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「先輩はおとこのこ(TVアニメ動画)」

総合得点
66.5
感想・評価
103
棚に入れた
279
ランキング
2854
★★★★☆ 3.4 (103)
物語
3.3
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.4

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先輩はおとこのこの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「僕はただ好きなものを好きなままでいたい」

□最終回・総評

▩物語4.0点→4.5点
 音楽4.0点→4.5点

物語の個人的評価は今期1位の作品でした(視聴断念を除く32作品中)。

続編はproject No.9初の映画化。

ちなみに相変わらず評価低めですが、私はあにこれの点数評価は全く参考にしていません。レビューを読んでも中身に客観性がないので参考にならないですw

まことくんの母親のトラウマが父親によるものと考えた人がいると思いますが 、父親が最初からまことの理解者であったこと、母親に転校の事実を伝えていなかったこと、母親と同居している事実から母方の祖父に連絡を取っていたことが判明した時点で祖父が該当人物と特定できますが、結果は違っても疑問を持つことが必要だと思います(理由は多角的な視点を持てるからです)。

まことのセリフで「男の子として生きたいのか、女の子として生きたいのかやっとわかったんだ。どっちでもないって。僕は僕のままで生きたい」と父親のセリフで 「みんなと色々話したんだろうな。傷ついても嫌な思いをしてもきっと頑張ったんだよ。大丈夫だよまことは、僕たちが思っていたよりずっと大丈夫だ」
この言葉が作品の全てを物語っていて、自分らしく生きるとは何か、価値観が変わるとは何を意味するのか、受け取ったメッセージから視聴者が考えることが大切です。
ありのままの自分を受け入れて客観的に自分を見れるかどうか、母親が修学旅行の映像に映っていたまことの笑顔を見て何を感じ取ったのかを性の多様性や普遍性の観点から理解することに作品の意図があります。
なぜなら作品のタイトルの蒼井咲目線、主人公の心境が変化した理由を当事者である相手側の視点から物語を説明しているからです(基本は主人公視点ですが、主人公の心の機微を二人称視点で補足している。第3話のまことの靴を追いかけていた時の咲のセリフや第10話の観覧車の中でまことに向けられた竜二のセリフなどが該当します)。

語り手と聞き手を含めた広い視野で状況説明することで、視聴者に理解させる構成になっているからです。

日本はLGBTQの割合が先進国の中ではトップクラスに多い国と言われますが、国や企業、学校レベルで取り組みが遅れているため性的少数者に対する偏見や差別が根強く残り、生きづらさを感じている人が多いのが現状です。
それに対し脚本家の方が第10話の冒頭付近でメッセージとして込めた竜二と咲、二人の会話の中の竜二の「まことが女装と知っても、オレがまことを好きと知っても"えっ"てならなかっただろ?」 の問いに対し、咲の「"えっ"て何ですか?」です(→タイトルの回収。前述した「おとこのこ」の意味を考えてください)。

つまり世間に対する価値観が変われば、物事の価値基準(自分自身の判断軸)は変えられることが本作品の伝えたかったことだと思います。
言い換えると、当たり前ではないものが当たり前になる世間一般の「共通認識を持つ」ことが重要です。

価値観が変わるとは疑問が生じ別の見解が得られた時、経験や情報がアップデートされて新たな視点を持つ時です。
当たり前ではないことや社会のルールに縛られないことは固定観念を覆す時に必要で、課題解決の役割を果たしたり新たな問題の発見につながり「気づきを与える」といった点で、我々受け手側の価値観を変える本質を捉えた建設的な作品内容でした。


音楽は橋本由香利さん。

「3月のライオン」、「輪るピングドラム 」、「とらドラ!」など数多くの有名作品を手がけている方ですが、音楽の評価4.5点付けたのは特に劇伴が良かったからです。
X(旧Twitter)などを見ると、感動したり共感を覚えた人はかなり多い作品ですが、音楽の影響は非常に大きかったと思います。

キャラクターによって音源を使い分けていて、まことは「ピアノ」、竜二は「アコースティックギター」、咲ちゃんは「木管楽器」。

繊細な感情の持ち主のまことはシーンに合わせ、より心情に寄り添う場面では音数を抑えめにして曲のテンポを落としたり、感情が高まる場面では木管楽器との合奏でメロディーにアレンジを加え、編曲による感情表現が多彩で、優しい竜二はアコギによるナチュラルで暖かな曲が特徴。
第9話の映画館でまことの手を握った後、別れを切り出すシーンの曲がとても印象的でした。
咲は第3話のまことの靴を見つけて走り出すシーンのクラリネットを主音源とする、切なさと疾走感を表現したテーマ性のある曲が魅力的で、どれも心に響く素敵な楽曲でした。

※追記
個人的MVPはメイドまこちゃんでした(^-^)
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□第11話まで

修学旅行のパートはとても重要でした。

修学旅行のイベントで何を表現したかったのか?まことくんの母親に何を伝えようとしていたのか?第2話の内容と類似性があるのはなぜか?その時母親はどのような反応をしたのか?羽川さんが心を開いてくれたのはどのような状況だったのか?
修学旅行の思い出は情報媒体に記録して誰でも閲覧できるわけです。
ここまで言って分からないようでしたら理解力ゼロですね。
それからまことくんの父親がエンディングで彼の肩に触れたシーンに違和感を覚えた人はかなり洞察力がある人だと思います。
要するに与えられた情報から自分で考えないと評価できない作品です。

次回最終回なので原作の最後まではほぼ間違いなく行かないです。

補足の意味を込めて個人的意見を書かせてもらうと、まず「トランスジェンダー」という言葉は1つの言葉を指す用語ではなく、いくつかの意味を持つ言葉の総称のことです。
すなわちトランスジェンダーの中には様々な考えを持つ人がいて、例えば男性と女性の両方の認識がある人やどちらの要素も持たない人、中間の認識を持つ人や性自認が流動的な人がいます。
したがってまことくんが女の子になりたいとは思ってないから、性自認が男性だからと言ってトランスジェンダーではないと言い切れないです。
実はこの考え方が重要でタイトルの「先輩はおとこのこ」、誰目線から見たタイトルか考えるともちろんヒロインの蒼井咲目線です。

「男の子」ではなく、「男の娘」でもなく、「おとこのこ」です。

なぜひらがな表記なのか。
第6話のまことのバスケ部の入部で悩んでいた時の咲のセリフで「どっちかじゃないと駄目なんですか 」のシーンが丁寧に描写されていたのは、そのセリフが彼の価値観を変えるきっかけとなった重要な言葉だからです。
つまり性の多様性の観点から男性または女性のいずれかに当てはめる必要がないことを示唆しています。

よって性自認が男性または女性のいずれにも当てはまらない「Xジェンダー」(トランスの意味は社会的性を"超える"なので、トランスジェンダーの中に含まれる)という考え方が出てきます。
分かりやすく言うと、性別欄「その他」の人たちのことです。
前提の話をしますが、学校側がまことくんを女装姿で受け入れているのはLGBTQに該当すると判断しているから。単なる可愛いものが好きの延長で女装したり、女装趣味がある人を受け入れているわけではありません。
ちなみに現状は男の子になりたいのか女の子になりたいのか悩んでいるので「Q:クエスチョニング」です。

このことからまことくんの母親が男の子は男らしくしなさいといった固定観念を持つステレオタイプの人間に対し、彼は先入観や偏見にとらわれないありのままの自分を受け入れる自己認識に変わります。
それが「自分らしさ」につながるわけですが、母親が持つ固定観念を変えるには何が必要なのか、まことが抱える普通ではないものを普通にするのは作中どの部分を指していたのか、まことや竜二、咲たち登場人物の価値観を変えるにはどのようにすればよかったのか、ここまで言及して理解することが必要な作品と言えます。

12話以降(続編を含む)その部分が明示されるはずですが、表面上で物事を考えるのではなく、本質部分(ジェンダーレスや価値基準)を前後関係と合わせて理解に努めることが必要です。

続編について。

完結しないと話が綺麗にまとまらない作品なので続編はあると思います。
「ぱいのこ」は「第5回アニメ化してほしいマンガランキング」1位の作品ですが、 前回第4回の1位が「僕ヤバ」、第3回の1位が「古見さんは、コミュ症です。」でいずれも2期があるのと、監督が柳伸亮さんで「弱キャラ友崎くん2ndステージ」で実績があることから続編の可能性が高いと思います。
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□第9話

▩作画3.5点→4.0点

父親が気付けなかった膝の傷を見つけて手を差し伸べてくれたまことと竜二の優しさが何よりも心嬉しくて、一人で見たプラネタリウムより3人で見る星空がずっと輝いて見えた(冒頭で触れていたオリオン座の「3つ星」が3人の関係を示している)。

暗闇(星空)の中に「特別」を見つけることができた咲。

コントラストな演出が良すぎて思わず感動してしまった(デフォルメ表現はいらなかった)・・・
同じく「家族」がテーマで約15年前の「CLANNAD AFTER STORY」以来(?)。

3人とも自責思考を持っていて共感が持てるから感情移入できるのでしょうね。面白い。

ちなみに合間に入る「るろうに剣心」のCM演出は同じアニプレックスだし狙ってやってると思う。
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□第4話

咲の祖母のセリフから咲は父親が海外に単身赴任していて、母親が不在のため家庭環境に問題のある子と分かりましたが、今回の内容は心理学用語で「見捨てられ不安」の話をしていました。
小さい時に親の愛情を受けずに育った子供や大人が抱く、愛着不形成から生じる過度な人間関係への執着心のことで、本来特別な存在である両親がいないため自分にとっての特別がない状況で、まこと先輩に向けられた咲の感情が「孤独感からくる共感相手」としての好きなのか、「異性として恋愛対象」から生じる好きなのか気持ちの整理がつかず、葛藤するシーンが描かれていました。

"くじら"、"お母さん"、"あれ?"、"特別"、伏線らしきキーワードが複数出てきましたが、咲の明るい性格が特別を求める空虚感からきていて、まことと竜二のやり取りから無意識に自分の意見を周りに同調させていたことが分かります。
心理学では同調行動(又は同調効果)と呼ばれ、集団にいることで安心を得ようとする心理状態の表れです。
規範または情報に対し効率的な選択ができる一方で、自分の意見や個性を持たないのが問題点です。

これに対し「特別」は何かを考えた時に、他人から与えられるものなのか、それとも自分自身が決めることなのかを選択することが必要です。
まことくんと母親の話に繋がりますが、「一人の人間が何か問題を抱えた時に、どのようにして向き合い解決していくか」を描いている作品なので、咲やまことが発言や行動に主体性を持つことが今後の焦点になります。

それからまことくんがパーティーの件で謝罪していた初めて表情が描かれた羽川さんですが、羽川さん視点から見た相手に対し心を開くシーンの演出でした(パーティーの時点では表面上でしかまことを見ていなかった)。

心を開くこと。
すなわち「ありのままの自分を表現する」ことが主体性を持つことになるので、この点に着目してみると5話以降、作品内容により理解が深まります。


・ワンピースドレスについて(3話補足)

まこと先輩が咲のワンピース(=ドレス、正しくはワンピースドレス)を着用できたのは男女兼用ユニセックスモデルのワンピースドレスだからでしょ。

原宿で買い物していたので、ラフォーレ原宿などユニセックスブランドを取り扱っているアパレルショップが周辺に複数店舗あるけど、近くの表参道や竹下通りでフェミニン男子がワンピースドレス着て普通に道を歩いてるじゃん。
しかも本編で大きめのサイズと説明してくれてるし、レーヨンやポリエステルなどの伸縮性素材でフリーサイズモデルであれば細身の男子高校生が着れないことはないでしょう。
ユニクロもユニセックスデザインを取り入れてる時代にファッションに対する知識が昭和かよw

普段はレビューが間違っていても既読スルーですが、テーマが特殊なのでくだらないレビューを見つけた時はツッコミを入れると警告したはずですが...
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□第3話

序盤のピーク回「王子様とお姫様」のタイトル話で締め、期待通りの展開でした。
EDの入りが良くて音楽の評価を上げました。意外に音楽は良かったりする・・・(音楽+0.5点)。

評価は前半パート80点、後半パート95点。

前半パートの出来が悪いという意味ではなく、30分枠で表現するには前半8割の完成度で問題ないという意味です。
全て表現しようとすると尺の都合上、1話に収まらないので取捨選択する必要があり、脚本としては後半重視の演出で満点に近い評価。
ちなみに後半パート5点減点したのは最後のダンスシーンの止め絵は原作準拠ですが、アニメーションなので少し動きを入れた方がより風情を感じると思ったから。
ほぼイメージ通りの作画で、デフォルメを重要な部分でカットし適切な表現ができていると思います。
1話と3話のジャンプのシーンが昼と夜、制服と正装、告白する側とされる側が対になっていて、始まりと終わりの絵になる演出が素晴らしかった(周りの反応はなぜか皆無ですが・・・)。

後半パートに出てきた咲の"先輩の「特別」"のセリフは、本作品にとって1話冒頭の告白シーンに繋がる重要なキーワードになり、物語を展開させる3話で強調表現されていました。
テーマに連続性があり構成がしっかりしているので4話以降も期待ができそうです。

原作16話で3話分使っているので残り9話で原作100話全てを描くのはほぼ無理なので、間違いなく原作カットが入ると思います。
3話まで見た限りだと脚本が優秀で、残りのピーク回(おそらく3回)を中心に的確な映像表現をしてくれると思います。

「好きなものを好きなままでいたい」気持ちを音声と映像を使って能動的に自己表現できるかです。

それから蒼井咲ちゃんが予想以上にスパイスになっていて求心力があります。
シリアスとコミカルの使い分けができていて、好感が持てるキャラクター。
この娘の存在は大きい・・・(キャラ+0.5点)
声優さんの好演に感謝です。


そして、
次回「後輩はおんなのこ」に続く。
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点数はアニメ初見と原作評価によるもの。

取り扱っているテーマが特殊で、私が書いておいた方が良さそうなのでレビューします。
LINEマンガに掲載されてる既刊8巻、全100話で構成される主人公の"男の娘"・花岡まことを中心に男女3人の人間模様と繊細な心理描写が描かれる「先輩はおとこのこ」、通称「ぱいのこ」。

閲覧数1億9400万Views(他比較だと2023年最も売れた漫画「ブルーロック」が1700万Views、最近アニメ化された「怪獣8号」が150万Viewsなので、10倍、100倍の世界です)、「第5回アニメ化してほしいマンガランキング」1位、「次にくるマンガ大賞2021」Webマンガ部門の3位で、私を含む読者からはかなり注目されている作品です。
「LINEマンガ 2021年間ランキング(女性編)」では3位になり、数字が示すように作品の作りが丁寧で女子受けしやすい内容。
今期「のこ」がつく作品が多数あるなかではダークホース的位置付け。

生物学的性と性自認の不一致に対し、強い違和感や嫌悪感を持つ「性同一性障害」ではなく、身体的性と性の認識は一致しないが心と身体の性別の一致を望まない「トランスジェンダー」が題材。
したがって、男女の性差をなくす考えの「ジェンダーレス」が作品内容の中心で、広義の意味で捉えれば社会的性差をなくす考えの「ジェンダーフリー」の概念も含まれます。
つまり"ネガティブな感情を持つ"のではなく、"ポジティブな考えに変えていく"お話です。

ジャンルは「男だけど可愛いものが大好き」な"男の娘"・花岡まことくん("まことちゃん"・楳図かずおではないです)とまことに恋をする後輩女子の咲ちゃん、まことに対し複雑な感情を抱いてしまう幼馴染の竜二の3人による涙あり、笑いあり、感動ありの青春ラブコメ。

設定は母親が望まない形で育ってしまったまことが、家庭では心配をかけないため男の子の姿で生活しますが、高校では理解のある父親の手引きで、女の子の姿で学生生活を送ります。

一見設定がおかしく見えますが、トランスジェンダーの学生を受け入れている学校が実際にあって、トランスジェンダー向けのジェンダーレス制服を採用するケースが増えてるそうです。
女子がスカートではなくスラックスを選択して、男子がスカートを選択することが可能で、女子がスラックスを着用するのは他アニメで見られるように前例がありますが、男子がスカートを着用するのはほとんど実例がないのが現状です。
そのため社会的認知度が低く、世間の風当たりは当然に強くなります。
まことくんも当初は周囲から冷淡な目で見られますが、咲と竜二に支えられてクラスメイトや部活動の部員から次第に理解されるようになります。
いわば男女の区別をなくすユニセックスデザインを広く認知させるための先駆的モデルとなるのが本作品の主人公です。
サステナブル(持続可能)な取り組みですが、周囲の心理的なハードルを下げ「偏見をなくす」ことが格差社会において重要な考え方になるので、私は原作を(高く)評価しています。

似ている作品として他人の心が読める超能力少女が周囲から虐げられ、同級生や研究会のメンバーの出会いを通じて徐々に感情を取り戻す話の「琴浦さん」がありますが、序盤だけ見ると優れている作品内容ですが、後半日常パート過多で個人的評価を落としました。
「ぱいのこ」も日常パートが多い作品で、不要なものを削除し本質部分を外さずに中身を描けるかで評価が変わってくると思います。
高い評価ができる素材は持っている作品なので、制作会社と脚本家の腕次第です。

性的マイノリティであるLGBTがグローバルスタンダードになりつつある昨今、至って真面目な内容になるので、見た目が気持ち悪いとか設定がキツイとかこれに類する小学生以下レベルのくだらないレビューを見つけた時は容赦なくツッコミを入れます。
もちろんレビュー更新や新規投稿してくれると思うので、どんなコメントが来るか楽しみですね。

投稿 : 2024/12/10
閲覧 : 580
サンキュー:

5

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

先輩はおとこのこ

花岡まこと(主人公:男の娘)を主軸に、
・まことを好きと自称する後輩の蒼井咲
・幼馴染の竜二
の3人が織りなす青春群像劇?

まことが、可愛いもの好きの原因を作ったのが、
嫌悪していた可愛いもの好きの父を持つ、母という因果。
自分で、自分の嫌いなものを作り出しているとは・・・

残念なのは、原作が完結していて、まことが、
どのようになったのか、爺ちゃんみたいになったのかなど、
将来の姿が見れないところかな。

咲は、咲で家に色々問題あり、そこも深堀して欲しかった感もある。

投稿 : 2024/11/30
閲覧 : 20
サンキュー:

0

ネタバレ

てたい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

せやな〜

初め見た時は、なんやねんこのアニメ。絶対途中で見るん辞めるわ。とか思ってたんやけど、なんやかんや最後見てもてたわ。
案外おもろかった。

多様性の時代やからええんとちゃうかな。

投稿 : 2024/11/14
閲覧 : 72
サンキュー:

0

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今だから刺さる

絵のタッチは柔らかい方でキャラ達も愛らしく惹かれる子達が沢山出てくる。
そしてストーリーもそういう世界観なんだと見始めればあまり違和感もなく話は進んでいった。

だけどけっこうリアルに近く現実的で、主要キャラがそれぞれの問題にぶち当たる様子が心を抉ってくる。

特に印象的なのは親友の苦悩。
主人公以上に年季の入った喜びや苦しみがぶわーっと心にきた。
メインヒロインだって色々抱えてるんだけど霞んでしまってた。

主人公も相当抱えてきただろう描写が沢山あり、簡単に今に至っていないのがとても上手く表現されていた。
まわりの人のそれぞれの心配や思いも痛いくらい伝わってくる。

そして最後はあのように、何かきっちりとした結末は見せずに物語は終了。
そんな簡単に結果が出せる事じゃないからこそ、1クール完結なら自分はあのラストで満足した。

きっと他の普通のアニメならあのラストは不完全燃焼だと文句を言いそうだけど、若い子が抱えるにはどれもこれもヘビーなのであれでいい。


〇作画
不自然にキラキラしすぎてないのが良い。

〇声
若さあふれる学生達の個性が上手い

〇ストーリー
やわらかいのに重い、儚いようで図太い

投稿 : 2024/10/16
閲覧 : 55
サンキュー:

1

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ただただ 微妙ですね

ただただ 微妙ですね

投稿 : 2024/10/05
閲覧 : 84
サンキュー:

0

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

男の娘を巡る三角関係って感じですかね。なかなか面白かった

1話感想 3.5
男の娘を巡る三角関係的な感じですかね。
後輩ヒロインが主人公… で良いのかな。男の娘に告白して言い寄り、主人公の親友と言いつつ惚れている男がそれに対抗する感じな。

ちょっと変な恋模様がなかなか面白いと思います。

後輩ちゃんは主人公が女だと思って告白したのに、男の娘だと知ったらむしろ喜んでしまうアレな娘です。
この子が引っ掻き回さないと話が進まないので良いキャラですね。

男の方は男同士で親友の振りをしつつ本当は惚れているという。自分はホモかどうかという葛藤を抱えていそうですね。良いキャラですね。

で、主人公の男の娘。男声優が演じているのですね。
LGBTQとかを抱えているわけではなく、単に女の子の格好をしたい、というだけでしょうか?
性的には普通に女性が好きなのだとしたら、単に女装趣味の男と言えます。
その女装が極めてハイクオリティなだけで。
ただ行動も女性的ならトランスジェンダーなのかも?
その当たりはまだ良くわかりませんね。

というわけでキャラを好きになれれば後は見て、見守っても良いと思いました。

でも一発でこれは見る、とならなかったのは、全体的にクオリティがそう高いわけでもないからですね。作画は気が抜けた感じ。可愛らしいですが。

悪くは無かったですが、本数が多すぎて大変なら切っても惜しくはないです。
でも見れたら見ます。

全話感想
案外面白くて、そのまま全部見ました。
心の動きをしっかり描ける良い作品でした。

大きなテーマとしてはまずマコトの母。
母のマコトに対する抵抗感はわかるのですが、昨今の多様性を容認する考え方からすると正しいとは言えないわけで、悪役として感じられました。

最終話で事情説明が出てきてちょっと納得はしましたが、あっさり溶解して… いや良かったのですが、ちょっとなんだかなぁと。
いやてっきり無理解で決裂する展開が待っているのかと。

…結論としては可愛いは正義か。
父親は美少女じゃなくて可愛くないですが、息子は美少女ですからね。
そりゃ容認するかなぁ、と納得してしまいましたが。

繰り返しちゃいますが、昨今の美少女差別と言えるポリコレ事情はクソだと思っているのですが、多様性を認めるという点は正しいと思っています。
ですのでそれを認めない者は悪だと感じてしまい、倒すべき対象のようにも思えてしまうのですよね。だからあっさり和解して煮えきらなさも感じてしまったのですが。

しかしマコトにとってはもちろん母ですから、倒すのも違いますからね。
後は、頑なな態度もあくまで子どもの幸せを願ってのことだった、というのが和解の理由でしょう。
子供を自分を彩る装飾品のようにしか思っていない毒親なら、自分の思い通りにならなかった子供と和解はできないでしょうから。
色々困難もあったけれど無事乗り越えた、という感じで、良かったと思いました。

リュージは面白くて良かったですね。
腐女子的には美味しい子でしょうが…
なんと言ってよいのやら。
ホモなのか、ただマコトが好きなだけなのか。まあ、複雑ですね。
マコトと結ばれなければ、彼はどうするのでしょうね。

後はアオキさんの家庭の事情や、3人恋愛事情はまだ残ったままで、そこが完結編の映画につながるのだろうとは思いました。

そこまでガツンと面白いというほどではありませんし、作画その他でそこまで優れているとは言えず、あまり高得点にする気は無いのですが…。
でも、見て良かったと思える、良い作品でした。

投稿 : 2024/10/01
閲覧 : 128
サンキュー:

2

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

多様性の時代。

詳細は公式サイトでも。

LINEマンガにて連載されていた、ぽむさん原作コミックのアニメ化作品です。制作は、去年クール3本も請け負って、ひどい有り様になってしまったProject No.9です。

作画崩壊、万策尽きで、ガッタガタになったNo.9。評価は地に落ちたわけですが、本作が立て直しの試金石になるかどうかという印象です。ただ、今回はフジテレビ「ノイタミナ」枠。適当な仕事はできないので、期待していいかなってところです。まあ、動画工房も「おさまけ」でどん底まで落ちたけど、立て直しに成功しましたしね。

もともと女の子を可愛く描くことには定評があったNo.9なわけで、本作も初回は可愛いキャラデザで好印象でした。特によかったのは後輩の咲。こういう役どころは小原好美さんの独壇場かなって思っていましたが、関根明良さんもいいですね(「プリプリ」のプリンセス役)。いい感じでワチャワチャした元気な女の子って感じで。

話としては、まあ学園ラブコメなら、こんなもんでいいんじゃない?
ちょーっち気になったのは、デフォルメ表現が多くて、しつこくて長いとこ。これが作画の省力化じゃなければいいけれども…

まあ、気楽に観られそうな作品なので、追っかけてもいいかなって感じですね。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
ほほう、これは…

や、予想外に2話で面白くなりましたね。主要キャラの配置がバランスいいですね。性同一性障害(なのか判断保留)の主人公と、バイのヒロイン、そしてストレートだけど主人公にときめく親友キャラという。この微妙な三角関係でありつつ、3人で仲良くなるという図式が面白いです。

そして、やっぱり譲れないのはヒロインである咲の存在。
この子がいることによって、物語が大きく動くのは間違いないですね。まあ、女子のほうがLGBTQに対する寛容さが男子よりあると思っているので(マツコのファンは女子率高いという風潮)、主人公に対する接し方も不思議ではないのですが…。なんていうか、対応力の高さというか、そういうものを感じられるんですよね。

そして、主人公の家庭環境。これが、ややもすると「そこまで母親が不寛容なことある?」と思いがちなんですが、当事者にしてみればそういった心境になるのも無理はないのが現代社会。ただね、実は母親もそのへんに理解があるって話になる気はしているんですけどね。

作画も頑張っているんじゃないでしょうか。まだ2話ですが。ただ、原作準拠なのかもしれないけど、やっぱデフォルメカットが多すぎ問題。それ、別にデフォルメする必要ないでしょってシーンも散見されました。

うん。ちょっと今後も期待していいかなという2話でしたね。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
毒親の母に、可愛いものが好きということがバレて激昂され、女装を辞めるって話です。

やー、なるほど。いいじゃないですか。面白かったですよ。
再三書きますが、やっぱりヒロインの咲がいいですねぇ。No.9の汚名返上って感じで可愛らしいキャラデザで、声も関根明良さんがピッタリ合ってます。

ラストのシーンもよかったです。だいぶデフォルメも減ってきたし、見やすくなったと思いますね。ちょっと評価を見直しました。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
こういった学生の日常モノというと、やっぱり世界が狭いために一通りのエピソードを消化してしまうと、特にやることもなくなるというウィークポイントがあるわけですが…

本作に関しては、登場キャラの心の内を描いていく作風なので、飽きずに観られていますね。今回は、師匠のジレンマをじっくりと描いていました。

幼馴染で親友。でも、女装をしているまことに対して、友情以上の感情に芽生えることを自覚します。でも、相手は男。でも女装していて、身のこなしも可愛らしい女の子。これ、実際にそのシチュエーションになったら、こう悩むだろうなって思います。

本人の性的指向は、もちろん女性。でも、どんな女性よりも魅力的な女装男子。これははたしてホモセクシャルなのだろうか…

そういった葛藤を実に見事に描いていました。特に高校生ぐらいの時期って、ややもすると友情以上の何かに振れそうな感情ってのもあるもので。

そして、咲の家庭事情、そして抱える闇についても匂わせてきました。いつも明るく振る舞う咲に、実は重い家庭事情というものがのしかかっているようです。

やー、これはね、面白いですよ。まあ、それを後押ししているのは、No.9の良好なキャラデザによるところが大きい。久々に「マジで可愛いなあ」というキャラが咲。「この美術部には問題がある!」の宇佐美さん以来だなぁ、こういう感情は。似てるっちゃ似てますけどね。あっちの原作・いみぎむるさんは、今期は「マケイン」のキャラ原案という複雑な話ではあるのですが…
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
ちょっと予想外にシリアスな方向に進んできたなという印象。や、それならそれでいいんですけどね。

これもう、主人公は咲でいいんじゃないかと。え? もともとそうだよって? それは失礼しましたw

咲のキャラクターが作られた理由などが掘り下げられましたね。人間関係に波風を立てたくないから、DD(誰でも大好き)でいれば嫌われない。でも、そんな日和見な態度が周囲から孤立する要因になる。現実世界でもよくある話ですよね。

そんな誰でも大好き、でも誰も好きじゃないという性格を変えたくて、私の特別を見つけたい。そんな咲の前に現れたのがまこと。でも、それって本当に好きって感情なの? というジレンマ。

そんな咲の良き理解者なのが師匠。
そして、まことは2人の仲の良さから、付き合っているんじゃないかと邪推するという。

これどうなるの? という複雑さが面白いです。

あ、ひとつ書き忘れていたことがあったので追記します。
学校でのシーン。モブが目鼻のない作画で、最初「いや、手抜きするかね、作画の」という気持ちだったんですが、まことと絡みが出てくるキャラには目鼻がつくんですよね。これ、うまい演出だなって感じました。まことの心情を、キャラ作画で表現しているというね。
{/netabare}
=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
ラノベ作家は、高校生活でなにかイベントを描かないと死んじゃう病なのでしょうか。なんでまた、この終盤に来て修学旅行みたいなイベント回をやるかなぁ…

当たり前ですが、まこと&竜二が修学旅行に行き、1学年下の咲はお留守番。なので、何かしらのキャラを出さないと話が成立しない。んで、この終盤でいきなり「元友人」の早瀬が登場するという展開。何億年前のキャラだよっていう、メガネを外すと超絶美人でしたっていうね。

結局、まことがトラウマ的存在の母親と対峙するというのが大テーマになるわけで、そのためのつなぎという回。しかも、本線にはまったく関係のない早瀬とチャラ男の早乙女のラブストーリーを見せられるという…

そして、この回はまーたデフォルメ描写の嵐。むしろ普通の作画より、デフォルメ作画のほうが多かったんじゃねえかって感じ。いやこれがまた、見にくいのなんの。

しばらく、いい感じで話が進んで面白かったのに、ここにきて、こんなガッカリするような回を持ってくるから突き抜けられないのかなあと思います。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
なるほど、まことの母親が毒親になったのには、自身の父親に対するトラウマがあったからですね。

こういう物語の背景をきちんと作り込んであるのは、非常に好印象です。そして、その母親とまことが完全には関係が氷解したわけではないものの、お互いに一歩ずつ歩み寄ったという締め方は、非常に納得感のあるものでした。

さらに咲の家庭事情にも、一定の解決を見たので、そこも満足でした。

全編を通じて、非常によく練られたストーリーだったと思います。そして、作画も終始安定していて、キャラデザも好ましいものでした。

ただ一点。
やはり最後まで慣れなかったのは、極端なデフォルメ表現の多用。
ある程度のデフォルメは、作品にアクセントを加える意味で歓迎なのですが、本作に関しては「これ、デフォルメにする必要ある?」というシーンがちょくちょくありました。

個人的には、やっぱり咲のキャラが好きでしたね。
天真爛漫なイメージですが、その裏には人に嫌われないように振る舞っているという闇もあったり、母親に対する感情なども綿密に描かれていたと思います。

このところ、ロクな仕事をしなかったProject No.9でしたが、久々に良作を送り出してきたと思います。これはダークホースでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/30
閲覧 : 550
サンキュー:

2

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

先輩は先輩

後輩のサキから告白された主人公マコト。
サキは同じ女の子である先輩に勇気を出して告白するとマコト先輩の返答は「私、本当は男の子なんだ」と返されます。
そのサキの反応は鼻血を出しながら「コレから男の先輩と女の先輩を楽しめるって事ですか」からのマコトに振られて始まる物語です。

コメディー的な話もあるので面白可笑しくも「思いやり」や「好きの」気持ちはしっかり描いている話しです。


この作品を私が素敵だと思ったの大きく分けで2点あります。

一つは、マコト、咲、竜二の三人の関係性が凄く素敵に感じたのですよね。
2人とも、マコトのピンチを救ってくれたり、マコトの女装がバレない様にサポートしてくれたりと素敵な関係性

マコトは女の子や可愛いに憧れています。
周りの人はマコトに少しながらも偏見を持っています。
しかし、竜二や咲は純粋にマコトへ接していて、咲はマコトの真実を知ってもマコトへの気持ちを受け入れてマコト自身やマコトの気持ちを大切にしようとしてくれます。

中でも3話でマコトが自分の可愛いを捨てる話で、咲はマコトが無理している事に気づいていて、咲にも竜二にも無理に嘘をついている事が認められなくて喧嘩してしまいます。

けど、1番咲が許せないのはマコトがマコト自身に嘘を付いている事が許せなかったんじゃないかな?と感じました。


竜二はマコトとは親友です。
だから、周りからの偏見や周りの悪意も知っていて、咲がマコトをからかっているんじゃないかって勘違いして、咲からマコトを守ろうとしたりと、本当に優しいんです。

マコトの女装してるからと学校で迫害されても彼だけは普通の変わらない幼馴染の友達で居てくれて味方で居てくれた人です。


マコトはそんな2人を大切に思っています。
竜二と咲が両思いだと勘違いして竜二や咲の恋を応援しようとしたりするのも、そうだし、竜二の告白に答えたのも、竜二との友情が失われる気がしての答えだったのかな?っと思いました。

この辺りもね。
私が竜二なら自分を恋愛的LOVEじゃなくて関係性だけを考えてのOKなら少し悲しいです。
けど、逆に何故マコトがOKをしたのかとかと考えたら、マコトは竜二との関係を終わらせたくないくらいに大切ではあるんだろうなぁ〜とも思います。

咲がマコト先輩への恋心を「諦める発言」をされた時に「疎遠になるのは嫌だから」と言うくらいに関係性は大切にしてるのかな?と感じました。


咲と竜二はなんだろ?
不思議な関係性かな?
友達って感じはするけど友達以上恋人未満……
後半になると、咲はピンチな時に(不審者疑惑)竜二に助けを求めます。
それは、マコトには頼りにくい1件があったからなんですけどね。

咲は竜二が咲を「嫌い」だと思ったらしくて……
竜二に嫌われてるから「これ以上嫌われても問題ない」から頼りやすいらしいんですが、2人がマコトとも誰とも一緒にならなければ「一緒に居ませんか」と投げかけるくらいには咲は竜二を頼りにしているのかな?と。
ただ、恋心では無いんだろうなぁ〜とも感じましたね。

竜二が失礼して尋ねたのは咲だったし、この2人はこの2人でいい友達なんだろうなぁ〜と感じました。


二つ目はこの作品をみて私の「好き」の考え方が変わった?気がしました。
学びにもなりました。

マコトは可愛いが好きだし、咲も竜二もマコトが好きで皆んなが「自分の好き」を大切にして居る感じがして素敵に感じたし、三角関係みたいになるのですが、関係性に亀裂が入らないのはいいですねww

で、中でも私は竜二の恋が印象的で彼はマコトを好きになります。
その事で竜二は凄く悩むんです。
同性だから悩む部分はあるのかな?って私は感じてしまいました。

ただ、私は誰もがそうだけど、自分の「好き」に自信を持っていいんじゃないかな?って思います。
例えば竜二は男同士だから悩むけど、それでも「好き」になったら仕方ないじゃん?

別に、マコトが男だから好きになったわけじゃない。
好きな人がたまたま男の子だっただけ。
それだけです。

よく、私もそうなんですが自分は同性愛じゃないって言う人も居ます。
私も、この作品を見るまで、私は同性愛者じゃないって考えていましたが、竜二を見ていたら、そもそもその考え方が違うのかな?って感じました。

単に、私は今日まで生きていて同性の方を好きになっていないだけ、そもそも人は性別だけで相手を好きになったりしない。
例えば、理想のタイプは?と聞かれた時、聞いた時、相手の見た目や、性格をあげる人は居ても、性別を上げてる男性も女性も私の知る範囲では居ませんでしたし、人間誰しも誰に恋をするかは解らないものですよね。
この辺りは私は学びになりましたね。

で、そんな竜二はマコトに告白をします。
しかしマコトの反応は正直最低な反応でした、竜二はマコトを困らせようとか誤らせようとして告白した訳じゃない「僕が、こんな格好して居るから女の子だって勘違いしちゃったんだ、ゴメン」って言葉。

竜二が聞きたかったのは、そんな言葉じゃなかったと思う。
OKでもNOでも返事が欲しかったんだよね。
自分の気持ちを知って解答はどうであり受け止めてほしかったんだと思います。


ただ、私も昔、似た返答をした事があって、私は他人からの好意が照れ臭くて、言葉は嬉しいけど、私はLOVEじゃなくlikeの方だったから、ついつい「誰にでも言っているでしょう?」とか「そんな冗談ばっかり言って」って笑いながらはぐらかしたりする事があって、その時は和気藹々なやり取りが出来た気になっていたんですが、考えたら私も最低ですよね。

だから、マコトの返答が最低だとも思う反面で私も相手の気持ちを深く考えずに発言したりしていたから、マコトがついついそう言っちゃったんだろうなぁ〜って感じる部分もあったりしましたね。


でも、2人は付き合います。
マコトが考えて答えをだしたのですが……竜二がめちゃくちゃ嬉しそうでww

で、竜二の家族も息子に恋人が出来たからめちゃくちゃ浮かれてて妹に「お兄、ドンマイ」とか言われてましたねww
家族に気を使われ方がww


そんな時に、竜二は見てしまいます。
お母さんの事で傷ついた咲を抱きしめるマコトを……
コレは辛いよね……竜二は自分が女だったらとかどうしても性別が気になっていた様で……
2人で過ごす予定だったクリスマスイヴの夜をドタキャンしたりなど、竜二なりに気を利かせたの半分と、あんな場面見たら、どんな顔して過ごせばいいか解らない気持ちが半分かな?

2人は次の日にデートをして咲を呼び出して流星群を見に行きます。
こう言うのいいですよね。
なんかめちゃくちゃ仲良くて青春って感じw

ただ、この辺りはお互いに少しづつお互いの気持ちがズレ初めてきます。
マコトを見ていたら、やっぱり竜二をLoveで好きなんじゃなくて、竜二を傷つけたくなくて、関係が変わらないように付き合ってる感じもしたんですよね……

多分、竜二もそれに気づいているのかな。
マコトはわかりやすいですし……
だから、竜二は笑顔で別れを切り出します。

で、2人はお互いに「これ以上嫌われたくない」ってお互いの距離感が解らなくなって、お互いが大切だから距離を取り合って、普通に考えたらその距離が離れていく事を加速させる事は誰にでも(本人達も)解るのに。

お互いに相手が大切なのに。
それがお互いを、自身を傷つける結果にしかならなくて。

それでも距離をとること事しか出来ない2人が不器用で、実際見てても多分現実問題、自分が直面したら私もそうしちゃいそうだなぁ〜とか難しいよねって思いましたね。

ただ、咲の気遣いで2人はまた、一緒にお昼ご飯を食べる事から初められる事になったみたいです。


咲の恋はですね。

咲はマコトが好きだけど、ドキドキはしなくて、咲は何故ドキドキしないのか悩んでいました。
だから、自分の気持ちに自信がなくて…
竜二の「お前、マコトの事、本当に好きなのか?」って質問で泣いてしまったり八つ当たりをしてしまったり、それだけ自分を思い詰めて悩んでるんだなぁ〜と感じました。

彼女は皆が純粋に平等に好きで、彼女は特別な気持ち?存在が欲しくて、そんな時に特別だと感じれるマコトに出会うも、その「特別」が「本物」なのかと悩んでいました。
そして、マコトの事を諦めるとマコトに伝えます。

本物が、俺ガイルの八幡も話してましたね。
「俺は本物が欲しい」って。
気持ちなんて不確定であやふやで、それが本物なのか偽物なのかって考えたら、どれくらい自分の気持ちの本物はあるのでしょうね。
その判断すら難しいと思います。



で、マコトの好き「可愛い」への気持ちも凄く良かったです。
一度、好きを諦めたマコトも自分が好きなものはやっぱり捨てられなくて、諦められなくて、それでも可愛いに向き合おうとする気持ちも、何を言われ思われたりしても、学校で女装していたりと自分の「好き」を貫ける、自分の「好き」に自信を持っている、マコトの「好き」への向き合い方が私はカッコいいなぁ〜と感じましたね。


こうした、3人の「好き」への考え方や向き合い方が凄く素敵だなぁ〜と感じました。



咲は悩んで居ました。

それは「お母さんの事」でした。
両親が離婚し母に引き取られて母は「ごめんね」と言いながら幼い咲を置いて出て行ったみたいで……

お父さんもお父さんで……
娘が1人家にいるのに遅い時間まで飲み歩いていたり、娘の怪我にも気づかない、娘との約束を破るなど、咲が見えているけど、咲を見ようとはしてないのだとは思いましたね。
「ごめんな、良い父親じゃなくて」ってお父さんのセリフはあるんですが……じゃ、良いお父さんになれよって私は思うんです。

離婚しようが、縁を切ろうが、血の繋がりや、親であり子である事は変わらないのが事実です。
それだけは絶対変わらないし変えられない事です。

何年、何十年立とうと父親です。
咲は「お父さん」って呼んでくれてるし、今からでも「いい親父」になれよと私は思います。
謝るくらいなら、娘がお父さんが私のお父さんで良かったと思えるくらいに胸を張れる父親なってって思いました。

今日この日、この時まで咲に寂しい想いをさせて置いて、これ以上に寂しい思いをさせないでよって思いましたね。



そんな時に咲の母が現れます。

確かに再会した時は凄く娘を思う優しいお母さんだと感じたんてますよね。
けど、なんで、それなら咲を残して出て行ったんだろ?ってのは私は凄く不思議に思いました。


咲が言いつけを破りお母さんに会った事に、咲を育ててくれたお婆ちゃんは大激怒。
娘を捨てた母親ですからね……

でも、咲はお母さんに会えたのが嬉しくて、お婆ちゃんと言い合いになったり……

お婆ちゃんの気持ちって凄く解る。
咲にまた傷ついて欲しくないんだよね。
咲を苦しめたい訳じゃない嫌がらせで反対してるんじゃないんです。

でもね、それじゃ多分、咲は納得出来ない。
子供にとってお母さんはやっぱりお母さんです。
幼い子を放置して出ていく、私はそんな母は最低だと思う!
確かに、お婆ちゃんの意見は最もです。

それでも、咲はお母さんをしたってる。
咲を母と会わさない……それは正解だろうか?

私が咲の立場になったら「後悔したくない」って思ったんですよね。
もしも、お婆ちゃんに言われて会いたい気持ちを押し殺して、母に会わないと後悔するんじゃないかと……

コレから人生は長いです。
その中で「あの時、お母さんに会っていれば良かった」と何度後悔するのかな?って……
だから、コレは母の為じゃない、私の為の私の気持ちだって。

会えば傷つくかも知れない……
いつか泣く日が来るかもしれない……
お婆ちゃんが正しかったと実感するかもしれない……
また、裏切られるかもしれない。

けど、まだ、私の中に咲の様に「お母さんが好きな気持ちがあるなら」
会えなくて後悔するよりも、会って傷ついて泣いて怒って後悔したいって思ったんです。
傷つく事より後悔の方が多分心が痛いし怖い気がします。

そして、叶うのなら……また親子の関係に戻れたらって希望が1番強くあるんじゃないかな?と。
だから、咲はお母さんを信じたかった。

そんな気持ちを感じたから、お婆ちゃんは母と会う許可をだしてくれたのかな?って感じました。

咲はお母さんと旅行に行くくらい仲良くなりお婆ちゃんはお母さんに厳しい目だけど、認めようとはしてくれてるのかな?
旅行は楽しい思い出になったみたいですよ。




マコトの過去はね。
修学旅行のエピソードで、新キャラの早瀬が登場します。
彼女はマコトの昔の友達で、マコトが男性だった事がクラスでバレた時から疎遠になっていた女の子です。

マコトのクラスでの性別のバレ方が可哀想。
ある男子がマコトを女性だと思ってに告白してきて、男だと言う事を伝えたら、次の日に黒板に大きくマコトの秘密を暴露する辺りが私は正直カチンと来ましたね。

マコトはちゃんとお願いしたんです。
「誰にも言わないで」ってそれを「気持ち悪い」と突っぱねて……
私が何を許せないってマコトが誠実に気持ちに答えてくれたのにそれをこんな結末にした事です。

相手の「好き」の気持ちにマコトはわざわざ自分の性別を伝えたんです。
本来なら言わなくていい事です。

告白を断るなら、「他に好きな人がいる」「彼氏がいます」なんでも良かった。
嘘を付けば良かったんです。
それでも、マコトは相手の「好き」の気持ちにちゃんと向き合ったから自分の性別を話したんです。
それなのにマコトが相手の気持ちに真剣に向き合った結果がコレ?

この男子は本当に自分の事しか考えてないんだと思います。
隠していた事を話すって凄く勇気が必要です。
私なら絶対言えない……
それをわざわざ伝えてくれたのは悪意じゃない、ショックを与えたかった訳じゃない、しっかり向き合いたかったからです。

なのに、告白男子は自分の悲しみを和らげる為に八つ当たりし、怒りを暴言で罵って……最低です。
黒板にこんな事を書いたらどうなるかも理解出来ないし考えないの?中学生でしょう?もう少し相手の気持ち考えたり想像したら?ってムカムカしてましたね。

で、この事を気にしていたのが、この事件まで友達だった早瀬さん。
彼女は友達としてマコトを庇えなかった事や寄り添えなかった事を後悔してました。

早瀬さんはね……
私、こう言う状態で、こうした空気の中で友達の為に立ち向かえる人って少ないと思うんですよね。
中々、勇気でない気がします。

勿論、世の中には出来る人もいると思う。

けど、多分中々それが出来ない人の方が多い……

例えば私が今、中学生にタイムリープしたとして同じクラスにマコトみたいな子が居たら絶対マコトを庇えると思う。
今は大人としての意見を持ってるし、やっちゃダメな事も理解してるつもりだし、マコトがどんな気持ちなのかも想像出来るから。


けど、当時の私ならクラスの空気感とか周りの人の反応に萎縮して無関心を決め込んじゃう気がするんです。
そう言う時に立ち向かえる強い心を持ったアニメキャラの様に動くカッコイイ自分であれば良かったのですが、当時の私なら多分、それを気にはしないけど、どちらにも付かないで関わらない無関心を決め込むんだと思います。
当時の私は残念ですね。

誰ですか?今も残念ですよって思った人は!
確かに人として色々残念な気もするので強く否定出来ないですww

だから、早瀬が庇えないのも少し解るんですよね。
確かに彼女は正しくは無かったかもしれないけどさ、ずっと気にしていて謝れるって大切な事てすよね。



この作品に登場するマコトの母の美香はマコトに「男らしくあって欲しい」と思っていて、マコトの可愛いもが好きな気持ちを許してくれなくて、正直、私からしたら、自分の子供の「好き」の気持ちくらい認めてあげて欲しいってのが私の意見だったりします。

私は他人に押し付ける「らしく」って嫌いで、「男らしく」や「女らしく」って押し付けは大嫌いなんです。

それに、このお母さんの反応もちょっと歪に私には映ってしまったんですよね。
そりゃ、自分の息子がいきなりセーラー服着てたら困惑するけど「貴方!おかしいわ!異常よ」って否定の仕方は酷いし「お母さんを困らせないで」の言葉はマコト目線から見たらキツイです……

ただ、私はこのお母さんを見た時、私は自分の母の言葉を思い出しました。
実は、私にも男の子のお友達が居ました。
で、久しぶりにクラスのグループで集まろうと話があり、食事会をしたのですが、その男の子から自分は性同一性障害だと聞かされました。

私達は当時は全然気付かなかったのですが、普段は女装して可愛らしくしているらしくて、家族にも近々打ち明けるとの事らしく、私も他の友達も、そのあたりは全然気にしないから「そうなんだ、気づかなかった」って話していたのですが、その話を私の母にしたら母は私に言いました。

「えぇ〜それはお母さん辛いんじゃない?ずっと男の子と思って育ててきたんじゃない?」と……私が「辛いのかな?」と返したら…

母曰く、お母さんって、男の子なら男の子、女の子なら女の子、が喜んでくれそうな事を考えながら愛情を持って育てているらしくて、男の子だと思って育てたのに実は女の子でしたとなったら自分の愛情の与え方が違ったのかな?と思っちゃうらしいです。

それなら、それで早くから知れていたら、女の子として愛情を与えられたのにって考えてしまうのでは?との事でした。
私は人の親になった事はないので解らないですが「そんなもん?」って確認したら…頷いていました。

他のお母さんの考え方は解らないし色々な意見があると思いますがウチの母の意見はコレでしたね。

勿論、マコトの母は少しオーバーな気がしますが、私は当時、母からそんな意見もあるんだと聞かされていたから、少しマコトのお母さん何故、マコトの気持ちから目を逸らしたのか、受け入れられないのかが、少し解った気がしてしまう部分はありましたね……

お母さんがマコトを大切しているのは本当に伝わるし、マコトもお母さんを大切にしているからこそ、自分が1番好きな可愛いを捨ててまで母を心配させない様にしようとしたりと、マコトの母を気遣うのも、お母さんの事が嫌いじゃないからだと思うんですよね。

お母さんに言われたから捨てるのではなく、お母さんに心配を掛けたくないから捨てようとしたのだと思いました。
マコトの「好き」を否定する様な最低な母だけど、マコトの行動から本当は良いお母さんなんだと思ったんですよね。

逆に、お父さんはマコトの応援をしてくれるみたいで、マコトが男の子として生きたいのか、女の子として生きたいのか、どちらを選んでも応援してくれるのが、素敵なお父さんだなぁ〜と感じました。

そう言う表現もこの作品の素敵な部分だと思いました。

けど、やっぱり、目を逸らさず向き合ってあげて欲しいと思いましたね。
私はやっぱりそれでもマコト側の味方をしたいですね。

で、マコトはお母さんに自分の気持ちを伝えるんだけど、話し始めるとお母さんが発作を起こして……マコトを認められない理由は母の実家にあるらしくて……マコトは母の実家に向かいます。

お母さんの過去。

お母さんも可愛いのが好きで、お父さんが自分の捨てた物を使って女装していたのを知って「気持ち悪い」と感じたみたいです。
そこから絶縁?してるみたいですね。

で、お母さんはやっぱり可愛い物が好きなのかマコトに可愛い物を教えて、そんなマコトが可愛い物を手放せなくなって来ている事に気がついてマコトを父のようにしたくないって気持ちから自分も可愛い物を辞めて、マコトの女装を拒絶したみたいですね。

お爺さんなんか食べるのが可愛ねw
猫のアップルパイや猫のおでんww
いいねwばえるよw

マコトも「我儘かもしれないけど、僕は一つも捨てたくない大事な人も大事な事も」とマコトは女装のまま母とお出かけします。
お母さんは不安そうに心配そうな顔で。

「本当に大丈夫なの?」って確認するけど…
わかった気がしました。
お母さんが何を気にしていたか……

1つは他者からの見られかた。
お母さんは自分の父の女装をみて「気持ち悪い」と思った。
だからこそ、お父さんに抱いた自分の気持ちを他人がマコトに抱く事が怖かった。

中学生の時にマコトは迫害されてるから、そう言う悪意を向けられる事は確かにあるからね。


二つは「誰かに嫌な思いをさせるかもしれない」これも上記と同じで父の女装をみてショックを受けたからこそ、お母さんは、そう言う人もいるって知っていた。

まぁ、他人を知らずに傷つけた事を知って平気で居られる人はいないよね。
平気で居られる知っていて人に悪意を向けているからだと思います。


マコトは優しい子だから他人から心ない言葉で苦しくならないか、嫌な思いをさせた事を知って自分を嫌いにならないかと言う事が心配だったのでしょうね。

でも、お母さんはマコトが修学旅行で女装して友達と楽しそうに遊んでる写真をみて、安心せたんだと思う。
マコトの周りにはマコトを受け入れてくれた人たちが沢山居たから。

私はさ、何をしても他者から否定されない事なんてないと思ってます。
勿論、傷つくし悲しいけど、そんなのを気にした所で仕方ないし、他者はあくまでも他者で、そんな言葉で自分の好きを諦めるのは勿体ない!
そんな言葉に負けちゃダメだよ!

何よりさ、味方になってくれる人もいるよ。
そんな人が1人でも居ればいいじゃん?
それだけで私は救われる気がする。
けど、マコトを見たらさ、竜二や咲を初め沢山マコトの味方になってくれる人がいるんだよ。

1人でも嬉しいのに何人も居るんだよ!
それって凄く嬉しいし幸せな事だしさ、お母さんもこれからは味方になってあげられるんだよ?って思ったら私は凄く素敵だと思ったし、お母さんの「また、一緒にお買い物しましょう」って言葉を聞いて嬉し泣きしてるマコトが凄く印象的でした。



で、最終回までみて、友達や家族、人との繋がりの暖かさとか大切さってのが凄く伝わる作品だと思いました。

後、やっぱり生き方?
マコトの選んだ、女の子として生きるでも、男の子として生きるでもなく、マコトとして生きる。


コレは大切だと思います。
皆さんは自分らしく生きれていますか?
私はどうだろ?自分じゃ解らないかなww
マコトが選んだ生き方って凄く素敵だし尊敬するなぁーって感じる部分も多くありましたね。
私も自分の好きや他人の好きを大事に出来る生き方が出来たらいいなぁーと思いますね。

投稿 : 2024/09/29
閲覧 : 179
サンキュー:

8

ネタバレ

にーら さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

1話切りされる理由もわかるけど

評価見た感じ1話切りされてる方多めだったので、私なりの3話まで見ての感想。
恐らく1話での女性の(それも普通に可愛め)ビジュアルから男性声優(中性声じゃないショタ(?))の声がするのがなんとも違和感。。。
ただ、結構慣れやすいかもというのが印象です。
正直今では声がぴったり合うと思うくらい。
2話3話につれて明かされる両親とのいざこざや、トランスジェンダー(?まだどういったものなのか本人がわかってないような状態)の気持ちのリアルさ。
LGBTQ等が全く理解できない方には絶対に見て欲しくないけど、身近に居て理解したい人にはおすすめできると思います。
私は、主人公の家庭環境に似た形でトランスジェンダーを明かさない決断をしたこともあり、凄く共感が出来てしまい、それでも私には無かった父親や学校の友人、後輩に恵まれる主人公が羨ましくて憂鬱になってしまい、正直物語として見ることが出来なかったです。

なので本当に人によりますが、LGBTQ当人はキツいような作品かもしれません。

とにかく作品としては面白いとおもいます。
トランスジェンダーの主人公。
幼なじみで主人公が好きになり、ゲイなのかトランスジェンダーの女性が好きな男なのか葛藤する幼なじみ。
主人公がトランスジェンダーでも好きと言う後輩。

設定もとんでもなくめちゃ盛りに思えて綺麗で自然なもので見やすいです。

投稿 : 2024/07/28
閲覧 : 100
サンキュー:

0

ネタバレ

ごまちる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

意外と…

作画がかわいいので良い。
まぁ現実的にもたまにあるような設定。
そういうおとこのこを知っている。
おとこのこって意外とかわいいからね。

ただ、定時制に通う子が多い。

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 65
サンキュー:

0

ネタバレ

Glutton さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

今のところは作画良し

もはや昨今のご時世においては男の子用・女の子用といった物の区別はもはや必要ない
のかもしれない。
したがって男がセーラー服を着ても良いのである(正当化)。てか元々海軍の服だけど…。
まぁ何にしても2次元の場合、似合っていればOKなのである。
というコンセプトからこの作品が作られたのだろう(勝手に予測)。

それにしてもこの作品、やたら崩し絵(コミカルな絵? 正式な呼称がわからない)の状態になる。
単なる省エネでやっているのでなければよいのだが…。いやこの絵はこれで結構手間掛かるか?

投稿 : 2024/07/05
閲覧 : 63
サンキュー:

0

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/18
閲覧 : 1

GOROU6 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/10
閲覧 : 1

ストライク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/09
閲覧 : 1

yuki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/19
閲覧 : 1

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/16
閲覧 : 1

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/14
閲覧 : 1

チャミー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/13
閲覧 : 2

WzkkL60132 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/13
閲覧 : 1

fluid さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/11/10
閲覧 : 1

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/08
閲覧 : 1

ししすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/24
閲覧 : 1

blue_with さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/23
閲覧 : 1

sakima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/21
閲覧 : 1

おもり さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/10/17
閲覧 : 1

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/10/17
閲覧 : 2

くるい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/10/14
閲覧 : 1

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/12
閲覧 : 12

セイギ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/10
閲覧 : 1

ほむほむんくるす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/09
閲覧 : 1
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先輩はおとこのこのストーリー・あらすじ

男だけど可愛いものが大好きで、女の子の姿で高校生活を送る“男の娘”・花岡まこと。 ある日の放課後、まことは、“女の子だと勘違いしたまま”の後輩女子・蒼井咲に告白をされる。 「実は自分は男の子なのだ」と打ち明け、告白を断るまこと。 しかしまことの予想に反し、咲はあきらめるどころか、「男女両方の先輩が楽しめる」とテンションアップ! さらに、「私が先輩の初恋の人になってみせます」と宣言して……。 可愛いものが大好きな、まこと。 まことに恋をする、元気いっぱいの後輩・咲。 まことを近くで見守り続けてきた、幼馴染の竜二。 3人の、恋と友情と、成長の物語がはじまる――。(TVアニメ動画『先輩はおとこのこ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年夏アニメ

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