テナ さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
こ……こんな終わり方?
1期から1年後の続編。
1年……はやいですねww
1期は最近していた様な気がしてました。
物語は1期より12年後が舞台です。
2期は主人公はエコとラルです。
エコは髪型や服装辺りからも1期の主人公のゴローを思い出します。
12年前のと828事件の真相や「神の夢」の言葉を知りたくて謎を追い求めています。
総理大臣のヒガキの息子です。
ラルは前作でも登場していたゴローのパートナーのラルが生まれ変わり?で、カミエラビの記憶を維持したままゴローを取り戻すためにカミエラビに参戦します。
2期の良さとしては12年前(1期)のキャラ達も登場する点です。
一応12年も経てば成長していますが、成長って程皆の姿は変わっていませんw
一応歳を取らなくなった設定らしいです。
後はアキツやチカやケイタもなど12年前の敗者達も復活している世界線になっています。
ゴロー消失後の空席にラルが座り「愚者の聖典」の使い手としてカミエラビに挑みます。
リョウは宗教団体の輿神会の会長になっていて1話から敵としてラルの前に現れますが、敵の様で敵ではない様な良く解らないポジションで登場してラルを心配するような発言などもしてましたね。
ちなみに、この組織にはイヨやアカツキも所属しています。
ミツコは立ち入り禁止区域の警備員をして居て最初は傍観者みたいな立ち位置でエコとも面識ありラルを救う事もありましたね。
コウキはラル達の学校の先生になってました。
コウキに関しては当時の記憶はあるもののゴローとラルに関しては思い出せないみたいです。
現実が辛くて直ぐに終わる世界で成長していく子供達を見るのが苦しかったみたいで、ミツコに喝をいれられてたけど、私もそう思いますね。
目の前で起きる辛い事を変えたいなら変えようとしなきゃ何も変わらない、目を瞑っても何も変わらない。
彼にはゲームへの参加資格もあるし仲間も居る、クソな今を変える力はあると思いますし動くべきだと私も思いました。
ホノカはカミエラビ選びでラルの最初の対戦者として再会しますが、彼女は既に戦う事を辞めていて、理由としては「弟を生き返らせる」より「生きている人を助けてあげたい」って理由でしたね。
立派ですよね。
確かに生きている人が死者にしてあげられる事って多くは無いし、生きいる人になら気持ち1つでしてあげられる事もあるだろうし。
けど、ラルが怒った理由も解る気がしました。
この作品の大前提として「願い」があります。
彼女は死者(弟)を蘇らせられる願いを諦めてしまいました。
理由は「今、生きている人達を助けてあげたい」でしたね。
コレに関しては現時点でもホノカはしっかり向き合えていて保育士として頑張っています。
募金活動なんかも頑張っていて出来ています。
だから、ホノカの生きている人を助けたいって気持ちは彼女自身が叶えようとしています。
しかし、彼女には出来ない「弟の蘇生」を諦める理由にはならないと思いました。
もしも、願いが神としての力で叶えたいのが「弟の蘇生」から「生きている人を助けてあげたい」に変わっているのならともかく、それを理由に戦えばいいのに、結果的に弟の死だけ切り捨てている形になってしまっているのが許せなかったのかな?って思いました。
カミエラビで「弟を復活」させた後でも「生きている人」を助けてあげる事は今の彼女の様に出来ますからね。
まぁ、全知全能の力で死者を復活させるのが正しいのかどうかは私には解りませんがラルには、そう感じられたのではないでしょうか?
イヨはあのアイドルとはやはり別人だったんですね。
で、やっぱり彼女は1期同様で2期でも味方で居てくれるみたいですね。
アキツは完全に味方かな?
この人はどこに居ても明るくて味方で居てくれる感じが凄くありますよね。
チカはあの事件以来、目を覚まさずに眠り続けています。
リョウの友達ですね。
彼女は意識化の中で彼女は眠っている時間に起きた事を知っていきます。
そんな中でリョウの寂しい気持ちを知りチカは目覚めます!
彼女を1人にしない為に!
目覚めたチカは強いね。
チカが目覚めてもリョウが命を落としてしまうのが、また辛い現実ですね。
チカが目覚めるのを信じて待って居たのに、チカが目覚めて次はリョウが深い眠りにつくなんてね……
今回の敵は「死をバラまく者」と言う存在が居ます。
ラル、イオ、ケイタ、リョウが1巡目の世界で殺されてしまった様で……
その正体は……エコの父ヒガキ
殆ど総力戦でも勝てないレベルで強いですね。
ただ、神様ゲームを始めたのはヒガキらしく、遂に明かされる「神様ゲーム」の産まれた理由とスマホに仕組まれた未知の部品の秘密が明かされます。
そして、ヒガキの話す真なる神の存在に対抗?する為に祭り上げる神を作り出すのがカミエラビの戦いの理由です。
で、神vsカミサマ候補の戦いが始まります。
神様候補側は共闘で崩壊する世界に対抗していきます。
で、黒幕はエコでしたね。
神様の正体……この作品(世界)の原作者の様な役割の存在ですね。
原作者は原作者で別にいるみたいですけどね。
ただ、エコはその原作者に神として描かれたキャラですね。
エコは絶対に秘密あると思ってましたが、味方側かと思ってましたが敵側でしたね……
まぁ、原作者は唯一物語を改変できて、物語に介入出来る存在ではありますからね。
それがキャラクターになる。
キャラの全てを知り想像した生みの親。
物語の世界で神の様に振る舞える存在……
そんな存在に勝てるのは恐らく神が作った覚えのないあの少年…………ゴロー
ただ、この神様…………「私を倒す新しい神を作ろうとする」ってセリフがあります。
この「カミエラビ」と言うゲームは神が干渉してない間に始まったとしたら……それも神様の想定外?
神が動きだした理由も新たな神の誕生を恐れたからでもあるのかな?
ただ、強いね……強いけど……
なんだろ?神を相手にアキツの動きには少し期待させられましたね。
1つは奇襲、2つは張ったり。
で、ラルに力を集めて生み出した、神の想像の外にいる奇跡の人物12年前に消えた友達であり仲間である主人公のゴローが帰還します。
やってる事は手を掴む、電話をする、スマホを持っているだけなのに神のオーバーリアクションがネタ的におもしろいw
後、ゴローは基本電話しながら攻撃をガードしたり回避したりと凄い様な強いような不思議な感じw
で、繋がる電話の相手はホノカでした。
多分、ホノカはヒロインだよね?
2期では出番も少なく序盤で敗退して出番少ないから可哀想に感じましたが、めちゃくちゃいいシーン貰ってるなぁ〜って感じましたね。
後、親友だったアキツとの会話も暑いよね。
死んだはずの親友と話が出来るっていいよね。
しかも、勝つために喝をいれてくれて戦うヒントをくれたりとカッコイイなぁーと思いました。
で、歴代カミエラビメンバーが登場して神と戦い初めるのですが、神に抗え無なかったメンバーが神に抗えるのもゴローの力が大きいみたいです。
でも、ゴローVS神はゴローの圧勝。
思った以上に圧勝……神の強さは自分が作り上げた世界の中だけの力だったんだ感がありました。
で、結局、神様の神様はゴローで神様の席についたゴローが最後に願った願いは……
さて、この世界、セミパーマメント(カミエラビにより歳を取らない)は病気と言う事になっているみたいだけど、そう言う差別もあるみたいで、保育士をしているホノカが子供の親御さんに詰められている様なシーンもありセミパーマメントだからと仕事をクビになる事もあるみたいで、12年前の事件以来の変化の1つですね。
歳を取らない死なないって良いと思うけど、セミパーマメントって全員オレンジ色のツナギの様な服を着ていて、コレが国の方針か何か知らないけど、こんな服装をさせるのも良くないよね。
めちゃくちゃ生きずらそうだと思いましたね。
ミツコも多分、立ち入り禁止区域で1人で警備員させられてたけど、多分、セミパーマメントだからって押し付けられたんじゃないかな?って思いましたね。
逆に、イヨ、リョウ、アカツキは自由に服を着ているからリョウの「輿神会」に所属して居たら保護対象から外れるのかな?って思いました。
ホノカの「よかった、こんなクソみたいな人生続けなくて」ってセリフは考えさせられますね。
それだけクソな世界で生きずらい世の中なんだと思いましたね。
ただ、ホノカは別世界で弟と2人で暮らしている辺りは素敵だなぁ〜って感じました。
で、ゴローが倒した神様の居なくなった世界でのアキツとゴローのやり取りも日常の中にある幸せを感じました。
ただですよ?
終わり方が意味不明過ぎ……
こんな終わり方なの?何で黒猫は周りの人には見えないの?あの場に神を含めたカミエラビメンバーが居た理由は?ゴローの生死は?
最後に何故笑顔になったの?
前神エコの「死にません」の言葉の意味は?
恐らく、ゴローが願った願いはカミエラビを無かった事にして日常生活をやり直すって願いなのかな?
だから、学生に全員戻って居たし面識はなくて全員生きている。
そして、ラルは居ない。
その代わりにゴローの妹としてラルが産まれてきたのでしょうけど……
トラックに惹かれそうな黒猫は何者?
ゴローが接触して黒猫は存在を認識されて居たから黒猫は前の世界のゴローみたいな存在なのかな?
黒猫は不吉と言われていますが何者かがゴローを消すために動き始めたのか……
コレ……3期する?
2期で終わりだと微妙かな。
最後は意味不明だしゴローVS神は迫力も何もなく短時間で終了だし3期する伏線なら期待出来るけど2期で終わるのなら残念な終わり方かな……
普通にラル産まれて幸せで終わればいいのに最後が余計かな。
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