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「終末トレインどこへいく?(TVアニメ動画)」

総合得点
67.9
感想・評価
186
棚に入れた
487
ランキング
2290
★★★★☆ 3.4 (186)
物語
3.2
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.3

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終末トレインどこへいく?の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 7Gの暴走という設定こそSF的だが、それによって現れた世界はファンタジー的なもの。
 この狂っており、かつブラックな世界観は「不思議な国のアリス」に近しいものを感じる。

 ストーリー的には行方不明になった友人を探しに女子高生4人が電車を操縦して、池袋に
向かうというもので、その道中で立ち寄る駅で色々あるというロードムービー的なもの。
 旅という大きなストーリーの中に小さなエピソードが組み込まれている点など、それこそ同じ
鉄道での旅である「銀河鉄道999」を思わせる。

 ストーリーとは関係・無関係問わず、主軸である女子高生4人のテンポいい会話が面白いが、
この辺は監督の水島 努の真骨頂といった感じ。
 他にもホラー感のある演出やミリタリーテイストなど、水島監督らしい部分が随所にあり、
その辺も魅力的。

 ストーリーの方は終盤に無理やり収めたような構成。
 そのせいか中富 葉香を取り返すのに苦労しそうだったのに意外とあっさり遂行できたり、
元凶であるポイズン・ポンタローもあっさりやられてしまい、視聴者がカタルシスを得るには
物足りない感じ。
 そういう点で、設定や世界観、キャラ、演出は良いのだが、ストーリーそのものは今ひとつ
パッとしなかった。

2024/09/21
2024/11/17 誤字修正

投稿 : 2024/11/17
閲覧 : 73
サンキュー:

2

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

インパクトは十分あり面白いがモヤモヤが残る部分も

7G回線により世界が滅茶苦茶になってしまった。
行方不明になった中富葉香を探しに4人のJKが西武池袋線で池袋を目指すという話。

まず西武池袋線で掴みは上々(笑)
行く先々カオスな事になっておりインパクトがある。
声優やスタッフ陣のインタビュー記事とか読んでないので何を描きたかったのはわからない。
ヘンテコな世界で友達を助けに行くJKを見せたかったのかなと個人的には思ってる。
揉める事はあれど悲観的にならず前向き。
だがそれ故に危機感が薄くてちょっとイライラしたww
思春期ならではなのかもしれないがもうちょっと慎重に判断できるのでは?と思っちゃう。
世界がある程度元に戻っても「じゃあ帰ろうか」という感じ。
彼女達は世界を救う正義の味方ではない。
友達を助けたかっただけなんだなぁと。


設定がはっきり説明されてないので疑問点が残る。
7G回線とはなんだったのか。
ポンタローは7G回線で世界を変えてどうしたかったのか?支配者になりたかったの?
何で葉香が選ばれたの?巻き込まれたの?
そういった部分を掘り下げて欲しかった。
12話でなんとかまとめた感じがあるし、やりたい事がいっぱいあったんだろうなと思われる。

目的に向かって進み、各地で色々な事が起きるという冒険ものスタイルだったと思う。
そういうのはとても好きなので楽しめた。
サ〇ガンわかってるか?こういうのでいいんだぞw
オリアニは特に発想力やインパクトが大事だと思っているので良い感じで突き抜けていた。
出だしが良かったしどういう結末になるのか気になった。
JK達が良くも悪くも友達を救うという事しか見えてないため7G計画等に興味が無く、上記の疑問点が残ってしまったのでちょっとモヤモヤしてしまったが、個人的に良作の部類に入ると思う。

投稿 : 2024/10/26
閲覧 : 38
サンキュー:

4

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現実世界はそう甘くはない。ただ、もがきながら生き続けるのみ。

吾野に住むとある女子高生・葉香は、7G開通式典とやらに巻き込まれ、世界改変の張本人になってしまう。いわゆる「7G事件」である。7G事件を発端とし、世界の姿は大きく変わってしまった。中身は人間のまま、姿が動物になってしまったり、身体に生えたキノコに乗っ取られてしまったり、小人のようなサイズになってしまったり・・・そして、世界には「西武・池袋線」しか電車と言うものが存在しないらしい。
静留ー同じく吾野に住む女子高生ーは、7G事件直前に葉香とケンカ別れをしてしまい、二年間その姿を探し続けていた。葉香が池袋にあるという手がかりを見つけ、即決即断で池袋へと出発する・・・幼馴染の撫子・晶・玲実そして葉香の飼い犬のポチとともに。
現実なら、池袋までなら電車で数時間というところであるが、進めど進めどたどり着かない、まるで静留が池袋に進行するのを妨害するように。
主人公パワー?で障害を乗り越えながら、最終的に池袋に到着。あっさりと葉香のもとにたどり着くが、7G事件の影響か葉香に拒絶される。ポンタローとかいう胡散臭い奴のせいで記憶まで改変されてしまっていたのだ。最後は、静留たちの必死の説得により葉香は本来の姿を取り戻す。
7G開通ボタンを押してオフにしたところ、池袋周辺の空間の歪みみたいなものはなくなった。しかし、世界は元通りには戻らない。現実はそう甘くはないようだった。

投稿 : 2024/10/21
閲覧 : 27
サンキュー:

2

ネタバレ

Sian さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

世界観は面白い

ファンタジーギャグアニメとして深く考えずに見るアニメ。

投稿 : 2024/10/04
閲覧 : 126
サンキュー:

1

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

思っていたのと違った。でも面白かった。

視聴完了
全12話

ジャンル
ファンタジー

タイトル由来
ミスリードかな?そういうのを期待していたが、そういう感じではなかった。
まっすぐ書くと、
JK4人組の東袋線旅行記とか?

設定
現代日本?っぽい世界観に、新技術7gが動き、世界の法則が書き変わってしまった世界。

ストーリー展開
とある女子高生がいきなり選ばれ、7gを起動させた結果、東部池袋線沿線以外の世界が消滅し、沿線は世界が拡張した上変貌。主人公たちがクラス街の人たちは、一定の年齢を迎えると動物になってしまう変貌だった。
そんな環境で暮らす1人の女子高生が、喧嘩別れした後変貌が起き行方不明となった友人を探すため池袋を目指す。その友達と行方不明となった家の犬と4人と1匹で。
世界の拡張により駅と駅の間隔が尋常ではなく広がっており、各駅で物資を補充しないといけないため各駅に停車するが、人間に寄生するきのこや、チビ人間、ゾンビ、ヤギ、ゴルフボールなど物理的な妨害や、猛烈な痒みや過去のトラウマを抉るなど精神的な攻撃を乗り換えながら、池袋に辿り着き、友人の目を覚まして7gをストップ。

ある程度は元に戻ったが、世界は完全には戻らず、それでもハッピーエンド?

感想
総評70点
良かった点
設定
悪かった点
なし
レビュー
感想としてはタイトルにも書いたが、期待していたのはそっちじゃなかったのに!
7gにより世界は変貌、初期の味方である駅員のおじいちゃんは7g組織によりうにゃうにゃ手術で人格が崩壊しており、最初の駅はキノコの寄生による幸せだけどそのまま死ぬという命の危険を伴うものでその後も襲いくるヤギ軍団やゴルフボールの雨などかなり危険な感じで、メイドインアビス的なノリでかなり期待していた。
のだが、チビ人間国や魔法使いランドでそのような緊迫感が薄れた代わりにコメディ要素が増え、結末も今ひとつスッキリしない感じ。
とはいえ素晴らしいと思った設定はぶれず、コメディが増えたストーリーもそれはそれで面白かった。

投稿 : 2024/10/02
閲覧 : 67
サンキュー:

5

ネタバレ

Nick さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

吾野をはなれ池袋へ

<物語について>
さらば吾野よ 旅立つ電車は 西武鉄道アボジー
池袋へ 運命背負い 今旅立つ
必ずここへ 帰って来ると(以下略)

------------
7G回線の始まり=終末(世界の終りの様子)
そしていろいろな世界の終りっぽいのを各駅で展開する・・・。
物語の設定だけは非常に面白そうな内容でした。

「女子高生っぽいキャラが吾野を出て行ったお友達と仲直りをするために池袋まで追いかけていく」っていう目的はブレないんですが、数話毎に新しい街についてはキャラ同士のやり取りとイベント、そして登場するキャラが多く、ドタバタしすぎっていう感じでした。

<作画>
「乗務員室」のミラー表記がミスってたり、若干手を抜いてるんじゃないかと気が付くことがあると思います。

<音楽・声優>
音楽・声優は頑張ってる方だと思います。

<キャラ>
キャラについては同級生同士のやり取りが若干ウザイような気がします。

<総じて>
個人的に設定は良かったけどなんだかなーっていう感じでした。

投稿 : 2024/09/18
閲覧 : 40
サンキュー:

1

ネタバレ

YOU0824 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

掘り出し物、注目株

車掌姿で悦に入った表情の藤井聡太が
名鉄瀬戸線「将棋とれいん」のお披露目で

「生まれ変わったら今度は電車の運転士」

と語ったのは有名な話。
鉄道マニアが旬なのでそういった
アニメもありだろうな位に思っていた。
だから当初本作は今期の観るリストになく、
ふと「終末」という文字が注意をひいて
観ただけのことだった。

「終末」で「トレイン」といえばやっぱり
『ケムリクサ』が頭に浮かぶ。
あの虚無感をイメージしていたが、
やっぱりいまのアニメ、グサッと斬新だった。
『装甲娘』とも違う廃墟な風景、
動物が人間の言葉を話す奇天烈
(『忘却の旋律』を思い出す)、
「世界の終わり」が核戦争でも、アンデッドでも、
伝染病でも、彗星でも、自然変異でもなく「7G」、
列車や宅配キャラバンに合わせ微妙に揺れる画面、
絶妙のボケツッコミ。
(ちなみ年齢はそれぞれ違う、『のんびよ』か)

晶(あきら)の口から
「タツヒコといえば澁澤龍彦」
という言葉が出た時は「んっ」となった。
JCが「メメント・モリ」を語るとは思わなかった。
東雲(しののめ)姓というのもマニアック。
4人で走るシーンでは、徐々に晶だけが遅れる。
(この作品、タダモノじゃないかもと思った瞬間だ)
芸が細か過ぎるくらい細かい。
21歳3ヶ月、銀梅花って何だよ。
第1話、年寄りの会話で状況を解説する手際も
考え抜かれている。
更に主人公・静留の声(安済知佳)がいい。

先日知人の引越で初めて西武池袋線・元加治駅で降りた。
あのもやっとしたサイタマチックな路線が舞台というのも泣ける。
超掘り出し物、注目株だ。

投稿 : 2024/08/25
閲覧 : 60
サンキュー:

2

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

週末トレインどこへいくかは割と明らか

SF好きなのと、安済知佳さんのファンということで視聴。一駅ごとに別のルールが支配する地域となってしまった日本というか西武池袋線沿線。面白くできそうな設定ですし、まぁ面白くなかったかといえば、次の週は何がくるのかなーということで、そこそこ楽しめました。ただ、いかんせん、駅ごとに状況が違いすぎて、ばらばら感が半端なかったんですよね。SFとしては、やはり何か、統一的な説明がほしいところ。

また最終話の展開も基本的には予想される通りで、意外感はあまりない(完全に元通りになるのかな、と思っていたらそうはならなかったけれど、かといってそこから何か次の展開が生まれてきたわけでもない)。あるいは、例えば、最終話でばらばら感が半端なかった駅ごとのエピソードを統一説明してくれるなにか、が提示されれば違ったのでしょうが、そういったものも特にないわけです。

まぁ声優目当てで見るぶんには、見れるかといえば見れるかなぁ、ということで最終話まで視聴はしました。タイトルにもかかわらず、行き先は明確でしたし、着地点も想像できる。そこに至るまでがカオスだけれども、着地点がみえるなかでのカオスなので、最後どうなるんだろう、という楽しみ方は難しいですね。

投稿 : 2024/08/19
閲覧 : 74
サンキュー:

4

ネタバレ

あにめ酒 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ドタバタのノリが合えば楽しめます。

ストーリーとか特に無いので、
頭空っぽにしてお酒でも飲みながら見るにはちょうど良いです。
みんなでドタバタしてるのが元気もらえます。

水島努作品が好きなら多分ハマるはず。
特に面白かったのが小人のぼぼぼぼぼぼぼぼぼ

投稿 : 2024/08/10
閲覧 : 65
サンキュー:

2

ネタバレ

DNpZi11830 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

タイトルなし

会話のテンポ感がひどい。思春期ならでは考え方の衝突とか描きたかったんだろうけど、主人公たちを幼稚にしすぎ、感情任せな意見しか言わない。
あと敵も正直バカすぎる、あの主人公達が倒すにはちょうど良いと思うが、まともな大人が研究者の女性ぐらいしかいない。

とにかくキャラクターが全体的にバカすぎてイライラした。
ただ世界観はとても良かった。先の読めない展開になってて春アニメでは1番次回が気になるものだった。

投稿 : 2024/08/02
閲覧 : 84
サンキュー:

1

ネタバレ

百合豚 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

中の下

最初は世界観のシュールさで期待できそうだったけど全話見終わった感想としては中の下くらいかなって印象。
正直設定もよくわからんし特に深掘りもされないので黒木が可愛かったくらいしか良い感想がない。声優さんも良かったかも。

仲間同士のいざこざも基本的に自分の考えの押し付け合いが最初から最後まで続くので辟易してくる。
個人的にメインキャラで魅力のある子は1人も居なかった。黒木は可愛い。

あと戦闘機とかのモデリング(?)がめっちゃ力入ってたのに効果音が全体的に意味わからんくらいショボかったのも気になった。あえてそうしてるのかって疑うレベル。

まあ最終的に「そこらへんにあるアニメ」くらいに落ち着いたと思う。

投稿 : 2024/07/31
閲覧 : 85
サンキュー:

1

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

水島務監督の奇想天外だけど地に足の着いたロードムービー

水島務監督・横手美智子シリーズ構成のオリジナルアニメ全12話。
7G回線という謎システム稼働後に異変で変容した終末世界で、少女たちが、仲違いして消息絶った友達を探しに、電車で旅をする。

【良い点】
世界観が奇想天外、展開もカオスで飽きさせない。
西武池袋線の各駅や沿線が異世界状態のワンターランド。
この変容もたらしたのが一人の少女の心象風景?ぽく、ある意味セカイ系の様相も。
そこを旅するロードムービーで、何となくアベノ橋魔法商店街を彷彿。
セカイの変容が登場人物の意識によるもの、ロードムービー、最終的なテーマなど、結構共通していると思う。

幼稚な想いから友達傷つけてしまった主人公静留のわだかまりと和解、立ちふさがる異変維持派とのバトルなどのシリアスと、
カオス世界観でのドタバタ劇のコミカルさのバランスも絶妙。
ゴーヤ推しや線路使ったモールスなど、随所にコミカルな遊び心あり、こういうのもアニメの良さ。

6話のギスギスこそあれど、概ね全編通してコミカル寄りに進行するので楽しく見られた。
4人組が頭脳派の晶ちゃん除いて身体能力高く、活劇方面も面白かった。吾野柔術や吾野弓術なワードも面白い。
特に最終話の撫子ちゃんの吾野弓術での路線切り替えはスゴイ。

キャラクターは静留ちゃんが幼稚なタイプだけど、良い意味で萌えアニメから外れた可愛さある。
思春期の未熟さを微笑ましく見ていける。
展開のカオスさとキャラが軒並み勢い重視なためか、6話除けばギスギス感が少ないのも良い。
その6話も必要な回。

テーマとして「変化を恐れず前向きに進んでいこう」的なメッセージを、一見カオスな作風に丁寧に込めている。
かなり名曲なOPとEDの歌詞や、各駅で静留たちに敵対する者たちが共通して現状にしがみついている異様さ、ラスボスの幼稚な現状維持思考などから、かなり分かり易い。
渡りゾンビが一か所に留まっていては維持できない設定も、現状維持へのアンチかも?
7G回線による物理的な距離、電車にアポジー号と名付けた静留と葉香の心理的距離をロードムービーで紡ぎつつ、ふたりの和解と、世界は変わり続けるけれど大丈夫!的なラストから、そう感じた。
このテーマは過去の同監督の「迷家」でも共通していて、ナナキ村から出る者と留まる者に分かれるラストと、本作の完全に元の世界には戻さないラストも相通じる。

一見無軌道に見えて、その実かなり計算して風刺やメッセージ込められていて完成度高い。
nyaro氏が相変わらず完璧な考察されていてもうあまり書くことが無い…
自分なりに考えると、変化を恐れて現状にしがみついた末に衰退した世相風刺なのかなと。
ポンタローの幼稚な責任回避思考を見るに。
あと、エロに弱いゾンビ(たぶんアニメ視聴者風刺)が終盤大活躍するのは、水島監督からのファンサ―ビス。
風刺されていても観客(視聴者)に華を持たせてくれたと解釈。
いずれにせよ、後年再視聴すれば、色々な再発見の余地がありそうな良作。

こういう独創的で魅力的な世界観やテーマを存分に表現しているアニメーションが素晴らしい。
単純に綺麗ではなく、独創性が高い。これぞアニメの醍醐味。
キャラデザも単純に可愛いだけでなく、一目でこのアニメだと分かる個性ある。
瞳と唇の描き方が魅力的で、凡百の量産美少女と一線を画す。
晶ちゃんだけ比較的普通の萌え美少女でそれはそれで可愛い。

楽曲も素晴らしい。OPEDいずれも独特で耳に残る上に主題が完璧。
2024春では楽曲面で一番良かった。(音楽アニメのユーフォは別格として)

【悪い点】
世界観とテーマはほぼ完璧だった一方、静留と葉香の友情ドラマという点ではやや不満。
物語的に葉香の出番後半からで、大半が意識稀薄な囚われの姫状態なのもあり、交流の接点が乏しい。
静留の成長という視点が分かり辛い、6話以降なし崩しで進行、最終話後半パートで会話だけで落着するのは、流れとしては分かるけれど物足りない。
6話の静留糾弾回も必要性は分かるが唐突な感じ、これで撫子ちゃんの印象やや悪くなった。
撫子ちゃんについては「田舎の狭い子供たちのコミュニティーの長女ポジションとしての責任感」的な解釈もあり、彼女なりに必死だったのかな?と推察できるけれど。
主要キャラ掘り下げが晶ちゃん玲実ちゃんが一番ちゃんとしてて、他が手薄だった感。
全話通して十二分に面白かったものの、後半駆け足気味で、キャラドラマの面で余韻が足りなかった。
もう少し尺があれば他の駅にも降りて主要キャラ掘り下げが出来たのかもしれない。

死亡したままのアリスとか、茶わん蒸しにされた人々とか、何気に悲しい要素残っているのも引っ掛かる。

【総合評価】8点
これぞアニメの醍醐味!な怪作。
賛否割れるタイプだけど自分は大好き。
惜しい面もあるけれど概ね楽しく視聴出来、また後年見返す価値が大いにありそう。
評価は「とても良い」

ちなみに不評な迷家も自分は大好きだった。
総合的な完成度は終末トレインだけど、キャラドラマとしては迷家の方がしっかり描けていた。

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 104
サンキュー:

7

ネタバレ

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続編があるなら観たいかも

個人的にはめちゃくちゃ良かったです。
シリアス、ギャグ、ホラーが良いバランスで、次どうなるのか予測できない展開が面白かった。
テンポも良くて、飽きずに観れましたし‥て、このアニメ飽きる瞬間とかあるの?ってくらい1話でいろいろ起きるので、良い意味でも悪い意味でも視聴者がついてけないとこはありました笑。
最終的に世界は戻るのかと思ったら戻らなかったし、逆に悪くなった?って感じで、続編を作れそうだけどそのままでもいい終わり方。

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 117
サンキュー:

4

ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うーむ

 この企画をどうやって通したのかが最大の注目……というかやはり監督の名声だからだろうか。何度かやらかしてるがそれでも出資者がいるということは金策が上手いのであろう……と、作品の内容で語れないところがなんともかんとも。
 決して面白くないわけでもないが、物語の必然性がない気がしないでもない……ケンカした友達を遠所まで迎えに行くという(多分)ロードムービーだが……21世紀の銀河鉄道999だ!とももちろん言えないし、目的も結構あっさりクリアしてるのだが……
 主役それぞれの性格はなかなか楽しかった。
 物理攻撃役と仲介役とムードメーカーと頭脳堪能??こう書いていて自分でも自信がなくなってきた……

投稿 : 2024/07/02
閲覧 : 97
サンキュー:

7

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

カオス楽しめますか

もともと12話しかないので深いストーリーは入れられません。友情を取り戻すがテーマの女子高生わちゃわちゃアニメでしたが、描きたいもの(ギャル電車ミリタリ田舎)は全部盛った上で一応きれいにまとめたのはさすがです。ネリアリとトキワ荘あたりの高速ギャグ連発が真骨頂の面白いオリジナルでした。

元コメント
不穏
2話
痛恨の1話見逃しの後2話から視聴参戦
吾野から西武線で池袋に向かう話?
いまのところはタツキ先生同様の不穏な種まき段階ですが、街興し要素と会話劇でつなぐための実力派声優起用等さすがの見せかたです。水島横手コンビで友情機微やスッキリ謎回収も期待でき、煙の草なくシラフでも楽しめる名作アニメになりそうな予感がします。吾野駅前土産物屋の改装はこれがきっかけだったのかな。。。
3話
仙人の地図通りで考察捗ります。動物みたいに本能だけで生きてるんじゃねえよ、キノコで現実逃避してんじゃねえよ、次の駅は狐になって人をだましてんじゃねえよ、でしょうか。1クールで池袋着くの絶対無理ですね、一期で飯能まで着けるかな?
4話
狐じゃなくてヤギ、生えたのはキノコ、駅飛ばしまくってもう飯能越え、、、予想全部ハズレでしたがそういうほうが面白いです。ミリタリは得意分野ですね。相変わらずどこか不穏な雰囲気はさすがですし、テンプレではないというだけで次回が楽しみです。
5話
水島監督の作品は全て時間が一瞬で過ぎるように感じます。謎解きはちょこっとしか進んでいない(そもそもあんまり謎じゃない)んですが、ストーリー進行にあまり関係ないある意味どうでもいい部分が見どころ多いのでそう感じるんでしょう。ギャルキャラ最高、中の人も美人さんですし。
6話
不穏付きライブ感で女の子のワチャワチャを楽しむアニメ。中の人がうまくないと成り立たないですね。リンちゃんはたまにしかしゃべらないから大丈夫。生徒会長出てきたと思ったらシャミ子大明神、ヒット祈願ですね
7話
吾野駅行ってきましたがあのへん駅間ほんとに長いんですね。土産物屋改装してた駅ではありませんでした、どの駅と勘違いしたんだろう。とりあえずうどんは食べたけど。ガルパン作戦会議みたいな会話劇面白いです。
8話
超スピード感で今回も25分が一瞬でした。一つ一つの設定処理が超早くて爆笑です。うまぴょい伝説のようにちゃんとした人が作るカオス、そうでもないって自虐、飲みがたりませんね笑。毎週楽しみにしてます。
9話
キチゲ満タン大開放中の監督を冷ややか横目にシラフ脚本家がちゃんとお話を進めてくれた回、いいチームです笑。もう一回ぐらい8話ぽいのあったらいいなあ。
10話
観終わって思い出し笑いできるアニメはなかなかありません。セクシーバイオレンスだよん、と犬群とトキワマンFAクレジットでニヤニヤが止まりません。これをアニメにする必要があるのかは置いといて私はめっちゃ好きです。

投稿 : 2024/06/29
閲覧 : 495
サンキュー:

6

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もっと おもしろくなると思ってたのに・・

もっと おもしろくなると思ってたのに・・
最後のほうは グダグダだった気がする・・

投稿 : 2024/06/27
閲覧 : 107
サンキュー:

3

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

怒りも悲しみも全部ぶち込め!

どうした?
いきなりガールズバンドクライのキャッチコピー出して

と突っ込む人はいると思うけど
総評するとこの文章が一番しっくりくる

7Gというハイテクノロジーが完成され
池袋でお披露目会が開かれた際に
たまたま居合わせたヨウカがボタンを押した

すると世界の時空がゆがみ
それまでの世界が一変する

物語は吾野に住んでいたヨウカの同級生静流と
幼馴染で静流たちの1年先輩ナデコ
高1と中3のレイミとアキラが

行方不明になっていたヨウカに会うために
西武池袋線に乗って旅をするというロードムービー

水島努監督なんで
大分頭がぶっ飛んでいるエピソードとキャラなんだけども

毎回冒頭に5人の回想シーンが入っており
それが静流と他メンバーの衝突だったり

ヨウカとの関係性を表して
池袋での再会に話す会話に繋がる

私はどっちかというと終末世界観
別次元で大きく様相が変わる街々の方が
面白かったよ特に東吾野のマツタさんw

見終わった後はスタンドバイミーとポストしたが
書いてみる途中でふとこれ「マルコビッチの穴」かなと
恐らくヨウカが作り出した多元世界をベースにしているし

ただ引責逃れで扇動したポイズンポン太郎は
もう少し裏があると思ったらバカだったんかいw

運転手の善次郎がなぜポン太郎と対立しているのかとか
スワン仙人はなぜ地図を策して静流たちに渡したのかとか

考察アニメな視点を出すこともできるけれど
やっぱり「ガタンゴトンシュッシュットレイン」じゃねw

追記

これ絶対ガルパン劇場版最終章が煮詰まって
ニーナ張りに間違ってないからで企画したっぽいんだよな
ある意味この監督「空の箱」を作っているしw

投稿 : 2024/06/26
閲覧 : 103
サンキュー:

4

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最終回が勿体なかった

細かい設定や難しい事はさっぱりながら、関東の田舎に住む女子高生が遠くに離れた友人に会う為に自分達で電車を動かして友人のいる池袋を目指すロードムービー。

と書いたらなんとなくほのぼのする感じかもだけど、道中は世にも奇妙な〜に出てきそうな怪奇な内容が繰り広げられて特に頭にキノコが生えてしまう話は怖いかつ後味も少しビターな感じがありましたね。

途中まではそうした短編ホラーを楽しんでいるような感覚で、池袋に到着してからのくだりはなんか既視感あるなと思ったらクレヨンしんちゃんのオトナ帝国の映画を思い出すものがあり、少なからず影響を受けているのでは?と思ったり。

もっとも、友人への説得シーンはちょっとくどいなと言いますか個人的には心を動かされるようなインパクトに欠けました、個人的には前述のオトナ帝国でいうならば鼻血を出してボロボロになっても黒幕が向かわんとする最上階への階段を登り続けたしんのすけのような泥臭さを求めるのは酷なのかもしれませんが、友人への説得に主人公含め四人がワーワー訴えているさまは騒がしささえ感じたほど。

それゆえ勿体ない作品だったな感が半端なかったです。

投稿 : 2024/06/26
閲覧 : 99
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9

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Glutton さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

独特すぎる世界観に興味が沸いた

昨今の深夜アニメではほとんど見かけないような世界設定なので、1話を見た時点では
どのように話が展開していくか期待していた。
が、最後まで見終えてからの結論としてはこちらが予想した範疇を超える所は無かった。
しかもぶっちゃけ言えば各話オムニバス形式のようになっている事もあり途中の何話かは
見逃したところで別に問題ないのではとすら思えてしまった。

あとメインキャラが4人いるのだが4人も必要だったのだろうか。
しょっちゅう口論(というほどでもない時もあるが)をしていたイメージがありその為の要員
または賑やかし要員だったのかなぁ、という感覚がある。というか各キャラが深堀りされたという
印象が残っていない…。

また、この作品は最終話目前にして万策尽きてしまった。(監督が公言)
1週分時間を取れたせいか最終話のクオリティ自体は普通だったが。
(といっても作監が手を入れる暇が無かったのかキャラの顔の統一性のなさ等は有り)

主題歌は今期で1、2を争うほど好き。

投稿 : 2024/06/25
閲覧 : 62
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3

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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好発進。頼むぞ、EMTスクエアード。

詳細は公式サイトでも。

アニメオリジナル作品。制作はEMTスクエアード。監督は「ガルパン」「SHIROBAKO」の水島努さん、シリーズ構成・脚本は横手美智子さんです。

「7G事件」と呼ばれる大きな異変が起き、人間がある年齢を境に動物になってしまうという吾野のJK4人組が、友達を探しに池袋まで西武池袋線で向かうというロードムービー的なお話っぽいです。

この奇想天外な発想こそ、アニメという感じ。うんうん、面白いです。初回は好発進で出発進行! 作画もいいし、キャラデザ(「ラブライブ!」の方)もいい。あとは、作画崩壊なく走り抜いてほしいです。頼みますよ、EMTスクエアード。

=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
ここまでは、ま「ユーフォ3」は別格として、覇を競っている「よるクラ」「ガルクラ」に引けを取らない面白さ…だったんですが…

うーん、今回の話はシナリオが微妙というか…

葉香との回想。というか、なぜ葉香が一人で池袋に行ってしまったのか。その鍵が、静留とのケンカってことでの回想。

なんか、静留の発言ちょっと異常というか。少し統合失調症なんじゃないのかと思うほど常軌を逸している感じ。なんていうか、葉香とケンカしたってのはいいけど、そんな無理矢理ケンカすることある?

で、その後の4人の顛末も、よくよく考えれば異常極まりないです。静留が出ていく流れが無理やりというかね。清瀬のゾンビ村に連れて行かれる“ため”のシナリオにしか見えないです。

これって「横手節」って言っていいんでしょうかね。あの「夢見る男子は現実主義者」の脚本を彷彿とさせられました。

ギャル(玲実)の言動も異常極まりない。なんか、さすがに今回は看過できないレベルで脚本のおかしさを感じました。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
ここまでは荒唐無稽ながらも、それなりに話の筋というものがあって、楽しく観ていられたのですが…

8話9話と、もはや意味がさっぱりわからない展開に。
や、要所要所はわかるのですが、なんだろう。酔っ払ってシナリオ書いちゃいましたみたいな内容。これが狙いなのかもですが、さすがにぶっ飛びすぎというか…

ちょっとね、これから終盤に向けて不安しかないです。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
11話まで順調に走り続けてきた西武池袋線ですが、最終話を前に万策尽きて2週の急ブレーキ。なんでしょうなぁ。「SHOROBAKO」だからギャグで済んだんですが、実際に万策尽きてどうする。

でまあ、その「SHIROBAKO」でも最終話の落とし所は悩むという描写がありましたが、本作もどう落とし前をつけるのか悩んだんでしょうね。

結論から言えば、悩んだ結果がそれかい、って感じでした。

なんかねぇ、全編を通して奇抜なことをやってやろう感が匂ってきて、ちょっと狙い過ぎかなという印象です。まあ「迷家」よりは全然よかったとは思いますけど。

葉香が7Gボタンを押すのに躊躇するのが長すぎ。少しダレたかなという印象です。

ED主題歌、ロクデナシ「ユリイカ」は今期のNo.1エンディングだと思います。夜の線路を駆け抜けていく電車の雰囲気にマッチした良曲でした。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/25
閲覧 : 225
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4

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テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

シリウス

OPが可愛くてEDがシリアスですね。
私は絶望系の曲が好きなのでEDは好きですw
絶望の中にある希望みたいな曲が好きなのでww


突然に7G事件により変貌した世界。
その2年後、静瑠、アキラ、撫子、玲実、犬のポチは終末トレインに乗り池袋まで、行方不明になった友達の葉香を探しに行くって話になります。

1話の段階では何コレ?でしたwww
いきなり住民票が「あつまれどうぶつの森」状態でさしたし余り期待してませんでしたが。
ただ、トレインに乗り込んでから旅が始まってからは面白くなりましたね。
各駅に停車しながらそれぞれが特殊な町を冒険していくって話で、そう言う点で言えば「銀河鉄道999」の様な感じのパターンです。

吾野駅 動物達に変わった駅
東吾野駅 キノコに支配された人々
武蔵横手駅 突進してくる山羊
高麗駅 笑う植物
東飯能駅 霧の街
飯能 駅 人型植物
もとかじ駅 話す地蔵の駅
入間市駅 臓器の町
稲荷山公園 ミニチュアのガリバーの町。
道中 ゾンビの国
東久留米 痒みの国
ひばりが丘 悪夢の国
所沢駅 ネリアリワールド
椎名町駅 漫画家の国



こんな感じで簡単に駅と世界観を纏めてしました。


静瑠と葉香には実は少し気まづい関係になりました。
それが行方不明になる理由の一つなんですが…
葉香には宇宙の研究をする夢がありました。
静瑠はその夢を聞いて、「私たちな普通の人間でしょう?そう言うの特別な人がやる事だよ」と言います。
「特別な事を考えなくていいよ」
「出来なかったらどうするの?あんまり大きい事言うの恥ずかしい」
「葉香には無理だよ」

結構この下りは静瑠が酷い事を言ってますよね。
葉香は自分の夢を見つけたんですよね。
夢を持つって凄い事だし、それを話すのも本当に聞いてほしい人にしか夢って話さないと思うんですよね。
でも、静瑠なら聞いて貰える聞いて欲しいと思ったから話したんだと思うですよ。
それにこの答えはないよ。

それに、夢って出来る出来ないで決めるものじゃないです。
出来なくてもいいじゃん。
やろうって決めて頑張る事に意味があるじゃない?それが叶ったら意味が成果に変わるんじゃないの?って思うんです。

それを恥ずかしいって、夢を持つ事は恥ずかしいでしょうか?
私は誰が何歳でも何時でも夢を持つ事は尊敬できるし、それがどんな夢だろうと応援したいと思うんですよ。
それは恥ずかしい事じゃないし、寧ろ誇れる言葉だと思うんです。
夢を見つける事って凄く難しいのを私は知っているので。
私は、人の夢を否定する人の方が恥ずかしいと思います!

それを、「葉香には無理」って何を、言っているの?ってなります。

例えば、その夢を、自分が叶えていたり目指していて、その難しさや過酷さを説明したりアドバイスを話すのなら解るよ?
けど、静瑠の言葉って陽香の夢を否定して葉香に夢を諦めさせようとしてる様に聞こえたんですよ。

「私は間違った事言ってない」とか「酷いことかな?」とか悪気がないなのかもしれないけど、なんか何も考えてない子なんだなぁ〜って感じましたね……
もしも、私が友達にそんな事を言われたらショックですね.…

私は物語が好きで昔話や御伽噺や恋バナや漫画やアニメの物語が好きで私も物語を書いてみたいって思って理想を言えば電撃文庫とかで作品を出してみたいって夢があって、キャラの名前とかストーリーとかも友達に聞かせたら笑わずに聞いて貰った事がありましたね。

当時の夢で恥ずかしかったけど笑わずに聞いてくれました。
その時にちゃんと聞いてくれたのは凄く嬉しかったんですよね。

ただ、私が「文庫本出したら買ってね?」って話したら「一冊送って」と言われました。
「買ってよ!」って思いましたね.
ちょっと冷たい友達でしたww

だから、多分、葉香は逆にショック受けるよなぁ〜って思うんですよね。
多分、1番応援してほしかったんじゃないかな?って…

で、現在、葉香は魔女王と呼ばれていました。
なんだろ?彼女の日常を見る感じ囚われの身で夢を見せられてるのかな?
葉香もボッーとしてるし……
何もしらないみたいだけど、誰かが来るのを待っている気がしましたね。
それは多分…ね?

葉香の世話役の人であるポチは敵じゃなさそうなん気がしていたのですが…静留達が葉香に再会しますが葉香には静留達の事を覚えてなかったのでした。

で、世界を元に戻し葉香を助ける為の戦いが始まります。
そこに駆けつけてくれたのが旅先で出会ったゾンビ達でした。

そして、7G事件の元凶のボタンを押す事に成功するものの……葉香はポンタに連れて行かれてしまいます。

で、葉香奪還作戦が始まります。
皆んなが成長しましたね。
弓矢でレールを切り替えたりゾンビでレールを作ったりとかゾンビさん大丈夫?ww
ってか、ゾンビさん達がめちゃくちゃ頑張っているんだけどwww

葉香は悪くないよね……静留に傷つけられた、静留が「離れてほしくなかった」って寂しさや嫉妬から出た嫌味だろうと傷つくよね。
けど、人間思わず酷い事いってしまったりする事もあるけど、静留はこの旅を経て学んで成長した。
だからこそ彼女は謝る事が出来たのでしょうね。
そして、その気持ちがしっかり届いたのでしょうね。

世界は完全には元に戻らなかったみたいですね。
ただ、葉香が帰ってきたのはよかったですね。
彼女達の目的は葉香を連れ戻す事でしたからね。


さて、旅の道中は水没したり、ゴルフボールが降ってきたり、綺麗な宇宙とホタルの光の様な空間があったりと、何コレってのは多いですが(実はその駅1つ1つにどうしてそんな風に各駅変化した理由があれば評価変わる気がします。)楽しい作品かと思います。


しかし全体的に面白いアニメではありますが、やっぱりこの手の物語になると長編でみたくなります。
正直、面白そうな駅もあるし、話を広げられそうな駅も沢山あるんですよね……
ですが、殆どの駅をスルーしてるのが勿体ないです。
話数があればもっと掘り下げられたら、もっと話題にもなった気はするのでそこは残念かな。

個人的にはガリバーの国で大暴れするのが面白いですねww
爽快感ありますwww
戦い方がギャグぽくていいですねww

ネリアリ国も面白かったですけどねww
この国の奴らが「あの動物達の様にな」ってセリフがありましたが、動物ってもしかしたら吾野の調査団の人達?
半分は行方不明、半分は帰ってきたって言う?
と思ったら…居た!動物達!
因みに静瑠ちゃんパパどうぶつバージョンw

漫画の国もネタ的には面白い妄想バトルが繰り広げられていたきがしますww

投稿 : 2024/06/24
閲覧 : 65
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13

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さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

キノの旅みたいな感じ

女子高生達が色んな世界観をもつ土地に電車使って行くって話
ただキノの旅は最初からファンタジーって分かってたからすっと世界観に馴染めたんだけど、主人公達は女子高生
なら現代の学生がなんでそんなファンタジーな世界に生きてるのか説明が欲しいけど、そんなもんは無い
ブルーアーカイブもそうだけど、大した世界観の説明もなく突飛な展開もってくる作品増えたなぁ…
自分には電波アニメに見えて理解不能で楽しむポイントが掴み辛い作品だった

投稿 : 2024/05/21
閲覧 : 74
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0

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ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

この電車の終着駅は?

この電車は行き先が書かれていなかった
ならどこに向かうのか?

向かう場所は池袋
そこに友達がいるならば...
しかしこの世界
あるスイッチによって人がほとんど動物に変えられた世界
少しの人しかいないし、動物になった人は今にも野生化しつつある世界だった

5話
ここでは動物化や植物化ではなく、人や土地が縮小化している町だった
ミサイルや機関銃が豆鉄砲にしか見えない

投稿 : 2024/04/30
閲覧 : 86
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3

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AKOrq17837 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

オリジナルアニメ

オリジナルアニメのため、前知識なしで視聴。

キャラの魅力が十分に伝わる1話でした。

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 63
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2

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はちごー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

設定ごった煮過ぎるんよ。。

全然面白くなかった。
キャラの話にも好感が持てない。7Gってなんなん?

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 80
サンキュー:

2

てたい さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/11/13
閲覧 : 1

WzkkL60132 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/13
閲覧 : 1

ぬまお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/11/01
閲覧 : 1

りほ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/30
閲覧 : 2

gLibh48702 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/10/21
閲覧 : 2
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終末トレインどこへいく?のストーリー・あらすじ

郊外のとある町。 ここはどこにでもある、ごくごくありふれた田舎……ではなかった。 住民たちに大きな異変が起きているのだ。 だけどそんな中でも千倉静留には、強い思いがあった。 行方がわからない友達に、もう一度会いたい! 静留たちは放置されて動かなくなっていた電車で、生きて帰ってこられるかどうかもわからない外の世界へと出ていく。 走り出した終末トレインの終点には、いったい何がある?(TVアニメ動画『終末トレインどこへいく?』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年春アニメ

この頃(2024年春アニメ)の他の作品

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