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「【推しの子】第2期(TVアニメ動画)」

総合得点
75.5
感想・評価
305
棚に入れた
943
ランキング
804
★★★★☆ 3.8 (305)
物語
3.7
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.8

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【推しの子】第2期の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

間延びしているとは言え濃厚な人間ドラマ

1期に比べると間延びして尺伸ばしな感じがしないでもないですが、上質な人間ドラマです。各キャラクターの心情をよく捉えられてキャラクターに感情移入させる力は素晴らしいですし、作画の魅力も衰えていません。

北米でも人気なため、普通なら掛からない予算を掛けて丁寧に作っていることがわかります。

このあと、漫画を読んでいる人は衝撃的な展開に入ることを知っているのでその辺からまた一気に加速するので、伸び代がある作品だといっていいでしょう。

投稿 : 2025/01/13
閲覧 : 92
サンキュー:

3

みゃー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

終盤の展開が不自然すぎワロタ

[作品の評価]☆3.5
偶然だとは思うけど原作改変の話は非常にタイムリーな話題で結構興味を引かれましたね。
しかしカラスに導かれて白骨遺体を発見する展開はあまりにも不自然すぎて残念でした。

[キャラの評価]☆3.5

[作画の評価]☆4.0

[声優の評価]☆4.0

[OP曲]☆3.5

[ED曲]☆4.0

投稿 : 2025/01/12
閲覧 : 33
サンキュー:

7

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1期の1話とアイドルという曲のイメージが強すぎる

話の軸が舞台になっていたが自分は長いなと思った。
原作者と揉める所はちょっと良かった。
現実でも原作者が…という事件あったし。

芸能界の部分にあまり興味無くてサスペンスの結末を知りたいんですよね。
アイドル要素もあまり…
何でこのアニメ見てたの?と思うかもしれないけど、結末は気になるんですよ。
アクアの父親は死んでいたという事で復讐劇は終わったように見えたが…
という感じなのでその辺がどうなっていくのかは見たい。

そんなスタンスなので舞台は退屈だった。
本番中に演者同士「なんだこいつの演技は?」みたいな感じになって、やり取りして演技に引っ張られて…となった所だけ面白かった。
アムロとシャアの戦闘中のやり取りみたいw
演者はニュータイプですか?w

どうも尻すぼみというか少しずつ下降線というか…
相変わらず話の進展が遅いし。
稼ぐために引っ張りに引っ張ってやろうってつもりなんですかね。
それとスタートが良すぎた。
1期の1話はインパクトも引きも十分すぎるくらいだしアイ役の高橋李依の演技が良かったし素晴らしかった。
それだけにうーん…という感じが。
そういう部分は同じ作者のかぐや様もそうだった。
恋愛頭脳戦という部分は面白かったけど方向性変わっちゃったので2期で切りました。

何よりも1期のOPの「アイドル」が強すぎる。
今のままだと「推しの子ってYOASOBIのアイドルが大ヒットしたのが1番凄かったな」と思ってしまう。

3期も見るけどあまりに話が進まなかったら4期以降があっても見ないかな…
芸能界要素だけなら長く続いても良いと思うけど、サスペンス要素を出してしまったので早めに終わらせて欲しい。
自分がせっかちなだけかもしれませんが(笑)

投稿 : 2025/01/12
閲覧 : 21
サンキュー:

0

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2.5次元を世界一わかり易く解説してくれる作品

2.5次元、舞台?なんぞそれ。
そんなのドラマの劣化やん。程度に思っていた本作を観るまでは。

360度回転する舞台に立体映像の融合。
これにより舞台のオブジェクトを取り替えの時間が必要ない上に、移動するときに背景の立体映像と違和感なく演出できる。
舞台ってこんなにも進化していたのか――と新たな発見。

また作品の真相が徐々に明らかになり、ルビーの闇落ち。
――あかねの死の映像等、続きが気になり過ぎる。

一期に続き名作です。

投稿 : 2025/01/11
閲覧 : 15
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 父親を探すという話をベースにしながらも、並行して芸能界を描いていくスタンスは1期と
同じ。

 1期でもネットでの誹謗中傷という現実問題とリンクする題材が取り上げられていたが、
本作では原作改変問題というこれまた現実問題とリンクする内容が。
 本作の原作が漫画なだけに、原作者サイドの気持ち中心に描かれるのかと思っていたら、
改変する側の心情なども描いているのが興味深かった。

 主に話の中心となっていたのは「東京ブレイド」の2.5次元舞台。
 芝居を題材にした演技バトルとでも言うべき作品があるが、この2.5次元舞台もそういった
作品に近いテイスト。
 ここでは有馬 かなと黒川 あかねの二大ヒロインを改めて掘り下げることで、演技志向も
含めた両者の違いが浮き彫りになっていく。
 いずれもアクアを好きなようだが、アクアを光に引っ張ってくれそうなのがかななら、一緒に
闇に落ちてくれそうなのがあかねという印象。

 父親探しの方もおざなりになっておらず、予想外にサクサク進む。
 アクアの中では決着が付いた形となったが、実際はそうではなさそうで、今後も色々ありそう。

 アクアが出演する2.5次元舞台がメインとなったことで、ルビーの出番は少なくなっていた
印象だったが、終盤にとんでもない展開をぶっ込んできた。
 これまでは復讐のために闇側に身を置いていたアクアに対して、アイドル目指して光側にいた
感のあったルビーだが、この終盤で立場が逆転で今後の二人がどうなっていくのかが気になる展開

 色々と次が気になる種を残して終わった感じだが、本作中でも毎話次が気になる終わり方で、
こういった構成が上手い。

2025/01/04

投稿 : 2025/01/04
閲覧 : 25
サンキュー:

3

saitama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒロアカは最後までやってほしいけど、これは途中で終わっていいかな。

うーん、1期ほどの爆発力はもうなかったな。
アニメとしては、まあぼちぼち面白かった。
芸能界の裏側的な側面もあるし、恋愛ものとしての側面もあるし。
そして推理サスペンスという大本もある。

で、これって原作最後までアニメ化するのだろうか?
正直、この原作者は「かぐや様」もそうだけど、締めるのが下手だよね。
「かぐや様」もアニメ3期、ここで終わりで良いと思う。
それくらい、原作者の赤坂アカは締めるのが下手だ。
途中までは本当に天才的なのに・・・。

なので、推しの子もアニメは途中終わりで良いかなと思う。

他作品だけど「ヒロアカ」は本当にすごい。締め方が完璧。
起承転結を見事に体現した原作。
コミック最終巻のおまけの1話はファンも納得だろうし。
アニメでは是非とも、このおまけの1話まで入れて完走してほしい。
そう感じたアニメ

で、一方のこちらは、アニメ化で原作最後まで完走する必要性が感じられない。
いい感じのところで、締めて終わりで良いと思う。
アニオリで各キャラのスピンオフを1話ずつ作るとかもありかも。
まあ、原作者の許可が降りるかはわからんが。

なんにせよ、1期よりパワーダウンした。
原作最後まで読んだファンは、結末わかってるし、締め方が下手だったので、
無理に最後までアニメ化は必要ないのでは?
というのが個人的感想。

投稿 : 2024/12/31
閲覧 : 38
サンキュー:

2

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1期の質が高すぎたか

「かぐや様」と「クズの本懐」ファンの私としては、やはり「推しの子」への期待値は高く、特に1期は非常に高く評価していました。それにたいして、2期は、さすがに平均以上のクオリティだとは思うものの、期待値は下回ったというのが率直な感想です。

まず、OPですが、1期のYOASOBIと比較するのは酷だとしても、OPアニメも含め、そのレベルを目指して挑戦して失敗したのかな、と感じてしまいました。

内容面では、東京ブレイド編は、若干冗長だなぁと感じました。例えば、メルトの回は、1話丸々使わなくてもよかったのかな、と思いました。逆に最後4話は、そうそう、推しの子にはこういうのを期待してたんです、という感じの展開でした。

アニメ視聴後に原作を読みました。原作だと第1期と同様4巻分にあたりますが(5−8巻)、原作を読んだ感じだと、確かに東京ブレイドは若干長いようには思いましたが、アニメで感じたほどの冗長感はなかったです。理由はよく分かりませんが。

しかし、私は当初わりと、かなが「推しの子」だったのですが、あかね推しにシフトしつつあります笑 かながあかねの幼少期インタビューを持ち出すシーン、さすがに口悪いを超えて、性格悪いと思います笑 それに、かなのアクアが好き、は理由がよくわかんないんですよね。あかねのほうが、やっぱり命を救ってくれた相手でもあるので、アクアのことが好き、というところに説得力があります。また、あかねとアクアの会話からは、あかねはアクアのことちゃんと理解してくれてるんだなっていうのが分かります。かなは、アクアのこと、そのレベルでは理解できてないように見えます。あと、あかねの石見舞菜香さん、フルーツバスケットのときは正直微妙だと思いましたが、本作は素晴らしいと感じています。

EPはあれですね、出番のないルビーはこうやって裏で一人で練習しているんですっていう図ですね笑 

投稿 : 2024/12/26
閲覧 : 36
サンキュー:

2

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

漫画のメディアミックスの光と闇

『かぐや様は告らせたい』などの赤坂アカ(原作)、『クズの本懐』などの横槍メンゴ(作画)による原作漫画は、『週刊ヤングジャンプ』と『少年ジャンプ+』(集英社)での連載が終了(全16巻、既読)。
アニメ2期は全13話(2024年夏)。1期から制作体制に変更なし。監督は、『私に天使が舞い降りた!』、『恋する小惑星』などの平牧大輔。制作は、『イエスタデイをうたって』、『NEW GAME!』などの動画工房。3期の制作が決定(以上、Wikipedia参照)。
(2024.7.1投稿 10.12 「全体の感想」 12.26 「原作漫画の感想」を追記)

【あらすじ】
自らの作品に強いこだわりを持つコミュ障漫画家・鮫島アビ子(CV.佐倉綾音)は、自ら描いた漫画「東京ブレイド」が「2.5次元舞台」としてメディアミックスされるほど大人気であった。
しかし、あがってきた舞台の台本を見たアビ子は、その内容に納得できず脚本家を「この人、ちょっと創作者としてのセンスが…」と全否定。2期は、こうした漫画のメディアミックスの光と闇を中心に描かれていくことに…

なお、今回も1期の「恋愛リアリティショー」と同様に、本作の内容と類似していて、なおかつより悲惨な事件が直近にリアルでも生じていました。
もっとも、本作は、そういう問題がなぜ生じてしまったのかを、漫画家からの視点だけではなく関係者の様々な言い分を代弁するような形で解説するような内容にもなっていると思います。


【漫画のメディアミックスの光と闇】
2期の冒頭は、作中で人気漫画とされる『東京ブレイド』の「2.5次元舞台」で実際に行われているという演出のキャスト紹介から始まります。いきなりド派手な演出です。

当然、このシーンは原作漫画にありません。なぜなら、漫画とアニメは、同じ二次元ではあっても、無音声で静止画(漫画)と有音声で動画(アニメ)とで表現形態が異なるからです。

仮に漫画原作者が、このシーンの細かいイメージを持っていたとしても、漫画では表現できません。そこをアニメ制作者が原作者の意図を忖度して必要な動き・音などの情報量を付け足し、そのイメージをどこまで再現できるのかが腕の見せどころだったりします。

もっとも、漫画とアニメは、表現形態が違うのですから、漫画のシーンをアニメでもできるだけ同じように再現することだけが必ずしも「効果的な表現」とはいえない場合もあります(例えば、動画の強みを生かすため、バトルシーンを加えたり長くしたりするなど)。そうすると、同じシーンでも原作者と監督との間で表現者として異なる解釈の余地も生じてきます。

加えて、アニメの場合は、時間的な尺の問題もあるので、原作漫画の内容をカットする必要も出てくる。そして、カットした内容と辻褄を合わせるため、原作の内容自体にも修正が加えられることに…


本作の内容は、漫画を2.5次元舞台化する際の舞台裏を赤裸々に描いているわけですが、面白いことに『【推しの子】』という漫画をアニメ化する際にも同じ現象が起こっているという「二重構造」になっています。

というわけで、特に原作ファンにとっては、アニメが原作漫画をしっかりアニメ化出来ているかどうかも見所の一つかもしれませんね(笑)


【音楽】
オープニングは、『呪術廻戦2期-懐玉・玉折』オープニング「青のすみか」などのキタニタツヤと元SexyZone現timeleszの中島健人のユニットGEMNが歌う「ファタール」
エンディングは、『呪術廻戦2期-渋谷事変』エンディング「more than words」などの羊文学が歌う「Burning」

オープニングの「ファタール」は、フランス語で致命的、運命的という意味。特にオープニングは、歌詞が本作の内容とリンクしてます。


【全体の感想(※2024.10.12追加)】
{netabare}私は原作漫画のファンですが、2期は原作漫画をしっかりアニメ化出来ていたと思います。なんなら原作以上のクオリティであったとすら思います。
もっとも、そう思う一番の理由は、舞台という題材自体が漫画よりアニメ向きだったということに尽きると思います。

例えば、漫画で「役者の感情表現に依存した演技」と書いたところで、その部分の表現について、声と動き、なんなら音楽まで情報が加えられるアニメの表現に情報の少ない漫画が敵うとは思えない。ただ、アニメ制作者が補ったそれらの情報が適切であることが前提にはなりますが…

でも、本作のアニメ制作陣は、こちらの想定をはるかに超える情報を補っていたので、リアルで『東京ブレイド』の舞台を作るつもりで取り組んでいたんじゃないかと思うほどのクオリティでした。本当にそこはすごいと思いました。
(※ちなみに、本当にリアルで『東京ブレイド』が年末に舞台化されるそうです)。


あと、2期は、アイを殺害した犯人を追うミステリー部分がかなり後退してしまった内容だったのですが、漫画家自身が漫画のメディアミックスの問題を漫画化したことに意味があると思ってます。

実際はアニメよりもっとひどいのかもしれないし、そうじゃないのかもしれませんが、メディアミックスに関わる様々な人たちのリアルな一面が見れたことが、アニメのレビューを書く私にとっても参考になる部分がありました。

小説や漫画をアニメ化する際、多くの関係者が初めから駄作を作るつもりなんかなくても、本作の伝言ゲームのようなディスコミュニケーションが生じることで、いわゆる「クソアニメ」ができてしまう。

原作自体は、アニメ化されるくらいなんで、多くの人から支持される面白さがあったはずなんですけどね…


さて、2期は単行本8巻までのアニメ化でした。実は、原作漫画が16巻で終わることと3期の制作決定が発表されたので、3期は今まで通りのペースだと2クールで一気に最後までできることになります。

個人的には、結末がどうなるかにもよりますが、最後まで一気にやった方がよさそうだとは思っていますがどうなるでしょうか。
ちなみに、私は漫画とアニメで結末を変えるのもアリだと思ってます。{/netabare}

【アイで始まった物語はアイで終わるべきだったのでは?(※原作漫画の感想 2024.12.26追記)】
{netabare}初回90分の特別版から始まった本作は、YOASOBIの『アイドル』のヒットもあって瞬く間に社会現象に。私もその熱に浮かされて、考察を始めたり漫画を全巻揃えたりしました(笑)私が考察した部分は、ほぼ明かされなかったのですが、楽しかったんで真相がわからなくてもいいです(笑)
その頃の盛り上がりを考えると、若干寂しい終わり方だったかなと思います。

私はネットで漫画を買う方が多いのですが、『推しの子』は数少ない紙媒体で買っている作品。持った瞬間、「なんだこれ、すごい厚いし重いぞ(笑)」値段もちょっとお高くなってました。

まあ、これが本作のラストを端的に表しているかなあというのが読む前の印象で、読んだ後も大きく変わらなかったです。

最終巻は出るまで詳しい内容をシャットダウンしていたのですが、ネット社会から漏れ出てくる情報で、あまり評判がよろしくないというのと結末がどんな感じかというのはなんとなく把握してました。

個人的にラストは良くもないですが悪くもないと思ってます。最初の期待値が高かったので、それに応えようと色々と試行錯誤した結果があの本の厚さになってしまったのかなと思いました。

ただ、個人的にケチをつけるとすれば、「アイで始まった物語はアイで終わるべきだったのでは?」というところでしょうか。

最終巻ではアイが早々に退場して、アクアのルビーに対する想いが中心になっていきます。そういう流れだとしても、【推しの子】ってやっぱり星野アイの物語でもあると思うんです。
そこが消化不良気味だったので、「アクアのルビーへの想い」、「ゴローのさりなへの想い」がちょっと唐突に感じた。

というわけで、「アイで始まった物語はアイで終わる」のがきれいな終わり方だったんじゃないかというのが個人的な感想です。
{/netabare}



【14話の感想】
{netabare}まあ、売れた作家に文句言える人って貴重ですよね。
そんなに文句言うなら、あなたが書けばいい、どうせあなたの感性で書いても売れやしないって言われるわけですから…。

いいシーンでした。{/netabare}

【15話の感想】
{netabare}前半は、「原作者VS脚本家」
お互いがリスペクトを持てば分かりあえるかもという1つの理想像。まあ、話し合ってもお互いに譲歩する気がなきゃまとまるものもまとまらないので、確かに博打です。

後半は、「幼馴染VS今カノ」
他人の境遇を想像して泣くことができるやつに悪いやつはいねえ!
私は、有馬かなより黒川あかね派!だけど、アクアの楽しい思い出のほとんどは、「かな」とのものばかり(笑){/netabare}

【16話の感想】
{netabare}目の星が黒くなったり白くなったりする演出が、1期と比べてパワーアップ。ダークサイドに落ちると次第に白から黒になっていって、感情表現の一つみたいになってますね。

あと、東京ブレイドの公開初日。吐息が白くなる描写がすごい。

2期は、物語上、特にアイの影が薄いのですが、オープニングにも出てくるし、アクアのトラウマとして、ちょいちょい存在感を発揮。【推しの子】は、やっぱりアイの物語でもあるなあと。

そして、「幼馴染VS今カノ」ラウンド2「開幕」です。{/netabare}

【17話の感想】
{netabare}劇中劇である「東京ブレイド」が開幕しちゃいました。

舞台は、無音声静止画の漫画より有音声動画のアニメの方が表現しやすいと思うわけですが、その分、補わなければいけない情報が増えるので、原作漫画をどうアニメ化するのかを個人的に注目していました。

そんな中、上で書いたように「漫画では表現できないアニメならではの表現満載」で、アニメの良さが出ていたと思います(まあ、「キャラの原作の再現度が高い」っていわれても、そもそも「東京ブレイド」知らねーよとは思いましたが(笑))

あと、今回は黒川あかね役の石見舞菜香さんが推す鳴嶋メルト回。メルト推しが増えそうな内容でしたね(笑)

※劇中劇であるはずの「東京ブレイド」のレビュー動画を発見。コメント欄も秀逸です。上で「東京ブレイド」知らねーよと書いた自分が恥ずかしくなりました。天才っているんですね。
https://youtu.be/jLh1sONIDYY?si=TkaTCkL870QwZDuR
{/netabare}

【18話の感想】
{netabare}個人的には、舞台とあかねの過去の回想シーンとの繋ぎがよかった。
回想シーンって、物語に違う物語が入ってくるので、繋ぎが難しい。そこを冗長にならずに緊張感を保って元の物語に戻っていったように感じました。間の取り方が上手いというか。

あとは、原作漫画では、役者の感情演技に依存した脚本と書かれていただけのところを、実際に声優さんたちが実演していくところが見処に。特に石見さん、普段からはちょっと想像つかないような声で、別人かって思うくらい頑張ってます。{/netabare}

【19話の感想】
{netabare}前回が黒川あかね回で今回が有馬かな回。

対比されて描かれることが多い二人。演技の方向性。幸せな家庭で育ったあかねと不幸な家庭だったかな。
最終的に、アクアをダークサイドから救い出すのはどっちなんでしょうか。

もっとも、かなは、自分の本性を抑えて周囲に合わせるキャラを演じてきたところがアイと似ているといわれています。が、この舞台限定ではあるものの、かなは本来の性格を取り戻しています。アクアもかなによって本性を取り戻すんでしょうかね。

さて、次回からは、舞台の打ち上げが始まって、おそらくアイの敵討ちの話もようやく少し進むはず…{/netabare}

【20話の感想】
{netabare}アイの声優である高橋李依さんが久々の出演。これもアニメならではの表現ですよね。

舞台の表現は、無音声静止画の漫画より有音声動画のアニメ向きだと思うので、アニメ制作は色々と補充する情報が多くて大変だったと思います。
でも、その困難を乗り越えて、これから本当に舞台「東京ブレイド」が作られることになるんじゃないかというくらいのクオリティでした。特に最近の技術と融合した舞台の進化もわかって興味深かったです。きっと漫画原作者陣も喜んでいるはず(笑)

さて、ようやくアイの敵討ちに関するミステリーも進行。原作が佳境を迎えているので、3期があるとして結末まで描き切った方がよさそうというのが個人的な見解ですが、どうなりますか。

【劇中劇「東京ブレイド」舞台化決定!】
20話の感想で「東京ブレイド」舞台化されるのでは?と書いたら、本当に舞台化されるようです。キャストの見た目だけですが、気合入ってますね。
https://www.marv.jp/special/theater_lalalai/{/netabare}

【21話の感想】
{netabare}朝帰りをして、ルビー、有馬かな、黒川あかねから心配されるアクア。愛されてるねぇ。アクアの正妻候補は、一応、この3人(※一人『ヨスガノソラ』がいますが(笑)、ルビー(さりな)のB小町再結成の回想シーンも含めて、これからの展開の前振りになってます)。

アイの敵と思しき人物が既に死んでいるとわかり、復讐という宿命から解放され、アクアの「右目に宿る星」が昇華して消滅するというアニオリ演出。

もっとも、物語は、これからアクアをめぐるラブコメも本格化するのですが、ミステリーの方もこれで終わりというわけではなく…むしろ結末に向けて盛り上がっていくはず…

まあ、まずは原作漫画の結末がどうなるか。そして、『【推しの子】』の場合は、アニオリ結末もありっちゃありだと思ってます。というか、漫画とアニメの結末をあえて変えるくらいはやってきそう。{/netabare}

【22話の感想】
{netabare}前半は有馬かなとのデートで、後半は黒川あかねとのデート。どっちも、そのままお持ち帰りできそうだったんですけどね(笑)

2期は、こんな感じで有馬かなと黒川あかねの対比が多かった。前半は、少女漫画が始まったのかと思いました(笑)後半は、あかねと別れようとしているというのもあるとは思いますが、かなと比べてアクアの態度がちょっとあかねに対して冷たい感じもする。でも、これは、二人の恋人としての関係値があがっているからこそとれる態度ともとれると思うんですよ。

さて、誰がアクアの正妻の座を射止めるのでしょうか。

最後のシーンで出てきたアクアに似た謎の男、エンディングで「サングラスの男:???」となっていましたが、隠しきれない大物オーラというか…宮野真守しかいないだろ!(笑){/netabare}

【23話の感想】
{netabare}今回はアイドルMVの作り方。未成年は深夜働いてはダメとか(ブラックな職場の代表格だった芸能界も「コンプライアンス」が浸透ですか(笑))、地下アイドルは大手事務所所属アイドルの10分の1以下でMV作ってるとか、ちょいちょい取材の成果らしき「リアル」を挟んでくる。
本作のテーマである「汚い現実」を「きれいな嘘」で覆い隠したのが芸能界。個人的には、こういう社会派的なところ好きです。

あとは、アクアの前世である雨宮吾郎の生い立ち。吾郎は父親が誰かわからないのですが今のところ手がかりはなし(物語に関わってくるかも不明)。ルビーの前世である天童寺さりなとは、母親からの愛情に恵まれなかったところが共通点。おそらくアイの本来の子供は、「魂がなかった」と言っているので死産だったと思われます。

1期ほどの盛り上がりはなかったですが、2期も概ね好評だったので3期もあるとは思うのですが、おそらく原作漫画が、原作陣が長期休養などに入らない限り、1年以内に終わりそうなので、まずはそっちを見届けたいと思います。{/netabare}

【24話の感想】
{netabare}今話でアクアと黒川あかねがキスしていましたが、あかねって『東京ブレイド』の「鞘姫」がそうであったように「負けヒロイン」感が満載なんですよね…。個人的には、あかねとアクアとの関係を原作漫画の最終回に向けてどう決着させるのかが注目点だったりします(ほっぺを膨らませるあざとさなどで、女性人気はあまりないようですが(笑))。{/netabare}

投稿 : 2024/12/26
閲覧 : 660
サンキュー:

11

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2期も1期に引き続き面白かった

今回の2期目に付いては2.5次元舞台編という事でしたが、
簡単に2期目の感想を言えば原作改変というテーマが中々興味深い内容で
特にどういった流れで原作側と制作側の間でズレが起きてしまうのかとか、
或いは漫画と舞台における表現方法の違い等に付いては
正に某作品の名言である「メディアの違いを考えろ」って奴で
この辺りに付いてはリアリティが有るのと同時に色々と考えさせられながらも
ただ最終的には原作側も制作側も色々と意見交換を行った上で
お互いに納得の行く脚本が出来たという落とし所は良かったですね。

それと原作改変以外の部分に付いていえば幼い頃から因縁が深かった
あかね・かなと2人のヒロインがバチバチと舞台でぶつかり合う所は非常に面白くて
この2人のヒロインのエピソードを掘り下げたドラマの内容は見応えが有りました

今回の2期目となる2.5次元舞台編も1期目に引き続き面白かったですね

【評価】

90点・2A級

投稿 : 2024/12/17
閲覧 : 47
サンキュー:

1

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっぱ「赤坂アカ先生」話創るの上手いなあ~

【レビューNo.154】(初回登録:2024/11/22)
コミック原作で2024年作品。全13話。
1期のレビュー書いたので、2期も書いておこうかなっと。

(ストーリー)
1期の終わりにアナウンスされていた「2.5次元舞台編」から。
人気漫画「東京ブレイド」の舞台(2.5次元舞台)に出演することになった、
アクアやかなやあかね。
「劇団ララライ」のメンバーと共に稽古が始まるが、稽古の見学に訪れた
原作者・鮫島アビ子が「脚本に納得できない」と脚本家・GOAの降板を要求。
更に自ら脚本を描くと言い出し、それが通らなければ許諾を取り下げるという
事態に発展して・・・


(評 価)
ネットで「『2.5次元舞台編』はあまり面白くない」という前評判も目にした
のですが、たしかに立ち上がりの鈍さに少し不安を覚えたものの、終わって
みれば2期もよかったのでは。
全体を通じて「やっぱ『赤坂アカ先生』話創るの上手いなあ~」というのを
改めて感じましたね。


・2.5次元舞台編(本番前)
 メインは鮫島アビ子の「原作者vs脚本家の対立構図」問題ですね。
 現実でも例の事件がありましたが、(原作で)それに先んじて本テーマを
 取り上げている辺り、やはり先見の明がありますね。
 原作者・赤坂先生らもまさに当事者でもあるわけで、そういった面からも
 ネタとしては身近な問題だったのかも。

 アビ子は直情型で暴走気味になりますが、誰かを悪者にするのではなく
 ・脚本家やプロデューサー側もきちんと描写して、この問題を客観的に提示
 ・この険悪な空気を一転して、アビ子の師匠吉祥寺頼子との掛け合いでコメ
  ディに着地させたのは本当に見事
 その後の「GOA×アビ子」のオンライン会議までの流れもスムーズで、この
 2人共同作業をアップテンポでみせ、難しい題材を綺麗に描ききったなっと。
 この手腕は評価できるのではないかと思います。

 
・2.5次元舞台編(本番)
 個人的には「普通の舞台ではなく何故『2.5次元舞台』だったのか」という
 疑問があったのですが、その答えは1期のレビューで書いた
 「最初からメディアミックス化を意識していたかのような計算された構成」
 にあったのかなっと。
 映像化された場合をイメージして、最も映えるのは・・・ここまで見越して
 の「2.5次元舞台」だったように感じました。
 アニメとの親和性が抜群でしたね。

 また本作では「人間」や「役者」としてアクアやかなというキャラの掘り下
 げが描かれましたが、ここでもあかねを上手く使っていましたね。
 ・かなの掘り下げにあかねの過去回想を加え、あかねという視点からもかな
  を描いていく
 ・アクアの掘り下げにあかねのプロファイリングを加え、あかねという視点
  からもアクアを描いていく
 こういうキャラのみせ方が赤坂先生はホント上手いですよね。
 1期のレビューでも書きましたが「使えるキャラはとことん使い倒す」というw


・B小町/アクアの復讐劇
 「2.5次元舞台編」で大分尺を使いましたが、B小町の活動も忘れていません!
 バズりを意識した新曲をしっかり準備していましたね(笑)

 しかし驚いたのはアクアの復讐劇でしたね。
 率直なところ
 「どうせ(申し訳程度に)手がかりを辿るも空振りで終わるんやろ」
 と高を括っていたのですが・・・
 DNA検査から始まり、上述B小町の新曲PVロケエピソードに絡めて、まさか
 の衝撃の展開が待ち受けていようとは!!
 しかもルビーまで復讐劇に巻き込んできましたよ。

 でも話が進んだものの、何故だろう・・・思った以上に面白みが感じられな
 かったんですよね。
 なんというか、サスペンス要素って個人的にはアクアが芸能界に関わるフッ
 ク的なもので、アクアやかな達の面白い掛け合いが見られれば、復讐劇なん
 てどうでもいいやみたいな!?
 この辺りは話が進むとまた評価が変わるかもなので、保留ですかね。


2期も安定の面白さで、赤坂アカ先生の巧みさが随所に垣間見れたかなっと。
ただ「お気に入り登録」するには何かが足りないという感じなんですね。
少し間延び感を覚えてしまったというか・・・
とはいえ3期の制作も決まり、原作も最終回を迎えたようですね。
でも(ネタバレしたくないので内容は確認していませんが)かなり評判悪いん
ですよねえ。
赤坂アカ先生、話を展開していくのは上手いですが、畳み方に難があるんでし
ょうか。
まあその辺は3期以降で確認ということでw

投稿 : 2024/12/15
閲覧 : 198
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17

CfrzK48306 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

劇中劇があるなど一期より面白く感じた

劇中劇のおかげで一期では魅力が感じなかったキャラたちが躍動して感じたのは良かった。
私の好みの「めむちょ」の出番が少なかったのが残念だったけど。
新キャラの引っ込み思案の漫画家が私の好みだった。

終盤のハードなストーリー展開やルビーが変貌するシーンも良かった。
次の三期でラストになるんだろうか?
原作では最終回付近が叩かれているそうなので、アニメでは工夫して欲しい。

投稿 : 2024/12/08
閲覧 : 43
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4

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ストーリーは作り込まれているのですが

話題作2期12話

あくまで私の感想では、1期がかなり面白かったのですが、2期は途中まではあまりそそられない。
理由は復讐に向かうストーリーが、途中から演劇メインで肝心のストーリーが進まないところだったのかなと。
最終話まで見て、やっぱりストーリーは本当に面白い。
3期が待ち遠しいといった終わり方。
途中まで2.5くらいの点数かなと思っていたのですが、3.5で物語付けさせていただきました。

原作未読の一視聴者ですが、完全に振り回されてはいます。

話題作ということもあり、予算が潤沢で進んでいるのか描写も高品質だと思います。

投稿 : 2024/11/17
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1

ネタバレ

てたい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんなんこのアニメ

バカおもろすぎやん?
一期もだいぶ良かったけど、二期もえぐいほどおもろいな。
ルビーの闇落ちはわかるわ。
あんなん見てもたら、精神アホなるわな。
原作見てる人は、うん。あれやな?わかるで

三期も決まったみたいやな。良かったわ。
ほんま楽しみ。

投稿 : 2024/11/12
閲覧 : 68
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ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

動と静 現実も心も振り幅半端ない

1期が予想外に面白かったので、前のめりで視聴開始。

【作品概要】
1期の続きです。
新生B小町のデビューを成功で納めたルビー達。
そしてアクアの復讐劇はどうなるのか?
さらにかなとあかね(ルビーはどうなんだ?)の正妻戦争のゆくえは?

【作品に対する感想】
2期も期待を裏切らない作品だったと思います。

まず作画による表現がずば抜けていると思います。
こんな表現するの?って驚嘆でした。
演出もね。

そして予想外に話を振ってきます。
「え?」って。
起承転結でいうと 転 の辺りでしょうか?

とにかく次が気になって仕方ないです。
次も必ず視聴します。


1)物語
 えらいあっさりネタバラしかと思いきや
 うわキッツ…。

 目的を失った者
 狭間に落とされ、選択を迫られた者
 取り残されてしまっている者

 どんだけ微妙なバランスなんでしょうか。 
       

 原作者と脚本家の話。
 リアルでもこんなことありましたよね。
{netabare}  
 規模は大小さまざまですが、
 現実でも至る所でこういうこと発生しますよね。 

 私はこの手の揉め事の大半は、
 「最初から関係者全員で話していれば大抵片付く問題」
 って考えで、最初から関係者を絡めて仕事を進めることが多いです。
 でもこれができるのは「小規模」だからなんでしょう。
 今作では、「最初から関係者を絡めた場合のデメリット・リスク」
 にも言及されていて、いい気付きになりました。

{/netabare}

2)作画
 作画っていったらいいのか、演出っていったらいいのか
 区別がついてませんが、表現の仕方がすごかったと思います。
 
 ➀舞台での役者同士の力量の表現
  ペンキ。こんな表現あるのかと唸らされました。

 ➁アクアのPTSD
  見てるほうまでPTSDになりそうな作画でした。

 ➂舞台の再現率
  私は舞台を観劇したことはほとんどないんですけど、
  恐らくすごいレベルで再現しているだろうなと感じました。

 ➃キャラの輝き、暗闇の描写
  キラキラからどん底まで物凄い振り幅なんですよね。
  
5)キャラ
 ➀黒川あかね
  野生のプロファイラーの能力を活かし、
  アクアに寄り添い続けた、私的ベストヒロイン。
  ただこの娘、自分の選択にこれから苦しみそう。
  話さない選択はアクアへの愛情からだと思いますが、
  僅かにエゴも含まれてるんでしょうから。

  もちろん色恋にはエゴがあって当然なんですが、
  それでもそれに苦しみそう。
  
 ➁有馬カナ
  ストレートな想いはやっぱり魅力的。
  デート前のファッションショーが印象的でした。  
  この娘の「適応のために捨ててきた」ってのが
  すごく共感できるんですよね。

 ➂星野アクア
  自分を許せないんだなぁ。
  許してあげてほしいなぁ。
  この手の人は、他人からどう言われたとしても
  (赦されようと、慰められようと、認められようと)
  自分で自分を本当に許さない限り、
  絶対に変われないでしょうから。

  黒星が消えたのは良かったんですけど、
  再度黒星が宿るのも時間の問題のような気がします。


 ➃星野ルビー
  母の道の先を目指すために
  そして憧れの人に再会するために
  邁進してきた彼女に大きな転機が。
  知れば知る程、落ちていきそうです。

 ➄メルト
  サセネーヨ が まさかこんな脚光を浴びるとは。
  アドバイスしたのはアクアですが、
  やり切ったのは彼自身ですからね。
  痛い失敗から負けずに這い上がるのは、好感持てます。



6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀アビ子と吉祥寺先生の怒鳴り合い
  アビ子は一応自分が社会不適合者候補生という
  自覚はあったんだ(笑 って
  こういうの見ると一極に尖った天才とそれ以外の人の在り方
  って、色々あっていいと思うし、
  天才だけでは世界は回らないって思えます。

 ➁かな アカネのキャットファイト
  双方黒歴史をグサグサ刺しまくるのが大人気なくて笑えました。
  後半の慰安旅行で、ルビーの悪意ない言葉のナイフに
  グサグサやられてるかなの泣き方、リアルでした。

 ➂かな・アクア・あかね 覚醒
  絵・演技・音楽・演出どれもが最高レベルで
  相乗効果もすさまじかったかと。

 ➃アクア 意外と女性の扱いが上手い
  ゴロー時代に意外と経験値積んでたんでしょうかね。
  かなが転がされるくらいには手慣れた感が意外でした。
  ただのドルオタではなかったと。
  まあ医学部生で程々顔立ち整ったまともな人なら
  引く手は数多だったでしょうしね。

 ➄親
  娘に自分を投影して、かなを見てないかなの母。
  そもそも軽率過ぎたアイ。
  自分の娘に無関心なさりなの両親。
  ゴローと姫川、アクアたちのクズ父親。
  
  かぐやの時もそうでしたが、
  赤坂アカさんの作品、問題ある親が多い気がします。

{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
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12

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

下降線(65点)

 作画や演出などは相変わらず高品質
 ただ物語としての求心力やキャラの魅力は下がる一方と感じました
 「どこへ向かっているのか」という問題への突っ込みが作中でも入ったことは素直に良かったですが、タイミングとしては正直遅すぎるかと
 あとは有馬がただの媚キャラに成り下がってたり、既存キャラの多くが蚊帳の外だったり、ゴローやルビー関連を並列進行してなかったせいでご都合主義が浮き彫りになってたりなど
 一応最後まで見届けるつもりではありますが、ここから評価が覆ることはたぶんないかな

投稿 : 2024/11/09
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ネタバレ

uQcus51094 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

演劇の話は面白いけど…最後に一気に来る

評価が難しい、というのが率直な感想です
1期から3期とまとめてみるとよいかも(まだ3期ないけど)

話のほとんどを占める演劇編は面白いが長いし、本編に関係あるかと言われるとあまりないような…
主人公の成長の話でもあったけど、それが今後に生きてくるんだろうか…

熊本編は話が一気に動いてすごかったけど、もうちょっと早くやってほしかったかな…

{netabare}

演劇編は、どんどんミステリから離れていっているような…
1期は恋愛リアリティーの問題が描かれていましたが、2期では原作と脚本家の問題が描かれていましたね(リアルでそうした事件ありましたね)

アビ子VS頼子は多くの人が共感ができるのでは(笑)
クリエイターでなくても、立場が違って学校や仕事でもめるというのはあるのでは?
ただ、その辺の話がかなり深く描かれるので、サスペンスからは離れているような…

熊本編では、主人公?(アクアのこと)の過去の話や父親の話がかなり進み、ミステリが進んだ感じになりましたね

恋愛も黒川が一歩リードというか、有馬はそれでいいのか?

そしてようやくルビーが覚醒?

話が面白くなってきたところで終わったので、次が気になります!


{/netabare}

投稿 : 2024/11/07
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トウスイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3期目の期待が増すアニメ。ただ、舞台編が物足りない。

1期であるキャラの過去、関係性がわかったうえで、新たな登場人物と共に大きな舞台を行う。
舞台裏での製作者、原作者のトラブル。主要キャラの深掘り。
準備期間中の展開も楽しめ、舞台への期待が膨らむ内容。
最後のルビーの目が黒く染まる展開は、3期をよく楽しみにさせてくれる内容も素晴らしかった。

ただ、肝心の舞台がかなり物足りなく感じる。
一期が凄かったこと、舞台編の準備期間の長さとそれを飽きさせない内容から舞台への期待が増し、もっと面白くできたのでは?と考えてしまった。

他のアニメなら満足していただろうから、凄く面白いと感じたからこその不満。

変わらず、推せるアニメだと思う。

投稿 : 2024/11/05
閲覧 : 28
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ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もっと私的アニメ感想簿74

今頃になっての東京ブレイドの感想です。
壊れそ~なじだ~いに~切札は君の中 とぎすま~された勇気にし~て~
ぶれ~ど♪(って違う)

イヤ、中盤までほぼ2.5次元舞台のこの
「東京ブレイド」
だったもので、つい(汗)
結論をいうと面白かったです。

ただ、1期がスゴすぎだったせいで、どうしても事前の期待値が高く
すこし物足りない気が(ホント贅沢ですよね)
で、原作側と制作側の意見の相違とか、どうしても日テレのあの事件を連想してしまいますが、よく描けていたと思います。
物語は進んでないかと思いきや、後半どんどん進んでいきます。
まあ当然これで終わるはずが無く、恐らく作られるであろう3期に期待したいと思います、

それにしてもまさに
「押さば押せ、引かば押せ。」
でしたね(それは相撲の押し )
じゃなくて
僕らの森にやってきた♪
(中略)
チョビンは押しの王子様 チョビ チョビン チョビン♪
(って、それ、押しの子じゃなくて星の子だろ~が)

 

投稿 : 2024/10/29
閲覧 : 61
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7

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ニッキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

一期と同様芸能界絡みのエピソードは面白いとは思うが、如何せん舞台編が長すぎて物語の枝葉にばかり尺が使われて中だるみしてるように感じた。舞台編で登場した新キャラたちもあまり物語に活きてこなかったのも残念。メルトの成長は良かった。終盤でようやく黒幕が登場し本筋に入っていくようなので今後に期待したい。

投稿 : 2024/10/28
閲覧 : 14
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アニメに覚醒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これが74点は評価が渋すぎる

こんなに気に入ったアニメはここ数年なかった!🎙️
風邪をひいたので1日で一期、二期を全部見直した🎙️
好きな回がありすぎて見直す数が多くて大変🎙️
女の子、男の子もどちらもキャラが良いし、声優さんがまた素敵🎙️
高校生男子の溢れ出す情熱をあそこまでリアルに感じたのは言の葉の庭以来な気がする🎙️
内容には全く触れてませんが…ほんとうに絶対みたほうがいい!タイトルにも書いたけど74点は渋すぎる!!
わざわざコメントをみにきてくれたアニオタの兄弟よ、必ずみておくれ!後悔はさせないと死んだじーちゃんもいっていたぞ!

投稿 : 2024/10/28
閲覧 : 47
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二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

向う方向がわからなくなってしまった者と、追い求め始めた者の物語

アニメ【推しの子】 2期。
伝説的アイドルグループ・B小町のセンター「星野アイ」の隠し子として生を受けたアクアとルビー。
前作に引き続いて、アクアは母の復讐のため父親を探し続け、ルビーは母の面影を追ってアイドルを目指す。
本作ではその一区切りが一旦つのですが、まだ気づいていない裏の事実が示唆されており、彼らの物語は3期に続くようです。

アイの交流関係の狭さから、父親が芸能界にいると睨んだアクアは、人気漫画・東京ブレイドの2.5次元舞台に出演することとなる。
2期の本作の舞台はほぼこの東京ブレイドで、そこに出演するキャスト、脚本家、プロデューサーたち、そして原作者との確執など、華々しい現場の裏事情を交えて展開する内容となっています。
役者としての成長であったり、舞台脚本の難しさであったり、サスペンスドラマというよりも芸能界、特に演劇にスポットがあたっています。
そのため、本筋からはやや脱線している感じがありましたが、舞台で演じる役者たちの真剣さ、臨場感が伝わってくる、いいストーリーだったように思いました。
紆余曲折あった末に舞台は終幕し、ストーリーが大きく動きます。
正直、アニメ的には、"実は"というのは見せずに終わらせることもできるポイントだったと思うのですが、3期もやるつもりの2期だったのだろうと思います。
原作も半分もアニメ化していないのですが、ガッツリ10期120話なんていう壮大なサーガになるまでアニメ化し続けるつもりなのだろうか。
3期で終わりとも思えないのですが、ほどほどのおもしろいうちに切り上げて欲しいという、なんとも複雑な気持ちでもあります。

舞台演劇の表裏というところですが、前作のようなネット批判するような内容はなく、平穏ではないものの物議を醸すようなところはなかったです。
芸能人同士の大人な恋愛がある、とはいえ不健全なそれはありませんでした。
アイドルやアニメ・マンガに推しがある、それこそ中高生女子には興味深い内容だったんじゃないかなと思います。
再現性がどうだとか、コスプレで見苦しいとか、2.5次元はそれこそネット上で批判ありそうですが、その描写はなかったですね。
ちなみに推しの子の東京ブレイドは、2024年12月に本当に舞台化するようです。
舞台演劇の知名度向上に一役買うつもりなんでしょうかね。
あまり見に行ったことないですが、観ると普通におもしろいと思うので、これを機会にと思う方はこちらもおすすめします。

サイドストーリー部分の比重が多いワンクールでしたが、クオリティが高くおもしろかった。
3期も楽しみです。

投稿 : 2024/10/26
閲覧 : 28
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3

ネタバレ

koboo004 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作画が…。

1期から見ているが、序盤、作画こんなに酷かったっけ?となった。
まぁ、酷いというか適当というか...。
物語自体はとても面白い。
OPEDともに1期が圧倒的に良すぎたというかアニメにはまりすぎていたので、今回は物足りなさを感じた。
原作の方は完結を迎えるらしいが、このまま原作を読まずに、アニメを楽しみにしたいと思います。

投稿 : 2024/10/24
閲覧 : 53
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ペガサス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

a pseudogene

人はなぜ自分の似姿を作りたがるのか
人はなぜ演じるということを覚えたのか

ドラマの中の家族
物語の中の恋人
人間のようなロボット
神のような人間

衣装を着て
化粧を施し
時には仮面を被る

人はそれを纏うことで違う者になる
そして纏った者や物は
異界からの訪問者への門となる

さらにそれは複数の場所で
相似形として拡がりを持つ

魂に一枚のフィルターを被せることで
そこには擬似的人格が出来上がる

ペルソナ、三位一体
重複する遺伝子の秘密がそこにある

投稿 : 2024/10/24
閲覧 : 15
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0

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

フィクションにおどらされる

人間の闇が物語の背景にあった一期。一方、今回はフィクションに興じる場面が多い。アクアが自分のトラウマを演技に生かすところは製作側に感動するよう誘導されている。2.5次元とか勉強できるし、普通に面白い話ではあるが。フィクションの持つ麻薬性を味わえる一期の方が没入できる。

投稿 : 2024/10/23
閲覧 : 37
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6

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後にきましたね

開始から2/3は舞台劇の話で,これはこれで面白かったです.
原作者と脚本家の話など,非常に興味深いものでした.
実写ドラマ化や2.5次元の場合は,必ずしも「原作に忠実」=正義ではない,という展開でしたね.
例のドラマはその辺どんな感じだったんでしょうね...
まあ,現実はそんなに甘くはないということなのでしょうね.

そして,最後にこの話の本筋をきちんと入れ込んでくるのがさすがです.
これはますます見逃せません.

ただ,個人的には赤髪ちゃんの乙女心を応援しているので,ちょっと微妙な感じになってきているのが心配ですが.

投稿 : 2024/10/19
閲覧 : 50
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ネタバレ

イチゴン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

第2期13話✕→第24話◯

第24話
 終わった。ストーリーがサスペンスに戻ってきたんだけど、、
 間延びしてたよね。3期はやばやと決まったけど、なんだかなあ〜
 原作のほうも、クライマックスへ。原作のほうが楽しみなんだよ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第23話
 舞台編も終わり、ストーリーは本筋へ、と思ったら2期終わりじゃん。今回も、有馬のやきもちにしか興味がいかなかった。尻すぼみ感強め。3期はどうなるのやら……。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第22話
 前半の有馬かなとのデートはおもしろかった。後半のあかねとのデートは、まぁねみたいな感じだった。それだけだった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第21話
 視聴意欲もダダさがりで、サブスクで観た。原作通りでした。有馬のヤキモチは良かったかなあ〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第20話
 舞台編終了、アクア感情演技爆発、アニメ演出最高とはいかなかった。やはり及第点ではあるものの何か物足りない。アニメ演出もアイが生き返ったら!!の場面が淡白すぎない?原作漫画なぞって、すこし(だけ)演出こって無難に逃げてない?舞台終わりの挨拶長すぎない?てかいらないのでは?いろいろと、?が多かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第19話
 舞台編ヤマの有馬かな覚醒とアクア感情演技へ。原作漫画では、ワンカット、ワンシーンで描写されたものを、アニメではそれなりに改編、演出してきた。だいたい予想どおりみたいな印象だった。
 予想を超えはしないが、予想どおりの安心・安全な無難さ……。べつに〜ってシラける批判もあるかもしれない。最近観た京アニの「響け!ユーフォニアム」と比べたりするから、物足りないのかなあ〜、でも及第点。比べる対象が贅沢過ぎる。原作には忠実なんだが、間延び感はぬぐえない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第18話
 本格的に舞台編へ。あかねの回想が邪魔かなあ〜と思っていたら、上手く劇中へつないだ。やはり舞台のアニメ化は、画面映えして見応えがあった。上出来
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第17話
 メルト君の回。アニメのOPにCM挟んで劇中舞台のOP(アニメでは2回目の配役紹介)と、なんだかだるい気分になってから、メルト君登場。漫画原作でもヤマの一つなのもあって、アニメ演出はかなり攻めてきた改変。おっ!!と思ったらED。前話よりは楽しめました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第16話
 ほぼ原作に忠実な展開。随所にアニメらしい演出はあった。しかし、なんだかもの足りない。アニメ新規勢には分かりやすかったかもしれないけど。
 原作勢としては、舞台の迫力ある演出を望みます。次回に期待。やや中だるみ感があるのは否めないです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第15話
 前半は前回の話を受けて、東京ブレイド原作者が納得いかなかった舞台脚本を脚本家と遠隔リモートでリライトするストーリー。漫画原作にあった舞台プロデューサーの「じいさんの◯んぽの一本や二本◯ゃぶる覚悟」というセリフがカットされずに、ピー音で再現。センシティブな「今」だけど、まぁ思い切りましたね。

 続いて、脚本が出来上がり、舞台稽古へ流れるくだり、まぁまぁスピーディーに感じた。
そこからアクアが1期1話のアイの殺人現場でアイの血を浴びる惨劇の記憶をたどり、PTSD (トラウマ)を発症する場面へ。楽しい記憶では、恋愛リアリティーショーの交流や有馬かなとの交流(このあたり原作勢にはニヤリの場面)が描かれた。
 トラウマがあるため、感情演技に難のあるアクア。克服できるのかが次回へとつながる。

 演出は良くできていて、原作の雰囲気も良くでていた。ヤマはまだ後にあるので次回も楽しみだ。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第14話
 原作通りの展開と勝手に思って、OPとEDに尺をとられ展開が遅いとか考えていたが、実は細かな改編があって見逃していた。
 なんだか薄いカルピス飲んでいる感じとか、原作をただなぞっている印象は、実は浅い見方だった。
 
 走り過ぎの展開のほうが、まだ良いのでは?と思ったのは、アニオリ挟めば批判出るとの思い込みから。アニメしか観てない人には、演出からして、分かりやすいものでした。EDは、次回にかなり期待を持たせるタイミングで良かった。
 
 【推しの子】に期待するものは、観る人によって異なるし、アニメだけの人からすれば、舞台編で何やってんの?となるかもしれない。1期1話90分の衝撃からすれば、その後の今日甘や恋愛ごっこテレビのエピソードも「??」になるのは、理解はできる。しかし、派生的なエピソードでも充分な魅力があるのである。
 
 アクアの復讐材料集めに付属するものでしかないのは確かなのだが、その付属物がストーリーのメインに広がる。原作勢も、しばらく読んでいなければ、そのことを忘れてしまい、細かな演出を見逃してしまう。
 
 創り込んだOPとEDが時間的に長すぎるとか、短いバージョンにでもならないかなとか、サブスクでは早送りはするにしても、不満を持ってはならないと自戒した。
 
 高みに行けるどころか、コケそうな悪寒すら感じたのは浅はかでした。次回も、楽しみです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第13話
 12話の「掴(つか)み」(アニオリ)から、原作踏襲に時間を巻き戻して、舞い戻ってきた感じ。OPとEDは、かなり格好良い。しかし、原作者のダブル歯ブラシのシーンにかこつけた歯磨き粉のCMには、笑(えなくて、なんだなかな?)だった。

 「セクシー田中さん」ではメディア化したテレビ会社(日テレ!!リスペクトすらない使い捨ての姿勢は最悪)自体が、会社ぐるみで原作者をないがしろにしていた。(結果、あまりに悲しい結末)
 本作ではそこまでには至らない、よくある揉め事とソフトにしている。
 
 また、最近の演劇舞台のエンタメ的な発展(2.5次元)も伝えようとしている。原作漫画にほぼ忠実なアニメ化のストーリー展開だった。

 これから、原作者と脚本家が共同執筆の流れになるのだが、リアルの社会ではあり得ないことだと思う。でも、面白いから楽しみにしてる

 次回も、ワクワク
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第12話
 いよいよ2期の始まりですが、物語の連続性重視のためか1期最終11話に続く第12話から始まります。原作漫画での「舞台編」で「東京ブレイド」という劇中漫画を舞台化するストーリーを「漫画のアニメ化」というかたちでの制作となります。
 なんというか、ある種の皮肉にもとれるアニメ化となっています。

 漫画では、大ゴマ一コマの余韻での表現をアニメでどう補完していくのか?とても楽しみです。その楽しみと難しさの問題で、奇しくも12話から次回にかけて、「東京ブレイド」の漫画原作者と舞台脚本家が対立することになります。
 漫画では省略が余韻として伝わるのですが、尺が短いうえに遠い観客にまで理解させなければならない舞台では、脚本家はかなり変更せざるを得ない。それが原作者の許容範囲なのか否かは、今現在ホットな問題です。

 アニメ化のほうは、12話をみる限りでは、かなり成功しているように思います。1期の大ヒットもあって作画・演出とも迫力十分でした。 
 ただ、楽曲は1期に比べたら聴き劣りするのは仕方ないでしょう。1期のOPとEDは、最高過ぎたから……

 原作の舞台編は読者からも好評であり、アニメでも成功は間違いないでしょう。あとはどれだけの「高み」に行けるかです。 

 ラスト、原作者の「ぜんぶ」のセリフ
 印象的でした

 

投稿 : 2024/10/18
閲覧 : 420
サンキュー:

4

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

赤坂アカ×横槍メンゴ

「2.5次元舞台編」と「MV編」

OP/EDはスポンサー枠なのはわかるけど、
YOASOBIのままじゃダメだったの?
両方共合っていないかな。

投稿 : 2024/10/17
閲覧 : 80
サンキュー:

1

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

狂気を感じる表情。これだからアニメはいい。

初見評価
一期は視聴済み、大好き。
一期、一話は感動大作、その後はシリアスあり可愛いあり面白い良作。

そして続きとして始まった今期。舞台がテーマみたいで3話まで見たけど今のところ見せ場のようなところもなくリアルな裏側事情(リアル知らないけど)。
よく言えばリアルで親近感のわく物語、悪く言うと地味。
だけど、端々にちりばめられた作画のクオリティは相変わらず。
これからどんどん盛り上がっていくこと間違いないだろうから期待して待つ。

17話まで視聴
しっかりと前置きを置きついに舞台が始まった。
演出の仕方も作画もさすがの一言、食い入るように作品に見入ってしまう。
そしてそれぞれの過去とかもわかるようになって思ったのだけど、
メインキャラはインナーチャイルドの特徴を意識しているのかな?
自己否定が多い、感情を出せない、依存的、いい子を演じる、
子供の頃の出来事を原因に傷つくものだからまあありそうだよね。
とまあ、小難しいことは考えずに楽しみます。

最終話まで視聴
面白かった。一期は衝撃の一話から始まり序盤暗かったけど徐々に明るくなって最後有馬の笑顔でドーン!!って印象だったけど今期は反対。
序盤は舞台で明るい雰囲気を見せ、後半は冬に曇天の空模様で暗い雰囲気作りをしドンドン怪しい空気にしていく。
正直今までルビーが天真爛漫theヒロイン!みたいで面白みが少しないと思ってたけど深みが増したね。
最後も暗い雰囲気からガラッと明るいポップなMVを流しその中のルビーの笑顔の怖い事怖い事。
寝てるときのルビーの顔といいもおホラーなんよ。
不協和音のような不気味な雰囲気作りあと表情の描写が秀逸。
細かな表情の違いやBGM、背景など全部合わせて楽しめる作品。

続編が楽しみ。

投稿 : 2024/10/14
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ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アクアの諦めが良すぎるような・・・

●アクアの"復讐"
自分の父親を探して復讐を試みたアクアは、やりたくもない演劇を続けていた。その間、会う人会う人から髪の毛などを採取し、自費でDNA検査をやり続けていた。そして、ついに「腹違いの兄弟」がいるという手がかりを得た。しかし、当の本人である舞台の共演者に話を聞くと事実は意外とあっさりとしていた。売れない俳優が女遊びであちこちで子どもを作っていたのだと。その父親は何年も前に心中で死んでいた。アクアは父親の真相を突き止めたが、なす術なく復讐を終えることとなる・・・
しかし、アクアは短絡的ではなかろうか。DNA検査の科学的根拠は高いにせよ、その結果そのものが捏造された可能性をなぜ考えないのか。強い復讐心と執着があった割には、あっさりと結果を受け止めてしまってはなかろうか。
・・・と思った矢先、やはり「真の父親」と思われる存在が示唆された。

●ルビーに芽生えた"復讐"
前世でお世話になったお医者さん=「先生」を見つけるために、母親「アイ」の存在そのものになろうと奮闘していたルビー。しかし、思わぬ形で再会を果たす。自分の生まれた病院近くの山奥にあった祠に導かれるようにして入ったところ、そこには白骨化した先生の遺体が・・・
先生への恋心を胸に、楽しくアイドルをやっていたルビーの心が一瞬にして闇に染まる。ルビー自身に悲しい運命を託した神様を呪うように、そして「先生」を殺した犯人を絶対に見つけて自分の手で始末することを誓ったのだった。

投稿 : 2024/10/14
閲覧 : 30
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ピエロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ここ最近の漫画原作アニメで1番面白い

漫画原作がアニメ化された作品の中ではここ最近では1番面白いのが推しの子だと思います。
作画等々力の入れ方も尋常じゃないですね。
特にpop in 2のPVはかぐや様のちかっとチカチカ以来の衝撃でした。

投稿 : 2024/10/13
閲覧 : 46
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【推しの子】第2期のストーリー・あらすじ

「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。 ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。 彼女はある禁断の秘密を抱えており…。 そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。(TVアニメ動画『【推しの子】第2期』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年夏アニメ

この頃(2024年夏アニメ)の他の作品

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