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「FLCL フリクリ(OVA)」

総合得点
73.4
感想・評価
580
棚に入れた
2483
ランキング
1022
★★★★☆ 3.9 (580)
物語
3.6
作画
4.1
声優
3.7
音楽
4.2
キャラ
3.9

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FLCL フリクリの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Foolly Coolly

 全6話。

 毎度僕のレビューを読んでくださっている方はしつこいと感じるかもしれませんが・・・はい、今回もチェンソーマンの元ネタの一つです。今回の似ているところはタバコに文字が書いてあるところ、ハル子がパワーちゃんに似ているところとかですかね。

 内容は、とにかくメチャクチャ。やりたい放題です。でもすごーく面白い。あっという間に全話完走しました。

 マミ美とハル子がかわいすぎましたね。二人とも見た目といい声、しゃべり方といいドストライクでした。ハル子は最初嫌な奴だと思いましたが、段々かわいらしく見えてきました。おねショタの良さに目覚めそうですね。
 しかし最後は二人ともナオ太の前から姿を消したのはちょっと寂しいです。。。

 作画・アクションシーンはすさまじい迫力がありましたね。それにちょくちょくエヴァっぽい描写が多いです。光の当て方とか横顔とか。探してみるのも良いですよ。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/10/14
閲覧 : 302
サンキュー:

16

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

一緒に行く? やっぱダメー。たっくんはさ、まだ子供だから。

投稿 : 2021/10/16
閲覧 : 138
サンキュー:

0

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

この超絶ハイテンポについてこられるか!?

はい、ついていけませんでした(笑)
ひたすらにセンスで突き抜けていくような作品でした。これは今やっても流行んないだろうなと思います。というか割と最近に劇場版がやっていたんですね。
こういった感じろ系統のアニメは私には合わなかったですね。やはり私としてはしっかりとストーリーをおうことが出来てキャラクターと一緒に喜怒哀楽出来るような作品の方が好みでした。しかしこの作品はそういった要素を徹底的に排除しており、まぁ尖り方としては良かったと思います。
それから私はギターも古いアニメも知らないもんですから面白いところをことごとくスルーしてんだろうなとは見ていて感じました。全体的なエヴァ味はすごく伝わりました(笑)

65/100点

投稿 : 2021/08/06
閲覧 : 198
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まあ、色々とロックな印象

 印象としては凄くロックなものを感じる。
 the pillowsのロックナンバーが全編に渡って使用されていることもあるが、主役格である
ハルハラ・ハル子の存在が大きい。
 ベスパ、リッケンバッカーのベースという出で立ちがたまらなくロック的だし、そのベースも
演奏するのではなく、ぶん殴るのに使うというのがこれまたロック的。ロックが音楽である以上、
演奏よりぶん殴る方がロック的というのは書いていておかしいとは思うけどw。
 ハル子に関してはそういった外観だけでなく、行動、発言、たたずまいなど、存在そのものが
ロックといった感じで、新谷 真弓氏の演技が更にそういった雰囲気を醸し出しているような。

 映像的にはかなり尖った印象。
 漫画的表現になるなど、アニメならでの演出もあるが、カメラワークを初めとするベーシックな
部分も個性的なものがあり、80年代のATG辺りの先鋭的な邦画を思わせる。

 展開はかなりぶっ飛んだもので、特に序盤は設定が判らなかったこともあって、乗りと勢いを
そのまま映像化したような感があった。
 話が進むにつれ、それなりの設定があることが判るが、それでも頭にツノが生え、そこから
色々なものが出現する点などはキャラの精神状態のメタファーのように思える。
 心象表現を映像化して、それが作品内の現実と融合することで、シュールな状況を作り出して
いる点などは、幾原 邦彦監督作品に通じるものがあるような。
 ごく平凡な街を舞台に、世界の存亡に関わるような事態が起きている点などはセカイ系の範疇の
作品なのかなという感じ。そう言えば、この頃はこういった世界観の作品、多かったもんなあ。

 基本的にはコメディであるのだが、主役であるナンダバ・ナオ太の思春期の憂鬱が作品の
空気感に影響を与えているようで、その雰囲気は重くて暗い。
 あと姿こそ見せずじまいだったが、留学してしまったナオ太の兄のタスクの存在も作品に影を
落としているような。

 制作はGAINAXとProduction I.Gの共作だが、この作品の雰囲気などはGAINAXから独立した
TRIGGERに引き継がれているように思える。

2020/07/28

投稿 : 2020/07/28
閲覧 : 250
サンキュー:

5

ネタバレ

ちょま さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

センス100%のぶっ尖りアニメ!

とにかく他人のレビュー云々より自分の目で確かめたほうが早いアニメ。
全6話だけど「面白い」にせよ「つまらない」にせよ1話目で感じた印象が6話全体の印象になるので、とりあえず1話だけ見て切る切らないの判断をすればいい。
とにかくセンスしかない。「おっしゃれー」とか「クール!」とかじゃない、真似しようのないセンス。

巨大アイロンみたいな形をした工場が佇む町を舞台に、世の中を達観している(と思い込んでる)生意気小学生ナオタのもとへいきなり美女が現れてギターで頭をぶん殴り、そのタンコブからロボットが出てきてさあ大変!最後には世界の命運に巻き込まれつつちょっとだけ大人へと向かっていく青春ストーリー!
と、まるっきり意味不明の展開なのに何がすごいって話がちゃんとまとまってる上にたった6話にそこそこのキャラ出しておいて全員キャラ立ちしてるんですよ!

いつだって話の軸はナオタでブレず、各エピソードも人間関係の変化がメインだから理解できちゃう!設定も色々あるし、謎の美女ハルコも謎だらけで何か企んでるし、謎の組織も現れるし、ここらへんな~ンの説明もされないのだけど、全員背景に何かあるってのがわかるし目的も感じるし結局人間ドラマがメインだからそんなの気にならない!

ここまでぶっ込んでおいてむちゃくちゃになるかと思えば見終わったとき、世界の命運までかかってたのにまるで「小学生の頃、まだまだ世間の何も知らなかった小さな自分が見知らぬ隣町まで冒険に出かけたひと夏の思い出」みたいな切なさと爽やかさを感じさせるという王道ジュブナイルとしての完成度を誇るまじで頭のおかしいセンスで構成されたアニメ!

作画はガイナックス感溢れててかつ安定しててアクションも日常シーンもグリグリ動く!各所で流れるthe pillowsの楽曲も相まってほんともう唯一無二のアニメになってしまったのである!真似しようにも真似できないもはやオーパーツ的アニメじゃなかろうか!

漫画、小説と別展開していたがそこまで揃えたのも初めてだった!小説は語られなかった背景も語ってくれるので補完資料としてもオススメ。漫画は…

と、ハードル爆上げ評価をしたがちょっとテンポゆっくりだし絵面的には全然ぶっ飛んでないです。
刺さるとこんなにテンション上がるよ、ってコトで。
でも正直この作品のせいで漫画アニメに対する評価基準歪んだ。許さん。

個人的に一点不満だったのがナオタの心変わり。5話までマミミに執着してたのに6話で急にって…ここも納得行くものだったらもっとテンションやばかった

投稿 : 2020/05/17
閲覧 : 377
サンキュー:

10

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なにもない

なにかありそうで
期待大でみるも
なにも無いw
何年か経ってまた何かあったかと思うがなにも無いw
勢いのある作画と音楽と癖しかないキャラで
パワーは感じます
声優も新谷さん、大倉さん、松尾スズキさんと小劇団好きにもたまらない
昔は結局ストーリーがちゃんとしてないアニメは。。と思ってたけど
スペースダンディなどの一話完結でも面白ければってのを受け入れてみると
いい作品かなっと思います

投稿 : 2019/01/15
閲覧 : 332
サンキュー:

7

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

断念した感想。

3話までで断念したので簡潔に。

過剰な音楽と意味不明なストーリーのせいで全体的にPV感が強く「いつ本編が始まるの?」って気持ちで観てました。

映像は凄いけどそれだけ。最終話でここまでの断片的な情報が繋がってくれるのかもしれないけど、そこにいくまでがつまらなさすぎる。
精神にちょっと支障をきたした人物の幻覚とか、あるいは脳内世界、とかなら全然アリなんだけど…たぶん、そうじゃないだろうし;

投稿 : 2018/11/25
閲覧 : 314
サンキュー:

3

ネタバレ

esso-neo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

太郎くんだったら死んでた

視聴者諸兄には激烈に難解に感じられたであろう。
だがよくよく見返して見ると裏で設定が走り回り、常々よく見せてくれるのは人物たちの関係性なのだ。メディカルメカニカなんかの状況、世相に翻弄されながらフォーカスアップされるのは心情。
実に愉快なものである。作った絵と音に物を言わせて視聴者を釘付けにしていくのだ。アニメだなぁ。
ギターでぶん殴った時の音の痛快さはこれを超えるものを見たことがない。フリクリが凝縮されているような気さえする。そして最後に響く音は、それはもう優しくて甘酸っぱい味のする音なのだ。
理解よりも感じることに全力サポートさせている実に気持ちのいい一品。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 276
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7

ネタバレ

きつねりす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

TRIGGERの系譜、ここに有り。

劇場版公開に向けて完走。前知識も何も無かったので、6本レンタルしてきて中身が普通のアニメの1話分くらいだったのに拍子抜け。1日かけて観てやるぞ!という気分だったので肩透かしを1人で食らったような形に。
全話見て思ったのは、製作年当時のアニメーション水準で考えるとかなり高いクオリティだということ。ロボットとアクション、そして若干のお色気要素というアニメ好き男性のツボをドンピシャで突いてくる要素に加え、ストーリーの後ろをカッコよく支えるピロウズの音楽。「こんな音楽が似合う男になりたい」と思ってしまう大人っぽい渋さとは裏腹に、物語で描かれるのは「当たり前だと思っていた日常」をぶち壊す問題因子・ハルハラ ハル子の介入によって浮き彫りになっていく主人公の思春期ゆえの心の葛藤。個人的には1人の男の子が人を好きになるという気持ちに気付くまでの物語かなと思いましたが、全体的に捉えどころのないセリフや描写も多々あるので、見ようによっては深読みしがいのある作品なのかな、と思います。ひとまず一度見た感じでは100%の理解までは達していないとは思います。最終話でようやく明らかになる巨大な工場の正体はともかく、結局明らかにならないロボットたちの誕生理由、なぜカンチはナオ太の頭から出現したのかなどは、補完されるようにして発表されたという小説を見ないと分からないのかもしれません。おそらく新作映画でもそこは触れずに、新しい人間関係のもとで話が進んでいくのかな…と思っています。
自分個人が野球ネタが好きなのでやっぱり4話はお気に入りです。バットは振らなきゃ当たんない、というのは野球モノではテンプレ化しているテーマではありますが、その感情をそこでぶつかるか!というので胸熱展開でした。それに付随して4話で入ってしまった「スイッチ」の描写が秀逸な5話もなかなか見ていて面白かったです。
これ見た人はギター(作品ではベースだけど)、バイク(作品ではスクーターだけど)、そしてピロウズの音楽に憧れを持ってしまいそうです笑 とりあえず男は好きそうなアニメ!ということで上のようなタイトルを付けさせてもらいました。(実際に創設メンバーの大塚氏、今石氏は本作にも携わってる)劇場版の展開に期待。

投稿 : 2018/09/13
閲覧 : 347
サンキュー:

7

ネタバレ

カンタダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

日常、その最強性 *長文注意

フリクリの優れた考察をされているあるブログによれば、この作品には多くの裏設定があるらしく、この物語の理解を深めたければ小説と漫画を読むことをおすすめする。

じつはこのレビューはそのブログを読んで書こうと思ったのだが、そのブログによれば、主人公がなにもしないでモテてしまうギャルアニメに対するアンチテーゼであり、なにもしない直太はなにも手に入れず、成長もしないで終わる物語だと結論づけている。なるほどそういう解釈もできるし、なかなかおもしろい考察だ。「凄いことなんか無い。ただ当たり前のことしか起こらない」と独りごちる直太のこのセリフが、作品を終始一貫するテーマだというわけだ。

上の直太のセリフを一言で表せば「日常性」だろう。直太は常に常識的に振る舞うことを旨としており、非常識な大人をたいへんに嫌っている。非常識は「非日常性」であり、これにこだわる直太にとって常識とは自分を守る殻でもあり、また足かせともなっている。小学生にしては大人びているように感じるのも、こういったところに原因があるのだろう。

さて、そんな直太の常識をぶち壊すのが作中三人の女性なのだが、彼女たちはそれぞれ克服すべき問題と課題を各々抱えている年上の女性ばかりだ。一人だけ同級生がいるのだが、世の少女の成長は少年のそれより早い。彼女はすでに大人の女性としての階段に足をかけている。直太は大人ぶってはいても年相応に心も体も未熟な少年で、誰一人として救ってやれない。

それならそれで付け焼き刃でもいいから全身でぶつかって行けばいい。が、直太は自分の底が知れることを恐れてなかなか本気を見せない。ここぞというときでも、直太にとっての大人の象徴であり、憧れであり、劣等感の原因でもあるところの、ここにはいない兄に救いを求めてしまう。

一見直太が解決したような場面でも、実はそうではなく、大人が助けた結果であったりするので観ていて非常にもどかしい気分にさせられる。が、これも男として一皮むけるための試練だと思って、共に耐えるような気持ちで観させられる。

しかし、最後まで彼は誰も救わず、そして誰とも結ばれずに物語の幕が降ろされる。上記のブログ筆者の解釈の根拠もここにある。なにもしない・できない奴がモテるはずがないと言いたいのだ。なるほど、たしかにそうだろう。なにもしない・できない者がなにかを得られるはずはない。彼の言うことは正しい。

だが私はこの作品を通して直太は、まったくなにもしなかったようには見えなかった。実際、時に女の子を身を挺して守ってもいるし、大人の手を借りながらも難関に挑んでもいる。

ところで、少年は、少女が初潮を迎えることで「女」になれるようには「男」にはなれない。男は女や子供を養い守れなければ「男」になったとは言えない。古い考えと言われればその通り。しかし女、子供を守れない男が魅力的な大人の男だと言えないのも事実だ。実際尊敬できないような男と一夜は過ごせても、心から愛せる女はいない。だから少年は成長しなければいけない。そして大人は少年の成長を助けてやらなければいけない。

だから直太が伸びようとするとき、必ず大人が手を貸している。それはカンチであり、ハル子なのだ。それを直太は自分の力だと自惚れて痛い目に遭うが、若気の至り、若者が陥りがちな失敗だ。大いに反省すればそれでよろしい。そろそろ結論を急ごう。

すでに触れたが、この話は直太の「凄いことなんか無い。ただ当たり前のことしか起こらない」というセリフに象徴されるように、常識と「日常の力」を隠されたテーマに選んでいると私は考える。メディカルメカニカの工場が街の中心に居座っているのも同様の意味だ。その工場はアイロンの形を模している。アイロンはシワを伸ばし平らにするものだが、非日常をシワ、もしくは山や谷だと考えれば、それを平坦にするということは日常化を意味する。アイロンはその隠喩なのだ。世界の平坦化、完全なる日常化、それはつまり生活の死であり、精神の死である。

人は日常を生きているが、それを生きていられるのは非日常があるからだ。日常という平坦な生活は常に忍耐を強制するもので、非日常、つまり恋、競争、祭などがなければ、いずれ心は摩耗して生きながら死んでしまうものだ。話の冒頭の直太のセリフは、この日常性を表すものなのだ。しかし彼を取り巻く環境はハル子をきっかけに非日常的なものに急展開する。

そして物語の最後、直太は再びつぶやく。「凄いことなんか無い。ただ当たり前のことしか起こらない」。これまでの人生をひっくり返すほどの大事件に遭いながらのこのセリフは、日常性の最強性を示すものなのだ。どんな凄いことであっても、非日常であれば終わらなければならず、日常に戻らなければならない。なぜなら非日常はいずれかならず飽きるからだ。飽きられた非日常は日常と同じものだ。だから精神を溌剌とさせ生命力を取り戻す非日常は終わらなければならない。どれほど強烈な喜怒哀楽も愛憎も持続させられず、永遠とも思える日常が徐々にそれらを屈服させてしまうからだ。

ゆえに直太のセリフは最初と最後でまったく意味が異なっている。最初は日常に疲れきった諦めと無関心。最後は生命力を取り戻し、日常を生きる覚悟として。彼は一歩成長したのだ。日常に慣れきって疲れ切った、無感動無関心な大人としてではなく、心を殺そうとする最強の「日常」に耐えて生きていこうとする大人として。

成長しない者に未来はないわけで、そんなことを言いたいためにわざわざアニメにする理由はない。厭世主義なら哲学だけで充分だ。
このOVAは六話構成で手軽に見られるとおもう。近々劇場版も出るそうだ。これをきっかけに一八年前に作られた作品も観てみるのもいいだろう。4:3の画面だが、まったく古びてないのはすごい。

投稿 : 2018/07/23
閲覧 : 322
サンキュー:

9

ネタバレ

くかす さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

とにかくかっこよく、すごい勢いがある作品
コーヒー飲んで大人ぶってる子供が
ある日バイクで轢かれてちょっとした冒険をする話です

その場の勢いを楽しむ作品でもあり
深い設定を考察して楽しむ作品でもあります

実験的な演出が多く、少し癖があります
Pillowsの挿入歌がかっこいいです

2話のカンチが初めて赤くなるところでの
防御、挿入歌、回し蹴りは、ぼくがいままで見た
いままでのアニメのバトルでも例を見ないかっこよさでした

最終話のハル子とアトムスクの力を手にして
海賊化したタッくんのバトルはかなり凄く
そのあとの告白はかなり良かったです

6話で手軽に見れます
2000年の作品ですが作画が凄まじいです

投稿 : 2014/11/12
閲覧 : 257
サンキュー:

9

ネタバレ

篝火 暁斗 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

友達に勧められて

見たんですけど、なんですかね、ぶっ飛んでる感はあるんですけど、ちょっと意味不なところが多い挑戦的謎な作品だと思います。w

第一話に漫画のコマを使って表現するという手法は斬新でインパクトがあったのですが・・・、そこだけなんですよね。

投稿 : 2013/12/08
閲覧 : 237
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

不可解で不愉快で愉快なアニメ

ポジティブさに欠けるイントロ…項垂れたギターロック…
フリクリの本編で節々に綴られる楽曲はロックバンドthe pillowsが奏でている。胸が躍る。心が躍る。

かのビートルズも愛用した青いリッケンバッカーのベースギターを背中に背負い込み明らかに排気系統がイカれてるベスパに乗る女…ハル子

メンヘラ女にキスマークを付けられるリア充ながらのリアリスト。妙に冷めてるショタ…ナオ太

凡庸な我らの日常とは180度違う一種の平行世界でナオ太とハル子を軸に回り続ける奇妙な物語。奇抜で脈絡が無くどうしようも無いくらい説明がつかない。主人公は奇形するわベースで殴るわ蹴るわもう無茶苦茶だ。

好きか嫌いかはセンスの問題だ。僕は大好きだ。

捉え所が無さ過ぎる。解釈させる気が無いのかとすら思っている。散文的な節を組み合わせたら一つの集合体なのか…つまりは何にも囚われて無いのだろう。自信はあまりないが両手の指を折り終えるくらい見たら事の顛末が解るのかも知れない。正直腰が重いがもう数回は見てみようと思う(中野ブロードウェイあたりに台本落ちてないものかねえ。)

投稿 : 2013/11/19
閲覧 : 248
ネタバレ

輝の子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

音楽と連動した動きの気持ちよさがすべて。

投稿 : 2013/09/29
閲覧 : 187
サンキュー:

0

ネタバレ

あんまさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

パンじゃなくて・・・カンチ様、ひとつ頂けませんか?

思春期アニメです。14歳から17歳くらいまでが見頃でしょうか。
音は大体 THE PILLOWSが担当しています。
PVかって思うくらい音楽が大きくなるシーンが多い。

作画が半端ないと思います。
動きとテンポがすごく良くてかっこいい。
話の端々に意味が隠れてて深読みしたくなるとこがあるけど、
何も考えずに見たいと思っていつも見てます。

好きなキャラはカンチ様です。私の中ではカンチ様が主役です。

以下別アニメとの共通点なのですが、
{netabare}
『FLCL』で登場する機関名フラタニティは、同じ鶴巻和哉監督作品である『トップをねらえ2!』にも登場している。さらに『トップをねらえ2!』でエキゾチックマニューバという言葉が登場するが、それと似たシステムが『FLCL』にもあり、両作品の世界観には若干の共通点が見られる。

WIKIPEDIA抜粋:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AA
{/netabare}

【人を選ぶかも】
話の内容にちょいちょいわかる人にしかわからないネタを仕込んだり、急展開、特に言葉の説明がなかったりするので、
観る人を選ぶかと思います。

投稿 : 2013/07/14
閲覧 : 260
サンキュー:

4

ネタバレ

ももくさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ぴろーずに

ピローズにはまる作品。

それもいいけどはるこさいこー。ギターで殴られたい。

投稿 : 2012/10/10
閲覧 : 357
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

スキ

好きなもんは好きなんだからしょうがない

結構色んなとこで言われてますけどDon't think Feelなアニメ
スタッフのセンスとノリとギャグと新谷真弓さんとよく分からない何かが脳髄を直撃します
普通に見てっても何がなんだか分からず置いてけぼりをくらいます
だがそれでもよく動くキャラたちとセンスの良さに魅せられ何だかんだで見続けることが出来ました
このセンスはかなり人を選びます。しかしハマれば最高のアニメとなるでしょう。僕はなりました

主人公のナンダバ・ナオ太は地方都市 疎瀬(まばせ)に住む小6の男の子
何も起きない平凡な日常と何の変哲もない街とある日やってきた謎の医療機器メーカーの
よく分からないでっかい何かに囲まれて暮らしている
周りのものと自分に冷めたニヒルな態度で日々を過ごしていた

アメリカに野球留学に行った兄のタスクに白人美女の恋人が出来ましたと
浮気された兄の元カノのサメジマ・マミ美と共に今日もいつもの高架下で
ナオ太の事を「たっくん」と呼ぶマミ美とうだうだしていた
していたらスクーターに乗ったベースギターを背負う謎の女に跳ねられた
その女は近頃噂になっている跳ねられたら頭から奇妙な角が生えてくると噂のベスパ女であった
そして実際に生えてきたナオ太は周囲に気付かれないようにうまく隠していたがある日・・・

ぶっ飛んだダイナミックな作画と色々と無視した自由な動きが見てて楽しい
見ていると意味の分からない設定に頭を悩ませることになるでしょう
そのうち考える事を放棄してこの映像を感じることに集中した方がいい事に気づきます
だって全然意味分かんねーもん
全6話の1話30分。つまり6×30の3時間のアニメです
長々と見続けることにならないので2クール以上はあるアニメは苦手という人も安心です

正直この作品についてはうまく説明できそうもないです
何で好きなのか分からない。だけど好き。そんな気持ち。恋に似てる
色々と実験的で挑戦的なこのアニメ
ラストでは若干切なめの余韻に浸れます
まだ見ていない方は1度はどうぞ。アニメーターのセンスに惚れる

投稿 : 2011/11/22
閲覧 : 316
ネタバレ

kunitom92 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

おしゃれ

おしゃれなんだけど 見づらい・・もっと滑らかにしても良いと思う。 個人的な意見です。

投稿 : 2011/10/22
閲覧 : 307
サンキュー:

2

ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いきなり楽屋オチなのはやめようぜ・・・

pillows、べスパ、そして新谷真弓のためにある作品。
それ以上でもそれ以下でもないと感じました。

投稿 : 2011/08/07
閲覧 : 405
サンキュー:

2

ネタバレ

まるこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とにかくブッ飛んでいる!!

何もかもブッ飛んでます。
庵野秀明監督のセンスが光る。

投稿 : 2011/06/21
閲覧 : 404
サンキュー:

2

ひろはる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/10
閲覧 : 6

ゆにこん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/09
閲覧 : 8

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 8

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/10
閲覧 : 9

Mio さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/01/01
閲覧 : 12

Thranius さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/17
閲覧 : 13

kんばんわ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/13
閲覧 : 31

yama1968 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2023/08/29
閲覧 : 15

yingyunyi さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:----

投稿 : 2023/08/02
閲覧 : 12

モンロー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/25
閲覧 : 14
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FLCL フリクリのストーリー・あらすじ

後に「トップをねらえ!2」で監督を務める鶴巻和哉の初監督作品である。脚本は「少女革命ウテナ」「桜蘭高校ホスト部」の榎戸洋司、キャラクターデザインは「ふしぎの海のナディア」「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行が担当した。

ベースギターを背負いベスパのバイクに乗ってやってきた謎の女・ハル子と彼女によって頭から変なモノが出てくるようになった小学生・ナオ太、彼と付かず離れずの関係で学校では孤立しているカメラ好きの女子高生・マミ美が主人公の不思議でサブカルな空気の実験的演出が多用された作品。

全編に渡ってthe pillowsの楽曲が使用され、物語の空気感を作る重要な要素となっている。(OVA『FLCL フリクリ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
2000年4月26日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AA

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