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「恋は双子で割り切れない(TVアニメ動画)」

総合得点
60.0
感想・評価
87
棚に入れた
221
ランキング
6056
★★★☆☆ 2.9 (87)
物語
2.7
作画
2.9
声優
3.2
音楽
3.0
キャラ
2.8

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☆の総合評価
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恋は双子で割り切れないの感想・評価はどうでしたか?

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

主人公と双子姉妹の三角関係を描いた作品

本作の概要を述べると主人公と幼馴染みの双子姉妹との恋愛を描いた三角関係モノですが、
個人的にこの手の三角関係モノは好みで基本的には楽しめたけど、
ただ主人公やヒロインに感情移入出来るかと言われるとその辺りは微妙というか、
別に個人的には不快とか思う部分は無かったけど、とは言え世間の本作に対する微妙な評価を見ると
やはり主人公やヒロインに対して好感を持ち難いと思った視聴者が少なくなかった様に思いながら
特に主人公の優柔不断ぶりには呆れた人も多かった気もしましたが、
尤もこの手の三角関係モノだと主人公が優柔不断になってしまうのは定番ではありますが。

それとキャラに付いては妹である那織のキャラは中々面白かったけど、
尤も、あの様な極端なオタクぶりに付いては好みが分かれそうではありますが
何だかんだ言いながら本作のストーリーに付いて言うと
主人公を巡って姉妹が互いに色々と絡まり合う思いが交錯する所が面白かったかなと。

後は内田真礼さんが歌うOP曲は明るい感じが好みで音楽面に関しては高評価です。

【評価】

72点・3B級

投稿 : 2024/12/14
閲覧 : 21
サンキュー:

0

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

最初から最後まで煮え切らない話

男主人公と双子の姉妹の恋愛もの

主人公と姉は付き合っていたのだが姉の方から突然別れを切り出す。
妹の事を思っての事らしい。
主人公に妹と付き合ってというのだが理解できない。
姉妹だから・双子であるが故の心境なんですかね…
主人公が可哀想。

それから妹と付き合いそうだったのに妹は付き合うつもりはないと。
主人公が姉と別れてからの流れに違和感があり納得がいかない模様。

その後はどちらかと付き合うという事も無くダラダラ続く。
新キャラ出てきて勉強会やったり部室を賭けて勝負する話をやり出すがまあ面白くない。

結局お前らどうしたいんだよwwって感じ。
なんか色々納得しないと付き合う気にならないのだろうか。
面倒くさいなww
主人公は振り回されるだけでどっちを選ぶかも決められないし。

妹のオタクキャラが濃すぎで姉のキャラを食ってる。
元ネタを知らないととてもキツい。
妹を演じる内田真礼は良いけど、姉の中の人が経験少ない若手なのでお互いの演技を引き立ててないというか噛み合ってないというか…
演技もキャラも浮いてたかな。

もったいない作品だった。
付き合ってたのに姉が別れてという話にした事でその後の話が上手く作られてなかったと思う。
違うルートに進んでいれば面白くなってたかもしれない。
諦めきれない妹がグイグイ攻めるとか…そうなるとNTRになっていまいますが(笑)

という事でつまらなかったです。

投稿 : 2024/12/08
閲覧 : 38
サンキュー:

2

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

双子の恋は釣り合わない

何というか、フーテンの寅さんみたいな人っていないもんですね・・。

自分の勝手で恋しちゃう寅さん。手前の物差しで振られもできちゃえる寅さん。
そんな寅さんは、刺しぎわも引きぎわも上手な葛飾は柴又生まれの男前。
洒落っ気、人情味にあふれているから、どんな花でも愛でられるんですね。

「恋に咲く花、散らす花、そんな話は生きていりゃあごまんとございます。人生、結構毛だらけ猫灰だらけってもんじゃぁござんせんか!それじゃあってことでお後がよろしいようで。失敬!」

だから寅さんはかっこいいんです。
大人には似つかわないくらいの爽やかさと純情。
なのに、この上ない大人ぶりがあって、それが粋でいなせなんです。

でも、本作の手前勝手な恋バナにはそういうきっぷの良さが当てられていないんです。
だって今どきの高校生だもの仕方ないよね。
デートで葛飾の水族館に行ってても、寅さんの映画はさすがに観ないでしょうし。

主人公なのに脇役に甘んじる人生なんて、ハイティーンには受け入れ難い世界線ですものね。



恋多き男、白崎純くん。
読書家、学業優秀、ほどよくイケメン。鉄板ですね。
そんな薫るような一面とは裏腹に、二股、多情、優柔不断、食わせ者って燻(くす)ぶるような側面も持っているジキルとハイドも真っ青なキャラ。
生まれながらに双子姉妹に向きあってきたから、きっと女子の扱いには手慣れていて、年季の入った手練れを気取っているんでしょう。

それなのに恋にはからっきしな空念仏、女心がちっとも分からぬ岩男です。
まぁ、短期割りきりってことなら面白いパートナーかもです。
でも長期には手控えたいタイプかな。簡単に浮気しそうだし、言い訳も聞き苦しくてやってられなくなるのが見えています。

こんな痛くて優男に惚れたのが・・・神宮寺琉実さん。
白崎家とはお隣同士、純くんとは幼馴染。
一直な性格が婀娜になったり足かせになったりするこじらせタイプ。
もう一人が神宮寺那織さん。琉実の双子の妹。
話しぶりはオタク揚々、頭脳回天。でも本心は複雑で繊細、かな。

おさなごころに兄弟姉妹同然に育ってきた3人が、10年以上も家族ぐるみのお付き合いの果てに、いよいよ思春期心理を意識するなかであれこれやらかすラブコメ・・いえ、泥沼チックでシリアスモードなシナリオ。
純愛路線?、昼メロモード?
どっちでもイケそうだし、誰目線で観るかによって受け止め方が分かれそうな作風です。



想い続けるだけじゃ嫌と、妹の気持ちを知ったうえで一歩先駆けた琉実。
それは悪いことじゃないし、貫き通してもいいのにって思うけど・・。
でも、純への好意を抑えこんでお付き合いにピリオドを打つ。
それは、那織の気持ちもわかっていたからで・・。
う~ん、琉実は寅さんのようで、寅さんじゃないだよなぁ・・。
だって未練がありあり。すっかり恋敵の脇役ムーブになっちゃってます。

那織も、譲られたら譲られたで穏やかじゃないし、でも、いきなり据え膳を差し出されたみたいで、なんかフクザツ・・。
でも、純を好きな気持ちに嘘はつけず、晴れてお箸でお口直し。
それは、琉実の気持ちを差し置いたわけじゃないけれど・・。
う~ん、好いた相手に意中の人がいれば寅さんムーブ発動にはならないんだ。
こんなの洒落にもなりません。恋は双子で割り切れないってホントですし。

かくも女心は多元方程式でも解けなくて、小数点以下の桁数は底なし。実数、虚数、複素数も、突拍子なしにノートに出てくるってもの。
ましてや、3人は3歳にして机を同じくする距離感だったし、すり合わせも黙諾に済ませたり、曖昧に先送りできたりで、言うなら自由自在に阿吽の呼吸する間柄。

そんなふうだから、もしかして純は、無意識のうちに先読みする癖がついて、オベンキョウにもリーダーシップにも勤しんだってことなのかなぁ。
でも、思春期の指南書も、恋の経験値のあげ方も、机上の空論、頭上の妄想では検証のしようもないから、とりあえず言われるままにやってみなくちゃ分からない。

で、やってみたところがこのクール。
まずは序章ってことで、なんだか次回を乞うご期待って感じで終わりました。
だってそうでも思わなきゃ、ダブルびんたの意味がないし、先だって見えません。
なんなら女同士の取っ組み合いはともかく、好きな男の頬に手を出させる純の振る舞いのほうが、男どころか人間としてどうかと思ってしまいます。



世界には、双子と双子とが結ばれるニュースもありますが、双子と一人っ子はどだい無理がある設定。
はてさて、琉実と那織、どちらかがフーテンになるか、それとも両者とも徒花となるか、リアルな結論を追いかけるならあまり夢がなさそうな気がします。

「親ごころ、子知らず」ならぬ、「子ども心、親知らず」なシチュエーション。デリカシーのかけらもない親ばか丸出しってこのこと・・。
それだけ現代恋愛事情に、硬直性や単一性ではない、多様性と選択肢が増えてきているということでしょうか。
情を足しても理屈を掛けても、どうにも割り切れない時代、これ以上引きようのない状況に陥ってきている。
そんなお話なのかもしれませんね。

投稿 : 2024/11/13
閲覧 : 85
サンキュー:

5

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

「純がかわいそう」 →「コイツ、ち●このもげた伊藤誠やんけ!!」

【レビューNo.145】(初回登録:2024/10/6)
ラノベ原作で2024年作品。全12話。
”ラブコメハンター”の私としては、「とりあえず観なきゃ!(使命感)」
というところでしたが・・・


(ストーリー)
幼き日、白崎純のお隣に神宮寺琉実・那織の双子の姉妹が引っ越してくる。
3人は意気投合して一緒に過ごすようになるが、やがてそれぞれが恋心を抱く
ようになる。
姉である琉実は中学3年時、妹である那織の気持ちを知りながら純に告白し、
付き合うことになったものの、その1年後突然別れを切り出すのだった。
それぞれが心に複雑な感情を抱えたまま、高校生となった3人の新たなる恋物
語が動きだす。


(評 価)
・予想外によかった第1話
 ぶっちゃけ「幼馴染×双子姉妹」ということで
 「どうせ冴えないオタク男子が、都合よくかわいい双子姉妹に言い寄られる
  いつものやつやろ」
 とあまり期待はしていなかったんですよね。

 そんな中での
 「間違いの多い生き方をしてきた」
 のモノローグから始まる、これまでの経緯を語る姉・琉実のAパート。
 そして
 「私は実に醜い人間であります」
 のモノローグから始まる、これまでの経緯を語る妹・那織のBパート。
 同じ日常風景でも、姉妹によって景色が異なる様が丁寧に描かれており、
 意外と面白いかもと思ったのですが・・・


・ストーリーありきのキャラ描写?!
 ところが1話の終わりで、付き合っている純に琉実が別れ話を切り出す辺り
 から雲行きが怪しくなってきます。
 {netabare}・妹の那織も純のことが好きなことを知っていたが、踏み出せないことを
  見抜いて先制攻撃を仕掛けた。
  (純の初恋相手は那織であることも気付いていた)
 ・それで付き合うことになった2人だが、”那織を出し抜いた”という罪悪感
  から1年で別れ話を切り出す。
  しかも今後は那織と付き合えとか?!
  いろいろと謎の「姉ムーブ」が発動w
 そして純も純で琉実に未練がありそうながらも那織に告白、それで今度は
 那織と付き合うことになるのだが、
 ・2人の心中は全て分かっていたと今度は那織から別れを切り出す。
  → 「3人の関係をリセットした上で再度やり直したい」というこちらも
    謎理論{/netabare}
 ストーリー上姉妹どちらかと上手くいくとそこで終わってしまうので、いろ
 いろ画策したくなるのは分かります。
 しかも別れ話をねじ込んだ方がインパクトがありますし。
 でもそのストーリーありきでキャラを動かしちゃってるんで、姉妹の言動に
 全く共感できないというか、「この茶番は何なんだ?!」という不快感しか
 湧いてこないんですよね。

 で、ここまでの流れをみると「純がかわいそう」って感じにもなりますが、
 そもそもこいつがしっかりしていないから2人が迷走するわけで、終盤の
 大事なところも
 {netabare}・純の友人・坂口が琉実に猛アプローチ
  → デート(?)までこぎつける
 ・坂口の本気度に焦った純はデート現場に駆けつけるも
  「琉実・那織もどちらも同じ位に好きだ。だからどちらかを選ぶことが
   できない。だけど必ず結論を出すから時間をくれないか?」
 え―――っ、人のデートに割り込んでおいて、問題先送りとかどういうこと
 やねん?!
 それを聞いた琉実も
 「ちゃんと考えてくれてるってわかっただけで、私は十分♡」
 って、お前もアタオカやろ!!
 こんな”茶番”で身を引かされる坂口もそりゃ絡みたくもなるわなw{/netabare}
 他のレビューでも書きましたが、こういうどっちつがずで問題先送りキャラ
 (おまけに性には奥手)って個人的には
 「ち●このもげた伊藤誠」
 にしか見えないんだよな~。

 そんな感じで3人の関係を簡単に決められない原作者都合でキャラを動かし
 てる印象が強く、3人の言動には違和感を覚えずにいられなかったですね。


・その他不快要素が・・・
 那織のオタクキャラを不快と感じるレビュアーさんも多いようですね。
 スポーツ好きでコミュ力の高い琉実への対極のキャラ付けでしょうが。
 (あと純とは同好の士というのも)
 私も会話の8割位がサブカルからの引用を絡めてくるので、正直イラっと
 きましたね。
 何かやり過ぎでクドさを感じるというか。
 そのくせ、結構人見知りだったのは内弁慶過ぎてツボでしたが。
 
 新キャラのモデルやってて頭のネジが緩そうな雨宮慈衣菜は、いろんな意味
 で浮いていて好きになれなかったですね。
 (CV:石原夏織さんから合っていなかったような)

 あと女バス部員は人の恋路にヅカヅカ踏みこんできたり、「私にだけ内緒な
 んて~」とか女子の友情ごっこが痛々しかったかな。
 そんな中浅野麗良は姉御肌で{netabare}「男は1回ヤるとそればっかになる」{/netabare}との金言
 ありがとうございましたw


最初からあまり期待していなかったですが、第1話で「おっ」と思ったものの
やはりそこまでだったかという感じでしたね。
「琉実・那織もどちらも同じ位に好きだ。だからどちらかを選ぶことができない。
 → ということでオープンな二股交際をさせて欲しい!!」
『かのかの』の主人公直也って「天才かよ!」と思ったのは私だけ?!
ある意味これが一番丸く収まる方法でしょう(笑)

作画は多少低予算感や怪しいところもありましたが、ヒロイン2人はかわいく
描かれていたので、よかったのでは。


OP『パラレルなハート/内田真礼』
ED『ハニーシトロン/神宮寺琉実(後本萌葉)&神宮寺那織(内田真礼)』
・どちらも作品にはマッチしていたんじゃないですかね。

投稿 : 2024/11/11
閲覧 : 354
サンキュー:

10

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幼馴染が結ばれる困難性×双子分

主人公高校生男子と二卵性双生児の姉妹との三角関係などを描いた、
同名ライトノベル(未読)の連続アニメ化作品(全12話)

【物語 4.0点】
主人公が優柔不断なのは想定通り。
そもそも告白がゴールの定番恋愛シナリオをなぞらず、
主人公と姉・琉実のカップル解消を物語のスタートに持って来る時点で、
告白や決断という区切りのドラマに本作の焦点は無いと感じます。

むしろ皆、なんで決め切れないで悩んでいるのかが詳述されていて、
そこが興味深いと思えれば良シナリオ。


「ゼクシィ結婚トレンド調査 2020 首都圏」によると、
結婚した男女の内、幼馴染とゴールインした割合は僅か0.7%だと言う。
幼馴染じゃドキドキできない事などが一因なのだとか。

幼馴染には、確かに一般的な恋愛パターンを踏襲できない難しさがあるのかもしれません。
例えば、お互い知らない者同士だった男女が、憧れ(幻想)を抱き合い接近する。
互いを知る内にドンドン惹かれ合って、告白して結ばれて、めでたしめでたしというテンプレ。
始めから知り過ぎている幼馴染同士じゃ、中々こうはいかないのかもしれません。

本作の主人公・白崎 純と双子の神宮寺 琉実と那織姉妹に至っては、
幼馴染かつ、家もお隣で、昔から家族ぐるみの付き合い。
この親戚の従兄弟同然の至近距離から、恋愛関係にアップデートしようとしても、
心身はそう簡単に切り替えられない。
それにしても、白崎&神宮寺両家の父兄の皆さん。
純くんに、映画トークやミリオタネタばっかり振って恋愛進展には、まるで役に立ちませんw

優柔不断に酌量の余地がまだあったので、私はさほど苦も無く完走できましたし。
どこぞの某豊橋の“プロ幼馴染”でもないですが、
ラブコメにおける幼馴染の“マケイン”率の高さを突き詰めるとこういうことなのかも。
と勉強になりました?という感想が残りました。

本作はそこに、さらに双子の姉妹関係変容への恐れなどが加わり、こんがらがっていくわけですが。

道中、主人公の親友・森脇こと“教授”による、
欲望の赴くまま本能で決めちまえよとの喝だったり。
終盤、{netabare} 坂口から琉実への敗北覚悟の特攻だったり。{/netabare}
とっとと好きと言って決めてしまえばいいじゃん?という方方からの圧力。

決め切れない状況にイライラする視聴者へのガス抜きとも取れますが、
私はモヤモヤした三角関係に、明快に決め過ぎる事例をぶつけることで、
恋愛関係と簡単に割り切れない間柄だってあるんだという主張を浮き彫りにする演出と取りました。


【作画 3.0点】
アニメーション制作はROLL2が初元請け。

キャラデザの一貫性などは無難に保って完走できてましたし、
表情描写も、それなりに豊かで悪くはなかったのですが。

例えば、終盤10話、{netabare} 那織が文字通り裸一貫で純に特攻して来た、{/netabare}
心情表現の面でもエロ方面でも見せ場となるシーン。
私は何故か、ドキドキよりも、もっと画力があればなどと思ってしまったんですよね。

振り返ると、柔らかめのタッチや、全体にぼかした撮影、映像スタイル自体が、
私の好みに合わなかったのかもしれません。

ぼやけていたと言えば、作品タイトルロゴ。
トレンドの右肩上がりの手書き調のレタリングに、
ピンクのぼかし加工が施されているのですが。
この作品タイトルを、白地背景に置いたために、遠目に見ると、
年齢制限受けてモザイクでもかかってるのかって位、目立たないのが難点。

私は本作をサブスク視聴したのですが、
ある時、ガチで本作を探し出せなくて難儀した週がありましたw
これでは、検索画面からアニメ探している利用者には本作は見つけてもらえないのでは?と心配になります。


物語がモヤモヤを描くのは良いのですが、
映像やレタリングはクッキリハッキリでお願い致します。


【キャラ 4.0点】
主人公・白崎 純。
園児の頃から仲が良い双子に恋慕されるという爆発必至のポジションw

ただ純に関しては、モテる理由は一応あったかなとも思います。
特に序盤、小学校時代に、クラスで浮いていた那織がトラブルに陥った際に、
女子同士の喧嘩仲裁に割って入った純くんには感心しました。
あんな女子の魔窟にスーッと入っていく勇気は俺にはありませんw

さらに純の情状を酌量すると、作中、純にはモノローグが一切なかったとの件。
視聴者は、純の心中を置かれた立場や仕草等から類推する他ない。
結果、純は、視聴者への弁明でもある、心の葛藤を独りごつシーンもないまま、
優柔不断などの罪への批判をまともに浴びることにw

ただ、これらの事情を鑑みても私は純くんの爆発を願うことに変わりはありませんがw
最終話の{netabare} 双子ビンタ被弾{/netabare} も当然だと思いましたし。
優柔不断の葛藤が興味深いことと、優柔不断が許されるかは、また別問題です。


モノローグを封じられた純の心中を吐露させたのは親友の“教授”森脇でしょう。

さらには双子の姉・琉実と同じバスケ部の親友で彼氏持ちの浅野 麗良の恋愛相談。
双子の妹・那織と、オタクな毒舌に応酬できる希少な眼鏡っ子“部長”亀嵩璃々須(かめだけりりす)との、知識の青春駄弁への浪費。
などなど本作は、三角関係の当事者間では語り辛い心情を、外部化できる親友ポジが充実していました。


中盤、登場した琉実の親友のギャル・雨宮 慈衣菜(しえな)
上記の、未知の女(ひと)に憧れてゴールインという常道に照らせば、
実は、いっそのこと、純が双子ではなく慈衣菜とくっつくのが、もつれた三角関係をスッキリ精算する最も合理的な方法かもと私は思ってみたり。
彼女、意外と料理もお上手いみたいですし。
が、恋は合理性じゃないでしょうし、
何よりそんなことしたら双子に後ろから刺されかねないでしょうがw


あとは終盤、{netabare} 部室よりも文芸オタクトークに対応できる強敵(とも)との出逢いを優先した、
遊戯部の部長・古間 怜人にある種の男気?を感じました。
あの部室争奪チェス、良い対局でした。{/netabare}


【声優 4.0点】
双子の姉・神宮寺琉実。
体育会系なのに、恋愛では奥手で、駆け引きでも相手の出方待ちの譲り合い。
でも妹に対しては世話を焼く姉でありたい。
そんな姉役にはメインヒロインは初めてとなる後本 萌葉さんを抜擢。
しっかり者でありたいんだけど、初々しさも混ざり合うフレッシュな演技。

一方で妹・神宮寺那織役には経験豊富な内田 真礼さんを起用。
主人公・白崎 純役の坂田 将吾さんと多彩なオタクトークで会話を弾ませ、
姉の焦燥を誘う。
運動したくない帰宅部のクセに、スタイルは“胸部格差”も含めて姉を脅かし。
恋愛でもグイグイ仕掛ける攻撃重視だが、心根は繊細で、
上手く行かないと葛藤するなど、しっかりと世話が焼ける妹。
複雑な役柄を、これまで数多の妹役も演じて来た引き出しの多さで好演し、
展開を引っ掻き回す妹ペースを作り出す。

新人と実力者が交錯するキャスティングが、個人的に一番のドキドキ要素でした。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は、うたたね歌菜氏。
同クールの『マケイン』BGM同様、会話劇の下支えから、心情曲まで、
多彩なジャンルを組み込み対応するが、
こちらはバイオリンなど、より優雅な旋律、及び修羅場曲が多かった印象。

OP主題歌は神宮寺那織役の内田 真礼さんの「パラレルなハート」
明るい歌声に乗せて、乙女心の察知を要求する攻め重視のアップテンポナンバー。
那織に、真礼に翻弄されっぱなしの1クールでした。

ED主題歌は琉実(CV.後本 萌葉)&那織のデュエット曲「ハニーシトロン」
劇伴うたたね歌菜氏も編曲で参加し、
本編の引きに合わせて、アップテンポver.とバラードver.を使い分ける。

投稿 : 2024/11/07
閲覧 : 205
サンキュー:

10

overnao さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サブカルほいほい

1mmも話題になってない作品ですが無難に面白かったですよ。
ハーレム系でありながらも、主人公が自らが三角関係に組み込まれたことをメタ認知した上で行動していて、キモさが脱臭されていました。
作中でスター・トレックを始めとするSFが引用されて、硬派な印象がありました。ヒロインがさらっとバルカン敬礼のポーズをして見せたりして、サブカル野郎ほいほいでした。頭ゆるふわ系ラノベ原作かと思ったら案外ちゃんとしてましたね。

投稿 : 2024/11/02
閲覧 : 49
サンキュー:

1

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

同じ人を好きになったら

1クール12話

隣に住む男の子を双子が両方とも好きという話。
ラブコメというよりは恋愛もので笑い要素とかはあまりないです。

友達と同じ人を好きになるだけでも悩むことは多いけど、双子だともっとなんですかねぇ。。

二人の微妙な個性の違いが男の子をブレさせるというか、男の子がハッキリしないのがよくないというか。

若者の素直な恋愛を、双子という設定で上手に描いているかなと思いました。最終話の結末はしっくりきてませんが…

投稿 : 2024/10/22
閲覧 : 93
サンキュー:

0

伝説への挑戦 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

主人公は姉妹

キービジュアルからハブられてるので男は主人公ではないんでしょう。
実際モブの中のモブでハーレム系史上最も魅力のない男だと思います。
なぜかこの世界ではモテるみたいですが、そういう設定にするなら少しは説得力を持たせてほしいものです。
久々にイラッっと来たので視聴継続は無理でした。

投稿 : 2024/10/21
閲覧 : 40
サンキュー:

0

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まぁまぁかな?

何とか最後まで観ました。

投稿 : 2024/10/19
閲覧 : 37
サンキュー:

0

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんとも言えないかなぁ

なんとも言えない ありえない 状況だよね
とりあえず すべて 主役の男の子 イライラする

投稿 : 2024/10/13
閲覧 : 40
サンキュー:

1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

変な双子で割りきれない。

 最終話(12話)まで観ました。2024.10.01

 結局、主人公の純は何も選択しないと言う…。オチなし恋愛ものってどうなんでしょ?エッチ系ハーレムものなら良いのですが、一応真面目な恋愛ものなので、単なる引き伸ばしにしか見えません。原作は続いているので仕方ないですが。

 観ていて特に面白さを感じませんでしたが、登場人物達のヲタク属性には興味を惹かれました。

 アニメの登場人物でヲタクを好意的に描くのは難しいと言うことが良く分かります。クリエイター側ならそうでも無いのですが…。SHIROBAKOやNEW GAME、映像研には手を出すな等のキャラクター達は、マニアックな人物が多かったですが、好意的に描かれています。

 ところが、一般的なヲタクだと…。ディープなヲタク知識全開だと意味不明だし、知識が浅いと興ざめです。小説と違い、情報に注釈をつけられないので、丁度良いヲタクをアニメで表現出来ないのです。

 意味の分からないことを早口で喋る気持ちの悪い奴と言う、偏見に満ちたステレオタイプの方が、アニメ的には相性が良いようです。

 最終話で純が、ちょっと電気が切れただけでシャイニングごっこはやめろよ!とかのたまいますが、この後に及んで浅いセリフを吐くなこの野郎!と殺意を感じました。

 一事が万事こんな調子なので、キャラ設定的にもアニメ化には向かない作品だった様ですね。

投稿 : 2024/10/01
閲覧 : 114
サンキュー:

2

ネタバレ

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

さらっと視るにはまぁ有りかも…

そこまで面白いとは言わないけれども、何も考えずに見れる恋愛モノな感じ!コメディ要素はあんまり無し!

個人的には恋愛モノなら切ないかドロドロにエグい昼ドラみたいな方が好きなので物足りない感はありますが、まぁヒロインはじめ女子キャラデザはわりと好み(男子は興味無し)笑

1クールでやるにはこういう題材て尺たりないかな!?

と言うか原作ではどちらか選んでるらしいが、アニメはこれで終わりなのか? ま、終わりっぽいですね…

最後に主演の男子がむしろ糞だと思います!なんか中途半端に人の良い優柔不断です。

いっそのことメーター振り切った本物の糞 例.伊藤 誠
くらいの方が見てるぶんには面白い!!

星の評価は項目別につけると何故だか高めですが、全体的には星3つですかね!

投稿 : 2024/10/01
閲覧 : 74
サンキュー:

8

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心情をしっとりと描けていていい感じ

作画が微妙だったのであまり期待していなかったのですが…。

内容は良いじゃないですか。
姉妹それぞれの心情をしっとり描いていていい感じでした。

ただ、姉側、ラストは意外な選択を。

姉は一体どうして…。
それを受けて妹はどうするか…。
という感じに、気になる始まりだったのは間違いありません。

これはできるだけ見たいですね。

全話感想
まあ評価としては変わらないですね。
双子の間で揺れ動く気持ち、理解はできます。
そういう点では良かったかと。

作画も微妙だし全体的に微妙なんですがそれは1話でわかっていたことなのでそれ以上の不満は無いです。

でもまあ、一点文句を言うなら…。
ナオリが何を言っているんだかわからねぇ…。
オタクとして濃すぎて、よくわからん。ダチュラって何。

まあ、仲間内のトークってのはああいうものですが、見ていて8割意味不明なのはきつかった。

そういう点でビジュアル的にはナオリなんですが、中身はたしかにルミだな、とはなりました。

投稿 : 2024/09/29
閲覧 : 123
サンキュー:

3

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

恋と呼ぶには幼すぎた

双子が同じ人に恋してしまった泥沼恋愛ごっこアニメ

オタクキャラが多いので、会話のやりとりがイタイ、オタクキャラは一人で十分
姉や姉の友達など、オタクじゃないキャラクターはコミュニケ―ションがぎこちなくて、オタクじゃないキャラクターを描くのが苦手そう

ドロドロさせたい、長引かせたいっていう意図で動かされてるから
純ははっきりしない態度で幼なじみ女子の気持ちを踏みにじる
琉実は攻めたり逃げたり干渉したりかき乱して何がしたいかわからない
二人の引き延ばし工作に対して那織は関係を先に進める役だから一人で突っ走る
はしたない、恥ずかしい女って言われかねない大胆すぎるアプローチに計算高いわがままでめんどくさい女になっていく
でもこれって那織が悪いのかな?
この子オタクでめんどくさい性格してるけど、純と琉実が正論っぽいこと言ってだらだらはっきりしない関係を引き延ばすからメンドクサイ妹になるしかないんじゃないの?
ナオリはめんどくさい女って思われるくらいだけど、他の二人はリアルでこんなことやってたらみんなから愛想尽かされると思う

作画は△、崩壊してないしよく動くけど、眼が離れたり寄ったり大きくなったり小さくなったりと安定感がない
EDテーマは良かった

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 82
サンキュー:

15

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2人に想われて

二卵性双生児の双子の姉妹は幼なじみの男の子にずっと想い(好意)をもってます。その男の子は2人の気持ちに気づいているけど、どっちにもいいように振る舞いそれにはっきりしてよ!ってなります。双子の恋模様と仲間達との話もあります。

投稿 : 2024/09/26
閲覧 : 44
サンキュー:

0

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Bハウス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

見せ方が淡白で愛憎劇を殺す

原作は電撃文庫から刊行されている小説

双子の姉妹が引っ越し先のお隣さんの男の子を好きになり
お互いが意識しているのを知りながらも
自分の気持ちをぶつけていくという話

プロットはこれで完結するから
未視聴の人からすると「三角関係の愛憎劇」で
期待しちゃう人多いと思う

残念ながら本編でイメージ通りだったのは
最終回のビンタ合戦までありませんw

一番目に付くのは妹・那織のキャラ設定
洋書や洋画好きの父親を引き継いでいるからか
創作物で例えた台詞がダルい

姉の琉実が素直で直情的なキャラだから
対比という部分を出したかったんだろうが

冗長な台詞のやり取りが続きすぎて
姉視点がスポイルされて浮いちゃうんだよね

快活で素直な姉と卑屈で執念深い妹という
性格重視して台詞組み立ててほしかったかな

二人の想い人であるジュンは
眼鏡かけるとローゼンメイデンのマスターそっくりw

思考パターンは伊藤誠と同等で
二人とも傷つけたくないという建前で
選択を先延ばしにして二人に待ってくれという

ほぼ一目惚れみたいな流れだから
ジュンのキャラが掘り下げされていなくて

単純に那織と親友の森脇と趣味の話をする
陰キャヲタクの顔しか印象湧かないのよね

高校入学後に琉実から告白されて
眼鏡をはずしてあか抜けたけど

琉実に対しての優しさがシーンとして省かれているので
二人の添え物になってしまっている

やっている題材は好きな人は刺さるし
昔の実写ドラマでもヒット作あるくらいなんだが
全体的に淡白でキャラが弱い

わざわざ振られるために琉実に告白した
坂口の無念さの方が割り切れない思いだw

追記

こういう作品のキャストは新人使えと書いたけど
琉実に関しては内田真礼さんと同格の人じゃないと
きついキャラだよ

結局イメージはちょこちょこ出てくる
ヒロインっぽい人になっちゃったし

投稿 : 2024/09/26
閲覧 : 120
サンキュー:

3

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

恋を双子で割り切って

簡単に言え双子の琉実と那織の2人が同じ人(純)を好きになり。
2人と純との出会いから彼女達の感じ方や考え方を物語にした話です。

1話目で、琉実と那織の考え方や感じ方や恋心を描いています。
説明臭いけど、2人の感じた気持ちがわかりやすいのがポイント。

初恋をした2人、先に告白した姉、笑顔で祝えるけど裏では泣いていた妹、姉への嫉妬、自分が付き合う事に罪悪感を抱く姉、妹を想い自分の恋を終わらせた姉。

コレね……私は思うんだよね。
琉実はお姉ちゃんで純が好きだけど、それ以上に妹に優しいんだと思いました。
けど、私はそれ以上に罪悪感が強かったのかな?って思って、自身がそれから解放されたかったのかな?とも感じました。

で、別れる代わりに、妹の那織と付き合って欲しいと頭を下げます。
これは流石に論外かな?と思いました。

1つ、自分の心に嘘をついているのも辛くない?と思いました。
多分、好きな人が被ればどちらかは泣くよ?
泣くけどさ、そんなの覚悟の上だし誰かを思う気持ちに遠慮しなくていいんじゃないかな?とも思うんですよね。


2つ、純の気持ちを完全に無視
コレ、失礼な話ですよ。
純の気持ちは完全に無視で那織と付き合わせようとする。
付き合わないから文句を言うのも違う。
双子だから何?純は顔が似ていたら誰でもいいと思ってるの?

双子だからって個人であり全然違うよ?
純の気持ちを無視してるのが最低……
純は琉実を大切にしてたのに、その気持ちはどうなるの?
で、次は妹に恋心を抱けなんて無理でしょう?
人の心はそんな簡単じゃないし、中々付き合わないからって怒るのも間違えてる。

これで、頼まれたからって妹に告る純も純だけど……
純が本当に好きになればいいけど、この自転車では明らかにこれは違う。
そんな告白の何が嬉しいの?って思いました。


3つ、妹那織への罪悪感
コレね、私が那織ならブチギレるかな。
那織は姉の別れた理由に気づいているよ。
だから、純の告白を断る事にした。
だって、自分の気持ちを無理矢理殺して気を使って未練タラタラで付き合えるお膳立てをしたから、付き合っていいよ?なんてバカにされてるようにしか私は感じないかな?

私なら嬉しくない。
自分を相手が好きになってくれたなら嬉しいけど、自分の姉に気を使われ告白してきた自分の好きな人の言葉は嬉しくないかな。



後、純が可愛そうに見えました。
彼は、那織と琉実で悩むですが、好きなのは琉実らしく今も琉実に気持ちがあるらしくて、自分の中で答えは出てるのに琉実が無茶言うから琉実の気持ちを考えて、那織と付き合った方がいいのか悩んで……ある意味1番可愛そうにも見える。

好きならアプローチして気持ちを伝え直すべきだと私も思ったけど、そうしたら琉実の付き合った理由があって、「最初から別れるつもりで付き合った」は酷いと思いました。

で、純の初恋の相手が「那織」だと知り、その気持ちが自分に向いていないと勘違いした、琉実は計画を実行した。

で、琉実に共感できたのは、純が1度も「好き」と言葉にしなかったらしくて…………
それも辛かったみたい。
コレ、純も悪いよ?
純は「伝わると思った」って話したけど無理です。

厳密に言えば、優しさや思いやりって感じる事は出来るんです。
ただ、言葉にしなきゃ確信にはならないんですよね。
正直、毎日「好き」「ありがとう」「美味しい」は言って欲しいかなww

だってさ、例え想って行動してくれて、この人優しいとか大切にしてくれてるなと感じてもさ、「好き」と言われなきゃ不安にもなるよ。
やっぱり確信が持てないと、本当の気持ちなんて解らないし伝わらないよ。

大切な人なら絶対に一つ一つを丁寧に言葉にして欲しいです。
言葉にするのは面倒臭いかな?照れくさいよね。
それでもさ、やっぱり言葉にはして欲しいし、言葉にしないと伝わらない。
だから、ココだけは、琉実の気持ちに共感出来なたかな?

後、彼女の場合は先入観で純が見えてなかったんだと思う。
「純は初恋を忘れられない」と勝手に思い込んでしまった。
人間って不思議と思い込むと周りが本当にそんな風に見えて感じてしまうんですよね。



那織と純は付き合う事になるんですが……
那織からまさかの一言「私、純君とは付き合ってるつもりはないんだ」は怖いねww
何が怖いってこの姉妹の純の振り回し方が怖いよwww

で、那織が純に与えた選択肢
「流美と寄りを戻すか」「那織とこのまま付き合うか」「他の世界線を生きるか(他の女子)」の選択肢。

那織が姉と戦う為に用意した全員が一からフェアなる様に「リセット」する為に動いた選択肢なんですが、那織は策士でしたねw

ただ、純はこれ……本来自分で考えなきゃいけなかったのに、ここまで純って自分の意思が無かった感じがしたんですよね。
友人の森脇が純に「お前だけは何もしていない」と言うけど、本当にその通りだと思う。


ただ、那織の策士と森脇の喝でやっと3人の関係が動き始めた気がしました。
ここから三角関係の修羅場が始まるww
やっぱり、純は「しばらくそう言う(恋愛)事からは距離を置く」って言うけど、何も純は変わってなくない?
相変わらず振り回されてるし結局は現状維持の先延ばし……

で、双子の前に第3の刺客が……雨宮慈衣菜
この辺りで今まで場を振り回していた那織が逆に1番暴走気味に感じました。
そこからアプローチ合戦が始まりますら、

しかし、彼女が好きなのは那織でしたww
まさかの百合パターンでしたね。

そんな中で、琉実が男バス部長のクラスメイト坂口から告白されます。
確かに無意味に思わせぶりな態度を異性に取るのはよくないけど、距離感って難しいよね。

琉実は別にそんな風な態度を取ってないよね。
普通にトークしてるくらいに私には見えたけど違うのかな?
別に私も思わせぶりな態度は取った事はないけど……深くは考えなかったかな?
そもそも、私がモテる訳がないでしょうから心配ないですねww

ちょっと小話を挟むます。
純が坂口を「あんご」とニックネームで呼んでいて何で?って思ったんですけど分豪家の「坂口安吾」から来てるんですね。
私には解る!なんたって私は文豪ストレイドッグスで文豪家を学んでますからね!

で、坂口が琉実を遊びに誘い、琉実は純にTELして純の気持ちを確認します。
これね……簡単だけど、難しいね……

まず純の「俺に決める権利はない」は逃げだよ。
琉実は止めて欲しいから話しているからさ、権利がないってのはおかしい話ですよね。
確かに権利はないかもしれないけど、気持ちを伝える事で、権利ある彼女が答えを出せるのですから。
理屈じゃそうだけど、恋は理屈じゃないからねw


で、純は琉実が好きなら「止めればいい」し、好きじゃなければ「止めなきゃいい」だけだと思うんですよね。
止めなくてもいいんだよ?純に気持ちがないなら、そこは純の気持ちが優先されるから、好きなら止めればいいしさ。
自分の気持ちを素直に言うだけ簡単な話でしょう?

ただ、気持ちに答えが出てない純には難しいかな。
答えが出せなかったり、考えが凝り固まっている様な純タイプはね。

最後は純も「遊びに行く」事を了承するけど、あやふやにしか自分の気持ちを伝えなくてスッキリしませんね。

そりゃまぁ、琉実もこんな気持ちの確認の仕方は少しズルいかもしれないけどね。
けどさ、好きな人が、もしも止めてくれたら私なら嬉しいかな?とも思うんですよね。
まず、どーでもいい人には絶対に確認しませんからねww

坂口と遊びに行った琉実を迎えに行くんだけど…………
「2人の事が好きだ!ハッキリ言って同じくらい好きだ」とか、「子供の頃から同じ時間を過ごしてきて、どちかを選ぶなんて出来ない」「認めるよ逃げていた事を」とか言うし最後は「時間をくれないか」

坂口の「それって答えを先延ばしにしただけだろ」って坂口が正論過ぎて……
追いかけてこの答えはないよ……
ガッカリだよ……
優柔不断が過ぎるよ……
私なら気持ちが冷めるよ……



で、那織は部活を発足しようと提案して、部員が足りてない部活から部室を明け渡して貰う為に遊技部(チェス部)と部室の奪い合いのゲームが始まります。
「闇のゲーム」ですね。

なんですか?
別作品のレビューじゃないですよ?

で、このゲームで那織に付き添う予定の純でしたが……
那織に「あっちが気になるんでしょう?」って純を琉実と坂口の元に送り出そうとするシーンがありますが、コレは本当は那織の言葉を突っぱねて「那織に付き添う事」を選んで欲しかったのだと思いました。
「純にはガッカリだよ」はその辺を含めて答えが出せないままだからかな?と思いましたね。

後、行ってきますのキスは純……気持ち悪い。
那織的には口に期待したのもあるけど、結局は頬っぺだったし、そもそも私なら好きな人でも自分の恋心に一向に答えを出せない優柔不断な人にキスなんてされたくないよ……


で、その夜、純は那織に捕まり「泊めて」と言われます。
「ただ、泊まるだけだよ」と言う那織は強引に押し切る那織www
これは、流実のTELの強化版で若干不安(野宿とか知らない人をについてくる)を煽ってきますね。
これは心配になるから泊めないとってなるよね……

で、キスをせがまれて純君がキスをして「付き合えないよ」はダメだよ!
それならキスしなくていいし、キスしといてそのセリフはないよ。
そう言う中途半端が良くないよ!
ちゃんと考えるなら、そこは流されちゃダメだよ!
空気的にとかは確かにあるかもしれないけど…
流実に「待ってて」発言の後の何時間後に流されてるんだ純!!


うーん、流実と那織がお互いに言い合いになるんだけど空気悪いね…
せっかく楽しいキャンプに来て綺麗な星を見てるのにね。
純が止めに入るけど、半分は純のせいだよ…

ここまで来て選べないのはヤバいよ。
しかも、純の言い分を聞いたら……嫌われたくないとか、どっちも好き、自分の事しか考えてない様に聞こえるのは私だけ?

ラストもこんな終わり方なんだ……
まさかのオレたたエンドwww

うーん、純の優柔不断が少しイライラするかな?
純が優柔不断だから物語が本当の意味で進まないんですよね。

そうなると恋愛要素以外の展開も欲しいんだけど、それもないから、優柔不断の男とお互いに牽制し合いアピール合戦している姉妹の絵面がずっーと続く感じがしますね。

そのあたりで作品の評価が別れそうかな?
面白い作品ではあると思うけど、その点は気になったかな?と思います。

ただ、この先、続編があったとして、感動する告白とかスッキリしたら決断とかになればもっと作品の全体評価が上がりそうな気もしていますね。

タイトルはアレだよ…私から純君へのメッセージですね。
早く決めてあげてくださいw
待つのだって大変なんだから!

投稿 : 2024/09/26
閲覧 : 190
サンキュー:

7

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:今観てる

妹ちゃんがキッツいかなぁ…?

そろそろ今期も終わるので、一気見しているところです
「悪くはないかなぁ」ってぐらい

ラブコメだと思いますが、
コメディ的というか笑い的な明るい要素は少なめです。



◆ キャラ ◆───────────────────────────────────────
ヒロイン姉妹は見た目は可愛い
姉は面倒な女性って感じで、しっくりくるんだが
妹は言動やらがアレすぎてピンとこないかも
アメリカンジョークのような知的会話ではありますが
本場でも常時ジョークいってるわけじゃないので、
たまに挟む程度が良かった。
                    (個人的に妹ちゃんは無い…)

主人公は妹に合わせてる時の言動はともかく
優等生の可もなく不可もなくって感じの味付け
むしろ姉妹に振り回されてるのもあって若干可哀そう
姉妹の感情に対して優柔不断だが、
年相応だし悩む気持ちは当然あるでしょう。



◆ 展開 テンポ ◆────────────────────────────────────
可もなく不可もなく。 一気見してるのもあるが特に特出すべき点は無し



◆ 作画 声優 ◆─────────────────────────────────────
絵は安定しています。 キャラデザ好きだし可愛いとは思う。

声優さんは詳しくないですが、特に違和感は無し



◆ 総評 ◆────────────────────────────────────────
妹ちゃんが結構癖ッけが強くて
言動が伝わりにくいので感情がわかりにくいです。後半はマシになりますが
それに合わせる主人公でもあるんで、
視聴者は蚊帳の外で置いてけぼりになるときもあり

下手に妹の味付けしたせいで、
せっかくの性格面倒な姉も変に薄くなってる印象

母親似の姉、趣味話が通じる妹ってぐらいが良かったかな

悪くはないんだけど、うーんって感じで
雰囲気も明るめなシーン少ないから見るタイミングは計るべきでしょう
一応最後まで見る予定です

投稿 : 2024/09/16
閲覧 : 102
サンキュー:

0

ネタバレ

せいさぶんせき さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

物語の手法となるポイント

創作物として割り切って視聴しないと不快になるアニメ。
物語の手法となるポイントを整理してみます。


【神宮寺琉実】
自覚なき超メンヘラという極めて強い特性が設定されている。
超メンヘラという特性を利用して周囲を強引に振り回す事で、
物語を動かす起点となっている。

【神宮寺那織】
琉実の超メンヘラで荒らされた幼馴染の環境をひたすら整地する役割。
事あるごとに那織が速やかに整地しないと琉実が恋愛レースから脱落して、
物語が終結してしまうので、物語の進行上、最も重要なポジション。

【白崎純】
双子から好意を寄せられる優柔不断な男子を演じる。
視聴者から嫌われようと何が何でも優柔不断を貫かないと物語が短期で終結してしまうので、
物語の進行上、那織の次に重要なポジション。


以上の手法は物語のプロローグからあり、
超メンヘラを爆発させて純に別れを強要した琉実のフォローと、
琉実に別れを強要されて傷ついた純のフォローを那織が時間をかけて丁寧に処理し、
那織が幼馴染の関係性を修復して整地しなければ、琉実は恋愛レースの土俵に立てず、
再チャレンジする機会無く物語が終結となってしまいます。

あとは、那織と純にオタク要素など様々な特性がオーバー気味に追加演出されており、
それらがドロドロの恋愛レースのイメージから離れる一助として機能している。

これらの手法を繰り返す事で継続した物語を実現していると感じました。

根拠となりそうな印象深い事象としては、


アニメ9話。瑞真が琉実に告白。琉実は純が好きな事を瑞真に伝え断ったが瑞真はデートしてくれと食い下がる。麗良が事の顛末を精査し、琉実の心をブレさせて付け入る隙を攻める瑞真の手口である事を指摘したが琉実は楽観視。瑞真は友達として2人きりになる妥協案を何度も迫るが、瑞真の恋愛感情を理由に2人きりには何度もNGを出す琉実。琉実を落とす手順の失敗を強く悔やむ瑞真。突如、琉実が条件付きで瑞真と2人きりの外出を許諾する事を提案。親友の麗良に相談なく条件と判断の全てを純に迫り、メンヘラ特有の揺さぶりを純に仕掛ける琉実。

アニメ9話20:45頃。純「僕と琉実は付き合っているわけじゃないだろ。そういう意味で」琉実「付き合ってなきゃ言っちゃ駄目なの?」純「無責任な事を言いたくないんだ」琉実「なんでよ!今だって無責任な事言ってるじゃん!責任を負いたくないからはっきり言わないだけでしょ!」過去に琉実は純に別れを強要し、また、那織と付き合えと命令して、純と那織を”無責任”に深く傷つけた事実を全く顧みず、純と那織の心の傷に全く配慮なく、”自責の念”なく礼節を欠いた琉実が超メンヘラを爆発させながらスマホを叩きつけているシーン。

アニメ10話。琉実の立場だったら瑞真とデートに絶対に行かず、純に判断を委ねないと那織は琉実に断言。那織は琉実の思考が全く理解できない事を踏まえた上で、純の反応を見たいという架空話をする。それは純を試す行為と琉実は那織を嫌悪。瑞真とのデートを止めてくれなかったという純との通話内容は、既に純を試す行為であると琉実を断じる那織。さらに瑞真を利用して純を試す行為を続ける性悪なら何も言わないと琉実を断じる那織。性悪の指摘は酷いと被害者面で琉実は那織を非難。酷い行為は琉実側、善行と思うなら行けと呆れる那織。


以上が根拠としてわかりやすいかもしれません。

常に超メンヘラのヒロインである琉実を起点として物語を動かし、
対する那織はヒロインというよりも物語の環境をひたすらに整地する脇役にしか見えません。
このような作品に共感してもらうのは非常に困難という事は、
ABEMAの散々な視聴回数を確認してみて、あらためて納得したという感じです。

アニメ化にGOサインを出したサイドに、勝算があったのかを知りたいです。

投稿 : 2024/09/12
閲覧 : 105
サンキュー:

1

ネタバレ

賭けくるい さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

何言ってるか分からない。

アメリカのコメディでよくある映画ネタをよく使うが、何言ってるかわけわかめ。

ヒロインが痛すぎて見てられない。

投稿 : 2024/08/20
閲覧 : 160
サンキュー:

0

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奥田太鳳 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:----

置いてかれる…

映画ネタ?本当に伝わらないネタばっかり。セリフの一つ一つが追いつかない。特に妹と主人公が二人になると余計にわからん。暴走だよ。ほいで作画も別に言い訳じゃない。これで作画やキャラデザ、演出が突出してれば万人受けはしないけど超コアなファンは気に入る系の作品になりそうな気もしなくはないんだけど…途中で切るのがなんとなく嫌だから観てる感じ。

投稿 : 2024/08/15
閲覧 : 148
サンキュー:

1

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

中二的恋愛物語。

初見評価
また、ハーレム物と思いきや割と真面目に双子の女の子が一人の子に恋をしてしまって悩んでた。今のところ倫理観もまともで思考回路正常なので視聴継続。
ただ、主人公と妹が本好きって設定なんだけど、本好きだからってあんな本の言葉を乱用しないだろ。語りといいワードセンスがどこか中二的なのがきになる。

五話まで視聴
おそらくラブコメではない。
コメディが全くない(もしくは滑ってる)のでいうなら恋愛物。
そしてキャラ評価。
主人公、どっちにもいい顔をしてどっちつかずでパッとしないし流されやすい性格。
姉、告白して振って、思わせぶりな事をする。他は普通でキャラが薄い。ジメジメ。
妹、よくわからない本の言葉を多用する。喋り方のノリが完全にオタクのそれで聞いててイライラする。普通に喋ってほしい。

誰にも共感できずまったく感情移入できない。

そして物語だけど、ジメジメずるずる特に変化もなく半クール使って何を見せられてるんだろう。
セリフ数は馬鹿みたいに多いいんだけど半分以上いらないセリフ。

最後どっちを選ぶのか少し気になるけど、どっちを選んでも苦労しそう。
でも、男も男だからお似合いか。

投稿 : 2024/08/13
閲覧 : 300
サンキュー:

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螺旋常連からくり剣豪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:今観てる

妹の癖強すぎ。もうちょっとマイルドにしないと好きになり難いキャラになってる

2話まで視聴。
内容は幼馴染の双子と主人公の三角関係を描いたラブコメ……なんだけども構成からしていきなり過去編をやったりたかがバーベキューで時系列が前後したりと、癖が強いです。

悪い点
・登場人物に共感し難い
主人公純と、双子姉妹の妹である那織はサブカルオタク。この点は個性としては良いんだけど、彼らの父親や友人と合わせていちいち文学やら映画やらのセリフの引用や知識の蘊蓄を会話の喩えに組み込むので会話内容が無駄に理解し難い。この点は下手なラノベアニメとは一線を画します。パロディと考えても演出無しのセリフのみのパターンが大半なので、他作品と比べてその作品を知らない視聴者が置いてけぼりを喰らいやすいです。特に那織は馬鹿にしてきたクラスメイトたちを始め、自分の知識量に着いて来れない他人を見下したりなど斜に構えている節があるので感情移入がし難いです。
双子の姉、琉美は他作品でもよくいる感じのスポーツ少女。他二人と違って喋り方に癖は無く、キャラクターとしては親しみやすいです。ただ、いきなり理由をほとんど明かさずに別れてと言ったり、その後すぐに独断で妹の気持ちを純にバラした挙句妹と付き合えと言ったりなど、理解に苦しむ場面があります。

・構成に癖がある
1話から過去編をしたり、そこまで重要じゃなさそうなバーベキュー回で時系列を前後させたりと、不思議な構成をしています。

良い点
・作画は良さげ
よく動くし、作画崩壊もしないので作画の水準は高いです。目玉のヒロインたちの見た目は可愛く表現できています。

・音楽が良い
主題歌、BGM共に雰囲気に合った曲で問題は無く、良質です。

・話自体は普通にラブコメしてはいる
会話内容が無駄に難解ではありますが、中身はまあまとも。一部の唐突なキャラの行動を除けば話自体は自然な流れにはなっています。

癖の強い妹を好きになれるかで評価が変わる作品かなとは思います。

3話
純を彼の初恋らしい那織とくっつけようと動く琉美の出番が多いからか、厨二みたいな会話のやり取りが少なめなので2話までよりはまともな方。心理描写は変わらず双子がメインで、純は少なめです。多分これ双子が主人公?変わった構成なので有り得なくはなさそうです。癖は強いけどまあ見れなくはないかなぁとは思います。

投稿 : 2024/08/01
閲覧 : 231
サンキュー:

1

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

これラブコメなのかなぁ

こじらせ系ラブコメらしいですが、ラブコメとしては個人的に笑いのシーンがあんまりないように感じられるかな。

主人公は双子から好意を持たれてるメガネ男子かなと思いきや双子視点での場面が多いので双子の方なんでしょうね。なんとなく女の子目線というと、少女漫画のイメージが強いのですが、ギスギスした感じとかは少女漫画で見られるそれだったかと。

雰囲気的には新海誠作品の影響を受けているのかなという印象なのですが、新海作品は単純にストーリーが面白く、ファンタジーな世界観に引き込まれるのに対して本作はただただ陰気な感じでストーリーも面白くないのがなぁ。何より双子とメガネ男子共にあまり魅力的ではないのが致命的でした。

投稿 : 2024/07/29
閲覧 : 148
サンキュー:

7

Tact.H. さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ヒロインに魅力がない

タイトル通り、主人公が幼馴染の双子の間でゆれる話。

だが姉の方は性格が軽く、髪が短くて好きになれない。
かといって妹の方は性格がねじくれてて、言動がきつい。

二人とも好きになれなかった。だから、主人公の気持ちがわからない。

投稿 : 2024/07/26
閲覧 : 225
サンキュー:

0

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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

無題。

詳細は公式でも。

KADOKAWA『電撃文庫』刊行中の高村資本さん原作ラノベのアニメ化作品です。制作は初の元請け作品となるROLL2です。

まず目に飛び込んでくるのは、ふわっとした(ぼんやりした)輪郭の、さほど良いとは言えない作画のキャラデザ。

ストーリーは、小学生のとき主人公・白崎純の家の隣に双子の姉妹・琉実、那織が引っ越してきたというところから始まります。

そしてAパートで琉実視点の中学までの道のり(純と付き合って別れるまで)を描き、Bパートで那織の道のりを描くという、対比視点。

まあ、この設定なら、それが最善手かなって。これにより、双子のキャラを紹介しつつ、純もどんな人間なのかを見せることができると。

それが面白いかどうかは、また別の話として。

痛し痒しってところですよね。たとえば、双子それぞれのイントロを2話に分けると、本題に入るまでのテンポが悪くなる。でも、この1話のようにA、Bパートで処理すると、どうしても話が薄くなるというか。

これが小説なら、多少は許されるところもあって、おそらくは章で分けたんじゃないかね。しかも、ほぼ同じ時間軸で別視点を描くというのは小説ではよく見る手法なので。

ま、なので明らかにこの初回はイントロダクション。
次回からが本番だと思うので、いちおう3話までは様子見したいと思いますよ。初回の印象は、やや悪い寄りの普通でした。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、う~ん…

まず目につくところから。作画がもうホント、なんだかなぁ。今どきのスマホゲームだって、もっとまともなキャラ作画で描かれていますよ。主要キャラ3人がモブみたいだもん。弱いのなんのって。

んで、内容ですが、なんか何も惹かれないのが致命的ですね。
今後、目的が明確になるのかもしれませんが、何のために双子の姉が彼氏と別れ、それを妹に譲ったのかわかりません。いや、いちおう「あの子にはあなたしかいないの」とは言ってますが、そんな理由で飲み込めと?

そして、その姉の思い通りに彼氏は妹に告白し、付き合うことになります。いや、なんだそれ。男のほうが、まず主体性なさすぎですよね。姉に振られたから、じゃあ妹でいいや。妹も、いくらずっと好きだったとしても、そんな明らかに譲られた感ある中で、はいそうですかと受け入れる?

なんかもう、ねえ?

いちおう3話までは観ます。熱い譲り合いになるのか、それとも三角関係に移行するのか。そこまで見届けましょうか。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
これを小説で読むなら、それはそれとして飲み込めるとは思うんだけど、アニメとして映像がついて声優の声で話していると、途端に違和感しか覚えないモノへと変化する。文語と口語という、同じ言葉でも発露する媒体に合わせた言語というものがあるのだ。

これは、文語を無理やり口語の媒体に押し込めた何かでしかない。

だから、観ているほうは常に居心地の悪さを感じるわけで。今回、やおら絡みが増えた教授ことモリワーティこと森脇というキャラ。もう、狂気にしか感じない喋り口調。こんな人間がどこにいる?

双子の言動も、主人公の行動にも理解が難しい。
や、百歩譲って同曜日の「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」レベルのキャラ作画なら許せるところだけど、言い方は悪いけど「何だこりゃ」レベルのキャラ作画でやられると見ていられないです。

最後に双子姉の謎で引っ張るという横手メソッドを出してきましたが、何の興味もなくなりました。セオリーの3話切りですありがとうございました。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/26
閲覧 : 308
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Dave さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

もうこれ一夫二妻でいいんじゃない?

1話はAパートBパートで対比になってたりして面白いかもと思ったのですが、2話からはわりとありきたりな拗らせラブコメ。

作品の足を引っ張っているのが3点。一つはヒロインの行動に共感できないこと。奇をてらった行動で関心を引きたいのかもしれないけど、ここまでくるとイラっとします。

もう一つは不必要にオタク的引用があること。軍事から文学まで、まあ割とネタはわかるんだけど必然性はないし、例えとして的を射ているわけでもなく、ただオタク臭がするだけ。広く薄い知識をひけらかしているだけで、わからない人にはただの雑音だろうし、無駄に作品のテンポを落としていて悪手に感じます。

三点目は主人公も例によって何もしてないのにモテるラノベあるあるな設定でこちらも共感できないし、感情移入もできないこと。何の努力もアクションもなくモテる主人公という設定、女性経験のない中学生男子とかには夢の世界で憧れるのかもしれませんが、現実を知る大人になると非現実的で興ざめです。そもそも応援したくならない。

結局、性格の違う双子が隣のモブ男子を好き、というだけのお話。譲り合えるくらいの仲なんだろ?もうさ、一緒に付き合っちゃえよ。

投稿 : 2024/07/26
閲覧 : 127
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ネタバレ

Glutton さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

子供時代の純君(主人公)、声が大人っぽすぎひん?w

第1話視聴。
ヒロイン(姉の方)がいきなり「付き合って」と言ったのは経緯的にまぁまだ分かるのだが
それに対して純があっさり承諾したのは違和感があった。
熟考の末まだつきあえないみたいな事を言いそうな性格なのに。
で、その後すぐヒロインが「別れよう」と言ってて更に「え??」ってなった。
(ギャル男/女の付き合いならこのぐらいの軽いノリでも分かるのだが)
嫌いになったわけじゃないから、と言われましても…これじゃ結果的にはただの身勝手な子というか
純からしたら「どゆこと??」としかならないw
この辺がストーリー上のご都合でキャラが動かされてる感が。

その他、セリフ回し等の雰囲気がなんというか「文学(映画)オタクの書いた小説を映像として
読まされてる感」みたいなものが強い印象はあった。
作中に文学作品ネタ等が結構出てきたり初回なので説明ゼリフや独白の場面が多いのも原因としてあるのかもしれないが。

[追記]
第2話視聴。
1話であっさり別れた姉が今度は「妹と付き合え」と言う。
それでいて更に「本当は(主人公のことを)まだ好き」とか言っている。
は?? …ちょっともう共感もできないし全くついていけない。

あとそれとは関係ないが1話にも増して映画ネタ等を冒頭から全開で繰り広げるのだが
これが面白さとかアクセントになっているわけでもなく普通に痛々しすぎる。
すいません、3話視聴するの不可能です…。

投稿 : 2024/07/19
閲覧 : 104
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1

takunomi さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

第一話としてこれはどうなの?

原作未読
作者は女性なの?
全く共感できない。
主人公目線ではないしな。
もしかして双子がダブル主人公か?
淡々と言い訳を聞かされている気分。
この子供時代の回想を最初に持ってきたのは構成的に失敗なのでは?
あるいは前提知識を今回見せられた訳?
酷いなこりゃ
男の子供時代は別声優にすべきだったな

投稿 : 2024/07/16
閲覧 : 194
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0

たナか さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

二等分の花嫁

こじらせ系ラブコメらしい。なんだそれ。

01
作者は女性かな?双子の親が子供を間違えることは絶対にないのだが

原作漫画と構成がかなり違う。アニメだと2人の視点だが原作漫画は3者の視点。同じ展開を3回まるまる繰り返すわけではないにしろ流石に…との変更か。ブンガクサブカルかぶれのイタい会話はそういうキャラ設定なのでしゃーないにしても、ひたすら被害者気取りのウジウジポエムを畳み掛ける。心理描写ッ!!君の名はクソ5cmこそ至高的な新海原理主義者にはたまらないと思う。

姉のために自分の想いを殺す妹、妹を裏切った最悪感からくっつけようと画策する姉、自分に酔ってる姉妹にただ振り回されるのみのメガネくん。姉の真意が痛いほどにわかるからこそ前に進めない妹。ただ罪の意識から逃れたいだけの姉。これが…こじらせ…。っていうか厨二メンヘラアニメ。

こんなのさっさと物理的に距離をとって新しい出会いを探すしかないでしょう。これでは3人とも自分に嘘をつき続けるしか道がないので全員トラウマになってしまう。いうて幼い当事者にそれがわかるはずもなく、地獄への道を突き進むしかないか。ドロドロした色恋の揉め事よりも姉妹愛のほうが尊い!をやりたいのかな。キービジュアルには姉妹しかいないので、やはりメガネくんは美しい姉妹愛の踏み台及び引き立て役でしかないのかも。

よくある美少女アニメへの批判として女性キャラがあまりに都合良すぎる装置でしかないってのはあるがこれは全く真逆。ここまで女性視点に寄り添った作品が世に出てくることはフェミニストやジェンダー論者からみればいいことなのかも。多分どちらもくっつかないままでメガネくんを美しい思い出としてポイ捨てするENDしかやりようがない気がする。

炭治郎どころの騒ぎではない。3人ともずっとウジウジモノローグポエムしてるのがキツい。

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 190
サンキュー:

3

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恋は双子で割り切れないのストーリー・あらすじ

いつまでも、ただの幼なじみじゃ居られない── 初恋こじらせ系双子ラブコメ開幕! 白崎純と琉実・那織の神宮寺姉妹は小さいころから家族同然で育った幼なじみ。 見た目ボーイッシュで乙女思考な姉・琉実と、 外面カワイイ本性地雷なサブカルオタの妹・那織。 顔はそっくりだけど全く正反対な2人。 純はいつからか芽生えた恋心を抱えながらも、特定の関係を持つでもなく交流は続いていたのだけれど…… 「わたしと付き合ってみない? お試しみたいな感じでどう?」 琉実が発したこの一言が、3人をいびつな三角関係へと導いていく――
(TVアニメ動画『恋は双子で割り切れない』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年夏アニメ

この頃(2024年夏アニメ)の他の作品

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