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「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン(TVアニメ動画)」

総合得点
69.3
感想・評価
88
棚に入れた
394
ランキング
1855
★★★★☆ 3.6 (88)
物語
3.4
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズンの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

物語の更なるアフター

アララギ君によって救われたガハラさん達
その後のアトシマツを描く

1話 もしはーちゃんとらんが出会ったら
余接&月日のターン
{netabare}って人形扱いで家にあるのかよwww
そうだよね、アイス食べる人形ってありえねーからwwww
燃やそうとしてもフツーに動くしwww
しかもまどマギみたいな宣伝もしてたしwww
まあ世界を救うのはさておき、なでこの所へって漫画家目指していたのか

公園にて埋めておいたナメクジの怪異と遭遇
撃退はしたのだが、この出来事を翌日には忘れていた月日だった
それと余接はまたアイスを食べた...
おい、この人形、アイス食べるぞと驚いた月日だった{/netabare}

2話 わんぷり映画の延長戦のゲーム制作
なでこのターン
{netabare}蛇の怪異からここに至るまで
相当な長さだった
髪が白蛇で覆われたこともあったから
そんな中、漫画家を目指していたなでこ
外出の際、急いでいたら
あの子に出会った。
忍野扇と...

努力は量だけではない
『品質』が大事だと余接は言った
だから不眠不休で1年間、努力しろと...
それじゃあ倒れるだけだ...
ってことで、式神を4人描くことになった
そう、過去のなでこを...

描くことには描けたが、4人とも逃げ出してしまった
制服、キャミソール、浴衣、蛇神
の4人全てが

最初に赴くのは学校{/netabare}

3話
{netabare}逃げ込んだのは学校なのだが、どうやらキャミソールのなでこと衣服を交換した模様
4人とも性格が異なるからなあ...髪型もしくは髪留めとかで判断するしかない
教室に行ったら、おった。すげえ人気者になってた。
ホンモンのなでこは羨ましがった。もし自分がこうだったら、未来は変わっていたのかなと...でも今はあっついお湯でも時間が経てば冷める
エントロピーみたいにな...
戻すにはスケッチブックの紙を叩きつけてから畳めばいい

扇が非常ベルを押してくれたおかげで紙に戻すことができたが、なでこの心は晴れなかった。
次の子はどこにいる?ってことで神原に電話してみたら
あの発言が...そう、1期のアレ...
蛇の怪異に憑りつかれていたあの時のブr...最初に制服着てたなでこッ...!
流石に目撃情報があるだろうってことで公園に行ったら育に会った
昔、会っていたんだな
まああれだ、なでこは変わったな
だから自信もって学校行きな、と育に励まされたのだった

尚、式神の行先は、点と点を繋いでいけば見えてきた
そう、なでこにとって物語が始まった。アララギ家に...{/netabare}

4話
2人捕まえたので残りは2人
でも一度失敗して、再度やり直さないのって、逃げているのと同じじゃない?と余接に問われるのだった
舞台は本屋
もし時間をずらして訪れていたら、物語は始まっていなかっただろうに...
おったのはまさかのスク水なでこだったが...
封印しようとした矢先、地震が起こった
ああ、他の子と会話しておけば良かったなと願った...
と思いきや、制服なでこ(元はキャミソールを着てた)に助けてもらった
次は靴をちゃんと書いてよねと言って...

その後、余接と合流し上の階に行ったのだが...
大勢のブルマなでこ...
だがこれは蛇神が仕組んだこと...
懐かしい、僕はキメ顔でそう言った
で吹き飛ばした
さあ、始めよう...

5話6話
ぶっ飛ばされた挙句、蛇神を連携で捕らえることに成功
次の行先は、ガハラさんの家じゃねえwww
アララギ君がおった直江津高校だ。
そこにいたのは、浴衣(から着替えた)私服のなでこだった
もうアララギ君は卒業して居ない...いつまでも囚われていてはダメなんだ
愛したアララギ君は居ないんだから...
次の愛する人は、まだ未来の先にいるだろうに...

後日
なんと、月日の体からキスショットが
どうやらアララギ君の血縁なら体を介して移動できる模様
ドーナツ買ってきました
一応、食べ物を描けるのだが、不味い模様

7話8話 キスショットのターン
それは過去のお城にて、アセロラ姫と暮らしていた時に遡る

9話~
大学に行ったアララギ君
そこに神原から依頼が...
どうやら直江津高校バスケ部の面々がミイラ化してる模様...
ゴーストゲームみたいになったな

投稿 : 2024/12/15
閲覧 : 143
サンキュー:

2

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

15年の歴史を感じる。

この「物語」シリーズも15年。。。月日というのは残酷なものである。

正直、個人的に好きなシリーズだというわけではないのだが、アニメーションのクオリティだけはここ10年のアニメがこれを「お手本」に作っていることは明確であり、それだけ編集センスや画角が凝っていることは認める。

しかし、最近のアニメはどれもレベルが高いうえにストーリーも凝ったものが多いので、日本以外の諸外国でウケるかと問われると、難しいと思う。

10年前は国内での需要をメインに作られたアニメ産業も今や世界規模なので、西尾維新の世界観はよほどマニアックなアニメ好きじゃないと受け入れられない気がする。

投稿 : 2024/12/04
閲覧 : 68
サンキュー:

2

ネタバレ

ろだ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感想

原作既読。

ざっくり、前編(余接、月火、撫子の話)、中編(キスショット(アセロラ姫)の過去話)、後編(バスケ部のミイラ化、スーサイドマスターの話)の3編構成。

前編から中編までは面白い。後編は原作時点から面白いと感じず、アニメでは最初の1話分のみで脱落。

前編はセカンドシーズン頃までに色々あったキャラクターたちのその後が何かいい感じに描かれている。個人的には八九寺が出てきたときの安心感が嬉しかった。
あとは花澤さんが実質複数キャラクターでひたすらしゃべりっぱなしで、こんなに花澤さんが出ずっぱりなアニメもないだろうというくらい喋ってた。お疲れ様でした。

中編のアセロラ姫編、原作では最後までスーサイドマスターの性別が女だと判明しないのだが、キービジュアル時点でほぼ女性だろうという容姿が出ていて少し残念。
それ以外は面白い。

後編は特に話せることなし。ミステリー風味なのだがそれがお粗末な印象だった(原作を読んで)。

投稿 : 2024/12/04
閲覧 : 40
サンキュー:

0

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

斧乃木余接&千石撫子&キスショット&忍野忍の物語

原作未読 全14話

斧乃木余接が主役で阿良々木月火が出てくる「愚物語」から、千石撫子が主役で、メインで斧乃木余接が出てくる「撫物語」から、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが主役の「業物語」から、阿良々木暦が主役で忍野忍、臥煙伊豆湖、神原 駿河が出てくる「忍物語」の順で物語は進んでいきます。

物語シリーズが帰ってきました。第2部開始というところですかね〜

斧乃木余接は阿良々木月火と一悶着w月火ちゃんはあいかわらず怖いですねw

千石撫子はらしさ全開w色々な千石撫子が観れますw

キスショットは吸血鬼なるまでのお話、忍野忍は怪事件の真相を突き止めていくお話でした。キスショットの件とリンクしていますね。

「撫物語」と「忍物語」がメインでしたね。そしてその他の2つの物語がうまくリンクしていました。

制作はシャフト、物語シリーズにはなくてはならない作画と演出でした。

まだまだ原作のストックはありそうなので、再会を楽しみにしています。

OPは、「愚物語」「撫物語」が千石撫子(花澤香菜)、斧乃木余接(早見沙織)『忍物語』は音楽のみでミトさんが作曲しています。EDはYOASOBIさんが歌っています。

最後に、とにかく名前が長いです。覚えきれませんねw

投稿 : 2024/11/30
閲覧 : 147
サンキュー:

13

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

化物たちのオフ会

オフ会なのにオンラインオンリィとはこれ如何に…。
課金せずに文句垂れる不届者は誰だ!
気になりだすとポップアップ広告並にイライラが募る訳だが、内容は何処までも化物語の世界からはみ出すことはない。
それどころか、記号化された街並みや風景は、初期の作品のテイストを踏襲、さらに洗練されシンプルに。一足飛びに、彼女たちが息づき、取り残されたネバーランドに迷い込み、その一挙手一投足から目が離せなくなる。
お見事である。
                (2024/08/24)

デストピア・ヴィルトゥオーゾ・スーサイドマスター

聞き取れなかったので、うっかり調べていたら、
『どうやら、またネタバレを喰らってしまったらしい』
要は、遅れて参加のマスターさんは免疫がなかったということでして…
必死が仇となっての決死行でありました。
拡散は万死に値する訳でして、この辺りでお開きに…

投稿 : 2024/11/14
閲覧 : 132
サンキュー:

11

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ぴーすぴーす

シャフト制作。

阿良々木暦の物語は無事終了するも、
彼に救われた少女たちにまつわる、
いくつかの前日譚、後日談が語られる。

公式発表では愚物語、撫物語、業物語、
そして大学生編である忍物語とある。

開幕は付喪神の童女、斧乃木余接による、
永久の怪異しでの鳥についての観察報告、
つまり阿良々木月火の日常の監視である。

{netabare}彼女はしでの鳥の現世での姿であり、
あらゆる傷を癒すがゆえに何も学ばない。
肉体のみならず、心の傷まで癒すがゆえに、
人生を省みる必要もなく学ばないのである。{/netabare}

超ド級にやっかいなキャラである。

多彩な映像表現と音楽、
相変わらず楽しくて安心しました。

最終話視聴追記。
終幕は女子高生ミイラ化事件の顛末、
{netabare}バスケ部員の心の闇が吸血鬼を呼び寄せたのか、
万死の吸血鬼スーサイドマスターも登場し、
キスショットとの因縁も語られる。

怪異にはそれにふさわしい理由がある、
少女の青春の迷いが悲劇を生んだのである。{/netabare}

個性溢れる面々の喜劇にして悲劇、
そこが物語シリーズの魅力なのでしょう。

投稿 : 2024/11/12
閲覧 : 214
サンキュー:

23

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

メインヒロイン

この作品の場合メインヒロインが誰なのかによって評価はかなり変わるのですが1話の月火と余接の話と千石撫子の話はよかったのですが毎回忍野忍の話になると急に話がつまらない方向に行くことがほとんどだと思っているので今のところ高評価しているかと言われると微妙
ただ歴代の物語シリーズで高評価している作品が偽物語と憑物語だけの自分にとってはいつも通りだとは思っています
ただ古い作品の場合いつも通りをずっと続けるのは自分は評価しないのでスタイルを変えてほしいのですが物語シリーズの場合は長寿作品で化物語が2009年なので仕方かなと
アニメ化した時は続終物語でアニメ化は最後だと思っていたのでまだこの作品に頼っているままだとアニメ業界発展しないと思っています
もう2024年も終わるので2000年代や2010年代の作品の続編や映画はもういいでしょう
今は2020年代という時代なので

投稿 : 2024/11/12
閲覧 : 27
サンキュー:

1

ピエロ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

物語補給完了

なんと実に5年ぶりとなるアニメシリーズ新作みたいですね!
割と最近に全シリーズ見直したのでちょうど良いタイミングで新作って感じでしたが、まじで良かった。
作品を見ていて幸せな気持ちになれるんですよね、この新シリーズをリアルタイムで見れている幸せ
作品の内容がどうとか、作品の物語がどうとか結構どうでも良くて結局あのシリーズのキャラたちのかけ合いを見れるのが最高に楽しくて幸せなんです
だから次回作はよこい!

投稿 : 2024/11/12
閲覧 : 40
サンキュー:

2

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

色々 シリーズありすぎてわからなくなってきた

色々 シリーズありすぎてわからなくなってきた
ただ ただ 面白い・・ はずれなし・・ 次回も期待かなぁ

投稿 : 2024/11/03
閲覧 : 27
サンキュー:

2

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

物語シリーズってこんな感じなんだね

今まで物語シリーズをまともに見てこなかった。
語りだけからすると、涼宮ハルヒの憂鬱に雰囲気が似ている。

制作陣的には監督、アニメ制作会社は、あのまどかマギカ。
独特な表現がくせになる。
唯一無二のアニメだろう。
今までを知らなくても、十分に楽しめるクオリティはすごい。

今回は20話の予定らしい。
愚物語、撫物語、業物語、忍物語が綴られるということだ。

11月2日追記
配信で見ていたため、全話見終わってしまいました。
全14話じゃないですか。
それでも独特な語り、大変面白かった。

投稿 : 2024/11/02
閲覧 : 54
サンキュー:

5

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

物語シリーズにどこまで付き合うか悩む

つきひアンドゥ1話から始まり、なでこドローが5話。
あせろらボナペティで2話で、しのぶマスタードが6話

暦を中心にヒロインがいた構成から、
ヒロインを中心に余接がいる構成に変わってる感じですかね。

物語シリーズは時間軸がわかりにくくなるのですが、暦が大学に行ってしまったあとくらいの話ですかね。

暦が全く出てこないところは徹底されていて、オフシーズンとタイトルにつけている気概を感じます。

声優の神谷さんのやる暦の語りがあって物語が進行して行く感じがバランスが良かったような気がするので、余接ちゃんは可愛いんだけどちょっと雰囲気が変わってしまったかなと。

変わらない言葉遊びやシャフトが描く独特のアニメーションは、物語シリーズにはピッタリですね。

あせろらボナペティは、忍ちゃんの生誕に迫るお話。
どうして吸血鬼になったのかがわかります。
ちょっと物語シリーズっぽくない展開でしたが面白かった。

アセロラボナペティから続くしのぶマスタードは暦さんが出てきてちょっとちゃんと物語シリーズっぽい。

スーサイドマスターと忍の現在での再会の話。
後日談的な内容なので他作品に影響はないですが、物語シリーズが好きな方は見ておいても損はないかなと。

時系列を複雑に行き来しながら続いている本シリーズでしたので、どこまで付き合うかは人それぞれかなと思います。

私の個人的な意見はファーストシーズンまででも十分ではあったような気がします。

投稿 : 2024/10/28
閲覧 : 74
サンキュー:

2

みつき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

蛇はいるけど蛇足じゃない

キャラクターの抱えている悩みが怪的な現象として表面化するので、事件を解決すること乃ちそのキャラクターの成長という相変わらずの構成で懐かしい気持ちになる。高校卒業と同時に物語の本筋は終わったからこれは外伝的な話だろうけど、それにしては本格的過ぎる物語だった。最後まで落ちが読めない展開や前作までであまり絡みがなかったキャラクター同士の掛け合いが見れて大変満足。欲を言えばもうちょっと物語シリーズ特有の無駄のない無駄話に浸りたかった。

投稿 : 2024/10/21
閲覧 : 30
サンキュー:

1

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やっぱり唯一無二の世界観。

2024.7 Abema独占見放題。
音声ズレるのってAbemaだけなのかな〜。対策はあるんだろうけど知らん。
しかし、久しぶりにこの世界観は嬉しいですね〜。暦お兄ちゃんの物語以降、他の女の子キャラ達が中心の物語。そして後半は暦お兄ちゃんも大活躍。
またそのうち新シリーズやって欲しいな〜。

投稿 : 2024/10/21
閲覧 : 12
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シリーズの疲弊は新房演出ではもうカバーできない。前半はかなり面白かったですが…

 前半の撫子のストーリーは、撫子が阿良々木と絡んでいろんな出来事があったので、その総括あるいは未来につながる可能性を見せてくれました。もともと他のキャラよりも非常に一般人の感覚に近いし、ダークサイドも表現されていましたので、キャラ造形に深みがありました。

 エンタメとしても斧乃木余接との絡みが面白いし、何より演出に力が入っていたので見ごたえがありました。

 後半の忍とスーサイドマスターは面白くないとはいいません。最後まで見られたので。ただ、それは私に物語シリーズとしてなじみがあるから慣性あるいは惰性で面白さを感じるだけであって、客観的に見たら面白さはかなり微妙だったと思います。

 というのは撫子と違い、スーサイドマスターもバスケ部のメンバーもまったく思い入れがありません。忍も阿良々木との絡みでドーナッツギャグとかやっている分には良いキャラなんですけど、600年とか長命と眷属から無理やり話を作っているだけに見えます。そして、撫子の前半に比べてテンポが悪すぎます。非常にかったるい時間でした。

 作画はさすがです。非常に美しいものでした。声優さんも豪華だし言うことはありません。OPEDも面白いと思います。ただ、新房演出だけではもう面白さは担保できないところにシリーズは疲弊していると思います。

 新しい表現に挑戦するのも手かな、と思いました。評価は要素としてはハイレベルなので高くなりますが、主観的には70点はいかないかも。前半が90点なら後半は50点。話数で加重平均すれば平均で70点を下回るかなという感じです。



1話 挑戦的な映像は想像以上で驚きました。そして女子がすごい。

{netabare} もう映像表現のレベルが段違いですね。作画レベルとかエフェクトとかそういうことではなく独自性とか挑戦とかそういうところがすごくて、映像そのものを楽しめます。「作画がすごい」と言われているアニメとは違う方向性ですが、その映像表現の斬新さに驚きます。

 そして、女子表現。そう、女子を描きたいという気持ちがものすごいですね。とにかく斧乃木余接の映像表現がすさまじかったです。

 あと、過去多用していた文字芸も一部使用していますが、あまり多用しなくなりました。化物語の時代は紙芝居でしたけどかなり動きも出ています。

 内容はいつも通り寓話もテーマもなく「物語」です。意味性を付与することはできるでしょうが、それは本作の楽しみ方ではないでしょう。そして、だからこそ面白いとも言えます。残念ながら本作の部分は原作を追っていないのですが、また読みたくなりました。

 想像の数段上を行くクオリティでした。体感10分でした。これは楽しませてもらえそうです。{/netabare}


2話 撫子は人間味がでてロリっ気が無くなったせいか非常に可愛くなりました。

{netabare} 今まで千石撫子って、無駄にエロかったしキャラが立っていましたが、あまりに計算されたキャラで私はあまり好きではなかったです。が、今回はいいです。人間的な弱みが出てきたせいか、ロリっ気が抜けたせいか、非常に魅力的です。

 で、話ですけど、進路問題とかプロの1万時間とかもったいぶって深そうな話になりそうで、結局非常にばかばかしい展開になります。成長とアイデンティティの問題にもなりそうですが、まあ、どうせ相対化してメチャクチャな話にするんだろうな、という気もします。それが面白いんですけどね。

 それ故に名作にも秀作にもなりえない構造だと思います。オフシーズンなのでそれでいいんでしょう。それでいてキャラが深掘りできる。本当にアニメ界の中では特異な作品だと思います。

 しかし、絵がいいなあ…なんなんでしょう?すごすぎ。で、EDはYOASOBIなんですね。歌詞はちゃんと撫子の成長と変化のこと歌ってるみたいですね…よく聞き取れないですけど。{/netabare}


3話 ここにきて最高の映像でした。思春期「気分」の描写が良い回でした。

{netabare} やばいです。映像がすごすぎて見入ってしまいました。1話もすごかったですけど、3話は格別です。特に前半が素晴らしかったかな。作画がいいといわれる作品は沢山ありますが、映像としてここまで人を引き付けるセンスには脱帽するしかありません。OPももちろんすごかったです。それと音響も細部にわたって工夫があるようです。

 この作品、含意はあまりないですけど「気分」はあるんですよね。思春期の気分、中学生の孤独、親との関係性。それがそれぞれの実体験と合わさると含意に似たものができる感じでしょうか。本作は成長という題材をちりばめていますがそこに解答がないのは、この作品における化物の位置づけそのままです。

 その気分を共有できる老倉との会話も良かったですが、本当に綺麗なキャラデザだなあと思います。記号としての美人のキャラはいくらでも見てきましたが、普通に絵として美人だと思える数少ないキャラです(私はツインテール時代が好きですけど)。

 いや、面白い。最高です。映像もテンポも演出も内容も何もかもがいいです。すごいとしか言いようがないです。 {/netabare}


4話 今回は見るべきところがなかったかな。

{netabare} 今週はちょっと映像的には見せ場がなかったかなあ。逆撫子の襲撃シーンくらいでしょうか。いや、もちろんレベルが高いのはわかりますが、3話がすごすぎました。来週以降の「ため」でしょうか。

 面白さもちょっとだけ中だるみの回でした。コロナにかかって咳をしながら見たせいかもしれませんけど。次回話が大きく動くでしょうから映像、展開の両面で期待です。{/netabare}


5話 超人気シリーズ故の贅沢で稀有なキャラの掘り下げ。

{netabare} 冒頭の方の絵画的な画面が美しかったです。手ブラの撫子の群衆もちょっと驚きました。

 まあ、そういう視覚的な面がすごいのは1話からずっとなんですけど、話が面白いですねえ。化物語シリーズは含意がないと思ってましたが、今回は結構成長課題を乗っけてきましたね。ただ、それが本作では特殊で、人気シリーズ故に物語内でストーリーとして見せた撫子の顔が本当にある、という点です。

 撫子は特に心に闇を抱えている分、非常にいろんな話の主役となりました。そこを逆手にとってここまでのキャラの総括に仕上げてきたのは、本当に素晴らしいと思います。超人気シリーズだからこその贅沢で稀有な話ですね。{/netabare}


6話 負けヒロインの再生の物語。本当に面白くて素晴らしい内容・映像でした。

{netabare} 1人のキャラの再生の物語をよくぞここまで、丁寧に面白く描きました。素晴らしいと思います。「負けヒロイン」のその後に続く物語に普段あまり目を向けませんが、彼女たちにも成長がちゃんとあります。そして、次の恋愛に向けて再スタートを切ります。

 少し強引なハッピーエンドではありますが、それは1つの事をやりきることと、自分の反省をしっかりする。そして、過去に見切りをつける。これがあるから、受け入れられます。

 しかも、2話~5話の間、たった1人の内面と成長をほぼ数名の登場人物だけで描き切りました。その構造で、まさに自分で自分を見つめなおす物語になっていました。
 作品の内容も素晴らしかったですが、少ない登場人物でこれだけ面白く飽きさせない作品に仕上げたのもまた素晴らしいです。{/netabare}


7話 日常と心の闇の構造でないので、キスショットの話は面白くない。

{netabare} この話を見てこの物語シリーズの何がつまらないか、やっとわかりました。キスショットの物語が面白くないんですね。
 私は「傷物語」のレビューは結構ボロクソに書きました。映画3本にまとめたこと、色合いなどなど。ですがそのいら立ちはキスショットの物語に対する反発のような気がします。

 物語シリーズにおいて、他の女子キャラと化者の物語は日常の中で、自分の心の歪みと周囲の人間の軋轢が生み出す闇のような存在です。それが助かるのは自分でしかないといことだと思います。

 ところが、キスショットの話って、設定なんですよね。キャラ造形に後から付け足したのも不満ですが、少なくとも物語シリーズにおける怪異の在り方とまったくかけ離れています。新規の奇異なキャラを登場させてまさに茶番劇を繰り返すしかなくなってしまいます。

 そこが私には面白くないんだと思います。6話までと比較して評価は残念ながらかなり落ちるだろうなあ、という気がします。撫子の成長を感じさせる物語と違って過去の話ですし。
 不思議なのは原作者はしつこくキスショットの話を書きたがっているのなぜでしょうか? {/netabare}


8話 このパートはストーリーもキャラも美術もセリフも嫌い。2話で区切りがついて良かったですが…

{netabare} さて、キスショットの過去の設定のための設定のような、寓話とは似て非なる言葉遊び。本当にキスショットの昔話は話は面白くないです。

 スーサイドマスターから見た場合は、何か読みとれるものがあるかもしれません。死を無駄にしない、喰うことと愛することは同じ…いろいろ感じるものがあるかも…いや、やっぱり言葉遊びも良いところです。しかも、キスショットがらみだとキレがないです。やっぱりダメです。本当に面白くない。いかにも後付けの設定の説明が嫌いです。

 このまま後半がこの話だったら切るつもりでしたが、7,8話で終わり見たいですね。この先どうなるかです。現代でスーサイドとキスショットの話が続くのか。まあ、現代劇で他のキャラがかかわってくるなら、面白さも期待できなくはなさそうです。ですが、できれば違うキャラで展開してほしいなあ。{/netabare}


9話 神原と阿良々木の安定感。話も面白い。演出は手抜き?

{netabare} ロリキャラ(撫子含む)じゃないとスタッフのやる気が無くなるのでしょうか。前半の演出の豪華さがないのはは不満点です。

 冒頭スーサイドが出来てきてちょっとがっかりしましたが、結果的に話は面白かったです。暗号のところが冗長でしたけどね。新キャラがですぎで、感情移入という点で心配でしたが、神原と阿良々木が出てきたので、その点はいつも面白さが出ていました。

 なかなか、いいんじゃないでしょうかね。やっぱり撫子のところほどじゃないですけど。{/netabare}


10話 ロリ大集合も忍と八九寺はなあ…斧乃木ちゃんが必要な理由がわかります。

{netabare} いつものロリキャラが大集合である意味ほっとするような展開ですが、やっぱりキスショット関係の話は興味もてないなあ。実は八九寺も形骸化してしまい、パタンギャグとしてもパワーが落ちてるかなという気がします。斧乃木ちゃんが必要な理由がわかります。この子は無表情設定で強引ですけど何をしてもギャグになります。

 それはそうと7つの奥義って刀物語の奴ですね。そういうメタギャグはもう古いかなという気もします。作品数がありすぎて全員の共通認識じゃないですからね。

 あとEDについて触れてませんでしたが、私は曲そのものの出来がいいし、化物語シリーズに合っているので悪くないと思います。珍しくアニメのクオリティが付いてきてない気がします。{/netabare}


11話 会話劇を演出で魅せる手法の限界かな?

{netabare} 最近、アニメ作品の情報量について考えているのですが、この作品って妖怪が出て事件が起きてバトル的な展開とならない限り、完全な言葉遊びなんですよね。特に言葉遊びが激しいのが忍のパートだと思います。その会話劇は1次元の情報です。だからこそ演出で魅せないと本作は成立しないのですが、さすがに演出はすごいとは思うのの、シャフト新房演出は、過去に見たことがあるものの変化形でしかありません。つまり、視聴者を引き付けるには圧倒的に情報量が不十分な気がします。

 今のOPを見れば、昔のサスペンス劇場のオマージュとしてよくできているのはわかりますが、ウエルメイドというのが、見飽きているというのと同じ意味になってしまっています。

 やっぱり、物語がないと作品にはなりません。その物語が後半は薄味すぎます。{/netabare}


13話 なんと14話がある!というのが一番の驚きでした。

 ずっと単調な会話劇が展開しているだけですね。

投稿 : 2024/10/19
閲覧 : 450
サンキュー:

10

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

他愛のない物語、内容の無い会話劇をキャラの魅力で乗り切れ!

 2話まで観ました。2024.10.08

 ワンクール遅れで視聴中です。1話も2話も、だから何だよ…。とか怒ってはいけません。マッチポンプを繰り返しているだけですが、殺意は抑えましょう。2話なんて、撫子がやらかした事は実に下らないですが、可愛いから許してやって欲しいです。しかも3話に続くのかよ…。

 物語シリーズは、可愛い女の子を見せるのに全振りなのです。シリーズを通してこのスタイルは変わりません。ただ、その見せ方が今日的かと言うと、何とも言えません。

 一世を風靡したシリーズで、独特のカット割とか、台詞回しとかが高く評価されていました。本作品でもその演出は健在です。

 しかし、これは内容皆無の韜晦的な会話劇でアニメ的な動きの面白さを出すための苦肉の演出です。まさにシャフトならでは!だから、凡百のアニメ会社が真似したも上手くいかず、駄なろうになるのです。

 しかし、画面を全く見なくても話が把握出来てしまうアニメなので、キャラに萌えないと画面を観る価値が一切はありません。ウザいだけです。

 そもそもこのシリーズ、萌えキャラ達と主人公の阿良々木暦が、愚にもつかない会話劇をしながら物語が展開していくキャバクラアニメなので、暦が出ない本作品、何を目的に観るのか疑問は感じます。

 私は、西尾維新節が気色悪くて大嫌いなので、暦の登場しない本作品はまぁまぁ我慢出来ますが、新世代にはウケないし、物語シリーズのファンにとっては蛇足でしょう。何かの観測気球なんでしょうか?

 右肩下がりのシリーズですが、さすがシャフトです。何とか視聴に耐えます。ラストまで視聴してみようとは思います。

投稿 : 2024/10/08
閲覧 : 59
サンキュー:

3

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

毎回見ているので引き続き楽しませて頂きます

TVで視聴。
物語シリーズもすっかり長くなりましたね。

終わったと思いましたがまだ続いているようで。
まあいくらでも続けようと思えば続くのでしょうから、続く限り楽しませて頂きたいですね。

阿良々木君が登場しないシリーズになるのでしょうか。
でも問題なく楽しめています。楽しみです。

投稿 : 2024/10/01
閲覧 : 37
サンキュー:

1

としあき さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

意味がわからなかったです。
作画はよかったのに少し残念な気がしました。

投稿 : 2024/09/04
閲覧 : 24
サンキュー:

0

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

待ってました!唯一無二!!

コレコレ!これが視たかったんですよぉ!?

また、このシリーズが視れる幸せ!

それにしても、やはり良いなぁ♪

千石ちゃんも言わずもがな、おののきちゃんが今回凄く良い!!

ワタシは信者なので星5は…なんであろうと確定!!

投稿 : 2024/07/28
閲覧 : 63
サンキュー:

6

まつだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

おもろい

物語シリーズ好きなら楽しめる。そうじゃない人はどうだろ。化物語から見といた方が楽しめるとは思うけど、初見でも普通におもろい方だとおもう。

投稿 : 2024/07/28
閲覧 : 60
サンキュー:

3

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

変わらない物というものは‥

このシリーズを見始めたころというのは、私がちょうど、アニメを見始めて一 二年のころでした。
たしか、当時、この小説はアニメ化不可能とか、言われていた覚えがあります。今だと、物語シリーズ運営が言い始めたような気もしますが‥
アニメ化不可能と言われていた点が会話しているだけで動かないから
まあ、確かに
それを逆手にとり、映像化する時にキャラをやりたい放題動かす
当時は新鮮で面白かったです。
これを多くの人に伝えたということはアニメ史に残るようなことだと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、つまり、新鮮さがなくなると、ギャーーーーーー!恥ずかしい!!
当時の自分の思考がこのアニメを通してフラッシュバックする!!
まわりくどく、長々話をするのと、音のテンポがいい意味のない言葉の羅列が、かっこいいと思う自分を思い出さられる!
心の中が痒い!まるでアレルギー反応だ!!
というようなものを感じます。

新規ファンがつくといいですね。
そして、後から私のような思いする人が増えないことを祈ります。
みんな、そこまでイタくないでしょうけど

投稿 : 2024/07/22
閲覧 : 60
サンキュー:

3

エイト さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

最高!

早く続きが気になる!

投稿 : 2024/07/21
閲覧 : 53
サンキュー:

2

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

キャラわちゃ<69>

1話視聴
阿良々木暦抜きのスピンオフ短編集。
メインの筋なしでキャラがわちゃわちゃやってたほうがいいかもってな初回。
あいかわらずのシャフト節+西尾節のいつものが気持ちいいけど、他の作品ではなんでハマらないんやろね。

投稿 : 2024/07/13
閲覧 : 52
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1

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

アルティメット・アニメーション

みんなだいすき化物語の外典的なスピンオフ。
物語と言いながらキャラ語りしかしないのも本編同様。

01
低予算を逆手に取った奇抜な演出が功を奏した本編の持ち味を殺さないリッチな画面。カオスでエキセントリックなのは相変わらずだがトキシックよりもファンタジック。安易にエフェクトやCGなど技術自慢には走らず、流行りのフォトリアルも目指さない。カラフルでいかにもアニメらしい塗りの楽しい色彩と、テンポよく移り変わる膨大なカット数で観るものを正面から圧倒する作家性の塊。絵コンテ担当は地獄だと思う。

今のアニメはビジネスマンにとっては一発当てるギャンブルで、シノギのゴミなろうが幅を利かす玉石混合戦国時代。視聴者にとっても萌えキャラだけ楽しみたい人はVへ流れ、独自の雰囲気を楽しむだけなら数分で終わるボカロPVで十分。複雑で重厚なストーリーなら時間制限の無い小説やノベルゲームに勝てるわけがない。雑学名言自己啓発ならショート動画で事足りる。多様なメディアが蔓延する中でアニメーション作品の存在意義とは何かを問う挑戦。

小説を地の文までそのまま読み上げたような怒涛のセリフ量。説明セリフ、ナレーション、一人称ポエムを隙間なく畳みかけ、もはや画面を見る必要すらない情報の洪水。絵で説明するべきものは微塵も残されておらず、画面を見たところで情報量は全く増えず補足ですらない。今のアニメはとにかく、わからないといけない。わからないものは悪。そしてこれは耳で聞くだけで全部わかる。

そのうえで、何を画面に映すのか。何もかも説明しきったそのあとで、画面を見ることに何の意味があるのか。その問いに真っ向から向き合う本作。そしてその答えは「みればわかる」。すげえ完璧だ。

究極かつ到達点。しかし萌えキャラに興味なければ完全なる虚無。その意味でも完全で完璧な作品。

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 101
サンキュー:

3

1 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/14
閲覧 : 1

ちゃちゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/14
閲覧 : 1

fine さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/08
閲覧 : 2

± さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

投稿 : 2024/12/08
閲覧 : 2

にこに さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/12/01
閲覧 : 2

kei さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/30
閲覧 : 1

JeLL さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/24
閲覧 : 3
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〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズンのストーリー・あらすじ

高校を卒業し、阿良々木暦の物語は終わった。 今度こそ、本当に終わった。 しかし暦に助けられた 彼女たちの物語は、 終わってはいなかった。 青春の中でもがく彼女たちの、 前日譚、あるいは後日談。(TVアニメ動画『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年夏アニメ

この頃(2024年夏アニメ)の他の作品

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