知っていたことに違和感がありました。性教育とか受けてなさそうで、男の子に会っただけで好きになったりするくらい無垢なのに、そういうことは知ってるんかい!とツッコミたくなりました。

そして浅羽の対応のクズっぷりが際立っており、後で謝って済むレベルでは絶対にないですね。それなのに後からイリヤがあっさり浅羽を受け入れているところも気持ち悪いし、浅羽が好きだと告白するのも、「あ、イリヤに許してもらえてる!こりゃワンチャンありやな」と体目当てに叫んでるっぽくて絶対に無理。{/netabare}
エピローグでも、 {netabare}イリヤが戻って来ないのに満ち足りた顔をしている浅羽が本当に気持ち悪いです。すぐにアキホと付き合いそう。{/netabare}

しかし、元々が中学生向けのちょっとエッチな淡い恋愛物語だと思うので、自分も中学生の時に読んでいたら名作と思ったでしょうね。

投稿 : 2018/09/03
閲覧 : 1257
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17

もじゃんぼ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

このアニメ最高!っていう人がいるアニメ

「神アニメだ!」という人と「つまらない。」という人に分かれそうなアニメだった。

まず、私は野中藍が好きなので観ることにした。
その点では十分に合格点だった。
ヒロインのイリヤも可愛い。opも良かった。
これで6話なら観れる。という感じ。

おそらくストーリーで評価が大きく割れるのではなかろうか。
かつて名を馳せたアニメであることは確かである。
観ておきたい、そんな気持ちが先行するなら後悔はしないでしょう。
10年前はこれが流行ったのか。アニメは変わったなあ…そんなことを考えた。

投稿 : 2018/08/25
閲覧 : 388
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5

kabaj31 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待はずれ。

UFOがヒュンヒュン飛んでるところは良かった。

投稿 : 2018/04/30
閲覧 : 357
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2

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

物足りない

イリヤが何かと戦っていることも世界を守っていることも分かるのですが、そのあたりの説明がイマイチでよく分からないうちにアニメを見終えてしまい、最後のほうは少し感動したんですが、もやもやします。話数が少ないから仕様がないとは思いますが。

投稿 : 2018/02/24
閲覧 : 285
サンキュー:

5

ネタバレ

カットマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

胸に来るものがあるが、説明がもう少し欲しい( ;∀;)

いりやちゃんが可愛くて最後少し感動したが、いろいろと内容が飛ぶようなシーンが多くて説明不足な気がします。
でも、もっと深く話を知りたいと思い原作を買いたいと思ったので、アニメ側がそれを目的で制作したならやられました。
6話しかないので、すぐ見れます。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 238
サンキュー:

3

ネタバレ

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

小説書けよ、秋山瑞人!

 原作小説既読。
 当時、「最終兵器彼女」「ほしのこえ」と並んで、セカイ系(死語)と呼ばれていたアニメ作品。
 原作は評判を呼んでいたので、そのファンをあてにしてのOVA化と思われるが、その為30分×6話という短い尺になって失敗作になった感じがする。
 原作の持つ良い処をバッサリ切ってしまい、次の行動の理由が視聴者に曖昧な感じにしているのではないか。水前寺部長や浅羽の妹の存在感は特に薄れているし、中盤のクライマックスである学園祭での登場人物の行動もキチンと描けば、ラストの浅羽とイリヤの会話も、もっと生きていたのではないでしょうか。
 監督・演出・脚本の責任ではなく、企画の段階で失敗したのではないかな。1クールは絶対必要でしたね。もったいない。
 原作者の秋山端人はいいモノ書く人だと思うが、寡作であると同時に未完の作品が多い。と言うより途中で放り出すクセがある。アニメ化に向いてると思う「ミナミノミナミノ」はもう何年もそのままになっている。いい加減書いてくれませんか。

投稿 : 2017/10/22
閲覧 : 381
サンキュー:

26

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏の残滓を追いかけて……。

原作ライトノベルは全4巻購読済み。

軟弱な主人公の中二少年に、過酷な運命を背負った少女のボーイミーツガール。
彼女を強大すぎる敵との戦いや、少女を囲う大人たちから守りたい、物にしたいと思ってはみるが、
少年一人では力も技術も知恵も、そもそも精神力や覚悟すらも、圧倒的に足りない……。

前世紀末から今世紀初頭かけてに確立された、いわゆるセカイ系の典型的なプロット、表現を一通り揃えた本作。
(さらには{netabare} 少女のピッチリしたパイロットスーツまで付いてくる定番ぶり{/netabare})
ここまではまだ凡庸なのですが、本作を非凡たらしめているのは、夏成分のスパイス。

……とは言っても、本作、夏を含んだタイトルでありながら、
夏休みで展開される場面は、回顧を除けば、序盤、8月最後の一日のシーンのみ。
あとはズルズルと残暑が続く二学期にて、
パワー不足、思慮不足な少年のあがき……にもなっていないような中途半端な言動に、
思わず頭を抱えてしまう場面が繰り返されます。

中二少年にはとても無理な願望。それを諦めきれない青さ。
それらが終わった夏の熱気はやがて冷めていくという必然、
それでも終わって欲しくない夏への未練とリンクして、
何とも言えない切ない感情がいつまでも心に燻り続けるのです。

原作既読組から見ると、本OVAの物足りないと思う点は心理描写。
特に主人公少年が抱く、自己制御もままならないドロドロした思春期の心情が
描き切れてないとは思います。
原作に比べて少年がいい人になってる感じがするんですよね……。
こういうシナリオは主人公がイタければイタい程、
物語がハートの奥深くまで刺さると私は思っていますので……。

一方、背景作画は、いつまでも残り火となってグズグズしている夏という、
原作の特徴を再現するのに十分な画力があり、
感情が極まった所で、過ぎ去った夏への憧憬が最大化する、
雰囲気は味わえると思います。

作中、特に、{netabare}少年が無意識に南を目指す件がいい。
彼なりに、一生懸命、合理的に考えているようで、
結局は、消えゆく夏への諦観混じりの渇望により、
南へ南へと流されて行くのが精一杯……。
それらの描写が世界が変わってしまうのも、夏が終わるのも
何人たりとも止めることはできないとの宣告となって突き付けられます。{/netabare}

自分にとって『イリヤの空~』は未だに夏を葬り去るための劇薬なのです。


最後に原作小説でとても心に残っている一節を引用してレビューを締めたいと思います。

 
 {netabare}伊里野(いりや)は夢中になっていた。砂浜を四つんばいで手探りしては花火の化石を探し回る。
本当にそこに美しい花火が見えているような顔で浅羽(あさば)の説明に聞き入り、
最後には思い切りよく海に投げ捨てる。

 それらはみな、夏の化石だった。

 夏は死につつある。

 世界は、自分たちだけを残してどこか知らない場所へと動いていく。{/netabare}


さようなら……夏。

投稿 : 2017/09/04
閲覧 : 681
サンキュー:

25

ネタバレ

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

凄い面白かったのだが、断片しか思い出せない。

OVAでレンタルで見た覚えがある。

面白いのだが、とても悲しく切ない内容。(だったような覚えがある。)

今更ながら、また見てみたいのだが、レンタルでまだあるか。

また、見てみたい作品。

投稿 : 2017/02/11
閲覧 : 278
サンキュー:

4

七色折り紙 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ひと夏の恋(世界系)+SF

〇あらすじ
夏休み最後の夜に学校のプールに忍び込むと謎の少女、伊里野と出会う。
そこから伊里野と直之は仲を深めていくが、伊里野は宇宙人と戦うための兵器に乗れる唯一のパイロットで全身ボロボロになりながらも戦わされていることを知って直之は伊里野を連れて逃げる決心をする。


〇感想
さすがに世界系なだけあり、主人公自体は何もしない、何も変化がない、何故か好かれるの3つの要素を持っていたが、この作品の良いところは伊里野視点での物語展開や構造が良くできており、そちらに感情移入すればきっと良いラブストーリーを体感できると思う。
正直何故主人公を伊里野で作らなかったのか謎なくらいだ。

投稿 : 2016/10/21
閲覧 : 310
サンキュー:

2

manabu3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

セカイ系を見る時期

「ほしのこえ」や「最終兵器彼女」と並ぶ「三大セカイ系」の一つらしい本作。
登場人物(イリヤなど)が苦しみもがく姿はとても悲しく心が痛かった。

■三大セカイ系の一つとして
個人的には「最終兵器彼女」の方が楽しめた。
一つ目の理由は、原作をアニメ化するにあたり、話の繋がりが些か乱雑だったこと。
全6話でまとめるには少し無理があったのではないかと思う。
二つ目は、セカイ系を見る際には、個々の嗜好にもよると思うが、見る年代や時期、環境が重要であると思われること。
今はどちらかというと、「なぜ」、が気になる。
そのためもはや客観的な評価は困難だけど、それでもどこか惹かれる要素があった。

投稿 : 2016/07/27
閲覧 : 310
サンキュー:

4

いろは  さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

少年のひと夏の思い出・・・

どうして伊里野がこんな目にあわなきゃいけないの・・・
主人公に感情移入しすぎて最後には号泣していました。

ミステリーサークルは伊里野に届いたかな・・・

投稿 : 2016/03/31
閲覧 : 272
サンキュー:

0

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

UFOの日

六月二十四日は、全世界的に、UFOの日だ


物語、いまいち覚えてないです。
そもそも端折られ過ぎてて何が何だかという気持ちはありました。
ラノベ界の巨匠・秋山瑞人さんの作品をこんな風にアニメで消化して良いのかという気分にさえなってきます。
病弱な女の子が実は飛行機パイロットで、UFOと戦うとか、そんな感じですよね。
まぁ所謂セカイ系ですか。
滅亡寸前の世界なのだけど、そんなことは私とあなたの恋愛の一つの外的要因であって、みたいな奴ですよね。

電撃文庫はかの秋山瑞人さんの原作で、イラストは駒都えーじさんが担当しています。
というかまぁ本作ってラノベの中じゃ超が付くほど有名ですよね。
大作のアニメ化だというのにこんなことになってしまって、ライトノベルアニメの黒歴史筆頭ですよね。

浅羽直之役は浪川大輔さん、伊里野加奈役は野中藍さんです。
うーんでもあいぽんの声はちょっと元気すぎたかな?もはや浪川さんより元気な感じがしました。
中原さんとか、それこそラジオドラマ版の広橋さんの方が合ってた気も。

OP「Forever Blue」は今でもたまに聞くとおっ!ってなります

言うて私、儚げな病弱キャラ好きですよ。


1947年6月24日、アメリカのワシントン州で起きた「ケネス・アーノルド事件」は空飛ぶ円盤のイメージを世界に定着させました。
これに因んで6月24日はUFOの日と言われ、本作にもフレーズが出てきます。

投稿 : 2015/11/16
閲覧 : 364
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イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

☆三大セカイ系アニメ のひとつ

「ほしのこえ」「最終兵器彼女」などとかぞえられてるらしいアニメ 。

特に最終兵器に似ていますけど、こちらのほうが爽やかな印象です。

大食い女子コンテストみたいなシーンも楽しいです(*^^*)

オープニング曲が上手ではありませんがいい感じです♪

切なさを感じられる佳作でした。


制作:東映アニメーション 2005年


シリーズ構成 横手美智子

投稿 : 2015/06/10
閲覧 : 511
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アニオタチャンピオン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ボーイミーツガールの本質

ヒロインのために今までの生活を捨てるのは簡単なことじゃない。
ヒロインを守るために世界を敵に回し、それを貫き通しやり遂げようとする主人公の苦難と葛藤・・・。
ラピュタとかが馬鹿馬鹿しく思える。

投稿 : 2015/05/24
閲覧 : 412
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ネタバレ

猫々飯店 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

イリヤが……(´;ω;`)

だいじょうぶだいじょうぶ、へいきへいき。
il||li il||li _| ̄|○ il||li il||li

OPを聞くたびに、大変私は落ち込んでいきました。
この作品の重さは、それだけ深いということなんだと思います……。

世界を護る戦う理由を見失った少女と、その少女に恋をした青年の夏の思い出。
要はボーイ・ミーツ・ガールな訳ですが、まあ、そんなに軽いものではなかったです。
物語の核心に進むにつれて、迷う青年と、迷いを捨ていく少女の対象さが辛い……。

二人の心情を考えると、辛く、心にずしっとくるものがあります。
最終兵器彼女に色々持っていかれた層には、イリヤにも持っていかれるんじゃないかなと。
「だいじょうぶ」だと言ったイリヤの心情は如何程だったのでしょうか。
これを作者の文才で表現されるのかと思うと、正直、原作が恐ろしいです。

投稿 : 2015/02/25
閲覧 : 418
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4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作を見たくなった

原作に忠実に作ろうと努力してはいるが、6話だとこれが精一杯って感じがしました。
十分感動できたので、原作読めば10倍は感動しそうだなぁと思いました。

投稿 : 2015/01/02
閲覧 : 283
ネタバレ

rocknlol さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的にはアニメの方が良かった

文字に疎い性分だからだろうか。文字だけじゃ物足りなさを感じたりする。
カイジがEカードにおいて目じゃなく耳をかけたように、描写においても字を読み脳内の想像だけで終えるのと、直接自分の目で見極めるのとは雲泥の差があるのでは。

{netabare}
この作品のラストが特にそう。「よくできました」の判子のことを文章でだらだらと描写した原作より、判子が押された芝生の跡を黙々と見せてくれたアニメ版の方がぐっと来るものがあった。
{/netabare}

投稿 : 2014/08/27
閲覧 : 322
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2

カルメル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

三大セカイ系だそうです

『最終兵器彼女』に似てるなぁと思ってたら、『最終兵器彼女』と並んで、三大セカイ系の一つなんだそうで、全然知らなかった。
どうしても『最終兵器彼女』とかぶるというか比較してしまうのだけれど、これはこれで良いです。

もう10年近く前になる作品ですが、今見てもほとんど古さも感じないし、何よりキャラがカワイイ!
特に、保健の先生とヒロインのイリヤが良い!
あとは、イリヤの健気さには涙がでます。

そういえば、最近こういう純粋なセカイ系と呼ばれる作品がなくなったなぁと思う今日この頃です。

投稿 : 2014/06/15
閲覧 : 326
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イリヤの空、UFOの夏のストーリー・あらすじ

浅羽直之は園原中学校の二年生。
夏休みの間中、裏山にてUFOを探す日々を送っていたがUFOについては結局何の成果も得られなかったため、せめてもの思い出にと浅羽は学校のプールへと忍び込む。が、そこには伊里野加奈と名乗る、見慣れぬ不思議な少女がいた。状況が飲み込めないままに浅羽は伊里野と触れ合うが、すぐに伊里野の兄貴分と自称する謎の男が現れて、その夜はそれでお開きとなった。
そして翌日の始業式の日、浅羽のクラスに伊里野が転校生として編入してきた。ささいな事件がきっかけでクラスから孤立してしまった伊里野と、そんな伊里野のことが気にかかる浅羽と、伊里野の周囲に垣間見える幾つもの奇妙な謎。そんな風にして、浅羽直之のUFOの夏は、その終焉に向けて静かに動き出したのだった――。(OVA『イリヤの空、UFOの夏』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
2005年2月25日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%A4%E3%81%AE%E7%A9%BA%E3%80%81U...

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