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「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(アニメ映画)」

総合得点
72.6
感想・評価
33
棚に入れた
110
ランキング
1124
★★★★☆ 3.9 (33)
物語
3.6
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

マルっと中◯しレビューだオラァ〜ン!。「セカイ」と世界の間に生きる僕ら。

 前章と続けて見たのですが、正直前章でワクワクしてた時が一番面白かった…。もっと上手く畳んでいただくか、逆にケンイシカワ方式で風呂敷を更に広げてエンド!の方がまだ良かったかなぁ。


 前章の段階でかなり風呂敷を広げたので、こっからはシリアスにスケールも広がってドンドン詰めていくのかなぁ〜と思ったら、相変わらず日常多めな感じ…。セカイと日常を並行して描くのが方針だったのかもだが、これだけ風呂敷を広げちゃってると、やはり畳む時に負担がくる。


 んで、ラストは?な感じでした。あとで、ネットで調べて原作のラストを知ってしまいましたが、こちらの方が私の好きなパターンのオチだったのでまだ良かったかな(少々強引だとは思いましたが)。もっと派手なスケールになって最終兵器彼女エンドにするか、もっとどっこい生き続けるエンドとして希望をもてる感じかハッキリどちからに振って欲しかった。


 そして全体を通して感じたのは、自分自身にも跳ね返ってくるのですが、今の日本に生きる日本人のもどかしさと行き場のない想いという問題でした。それが大きな解決やエモーショナルに回収されているようには思えなかったのは残念でしたが。


 本作には、とにかく311からコロナに関する時事の要素が無数に出てくる。さらに陰謀論や意識高い系批判などなど、色んな「あ〜知ってる知ってる」な要素が今を生きてる日本人には頻出する。ただ、そっから先はどうすんのか?となると曖昧…。結局散りばめただけに終わってしまったというか、最終的にお前も家のパソコンの前で色んな事象を監視して文句つけて回ってるけど、実際はクソニートな駄目人間やないか!で終わってしまうというか…(勿論いにおはそういう視点をわかっヒロシをああいう風に造形したんだろうが)。


 ここが日本のクリエイターが、社会や政治の問題に関わった作品を描こうとする時の難しいところでもあり、私達自身にもいえることだと思うのです。確かな足場がない、ハッキリとした手応えがない空虚さ。作中でも語られたように思考停止か諦めか開き直りか…。


 どう手をつけていいかわからん、かといって安易に行動すればいいとは思えない。世界にコミットしなきゃとは思いつつも、どうしていいのかわからず、安易な答えにも飛びつくのも嫌。このジレンマが解けないからこそ日本の作品から政治や社会性は消えてしまっていったように思います。


 だからこそ、周りの大切な人を大事にしようとか、人として真っ当にあろうって解答に落ち着くこと自体は悪くないと思います。しかし、それもテーマに結びつくドラマが強力に作用してないと、単なる美辞麗句や、対局的に見ればお前もただのノンポリやないか!ってことになりかねない。『モブサイコ』や『この世界の片隅に』はそれが上手くいっていた。


 そこが本作はそこまで上手くいってるようには思えなかった…。やはり社会的政治的な要素は背景に流れる重低音、逃れ得ない流れみたいにサラッと描いて、非日常が日常になったおんたん達と、日常が非日常になった宇宙人の視点で描いて、どうもならん最終地点で『裁定者』が現れて人類も宇宙人も両者ともにカタストロフをもたらしてほぼ破滅…。でも、どっこい生き延びてる少数の人達が手を取り合って未来を作っていくかな?くらいのラストの方が良かったかなぁ〜。


 あと、大葉君は渚カオル状態で凄く良いキャラだが、良過ぎるのはどうなの?とか、マコトも良いキャラだがなんの為に出たのかイマイチわからんとか色々ありました。


 とりあえず、原作漫画をちゃんと読んでからまた『セカイ系』とその超克について考え直したいと思います。なんか疲れました…。

投稿 : 2024/09/05
閲覧 : 306
サンキュー:

9

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

はにゃにゃフワー!な因果律

本作は、PG12ではありますが、大人向けとしても相当なインパクトがありました。
前章とはまた別の意味で、興味深く、そして複雑な思いで鑑賞することになりました。

デッドデッド、デーモンズ、デデデデ、デストラクション。
直訳すれば、二度の死、悪魔ども、轟く不協和音、破壊に次ぐ破壊。
作劇は言わずもがな、脚本・演出も聞かずもがなだったと思います。
となれば、ベースにあるテーマ性は、なおのことアダルト向けとなるでしょう。

私が想起するのは、戦時下、核兵器による唯一の被爆国、日本のことです。
戦争終結という美辞麗句の思考のもとに、二度の大破壊と大殺戮を、広島・長崎の人たちに強いたのです。
その悪魔たちは、今もなお世界中に拡散・増殖し、この瞬間にも出番をうかがっています。

本作はフィクションとしてのエンタメの枠を超えて、かつてこの国土に起きた惨禍を、もう一度、擬似体験させるのです。
首都東京に起こり得ることとして、私たちの脳をバズらせるのです。

因果律の法則をねじ曲げた代償の大きさと、それへの向き合い方。
その主導権と決定権は、どこの、誰の手に委ねられるものなのか。
それを指針として、スクリーンから溢れでる辛口のメッセージを掬い取ってみたいと思います。



地球の先住民 VS 宇宙からの侵略者。
一つの星をめぐって、二つの正義が対立する。

「俺たちは前からいるんだ!」、「後から来たのはお前たちだ!」。
ざっくり言えば、元祖と本家、五十歩百歩のベタな展開です。
 
地球を "大家" に見立てれば、元祖も本家も "店子の看板" 。
にも拘らず、雨露しのぐ恩恵を独り占めしたがる駄々っ子の言い分、きかん坊の無体のようです。
ひとつ屋根の下を求めるなら、どっちもどっち、似たような立場なんじゃないかと思うのです。

思いあぐねて行きついたのは、足元の現実。

イデオロギーにかられる指導者のあさましさ。
どっちが強いかの罵り合いと足の取り合い。
ルーツだの歴史だので振る舞う傍若無人。
国際会議場に連発される効力のない決議・・。

今日的ご時世の人類の英知あるあるです。

何のことはない。日本人が必死の思いで築きあげてきた平和と繁栄と多様性が、実は、死と悪魔と破壊とに隣り合わせであることを示しているのですね。
先ずはおんたんたちに境遇させ、彼女らの目線を通して俯瞰し、痛烈に当てこすっているのですね。

はにゃにゃフワー!
なるほど、実に、いにお氏らしいアイロニー。
こういう表現方法も取れる作家なのだと気持ちを改めました。



ジュブナイル作品として評すれば、中川凰蘭こと "おんたん" と、大葉圭太こと"侵略者" が、ほのかな可能性を見せた結末は好印象でした。

友だちに対するおんたんの実直さとおおらかさが物語に救いを見せ、彼女らに救われた大葉の必死の行動と説得にも胸を打たれます。

おんたんの最初のステップは、門出への小さな気づきと、なりたい自分への大きな勇気でした。
そのベクトルは、やがて全く異なる世界へのダイブへと向かいます。

おんたんの絶対聖域たる友だちの未来と、大葉が別世界線から託されたトモダチというキーワード。
どんなシチュエーションであっても、共感し合える2人の自己覚知が、物語の屋台骨を支えています。

それに、彼女は大葉圭太が侵略者と知ってキスをするのです。
恋の熱量は大人じみていましたが、大人ぶった打算は微塵もなかった口づけでした。

相手の心を謀るのではなく、相手を信じるがゆえに。
未来を投げやるのではなく、未来を呼びこむために。

それをいとも簡単にやってのけるおんたんは、人類の素敵な指針に感じます。


ですが、おんたんは、追い詰められて自死しようとします。
その寸前に、死にかけた大葉が目の前に現われます。

「遅いぞ。」
「ごめん。」

それは、これからの自分に何ができるか、何をすべきかということ。
答えは見つけられなくても、行動に移していける2人です。



反面、大人に対しては、痛烈な皮肉と風刺とが作劇に施されています。
アメリカの言うなりの政府、AI画像にすげかえられる総理大臣。
それらはまるで中身のない張りぼてとして見せていますが、意外とフェイクではない怖さも感じます。

だからこそ、世界の現実問題、地球の未来課題に、率先して仕事する政治家には手厳しい。
危機管理のあらましを比喩と暗喩でこきおろし、市井の人々の立場性を超えた、瑞々しい可能性に期待を込めるのです。

時代を先駆けるクリエイティビティーに、緘黙は相応しくないし、風見鶏も御用聞きも必要ありません。
それは歴史の教訓だからです。 

昭和の初期、似たような狂気が日本を覆っていました。
敗戦色の濃い昭和20年、20万人以上の命と暮らしを、2発の原爆が焼き尽くしました。
軍人も、敵方捕虜も、民間人も、誰かれなく。
勝者の正義の下に、淡々と計画的に、データを取る為に、
まさにジェノサイド中のジェノサイドでした。

本作にもそれに似せたシーンがありありと、なまなましく描かれています。
ですが、東京を舞台としたそのありさまは、79年前のそれを超えるリアルは再現されていません。
小学生以下の子どもさんには、あまりにも残酷すぎるという配慮があったのかもしれません。

しかし、本作が提示しているコンセプトは、日本人に背負わされた、現代史からの因果律という十字架です。
79年前の宿題に、今もなお解決できないでいる世界線の怖さを見せつけるのです。

誰の指が発射ボタンを押すのか。
誰の意志が因果律を止めるのか。
きっと、もっと、世界の人々が想像力を働かせ、直視すべきテーマなんだと思います。



前後章合わせて、4時間に及ぶ大作でした。

それは、いにお氏の作家性を色濃く打ち出すものです。
氏の作風は、ささやかな日常への視線と、非日常性を感じる心の揺らぎとを紐づけ、それを深い余韻と洞察に落とし込むものです。

ほのぼのとしたユーモア、棘のあるメタファー、日々のモラトリアム、人類知に求められるパラダイム転換・・・etc。
語れるものはいろいろあったと思います。

物語はおんたんを中心に回り続けます。
お話の中では、これからも本家と元祖が殺し合うのでしょうか。
死にまくり殺しまくる地獄のなかで、絶対的な聖域を求めて、おんたんの青春は右往左往するばかりです。

鑑賞後に感じた重い疲労感、息苦しい鬱的心情は、作劇に描かれたおんたんの生きざまが、一つの選択肢として、あの日のリアリズムを含んでいるかのように感じました。

79年前の広島と長崎のように。




P.S
{netabare}
これからも、あの日と同じ、暑くて熱い日が巡り来るでしょう。
多くの観光客や修学旅行生が、その地で思いを深めるでしょう。

広島平和都市記念碑 (原爆死没者慰霊碑)には、「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから」 と刻まれています。
長崎市の平和記念像も有名ですので、ご存じの方も多いと思います。

最後に、おんたんの "少女性" にちなんで、ある碑文をご紹介します。


・・・・・・・・・・
のどが乾いてたまりませんでした
水にはあぶらのようなものが
一面に浮いていました
どうしても水が欲しくて
とうとうあぶらの浮いたまま飲みました

―あの日のある少女の手記から


これは、長崎の平和公園、"願いのゾーン" に建立されている「平和の泉」に刻まれたものです。
私は・・・、のどが渇いてたまらないのは、高熱の空気を吸い込み、気管支や肺が焼け爛(ただ)れてしまったからだと想像しています。

この碑文は、本作が、もう一つの世界線のお伽話とか、単なる空想から生まれた物語ではないことを示唆させるでしょう。
おんたんの身に起きた因果律は、実は、人類が立つ分岐点への警鐘であると同時に、希望に満ちた選択への祝砲ではないかと感じます。

二度あることは三度あるのか。
過ちは二度と繰り返さないのか。
近未来に頭をもたげるのはどちらなのか。

2024年の世界終末時計は、残り90秒を指したまま。
はにゃにゃフワー!な因果律。
そのセレクションは、人類の手ずからに委ねられています。
{/netabare}

投稿 : 2024/08/07
閲覧 : 68
サンキュー:

5

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前章の最後、わくわく感がすごい。はたして、後章はどうなる?

素直な感想を先に言うと、前章に比べると少しイマイチに感じました。

■前章について
{netabare}
前章は、とても面白かったです。
女子高生たちの緩い日常からのシリアス展開。
ジェンガのように、秘密や伏線をこれでもかと積み上げ、
後章は、その積み上げたブロックを一つずつ外していくのではなく、
一気に叩き崩すような展開が待っているんだろうなと期待させるような終わり方。
もう、わくわくが止まりませんでした。
{/netabare}

■後章について
{netabare}
蓋を開けてみたら、前章の終わりに抱いた期待とは、遠い展開。
確かに、主人公の秘密は、王道でありながらも面白いと思いました。
でも、その秘密を活かしきれていない感じがもったいないと思いました。

結局、最後は、主人公とは違うところで物語が収束に向かいます。
もし世の中にある物語の終わりが0と1で二分できるなら、がち0の方。

それでも"女子"たちの日常は、その後、淡々と続いていくのかと思うと、
ある意味、妙なリアルさもあって怖いとも思いました。
実は、この物語の本質は、SFではく、"女子"そのものかもしれません。
{/netabare}

■まとめ

救いがない結末のはずなのに・・・、
それでも、そんな結末すらも青春の思い出の一つにすぎなくしてしまう。
物語の途中までは、イマイチと思っていましたが、この最後は嫌いじゃありません。
いや、むしろ好きかも。
私は、病んでいるのか?鬱なのか?

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 46
サンキュー:

11

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

セカイ系すらももどかしさから逃れられぬ?時代の空気感を真摯に描いた(面白いかは別)

ビッグコミックスピリッツのSFジュブナイル?漫画原作で通称「デデデデ」
劇場アニメ前後編で後編120分。

【良い点】
カドデとオウランの関係、特にオウランのSF的な秘密が開示されてそこは面白かった。
まどマギ的なギミックで意外性があった。
百合ユウジョウ的にも自分好み。
あと、カドデと先生の関係も好きだった。

キャラの個性的な掛け合いは相変わらず魅力的だった。
個別キャラでは、最期に意地を見せた総理がカッコ良かった。

声優はヒロインふたりが奇抜なキャラの個性出せていた。

作品全般への印象というかレビューについては、takato氏が的確に看破しておられて自分が今更書くことがあまりないです。

テーマというか題材は311よりもずっと根深い、60・70年代安保闘争挫折から失われた00十年の日本人の政治・社会(セカイへの関心や関わり方と言い換えてもいい)の混迷と、諦念にありそう、という印象。
異常が日常になった社会で、反戦や反政府、陰謀論と若者たちが迷走するがいずれも滑稽で空しい。
本作はそれに対する具体的な答えは出せていないか、出していないか?どちらにせよ、すっきりしない世相から目を背けずに創作作品として描く姿勢は真摯ではあった。
カドデとオウランを、最期までヒーローにせず日常系貫いた点も真摯。
普通の作品ならばセカイ系の当事者として動かしそうなもの、そうしないのは、従来のセカイ系ですら自分たちがセカイ変えられるという前提がお約束だったのが、本作はそのお約束すら放棄、それで一つの個性的な作品として成立させたのは新しいタイプの作品だなぁと。

【悪い点】
良い点と表裏一体、現代日本人の鬱屈を真摯に描きすぎていて憂鬱。
しかもそれをドラマや物語に昇華出来ていないというか、するつもりが無い感じ。
日常を重んじるメインキャラと、セカイに関わろうと足掻くキャラたちのドラマに殆ど接点が無い。
それはある意味真摯に世相を作品に移そうという試みだと思うけれど、物語としては正直面白くなかった。

SF作品としてみると、風呂敷広げた割には微妙。
オウランの真相もまどマギとか過去作の前例があるので、分かってしまえばそれなりだった。

侵略者の事情が最後まで不明、結局彼らは何がしたかったのか。
(一応、地球人家畜化しようとしたら失敗した?)
延々と虐殺されていくが、自業自得な感が最後まで拭えず。
超テクノロジーあるのに一方的に負けてたり、コンタクト取る努力も見られないなど最後まで不可解。
作品の舞台装置にしては延々悲劇が続くし、ヒロインたちとの関わりも限定的。

ラストのオチもすっきりしない。
どうせならイデオンのイデ発動みたいに全滅エンドでも良かったし、阻止するにしてもヒロインたちのドラマに全然繋がっていない。
既存のセカイ系(近年の新海作品とか)特有の強みを放棄しているため、カタルシスという点でイマイチ。
好意的に見ればそこも含めて本作の魅力ではあるんだろうけれど、古いタイプのセカイ系を好む自分にはイマイチ。

【総合評価】6~5点
戦後~令和の日本人の憂鬱な空気感を表現した力作という好意的評価と、
真摯に表現しようとしてドラマとしての面白味が微妙という、プラマイ0で迷うところ。
正直あんまり面白くはなかった。
良くも悪くも挑戦的な作品、キャラの魅力加味してプラスが勝る感じ。
評価はとても良いまではいかない「良い」

多分、真価が分かる人、好意的に見る人には凄く評価されるけれど、そうでない大勢には人気が出ないタイプ。
けど、こういうタイプの作品があってもいい。
アニメ好きとして一見の価値はあった。

投稿 : 2024/06/10
閲覧 : 63
サンキュー:

3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

以外に面白かった

おもしろかった

投稿 : 2024/06/02
閲覧 : 111
サンキュー:

0

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ映画ならこちらに世界的な賞をあげたい。。が無理か笑。ザッツエンターテイメント🏆

んーすばらしー

鬱展開くるかな。。
先生とやっちゃうかな。。

などドキドキしながら観ましたが
面白かった
まさかの主役交代!
おうらんを軸に回ってるけどね
パラレルに行くのは新しいものではないが
それが親友ともう一度やりなおすため
しかしそれで世界が壊滅するかも。。。はおもしろい

また伏線回収というわけではないと思うが
前章に出ていた出来事、道具などが出てくると、前章の記憶が蘇る
一応オマージュドラ◯もんだから新しい道具をポンポン出してもいいとこだが、なんか上手いなぁと。

作画としては
あのちゃん。。いやおうらんとかどではゆるく、エイリアン大葉はイケメン特に目が綺麗
その他のモブキャラとかほんとテキトー笑
アメトーークの矯正してる芸人見た後だから歯が下から伸びてる人とかちと冷や汗
水木しげるたっちなのもちらほら。。パンフの自画像もそれだから、水木しげるオマージュも入ったでいいのかな

その個性あふれるキャラとは真逆にUFOや人間側の迎撃マシンは緻密
すごく不調和な世界が独特の世界観を生み出してるかな

結局は双方たくさんの生命が亡くなったが
かどでがいなければおうらんは変われなかったし
おうらんがいなければパラレルであるがかどでは救われず
ふたりがいなければ大葉は双方を助けようとは思わなかった
というような人間関係•想いも胸熱でした。。

最近公開されるアニメ映画はまた永遠と続くアニメの続編かぁ。。っと退屈していましたが
その中で全く新しいものを創ったなぁというのがすごいなぁと。

記憶を辿るとことか原作ではどうなってるのかなぁと読みたくなりました。

ラスト付近の母船が壊れて大量お亡くなりシーンでハッピーな唄をかけたのは??でしたが。
でんぱ組のかな?いい唄なので盛り上がりでかけてほしかったかな


まーしかし
ギャグ、キャラ、ストーリー展開、唄、藤子不二雄•水木しげるオマージュと。。
エンターテイメントな作品でした。

あのちゃんもそうだが幾多さんの声優もしっくり。
でまさかとは思ったが笑いながら怒る芸をやってた大御所俳優さんも参加とは。

前章とあわせてまた観たいなぁ。。dvd発売熱望!

つかなんなんあのTシャツ地獄
何だろう、意味あるのかとTシャツコロコロ変わるたびに絵柄の特定に脳メモリ使ってしまってた笑

あと政府側がディープフェイク的なものを使うのも今の流行取り入れてるなぁと。

しかしなぜ言語がかわせるのに交流しなかったのか
技術だけ持ち逃げすることもできたろうに。。
砂浜で遺跡は猿の惑星を彷彿
実は地球人側に侵略者側の過去の歴史を知るものがいた。。なーんてね

投稿 : 2024/06/02
閲覧 : 116
サンキュー:

2

ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

SF漫画原作

原作に比べて人物などのスッキリした線描画、

中々にスタイリッシュで泥臭い

非常にSF漫画的映画でした。

投稿 : 2024/06/02
閲覧 : 31
サンキュー:

3

ネタバレ

たかし さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったけど

終わり方が中途半端に感じてしまった。

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 34
サンキュー:

1

ネタバレ

既読です。 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

全然面白くなかったです。Part2

取り敢えず・・・
門出死んだはずじゃ?の疑問は晴れました。
融和・排斥・支配・駆除いろいろ出てきます。
いろんな人物の思いや主義思想が錯綜しながら
よく解らないまま後章は終わりました。
要は・・・なんかいい加減で適当に終わりました。

非日常の中の日常を描きたいのであれば
かの国では毎日人が死に、日本では私のように
のんびり映画を観ている現実こそがそれですね。

私はパラレルものは好きではありません。
タイムリープも。

過去に戻ってやり直すとか
パラレル世界に移ってやり直すとか
そりゃあバッドエンドにもハッピーエンドにも出来る。
いくらでも結末の手直しが出来ます。

総じてPrimeVideoで登場しても
観ないと思います。

吉田玲子さんも、断れば良かったのに。

上映前の番宣で「きみの色」番宣予告されたが
一番の収穫でした。

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 89
サンキュー:

1

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/28
閲覧 : 0

GyIAU19304 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/14
閲覧 : 0

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/22
閲覧 : 1

お鶴 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/09/14
閲覧 : 2

Ricky さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/19
閲覧 : 2

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/08/02
閲覧 : 4

サテン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/20
閲覧 : 11

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/17
閲覧 : 11

しむらうしろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/15
閲覧 : 11

xmnBQ21439 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/08
閲覧 : 11

カムリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/02
閲覧 : 14

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/02
閲覧 : 15

しらす さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/06/01
閲覧 : 14

kunka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/31
閲覧 : 15

ソース さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 17

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 16

moonlight さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/25
閲覧 : 17

メガマインド さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/25
閲覧 : 15

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章のストーリー・あらすじ

「ソラニン」などの浅野いにおによる漫画をアニメーション映画化した2部作の後章。
入試に合格した門出と凰蘭は、亜衣や凛と同じ大学に通い始める。大学では竹本ふたばや田井沼マコトと意気投合し、尾城先輩がいるオカルト研究会に入部する。一方、宇宙からの侵略者は東京各地で目撃され、自衛隊は駆除活動を続けていた。上空の母艦は傾いて煙を上げ、政府転覆をねらって侵略者狩りをする過激派グループの青共闘も暗躍するなど、世界の終わりに向かってカウントダウンが始まるなか、凰蘭は再び不思議な少年、大葉に遭遇する。(アニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2024年5月24日

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