当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
7
棚に入れた
27
ランキング
7989
★★★★☆ 4.0 (7)
物語
3.9
作画
4.2
声優
3.7
音楽
4.3
キャラ
4.1

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

映画ドラえもん のび太の地球交響楽の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

CfrzK48306 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

映画館で見てこそ輝く作品・・・とはいえヒロインは圧倒的に魅力的

映画館とブルーレイの両方で視聴しました。
他のレビュアーの方も書いてますが、まさに音楽映画です。
なんでも音楽収録は本格的そのものでサントリーホールで「コバケンとその仲間たちオーケストラ」が演奏したものを使っているそうです。
ちなみに演奏に番組で公募された楽器を嗜んだ子供たちも参加してる点も良いですね。

ただ逆に言えば、映画館の高度な音響施設と巨大スクリーンだからこそ輝く作品でブルーレイ・DVDで視聴するとかなり面白さや感動が半減してしまう作品です。
ブルーレイ・DVDで視聴する場合、出来れば大画面テレビやホームシアターで見て欲しい作品ですね。

他に良い部分としてゲストヒロインの「ミッカ」は非常に魅力的なヒロインです。
ドラ映画は毎回、魅力的ゲストヒロインを持ってくるようになりましたが、わたし的には涙あり笑いあり健気さあり美声あり踊りありでドラ映画でもトップクラスの魅力的ヒロインです。
ただ声優が子役の平野莉亜菜さんという方で「演技は棒読み」という手厳しい意見も巷ではあるようですが、まあ幼女キャラだから下手に慣れたうまい声優を起用するより、むしろ子役のやや拙い演技も味があって良いですね。
ばらかもんのなるちゃんとかジブリ作品の千尋とか拙い演技が良い方向に作用する事もあります。
なんでも、アフレコの時に平野さんの横にドラえもん役の水田わさびさんとのび太役の大原めぐみさんが付きっきりで居てアドバイスしたそうです。

それと、この作品はなんだか、ラストの方で一抹の寂しさや喪失感も感じます。夏休みを舞台としたドラ映画ではいつも感じる事かもしれませんが。

追加・・・ {netabare} この作品のラスボスの「ノイズ」はスイートプリキュアのラスボスと同名とか言われてますが、音楽をメインテーマとした作品では定番の敵キャラ名ですね。それでスイートプリキュアの「ノイズ」は意志のある人型の存在でしたが、この作品のノイズは意志や知能のない人類の脅威のような存在です。数も膨大でしたし、何だかラストの戦闘は「トップをねらえ」の宇宙怪獣の群れとの戦いを彷彿とさせました。{/netabare}

もう一つ{netabare}次の新作ドラ映画のゲストヒロインのクレアですが、なんだか容姿と良い仕草と良いミッカに良く似てますね。もしかするとミッカの妹の子孫だったりして {/netabare}

こないだのテレビ地上波初放送について
非常にカットが多くが全体の1/8くらいがカットされてて物語のあらすじがわかりづらい非常に悪いバージョンでした。
あれを見て、この作品を低く評価する人がいるのではと不安になりました。

投稿 : 2025/03/11
閲覧 : 60
サンキュー:

4

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

音楽をテーマにしたドラ映画

音楽を嫌いだった少年が、音楽を好きになるまでを描いた映画。

 「冒険」を主題にしたドラ映画が多かった中、本作では「音楽」が主題になっているという、それだけでも斬新さを感じますね。
 映画の強みとは映像だけでなく、音にもあるのだと実感させられたし、漫画という媒体の原作では生み出せない「映画ドラえもん」ならではの魅力を生み出す事にも成功してるのだから、大いに感動。
 実にシリーズ18作目(スタドラを含めたら20作目、旧アニメ版も含めたら40作以上)でありながら、未開拓の分野に切り込んでみせた作り手の発想力と冒険心に、熱い拍手を送りたいです。

 そんな本作で一番心に残ったのは、クライマックスの場面。
 地球上の音楽全てを結集させて敵を打ち払うという、とても盛り上がる場面なのですが、そんな中で、さり気無く「戦場でハーモニカを吹く兵士」という一コマを挟んでいるんですよね。
 恐らくは傷付いた戦友の為、束の間の安らぎを与えてるという、その姿を刹那的に描く演出には、本当にグッと来ちゃいました。
 主人公であるのび太達は、平和な日本で暮らしているけど、地球には戦争をしている人達もいる。
 そして、そんな場所でも人々は音楽を奏でているという、正に「地球交響楽」を体現した場面であり、文句無しで素晴らしかったです。

 序盤にて、のび太が風呂場で笛の練習していたお陰で地球が救われたとか、脚本の伏線回収も鮮やかだったし、ゲストキャラクターも魅力的。
 ロボットの語源になったというカレル・チャペックから拝借して、ゲストロボを「チャペック」と名付けるセンスにも、ニヤリとさせられましたね。
 幼女のミッカちゃんも可愛らしく「のほほんメガネ」と呼んで小馬鹿にしていた相手を、最後の最後に「のび太お兄ちゃん」と呼ぶツンデレ表現なんかも、幼い女の子ならではの魅力があって、良かったです。
 主人公のび太と同世代の女の子ではない、妹のような幼女だからこその可愛さが、上手く描けていたと思います。

 そんなミッカちゃんとの別れの場面を直接描かず、エンディングの一枚絵でのび太に抱き着く姿や、皆から貰ったプレゼントを部屋に飾ってる描写などで、断片的に伝えて想像力を刺激する形になっているのも、非常に御洒落。
 今井監督って「新恐竜」でもピー助との二度目の別れをさり気無く描いてみせていたし、こういった「さり気無い描き方で、大きな感動を生み出す」という手法が、本当に上手いですよね。
 「十八番」や「職人芸」と言って良い領域に達してると思います。

 「中盤でジャイスネ主役になる場面は、ちょっと浮いてるし、観ていてダレる」「ゲストキャラも多過ぎるし、個々に見せ場を与えようとして散漫になっているので、ミッカちゃんとチャペックの二人に焦点を絞っても良かったのでは?」等々、不満点も有るには有るんですが……
 主題歌も大好きなVaundyだし、映画にも合ってる曲だったしで、満足度の方が高かったですね。

投稿 : 2025/03/06
閲覧 : 25
サンキュー:

5

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

すごい凝ってる。

こどもと観に行きました。

ドラえもんはかなり久しぶりしたが、
最近のドラえもん映画は泣き要素が強めなイメージがあって、
ちょっと身構えてました。

観終わってみると、そんなに泣き要素押しではなく、
旧ドラえもん映画の雰囲気を感じる壮大な話でした。
SF要素が強めで、前半に伏線を張って、後半で回収する感じです。
(旧ドラえもん映画のブラック要素までは復活していませんw)

話の展開はけっこう良かったと思います。
コンセプトにワクワク感があったし、のび太の成長も見られるし、
ラストにかけてちゃんと盛り上がります。

音楽が題材の作品なので、映画館との音響との相性はばっちりですね。
低音がしっかり響くのは大事です。

一番びっくりしたのは、作画のクオリティです。
最初から最後までハイクオリティで、深夜アニメの高クオリティ作品に
負けないぐらい気合が入ってました。
こんなきれいな作画の映画を観て育つ日本のこどもたちは、
そりゃ目が肥えるわけですねw

ということで、大人の私は、思った以上に楽しめました。
一方、低学年の私のこどもには、少し話が難しかったみたいです。
お互いのバランスをとるというのは、なかなか難しいものですね。

投稿 : 2024/03/30
閲覧 : 229
サンキュー:

8

ネタバレ

メガマインド さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:----

これは音楽映画である!!

朝、最速でみてまいりました。

思ったことを羅列いたします。

音楽が主役でドラ映画では珍しい日常シーン多め
音楽って大事な存在だと再認識。
ミッカとチャペックゲストキャラが地球を満喫しているところは
ほっこりするしとにかくかわいかった。
敵キャラが地球外生命体
音楽がテーマだからそれを生かした秘密道具(ロボッター、
ムード盛り上げ楽団)や時空間チェンジャーといった映画限定の
秘密道具まで使い方が上手い。
演奏シーン多めで迫力あり映画館での鑑賞を推奨する
上映時間が2時間と長い。ドラえもん映画では最長の部類
序盤の日常から伏線がちりばめらていて、分かりやすい

有名な曲(クラシック)が流れた
夢をかなえてドラえもん(OPにかからなくなりましたがまさかの復活)
猫ひいちゃった
静香ちゃんの夜の学校の教室でのピアノの演奏リヒナーの曲っぽい奴
がかかった。

など

やっぱり音楽って楽しい!!

今作は全面的にアニメーション部分に力は入っている印象です。
面白いっていうよりみていて楽しい映画でした。
のび太やドラえもんやスネ夫ジャイアン静香ひとりでも好きなキャラが
いたらみにいくべきでしょう。
みんなで音楽を楽しく演奏している場面である種の尊みを感じられて
心がほっこりしましたね。
こんな日常送ってみたい。



毎回新しいことに挑戦しているドラえもん映画で
本作もコンテンツが長く続いている分いろいろ進化っていうか試行錯誤の努力を
垣間見えた。
アニメーションや背景がとてつもなく美しく、
モブキャラにいたるまで
現代的っていうかアーティスティックだと感じました

あと
来年のドラえもん映画の監督がやばい!!とにかくすごい
とうとう戻ってきた!!
わさドラ映画で評価高いあの作品を作ったあの人です。
期待しかない

ネタバレ
次回のおまけ映像について毎度ながら今年も流れました。
コナンと同様これをみるために映画館に足を運ぶまではある。

その内容はというと、
いつもどおりドラえもんの面白かったというセリフからこうもりが現れて、ドラえもんがキャンバスで絵をかいていてそのキャンバスの中から魔法使いのような姿のドラえもんが登場、お城を背景に2025年公開決定の文字がでて終了

今回のおまけ映像からどんな映画になるか予測がつかなかった。
なにやらファンタジーや中世的な雰囲気だったのでまさか夢幻三剣士のリメイクきちゃう
こうもりとお城だからゆうれい城へおひっこしを映画でやるとか
ホラー要素強そうな作品になるかも
いろいろ想像を刺激してくれました。
今回のドラえもん映画音楽が大変すばらしかったです。
来年のドラえもん映画も楽しみです




クレジットのおまけ映像を担当しているスタッフをみるに来年の映画の監督はおそらく
新鉄人兵団や秘密道具博物館を作った寺本幸代監督だと思われる(たぶん)



 

投稿 : 2024/03/06
閲覧 : 94
サンキュー:

4

DAIKI∞ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2025/03/08
閲覧 : 3

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/17
閲覧 : 19

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/04
閲覧 : 23

映画ドラえもん のび太の地球交響楽のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
映画ドラえもん のび太の地球交響楽のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

映画ドラえもん のび太の地球交響楽のストーリー・あらすじ

藤子・F・不二雄の生誕90周年記念作品で、「ドラえもん」長編映画シリーズ第43作。苦手なリコーダーの練習をしているのび太。その前に不思議な少女ミッカが現れる。のび太が吹く音を気に入ったミッカは、音楽がエネルギーになる惑星で作られた“音楽の殿堂”にドラえもんとのび太たちを招き入れる。ミッカは殿堂を救うため、一緒に演奏する音楽の達人を探す。ドラえもんたちはひみつ道具「音楽家ライセンス」を使い、殿堂復活のため演奏するが、世界から音楽を消してしまう不気味な生命体が迫る。(アニメ映画『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2024年3月1日

この頃(2024年3月1日)の他の作品

ページの先頭へ