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「SHY 第2期(TVアニメ動画)」

総合得点
64.6
感想・評価
50
棚に入れた
141
ランキング
3707
★★★★☆ 3.2 (50)
物語
3.1
作画
3.2
声優
3.2
音楽
3.2
キャラ
3.4

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SHY 第2期の感想・評価はどうでしたか?

ヨッシャア! さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

「出来の悪い茶番」の一言で説明できる作品

【物語】 1.0 / 5.0
 第1期から継続して視聴しているが、全編通してあまりにも茶番が過ぎる。随所に挟まるしょうもない小話でシリアスをごまかすのは原作者の悪癖なのだろうか、と邪推するほど。
 また、バトルアクションものがやりたいのか、百合がやりたいのか、ヒーローによる勧善懲悪ものがやりたいのか、とにかく作品全体の方向性やその温度感が行方不明。
 どれか一つに振り切っていればいいものの、アレもコレもと詰め込んだ結果どれをとっても評価に値しない内容になってしまったという印象。
 シナリオ構成に関しては、評価すべきところが見当たらない。

【作画】 2.0 / 5.0
 作画が良いシーンと悪いシーンにはっきりと分かれており、だからこそシーン毎の出来の差が目立つ。
 また、アクションシーンに耐えうる作画陣ではないように見える。
 演出面にも難があり、そのせいでアクションシーンやシリアスパートの、悪い意味での茶番っぷりが際立ってしまうことがままある。

【声優】 2.5 / 5.0
 声優の演技力に問題はない。
 むしろ、身の丈にあっていないキャスティングのせいで悪い点がより目立ってしまっていると言える。
 演技力のあるベテランを起用し、ネームバリューで視聴者を呼び込もうとするプランなのかもしれないが、悪い意味での茶番っぷりが彼らの演技力によって際立ってしまっており、ムラのある作画と、いまいちピンとこない演出・構成が声優の演技力に追いつけていない。

【音楽】 1.0 / 5.0
 印象に残らない。

【キャラ】 1.5 / 5.0
 原作のせいなのか脚本家のせいなのかは知らないが、キャラクターの情緒があまりにも不安定すぎる。作品の方向性に芯が通っていないのだから、当然、キャラクターに芯が通っているわけもない。
 この『芯が通っていないキャラクター』も、作品全体の茶番っぷりに拍車をかけてしまっている。
「どうせ次のシーンには、脈絡なくけろっと立ち直ってるんだろうな」というように、キャラクターのあり方に信用を置くことができない。
 はっきり言って、魅力を感じるキャラクターは皆無だった。



【総括】 8.0 / 25.0 (平均 1.6)
 タイトルおよび各部門のレビューにも書いた通り、全てがとにかく「茶番」である。
 話に一つの着地点があらかじめ決められており、そこに向かってチグハグな構成で何も考えずに突き進んでいるのを延々と見せられている、という印象を受けた。
 また、「とりあえず百合っぽいことをしておけば、視聴者は溜飲を下げるだろう」という制作側の怠慢のようなシーンもいくつか見受けられる。
 このやり方はヒーロー系作品という土台に唾を吐き捨てるかのような思想であり、ジャンル固有の『熱さ』のようなものは一切ない。むしろ中途半端に百合要素をねじ込んだせいで、作品全体が妙にねっとりとしてしまっている。
「で、結局この作品は何がしたかったんだ?」と視聴者に首をひねらせる、全然面白みのない作品である。

・追記
 最終回まで確認したが、改めて茶番だった。全然面白くなかったです。

投稿 : 2024/10/03
閲覧 : 42
サンキュー:

1

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いやなんか昭和の少年漫画って感じするやないすか。

ボクはなんかこの世界観好きなんですよねー。
とゆうことで1期から引き続きたのしんで見とりました。

戦争がなくなった世界でヒーローと呼ばれる超人が活躍するってタイバニみたいなハナシだなーとか思いつつ見始めたんですが、なんかそこはどっちかゆうからどおでもよくて、日本代表のヒーロー、テルちゃん(これがまあ中学2年なのよ!すげー設定)の成長譚だとゆーふーにボクなんかは見とりました。

2期はですねゲストに変な関西弁が実にキュートな忍びの女の子、天王寺さんとウツロさんが大活躍するお話でししてですよ、文句なし面白かったです。

設定こそなんかまあ無茶苦茶なんですけどもいわゆる昭和の少年漫画的な無茶苦茶度でボクとしてはんなほなとゆうこともなくすっと受け入れられました。


テルちゃんと天王寺さんが出会った時の天王寺さんがこれまたキュート。紐タイにジャンスカタイプの制服って久々みたな~。それもなんか昭和っぽくてな~。ィかったのよ~。


大きな見どころとしては要するに生き別れになった双子の姉妹天王寺さんとウツロさんが仲たがいを解消し、アマラリルクの配下になってたウツロさんを取り戻し、そしてまた正気に戻し、テルちゃんらのヒーローと力を合わせてアマラリルクと戦って勝つ!とゆー単純明快・スカッとする話でしてですね。

敵キャラクターもそれぞれに憎めない感じでして、どこか真剣に戦ってない感が漂うところもボクは好きでした。

いやなんか少年漫画って感じするやないすか。こおゆう漫画・アニメ最近少なくなってきてるよーな気もしますし。


まあ特別名作かってゆわれたらそこまででもないかもですがボクは毎週楽しみにして見させてもらいました。

これから続きがあるとしたらそーだなー。テルちゃんが恋に落ちるとか、彼氏ができるとかで恋愛とヒーローとの両立に悩むとか。んでもって小石川さんともなんだかうまくいかなくてどーすればいーんだーみたいなハナシはどうですかねー。

それただのラブコメだわ(笑)


ま、いずれにしても楽しませてもらいました。
ありがとうでした。

投稿 : 2024/10/01
閲覧 : 11
サンキュー:

2

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

私は…シャイ…なので。

詳細は1期でも観てください。ていうか、1期を観ていなければ、おそらくサッパリわからないかと。

秋田書店『週刊少年チャンピオン』連載中の実樹ぶきみさん原作コミックのアニメ化作品です。制作は1期に引き続きエイトビットが担当します。

初回は、ご丁寧にヒーローの各キャラ紹介に時間を費やしました。
なので評価は次回からになるかなー。とりあえず、今期は雑誌記者との絡みがメインになるのかな。

まあ、継続視聴は確定ですかね。

=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
なんていうか、ぶっちゃけ何の感想もないというのが正直なところ。

ぽっと出の忍者双子姉妹をメインに、中盤から最終話までずっと東京に出現した黒いドームの中での話。姉と妹の、離れ離れになってしまった生き方の交差点といった内容ですが、ごめん、そこに何の感慨もわかないんだよね…

ちょっと構成に難があったのかなぁ。
やっぱり黒いドーム内でのすったもんだが長すぎた印象。で、随所に忍者の里の回想が挟まるものだから、話がまったく進まないという。

バトルもねえ、なんていうかギャグチックに終息するものだから、カタルシスをまったく感じない。敵と仲良くなって終わるんだもん。

1期のほうが面白かったかな。続編は…どうしようね。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/30
閲覧 : 117
サンキュー:

2

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スローテンポながら全体としては素晴らしい

前回もそうだが、見やすい作画に素晴らしい動き。
特にカメラワークが良いのか、各ヒーローをカッコよく映し出す。
見ているだけで楽しいアニメだ。
このアニメの特徴は、敵対するアマラリルクが、憎むべき相手でないこと。
精神的に幼い集団が強い力を持ってしまった結果だろう。
いつも通り非常に遅い展開で、丁寧に描いている。
東京での騒動を描いた今期。
前回よりも分かりやすくて良かったのでは。
SHYではなく、SHINEになったシーンが素晴らしかった。

投稿 : 2024/09/29
閲覧 : 13
サンキュー:

3

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

今回はバトルシーン多めです。

前回からの続きの部分もあるので一期観てから観てください。今回は忍者の双子の姉妹が出てきます。その子達の話が多めでした。後、バトルシーンも多く夢中になりました。主人公も、前回から比べてたくましくなりました。

投稿 : 2024/09/29
閲覧 : 16
サンキュー:

0

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

日常回は◎!バトル回は△…。なんのためのヒーローものなのかなぁ…。

 最終話(12話、通算24話)まで観ました。2024.09.28

 まぁ…、ぶっちゃけ駄作ですね。自称ヒーロー とヴィラン的なワケの分からん連中が一般人に迷惑をかけながら争うヤツです。これはアニメが悪いと言うより、原作からの問題です。

 結局、意味不明な連中が争う茶番でしか無いのに、無理矢理ヒーローの活躍で地球から戦争が無くなったとか言う設定をぶち込んで、大事にしているのが間違いです。

 キャラの深堀りとか以前に、世界観がおかしいです。ヒーローのせいで戦争が無くなった世界なのに、暴力を独占している国家権力がそのまま存続しているのは矛盾しています。

 ヒーローは国家主権を侵害しているわけです。戦争は悪夢で悲劇で避けなければなりませんが、交戦権の放棄は主権国家であることの放棄です。

 国家間の問題解決に武力を用いないと宣言した、平和憲法を持つ国は日本以外にも存在します。敢えて交戦権を行使しないという選択をしたなら良いですが、この世界の場合は、ヒーローの暴力により、国家が交戦権を放棄させられたってこと?

 国家が軍隊を組織しようとすると、ヒーローがやって来て、軍人は皆殺しにされるんか?それともヒーロー毒電波で人間は洗脳されているのか?どちらにしても、主体性は奪われています。

 フィクションであったとしても、現代の世界を構成する思想や仕組みを否定し、ヒーローを仮構して物語を作っていけば、どうしても矛盾が生じます。

 それを回避するために、キン肉マン等は超人が人間とは無関係にプロレスをしている訳で、歴史や過去の作品に学ぼうという態度が見られない作品は、やはり矛盾まみれの駄作にならざるを得ません。

 SHYや忍者娘程度の露出でちんちんがイライラするピュアな小中学生向け程度な物語でしか無い気がします。
………………………………………………………………………

 11話(通算23話)まで観ました。2024.09.17

 ワケの分からない忍者ファミリーとSHYの友情パワーで何とかなりました。何この超展開?

 キャラの闇落ちでグダグダやるのを1期からずっと繰り返していますが、世界観がいい加減なので、何でこうなるのか意味不明です。

 ヒーローでも無い忍者がキーパーソンになるなど、話に詰まるとヤクザが出てきて暴れて有耶無耶にする往年の梶原一騎原作みたいな駄目さを感じます。

 後1話でこの悪夢も終わります。キャラはカワイイのに中身が無い…。真夏の夜の夢だったのかな…。
………………………………………………………………………
 9話まで観ました。2024.09.03

 なんてつまんねーアニメなんだ!原作も読んでみましたが、原作漫画もつまんねー!

 原因は、はっきりしています。ヒーローとヴィランの立ち位置が不明確だからです。

 今回、新キャラの忍者娘の妹が闇堕ちしてヴィランとして登場しますが、なんで忍者なんて言う非合法殺人集団が存在するの?

 ヒーローのおかげで世界は平和になったんだろ?人を殺し過ぎておかしくなったキャラなんて存在する余地があるのか?戦争は駄目だけど、大量殺人は良いの?警察は何をしてんの?

 ヒーローもヴィランも、人間に対する影響力が不明です。ヒーローは別に人類を支配している訳では無いため、ヴィランもヒーローに勝っても、それからどうするのか不明です。

 だから、ヴィランが勝つと人類の心が悪の方向へ行く様だとか云々くだらない主張をします。バカなの?

 キン肉マンみたいに、超人と人間が基本的に関係無い感じにして、超人達は基本的にリングで戦い、人間は観客として見ているだけという、プロレス的な世界にすれば良いのに、変に高度行政国家群が存在する現代を舞台にするからおかしくなるのです。

 さらに、nyaroさんがレビューされている様に、戦闘も基本的に回想回想でテンポが悪いです。この、敵味方を掘り下げていく手法を悪いとは言いませんが、鬼滅の刃や推しの子みたいに、最低限本筋に関わるならまだしも、意味不明な奴らのサイドエピソードなど、ウザいだけです。

 アニメとしての出来は悪くないため、こんな視聴者を選ぶ、一般ウケしない様な原作をコストをかけてアニメ化する意味があるのか、不思議でなりません。

……………………………………………………………………… 

 7話まで観ました。2024.08.29

 以前も書いたけど、ヴィランの魅力がなさ過ぎます。ヒーローに魅力が無いので、ヴィランにも魅力が無いのでしょう。

 そもそもヒーローの存在が定義出来ていません。ヒーローによって戦争が無くなったと言うが、どの様な状態になったのか?

 ヒーローが存在する国と不在の国は何が違うのか?後進国にはヒーローは居ないという理解で良いのかな?SHYはなぜ日本のヒーローなのか?誰が認めているのか?社会的な位置づけは?ただ、超人が世界を転がしているだけでは?

 ヴィラン達はただキレているだけで、行動原理が不明すぎます。ヒーローに恨みがあったりする訳でも無く、敵対する理由が意味不明です。

 何と言うか、バトルに魅力がなさ過ぎなのは、ヒーローものとしては良く無いですね。

……………………………………………………………………… 

 5話(通算17話)まで観ました。2024.07.31

 SHY達の可愛さもあって、1〜4話までの日常回は結構楽しめました。しかし、ヒーローとして活躍する5話は微妙な感じです。多分、以降は1期みたいに微妙な話が続くんでしょうね。

 このアニメ、敵対組織に単純に魅力がありません。構成員の怪人達は、単純に悪と言うわけでも無く、コミカルな部分もあり、組織の背景も目的も曖昧です。

 良く分からない主人公達のヒーロー組織と、良く分からない悪役組織が戦っても、良く分からない戦いにしかなりません。

 少年漫画なら、得体の知れない超人達でも、格好良かったり、ちょっとセクシーなキャラが戦えば、少年達は胸と股間を熱くして熱中しますが、深夜アニメでやられてもねぇ…。

 早くつまらないヒーロー編は終了し、日常回に戻って欲しいです。

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 115
サンキュー:

4

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ジャンプ版プリキュア。

初見評価
前期視聴済み。
物語は勧善懲悪で分かりやすく、キャラクター達も個性がたっており印象につきやすい。シャイな主人公が勇気を振り絞り自信をつけていく姿などはまさしく少年漫画のような爽やかなストーリー。
だが、ヒロインはスク水のような格好で羞恥心を抱きながら登場する。
そしてその描き方がとても秀逸でなにか見てはいけないものを見ているかのような、親と一緒には見づらいクオリティに仕上がっている。

爽やかな物語×羞恥に悶えるヒロイン。何も言わなければ気にならない程度の露出なのだが、性的に意識させることによって出せばいいってもんじゃないってことは証明してくれる。
少年時代に出会っていたら性が目覚めそうな作品。

15話まで視聴
何の話やねん。インタビューに、学校の怪談に、忍びの話。
何の話やねん。

20話まで視聴
忍びの話から今回の東京編に移行。
一期と同じで少年向けプリキュアみたいな内容。
敵キャラが夢をかなえるんだー、っていうのをヒーローたちが阻む物語なんだけど、浅く道徳の授業みたいなメッセージ性。
もっと夢の押し付け合いみたいなどっちが悪かわからないみたいな雰囲気だったら深みが増しただろうけど、子供にも見やすくしたのかな。
悪くはないけど、少し物足りないかな。

最終話まで視聴
戦闘も緊張感なくコメディチック。
プリキュアみたいな雰囲気。
一期の方がまだよかったかなー、、、いやまあ変わらんか。
次回は見ないかも。

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 84
サンキュー:

3

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

命を愛して命に愛された少女

ヒーロー作品の続編ですね。
1期が個人的に良かった作品の2期(後半クール)ですね。
始まり方はヒーロー達の日常ならスタートしますね。

それぞれのヒーローがそれぞれの国で人や猿のピンチを全員が別々の場所で転進(変身)するのは良い見せ場じゃないかな?
原作は知りませんがアニオリなのか、原作通りなのか、或いは原作をアニメ用に変更したのかは解りませんが、良い見せ方じゃないかな?と思います。
後、新ヒーローの登場や忍者も当時しますねw
忍者は時丸や噯ですね。

この世界はヒーロー以外にも忍者も出るんですねwww
噯は刀と対話が出来るのですが、刀が情報通過ぎるwww

ただ、シャイやイコにとってもいい友達が出来ましたね。
そして、今回の敵も明かされます。
「もぅ1人の噯(ウツロ)」ですね。
今回もまた新たな戦いが始まります。


七不思議の「血塗られた本」の話は面白いですね。
シャイも怪談が好きらしいのですが、私も怪談は好きなので気持ちがわかりますね。
この話は怖いって感じはなく切ないって感じかな?って思いましたが、花輪先輩居たww

この先輩、なんで途中で消えたのかは知らないのですが、怖がらせようとしたのかな?
だとしたら、私にも同じ感覚があり小さい頃に曲がり道を曲がってダッシュしたり隠れたり、友達に「あれ?居ない?」って思わせたくてよくして居ましたねww
よくアニメにある「あれ?消えた?」を演出したくてww

最後はめちゃくちゃ目をつけられて隠れようとしたらバレたり、隠れたら真剣に探されたりしていましたね…………

そんな訳で、私の感覚に似た花輪先輩は共感したキャラですww
花輪先輩は常連キャラにならないのかな?

ピザを注文する時のシャイの想像の店員さん性格悪くない?
多少聞こえなくてもあんな風にはならない気がしますww

今回のエピソードは新キャラのクノイチのアイがキーキャラですね。
今回のミッションはシャイが突入班のリーダーを務める事になります。

シャイは自信ないみたいだけど、電車の話や自分達が万が一に負けた後の指示もしっかり出来る当たり、無意識かもしれないけどリーダーの素質あるのではないでしょうか?

今回はなんの違和感もなくアイがヒーロー側に参戦しますが、一応、忍者も一般人なのにユニロードも滅茶苦茶巻き込む気満々なあたりはヒーローじゃなくても戦えたら誰でもいいのかなwww

突入部隊だからチーム戦の総力戦かと思ったのでしたが、「ここは任せて先に行け」スタイルの戦闘ですね。

今回の敵のロキは面白いキャラですねww
ヒーロー側から弄られているあたりいい立ち位置ですが、彼には言ってはいけないワードがありますwww
その辺から本格的にバトルが始まっていきます。

ミェンロンVSロキ
何か、お互いにお互いが最初はスレ違いコントしてるあたりも面白いですww
可愛さを求める男VS男らしいくなりたい男の戦いですね。
ロキの左目の秘密ってなんなんだろ?


ペペシャVSクフフ
割と平和的な戦いで殆どが対話で終わります。
ただ、クフフとペペシャって子供代表と大人代表って感じがするんですよね。
少しいじけて元気のないクフフと寄り添うペペシャがそんなふうに私には移りました。


ペリッツVSイノリ

操られていたとは言え…これは屈辱過ぎるww
コレは私も多分ブチ切れるww
怒りVSラブですねww
ペリッツはナースのヒーローだけど、彼女も戦えるんだと思わされたエピソードであり貴重な戦闘シーンが見られます。


シャイ&アイVSウツロ

因縁バトルですね。
「どうせ人は死ぬ」と言うウツロと戦う事を躊躇うアイ……
で、ウツロは圧勝なんですが……
これ、何とか2人だから耐えてるけどアイだけだと瞬殺の可能性あるくらいに圧倒的ですね。
最後はウツロに取り込まれてしまう。


スターダストVSスティグマ&クァバラ

アマネリルクのトップVSヒーロー側のエースで気になる戦いでしたね。
スターダストも不意打ちで苦戦するもやっぱりの彼は強いですね。


アイとマイ(ウツロ)の過去
アイは忍びとして毎日頑張って居て、ウツロは動物や虫の心を知りたいって考えていて生き物を大切にしていたみたいです。

ウツロが優しく感じたのは、怪我をした鳥を看病しながら「痛いなぁ」って涙を流しているシーンですね。
この子は、生き物に寄り添える女の子で他人の痛みや苦しみを想像しちゃうくらいに優しいんだと感じました。

アイは鳥を「名も知らない汚い鳥」って思ってたのがちょっと酷いよwww
聞いた時に笑ってしまったww

でも、それは多分アイはマイの優しさに嫉妬していたのかな?って、マイはアイよりも忍びの才能がありアイはマイの忍びの才能を羨ましく思っていて、才能を始め、マイの持つその優しさなど、マイが自分に無いものを沢山持っている様に見えたのかな?って思いました。

ただ、マイは逆に「忍びは必要ないから滅ぶべき」と考えています。
そして、過去にマイがアイの胸を刀で刺すのですが、それには、優しい女の子が変わってしまうくらいの理由がありました。

それは極秘任務で悪人を殺すと言う任務です。
100人の命を守る為に1人の悪人を殺す事は罪だろうか、それに優しいマイは耐えられなかった。
命を大切にしてきた彼女だから悩んだんだと思います。

多くの人はそれを罪だとは思わない気がします。
そうしなきゃ100人の人が死ぬのだから……
誰かの命を奪う事はそもそも絶対に許せない事です。
それを平気な顔して破る様な悪人は処分されても仕方ないと思います。

けど、マイの様に命を大切にしている子にしたら善人も悪人も同じ命だから悩むんだと思いました。
私が上記で記したのは第三者の目線からの考えですが、マイは悪人を処分する当事者です。

マイ目線で考えた時にマイは苦しかったのだと思います。
100人の命を救う為に悪人を殺し続ける。
彼女は忍者であり任務は全て極秘であり、100人の命を救っても悪人を殺しても賞賛される事はありません。
極秘任務だと、それを友達や家族にも相談出来ません。

そんな状態で指示されて「悪人だから処分しろ」との一言の命令で任務へ行かないと行けない彼女の気持ちは、きっとグチャグチャだったのだと思います。
もしかしたら、彼女は処分対象の名前もどんな悪事を働いたらのか知らされずに任務をこなしていたのかも?知れません。

そんな事を繰り返した上で「自分は正しい事をしている」と思える人間はどれくらいいるのでしょうか?

だから、彼女が作り出して深く考えない様に、心を壊さない様に出来た唯一の手段が、冷酷の仮面(うつろ)を作る事、マイが作り出した冷酷の人格でありアマネリルクのウツロ
その内の1件の任務……

実はマイは動物の熊の子供と友達でした。
命と心を通わせられる彼女だからこそ出来た友達。

そんな時に、人里を襲ったマイの友達の熊を殺さなきゃいけなくてウツロの人格で友達の熊の親子を処分してしまい、マイは自分が友達を処分した事に気づいてしまいます。
自分が唯一の友達を殺した事に……

この話を見て、私なら友達の熊さんを、別の場所に移動したり、命令を嫌だって跳ね除けると思うんです。
勿論、そんなので済まされないかもしれないけど、多分殺す事は避けたいかな…………
確かに熊さんは悪い事をしたけど……
友達だったら…私がマイから庇っちゃう気がする。


でも、マイは悪人を殺して来た自分にそんな選択肢はないと思ったのかもしれません。
それでも、マイは目が覚めるまで自分が友達の熊を殺した事に気づかなくてショックを受けていたけど、それだけ追い詰められて居たんですよね……
マイは……周りが見えないくらいに、自分が、何をしているか気づけないくらいに……


で、シャイはマイの心と対話します。
マイの心は「アイの自我が消える前にここから連れ出して」とシャイに頼みます。

彼女の望は普通の事でした。

「純粋な子供のままで笑って生きたかった」

これがアマネリルクに入った理由でありマイが生きれなかった子供時代。
これって普通の事だと思うんです。
けど、そんな普通を望んでも手に入れられないにマイの忍者として育てられた子供時代は苦しいものだったのではないかな?と私は思いました。

それと、同時にアイや熊と過ごした時間が彼女が唯一、子供のまま笑えた時間だったのかも?しれません。


マイは言います。
「血で汚れた自分を誰かに殺して欲しかった」

彼女は苦しかったんですね。
だから、死にたかった……彼女は悪人を殺害してきました。
自分が悪人になればアイがマイを殺しに来ると思ったのでしょうね。


「私が壊してしまう前に、アイ姉を世界の心を未来をお救いください」

コレが彼女の本心なんだと思いました。
彼女の優しさは消えては居なかった。
彼女は今でも全ての命を愛してるのだと思いますし彼女の優しさは強さでもあるのだと思いました。

マイの心と過去を知り託されたシャイが戦場に戻ります。


シャイVSうつろ
ムクロから得た力でシャイは立ち上がります。
この戦いでシャイは上手く戦えるようになった気がしましたね。
それをまた上回るうつろも流石と言いますか強いですね。


トキマルからアイの話を聞かされるんだけど、アイがマイをどれだけ思っているのかが伝わるいいエピソードですね。

マイは羨ましかったんだろうね。
アイの周りには沢山の人がいる事が…
アイの言葉に強がり否定しても手はアイの手を取ろうとする辺りにマイの本心を感じましたね。
「もぅ一度だけ一緒に」ってやっと聞けた彼女の本心でしたね。

で、アマネリルクと敵対する事を決めて、彼女は自分の夢を壊す選択肢します。
「この世界を壊す」そんな間違えた夢を壊す事を。

アイ&マイの共闘は凄いですね。
イノリ、クフフ、ロキの合体技の熊さんを見事に撃破ですね。

ただ、マイは優しすぎるね…皆んなが傷ついたら「私と一緒にいると皆が傷つく」って思い悩んで……

けど、アイの言葉はマイをしっかり支えて居て、だからこそ彼女は全てを受け入れて自分を犠牲に沢山の人を守るために最後の忍法「月天心」を発動します。

それに対しで抗おうとするシャイはトキマルとマイと共に世界とマイを救う為に動きます。
確かにそうだよね。シャイが言うようにマイが犠牲になって世界を救うなんて悲しい結末ですよね……

誰かの犠牲で世界を救う…それは本当にハッピーエンドでしょうか?
その誰かが犠牲になった事を知っている人達は笑えるでしょうか?
その犠牲があった事を知らなかった人が知った時に心から喜べるのでしょうか?

だからこそ、シャイは動きだしたのでしょうね。
そんな悲しい結末を世界が救われたって、そんな犠牲の上で世界を救った事を美談にしないうに..…

月は一つじゃ輝けない…太陽があるから輝ける。
そんな四人のとても強くも暖かく輝く技だと思いました。

で、アマネリルクを取り逃がすも、マイを奪い返して、クフフを捉えることに成功。
ただ、アマネリルクは自分の夢を持っていて、それが壊れると身体も消滅しちゃうみたいで…………

つまりアマネリルクの人を救う事は出来ないのかな?
確かに悪いヤツらだけど、多分アマネリルクの共通点は何かに絶望した人達で、本当に意味では悪じゃない気がするけど、アマネリルクになる指輪を早い段階で取り除けば助かるけど、今居るメンバーは既に時間経過してるから、取り除けず、彼女達の世界を壊すと存在消滅するって事は、現時点でマイやマーシャみたいな人を救えないって事なのかな?
そう考えたら……その点は積んでない?


で、マイ心の力をシャイに託してくれます。
マイは過去に1度「光の人」に会って彼女の意思を継ぐ者がシャイでマイが力を託そうとした理由も語られましたね。
これから、マイの力がシャイを助ける事になるんですが、炎を大きくする力……風の力も楽しみですね。

で、トキマルがあの時の鳥の名も知らない汚い鳥!!だった事が発覚!

え?なんですか?感動が台無しですか?
でも、アイが言ってたし?
これ多分名前からトキだよねww

実は、ずっとトキマルが見守ってくれていたみたいです。
独りじゃない事を伝えたくて……

マイは命を愛していて、彼女の救った鳥の命がアイとマイを見守り支えて命を繋いで来た気がしたんですよね。
マイは命を愛し命に愛された女の子だったんですね。

アイは里に帰ったんだけど、多分今後シャイの力になるんだろうなぁ〜と感じました。
アイとマイが力になってくれそうな展開がありそうな気がします。

さて、最終回のレビューを最後ふざけてしまいました。
「鳥」の下り……
でも、本当に、この最終回は泣きそうなりました。

マイの優しさが沢山の命を紡いで、その命に愛されている終わり方で、悲しいんだけど優しい彼女らしい終わり方だなぁ〜って。
私自身、マイを凄く好きになれたし良いエピソードだと思いました。

彼女は光の人に憧れたけどさ、確かにマイは命を奪う事もしてきたけど、私はマイも沢山の命を救って愛してきたと思いましたね。


さて、1期より2期が面白かった気がしますが、コレは多分好みによるかな?
とりあえず、クフフを捉えたヒーロー側の動きやクフフならペペシャが担当だから、3期があるならペペシャが活躍しそう?
アマネリルクは恐らくクフフ奪還に来るのかな?

是非、続編に期待したいですね。

投稿 : 2024/09/26
閲覧 : 35
サンキュー:

9

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

照らす光は全てを救う

昨年10月に放送された続編

東京浅草に謎の黒球が覆い
SHY達ヒーローとアマラリルクが戦う

今回SHYは主人公部分少なめ☜
中盤以降は天王寺姉妹のやり取りが
比重高かった

黒球の根源が天王寺マイの心という
からくりは1期に続く流れだったと思うけど

前期ほとんど出番なくて記憶になかった
アメリカのセンチュリーが普通に出てくるので

アメコミのヒーローものみたいな
強引さが出たのはちょっと残念

逆に今回の話でいい意味でよかったのは
前期後半の主役スピリッツとアマラリルクのクフフさん

似たような生い立ちっぽい模写出ていたし
天王寺姉妹の裏でお互いが理解しているのは
次の展開のカギとしては惹かれる

天王寺姉妹はステレオタイプの
忍者の跡取り姉妹で

双刀の虚無を与えられたことと
人知れず暗殺していた後ろ暗さを
アマラリルクに付け込まれてしまう

黒球を作り姉のアイを待ち構えていたのは
その孤独さや辛さを分かち合ってほしかったのかな
だから一時的に融合するシーンも出ていたし

最終的にはSHYが光を与え
二人の配下トキマル含めた4人で闇を吸収し
黒級は消滅する

最終回の怒涛の展開は「彼方のアストラ」レベルであるけど
気持ちいいかというと消化不良

SHYのヒーローとしての強さが
上手く描き切れていないジレンマの方が強い

投稿 : 2024/09/25
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2

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大人も鑑賞できる少年漫画。ヒーロー論を描けたし、キャラが良かったです。

 さて、最後まで見ました。正直7話くらいから少年漫画的バトルの展開になって、興味が薄れてきました。中断しようかなと思っていましたが、曖と昧の部分になってやっと興味が持てる展開になりました。

 正義と悪の二元論を相対化する話であることは刀が出てきた段階で分かります。それが最後にヒーロー論と結びついたのはなかなかいい展開だったと思います。
 正義の執行とはすなわち「正義という名目を持って行う悪」という矛盾です。そして個人で責任を引き受ける。その結果、自分が行っていること、つまり忍者全体の役割に対する疑念がわき、そして破綻する。

 姉妹間のコンプレックスの問題があります。もちろん曖から昧への才能へのコンプレックスはあるでしょう。ですが、闇落ちした自分にとって姉の能天気な能力への憧憬がまぶしく感じる。このお互いの立場に対する想いもありました。一方でお互いを想う気持ちの相克ですね。曖昧という名前の意味をどうとるかです。

 この2つを組み合わせるとシャイが今まで持っていた悩みとも重なってきます。1話でケガをさせてしまった出来事へとさかのぼれますし、スターダストにコテンパンにやられたことも思い出します。つまり、この作品で感心したのは、シャイがヒーローになる話のテーマ性を見事に内包していることです。その結果日本のヒーローとしての自覚を持つことになります。

 合わせて組織というか共闘の意味やリーダーであったことも孤独だったシャイにとっては一つの成長と言えるでしょう。シャイというヒーローの成長を連載漫画のアニメ化として、1、2期と合わせて一応の区切りをつけられた本作の結末と構成は良かったと思います。少し工夫すればここで最終回でもおかしくない話でした。

 昧の結末については過ちとか責任論をもっとひねれなかったかな?という気もしますが救済でもあるのでこれはしょうがないかな。

 このテーマ性のところに加え、日常回は素直に面白かったし、曖が可愛かったのでその点も良かったです。


 欠点です。スティグマ=ネガティブイメージのレッテル張りの方が今一つ説明できていない点が残りました。これはまあ連載ものの宿命ですね。アニメの制作というより製作の問題でしょう。

 それとやっぱりちょっと途中の少年漫画的バトル展開が冗長だったかなあと思わなくはないです。日常回と対になりますけどね。この落差が5~7話辺りのダレになったかな。

 ヒーロー・正義論はちょっとテンプレというか奥行きがないかなと。主義主張としてはありきたりです。


 ただ、テーマ性の奥行きの無さは感じましたが、シャイのキャラ造形が非常によくできていたので、このテーマ性がしっかりシャイの成長に重なっていました。ヒーローが孤独な女の子という組み合わせと、そのヒーロー=ヒロインの成長という点で大人も鑑賞できる少年漫画という位置づけでよくできた作品だと思います。

 全体としてはエンタメ性は5~7話が致命的になる可能性もある気はします。私はそこで心が折れかけました。1期も後半のバトル回は冗長でした。ただ、ヒーロー・正義論と孤独の痛みを2クールかけて結構綺麗に回収して描けていた点は評価します。

 そうですね。評価はキャラが曖が良かったし、何よりシャイが1期からの成長があってよかったです…4.5。ストーリーはよくできていましたが、バトルの減点とテンプレ感で3.5とします。作画は良かったです。動きがある系統ではないですが、綺麗な絵だったと思います、4。





1話 2期ですが実質第2クール。ここの畳み方が大事でしょう。

{netabare} なぜヒーローになったのか?とはつまり正義とは何なのか、自分はどうなりたいのかのどちらかが描かれるのでしょう。1期に引き続き心の闇問題もあります。そこを第3者の視点として記者が描く感じでしょうか。社会に貢献する一方で、そのヒーローによって迷惑をこうむる存在もある。

 王道のテーマですし、よほどうまく描かなないと視点の持ち方としてはかなり単純な構造です。エピソード、キャラのどちらかに魅力が出るなら、1期を見る限りでは面白い描き方はできる可能性はありますが、しかし、原作は確か20巻以上でてますよね。連載ものの宿命とはいえ、テーマもキャラも描き切れていない可能性が想像できます。

 制作者は苦労すると思いますが、この第2期はつまり第2クールの位置づけです。1期よりもよほどうまく構成して中途半端にならないようにしないと、その後が続きません。せっかく記者視点を入れるなら、風呂敷を広げすぎないでシャイその人に集中し、アニメとして一回綺麗に畳んでほしいなあと思います。

 それができなければ単なる販促アニメで終わってしまいます。

 エイトビットの割には…というとあれですけど、無理に作画に凝らないであまり動くわけでもないですが、丁寧だし何とか工夫して見られる画面になっている気がします。
 作品としての総合評価として、魔法科、ゆるキャン△3,転スラ3と残念感が強かったので、本作には何とか頑張ってほしいところです。{/netabare}


2話 萌えとエロに頼らないから話が面白いのかも。

{netabare} 前半は妙に面白い回でした。単発のゲストキャラ回でしたがという感じですが、そのゲストが面白いのと話の作り方がうまくて{netabare}ああ、先輩が幽霊だったのか…だまされた…と思った後2重でだまされました。{/netabare}

 今回ちょっと気が付いたのが、本作、エロと萌えが無い…無くはないけど不必要に多くないという方がいいでしょうか。少年漫画のレベルになっているというか。
 もちろん女子キャラは可愛くはありますが、性的な視線をまったく向けられないキャラ造形の気がします。コスチュームがちょっとエロいと思うこともありますが、すぐに視点が言動やストーリーに戻ります。

 今回の前半の話、男キャラ同士でやっても同じように面白いのではないかと思いました。女の子だからいいというのはありますけど、過剰でないから話が楽しめるのでしょう。最近シャイのキャラ、気に入ってきました。

 後半はまた新キャラですが、展開から言ってゲストというより話が展開するのでしょう。また、ぶっ飛んだ感じの展開ですが、そこを照れずにやるところが、いいのかもしれません。

 2期に入って妙に面白いんですよね。シャイのウジウジが程よく取れてきたのがいいのでしょうか。
 あるいは1期の展開・構成がスターダストとの闘いとか黒十字のピルツと山登りとかで、何がやりたいか見えてこなかったから過小評価していたのかもしれません。{/netabare}


3話 女子がメチャクチャ可愛いのだが?話も1期より面白くなってきました。

{netabare} 女子がメチャクチャ可愛くなった気がするのですが気のせいでしょうか?作画も良くなっている気がします。SHYその人が良いのはもちろんですが、今回の忍者の娘は非常に可愛いです。

 忍者の刀もちゃんと直刀で脇差サイズで作画されているし、刀自体も非常に綺麗でした。結構刀の作画って適当な作品が多いですが、こういうディテールにこだわっているととても好感が持てます。

 スタッフを確認しましたが、若干総作画監督に新しい名前があったり、作画監督も多少入れ替わっているようですけど、誰がすごい人とか言うのは全く知りません。特に今回、3話(通算15話)で強く感じました。

 で、肝心の話が面白いです。やっぱりこの作品、単話の積み重ねよりもちょっとまとまったエピソードでキャラを見せた方が面白いと思います。「鬼滅の刃」メソッドと言えばそうなんですけど、話が現代だしより内面に切り込んでいるのでこちらの方が私は面白く感じます。

 意外や意外というとなんですけど、ここまで面白い作品になるとは思いませんでした。{/netabare}



4話 心のダークサイドという面が新キャラと上手くリンクして描き方が良くなった気がします。

{netabare} 今回でかなり本作の見方がわかりました。要するにスーパーヒーローもののガワをかぶっていますが、シャイの成長や使命に対する自覚とゲストキャラの心の内と外、つまり自分のダークサイドとどう向き合うか、ということを見ていけばいいのでしょう。

 もともと、スピリッツも小石川さんの話もそういう話でその点に変化はあありませんが、こなれてきた感じです。今回のなかなか秀逸な新キャラが登場したのは、既存のキャラでは自分の描きたいものが描けないと思ったからなのかもしれません。

 で、物語の果てに、最後にはシャイその人が自分のダークサイドと向き合うことになるのではないでしょうか。

 ですから、ヒーローのファンタジー設定にどうこう言ってもしょうがありません。 {/netabare}


5話 話は面白いんですけど、演出とキャラが少年漫画なんですよね。

{netabare} 少年漫画的演出でちょっとずっこけましたが、少年漫画原作である以上はどうしようもありません。ジェンダー論が出てきましたが、若干ひねってました。男は強くあるべきにとらわれているけど可愛いものが好きだがそれを似合わないと否定する。女性のような見た目を嫌がるけど可愛いものが好きなことは肯定する。と、文章にしてみると大して違わない気もしますけど。結局男を表す手段の問題かな?

 トロッコ問題も遊びのレベルで登場しました。ヒーローのアイデンティティでどっちも助けるとなるのでしょう。

 本筋とかキャラ造形はとても良いと思うのですが、個々の言動やエピソードがちょっとわかりやすすぎるカリカチュアなんですよね。ここのチューニングがもうちょっと大人向けなら名作になった…かはわかりません。むしろ、少年漫画のフォーマットで徹底した方がよかったかな?いずれにせよちょっとチグハグ感がなくはないです。 {/netabare}


6話 同時に複数の敵キャラに焦点を当てない方が良いと思います。

{netabare} バトルシーンになると冗長になる気がします。ヒーローものですから仕方ないですけど。それはなぜかといえば複数のキャラが登場してそれぞれがいろいろ語りだすので、ゴチャゴチャしてしまいます。
 せっかく曖といういいキャラがいることですし、曖と昧(あいまい?)の話に集中するためには、話の焦点を当てていればなあ、というのがものすごく惜しいです。

 この6話の前半は正直面白くはなかったです。後半の曖の話は良かったですけど。今回の電車でトロッコ問題その他何かが描けたかと言えば、読み取れるものがほぼないです。{/netabare}


7話 キャラの深堀り=「鬼滅の刃」メソッドで、物語が死んでゆく。

 中間なので総括と、最近の少年マンガ…いや、マンガ、アニメ、ラノベ含めて、「物語」が描けなくなっている点が本作のバトルにも見えるので、そのことについて論じます。

 敵と味方がバラバラに1対1で戦ってキャラの過去とか内面を見せるやり方は「鬼滅の刃」でメジャーになりましたが、私は正直このやり方が好きじゃないんですよね。物語の要素の1部あるいは理解を助けるパーツとしてエピソードが作れないから、キャラを付け足してバラバラにくっつけるしかないように見えます。
 別に「鬼滅の刃」だけに限らず、少年マンガその他の基本的方法の一つになっています。今だと「転スラ」がそれで作品が死んだ一番いい例かもしれません。

 そして、鬼滅ほど引っ張らないですが、アイドルものでも良く使われるメソッドです。このやり方は「物語」が描けなくなった日本のクリエータの衰退なのかな、と思わなくはないです。なぜかといえば本筋と主人公が圧倒的に弱くなるからです。主人公が単なる視点役、進行役、傍観者あるいは聖者になってしまうのが良くない点です。そして、この主人公の聖者化があらゆるジャンルで広がり、作品の視点が幼稚になっています。

 ひょっとしたら視聴者側のわかりやすい作品あるいは感動ポルノのニーズから流行っているのかもしれません。あるいは連載ものとして引き延ばしが簡単にできるからかもしれません。引き延ばすなら話を完結させて新しいテーマで新たに展開するのが「物語」ですが、その方法をとりません。つまり、1キャラで1物語しか作れず、新しい物語はリスクが高いという判断をしている気がします。さらに言えば1作者1物語の可能性すらあります。

 シャイの場合は同時並行的で深掘りが弱いので、バトルがすぐに終わるのが救いです。スティグマがいるので一見物語があるようですが「無惨」と一緒ですよね。抽象的な「強い敵」に堕してしまい、肝心のテーマ性が主人公と主たる敵から失われ、テーマが残っても言葉遊びになります。結果的に延々と続く最終回バトルを見せられて、畳むにたためないか良くて感動ポルノにならざるを得ません。
 
 日常パートのキャラ達が可愛いので、見ていますが、この敵とのバトルが本当につまらないです。


 

 

投稿 : 2024/09/25
閲覧 : 214
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10

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

日常パートは良い感じ

ヒーローモノというと個人的には戦隊シリーズとか仮面ライダーといった感じで悪の組織との対決のイメージが強いですが、本作はそういった要素もありつつ、犯罪やら災害から人を助けたりと、個人的にアメコミヒーロー風なところもあるかなという印象でした。

1話での新聞記者からインタビューを受けるエピソードを皮切りに日常パート中心の話が続くのですが、個人的にはまあまあ良い感じで、今作から登場する忍者のお姫様なんかはあまりにも浮世離れした受け答えゆえに江戸時代あたりから現代にタイムスリップした?と思ってしまうほどでしたけど、そこから主人公の自宅で手料理を振る舞ったりと仲良くなる描写も良きだったかなと。

それだけに戦闘パートは必然的にシリアスになるのですが、個人的にさして面白くないかな。主人公のシャイ自体は内向的なキャラといい今風のヒーローて感じで良いのですが、敵側がパッとしない印象。バットマンでいうジョーカーみたいなそういう存在がいるとなお良かったかな。

投稿 : 2024/08/11
閲覧 : 80
サンキュー:

5

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

今期のアニメ第一号ですね。可愛らしくて良かったのでは

期の切り替わりですし1話だけは見てみました。
でもなんだかんだヒロインは可愛らしいですね。
シャイな主人公に対してインタビュー記事を読み上げる羞恥プレイは良かったと思います。
もっとしっかりやってほしかった。

でもまあ、原作を読んでるから見ないですけどね。

投稿 : 2024/07/03
閲覧 : 95
サンキュー:

2

ゆー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/04
閲覧 : 1

☆澪花☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/02
閲覧 : 1

まぁ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/02
閲覧 : 1

CnAcF50951 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/01
閲覧 : 1

舞ちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/30
閲覧 : 1

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 1

liWfU59792 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 1

けろっぴ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 1

ぃぃぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 1

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 1

FRANK さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 1

番長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 1

ロリ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 1

しぐま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/27
閲覧 : 8

cLzNA78240 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/27
閲覧 : 1

えふ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/25
閲覧 : 1

takeo777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/25
閲覧 : 1

モンロー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/24
閲覧 : 1
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SHY 第2期のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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SHY 第2期のストーリー・あらすじ

21世紀半ば、地球から戦争が無くなった―― 各国に突如現れた超人的な力を持ち、平和を願う“ヒーロー”によって、世界は大きく変化したのだ。 新たに得られた平和を維持すべく各国のヒーローたちが活躍する世界において、日本の平和を担っていたのは、人前に出るのが超絶苦手な“恥ずかしがり屋”の少女ヒーロー、シャイだった。
(TVアニメ動画『SHY 第2期』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年夏アニメ

この頃(2024年夏アニメ)の他の作品

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