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「トップをねらえ2!(OVA)」

総合得点
68.8
感想・評価
414
棚に入れた
1777
ランキング
1995
★★★★☆ 3.8 (414)
物語
3.7
作画
4.1
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

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トップをねらえ2!の感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「伝説」の後の物語。鶴巻さんの新作希望。

 「トップをねらえ」はもちろん知ってたが、昔の作品で見てなかったが「フリクリ」の鶴巻さんが続編をやるというのでリアルタイム視聴という貴重な体験ができた傑作。伝説として1は憧れているけど、自分たちの物語とはあまり感じられていなかった私にはドンピシャな作品だった。


 もはや伝説やオリジナルは過ぎ去った世代という感覚は、庵野さんにもあるだろうが、その更に後の我々としてはより強い。もう大きな発展はなく先細りに違いないという「悟り」ならぬ諦めの世代の物語に本作はなっている。


 ovaだからサクッと見れるのだが、「フリクリ」もだけど6話とかでもこんなに出来るんだから1クールでもやりようはあるんだろうなぁ。


 基本冷めてる褐色クールな真綾さんであるラルクが主役で、ノノとの関係性がストーリーが進むにつれて変化していくのが、「フリクリ」と同じく切ない青春感を生みだしているのが実に良い!。


 古い作品でも良いものは良い派なので、旧作のセンスも好きだが、やはり自分と同時代的な感覚がする本作のキャラデザやロボのセンスが大好きだし、それを全編スーパーな描写力でやっているから素晴らしい。「トップ」らしい、もう常識を遥かに超えたスケールの展開もちゃんと受け継いでいて「偉いねぇ〜」。


 本作が産まれたのがエヴァ後グレンラガン前なので、その端境期的な精神なのも良い!。クールで実は色んなことを諦め気味だったラルクが、頭お花畑で古臭い「努力と根性」を追い続けるノノと出会い成長する物語であり、最終的にはノノもまたラルクによって変化させられる。二人の精神が螺旋状に進化していくのが、文字通り最後に繰り出される技に集約される輝き。


 そして、反則な最終回。1は見てなかった私でも本当に驚愕し、滂沱の涙をながした「そりゃ、泣くよ…」な展開。私の好きな、不滅の精神や魂は絶えることなし!というテーマとしても満点。それにして、鶴巻さんの作品がまたドンドン作られると良いなあ。

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 352
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7

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作品の軸は何なのだろう

前作は視聴済み

映像面でのクオリティは高かったと思う。2004年~2006年の作品らしいが、キャラ絵の古臭さもないし、次のクールで放送しても違和感を感じなさそう

物語については、クオリティの問題なのか、自分の好みの問題なのかはわからないが、面白くなかった。設定が複雑で細かそうな作品のわりに説明がなかったこと、そのせいで戦局についての状況がよくわからなかったことは、面白く感じなかった要因のひとつ

声優は、ノノの声が、声質の問題なのか演技の問題なのかわからないが、あまり良いと感じなかった

結局、この作品の軸になるものが何なのかわからなかったというのが、この作品を評価できない一番の理由。ノノとラルクの関係を描くことが重視されていたのか、それとも宇宙怪獣との対決に重点がおかれていたのか、単にクオリティの高い戦闘シーンを描きたかったのか。個人的には、映像面以外はすべて中途半端になっていると感じた

投稿 : 2024/04/01
閲覧 : 55
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2

ネタバレ

けい さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ラストでちょっと……

【良い点】
•フリクリが好きなので、全体的に勢いがある雰囲気なところ
•人間、ロボットどちらにおいてもアクションは大変満足できるところ
•トップらしく規模の大きいSF話をしているところ
•3話の温度に関するSFネタとそこからの雪の演出
•時の流れの違いによって子どものまま周りの人に置いてかれちゃうトップ部隊の話をしたトップ1に対して、子どもじゃないとなれないトップレス部隊の話をしたところ

【悪い点】
•トップ1にあった少女漫画らしさがなくなりオタクアニメらしさが強くなっていたところ
•ノノ以外にノリコとカズミのことをちゃんと知っていて2人のために行動してる人間がいなかったところ
•軍内部(トップレス部隊とそれ以外)でいざこざがあったところ
•人類の生存を運命に委ねてる老人がいたところ
•地球を質量兵器に使ったところ
•ノノを1人でいかせたところ

【総合評価】
トップ1の最後、ノリコとカズミに1万年越しに「オカエリナサイ」を伝えた人類の強さを感じられなくて残念だった。
おそらく最後の最後のサプライズのためにノリコたちの存在を全力で隠していたんだろうけど、そのせいで人類の英雄に対してずいぶんと薄情だなという印象を抱いてしまった。
1万年も経っているならこっちの方が“リアル”でしょと言う人もいるかもですが、自分としては、人類史にデカデカと残る伝説として語り継がれノリコたちの帰る場所である地球をみんなで精一杯守るぞ!といった方が好みでした
ノノを1人でいかせたところもトップとしては残念でした。
お姉様と妹は一蓮托生!って感じもいいところだったと思うので
全体的な雰囲気や規模が大きくて楽しいSF話、派手なアクションで大変満足はできたのでトータルではプラスです

投稿 : 2023/11/27
閲覧 : 111
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0

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメーションの一つの完成形

異様なクオリティの高さの作品である。
テーマに見合った情熱の高さを創作で結実している。
このアニメーションを作った彼らは間違いなくアニメーション界隈のトップレスであり、ガンバスターだったのではなかろうか。

美少女・掃除ロボ・ロボットバトル・宇宙・微エロとオタクカルチャーてんこ盛りみたいな題材でいながら俗悪さを感じない

チコちゃんがかわいい

投稿 : 2023/09/03
閲覧 : 80
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1

ネタバレ

masamu324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

過小評価されてる

これは「トップをねらえ」とは完全に別物です。
前作で強調されたスポコンのノリはまったく無くなりました。
前作からのファンが期待してみるとガッカリするでしょうが、単体としてみれば光るところが沢山あります。

伝説のOVAであった前作と比較されることで過小評価されてしまった不遇の作品です。

投稿 : 2023/06/12
閲覧 : 111
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1

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

だ~いば↑すた↑~~~♪だ↑いば↑すた↑~~~♪

『トップをねらえ2!』(Aim for the Top2! DIEBUSTER)とはGAINAXより設立20周年記念作品として制作されたOVA作品。発売は2004年11月から2006年8月で全6話。1988年の作品『トップをねらえ!』の続編に当たる。(wikipedia)

これって2004年の作品なんですねえ、そんな古かったんだ……。前作は1988年とのことでスパンは16年。そうやってみると相当年月が経っていますが、ぶっちゃけ更に19年後である2023年現在の視点でみてもそこまで古臭くないというか、むしろより一層ハイクオリティのようにすら感じます。勿論OVAという性質から普通のテレビアニメと同列には語れないでしょうが、こうやって見ると描写面で言えばアニメってあんまり進化してるとは言い難いかもしれません。1作目と2作目では格段にレベル差があるように見受けられますが。

本作は全年齢対象作品のようですが、これって当時の基準なんですかね?パンチラどころかおっぱいまで普通に出てくるんですよ。今だったら謎の光で覆い隠されそうな気がしますが……一度レイティング決めたら後から変えなくて良いんでしょうかね?どうなんでしょう。(犬の腹にパンチ食らわせるのも今ではダメっぽい……)

一応1作目の続編という扱いなのですが、正直前作の内容はほとんど覚えてないですね。記憶にあるのは木星の扱いと乳へのこだわりぐらいでしょうか、なので用語とか全然ちんぷんかんぷんだったわけですがあまり問題はありませんでした。何故なら全6話ということで無茶苦茶駆け足に物語が展開されていくため本作からの内容もそのほとんどが置いてけぼり状態になっているからです。そういう意味では「エヴァンゲリオン」と一緒で、まあ良くも悪くも雰囲気ものと言っていいのかもしれません。

ただその雰囲気自体は格別です。正直久しぶりにハラハラドキドキワクワクと感情を揺さぶられまくる作品を観た気がします。というかほとんど「グレンラガン」ですよねこれw時系列的には本作が先になるんである意味プロトタイプ的な扱いなのでしょうか。あっちも大好きな作品ではありますが2クール分時間が取られるので時短で済ませたいならこちらをお勧めしますw内容自体は「エヴァンゲリオン」と「グレンラガン」の中間的な感じです。但し雰囲気はほぼ「グレンラガン」そのもの、つまりアツい!w

キャラとしても主人公のノノちゃん完璧w1話でのメイド服姿の時は完全にお色気路線丸出しだったのであんまりいい感じしてなかったのですが、回を重ねるごとに愛くるしさが爆発し、更には「お姉さま」であるラルクへの一途な愛が最後、いや永遠と言ってもいいぐらいにまで続きます。
ラルクの方はラルクの方で、さすが古き良き時代のアニメだけあって最初から恋仲関係の男性キャラがいます。もう最近ではこういうのってほんと見ないですよね、主要な女性キャラはみ~んな彼氏いない歴=年齢みたいのばっかで。そうやって考えると昔の男性ヲタさんの方が懐が広かったというか、男の影を気にしない矜持みたいなのがあったのかもしれませんねえ。

さてその彼氏ポジションだったニコラくんなんですが、本名はニコラスの模様。ちょっと個人的にはこのキャラは困ったちゃんで好きになれないわけなんですが、主要キャラのように見えて大した活躍も見せずにさっさと半分退場しちゃいました。一番の見せ所はバスターマシン7号に覚醒したノノに夜這いかけることだなんて……まあようヤろうと思いましたね、100%物理的にブチ殺される相手に。とはいえ結局のところ物理どころか社会的にも抹殺されることなく軍隊の結構なポジションに再就職とは……なんでや!カシオとの差があり過ぎやろ!

先ほどはこの作品は雰囲気ものと書きましたが、その反面設定の作りこみ自体は実に緻密な様子です。wikipediaでちらっと見ただけでも相当な量のこまか~い設定が書かれていました。ただそれを吐き出すにはあまりにも尺不足ですよねえ。本来漫画や小説で長期連載されるべきタイプのものだと思います。とはいえなるべく最低限の伏線だけは仕込むことを忘れないように心がけていた形跡もまた見受けられます。が、何回見直したとしても本編だけで全てを解釈するのは困難でしょうなあ。

ラストは一作目の主人公達が地球に帰還するシーンを地球で出迎える側として描写しており、非常にエモいです。ただそれよりも本作はやっぱりバトルですよね。1作目もそうでしたがとにかく無駄にデカいし大袈裟wだがそれがいい。自分は本来細かな設定とか気になるタイプなのですが、ここまで勢いでゴリ押ししてくれるとそんなことどうだっていいって思えちゃいます!

投稿 : 2023/05/31
閲覧 : 114
サンキュー:

10

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

あれ。。1は面白かったのに。。

なんだろう
他の方も書いてるとおり
トップをねらえの続編というより
フリクリ(2000年版)っぽい感じ

ロボット、宇宙、女性パイロット、ポロリ、エロまでいかないが百合要素
などは踏襲してますが。。

フラタニティとかいう言葉が余計にフリクリを連想させる

ロボットだけど柔軟性があったり意志や目があるところもフリクリ的。。
しかし、フリクリのようなギャグや面白さは無く


あとどうにもストーリーが入ってこない
ノノがお馬鹿でも熱い!なら良かったけど他の人に説教しだしたのがなんかブレる

最終系のロボもアフロダインAのようで魅力がなかった。。

トップをねらえの続編ならも少しスポ根要素で熱くとか
いやいや、でもその当時のガイナックスのやりたい事をやったのさ
ならもっと魅力あるロボや戦闘などなどが観たかったなぁ。。

わたしには残念😭でした

投稿 : 2022/06/15
閲覧 : 193
サンキュー:

2

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1とのつながりは少ないが面白かった

皆が言われている通り、1の続編と思うといろいろと不満が出ると思いますが、まったくの新作として見ると良作だと思います。作画も非常にいいですし、活劇が生き生きとしています。またSF設定の部分もよく考えられていると思います。空想科学的ではありますが、出てくるメカや怪獣などが独創性がありました。

全体的に監督のクレジットにはありませんが、庵野監督色が濃いと思いました。氏のクレジットではありませんが、最近読んだエヴァの続編小説「エヴァンゲリオンアニマ」風の部分が見ていてあったと思います。もともとこういった惑星間を股にかける世界観のSFが好きで、それで作られているのではないでしょうか。それも怪獣SFものの子供向け部分を排して、リアルな感じに作られていると思います。もちろん全体デザインとしてはジュブナイルSF風にセットデザインされているのですが、そういった志で作られた作品だと思います。しかし青春ドラマとしても納得のできるものになっていて、1のトップをねらえとその部分ではまったくズレはない作品です。

投稿 : 2022/05/29
閲覧 : 167
サンキュー:

6

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続編というよりは「スピンオフ」

日本の漫画でも、海外の漫画でもそうだが、人気が出た作品は「スピンオフ」企画というのが立ち上がりやすい。「X-MEN」におけるウルヴァリンや、「進撃」や「鬼滅」における「学園」シリーズなどである。

要は同人誌的な「もしも」シリーズであり、キャラクター人気があればなおさら企画として立ち上がるのだ。

「トップ2」は最後の方で実は「トップをねらえ」の話とリンクする設定ではあるものの、物語の中盤までは全くと言っていいほど別の作品と思っていい。

設定は借りているものの、バスターマシンの性能や理屈には「トップ2」というよりは「フリクリ」的な世界観であり、かなりぶっ飛んでいる。

逆に「フリクリ」が好きな人にはその奇抜さから面白いと思うかも知れない。

しかし、個人的には「トップ」はSFだと思っているので、そういった要素が欲しいと思ったものである。

投稿 : 2022/04/03
閲覧 : 276
サンキュー:

2

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:----

完璧なラスト

監督が鶴巻さんなので随所にフリクリ、エヴァを感じながら...の素晴らしい最終回👍
否定的な意見を多々見るが、これは褒められるべき続編だと思う

投稿 : 2021/12/27
閲覧 : 201
サンキュー:

3

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あちこちにエヴァが垣間見える。相変わらず用語が難解。

あまり話題にならなかったのもうなずける。
1話が面白かったのに回を重ねるにつれて訳が分からなくなっていく・・・
作画はさすがといえる。

投稿 : 2021/09/04
閲覧 : 225
サンキュー:

0

ネタバレ

k57x83 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

過去の栄光に囚われすぎ

続編ということで視聴

うーんまあ面白くはなかった
時間返せって思えるレベル


結局、ノノは本当にバカでした、からの熱い(と制作が勝手に思っている)
シーンをやりたかっただけ

巨大化して熱いっぽのにしとけば視聴者喜ぶでしょ、とか
思っているのが見え見え

設定の練りも浅く、出来事ごとの説得力も弱い


地球をぶつけるとか効果低いでしょ
本当はしたくないとか言っていたけど
悲壮感のシーン全然ないし共感を得る気がない


絵だけはまあまあ良かった
あと、今回はきちんと(中身スカスカだけど)
最後までやり切ったところは評価に値する

投稿 : 2021/08/22
閲覧 : 238
サンキュー:

2

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

さすが昔のガイナックス。鳥肌が出まくりでした。

 さすが、この時代のアニメ、そしてガイナックス。アニメの美しさ、演出の良さ、外連味、メカデザイン、SF設定どれをとっても超一流です。

 冒頭、雪国です。深夜から夜明け前の暗い時間帯から出発して、電車で一路都会へ。そして、都会に着くと朝日が差し込みます。希望を抱き上京する少女の気持ち、画面から伝わってきます。

 追記;声優さんの声の聞き分け下手なので確信ないですが、冒頭の吹雪の場面のモノローグって、ノノの声じゃなくて、ラルクの声、でしたよね。ということは、光にであうとは、ラルクにとってノノは光になるという意味なのでしょう。これが電車の光と重なることで、ノノの夢とラルクの夢の両方を表してたんでしょうか。

 そして、夢を目指し場末でアルバイト。そこには厳しいけど人情味があるママがいました。ニューヨークやハリウッドを目指す少女のイメージ。郷愁をさそいます。

 酒場からラルクを追いかけるノノ。望遠レンズで狙ったような画面で、起伏のある道路の上のノノが一生懸命走っている姿が、彼女の夢にかける想いを良く表していました。

 風呂場でデッキブラシで擦られて、ひどい事されてるなあ、と思うと、そこでロボットだと分かるという肩透かし。なんていいますか、クリエータの力量がこれでもか、というくらいに見せつけられました。

 前作が沖縄だったことの逆、なんでしょうか。いろんな場面で、雪にこだわっていました。それがなにか物悲しい効果を生み出していました。木星にあったのはエクセリオン?でしょうか。

{netabare} 宇宙怪獣だと思っていたのが地球を守る側だったというストーリー運び。昔のトップをねらえ、と絵柄が変わっていることを逆手にとって、視聴者を見事に騙しました。本当に見事でした。宇宙怪獣が登場するシーンは鳥肌が立ちました。

 最終決戦からエンディングへ。グレンラガンを思い起こさせました。惑星やブラックホールを武器に戦う画面、ラストのまとめ方も、ハッピーエンドかもしれませんが、切なくて、喪失感でいっぱいになりました。

 最後の最後でこれがあのトップをねらえの1万数千年後の話であることがわかります。そしてラストは…。泣く、というよりは感動で鳥肌が立ちました。{/netabare}

 前作の存在が前提ですが、アニメの出来、ストーリーそのものはトップをねらえよりも面白かったと思います。加えて、どういうつながりがあるのかもしっかり作り込まれていました。
 続編という設定をうまく使って、しかも、思いっきりずらした設定で作り上げたのは見事です。
 
 なお、OPの曲。ベースもパーカッションもストリングスも本当に気持ちがいい曲ででした。アニメの絵柄の移り変わるテンポの良さも心地よく素晴らしい出来栄えだと思います。

OPアニメの最後のところ、ノノが飛んでました。ネタバレをしつつネタバレにしない遊びがちゃんと入っていました。隅々まで作り込まれたクリエータのこだわりがでていました。

 全盛期…かどうか知りませんが、ガイナックスの本気を見たような気がします。今この水準のアニメは本当に見なくなりました。

投稿 : 2021/07/31
閲覧 : 339
サンキュー:

9

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

1988年に発売されたGAINAX初期の代表作トップをねらえ!の続編。
監督は鶴巻和哉であり、前作の監督庵野秀明は監修として参加。
物語の前半では、トップをねらえ!とは隔絶した様相の世界を舞台に、人類とその敵である宇宙怪獣との戦いという、雰囲気を変えつつも一見して前作の構図を踏襲した物語が描かれる。しかし、これは視聴者を欺く偽りの構図である。中盤の第4話ではどんでん返しによって序盤から描かれてきた構図が覆されると同時に、本作の世界と前作の世界との繋がりが明かされ、伏せられていたヒロインの素性が明らかになる。こうしたどんでん返しの伏線として、序盤から登場する宇宙怪獣のデザインは前作と異なる作風で描かれ、第4話になってから前作を踏襲したデザインの宇宙怪獣が登場するという演出が用いられている。
第3話に登場する太陽系第5惑星木星は、前作バスターマシン3号のコアとして使用されたため、本作では円錐錘型の人工物になっている。

{netabare}
前作から12,000年後の、遠い未来の太陽系。人類は「宇宙怪獣」と通称される存在と戦い続けており、その戦力となるのが「バスターマシン」と総称される兵器群と、「超・能力」によってそれを動かす「トップレス」と呼ばれる少年少女たちであった。そんなトップレスの中にあってバスターマシンの19番機「ディスヌフ」を駆り、撃墜王として最前線で戦うクールな少女、ラルクは、偶然顔見知りになったアンドロイドの少女、ノノから「お姉様」と慕われることになる。「ノノリリ」なる人物に憧れ、宇宙パイロットになることを目指しているノノは、小型の宇宙怪獣を生身で倒してしまうような型破りのアンドロイドだったが、バスターマシンを動かせる才能を持っているかどうかは不明であった。

冷淡にあしらわれてもラルクを慕うノノ、新型バスターマシンのパイロットの座を賭けてノノと争うことになるチコとの交流、そして宇宙怪獣と戦う日々といった出来事を交えつつ、物語の核心は土星の衛星タイタンの地下に埋まっている、異星人のバスターマシンと噂される変動重力源の正体へと移っていく。やがてチコとの競争に敗れたノノが自分のためのバスターマシンを探して冥王星へと向かうのと時を同じくして、タイタンで変動重力源の発掘が進められるが、埋まっていたのはバスターマシンではなく、人類に仇なす「本物の宇宙怪獣」であった。

ここで、長年に渡って人類側が信じ込んでいた思い違いが明らかになる。実は、今までトップレスたちが戦っていた相手は宇宙怪獣ではなく、過去の人類が本物の宇宙怪獣に対抗するために創造した無人のバスターマシン群であった。これら無人のバスターマシン群の活躍によって既に本物の宇宙怪獣は太陽系から駆逐されていたのだが、自己進化の果てに宇宙怪獣と似た姿を獲得した無人のバスターマシン群は、新世代の人類であるトップレスたちの超・能力を宇宙怪獣の反応と誤認識して攻撃していたのであり、両者は長年に渡って同士討ちを繰り返してきたのである。

本物の宇宙怪獣である変動重力源の強さは圧倒的で、かつてラルクたちと反目しつつも競い合ってきたトップレスたちも次々と戦死していく。一方、冥王星でもバスターマシンの入手に失敗したノノは、今までの自分が「バスターマシンがなければ戦えない」という思い込みに囚われ、戦えない理由を外部に求めていたことを自覚して恥じると共に、自分自身こそが過去の人類によって生み出された決戦兵器「バスターマシン7号」であったことを思い出す。ラルクの危機にワープで駆けつけたノノは、今まで宇宙怪獣と誤認されていた無人のバスターマシン群「バスター軍団」を統率しつつ変動重力源を圧倒し、生身で放ったビームによってこれを倒す。

しかし帰還したノノを待ち受けていたのは、軍人たちの腫れ物に触るような対応や、隔離され自暴自棄になったトップレスたちの嫉妬、そして最大の敵である巨大な本物の宇宙怪獣「エグゼリオ変動重力源」の脅威であった。ラルクとノノの心はすれ違いノノは人類と袂を分かつ。地球を犠牲にしてエグゼリオ変動重力源を倒そうとする人類に対し、ノノは地球を守ろうと孤軍奮闘する。最終的には製造当時の戦闘能力を取り戻したディスヌフと、トップレスとしての能力を失いつつも努力と根性に目覚めたラルクの奮起により、人類は地球を犠牲にすることなくエグゼリオ変動重力源を退ける。ラルクは無事生存するが、ノノはエグゼリオ変動重力源が持っていた特異点を処分するため、ラルクに別れを告げ人類の元を去った。

物語は、ノノが憧れ続けた12,000年前のバスターマシンのパイロット「ノノリリ」の帰還を、ラルクが待つ場面で締め括られる。
{/netabare}
備忘録としてWikiから引用。

前作の伏線を回収したような作品だったかな。

トップレスという名の通り本当にトップレスになるシーンには驚いた。ちょいエッチなシーンがあるのはOVAならでは。
若干、グレンラガンに繋がりそうな作画を感じた。いつ頃からあの目の輝きをGAINAXは手に入れたのだろうか?

坂本真綾、沢城みゆき出演だったみたいだけどなぜか記憶に残っておらぬ。


OP
Groovin' Magic ROUND TABLE featuring Nino
ED
星屑涙 ACKO
ROUND TABLEのミュージックは本当に好き。優しいメロディと歌声だよな。もう曲作らないなんてなあ。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
傑作OVA「トップをねらえ!」の続編シリーズ!トップレスと呼ばれる超・能力を持つ少年少女たちがバスターマシンを駆る宇宙パイロットとなって、人類の敵、宇宙怪獣と戦う時代。宇宙パイロットに憧れる少女ノノは、ナンバーワントップレスの”お姉さま”ラルクと出会ったことから未来が大きく動き出す…!!

第1話 お姉さまと呼ばせてください!
太陽系辺境星区を勢力圏におさめ、人類の生存を脅かす宇宙怪獣。この時代、トップレスと呼ばれる超・能力をもつ子供たちがバスターマシンを駆って宇宙怪獣と戦っていた。そんな宇宙パイロットに憧れる少女・ノノは、ある日、卓越したトップレス能力を持つバスターマシンパイロット・ラルクに出会うが…。

第2話 お姉さまなんかになりたくない
ノノはラルクと共に「フラタニティ」のメンバーが集う衛星基地・メガネビュラに乗り込む。憧れのお姉さまと共に戦えるとはしゃぐノノ。ニコラはそんなノノの性能に興味を持ちある試みをノノに仕掛ける。先の戦闘のため査察軍の尋問を一人受けるべく宇宙戦艦に向かうラルク。だがその時、火星宙域に再び宇宙怪獣が出現した!

第3話 トップレスなんか大嫌い
太陽系内を周遊する宇宙怪獣群団「木星急行」の侵攻を阻止すべく、宇宙軍との共同大作戦が発動された。自機のバスターマシン・ソワサンシスを撃墜されてしまったチコは、その作戦の準備中に搬入された最新鋭のバスターマシン・キャトフヴァンディスのパイロットの座をかけて、ノノと張り合うが…。

第4話 復活!! 伝説のバスターマシン!
ラルクやパシカたちは、異星人のバスターマシンと噂される遺跡の発掘作戦が進む土星の衛星タイタンに発掘警護に呼ばれた。だが、ノノは仲間に加えてもらえず、雑用を押し付けられる毎日。自分専用のバスターマシンさえあれば一人前に認めてもらえると信じるノノは、ひとり発掘現場に侵入するが・・・

第5話 星を動かすもの
衛星タイタンでの大事件の後、トップレスたちフラタニティはその存在が否定されるものとなった。ラルク、ニコラたちは運命の波に翻弄され続ける。だが太陽系には再び人類の危機が迫りつつあった。「宇宙怪獣の巣」に集結する怪獣軍団。異変を察知した宇宙軍は、最強の宇宙艦隊を発進させる。その艦にはラルクもいた・・・。

第6話 あなたの人生の物語
月面、そして地球から遁走する宇宙艦隊。太陽系防衛の女神、バスターマシン7号を失った今、人類は惑星規模の巨大な敵「エグゼリオ変動重力源」と対決すべく、本土決戦への道を歩み始める。そして、ついに出現したエグゼリオ変動重力源。ラルクは人類存亡の切り札である最終兵器「ドゥーズミーユ」で出撃する!!

投稿 : 2021/07/13
閲覧 : 417
サンキュー:

5

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

トップをねらえの続編。SFロボアニメOVA。

1988年発売のOVA作品、「トップをねらえ!」の続編。2004年発売のOVA。全6話。今作の主人公は「ノノ」という少女。今作のお姉さまとなる少女は「ラルク・メルク・マール」というトップレスの少女。今作の世界観も未来の地球で、人類は宇宙怪獣と戦っている、バスターマシンと呼ばれるロボに乗って戦うトップレスという少年少女がいるという意味で世界観、設定はさほど変わりありません。
今作の監督は鶴巻監督、音楽は田中公平さん、キャラクターデザインは貞本義行さんで、ヴィジュアル的にはエヴァっぽくなりました。前作の監督庵野秀明氏はあまり今作にはかかわっていません。
続編の2になりましたが、トップをねらえの勢いなどは変わらず、クオリティの高いOVA作品で、とても見ごたえありました。面白かったです。最高でした。

投稿 : 2021/05/04
閲覧 : 203
サンキュー:

13

ネタバレ

MELTINA さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

◎な続編

前作から16年、作品内では12000年後の世界。
宇宙パイロットを夢見るノノのブレの無いひたむきな姿が時には微笑ましく時には胸に響きます。
そして彼女が背負った宿命がゆえのクライマックス…

{netabare}本作の主人公ノノが憧れる伝説の宇宙パイロット「ノノリリ」は「ノリコ」の事なんですね。

初見の時は、1作目とかなりギャップがあるように感じましたが物語の終りが繋がっていることで感動しました。
同様の感想を持つ方は多いようですが、ノリコとカズミを残して地球に帰還した人達がどんな想いを込めてバスターマシン7号であるノノを造ったのかイマジネーションを働かせると更に深い感動を受けることが出来るのでは?と思います。

個人的推察ですが、有人操縦による悲劇を繰り返したくないという想いと必ず帰還して欲しいという願いと祈りが込められており、AIの思考パターンもノリコ達をモデルにしているように思えます。
でも感情を持たせたがゆえの戦いのクライマックスは哀しくてやりきれない気持ちに。。。{/netabare}

一作目とは作風がガラリと変わった印象を受けますが「トップをねらえ!」らしい素晴らしい作品だと思います☆

投稿 : 2020/07/01
閲覧 : 216
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2

ネタバレ

雄太 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★

きちんとSFしている。

投稿 : 2020/03/15
閲覧 : 203
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sweet1000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

トップをねらえの続きというかスピンオフ的ストーリー

おちゃらけた感じで始まるので、まんま続きを期待してる方は
え~と・・・?
って感じになりそうですが
最後まで見るとそんなこと、ふっとんでます。
実は超壮大なお話
最後まで見て初めて、なるほどって思えるエンディングです。

投稿 : 2019/08/15
閲覧 : 244
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2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

劇場版が物足りなかったのでOVA全話観た

劇場版が物足りなかったのでOVA全話観た。
前半はPOPな展開だなぁ…
これでは前作から12000年後のなんでもありだとしてもどうなんだろ??と思い始めていたら、第4話だよ!!
絵コンテ庵野で前作の諸々をブッ込んで来やがって、今思うに、シン・ゴジラでも観たようなものがチラホラありましたな(爆笑)
4話以降はすごく良かった。
ただし、いろいろなことで腑に落ちないところはあるけれど、鶴巻和哉監督は好きな監督なので良しとします。

投稿 : 2019/03/23
閲覧 : 276
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プランタン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久々に視聴した

当時「ガドガード」にハマった自分には、いづなよしつね氏メカニックデザインがかなりグッと来た。そして一話で文字通りトップレスになるノノに衝撃を受けもした。

戦闘シーンは熱血!「安心しろ、私がいる!」と姿で語るかのようにドーンとガイナ立ちで登場するバスターマシンはなかなか見応えがあり面白い。全6話のため、各バスターマシンの見せ場はかなり少ないのが難点か。まさに一撃必殺の技は良い。

色々と印象深い場面はあるのだが、ノノの故郷を訪ねるところが特に記憶に残っていた。戦闘シーン以外は待遇の変化に結構シビアに描かれるなかで、ひときわ穏やかな様子が際立っていたのだろう。

総じて、最後まで観て楽しい、といえるが、最近のガイナ作品などを見ると既視感も覚え目新しさは薄く見えるかもしれない。だが、14年という年月を感じさせないくらい動き、綺麗に描かれている。名作は不朽なり。

余談だが、「プラネット・ウィズ」で田中公平氏といづなよしつね氏が組み、水上悟志氏初のアニメ作品が見られるとは。感無量。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 310
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3

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

トップをねらえの続編と認めたくは無いが熱いロボットアニメ

今観終わりました。普通に面白かった。

ガイナックスで一番好きなアニメ、トップをねらえの続編としてずーっと前から意識していましたが、このたび私の契約している動画サイトでの公開期限が切れそうになったため急遽一気に観ることにしました。

思えばトップをねらえは最高でした。主題歌の酒井法子、主人公のタカヤノリコ、その声優の日高のりこ。奇跡のトリプルノリコの融合でとてつもない熱量と感動的な名作が完成しました。最終回のあえてモノクロにしたやり方とか、伏線の畳み方、最高のおわりかた含め私の中で素晴らしい名作として記憶しています(以降のガイナックスにはがっかりしています、エヴァとかグレンラガンとか私は好みでは無いです)

このアニメも2003~2004年と今から14年も前の作品ですが、作画も動きも今のアニメに負けてないですね。とても素晴らしかった。グレンラガンぽさが出てるような気もしますが。
でもトップのねらえの正当な次回作と言うのには認めたくない部分が多々あります。まあこのへんの議論は14年前に散々語り尽くされてるんでしょうね(^_^;)

前置きが長くなりましたが簡単に説明。地球を狙う宇宙生物とトップレスと言う超能力少年少女達の闘いの物語です。主人公のノノはトップレスになって地球人に幸せになってもらいたい事が望みですが。トップレスになるにはとんでもなくハードルが高いことを知らされます。でも努力と根性で諦めないノノはバイトをしながらチャンスを待っています。
そんなときバイト先でラルクと言うトップレスの少女に助けられます。そのかっこよさに一目惚れしたノノは御姉様と慕いつきまとうのでした。みたいな感じ。

ノノはめっちゃがんばり屋さんでかわいいし、トップレスのラルクやチコもめっちゃかわいいです。
特にチコが最初は嫌な感じなんですがあとでめっちゃかわいくなります。

トップをねらえの続編と思って観ると色々思うところがありますが、普通に熱くて面白いアニメです。特に最後のクライマックスは思わずニヤリとしてしまいました。先入観抜きで観るならオススメです。

投稿 : 2018/12/22
閲覧 : 363
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10

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Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

昭和の残り香漂う、「おかえりなさい」

一万二千年もあと、何百世代もあとの話なんて誰にもわからないですよね。宇宙怪獣の鍋、どんな味なのか興味があります。恐竜鍋のような?

本筋は自己犠牲と補完/報いがテーマなのでしょうが、ノノの話自体はあまりグッときません。ただアホなノノが可愛くて可愛そうだったので。そこで死んじゃって報われないよね? ブラックホールの近縁で時の終わりまで生き続けるの?

結局、最後の種明かしの「おかえりなさい」に尽きるのかな。何回見てももこの最後の数分感動します。本当の自己犠牲は報われたって。

でも、もしも、もしもエピローグがあったなら、何万年後の生活での生き甲斐って何かなと思う。何か新しい信念が生まれるのかな。

投稿 : 2018/12/10
閲覧 : 252
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7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

最後まではかなり退屈

今回は、6話しかないのにかなり退屈な作品になってしまった。
しかし、最後は非常に上手くまとまっているし、感動できる。
1期観たら観ておくべき作品だが過度な期待は持たないべきだ。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 230
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ちゃろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2になるにあたって

大きく分けて2つのタイプがあると思います。1つは前作の主人公をそのまま2の主人公にするタイプ。もう一つは世界観をそのままに別のキャラを主人公にするタイプ。

この作品は後者です。それ自体は何も悪いことはないです。ただこのタイプは前作よりもつまらなくなる。もっとひどく言うと前作で築き上げたブランドを汚すことになる作品がほとんどです。この作品もそういう作品ですね。

1からかなり時間が経って製作されているので色々な製作技術も進歩し、キャラの造詣も今風にはなっている。それ自体は当然何も悪くないのだが変に個性を出そうとしているが空回ってしまってる。

前作らしさを出そうと主人公が相方をお姉さまと呼ぶが相方のビジュアル、性格はどう見てもお姉さまと呼ばれるタイプじゃない。どっちかというと姉御だと思う。


物語も特に惹かれる要素もまったくなくなっている。ラストで前作と繋がるのは良かったです。

ロボットも何か違う。もっとこう無骨で硬派なロボットのほうが前作らしいと思うのだがちょっとコミカルな感じになってしまっているのも個人的にマイナスだと思う。さらに呼んだらくるって言うのも設定が変わりすぎてトップらしくない。ただこれは前作から1万年以上時系列が進んでしまっている世界なのでしょうがないことなのかなとも思う。だけどこちらとしてはトップをねらえを見てこのトップをねらえ2を見ているのでやはりあまりに前作の設定から変更されると正直もうトップをねらえ2じゃなくて別の名前の作品でやっちゃえばいいんじゃね?と感じてしまう。


色々書きましたが簡潔にまとめると
前作の作品がキャッチコピーどおりの「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!」的な作品なのに対し今作は前作のキャッチコピーを何一つ引き継ぐことのない今風のなよなよしたただのロボットアニメといったところです。

投稿 : 2018/07/25
閲覧 : 243
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2

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

トップをねらえ!から14年、その正統的続編が作られたという奇跡。これは人生の物語。

2004年~2006年にかけて発表されたOVA 「トップをねらえ」の続編

原作 GAINAX 監督 鶴巻和哉 キャラデザ 定本義行 音楽 田中公平
制作 GAINAX

前作「トップをねらえ!」は第二次世界大戦において日本が大勝利したと思われる近未来社会を舞台にした、
青春ロボストーリーでしたが、本作品は続編とは思えぬ謎世界が舞台です。

1988年から発表されたOVA「トップをねらえ!」は庵野秀明の初監督作品として高い評価を得たが、
その続編として「トップをねらえ!NEXT GENERATION」がコミックなど手展開され、
前作の登場人物がコールドスリープで200年後によみがえるなどのアイディアが見られた。

「発掘戦艦アレクシオン編」原作 岡田斗司夫
「NeXT GENERATION」原作 GAINAX
「小説トップをねらえ!ネクストジェネレーション」原作 苑崎透

などですが、どれも未完で認知度も低い作品のままでした。

21世紀になっていよいよトップをねらえ2のプロジェクトが発信するわけですが、
肝心の岡田斗司夫と庵野秀明があまり乗り気ではなかったようで、
庵野さんは4話でいかにも前作的な絵コンテを切った以外は関わらなかったようです。
監督の鶴巻和也は衝撃的新時代アニメーションともいわれた「フリクリ」で認められ、
栄誉あるトップをねらえ2の監督に抜擢されました。
後にはヱヴァンゲリヲン序破Qで監督を務めるなど輝ける才能が開花しています。

さて、このトップをねらえ2では、トップレスと呼ばれる部隊が宇宙怪獣と戦っています。
太古の英雄ノノリリにあこがれるメイド服の少女「ノノ」は、
トップレスの一員「ラルク」と出会い「お姉さま」と呼んで慕うようになりますが。

いろいろ疑惑の構図が見え隠れする序盤です。
まず、宇宙怪獣が前作と違いすぎる。
本当にここは地球なのかなど。
物語的にラストへ向かう複雑な伏線がちりばめられており、
6話という短さなので、4話で事実が明かされるまでは、
謎世界でのさまよいを楽しむのがよいでしょう。

ノノ CV福井裕佳梨 努力と根性の主人公 モデルは福井裕佳梨さんだそうです
ラルク・メルク・マール CV坂本真綾 お姉さまとイメージが違うところがいいです

という2人が主人公の「21世紀トップをねらえ」
当時の嬉しさは分かってもらえるでしょうか?

リアル宇宙SFとしては高レベルな作品で、
前作と合わせて私のフェイバリットアニメです。

そして、前作のファンならだれもが望んだ結末へと誘われるのです。

投稿 : 2018/03/14
閲覧 : 503
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21

Maskwell さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

蛇足感が個人的には強かった

グレンラガンとガッチャマンクラウズを足して二で割った感じ。
おっぱい見れるしキャラはかわいいけどなんか全体通して暗いよな・・・ってのが感想。

個人的には女主人公があんまり好きではないのでそのへんもいまいちな理由かも。

わざわざ2として世界観をひっぱてくる必要が感じられなかった。
どうしても蛇足感が否めない作品。

投稿 : 2018/02/12
閲覧 : 259
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0

(斉藤) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

滑舌が悪いのはご愛嬌
この手のロボット物が好きなら 何だって楽しめちゃいますよ
動きが全体的に良いと思います

投稿 : 2018/02/11
閲覧 : 215
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0

ネタバレ

K.S さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白かったです。

全話視聴

 {netabare}いつか見よう見ようを思いようやく視聴
 初代に比べてクオリティが格段に上がった様な気がする。

 アホっぽいロボットさんが主人公なんだうろうけど・・・
 サービスなのかなんなのか・・・すぐ脱ぐな・・・
 視聴する側としては「おぉ!」だけど必然性が皆無の様な気が・・・

 内容は物理法則や相対性理論が全く通用しない世界・・・
 しかも「トップレス」って・・・名前がイカンだろ・・・

 なんだけども、正直ドキドキしながら見ている自分がいて楽しめました。
 ツッコミどころは結構満載だと思うけど、そういうのは無しという事で。
{/netabare}

投稿 : 2017/08/27
閲覧 : 279
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10

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

トップをねらえ1は名作だったが

これは駄作
だから見なくて良いように感じた

投稿 : 2017/05/06
閲覧 : 262
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トップをねらえ2!のストーリー・あらすじ

巨大ロボットを操って、人類の未来を脅かす宇宙怪獣と戦う美少女の姿を描いたアニメ「トップをねらえ!」の続編。
宇宙怪獣達から太陽系を守る超能力少年少女「トップレス」の一人、ラルクを「お姉さま」と呼んで慕う主人公ノノ。一際大きなアホ毛が特徴で自称火星のマリネリス峡谷育ち「ノノリリ」なる人物に憧れ、巨大宇宙怪獣に立ち向かっていく。(OVA『トップをねらえ2!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
2004年9月24日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%92%E3%81%AD%E3%82%89%...

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