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「屍鬼[シキ](TVアニメ動画)」

総合得点
78.1
感想・評価
1461
棚に入れた
7830
ランキング
578
★★★★☆ 3.7 (1461)
物語
3.9
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.6

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屍鬼[シキ]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

darko2806 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うーん

登場人物の行動に不可解な点が多すぎる
例えば夏野
せっかく墓まで掘り返して明らかに異常な事態である確証を得たにも関わらず、なぜ大人に相談しないのか?
屍鬼がどうこう以前に墓から遺体が消えるという事自体大事件なはずではないのか
知り合って1年ほどの友人のために命を差し出す理由
数少ない大切な友人だからだけじゃ命を捨てるには流石に弱い
そしてその後あれほど嫌っていた村を助けるためにこれまた命を捨てる覚悟で屍鬼と戦う選択をした理由
例えば敏夫
村の人間に協力を得られなかったとして、外部に助けを求める事は出来なかったのだろうか?
それが出来ない理由とはなんだろうか?
例えば村人
日中役場から完全に人が消えて、夜になると動き出す
そんな状態にあって何も疑問に思わないなんて事があるだろうか?

数え上げればキリがない
展開や行動に説得力が無いから、どのシーンも強引で安直に見えてしまう
基本的なストーリーは面白いものであるだけにもったいなかった

投稿 : 2018/04/11
閲覧 : 326
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

タイトルなし

アニメ見始めの頃のトラウマアニメのひとつ
エグいし怖いです、後に見直すも完走する意欲が落ちました

投稿 : 2018/02/04
閲覧 : 422

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラストは想像を裏切るはず

思い通りに何もかも行きません…ワクワクします

投稿 : 2018/01/14
閲覧 : 650
サンキュー:

1

くろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーがすごい

小野不由美さんのサスペンス小説原作の、藤崎竜ことフジリュー漫画。
漫画の持ち主なので漫画の評価も一緒に含まれるかも。
過大評価しすぎてそんな悪いって程ではない作画に
もっと頑張れただろって思っちゃう。



この村は死によって包囲されている。
閉ざされた村で静かに着実に起きる事件と
それにまつわる人間心理が凄くよく描かれています。

小野不由美さんは十二国記でも、登場人物が知りえない別場面の情報を読者に与えて
登場人物が右往左往するさまを楽しませてくれたが、
今回もそのような手法がしばしばとられている。

登場人物の役回りと横の繋がり(親類友人、好き嫌い等)からの、
事件後にどう心理が働いてどう行動するのか…
時に無情で非情、時に切なく哀しい。
そんな色んな感情が入り乱れているのが面白い。

大まかな終着点がどこへ行くかというより、
登場人物が次にどんな行動に移すのかという点が多いに楽しめた。



そしてフジリューのキャラデザ。
この人絵はどうして斜め上のキャラデザをするのか。
だがそれが面白い。
斜め上のぶっとびキャラだけじゃなくて、主要人物の儚さや脆さ
みたいなものも描かれていてそれがなんとも(*´д`)


桐敷さんの声はなんとGACKTさんです。
色んな意味でわらう。


小野不由美さん原作のこの小説はなんとSIRENというホラーゲームにも影響を与えてる。
こっちも面白かったので是非(なお未プレイ)。

投稿 : 2017/12/03
閲覧 : 446
サンキュー:

4

ネタバレ

クロシバ710 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 4.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

過度なグロ表現が、良いストーリをかき消した。

序盤の物語の展開が遅く、死ぬほど退屈である。

おまけに、写実的に描かれた田舎の風景の中に、
ハレーションを起こすキャラが次々に登場する。
そのキャラ達の、物理的に不可能なヘアースタイル、
重力に逆らって、上や横に伸び、またはトグロを巻く、その髪型
を見て、僕は何度、ギブアップしようと思ったか。

とにかく、14話まで、お話が恐ろしくスローである。
ここまで退屈なストーリーに耐えて見てきた人は、かなりの”強者”だと思う。
そして、ここまで来ればれば、あとは完走できると思う。

序盤で、悪役だった、吸血鬼と、その仲間たちが、終盤、村人達の
逆襲により、まるで、被害者のように見えてしまうストーリーは
秀逸だと思った。
それは、あたかも社会の多数派が、少数派を抹殺しているようにも、
見えるからだ。

村人みんなが、集団ヒステリーを起こして、起き上がった人を
虐殺しているさなかでも、理性を保ち、罪の意識に苛まれる男性、
たくさんの村人の血を吸って、殺した事の天罰が下ったと感じる若い女性、
村の古い因習や習慣に、絶望し切っている若い僧侶室井と、
同じような絶望を背負う、スナコとの運命的な出会い、魂の共鳴、

これらの物語の素晴らしい要素や、深遠なテーマが、
行き過ぎたグロな表現でかき消されてしまったと感じた。

太い木の杭を、起き上がった人の胸に打ち込み、
多量の返り血が飛び散る表現。

太陽の光を浴びて、滅んで行く、起き上がり人達が、
まるでウジ虫によって、皮膚が食い尽くされるような表現。

物語の終盤は、このようなグロな表現のオンパレードになり、
大切なストーリーが、やりすぎたグロ描写の影に追いやられてしまった。

もし、この作品が、
退屈な前半を圧縮して、全体で12話ぐらいだったら、
B級ホラーのような、グロ描写がなかったら、
スナコを、妖怪のような作画ではなく、普通の少女にしていたら、
辰巳の首が吹っ飛ぶ、ラスト・シーンがあったら、
この作品は、僕にとって名作アニメとして心に刻まれたと思う。

投稿 : 2017/11/23
閲覧 : 387
サンキュー:

2

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ガバガバ

キャラ出すぎでしょ。どうでもいい奴らも多いし。

投稿 : 2017/11/09
閲覧 : 342
サンキュー:

1

ネタバレ

ムース さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人の醜さがメイン

サスペンスホラー
はじめの設定はひぐらしと似てる
山に囲まれて閉鎖的な田舎村で死因不明の死亡者が続出する。それに巻き込まれ解決まで奮闘する登場人物達が主なストーリー。
最初は何が原因なのか分からず、死んだはずの人間が主人公に見えたような気がしたりホラー要素がある。僕はホラー耐性があまり無いので結構怖かった。後半にかけて徐々に謎が解き明かされ、どう最後を迎えるのかが見どころ。
視点が多く、主人公が大活躍するとかそういうものでも無く、それぞれの行動、心情がメインになってる。疑心暗鬼になって殺したり、どこまでも自分のエゴで動く人間の心の醜さ、愚かさ良く描かれていると思います。小説原作のためやっぱり物語は小説っぽい。
{netabare} 沙子は何百年と生きて既に数え切れないほどの人を殺し、屍鬼として生きていると理解している上で今更自分が死ぬのが怖いというのは傲慢すぎる。沙子は自分で言っていた死は平等だと、ならば数日で1人のペースで殺しそれでも自分が生きる価値があるのか。屍鬼にとって人間は豚みたいな家畜だとしても心は人間、心は同種である人間達の命を一番近くで感じ殺してきているはずだ。殺すのは殺される覚悟のあるやつだけだとよく言う。人の命の大切さを知らず自分の命だけ可愛がる。そういう人の醜さが沙子には1番出てると思った。{/netabare}
キャラは全員ぶれずに良かった。
アニメにはあまり無いホラーサスペンスもの見たい人には是非。

投稿 : 2017/10/02
閲覧 : 294
サンキュー:

6

ネタバレ

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私は詩人か...

人は日々命を食べている。我々の育てる豚たちは食べられるために育てられている。私は今日もそんなことには頓着せず、生姜焼きをほうばっているのだが、たまにはそんなことを考える機会があってもいい。人は他人のために行動することを持て囃し、人を殺すことを忌避するけれど他の生き物に対しては結局のところ玩具や道具のように扱うことしかできない。人に同情する吸血鬼も、吸血鬼に同情する人間もいて、人と吸血鬼の種の境界は曖昧になる。それが種の境界からすら解き放たれたコスモポリタニズム的見地を提示する。人間も吸血鬼も独りよがりで生きるしかなく、そこに善も悪もない。
吸血鬼は人にとって最後の天敵として、立ち現れる。果たして吸血鬼を(人間という)種の敵として葬り去るべきなのだろうか、吸血鬼という種を肯定するべきなのか、吸血鬼は人としての矜持を守り続けるべきなのか、吸血鬼として生きるべきなのか、その問いに答えはないが、それでも人は自分で自分の道を選ばなければいけない、己が矜持を持って。

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 390
サンキュー:

4

ネタバレ

main さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

あと少し?かな、、、

うーん、、、
おもしろい。けど
設定が残念かなー、、、吸血鬼って、、、(笑)
個人的には人間の闇部分を描いたブラックな作品としては大好きです✨
しかし、吸血鬼、、、(笑)

投稿 : 2017/09/18
閲覧 : 255
サンキュー:

2

へっぽこぴー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白い

序盤はサスペンスと思いきや 後半から泥沼の展開でした こんなに人が死ぬアニメを見たのははじめてです
人が業に抗えず 葛藤するしそれでも諦めず戦う人や負けてしまう人 おかしくなってしまう人 いい意味で人間らしさがででいました

投稿 : 2017/09/12
閲覧 : 329
サンキュー:

2

ネタバレ

ve さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

おもしろかったけど…。

元は小説なだけ「もやもや…これからどうなるんでしょう〜?」
みたいな終わりだったし、主人公無双とかラブコメだとかスカッと悪を倒してくれるということもなくて、ただ観終わった後、なんとも言えない微妙な味が広がった。
でも、物語自体は面白い設定で面白かったと思う。
観終わった後、この作品をどう考えるのかが肝だと思う。
観といて損はないかな?哲学でしょ?という作品だった。

自分は「夏野、医者、大川さんカッコいいよ!恵ちゃんはブレないでgood。律子ちゃんは本当に天使だね…。
というか!室井!!テメーは何で生き延びて幼女(仮)とうふふ生活してんだコラ!なんだその格好。都会デビューか?!!
結末どうにかしてくれ!!!」

という感じだった。
まさか「絶望したから」という理由で村落を裏切ったロリコンが完全勝利して、都会デビューを果たし、ロリと生活しているだなんて。
しかも室井はただロリと一緒にいただけでほぼ仕事してない。
室井の仕事といえば、
たまたまロリと出会う→村落のために働くが裏切る→ロリの城に行き、座ってるだけ(他の屍鬼についてや、歴史、沙子の過去も聞かない)→
ロリと一緒に地下室に逃げるだけ→車で逃げる→失敗→途中で絶えて死ぬ→運良く起き上がったよ!!→大川を殺す→やった!小説家になれた!!

つまり、彼の仕事はロリのそばにいて、ただ座ってるだけ。唯一大きな仕事は大川を殺したことですね。
医者や夏野と比べると最悪です。
ただ沙子のそばにいて、変なポエムを読んでいただけなのに最終的に起き上がって大勝利。
そして村は言わずもがな壊滅。そして猟奇殺人として新聞に載る…。(・Д・)

物語は面白かった。どうなるのかヒヤヒヤした。結末は胸糞悪かったです!!

ちょっとした考察もした。

{netabare}
屍鬼は原作があるが、"アニメだけの観点"で言うと、正直、この物語の柱である屍鬼の気持ちに共感できなかった。
きっとこの作品は「生きるために殺すことに罪はあるのか。生きることは罪なのか。人間のルールは人間が勝手に決めたことでしょう?」ということを伝えたいと思う。
最後の方、人間が次々と屍鬼を惨殺していき、屍鬼は内面は人間のままだから、泣きながら逃げたりと可哀想な雰囲気になり「屍鬼に同情してしまう」というのを視聴者に思わせたいのだろうが、自分はそう思わなかったよ!!

理由は屍鬼は決して被害者ではないから。
まず、ナナコさん。彼女は「死にたくないから殺し」、「同じ起き上がりにしたいから家族を殺し」てきた。しかしこれは矛盾がある。
彼女は一度死を経験したのだから死の恐怖が分かっているはず。それを踏まえた上で死にたくないと言う。しかし家族を殺して屍鬼にしようとする。つまり、彼女は「死にたくないと言う死の恐怖を知りつつも、家族に死の恐怖を知らしめていた」ということ。果たして本当に大切な人に死の苦しみを与えられることが出来るだろうか。自分がその痛みを知っていて逃げているのに?
それに起き上がる確率は低いと知っている。
彼女は家族のためといいつつ、自分の行いを正当化しているだけであって、ただ自分が助かりたいだけなのではないのか。


そしてもう1つ。
生きるために殺すというけれど、屍鬼は寿命で死ぬということはないのだから、彼らはずっと生き永らえるつもりなのか。生き永らえることになんの意味があるのか。もしなん100年、何千年と生きたとしてそれは果たして「生きている」ことになるのだろうか。
終わりのない「生」など苦しくならないのだろうか。
もし、自分が屍鬼になって何千年もずーっと生きたいと思うだろうか。自分はそうは思わない。人間は限りあるから時間を大切にしようと思うし、限りあるから毎日が大切に思えるし、人を大切にしようと思える。

つまりこの屍鬼は生きるために殺すといいつつも後先のことを考えずただ今の自分のことしか考えていない。自分が1番大切なのではないか。
特にそれが表れているのは徹。

彼は家族を人質に取られて夏野を殺した。
しかし、外馬村はいずれ屍鬼の村となるとなっていた。つまり徹の家族…武藤家もいずれ屍鬼にやられるということだ。《人質もなにもない》←(後先のことを考えていない結果)
律子に食べろとせがんだのも律子のためだけではないのではない。律子が死ぬから言ったのではなく、屍鬼になってもなお、死の淵に立ってようとも人間としての矜持を忘れない彼女を見て、死より自分の命を選んだ自分が酷く醜く思えたからではないのか。

しかしなん100年、何千年と生きた屍鬼もいる。
例えば沙子。彼女にはどこも共感出来ない。
それもそのはず。彼女は幾年も生きつつ、成長してないからだ。成長と言っても身体的な成長ではなく、心だ。
沙子はロリのようだけど、人間の老婆よりも長生きしてる。普通は世界に対して達観しているはずだ。しかし彼女は室井に対して「生きることは罪なの?!!」と泣きながら訴える。(そうでないという答えを望んでいるかのように)
彼女の生まれは貴族。沙子はまさにエゴイストなのだ。なん100年生きようとも変わらない。過去の回想があったが、考えも性格も全く変わってなかった。普通はなん100年も生きれば、世界を見ていくなかで考えも変わり性格も変わるはずだ。でも沙子の心は幼いままだ。利己的だ。

それがよく表れているのは、沙子が室井を置いて逃げるところ。

「今までずっとそばにいてくれて逃がそうとしてくれた人を置いていくかー?!!」と思った。(やっぱ自分が助かりたいからだよね)

つまり人間は人間のエゴを持っているが、屍鬼は人間を辞めてもなお、醜いエゴを持っている。屍鬼は自分が1番大切なのだ。そうでなければ、人間関係が密着した村落で、その人の人柄を知っててもなおその人を殺さないだろう。
彼らは知らない人間を殺すのではなく、知っている人間も殺すのだから。
生きるために人を殺すことは罪だろうか。それは答えは出ない。
しかし彼らはあてもなく人間を殺し続けるのだろうか。いずれ屍鬼が人間より増えたとしたら、人間を家畜のように飼うつもりなのか?
死の恐怖から他人を陥れることで逃れ、生き永らえるのか。
生き永らえることは果たして「生きている」というのか。成長もしない、料理の楽しさも知らない。太陽の下で駆け回ることもできない。
ただ元は同種であった者を殺すだけ。
つまり屍鬼がしていることははまぎれもない「破壊への道」なのである。

{/netabare}
だから屍鬼には共感出来ない。

投稿 : 2017/08/28
閲覧 : 278
サンキュー:

3

ネタバレ

エロマンガ先生 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

人間の内面的醜さが見たい(笑)と思って検索したら出てきた作品w
始めは感染病が疑われていたが実は吸血鬼(起きあがりをしたゾンビ)で、最後はみんなで吸血鬼を全員殺してしまえー!な展開。
ピュアな人間もいればクソな人間もいる。
吸血鬼だからどうもリアリティに欠けるため怖くはないホラー。内容は面白いです。

投稿 : 2017/07/11
閲覧 : 277
サンキュー:

2

ネタバレ

CAD さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

おもしろいところ
・吸血鬼を皆殺しするシーン、人間集団になるとつおい
・尾崎の医者の執念、目的のためなら手段を選ばない
・田舎へのヘイトがすごい
・人間と吸血鬼は共存しえない

投稿 : 2017/06/09
閲覧 : 197
サンキュー:

1

くあれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作でした。

5年以上前の作品であるにも
関わらず、作画と音楽のクオリティは高い方だ思いました。

登場キャラが多すぎて、それぞれのキャラ設定を把握するのが大変でしたが、後半からの物語と多くのキャラが繋がって、大体は把握することができました。

個人的な意見としては最後だけルートを変えてほしいと思いました。
opは前後ともに良かったです。

投稿 : 2017/05/26
閲覧 : 249
サンキュー:

2

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

死に善も悪もない。

数年ぶりに再視聴、2週目です。
いやー名作でした!そして凄くメッセージ性が強い。
2週目なのに終始集中して楽しんで観れました。
ジャンルはゾンビホラーと思われがちですが、サイコホラー(人の狂気を描いているので)です。

ホラーアニメ大好きな私は、名があるホラーアニメは全制覇しています。
(といってもここ10年で、ホラーアニメ10作品くらいしかないですけどね。笑)
需要あまり無いのかもだけど、もっとやって欲しい。

近い内にホラーアニメベスト10作る予定なのですが
屍鬼は自称ホラーアニメ専門官である、私のベスト10、上位に入れますね。


【あらすじ】
舞台は外場村という小さい村落。
村の周囲はモミの木(卒塔婆に使う木)に囲まれ、外界との交流も少なく
正に田舎の中の田舎って所。
そんな村には起き上がり(死人が蘇る)という古くからの言い伝えがあった。
物語は、こんな死に囲まれた場所で始まります。


【感想】
貴方は人殺しを悪いと思いますか?殺してはいけないと思いますか?
大半の人は悪いこと、いけないことだと言うでしょう。
何故ですか?誰が決めたのですか?
それは昔からの暗黙のルール、人が定めた罪の意識、法律があるからです。
ですが屍鬼では、そんなモノ(ルール、罪、法律)を改めて再認識させてくれる作品でした。


屍鬼(起き上がり)達は皆に自我があり、生きています。(肉体は死んでいるが)
彼等は生きる為に人を襲います。血を吸わないと死んでしまうから。
忘れがちだとは思いますが、私達ヒト(人間)も何かの命を奪って生きています。
普段は調理され、お店に並んでいる商品として接しているから気づかない。
けれど確実に命を糧として、奪い、殺し、生きています。
そう、屍鬼達も生きる為に襲っているだけなのです。
私達と何が違うのでしょうか?いいえ同じです。
寧ろ、ヒト(人間)の方が、動物、野菜、果物など、ありとあらゆる命を奪っています。
時には、理由もなく殺すこともする。
彼等(屍鬼)を悪と定めるなら、私達ヒト(人間)はそれ以上の悪であるということです。


それに何かしらの理由や、屁理屈をこねているのはヒト(人間)だけです。
ニュースとかで絶滅危惧種が、というニュースが流れれば
やれ可哀想、酷いだの何だのと騒ぎます。
じゃそれがヒト(人間)に危害を加える存在だったら?
やれ殺せ、居なくなれ何だのと騒ぎます。
実に見ていて愚かだと感じます。


【結論】
生きること、生命を全うすることにおいて、善も悪もない。
あるのは弱肉強食、食物連鎖だけです。
立場が変われば、見方が変わる。
そんなことを屍鬼は伝えたかった。
屍鬼からのメッセージだと感じました。



【豆知識・余談】
ヴァンパイア(吸血鬼)のモデルとなったのは、ワラキア公ヴラド3世(ヴラド・ツェペシュ)という
1431年頃に実在した人物です。
敵国、自国の民共に串刺しにしたことから、串刺し公という異名を持っています。

この方もそうですが、ヴァンパイアの設定によく使われる
日の光に弱いなどの設定は、先天性白皮症(アルビノ)という方達から取ったんだと思います。
髪の毛、皮膚、ありとあらゆる部分の色素がなく、真っ白です。
また紫外線を浴びると、焼け爛れてしまい。目もヴァンパイアみたく赤くなってしまう。
本当に珍しい奇病で希有です。


【PS:追記】
BGMのズンチャ!ズンチャ!ズンチャズンチャッチャッ!が凄く印象に残る(*´艸`*)

投稿 : 2017/05/24
閲覧 : 1245
サンキュー:

36

おぼ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ノイタミナ史上、最高の名作

ノイタミナ枠といえば、[人に考えさせる系]・[感動恋愛系]・[和風系]・[迫力戦闘系]
が多くを占める。

僕は、その[キャラに頼らずストーリーで勝負]する姿勢に好感を抱いており、尊敬しているのだ。

そのなかでも最高傑作といってもいい作品を
5つとりあげてみた。

1[No.6]
2[屍鬼]
3[ギルティクラウン]
4[東京マグニチュード8.0]
5[あの日みた花の名前を僕達はまだ知らない]

まあ、こんな感じだろうか。[あくまで個人意見]

そのなかでも、極めて人間の価値について語っているアニメ。
それは屍鬼しかないと思う。

屍鬼は、[吸血鬼]と[人間]という、共存しようもできない。そんな悲しい関係を丁寧に描いており、

それに+で、[集団になった人間の怖さ]という別の概念でも人間に知識を与えてくれる。

それは、[いじめ問題]についても深く考えるきっかけを与え、人間以外の生物に対する接し方も、このアニメをみたら変わると言っても過言ではない。

そんな、人生に教訓を与えてくれるアニメ、[屍鬼]に、恐縮ながらレビューさせていただこうと思う。

それでは、観点事のレビューに移る。

ストーリー……文句無しの☆☆☆☆☆

作画……良かった。☆☆☆☆

声優……とても良かった。
違和感なくみれた。☆☆☆☆☆

音楽……微妙な曲も存在したが、
その分、名曲もたくさんあった。☆☆☆☆★4.5

キャラ……立ってて良かった。☆☆☆☆

総評……☆4.5

投稿 : 2017/05/03
閲覧 : 346
サンキュー:

24

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キズ物語 ーⅣ 外場村篇ー

原作未読で視聴。


『三方を山で囲まれた僅か1300人足らずの排他的な小さな村「外場村(そとば)」。 ある日3人の村人の死体が村から発見され、それを皮切りに次々と村人が死んでいく。その状況を不審に思った村の医師「尾崎 敏夫」は、伝染病を疑い始めるが死体の検視の結果そうではない事が判明。死因が暗礁に乗り上げたそんな中、敏夫は村の古い言い伝えである「起き上がり」の話を耳にし、暗中模索の中でやがてある一つの結論に辿り着く。それは・・・・』という物語。


この作品のジャンルは、サスペンス ホラーに分類されます。全22話で、TV放映後に発売されたBlu-rayで、TV未放送のOVA2話が特典として追加されました。なお、追加された2話のOVAは、全22話の中の20.5話と21.5話にあたります。


大作ですねこの作品は。特に後半の展開は、形容するならば「凄まじい」と言うべきものでしたよ。作品は全22話なので、登場人物も多く、人物の背景なども丁寧に描かれていて、全体を通してゆっくりと展開して行きました。やはり20話超えの作品は安定感があります。


最初の5話ぐらいまでは、いわゆる典型的なパンデミック状態を描いていましたが、6話以降の死因究明からこの作品の本領発揮でした。村人の死因に疑問を持ち調査を始めたのは医師の「敏夫」と村の青年「結城 夏野(ゆうき なつの)」の2人なのですが、 ほとんど接点のないこの2人が、同時並行的にそれぞれ違った手段で究明に挑む描き方は面白いと思いました。


12話以降の中盤の見せ場はやはり敏夫の「解剖」でしょう。ハッキリ言って拷問シーンでしたよあれは・・お食事中ならご注意を。18話以降の終盤は、それまでのゆったりとした流れとは打って変わって、堰を切ったような怒涛の展開でした。集団になった時の人の怖さが描かれていましたよ。


ちょっとした豆知識。作品中、画面の下に時系列として日時と六曜が表示されるのですが、そこから調べた結果、物語の舞台は1994年のようです。


ごめんなさい。どうしても最後まで馴染めなかったものがありました。それはキャラクターデザインです。1300人の村にはそぐわないキャラデでした。SFバトル系アニメのキャラクターですよあれ。気合い入れたら掌から衝撃波とか出せちゃう感じでした。なぜあのキャラデを原作者がOKしたのかが謎ですね。唯一杭が残りましたね....それだけが。

投稿 : 2017/04/27
閲覧 : 1034
サンキュー:

38

未来 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

アゴが・・・アゴが・・・

突き刺さりそうなほど鋭くとがったアゴが私の心を切り裂いて
初めの1分のopでみるのを断念。
刺さりそうなほど細いアゴでしたが
でもopに出るアゴ骨は綺麗に描けてた。
頭蓋骨をあれだけ綺麗に描けるのなら、もう少しアゴを上手く描いてほしかった。

投稿 : 2017/04/19
閲覧 : 233
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作の小説読んでみたい

最初のopが独特なメロディでずっと頭から離れませんな。
少しずつ少しずつ村が屍鬼たちに犯されて変化していく。その変化に異変を感じつつも、これまであった平穏な日々として無理やりにでも過ごしたい村人たちの気持ち、分からないでもないなぁ。おかしいんだけど、それを肯定すると今までが崩れてしまうから、何も分からないふりして怖がっていればそのままで済むからね。そっちの方が、変化を受け入れて苦しむより楽な時あるよね。
自由のない将来に苦しんでいるのもすごく胸にきた、村の期待通りに寺の住職にならざるを得ず、手首を切って、一度自分を殺した。周囲の期待が大きすぎるのもしんどいね。
最初の頃は屍鬼が悪者かであるように扱われてたけど、でも屍鬼がどんどん増えるにつれて、人間の方が鬼のような感覚になってしまったかも。生きるための捕食。何か考えれば考えるほど難しい。

投稿 : 2017/03/30
閲覧 : 209
ネタバレ

静御前 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

「笑い」とは

笑い(わらい)とは、楽しさ、嬉しさ、おかしさなどを表現する感情表出行動の一つ。
笑いは一般的に快感という感情とともに生じ、感情体験と深くかかわっている。また、笑いは感情表現の中でも極めて特殊なものであり、すぐれて人間的なものである。一般的に動物の中で笑うのは人間だけである。怒り、悲しみなどの表現は動物にもあるが、笑いがすぐれて人間的である理由として、笑いには「笑うもの」と「笑われるもの」という分離があり、何かを対象化するという心の働きが必要となる。※1

一番コミカルな、ベタなボケから離れようとすると、それはシュールとなり、さらにそこからまだ追求し、深めていくと、それはどんどんと「ホラー」に近づいていくからである。逆に言えば、「笑い」を追求し、深めようとすると、それは自ずとホラーとなるということである。すなわち、「怖い」と言われているネタというのは、シュールからさらに突き詰めた結果生み出された、水準の高い笑いであることが多いのである。※2

笑いと恐怖の境界線については以下のような考察も見られる。
「笑い」は、人間がある程度予測できる行動から少しずれた、少し逸脱した反応や行動に対して生まれ、「恐怖」は完全に理解&予測不能なものに生まれるのではないか?
理解できる逸脱→笑い
理解不能の逸脱→恐怖※3

この作品は「笑い」なのか「恐怖(ホラー)」なのか
この作品の逸脱は理解できるのである。それは、登場人物全員が馬鹿だからである。否、愛すべき馬鹿なのである。馬鹿の行動というのは理解できる。なぜなら、彼らはふざけているからだ。極限に見える状況に置かれていても、ふざけているのだ。それを視聴者に嫌というほど見せつけてくる。次第に、視聴者は馬鹿達の行動を期待するようになる。
つまり、この作品は「ベタなボケ」と「シュール」を往復する「笑い」といえよう。
「笑い」には緊張と緩和が重要である、といった説もある。緊張が大きいほど、緩和つまり「笑い」が大きくなる。緊張の大きさで比べると、「シュール」>「ベタなボケ」となろう。
この視点に立つと、本作品の前半は「シュール」、後半は「ベタなボケ」と言えるのではないか。ちなみに、筆者は本作品の前半では含み笑い、後半では大笑いをした。このことは、「シュール」とは質の「笑い」、一方の「ベタなボケ」は量的な「笑い」を生み出すことを意味している。
この作品を「シュール」たらしめている要素は枚挙に暇がない。ぜひ本作品を視聴し、感じ取ってもらいたい。※4


※1 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%91%E3%81%84
※2 http://d.hatena.ne.jp/ncat2/20090620/1245511186
※3 http://mandara-dara.hatenablog.com/entry/2015/06/11/170428
※4 本作品のグロ描写は、アニメ界TOPであり(普段グロ描写を見ても特段何も感じない筆者だが、屍鬼が日光に焼かれる描写は鳥肌が立った)、生理的嫌悪感を催す可能性が高いので注意されたし

投稿 : 2017/02/28
閲覧 : 315
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2

ネタバレ

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

みんな丸太は持ったな!! (いくぞぉ)

セイラム魔女裁判について調べてたら何故かこのアニメに行き着いたので興味が沸いて視聴。

結論から言えば非常に面白かった。
自分の中でのアニメ熱もかなり下火になってきてたけどここまで先が見たくなるアニメは久しぶりに見た気がする。

全22話なんだけど個人的には中だるみも失速もさほど感じなかったかな。

いやね、それでも正直1話序盤見た時は「見るアニメ間違えたかなあ・・」なんて思ったりもしたよ?
と言うのも主にキャラグラがね。いやに萌え萌えしいと言うかなんと言うか。
もっとはっきり言うと髪形が恐ろしく特徴的なのね この作品。

一応コンビニすらすぐ潰れるほどの田舎の村が舞台なんだけどそれにしては随分ハイカラな頭した人が主に主要キャラにちらほらと。
中には珊瑚礁頭につけてんのかと思うようなのもいておったまげ。

まぁそれらについては段々見慣れてくるから別にいいんだけど。
いや見慣れるというよりは段々この絵柄でいいんじゃないかとさえ思えてくるのは洗脳なのだろうか。

物語も人間の狂気的なものを描いた作品としては中々興味を惹くものがあり1度見出すと最後まで一気に行ってしまうくらいの魅力はあったように思う。

吸血鬼に目をつけられジワジワと村が支配されていく中、人間がどう対抗し抗うのか。
中盤あたりまでは割りと静かではあるが丁寧に積み上げてる印象。
そして怒涛の後半戦。 いや面白いアニメでした。こういうのがあればまた見てみたい。


とまぁお行儀のいい感想はここまでで以下率直な感想をネタばれ満載で。

{netabare} なんで最後にクソロリ坊主とロリ子が生き残るんだよ あり得ねーだろ・・。

ロリ坊主と医者は対極の存在なんだろうけどどうにもこいつが只のメンヘラのロリコンにしか見えん。
ロリ子も元はと言えばこいつが今回の件の元凶なのに生き延びやがる。
美しく散ればいいのに。

と思ったが冷静に考えるとロリ子に関してはあそこで滅んだほうが本人にとっては良かったのかもしれん。
この先ロリ坊主と2人でやって行くにしても苦労するのは目に見えてる。
資金源の正志郎ももういないし。

主人公の高校生?の影が薄いと言われる件について。

確かに普通に見てればどう考えても主人公は医者だ。(いや正確に言えば医者とロリ坊主か)
屍鬼の存在を証明し村人を指揮して屍鬼を駆逐していく功績はまさに主人公に相応しい。

そう考えるとこの高校生夏野は別に主人公てわけではないのかもしれない。
確かに重要なキャラの1人ではあるが・・10歩譲って3人目の主人公格と言ったところか。

んでこの夏野なのだが功績という点においては実は相当なものがあるのを忘れてはいけない。
何故なら彼が始末した3人の敵はあちらに取ってはかなり重要なポジションのキャラだからだ。

人狼というのは屍鬼の上位種でありこれがあちらには2匹いたわけだが本当にやばいこの2匹をどちらも始末したのは夏野なのだ。(女人狼は間接的にだが)

そして向こうの資金源である人間なのにあっちに協力していた正志郎を間接的に始末したのもまた夏野なのである。

ちと古い例えだが医者が地上でハドラーを倒したアバン先生だとしたら夏野は魔界でホントにやばい冥竜王を倒したバランみたいなもんだろう。

そう考えるとその功績は多大であり影が薄いんじゃお前等とは口が裂けても言えないのではないだろうか。


後半人間が怖い 屍鬼可愛そうという意見について。

無い。これはあり得ない。
元はと言えば最初に仕掛けてきやがったのは向こうである。
いかなる理屈が向こうにあろうがあそこまで好き勝手やりおった屍鬼どもに同情など一片も感じない。

だから終盤の人間の大逆襲はスカッとしこそすれ同情など起きないのである。

それに同情出来るのは自分が安全なとこにいる傍観者だからだとも思う。
もし自分が当事者だったとして身内や彼氏彼女友人に犠牲者が出ていたとしたらそれでも向こうに同情出来る人間はかなり貴重だろう。
それは優しいんじゃなくてイカレてる。

もし同情出来るとしてもそれは屍鬼になった後も誰も殺さずに滅んで行ったあのナースくらいだろう。

あぁ恵てキャラには別の意味で同情はしたかもな。
この子は屍鬼になってから嬉々として人間殺害してたからあの末路もまぁ頷けるのだがこいつだけやたら痛々しい滅び方してたような気がする。
いや別に構わんけどさ・・ロリ坊主とロリ子のぶんまで制裁受けてない?この人・・。
そう考えると不憫ではある。

と言うかそもそも冷たい言い方になるが向こうにどんな理由があろうとそんなもん知ったことではないのだ。
こちら側に犠牲が出ればなりふり構っていられない。
綺麗ごとも言ってる余裕なんてないのだ。
無抵抗主義は聞こえはいいかもしれないがなんの意味もない。

終盤人間の狂気を出したかったのかそういう演出が目につくようになるがやられたからやり返した。
それだけのことである。{/netabare}

とまぁ思うがままを好き勝手に書いてきたけど面白い作品だったというのは変わらない。
欲を言えば40話以上かけてでももっと濃密なドラマを見たかったような気もする。

投稿 : 2017/02/25
閲覧 : 457
サンキュー:

22

さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後

さいこー

投稿 : 2017/01/07
閲覧 : 228
サンキュー:

2

hiyokoまめ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

顎で人を殺せそう

名前は知っていたけれど、絵柄で敬遠していたアニメ。

OPのオルゴールが回転する所でおっ?と思っていたら、
いきなり「あぅいしぃ〜♪(愛し)」と中二病全開なOPが始まる
曲と映像が合っていて面白く、回を重ねる毎に癖になりそう。

本編はメインキャラとモブキャラの絵に差があり過ぎて違和感が凄い。
タグやレビューを読んで最後まで観てみようと思ったのですが、
苦手な絵柄とノリ(特にピンクのツインテール)で22話続くのかと思うと…
音楽や背景の作画は好みで、ノスタルジーな雰囲気等に惹かれたので、そのうちまた観たいなと思います。

追記
視聴し終わりました。
今まで色々鬱グロアニメや漫画を見ましたが、屍鬼は後味が非常に悪かった。
主人公の影の薄さも残念でした。

投稿 : 2016/12/30
閲覧 : 310
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

staff

原作:小野不由美
監督:アミノテツロ
シリーズ構成:杉原研二
キャラクターデザイン:越智信次
アニメーション制作:童夢
製作:屍鬼製作委員会
 

投稿 : 2016/12/13
閲覧 : 138

tataleo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最初はよかったのですが

主役?と思っていた人々が容赦なく屍鬼になっていき、ドキドキしながら観ましたが、途中人間が反撃し始めてからは、ちょっとイマイチな感が。人間が暴徒と化し、普通の人までをも殺して行く狂気は、おそらく現実社会で似たようなことがあればそうなるのだろうなというリアルさでゾッとしました。ただ、暴かれるまでの時間が長過ぎて最後一気に「解決」となった感じ。余韻がないというか。前半人間がどんどん屍鬼化していく部分がもう少し短くても良かった印象です。

投稿 : 2016/11/03
閲覧 : 223
サンキュー:

3

ネタバレ

halru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

またこのパターンか

よくある吸血鬼ものだと思った。
東京〇〇、終わりの〇〇〇を思い出した。
(屍鬼の方が先に製作されたのだろうが)

{netabare}まあ理性や記憶を持ったまま怪物になるという設定がある物語はどうしてもこういった葛藤を描くしかないのかもしれない。

吸血鬼になる恐怖を描いた過程が無い事からか感情移入の度合いは低かった。{/netabare}

キャラデザは慣れてしまえば気にならない程度。

投稿 : 2016/10/17
閲覧 : 229
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作が小説なためかハードで救いのないストーリー

この作品はよくあるアニメオリジナル、漫画が原作なものとは違い、
規定路線的な終わり方はしません。
物語の最終展開、特に最終回が「すっきりしない」という意見が多いですが、

まあ、これは「世の中そういうもの」というのを表していると思います。
完全なハッピーエンド、勧善懲悪ものとは違いますし、
人間が正義で敵サイドの屍鬼が悪とも言えない。
最後の方の人間側の暴走化ぶりは屍鬼が哀れに感じるほどです。
そして、報われぬ想い、救いのない展開、肝心の騒乱の元凶が逃げ延びる。村は火災で壊滅するなどのスッキリ感のなさがこの作品のむしろ深さと思います。
最初はヒロインかと思われた恵の酷い末路はなんだったのでしょうね。

蛇足のケチつけ
{netabare}なぜか、この作品、合法視聴が難しくなってきています。というのは、この作品、突如としてdアニメストア、バンダイチャンネルなどで配信終了になってます。人気がなかったからだとは思いにくく、どういう事情があるのか不思議です。原作が小説だからでしょうか?
特にバンダイチャンネルで配信終了の時に「誠に急ではございますが、配信権利元様のご都合により『屍鬼』の販売を停止致しました。 >既にご購入頂いている方は視聴期限が切れるまでご視聴頂けます」と複雑な事情ありげな告知がされてます。
調べてみるとU-NEXT、 TSUTAYA-TV 、フジTVオンデマンドで視聴できるようですがdアニメストアで配信終了になったのは痛いですね。{/netabare}

投稿 : 2016/09/15
閲覧 : 405
ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

救いはないかもしれない……それでも。。。

自分なりにも解釈。

すでに死んだ人間が甦ってるわけだから、人間ではないことはたしか。

人間の命を守るため、怪物を駆逐すればいいのだ。

一人残らず…
(一匹残らず…)

殺してしまわないと……
(退治してしまわないと……)

次襲われるのは自分かもしれない。
自分の家族や友人かもしれない。

けれど、
もし相手が人間とかけ離れた醜い化け物だったら……
すでに理性も失っていたら……
この物語にいくつもの悲しみは生まれなかったかもしれない。

でも見た目は生きていた時とまんま、理性も生前の記憶もちゃんとある…。
痛がるし、苦しみもがくし、彼らも死を恐れる。
ただ、生きるには人間の血が必要だから、人を襲う。

寄生獣にも通じるところがあるかもしれない。

人間って、自分と同じ人間を殺すのに抵抗あるから、
たとえどんな悪人だとしても、
どんな理由があっても、それは罪だし、心が痛くなる。罪悪感にさいなまれる……。(姿形は人間で中身が怪物だと分かっていても、それが自分の友人の姿とかしていたら動揺してしまうのと同じ原理)

戦争とかしてたら頭おかしくなってるのかもしれないけど……。

でも一つだけ……

大切な家族を奪われた人間の憎悪は計り知れないものがあるんだなって。

屍鬼(人狼)陣営の勝利がほぼ確実となり、
人間側は絶望的状況。滅ぼされるのも時間の問題……。

でも、家族を失った人間の執念の恐ろしさを屍鬼陣営は見誤っていたようだ。

本来人間ならあるはずの理性は消えていた。
迷いもなかった。
だから強かった。

相手を可哀相だとか、そんな迷いがあったら屍鬼に飲み込まれていたであろう。
そして、家族や知人を殺され、残された者(村人)が立ち上がり、結集した。

アニメ史に残るんじゃないかっていうくらいの惨殺シーン。賛否両論あると思うけど、自分は外せないと思う。
人間とはそういう勝手な生き物だというメッセージでもあるかもしれない。

後半は観るのに辛かった。けれど、グロさに怖がらず観てほしい作品である。

投稿 : 2016/09/14
閲覧 : 315
サンキュー:

14

ネタバレ

やっきゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

救いはないんですか

心がえぐられたアニメ。

登場人物のカップリングなぞは期待せんでください。

観終わった後のダメージがでかいですから。

ただ、若い和尚{netabare}と吸血鬼の親玉的な幼女は最終的には助かったわけだし、まあ{/netabare}ここの関係が気に入ったのならよいのではないでしょうか。

投稿 : 2016/08/10
閲覧 : 215
サンキュー:

4

てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いいね

グロい。

グロすぎる・・・・・・・・

投稿 : 2016/07/20
閲覧 : 234
サンキュー:

2

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屍鬼[シキ]のストーリー・あらすじ

人口1300人の小さな集落、外場村。外部とは国道1本でしかつながっていない隔絶された地ゆえ、いまだに土葬の習慣が残されていた。

ある日、村の山入地区で3人の死体が発見された。村で唯一の医者である尾崎敏夫はこの死を不審に思っていたが、事件性はないとされ、通常通りに取り扱われた。しかし、これ以降、村人が一人、また一人と死んでいくことに…。(TVアニメ動画『屍鬼[シキ]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2010年夏アニメ
制作会社
童夢
公式サイト
www.okiagari.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8D%E9%AC%BC#.E3.83.86.E3.83.AC.E3.83.93.E3.82.A2...
主題歌
≪OP≫BUCK-TICK『くちづけ』、kanon×kanon『カレンデュラ レクイエム』≪ED≫nangi『walkの約束』、BUCK-TICK『月下麗人』

声優・キャラクター

内山昂輝、大川透、興津和幸、戸松遥、悠木碧、高木渉、GACKT

スタッフ

原作:小野不由美(新潮文庫刊『屍鬼』全5巻)、漫画:藤崎竜(集英社『ジャンプスクエア』連載)、 監督:アミノテツロ、シリーズ構成:杉原研二、キャラクターデザイン総作画監督:越智信次、美術監督:立田一郎、色彩設計:澁谷圭子/馬庭由佳、撮影監督:佐々木正典、音楽:高梨康治

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