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「ATRI My Dear Moments[アトリ](TVアニメ動画)」

総合得点
64.1
感想・評価
283
棚に入れた
370
ランキング
4046
★★★☆☆ 3.0 (283)
物語
2.8
作画
3.3
声優
3.0
音楽
3.0
キャラ
3.0

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ATRI My Dear Moments[アトリ]の感想・評価はどうでしたか?

しんきち さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

我々の期待を裏切った迷作

間違いなく2024年の駄作に入るか…間違いなくあれです。
8話から10話が最も酷い期間でした。

投稿 : 2024/10/07
閲覧 : 53
サンキュー:

6

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良くも悪くも古い泣かせ系ノベルゲームのロボットとの悲恋。全体的には微妙だが泣かせ度は中々

2021年末発売のノベルゲーム原作アニメ。全12話。
海面上昇で文明衰退した世界観で、心がある美少女ロボットと主人公の交流劇、泣かせ系ラブコメ。

【良い点】
好意的な意味で古臭いというか、古き良き美少女泣かせゲーな感じ。
key作品を彷彿。
令和の現在は廃れた、コテコテなあざといキャラ付けの萌えも良し。
会話劇が良くも悪くも一昔前を彷彿とさせて懐かしい気分で視聴出来た。

脚が不自由で少しひねくれている主人公と、小生意気で騒がしいけれど無邪気に慕ってくれる美少女ロボットのアトリとの交流が地味ながら良い雰囲気。
アトリちゃんの「高性能ですから!」な口癖と裏腹のポンコツぷりも可愛らしく、中盤以降見せる哀しみ健気さもグッとくる。
不老なロボット特有の、主人公が幼い頃から出会い、年老いても…というシチュエーションも萌えた。
記憶の欠損やバッテリー切れによる別れの予感など、ロボット設定を生かした悲恋展開も申し分ない。

後半、主人公がアトリの行動言動がプログラムに過ぎない!と拒絶して以降のドラマチックな展開。
途中経過がかなり重苦しいものの、終盤からラストの悲恋離別の予感からの(本人たちにとっては)救いのある結末で、ほろ苦くも中々泣かせてくれた。
人間の幼馴染ヒロインの70年後は直接登場させずとも、主人公とアトリの恋の成就を完遂させてくれたんだなと匂わせる流れも良かった。
終盤のアトリちゃんの健気さが素晴らしいので、途中経過が微妙でも終わり良ければ全てよし。

幼馴染や親友たちも地味ながら良いキャラたちで、アトリの幸せ後押ししていたのも良かった。

キャラデザや声の可愛さ、主題歌など申し分なし。ここは令和クオリティー。
20年前に放送されてたら絶賛されてた。

【悪い点】
悪い意味でも古臭い。
キャラ付けや会話劇の雰囲気もさることながら、主人公や敵狂人がAIの人間らしさに拘り過ぎる思考とか。

前半のストーリー展開が地味でスロースターター。
舞台の島から話が動かず退屈気味。
世界観設定の割に話のスケールが小さい。設定面の粗はあまり気にしない派だけど、ストーリー上あまり生かせていなかった。
主人公の潜水艇での探索行動をもっと生かしてほしかった。
かと思えば主人公のアトリ拒絶が唐突だったり、以降も話が重苦しい上に強引。
ラストは良かったんだけど、もう少し余韻がほしかった。

【総合評価】6点
微妙な点は多いけれど、最終的にしっかり泣かせてくれたので、美少女泣かせ系としては良かった。
敗因は発表された時代が遅れた事、十数年前に放送されていればマイナーながら一定の評価が付きそうな。
前半の地味さなどもその当時なら許容されただろうし。
…こういう作品を素直に絶賛出来なくなっているのは視聴者の自分の問題かなと。
評価は「良い」

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 52
サンキュー:

4

ネタバレ

しゃぶしゃぶ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

予想を裏切らない凡作

アトリの可愛さだけで強引に完走。
ご都合主義な展開と矛盾ばかりの設定に最後はちょっとほろ苦い結末。
原作がノベルゲームと知って思い描いた想像を1mmもはみ出ない、完璧なテンプレ構成の作品だった。ただ伝統芸能というだけでは飲み込めないほど設定の粗が多く、重大な疑問の理由が明かされることも無いので頭を空っぽにする能力を習得していなければストーリーを楽しむのは難しい。

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 41
サンキュー:

2

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

高性能ですから!

ナナニジがEDを歌う事が発表されたのが4月くらいで、そこからよく目にするようになったのが、この作品ですね。

さて、右足を失った少年ナツキと海に沈んでいた自称高性能ロボットアトリの出会いから始まります。
アトリの製作者はナツキのお婆さんで亡くなっている為にナツキがマスターになるのですが…………
アトリはお婆さんからの「指示」がありそれを叶えたいらしいのですが……
彼女はそれを忘れてしまったらしく……
果たして、彼女の叶えたいものとは。


よくある人とロボットの物語であり恋愛物ですね。
AIや人型ヒューマロイドが出る作品にあるテーマである「心」が描かれています。

最近で言う作品だと「Vivy」などが記憶に新しいかと思いますが、こちらは戦闘などはほとんどなく、どちからと言えば最初から割と結末で「感動」を匂わせてくる感じがする作品ですして雰囲気だけなら「key」作品に近い気がしました。

で、アトリを見つけた後に第1でアトリを売りに出すかどうかで話し合うのは笑ってしまいますねw
後、アトリが笛を吹く姿は可愛いかな?
表情は確かに可愛いアンドロイドかな?と思います。

ロケットパンチはほんとに繰り出せるのかな?
まぁ、過去を厨二病みたいな設定(嘘)を作りだしたり思考が厨二病www

後、睡眠中にヨダレ垂らして夢見てるみたいですが夢が見えるなんて流石は高性能ですから!
歯磨きが自分で出来ないなんて流石は高性能でから!
子供達やナツキに雑魚呼ばわりされて雑魚に見えるなんて流石は高性能ですから!

え?なんですか?
ディスってはないですよ?
高性能に関心していますよ?

ナツキはなんだろ?
直ぐにアトリを売る売るって言うけど、廃墟ばかりの街で食料調達をしている時にお菓子を見つけてもお菓子を子供の為に残しておく優しい所がありますね。
ナツキは子供達の間で杖や義足を見られてヒットマンって呼ばれてるみたいで、ヒットマンのフリをするノリがいいナツキww
子供が好きなんだろうなぁ〜って感じましたね。



で、ナツキとアトリの関係が進展したらナツキがアトリを気にするようになります。
更に、ナツキが幼児期に憧れたお願いさんの正体がアトリだと発覚します。
最初は認めたくなくて小さなアトリを見て否定するナツキww

確かに、私も小学生の1年生の時に6年生を見たらめちゃくちゃ大人に見えて私がいざ6年生になると自分が子供ぽく見えて……未だに子供な私……(´ρ`*)コホン
……今はめちゃくちゃ大人な私ww

だから、子供の頃って年上が大人に見えるから、当時のアトリがお姉さんに見えるのも違和感ないかも……
今見たら、アトリってめちゃくちゃ子供ぽいけどww

で、ナツキはアトリの恋心を確認しようとします。
授業でLoveを学んだアトリはナツキにデートを持ちかけます。
このデートでナツキも本格的にアトリを意識するようになります。

で、ナツキはアトリに心があるのかが気になり始め彼の中でLoveは確信に変わったのですが……

ナツキの「心はあるのか?」の質問に「多分、心があるんだと思います。」とアトリは言います。
しかし、ナツキは知ってしまきます。
アトリが書いていたノートを見て……

「キス」も「言葉」も「感情」も……
アトリが本当は心を認識しているのではなく、ナツキが欲しい言葉を選んでナツキに話していたのだと……

確かにね、解るのよ。
言葉や表情がどれだけ本気に見えても感情が篭っていないと虚しいですよね。
気づく気づかないじゃない……
その事実が虚しい……悲しいよね。

けどさ、アトリがノートに刻んだ言葉ってそんなに変でしょうか?
ナツキに「寄るな!」「近づくな!」「心があるフリをしていたのか」と拒絶される様な事なのでしょうか?

アトリのノートにはこう書かれてました。

1部省略

「キスはこの行為は理解不能」

「好きだと言われたので好きだと返した、しかし私の想定が違っていた」

「恋人の好きを学習、キスを学習、性行為を学習」

「心があると答えた、そう答えて欲しいと推測された」


例えばですが、行為の理解不能ってさ、ロボットも解らないし、人間だって恋愛に関わらず理解出来ない事もあるじゃん?
それはロボットも同じだよね?

学習だってさ、誰しも何かで知ったり学ぶじゃん?
アトリもさ、知らないから学ぼうとしたんじゃないの?
彼女自身も知りたいから学ぼうとしたんじゃん?

どーでもいいなら学ぶ必要ないよ。
相手に合わせるだけでいいんだから、理解する必要ないよ。
それでも、学びたいと知りたいと思ったんじゃないかな?

「そう答えて欲しいと思った」ってのも水菜が言うように本当に人間と同じだよ。
私達も言葉を選んでるよね……
それと同じだよ……何も違わないよ。

私はね、ナツキの「俺の事は好きか?」って質問にアトリが「今のナツキさんは嫌いです」って答えるシーンがあって、それが好き嫌いが判別出来ている時点で、それが感情だよって思いました。

ナツキは後から「大好き」ってノートに描かれていて気づいたけど……
もっと、早く気づけるシーンもあって、ナツキが気づくまでのアトリへの八つ当たりは見ていて辛かったですね。


そもそも、ナツキは「心って言うのは複雑で繊細でそう簡単に理解出来る訳がない、その先で好きを理解して2人が向き合えるとしたら、その時に考えよう」って数時間前まで言っていたのに……心を理解するのが難しいのはナツキも知って居たのにね。

1話でアトリはマスターの命令なしでナツキの元に帰ってきたのもさ、自分で選んで考えたから、彼女の心がそうしたかったからなんじゃないかなと思いました。

11話でも、ナツキに「私の事好きですか?」と恥ずかしそうに質問しては恥ずかしそうに「やっぱりいいです」と否定する辺りもしっかり彼女の中に心が見えた気がしました。


そして、アトリを処分する為にある組織が動き出し、学校を人質にアトリを呼び出します。
そこにナツキが駆けつけますが、ナツキは返り討ちにされてアトリがブチ切れるのですが、アトリは強いですね。
こんな戦闘も出来るんですね。



アトリは自分がナツキを助けるために人に暴力を振るった事で「欠陥ヒューマノイドです。破壊してください」とナツキに頼みます。

ロボットは人に手を出しちゃダメならしいです。
それは人も同じだと思うんですよね。
けど、誰かを救う為には振るわないと行けない拳もあるのだと思う。
アトリはナツキを助けたかった。
それだけで、アトリのおかげでナツキや学校の皆が救われたのは間違えないから、それが間違えでは無かった気がしますね。


で、アトリの過去。
前マスターの詩菜……
彼女はナツキの母で母が前マスター。
アトリは詩菜の母(博士)が詩奈の友達(お世話役)として生み出されたのですね。

詩奈はアトリと幸せに過ごしていたけど……
彼女は中学で虐めにあいます……
それから彼女は笑わなくなります。
アトリは彼女を助けようとするけど、その言葉は届かなくて……
詩奈はアトリに八つ当たりする……

そんな、アトリは虐めをなんとかしようと学校に潜入すると詩奈は屋上から飛び降りようとしていて、それを煽るクラスメイトに殴りに掛かるアトリ……
それを見た詩奈はアトリを「バケモノ」と呼ぶ…………
けど大人になった詩奈はアトリにずっと謝りたかったとナツキに話しいたそうです。

詩奈の気持ちってさ、ちょっと解る気がする。
自分が辛い時って、周りの人は助けようとしてくれてるけどさ、その言葉が素直に聞けなくて、それが他人事だから言える言葉や行動に見えて、自分の気持ちを否定されてる気がして素直に受け取れなくて、寄り添おうとしてくれた人を拒絶して傷つける。

そして、大人になって気付く……他人の優しさに、自分の弱さ、自分が取った最低な行動や暴言に……
誰しも経験あるんじゃないかな?
結構、自分の事でいっぱいいっぱいになっちゃうんですよね……

詩奈も生きているウチにアトリに会えたら良かったのになぁ〜と思えたエピソードでした。

アトリにあった学校のイメージ「悲しい」イメージであったのは、そう言う事な訳ですね。


そんな中、アトリの電力がなくなりつつあり、メモリーが紛失しようとしていて、充電システムを探す事になるのですが……
これが案外直ぐに見つかると言うwww
で、充電すると思い出した彼女の最後に受けた命令とは……「エデン」です

まずエデンとは何か、エデンは何処にあるのかから探す所が始まりますが、速攻見つかります。
話数が1クールだからか謎が謎になってないんですよねww
後、科学者のお婆ちゃんは確かに見てたら仕掛けが意地悪ですね……下手したら命落とすレベルの仕掛け……

で、エデンは植物や生き物が生息する人工島(中には虫や鳥のロボ)もいる場所ですね。
ただ、このエデンにはアトリと関係があります。
ナツキはアトリに自由に生きて欲しいと願う反面、お婆ちゃん博士がアトリに酷い役割を与えていたのです。

そこで出会ったお婆ちゃんAIはアトリを人工島の管理人にする為にアトリにカプセルに入るように伝えます。
それが人類の為になり島が発展する事になるらしく。
そして、アトリはカプセルに入ろうとします。

それを止めるナツキ。
アトリはメモリーを失いたくないと話すのですが……皆んなの役に立てる、自分がカプセルに入る事で役に立てるのが嬉しいからカプセルに入りたいと話します。
ナツキはその気持ちを尊重する事を選らぶのですが…

コレね…自分と人類を天秤に掛けられたら選択肢がある様で選択肢がない様に感じるのは私だけでしょうか?
けど、アトリがこう思えるのは凄いかな。

私がアトリの立場なら多分、カプセルに入る。
けど、理由は選択肢がそれしかないから…
自分にしかできない……そうしないと人類がなんて言われたら「仕方ない」って思うからです。

けど、アトリは人類の役に立つって聞いて、それが嬉しくて「やってみたい」って思ったって理由が凄いなぁ〜って。
私は正直、アトリが「高性能ですから」と言う度に苦笑いしちゃいそうになってましたが間違えなく高性能でした。

で、それを尊重出来るナツキも凄いよね。
私なら納得出来ない気がする。
人類とか皆んなとか言われても、やっぱり私は大切な人が人類の為にと自分が役目(会えなくなる)を果たそうとする事を背中を押して笑えないかな?って思いました。

でも、最後はナツキも「嫌だ」と伝えてましたね。
カプセルに入る寸前でww
それはそうだよね。
人間誰だって別れは辛いです。
辛くても「大丈夫」で強がって、悲しみを「笑顔」で誤魔化しているだけですよね。
最後の最後で強がりの仮面が剥がれたんだね……なんか気持ちがわかるなぁ〜って。

私は多分、別れの寸前なら最後まで強がって涙をみせようとはしないし「嫌だ」なんてことも言えない気がします。
本当は言いたいんですよ?
けど、相手を困らせちゃうかな?とか心配させるかな?って考えたらね。
本当に、私は素直になれない性格しているなぁ〜って思うので、ナツキのそう言う所が羨ましくも感じました。

さて、アトリが管理人になり人類は大きく発展しました。
そして、アトリが目醒めて残された時間は一日なんですが、ナツキがデータ世界を作り出してデータ世界の無限の1日でナツキとアトリが再会してお終い。


ナツキがなんかチートな世界を作り出しましたねww
ちょっと羨ましいですw
私もデータ世界で生きてみたいですw
データ世界なら空を飛べたりと自由なイメージあって、アニメやゲームや漫画もあり様々な物が電子化しているから便利で楽しそうなイメージがあってww
家とか家具とかも好きなデザインの物を配置出来たりとか?

さて、全体的に最初は微妙でした。
面白さが伝わりにくくて、ただ後半あたりから盛り返してきて、序盤から最後は泣かせにくるんだろうなぁ〜と読んで居て、読み通りでしたが良い話だなぁ〜って思わされちゃいましたね。

最後のアトリとナツキのデータ化は意外でしたね。
でも、良いよね。
大切な人が隣にいる世界ならさ、現実でも異世界で異次元でもデータでもなんだっていいよね。
2人で幸せに生きていける世界ならどこだって。

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 194
サンキュー:

10

けいたろう さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

なんだコレ?

話がお粗末すぎました。
30分見るだけ無駄。それなら他のことをしたほうがマシです。

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 49
サンキュー:

3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず おもてたより よかった

期待値かなり低かったから 想像異常に よかったと感じた

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 37
サンキュー:

0

taketake4 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

いわゆるセカイ系?

20年くらい前の古臭いPCゲームの世界そのまんま的な?
少しは進化すればいいのに時間が止まったかのように進歩もなく同じようなことをやってるだけではねえ

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 59
サンキュー:

1

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

こちらはロボットに心があるかというテーマの作品

ロボット・・ヒューマノイドと言った方が良いのかな。
と、心を通わすお話は、過去にもよくあるパターン。
海面上昇により大きなダメージを負った世界観のお話。
だが、話の中心はATRIとの恋愛話。
ATRIの中にあるメモリが何なのかを中心に展開する。
ヒューマノイドと人間の違いがバックグラウンドにある。
ロボットにこころがあるのか、
という昔ながらの命題に取り組む姿勢は評価できる。
最後は未来ある終わりであったが、ロケット打ち上げなんかより、
ココロをデータ化することができるなんて、そっちの方がすごいんだが。

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 38
サンキュー:

1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人類滅亡寸前のディストピアで、頭がお花畑の登場人物達がワチャワチャするゴミ

アトリ

 最終話(13話)まで観ました。2024.10.06

 哀れATRIは人類の救済のために犠牲になりました。さぁ!泣け!

 いや…、海面上昇がどうなるわけでも無いし、こんなガバガバなSF設定で何を言ってんの?

 エデン計画自体が意味不明です。回収対象になったとは言え、なぜに単なる既製品のATRIを計画にワザワザ組み込んだりする?

 夏生のオバァがオリジナルで作れば良いじゃん。結局、単なる電池や保守管理AI並の扱いで、ATRIの感情が云々と言う話でもないし、自立思考型ロボットを計画に組み込む意味が不明です。文明が崩壊して仕方なくならまだわかりますが、文明崩壊前から準備してましたよね?

 そもそも、ATRIを水中に保管しておいて、ワザワザ隠されたエデンに移動させる意味が分からんです。最初からエデンに置いておけば良いです。夏生達と交流させて成長させるとか、そういう感じでも無いし、単なる嫌がらせかな?

 どうも話の辻褄が合ってないです。夏生のこだわったロケットも別にエデン計画とリンクして無いし、結局水位は上昇したままです。

 村はエデン計画のおかげで発展した様ですが、そんなに資源や技術力があるなら、最初からあんなに荒廃してないでしょ?エデン計画はどう考えても文明崩壊後の世界から村を復活させる様なプロジェクトではありません。

 近いのは、ロストテクノロジーを保存する箱舟的な物で、多くの文明崩壊後の世界を描く作品では諸悪の根源として主人公達に破壊されるヤツですね…。

 ラストは、ハッピーエンドっぽかったですが、無理矢理時間を進めた上にATRIと夏生のメンタル世界に逃避した様な感じです。

 また、学校メンバーも必要だったのか疑問です。ゲームではスケベ要員なのかもしれませんが、アニメでは尺稼ぎと賑やかし以上の存在ではありませんでした。

 ゲーム原作をアニメ化するのは難しいですね。本作品もATARIじゃなかった様です。 
 
………………………………………………………………………

 12話まで観ました。2024.09.30

 バァさんのぉぉぉぉぉ〜科学力はぁぁぁぁぁぁ〜世界イチぃぃぃぃぃい!

 話に詰まったらマッドサイエンティストに頼るのは辞めい!お仕置きのロケットパンチですよ!

 ATRIのラストミッションは、オバァの作ったエデンを探すことだった様です。いくら凄い科学者でも、ラピュタや箱舟的なモノを単独に近い状態で作れる?しかも謎の技術で隠されているし…。スゲぇよ婆ちゃん!いくら金がかかってんだよ…。

 そして、当たり前の様にATRIを犠牲にして世界を救え的なお話に…。ただ、海面上昇を何とかする訳では無く、実に規模が小さいのが気になります。

 それにしても、オバァの計画のすさまじい杜撰さは何なんですか?夏生がアカデミーに行って帰ってこなかったり、死んでたり、潜水艇が壊れていたりしたら、そもそもエデンは見つからないし、ATRIの寿命が尽きてたらもうおしまいです。単なる詩菜のストーカーロボをいつの間に計画に組み込んだのかも謎です。

 全く馬鹿げたお話ですが、次回最終話!号泣間違いなしです。とても楽しみです。…嘘です。くだらないオチに唖然としそうです。皆さん覚悟完了してますか?
………………………………………………………………………

 11話まで観ました。2024.09.25

 ATRIはセックス機能もあるんですね。もう、夏生の嫁気取りです。夏生も散々感情が〜とか言ってきましたが、この世界の住人は、ロボ子がキレて暴走すると感情があると判断する様です。

 崩壊後の世界なので、倫理観が現在と異なるのは解ります。鎌倉武士みたいなスピリッツになったのかな?舐められたら殺す!的な精神構造が好まれる世界の様です。

 そして、ATRIにまさかのメンテナンス問題が!?謎の永久機関で動き続けるロストテクノロジーの産物では無かった様です。

 ただ、これまた夏生のマッドサイエンティストオバァが所持していたオーパーツ的な機械で解決しました。人間が作ったとは思えない性能です。何年も海に水没していても平気なのか…。

 そして、ロボ子のファイナルミッション発動!何が起こるのか?次回に期待です。あれか?ATRIが核爆発でもして核の冬が到来して氷河期になって海面低下でOK的な?急展開で物語を畳めるのか!?気になります。

………………………………………………………………………

 10話まで観ました。2024.09.17

 回収屋も、もっと穏健にやれば良いのに、ワザワザ衆人環視の中で、ATRIをボコボコにしなくても良い様な…。

 そりゃあ、止めに入るでしょうよ…。ロボ子を暴走させるためだけの演出かいな…。

 皆様のレビューにもありますが、8話あたりから、主人公の夏生がATRIに対して、感情がある、魂があるとか言い出し、ロリコン性癖を丸出しにしてきてATRIに迫るも、いきなり冷めたりする変態ムーブをかますので、モヤモヤします。

 ヒューマノイドに感情や魂みたいなのがあるのかという話は、そもそも人間自体に魂があるのかという話になるので、安易に手を出してはいけない領域の様な気がします。

 劣った人間の魂は劣っているのでは?感情表現とかが下手な人間は人間では無いのか?異文化圏で感情表現の仕方が違う外国人は、野蛮で魂も獣なのでは?

 結局、人権思想とは、能力、性格、文化、性別等が異なっていても、人間としての権利を認め尊重するという、魂やら感情やら曖昧で感覚的なものを排除した思想です。

 誰かが、何らかの基準であいつは人間で、コイツは人間じゃ無いとか判定出来るものではありません。ロボ子の感情にこだわるのは非常に傲慢で愚かな行為です。社会的な了承があれば、ロボにも権利を認めるべきですし、違うなら道具として使い潰せば良いだけです。

 また、ロボ子が暴力を行使したりするのを作中人物が問題視していますが、こんなの、ちょっと賢い飼い犬がご主人を守るため、敵に噛みつく様なもんで、大した意味は無いのでは?

 夏生の家族とロボ子の因縁も明らかになりましたが、最初に予想されていたよりは大したことがなさそうです。単なるストーカーロボをバッチャンが封印しただけ?何なのコレ?

 スゲー浅い話になってきていますが、オチだけは非常に気になります。みんなで楽しく暮らそうエンドになりそうですが、予断を許さない感じです。
………………………………………………………………………

 6話まで観ました…。2024.08.19

 ツッコミ所が満載のとぼけたエピソードをぶっ込んできますね。もう、火垂るの墓を観ていていつも思う、清太!海水を煮て塩でも作れ!状態です。

 学校の電気が復活したから、学生達が蛾の様に集まってきました!高校生達は何を求めて学校へ?秩序崩壊後の世界で高等教育が必要か?

 小学生ならともかく、高校生位の年齢なら、生きるために働かにゃー!学校でモラトリアムって恋愛ゴッコしている暇なんてあるかい!しかも、どこにこんなに若い子いたんだよ?

 リアルなら良い訳ではありませんが、あまりにも世界観が頓珍漢です。みんな制服着てるし、今まで何してたの?水位が上がって社会が滅茶苦茶になってから結構時間経ってますよね?

 他にも言いたいことは沢山ありますが、ちょっと酷いです。バッテリーも入手出来ない世の中で、サルベージ屋やって、1000円2000円稼いでも仕方ないっぺよ〜!

 低地が水没して、工業・農業地帯も壊滅してるだろうに、スイカを作ってるなんて、随分余裕あるな…。今川焼き屋が水没してもう食べられな〜い位の被害なの?魔法で解決のなろうより、リアルティーラインが甘いので、これはSFとは呼べません。

 食糧も衣服も無から合成出来るんでしょう。飽食時代の豚共の様に世界を舐めてますね。ゴッドランドのカーネル総帥もお怒りですよ!

 暑い夏にふさわしい、登場人物、制作、原作全て頭がピーマンのお花畑アニメですね!

………………………………………………………………………
 
 5話まで観ました。2024.08.13

 ハイテクとローテクが混在する世界…。潮汐発電システムを作ったよ〜!電球は白熱灯かな?

 永久機関搭載のロボ子に発電させろ!なんつ〜ツッコミは野暮ですね。

 キャサリンの借金問題もサクッと解決!そもそも金なんか最早流通してないでしょ?

 学校を基点にみんなで楽しく暮らすのさ!何か…、学校ぐらし系の狂気を感じる展開です。正気を保つために学校ゴッコをしている様なディストピア感が…。本当はキャラの何人かは死んでいて、誰かの妄想なのでは?

 学校のメンバーは、潮汐発電機の完成と先生が戻ってきたので、感動して号泣ですが、ロボ子はハテ?と言う感じです。

 主人公、泣き方が分からないなら笑えば良いよ…とかスカした台詞を吐きますが、この異常な世界の異常な学校空間で泣ける方がおかしいのでは?

 他のメンバーより、ロボ子の感情に視聴者の感覚が近い気がします。泣く?そうはならんやろ〜!

 作中では泣け泣け押し付けてきますが、下手すれば明日餓死しかねない地獄なのに、別に気にすることも無く飄々と暮らしている主人公達の図太さに脱帽しても泣けはしないですね。
………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2024.07.30

 美少女の元戦闘ロボ子に、可愛い幼馴染…。世界が水位上昇により崩壊しており、うるさい大人もいない…。ノベル系ギャルゲーが原作の様です。この時点で察しの良い視聴者はスルー案件ですね。

 まぁ、どこかで見たことのあるテンプレSFですね。しかも、現実感はかなり薄めのヤツです。

 主人公達の住む地域は、インフラも政府機関も完全崩壊しており、水も食料も自分で調達しなくてはなりません。

 スーパーの廃墟から食料貰ってくるとか、疲弊しすぎだろ…。衣服とかどうしてんの?誰も働いていないし、畑仕事か狩りでもしないと、生存すら危ぶまれる状態じゃね?

 もう、美少女ロボ子と遊んでいる様な段階をはるかに越えた、ザ・サバイバル状態です。

 電気も無いし、子供達は難民状態だし、いくらなんでもノホホンとし過ぎです。

 周りは石器時代みたいになっているのに、メンテナンスフリーの完全自立型ロボットがわちゃわちゃしている頭がお花畑の世界…。

 なかなか、視聴者の精神を揺さぶってきます。SF好きだと、ツッコミのし過ぎて死んでしまうやろ〜。

 ロボ子は元戦闘用なのに、美少女としての再現性高杉君です。兵器に萌えはいらんだろ…。しかも、エネルギー源不明の超科学の遺産です。

 マジで何年か前にKey系萌泣きアニメで観たことがある展開になりそうです。

 多分、泣けることは一切無いと思いますが、SF大好きな変態野郎の私は視聴継続です。

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 546
サンキュー:

8

マスターバート さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

人類には早かったアニメ

8話くらいからおかしくなり10話でとどめを刺したアニメ
ヤケクソで完走したのはいい思い出です。それくらいつまらない。

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 55
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界観、SF・キャラ設定は素晴らしいけど、話と結末に不満です。

 世界観、SF設定、キャラ設定、プロット…素晴らしいと思います。特に8話の衝撃は本当に素晴らしかった。そういう見たくない事実を作品にはもっと入れ込んで、でも、それを乗り越えて何が見えるのかが物語というものです。それを描くまでの作品のパーツは本当に感心しました。

 ただし、結末が不満です。ストーリー…脚本が全然だめです。全体の構成もありますが、特に最後の2話。感情の問題と世界系の決断、目覚めた後の話をもっとリンクさせて描けなかったのか。残り1日という最期の時をもっと上手く使えなかったのか。キャラ…特に神白水菜萌はもっと上手く使えなかったのか。発電という要素を世界系の救済やアトリともっと結びつけられなかったのか。靴という要素ももっと何かないの?と言いたくなります。

 うーん、評価はします。何度もいいますがSFの世界観としては本当に良かったと思います。ただなあ…

 それなりにいい話なんでしょうか。まあ、あらすじとしてはやっぱり悪くないんですけど、期待した分で落とされたから印象が悪いのかなあ…

 まあ、ちょっと考えてみますけど…ゲーム原作かあ…どうも調べるとゲームプレイヤーからは不満が出ているようですね。ゲームはもっといいらしいですけど…そりゃあそうでしょう。これが名作とは思えません。なら、やってみようかなあ…




1話 「AIR」を意識した悲劇系の世界系に見えますが…

{netabare} 海面上昇の世界観は珍しくないですが美少女ものにしましたか。

 キャラ造形がちょっと昔のラノベ感があります。絵の雰囲気とロゴが悲劇系?世界系?つまり、祖母が海洋学者、そして命令云々から判断すると、最終的にアトリというヒューマノイドロボットはおそらく世界、海面上昇を救うキーになる感じでしょうか。

 雰囲気から言って「AIR」とか意識しているのかな?海辺の夏で主人公・叔母さん・アトリの取り合わせはまんまですね。言動がちょっと痛いのも同じです。「ATRI」のスペルもTに何かの意味を持たせれば「リメイクだよ」という風に取れます。

 SFということで期待していましたが、ちょっとお涙頂戴の感動ポルノを意図している風に見えなくはないです。それが外れならいいのですが、数話進行をみて判断します。{/netabare}


2話 演出はドタバタしてるし、キャラ設定はテンプレですけど…見るべきところはありそう。

{netabare} OPの最後の方のトンネルのシーンで出てきた腕をバチバチさせているロボットを見る限り、何かに狙われるんでしょうね。で、EDでは学校のみんなと協力して海底に潜り何かを見つける…と。

 なぜ、ジャンプ力が落ちているか、で悲劇性を感じなくはないです。機能停止までの秒読みなのでしょうか?

 正直、演出がドタバタしているし、主人公やヒロインのキャラ造形がテンプレだし無駄に善人だし、途中の喫茶店みたいな場所のシーンの好きなんだよ…で笑ってしまいました。見るのやめようかなという気もしましたが、ちょっと終末感があるのと、学校を見たときのアトリの違和感の表現が気になったので、もうちょっと見ます。

 意図的に設定の説明を省いて絵で見せているような要素もありますし。それと風力発電といえば関東では銚子だよな、と思ってたら銚子がご当地みたいですね。「地球の丸く見える丘展望館」にはいったことがあります。
 銚子の先端から利根川の下あたりは標高がちょっと高めだったので、島のように分断されたのでしょう。その辺の設定も考えてありそうですから、期待はできる…のでしょうか?{/netabare}


3話 発電の話だとEDのカニが意味が出てきますねえ…

{netabare} 銚子のご当地ものとしては、風力発電とか波力発電?などに目を向けるのは素晴らしい発想だと思います。ただ、あえて目を瞑っていたアトリのエネルギーって何?に踏み込まざるを得ません。原子力電池だろうなあとは思いますが。ジャンプ力の話にもつながりますがアトリの電池も切れるのでしょうか。

 で、思ったのがEDに出てくるカニの群れです。カニって海底の電力ケーブルに群がるんじゃなかったでしたっけ?あの宝箱の中にあるのはエネルギーじゃないか、と思いますが、どうでしょうか。

 どうせなら食料も在庫に頼るのではなく、海が近いなら漁業ができるだろうと思わなくはないですが、それは今後描かれるのでしょうか?

 あと、嘘ですね。アトリが嘘をつけるというのが本当かどうかです…というより戦闘用ロボットという設定はちょっと引っ掛かります。そこにも一工夫ある気がします。

 で、このあえて小さな子たちを出してきたということは、話的には悲劇性を強く感じます。子供の1人が犠牲になるのか、アトリがそれを救うのかわかりませんが、この設定は悲劇がないと話になりません。

 まさかエネルギーの話になるの?という意外感が非常にいいですね。演出はあんまり好みじゃないですが、話は面白いです。{/netabare}


4話 暴力と食事ができる廃番ロボット…の謎。

{netabare} なるほど、アトリは戦闘用ではなく廃番のロボットだとすると、OPの映像と合わせると人間の思考・感情をコピーした結果、人間に暴力がふるえるようになった…とも見えますねえ。食事ができる機能から考えて、人間の家族の代替として開発されたのかもしれません。
 学校の記憶がありそうですから、実際に存在した娘のコピーだと思いますが。そこでロボットと人間性の狭間で使命を優先するんでしょうか?

 OPでもっている玉、光りの玉が何を象徴するか、それとも現物なのか。EDと合わせて新エネルギーだとは思うのですが、どうでしょうね?あくまで電気が主題になりそうです。それとアトリの存在がどう絡むかですね。

 絵柄でだまされますが、結構ちゃんとしたSFであり近未来のシミュレートになっている気がします。

 なお、今川焼とカニ焼は一緒に食べたくはないです。{/netabare}


5話 キャラも導入も一段落。今のところレベル高いと思います。今後ですね。

{netabare} アトリの内部に何か少女の過去の記憶があることが、バイクで突っ込むシーンの一瞬のフラッシュバックで明示されましたね。それが本人なのか昔のパートナーなのかははっきりしませんが。ただ、まあ本人だとは思いますが。

 で、これで電気についての話がひと段落しました。借金のドタバタも人間関係も落ち着きました。この後ですね。起承転結の承が終わった感じです。外部の悪意についてが具体的になってきていますので、それがどう展開するかでしょう。

 絵柄と演出に惑わされますが、今までのところかなり真面目なSFです。そして、出来は悪くないしいろいろ考証がきちんとされていそうです。そして、世界系の匂いがプンプンします。悲劇のような気がしますが、悲劇ではない感動でもいいと思います。SFの秀作になれるか楽しみです。{/netabare}


6話 説明しなくていい。恋愛のエピソードも感じさせればいい。SFを分厚くしてほしい

{netabare} 中間でちょっと間の抜けた話だったなあと思います。新キャラも無駄に増えたし。恋愛とか語らなくていいです。ほんのちょっと感じさせてくれれば。なんとなく嫌な予感がします。後半で失速しないか心配です。アトリの記憶の時間軸が思ったよりも短くてちょっと謎感が薄まりました。主人公のいいひとになり方が急すぎる気がしますし。

 ぬいぐるみが腐っているところと、アトリの存在の対比があるのかとも思いましたが、どうなんでしょうね?そういうところにもっと嫌な予感が表現できれば、感動ポルノではなくしっかりした感動になると思うのですが…結末はわからないですが、やっぱりこの話は別れがないと成立しない気がします。

 全体で言えることですが語らない何かで表現していけば、情緒的な部分は十分なのでいちいち恋愛云々とか話に入れないで感じさせればいいのにと思いました。SFをもっと分厚く、世界観と使命と結末で大きな何かを語ってほしいなあという気がします。{/netabare}


7話 話の流れや設定は素晴らしいけど、6・7話の説明みたいな話がなあ…

{netabare}  うーん、話全体は実は盛り上がってきているんだと思います。やはり感情を持つAIロボットとその危険性。発売中止になった原因と記憶の齟齬。やっとOPの腕バチバチのロボット(改造人間?)が登場ですね。その辺はちゃんとSFしています。

 アトリがジャンプ力が半分になっているとか、学校を見て感じた何かについては「動力の低下によるタイムリミット」「人間の記憶の移し替え」などの設定が結末までに出てくる気がするのですが、読みすぎでしょうか。電気問題が潮汐発電だけで終わるわけはないと思いたいですけど、アトリの世界系設定とからんでアトリの機能停止OR何か、もあるとは思いますけど。
 全然違うかもしれませんが、仕込みがある以上は回答があるべき描写の回収はされると思いたいです。

 さて、この作品は設定と流れはいいんですけど、脚本がちょっとなあという部分がエピソードが単純すぎるんですよね。7話の恋愛・感情の問題をエピソードとして取り上げ、全部説明しちゃってわかりやすいデートにするのは正直いただけません。アトリの容姿の記憶の齟齬を絡めると難易度が高くなるので、6、7話をこういう話にした苦労もわからなくはないですけど、ちょっと名作、秀作SFアニメになるには、そういうところかな、と。

 まあ、完璧な作品はないですからね。それを言うなら主人公のキャラ造形とか小学校のキャラが使いきれてないとかいろいろあります。ですが、やっぱりSFを真面目にやろうという部分でこの作品、結構好きな部類なのでがんばってほしいです。 {/netabare}


8話 最近のSFの中では最高の驚きでした。そう来ましたか…

{netabare} また、6,7話の続きかあ…もうそういうイチャイチャはいいよ、と思っていたら、なんと…いや、これは素晴らしい。SFはそうじゃなくちゃいけません。これは私の想像の上をいかれた、すばらしい裏切りでした。アトリの能天気にはそういう意味があったんですね。まさか、そういう話でくると思いませんでした。
 細かく書くのも無粋なのでこれくらいにしておきますが、最高でした。正直、最近見たSFの中では最高のセンスオブワンダーの1つだと思います。テーマとしては良く見るテーマですが見せ方がいい。この作品の前半の意味が180度転換するくらい驚きました。

 これは「僕の妻は感情がない」と対にしてみると面白そうですね。

 なお、話的には(サブ?)ヒロインのミナモとの対比も良かったです。これでアトリの失われた記憶に俄然興味がでてきます。

 いや、評価爆上げですね。{/netabare}


9話 感情のオンオフが良かったです。久々にSFマインドにグッときました。


{netabare} アトリの感情表現のオンオフを繰り返す様子が主人公のジレンマといままで見ていた感情と愛情の幻想にすがるようで、非常に気持ちに来る表現でした。

 ロボットの感情問題は結構いろいろ描かれていますが、そこで視聴者を巻き込んでだましてきたというのは本当に素晴らしいと思います。そして9話ですね。

 感情が無いようで実は感情がある…というのは、AIロボットアニメでは常道です。そこを逆手にとって、感情があるのが前提条件に見せかけて実はプログラムだった…という見せ方が非常にグッっときました。ここで視聴者が受けたショックというのが、主人公の何千分の1かもしれませんが疑似体験できたわけです。AIの感情をSFとして描くことが、ストーリーとして落とし込まれており設定どまりでないことが、本当に良かった。アトリの時々見せる不自然さもちゃんと伏線になっていましたし。

 前半の能天気さが無駄にならないどころか、それがなければこの作品は成立しません。アニメSFの構成と展開の工夫としては、非常にレベルが高いと思います。世界観や銚子の地形や風力発電などの上手さからただじゃ終わらないと期待した、期待以上の水準です。

 これはAIロボットもので「ビートレス」以来久々にSFマインドを鷲掴みにされました。そしてその「ビートレス」の「アナログハック」という概念を非常に上手く扱っていると思います。ここから、感情問題をさらに描いていくとさらに深味が増すでしょう。ログのコメントから察するに無感情の下に…楽しみです。{/netabare}


10話 感情問題はそれだけ?伏線回収はできましたが期待より浅いなあ

{netabare} あーそう来ましたか。うーん、感情の下の無感情の下の感情という構造はいいと思うんですけど、一番下の感情がそこかあ…うーん。ヒューマンドラマ的にはわかりますが、ちょっと期待と違いましたかね。

 アトリの記憶とか脱走、学校の記憶、危険性の伏線とかは綺麗に回収できてたかなと思います。はじめのジャンプ力が減ったがまだかな?
 ただ、SF的に「感情を描く」のではなく「感情的なものを見せる」になってしまいました。8、9話が良かっただけにこれはちょっと浅かったかな。

 しかし、詩菜…クズとは言いたくないですけど…病んでしまうと人格が破壊されますから…ただなあ…屋上の一言とか自分の息子もそうなるとか…祖母も含めてちょっと問題がある一家だった気はします。
 詩菜のおかげで感情を獲得したのか、もともと高性能だったからなのがせめて設定から読みとれればよかったんですけど。そこのドラマが10分くらいで終わったのがなあ…ここに1話くらいかけて分厚いエピソードがあっても良かった気がします。

 あと2話くらいでしょうか。世界系のような部分に行き着いていないので
、もうやることは破滅エンドしかなさそうですよね。死か世界かという意味の世界系では出せませんから世界系でないのはいいんですけどね。そうなると死に意味性が出せるかどうかです。感動ポルノで終わらないようにしてほしいです。能天気エンドもありえますけどね。{/netabare}


11話 EDと銚子設定を回収しつつ世界を描けるか?

{netabare}  ジャンプ力半分問題はこれだけで回収?あとは記憶問題ですね。悪くなかったですが、もっとSFしても良かったかなと思います。せっかくここまでSF設定を頑張ったのだからちょっともったいないかな。

 世界と絡んでくるかあの島(銚子)の問題か個人(アトリ)の存続か。最後のコマンドが何かでいろいろ決まってきそうです。最終回だけでなんとでもなりそうなだけに、ぜひ、意味のある最終回をお願いしたいです。「シャーロット」の例もありますので最終回だけでも壮大な話は描けると思いますので。

 EDの映像的に海底にアトリが出かけて行って電力問題(海面上昇問題?)を解消するんだと思いますけど。銚子だし。{/netabare}


追記 終わりも近いし感情について。感情の2段構造ととればいいのか?

{netabare} 感情を再現し理解できるアルゴリズムとはすなわち感情のことなのかという問題が提起されました。人間を守るロボットのメカニズム(三原則と言っていたかは忘れました)を無視する。詩菜にしても主人公にしても特定の個人を守ることを優先し、人を傷つけないという最優先の命令を無視できる。それがすなわち感情ととるべきなんでしょうか。

 あの日記の「振り」というログ、ここがどうなんでしょうね。このシーンに私はSFとしてひどく感動しました。感情が無いように見えて在る、という話はよくあります。その逆ですよね。感情が在るように見えて無い。過去は知りませんが、最近の作品ではほとんど見ませんでした。これは素晴らしい示唆でした。

 ですが、結局感情のアルゴリズムによって感情はあった或いは保留になったわけです。詩菜のときは突然感情が現れたように見えました。これが人間の反応を学習したフィードバックで感情は本当はない。ないはずだけど、屋上で暴力をふるった。これがつまり感情の存在の証左である。同じ現象が主人公にも起こった。

 ログには知識として感情がない、だから感情がある振りをすると残してあります。つまりアトリの表層を走るプログラムとして自分には感情がないと知っている。そこは自覚的です。ではなぜ最優先命令を無視して暴力を振るうのか。ここは無自覚ではないですね。自覚して暴力をふるっていました。つまり何をやっているかの話ではなく、なぜそういう行動をするかとう問題であり、無意識下の衝動ではないかということです。

 なぜそう言えるかといえば「暴力」「愛」が強くかかわっているからです。つまり「タナトス」「リビドー」の問題でしょう。「振り」が深層心理に「衝動」を形成した。この深層こそ感情がどこにあるかわからない問題の答えなんだろうな、と思います。

 表面上のふるまい…プログラムあるいは深層学習のフィードバックによるアルゴリズムこそ「振り」である。深層学習が高性能だからこそ、その振りをしている内に、心の奥底にリピドーやタナトスが生まれた。それがあるから、怒りとか涙とかプリミティブな湧き上がる衝動が起きる。それが感情の芽生えだと読みとればいいんでしょうか。

 アトリは「振り=コミュニケーション」と「衝動=内発的湧き上がり」の2段階の感情がある。これは「感情なんてどこにあるかわからない」すなわち人間そのものではないか、と。ルールを破ることがそれを説明しているという解釈をしてみました。この感情の2段階構造の人間との類似性まで含めて設定したなら結構面白いと思いました。


 もう1つの読み取り方、解釈ですが、表層のコミュニケーション用の「振り」と「深層心理の衝動」という2段構造というより、唯我論(独我論)のように感情が在ることは自分にしかわからないととることもできます。それが感情はどこにあるかわからないという意味です。
 だから、アトリが真似をすることでできるようになった表面上の感情の表現があればそこには感情があるとみなせばいいのか。感情は相手にあるのではない。受け取る自分にあるのだ、ということですね。

 それと、ログの問題もサラリと流しましたが、人間的な感情は非人間的な外見、行動のものには宿らないという仮説が本作にはあるのでしょう。AIの自動生成とか深層学習を研究すれば人間の感情や思考、魂ですら解析できるという人は多いですが私はそうは思いません。非人間的な箱あるいはクラウド上では人間の感情は生まれないと思っています。

 生存本能や個と個のふれあいが必要でしょう。その意味も高性能な記録媒体を搭載したAIロボットは非人間的故に感情は生まれないと思います。{/netabare}


12話 世界系ではなく感動ポルノ系ならがっかりですけど…

 世界系ではなくて、感動ポルノになりそうな雰囲気ですね。定められた死という話です。自分の意思で一応の選択肢はありますけど。そこにどんなテーマ性を込められるかが問題です。感情の問題があったのですから、そこに焦点を当てるべきだとは思いますが。そう、そこをなかったことにするのはいただけません。その葛藤があまりになさすぎじゃないでしょうか。

 今のところですけど、世界観、設定、そして話の骨格は素晴らしいと思います。感情のテーマも見ごたえがありました。ただ、11話以降の脚本が悪いです…いや、やっぱり特に12話ですね。よくこの素晴らしい素材をこんな作品にしたなあという印象です。

 それ以前も学校の登場人物とのエピソードが物語の流れにあまり活きていないし。6話くらいからもっと整理して同じプロットでも見せ方があったと思います。詳しくは最終回後に書きますけど。

 せっかくSF的な進行で頭を使いながら進める話だったのに、いきなりエデンが出てきてしまうし…EDが伏線と言えば伏線ですけど、それはちょっと違いますよね。何がいいたいかというとSF臭がしなくなって、アトリというキャラが活きていない気がするんですよね、この12話は。

 うーん「新聞に載ってました」にAIが出てきて説明かあ…私が一番嫌いなパタンだなあ…もっと手書きログとか上手く使えなかったんでしょうか。

 評価を下げざるを得ません。若干調べると原作のゲームではマルチエンドということですが…ゲームでも同じ感じなのかなあ?アニメの脚本のせいなのか、ゲームの脚本なのか。ちょっと調べてみようかなあ…

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 1741
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8

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ヒロインのアトリが苦手でした

絵柄の雰囲気的にも離島を舞台にした感じ的にもAIRとかの影響を受けているのかなと思ったけど、個人的には全てにおいて足元にも及んでいなかったかなと。

何よりヒロインのアトリがあまり魅力的ではなかったかな。一応、見た目の可愛さもそれなりにありますが、とにかくうるさくてポンコツというのを通り越して足を引っ張ったり邪魔してばかりで観ていてフラストレーションの溜まるキャラでした。主人公らにイジられているところが数少ない見せ場といった印象。

8話で大きく株を落とした声が多いですが正直、よくそこまで見れたんじゃないかなと。自分はそこまで行くのにもかなりキツかった。
多分、今期アニメでもワーストクラスではないかなと。あまり良い話題を聞かないところからもお察しします。

投稿 : 2024/10/05
閲覧 : 62
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7

ネタバレ

わた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:今観てる

俺にくれた新たな疑問

{netabare} 1〜7話までは世界が海に沈んでいくなかで出会った少女ロボットのアトリに主人公がだんだんとこのロボットには心があるのでは?と思いだして、恋をしていく物語。(まだ小学生くらいの見た目のロボットに高校生くらいの主人公がキスしたりするので嫌いな方はご注意を)
8話以降はロボットのノートには主人公が求めてきたからキスをしたが理解は出来ないので検索、学習して行動をとったなどと書かれているのを見た主人公。ショックを受けるがなんやかんやとあり、涙を流したからやっぱり心はあるんだ!となる。最期に世界を救う為には…って展開に。

俺は8話からの心がいるか無いかの問題はあまり胸糞展開とかは思わなかった。だけど涙を流そうが心があろうがあのノートにあったことは事実であり、相手が人間でも同じショックをうけてたのではないだろうか。それなら心があるから受け入れることが出来るのは強引すぎて気持ち悪いとすら感じた。ただ終盤までみたので最後まで見ようとは思う。

最後にこの作品は新たな疑問を俺にくれました。
「ドラえもんには心はあると言っていいのだろうか?」 {/netabare}

投稿 : 2024/09/30
閲覧 : 106
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1

カイト さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

まずAKBグループの時点でアウト

原作と違うグループに歌わせる、AKBグループ、1クールで嫌な予感はした。
結果はご覧の通り。あるレビューでnyaroさんを当てにして〜とかあったが当てにしすぎるのも違うと思う。
時間を無駄にしない為にも違う作品を見ましょう。

投稿 : 2024/09/28
閲覧 : 107
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1

おのしゅういち さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

一言で言えば理解不可能

あまりいいたくないのですがつまらなかったです。
8話くらいからガタ落ちした。

投稿 : 2024/09/27
閲覧 : 106
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2

tomogaki さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

見なければ良かった。

最初の1話から見て7話くらいまでがまぁまぁ良かったです。
しかし8話からがとんでもなく、胃薬必須のひどい話に成り下がってしまったのが残念です。
11話で少し落ち着きましたがそれでも反動が大きく見ている側からしたら辛い話だと感じました。
ストーリーとしては残念です。
今までの時間返してください。

投稿 : 2024/09/22
閲覧 : 353
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4

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

どうしてこんなに評価が低いのでしょうか?観る目がないのかな?

近未来で原因不明の海面上昇というのは、地球温暖化で海面上昇することは?必ずしもありうることなので,そういう設定はまあよしとします。

確かに最初の部分の通話見ただけではただのロリコン+学園もどきのアニメかもしれません。

3か月ほど前,NHKスペシャルで「性」あり方についての近未来のAIによる擬似ロボットの発達のテンポと普及と性のあり方の変化について取り上げていました。

すでに。2次元とか2.5次元の世界で。性の対象にしている人は世界にそこそこいるということがわかり驚きました。

それはAIが作ったバーチャルリアリティーのVR画像でもあるし,まだまだ不完全でもあるけれどもAIを組み込んだロボットのような人形を妻や夫と愛している人が現実にいるんだということがわかり、びっくりしました。

相変わらず。アニメーションの世界は,2024年夏のアニメでも。異世界もの,魔法だの,転生だの、ダンジョン。エルフ。ドワーフ,精霊,冒険物,剣士,中世世界風景のアニメがたくさん流行していて,特定の作品を除いては。もうお茶を濁して,飽き飽きとしてる私です。

10数年前ならこんな傾向のアニメーションはなかったと思いますが,Re.ゼロや転スラや,このすば,は,先駆として高く評価しているものの,あとは,多少のひねりや工夫はあれど,半年すれば忘れられるような作品が多くなって嘆いています。「葬送のフリーレン」は別格で,早く続きが観たいですが・・・


夏アニメにロボット,ヒューマノイドを題材にしたアニメーションが2つあってとても興味深く見ています。

アニプレックスの作品ということで,これまでの作品の評価は高かったのである程度期待はしていました。

しかし,人間関係など少し狭いし,世界観としても狭い空間の中を描いているて,前半の部分はATRIの独り舞台で,切ってしまった人の心情は分からないでもないですが,

後半になってATRIに「心」があるかないかという問題に踏み込んでいくところからが本題なのです。

人間も同じようにどこに「心」があるのかどうかは、わからないのに,ヒューマノイドにも「心」があってもおかしくはないというテーマは好きなところです。

狼に育てられた子の逸話がありますが、これは完全に作り話だと否定されています。知的障がいを持った自閉症の子2人連れてきて。写真を撮ったり、行動を観察しただけなんです。

しかしながら,どんな人であっても。他人の心がわかるようになったり,思いやりや優しさを学んだり、怒ったり,悲しんだりするのはおそらく小さい時からの体験と学習による積み重ねだと思います。

ヒューマノイドでも科学が発達すればそういうことができるようになるという設定なんですね。要は学習と体験の積み重ねが心の発達なんです。

さすがに最後は。泣かせて終わるという,このアニメーション会社の話の流れに入ったと思う結末へ進むようです。

アニプレックスにしては?ちょっとだるいアニメーションですが,見どころや抑えどころは,きちんとしているアニメーションだと思いますし,もっともっと評価されても良いと私は思います。

投稿 : 2024/09/21
閲覧 : 172
サンキュー:

3

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

KEYっぽい何か

ジェネリックKEY的な。
ロボが死ぬやつ?

ATRIのあざと可愛さが全てなので成功と言っていいでしょう。

AIが実存する現代で今更「心とは…」的古典SFはもう破綻してるので、きたるべきAIガチ恋時代のためキャラの魅力ゥに全振り。バチャ豚・アニオタ・2.5次元・声優ファン・アイドルガチ恋勢・3次元推し活勢・ホス狂・風俗狂たちがヨシヨシしてもらう依存対象は、維持コストも安く安全安心なAIに置き換わっていくでしょう。その意味では時代に沿った革新的なアップデートがなされた作品。SFを真面目にやってもノイズなので薄めに。そのうち女性向けイケメンAI作品も出てくるでしょうか。

01
さすがにコテコテすぎませんか。

08
ここで下げ展開。バレるべくしてバレる無能ATRI。心を許したばかりの相手の日記をほんの少しの葛藤もなくノータイムで覗いたくせに大袈裟に被害者ぶるアスペムーブDT。やはりエロゲ的。

09
コテコテにあからさまなビジュアルのわるいやつは初対面の相手に対し初見でAIガチ恋勢認定するすごく無礼なやつ。そのくせリスク計算出来ない無能。やはり。

10
え?そこ自己解決で済ませるの?はあ…

あれからどうすんのと思えばこれではただの痴話喧嘩しただけの安いラブコメのよう。勧善懲悪茶番劇とボーッと立ち尽くすのみの水増し装置NPCども。わるいかおのひとが言うには現実に結構な規模の実害が出ている様子ですが、子供理論のわしゃしらんがなで押し通すいつものエロゲ感。いつものかわいそうかわいそう自己憐憫完全被害者ギャン泣きポルノ。しかし。

いつまでもヨシヨシされる側に甘んじることなく、自分自身も誰かをヨシヨシすることは可能であるはず。人目を気にしてガワを取り繕い脳死でルールに沿った機械的な行動ではなく、他者への寄り添いや思いやりによる内発的動機から起こる行動こそが人間らしさと言うならば、その出力さえあればAIが人間らしさを獲得できたとも言えるのではないかというSF的命題はあくまでもオマケであり、結局この作品の本題は主人公の成長譚であった。その発想に至る情動のパラダイムシフトこそが感情の獲得であり、心の成長と呼べるものであるということ。彼の気付きをしっかりと描写したシーンには驚いた。せいちょうした!ってのはこういうこと。いやーなかなかやるねえ。あとはいつものギャン泣きだったけど。

いつものやつと見せかけて「いつまでも萌えキャラにヨシヨシしてもらわないで自分がする側に回れ」という庵野富野駿夫の「アニメ卒業しろアニメ」エッセンスをエロゲ風味の濃ゆい味付けに施した「卒業はいいからせめて自立してくれ」とアップデート。これは妥協ではなく実用主義。こういうヨシヨシアニメでモロにヨシヨシというワードをあえて使うのもかなり意図的。だからこのアニメに傷ついてしまう人もいるわけで、そのことを織り込み済みで筋を通した芯のある仕事。やっつけシノギアニメではなく、きちんと挑戦している「作品」だった。でもアスペ用ソーシャルスキル教材なら、サブカル漫画やアニメに頼るしかなかった昔とちがって今はいい本がいっぱい出てるのでそちらをどうぞ。

もういいかな。

投稿 : 2024/09/18
閲覧 : 270
サンキュー:

3

あずましゅうた さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

作画だけいいロリコンアニメ。

最初は雰囲気等が良くて見やすかったのですが8話からおかしくなり10話でとどめを刺されました。
爽やかなイメージとは360度違い、ダークファンタジーのような雰囲気なのが残念でした。もう見たくない。

投稿 : 2024/09/17
閲覧 : 134
サンキュー:

7

maran さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

2024年史上最大のロリコンアニメ

1話から7話までは普通に楽しめたが8話から胸糞な展開が続いて訳が分かりませんでした。なぜこうなったのか一切説明されていません。
あまりにも気分が悪くったので切りました。
ロリコンのためのアニメと言った方が良いでしょう。

投稿 : 2024/09/14
閲覧 : 98
サンキュー:

7

ハンダ・ケイイチ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

作画だけ良かったアニメ。

9話以降からとんでもないです。全く意味がわかりません。完全に切りました。
前年放送されたayakaの方が話がわかりやすくて良かったかなと思います。

投稿 : 2024/09/12
閲覧 : 97
サンキュー:

11

たかくじなおと さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

皆さんがおっしゃっている通り8話からかとんでもないですね…
7話までは良かったのですが8話を見てこれは無いわと思い視聴をやめるとこにしました。

投稿 : 2024/09/06
閲覧 : 155
サンキュー:

12

後藤恵介 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.3
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

いいのは作画だけ。他は微妙でした。

8話まで視聴済み。
特に8話、心臓が痛くなるくらいきつかったです。作画は良かったのに少し残念な気がしました。

投稿 : 2024/09/05
閲覧 : 135
サンキュー:

10

フレイズ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

つまらなかった。

シュガーアップルほどではないがキャラが好きになれない。

投稿 : 2024/07/30
閲覧 : 203
サンキュー:

4

Tact.H. さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

古くさすぎる

 アニプレックスがこのご時世にノベルゲー・ブランドを設立したっていうからどんなものかと思っていたが、あまりにもキャラが古すぎる。

 今時こんなポンコツ幼女(ロボ)や幼馴染は流行らないだろう。ヒロインがバカ過ぎて、2話で断念。ストーリを評価する以前の問題。

 丸戸史明だってロクなシナリオ書かないし、グリザイヤは失敗続きなんだから。虚淵玄で成功したからって、エロゲー・ライターに夢見ない方がいい。
 

投稿 : 2024/07/29
閲覧 : 210
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2

ネタバレ

Glutton さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:今観てる

日笠氏、こういう役多いなw

同名のゲームがあったのは当時知っていたが結局プレイせず現在に至っていた。
その時のプロモーション映像の絵の方が正直良かったような気もするが制作会社が変わったのだろうか。

それはさておき、主人公の風貌はアニメ界ではかなり量産型という感じがする。
他作品の似た主人公と並べられたら区別つかない時がありそう。
(義足という点は他にはほぼ無い特徴だと思うが)
ストーリーの内容等から敢えてこういうタイプにしたのかもしれない。

女の子達も可愛いし音楽も邪魔することなく落ち着いた感じで心地良いので視聴継続。
原作未プレイの為、第1話後半(特にバイクが車に追いかけられてた場面)はよく分からなかったが。
ただの煽り運転?
主題歌はAKBとかでよくありそうな曲調だなと思ったら本当にそっち系だった・・・。

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 61
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ネタバレ

wu138di さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

ATRIの動きは最高で、彼はガルゲの栄光を再鋳した

前の試音会を見ました。今回のアニメの変更はとても素敵だと思います。特にそうATRIーの描写。ロボットの女の子の心理と神格を完全に示していますが、これも数少ない変更です。とても応援しています。このgal gameが高galgamesの業界での栄光を再鋳造できることを願っています。ちなみに、アニメ先行シーズン1はすでに中国のビリビリ動画が放送されました。しかしb駅はまだこのことを知らないようですが、能力のある人は自分で中国のビリビリ動画サイトを検索して見ることができます。

投稿 : 2024/07/02
閲覧 : 467
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kunka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2025/02/07
閲覧 : 5

ナルユキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2025/02/03
閲覧 : 0

セイギ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2025/01/24
閲覧 : 1
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ATRI My Dear Moments[アトリ]のストーリー・あらすじ

原因不明の海面上昇によって、地表の多くが海に沈んだ近未来。幼い頃の事故によって片足を失った少年・斑鳩夏生は、都市での暮らしに見切りを付け、海辺の田舎町へと移り住んだ。身よりのない彼に遺されたのは、海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇、そして借金。夏生は“失った未来”を取り戻すため、祖母の遺産が眠るという海底の倉庫を目指して潜る。そこで見つけたのは、棺のような装置の中で眠る不思議な少女――アトリ。彼女は、人間と見紛うほどに精巧で感情豊かなロボットだった。海底からサルベージされたアトリは言う。「マスターが残した最後の命令を果たしたいんです。それまで、わたしが夏生さんの足になります!」
(TVアニメ動画『ATRI My Dear Moments[アトリ]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年夏アニメ

この頃(2024年夏アニメ)の他の作品

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