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「ばいばい、アース(TVアニメ動画)」

総合得点
59.9
感想・評価
63
棚に入れた
166
ランキング
6145
★★★☆☆ 2.9 (63)
物語
2.7
作画
3.0
声優
3.1
音楽
3.1
キャラ
2.8

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ばいばい、アースの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

アニメアンチ2号 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

見るだけ時間の無駄アニメの代表格

●「Bye Bye、クソアニメ」

仮に解釈しようとも続編で正解が示されるのか大いに怪しいところでありますが
気になるワード解釈などを一応やるだけやってみることにします。

旅の試練で【ベル】がピアノみたいな楽器を弾くシーンがございます。

{netabare}スタンリーキューブリック監督の「アイズワイドシャット」でも「イニシエーション」
絡みでピアノが置いてあるシーンがありましたが、本作においては【マスカレード】の
観客が見当たらないものの、やってることは「剣楽」と同じなので
この試練も「イニシエーション」であると捉えることができます。

ピアノには「MOONWORK」と書いてありますが
「モーナーク」と読むんだそうです。
それで意味は「月する」ということらしいとか…

その後、融合体【ネフィリム】みたいな神がもっともらしい説明を付け加えますが
【ネフィリム】の神の言う説明と「MOONWORK」=「モーナーク」=「月する」
という用語が微妙にズレているというか、説明する気まるでない感じが充満しています。

取り敢えず神話に結び付けて「月する」を無理やり翻訳してみますと
「アルテミする」というようになるのではないかと?そんな感じでしょうか?

「アルテミス」「ダイアナ」「ルナ」これらは月の女神であり、
出産と関係が深い女神であります。

「小さき者【ベル】」あるいは「のっぺらぼう【ベル】」とは
「可能体」を意味するものであると解釈できます。

大いなる可能性を秘めた種子であり、やがて本来あるべき姿に
生まれ変わるということなのでしょう。

但し【ベル】の神話を前提に考えれば、ただ生まれ変わるのではなく
【三位一体】の神として転生しなければならないという制約が付きます。

カラスは死を告げる鳥ですが、死を反転ささせると「再生」になりますので
カラスを反転させると【フェネクス】=不死鳥となります。

【フェネクス】は【フェニキア】由来の聖獣であり、【ベル】の神話に必須の存在でありまして
本作のOPの初っ端で飛び立つ鳥が【フェネクス】であります。

以上のように解釈すると一応は「MOONWORK」「月する」の意味は通るようにも思えますが
それでは「モーナーク」とはいったい何でしょうか?という話になります。

どこかかで聞いたことがある「モーナーク」と言いますか「モナーク」とは
「プロジェクトモナーク」というものでありまして、それは何かと言えば
「MKウルトラ」というCIAが極秘に行っていたというマインドコントロール
実験の後継に該当します。

実験内容の詳しいことは兎も角として「モナーク」=「MONARC」は
君主、最高権力者、支配者を意味する言葉でありまして、「主なるもの」というようにも解釈できるわけであります。

【ベル】=【バアル】でありますがその意味するところは「主なるもの」「主なる神」
でありますので「モナーク」=【ベル】ということになります。

「モナーク」と【モレク】何となく似ているような気がしましたが、あながち無関係とは言えず
【モレク】と【ベル】とは呼び名が違えど同じ神を表す名前だったりします。

すべては【ベル】の神話から導き出される答えでありまして、故に「プロジェクトモナーク」も
同じことで、それは多重人格を作り出す洗脳実験と言われていますが、そのルーツは
「イニシエーション」であり、神と「目合う」降霊術が起源であるという結論になります。

試練の儀式に立ち会う「融合体の神」の姿そのものが「イニシエーション」を表しており
「プログラミング・モナーク」による精神分裂症例を再現しているということであります。

「剣楽」を含む意味不明なシーンは、【アドニス】とのやり取りもすべて
「イニシエーション」を表現していますので、{/netabare}それを見て楽しいなら兎も角
そうでないならば早めに「Bye Bye、」した方がいいでしょうという結論になります。





【アナグラム】を攻略して初めて手掛かりがの断片が掴める難解曲者作品


ティツィアーノの刻印LEGNA{netabare}→ANGEL【天使】(両性具有?){/netabare}
アナグラムを仕込むということは疚しいところがあるとしか思えません。

普通に見て99.99%の人が理解できないスーパーハード級物語。

考察する要素は半端ない位にメガ盛りですが、仮にこの物語を理解したところで
何かいいことがあるでしょうか?

本作と関係すると思われる神話を知っていて用語をたまたま偶然解釈できたので
何となく描かれていることを察することができましたが、個人的には
大筋において大減点!!したくなるような微妙なものでありました。

結論は見るだけ時間の無駄ということになりまして、
直感的に面白くないと思い途中で切った人は大正解だと思います。

物語評価1は滅多にやらない禁じ手でしたが、本作は残念ながら大減点せざるを得ない
致命的な要素があったという話であります・・・


ベルセルク、クレイモア、進撃の巨人あとはヴィンランド・サガ。
以上が本作を理解する上で参考になる作品であります。


基本的に物語が意味不明でほとんどの人が途中で断念してもおかしくないくらいに
屈折した作品であるため、今更に詳しい考察をしたところでどこに需要があるんだ?
と思わざるを得ないところが多分にありますが、それでも色々べてみたら、新しい発見が
相応にあるため、半ば自己満足気味ではありますが、少しばかり本作についての考察を
行ってみました。

本作の主人公の名前が「ラブラック・【ベル】」であることと「【ベル】セルク」のタイトルにある
【ベル】が重なるのは偶然ではなく、必然であると当方は確信しています。

{netabare}「【ベル】セルク」=「バーサーカー」でありますが、狂戦士と言いたいだけなら
バーサーカーでも良かったはずでした。

【ベル】には特別な意味があったため「【ベル】セルク」が採用された
のではないかと推測いたします。

そういう視点、前提条件で再び主人公の名前即ち
「ラ」「ブラック」【ベル】を考え、その師匠であり義理の父である
「ラ」「ブラック」「シアン」の名前について色々分析してみると面白いことが判明しました。

「ラ」「ブラック」「シアン」は教示者=「エノーラ」でありますが、
「エノーラ」の意味とか語源とかざっくり調べてみたら「エノラ・ゲイ」という
ワードが検出されました。

「エノラ・ゲイ」を≪パンク≫な発想で分解してみますと「エノ」「ラ」「ゲイ」となります。

「エノラ・ゲイ」とはWW2の時に米軍が日本に新型爆弾を落とした爆撃機の名前ですが
その爆弾の通称が「リトルボーイ」つまり「小さき者」だったという話であります。

「エノラ・ゲイ」は某軍人の母親の名前が由来らしいですが、「エノ」「ラ」「ゲイ」
という風に区切ると性別不明の女神様の名前になるかもしれないという疑惑が浮上します。

そこでアニメアンチは思いました。
「エノー」「ラ」の「ラ」「ブラック」「シアン」よ!お前の色は何色だ!!
(詳しいことは↓に続きます。ご清聴有難うございました。){/netabare}


ある種の隠語が多用されているために物語がさっぱり理解できないということのようです。
隠語は【イニシエーション】を暗示していたというそれがオチのようです。


「ラブラック【ベル】」は「ビースティな」「のっぺらぼう」という異名持ちます。
その名の意味するところは{netabare}「♂ムキムキマッチョな」「仮面のアタッカー」
というものであると推測されます。

それはドラゴンスレイヤーのような大剣を所持する【マスカレード】参加者であります。

【マスカレード】は映画「アイズワイドシャット」にも取り上げられてる仮面の祭典であります。{/netabare}


結論は「ラ」「ブラック」【ベル】、「ラ」「ブラック」「シアン」
という名が本作のすべてを表すということになりそうです。

「ラ」=「la」はフランス語の♀女性定冠詞です。
{netabare}「エノ」「ラ」「ゲイ」の「ラ」「ゲイ」はla gay。
男性の同性愛者の前に女性定冠詞がついています。

エノとは恐らくギリシア神話の女神イーノーないしイノではないかと解釈しますと
(エノ=la gay)女神と♀男性同性愛者が鏡写しのようになる関係性が導き出されます。

「ブラック」は【ベル】にかかる枕詞みたいなもので、特定の宗教を暗示します。
【ベル】に関する神話では力ある狩猟者であり人類初の独裁者の男が死後転生し
神になるも、男根を失いその妻がそれを探し求めるという悲劇めいたエピソードが語られています。
失われた男根は魚に食べられ、その魚が【ダゴン神】(=半魚人の神)となった
という話が伝えられています。

1話に登場した魚は【ダゴン神】の子孫であり、本作の【ベル】とも関係が
あることが示唆されます。

女神イーノー=イノとは「たくましくする女」の意であり、
男根崇拝の狂乱の祭りと穀物のたくましい成長に関連がある。
とされており、またイノは♀海の女神であります。

「エノーラ」の「ラブラックシアン」とは「laたくましくする女」の「laシアン」となり
「ブラック」は【ベル】の枕詞なので【ベル】と繋がる「シアン」ということで
♂と♀がひっくり返った関係性から師匠と弟子の上下関係性もひっくり返してみると
【ベル】が神なら「シアン」は僕となります。そして
【ベル】の僕ならば「シアン」は【シオン】と変換されます。
【シオン】と言えばユダヤ人に所縁ある地名ですがもともとは約束の地【カナン】でありました。

【ベル】は【カナン人】の神であるので【ベル】と言えば【シオン】となるわけです。

【ベル】は【バアル】とも呼ばれ性別不明あるいは、
「父母子の三位一体の神」で【両性具有】の神とも考えられています。

【バアル】と言えば【オベリスク】でありそれは長い「柱」のことであります。
【オベリスク】は死んだカリスマ独裁者の「男根」を表し、「柱」は【バアル神】を表します。

某秘密結社のロッジには「2本の柱」と「中央に1本の槍ないし剣」が配置され
三位一体の神を表していると言われています。

剣は手足と同じものであり、「ラブラック【ベル】」は剣を抱えるように構え
剣を抱えて眠ります。

「剣」と【ベル】は一心同体であり、それはまさに【オベリスク】であります。

【♀エノーラ】は剣技を教える【イニシエーター】でありまして、
マスターした剣技により神を楽しませることを「剣楽」と言います。

その「剣楽」に【マスカレード】即ち仮面舞踏会に使う仮面をつけた貴族がギャラリーとして
参加しますが、【マスカレード】は【イニシエーション】でありますので
「剣楽」も【イニシエーション】となります。{/netabare}

オリンピックパリ大会の開会式では【ディオニソスの祭典】が示さていましたが
これこそ典型的な【イニシエーション】であります。

{netabare} 「女神イノ」と言えばこの【ディオニソスのイニシエーション】と所縁があるために
「♂」を「たくましくする女」と呼ばれるわけであります。

【アドニス】は【ベル】と鏡写しの関係でありますの「クエスティオン」の刻印が示す通り
♂「剣」に「?」が付くわけであります。

要するに♀エノーラ(=「la gay」)の教えとは「♂?」や「♂♀」の
【イニシエーション】を表すわけです。

「ビースティ」とは力ある狩猟者を指す形容詞なのでしょう。
【アドニス】とは対照的に剛毅な剣を暗示する意味があるのかもしれません。

【ベル】と【アドニス】は鏡写しの関係ですがそしてそれに【世界樹】を合わせたら
「三位一体の神」になり、そうして転生のルーツが判明するのかもしれません。{/netabare}

旧聖書ではアベルを殺したカインは呪い受けて「ノド」の地への放浪を余儀なくされます。
カインの子エノクは父と同じく「背神者」として生き、そしてその子孫も
その生き方を継承し自らの技術で生きる術を見出します。

エノクの子孫たちは【イニシエーター】と呼ばれるようになります。

本作は大洪水で全滅した【イニシエーター】の子孫、力ある狩猟者であり、
「ビースティ」な剣の使い手{netabare}「ラブラック【ベル】」が自分のルーツを辿る物語です。

【獣】の種族である【ネフィリム】はこの世界の大洪水で壊滅しますが、
その血を受け継ぐ【ベル】は時を遡り自分のルーツを探しに始まりの根源に戻るわけです。

ここではない別の世界、海から始まり【世界樹】が天を衝く先へと至る世界。

♀海が終わりを示すなら「LEGNA」を、【フェネクス】に乗せて♂天「ANGEL」{/netabare}に返すのが
「理」ということなのかもしれません。

ちなみに【ユグドラシル】ときたら必然的に{netabare}【ユダヤ神秘思想カバラ】を暗示するという話で
(厳密に考えるならば【シオン神秘思想カバラ】と呼ぶべきなんですが)
人間が転生して神になるという「オカルティズム」にどっぷり浸かったような密教や
その手の儀式に関する秘儀{/netabare}についてのお話ということでありますから
そんなオチを知ったところでただただ虚しくなるだけなのかもしれません。




主人公の名前が【ベル】{netabare} 正式には「ラブラック・【ベル】」でありますが、
【ベル】はある特定の宗教における神の名前を意味します。{/netabare}

「美女と野獣」と{netabare}同じ構図であります。
これは鏡写しの関係ですが、【ベル】=「野【獣】」ということを表しています。{/netabare}
「【龍】とそばかすの姫」も同じです。
{netabare}「鈴」は【ベル】で、【龍】は【獣】ですので鏡写しの関係になります。

【ベル】は【獣】の種族の長でありまして、本作が暗喩的に示す「獣姦」により
【ベル】の混血の子孫が世に蔓延して、それに怒り狂った神により引き起こされる
大洪水的な厄災で全滅させられる運命を辿るような、そんな展開になるのではないかと?

最終的には運よく生き残った【ベル】の子に未来を託すという物語になるのでは?
ないかと予測いたします。

その根拠は、聖書とは認定されず偽書とされる「エノク書」にノアの大洪水前の
【ネフィリム】に関する記述によります。

その時代の「全き人間」はノア(の一族)だけで他は不完全な人間であったということらしいです。
それはある種の亜人種であり、それを【ネフィリム】と呼んだとか。

彼らは【獣】の種族であり、恐らくはアベルを殺したカインと同じ刻印が
あったのではと推測されます。

刻印の呪いをかけたアドナイの神とは別に彼ら【獣】を救う神を頼ったのでありましょう。

ちなみに【アドニス】も神の名前に一致しまして、【ベル】と大体同じルーツの神であります。

【ネフィリム】=【獣】の種族全盛期の時代に大地がすべて水没したということを
「ばいばい、アース」というタイトルで示しているのではないかと思います。

もしもこの読みがハズレだとしても続編を見る人はほとんどいないはずなので
物語りの解釈などどうでもいいという結論なのかもしれません。{/netabare}

投稿 : 2025/02/07
閲覧 : 78
サンキュー:

0

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作品タイトルからするとやや難解

原作未読(2025.1)
25年前の原作をアニメ化。物語の舞台は今風に言うと亜人種の世界に人間の少女が一人取り残された(生まれた)世界。彼女は一振りの剣と出会い己のルーツを探り己が何なのかを探す旅に出るみたいな話。
非常に独特な世界観で用語も今風に言えば厨二ぽい独創性がある。元々最初の小説イラストは天野喜孝氏であり、かなり抒情的作風の世界観とマッチしてたと思います。その抒情的作風が故に映像化してしまう事で表面的な制作側の解釈の可視化によりやや作品そのものの魅力を損なわれてるのではないかなとも思います。いうなれば漫画やアニメの実写化による弊害みたいな。まぁよくわからんですけど(笑)。今期は途中であり続きがあります。

私のツボ:うさぎでかくてかわいくない

黒メガネ:{netabare}この作品の特徴の一つとして”剣”をただの道具という位置づけではなく成長させるコンテンツとして扱っているという事だろうか。いうなれば「たまごっち?」というか「RPGのキャラ」的な扱いというか(笑)。だから折れたり、紛失すると持ち主はかなりの喪失感に襲われる。また違う剣を一から育てないといけない為だ。ある意味剣士の魂(心)みたいなもので正に心が折れるという表現がぴったりだろう。
などと考えていると、アニメや漫画で回復魔法により身体の再生する描写は当たり前だが、あれ果たして再生した筋肉とか欠損前と同じ運動性能なんだろうか?つまり、武闘家とかなら長年鍛えた進退能力が発揮可能なんだろうか?
例えば、陸上選手が足を怪我したら復帰まで数カ月とかかかるわけで、その場で再生したからといって長年鍛錬して培った技術とか動きまで再生できるとは思えないよなぁ、でもすぐ同じように立ち回るよね(笑)。てことは再生ってのは時間を戻すと同義なのだろうか?なんてね{/netabare}

投稿 : 2025/01/27
閲覧 : 32
サンキュー:

0

トロール夢民 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

取扱説明書が必要だ

作品内の設定が緻密に作られている
馴染みのない言い回しが飛び交い独自の習俗が描かれているので、なかなか理解が追い付かない
第10話、佳境に入ってきたところで終わってしまったのが残念だ

投稿 : 2025/01/11
閲覧 : 51
サンキュー:

0

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

意味わからんし、暗いし、結構見るのきつい。

視聴完了
全話

ジャンル

タイトル由来


設定

ストーリー展開

感想
総評点
良かった点

悪かった点

レビュー
視聴完了
全10話
だよね?
最後tobecontinueって出てたし

ジャンル
ダークファンタジー

タイトル由来
わからない。
アースってなに?
実は主人公の女の子は地球から来た異世界人的な?
作中での明言は一切なし

設定

専門用語がばんばん出てくるのだが一切の説明はなく、世界観の説明も一切ない。
とりあえず地球とかではない不思議な世界

ストーリー展開
自分の周りには獣人しかいない人間 ベルが、自分の存在意義を探すため旅に出、ようとするのだが、神による試練とそれを受ける資格が必要とされ、資格を得るための課題を受け、資格を得て試練を受けるが認められず、終わり。
一方恋人役として出てきたアドニスは、親から遺伝した呪いにより自ら剣を育てることができなく、触れたものを腐らせてしまう体質。色々あったが神と王に世界のシステムになれ、と言われ、そのまま闇落ち、するがそこにはベルの師匠が。


感想
総評マイナス30点
良かった点

悪かった点
説明する気のないストーリー、なにも展開しないぶつ切りストーリー、無駄に人が死ぬ世界と戦争の感覚
レビュー
まずしょっちゅう書いているが、私の3大嫌いな展開の1つ、人が無意味に死ぬ世界。
この作品は背景とか世界観とか一切説明がないため、なぜ戦っているのかも不明で、その中で当たり前のように人が死ぬ。
またとにかくストーリーが酷い、というよりつなぎ合わせる気がないのか、まず大きなストーリーというのがない。
神がいて、ストーリーとやらを与えられた光の軍団と闇の軍団がいて、とか出てくるのだが、そいつらがなにを目標にしてなにをしているのかが不明。その上で剣に食われて魔神化した強者とバトルになるのだが、なんだがよくわからないまま戦いになって、当たり前に犠牲者を出しながら、意味わからない感動っぽい展開で戦闘が終了する。
まじで原作があって、完成されたシーンだけを読んだ製作者がそのままアニメにしたような作品。映画にしたかったのかな?
そのため各話ごとの話はそこそこ面白いのだが、主軸がないため次の話にいくと、なんだっけ?となる。
ラストもアドニスが闇落ちしたのがいいことなのか悪いことなのかもわからず、凄まじくモヤモヤ。

良かった点として、絵はかなり綺麗。以上。
キャラは悪くもなく良くもなく、かな。

ストーリーが意味不明すぎて0点、絵が綺麗なので+20点、意味なく人を殺すのが−50点

原作があるのかな?小説でハイファンタジーとして読めば面白そうな感じ。

投稿 : 2025/01/09
閲覧 : 56
サンキュー:

2

ネタバレ

ごまちる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良く分からん世界観

なんか有名っぽそうなので観てみたが、設定が良く分からん。
2倍速で観ていたからかもしれないが、良く分からん。
10話で終わったし、分かりやすくして欲しかった。
ところどころ悪くはなかっただけに残念。

投稿 : 2025/01/05
閲覧 : 26
サンキュー:

0

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ファンタジーアニメ

ファンタジーアニメ
ベルの成長物語

独特な世界観で展開されるアニメ
自身の剣を育てるというユニークな設定を軸に、正義と悪、テーマ、楽隊、剣戟を奏でるなど、音楽と劇に関連する言葉が頻繁に登場する。この世界では剣は単なる戦闘の道具ではない

その世界観ゆえにストーリーは難解
視聴者は登場人物たちの行動原理や物語の真相を常に問い続けながら観る必要がある

独特な世界観や考察好き向け

投稿 : 2024/12/14
閲覧 : 47
サンキュー:

1

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

闇は光より暖かかった

様々な法の下で統治されている世界の剣の国の話。
正義と悪や剣を育てることなど特殊な世界観のハイファンタジー。
ハイファンタジーらしく世界観が小難しくみえ、耽美な言葉を並べ立て意味不明だが、刺さる人には刺さる気もする。
戦闘も多くよく動き、声優も素晴らしい。大規模戦闘の陣形や戦術戦略がオペラのような総合芸術に見立てられていたのは魅入られた。
最終の飢餓同盟の件りは難解すぎておいて行かれた。

OPもEDも耳に残る。

100点中70点

投稿 : 2024/11/08
閲覧 : 66
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 異世界を舞台にしたハイファンタジーだが、人間が主人公のラブラック・ベルのみというのが
面白い。
 ハイファンタジーの設定や世界観は割と定番的なもので作られた作品もあれば、
オリジナリティ溢れるものもあるが、本作はかなり独特なものが多い。
 逆にオリジナリティが強い作品は理解しにくかったりするが、作品内独特の用語などは
音声だけでなく、文字表示もしてくれるのが結構理解の手助けになった。
 そういったこともあって、視聴時はSFを観ている感覚に近かった。

 ただストーリーの大意はともかく、細かい部分は結局はよく分からないまま。
 ストーリーは分からないけど、感覚的には結構面白く、書いていて矛盾している感はあるが、
そんな感じだからしょうがない。

 ストーリー自体は途中で終わり、決定している2期が楽しみなところ。
2024/11/03

投稿 : 2024/11/03
閲覧 : 102
サンキュー:

1

ネタバレ

Nick さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

みにくい人間の子

<物語について>
●設定
・一般的なヒューマンが存在しない亜人がベースの世界
・剣を育てられる
・育ての父は最強レベルの剣士であり、指導者。それゆえ主人公(ベル)もかなり強い

●流れ
・他の人とは違う種族なので、自分のルーツを探しに旅に出るための許可をもらいに行く
・許可をもらうための試練を受ける

お話はほとんどが会話でのやりとり。その中で不思議な世界観、環境など少しずつ見せていくタイプ。そのためはっきりわからない展開に嫌気がさしたり、不快感を感じるおそれがあります。しかも長い間答え合わせができない・・・。

<作画>
全体的には悪くはないと思いますが、若干気になるところも。まあ気が付かない程度です。つまり普通。

<音楽>
バトルが多い物語ですが、落ち着いた曲が多いです。

<キャラ>
どれも中途半端。主人公のベルですらブレていてわかりにくいっていう感じがします。

<総じて>
中途半端に尽きる。物語の序章だけアニメ化した感じで、これからお話が始まりますっていう内容。2クールで続きも見せたほうが番組内容的には良かったと思う。一応2期アニメ化構想はあるらしいが今の段階での面白さがいまいちなのがつらい。

投稿 : 2024/10/14
閲覧 : 89
サンキュー:

1

ネタバレ

いこ〜る さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

わからないったらわからない

作家とは因果な商売だと思う。なぜならそっと埋めておくべき作品が時として掘り返されてしまうから。
本作〈ばいばい、アース〉はどう考えてもそんな埋もれさせておくべき黒歴史的作品だと思うのだけれど、どうしてこれをアニメ化したんだろう?

原作はむちゃくちゃ長い話である(だいぶ昔に読んだのでかなり忘れているが、とにかく長いのでもう一回読む気にはならない)。おまけにわかりづらい。
読んでわからないのは自分の理解力が低い場合も多いので、全部作者のせいにしてはいけない気がするが、でもわからないものはわからない。

そんな原作をアニメ化するなら是非わかるようにして欲しいわけだが、やっぱり不可能で、アニメもよくわからない。

かろうじて主人公のベルの自分探しの物語なのはわかるが、じゃあアドニスは何がしたいのか?
2クール目がまだなのでわからないと言うレベルでなく、全然わからないのには参ってしまう。
(ここまででもう6回も「わからない」と書いている)

何より叙述トリックを仕掛けている(仕掛けているように思う…そのように読んだのだけど…どうなんだろう?)物語だから、映像化しちゃいけない(映像化したらばれちゃう)話なはずなのだが・・。

いずれにせよ、なんでこんな中途半端なところで(10話で)切ったのかわからない(7回目)が、2クール目も見ますよ、こうなったらヤケだよ。

投稿 : 2024/10/01
閲覧 : 188
サンキュー:

6

ネタバレ

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

厨二は哲学に似る

許せる厨二。
厨二も哲学も、それっぽいことを言って説明したつもりになってるのは同じなのに。

5話: {netabare}他はあれだが、楽隊演出で戦いの各種説得力とし、楽隊なしで同じことをしようとしてると見なせる時点で、内容として成立している。
嫌な厨二だと、ここの役割名も造語にしそう。{/netabare}

見終わって: {netabare}当て字みたいなのは雰囲気で見てたので、正直物語を理解できていると言えるかどうか。
でも、許せる。

途中で、テレビ離れみたいなことか?と思ったりもしたが。メディアを持つ組織であれば何でも当てはまりそう。
おおまかな流れで見ると、ヤクザが足を洗うとか抜け忍のプロットではある。
生と死の対置までが手厚いので、それ自体が目的の可能性もあるが。9話で、外がないつまり目的地がない感じで、なのに外からでないと全体像が掴めなさそうだったが。これは先が短いと思ったからで、続きがあるなら旅立ちはするよね?

7話:歌姫が皆に必要とされ誰も必要としていないのに対し、ベルとアドニスは誰にも必要とされず誰も必要としていない。2人が誰にも必要とされないのは、誰のことも必要としていないからだと思った。ただし、ベルについてはこれは3話時点のことで、ここの差がやがて生と死の対置になっていく。{/netabare}

投稿 : 2024/09/29
閲覧 : 173
サンキュー:

3

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

造語症のハイファンタジー

旅する話かと思ったら旅する前に終わってた。
沖方さんという人は自分にはやはり合わないらしい。
表面上は難解にしているが中身がハリボテなのはいただけない。
人間を描く能力があまりないように思う。
でも文章で読んだら面白いのかもしれない。

投稿 : 2024/09/29
閲覧 : 101
サンキュー:

2

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょっとダークなファンタジー

1期目10話

自分のルーツがわからない、人間?の姿をした少女。
人間という種族はいない世界でまわりから色眼鏡で見られながら自分のルーツを探す。

最初はもうちょっとシンプルなのかと思っていたのですが、設定やらがしっかりされていて説明がないとなかなか。

剣士の持つ剣の意味や神の存在、対立する勢力といろいろ設定が深く考えることも多い、ちょっと気分が滅入るようなテンポと内容のお話。

ストーリーはどこまで盛り上がるかはまだ未知数ですが、設定と演出は申し分ないのではないでしょうか。
思っていたものとは少し違いましたが、十分満足させてもらえたアニメでした。

2期を待つ感じですね。

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 66
サンキュー:

2

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

生きてく意味と死んでく意味

原作は小説、獣人しかいない世界でたった一人の「普通の」人間が自分のルーツを探すために旅をして戦うファンタジーアニメ

とても面白かった! 
でもわざわざ難解にしてるところあるので低評価も仕方ないと思うし、オススメはできないかな

最初は謎の世界観でぜんぜん意味がわからなかった、とにかく世界観に関係する説明は何言ってるかわからないけど、「え?どういうこと?」っていう疑問がこの作品を楽しむ鍵なんですね
ここに付き合うのはちょっと大変
とりあえず進めて、途中で気になったら見返してもいい
そういうの面倒なら見ないほうが良いかも

いくつかの気づきによって作品全体の見方が変化して、「あ、もしかしてこれって?」って自分なりに想像を深めながら(勘違いの可能性もある)、点と点がつながった気がして、この作品の全体像(まだ途中だけど)を想像していくのが他の作品にはない楽しさ

ストーリーはわかりやすいけど、クセの強い独自の用語連発、世界観すべてを説明せず視聴者の考察に任せる設計、キャラが変わった言い回しをするなどで難解になっている作品

真剣に見てないとおいてかれるし、真剣に見ていてもわかりづらいから「何言ってるかわからない」「なんでそうなったかわからない」「説明不足で伝わらない」「キャラに共感できない」って評価は多くなりそう

独自の世界観設定の意味をよく考えながら見ていくと面白い気づきもあると思うので時間がある人はじっくり見て欲しいです

続きは来年、気になるけど見るかはわからないです

投稿 : 2024/09/23
閲覧 : 199
サンキュー:

10

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

終わり?2期きますね。今季1,2を争う面白さ。凝ったSF作品でした。

 なかなか配信次の予定がないから調べたら2期があるんですね。25年かあ…うれしいけど打ち切りにしないでください。お願いします。

 というのは、この作品はSFの楽しみ方の一つ、世界観を考察する系統の作品です。「けものフレンズ」「新世界より」などと同系統です。この2作品と違ってエンタメが分かりづらい感じがあります。
 したがって、読み解けない人、楽しみ方が違う人が多くいる作品でもあります。現に私も昔原作を多分1巻と少しで放り投げています。それに本作も4話くらいで、あれ2話のアースって…といって戻ってSFであることを確信しました。

 今、原作を読むと修辞というか文体が面倒なだけで読むとある種の王道SFなんですけどね。読み解けると快感原則に従いどんどんは作中に入り込みますので、こういう読者を楽しませてやろうという作りの作劇はいいですね。それにアニメはかなりわかりやすいです。

 さて、本作の考察は10話のところに書いた通りです。アース、卵、兎、怪力、都市=パーク、唯一の人間…そういうものを読みとけば世界観は見えてきます。この先は剣と理ですね。

 非常にハイレベルなSFで私はかなり好きです。原作者のマルドゥック・スクランブルにもはまったので、相性がいいのかもしれません。

 一応、作画は満点とも言えませんし、続きがあるので満点にはしませんが、24年夏で1,2を争う面白さでした。アトリとどっちかな。

 アトリもジャンルとして一種のハードSFの体裁をしていると1話で読み解けないと見方を勘違いする作品でした。こういう作りの作品が増えるといいですね。




1話 原作は苦行でした。これでも小説の100倍わかりやすいです。

{netabare} これでも小説版よりも随分理解しやすくなっています。原作はずっと前に読みましたが、面白さが分からなかったです。これは「つまらない」とか「面白くない」ではなく、何を読み取ればいいのかがさっぱりわからず面白さが理解できないという意味です。

 ラブラックベルの行く末は気になるので、読まざるを得ないんですけど、苦行の様だった記憶があります。それは、たった1人の人間…人間と出会いたいというテーマに引かれたからかもしれません。

 変な当て字が多いのは今回のアニメでもわかったと思います。説明がなくいきなりいろいろ展開しますし。ただ、アニメ版だとああそういうことか、と今ものすごく納得しています。冲方丁氏は「マルドゥックスクランブル」と歴史ものは非常にわかりやすく面白いのですが、本作原作とかシュピーゲルシリーズは文体が独特すぎて本当につらいです。その点、本作は小説の100倍くらい面白かったです。

 この作品は、それでもわかりづらさで酷評されても仕方がない内容だとは思いますが、しかし、不思議な魅力がラブラックベルにはあります。ですので、私はアニメは最後まで見ます。ラブラックベルが思っていたよりもしっかりしている解釈なんですね。私は小説1巻の表紙にとらわれて、黒髪でもっと弱弱しい姿を想像していました。すでにそこから違います。{/netabare}


2話 ああ、ファンタジーだなあ…やっぱり外連味は大事だなあ。

{netabare} ファンタジーですねえ。わからないことに幻惑されることで不思議な感覚の中に入り込みます。それが非日常の世界に我々を誘う感じ。それでこそファンタジーです。ファンタジーっぽさを思いっきりカッコつけてやっている外連味が最高ですね。原作を読んで想像していた絵と随分違いますが、いいですね。視覚化してくれて本当に助かります。

 さて、一人しかいない「人間」の物語ですが、当然我々の感じる「孤独」のアナロジーだと思います。法…内と外といっていますが、正義と悪ですね。あるいは社会のルールと言ってもいいでしょう。その視点で見る故に息苦しいくて、居場所を見つけられず疎外感を感じるのか。

 切れない剣は、その法を相対化するアナロジーでしょう。すべてが切れる剣がすべてが切れない剣に変わった。その剣を携えて旅に出る…つまり、切るのではなく自分の目で世界を見るということ。師を忘れる…自分の身体で見て感じることが大事だという意味になると思います。名を刻むとはすなわち、自分を意識するということでしょう。
 この解釈は今思いついた適当解釈ですけど、こういう風にぼんやりと考えながら見れる作品は本当にいいなあ。

 そう、この作品はファンタジー世界を借りた自分探しの作品だったんだなあ、と2話まで見て、ちょっと言語化できた気がします。漠然と旅と孤独に感じるものはありましたけど、ああ、そういう感じなんだなあ、とあらためてちょっと感動しています。

 現状小説の1巻と2巻を買いなおして読み始めましたが、やっぱりわかんねー、と思っていましたが、アニメが補助線になって結構読めるようになりました。以前ほどの苦行感はありません。コミック化しているみたいなので、そっちも買ってしまいました。そろそろ届くでしょう。

 たまにはこういう分かりづらい話がいいですね。頭も感性もフル回転します。「ブギーポップ」も相当読み解くのが面倒でしたけど、あれは関係性が面倒なだけで普通に読めますからね。
 ということでさすがにこの作品を面白いという人は少ないのではないかと思いますが、超ハイファンタジーとして雰囲気を楽しめる人は少なからずいるのではないかと思います。ぜひ最終巻までアニメ化してほしいなあ。{/netabare}


3話 アニメにしても面倒くさい作品でした。見ますけど考察は最後にしようかな。

{netabare} 私は最後まで見るつもりで見ているからいいですけど、何でこれをアニメ化した?という気持ちが強いです。小説に比べて100倍わかりやすいですが、小説の面倒くささが普通の作品の1000倍あったということでしょう。今、平行して再読していますが、やっぱりめんどくせーという感じです。

 3話は里親との関係性とか、剣という価値観に対する何かとか、呪いの意味を咀嚼すればいいのだと思いますが、そういわれてもなあという感じです。

 ちょっとこの作品の制作に至った沿革とかは知りたいです。グレンダイザーみたいに金持ちが製作費を出したんでしょうか?

 これ以上の考察は全部見てからのほうがいいかもしれません。あるいは中間点か。いずれにせよレビューはちょっと休憩かな、と思います。{/netabare}


4話 「剣と天秤」とは「法と正義」、「無何有郷」とは無為自然。だとすると「理」とは?

{netabare} 4話以降のレビューは最後まで見てから…と思いましたが、やっぱりメモ的に記録しないとややこしいので続けます。

 まず構造として剣の文字「無何有郷」と「理」の少女の対比です。無何有郷は老荘思想における作為のない理想郷です。「剣」の国では「正義・内」「悪・外」という概念で区分けしています。つまり「自然」と対立する「法」の概念ですよね。

 その剣を「理」の少女が持つとは?「理」を自然法則のようにとれば同じ方向性です。ただ、理とは道理ですから別の意味も持てそうです。

 剣を育てる、剣は替えが効かない。つまり、内面における何かを象徴していると思います。剣をどう使うか?が問われてくる形ですが、その剣の国で呪いで剣で切れなくなるという意味は何か。
「法」=「剣で切る」だとすると「呪い」「無何有郷」「理」の3つが何を象徴するのかがおぼろげながら見えてくる気がします。

 神が剣を天秤で計りました。実は剣と天秤とは法と正義すなわち司法の象徴です。つまり神の木の前でやっているのは裁判のアナロジーです。ですが神はなぜラブラックベルを見ようとしないのか。つまり、法と正義から外れているということでしょう。そこに旅に出る意味が出てくる気がします。

 ラブラックベルは何故1人しかいない人間なのか?1話目で出てきたタコの怪獣が多分何かを象徴している気はします。2人は同類の様に描かれていますので。

 楽章とか脚本とか音楽や舞台のアナロジーが何かですよね。芸術は人間にとって何か?というアプローチでいいのか、それとも作為とかデザインとかそいう人為の意味で考えればいいのか。

 で、2話の聖星のところですけど、どうも地球に見えます。つまり、この作品はファンタジーであると同時にSFなのでしょう。ラブラックベルは地球から離れて月にきてしまった唯一の人間な気がします。気がしますが、それは設定であり含意としては「法と正義」「理と自然」の物語なのでしょう。
 ですが、ばいばい、アース=聖星=地球なら、意味はありそうです。{/netabare}


5話 マーメイドは女性の象徴。そして作り物を操る機械仕掛けの神とは?

{netabare} マーメイドのベネディクティンが依存するものだとすると、ティツィアーノが何に依存しているか?という対比の見せ方をしています。男女問わず自分に従わせた。それが神様ごっこで命がないもの同士の戦いをさせることらしいです。つまり、ベネディクティンとティツィアーノは悪い言い方をすれば女性の悪い面の象徴です。つまり、この話は女性論だと思われます。

 それとティツィアーノは剣を砕かれて悪に落ちたらしいです。ただ、洞窟内の会話だと「正義に綽名すために共闘と言っていた」らしいです。この辺の言葉遊びはもうちょっと咀嚼しないと理解が難しいです。

 そして、ラブラックベルは切れないはずの剣がゾンビ的なものは切れた。アドニスは?付の剣を使って戦う。やはり剣とは何かです。剣=正義であり理性とも取れます。

 それと指揮者とか演出者、脚本者、伴奏とかいます。そして剣士はソリストだそうで。このアナロジーは「作り物」だとは思います。そうするとティツィアーノのやっている戦争ごっことの対比になります。つまり、剣の国の神とは作り物を操るものの親玉だと言っている気がします。

 そういえば時計を持ったウサギは「不思議の国のアリス」ですけど、この世界は不思議の国なんでしょうか。それとも月だからいるのか。
(追記 1話で幼少のベルが何かを割って出てきますが、力の制御ができない怪力の描写があります。やっぱり地球から月に送り込まれた子供で、重力が軽いから重たい剣も扱える…ということかもしれません)

 そうそう、デウスエクスマキナですけど、これって演劇の話の最後の方に脈略なく出てきて解決してしまう「神」の事ですよね。舞台装置だから「機械仕掛」らしいです。つまり、神そのものも作り物だと言っているのでしょうか。「鉄と血の神楽」を自作自演で解決するといっている気がします。

なお、ラブラックベルの剣の文字はNOWHEREをさかさまに書いてあります。つまり、どこにもないということです。4話でOrthrosという剣も出てきました。これはギリシャ神話の怪物だそうで。5話の火のやつはケルベロスですね。
(追記 1話でシアンの剣に記されていたのはALONEで逆さに読むとエノーラ=教示者の意味で使っていました。つまり、師匠あるいは旅人は孤独ということでしょう)

 手遅れにならないうちに少し見返したり、原作をひっくり返して咀嚼しておきます。


追記 3話で登場した治療できる物質は、聖杯ではなく聖灰でしたね。つい字面を見逃しました。そうなると、ナノテクノロジーの存在が疑われます。やっぱりSF的な裏設定の存在が疑われる気もします。それとあの結晶をどうとらえるか。この世界の住人は遺伝子操作か何かなのか。 {/netabare}


6話 いろいろ考えるものが多いですね。

{netabare} 本作で考えるべきは、剣はもちろんですが音楽ですよね。戦闘の他農作業すら楽器で音楽を奏でるとされています。それと演算や機械なるうさぎ等があやつる何かメカニカルというかメカニズムというか、そういうものが何を象徴しているかでしょう。

 マーメイドは両性具有でしたね。決して女の象徴というわけでもないですが、歌を歌っていたのも、ベネディクティンも、ティツィアーノも女形態でした。ベネディクティンがベルに発情して男になったのと、ティツィアーノがアドニスと恋仲だったことが示されましたので、その辺をちょっと考えたいところです。そしてこの世界のおける死とは何かですね。

 6話になりましたので、ちょっと原作を読むのを早く追いついて、考察したいと思っています。あとで何か追記すると思います。{/netabare}


7話 設定や含意を読み取るリテラシーを試されるファンタジー風味のSF

{netabare} ここから原作2巻に入るようです。私はたしかずっと前に4巻まで読んだと思うのですが、2巻は全く覚えていません。今回登場のシェリー姫、歌い手の女性の存在すらまったく覚えていません。ひょっとしたら1巻で挫折したのかもしれません。その辺が記憶から抹消されるくらい読むのが苦行だったし、面白さを拾えませんでした。

 ところが、今回アニメで理解が進みました。もちろん面倒な話ではありますが、明確にファンタジー風SFですね。それは6話までで十分読み取れます。ひょっとしたら私のリテラシーが身に付いたのかもしれませんが。

 今のところ調和に対するイレギュラーな存在としての旅人。旅人は物語世界では何かと言えば、異端であり突然変異つまり変化をもたらすもの、あるいは進化の要因です。剣は正義、良心や自我などアイデンティティに関するいろんなアナロジーだと思います。

 それと今回クローズアップされた歌ですね。音楽=調和でありこの世の仕組み、そして生活の営みで、戦いですらありました。歌と音楽は同じ意味でつかわれているのかどうかすらわかりません。

 1巻までのパートがまだ考え切れてないですが、これはアニメで読み取れるところを素直に見ていたほうが分かりやすいかもしれません。本来原作は設定が読み取れる?という謎かけだったのでしょうか? {/netabare}


8話 理とは神殺しの事か?話が展開して面白くなってきました。

{netabare} 神からの福音を受けたキールは神と一体化してゆきます。そのキールをラブラックは切ることができる。ラブラックが切れるのは人ならざるもの。つまり、ラブラックは神殺しを行うことになると思われます。神は何も見ていないとこがなぜ強調されるのか。これは神が自己完結であり、狂っているということでしょう。
 神殺しがつまり理ということではなく、定めとして神殺しをするものという意味なのかもしれないし、神に変わった正義をもたらすものかもしれません。

 つまり、SF的に言えば、地球から離れたおそらくは月世界の体系が崩れつつあり、そこに理をもたらすもの=地球から卵に乗ってやってきた人間であるラブラックが、神を倒すことで秩序をもたらす物語ではないかと考えられます。ラブラックの怪力は地球の重力で育った人間だからでしょう。

 今回は特に話が展開して面白かったです。バトルへの入り方や、あの歌姫的な子の感情の揺れは素晴らしい演出だったと思います。それとあのラブシーンと一見わからないラブシーン。いいですね。気持ちと自分の立場におそらくは苦しんでいるだろうアドニスの気持ちが痛いですね。

 そうそう「空」というのは中島敦の「名人伝」的なものでしょうね。弓の名人は弓を忘れるというあれです。なんとなく話の方向性が見えてきて、面白くなってきました。

 今、アニメが面白くて原作は1巻まで読んで進めないようにしています。どうやって着地させるか楽しみです。考え違いもあるかもしれませんが、そういう脳みその作業がなかなか心地良い作品です。{/netabare}


9話 パークに閉じ込められた2人の恋愛の行方は?

{netabare}  なるほど…MOONWORKですか。月で働くとも取れますが、そうじゃなさそうです。つまり、ラブラックベルが女であることを知る…アドニスとのラブストーリーがこの作品の結末になることが9話で説明されたのだと思います。

 1話で種をまく魔物が出てきた意味、ベネディクトンの両性性を描いたのはなぜか。そして、この世界がなぜパークと呼ばれるのか。ピアノがあるのか。その辺はもう考察する必要もなさそうです。分かったわけではないですが、作られた世界であり、魂の循環と聖灰の設定ではなく意味を考えれば、閉じた世界であることがわかります。

 旅の意味、剣とはなにか、2人の恋愛の行方は重なるはずです。どんどん面白くなります。いや、面白過ぎるでしょう。これがつまり「物語」です。あと数話では描き切れないでしょうから改めてやっぱり原作を読み始めます。{/netabare}


10話 もう世界観は考察できるはず。あとは剣と理についてですね。

 この話が単なるファンタジーではないということは、もう世界観から読み取れると思います。つまり彼らがやっていることがファンタジー的であってもSF的な意味はあるはずです。機械仕掛けの神とベル=理由の少女の関係は、神殺しによりこの世界をリセットすることでしょう。

 SF的考察をすれば、つまり「パーク」にいる変種ですから、月のテーマパークにいる遺伝子操作された生物か有機的なロボット…しゃべることから考えて後者でしょう。遠景からみたパークはどう考えても人工物です。
 月であることはベルの怪力でわかりますし、しかも頭上に地球(聖星=アース)が見えています。

 神とはメインコンピュータでしょうね。演算はプログラム的なものと思われますし、音楽はテーマパークの名残でしょう。戦いに赴く戦隊はまるでパレードでした。
 結晶も人工物だと思います。神よりも上位の神はすでにいない、ということは、ベルは最後の人類かなにかということになります。青い神官はもちろんデータ的なログでしょう。剣は疑似的な魂=ゴーストか役割としてのアルゴリズムだと考えられます。

 飢餓同盟の役割が何かがまだわかりづらいですが、マトリックスで言えばエージェントスミス的な間違いをただすものかなという気もします。神の姿は暴走しているように描かれていますので、それと対立するものだと思われます。
 アドニスの腐らせるとか墓守りの家系とは何かですね。飢餓同盟がベルと対立するのか味方なのかが見ものですが、対立しないと話にならないでしょう。その果てに神殺しと世界の再生でしょうね。

 剣のNOWHEREは、NOW HEREの現存「どこにもある」の意味と、NO WHEREの「どこにもない」の意味が並列でしょうね。ベルの事だと思います。

 恋愛の要素もあって遺伝子的な要素もありますので、ベルが女になる話かなとも思います。それを示唆するためのベネディクトンでしょう。テーマとしては冒頭のタコと花の合体したようなものが種を残すところから、その辺が含まれると思います。

 それにしても、やっと読み終わった2巻の終わりまでいきなり追いつかれてしまうくらいのスピード感でした。ひょっとしたら2、3話くらいで4巻までやってしまうのでしょうか。もし作品として成立できるなら、それもありかもしれません。

投稿 : 2024/09/23
閲覧 : 3382
サンキュー:

9

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分探しを懐疑する令和時代に生きる意味を問う酔狂なファンタジー

冲方 丁氏の同名小説(未読)の連続アニメ化作品の1シーズン目(全10話)

【物語 3.5点】
原作小説が展開したという2000年。平成年間はまさに“自分探し”ブームの只中。
後に色々な有名人が自分探しの旅に出かけたり、
海外放浪で人生の岐路を発見したという創業者エピソードがもてはやされたり。

これは自分の偏見かもしれませんが、
平成時代、自分の中にしかないはずの自分を、外の世界で探し回った挙げ句、
令和時代になって、自分は何者にもなれなかったと自嘲する。

もちろん令和時代にも、外の世界で自分を探す潮流は続いているのでしょうが、
昨今は自分探しなんかじゃ幸せになれないと、
自分探しを哲学的に反省する言説も目に付く印象です。


本作は、毛皮やケモミミを有した亜人たちがスタンダードなファンタジー世界を舞台に、
石の卵から生まれた、ただ一人の人間の少女として“のっぺらぼう”と異端視され、疎外感を覚える主人公ラブラック=ベルが、
世界と交わることを渇望し、自分は何者かを知る旅に出る物語。
1シーズン目では旅立ち前の試練に挑む様子などが描かれる。

この世界、仕組みがなんとも謎に満ちていて考察と共に、
世界の真理や自分の役割を見極めたくなる要素に溢れています。

ベルの大剣ルンディングを始めとした剣にしても、武器というより、
〈剣の国〉シュベルトランドの都市(パーク)の奥深くに食い込んだ〈剣樹神(ユグドラシル)〉という名の管理システム端末という印象を受けます。
この世界では剣は育てる物という認識が成されているが、
時に剣の狂気に囚われる使い手の末路を見ていると、
〈剣士(ソリスト)〉が剣を通じて“神の依り代”であるユグドラシルシステムに使役されているのではとの感想が残ります。

要素ひとつひとつに、成り立ちや仕組みを熟考させられる点がある。
自分探しなんてとっくに飽きてしまった私だけれど、
このファンタジー世界で旅に出て、また自分を探してみるのも悪くないか。
そう思わせるだけの世界観が本作にはあります。


とは言え、目にする物について、いちいち由来を考えなければ消化できない本作は、
トレンドからは明らかに外れており、
1シーズン目だけでも、私は置いてきぼりになりそうな要素、
解答待ちの課題が多々ありました。

なので評点は2025年予定の2シーズン目観終わるまで、3.5点の暫定評価で据え置かせて頂きます。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・ライデンフィルム

主人公以外全員ケモノ系。状況に応じて雌雄が顕現するマーメイド。
植物に動物が“実る”。
単純な中世ヨーロッパの城郭のコピペじゃない。
〈善〉と〈悪〉の役割に応じて秩序を形作る〈法(テーマ)〉を体現した〈テーマパーク〉の一環としての居城の異様。
いわゆる“映像化不可能(自称)”な作品群のひとつに属するであろう本作。

作画カロリーはややおぼつかないながらも、
独特な世界観を描写するレベルには達していたでしょうか。
見慣れない景色がないとファンタジーとして驚けないし納得できない私にとっては、
好感できる映像でした。


〈農楽者〉が音楽を奏でないと作物が育たないなど、音楽が重視される世界観。

戦でも〈脚本家(リブレット)〉が書いた作戦に基づいて〈演出家(ディレクター)〉が隊をまとめ、〈指揮者(コンダクター)〉が〈剣士(ソリスト)〉を指揮する。
ルールに基づいて〈剣楽隊〉が戦闘を繰り広げる。

殺し合いである戦争に美学も何もあったものじゃないのでしょうが、
きょうび、機械化兵器による、ただの殺戮処分、作業と化しているリアルの近現代紛争映像など見ていると、
本作の戦闘シーンには培われた文化に基づいた美学を感じてしまいます。


尚、ここまで鬱陶しいくらい作品用語を羅列しておりますがw
作中ではこうした用語がテロップで宛字も含めて明示され、
作品理解の一助にはなっています。
コレ、特に専門用語を乱発するファンタジー、ラノベ原作アニメでは必須にして頂きたいです。
イマドキわざわざ公式HPの用語集を参照してまで付いて来てくれる視聴者も珍しいでしょうから。
まぁ、説明されたところで、すぐに理解できるほど、本作は簡単ではありませんがw


【キャラ 3.5点】
主人公少女・ラブラック=ベルは大剣で自由に他者を切ることができない〈旅の者(ノマド)〉の〈呪い〉を背負っている。
剣技を教示した師匠・ラブラック=シアンらには〈理由(ことわり)の少女〉とも呼ばれ、その剣には破損しても無限に刃を生成し続ける、“生き続ける剣”としての特性も備わる。

対する〈月瞳族(キャッツアイズ)〉の青年アドニスは、
〈懐疑する者〉の刻印を有し、触れた他者や剣を腐敗させてしまう〈呪い〉を継承し、他者の剣を奪っては朽ちて使い捨てる嫌われ役を買っている。
その末に手にした剣は“死してなお死に続ける剣”として、ベルの剣と同じ再生能力を有する。

第1シーズンは、一時期ベルと良い雰囲気にもなっていたアドニスを
{netabare} 〈飢餓同盟〉側に闇落ち{/netabare} させることで、生のベルと、死のアドニスという対立軸として確立して終わる。

よってキャラ評価もまた今後の解答待ちの暫定評価ですが、
正直、ここまで色々、原作飛ばしているのだろうなという印象も(苦笑)
アドニスが{netabare} ベルに生殖行動を求める件や、暴行しようと押し倒した件は、
描写を飛ばした上での唐突感なのか、あの唐突感こそがアドニスにおける愛情の欠落を示しているのか私には判断しかねます。{/netabare}

もう一人、この世界で重要な音楽を象徴する〈筆頭歌士〉シェリーにしても、
第七楽章(第七話)にて掘り下げが成されましたが、
一話だけでは、だいぶ駆け足な印象も受けました。

第2シーズンで詰め込み過ぎて、ベルが自分が何者かを見出す以前に、
キャラが正体不明にならないことを祈ります。


【声優 4.0点】
主演ベル役のファイルーズあいさんはエジプト人の父と日本人の母を持つハーフ。
人生経験の中でマイノリティ視点を有した彼女は、
世界からの疎外と交流の渇望を抱えたキャラクター像構築に有用だったとのことで。
最近の声優さんは、声が張れる表現できる、アイドル活動やイベントで通用するルックスもあるのは当たり前で。
その上で、その人にしかない経験があるとか、外国語アフレコができるとか、プラスαないとオーディション突破も難しい。
まことに厳しいレッドオーシャンだなと痛感します。

〈長耳族(ラビッツィア)〉のキティ=ザ・オール役の花江 夏樹さん。
老獪(ろうかい)な少年風ボイスで、この世界でもウサ耳は曲者であること伝えてくれました。

〈剣の国〉シュベルトランドの王は
〈善〉役に津田 健次郎さん〈悪〉役に佐藤 せつじさん。
ネットリボイスのダブルキャストで善悪が一心同体する異形を体現し、作品世界を象徴。


【音楽 4.5点】
劇伴担当はケビン・ペンキン氏。
アニメ版『メイドインアビス』劇伴でも見せたスケール感はそのままに、
農業、気象、戦争とあらゆる場面で重要視される音楽の存在感表現の上でも実力を発揮。
時にオペラ風の挿入歌で儀式を演出する様には芸術性すら感じました。

OP主題歌はASCA「FACELESS」
“のっぺらぼう”ベルが生きる意味を探して葛藤するメインテーマを正面から捉えた優秀なアニソン。

ED主題歌はLMYK「I LUV U 2」
神秘的なサウンドで毎回を締めくくるラブバラード。

投稿 : 2024/09/23
閲覧 : 224
サンキュー:

12

*** さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

世界観がよくわからない

原作を読んでいないので完全に置いてけぼり。
毎週見るより後で配信で一気見する方がいいかも。

投稿 : 2024/08/24
閲覧 : 119
サンキュー:

0

星々 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

つまんない

見続けるのがきついレベル

投稿 : 2024/08/17
閲覧 : 132
サンキュー:

0

ぼちぼちぼっち さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観たい

可もなく不可もなく

今のところ無難な感じ。
ただ決定的な面白さは無いため、このクール同じような作品が多すぎて見続けれるかはまだ微妙。

設定は壮大で続きは多少気になるけど……
いかんせん面倒くさい。

そしてこれが戦いはこれからだエンドで終わられた日には現状の話題性から二期はないでしょう。そうすると続きは原作でとなる。
でも、面倒くさいの分かってるから見る気にならないのが本音。

なのでちゃんと完結するのなら最後まで視聴したいと思います。

投稿 : 2024/08/16
閲覧 : 122
サンキュー:

2

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

見るなら頭を働かせてみたほうがいい。

初見評価
亜人しかいない世界で気味悪がられ孤独を感じ育った少女が同じ種族を探す旅に出る。
多種多様な種族がいるのはみてて楽しい。主人公も可愛く魅力的。
これからどんな出会いがありどんな成長を遂げるのか楽しみな作品。
作画は並程度だけど後半ED聞いた時に泣けるような作品になってることを期待してる。

5話まで視聴
他の転生やなろうなどを見る気持ちで見始めたから脳死まではいかないけどぼーっと見てたら理解が追い付かず??が多かった。
いろんな立場の人や単語があり、おそらく何かを揶揄しているんだろうなってのは分かるんだけど話がドンドン進み頭に入ってこない。
戦闘も独特で指揮者とか脚本家とか専門の役割がありスマホゲームみたいと思った。
物語の構成とかわかりやすさは不親切で低評価。
雰囲気も一話はよかったけど、一人で旅に出ると思いきやなんか騎士団みたいなところに入りみんなでワイワイやっててEDのはかない雰囲気と合わない。
作画も並みか少し低いくらい。
キャラクターも主人公以外いっぱい出過ぎてキャラ薄い。

終わり方が気になるからとりあえず継続。

投稿 : 2024/08/15
閲覧 : 139
サンキュー:

1

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

雰囲気は良き

原作者の他にアニメ化された作品で観たことあるのはマルドゥックスクランブルであっちは林原めぐみさん演じるヒロインが魅力的だったなという記憶があります。

本作は獣人ばかりの中に人間の姿をした主人公ベルは「転生したら剣でした」の主人公フランを少し連想させられるものがありますが、ベルの方が勇ましさがある印象でした。

世界観は第一印象は分かりやすいような感じで複雑でストーリーも難解でとっつきにくいものがありますが、雰囲気は良い感じでなんとなく観ていられる。そういえば、マルドゥックスクランブルもそんな感じだったかなと。

深く考えすぎずに眺めるような感じで今後も見ていきたいと思います。

投稿 : 2024/08/03
閲覧 : 115
サンキュー:

1

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

雰囲気「は」面白そう

雰囲気はあるので、なんか面白そうかなぁ?とは思わせて。。。


面白いとかそうじゃないとかじゃないですよね
専門用語や独自設定多すぎて理解させる気ない
態々「法」という言葉を「テーマ」という言葉に置き換えてるのが1つの例です
ちなみに話進むにつれ毎度字幕単語出てきますよ^^

この専門単語と設定が絡まり、それは難解に…
いや、単語あたりは『下手に難解にしてるだけ』のような気も


要は「置いてけぼり」で作者の脳内で気持ちよくなってる



そうだ「ばいばい」しよう!!!!

投稿 : 2024/08/03
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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ちゃんとした小説家が描く、分からせる気がない異世界ファンタジー。

詳細は公式サイトでも。

角川文庫より刊行された冲方丁さん原作小説のアニメ化作品です。制作はライデンフィルム。作者は『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞している“ちゃんとした”小説家です。

ケモミミだらけの世界に、ただひとり人間の姿の少女・ラブラック=ベルが自分と同じ種族を探す旅に出るといった内容のようですね。

初回は、まあイントロダクションなので、キャラの顔見世と世界観の紹介といった感じ。次回から本格的にストーリーが始まるのでしょう。

話は面白そうではありますよ。
ただやっぱりライデンの作画には不安しかないといったところ。期待感はありますが、半々といったところでしょうか。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
設定てんこ盛りで、その設定説明に処理が追いついていない感じですね。

なんというか、作者の頭の中にはクリアになっているのでしょうけど、観ているほうは何を見せられているんだという印象を受けます。

その設定が、理解の範囲内ならまだしも、作品独自の世界観によるところの設定なので、理解しようと意気込まないで気楽に観ようとすると、まったく置いてけぼりになる感じなんですよね。

現状、ギリギリといったところでしょうか。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
なんていうんでしょうね。まあ、ひとことで言えば「観る人(読む人)に分からせる気がサラサラない」作品とでもいいましょうか。

作者の頭の中で構築された世界の特殊な用語を、ただただ文字にして表示させるだけ。それが何を意味するのか皆目わからない上に、しかも重要なキーワードなもんだからお手上げです。

「俺の遺したあいつの中の導き手(ガイダンス)が、やがてあいつを、俺たちですら届かなかった場所へと導くだろう」

ちょっと何言ってるかよく分からないです。

理解を放棄した以上、もう続きを観ることはできないですね。わからない理解力のない人はお断り? なら、もっとみんなが分かるように話を作れ。

現場からは以上です。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/31
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こま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

1話視聴。何かよく分からない剣で敵を倒して旅に出る!

物語の内容ざっくりと話すと。
村長に化け物退治を依頼され倒して家に帰ったら師匠に自分探しの旅に出る!と言い、旅に出ようとするが、旅に出るには師匠の記憶は消えるけどいいよね?と言われましたとさ。的な?

とりあえず何となく分かった事。
主人公は人からでは無く物から生まれた。
世界には現在主人公以外に人がいないらしい。
依頼された村に行っても周りからは、のっぺらぼうとか言われるくらい。
主人公と師匠は肉を食べるがその村の住人は肉を食べない。
料理は主人公がするが師匠は、その料理に大量の調味料を付けて食べる。
主人公が持つ剣は城から盗んだ物だが、剣に選ばれてはいるので問題無し?
旅に出る為には師匠の記憶を消す必要がある。
そして自分探しの旅に出る。
こんなとこかな。


最後に言いたい事。
色んな部分で説明が足りてない上につまらない。
何の説明も無い専門用語とかいらない。見たところでだから何?としかならない。
次回予告見れば面白いかな?とか思ったけど…全く先が気にならなかったのホント…。
まあ説明不足なだけ…と思ってマンガ読んだけどうん…まあ。
1話切り。

投稿 : 2024/07/23
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たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

Soul-Searching Journey

なかなかレアな生真面目で正統派なファンタジー。

劇伴がなかなか壮大な感じで好み。

01
獣人世界では異形である人間が自身のルーツを求めて自分探しの物語?

導入としてやること全部済ませた完璧な初回。主人公の置かれた不遇な状況。力の象徴としての大剣。旅に出る決意と修行。師匠との涙の別れ。ひたすらシリアスだが悪趣味な胸糞要素もなく、ちびキャラコメディ演出もないのでスッキリと見やすい。人間というだけでハミダシ者なベル。生きてるだけで疎まれて、自然に振る舞えば嫌われる。生きづらさを抱えた人たちには胸を打つ作品にはなりそう。

しかしモテモテハーテムやざまあオレツエーではないし、主人公のベルも巨乳でもないし露出も少ないし頬もテカテカしてないためキャラの魅力ゥもない。安易なヨシヨシアニメで溜飲を下げるのではなく、きちんと自分に向き合って欲しいという作者の志が感じられる。萌えキャラ推しキャラの魅力つまりエロ要素や、ビックリエウレーカでなんかが分かった風な気がする浅い雑学情報番組よりも、世界観やストーリーそのものを楽しむアニメってのはビジネスとしてはあまりハネない気もするが、これも市場が広がったおかげでしょうか。

記憶の消去ならばそれは今生の別れ以上のもの。ベルに託した想いを邪念で汚さないためでもあったのだろうか。過去に幾多の別れを乗り越えてそれでも異形な存在であるベルを引き取ったシアンは、自身の願いのためにベルを利用したとも言えなくもない。ベルを引き受けた時からこの展開は想定済みであったであろうが、子供の幸せのためには自分が忘れられても構わないという親心。これはやっぱり少年少女のための物語なんだろうな。子供がやすやすとヤバそうな剣を強奪できたり、投獄されても所有を許可されたりとかをツッコむのは野暮なんでしょう。この設定ならシアンの物語こそ見てみたい。

シアン退場でいつもの凡庸な作品にはなってほしくないがどうだろうか。
ファイルーズあい氏の演技はスッキリしててわざとらしさがなくクドくないのがいい。

投稿 : 2024/07/16
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大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観たい

真っ当な異世界ファンタジー。独自の世界観は感じられて悪くない

うーん、まあ真っ当な異世界ファンタジーですね。

獣人とかばかりが住んでいる世界で、人間の主人公。
この世界に人間はただ一人なのか。

月のように地球が空に浮かんでいる世界。
ばいばいアースというタイトルは一体。

などなど、色々期待感も広がる感じですね。
作画などのクオリティはなかなか高めで良質な感じ。

見たい、とは感じました。

ただ良質なファンタジーって、快楽に直結するキャッチーさは無いんですよ。
そのため強烈に面白い、という感じは残念ながら無いです。
一応高優先に置いておきたいですが、もしかしたら見るのが面倒になって見ないかもしれません。

投稿 : 2024/07/14
閲覧 : 133
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タムタム さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2025/01/16
閲覧 : 2

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/01/12
閲覧 : 2

kokomi さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2025/01/08
閲覧 : 2

ストライク さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/12/09
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ばいばい、アースのストーリー・あらすじ

様々な動物の姿をまとう獣人が住まう世界に、ラブラック=ベルは唯一の"人間"として生まれた。 牙も毛皮も鱗もない彼女は"のっぺらぼう"と呼ばれ、どこにも自分と同じ種族を見つけることができずに、もの寂しさを感じながら日々を過ごしていた。 「私も、世界と交じり合いたいーー」 そんな想いに胸を焦がし、身の丈ほどの大剣<唸る剣(ルンディング)>と共に、自分のルーツを探す旅に出ることを決意する。 その代償として、数々の試練が待ち受けるとも知らずにーー(TVアニメ動画『ばいばい、アース』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年夏アニメ

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