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「株式会社マジルミエ(TVアニメ動画)」

総合得点
62.0
感想・評価
49
棚に入れた
209
ランキング
5115
★★★★☆ 3.1 (49)
物語
2.9
作画
3.1
声優
3.1
音楽
3.0
キャラ
3.1

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株式会社マジルミエの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

唯一 見れた

今期もなんか 魔法少女 多かったけど・・ 唯一最後まで見れた
他は 全部 途中断念だった・・ 

投稿 : 2024/12/22
閲覧 : 16
サンキュー:

0

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

魔法少女が株式会社に勤めるお話

おもしろかった。
怪異がはびこり、それを退治するための魔法少女が存在する世界。
そして魔法少女は会社に属して仕事で怪異を退治している。

これはとある中小企業に就職した女性の成長物語?
舞台設定がちょっと違うが、現代社会に当てはまる物語。
しかし、難しいことに挑戦したなあという感じ。
なにせ怪異も魔法少女も現実には存在しないのだから、
それを現代の会社制度に落とし込んで考えるのは大変だろう。

まあ、開発の視点から言わせてもらうと、その場でコーディング考えて
プログラミングして納品なんて、絶対無理だと思いますけど・・。
でもなんとか破綻させずに上手く展開させている点は評価に値する。

今期は魔法少女の日常業務を描くに留まったが、
ツッコミどころ満載の社長のコスプレと言い、アスト株式会社との因縁と言い、
まだまだ未回収の伏線が多い。
2期が製作されるのは嬉しいです。

投稿 : 2024/12/22
閲覧 : 26
サンキュー:

0

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔法少女の職業化

魔法少女が職業化された世界で魔法少女を派遣する会社、株式会社マジルミエに、就職先を探していいる人の役立つ事が好きな主人公カナがとある事件を気に魔法少女株式会社に入社する事になるって話ですね。

コレは1話から面白くて新規スタート作品の中では最初から好感触で実は読めて無いんですが、原作も一応集めたりもしましたね。

1話目の氷の怪異が出た会社はブラック臭い空気がしましたねww
後、年に1度の怪異調査(義務)をしっかりしなかったり、怪異が暴れているのに、お金が安く騒ぎにしない魔法少女派遣会社を選ぼうとしたりするのも隠蔽する気満々だし。

そもそも安い所とか言ってる場合じゃないし、責任の押し付け合いするし、魔法少女が1人じゃ無理だから手伝って欲しいと言われたら、嫌がったり、手伝ったら退治費用は安くなるのかとか、会社から手伝いをだすには申請がどうのとか、それに呆れた新卒のカナの「お手伝いします!」に面接官の奴らの返答は「ここでの動きは面接に加算されないぞ」とか、何か自分達の事ばかりで、クソみたいな会社でしたね。

カナの「私、辞退します。別に凄く入りたいとかではないので」って返答は頷ける。
普通に、新卒で、こんな会社と面接官の態度や言葉聞いていたら、こんな会社入ろうとは思わないよね。


で、そこでの手伝が生かされて、マジルミエにスカウトされて入社するも、社長は魔法少女衣装のオジサンだけど社長としての判断や考えがしっかりしており、ニ子山はPCオタだけど凄くプログラム技術に詳しく、越谷はパワフルな魔法少女で箒を説明書なして操れるからセンスと技術がずば抜けて高い才能ある人、翠川は営業マンで会社の事や人を凄く理解して裏方でサポートしてくれます。

割と濃いメンバー達ですが、本当に皆が人当たりがよくホワイト企業って感じがします。


魔法少女の移動手段は箒です。
箒って少しイメージが古くない?って感じたんですが、彼女達の箒は令和の箒なのか箒ってデザインじゃないかも。
初めて、これだけ見せられたら箒とは出てきずらい気がします。
後、越谷さんの箒はデコられてますw
箒ではありますが掃き掃除は不可能って公式の設定にあるのですが、箒って言う名の乗り物です。

後、杖なんですが、越谷は棒の先端に猫ちゃんの顔に持ち手からはタヌキの尻尾が付けられていて可愛い杖です。
多分、猫は魔女の使い魔イメージかな?

カナは棒の先端が星になっていています。
星の杖もシンプルですが可愛いですね。


割と、古風な魔女のイメージを令和バージョンにしたって感じなのかな?と思いました。

変身シーンは結構力が入っ居る気がします。
変身と言っても会社の制服に着替えるんですが、変身シーンで中でも背景が綺麗です。
変身中背景になっていて、越谷はカッコイイイメージがある背景に、カナは可愛いイメージのある背景になって、素敵だなぁ〜と感じました。


カナは観察力や記憶が冴えていて、それでヒラメキが凄くて、彼女が居たからこそのピンチを切り抜けられた事も多かったですね。

逆にカナは新人だから人を助けることを優先したくて、社長や越谷の「現場を見る」の言葉のが理解出来なかったけど現場を見て知る事で、その意味を理解出来たりと、マニュアルに書かれた事だけでは解決する事は出来ない事があり、大切な事を学ぶと言う成長も描かれていたりと、その点も面白いと思います。

商店街の怪異事件の解決の後の商店街の人達が凄く暖かい感じがしましたね。
あのシーンは心が暖かくなりますね。

カラオケの時に店員さんがオーダー品を持って来た時に、二子山さんが歌うの辞めてたけど、皆さんは歌うの辞めますか?

私は気にしないで歌うから友達に「店員さん来ても平気で歌えるの凄いね」って言われた事がありましたね。
私からしたら、私のコンサート(妄想)にお客さんが来たくらいの感覚しかないので、全然歌えますww

誰ですか!今、ジャイアンリサイクルだろ?って思った人は!
失礼な!精々スカイツリーが倒れるくらいの被害しかでませんよ!


都堂との共同業務先の手伝いで出会った魔法少女のリリーさんはお嬢様的なお姉さんでしたね。
こんな人とお茶しながらショッピングなんていいですよねww
めちゃくちゃ服もご飯も買ってくれてお給料も貰えるなんて私も、こんなお仕事がしたいww

で、共闘ではリリーさん怪異の力を抑える作戦が効いていたのですが、途中怪異が変異してリリーさんが不意打ちを喰らってしまいます。

めちゃくちゃ怪我をしても「魔法少女は美しく笑っているものよ」ってセリフが凄いなぁ〜と思いました。

普通なら怖いし痛いと思うんですよ。
けど、怖いとか痛いって魔法少女が騒いじゃうと民間人が不安になってパニックになっちゃうんですよね。
だからこそ彼女は笑っている。
プロ根性って奴ですよね。


アストの魔法少女土馬が救援要請で助っ人に来ます。
強いけどタンタンと戦っているイメージで彼女は彼女の考え方を持っているのですが、「魔法少女のお仕事について」カナとは考え方が合わないみたいで……

それで、カナは自分の無力差を感じてしまい「居る意味あるのかなぁ」って考えちゃうんですが、だれでもその場に居る意味を感じる事もありますよね。

けど、私はそこにアナタ居たから今の結果があると思っていて、リリーさんが早期発見、カナが避難誘導、土馬が魔界撃破って解決って結果を導き出してる訳ですよね。

カナが居ても居なくても解決は出来たかもしれない。
けど、そんな「もしも」は解らない。
解決はしたかもしれない、それでも、被害が最小限で怪我人無しって今の結果はカナが居てリリーが居て、土馬が居たからの結果。

少なくとも、この3人じゃ無きゃ今の結果にはなかったと思うんです。
カナの誘導が無ければ避難に時間が掛かり怪我人が出たり、土馬が全力を出せなかったかもしれないじゃん?
だから、意味がなかったことなんてないと私は思います。

ただ、今回はカナは言われっぱなしですが、誰かの言葉で本気になれる事もあります。
だから、きっと彼女は魔法少女として更に成長して強くなると思いましたね。


で、フェスでのトラブルはアクト社はなんだろ?
トラブル起きても正式な依頼があるまでは動かない(お金にならないから)ってのはどうなのかな?

これって、確かにザックリいえば選択の自由ってのは解るけど、人間性の問題っていうか、例えば、医者のオフ日に目の前で命に関わる人が居るのに依頼がないから見捨てるとか、目の前で人が襲われてるのに見て通報がないから見て見ぬふりをする警察官とかそう言うのと同じじゃないのかな?

会社としてもさ終わってる気がする。
たとえば、自分が経営したイベントで怪異が発生した時に、即座に動いてくれたマジルミエと依頼しないと動かないアスト、次回何かあったとして、どちらに依頼したくなるでしょうか?

周りの人達が見て、どちらの会社を賞賛するでしょうか?
このアストの会社って魔法少女社員の扱いが酷いんですよね。

で、この社長の古賀が酷い扱いをした魔法少女達は速攻で次の勤め先が決まり幸せに暮らしているってのが漫画の小ネタとしてあって、アニメにはそれはないんだけど、その小ネタは欲しかったなぁ〜
アニメで見たらそれがないから可哀想なだけにしか映らなくてモヤモヤしちゃうので。

けど、この古賀は何かお金に物を言わせてそうな嫌な性格ですね。
社長の目の前で社員をヘッドハンティングとかも感じ悪いね……

で、フェスではニ子山さんのピックアップ回でしたね。
最初は自分の才能を仕事にする事を躊躇っていたし、人見知りも凄かったけど今回で人との距離も縮められたし、彼がこの仕事を選んだから解決出来た事件かな?と思いました。

にしても、社長の「25年前と同じになる」の意味は……

で、マジルミエの面々にはお馴染みでカナは初体目の銀次さんが登場。
誰?銀時なら解るけどw
銀次さん……幼女科学者でしたねww
出番はこれからかな?

アカネが研修に来る話ではカナが教育係に任命されるのですが、良い教育係でしたね。
説明も上手いですよね。
私説明するのは苦手かもですねw

カナ自身も初めての指導なので慣れない部分はありましたが、それでもしっかり対応していましたね。
越谷さんのカナの大丈夫とアカネちゃんの大丈夫は違うってセリフは印象的でした。

そうだよね。
経験の差や知識の差ってのは絶対に合って自分の大丈夫と相手の大丈夫の意味は変わって来るんですよね。
だから、後輩が大丈夫って言ったら鵜呑みにせずに大丈夫かを確認して、大丈夫な事を判断する事も先輩のお仕事なのではないでしょうか?


さて、2期も決まったそうですね!
これは楽しみですね!
ラストがアカネの研修が流れるように終わって行ったのが寂しく思ってしまったので2期あるなら楽しみです。

やっぱり面白いですね
実は魔法少女物って余り思い浮かばないんですよね。
「まどマギ」「リリカルなのは」「リトルウィッチアカデミア」くらいしか……最後は魔法少女じゃないか……だから、個人的に魔法少女物って余り興味無いのか……面白いと感じにくいのかは解りませんが、そんな私でも原作を集めるほど気に入った作品で見た事ない方にはオススメしたいですね。

投稿 : 2024/12/21
閲覧 : 31
サンキュー:

2

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

社長ちゃん

アニメは初期の画風に合わせたのかな?
今はもっと画力上がっていて上手い。

ファイルーズさんと花守さんは逆では?と思ったけど、
思ったよりしっくり来ている感じ。

社長ちゃんは、中の人が強キャラ過ぎる(声が)
もっと暗くてぼそぼそ系かと思っていた。

楓ちゃんも、もっとうさん臭さがある声がよかったかな。

投稿 : 2024/12/17
閲覧 : 55
サンキュー:

0

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

もし魔法少女が職業だったら?

これはまどマギやプリキュアみたいに、ティーンの話ではなく、まんま社会人の仕事である
正義や感情なんてどうでもいい、ただ会社の利益に繋がるなら
この世界に魔女は居ない、ザケンナーみたいな今週の怪人も居ない
在るのは怪異という自然災害
台風や地震とは異なり、駆除の最中、変化するものもある異形の何かである
しかもビームなどの技を撃つのにコスト
即ち、お金がかかるという(ティーンではこんなことありえない)

桜木 カナ=ひびき、まなつ、ユミエラ、キコル
越谷 仁美=なでしこ、さんご、シズ
重本 浩司=二代目毛利小五郎、冴島大河
二子山 和夫=デク、ゴウ、小野田坂道
翠川 楓=魔王サタン、黒鉄一輝、ひなたの兄

1話 もう一つの怪獣8号(まなつとさんごは再会した)
{netabare}怪異は怪獣8号の怪獣らと似ていそう(異なるのはコアを斬るのではなく、USBで捕らえないといけない、後処理の残骸は残らないが破壊された建物が残るだけ)
零細企業マジルミエにて一人で現場で足掻いていたのが越谷であった、そこで新卒を採ろうと動き出すのだった
そんな中、面接で足掻いていた新卒がおった。それがカナ
いくら会社の詳細や企業の社長の行動を細かく述べていても...
だって私は、ひびきやまなつ、キコルみたいにパワーや運動能力もない
在るのはユミエラみたいに努力で鍛えた記憶能力だけだから
だが面接中に怪異が発生
そこで出動するのだった
時間経過で巨大化する怪異は掃討にも時間をかけるわけにもいかねえ
あのねえ、会社内ではあるけども、他の部署を経由して、人員を割く時間もねえんだよ
そこに意を決して発言したのはカナだった

それとグミ弾を撃つのにもpcソフトを介さないといけなく、尚且つ異なる怪異ごとに撃ち分けないといけない(普通のバトルものじゃありえない)
カナのおかげで掃討できた。
そしてまた、トロプリは惹かれあうのだった
しっかし、社長のコスプレ...サンタ姿の冴島さんの方がマシかも...{/netabare}

2話 魔法少女の象徴
{netabare}それは箒
昭和に放送された魔法使いサリーも乗っていた
それが令和で機械化されて蘇る
兎に角、センスが無いなら、覚えるしかない...
持ち前の記憶で...!

そんなある日、夕方に狩りの仕事が入った
例え箒をうまく乗りこなせなくても行くしかない
できれば変身シーンは1回だけで、それ以降はカットして貰いたいな...(自分的には)、だって歩きながら変身の方が
凪乃「効率的」

ビルの一室を支配している怪異か
ならば先手必勝と突っ込む仁美だった
でもなあ、ちょっとは新人の意見も聞きな...
箒に傷があれば、飛ぶのにも影響が出る、しかも大人一人背負っていたら猶更だ
それと、箒にエネルギーを集中すれば、ソフト無しでも大きいグミ弾が撃てる、本の片隅に書いてあったぞ!{/netabare}

3話 大企業のつええ奴
この世界を牛耳ってる企業、それがアスト
使えんかったら、ちょっとの給料払って、あっさりしょっ引く実力主義の企業だ
そんな中、1か月経過、仕事にも少し慣れてきたカナだったが
仕事中、アストの社員に怪異を捕られてしまい...仁美さんがキレたのだった

アストの社長である古賀は、マジルミエが零細であるにも関わらず重本社長にかつて会っていた...

そんな中商店街にて怪異発生
大量発生したため、広域魔法で掃討するべきでは?のカナだったが
下手したら商店街を壊してまう...!
これが社長の美学か...
魔法が撃てないなら、生成だッ...!

古賀圭=渚カオル、サブロー先輩、コロン、東御手洗清司郎
土刃メイ=高坂麗奈、錦木千束
長谷川=ナージャ、響、流子、キルマリア

4話 人や物に慈悲を与えるか否か
{netabare}さーてどうやって狩るのかな?
その頃、渋滞にて一人の社長が言っていた。
何であの社長を誘わなかったのかを...
それとあのメイって子
目がキウィと同じく、死んでいる
悪いが壊したもんは保険で何とかしな...
という感覚だった

とりあえず、外に逃げそうな奴を狩ってくれ
と仰られた仁美さんだった
しっかし業務実行がグミ撃ちなのかよ
こいつらを一斉に狩るには魔力をバランス良く展開できる場所じゃないといけないってことでカナ、径が大きいマンホールは?
あそこです!
おk、任せろ!

魔方陣を即席で展開し、無事に狩ることができた
それで分かった
一介のモブらに感謝された。それを原動力とすればいい{/netabare}

5話
そうだ、カラオケに行こう
100カノ2期でここまで行くかな...?

7話 戦闘中(業務中)、あなたの顔は?
巨大化した怪異、そこに奴は来る
メイが...
悪いがデカい魔法を使わせてもらおう、チャッチャかモブを避難させな

顧客への対応?利益?笑顔?
何のために仕事をやる?
でもこの世界にやりこみのダンジョンは無いし、そう簡単に怪獣は出ない(怪異と怪獣はどっちの方が出現頻度が高いんだ?)
なら、どうやって強くなる?

8話9話 そうだ、エキスポ行こう
最新のネタはここに集う
しかし、ここでも怪異が...

投稿 : 2024/12/13
閲覧 : 334
サンキュー:

2

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

エンタメ不足。魔法少女の活躍が足りず。経営はその裏で描かないと。

「株式会社」が題名にありますので、会社そのものあるいは経営者を主役にするという手法はわからなくはないです。ただ、カナをヒロインとして本作を見始めたので、そこに混乱あるいは不満があります。

 見たいのは魔法少女の活躍です。そう思って見始めました。そして、ある程度カナの成長を描いている部分もあります。ただ、カナの描き方は中途半端だし、もう1人の魔法少女である越谷を深掘りしないで、賑やかしにしてしまっています。

 魔法少女の活躍メインでそれをサポートする「株式会社」としての描き方ならこちらのニーズに合っています。ですが、経営についてくどくど説明する。会社同士の対立は、ちゃんと魔法少女のバトルの中で見せてほしかったです。前半はある程度そういう作りになっているだけに、後半のエンタメとしての失速が惜しいなとは思います。

 それと今季の作品全般に言えることですが、やはりストーリー展開のクオリティが低い、キャラの作りこみが甘い作品は錯覚ではなく増えていると思います。

 今季期待の「マジルミエ」「ネガポジ」「歴史に残る」等々の失速感がすごいです。現時点で「アクロトリップ」は未知数ですが不穏です。「魔法使いになれなかった」は10話で盛り返しましたけど途中が…
 これらの作品群は、初期設定や初期の展開は面白く作っていますが、後半が本当にダメです。それぞれ作家性やテーマ性がないかと言えば、独自の何かは垣間見えるのですが、エンタメとしてのクオリティがダメなんですよね。

 1クール細切れアニメの弊害で、原作のクオリティが良いなら申し訳ないですが、スタートで評価あるいは期待していた作品の失速がひどすぎる気がします。




1話 発想はいいですが、リアリティラインを間違っている気がします。

{netabare} マジカルエミではありません。発想は悪くないと思います。ロボットや怪人ですと株式会社ものはありますけど、魔法少女はなかったと思います。大人が主人公の作品ももっとあっていいと思いますし。

 ただ、これをやるときのリアリティラインですよね。「ブルバスター」が記憶に新しいです。昭和の少年向けの「トライダーG7」ならいいですけど、原作者か企画Pか監督かわかりませんが、日本のクリエータって一般的な社会人経験がない人多くて、どうも会社経営とか社会人とは何かがポカッと抜けています。

 株式会社経営そのものに焦点をあてたもの以外でも同じかな。いろんな作品内の社会人描写は本当にお粗末なものが多いです。日本の作品に高校生までが多いのは、高校生までしかわからない人が多いのでしょう。高校生以降は創作活動に頑張ったんだろ思いますけど、リアリティの水準が非常に低いです。これを何とかしないと大人が主人公の作品のレベルが上がらないなあ、と改めて思いました。

 この10年でそこそこ大きな会社で、人事の面接官があんな間抜けな人間が担当したりはしません。それに会社の危機管理意識は想像よりもずっと高いです。出来の悪い社員をカリカチュアライズするのはいいですけど、リアリティをある程度整えたほうが「株式会社」が活きると思います。

 で、話ですけど、あそこまで真面目で努力している就活生があの惨敗である理由が描けるかですよね。偶然遭遇した他人のトラブルに介入して解決する胆力も持ち合わせています。役員面接までは普通に行けそうな人材なのになぜ落ちたか、そして、魔法少女として結果的に活躍するんでしょうけど、その面接に落ちた理由が活かせるか。言い換えると「会社」には必要なくて「魔法少女」に必要なものを彼女は持っているのか。

 そういうところまで踏み込んで初めて「大人」が主人公の意味が出てきます。「大人プリキュア」が中途半端なのはそういうところです。印象としては社会人経験がない人が少女向けアニメの水準で作った作品かなあという印象があります。

 会社のリアリティ以外にも、魔法の戦闘の手伝いの理由が弱すぎますし、お前普段どうしてるんだよ感もあります。そして、あの戦闘で活かしたヒロインの能力が就活の準備の記憶です。その記憶をもっと活かした設定にならなかったのか。魔法少女へのあこがれがもっとなかったのか。

 見始めたので数話は確認しますけど、ちょっとなあ、という予感があります。ぜひ、良い方に期待を裏切ってほしいです。

 作画は良かったです。非常に綺麗でした。{/netabare}


2話 思ってたより面白い。ヒロインのキャラがいい。知識型人間の逆襲かな?

{netabare} ベンチャーという言葉を安易に使いすぎですね。ベンチャーとは革新的な技術とか経営のイノベーションなどで、コアコンピタンスを持った企業経営を目指し野心家が独立することです。その独自性が見えてこないで精神論で終わってしまっています。

 ヤンキーお姉ちゃんやコンピュータオタクのキャラ造形もちょっとテンプレだし、世界観とか設定としては正直物足りない部分があります。初仕事の展開も無茶とテンプレであまり褒められたものではありません。1話で感じた不満点は解消されていません。

 ただ、作品として2話のエピソードは良かったです。特にヒロインがいいですね。彼女に何かを感じます。一目でわかるのは知識吸収と応用の能力です。これは1話でもキャラ造形としてしっかり描かれたので、なるほど、それを描きたいんだなというのが伝わってきます。

 そういう肯定的にみられる部分があると面白く感じるし、作画の良さが活きてきます。お仕事ものではありますが、経営や設定を凝るのではなくそこは荒唐無稽にしつつ、ヒロインをクローズアップする意図であれば成功している気がします。{/netabare}


3話 用語や設定に違和感があるけど、方向性は面白いものを見つけた気がします。

{netabare} 2話でベンチャーという言葉を安っぽく使っていたので気になっていましたが、「新しい魔法を作る」というイノベーションは考えているようですね。イメージとしてはヒロインのカナが現場意見からの企画的な仕事になるのかもしれません。企画のカナ、開発の二子山、実行の越谷という感じになるのでしょうか。

 そして「美学」なんですけど、この言葉が非常にわかりづらいですね。「経営哲学」とか「経営方針」と言ってくれた方が伝わったと思います。「社是」でも「企業倫理」でも「売り」でもなんでもいいですけど「美学」はわかりづらいなあ。せめて「経営美学」と言ってくれれば…美学という単語にこだわりがあるなら「現場主義」というレベルに留めないで欲しいです。

 言葉の問題はちょっと引っ掛かりますけど、コスチュームへのこだわりとセットで話を作ったんでしょう。展開は面白かったです。

 ただ、現場で緊急で他の魔法少女が介入できるというルールはちょっと危険な規則な気がします。「怪異退治の作戦」「使用魔法」が重要なファクターであるなら勝手に介入されると、事故が起こる気がします。
 熊うちで散弾銃で包囲していたら、突然知らない人がライフルで遠方から狙撃するような感じと言えばいいのでしょうか。物理的に建物に被害が及ぶなら当然人も危険だと思います。
 この点は世界観・設定として無理があるのでは?民間への被害、契約、保険制度とか考えるとこれは無理がある設定かな、と思いました。

 あと、1000円札はせめて新札のデザインにしましょう。夏目漱石はないでしょう。そもそもカナが受け取った茶封筒も覗き方から言って、明細ではなく現金のような表現ですが業界の慣行なのかな?振込みとか電子マネーじゃないんだ(なお、電子マネーは本人の同意がないと違法ですけど)。日雇い週雇いの肉体労働的な業界を意識したのかもしれません。

 と、いろいろ書きますがちょっと面白くなってきました。「魔法少女もの」をずらした作品として「経営」「システム」という良い方向性を見つけたのではないでしょうか。話に落としどころがちゃんとありそうだし、ヒロインの使い方は王道ですが成人というのが面白いですね。

 そうそう、変身バンクは2人ともかなりのお姉さんなんだからもっとエロくするか、省略でいいですよ。{/netabare}


4話 面白くなってきました。真面目な魔法少女が今季のトレンド?

{netabare} 架空のお仕事ものとして、成立していると思います。社長や越谷のキャラ描写がちょっとくどいし、設定に多少のアラは感じるし、商店街の人々の言動がステレオタイプというは芝居がかりすぎなど文句はあります。

 しかし、描きたい内容とストーリーがちゃんとリンクしているので、内容を楽しめて面白いです。もはや物語には模倣とテンプレの組み合わせで新しさを作るしかないですが、その工夫はしっかりとできていると思います。

 今季のアニメ、本作のカナと「魔法使いになれなかった」のユズ、「アクロトリップ」のベリーブラッサムに共通点がある気がします。ヒロイン、準ヒロインの優秀なキャラの生きづらさですね。全員どこか中途半端な魔法少女なのも何かを感じます。面白い現象だと思います。

「歴史に残る悪女になるぞ」のヒロインを含めてもいいかもしれません。そうそう魔法少女ではないですが「結婚するって本当ですか?」のヒロインにも真面目という点でどこか同じものを感じます。
 今季作品は女性キャラに不思議な魅力があります。努力型の女性ヒロインが記号から脱して何かを語りだすべき時期に来たのかもしれません。
 
 スクールカーストで優秀だけど不遇だった真面目な女子たちの逆襲とも取れます。努力、真面目、天才の否定、コツコツ、正義感、自分で考える…平成で忘れ去られたワードが当てはまるのが彼女たちなのかもしれません。 {/netabare}


5話 説教臭さを感じる。ヒロインの成長は社会人総論よりもっと絞った方がいいかも。

{netabare} 前半のカラオケと後半の協業。社会人あるあるを詰め込んだような展開ですね。社会人経験のない人にとってどう見えるかはわかりませんけど、経験があるとどう見えるのか、ですね。

 新入生あるあるで社会人としての業務外の付き合い、それぞれの人間のこだわり、会社とは違う顔…それらを描きたいのはわかります。そして、ヒロインカナに経験を積ませたいのもわかります。わかりますけど、もうちょっとテンポが良くても良い気もします。それとこの社会人あるあるは平成までじゃないでしょうか。令和の人たちには通用しないかな。そのアップデートがあっても良い気がします。

 そして、協業なんですけどね。これはグーグルなどからの発想でしょうね。企画部門は遊べ、です。机の上じゃ企画はできないし、楽しむ才能が無い人は人を楽しませることはできません。化粧品会社は製品ありき…ではなく、イメージ戦略と捉えて魔法少女と絡めるのでしょうか。

 全体的に面白いんですけど、社会人ってこうだよ…という説教臭さはちょっと感じます。ヒロインの成長は社会人という総論ではなく、優等生を活かした方向の方がみたいかなと思います。{/netabare}


6話 魔法少女は美しくあるべき、は良いのですが話がくどいかも。

{netabare} 5話でちょっと勘違いしました。買い物は企画部門の発想力というより魔法少女の広告機能としての美しさの問題でした。その点はいい視点かなと思います。

 女性の職業として美しさを強調するのはフェミニズム的に問題がありそうな内容ですけど、美しくあるべき立場の女性が美しくあることにこだわることについては肯定したいところです。
 それが女性の立場を作り社会からの評価につながるなら積極的に美しさはアピールすべきでしょう。仕事の本質ではないという考え方もありますが、化粧品会社の魔法少女に限って言えば美しさも本質の一つだととれますし。

 越谷先輩のようなタイプも肯定していることからそれが所属する企業の方針であるということでしょう。

 ただ、本作の演出、テンポが全体的にくどいというか重鈍なんですよね。社長の重本もそうですけどセリフが冗長で不自然です。変身バンクも言いたい事を詰め込むために長い事。
 キャラの性格造形がくどいという言い方もできます。もう少しサラリと自然に伝えたいことを伝えられないかなという気がします。

 魔法少女とは?という定義の問題を延々と6話まで見せられている気もします。方向性はわかりましたし面白さもありますが、物語の方向性がないと制作(原作者)の僕の独り言を聞いている気分になってきます。{/netabare}


7話 美しさというテーマはどこへ?話の方向はどうなるんでしょうか。

 美しさを大切にする魔法少女の意味はどこに行ったのでしょう。美しくて強い、美しいけど役に立たない…どちらでもいいですけど、あらかじめ助っ人を頼んでいました、新魔法で解決しました。話が途中ですり替わっている気がしました。

{netabare}  マジルミエの社長にポテンシャルがあるのは何度も言っているのでわかりました。今更それを後半でやらなくてもいいと思います。

 全体として、話がヒロインカナからずれてしまいそうな気がしました。もともと題名が「株式会社」ですから企業理念の話だよ、と言われるとそれまでなんですけど、勉強熱心で知識があって応用もきくヒロインという枠組みは?

 今回補助的な魔法を使うことで完全にその視点が消えたわけではないですし、続きでそこを描きそうな可能性もあるのでそこは見たいと思います。ただなあ、美しさとかマーケティングとか人気とかそういうのを描き切らないで次に行くのはどうなのかなあ…カナが美に目覚めるとか何かないんですかね。 {/netabare}


8話 「マンガベンチャービジネス入門」になってしまった感

{netabare}  有明や海浜幕張の展示会に参加したことがある人ならわかる、同人即売会とは違う企業展示会の雰囲気を良く再現していました。つまり、経験がある人かよほど丁寧に取材したのだと思います。特にベンチャー・新規参入が張り切るのが展示会です。作画の関係か若干人の密度が薄いし通路が広すぎるので熱気が感じられませんが。

 その意味でこの作品は経営について真面目に描いているのはわかります。経験だけでなく勉強もしているのでしょう。ただ、それだけに説教臭いんですよね。そのせいで、キャラたちが経営を説明するためのパーツに見えます。つまり「マンガベンチャービジネス入門」に見えてしまいます。キャラは自然に動かしつつ、その裏にメッセージがあるように料理できなかったのかなと思います。

 マンガ・アニメをエンタメにするには、言いたいことをいかに分解して再構成して、元の形が見えなくなるけど少し考えると見えるようになるという作業が大事だと思います。娯楽としてのみ消費できる。だけど、考えると深い。これが大事だと思います。経営の事を一生懸命描いているなあ、と思わせるというのは逆に言えば娯楽視聴者を脱落させる、つまり視聴者を選ぶと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/12/08
閲覧 : 328
サンキュー:

7

ネタバレ

さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

材料は悪くないけど調理ミスった感じ

内容は零細企業の社員として働く魔法少女達を描いたもの
ただ肝心のメインの魔法少女が2人しかいない…
せめて3人でしょ
ツインテの子とギャルの子とあと1人清楚系とかヤンデレ系とかまあ属性は何でもいいけど
あとギャルの子の見た目がダメ
ギャルでタレ目て…
そこは普通目かツリ目位にしないと属性と合ってない
あと社長のコスプレ趣味もいらん
1つアクセントを足したかったんだろうけどおっさんの少女服とか需要あるとでも?
そこは昔は魔法少女に憧れてたけど、なんだかんだで諦めてでも諦めきれない女社長が服だけでも魔法少女の格好をして後進を育ててるとかが良かった
あとキャラの成長を大して描いてないのも気になる
そこはもっと魔法少女達に未熟な感じ出して成長を見せてくれよ

全体的に残念
変わった魔法少女ものを作ろうとしてミスった感じ

投稿 : 2024/12/08
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fusanosuke さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

全然リアルじゃない

まず、零細ベンチャーを舞台にしようっていう発想があったんだろうなあ
警察・消防が民営化されたSFとか別に珍しくもないが市単位で委託してるとかが普通だろう。これじゃ全く各社で連携とれない。
警察や自衛隊が怪異に対して通報も、避難誘導も、現場封鎖もノータッチでどの企業に依頼するか通報者の判断に丸投げとかもうね
勤め人経験のない原作者が取材もせず想像で書いてるんだと思ってたけどそこら中でリアルリアル言ってる自称ITエンジニアを見て底辺ブラックIT土方はこんな状態なんだなって知りました。
一般的なIT企業はリリース前にテストも行うし、評価担当もいる。
人に危害加える製品を平気で出すようなコンプラ意識低いこともない。

精神的・肉体的疲労とかの描写ってないのだろうか。
そもそも何がエネルギーソースなんだろ。
魔力って言葉はあるけどそれが人間由来なのか、魔道具に電源供給したら発生するとかなのか、魔力の源の魔晶石・マナみたいなもを消費してるのか…

民間の魔法企業が怪異駆除して警察・レスキューを請け負う世界の設定がガバガバ過ぎる。

投稿 : 2024/12/03
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やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

ある意味予想通り

原作はほぼ連載開始時から読んでいて、好きな作品だったのでアニメ化が発表されたときはうれしかった

しかし、キービジュアルが発表されたときには、これはダメかもと思っていた。1話を最後まで見てみて、案の定残念な出来だったので視聴撤退。原作が好きなだけに、この出来でのアニメを見続けるのはちょっと辛かった

良くなかったと思った理由は以下のとおり
{netabare}
・越谷の声が絶望的に合ってない。一方、桜木の声は意外にも全然問題なかった。これまでファイルーズあいさんが演じてきたキャラとは方向性が違う気もするのに違和感がなくて、演技の幅広さに驚いた
・変身バンクが原作より豪華になっているが、原作と合ってないし、何よりクルクルと回転しすぎでダサい
・怪異の作画を除いて、作画が全体的に良くない。エンディングクレジットを見たら、原画と動画に中韓スタッフが多かった。時間がなかったとかではなく、力量がなかったのだろう
・物語の進行速度などの演出面が良くない
・OP、EDは、曲も絵も好みじゃなかった。よくあるアニメのOP、EDを惰性で作りましたという感があった{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
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767AK さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:今観てる

まずは結果は出さないとでは?(7話視聴 11/18更新)

うーん、これはかなり厳しい…。はっきり言って低レベルな作品です。
タイトルが「株式会社〜」とあるくらいなので、コンセプトは「魔法少女が会社員」。
つまるところ、魔法少女という虚構を、会社員ないし職業という現実的要素に当てはめることで起きる物語が紡がれる作品とみてよいと思います。それ自体は、ミスマッチをどううまく組み合わせるか…ということに興味を惹かれ、面白そうだと思いました。が、結論から言うと、まったく上手く組み合わせられておらず、失望しました。

まず、この作品における魔法少女ですが、教育課程を終え就職した成人女性です。資格や免許、特殊な訓練は必要ないようです。主人公は大卒女子です。つまり、他の魔法少女モノにあるような“少女”ではありません。それなら何も魔法少女ではなくて、魔法使いでいいのでは…と思いますが、少なくとも4話時点では特に説明はありません(なお、1話で就職活動をしていたので在学中と思われますが、2話でいきなり就職して、実務につきます。時間経過は不明)。

そして魔法ですが、女性にしか使えない設定(年齢制限があるかどうかは不明)になっています。こちらも特に説明がありませんが、原作において、男性は魔力が強すぎて肉体が保たないことが後になってわかるそうです。なぜ、普段は問題ないのに使うとそのようになるのか?魔法っていわば魔力の制御そのものなのでは?

追記:これは推測なのですが、あらかじめ企画段階(原作は漫画だからネーム?)でまず魔法使いではなく、どうであれ「魔法少女」という名称を使うことだけが先に決まっていたのではないでしょうか?そして、なにか不都合があれば辻褄を合わせるという感じで…(結果、なんの説明もなく、読者や視聴者は
大いに混乱したわけですが…)。

魔法を使うために必要な魔力は人体に内包されている力らしいです(ここも描写がないのでわかりませんがそういう設定です。せめて主人公をスキャンして、「よし、人並みにはあるようだな」とかあるだけで違うと思うのですが…)。そして、ホウキ状のデジタルデバイスに魔法の術式やらなにやらがパッケージされているようです。なんで乗りにくそうで危なっかしいホウキの形態を保つ必要があるかもこれまた不明。まあ、魔法少女ならホウキだろ!(魔法使いか魔女では?)と、押し切れればいいですが、大まかな形状がホウキ状であるものの実際は掃除機のようなメカニックな外見です。細かい話ですが、せめて『終末のイゼッタ』に登場するホウキ代わりの対戦車ライフルのようにサドルでも付けてあげればいいのにと思いました。

そして、この作品の一番の問題点、首を捻る点は、魔法少女の社員としての業務です。魔法少女の業務は大小の災害を引き起こす“怪異”を封じることですが、タイトルにもあるように魔法少女が属するのは株式会社、つまり民営の営利企業です。この作品の主軸として、現実に準じた世界で、魔法少女は会社員、そして主人公の就職先は零細のベンチャー企業であることが前提としてある以上、現実的な諸問題を無視して鑑賞することができません。業務は怪異の封印、つまりは災害対応ですから、小規模ならともかく、現実の世界で考えると、警察や消防、自衛隊などが担うべき務めです。それを民間企業、それも大企業はともかく中小零細企業のこれといった訓練もなく免許もない女性社員が担う…?かなり問題を感じる状況に思えます。ギャグに振り切った作品であるならまだしもどうも真面目な話のようですし。そして、これまた設定の話ですみませんが、国のバックアップもあるはずなのですが、劇中に出てきません。

3、4話では町が機能不全になる事態まで起きているのに、現場で対処しているのは主人公の零細企業の2人の魔法少女だけ。避難誘導も行われていません。何故そんなことになっているのか?やはりそれを何となくでも納得させる描写はありません。

そういった設定の緩さを無視しても押し通るほどの脚本の面白さも勢いもなく、キャラクターに強烈な個性もありません(社長が何故か魔法少女様の女装なのは個性と言っていいのかもしれませんが、これまた理由が明らかになるのはだいぶ先という…)
まだまだ、おかしなところがありますが、長くなりましたのでひとまずこの辺でしめておきます。



以下追記
各話において気になるところ
1話
主人公は完全記憶能力がありながら、就職活動がうまくいかないのは見逃すとしても、
面接を受けた会社で怪異に遭遇し、後に先輩となる魔法少女?と邂逅します。そして封印業務をアシストすることになるのですが、主人公が、先輩魔法少女?の放ってる魔法が怪異に対応したものではないことにタブレットの表示で気付きます。
ええ…。この魔法少女?自分が放ってる魔法の種類もわからないのかと…。おそらくこれは主人公の優秀さを見せるための演出と思われますが、そのために先輩が貶められています。

そして変身シーンなのですが…、まず魔法少女姿は業務服ということもあってか、微妙に地味というか簡単です。白メインでどことなくリリカルなのは の なのはに似てなくもないです(もちろんなのはの方が凝っています)。その微妙に地味な衣装へ変身する際に光学エフェクトをやたら散りばめた変身シーンが流れますが、ぶっちゃけプリキュアのそれの上っ面をなぞっただけのようなもので、まるで魅力を感じません。また1話で流れるのは主人公でなく先輩キャラの変身シーンなのですが、位置づけ的に姉御肌のキャラであり、不細工とはいかないまでも、瞳も小さくあまり美少女然とした容姿ではありませんが、妙にしなを作ったポーズが配されミスマッチを感じます(ここは特に原作ファンからも不評を買っているようです)。なお、2話で赤毛ツインテで童顔だけど、成人女子である主人公が初変身する際に社長はじめ社員が感動してむせび泣くセルフパロディ的シーンがありますが、なにせ変身シーンがそれほどでもないので、はっきり言って寒いだけでした。そもそも、この作品の場合、魔法少女姿は言ってしまえば、作業服なので、キラキラした魔力を用いた変身が必要なのかという疑問すら湧いてきます。変身することで、能力に変化があるのならまだしも、描写がなくわかりません。

追記
2話
主人公の変身シーンについては既に書いてしまいました。
周りが主人公を心配したり、信用したりといい人たちのように描かれていますけど、既に書いた通り魔法少女の「業務」は災害救助です。それなりの研修や教育があってしかるべきですが、ベンチャーだからじっくり研修させることも試用期間もない。曰く「ここはベンチャーだ 大企業みたいに1年かけて新人を教育できるわけじゃない その代わりどんな新人でもすぐプロになる 君も望めば今日から魔法少女なんだよ」と言われ、新入社員用に作成されたマニュアルというわけでもない大量のホウキの参考図書を渡されます。
えと…。無茶苦茶です。零細IT企業というならあり得る話なのかもしれませんが、最悪、死ぬこともあり得る業務としか思えないのにこれはちょっと…。全編ギャグならスルーしてもいいんですが。

追記2:そういえば、冒頭でありましたね「魔法少女 それは(略)誰もが憧れて 高給取りで 人気が高い」と、そんな仕事が(危険手当を加味しても)記憶力に関しては抜きん出た能力を持っていたとしても、こないだまで就職活動をしていたポッと出の学生に「君が望めば今日から魔法少女だ」っていくらなんでもそれはないでしょう。そんな仕事があるとしたら詐欺に騙されています。

追記
3、4話まとめて
社長が新人の主人公が提案した方法に対し、「(現場を見ないで決めるのは)ウチの美学に反する」と退けます。理解が及ばぬ主人公は疑問を持ちながら現場に向かいます。が…。何のことはない要は現場を見て想定される被害を考慮しなければならないという話です。それなら、そう話せばいいだけのことですし、それは普通、美学でもなんでもないあたり前のことでしょう。それに現場確認自体は大事なことでしょうが被害予想は現場を見なくてもわかるのでは…。また「なければ作る」とのことで、今までにない魔法と強調して繰り出された魔法ですが、なにせこの世界の魔法でできることできないことが視聴者にはよくわからないこともあり、下水道を利用しただけで“魔法として”何がどう新しくてすごいのかよくわかりません。また、肝心の魔法描写ですが、今では珍しくない、中に浮かぶ光り輝いて回転する魔法陣から何か放たれています。まあ、それ自体が悪いわけではありませんが新鮮味はありません。そろそろギブアップかも…。

5話
途中で観るのつかれました。
社長にちょっといい感じの台詞を言わせたいがためのカラオケ回。なにも5話でカラオケにAパート丸々使わなくてもいいですし、キャラ立ちもロクにしておらず、設定開示もたいして進んでない状況でこんなお遊び回を挟む意味がわかりません。原作にあるようですが、カットするか後回しにすればいいのに。

追記
6話
他社の魔法少女との共同業務とのことですが、経緯というか必然性がよくわかりません。研修なら研修と事前に主人公に話してほしい…。

他社の魔法少女リリーさんからの魔法少女についての語りが入りますが、かえって混乱しました。ネットでdisられてまで、魔法“少女”という呼称を使い続ける意味がわかりませんし、高給でも危険だから成りてもそうそう集まらないとのことですが、誰もが憧れる職業じゃなかったんでしょうか…。

そして偵察中に怪異に遭遇しますが、リリーさんは怪異の動きを抑えるために、周りの水道管を幾つも破断させて、怪異に水がかかるようにします。説明もなくわからないのですが、直接魔法を使いません。1話の怪異も合わない魔法を放っていたことで効果がありませんでしたが、怪異には属性があり、あらかじめ怪異に合った術式をセットしておく必要があるそうです。つまりこの時彼女らは遭遇した怪異に合った魔法の持ち合わせがなかったようです。…この世界の魔法は今まで見てきた世界の魔法に比べてえらく不便なようです。そんな有様でなんで偵察してたのかよくわかりません。見るたびに疑問が増える作品です。

7話
リリーさんとカナが魔法で怪異に対処できなかった理由は説明されず…。依頼したアスト社の魔法少女に救援されますが、理由が説明されなかったため、2人が怪異を魔法で仕留められなかったという事実だけが示されます。それでいいのでしょうか…?

この話で、今まで描かれていなかった避難誘導がようやく描かれました。警察などてはなく、カナとリリーさん。怪異と魔法少女が対峙する現場に群がった野次馬を誘導します。割とでかめの怪異でしたが、野次馬たちは逃げ出したりしないんですね。やっぱりこの話における怪異の脅威がわからない…。こういうところが緊迫感のなさにつながるように思います。カナとリリーさんも怪異を前にしてずっとしゃべっていますし。

リリーさんは魔法少女は素敵な憧れの存在なのだからと、顔に傷を負ったにも関わらずその血で紅を引き、笑顔を保ちますが…。普通、ヒーローなんかが戦ってる現場近くに一般人がいたら、逃げるよう促すものですが、リリーさんは笑顔を見てもらいたいようです。なにか、ヒーローものの視聴者と作中モブの存在が混じってるような奇妙な印象を受けました。

カナは2人の魔法少女から、異なる魔法少女のあり方を聞かされ悩みますが、カナはまだそういう段階ではないですよね…?サブタイトルは「結果と美学」ですが、被害を出さないことが至上命題だとしか思えないので、どうにもズレを感じます。

投稿 : 2024/11/18
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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

今期多い魔法少女モノの一角。

詳細は公式でも。

なんでアニメ業界は同じクールに同じモチーフの作品をぶつけるのかなぁ。今クールは「魔法少女モノ」が複数あります。そのひとつ。

えっと、集英社『少年ジャンプ+』連載中の岩田雪花さん原作コミックのアニメ化作品です。制作は…またもやのJ.C.STAFFと、萌の共同です。

クレジットでは萌のほうが先に来ているので、元請けは萌で、J.Cはサブというか、制作協力という立ち位置のようです。なお、萌はこれから公開される劇場映画「がんばっていきまっしょい」、劇場版「ルパン三世VSキャッツアイ」を元請け制作した会社です。

あらすじは…
--------
突如発生する自然災害「怪異」が存在し、怪異を退治することを主たる業務とする魔法少女が職業として認識された世界。就職活動中の大学生、桜木カナは、何社も面接を受けていたが、いずれも失敗していた。そんな中、たまたま出会った越谷仁美に導かれ、ベンチャー企業である株式会社マジルミエに魔法少女として就職することになる。カナは、驚異的な記憶力を武器に、魔法少女として仕事をしていく。(Wikiより)
--------

初回は、褒めどころとしてはぬるぬる動くアクション動画。荒唐無稽ではあるものの、なんだろ、魔法少女派遣会社が、なんか警備会社みたいな面白さですね。

とうてい魔法少女に見えない先輩・越谷仁美のキャラもいいですね。CVの花守ゆみりさん、こういうヤンキャラ似合いますね。

たしかにリアリティラインには疑問を感じますが、物語なのでこういうものでしょうと飲み込むことはできます。今期、J.Cが絡んでる作品では今のところトップですかね。

=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
なんつったらいいんだろうなぁ…
えっと、今回と前回の合わせたエピソード。商店街を守る。大筋のストーリーは悪くないと思うんですよね。でも、なぜか面白くありませんでした。

最後に幼女が絵を描いてくれて、俺たちの商店街を守ってくれてありがとなってな感動ストーリーなわけですが…

言葉で表現するのが難しいんですけど、出来上がった作品に熱量があまり感じられないというか。今期は良いお手本があるので、あえて作品名を挙げますが「ダンダダン」の熱さがない感じがするんですよね、本作には。

まあ、わかりやすいのは作画というか映像表現。
商店街の人達が避難していた場所。あんだけ人がいるのに、話しているキャラしか動かさないとか、そういうとこね。

J.Cにとっては、本作も「1/8」。もちろん班を分けてるんだとは思いますが、それでも1作入魂のサイエンスSARUとは熱量が違うでしょう。

なんか、漠然としてはいますが、そういうのって観ているこちらには、なんとなく伝わる気がするんですよね。

おそらく原作は面白いんでしょうね。でも、アニメ化に関しては、満点をつけられるような出来ではないと思います。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
やー、死ぬほどつまらなかった回でした。

いや、だって知らね―奴らがカラオケで知らね―オリジナル曲を歌って盛り上がるシーンを、どう面白がれと? しかも、これがまた長い長い…

ここまで観てきても、不思議なほどキャラに愛着が湧かない。主人公も含めて。ちょっとね、厳しいかもしれませんね…

あ、そうそう。
OP主題歌。嫌ですねぇ。まあ、それが売りではあるのでしょうけど、キンキンのハイトーンボイスの男性歌い手は苦手。しかも、魔法少女モノのアニメには悲しいぐらいミスマッチ。まだ坂道アイドルのほうがマシです。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
控えめに言って、死ぬほどつまらなかったです。

なんでしょうね。どういうわけだか、本作は30分枠の尺を持て余しているような印象。毎度毎度、くどいほどに変身シーンを長尺で見せてくるのがいい例。

今回は、大手化粧品メーカー・ミヤコ堂(資生堂?)との協業による任務…だそうですが、その担当者とデパートに行ってファッションショーの開幕。

や、よくアニメ作品でさ、ヒロインが試着室でファッションショーよろしく次々と衣装を変えるってやるじゃん? もう、よくね、その展開。面白くねえし、尺も長いし。

なにやら社会人としての心得みたいなものが説きたいテーマなのかもしれませんが、見るからにお説教臭いストーリーで辟易。そんなマニュアル本みたいなものを娯楽のアニメで見せられてもねえ。

バトルシーンも、なんていうか如何に省力化できるかというところに腐心している感じ。

原作を知らないですが、制作側に原作への愛情が少しも感じられないんですよね。ポテンシャルはありそうなのに、面白くしようという努力が見えないんです。ちょっとね、これはもういいかなって感じ。お好きな方にはごめんなさいね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/14
閲覧 : 207
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2

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

魔法少女のお仕事よりも雑談や茶番の方が多かったかなぁ

魔法少女を企業にした作品といったところでしょうか。

他の方が言及されていたけど、主人公と先輩の越谷さんは中の人が逆の方がしっくりくるんじゃないかなと思ったけど、回を重ねるごとにこれはこれでアリかなと感じるようになりました。

主人公はそれまで就活で何社も落とされまくった末にベンチャー企業のマジルミエに就職するわけだけど、そこで記憶力等の自分の長所を存分に生かして活躍というのは良かったのですが、それ以降、なんかお仕事に勤しむというよりもキャラ同士での雑談やら茶番の方が無駄に多くて個人的にはNEW GAMEみたいな感じの緩めな日常系という印象を感じました。

上司からして結構キツめの女装したオッサンだったので会社として現実離れしてるよなぁという事に気づくべきだったけど、バトルシーンは良さげな感じだっただけに最初からそっちに振り切った方が良かったかなと感じました。

投稿 : 2024/11/12
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4

社会人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:今観てる

お粗末

原作が好きで毎週ジャンプラで読みつつ単行本も買っている程度のファンです。
正直期待はせずにとりあえず4話まで観ましたが、作画の残念さやテンポの悪さが想像以上でここでさよならかと。
原作を知らない方なら尚更でしょう。
有名どころの声優さんを使ってるのはいいんですが、他があまりにもお粗末で、特にEDは意味がわかりません。
ストーリーとしては面白くなるのはもう少し先なので、アニメで興味が持てなかった方は是非一度原作で読んでみてほしいです。

投稿 : 2024/11/03
閲覧 : 97
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YOU0824 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

「魔法少女」もついに「ビジネス」

3つのことを思った。

①「マジルミエ」とはどういう意味?
「魔法(magic)と光(lumiere)を組み合わせた造語。
魔法少女が光をもたらす存在であることを象徴している」
(ネット解説より)

②本作お得意、ピクピクさせる表情。
アニメでは初めて見た。
この「ピクピク」に初めて注目したのは
映画『ヤング≒アダルト』のシャーリーズ・セロン。
「本当の彼は結婚を苦に思っていて、
私とよりを戻したいはず」
と壮大な思い込みをしたり、
仕事の連載打ち切りが決定しているにもかかわらず、
「売れっ子作家で忙しいの」と堂々と嘘を吐いたりと、
とにかく痛々しい言動が目立って仕方なかったセロン。
そんな彼女のイタい仕草の一つがこれだった。
自分ではできない表情筋の使い方に
「さすがプロだ」と思ったものだった。
単に容姿が美しいだけではないのだ。
話は違うが満島ひかるの唇を震わせて泣く特徴ある
演技にも同じ感想を持った。
プロと素人はもう物理的に違うのだと思い知らされた。
ところでこの「ピクピク」する表情
何か名称があるのだろうか。

③「魔法少女」もついに「ビジネス」。
職業としての「魔法少女」。
これは新しい。
「宗教はファンタジー」と喝破したのは
『はじめての〈宗教〉入門』の著書・中村圭志。
魔法少女というファンタジーを現実的な仕事として
描いたのが本作。どちらも画期的だ。
『魔法使いサリー』から始まる日本の魔法少女アニメ。
メルヘンではじまり、『まどマギ』で
まさかのホラー(?)化。
その後パロディ化して、その連なりで「ビジネス」に
至っていると認識している。
前期の秀作『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』
のヒロイン白夜も「魔法少女はお仕事」とのたまう。
本作の前哨だったのだろうかと勘ぐる。

投稿 : 2024/10/30
閲覧 : 78
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tomledoru さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:今観てる

魔法少女が商業化されて、ファンタジーがなくなった。

結論からいうと,もともと魔法少女ものの元祖と言えば。古くは「魔法使いサリー」亜流なら「ひみつのアッコちゃん。」

今の流れの源流は?「カードキャプチャーさくら」あたりになるんでしょうか?
それとも「セーラームーン」になるんでしょうか?

「まどか・マギカ シリーズ」が大ヒットして、魔法少女ものの,これまでの観念や常識を打ち破ったのは素晴らしいと思いました。作画もとても洗練されていて。ハッピーエンドでは終わらない奥の深さを感じました。

しかしながら、魔法少女ものといえばやはり可愛らしさ、愛らしさとともに。夢やファンタジー、時には哀愁を感じさせるものであってほしいなあと私は?願ってます。

この作品は完全に。「会社」という商業組織で営業職になってしまっていて,

ほんとうのところはSFかコメディのアニメーションと言ってもいいと思ってしまいます。

もっと言うならば、最近流行りの魔法を使った化け物退治の冒険アニメーションの仲間だと思ってしまいます。

私自身の個人的な見解ですが。前述したようにファンタジーや夢がなくなってしまえば、もう魔法少女ものではないと思っていますので,はっきり言ってこの作品は駄作ですし,失敗作です。

なぜ評価が高いのか、私には理解できません。

投稿 : 2024/10/21
閲覧 : 120
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3

ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

兵は拙速を尊ぶ

 
3話: {netabare}
民間軍事会社vs自衛隊
この怪異では、そこまでの話になりそうもないが。
私も長期の断水の時はお世話になった。ニュースで今頃派遣とはよく思う。

即応が求められるが、ともすればそれが横暴になる。
広域魔法がわかりやすい命名だが、実際が見えないのを企業の対比によって、違和なく逡巡する様子を見ていられる。
道具立てとその配分がいいのだと思う。{/netabare}

投稿 : 2024/10/20
閲覧 : 38
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0

こま さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

2話まで視聴。着てる服で判断しない方がいいとは思ったw

1話目の物語最後声聞いて笑ったw
声と見た目が合ってない作品別に珍しく無いけどホントビックリw
個人的にはシャンフロ以来か?

OP好き。
OP観てコレで魔法「少女」って言って良いのwとかマジで思った。
魔法少女が職業って聞いて無理矢理納得はしたけどw
魔法詠唱もプログラム組んでるみたいなの好き。

当たり作品かな?
2話も変わらず面白かったからそのまま視聴継続しそう。

投稿 : 2024/10/14
閲覧 : 122
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2

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

魔法少女のお仕事モノ<54>

1話視聴。
魔法少女をお仕事モノ化という辺りがよくできた原作。
アニメは最初からだから世界観提示で引っ張っていけるでしょう。
ヤンキーねーちゃんの声が柄が悪いというより、凛々しさが際立ってたのがちょっと解釈違いかな。

投稿 : 2024/10/12
閲覧 : 53
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大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観たい

魔法少女+会社員。質は良好で視聴レベルですが… 会社ものはあまり見たくない…

原作未読。
ジャンプ+でほどほど推されているような印象です。

作画はなかなか良好。
内容も決して悪くは無いと思います。主人公は可愛らしいですね。

うーん…。決して悪くは無いですね。
でもまあ、一点難点を述べるのであれば、
アニメで仕事みたいな内容は見たくない…。

というのがありますね。
浮世を忘れたいので仕事系のアニメはよほど突き抜けて面白くないと、何か嫌って気持ちになってしまう。

まあ、悪くはないのですが。


しかし主人公が有能過ぎて、それを見過ごす一般企業が無能過ぎてなんだかなーという気持ちになりますね。
トリリオンゲームの主人公のようにキョドりまくっていれば流石に有能でも落ちるのはわかりますが…。
受け答えも問題なし、容姿も可愛らしく、情報収集能力と記憶力が優秀で、落ちる理由がさっぱりわからない。
普通に採用するでしょ。
まあ自己アピールが下手というのはありますかね。

まあマジルミエに入社しないといけないので仕方ないのでしょうけれど…

文句は多少言いましたが、クオリティは水準以上、ヒロインは可愛く…
普通なら視聴レベルですね。
後は会社に対する抵抗感をどうするかです。まあ考えます。

投稿 : 2024/10/09
閲覧 : 93
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キャプテン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

『近代魔法使い』な所がcool

まず、変な社長と変身シーンは置いといて…

都会が舞台とコスチューム飛行ユニット、魔法という化学的なものなのか?
全部含めて、とってもかっこいい。
1話で活躍してる先輩魔法使いも良いね。←一瞬で推しになった。
作画は悪くなく戦闘シーンも迫力があるので概ね合格点かと。

今期の新規作品の中だと『イチ』でシリーズ物入れても上位には入ると思う。

投稿 : 2024/10/08
閲覧 : 38
サンキュー:

0

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

絵すごい

一話
絵すごいので面白いものになったらいいなあ。えっちなやつとアニメ化の順番逆やったらよかったのになと少し思いました。

投稿 : 2024/10/07
閲覧 : 56
サンキュー:

1

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

業務実行!

にゃ〜!
あのバトンとUSB、欲しい!
圧縮納品!
形式witってのが良いですね。
ポケモンばりに、怪異ゲットだぜの展開が痛快だ。
ということで、魔女モノでは結構老舗のJ.C.STAFFが制作、お仕事アニメとしても中々胸熱で、これは楽しくなりそうです。
あと、お約束の変身バンクもユニーク(少女じゃねェな^^;)

投稿 : 2024/10/05
閲覧 : 62
サンキュー:

7

ダイクニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/22
閲覧 : 7

liWfU59792 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/22
閲覧 : 4

ロリ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/12/22
閲覧 : 0

とらんせる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/22
閲覧 : 0

cLzNA78240 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/21
閲覧 : 0

けろっぴ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

投稿 : 2024/12/21
閲覧 : 0

kunka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/21
閲覧 : 7

イチドーレー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/21
閲覧 : 0
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株式会社マジルミエのストーリー・あらすじ

「魔法少女――それは強くて、格好良くて、しなやかで。誰もが憧れて、高給取りで、人気が高い、立派なひとつの職業だ」 内定がもらえず就職活動に苦戦中の女子大生・桜木カナ。 「自分は社会に必要とされていない」と自信を喪失していた彼女は、ある日、面接先で“怪異”と呼ばれる自然災害に巻き込まれてしまう。 その窮地を救ってくれたのは、ヤンキー気質の魔法少女・越谷仁美――。 持ち前の記憶力で、“怪異”と戦う越谷を手助けしたカナは、魔法少女としての才能を見出され、ベンチャー企業・株式会社マジルミエに新卒入社することに。 しかし、マジルミエで彼女を待ち受けていたのは、越谷をはじめ、ひと癖もふた癖もある変わり者ばかり……。 魔法少女絶対主義者のコスプレ社長・重本。 不気味なほどに気が利きすぎる営業マン・翠川。 根暗でコミュ障で魔法少女マニアのエンジニア・二子山。 さらに、憧れていた魔法少女は、華やかさの裏で、時に命をも落としかねない危険な仕事でもあった……。 人の命と仕事への責任を胸に秘め、今、社会人として一歩を踏み出した魔法少女の戦いが始まる――(TVアニメ動画『株式会社マジルミエ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年秋アニメ

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