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「ゆびさきと恋々(TVアニメ動画)」

総合得点
69.8
感想・評価
142
棚に入れた
382
ランキング
1707
★★★★☆ 3.6 (142)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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ゆびさきと恋々の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公の頭の中

耳が聞こえない女子大生の恋バナ.
本人は喋っていないが,視聴者には,本人の声(頭の中?)が聞こえる.
相手にはそんな声は聞こえていない訳で...なんか不思議な感じがしました.
まあさすがに手話やスマホの文字だけで,話を進めるわけにはいかないという判断なのでしょうが,個人的には手話と口パクの箇所は字幕にする,というやり方も一度体験してみたいかなぁとか思いました.どんな感にになるんだろう.
それと,相手役のキャラが少し作られ過ぎな感じがしました.
世界中の人々と接していて,同世代の周りの学生の常識でははかれない人,だからこういったかなり特殊な恋愛もあり得るのかも...と説得力を持たせたいのかも知れませんが.
まあ,恋愛漫画の王子様はこのぐらいでないとダメなんでしょうね.

投稿 : 2024/10/06
閲覧 : 16
サンキュー:

0

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心温まるアニメです

昔ちょっとだけ手話を
習ったこともあり、
興味津々で観ていました。
こんなラブコメもいいですね。

投稿 : 2024/09/12
閲覧 : 33
サンキュー:

1

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オジサンの目には眩しすぎらぁ・・・。

物語は・・・聴覚障害を持った女の子が、とあるイケメン君との出会いをきっかけに自身の世界を広げていくお話。
運命的な出会いといってもいいのかねぇ、視聴後感を踏まえて言うとすれば。

恋は盲目といいますが、いやこれは使い方が間違っているか。
恋するパワーというのは凄まじいもので、考え方を変え、行動を変えるパワーに直結していきます。
私自身を振り返ってみても、若かりし頃の「無駄な無敵感」の次に、自分を変化させた大きなきっかけの一つは「恋愛絡みでの頑張り」だった気がしていますが、こっ恥ずかしいので、ここまでにしておきましょう。

なので、雪の燃え上がり感、新鮮感、世界が広がっていく様は共感もするのですが・・・。

途中から、少しモヤモヤしてきましたw。
逸臣の総合的イケメン具合に若干の反発心・・・ええ、嫉妬という名の負け犬感ですw。
最初は一話一話簡単な感想をメモろうとしていたのですが5話まででやめましたw。

あとは、もう生暖かい目で最終話まで見守らせていただきました。

作画は少し苦手でしたね。
主に顔の効果が苦手でした。
恐らくなのですが、視覚障がい者の雪の目線で、表情や口元を強調するための演出として使われた効果ではないかと愚考するのですが、私には少し邪魔でした。(もしかしたら、別の意味かもしれませんが)
その他は細めの線で丁寧に描かれていてよかったと思います。
破綻や乱れは目につきませんでした。
簡易にデフォルメされる具合も適切で、邪魔にはならなかったですね、逆に感情の切り替えや、ツッコミ、ボケ具合がわかりやすくて良かったです。

序盤の1話目、雪の中駅へ向かって歩いているシーンは独特の緊張感があり、どっかの爽子と風早が初詣に向かって歩いている時の様な緊張感が感じられました。
何なら、一話で終わっても「ええ話やなぁ」でいけそうなレベルだと感じました。
良いシーンでしたね。


音のない世界って想像する以上に大変そう「ああ、そうなるのか」「そんなふうに感じるのか」という発見が多くあった作品でした。

短いエピソードの中で広い世界を知っている者とこれから世界を広げようとする者の対比を鮮烈に描いており、興味深く、二人の今後が気になりました。

いつの世も世界を広げるのはちょっとした勇気。


ただ、最後に苦言を言うとすれば・・・。
レビュータイトルです。

オッサンの叫びです
「これみて、どないせいっちゅうんじゃあああああああああああ」

以上。


大昔、週刊少年ジャンプに「KICK OFF」という作品が連載されておりました。

「永井くん・・・はーと」

「由美ちゃん・・・はーと」

みたいな漫画でした。

当時の私は若かりし世代でしたが「勝手にしてくれ・・・」とつぶやいたものです。

突然、この作品を思い出してしまいました。



そして、オッサンになった私は少しだけ大人になって
雪と逸臣、京弥とりん、エマと心には、どうぞ、おしあわせに・・・」とつぶやくのでした。

さらに、桜志には「ドンマイ、選ばれなかったけど立派だったぞ」と。

投稿 : 2024/09/04
閲覧 : 207
サンキュー:

21

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

飛耳長目な恋

耳が聞こえないがピュアな感性を持つ女子大生・雪と、
バックパックで奔放に世界を飛び回る先輩の逸臣(いつおみ)の恋路などを描く、
同名少女漫画(未読)の連続アニメ化作品(全12話)

【物語 4.0点】
補聴器でもカバーしきれない聴覚ハンデを抱えたヒロインを主役に据える本作。
放送後日に字幕版も配信されるアニメでもあります。
が、本作は、障害者への思いやりを意識しましょうなどと啓発する類の社会派作品ではなく、
主眼はあくまで、一人の男性との出会いを通じて世界が広がる喜びとドキドキの恋愛劇。

ヒロイン・雪は耳が不自由ながらも、手話、筆談、スマホ文字入力アプリ、読唇と、
あらゆるチャンネルを駆使して、自分に新しい世界を見せてくれる逸臣先輩と懸命にコミュニケーションを取ろうとする。
聴覚障害が鬱要素ではなく、想い人とつながろうとする心情を浮き彫りにする個性として光って見えるのが瑞々しいです。

繋がりたい気持ちの強さは逸臣先輩も同様。
3ヶ国語を操り、バックパック旅行で海外で色々探し回っていても遭遇できなかった輝きを、
奥ゆかしい雪の心中に見出した逸臣。
雪にもらった手話ノートを叩き込んで、雪の秘めた想いの奥深くへと分け入ろうとアプローチしていく。

雪に関して個人的に衝撃的だったのが、最終12話の逸臣との公園デート。
花のスマホ撮影の趣味を明かす中で、
{netabare} 「花たちが季節を順番待ちしてるみたいで かわいくて」{/netabare} と述べるシーンには私もハートを撃ち抜かれました。

私も人並に差別の心を持った卑しい人間なので、
障害を持った人とは面倒そうなので、あまり関わりたくないなと思ってしまいますが、
雪みたいな娘と出会ってしまったら、貪るように手話覚えて接触を図ると思います。

というより、このアニメを見終わったこの春、
私はツツジ、藤の花、あじさいと、道端や公園に咲く季節の花々をスマホ撮影して、
レンズ機能でグーグル先生に花言葉やらを検索してもらう趣味に目覚めてしまいました。
雪とこの作品は、私にとっても新しい世界を教えてくれた貴重なアニメです。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・亜細亜堂

繊細。

指先は手話を、唇は読唇を表現する重要部位なので、
作画カロリー削減のため安易に簡略化できない。

昨今の、唇をぶ厚めに描くキャラデザのトレンドには、
正直、私も面喰らうことが多々ありますが。
本作の、例えば逸臣のプルプルな唇の動きは、
雪を思いやる気持ちが現れていて好感できました。
その唇の動きに一喜一憂する雪の表情描写もいじらしかったです。


天候描写にも雪たちの心情が滲み出るため、おざなりにはできない。
特に序盤しんしんと降り積もる雪模様に、雪の逸臣への募る想いを反映した作画には、
“どこまでも限りなく 降りつもる雪とあなたへの想い”
といった感じで背景共々、惹き込まれました。


総じて、地味で手を抜きがちな部分で手を抜かずに、
登場人物の心情解像度を高めて視聴者を惹き込む、良好な作画、背景だったと思います。


【キャラ 4.5点】
高校生時々、中学生が主流の恋愛青春アニメの中で、
たまに無性に摂取したくなる、二十歳になればお酒も飲める大学生恋愛成分、片想い交通渋滞アレンジ配合を供給してくれる本作。

恋は盲目という言葉がありますが、
多くの中高生恋愛アニメでは、想い人のことしか見えなくなって、バカになって、
破滅的な言動を取ってしまう痛切を描いて、これも若気の至り、青春さとなりがち。
この点で本作は恋愛でむしろ見識が広がる、真逆の視点を持ったキャンパス青春劇と言えるでしょう。

この観点から印象に残るのが、雪の幼馴染・芦沖 桜志(あしおき おうし)
手話も使える彼氏候補として逸臣に何かと突っかかってくる、面倒くさくて可愛い奴。
小学校時代の雪に出会って以来、彼女のことが気になるくせに、照れ隠しなども相まって、
覚えた手話でつい意地悪してしまう。

桜志くんも高校生までなら、ツンデレでしたでワンチャン逆転ゴールもあるのでしょうが、
互いの世界を広める出会いを悟ってしまった雪と逸臣、
この大学生カップルの間に割って入るのは至難。

この桜志に加え、逸臣に想いを寄せる高校時代の同級生・エマなどと、
本作の“マケイン”ポジションは恋する余り、独占欲で周りが見えなくなってしまうことで、
視野を広げていく雪&逸臣とは対局の恋愛観を体現し、テーマを浮き彫りにする有用なサブキャラクター。
挙げ句、桜志は{netabare} 飲みニケーション能力でも逸臣に器の大きさの違いを見せつけられて。{/netabare}
それが伝わるだけに、負けっぷりが余計に切なかったです。

ここは、りんさんと京弥の関係に逃避して癒やされましょう。


【声優 4.0点】
ヒロイン・雪役の諸星 すみれさん。
聴覚ハンデを背負った登場人物は、しばしば声の出し方が分からない口調でセリフにならない言葉を発し、障害の現実を思い知らせる演出がなされがち。
ですが、雪の場合は、心の声に終始。
現実には発されることがない、きれいなモノローグ等で純愛のドキドキを好表現。
この点からも本作の目的が啓発ではなく恋愛と人間関係にあることが認識できます。

逸臣役の宮崎 遊さん。
とろけるような甘味過多なボイスで、雪を赤面させ溶かす上々の少女漫画イケメンぶり。
演者自身も逸臣同様、学生時代のバックパッカー経験が豊富で、
国際サークルでの英会話シーンもお手の物。


脇にもエマ役に東山 奈央さん、エマに片想いする伊柳 心役に畠中 祐さん、
などなど一線級の手練れが揃い、心情表現に抜かりはありません。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は橋本 由香利氏。
ピアノとストリングスで静かに盛り上げる心情曲が中心。
一方でコミカルなシーンもカバーしたり、
世界各国の物品が揃う逸臣の部屋の中などでは、無国籍なBGMを鳴らしたりと、劇伴表現の振れ幅は割と大きく柔軟。

しばしば雪の聴覚障害の主観視点を交えることで、
ヒロイン心情をすくい上げる演出が成される本作。
音響も耳鳴り音しか聞こえない聴覚ハンデのリアルから、
救いの手を差し伸べる逸臣先輩の尊さを表現したり。

SEとBGMを挿入するタイミングも繊細な音響でした。


OP主題歌はNovelbright「雪の音」
“君のいる世界に僕を見つけてよ”と作品を正面から盛り上げる良作ラブバラード

ED主題歌はチョーキューメイ「snowspring」
“もうこれ以上 好きになるなんて どうしよう!”
って尋ねられても困りますw

投稿 : 2024/09/02
閲覧 : 229
サンキュー:

18

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

聴覚障害を抱えた女の子が主人公の少女漫画アニメ

この作品は主人公である雪が聴覚障害を抱えてるのが特徴なんですが、
でも内容的には極めて平凡な少女漫画原作アニメという以上の感想しかなく
雪と逸臣の仲が簡単に進展して結ばれて何とも印象に残らず盛り上がりに欠ける内容でしたし、
それに聴覚障害の設定も本作の内容を見るとわざわざ入れる程の物ではないかなと思いました。

【評価】

40点・C級

投稿 : 2024/08/23
閲覧 : 67
サンキュー:

1

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

全編通して純愛純愛純愛ですね・・・
けがれた心を持つ自分としては直視できないくらいのストーリー、こういう作品を見て心をリセットする需要があるのかなと感じました。
ヒロインを除き、リア充っぽい人ばっかりなのですが彼らが恋愛に関しては素直という設定がちょっと受け付けなかったですが、ジャンルとしてはありだと思います。

投稿 : 2024/08/14
閲覧 : 41
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 聴覚障害者の恋愛ものは実写も含めて、幾つか視聴したことがあるが、聴覚障害自体を
ハンディというマイナス要素として描くより、むしろ障害者のコミュニケーションの
取りづらさを逆手に取って「二人だけの世界」を描きやすくするというプラス要素とする作品が
多かったりするが、本作もそういった傾向がある。
 これはメタ的な部分以外もそんな印象で、例えばメインの糸瀬 雪と波岐 逸臣の
コミュニケーション手段の一つである手話も、逸臣にとって雪と意思疎通を図るために苦労して
覚えるものと言うより、覚えることが楽しい新しい言語ツールの一つといった感じ。

 ストーリーの主軸となる雪と逸臣の恋愛は、雪には芦沖 桜志、逸臣には中園 エマと思いを
寄せるキャラが登場するも問題になるような展開には至らず。
 そのため気楽に観られる反面、ドラマティックな盛り上がりは希薄だったような。
 終始二人だけの関係に留まっていた点は最近多い⚪︎⚪︎さん系の恋愛に近かったりするが、
⚪︎⚪︎さん系が良くも悪くもなかなか二人の関係が進まないのに対して、雪と逸臣の距離は割と
テンポ良く縮まっていく感じ。
 そんな二人の距離がどんどん縮まっていく要因の一つが、逸臣のボディタッチを含む
馴れ馴れしさw。
 こんなのイケメンだから許されることで、普通の人がやったら単にキモい人で終わりそう。

 雪と逸臣以外にも藤白 りんと波岐 京弥、中園 エマと伊柳 心といった組み合わせが
登場するが、いずれもうまくいった模様。
 芦沖 桜志だけがあぶれてしまった感があるが、彼なりの前向きさが感じられたりで、作品
全体にハッピーエンド感を感じる作品。

2024/07/20

投稿 : 2024/07/20
閲覧 : 62
サンキュー:

2

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

気持ちよく見られるけど

1クール12話

生まれつき耳が聞こえないヒロインが大学に入り、チョーイケメンで世界中を旅する先輩と出会い恋をします。

絵は、女の子は可愛く描けているように感じるのですが男性があまりカッコよく見えない💦
声優さんは、ヒロインの設定上心の声の表現力が少し足りないかなと。男性側はなんか違和感を感じる。

というところで点数がちょっと下がりました。
キャラはすごくみんな立っていて、バランスも良かったと思います。
何よりもヒロインの真っ直ぐな感情が気持ちよく見られました。
相手の先輩がヒロインを好きになる理由がよくわからずで、そこはちょっと不満が残りつつ。

と、文句を言いながらも視聴した感想は結構良かったー。でした

投稿 : 2024/06/28
閲覧 : 60
サンキュー:

1

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

奇麗で安定感のある恋愛もの(告白して終わりではないよ)

視聴完了
全12話

ジャンル
恋愛

タイトル由来
ゆびさき:主人公達の会話
恋々;辞書で調べると執着という意味が含まれる恋心とのこと。
私としては主人公達を取り巻く恋々と、いくつもの恋という意味でのこいこいのダブルミーニングかなという感想。

設定
現代日本
大学生
ヒロインの雪は生まれつき音が聞こえなく、基本言葉も話せない

ストーリー展開
ヒロイン雪が電車の中で逸臣と出会い、いろいろあって恋に落ちる。
一方で雪のことが好きだった幼馴染桜志、桜志が気になる女の子、逸臣を好きなエマ、エマを好きな心や、逸臣のいとこのきょうやと雪の友達のりんなど複雑な感じの恋愛模様が繰り広げられる。
最終的に桜志は雪と逸臣の関係に納得し、逸臣から彼女ができたと聞いた心はエマにアタックし、きれいに終了。


感想
総評100点
良かった点
絵、ストーリー展開、キャラ、声優さん、メリハリのあるストーリー構成
悪かった点
ない
レビュー
盛り上がりがあるわけでもないのだが、丁寧に作られており、最後まで気になったところもなく終了。
一番印象に残るのは絵。奇麗というのもあるが、タイトル通り手話の演出がなかなか凝っていてとてもきれい。
ストーリーにも書いたが、本気で人を好きになった逸臣が自分から動くことで、絡まっていた恋愛模様がほどけていく展開が素晴らしい。
また、いくつかの恋愛模様が展開されるのだが、主役は雪と逸臣というのをよくわかっていて、時間的にも描き方的にもほかのキャラは短めで、雪に近いりんの話は少し多めだが心・エマの話はコンパクトで、桜志と女の子はほぼない、という感じでメリハリのあるシナリオ構成もとてもよかった。
キャラについても雪をはじめ女性陣はかわいく、男性陣は桜志を除き優しくかっこいい。桜志は作中でしっかり成長しているのでそれもよい。
途中のエマのキャラはちょっとうざめだけど、過去編の境遇と逸臣が雪と出会うまでの煮え切らない態度により納得だし、最後心が勇気を出してハッピーエンドで終わったので大満足。
さらに声優さんも印象的で、特にまどか。1回聞いただけで普通じゃない感じが出ており、声優ってすごいなぁと驚いた(最初のシーンは途中から聞こえなくなったと説明はなかったが、あれ?と思う感じだった。)

これ以上は蛇足になってしまうと思うので2期はいらないが、最高の作品だった。

投稿 : 2024/06/15
閲覧 : 59
サンキュー:

4

リタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こみあげてくる

こういった現実にある特性をもった人を題材にする作品の場合、
苦労が沢山あるんだろうなとか、この先も大変な事ありそうだな
なんて勝手に描かれていない所まで気にしたりするんだけど
今回もそういった余計な想像とかしてしまったけど
それでもすごく、この二人なら全てが良い方向にいきそうだなって
温かい気持ちで観てられるくらい、素敵な作品に仕上がっていたと思う。

彼女のパートの時、世界は色鮮やかに描かれていて
しかも彼女の表情もとても分かりやすくてめちゃ可愛い。

彼の描写の時も、どんどん表情が増えていき個性もしっかりしていて
そら惚れるわーで埋め尽くされていて素晴らしい。

まわりの環境も素敵。
あまり負の要素をドロドロと描かなくても、きっと色々辛い事は沢山あったと想像できるし、これくらい控えめでも十分。

ため息がでるくらい美しいアニメでした。

投稿 : 2024/06/15
閲覧 : 41
サンキュー:

2

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ろう者との一種の「異文化」交流

『日々蝶々』などの森下suuによる原作漫画は、『デザート』(講談社)にて連載中(既刊10巻、原作未読)。
アニメは、全12話(2024年)。監督は、『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』、『かくしごと』などの村野佑太。制作は、『北斗の拳 イチゴ味』、『本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません(1期と3期)』などの亜細亜堂。
(2024.4.19投稿、5.22加筆修正)

【あらすじ】
生まれながら耳が不自由(ろう者)な大学生・糸瀬 雪(CV.諸星すみれ)は、見知らぬ外国人から外国語で話しかけられていると思って困っていたところを同じ大学の先輩・波岐 逸臣(なぎ いつおみ:CV.宮崎遊)に助けられる。イケメンで「初対面でも私と会って戸惑わない」逸臣に興味をもった雪は、次第に逸臣との距離を縮めていくという恋愛もの。美男美女カップルなので、それぞれの恋のライバルとの絡みもあります。


【ろう者との一種の「異文化」交流】
予めタイトルの「異文化」に誤解が生じないよう断っておきますが、日本のろう者が日本人と異なる文化をもっているという趣旨ではありません。

私は、ろう者を受け入れる体制が整った中学校にたまたま通っていたので、ろう者のクラスメイトや後輩がいました。その実体験もふまえて、完全な異文化交流ではないけれど、異文化交流と似た側面があるという趣旨で使っています。


まず、彼らは、聴覚障がいの程度にもよりますが、補聴器から聴こえてくる不鮮明な音と相手の唇の動きを読む読唇術の組み合わせによって、相手の言ってることを「概ね」理解します。

したがって、ろう者と「十分な」コミュニケーションをとりたい場合は、指文字や手話を使った方が望ましい(ただ、周囲のちょっとした工夫、例えば、口をちょっと大げさに動かしたり、筆記を用いたりすれば、日常会話で困ることはほぼありませんでした。)。

指文字や手話は、日本語ベースなので完全な外国語ではないのですが、相手とより十分なコミュニケーションをとりたいと思った場合に必要になってくるので、外国語の習得と似たようなところがある。

本作でも、外国語を習得するにはその言葉を話す人を恋人にすればいいとよくいいますが、逸臣は雪に対する興味に比例するかのように指文字や手話に次第に興味を持ち始めていきます。


次に、ろう者は、当たり前ですが聴覚からの情報がないか少ない。これは、もちろん不自由な点ですが、彼らはそれを補うための独特の感性をもっている。

現在の補聴器の性能は私が学生だった数十年前と比べて相当上がっているようですが、補聴器の補助と読唇術による会話は完全ではありません(本作では、さらに文脈や過去の経験をあわせて考えて、ちょっと素敵な聞き間違い(「ギ」と「キ」)をしていますが、こういった勘違いはよく生じます。)。

また、当然、相手の口が見えないと何を言っているのかわからないので、横を向いて他の人と話したり、(一人の口しか見れないので)大人数で話したりしていると結構不安みたいです(本作にも同様のシーンがあります。)。

そういった場合は、本作の主人公である雪もモノローグがすごく多いのですが、断片的な情報からものすごく色々なことを考えているようです。

なので、勘違いを正したり状況の説明をしたりせずにいると想像がどんどん膨らんでいく場合があるため、できるだけ確認していく必要がある(本作では、逸臣が自然にそれをやってましたね。)。

確かに、煩わしいと思うかもしれませんが、本作のりん(CV.本渡楓)もそうでしたが慣れてしまえばそうでもないし、音のない(もしくは少ない)世界にいる彼らの感性は、音のある人と少し違う面がある。

特に彼らは音以外から得ている情報量が多い。相手のちょっとした手の動きや顔色などから、そんなことまで感じているのかとよく驚かされた(的外れすぎて驚いたこともありましたが(笑))。
当時はそんなつもりはありませんでしたが、今思えば、それがちょっとした一種の「異文化」交流みたいな感じだったなあと。

本作でも、逸臣は海外旅行好きで異文化交流も大好きなのですが、海外旅行と同様に違った感性を持った人と出会った驚きや喜びが表現されていると感じました。


最後に、日本の聴覚障がい者は、40万人(300人に1人)らしいので、極めて珍しい存在ではないはずです。しかし、日本では、「特別支援学校」に通うことが多いため、ある意味、一般社会から隔離されている面がある。

それが、上のあらすじでも書いた「初対面で私と会って戸惑う」といった「心理的な壁」を生んでいる原因でもあるのですが、そういったところで大切にされて育ってきた彼らは、本作で逸臣も言っていましたが、すごい純粋だと私も感じました。

そういった雪のもつ純粋さに逸臣が惹かれていくところも本作の魅力の一つだと思います。


【「周囲と違った魅力を持つ人はモテる」(2024.5.22加筆修正)】
私が本作を「異文化」交流と評した一番の理由は、例えば、日本に来たフツメン留学生が可愛い日本人の妻と結婚して帰国したり、その逆もまたよく見ていたりしたので、「周囲と違った魅力を持つ人はモテる」という実感があって、本作がそれと同じだと思ったから。

本作の雪と逸臣が惹かれあった理由って、お互いの外見というより(外見ならエマ(CV.東山奈央)でもいいわけで)、私は基本的にそこ(周囲と違った魅力)にあると感じたので、異文化交流と同じだなあと思ったわけです。
したがって、障がい者が出てくると度々問題となりますが、本作は、主に身体障がい者を同情・感動を誘うコンテンツとして消費する「感動ポルノ」にあたらないと私は思います。

私の恋愛ものの評価基準は、容姿以外の恋に落ちた理由が納得できるかどうか。
本作は、私のような経験のある人の方が共感できる部分が多いのかもしれませんが、異文化交流と同じように異なる境遇の人に対する想像力があれば、雪と逸臣がお互いに惹かれあう理由が十分に納得できる作品だと思いました。

投稿 : 2024/05/22
閲覧 : 325
サンキュー:

9

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

雰囲気やよし

【魅力的に思った点】
・雰囲気がよい
・女性キャラが可愛い
・ニヤニヤできる

【残念に思った点】
・中身が薄い
・題材の扱いが弱い
・場を荒らすキャラがいなく、悪い意味で安定しすぎている

【総評】
・70点
  男キャラのほうが少女漫画的ですが、全体的に雰囲気がよく棘も少ないので、割と男でも見やすいと思います。
  物語としてはちょっと弱いと言わざるを得ませんかね。
  恋愛主体だと恋を成就させたあとは停滞しがちなので、もう少し題材に対して切り込むなどして物語の波を作ってほしかったです。
  素材自体は悪くなく、全体の流れさえ良くなれば化けそうなので、2期で大風並みの力を持った新キャラが登場することに期待といったところでしょうか。

【こんな人におすすめ】
・ニヤニヤしたい人
・雰囲気が良い作品が好きな人

投稿 : 2024/05/06
閲覧 : 58
サンキュー:

3

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バランス良いですね 73点

大きな展開がある訳では無いですが、テンポが良くて表情等が可愛いくてとても良かったです。

各キャラがしっかりキャラ立ちしているので、使い捨てキャラがいない印象ですね。
手話含め丁寧な作品だと思います。

ある程度はご都合主義になるのはしょうがないですが、そういった部分を上手く表現できるかが出来、不出来を分けるんだと思います。

普通に良作だと思います。

投稿 : 2024/04/24
閲覧 : 123
サンキュー:

3

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私の世界

音のない世界で生きる女の子とさまざま国を旅する男の子の恋物語。

主人公、ユキは生まれた時から耳が聞こえない女の子です。
そんな彼女は電車の中で逸臣に出会います。
逸臣は様々な国へ出向く大学生だったのです。


さて、この作品はキュン♡です♪
1話からまず面白い。
恋愛作品が好きな人やキュン♡を感じたい人にはいいんじゃないかな?

少女マンガ原作で絵が独特で男性受けはしにくいかも?しれません。
私の周りでも、少女漫画原作作品のお話が出来る男の子って居ないんですよね。
フルーツバスケットとかも劇場版見に行った時に男性って2人くらいしか居なかったのですが、男の子はあまり少女漫画は読まない?

しかし、これは物語も素晴らしいし曲も良いし本当に素敵な作品で、1度は見てもらいたい! 食わず嫌いは勿体ない作品だと思うし、何より今期で1番オススメです!

因みに、原作も読みたかったけど読んでません。
理由としては毎回キュンキュンしながら見ているのですが、アニメで見るのが心地よくて原作はアニメを見終えてからにしようと考えたからです。

後、この作品はユキが手話をするから、手話も少し解るようになるかも?
後、全体的に綺麗なデザインだし、男性も女性も綺麗系な気がします。
主人公のユキは可愛い感じが良く出ていて、主人をしっかりと差別化出来ているデザインだと思いました。


後は、OPと作品のリンク率がヤバい、ユキのセリフに「この感情のやませかたなんて私はしりたくない。」と恋心を言葉にする気持ちがあります。
これOPの歌詞の2番に似た表現が使われております。

その2番の歌詞部分の1番がOPの映像で使われており、その部分では、逸臣が手話で気持ちを伝える映像がありOPと作品を見る事で2人が同じ気持ちなのが伝わる演出が凄くいいし、OPとEDはめちゃくちゃいいから、何度聞いても聞き飽きません!
心にズーンと響くのが心地いいんです。

さて、ユキは喋りません。
彼女のやり取りは「手話」のみです。
でも、ちゃんとユキの気持ちが言葉にされているので、ストレスなく見られるのも工夫されてますね。


【ユキ】

凄く素直な女の子。
彼女は耳が聞こえないけど、ゆっくりなら口も読めるし、空気も読めもす。
後、反応や動きも可愛しです。
ただ、やっぱり聞こえないって不便で聞こえないからこそ感じる不安や寂しさを感じる部分があるんじゃないかな?ってのが一番で感じましたね。(1話のお店に外人のお客さんが来た時)

後、相手の手話の指先で感じることも出来るみたい、ぎこちないとか、トゲがあるとか、弱々しいとか、包み込む様とか、雰囲気を感じる事も出来るみたい。

逸臣の「俺をユキの世界に入れて」のメッセからのユキの反応が可愛いくてユキの心が広がる演出が綺麗で表現力高いなぁ〜と感心しました。
後、ユキの頑張れの手話可愛いねw

手話のノート作るのも優しさを感じるし手作りノート可愛いです。

彼女は声にトラウマを抱えています。
昔、声を出したら周りに「変だ」と言われた過去があるそうです。

私は昔、耳が聞こえなくても多分、自分が発音しているんだから、聞き取れなくても、伝える言葉なら簡単じゃない?って考えた事がありました。

今、考えると浅はかな考えです。
私は言葉の発音や音程を聞いているから当然です。
けど、ユキは言葉を聞いた事がないから発音が解らないのです。
例えば「ありがとう」も声で聞いた事がないから発音がわからない。
だから、一文字一文字の音程が崩れてたり早く発音してしまったり遅く発音してしまったり高音や低音になったりして、難しいのでしょうね。

私達で言えば、聞いたことないの曲を、耳栓して、いきなりカラオケで得点バーに綺麗に収めて歌うよりも難しい事なんだと思います。

彼女の言葉を発する練習を逸臣が「頑張ったんだな」って評価をしてくれるのって嬉しいよね。
自分が努力して頑張った事を知って貰えたり、認めて貰えたりするのは嬉しいよなぁ〜って、勿論、褒められたくてしてるわけじゃないですが、それでも、そう言う言葉って嬉しいと思います。

彼女が言葉で話すのは「家族とだけ」ってこれ婚姻のプロポーズか何かの時に自分の気持ちを言葉にするんじゃない?
伏線になってたりしない?

告白された時にユキの嬉し涙で目が滲むシーンがめちゃくちゃ好きです!
この見せ方がまたいい味で出るんですよ〜
ユキは嬉しさ半分の混乱半分も可愛い!

後、ご飯のお会計で、ご馳走になる時の反応が面白いww
お金がないから奢ってくれた訳じゃないよww


後、ユキが手話合宿でお姫様抱っこされるのいいですよね♡
これはねぇ?私が1番好きな演出ですよw
あのまま少し散歩してほしいよねww

ユキはデート先を迷います。
「ユキの行きたい所は何処?」と言う逸臣は聞きます。

そして、ユキは考えるのですが…

デートって考える時に相手が好きな場所は、楽しめる場所はって考えるんですよね。

相手にも楽しんで欲しいから、けど、大前提として私が思うのは、デートって好きな人と何処かに行くから楽しいって思うんですよ。

その何処かは好きな人となら何処でもいいかな?って、そりゃ、相手が嫌な場所や苦手な場所は論外ですけど、誘われた側が知らない場所でも誘われた人は相手を知れるし、知りたいとも、思ってくれると思うので、まぁコレも一つの意見ですけどねw
ユキが考えている時に思いましたw

で、ユキのデート先は綺麗なお花が咲き誇る公園?かな?場所、聖地が解らないけどw
逸臣も楽しんでましたね、「これがユキが見ている世界か」このセリフがまさに、相手を知ることですよね。
好きな人の事を知れるって嬉しいし、楽しいと私は思います。

後、そのセリフの後にお花をバックにユキと逸臣で撮影をします。
多分、逸臣もユキの見ている世界に入りたかったんでしょうねw

ユキが1番楽しそうにしてるのが印象的かな?
「季節の順番待ち」の表現や「くっついては居たいんです」ってのが可愛いですよね

ユキの「桜志君と一緒に飲んだの?」の質問に逸臣の解答がww
本当に家に行って見てほしいw



【逸光】

彼は耳の聞こえない人を見て「はじめて、こう言う人に会った」と珍しい者をみる様な目線でユキを見てました。

コレって正直あまりいい反応じゃないし失礼だとも思います。
けど、逸臣にとってそれがユキへの興味になったのだと思います。

後に、逸光は手話を覚えようとします。
例えば連絡先をきいた時に「手話でいいよ、どうやるの?」からが始まりかな?
きっと、ユキと話したかったんだと思います。
ペンやボード、スマホを通してじゃない。
「手話」と言う直接会話できる方法で。

だから、覚えてきた「おはよう」の手話。
これも、いきなり「おはよう」なんて手話をされたらユキもキュン♡となりますよねw
不意に何か嬉しい事されるのはいいよねw
これも一種のサプライズ?

後は、心遣いが優しいよね。
車道側を歩いてくれるのもね。
音が聞こえないと万が一が危ないですし、そうした心遣いも温かいなぁ〜と感じました。

で、逸臣はユキ以外の女性には見向きもしないんですよね。
女友達のエマが「止めて」と尋ねてきます、
余程の鈍感主人公意外はその意味は解るかと思います。

逸臣の、そんな彼女に雪が降っているから帰るのも危ないと自分の部屋を明け渡し、自分が出て行くのですが、少し冷たくも感じますよね。

いゃ、恋人がそれくらい徹底してくれたら彼女として安心だけど、エマの気持ちを考えたらね……余程…勇気がないとここまでアプローチは出来ないし覚悟をもって来たのに、この結末はねww

まぁ、エマもいきなり来るのもどうかと思うけど、逸臣に連絡しても許可は貰えないと思ったんだろうなぁ〜

ただ、恋人目線でみたら神対応だし、好きな人が自分意外の人に靡かないってのは安心できるかなって思う。
少なくとも私の考えですのですがw

後、逸臣はリンの時もそうだけど、「響也と2人きりにしてやろうか」とアドバイスをして丸投げww
少し雑すぎません?
「ほら、いけ!」で背中押して終わりww
面倒くさがりだからw何より早くユキと2人になりたかったんだろうなぁwww


後、逸臣ってユキと居ると凄く優しく笑って見えるんですよね。
そう言う描写も細かく描かれていて丁寧だなぁ〜と感じましたね。
普段、クールなのにユキが関わるとねw

ただ、手にキスはどうなんだろ?
私はちょっとないかなw
好きな人でも付き合ってたとしても、私はキュンにはならないかなぁw

ユキ目線で見ても……ないかな。
私が逸臣でも付き合う前に手にキスはしないし、付き合ってもしないかな?
海外のノリがあれば出来るのかな?
私も海外行ってみたいなぁ〜
話が逸れました。

ただ、手話を勉強して告白するの素敵でしたね。
手話と言葉でしっかり伝えてくれるのはうれしいですね。
こらww逸臣!勝手にマルをつくらないww
いゃ、そりゃキュンだけどさ!!♡⃛

リンの家に泊まる事を知っても、ユキの両親は飲みに来てるの知らないからって門限を守らせようとすり紳士だけど、これはユキと2人で会話したいんだろうなぁ〜
後、ドアの前でギューってされるのは不意にをつかれるからドキッ!ってしてキュンですよ!
キュン♡

因みに私は不意をつかれるのが1番好きなので、この演出は最高かなww

メッセの「大事にする」ってのもいいよね。
恋人を大事にするなんて、当たり前なんですよ。
でも、それを言葉にしてくれるって、ねぇ?
嬉しいですよ!そりゃねww

後、「ギュー」と「チュー」を間違えて解釈して、ユキが口を読み間違えた事を知りながら、するって確信犯でしたww
本当にもぅww気持ちが抑えられなかったんですねww
キュン♡ですねw

後、お家デートで洋画を見るのですが、消音にして字幕をつけてユキと同じ状態で見てくれるのも嬉しいですよね。
素敵ですね。

逸臣の「信頼関係築いていくんだよ」「いつ何処で出会ったとしても俺はユキを選んでいくんだよ」はカッコいいって言うかステキな言葉ですよね。
なんか、信頼の所はしっかり考えてくれてる気がするし、ユキを選んでって方は嬉しい言葉だなぁ〜って思いました。

そして、逸臣の海外へ行く理由が素敵でしたね。
それが手話への興味の一つにもなっているのかもしれませんね。

ドイツへ移住して言葉の壁で友達が出来ずに居た逸臣。
そんな彼はドイツ語を勉強していました。
そんな中、友達に勉強したドイツ語で話しかけると一緒サッカーが出来て、そうして人と繋がっていくのが嬉しかったのです。

だから彼は「本で覚えるのではなく、誰かと話す為に言語を覚えたい」
世界の言語や歴史や文化を知り子供達にそれを教えたい。
いつか子供の盾になればいいと思って。

そして、ユキへの気持ちの言葉も素敵でしたね。
伝える事の大切さや楽しさを知っている逸臣だから言葉に出来るのかも?しれませんね。

【リン】

ユキの大学の友人で逸臣の従兄弟でバイト先の店長に恋する女の子。
リンの感じた渋滞の時の会話が続かないのキツイよね….…流石に好きなふりかけトークでは持たないよねww
因みに、私は「ゆかり」が好きですww

実は彼女はバイト先の先輩に言い寄られていて、それでも京弥が好きだからと彼女は断ります。

そうだよね。
好きな人が居るとさ、案外他には眼が向けないものね。
脈なしとかならともかく……あのまだ、気持ちも伝えてない友達関係の距離感だと特にね。
最後は髪型も変わって雰囲気がいい感じに変わりましたねw
恋する乙女です。



【京弥】

逸臣の理解者であり、逸臣の事を心配してくれてますよね。
そして、逸臣の性格を知ってるからこそ、ユキが傷つかないかを心配してくれたり……まぁ、なんだ…だからこその悩みだったりするんだろうなぁ〜

リンの「今は欲しくないんですか?」との質問に京弥は「俺くらいの歳になるとまた最初から連絡をしてデートしてって流れが面倒臭いんだよね、自分から好きにならないと難しいんだろうなぁ」に関してはよくないよ。

付き合うのが面倒臭いなんて言われたら萎縮しちゃうよねw
それは、リンに他の女の子とは付き合わないって言いたいんだろうけど、あんな感じで言われたらね?
そりゃ誤解もされるよ……

それでも、気持ちを伝えられてよかったですw


【桜志】

ユキの幼馴染。
彼は不器用です。
ユキの味方にはなってくれるけど、少し意地悪で、ユキに好意があるし、耳の聞こえない人にユキの事を「耳が聞こえないと、どうしても危ない目にも遭いやすくなっちまう、いっそ安全な所に居てくれたらいいのにな。」ってセリフがあります。

コレって、心配しているからこそ出る言葉だとは思います。
けど、私はこのセリフって不自由だなぁ〜と感じました。

確かに、自分の目の届く範囲に居てくれたら危険から守ってあげられるよね。
けどさ、それは不自由だよ…
心配でもそれを理由に、縛り付けるような事はしちゃいけないと思いましたね。
多分、それを桜志君も解ってるから悩むんだろうなぁ〜

彼はね、逸光とは逆なんだよね。

ユキを安全な場所に閉じ込めて護りたい桜志と知らない世界を見せたい逸光

外の世界を見せたいとユキの見たことない場所へ手を引っ張ってくれる、逸臣

危険だからと安全地帯で手を繋いでくれて守ってくれる桜志

この辺りを考えたらユキが逸臣を好きになった理由が解ってくる気がします。

でね、桜志が最初に覚えた手話って「バカ」なんですよね。
最低だと思いませんか?
耳の聞こえない女の子に「バカ」なんて酷い!

でも、私はそれを少し感心させられました。

少し私の話をします。
私が中学生の時に全クラスで手話の授業が行われました。
でも、正直、私は全然内容を覚えてません。
後日、廊下に大きな手話表が貼られていたのは覚えています。

確かに手話も出来ないより出来た方がいいと思います。
でも、当時の私は手話を覚えても使用する所も相手も居ないから覚える必要なんてないと思ったからです。

勿論、興味があったりそうした職種につくなら覚える必要はあるけど、使わないなら意味がないでしょう?
それが当時の私です。

多くの人もそんなものではないでしょうか?
もしかして、私だけですか?

それが私が手話を覚えようと思わなかった理由でした。
しかし、逆に仲の良い友達や知り合いに、ユキの様な人が居たら覚えたかもしれません。

話を戻します。
確かに彼が揶揄う為に覚えた「バカ」の手話は最低だと思う。
でも、私はその「バカ」の手話すら出来ない。

その「バカ」の手話をするには調べなきゃいけない、興味の持ち方は最低だけど、そんな最低な手話でも、ユキに興味を持ったからこそ、勉強したんだと思いました。
そして、今、手話をあれだけ出来る様になるのに、どれだけの努力と時間が必要か。

例えば作中にも「可愛い」の手話でも表現が色々あるとの事ですし、同じ言葉でも違う意味を持つ言葉だってあります。
そうした細かな事から、一つ一つを丁寧に指先で表現する難しさもあると思います。

それはやっぱり本人の頑張りが無ければ出来ない事ではないでしょうか?
そこに関しては、興味の持てなかった私より凄いなぁーとも感じる部分があるんですよね。

友達のリンですら手話を覚えてなかったのに、そこをいくと、桜志くんの手話を覚えようって気持ちって凄いなぁ〜と感じました。

例え近場にそうした人が居ても、その人と話したいって気持ちがなければ覚えようとは思わない気もするんですよ。

そうして、今は不器用だけどユキの理解者として立っている。
今では手話がしっかり出来るレベルに成長してるのがすごいなぁ〜

それでも、後ろからポケットティッシュを投げたりするのも最低だし、ぶっきらぼうな表情で手話をしなくても……って思いますけどね。

大人なりきれてない、子供が大人の姿をしてるような人だとも感じました。
ユキも「子供に見える」と感じていましたね。
私も同じ感想かな。

途中から少し焦りが出てきた気がする。
そして、優しくなった。

桜志はユキが大好きだったんですね。
ユキと桜志の2人は手話が出来る。
2人だけの世界………そこに逸臣が入ってきた事で2人の世界が崩れていく気がしたのかな?って思いました。


ボロボロ泣きながらも涙を拭って桜志は「もし、アイツを泣かせる様な事したら男がいようが関係ねーから」と睨みつけます。

カッコいいじゃん?
自分の気持ちが報われなくても好きな人には泣いてほしくないし幸せを願えるって本当に相手を大切に思っていないとできない事だと思うんです。

単に素直になれなかったのが、自分の気持ちに気づけなかったのか。
でも、本当に桜志って変わったんですよね。
スーパーのレジの話もそうだし、言葉も手話も優しい感じで……

ユキはそんな彼を「なんか違う、まるで私の知らない人になったみたいだ」と寂しさを感じます。
これは、ユキが桜志との関係性が好きだったから感じた寂しさなのかな?と思いました。


後、桜志の手話を始めた理由を、ユキが困ってる姿を見た時に「手話を本格的に勉強しようとしたのはユキを守りたかったから」らしいです。

優しい理由だよね。
素直になれないけどユキの言う様に心根は優しいんですよね。

ユキは「手話で話しかけてくれる度に前向きな気持ちになった、頑張ろうって思ったよ」って答えてました。

しっかり届いてたんだね。
桜志の優しさにユキは救われてたし勇気を沢山貰ったんだなぁ〜
そう言う気持ちは相手にしっかり伝わるものなんだと感じました。

いつの日か、桜志がユキと逸臣の関係を素直に喜べる日が来ますようにと思ってしまいます。

因みに、10話の桜志の回想は涙が溢れます。
彼の心根の優しさに涙が溢れます。
そして、彼も夢を見つけたみたい。



【イズミ】

この子は、桜志の理解者で側に居てくれる子かな?
桜志との関係性詳しくはアニメでは描かれてなくて出番も作中では1番少なくて…
でも、常に桜志を応援してくれてるのは伝わるキャラクターでした。


【心】

お酒を飲んだから陽気になる人かな?

普段はクールです。
そして実はエマが好きで、いつでもエマの気持ちを優先させてくれる人。

高校時代の心の彼女(モブキャラ)は何か可哀想に感じましたね。
心はエマへの恋心を吹っ切る為に付き合ったんだろうけど……
自分への気持ちがない恋人関係ほど辛いものはないかもね。

ただ、それだけエマが好きだったんだろうね
……
好きな気持ちって不思議だよね。
多分、好きな気持ちは誤魔化せない…
だって、そんなので、気持ちを消せるなら、そもそも好きにはならないんじゃないかな?

だから、今まではエマをずっと応援していたけど逸臣が彼女が出来た時にも、2人を祝福してくれた人でした。

ただ、彼は逸臣に彼女が出来た=エマの失恋なので、1番最初に感じたのが「どう伝えたら傷付かずに済むかな」って気持ちだったんですよね.…失恋って傷付かずに済む方法なんてないですよね。

けどさ、1番に相手を心配してあげられる気持ちって大切だし、やっぱり優しい人なんだと思う。

エマにしても逸臣にしても彼は友達の気持ちを優先に考えてくれる。
心もね、いい子ですよね、「俺、エマの事頑張ってみてもいいかな?」ってのが少し安心しました。
今まで優先してたのは友達の気持ちで、これからは自分の気持ちを優先しようと思えるように、踏み出そうとしてるんだなぁ〜って。

そして、心はエマに告白します。


{エマ】

逸臣を好きな女の子。
本当に逸臣が好きで過激にアプローチしてくるグイグイアタックする子かな。

逸臣の部屋からユキが出てきた事に焦ってユキに聞こえるように「この前は、泊めてくれてありがとう」って言うけど、ユキには効果ないから不発に終わるのがなんか印象に残りましたね。

ただ、彼女の考え方…
友達と上手く行ってないなかった高校時代

周りに合わせて自分を変えるのも違うっての解りますね。
私は友達って素と素で付き合える様な、相手を受け入れて、自分を受け入れてもらって成立する関係だと思うんですよね。
だから、自分を曲げてまで友達をするって楽しくないんじゃないかな?って思っちゃうんですよね。

初恋だったんですね。
逸臣に一目惚れ、初めての気持ち。
何度フラれても告白しているみたいですね。
私はコレって凄いなぁ〜って思います。

普通は二、三回振られたら諦める気がしますが、それでも諦められないくらいの恋を私はした事ないし、むしろ私は一回で諦めそうなのに彼女は何度も何度もってのはきっとそれだけ価値のある恋なんだと思います。

でも、逸臣に彼女が出来た彼女は多分、薄々気づいていたんじゃないかな?
色々とあったし、それに、ずっと三人一緒だったんだから、だから涙が出なかったのか、実感がなかったのか、心の告白が衝撃だったのか……

まぁ、告白されたら悩む…よなぁ〜
けど、私が思うのは、ずっと側で1番考えて応援してくれた人なら、エマを大切にしてくれるんじゃないかなぁ〜って思うんですよね。
だから、やっぱり最後は自分がどう思うのか、その人が好きなのか、好きになれるか、答えは自分の中にしかない気もするし難しいよね。


【最後に】

さて、全12話……少なすぎません?ww
最低、2クールでもいこうよww

最終話のラストが……
少し雑に感じました、原作をまだ読んでないから解らないけど、エマと心、リンと京弥も、このシーンに至るまでのエピソードがありそうな気がしますが、どうなんでしょうか?
ユキが働いてパスポートを購入するシーンもありそうな気がしています。

私はアニメしか知らないのですが、この作品の良さの一つが些細な事も丁寧に描いているって点もありまして、ここまで丁寧に描いてきた作品でこんな雑にラストに詰め込むのは考えにくいので、やっぱり1クールでは話数がキツいのかな?

これは、本当に続編が欲しいですね。
原作も読みたいから調べたら10巻までかな?
ストックはありそうですよね。
是非2期もしてほしいし、なんなら劇場版とかでもいいから続きして欲しいですね。

アニメが原作に比べてどうかとはわからないけど、アニメが原作に忠実でも、原作よりも雑に作られていたとしても、アニメでここまで魅せてくれる作品ならハズレはないし、是非原作も読みたいと思えます。

「もっともっともっと好きになる」ですねw

ラストを考えても全然評価は落ちませんね。
いい作品はこうしてレビューを書かせて頂いていても楽しいですね。

タイトルは一話で1番最初に私がユキの印象に残っている言葉を選びました。

投稿 : 2024/04/17
閲覧 : 124
サンキュー:

15

ネタバレ

Nick さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

中身ってなんだっけ?

ベタ展開の王道ラブコメです。ド直球すぎて中身がほぼありません。おまけで濁すやり口です。というのも

①聴覚障害があり、以心伝心に苦労する
②王子様によるオレ様展開とお姫様による感情暴露大会
③メインのキャラだけじゃ尺足りないので別カップルがおまけ

この3つ以外はほぼ中身がなくイベント作って過ごしました→その結果いい雰囲気でしたっていう感じですね。

女性向けの感情を愉しむアニメであって物語が全くありません。

作画・音楽・声優は普通ではないでしょうか・・・。キャラにも関係することですが、キャラが感情むき出しになることが少なく全般的におとなしいのが多いので声優は上手・下手がわかりにくいし、音楽もまあ落ち着いた音楽しか流れない。作画はまあ綺麗なところもあるかなっていう程度かな・・・。

<総評>
正直ぶっ通しで1クール見るにはキツかったけど2~3話ずつなら何とか耐えられたって感じですね。悪くはないけど物語の進め方が同じなんだ。
あと、原作のキャラにかかわる話だけど、素の状態で鼻が赤いキャラ多すぎ問題。あれは好みが結構出ると思う。

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 194
サンキュー:

3

Glutton さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんとなくで見ようとしてたら良作だった

最初はよくある少女漫画かなと思い適当に見ようとしていただけだったのだが(失礼)、
心理状態の描写が丁寧だと感じ、いつの間にか話に引き込まれていた。
セリフで表す所と敢えて絵だけで魅せる所のバランス配分などが上手い。
そのせいもあってか元々可愛いヒロインが更に何割増しにも可愛く思える。
特にこれといった派手な事をしている作風でもないのに…。
作画が良いせいもあるのかもしれない。
ただ動画は自動中割りを使っているようなので(?)単純に★5とかの高得点として良いのかは
よく分からなかった。
作画で思い出したがこの作品、男性陣まで唇が異様にプルンとしすぎでは(笑)
まぁ最近は実際ケアしてる意識高い系男子も実際多いから別にいいけど。

今後曇らせに発展しそうな要素がいくつもあるのでそれらがどうなっていくのかを期待して視聴継続。
テンプレすぎる展開にならないといいなぁ。(←原作未読のため先の展開を知らない)

{netabare}
追記:最終話まで視聴。曇らせ展開に頼りすぎたりすることなくそれなりに上手く纏めたのは見事
   もっとドロドロしたものが欲しかったり話の谷間的なものも見たい人には物足りないかも
   しれないしずっとイチャイチャを見せられ続けたという表現もできなくはないが(笑)
   それにしても逸臣君は聖人ですか?(笑)こんな内面までイケメンいたら誰でも惚れますわ
   作画も終始安定していたし可愛さも出せていた絵だったので素晴らしかった
{/netabare}

投稿 : 2024/04/12
閲覧 : 86
サンキュー:

4

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心洗われるような美しい純愛もの久しぶりに見れた気がします。

なんかまあよかったですよね。

ボクは大学には行っておりませんのでいわゆるキャンパスライフとゆうものがどおゆうものなのかわかりません。

なのでこおゆう物語に触れますと疑似体験とゆうまではいきませんがややそれに近い感覚でもって楽しめたりします。

しますが、これはこんなにイイ男とイイ女がうようよいるのが大学ってとこなのかいといいたくなるなるほどこの物語に出てくる人々はイイ男イイ女だらけです(笑)。

それにですねそれにですよここに出てくるキャラクターみんなですね唇がですよやたら色っぽいのよ。男も女も。いやーん。


・・・ごちゃごちゃとうるせえなそれが少女漫画のだいご味よと突っ込まれそうなんでそれはそれとしてこのへんで置いときますがそう思っちゃうんだからこれは仕方ないのですよ。


ほて、何がよかったかなんですけども、とにかくイツオミ君がええんすよ。

いやもちろん雪ちゃんもかわいかったんですが、いやまあもうこの二人ったらもう~くーっ!

このイツオミ君、最初なんかイキっとんな~こいつ~こんなやつ嫌いやわ~~~。って感じでしたが、ずっと見てるうちになんかこの兄ちゃんめっちゃ魅力的じゃね?と。

知的欲求が高い男の子なんだけどその向いてる方向が人間的なやさしさの塊みたいなところがあって、だから雪ちゃんを大事にするってのもなんか説得力あってですね。

いいじゃない!あなた!イツオミ君!・・・となったころに最終回となりました。

いやあ最終回の藤棚が美しい公園でのデート。あれ足利フラワーパークかなぁ。いいなぁ。えがったなぁ。。。


耳に障害を持つ女の子のハナシってゆうからまった聲の形みたいな心の闇を描く重いハナシなのかとおもいましたがそーではなかったところも見やすかった一因ですな。

心洗われるような美しい純愛もの久しぶりに見れた気がします。

よかったです。

投稿 : 2024/04/08
閲覧 : 67
サンキュー:

10

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

上手くいきすぎですね

聴覚障害を取り上げたアニメといえば「聲の形」が浮かぶが、それとは全く違うコッテコテの恋愛アニメ。

捻くれてるのでまあまあ酷評。

{netabare}
正直、少女漫画的な話に聴覚障害をトッピングしただけとしか思えない。
主人公の雪は可愛いしハンデを抱えつつも明るく生きていてそれはとても素晴らしい。
だが聴覚障害であるが故の苦労が描かれてないので設定が逸臣とのやり取りを盛り上げるだけの設定でしかない。
逸臣に気持ちを上手く伝えられなくて辛いとか、自分なんかじゃ逸臣とは釣り合わないとかネガティブな要素があってから恋人になるという流れなら感情移入できるしカタルシスがある。

結ばれるまで上手くいきすぎてるのでキャラも好きになれません。
逸臣はイケメンムーブすぎる。
障がい者に対して完璧に接するとか出来すぎです。
雪の幼馴染の桜志君からすれば面白くないのは当然だろう。
雪は恋に恋した感じで浮かれてて初めての恋なのかもしれないけど、ちょっと悪っぽい人に憧れる中学生高校生ならともかく大学生でそれはちょっとねぇ。
逸臣がスカしてるのとすぐに頭ポンポンしたり雪に触れるのが不快。
壁ドンしたり後ろからハグしたり「※ただしイケメンに限る」みたいなムーブ(笑)
僻みですけど駄目ですか?笑
桜志は感じ悪いけど報われなくて可哀想です。
雪は幸せだし逸臣が見てくれるのだから新しい恋を探そうって応援したくなり桜志の方が感情移入できる。

聴覚障害の大変さは少し伝わったけど、もっとネガティブに描いてもいいと思うんですよね。
「聲の形」ほど重くなくていいのでね。
聴覚障害でも前向きに明るく生きるのが大事だなとも思うけど、それだけだと物足りないなと。
聴覚障害を除いても普通に成り立つような話になってて、最初に書いたように少女漫画トッピングしてるように思ってしまった。
軽い浅いって感じなんですよ。
障害を扱うのであればそれなりに考えさせられる話にした方がいいと思います。

障害云々に限らず上手くいくだけの話なんてつまらない。
これの何が面白いんじゃ!と思いました。
因みにもう1組のカップルの方はどうでもいいです(笑)

良かった所は作画かなぁ…
声優は悪くない。
諸星すみれは好きだけど雪の負の面が少ないので演技力が活かされてない。
つまらなかったけどクソアニメと断じる程ではない。
恋愛は切ないものでもあるのでそういう面をもっと押し出して欲しかった。
展開に振れ幅があれば違ったはず。

{/netabare}

投稿 : 2024/04/06
閲覧 : 96
サンキュー:

5

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

対比が明確なピュアラブストーリー

難聴の女性の物語と言えば、「聲の形」。
昔のドラマでいえば「星の金貨」。
似た設定の物語ということで視聴開始。

【作品概要】
 生まれつき難聴の糸瀬雪。
 高校までは聾(ろう)学校の中で過ごしてきましたが、
 大学では一般の学校に進学。
 いきなり広がった世界(難聴者に優しくない世界)に
 戸惑っていましたが、ある日自分が難聴と知っても
 全然動じずに接する波岐逸臣と出会います。

【作品に対する感想】
 いいところ、ちょっときつい所がありましたが、
 総評としては良作だったと思います。
 少女漫画っぽい雰囲気が大丈夫であれば、割とオススメ。
 その辺ダメな人は避けた方がいいかもです。

 難聴の雪の描写が丁寧だったのが一番好印象。

 2期があったら多分視聴すると思います。

1)物語

 ➀雪の難聴ゆえの思い・感覚の描写が丁寧
  ここは好感持てます。
  完全に聴覚を遮断した状態で外を歩くのはかなり怖いです。

 ➁逸臣と桜志の思いの対比と明暗
  雪に惹かれる二人の野郎が登場しますが、
  考え方、雪への接し方が対称的です。
  その結果くっきり明暗が分かれてしまいました。
  {netabare}
  桜志は雪に停滞を望み
  逸臣は雪に自由を望みました。

  で、雪は一般の大学に進み、
  広い世界に一歩を踏み出したところ、
  もっと広い世界から手を引いてくれる逸臣に出会いました。

  どっちに惹かれるかは言うまでもないですよね。
  {/netabare} 

 ➂色恋がむず痒い(^^;
  正直おっさんにはちょっときついレベルでしたw
  ですが、女性が好きな理想の男性像とシチュエーション
  なんだろうと割り切ることにしました。

  男性向けご都合ハーレムちょいエロアニメは女性からしたら
  多分もっとひどく映ってるでしょうし(^^;

2)作画
 逸臣の唇がちょっと厚めなのがデザインとして印象的。

 そしてギャグカットがむず痒い所をちょっと中和してくれて
 助かりました(^^;
 
5)キャラ
 ➀糸瀬雪
  慣れた世界に閉じこもらずに飛び出していったところが
  度胸あるなーって感じました。
  騙されたりする前に良い人に出会えてよかったね。

  雪は初恋なのかな?
  まだまだ恋に恋してる感じですね。
  少しずつ、いい大人の女性に成長して行ってほしいです。

 ➁波岐逸臣
  パーソナルスペースという概念がないマイペースな男。
  完璧王子様じゃないところ、そして神経の図太さが
  ユニークで魅力的。
  「誰が相手」でもグイグイ来ますw
  広く世界を渡り歩き、オープンな感性を持っているゆえ、
  雪と波長が合ったんでしょうね。
  桜志と器…じゃないな、立ってる位置が違いすぎて
  会話にならない感じが良かったです。

 ➂芦沖桜志
  ヤな奴ポジションなんですけど、
  彼の焦りはちょっとわかる気がします。

  手話って他の人にはないアドバンテージに胡坐かいて
  「雪には俺しかいない」って信じ込んでたんでしょうね。
  想定外だったのは
  ・雪がどんどん世界を広げて歩いて行っちゃったこと
  ・コミュニケーションに強い興味を持ち
   雪の世界を理解しようとした逸臣がタイミングよく
   (桜志にとっては最悪)現れたこと
  でしょうか。
  
  桜志がもし、もっと素直に雪に接していて、
  彼女と共に歩むスタンスであれば、
  桜志の思いは実を結んだのかもしれません。
  桜志にも「雪のために手話を覚える」ってほど
  強い想いがあったんでしょうから。
  
 ➃中園エマ
  最初 心をキープしてんのかと思い、印象最悪でしたw
  まあ、高校時代からの友達だったっていうんで、
  誤解だったんですけどね。
  心の想い、叶うといいなって思います。

投稿 : 2024/04/06
閲覧 : 72
サンキュー:

15

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

イケメンに群がる女達…。アニメ化すると生々しくない?

 最終話(12話)まで観ました。2024.04.02

 美女とイケメンしか居ない世界なので、雪、逸臣カップル以外にもラブラブ平穏が訪れましたとさ。めでたしめでたし…。

 雪さんはとても可愛いですが、逸臣が気に食わないです。生理的な嫌悪感を覚えます。これは、親目線なのか…。

 愛娘が、ポエミーな彼氏を連れてきたら、世の中のパパ達は良い気分はしないと思います。娘の自由にさせてやりたいけど、ゴーストが辞めておけと囁くんですよね。

 3B男(美容師、バーテン、バンドマン)は駄目だ!と言うのと一緒で、経験上からも、シングルマザー一直線で、絶対実家に迷惑かけるんだろうなぁ…。

 孫はかみさんが産んだことにするか…。戸籍上は娘の兄弟ということにして…。昔は良くあったそうですが、今は駄目かな…。

 ホリミヤの高校生なのに全身入墨男と同じで、娘の好みの男と実家受けする男の齟齬があるんですよね…。

 逸臣みたいなのが登場したら、低反発金属バットで脳漿ぶちまけるまで殴ってしまいそうです。

 親の心配は尽きない…。そんな気分になる恋愛モノでございました。
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2024.02.26

 もう付き合ってるのか…。淡々としております。盛り上がりは当て馬の負ヒロインと幼馴染が足掻いたりするところかな?

 どうも主人公の彼氏になったイケメンがスカした野郎なのが気に食わないです。主人公は耳が聴こえないので、感情を表に出しづらいのは分かりますが、コイツはよう…。

 コレ、イケメンじゃ無かったら、スナックバス江の森田みたいな気持ちの悪いアスペ野郎扱いなんでしょうね。

 モテモテ有理!イケメン無罪!女紅衛兵達がスローガンを叫びながら表を行進しているような印象の作品です。

 負け犬達の方が人間っぽいので、何か救いがあって欲しいです。

………………………………………………………………………

 5話まで観ました。2024.02.06  

 なんだろう…。イケメンに耳の聞こえない主人公を含めて女の子達が群がる構図を見せつけられて、何とも言えない気分です。

 自分が狙っている異性は、他の奴も狙っているのだ!グイグイ行けぇぇ!というリアルな事実を突きつけて来るあたりが少女漫画なのかな?

 イケメンは女に不自由して無さそうで、余裕があると言うか、不気味というか…。

 どうも、生々しすぎてヒロインを素直に応援できません。かと言って、幼馴染もイケメンだけど失礼な奴なので、コイツとくっつくのも違う様な…。

 ヒロインが酷い目に合わなきゃ良いな〜としか今の所思えません。ハラハラします。

投稿 : 2024/04/02
閲覧 : 226
サンキュー:

5

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

このシチュエーションなら、頭ポンポンあり!でしょw

なんか久し振りに、コメディなしの「ピュア・ラブストーリー」、
堪能しました♡

コメディだけじゃなくて、
葛藤も恋の鞘当ても無くて、ただひたすらに純粋で。

こんな純粋な女子大生って、アリなの?って疑問を想起させない、
聴覚障がいという設定が上手くハマっていると感じました。
「聲の形」みたいに、障がいをハードルに設定するのは、
ストレスいっぱいだし観ていて辛くなるけど、
こういう使い方、障がいのある方を貶めているのでもないし、
すごくいい!と思っています。

何より、外部からのストレスが排除されていて、
自分の心と向き合うことだけが「葛藤」のもとなのが、
共感しながら観ることできて、よかったです。

世界を広げていきたいイツオミさんにとって、
雪ちゃんに、不思議な吸引力があって、
いっぺんに好きになっちゃうのが、
私にはすごく自然に映って、
両片思いでなくて、両一目惚れみたいな状況だったんじゃないかな。
だから、
それが解っていて、その上での、
頭ポンポンなので不自然に見えないですよ!
だってイツオミさんはそういうキャラだから。

あんな不愛想な感じでいて、
精一杯の手話で微笑む姿とか、
触れ合うときの、聴覚障がい者にとって特別な「手」の武骨で大きい感じとかも、
それだけで魅力いっぱいだと思うんです。

雪ちゃんにとって、自分にだけ特別でいて欲しいというワガママ」を、
ちゃんと叶えてくれている!

恋って素敵。
そしてそれは、やはり月並みだけど
「運命」みたいなものなんだよって思わせてくれた、
そんな作品でした。

投稿 : 2024/03/30
閲覧 : 94
サンキュー:

18

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

難聴のヒロインが恋に盲目になる話。

1話視聴
よくある、クール系イケメン。
だけど、電車でほぼ初対面ですれ違いままに
頭ポンって怖くない?イケメンならキュンってなるのかな?別の意味でドキッとしそうだけど。
ヒロインの耳が聞こえないことによる心理描写は
リアルでよかったんだけど、ちょっとチョロ過ぎる気がする
2話視聴
ヒロインはまあ一目惚れしたって事で受け入れると可愛いかな。耳が聞こえない個性もある程度活かされてると思う。
ただやっぱり主人公がきになる。
頭ポンポンポンポンバカにしてんのかってウザくなりそう。言動がチャラい。
幼馴染くんの方が常識的で好感持てる。

6話視聴
作品へのこだわりも感じるし、他の恋愛ものと差別化もできてる。
けど、キャラのことがどうしても好きになれずここで打ち切り…と思って見てたんだけど、いやー最後は正直やられた。
予想はできたけど、あの壁ドン、描写からのEDへの入りちょっとかっこいいと思ってしまった。
それに、耳が聞こえないからこそ成立するシュチュエーション、うまい。
もう少し見ようかな。
ただ、人の色恋に口を出すつもりはないけど2人とも好きになれない。

最終話視聴。
やっぱり六話で打ち切ってよかった気がする。
何か大きな変化やひと悶着あるのかなって思ってたけど、最後の最後まで
主人公君はこんなに素晴らしいんだよ!と必死に伝えようとして終わった。
主人公の周りを顧みない自分勝手な行動ばかりうつし、難聴なだけで大変だろうにヒロインは恋に盲目になりカッコいい!の繰り返し。
ホントにカッコいいキャラってあんなに説明されなくても自然とカッコいいって思えるんだよね。

最後まで二人とも好きになれなかった。絶対おうし君の方がいいよ。
あと、主人公君が棒読み過ぎて感情がないのはキャラ設定なのかな?
最終話抑揚のない「おいしそー。」は聞こえてたら嫌味に取れるほど、
棒読みだった。

投稿 : 2024/03/29
閲覧 : 244
サンキュー:

4

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

他人を見下して優越感に浸る、恥知らずな愚者「波岐 逸臣」

一見人当たりがよく“良い人”に見える「波岐 逸臣」。

しかし、実態は中身がない空っぽの存在。


逸臣は何をするでもなく海外旅行して遊び回っているが、最終話で糸瀬 雪に“将来の夢や展望”を語っていた。
しかし、その内容は「小さい子供か?」と思うような、幼稚で具体性のないフワフワしたもの。大学生でこのレベルでは、将来の事を何も考えてないのと一緒だ。
しかも、“僕の夢”の長文メッセージを書いている時、隣にいる雪を長時間何もさせずに待たせていた癖に、雪が逸臣のメッセージをその場で読もうとすると「後にして」と自分が待つのは嫌がる。
恐ろしく独り善がりで身勝手な奴だ。

特に雪の幼馴染み「芦沖 桜志」とのやり取りに、逸臣の本質がよく現れていた。
逸臣は相手の立場や考えを考慮せずに、自分の想いを押し付ける。
相手からは
「会話が成り立たず、意志疎通出来ないアホ」
として無視されているのに、逸臣は
「相手と良好な関係が築けた」
と思い込む真正の馬鹿。

「アジアの子供達に~~」などの活動は、独善的で共感力がない逸臣には無理な話。
アジアの旅先で逸臣は“金を落とす旅行者のカモ”としてチヤホヤされているのだけなのに、「俺、凄い事が出来てる!」と勘違いするピエロっぷり。
今後も、独り善がりな思考しか出来ない逸臣が真実に気付くことは無さそう。


「糸瀬 雪」は世間の悪意から切り離された、無菌室で培養されたような純粋な存在だった。
雪が純真無垢に育ったのは、雪の家族や周りの人達の並々ならぬ努力の跡が窺える。
しかし純真無垢だからこそ、逸臣のような外見だけで中身がないダメ男に引っ掛かってしまったのだろう。


逸臣は救いがたいダメ男だが、逸臣以外の人達の話しは良かった。

カフェの店長して頑張る。
理容師としてスキルアップを目指す。
芦沖 桜志も、つまずき挫折を味わいながらも前を向いて歩こうとしている。


逸臣以外の人達がちゃんとしていたので、逸臣のダメっぷりが浮き彫りになり強調されていた。


「逸臣のようなダメ人間にはなるな!」
という反面教師物としては良くできていた。

投稿 : 2024/03/29
閲覧 : 76
サンキュー:

4

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界は恋に落ちている

この作品レビューで考えたときに
ピンと浮かんだのがタイトルの歌

ハニーワークスの楽曲がびったりハマる
ただただ甘いラブストーリー

雪ちゃんと言う耳がほとんど聞こえない少女が
大学入学して通勤電車で銀髪の逸臣くんに
一目惚れ

友達のりんちゃんに相談した所
バイトしている飲食店に行こうと誘われる

再び出会うが読唇できない速さなので
会話に入ることができない雪

逸臣は事情を知った後
一人帰宅した雪にLINEを送る

「俺も雪の世界に入れてくれないか」

東京が舞台なのにやたらと雪降るし
逸臣さんから謎のダイヤモンドダスト出るし

真夜中にちょいちょい誘い出すの
安全上どうなんよと突っ込めるけど
なんか雪ちゃんの表情見るとどうでもよくなる

監督が「かくしごと」以来の村野佑太氏で
ツーショットシーンが多用されているのが特徴

最終的には雪の幼馴染桜志くん覗いて
カップルになっている優しい世界w

スノーマンの佐久間大介氏が視聴しているとあって
女性ファンが大量流入しており作品評価も高いけど

ドラマとしてはヤマ場が0だから
逸臣さんに振られても諦めないエマちゃんが
あっさりと引き下がった時点でないよね

雪ちゃんか逸臣さんファンが
気持ちよくみられる番組だなと思う

投稿 : 2024/03/28
閲覧 : 100
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4

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

指先から始まる恋

耳が聞こえない雪と旅好きな逸臣は電車の中で出会います。雪の世界を教えてよと言う逸臣に、戸惑う雪ですが。
手話を知ることもでき、真っ直ぐで大胆な逸臣にキュンとすること間違いなしです。

投稿 : 2024/03/28
閲覧 : 38
サンキュー:

0

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

憧れは雪のように深く積もって、溶けた

***見終わって***
キュンキュンする少女漫画らしいラブコメでとても素敵でした!
私は{netabare}桜志くんのエピソードが一番好きだった
すごく子どもっぽく描かれて失恋した彼だけど、逸臣さんとあらゆる点で対比的に描かれることで、逸臣さんが雪から好かれる理由をうまく表現することに成功していたと思います

彼は不器用すぎて、まだ女心もよくわかってないお子様だったけど、ずっと雪のことを大切に想っていたのは間違いないし、きっと逸臣さんよりもその想いは強いと思う
でも、想いが強すぎて不器用で、うまくいかなかったんだよね
逸臣さんは彼よりもずっと器用で積極的で、恋愛が上手だった、想いの強さや重ねた年月に甘えていても恋は実らないっていう恋愛の厳しさを二人の対比で描かれていました
恋愛って残酷ですよね、本気で相手を想っている気持ちは一緒なのに、選ばれるのは一人で、負けたほうは「横恋慕野郎」なんて笑われたり、最悪なケースだと壊れるほど恋した人から嫌われ避けられて、一人涙を流して傷を抱え込むことになるなんて
でも、そんな恋愛の厳しさを描きつつも、ちゃんと桜志くんが前向きになれるような失恋の仕方をしていて、雪との関係も良い方向にいったし、恋敵なんて放っておけばいいのにわざわざ彼の本気の気持ちに向き合った逸臣さんのカッコ良さが際立っていて負けて当然って納得できるし、こういう形でこじらせた恋愛に決着がつくなら幸せな失恋だなーって思った

失恋する人もかわいそうだけど、振るほうもつらいよね
好きになってくれた相手の想いに答えられないのって、すごくつらい
冷たい言葉で拒絶して距離をとって思い切り傷つけてしまうけど、嫌いなんかじゃないんだよ、本当は好きになってくれてありがと私も好きだよって抱きしめたい、でも愛を育てていけるのは一人だけ
壊れるほど好きになってくれた優しい人を傷つけた
つらいんですよ、すごく
だから選んだ人と全力で幸せになるのが、選ばなかった人への誠意かなって思う
いつの日か笑い合って会えたらいいなって、だって私もあなたが好きだから

桜志くんと雪ちゃんは、きっとそんな関係になれたと思う、これは幸せな失恋

{/netabare}

ホント、めっちゃ良かったのに最後のほう話飛んだ? 2期が作れないから無理やり終わらせた??
ずっと丁寧にやっていただけにとても残念

2期あるといいな

***6話までの感想***

すごく少女漫画らしい作品で、まだ途中だけど恋愛ドラマを思う存分満喫できて最高です!

え、ナニコレ、めっちゃ尊いんだけど!!ただひたすらまぶしい、尊い!!
順調に進展しているように見えるんだけどコレは少女漫画だから順調だと逆に怖い、ホントに順調?
逸臣さんはいい人に見えるんだけど、余裕ありすぎ、感情こもってなさすぎ、女の子慣れしすぎ、ハイスペックすぎ、交友関係広すぎで恋する女の子視点だと不安になる要素多すぎて、雪ちゃんホントに信用していいの?って周囲のキャラにも視聴者にも心配させちゃうその絶妙な感覚が上手い!
本当にこれは順調な恋なのでしょうか? 
まさに恋愛漫画の醍醐味!!
信用したり不安になったり安心したりまた不安になったり、そういった恋に夢中になる女の子の心の機微がリアルすぎてヤバイ、かわいい

桜志くんは{netabare} たぶん雪のこと好きだし、急に現れたチャラそうなイケメンに、恋に盲目になる幼なじみの女の子、自分が知らないうちに親しくなっていく二人、きっと心の中ぐちゃぐちゃになってると思う、私はこういう人を勝手に「ラブコメの被害者」って呼んでるけど、なんかこういうの見ちゃうと、桜志くん応援したくなる {/netabare}

そんなわけで雪ちゃん×桜志くん推しです!!

作画すごく綺麗だし、雪ちゃんの純粋なリアクションが可愛くて最高!
逸臣さんは確かにハイスペックでカッコいいけど、どっちかというと恋する雪ちゃんが可愛すぎてやばい、ずっと見ていたい、応援したい!
作中で京弥さんも言ってたけど、とにかく雪ちゃんが傷ついて泣くところは見たくないなあ・・・って思いながら見守っています

投稿 : 2024/03/28
閲覧 : 177
サンキュー:

24

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

1話で断念しなくてよかった

見れば見るほど のめり込んだ
美しい恋愛というか綺麗と言うか とりあえず なんか 汚い部分が洗濯できた

投稿 : 2024/03/27
閲覧 : 48
サンキュー:

1

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

手話を真似したくなる

聴覚障害のある女子大生の物語。
同じ大学の先輩に恋をする。
単純なラブロマンスかとは思うが、
音が無い、話ができないというシチュエーションで
どうやって細かい感情や気持ちの変化を表現するか。
このアニメはそういったところが秀逸に思える。
これ、声優の演技がとても重要なアニメだ。
あと、ついつい手話を真似してしまう。

あまりにも順調に恋が進むので、途中で心配になるくらいだった。
ちょっとドラマ性が薄いんだよね。ぜいたくかもしれないけど。
そういう意味では桜志君には頑張って欲しいのだが。

どのシーンも絵になるような、素晴らしい作画でした。

投稿 : 2024/03/26
閲覧 : 49
サンキュー:

8

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『いいよって手話でどうやんの』

耳が聞こえない女子大生と世界を旅する先輩のピュアラブストーリー

とにかく尊い。特に桜志。キャラも声も最高。

手話ってなんかエモいですよね\\\\\
ちょっとキザなセリフも恥ずかしいんだけど手話同士にしか分からない会話が超もどかしい。

最近ドラマや映画などでも多い題材やけどとてもいい仕上がりだと思いました。

優しい世界が増えるといいなあ。って思います。

害のない病まない幸せな時間を与えてくれた作品

投稿 : 2024/03/26
閲覧 : 48
サンキュー:

2

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Be about it

"頭ポンポン" 。
それはいきなり天上から舞い降りた、未知の世界の扉を開けるメッセージ・・。
雪にはそんなふうに感じられたんじゃないかな。

主人公の雪は、女子大生。
先天性の聴覚の障がいがあります。
補聴器を付けているので、全く聞こえないわけではなさそうですが・・?
手話、ゆび文字、読唇、筆記などを駆使するマルチリンガル?です。

相手の逸臣は、若くして海外を旅する長身バックパッカー。
コミュニケーションに困っている雪をさり気にサポートするのはノブレスオブリージュ?
おまけに英語とドイツ語がこなせるトリリンガルで、中国語もイタリア語も勉強中ってどんな内面性なのかな?



3話。
{netabare}
What is your life about?

中学英語で直訳すれば「あなたの人生に関しては何がある?」。
(間違えていればご教示くださいませ。恥・・ )
でも社会人や大学生なら「あなたが生きる目的は何?」、「君の人生の本分は何?」が "スマート" です。

be about it

自分の意を尽くそう。
自分の行動で世界を広げていこう。
そんなパッショネートを作品のコアに据えている雰囲気です。

lingual

元々の意味は "舌" 。
雪は喋れないから、ゆびさきがその代わり。
キモチを指先で伝える感覚、それが恋ならなおさら手話は難しいかも知れません。



逸臣が雪に "頭ポンポン" したことで「いくらなんでも初対面でそれは失礼すぎるでしょう」と話題になったみたいです。
私としては、二人のプロフィールを深読みすれば、十分うなづけるシチュエーションじゃないかなと思うのですが・・。

雪の補聴器を見て、すぐにコミュニケーションに難しさがあると推測できた逸臣です。
それにジェスチャーやボディトークでコミュニケーションが十分成り立つことは海外生活で体得していたものと受け止めました。

くだんの "頭ポンポン" 。
「マナー違反にも感じられる強い違和感」ですが、実は本作にアプローチするための重要なヒントになっているのでは?と思います。
例えば、健常者意識に由来する常識的尺度は、障がい者への合理的配慮とは大きなズレがあるのではないだろうか、という観点です。

そもそも雪はそういう世界で生きてきたのですから。
そして逸臣もそういう世界を開こうとしているのですから。



左手の小指を立てて、その爪先を右手のおなかで軽く撫で回す。
女性への「かわいいね」を伝える手話です。

爪先は「女性の頭」を指し、撫でるのは「愛」を表現しています。
逸臣の「頭ポンポン」は「君はかわいいね」をストレートに伝えているわけで、雪にしてみればそれは直感的に理解できますし、勘違いするのも当然なのかもしれません。

ちょっとカッコイケメンな男の子が、危機に陥った女の子をスマートに助けたんです。
だから、そんな "勘違い"、いいえ "思い込み" が出逢いのきっかけにあってもいいんじゃないかなと思います。

にしても、別れ際のアピールが「君はかわいいね」だなんて、雪の世界にだけ通じるスキンシップ・・・。
う~ん、やっぱり「憧れない理由はない。」でいいんじゃないでしょうか。

(頭ポンポンの意味は、3話で説明されています)。



「人は見た目が9割」なんて俗説があります。
コミュニケーションにおいて "非言語的要素" がいかに大きな影響を及ぼすか、相手に対する好感度や信頼感は "言葉以外のファクター(見た目や態度、声のトーンなど)で決まりがち" というものです。

「メラビアンの法則」というのが出自らしいです。
1960年代の心理学者ですが、彼が提唱したのが「三つのV」、「7-38-55ルール」。

それぞれの数字は、言語(Verbal)の7%、聴覚(Vocal)の38%、視覚(Visual)の55%という、感情を伝達する際の寄与性の割合を表しています。

心理学では「初頭効果」というそうですが、初めて会った人に抱く印象は "たった3秒" で決すると言われるそう。
このような瞬時に形成される印象づけの効力を「初頭効果」と呼ぶみたいですね。

雪は言語と聴覚に障がいがあるので、視覚的効果(55%)がぐんと増幅しちゃったんですね。
100%かな? それとも200%かな?

(メラビアンの法則については、誤解のないように、詳細は、Wikiを参照してくださいね。ネタバレにはなりませんから)。



ハンドルネームに一文字重なるので軽い気持ちで視聴し始めましたが、案外と楽しめそうな予感です。

雰囲気の良い恋バナと青春群像劇に魅せられたいなって期待しています。
{/netabare}


6話。「恋々」ってどんな意味?

1話めから、恋々ってどんな意味合い?って思っていましたが、6話めにして展開したのは、雪と逸臣の "相思相愛する姿" でした。
え?一目ぼれ同士だったってことなの?

恋々(れんれん=恋い慕って思いきれないさま)。

"思いきれない" というなら、ナイーブでセンシティブで、感傷的なお話になっていくのかな。
近づいたり、離れたり、途切れたりする心にうまれる "思いきれなさ"。

都会的でも、大学生でも、知性や教養があっても、恋は全くの別ものなんだから。

ハッピーエンドかな?
それともビターエンドかな?

be about it.





観終わりました。

思っていた以上に二人の距離感はステディでした。
いわゆる運命的な出会いから始まる恋愛王道一路です。

雪には、ものすごく真摯な気持ちで向き合おうとする姿が見られます。
それはそれで人として好印象なのですが、一つポイントを上げるなら雪が極めて狭い世界で生きているからで、身の回りの雑音がほとんど入らないからだと思います。

彼女にとって、人と接するに音声言語を媒体としません。
それは、脳から遠いゆびさきに意思を預けること、思考をゆびさきに行き届かせることです。
音がないからこそ、より思考を深め、反駁し、昇華させるのだと思います。

例えはおかしいかもしれませんが、私は、落語や漫才の舞台で手話通訳を見たことがありません。
言語表現が高度に発達した日本の国で、ニュース番組はともかく、伝統的文化や時事の漫談、流行りのくだけた俗語がスポイルされた日常は、健常者の方には思いもしない世界なはずです。

そのなかで出会った逸臣の人柄は、雪にはどう映ったでしょう。

逸臣の雪に対するスタンスは、彼自身が海外での言語的ディスコミュニケーションの難しさを痛感しているからであり、その体験があっての出会いだったのだと私は得心しています。

二人を引き寄せ合う、惹かれさせあう十分な背景が、雪と逸臣の生い立ちにはあった。
それぞれに自らが求めていたコミュニケーションがそのゆびさきの振る舞いに感じられた。

二人が持ち合わせている異世界、異次元、異体験が、本当にひょんな出来事から扉を開けあった1話め。
それぞれの生き方が一つにまとまる道、同じ世界の伴侶としての未来を手繰り寄せる最終話だったと思います。

それにしても・・・主人公が大学生設定という強みもあったのかなと思います。
甘いばかりじゃない、激しいばかりでもない、いくらか塩対応もあるし、略して語らずもある。

頭の賢い人の恋愛脳って、こんなシーン、こんなヒストリーを積み上げていくのかなって思いました。

あと、OP、EDは、"耳に心地よくて" 好きでした。

投稿 : 2024/03/26
閲覧 : 265
サンキュー:

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ゆびさきと恋々のストーリー・あらすじ

この手で「好き」って伝えたい…。 累計発行部数360万部突破(電子含む)、各種賞にランクインし、SNS などでも多くの反響を集める森下 suuが描く『ゆびさきと恋々』。 女子大生の雪は、ある日困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けてもらう。 聴覚障がいがあって耳が聴こえない雪にも動じることなく、自然に接してくれる逸臣。 自分に新しい世界を感じさせてくれる逸臣のことを雪は次第に意識し始めて…⁉ 聴覚障がいのある女の子・雪と世界を旅する大学の先輩・逸臣のピュアラブストーリーがはじまる。(TVアニメ動画『ゆびさきと恋々』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年冬アニメ

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