退会済のユーザー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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銀河英雄伝説の感想・評価はどうでしたか?
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
さすらい庵 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
大ファンです。
3〜5年くらいに観直すのですが、不思議と同じシーンでも感じ方が違うんですよね
若い頃には理不尽に感じられたことが大人になって観ると妙に納得したり…
さすがに作画は古臭く感じられますが、素晴らしいアニメ作品です。
mas22 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
110話と明らかに多すぎる話数で敬遠されるかと思われますが、
是非とも見てもらいたい作品!!!
途中だれることなくどんどん世界に引き込まれていくとと間違いなしです。
声優さんも今でいうところの大御所だらけなだけに演技力半端ないのも
売り、キャラクター数もものすごく多いんですが無駄なキャラクターが全く
なく、それぞれのキャラクターにストーリーがありなおかつ無駄がない!!
音楽はクラシックメインなので、どこかで聞いたことあるーって曲が多い
印象ですが、曲の使い方、タイミングといい本当に心地よい作品です。
ちなみに去年一気に見終わったんですが、今になってまた見たくなり
二週目ですwww
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
自分の中でアニメを測る上での基準にもなっている。
これに勝るアニメを求め続けるも、いまだ出会わず。
ツッコミどころがないわけではないが、
常勝の天才と不敗の魔術師という2人の英雄を軸に、
最良の専制政治と醜悪な民主政治、
戦争と平和、人間の愚かさと可能性など、
さまざまな対立構造の描き方はやはり見事。
物語全般、内容、展開の面白さ
品格と知性に富んだ言葉の応酬
声優陣の豊かな演技力と声
個性の際立つキャラの面々
なんだかんだ言ってもやっぱりこれが最高。
seiya さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ジャンル:SF
物語/感想
全話で110話ある長編OVAアニメです。
ダブル主人公の作品で主にその主人公たちの半生を描いた作品です。どちらもたぐいまれなる素質を持っており、その二人が対立する勢力に属し対立しながらも互いの手腕を認め合い惹かれ合っていきます。
昔のアニメではありますが、一言で言うとSFの歴史物を見ている錯覚に陥ります。ですが、飽きずに110話を3日ほどで完走してしまうほど良くできた作品だと思います。決め台詞は「銀河の歴史にまた1ページ」です。歴史物が好きな方には特におすすめの作品です。
声優/キャラ
やはり魅力はタイプの違う主人公2人です。どちらも違った魅力があり、声もあっています。一つ難点なのが、登場人物の多さでしょうか。最初は覚えられないかもしれませんが、見進める内にすぐに覚えられるかと思います。
作画/音楽
昔の作品を沢山知っているわけではなくこの時代に作られた作品の中でのレベルが把握できていないため、3としています。
らすきき さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
本編全110話・・やっと視聴終わった。 長かった・・が、途中で辞めずに最後まで見れたということはやはり評判通りの作品だったということでしょう。 本作は根幹としては帝国VS同盟の形となっており、ほぼ交互に帝国側・同盟側の話が描かれていく。 どちらの陣営も魅力的な軍人・ヒロイン(?)を取り揃えており、単なる戦争の話だけでなく、ヒューマンドラマとしても見応えのあるものであった。
外伝があと50話ほどあるようだが、これが本編後を描かれているものならすぐ見ようと思ったものの、本編前のラインハルト・ヤンを描いたものであるようなので、これに関してはまた機会があったら視聴してみたいと思う。
視聴して後悔ということは全くないものの、25話作品×4本見れるレベルの視聴時間を要するので、時間がたっぷりある人か、よほど興味を持った人以外にはあまりおすすめはできないかもしれない。
gogo0728 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ああああ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
某、アニメサイトの評価は、「8.80/10.0」です。
(2016/06/04時点)
リング☆ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ヤングジャンプで藤竜が連載開始したので編集しますた。
難点は長いこと。
友達に勧めて話数を伝えると、ちょっと引かれるレベル。
そして説明が多いので中弛みしやすいところ。
おもしろいのになかなか他人に進めにくい。
舞台が宇宙のはずなのに艦隊戦がやたら平面的だったり、よくある宇宙的な描写(宇宙生物や超常現象的な)がほぼ無いのは、英雄譚を宇宙でやるのには不要だったからかな?
しかしストーリーの歴史的な背景やキャラクターの作り込みは素晴らしいです。
ストーリーは銀河帝国の天才ラインハルトと自由惑星同盟の英雄ヤンのダブル主人公を中心に、魅力あふれるキャラクターが山盛り登場します。
銀河帝国と自由惑星同盟の成り立ち、そして現在に至る歴史など、設定の説明がストーリーの随所に散りばめられ、歴史の勉強をしている気分になります。
中弛みを感じる部分ではありますが、歴史好きは気に入る事間違いないかと。
古いアニメなので初めは作画が気になりますが、数話視聴すれば気にならなくなると思います。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
銀河英雄伝説の視聴にあたって
(視聴とレビューの方針を1作目の「螺旋迷宮」に代表して記載しています)
https://www.anikore.jp/review/1475830/
【銀河英雄伝説の時系列】
(1) 「螺旋迷宮」
(2) 「白銀の谷」
(3) 「叛乱者」(宇宙暦791年/帝国暦482年8月〜)
(4) 「決闘者」(宇宙暦792年/帝国暦483年1月〜)
(5) 「黄金の翼」
(6) 「奪還者」(宇宙暦792年/帝国暦483年12月〜)
(7) 「朝の夢、夜の歌」
(8) 「千億の星、千億の光」
(9) 「第三次ティアマト会戦」
(10)「わが征くは星の大海」
(11)「汚名」
→本編 第1話「永遠の夜の中で」
※ 「新たなる戦いの序曲」
これまで11本52話の外伝と2本劇場版を視聴し、本編に辿りついた時にはこれから待ち受けるヤンとラインハルトが繰り広げる「常勝」vs「無敗」の英雄対決に心が踊り、どんどんと視聴を進めていきましたが、本編を完走して振り返ってみると「常勝」vs「無敗」の英雄対決という小さな枠には到底収まりきれない物語でした。
ラインハルト・フォン・ローエングラム
帝国軍の一士官から始まり、次々と武勲と階級を上げていく彼は破竹の勢いそのものです。
でもそれはラインハルト個人が秀でた才能を持っていたからだけではなく、良い仲間に巡り合えたから・・・
唯一無二の親友であるキルヒアイス、「疾風ウォルフ」の異名を持つミッターマイヤー、「帝国軍の双璧」の片翼を担うロイエンタール、人道より目的達成のための効率・能率を優先させるオーベルシュタイン・・・もう挙げ始めたらキリがありません。
ラインハルトの旧体制以前の家柄優先主義から脱却し、武勲と才能による評価・昇進させた結果が功を奏した訳ですが、ラインハルトを崇め仕えた人財が豊富だった事は彼の類まれなる才能のなせる業にほかなりません。
ヤン・ウェンリー
普段はぼーっとしていて気がつくと紅茶にブランデーを入れて飲んでいる姿や、ベレー帽で顔を覆い足を投げ出して指揮官席に寝そべる姿が印象的な彼ですが、「奇跡のヤン」「ミラクル・ヤン」と周りから慕われる実績の持ち主です。
彼の知恵の泉はどこまでも深く、どこまでも澄んでいるよう・・・
普段は静か・・・でも戦場で動くべき時に動くべき方向に仲間を導く事ができる・・・
だから絶対に負けない・・・
だから数で圧倒する帝国軍にも一目置かれる存在になった・・・
ラインハルトとヤンの戦いは本当に見もので、手に汗握る展開が1度や2度ではありません。
何せ110話もある訳ですから・・・掘り下げようと思ったら、きっとどこまでも掘り下げる事ができたと思いますし、実際相当深掘りされた作品だと思います。
でも、この物語で重要なのはラインハルトとヤンの熱い戦いではなく、「何故人は戦うのか」「戦って何を得ようとしているのか」「それは本当に戦う事でしか手に入らないのか」という警鐘を、この作品が鳴らしているのでは・・・と思えて仕方がありません。
なぜなら「戦う」という事は「失う」事にも直結しているのですから・・・
歴史的名勝負と言われる数々の戦いがあります。地位、名声、栄誉を得た人がいます。
でも賞賛の影には、その何万倍・・・何億倍という人の死が隠されているんです。
中には親兄弟や愛しい伴侶を失った人も大勢いる事でしょう・・・
その死を取り巻く悲しみの数といったら・・・きっと数え切れないのでしょう。
この物語はそんな「辛さ」もしっかり描いています。
時には胸に痛みを伴う様な展開も訪れますが、全部ひっくるめて人間の所業なんだと痛感させられます。
だから嬉しい事が本当に貴重に感じられる作品でもあると思います。
時間の許す方には・・・是非一度視聴して頂きたいと想える作品でした。
物語のスケールはとてつもないです。勿論、「常勝」vs「無敗」しか入らない器でもありません。
たくさんのキャラが駆け抜けていきます・・・そのスタイルと矜持は十人十色・・・
私はそのキャラ達に何度泣かされた事か・・・
視聴する前はキャラデザや作画の古さを少し気にしていましたが、視聴を進めていく中でそんな気持ちはどこかに消し飛んでしまいました。
キャラデザや作画の善し悪しだけで名作が決まる訳でもありませんので・・・
そして110話を見終えて・・・この物語が完結していないことには正直ビックリでした。
物語的には丁度キリがよく歴史の1頁・・・と言ってしまえば確かにそうかもしれません。
でも、人が生き続ける限り物語は続いていくんです・・・
それはこの物語の登場人物も然りです。
こうなると2017年に始動する銀英伝の新アニメプロジェクトへの期待が一挙に高まります。
制作はヌルヌル動く作画に定評のあるプロダクションI.Gさん・・・
HPには原作者である田中芳樹先生のコメントが記載されています。
「原作の小説でも、コミックでも旧作のアニメでも出来なかったことを、思いきってやって下さい。」だそうです。
原作者の先生からこの様な温かいコメントが貰えるなんて嬉しい限りです。
現在のアニメーション技術を駆使したラインハルトとヤンの戦艦同士の対決も痺れそうですが、歴史の次の1頁を刻んで欲しい気持ちもあり正直複雑な思いですが、楽しみであることに変わりはありません。
話題が少し逸れてしまいました。
この物語は「名作とは何たるか・・・」を私に教えてくれた作品になりました。
この作品と出会えた事・・・そしてこの作品を勧めてくれた方々に感謝します。
勿論、「お気に入りの棚」行き決定です。
79 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
とても良くできています。
アニメとは思えない程の内容の深さです。専制政治と民主共和制を対比しながら、それぞれのキャラクターの思惑が事細かに描かれ、ドラマとロマンが詰まった作品になっています。
戦闘もかなり頭脳戦、心理戦が多く、興奮しっぱなしです。
そして音楽がとてもいいです。ベートーベン、マーラー、ブルックナー、ワーグナー、ドヴォルザーク等々の音楽が宇宙の舞台をより壮大なものへ演出しています。
クラッシックが好きな方も必見です。
DxVNz94635 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
剣道部 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
Hiraku8 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作からして相当強度のあるもので
魅力のあるストーリーとキャラクターに加えて
ベテラン声優の演技、演出、オーケストラによる音楽によって間違いのないアニメ化になっている
こふ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ボーア さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
文句なしの素晴らしき作品です。
これ観ないで何観るの?
外伝も最高でしたわ。
アニメ親父 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
kuroko85 さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この作品に初めて出会ったのはまだ第1期の頃。
7本を立て続けに見た後に、、、ある程度の充足感と満足感。
ただ、、、その後に残った猜疑心、
それは、、、
ここで(作者が)キルヒアイスを殺してまで
見せたかった事は何なのか?
ほとんど確証にも近い形で続編がある事を期待した私は、
原作が10冊の本である事に気がついた。
その10冊をまとめて読んだ時の幸福は生涯忘れないだろう。
それで満足していた私に、アニメの続編があるとの朗報が届く、
まさか、全編するつもりか?
このシリーズを見る上で焦りは禁物。
気長に待っていると第2期が発表された。
序盤の最大のスターであるキルヒアイスを亡くした事により
その人物像は深みを増していく。
1期で末席だったミュラーはこの頃から急成長。
(まあ、水島裕さんだったので、、)
双璧の二人は主役クラスの存在感にまで、、
同盟軍ではシェーンコップとポプラン?
(ローゼンリッターが出撃すると血が騒ぎます)
そして話はただの戦闘ものにおさまらず、
国としての政治や経済等にも広がっていく。
人間模様もより複雑に、より深く、、
※このシリーズの数少ない不満が、3期に入り
ラインハルト治世となった時の軍服や軍旗、
宇宙船のデザイン等が1期より格段に落ちた事。
ミュラーの新旗艦のデザインとか、、
まあ、それほど1期が作りこまれていたと言う証明。
そしてここまで来れば、完結した事が功績。
日本アニメの金字塔としてそそり立つ。
彼らは(製作に関わった多くの人は)アニメで
とうとう水戸黄門を作ってしまった。
完成したのは偶然でもあり、必然でもあるように感じる。
ただ偉大である事に変わりは無い。
最近では、幾人かの主要キャスト(特に声優さん)が
他界するニュースが目に付く。
その金字塔に、これからのアニメーターは挑めるのか?
大きな壁として、そこに立ちはだかるとんでもない超のつく大作。
mcc_N@ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「宇宙に進出した人類は、銀河帝国と自由惑星同盟の二つの勢力に分かれ、150年にわたる断続的な戦争を続けてきた。この戦いが永遠に続くかと思われていた時、2人の英雄の出現により、歴史は大きく転換し始めた」
この1文だけしかし・・・が、・・・ダメ!!!感じさせる歴史ドラマのようなスケール!
語りつくせないドラマ性の高さ
SF作品の枠を超えている作品…!!
長編ですが絶えず視聴者を惹きつけて止みません...!とにかく見所が多く、ストーリーへの惹きつけ方が巧妙
この構成の素晴らしさを超えるアニメは思い浮かびませんっ・・・・!
宇宙戦争が舞台ですので戦闘シーンは無論っ・・・!戦場では だまし打ち 不意打ちが 日常・・・・・・...!日常でのニューマンドラマ、リアルな政描写。内政まで描くアニメってもう作らないでしょうね・・・
渦巻く陰謀と先が読めない展開というのはこのアニメの為にどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・といって過言ではありませんっ・・・・!
言うまでもなく戦場では だまし打ち 不意打ちが 日常・・・・・・での展開は艦隊戦です
メカに登場したパイロットのここまで来たらもう…。 勝負とはスケールが違います。
艦艇の指揮官の作戦...!指揮によって戦局が動くので、力技、超展開的な戦闘は起こりえません。
この作戦によって戦況が大きく変わるシーンは引き込まれるものがありますっ・・・!。
さて、この・・・狂人がっ・・・!作品は帝国軍、同盟軍の双方視点が交代で描かれています。そこに善悪ふざけるなっ………! おまえらには慈愛などないっ……!という単純ではない思想があり、どちらの軍にも感情移入が出来たっ・・・!。
両陣営に英雄がおりますし!
戦場では だまし打ち 不意打ちが 日常・・・・・・が舞台ですっ・・・!から戦死はつき物…!!が
お気に入りの人物が離脱した際にはひどく脱力感を覚えたのだっ・・・・・!・・・
無駄な散りざまではないのですが
それでも・・・・・人間かっ・・・・!?しかし・・・が、・・・ダメ!!!納得できない
意外にもこれをスルーが戦場なん…基本も基本…大原則だっ…!うね・・・
時間がどこかわからぬ・・・地中の底の底・・・・ときに観ていただきたい作品…!!...!人生観を変える作品といっても...過言ではありません
100の名アニメを見るより、この1作を観ることの方が圧倒的価値があるように矜持ます
セメント さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
久々のワロタ(ラングのAA略)
かなり強大な作品だと思います、見る量的にも内容的にも。
OVAなのでそれほどメジャーでもなく知る人ぞ知るってのがオタク心を掻き立てますね。
大きくヤン・ウェンリーを代表とする自由惑星同盟とラインハルト・フォン・ローエングラムを長とする銀河帝国、それからフェザーン自治領なども関わってくる、長きに渡る戦争の日々を描いており、その描写は重厚かつ繊細です。
本編だけ見ても、そのスケールは凄まじく、まさに日本のアニメの頂点に君臨せんとしんアニメです。
原作は小説、といっていいんでしょうか、もはや歴史書のようなものです。
宇宙での戦闘シーンが頻繁にあって、そのたび作画のきめ細かさには驚かされます。
当時はセル全盛期ですから、その分味が出ていて至宝のアニメーションになってること請け合いです。
銀河声優伝説と言われているほど、声優が豪華です。
下手なアニメならラスボス級の方々が、キャラの端々に出演されています。
ヤン・ウェンリーを演じるのは富山敬さん、現在の声優アワードにある富山敬賞とはまさに富山さんのことで、今でも生前のご活躍がフィーチャーされる御方です。
ラインハルトを演じるのは堀川りょうさん、ベジータや服部平で現在もお馴染みの御方ですね。
その他語り尽くせないほどの有名声優が群雄割拠しており、本作を超えることはまず不可能であろうレジェンド級の配役です。
EDの小椋佳さんの歌う曲がまたなんとも良いんですよねぇ、実に味わい深い。
キャラもこれまた凄い量で、一瞬しか出てない重役がいて、それがまた豪華な声優だったりするんですよね。
キャラも立ってるし、1周しただけなのに全然キャラを覚えれてしまうのが怖いです。
それだけあって好きなキャラも随分と多いです、帝国側も同盟側も挙げればキリがないですね。
どちらかといえば同盟側が好きなキャラ多いかな、12話のフォークが帝国領侵攻作戦を提言する回で顔見せしてる提督たちは全員好きです。
本作はOVA版のみ110話を寝ずに一気見するという馬鹿げたサークルの企画によって視聴することが適ったんですよね。
忘れもしません、大学の秋休みを利用してサークルのメンバーが部屋に集まって、本作を途切れることなく流し続ける作業・・・
「進め!以下略」という平野耕太さんが描いたオタクマンガの一節に"銀英伝を寝ずに一気見する"というのがあり、これを敢行してみたいなぁと思って、実際にやってしまった感じです。
でもやっぱり本作が面白くって、3日くらい掛かりましたが、メンタルが崩れることなく見続けられたのも偏にって思いますね。
丁度この企画の後に、5日限定で本作の一挙無料配信がGYAO!で行われて、煮え湯を飲んた覚えがあります。
まぁ本気で寝ずに見れば余裕ではあります、よほど時間がないとそんなプレイング出来たものではありませんが・・・
yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
復刊のご挨拶
年の瀬も押し迫ってまいりましたが、如何お過ごしでしょうか。
さて、皆様への御約束通りここに「週刊 銀河英雄伝説」の復刊を宣言いたします!(一週遅れてしまいましたが)
まだ折り返しにも到達しておりませんが、今後もより一層気を引き締めて刊行を続けていく所存であります。
今後とも何卒ご愛顧のほどをお願い申し上げまして、挨拶に代えさせて頂きます。
平成27年12月20日 ヤピゴスティーニ代表 やっぴー
休刊のお詫びと挨拶
{netabare}いつも「週刊 銀河英雄伝説」を購読していただいてありがとうございます。
そんな皆様にこんなお知らせをしなければならないことを残念に思います。
詳細は私のプロフを参照していただくとして、今後の再開予定について述べさせていただきたいと思います。
な、なんと!本年11月4日よりファミリー劇場において「銀河英雄伝説(本伝)」の再放送が始まるのでございます。
月~木に各日2話ずつ放送するそうなので、おそらく、12月中には39話まで追いつくのではないかと推測されます。
そういうわけですので、今年中には我が「週刊 銀河英雄伝説」を再開することができる見込みでございます。
しばらくのお別れとなりますが、また会える日まで、皆さまご自愛なさいまして、健やかにお過ごしください。
ヤピゴスティーニ代表 やっぴー
{/netabare}
創刊の挨拶
{netabare}この度は「週刊 銀河英雄伝説」創刊号をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。
本マガジンは、全55号を予定しております。
各マガジンには2話分のレビューを掲載し、
週に一度のペースで刊行する予定となっております。
もはや改めてここで申し上げる必要などないと存じますが、
銀河英雄伝説についてご紹介をさせていただきます。
田中芳樹原作のスペースオペラをほぼ忠実にアニメ化した作品であり、
全110話(本伝)に及ぶ大作であります。
この大作を攻略するにあたり、
どうすれば最後まで視聴することができるか?
との視点で愚考を重ねた結果たどり着いたのが、
週に2話のこのマガジン形式であります。
55号と1年を超える長きにわたるお付き合いとなります。
途中至らない点も多々あると思いますが、
何卒広い心で見守っていただけるようお願い申し上げます。
ヤピゴスティーニ代表 やっぴー{/netabare}
第一話「永遠の夜の中で」
{netabare}実質的にアスターテ会戦前半。
絵もキャラデザも古さは否めない。
そこは目をつぶろう。
それを言い出したら視聴できなくなる。
そこで、私の銀河英雄伝説歴について語ろう。
原作は5回は通読しているはず。
アニメ版は何度か視聴を試みて断念している。
もちろん魔術師ヤン・ウェンリー派であった。
SFというよりは戦記物と捉えるべき作品であろう。
私としても、三国志を読むのと似た感触で読んでいたような記憶がある。
友人の中には「未来の話なのに帝国で専制君主制なんて・・・」と受け付けない人間もいた。
専制君主制・・・いつ復活してもおかしくないと思いますがねw{/netabare}
第二話「アスターテ会戦」
{netabare}ヤン・ウェンリーの面目躍如。
彼の出世の決定的な要因となる。
敗戦ゆえに英雄が必要・・・とはいつの世も変わらぬもの。
負けても大勝利の同盟政府には大衆衆愚政治の臭いがプンプンです。
流石に全110話。
話の進みが遅いです。
ら、来週も頑張るぞ!{/netabare}
第三話「第十三艦隊誕生」
{netabare}自由惑星同盟の国歌・・・
わざわざ作曲したんでしょうね。
歌詞は何語だったんでしょう?
それにしてもマーラー多用されてますね。
憂国騎士団恐すぎw
やる事も過激すぎ!
女でも殴っちゃうんですか!
第十三艦隊誕生っということで、
イゼルローン要塞攻略前夜ってとこですかね。{/netabare}
第四話「帝国の残照」
{netabare}「ジーク、弟と仲良くしてやってね。」
ジークフリード・キルヒアイスの運命はこの一言で決まってしまった。
ラインハルトへの友情が偽りだとは言わない。
しかし、髪を撫でられながら聞いたアンネローゼの言葉は、
彼にとって、
女神の神託にも等しいものであった。
ラインハルトのシスコンぶりも尋常ではないが、
キルヒアイスの一途さもこれまた尋常ではない。
これは、もはや、愛をこえている?
これは、もはや、信仰?{/netabare}
第五話「カストロプ動乱」
{netabare}古代ギリシャ風?
古代ギリシャは西洋文明のいわば理想だが、
現代のギリシャは完全にヨーロッパのお荷物・・・
どうなる?EU。
デフォルトしちゃうの?
・・・話が逸れた。
キルヒアイスはローエングラム伯の腰巾着ではない。
ということをラインハルトとアンネローゼ以外の人間に知らしめた一件。
キルヒアイスの胸中がどうであれ、
権力を持つ者は勝手な思惑を抱く。
彼には他の選択肢はありえないのだが・・・{/netabare}
第六話「薔薇の騎士」
{netabare}帝国側(ラインハルト)と同盟側(ヤン)を交互に描く、
というのがこの作品の基本的な流れなんだけど、
ラインハルト → 堅苦しい
ヤン → 気楽
って印象を受ける。
これは中心人物のキャラクターに負うところが大きい。
ヤンの気負わない性格、
少なくとも気負っていないように見せかける態度が、
なんとなしに温かみのある集団を形成しているように感じられる。
それはそうと、
いよいよイゼルローン要塞の攻略戦。
戦(いくさ)と言っていいのかどうか・・・
どんな素晴らしいハードもそれを扱う人間しだい・・・
いつの世も変わらぬ真実ですね。{/netabare}
第七話「イゼルローン攻略!」
{netabare}イゼルローン要塞攻略戦の目的とは、
自明のことかもしれないが、
イゼルローン要塞を奪取することである。
つまり、攻略戦後も要塞として機能するように占領することである。
だから、シェーンコップは白兵戦に訴えてまで制圧する必要があった。
もし、攻略戦の目的がイゼルローン要塞の破壊若しくは無力化であったならば、
もっと手っ取り早い方法を採ることもできた(中枢施設の破壊など)。
仮に、もし仮に、イゼルローン要塞を破壊していれば、
その後の情勢はどうなったであろうか?
ヤンは、同盟の政治家の野心を見誤った。
味方の血を一滴も流さずにイゼルローンを攻略したことにより蔓延した高揚感、
その力を過小評価していたのかもしれない。{/netabare}
第八話「冷徹なる義眼」
{netabare}ラインハルト陣営において影の部分を一身に背負う男オーベルシュタイン(影ならロイエンタールにもあるか・・・ならば、闇?)。
ラインハルトとキルヒアイスが二人の内に秘めてきた野望、
夢物語に過ぎなかったその野望が、
いよいよ手の届くところまで近づいてきたその時に、
野望の成就に必要な最後のピースとして陣営に加わった男、
それがオーベルシュタイン。
いや、必要性なら・・・不可欠ではなかった。
おそらく、オーベルシュタインがいなくても野望は成就した。
少し遠回りをし、少し余計に血が流れたかもしれないが。
彼は、そこへの最短ルートを突き進むために必要なピースだったのだ。
汚れ仕事をできる人間は必要である。
だが、進んで汚れ仕事を作るような人間は必要なのだろうか?{/netabare}
第九話「クロプシュトック事件」
{netabare}陰謀渦巻く帝国の中枢と
その中枢に巣くうモノ達による華やかな宴。
華やかな宴は一瞬にして地獄絵図と化す。
戦場で行われない戦い、
それこそがラインハルトに立塞がる大きな壁なのかもしれない。{/netabare}
第十話「ジェシカの戦い」
{netabare}ヤン・・・ファーストクラスにぐらい乗せてもらえよ。
ダンスができるとモテるというのは真説なのだろうか?
甘酸っぱい思い出・・・
もしかしたら・・・
あるいは・・・
違っていたかもしれない未来。
その積み重ねが人生なのかもしれない。{/netabare}
第十一話「女優退場」
{netabare}愛憎と陰謀が複雑に絡み合う帝国の宮廷。
人の心は移ろいやすい。
ましてや皇帝の寵愛の行方など・・・
一度口にした栄光の味は忘れがたく、
それを一時の夢と諦めるには後味が強すぎる。
さらば儚い夢よ・・・{/netabare}
第十二話「帝国領進攻」
{netabare}民主主義の自己矛盾。
民主主義という崇高な理念も運用次第である。
民主主義は万能の政治体制ではない。
むしろ欠陥だらけの政治体制である。
ほんの少し気を緩めれば、
アテネ以来の衆愚政治へと堕する。
信仰は神にのみ捧げればよい。
人の手になる思想を信仰してはならない。
思想は信仰の対象となった時から衰退への道をゆく。
それは考え、疑い、検証し続けねばならないものである。
所詮、人が作り出したものなのだから。{/netabare}
第十三話「愁雨来たりなば・・・」
{netabare}最も合理的・効率的な方法が最善手?
それは、時として最も冷酷な策と成り得る。
頭ではその合理性・効率性を認めながらも
情のほうでは割り切れていない。
ラインハルトの冷徹な理性の象徴がオーベルシュタインならば、
ラインハルトの優しい心根の象徴がキルヒアイスなのかもしれない。
机上では簡単に思える作戦も
現地で実行にあたる者にとっては容易なものではない。
それをそつなくやってのけたケスラーもまた有能な指揮官である。{/netabare}
第十四話「辺境の解放」
{netabare}解放軍・・・
なんと甘美な響きであろうか。
餓えの前にはどんな思想も理想も無力である。
ラインハルト達がワイングラスを割るシーン、
これが、あの有名な!
えっ?
白ワインなの?
てっきり赤ワインだと思ってたよ・・・{/netabare}
第十五話「アムリッツァ星域会戦」
{netabare}大規模な艦隊戦・・・テンション上がるわ~。
惜しくらむは平面的なところであろうか。
せっかくの宇宙空間での艦隊戦なのだ、
もう少し立体的に描かれてもいいのではないか。
戦闘艇(ワルキューレ及びスパルタニアン)の動きは流石に立体的であったが。
旗艦における戦術モニターも2次元で表現されており、
ここも何とか3次元的な表現にできなかったものかと。{/netabare}
第十六話「新たなる潮流」
{netabare}画竜点睛を欠く・・・
まさに最後の点を打つその瞬間を邪魔される。
そんな思いであろう。
オーベルシュタインはシステムに拘り過ぎる。
如何にラインハルトと言えども一人の人間である。
本当に腹を割って話せる相手、文字通り「腹心」も必要である。
他の誰に、怒れるラインハルトを諌めることができようか。
流れを速める歴史の潮流。
その流れは何をどこへ運ぶのだろうか?{/netabare}
第十七話「嵐の前」
{netabare}おお!これが「3次元チェス」!!
う~ん、2次元チェス盤が縦に3層になっている?
上・中・下に駒がある・・・たぶんそれぞれの層間で移動可能なのかな?
ヤンはつくづく戦略家だな。
相手の意図、味方の対応、全て見通したうえで・・・何もできない。
ヤンとキルヒアイスの邂逅!・・・邂逅ではなく、宿命?
ああ、ラインハルトとヤンが味方同士であったなら・・・
このような叙事詩は生まれなかった。{/netabare}
第十八話「リップシュタットの密約」
{netabare}ヒルダ登場。
なんと理解のある父親・・・かつ、当主。
ラインハルトの人となりを読み切ったうえでの率直な物言い?
本当に大胆な女だ。
そんなヒルダにラインハルトは人として興味を抱いた。
電光石火の首都制圧劇。
この内乱は、ラインハルトの栄達を速めただけであった。{/netabare}
第十九話「ヤン艦隊出動」
{netabare}完全にラインハルトの掌の上。
完全にヤンの予見した通りに。
シェーンコップの扇動をのらりくらりと躱すヤン。
ヤンは知っている。
シェーンコップの指摘は正鵠を射ていることを。
自分にはその全てを実現する能力が備わっていることを。
ただ彼はそんなことを「やりたくない」のだ。
社会の幸福と自分の幸福、
選べるとしたらどちらを選べばいいだろう?{/netabare}
第二十話「流血の宇宙」
{netabare}メルカッツ提督も大変ですな。
外の敵と戦う前に内の敵を黙らせないといけないとは。
オフレッサー上級大将、個人の武力も侮れませんな。
それ以上に侮れないのが、オーベルシュタイン。
疑心暗鬼を煽らせたら天下一品。
おそらく、オーベルシュタインのために割かれた一話であろう。
彼の凄さは映像では伝わりにくい。{/netabare}
第二十一話「ドーリア星域会戦、そして・・・」
{netabare}指揮官の演説を対比させておいて、戦闘開始。
ベートーベン交響曲7番第三楽章の軽妙なリズムに乗せて繰り広げられる艦隊戦。
凝り固まった信念に殉じるための玉砕。
無慈悲な理想は生贄の血を求め続ける。
崩壊への坂を転げ始めた救国軍事会議。
手懐けたいなら「パンとサーカス」を与え続けること、
暴力で抑えたいなら徹底的に恐怖を植え付けること、
どちらも出来ないのなら、
こうなるしかない。{/netabare}
第二十二話「勇気と忠誠」
{netabare}ラインハルトに比肩する戦略眼・用兵術、
ラインハルトを上回る平常心・包容力、
ラインハルトに遠く及ばない野心と求心力、
そんなキルヒアイスの全てが描画されるガルミッシュ攻略戦。
手玉に取られるブラウンシュバイク公。
もとより能力において遠く及ばないのは言うに及ばず、
その能力不足を補うための人材、メルカッツを使いこなすこともできない。
戦いの趨勢は決した。{/netabare}
第二十三話「黄金樹は倒れた」
{netabare}オーベルシュタインの策は・・・
最も鮮やかで最も効果的な喧伝効果をもたらし・・・
戦役の終結を早めることに貢献した・・・
オーベルシュタインはラインハルトを試している。
ラインハルトは自分が理想とする君主たりえるのか?
無辜の人々の屍の上に帝国を築く覚悟があるのか?
メルカッツの矜持・・・
ゴールデンバウムに殉じる機会を失ったが、
それがヤン・ウェンリーとの邂逅を生むというのなら・・・
醜く死んだブラウンシュバイク、
しかし、彼の部下の執念たるや・・・ {/netabare}
第二十四話「誰がための勝利」
{netabare}ヤン・ウェンリーの見事すぎる手腕。
アルテミスの首飾りの有用性を完全否定するかのような破壊ぶり。
これじゃ「アルテミスの首飾り」がどう凄いのか全然わからないよw
それに引き替え、フレデリカへの不器用な振る舞い。
上司と部下の一線を越えてやればいいのに・・・
でも、そこがいいのか。
イゼルローンを無力化する最善手、
それに気づきながら、やはり、手を打てないヤン。
彼はそれに対応できる立場にないのだから。 {/netabare}
第二十五話「運命の前日」
{netabare}上官と部下という形式を装った親友としての関係は終わってしまった。
元親友という過去のある上官と部下の関係がこれから始まる。
組織にNO.2は必要ない。
必要がなければいいんだけどね・・・
NO.2がいない組織・・・後継者候補が並び立つ組織・・・
NO.1が倒れたらどうする?
ああ、銃を預けたらアカンて・・・
あの日のことを思い出したらアカンて・・・
過ぎ去りし美しき思い出に浸ったらアカンて・・・
・・・ほら、運命がそこに。{/netabare}
第二十六話「さらば、遠き日」
{netabare}人一人の命は、200万の人民の命より重い。
200万の人命を尊い犠牲と断じることが出来ても、
キルヒアイス一人の死を受け入れることができない。
それが、人の性(さが)である。
見逃してはいけない。
アンスバッハの凶弾に即座に対応できたのは唯二人、
アンスバッハに向かっていったキルヒアイスと
ラインハルトの盾になろうとしたオーベルシュタイン。
水と油のような二人だが、
ラインハルトの希少性を認識しているのも二人のみ。
一人は親友として、女神にたてた宣誓を全うすべき存在として、
一人は主君として、自身の理想を実現できる唯一絶対の存在として。
キルヒアイスを失ってなお飛び続けねばならないラインハルト。
誰のために、どこへ向かって飛ぼうというのか?{/netabare}
第二十七話「初陣」
{netabare}OP変更
新体制となった帝国。
ラインハルトの下着々と進む改革。
相も変わらずの同盟。
最前線から古参兵を引き抜き新兵を充てる体たらく。
そんな中起きてしまった遭遇戦。
どうにかこうにか味方の損害を最小限にとどめることができたアッテンボロー。
唯一の明るいニュースはユリアン・ミンツの生還とその華々しい戦果。
彼は知ることとなった、一兵卒として戦闘に参加したことによって。
戦争の最前線で散る多くの命を。
一隻の艦艇の損失は、数千の人命の損失であるということを。
EDも変更。{/netabare}
第二十八話「肖像」
{netabare}明かされる疾風ウォルフの半生
運命の女性との出会い
ロイエンタールとの邂逅
運命の女と結ばれるという幸福
子宝に恵まれないという小さな小さな棘
語られる金銀妖瞳ロイエンタールの過去
親友にのみ伝えられた不幸な生い立ち
それ故なのか繰り返される漁色行為
暗躍するフェザーン
再び動き出した銀河の歴史
立止ること自らに許さないランハルトの下
加速度的に増していく歴史の奔流が全てを押し流してゆく{/netabare}
第二十九話「細い一本の糸」
{netabare}地球教。
フェザーン。
同盟の首脳陣。
ゴールデンバウムの残存勢力。
それぞれの思惑が錯綜する銀河。
ヤンとの出会い、
日々の家事、
自分自身の昇進、
ユリアンの充実した生活。
束の間の安寧に身を委ねる銀河。{/netabare}
第三十話「失われたもの」
{netabare}失われて初めてわかる、
そのものの質量。
ラインハルトはあまりに苛烈に眩く煌めく。
常人には見ることすらできない程に。
彼を仰ぎ見ることができるのはほんの一握りの特別な目を持った者だけである。
その輝きを優しく和らげることができたのは、
キルヒアイスだけであった。
ラインハルトは孤高の存在となった。
オーベルシュタインが望んだように。
だが、あまりに苛烈に光り輝くが故に、
誰も近づけない存在になってしまった。
オーベルシュタインのような盲いた人間を除いて。
渇きを癒すため、
冷えた心を暖めるため、
彼は戦い続ける。{/netabare}
第三十一話「査問会」
{netabare}冴えわたるヤンの洞察力。
あれだけの材料からかくも見事に見通すとは。
あくまで可能性としての言及とはいえ、
フェザーンの後ろいる闇の蠢動をさえ捉えるとは。
しかし、悲しいかな。
彼にはその可能性に備えるすべがない。
査問会・・・
時間の空費の絵巻物。
ヤンよ、嘆くなかれ。
もうすぐガイエスブルグ要塞が君を迎えに来るのだから。{/netabare}
第三十二話「武器なき戦い」
{netabare}出し損ねた辞表。
もう出す機会のない辞表。
沈みかけの船の上で繰り広げれる喜劇。
あまりの滑稽さに悲壮感さえ漂う。
この船は、もう修復不能な穴が開いている。
誰もがうすうす感ずいている。
でも、もう舞台から降りるには遅すぎる。
船が沈むその時まで狂った喜劇の舞台は続く。{/netabare}
第三十三話「要塞 対 要塞」
{netabare}後手に回るイゼルローン。
それでも持ちこたえるイゼルローン。
対症療法は延命にはなるが根治は難しい。
だが延命で良いのだ。
ヤンという特効薬が届くまで生き長らえればいいのだ。
やはり、ケンプは器ではなかった。
疾風ウォルフや金銀妖瞳に比肩するほどの器ではなかった。
彼は、功を焦り過ぎた。{/netabare}
第三十四話「帰還」
{netabare}戦略目的は・・・
イゼルローン回廊の掌握であって、
イゼルローン要塞の奪取ではない。
そうであれば、採るべき手段は・・・
二人の天才は最初からそのことを解っていた。
ユリアンの軍事的才能の初めての開花。
生まれ持っての才能と英才教育のなせる業か。
ミューラーの演説にこそ指揮官の武人の責任感をみた!{/netabare}
第三十五話「決意と野心と」
{netabare}未だ、彼が心を許せるのはキルヒアイスのみ。
死してなお、
いや、
死したからこそ、ラインハルトの拠るべき絶対的な指針となり得た。
この世でラインハルト・フォン・ローエングラムを
人ととして、一人の若者として心配しているのは、
アンネローゼとヒルダのみ。
アンネローゼがキルヒアイスの死と共に隠遁してしまった今、
彼の傍で彼の為に動いてやれる人物はヒルダだけである。
愛?
広い意味での愛であろう。
互いに互いの能力・見識に敬意を払い、
得難い話し相手として尊敬し合っている。
そんな関係を「愛」と呼んでいいなら、
愛し合っているとさえ言っても良いであろう。
ペンは剣よりも強し。
時間のレンジを数百年・数千年の単位で捉えるならば、
そうであろう。
しかし、時間のレンジを数時間・数日の単位で捉えるならば、
糞の役にも立たん!
今ここにある困難を打破するには、
剣を持たねばならないことも覚悟する必要がある。{/netabare}
第三十六話「雷鳴」
{netabare}蠢動する陰謀。
放っておいても勝手に進む歴史の流れを
無理に最短ルートへと流れを歪ます行為に過ぎない。
しかし、歪もうが歪まなかろうが、水が低きに流れるは必定。
必定の流れに堂々と乗るラインハルト。
彼の前では小賢しい策など何の意味も持たぬ。
ヒルダのラインハルトを思いやる心によって
冷え固まった心をようやく融解させたアンネローゼ。
彼女もまた、自分を責めていたのだ。{/netabare}
第三十七話「幼帝誘拐」
{netabare}オーベルシュタイン・・・
細かいところまで調べ上げてある。
次の次の次の打ち手まで考慮しているのだろう。
信賞必罰は秩序維持の要であるが・・・
起こるべくして起こった事件の責任を負わねばならないとは。
敵だけではなく、味方の血をも流さずにはおかないそのやり方。
ラインハルトが生き急ぐのはわかる。
だが、オーベルシュタインはなぜそこまで性急なのか?
なにが彼を駆り立てるのだろう?{/netabare}
第三十八話「矢は放たれた」
{netabare}相変わらず冴えわたるヤンの洞察。
相変わらずヤンを焚き付けるシェーンコップ。
守護神としてその存在を絶対視されるイゼルローン要塞。
この要塞がある限り、領内に侵攻されることはない!
との信仰の対象とさえなっている。
・・・本当にそうなのか?
ヤンは気付いている。
イゼルローン要塞を無力化する方法に。
だが、それを阻止する手立てを持たないヤンにとっては、
その暗澹たる未来図が実現されないことを望むよりほかはない。{/netabare}
第三十九話「ひとつの旅立ち」
{netabare}ヤンの薫陶を受けるユリアン。
というよりユリアンに薫陶を与えることに喜びを見出すヤン。
いや、ヤンだけではない。
ポプランが、シェーンコップが、アッテンボローが、果てはムライまでがユリアンに薫陶を与えたがっている。
ムライが言うように、これはユリアンの美質なのだろう。
年長者から愛される資質、
これも得難い資質のひとつである。{/netabare}
第四十話「ユリアンの旅・人類の旅」
{netabare}あ、あう・・・フロッピーはないやろ・・・
衆愚政治・・・若き英雄・・・専制政治・・・恐怖政治・・・
架空とはいえ「歴史は繰り返す」そのものである。
人類は進化しない。
進化するのはテクノロジーのみである。
だから、人の営みは変わらない。
トロイの木馬の神話の時代から何も変わりはしない。{/netabare}
yMlmw84708 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ガムンダ さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
人類が恒星間国家を作った遠い未来の話です。
一言で言うとSFベルばら。
原作者自身が後書きに書いていますが、科学的には破たんしまくっています。
SFではなく「スペースオペラ」と言うそうです。
この作品の魅力は何と言ってもまるで一人の人間(作者)が創造したとは思えない、本当に自我を持っているかのような個性的なキャラ達。そしてその命を賭した掛け合いです。
作画は綺麗な時もありますが、コマ数が少なめです。
〆切間近は目に見えて雑になります(笑)
しかしまあ良く映像化してくれたものだと思います。
(原作は小説です。)
色んな人がさまざまな観点からツッコみ、論評してきました。
ツッコミ所が満載ですが、ツッコむに値する作品という事です。
あなたも観てツッコみに参加してみませんか?^^
はにょ~♪ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Low.IQ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
私のナンバーワン!( ̄- ̄)ゞ
越えるアニメは現れないと思います_(._.)_
本当に最後まで見たい!
という方にしか、
お薦めはしません(笑)
ダビデ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
なかなか,分量的に見れていなかったのですが,見始めたらすぐにハマりました。
途中で,DVD全巻購入し,4回連続して観てしまいました。
民主主義,独裁国家,文民統制の内容は,現代においても解決できない命題で,考えさせられる作品でもあると思います。
予告で先の内容がわかっちゃったのは、残念でした。
コーヒー命 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
世界で一番好きなアニメ。
20年経つのか?
2017年に新作がスタートする。
アニメにありがちなグダグダもないし、お色気も無い。
だからこそいい。戦艦が動くときとかたまらん。
声優さん、今度は誰がするんだろ。
サブアカウント01 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
銀河英雄伝説のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
銀河英雄伝説のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
西暦2801年を宇宙暦1年とした遥かな未来。宇宙に進出した人類は、専制政治を敷く銀河帝国と民主共和政を唱える自由惑星同盟の二大勢力に分かれ、 150年にもわたる断続的な戦争を続けていた。長く不毛な戦いが永遠に続くかに思われていた宇宙暦700年代末、両陣営に2人の英雄が出現する。銀河帝国の貧乏貴族の家に生まれたラインハルトは、姉を皇帝に奪われた事をキッカケとして、銀河帝国を奪い取る野望を胸に軍人となり、出世していく。 一方、敵国である自由惑星同盟にあって、不本意ながら軍人になってしまい、不本意にも関わらず功績を立て続けるヤン・ウェンリー。 一見正反対の彼ら2人の登場により、人類の歴史が大きく展開し始める(TVアニメ動画『銀河英雄伝説』のwikipedia・公式サイト等参照)
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