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「メタリックルージュ(TVアニメ動画)」

総合得点
60.4
感想・評価
112
棚に入れた
292
ランキング
5884
★★★☆☆ 3.0 (112)
物語
2.5
作画
3.3
声優
3.2
音楽
3.1
キャラ
2.9

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メタリックルージュの感想・評価はどうでしたか?

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ボンズ×出渕裕とか大々的に宣伝してたけど大コケした作品

ストーリーが端折り過ぎて、飛び飛びに感じるし
キャラクターに魅力がなく感情移入できない。
更にはメッセージ性がある様に見せかけて、何もないというあまりに酷い出来。
この監督と脚本家の作品は今後避けさせていただきます。

投稿 : 2024/09/15
閲覧 : 72
サンキュー:

0

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

集中。集中。集中。集中。集中。

ボンズ25周年記念で人間とアンドロイドの格差を訴えたSFバディもの。
それぞれの陣営が何を目的としてるのか少しわかりずらかったが、収束していくと面白い。正直わかるようになるまではバディの掛け合いとインモータルナインとの戦闘を楽しむ感じ。
ワーンクールで綺麗に纏まっていたが、全体的に少し古い感じ?ノスタルジー?を感じた。
タツノコプロのジェネレーターガウルを連想してしまったがなぜだかわからない。

最後グラディエーターはどの領域に到達したのだろう。。。。

100点中67点

投稿 : 2024/09/01
閲覧 : 57
サンキュー:

1

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

4話で断念!

作画良さそうなのでみはじめたけれども、何を見せられてるのか全然わからないし、いっこうに盛り上がらないので終了リタイアです…!!

投稿 : 2024/06/18
閲覧 : 286
サンキュー:

4

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

パトリック・ザラのとった道こそが・・・

オリジナル(2024.6)
ボンズさん25周年記念という事で気合の入った作品かと思いきや・・・まぁ、1クールで纏めるには厳しかったという所でしょうか。
レヴュータイトルは大して意味はないんですが、まぁそんな感じです。
「黒沢さん演じる「ナオミ」のパンチラだけが唯一正しきものと!」・・・そんな感じです。次に期待します(笑)。

私のツボ:ゆうて1回だけやんね

投稿 : 2024/06/15
閲覧 : 127
サンキュー:

1

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

出渕さんらしいSFヒーローもの

サイバーパンクっぽい世界観に変身ヒロインと、出渕さんらしいSFだと思いましたが、キャラクターデザインや作画はボンズだけあって綺麗だと思いますが内容は在り来りな感じにまとまってしまっている気がします。

嫌いな世界感ではないですが、少々古いですかね。。オリジナル企画のアニメが少ない時代に挑戦しているのでしょうが、中途半端な印象を受けました。

投稿 : 2024/06/15
閲覧 : 119
サンキュー:

5

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

OPが素敵でした

OPがかなり良かった。
内容は、、まぁ普通じゃないかな。。

投稿 : 2024/06/09
閲覧 : 132
サンキュー:

0

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

令和に生きる人間たちよ。お前たちは自由か?

【物語 3.5点】
ボンズ25周年記念作品。
こうしたナントカ周年作品は、視聴者の需要を満たす直球ではなく、
自分たちのやりたいことをやろうとして、
人を選ぶ微妙な魔球になることが多い印象ですが本作も同様。


セリフ回しは説明よりも世界観を引き立てるための装飾に多く使われ、
視聴者は暗示も含む映像から情報をつかみ取りに行かないと、状況理解すらもおぼつかない。

特に第五幕は主人公ルジュが{netabare} 黒幕の人形遣い師に、夢うつつに潜在意識の中の記憶世界{/netabare} を見せられる不思議体験を視聴者と主観共有する高難度な構成になっていて、
ふるい落としが激しいですw

普段、懇切丁寧な説明調の合理的なセリフで、優しく介護してくれるアニメばかり流し込まれて“脳死”状態になっている頭で本作を見ると、
回りくどい掛け合いが消化不良を起こしかねません。

ですが、ヒトと人造人間“ネアン”との格差と分断、自由などがテーマの本作にとって、
この“無駄が多い”掛け合いこそが、人間を人間たらしめているというスタッフの主張とも思われ。

象徴的だったのが第六幕。
{netabare} 人間の身体を乗っ取って凶行を重ねるネアン炙り出し{/netabare} のため、
人間とネアンの区別を、会話に人間らしい余計な贅肉があるか否かで判別する件。

自由について、人造人間ネアンには人間を攻撃しないよう「アジモフコード」で枷がはめられていて、
この明確な鎖を解き放つことで、自由を獲得するという目標も立てやすく、対人間との紛争の火種も捉えやすい。

一方、人類については、一見、ネアンを使役する自由民ではあるものの、
人造人間などの技術は異星人“来訪者”からもたらされたものですし、
歴史や情勢は“来訪者”と“簒奪者”という、より高次の存在に左右されている。
ネアンと違って鎖は見えないけれど、真に自由かどうかは思案する所というのがミソ。

このお前は自由か?という問い掛けは、視聴者に対しても向けられていると私は捉えています。
本作で、往年の、自由奔放な人間らしい回りくどい会話劇を用意したけど、
ちゃんと消化できていますか?あなたは自由な人間ですか?
合理的なプロンプトを流し込まれるだけのAI同然に成り果ててませんか?という仕掛けなのかなと。

ハッキリ言えることは、こんな脚本、セリフ回し、
人造人間や現状の生成系AIは絶対に書かないですw
脚本で人間の矜持を見せるのが、今後もトレンドになっていくのかなと思います。


これでシナリオの着地が決まれば、物語4.0点以上が期待できたのですが、
本作は後々の展開も睨んだ大きなIP(知的財産)構想の一端で、
端から今作で全て完結するつもりはなかったそうで(※1)

監督スタッフさん、これは、いただけません(苦笑)
1クールアニメ一本で決めるつもりで行かないで、今ひとつ盛り上がらず、
結局、温存した設定がお蔵入りになっちゃう残念なパターンになりかねませんw

という訳で、今回は3.5点の微妙な“暫定評価”に落ち着きましたが、
評価が動く機会は恐らくないと思います。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・ボンズ

希少なSF変身メタルヒロインのデザイン、描写は上々。
反面、人物作画は特に後半息切れ気味。

これが明快なバトルアニメーションならば、
戦闘さえ決まれば、あとは凡庸でも、作画4.0点以上なのでしょう。
が、上述の通り、ヒトと人造人間の“人間ドラマ”のセリフでは語らない部分を
担う人物作画が、
時にキャラデザを保持するのが精一杯というのはダメージがデカいです。
作画カロリー不足により表情でグッと来る好機を幾度も逃している気がします。

但し、冒頭、空を自由に鳥が飛んでいると見せかけて、
ナオミが操る機械のメッセージバードだったり。
ルジュはネクタルさえ打てば食事を必要としない人造人間なのに、
嗜好品の板チョコかじっていたり。
小物は、自由意志とは何かを考え込ませるべく、食って掛かって来るような良質なアイコンになっていました。


【キャラ 3.5点】
「アジモフコード」に縛られず人間を攻撃でき、火星の政府に仇なす始祖の9体の人造人間「インモータルナイン」の抹殺。

任務を担う主人公ルジュ・レッドスターもまたコードに縛られない“自由な”ネアンであり、
{netabare} 「アジモフコード」無効化の鍵となる“最終コード”を内蔵している{/netabare} ため、
人間とネアンの狭間で争奪され揺れ動くポジションとなる。

ルジュの保護者みたいな立場でバディを組むナオミ。
{netabare} “真理部”のエージェントでもあり(※核心的ネタバレ){netabare} “来訪者”が最初に作り上げた「ファースト」ネアンでもある。{/netabare} {/netabare}

このバディ、人類とネアンを俯瞰するために動かすには便利なメインキャラでしたが、
私は、物語に収集を付けるためならば、「インモータルナイン」の一人、
ジャーナリストのジルに主人公視点を置いて、世界観をナビゲートさせるのもアリだったと感じました。
すなわち{netabare} ネアン解放のため、自由を獲得する人類との戦いに明け暮れるジルたちが、
鎖を解き放った先の運命も、ラスボスの掌の上だったと絶望しつつも{/netabare} ……といった感じでプロットを組んだ方が、王道でまとめやすかったのではないかなと。

ただスタッフたちは、ナントカ周年で、普段とは違うことをやりたかったのでしょうし、
何より多くの視聴者が消化不良になっても、ルジュとナオミの掛け合いは盛り付けたかったということなのでしょう。


【声優 4.5点】
コロナ禍で分散収録を強いられた声優界。
特に現場で共演者とキャラクターを作り上げていくタイプの声優にとっては、
実力を発揮し辛い苦しい時期だったのでしょう。

近年、演技に自信が持てなかったと言うルジュ役の宮本 侑芽さんが、
同世代で、共に舞台、子役上がりで、自然な演技をウリとするナオミ役の黒沢 ともよさんとの集合収録で復活の手応えを掴んだというエピソード(※2)は、
コロナ禍の長いトンネルを抜けて、ようやく生きた演技が戻って来た手応えが伝わる朗報でした。

集合収録の再開と共に、宮本さんと同タイプの黒沢 ともよさんの出番が増加傾向にあるのも象徴的と言えるでしょう。
その、ともよさん、実は私、最初ルジュ役がともよさんだと勘違いしていましたw

昔は、ともよさんも、ほぼ気だるげ少女ボイスのワンパターンで、俳優としての演技力で勝負するタイプだったので、判別がしやすかったのですが、
近年、特に学業終えて声優専業になってからのともよさんは、
声優として多彩なボイスを操るようになって、良い意味で分からなくなってきました。
いくつもの顔を持つナオミのキャラクターも見事に作り上げたともよさん。
今後も思わぬキャラでのエンカウント率も高くなりそうです。

ゆめさん&ともよさんの掛け合いにはチョコみたいな中毒性がありますが、
後半は離れ離れになる展開も長くて禁断症状も生じがち。
そんな方のために?公式はお二人のボイスドラマもアップしています。


その他、脇の「インモータルナイン」も津田 健次郎さんや吉野 裕行さんなど、
曲者が配され、抹殺任務は一筋縄では行きません。


【音楽 4.0点】
劇伴は、岩崎 太整氏、yuma yamaguchi氏、TOWA TEI氏の共作体制。

SFだからシンセ重低音一辺倒というわけではなく、
マカロニ・ウエスタン風で火星の荒野を駆けたり、
JAZZでスウィングしたり、ドビュッシー「月の光」でネアンへの人間の心情移植の可能性を示唆してみたり。
定番とは外れた消化に悪そうな雑食の楽曲構成そのものが人間性の主張に感じられます。

岩崎氏は勇壮な混声コーラスが印象的な変身、戦闘曲「Crimson Lightning(feat.Toft Willingham)」、
不穏なストリングスと高音女声ボーカルが暗転を示唆するピンチ曲「Ee Clu Mei Chi Ante I(feat.ラヌ)」と、
挿入歌でもシーンを牽引。


OP主題歌は由薫「Rouge」
沖縄生まれの米国、スイス育ちのシンガーソングライターが、
電子音でOPアニメの夜景にもマッチするアップテンポナンバーを構築し満点のムードを演出。

ED主題歌はダズビー「Scarlet」
こちらは自称・不思議な星の図書館で過ごす、韓国人女性ボーカリストが、
シンセ和音でラブバラードを構築。

共に自由すぎるプロフィールのアーティストが枠に囚われない作品の空気作りをアシスト。


【参考文献】(※1)Febri「出渕裕に聞いた『メタリックルージュ』ができるまで」
(※2)animate Times「メタリックルージュ:宮本侑芽が黒沢ともよとの共演で再確認した芝居の楽しさ」

投稿 : 2024/06/06
閲覧 : 560
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15

かりんとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

残念です

専門用語が多く一度観ただけでは理解できないため、公式や考察サイトなどで大体の用語を理解してからじゃないと楽しめないと思います。
で、バディものってことですがナオミが裏切ってばかりでルジュとナオミの間の信頼関係が感じられなかったです。
ストーリーも最後は「戦いは続いていく」って感じで終わり、敵である簒奪者をどうにかした訳ではないです。

観て良かったなーって思うとこは、鈴木典光さんの作画が見れたことかな。

投稿 : 2024/05/18
閲覧 : 68
サンキュー:

0

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

何をしたかったのかわからないし印象にあまり残らず。(オリアニ雑記あり)

よくわからなかった。以上

これで済んでしまうような作品。
1話見た時点では感じ良いし思ったんだけどなぁ。
良かったのはルジュの見た目が好みだった事と宮本侑芽の演技が良かった事くらい。
悪かった所は何がしたいのかよくわからない事ですね。
説明不足なんですよね。
自分の理解力が無いせいもあるが理解力無くても印象に作品はある。
「ユーレイデコ」とか「Sonny Boy」とか」よくわからなかったけど印象には残ってます。
でも今作はたぶん忘れそうな気がする。
これといったインパクトが無かった。
自分のレビュー見返してこんなアニメあったなぁって思い出すんだろう。

似たような設定の「SYNDUALITY Noir」も放送されてたけど、どちらも脚本が駄目なんだろうな。
近年のSFオリアニは「Vivy」くらいしか良作が無いんじゃないですかね。


ここから雑記
2023年オリアニ点数一覧
大したことない中身ですが暇つぶしにでも。
パソコンで書いているのでスマホだと見づらいかもしれません。
申し訳ないです。


{netabare}


アルスの巨獣 2.3
HIGH CARD 3.0
大雪海のカイナ 3.1
Buddy Daddies 3.2
REVENGER  3.7
UniteUp! 3.0(未評価)


魔法少女マジカルデストロイヤーズ 2.4
絆のアリル 2.4
Opus.COLORs 2.1
THE MARGINAL SERVICE 2.3
ワールドダイスター 3.2
BIRDIE WING -Golf Girls' Story- Season2 3.7


AYAKA-あやか- 2.9
SYNDUALITY Noir 2.9


ビックリメン 2.2
絆のアリル セカンドシーズン 2.7
カミエラビ 2.5
僕らの雨いろプロトコル 3.0
攻略うぉんてっど!〜異世界救います!?〜 2.8
川越ボーイズ・シング  2.3
オーバーテイク! 3.1

2024年冬
HIGH CARD season2  2.8
SYNDUALITY Noir 第2クール 3.0


補足
点数はあにこれの点数じゃなくて私が付けた点数です。
ワールドダイスターはソシャゲリリースより先にアニメが放送されてたのでオリアニ扱いにしました。
ビックリメンはビックリマンとは別物な感じなのでオリアニ扱いにしました。
HIGH CARDとSYNDUALITY Noirの2期は2024年放送だけど1期が2023年放送なので2023年作品に入れました。


振り返ってみて
4点以上の作品はありません。
物凄く良かったなと思った作品もありません。
その割には点数甘めにしたかもしれません(笑)
作画や曲が良いアニメはそれなりにあるのであまり面白くなかった作品が点数割と良かったりします。
結局は話が面白くないという事なんだろうなぁ。
まとまりが無い・構成が悪い、コレジャナイ感、シンプルにつまらない、打ち切りエンドと色々あります。
寄り道ばかりのアニメ、何をしたいのかわからないアニメ、色々詰め込み過ぎのアニメが多いイメージがあります。
「その話や設定要る?」みたいなやつ。
良作画やキャラクターを作り出す力はあるのに脚本で台無しにしてしまうのは実に勿体ない。

全体的に2022年より悪かった。
点数関係なくワーストは「アルスの巨獣」
ダラダラ必要性を感じない話を進めた挙句、打ち切りエンド。
打ち切りエンドは印象が悪いです。
まさにサクガンの再来でした。
次点は「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」かな。
ぶん投げ丸投げエンドも印象が悪いです。
シンプルにつまらないとか虚無な作品の方が不快感低めです。

今年はどうなるでしょうかね。
サクガンの再来はもう勘弁して下さい(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/12
閲覧 : 102
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3

みゃー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

ボンズ25周年作品

なんだか分かりやすいものをわざと分かりにくくしているような感じで視聴者を自ら振り落としているような気がした。キャラは別に問題なかったし作画、声優、曲も良かっただけにちょっともったいなかったかなー。

[作品の評価]☆2.5

[キャラの評価]☆3.5

[作画の評価]☆4.0

[声優の評価]☆4.0

[OP曲]☆4.0

[ED曲]☆4.0

投稿 : 2024/05/02
閲覧 : 95
サンキュー:

3

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

メモリバグっとんのかい

1話10分断念

世界観と設定に入り込めず、なんだかよくわかんないまま進み、タイトルのボケでリタイア。
説明も足りず世界観にも入り込めない作品で、こういう演出はきつい。
このサイトでの評判もすこぶる良くない感じなので、ここで断念。

投稿 : 2024/04/30
閲覧 : 131
サンキュー:

1

Mi-24 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

序盤の期待感だけだった

サイバーパンク風で雰囲気だけは良かった。しかし中身がすかすかと言うか、何がやりたかったのか、何が言いたいのかよく分からない。


この作品に言いたいのは、ごちゃごちゃのストーリーを再編集して作り直してほしい。

酷い駄作だった。

投稿 : 2024/04/28
閲覧 : 97
サンキュー:

1

fusanosuke さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

オマージュすら出来てない

自分が好きだった古典SFへのリスペクトとかオマージュに満ちた作品を作りたい
それ以外のストーリー的な引き出しが乏しかった
だから練り上げとか細部が雑になるし、話数の割にあれもこれもと無理に入れることになる
1クール12話の最近のアニメを作り方を頭ではわかってるつもりでも、中核のスタッフの感覚がついていってない

投稿 : 2024/04/24
閲覧 : 143
サンキュー:

2

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

微妙

個人的にはあまり面白くなかったです。
主人公役の声がかわいかったのだけ良かったです。調べたらグリッドマンにも出てる人でした。グリッドマンのときも検索した覚えがあります。

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 133
サンキュー:

1

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

中途半端

 主人公たちが美少女、作品の主題が昨今話題のAI的な葛藤……と記念作品にしてはちょっと踏み込みが足りないというか、斬新さが足りないというか……どうせやるんだったらどっちかに振り切ってやって、賢そうなところなど一切見せない方がよかった。

投稿 : 2024/04/11
閲覧 : 194
サンキュー:

4

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人造人間ヒロインの自由と自我の物語…を見たかった。作画と設定は良いけど主人公にフォーカス出来ていない

ボンズ25周年のオリジナルSF。ラーゼフォン以来のボンズ&出渕裕監督作品との事。
人間に逆らえないプログラム?施された人造人間が、惑星開発とかに酷使されてる世界観で、
人造人間だけど例外的な存在である主人公(女の子)が、変身バトルしたり、やがて色んな思惑や陰謀に迫っていく。

【良い点】
古き良きSFの世界観や設定が良い。
使い古されてはいるが、それがダメという事はない。
アシモフコードによる呪縛、人間とネアンの関係、ネアンの悲哀から反逆の意志、主人公に秘められたアシモフコード解除の鍵コードイヴ云々…
特にルジュがネアンの悲哀を知っていく前半の方が良かった。
ストーリーはルジュ以外のインモータルナイン達の思惑が絡む群像劇&バトルな感じ、各々の立場ややりたい事を通じてテーマは一応示せてはいた。
各キャラ何をやりたいかはちゃんと分かる作劇で、脚本はギリ上手く纏めていた。

作画や演出が良く、序盤分かり辛くとも見ていけば世界観や設定はちゃんと分かる作りにはなっている。
この手の作品は理解できないけど長い目で見て楽しむタイプなので、序盤の分かり辛さはあまり問題とは思わなかった。

キャラは主人公のルジュが可愛かった。2024冬で一番好み。
見た目より精神年齢が幼く、感受性が素直な少女。
キャラデザも前髪の房?の片方だけ紫な独特のデザインが可愛い。
曲者っぽい相棒ナオミとのリコリコめいたバディ感も(序盤は)良かった。

ジェネレイターガウル彷彿とする渋い変身バトルも良かった。
作画が見応えあり。

個別回では2話の一癖ある面々の軽妙な掛け合いや交流が一番面白かった。
3話4話の津田健ボイスな医師の話とキャラも良かった。
2クールあれば、こういう寄り道回を積み重ねてもっとルジュやナオミを掘り下げられたかも。

【悪い点】
話数不足にキャラの視点が多過ぎた故か、肝心の主人公ルジュの印象が薄い。
物語がルジュにフォーカスしていなかった。
精神年齢が幼く無知なルジュが、3・4話みたいな任務を通じて少しずつ成長し、何を感じ何を成すのか?
ネアンの現状と自分はアシモフコードに縛られぬ意味、アイディンティティー葛藤…
が見所になるべき作品と思われたが、序盤は説明不足、中盤以降はその他ナインや人形遣いらの群像劇に移行してしまい、ルジュ掘り下げの暇が無く空気気味。
むしろ人間の刑事と相棒ネアンの方がしっかりドラマを感じるが、脇役でしかない。
作品のテーマや真相は、ルジュそっちのけでナインや人形遣いたちがゴチャゴチャやっていた。
一応妹分との交流などで感情の動きは分かるものの、詰め込みの弊害か薄い。
序盤の説明不足は追々分かってくるので2クールであれば問題はないが、1クールしかない中で展開が遅い&分かり辛い。
ナオミとのバディ関係も2話は良かったが全般的に不足、掛け替えのないパートナー感がイマイチだった。

【総合評価】3~4点
酷評もやむなしの微妙作だけど、自分好みの作風&ヒロインだったので捨て難い。
最後まで見ればやりたい事は伝わったので、そこまで駄作という程でもないという事で評価は好意的に見て「普通」
好きか嫌いかで言えば好きだった。

敗因はキャラの視点が多過ぎた事で、ルジュとナオミのバディ物&成長ドラマを見たかった。
作風は違うけど評価微妙なオリジナルの「アルスの巨獣」は総合的な脚本はダメでもクウミちゃんのキャラに魅力があったのと、相棒のジイロ他仲間たちの個性と関係性が良かった為、良作ではなくとも魅力はあった。
世界観は所詮舞台装置であって、視聴者が見たいのはあくまで主人公たちのドラマなので。

古い過去作だと「星方天使エンジェルリンクス」とか「キディ・グレイド」辺りの、ヒロインが自分のアイディンティティーを知っていく系を期待してた。

【余談】
ラーゼフォン監督という事で、バーベム財団めいた雰囲気は懐かしかった。
ナインたちの大半をドーレムみたいにして、キャラ視点減らせばよかったかも。

投稿 : 2024/04/10
閲覧 : 144
サンキュー:

4

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

火星にて

ボンズ設立25周年記念作品。

人間と人造人間が混在する世界、
人造人間の少女ルジュは相棒のナオミと共に、
火星で特殊任務にあたっていた。
政府に敵対するネアンを殺害する使命である。

火星の摩天楼、要塞のような街に、
ネアン(人造人間)の巨大な居住区がある。

ネアンはロボット工学三原則による、
アジモフコードにより、
人に危害を加えることは出来ない。
そのことをいいことに人々は、
ネアンを使い捨ての消耗品として扱っている。

先行する作品も多い、自由と尊厳の物語でしょう。

設定の多さが物語への没入を拒み、
なかなか苦労をする序盤ではありますが、
好みの世界観で期待はしています。

主題歌が聴き心地良いですね、
音楽には並々ならぬこだわりを感じます。

最終話視聴追記。
{netabare}インモータルナインの目的は悲願である、
アジモフコードからの解放、つまりそれは、
ネアンにとって人類の呪縛からの解放である。
ただそれらもまた暗躍する人形遣い師の、
歪んだ考えであり、目的達成に手段を択ばないことが、
最後は仇となったのでしょう。{/netabare}

伝えたいことは概ね分かりました。
批判もありますが、それなりに楽しめました。

投稿 : 2024/04/09
閲覧 : 339
サンキュー:

25

ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ライトな層はポカーンで、コア層には浅さを見抜かれる一番悪いパターン。

  全体を通して
 {netabare} この作品に対する率直な感想としては「1クールしかないなら物語を最適化して持って来い」です。
 オリジナルアニメにおいて、尺との兼ね合いができていないのは致命的だと思います。

 まず、キャラを削ってけ、インモータル9とか言うてる場合か。
 警察のおっさんも削れ、結局なんの役割もなかったやんけ。
 人形遣い師も削れ、ただでさえ掴めない世界観のなかで思わせぶりなキャラが多いのに、要領の得ない謎めいたキャラなんか出すな。

 本筋がままならん状態やのに、ロードムービー的な要素を取り入れてる場合やないやろ。
 
 畳めもせんのに無駄に話のスケールを大きくしていくな。


 と、まぁ色々根本な部分が気になってくると、ある疑念が生じてきます。

 それは「社内で何かゴタゴタでもあったんですか?」です。
 
 この作品は、最終回こそ博士に全部被せて終えましたが、終盤で急に展開を巻いた というよりも物語全編を通して所々にあったエピソードをカットして無理やり繋げたという印象が強いです。
 
 ですので、当初は2クールある想定で進行していて企画がほとんど固まってきた段階で急遽1クールに変更を余儀なくされてしまったのではないか と個人的に推測しています。
 というか、単純に元々1クールの企画でこんなものを生み出したのだと信じたくありません。


 まぁでも仮に2クールあったとしても、現状よりはマシ くらいの評価になったと思います。 

 人造人間による同族殺しというテーマが持つ力とバトル展開で、物語として最低限の体裁を保ってはいますが、設定や思想に熱が入っておらず内容そのものがすげぇつまんないからです。
 
 そして、なによりキャラがつまんないからです。これはもう尺のあるなしは関係ありません。
 ルジュとナオミの掛け合いも効果的に作用したところはなく、ナオミが若干嫌われて終わりました。

 作画面も正直2話がピークで、後は特筆するような場面もありませんでした。


 結局のところこの作品がこうなってしまったのは、脚本だけのせいなのか、尺を用意できなかったプロデューサーのせいなのかはわかりませんが、どっちにしても周年記念で金と時間をかけてアニメを作って会社のブランドに泥を塗るって何してるこっちゃわかりませんね。

          {/netabare}
  

 
 第1話と第2話視聴しました。
 {netabare} 個人的に楽しみにしていた作品ではあるんですが、第1話を視聴して最初に抱いた感想が「せ…設定が多いな…」です。
 視聴者として、ふるいにかけられているような気分になりました。

 世界観+独自用語+キャラクター+キーワード+人間関係でジャブジャブでしたね。
 

 単語だけ聞いていると、それが固有名詞なのか何かの言い換えなのか、漢字にルビを振っているタイプのやつなのか、はたまた人物名なのかもわかりません。
 ただでさえややこしいのに、変身後で名前が変わったり擬態能力を出してきたりとややこしさに拍車をかけているのは一周回って面白かったです。
 
 視聴者を混乱させておいても、後半のバトルパートで掴める想定だったんでしょうけど、正直フルアーマーになった時点で「あ、そういう感じなのね」と若干肩透かしを食らった感も否めません。
 重厚な世界観を醸し出していたのに、やることは肉弾戦なのか…。
 人造人間で、かつそこからさらにまた変身すんのね。

 第2話目はまた、公式ホームページに載ってるキャラいわゆるネームドキャラがわんさか追加されたりしましたが、話の流れ自体は一転してシンプルなものでした。
 作品の雰囲気はまだ掴みきれませんね。

 戦闘に至るまでの動機付けはアレでしたけど、戦闘描写自体は迫力があって楽しめました。

 ですが、この戦闘描写があるからまだなんとか視ていられるというのが正直なところ。

 次話くらいがこの作品の分水嶺になりそうです。
 
 次回に期待です。

        {/netabare}

 第3話まで視聴しました。
 {netabare} うーん…これは…なんだかな…。

 1話から引き続き、設定ややりたい事がたくさんあることは理解できるんですが、なんだかそれらが上手く出力されていない感じがします。

 人間にはできない仕事を任せようとしてるのに、なんで人型にして人格を与えてるんや?

 正直、まだこの作品の世界観が掴めていない中、登場人物の数だけ増え、ありきたりではないもののSFなら必ずどこかで見たことのある展開があると、視聴者的には他の類似作品を想起し続けないといけません。

 ツカミに成功したとはいえない本作品がこれから先、どれだけ興味を引き続けられるか期待ですね。 

 {/netabare}

 第4話まで視聴しました。
 {netabare}個人的には暗い話も悲しい話もやるせない展開も好きなんですが、それはつまらない話 とはイコールではないと思います。

 2話かけて "幻影のヴェルデ" についてやったものの、結局はよく知らんやつが勝手なことして、勝手に殺されて、本丸と一騎打ちして勝ちました、って言われてもな…。

 バトルにしても、幻影を使ってくる相手にゴリ押し力比べでサックリ終わってしまい、アフダルがヴェルデだったのか!という驚きも数瞬で、だから何?となってしまいました。
 ていうか、そもそも幻影って能力が黄色の人の擬態能力と若干被ってるのも気になります。
 そして、やっぱり変身前と変身後で名前が変わるのややこしいですね。 登場人物も対象をどっちの名前で呼ぶか変わりますし。
 

 今の所この作品は、暗くてつまんなくて、メッセージ性を持たせている割に設定に説得力がなくて、一話完結風にテンポ良くやりたいのに登場人物が多くてややこしく、なんとかついて行ったとしてもしょうもない区切り方をする、そんな状況です。
 なんだか、制作側の狙いがことごとく裏目に出ている感じがしますね笑
 あ、でも変身前のBGMは好きです。

{/netabare}

 アニメージュのインタビューを読んで
 {netabare} アニメージュ2月号に掲載されている、シリーズ構成の出渕さんと根元さんのインタビュー記事を読みました。
 そこには、この作品が現状こんな感じになっているおおよその要因が書いてありました。

 まず、出渕さん曰く、本作品の企画の出発点は女キカイダーであり、当初は悲しさや寂しさをストレートに描く物語であったが、時流を鑑み また本人的にもポップさを取り入れていったと語ります。
 その結果の一つがナオミの誕生だそうなんですが、そりゃまぁ制作としては掛け合いができた方が何かと楽なんでしょうけど、視聴者的にはよくわからんキャラが1人から2人に増えただけなんで、まだ効果の程はわかりませんね。
 
 
 続いて第1話についても触れられていました。
 全体的に尺が足りないらしく、前置きをバサッと削って、取り敢えずちょっと変わった世界で暗殺の任務をしている彼女たちをあまり難しく考えずに観てもらいたかったと語ります。

 正直、個人的にはどれだけ尺が足りなかろうと、第1話にて世界観の説明や前置きは多少なり必要だったと思います。
 削ったところに擬態能力持ちという混乱を招くジャロンというキャラを入れているようなら、なおさらです。
 むしろ、コイツを積極的に削れよ。

 オリアニは第1話でどれだけ人の心を掴めるかが特に重要だと思います。
 昨今は毎クールごとに両手足の指を使っても数え切れないほどの数のアニメが放映されています。
 そんな群雄割拠な中、オリアニは人気原作のアニメ化などとは違い、見つけてもらって選ばれなければなりません。
 にもかかわらずこの作品の、分からないことだらけだろうけどまずは見てほしい、というスタンスはなかなかに甘えた考えだと思います。

 また、オリアニはSNS上の口コミも大切だと思います。
 話題になれば、今や配信サービスの普及によりスルーしていた人も追いつきやすいですし、とりあえず第1話を見てみるかという人も出るでしょう。
 しかし、この作品の第1話の作りでは人に勧めづらいし、話題にもしづらい。
 もしかすると、構想当初の悲しさや寂しさをストレートに描いた暗い作品の方がコアなファンを掴んで話題になったかもしれません。


 他には、出渕さんも根元さんも、アニメの世界に特撮の感覚を入れることについて言及しておられました。
 さらに、根元さん曰く 出渕さんはテーマや設定に対して色々と真面目に考えるところがあるけど、今回はちょっとふざけたいんだとおっしゃっていた。と語ります。
 これらに関しては、そういう要素がちゃんと表現できているように感じます。

 ですが…巡り合わせが悪いというかなんというか…このクールでは同じオリジナルアニメとして、「勇気爆発バーンブレイバーン」とマッチングしてしまいました。
 
 特撮的な要素もふざけている感じにしても、完全に話題を掻っ攫われているように感じます。
 
 元々時流を意識出来ていなかったのに、放映のタイミングすら悪いなんて気の毒でしかありません。

        {/netabare}

 第6話視聴しました。 
 {netabare} 前話で雰囲気を変えてきたかと思ったら、今話はまたえらく分かりやすい展開となりました。
 
 でも、これ…最後の ナオミは守護局の人間でした!っていうのをやるために、なんとなく事件を起こして取り敢えず戦闘しとくかってだけだったような…。

 尺が無い事を嘆いていたのに、こんな1話に尺を割くんですね。

 今話のジャロンさんはマジで何がしたかったんでしょうか?
 何か別の目的があって潜入していて、たまたまルジュとバッティングしたわけでもなく、ルジュと戦いたかったからわざわざ他人に化けて無差別に殺し回ってみましたって……何の意味があるんや?
 そもそも、最初クルーに化ける必要もあったんか?

 ここでのジャロンさんの行動は今後の何かの為だったのか。
 それとも、ジャロンさんなら「面白いですねぇ」とか言わせておけば行動に合理性がなくても何とかなるからただ便利に使われただけなのか。
 それともそれとも、脚本が船での殺人事件をやりたかっただけなのか。

 今後に期待です。
         {/netabare}

 第7話視聴しました。
 {netabare} 第7話にして ようやくというか、満を持してというか、物語の輪郭を捕らえたように思います。
 今、スタートラインに立ったかのような新鮮な気持ちです。

 世界観や設定において、今までポロッと言っていただけだったものが整理され、この作品のテーマの1つである「同族殺し」に対しても肉薄していきました。
 
 混乱の種だった登場人物の多さもようやく機能してきそうで安心しました。
 視聴者側と同じ「状況がよく分かっていない」という立場から調査をしてくれようとする刑事さんはありがたいですね。
 


 ただ、やっぱり専門用語が多い点は困りものですね笑。
 頭の中で整理してついていくのに、中々必死です。

 守護局っていうのはつまり警察で〜… ネアン=人造人間を統括しているのが真理部で〜… でも守護局にもネアンを取り扱う守護局人造種監査部っていうのがあって〜…さらにこの守護局と真理部を監督する人造種厚生倫理委員会ってのもあって〜…
 んで、ナオミはその守護局の「神祇官」っていう音で聞いても文字で読んでもイメージしづらい高官で〜…とか。

 ネアンの中でもインモータルナインと呼ばれる特別な個体がいて、彼らはディフォルムという変身機構を用いてグラディエーターという戦闘形態に変身でき、イドと呼ばれるコアのようなものがあり、ネアンによるアルターというテロ組織を先導したりしなかったり、入ってたり入ってなかったりする。 
 ちなみにネアンによる団体は他にもあったり、主人公のルジュもディフォルムしてグラディエーターになるがインモータルナインではない…。

 …………うーん、なかなか根気がいりますね!

 公式ホームページに用語集ができたのでこれからはだいぶマシになるでしょうか。
 覚えた頃には最終回になっていそうですね。

 次回に期待です。

 {/netabare}

 第8話視聴しました。
 {netabare} 前話でギアが上がったかと思われましたが、状況は芳しくありません。
 なんでしょうね、世界観やキャラクターが面白さに繋がっていないような感じがします。

 今回、たまたま見つけたお父さんの記憶図書館にて、過去とお父さんの心情を知るという なかなか裏ワザ的な手法を用いたため、明かされる過去がただの設定出しにしかなっていません。

 ルジュとジーンの意見の対立も、ルジュの主張がたどたどしいのは分かるんですが、ジーンの主張が 混乱を招くことになる だけで元真理部次長としてなにか具体的なものが出てこなかったのが残念です。
 こんな状態で、どっちの意見も正しいよね とされてもそりゃ浅いものになってしまいます。

 
 場面は動き、アルターは真理部を襲撃します。

 前話で、ジルさんは仲間のイド回収よりルジュの救出を優先したと言っていましたが、そこに対した理由はないんですね。
 こんな風に正面突破してくるなら、回収と救出を同時にやっても良かったんじゃ…?
 前話で死んだ警備ネアンは無駄死にすぎますね笑

 そして、ジルさんこと 閃光のシルヴィアによってアルターの目的が発表されます。
 ネアンたちを縛るアジモフコードを無力化するため、インモータルナインそれぞれのイドに隠されたコードイヴを手に入れ、それを起動するためのルジュのイドも手に入れる。 だそうです。

 かなり話の構図がすっきりしました、喜ばしいことですが で、あるならば物語冒頭からもう少しシンプルにしていて良かったんじゃないかと思ってしまいます。
 これではここまでの間、小難しい雰囲気を纏わせていた甲斐がありません。

 個人的に活躍を期待していた、ノイドくんが撃たれてしまいました。
 これまでの彼も、撃たれてからの反応も血を流す様子もほとんど人と変わらないので、「あなたといると自分がネアンであることを忘れていました」という台詞がどうにも軽くて浮いてしまっていますね。

 
 この先の展開でもう一捻り二捻りあることを期待します。
 戦闘シーンが序盤に比べて大人しくなっているのも気がかりですね。
 次回に期待です。

         {/netabare}

 第9話視聴しました。
 {netabare} 今話は全ての元凶である来訪者との対話がなされたわけなんですが、色々と腑に落ちない部分が残る一話となりました。 
 それと、この作品に限った話ではないんですが、謎とか動機とかが明らかになっていけばいくほどつまんなくなってくることってありますよね…。

 なんかほんと企画発足時のエピソードであった、社長と会った際「そろそろなんかやろうか」という感じで動き出したってエピソードが如実に表れている気がしますね。
 ラーゼフォンから20年近く経つし、ボンズも25周年だし周年記念でなんか作るか のノリですよね。


 では、本編です。

 前回から引き続き戦闘シーンが続きますが、あんまりパッとしません。
 取り敢えず爆発させて、なんとかシーンを保たせている印象です。
 かと思えば、ナオミがネアンであることを明かしたところはやたらヌルヌルしていましたけど。

 
 ナオミに連れられ来訪者と面会し、色々と教えてもらいました。
  
 来訪者さんが来訪した理由とはつまるところ、「金星というめちゃくちゃ気に入った物件を見つけたので、お隣の人類さんに引っ越しのご挨拶として、科学技術やネアンの作り方をプレゼントした」とのことです。


 恒星間航行での環境に最適化し、世代をまたぎ進化までしたのに今さら原初の姿で定住したいんか?
 この人らの感覚で永劫の旅を今の姿でしてきたのに?
 流浪の民とかじゃあかんのか?
 金星のなにがそんなに気に入ったんや?
 というか、そんなスッと戻れるようなもんなんか?
 

 ナオミとルジュのやり取りを見て、相対的共鳴とか無意味な同調、過度のシンクロとか言っていますけど、あんたらがそうやって仲良くセリフを分けっこして喋ってるのは無意味な同調で過度シンクロではないんか?


 簒奪者側の目論見が、コードイヴを使ってネアンを解放して、その混乱に紛れて戦争を仕掛けようとするってなんかやり方が回りくどくないか?
 簒奪者も金星狙ってるって金星大人気やん。
 

 来訪者は別にネアンとかに頼らず自分らで勝手にテラフォーミングでもDIYでもしたらいいのに。

 人類にネアンの作り方を教えて、人類が作ったネアンがちまちまテラフォーミングしてるのを40年近く見守ってるってことですか?酔狂すぎません?何処が合理的なんですか?

 ていうか、ネアンは簒奪者たちに有効な戦力になるって、それは裏を返せば自分たち来訪者に対しても有効ってことですよね? 
 そんな後々危うい技術提供も辞さないくらい金星が魅力的ってことなんでしょうか。
 金星開拓の労働力としてネアンを提供したと言うなら、やっぱり物語当初から感じている「何故、ネアンを人型にして人格も与えてたのか?」という疑問点が大きくなっているように感じます。

 簒奪者側の考えも伺ってみたいですね。次話であったりするでしょうか。
 
 
 あとこれは物語に直接関係しませんが、本当にこの作品は、来訪者(ゼノア)とか簒奪者(ユノイド)とか、ナオミ(ファースト)(プレネアン)みたいに一つのものに複数の名前をつけてみるやつ好きですね。 

          {/netabare}

 第10話視聴しました。
 {netabare} 今話は、2話 6話と同様に移動回となりました。
 この三話とも脚本を担当していらっしゃる うえのさんはもう完全に移動パート担当なんですね。
  
 
 本編は主に、意識を取り戻してから性格が変わってしまったというシアンを軸に進行していきますが、正直 シアンというキャラに思い入れがなんにもないからなぁ。キャラそのものに対しても、彼女の役割に対しても…。
 
 ナオミがシアンに対して、「そんなキャラじゃなかったでしょ」と言いますが、元々のキャラの印象なんかこれっぽっちもありません。
 正真正銘 ぽっと出のキャラという印象しかありません。


 それと…作画がギリギリというか…なんかキャラの顔が安定してませんね。
 一番安定していてかつ気合いが入っていたのは、アッシュ刑事の顔でしたね笑

 どこかモッサリした印象をうけるこの状態の会話パートは、内容も相まってなかなか苦しいもんがありますね。


 その後、インモータル9の思い出話があったりナオミが家族について考えたり、ルジュがナオミとの関係性を改めて考えてみたりなどありました。
 こんなこと言うと元も子もないんですが、わざわざせなアカンような話やったかなぁ…?

 思い出話はフワッとしているし、そういえば制作の寵愛を受けているジャロンは前話からなんかしれっと戻ってきているし、家族について考えるナオミもその比較対象の描写がうすいからなんとも言えないし、ルジュとナオミの関係性も ナオミがネアンと分かってしまえばバディとしての魅力はもうそんなにないし…などなど色々考えてしまいます。


 この移動回って元々は本筋に対する肉付けであったり、一息入れたりするためのものなんでしょうけど、本筋の方が大したことないので用を成してないんですよね。
 出渕さんはロードムービー的な要素も楽しんで、とおっしゃっていましたがなかなか厳しそうです。
 

 物語は終盤に差し掛かっていますが、いまいち緊張感も危機感もなくて、続きが気になるかと言われると 正直微妙です。
  
 以下、次回予告の抜粋です。
      
 捕らわれのジーンに、その母『エヴァ・クリステラ』と彼女の作ったコード・イヴについて話す人形遣い師。人類への反乱を思いとどまらせようとシルヴィアとの対話を続けるジーン。だが、頑なに戦いをやめようとしないシルヴィア。二人の会話から明らかになる新たな事実に驚愕するアエス。そんな彼に、ジーンは幼い頃から抱えていたインモータルナインたちへの想いを語る。

 なんか…話してばっかりですね笑

 あえて情報を伏せているのか、それとも今話同様たいして話は動かないのか、次回に期待です。

   {/netabare}

 第11話視聴しました。
 {netabare} たいして話は動かない が正解でした。
  
 うーん…なんて苦しい展開…。いや苦し紛れな展開と言った方が良いでしょうか。

 
 予告の通り、創造主たるエヴァさんやコード・イヴについて話すシーンや、シルヴィアとジーンの対話のシーンがありましたが…
 これ…何かを説明しているようで、その実これまでのあらすじを今一度なぞっているだけでなんも言ってなくないか?

 
 そして何と言ってもプラント内を進むくだりが、申し訳程度に出てくるロボットを蹴散らすだけの描写と、何にもならないジャブな会話で非常に退屈です。

 シアンが丁寧なネタ振りでフラグを立て、直後に案の定操られているのは笑ってしまいました。

 こんなもっちゃりした展開をやるくらいなら、いきなり中枢付近に乗ってきた機体ごと突っ込むとかでいいんですけどね。

 ルジュたちを分断して視点を分けることで、精一杯の尺稼ぎをしているところをみると、終盤を盛り上げようとかいう気はさらさら無いんですね。


 この作品は全13話のようですけど、やることないならスパッと12話で終わっておけばいいのに…。

 ジーンがエデンの息子とか そういうの今さらなにかに発展できるのでしょうか?
 2クールあればインモータル9の面々を深堀れて、もっとドラマチックにできたりしたんでしょうか。

 うーん…でもこの作品、初っ端の前提部分をバッサリ削ってスタートした割に別に中盤で大した展開があったわけでもないんだよな…。

 残り2話、最後くらいは今一度 迫力のあるアクション作画を拝みたいですね。

 次回に期待です。
            {/netabare}

 第12話視聴しました。
 {netabare} 前回のもっちゃりした展開を経て、いよいよインモータル9の面々と接敵します。
 戦闘シーンなら盛り上がるか と思っていましたが、芳しくありません。

 なんていうか、台詞が軽いんですよね。

 冒頭の簒奪者の台詞「我々の新しい故郷に祝福を、そして我々の敵に死の喜びを」とか、この方々って色々と超越した存在ですよね? なんか安くありません?

 簒奪者から指示されたオペラがこういうこと言うならまだ良いんですが…。


 そしてその後の台詞も同様で、
 人形遣い「しばらくは即興、役者自身を映す真実の姿 糸なき操り人形たちが織りなす真実の即興劇を!」とか、
 ジャロン「あなた方はユーモアの塊、きっとこの長く退屈な芝居をアレンジしてくれる」など…。

 大オチが大したことないなんてとっくにバレてるのに、それっぽい台詞をぐにゃぐにゃこねくり回しやがって…。
 いや、逆に、だからこその健気な足掻きなんでしょうか。


 グラウフォンとエデンの対決は、そのバックボーンの三角関係がもっと深くあれば、こんな取って付けたような感じにはならなかったでしょうね。
 描写不足は尺の都合上致し方ないなら、あんな愛故に!を前面に出さず匂わすくらいでよかったんちゃう?


 ジャロンとシルヴィアの会話シーン。
 
 シルヴィア「陳腐なセリフね…何故陳腐かわかる?中身がないから、何故中身がないかわかる?あなた自身が中身がない空っぽな存在だから」
  
 なんだかこれはこの作品対して、すごいブーメランになっている気がしますね笑

 陳腐な展開ね…何故陳腐かわかる? 中身がないから、何故中身がないかわかる? 元々2クールくらいある想定でキャラに伸びしろとしての余白を作っていたけど、結局1クール分の尺しか用意できず でももう話の構造を変えるわけにもいかなくて、とりあえず収まるようにしかしていないから、ただただ余白が目立つだけになっているからよ。


 シルヴィアとルジュの戦闘シーンで、金星のネアンの寿命は3年、可哀想でしょ!って訴えかけられても…いやだから人格とか入れんかったらええやんっていう物語当初から指摘されている部分から動かないんですよ。
 可哀想なのは寿命が3年しかないってところじゃなくて、もとより消耗品的に扱う作業ロボットに自我を与えたり人型にしているところでしょうよ。
 

 ナオミがルジュのもとへ駆け出すシーン。
 印象的にはなってるけど、画面のテンションと視聴してる側のテンションにギャップが生まれているように思います。
 ルジュとナオミのバディって別にそんな魅力的じゃないんだよな…。

 人形遣いの正体は死んだはずののか博士でした! わぁびっくり!と言いたい所やけど、まぁでも他にキャラおらんしな…。
 博士じゃなかったほうがびっくりやな。
 

 さて、次話はいよいよ終幕 期待したいところですが、恐らくこれまた思い入れのないシアンとのバトルでしょうから内容には期待せず、最後のアクション作画くらいは気合いが入っていると思いたいです。

            {/netabare}

 第13話視聴しました。
 {netabare} うわぁ…いやはや…これはこれは…前話の段階で最終話に期待はしないとはいいましたが、ここまでとは笑

 こんなオチのために第13話までわざわざやったのかと思うと嘲笑や誹りを免れないと思います。

 
 では本編です。

 正体を表した博士の自白パートが始まります。

 インモータル9の行動は私が作った設定だ!などというほぼ夢オチと変わらないような始末をつけるんですね。

 博士は人形を使ってインモータル9の成り立ちについて話してくれましたが…
 これまでに何度も聞いたあらすじをなぞり、最後にそれらは私が設定したんです と付け加えるだけ、なんてお手軽なんでしょう。
 劇作家とか演出家とか都度都度強調してますけど、そんなに言うならもう普通に劇とか作ってた方が幸せなんじゃねぇのかこのおっさん。


 アエスが「なんでそんな事僕たちにしたの」という良い質問を投げ掛けます。
 答えは、人形たちは人間になれるのか、人間を超えることができるのか試したかったから、だそうです。

 いや、その…このおっさんの「何が人間を人間たらしめるのか」という思想もなく、何をもって人間を超えたと定義するのかも明かされないままこういうことを言われましても…。

 ていうか、こういうことを試したいなら、アジモフコードのないインモータル9じゃダメなんじゃないの?
 さらに、彼ら彼女らに設定やら筋書きを与えてちゃ意味無いんじゃないの?

 
 シアンと一体化した博士により、シルヴィアはさっくり殺されアエスも瞬殺されてしまいました。
 結局、ここにきてキャラの活用法に困っちゃってるじゃないですか。

 シアン化博士とルジュの戦闘中、ルジュを形容したセリフ「お前は無垢から始まり、人間のように時間をかけ自我を形成した、それも短期間に」
 はぁ??どっちやねん。
 こんな瞬発力の高い矛盾は聞いたことがありません。

 いや、まぁ、この作品としてルジュの人格形成や成長をじっくりやりたかったという気持ちはわかりますけどね?
 その名残りとしてこのセリフを入れてみたけど、自分で振り返ってみて あんまやってねぇな って気づいちゃったんでしょうね。

 
 コード・イヴやルジュのことに関しても、博士の実験の一環だったようですけど、
 だから…その…これが実験やったらなんやねん! 何に繋がんねん!
 この博士、科学者のくせに実験が下手くそすぎるやろ笑
 最終回特別 全ては博士の実験でしたよ セールに便乗さすな。
 
 
 再びシアン化博士のセリフ「古き幕が降りた時、新しい舞台は開幕する。全てのネアンは解放され、さらなる進化が促される、混沌の中から人類を超える種が生まれるだろう」
 ええっ!? そんなフワッとした推測でこんなことやってんの!?
 このおっさん科学者のくせに進化をなんやと思ってんねん。
 人類を超える種 とか言うてるけど既に簒奪者やら来訪者が来てんのに、ほんまに何を言ってんねんこのおっさん。
 もうちょっと落ち着いて脚本書こうぜ。
 
 
 その後はナオミと合体して、好みが分かれそうなフォルムへ変身し、シアン化博士を倒します。
 最終回ということもあって、戦闘シーンはここ数話の中で一番良かったんですが、せっかくのラスボスなのにフロアの一角で決着という、こじんまりしたものだったのは残念です。
 
 博士も最後の最後に、愛とか孤独の辛さを訴えかける系の悪役をやろうとしていて、吹きました。やりたい放題やん笑

 
 ネアンたちを解放することにしたルジュ、しかし簒奪者によってネアンたちにはウイルスがまわってしまった! しかしアンチウイルスをつくっておいたので大丈夫でした!!
 ひでぇオチwww
 
 ジーンがこんなこと出来るんなら、アルターの皆さんとはマジで話し合いで解決できたんじゃねぇのww

 この作品で一番気の毒なのって、アルターと手を切ろうとしていたヴァイオラさんですね。

           {/netabare}

投稿 : 2024/04/09
閲覧 : 3783
サンキュー:

12

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シナリオが微妙

作画や設定はいいけど、やりたいことが多すぎた?

序盤から世界観とか知ってる前提で話が進むのでよくわからない単語が次々出てきてきつい、見ている人を置いてけぼりにして話が進む感じがずっと続くのでなかなか面白くならなかった
最初からずっと微妙な感じだったけど最後も長話でよくわかんない設定ペラペラしゃべって無理やり終わらせた感じ
うまくまとまらなかったから面倒くさくなった?

もっとわかりやすくダメな作品だったらすぐ見るのやめれたと思うけど、何かありそうって期待しながら見てるとガッカリしますねー
最後までモヤモヤさせられる作品でした                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

投稿 : 2024/04/08
閲覧 : 146
サンキュー:

20

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ボンズもついに語るに落ちたか…おすすめ度★★☆☆☆

あたしはいつも自分の意思で戦ってる。だから…逃げない。

数々の名作を手がけてきたボンズ制作の久しぶりのオリジナルアニメということで、期待は高かったが、中身は正直さほどでもなかった印象。

作画クオリティは素晴らしく、変身バトルやバディ物の特色を活かした場面作りも上手くできていて、要所要所で引き込まれる要素はあったと思う。しかし、SF設定のお粗末さやシナリオ自体の情報のごたつきの多さで損を取っていて、どうにも盛り上がれなかったのが辛いところ。

キャラクターも特に魅力がなく、ルジュにもナオミにも感情移入しづらい。どっちも刺々しい雰囲気で見ていてあまり好きになれない。そのほかサブキャラもインパクトが弱く、全体的に印象が薄い。

兎にも角にも中身の薄さやつまらなさが悪目立ちする駄作。ボンズのオリジナルアニメはもう輝きを失ったのか…

投稿 : 2024/04/08
閲覧 : 91
サンキュー:

2

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

人造人間は科学的想像力の放棄でしか無いので、面白い話は作れないのかな?

 最終話(13話)まで観ました。2024.04.07

 酷い最終話でした。サード・インパクトは起こりませんでしたが、アホの坂田降臨系のラストでした。

 黒幕がイキナリ出てきて怒涛の語りで締めました。後はアンチウィルス…。インターネット黎明期の作品じゃ無いんだから、スーパーハッカー的な能力で解決しないでよ…。

 イモータル9とかも道化だとか、酷すぎるだろ…。ネアンと人間の関係とかも全部ぶん投げました。

 人間と見分けがつかない人造人間が何の工夫も無く登場するお話は、最初の方で書いた通り、面白くなりませんね。

 コストをかけて造ったのに金星で3年しか働けない様な人造人間を使用しての人海戦術的テラフォーミングなんて、SFの設定としては最悪です。何をさせてるの?変な回転するやつを回させてるのかな?

 声優、作画、音楽等はかなり良かったので、脚本の悪さが非常に残念でした。普通に悪い宇宙人と戦う話で良かった様な気がします。

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 11話まで観ました。2024.03.23

 登場人物が、ポツリと「コレが酔狂と言うものか…。理解し難いな。」

 観ているσ(゚∀゚ )オレもだよ!登場人物達が自分の感情最優先で動いているので、話が動いているようで動かないなー!

 ミステリーモノで、作者が犯人の動機とか考えるのが面倒だから、犯人を精神病患者にして、精神疾患だからやりかねないで片付ける系の酷い話的な展開だなぁ…。後2話もあるのかよ…。

 もう、破綻秒読みな嫌な予感しかしませんが、ルジュかナオミがブラックホール発電機を使ってサード・インパクトだろコレ…。

 予想が外れることを祈りつつ次回も楽しみです。それにしても、ウダウダやらんでもアジモフコード解除は来訪者か簒奪者と直接交渉した方が早くね?

 合理的な生き物なら、交渉相手が人工生命体でも問題無さそう…。

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 9話まで観ました。2024.03.11

 今回わかった事…

 ナオミはウザい、金星大人気、来訪者もウザい…。

 どうしようも無い話ですねぇ…。来訪者と人間は手を組んでネアンに対する人権侵害をしてるってこと?そりゃ、簒奪者側に付け込まれるわ…。

 簒奪者も懲りない連中の様です。登場する人物、組織の行動原理が謎です。思いつきで動いているんでしょうね。

 畳めない大風呂敷…、多分、上位存在か、アホの坂田が降臨して有耶無耶にするか、ルジュがサード・インパクトでも起こすラストしか思い浮かばないのですが、悪い意味で目が離せない作品と化しているので、次回も楽しみです。

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 8話まで観ました。2024.03.01
 
 敵が強い…。人類側は為す術もないです。後、ネームド含めてネアンが雑に死に過ぎです。なんでここで始末する?

 実は死んでないとか?メカだけに…?重いテーマの割に敵がハッチャケているので、好きにすれば?としか思えません。

 何かあまりプロットを考えないで話を進めている感じがします。ルジュはいつ活躍するんだろ?

 ラスト、収拾がつかなくなり、ネアンキャンセラー的な便利アイテムが人類側の秘密兵器として登場して雑に終わりそうでとても心配です。

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 7話まで観ました。2024.02.22
 
 ルジュとナオミのバディはもう解消なのかな?登場人物達が謎の組織の構成員だったり、エージェントだったり、宇宙人の仲間っぽかったり…。何が何だかわけワカメ!

 ルジュは葛藤までしだすし、一体誰が味方何だい!?ナオミはなんでルジュを相棒にしてんの?相棒は意思の無いキラーマシンで良くね?実際、手下に戦闘サイボーグがいるし…。

 刑事のおっさんが、「色んな色の奴が出てきた〜。」と、言ってましたが、まさにその通りで、何が起こっているのか良く分かりません。

 多分、物語を理解しようとしたり、考察したりする努力は無駄です。設定や伏線をばら撒いて回収出来ないやつでしょ!?何回も騙されませんよ!

 シン・エヴァンゲリオンみたいに、伏線っぽいのが画面に映り込んでいても、どうせ放りっぱなしだろ?アホが!と、スルーするのがノーストレスで良さそうです。(劇中、首無しエヴァとかがウロウロしてましたが、あんなの気にしてはいけません。サイケな妄想程度の認識でOKですね。)

 私、OPも、EDもスマート気に入っていますが、期待値が上がる割には、いつもの投げっぱなしジャーマンで反省会議になりそうですね。

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 4話まで観ました。2024.02.01

 人と区別がつかない見た目と人格、性能を持った人造人間が登場する物語は、面白くならない法則がありそうです。

 完全自律型のロボットが登場したら、社会構造が劇的に変化します。例えば完全自動運転が可能になったら、AIが事故無く運転出来る様に、道路とかの社会インフラも再整備されるでしょう。

 現代でも、ゆりかもめ等で無人運転は実現しています。人や車が入ってきたりするイレギュラーが起こらない様に、路線を整備しているから可能なわけです。

 道路から人間の判断が必要な曖昧さは排除されるでしょう。道路上に物を置いたり、自転車や電動キックボードみたいな、車両と歩行者の中間みたいな存在も許されないでしょう。

 責任を取れない存在としてのロボットが活躍する世界は、人間特有の曖昧さを排除した世界になるのは確実です。

 これって、完全管理のディストピアなんですが、SFとしては全く面白く無いので、社会の曖昧さを残した形で未来世界を描きたい作家は、便利な設定として人間と区別のつかない人造人間を登場させてしいます。

 これにアシモフのロボット三原則を加えれば、お手軽未来社会の完成です。人間と人造人間の対立とかも描けて物語も作りやすいです。

 しかし、人間社会の曖昧さも、自由意思を持っていて、何かあったときに責任を取らされる権利主体としての人間の存在を前提にしています。

 被製作物に過ぎない人造人間は、人格を持っていたとしても権利主体になり得ません。製造者が責任を問われない様に徹底的な管理社会を整備したほうが確実です。

 また、ロボット三原則も、人間とは何かの定義が出来ない以上、ロボットが守る規範ではなく、ロボットを作る人間が守る規範でしかありません。人間の命令を聞かない殺人ロボットは作ってはいかんよ〜と言うことです。

 グタグタ書きましたが、人間と利害が対立するような人造人間を莫大なコストをかけて作る意味が無いし、作り得ないので、人間と見分けのつかない人造人間が登場する物語は、科学的かつ論理的な思考を放棄した設定でしかありません。

 何でも魔法で解決!のなろうと同じレベルなので、十中八九、既視感しか無い、面白味に欠ける物語にならざるを得ません。本作品も、このSFの罠にハマっている様です。よって、挽回は不可能であるという結論に達します。

 私は最後まで視聴しますが、脱落もやむなしなのは残念です。
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 3話まで観ました。2024.01.28

 はっきり言って、物語が時代に置いていかれています。現代の視聴者は、ブレードランナーを観て喜んでいたころ程、無邪気ではありません。

 敵対的宇宙人(簒奪者)と戦うための人造人間達ですが、戦争が終わったので差別的な労働に従事させられているよと…。

 産業用ロボットが人型をしてない様に、兵器を人型にする意味が不明です。ターミネーターみたいに、人間社会に潜入して破壊工作やるためなら分かりますが、異星人との恒星間戦争レベルの戦いに人造人間を使う意味があるのか?

 AIの遺電子でもそうでしたが、実用品に個性やら性別やらを持たせる理由はありません。期待値通りの仕事が出来るのが絶対条件で、それ以外はエラーでしかありません。

 バスの運転手さんが足りないから、ロボット運転手にバスを運転させよう的な発想は、現代の技術レベルでも笑い話でしかありません。自動運転で充分です。

 なぜ、人造人間が必要だったのか納得できる理由もなしに、美少女人造人間が暴れてもなぁ…。

 一応最後まで観ますが、これじゃない感が凄いのが残念です。

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 初回観てのレビューです。2024.01.16

 技術は発達しているけど荒廃した未来世界が舞台の様です。80年代に流行ったサイバーパンクっぽくて良いですねぇ。

 登場人物達もリアル寄りなので、大人向けな感じがするなぁとか思っていたら…。

 主人公はサイボーグなのかな?剥けたのか、強殖装甲を異世界から呼び出したのかは不明ですが、戦闘マシン的なモノになって戦います。

 これじゃあ、ノー・ガンズ・ライフの十三さんだろ!華奢な歌姫も、物理法則を無視したハッチャケ戦闘ギミックを発動したりします。

 まぁ…、コレはコレで派手で良いのですが、何となく最初の雰囲気と違うと言うか!?

 コレじゃ無い感が漂っていますが、次回に期待したいと思います。

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 662
サンキュー:

10

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何の物語なのか結局わからない

近未来の金星、火星を舞台にしているようだ。
人間と、かつては兵器として開発された人造人間たちが
様々な謎とともに旅をする。
いくら見ても、世界観が分からないが、結局最後までよく分からずじまい。
結局ユアン(人造人間)を助けるために活動しているらしいのだが。

それぞれのキャラが、本筋を話す前にやたらと大仰な寸劇をするものだから、
分かりずらいし、じれったい。
変身してのバトルとかはカッコいいのに。
全体的に何をしているのか分からない感は最後までぬぐえなかった。

投稿 : 2024/04/06
閲覧 : 210
サンキュー:

8

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

過去ワーストアニメ更新です。SFを馬鹿にしている。

 最悪というか最低というか、SFとしてというよりアニメ作品としての体をなしていません。

 13話の前半でプロットが口で語られてしまいます。そこにはアジモフコートや人造人間としての使命、ネアンの存在に対する問いかけもありません。人間社会とネアンの2重構造、過酷な金星での使役に反抗するきっかけも、社会的な背景もありません。

 途中、ネアンだけが住む街の話で少しだけ触れましたが、その裏付けが感じられません。簒奪者の意味もわかりません。

 ルジュの出自。とにかく全部口で説明して、じゃあ、どこかにテーマとかメッセージとかがあるのか、感動とか悲劇性があるのか、ヒューマンドラマが感じられるかと言えば、どこにもありません。

 サクガンや咲う…すん、はまだ途中で面白いところもあったし、最後の方まで期待もあったので、うらぎられた衝撃も大きかったですが、本作は1話こそ期待が持てるスタートでしたが、3話くらいから怪しくなりました。その点でがっかり感すらありません。

 この作品、過去のSF作品を持ち出しているだけに余計頭に来ます。「ブレードランナー」やアシモフ、「冷たい方程式」や手塚治虫…そういうのを全部馬鹿にされた気分です。

 そして何よりですけど「話がつまらない」です。それはルジュに感情移入できないからなのか、魅力がないからなのか。ストーリーの幹を計算でぼかしたのではなく、幹が無い話なので興味がもてません。
 なので、ひょっとしたら仕掛けがあるかもしれませんが、再視聴が出来ませんでした。

 オール1は安易につけたくないし、作画と音楽はまあいいところもあったのでそこに点を残しますが、過去ワーストは気分的には「アキバ冥途戦争」、SF的には「サクガン」、裏切られた感で「すん」、最近では「大雪海のカイナ」でしたけど、それらの作品以上ですね。過去最低作のワースト更新です。





1話 分断とアシモフの三原則…のガワのポリコレ作品か?期待枠も既視感が強いか?

 サクガンじゃありませんように、サクガンじゃありませんように…せめてVivyクラスで在って欲しい…お願いします。

{netabare} ということでオリジナルSF作品で期待枠です。1話から読み取れることは、イモータル9という単語です。イモータルは不滅ですし、9はそのうちの1人という事らしいので、サラ・フィッツジェラルド=ヴァイオラというのは、イモータルというおそらく長寿命などの特殊な人造人間の一人ということでしょう。

 サラはおそらくエラ・フィッツジェラルドという黒人のジャズの歌手のオマージュでしょう。wikiで調べればわかるとおり、孤児から大変な時代を経て歌手として大成したようで、そのアナロジーでサラもいろいろ大変だったということもうかがえます。

 懺悔というか告解をしている…というか場所的にカトリック教会でプロテスタントではない、という意味においてあの場所が黒人社会で分断されたアメリカでは下層の場所であるというのも読み取れます。そしてサラはそこから成りあがって上流クラスの店でうたっている、従業員は黒人であるということです。

 また、ヒロイン、ルジュへの感情はレズビアン的なものを感じます。男と情報収集のためにベッドを共にする苦痛も同時に彼女が弱い立場なのもわかります。
 ヴァイオラがヴァイオレットならLGBTQ的に言えばピンク×ブルーですから苦痛は言い過ぎかもしれません。あの球体が虹色だったので色に意味がある可能性は高いと思います。ちょっとこの辺の象徴はうろ覚えなので後で調べます。

 で、途中アジモフコードという単語が出てきました。人間には逆らえないということで、これはアシモフのロボット三原則のことだと思われます。ただ、後の会話から言って、ルジュとインモータル9はこの三原則に対して特殊性があるのかもしれません。

 明らかにブレードランナーのレプリカントを意識した設定だし、アジモフコードはアシモフのロボットものからの引用ですので、その辺を読んでおくと(ブレードランナーは映画がいい)良いと思います。

 で、ドラッグのアナロジーとしてあの薬ですね。マフィア的取引の現場もありました。

 黒人×レズビアンでかなり露骨にポリコレを全面に出しているので、既に2人の始末が終わっているなら、7人ですからね。レインボーカラーを意識しているのか、ポリコレについてのメッセージをたっぷり入れる可能性は高いでしょう。というか、アシモフとかリドリースコットのガワをかぶった、ポリコレ作品の可能性はあります。

 メタリックというのは色を持ちませんので、その対比として色=多様性を配置するという構図でしょうか。今は赤いですがきっとそのうちメタリックになるのでは?今の彼女はレッド=ルージュということなら、やっぱり色に意味はありそうですね。なんかアクセルワールドみたいな感じですけど。
(調べたら、勝手な定義が多くてよくわかりませんでした。本編進んだら考察します。)

 人造人間=非支配階級あるいは非差別階級だとすると、まあ、設定というか世界観はわかりますけど…その辺もブレードランナーかな。


 初回は…うーん、思っていたよりもアクションよりだし、既視感のある展開です。分断の描き方もステレオタイプではあります。ただ、真面目にサイバーパンクSFをやるなら、ポリコレに終始せず、ぜひ人造人間の生きる目的や使命、アシモフの三原則と人間の定義、不死などの問題まで切り込んでほしいと思います。 {/netabare}



2話 ルジュは人を殺せるのか?記憶を失っているのか?という問題提起回かな?

{netabare} 地球と火星の2つの殺人事件。赤い人影と言ってます。ルジュが悪い奴を追っているというセリフを言ってますので、ルジュとは違う人造人間かもしれません。ただ、殺人の為に移動しているとも考えられますけど。
 OPのテーマ曲が「Rouge」でEDが「Scarlet」で2種類の赤です。同型機かもしれませんし、ルジュの2面性の様な気もします。

 何をしに来た?と問われて「悪い人を追って」と思わず答えて、ナオミが慌てていました。この段階でルジュにはアジモフコードが入っていることがわかります。あとの「言われたことしかできない」というセリフは余計でした。ここが省略できる勇気があるといいんですけど。

 一方でアジモフコードが入っていると人が殺せないという説明もありました。つまり、殺人事件があってルジュにはアジモフコードが入っている。だから殺せるわけはない。だけど、赤い機体が2つの殺人を起こした。これはどういう謎なの?というのが2話の謎かけですね。

 子供の扱いのところでチョコレートを渡したことで、ルジュは学習しているようにも見えます。あまりに幼いルジュの描写から一旦リセットされたような設定なのでしょうか?もとの記憶が表出すると殺せるようになるとか?

 侵略者との戦い方を知らないのも、そのための人造人間のはずなのに…という謎かけな気がします。

 なんか老人の修道女がテンプレすぎますし、あの老夫婦の人造人間に対する態度もちょっとありきたりかな。話はいいんですけど、キャラの演技というか言動が古臭いのがちょっと気になる以外はいいんじゃないでしょうか。

 心配してたポリコレ要素はなくて良かったです。{/netabare}


3話 あらゆるものが既存の借り物なのはしょうがないとしても、何かとんがらないと。

{netabare} 宇宙開発のための人造人間の悲哀は「ブレードランナー」、成長しない子供やロボットの団結は「鉄腕アトム」「メトロポリス」など手塚作品、そしてアシモフのロボット3原則をどう欺くかは人間の定義を変えてしまうことでしょうね。アシモフ自身が描いているし「新世界より」の愧死機構も全く同じです。何が言いたいかというと新味がないですねえ。

 喧嘩の原因、登場人物の言動、人造人間社会の描き方…全部テンプレというか陳腐です。うーん…1話が面白かったので期待したのですが…

 それとロボット3原則(アジモフコード)の前提は少なくとも解説が必要では?アシモフの原作だと陽電子頭脳の構造というか設計そのものにコードが組み込まれているので、ソフト的に改変が出来ないという点があるはずです。逆にここがソフト的に入れ替え可能ならテーマになるか?という問題があります。「Vivy」の「使命」についての定義が作中この点であいまいだったのであの作品は損をしていたと思います。

 それをなぜインモータル9は回避しているか、ですね。戦闘用であるということで回避できているとするなら、アシモフのロボットに準拠していないということでその辺の説明は必要でしょう。思い出すのは「パトレイバ―」のグリフォンがOSが旧来のパトレイバーと違い規格外の性能を発揮するとかありました。ただ、設計上の違いだけだと浅いなあという印象ですけどね。

 うーん…センスオブワンダー、テーマ性、ストーリーライン、キャラの魅力…どこかに何かがないと人気と言う点で厳しいかもしれませんねえ。再び「Vivy」を出しますが彼の作品もSF初心者には決してやさしいとは言えない設定でしたが、キャラとストーリーは魅力的でしたから…

 今時ですから、あらゆる要素が既存の借り物なのはしょうがないとしても、何か尖がらないと。

 それと作画すごいと思ってましたけど、結構気が抜けてきました?人物があんまりよくないなあ…{/netabare}


4話 ルジュの描写が不足、エピソードが軽い、演出が良くない。

{netabare} ルジュがヴァイオラの歌が好きで殺したことを悩んでる…みたいな描写ってありましたっけ?それとルジュの心の動きがわからないです。エピソードの積み上げがありますが、彼女の正体も内面もとっかかりが無い状態で、いきなり成長あるいは決心を見せられてもポカーンとしてしまいます。

 うーん…テーマがあって何かを描いているのはわかります。が、肝心のルジュのキャラとこれまでのエピソードの一つ一つが軽くて、物語り世界に入り込めないんですよね。

 場面転換があってエピソードが区切れている割に一つ一つの意味性が見えてきません。あとから振り返る仕掛けや種まきがあるにしても、弱いなあという気がします。

 あと演出ですよね。注射刺されるシーンの間抜けさはなんですか?群衆に取り囲まれるシーンの迫力の無さはなんでしょうね?カーニバル的なものはなかなか雰囲気を出してましたけど。

 ナオミももしかしたらネアンかも…と思わなくはないですし、身体能力から言って違ったらかえって不自然な気もします。

 うーん、どうしちゃったんでしょうか。作品の是非としては全話見ないと論じられないにせよ、テレビ1クールで12、3話の企画として成立してますか?と言う気がします。{/netabare}


5話 世界系も入れてくる感じ?簒奪者は新しい人類の何か…的な?

{netabare} コードイブですから、多分ネアンが新人類となって人類に置き換わる的ななにかなんでしょうか。機械生命的なものなのかもしれません。インモータル9は簒奪者の技術で作られたもの?それを模倣してアシモフコードを組み込んで作ったのがネアンかもしれませんね。コードイブでアシモフコードが解除されるのでしょうか。

 一方でインモータル9のアシモフコードの扱いが不明です。その点、ルジュの記憶がどういういきさつでインストールされているのかがストーリーになってくるのでしょう。要するに「ナデシコ」のホシノルリなんだと思います。彼女の人格にどういう制約をしているのか。

 とまあ、見ながらおぼろげながらに思ったことですが、現状、ちょっと考察が面倒で行きつ戻りつ見てません。
 なんというか…エ95年~2005年くらいのSFアニメっぽさってワザとなんでしょうか。ロボット・AIものとしてのテーマに見せかけて、世界系の匂いがものすごいしますね。その辺ボンズ25周年ということと何かあるのでしょうか?

 作画に関しては記念作品でこのクオリティでいいの?とは思います。私は話は最後まで見ると思いますので、がんばってほしいです。総集編とか来ても驚かない感じになってきてません? {/netabare}


6話 SFかなんちゃってSFか。ここからかなという感じです。

{netabare}  今までルジュが暴力をふるえたのって、ネアンの場合の他、相手が武装している場合かなと思っていたので、一般人を殴れるのっておかしいよなあ、と思っていたら、最後にちょっと展開がありましたね。

 6話は面白かったのではないでしょうか。ただ、1エピソード毎の展開が飛び飛びなのが、どうでるか、ですね。

 SF作品の醍醐味って「無駄がないこと」だと思っています。アニメだから遊びの部分もあるでしょうが、あの話の意味はこうだったのか、どころか場面やセリフの隅々まで驚きを入れられるかでしょう。それを演出と勘違いしてなんちゃってSFにする人も多いので本作はどっちにでるか、ですね。展開から言って、ここからでしょう。 {/netabare}


7話 SFっぽくなりましたね。敷居が高すぎる気もしますけど。

{netabare} ああ、やっとSF的な展開になってきましたね。ハビダブルスペース…ハビダブルゾーンというのは、地球と同じような環境の星の事で、この場合はテラフォーミングの結果のことですね。基本生命活動のための水が存在するのが重要要素です。そこをネアンにやらせるというのが、ネアンの為になるのか、侵略者のためになるのか。

 今のところ、色んな要素は見えているんですけど、ルジュとアシモフコードの間に葛藤が無かったので、テーマと言うかルジュの設定が見えづらいのが最大の欠点ですね。戻って考察すると見えてくるのかな?とも思いますが。

「2010年宇宙への旅」のエウロパのような感じを想定しているのでしょうか。地球外知的生命からの試練なのか、それともネアンの新人類といしての独立の話なのか。
 実は「水星の魔女」でSFとして物足りない部分がこの部分だったので、本作はその点で期待があります。

 もちろんアシモフが入りますし、ブレードランナー(フィリップKディック原作だけど別物)など、いろんなSFの要素が見られますので、気合いが入った脚本なのかもしれません。

 しかし、これはついていくのに力がいりますね。6話でオヤっ?で、7話でやっとという感じです。総集編あるいはゼロ話を作って、解説をした方がいいのではないでしょうか?それか「なぜなにナデシコ」(古いか。ニーアオートマタのおまけみたいなやつ)を付けた方が良かったですね。

 ここにきて、やっと好感がもてました。やりたい事もおぼろげながら見えてきました。ただ、SFを楽しむのは好奇心と柔軟性と忍耐と読解力がモノをいいますので、ハードルは高いです。

 本来、最後のカタルシスで世界観やテーマ性を見せるのも優れたSFのやり方としてはありなんでしょうけど、今のアニメでやっていいのかは迷いどころです。

 まあ、やっと1話に戻って考察しようかな、というモチベーションが出てきました。後付けでもいいから工夫して敷居を下げたほうがいいと思います。{/netabare}


8話 コードイブと解放がテーマならスタートラインもいいところです。

{netabare}  もしコードイブというかアジモフコードからの解放のためのバトルが主要なテーマなら浅すぎます。噴飯ものといっていいでしょう。自由と使命の問題なら実存主義的な自由の奴隷問題があるでしょう?進撃の巨人でも出てきたみたいですけど、今更ですよね。そのテーマは1960年代の話です。(ただし、人類の普遍的なテーマでもあるし、現代の実情とあっているので視点それ自体は悪くはないですけど)

 コードイブはスタートでしかありません。構造主義で我々は哲学的に非常に窮屈な檻の中に閉じ込められました。そこからシンギュラリティの先にあるAIや量子コンピュータとの共存によりどういう世界に向かって行くのか?がないと話になりません。私が「ビートレス」「VIVY」「ユーレイデコ」を評価する理由はアニメと言うエンタメの中に、その未来への提言があるからです。「Do It Yourself」も方向性は違いますがAIと対比したときの人間がテーマでした。

 本作のコードイブはスタートラインでしかありません。アシモフのロボットシリーズの中ですら、ダニールオリバーは第零法則を人類という総体を定義することで心理歴史学という概念を進化させました。それは1985年の作品です。
 出生の秘密とか記憶とかそういうギミックはどうでもいいです。それはサイドメニューであって、メインディッシュではありません。

 せっかくアシモフのロボット3原則をテーマに入れるなら、せめてそこを乗り越えた人類の未来を見せて欲しいです。それがないとSFの意味がありません。もったいぶってこれで終わりなら最悪です。期待をいい意味で裏切って欲しいと切に願います。 {/netabare}


9話 世紀の凡作になる気が…ぜひ素人考えをあざ笑うどんでん返しをお願いします。

{netabare}「サクガン」「咲う…すん」以上の凡作になってしまうのでしょうか?この話でもしアシモフコード=ロボットの解放だけの要素だとすれば半世紀くらい時代遅れの話です。SF映画史上最大の名作「ブレードランナー」で十分です。あるいはアニメなら「鉄腕アトム」とか「メトロポリス」でいいでしょう。

 またイモータルナインつまり不死属性にテーマ性がない設定だけの気もしてきました。そもそも「9人」に意味性が無ければ前半のドラマは設定紹介だけの話になってしまうし、あの刑事的な人も何のためなのか分かりません。

 べき論になりますが、9という数字が何かを象徴していてそこにテーマ性がなければ話になりません。せめてギミックでいいので9に意味性を持たせるべきでしょう。そこが今のところ全く読み取れない状況です。

 宇宙人の使い方もなあ…人類と道徳・倫理というか脳の構造が違うことに起因するような思考方法の特異性がネアンの設計に反映している感じでもないし…彼らが直接出てきてしまうと、ネアンとか人類とかの戦いが茶番に見えますよね…
 
 テーマは置いておくとして、エンタメに振って、凝りにこった伏線とかどんでん替えしを狙っている感じでもなく。アクションシーンに見たことがないような驚きもなく、キャラ萌えや感情移入も出来ない感じだし…うーん…

 真面目に作品を作りすぎているのかなあ?だから古臭い分かり切ったテーマしかできないのかなあ。SFならもっと面白がってくれていいんですけど。既知のSF的データベースを見せられている感じでセンスオブワンダーがないんですよね。

 SFは新しさですからね。テーマがAIとか量子コンピュータ、あるいは最新の宇宙論に注目せざるを得ない現状はあると思いますけど、社会問題と絡めれば新しさは作れると思うんですけどね。

 ということで、あと3~4話くらいでしょうか。いい意味でこの感想をあざ笑うかのようなすごい展開であって欲しいです。{/netabare}


10話 「冷たい方程式」を連呼するのは恥ずかしいからやめてほしい。

 結末まではつきあいますけどね。「冷たい方程式」って連呼するの止めて欲しい。共感性羞恥で死ぬかと思いました。
「冷たい方程式」SF好きの中では「超」がつくほどメジャーなSF短編です。スノビズムにしても中途半端すぎでしょう。私が本作から「冷たい方程式」になりそうでした。

 ただ、ちょっと思ったのが本作の「古さ」を紐解くと、「SFは死んだ」とか言うテーマが出て来るかな…と思ったりしました。そこに行き着ける可能性にちょっと期待が出てきました。9…インモータル9がそこにかかってくるなら「やられた!」と脱帽できそうな気がするんですが、どうでしょうね?

 それとだからと言って、深くなるかというとちょっと疑問ですけどね。



以下「冷たい方程式」のネタバレ
{netabare} 少女が宇宙船に密航しますが、宇宙船は燃料がぎりぎりです。どう計算しても無事に着陸することができません。結果的に少女はエアロックから…という話です。
 本作の中のような強制的に放りだすという意味ではなく、パイロットが最善を尽くすのと、少女が家族と交信する便宜を図ったり、そういうヒューマンドラマが涙を誘う名作です。{/netabare}

投稿 : 2024/04/04
閲覧 : 1039
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19

わらび餅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

視聴者を無視した監督自己満足アニメ

2周してでの感想です。

キャラデザ、声優、映像、音楽は素晴らしいのに、ストーリー構成がとても残念でした。

情報(キャラ、組織、設定)が多すぎる割に、ストーリー展開が駆け足だったので2倍速でアニメを観ている感覚でした。更に合間に寒いギャグが挟まれると情報を処理しきれず疲れるだけでした。

主人公のバディ(ナオミ)に魅力が全く無いのも残念でした。自分勝手な行動が目立ち過ぎて、不快な気持ちになりました。共感も出来ないし、ただただヘイトを集めるだけのキャラクターでした。

めちゃくちゃお金をかけたインディーズアニメっていう印象で終わりました。

投稿 : 2024/04/04
閲覧 : 164
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1

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

突然キカイダーになられましても

ボンズが制作したオリジナルアニメ

「ラーゼフォン」以来の出淵裕氏が原作で
始まる前からみる気が失せたんだがw

おんにゃこの変身バトルが
ボーグマンのアニタ・ファームから大好物だから
毎週まほあこの余韻を壊して頑張った(*´ω`)

第1話は火星で主人公ルジュが
インモータルナインの一人サラと対決する話なのだが

ネアンと呼ばれる人造人間の生態や立ち位置と
キャラの相関性を一気に見せてくるので
リア帯で見たら猛烈な頭痛が起きてきつかった

この作品の主戦テーマが自由というワードで
ネアンはアジモフコードと言うセキュリティが働いていて
人間に攻撃できず使役することが主

インモータルナインの一人シルビアは
ネアンの自由を掲げて後半ルジュと戦うんだけど

自由の解釈が明確じゃないから
テーマとしての強制力が薄いんだよなぁ~

主要登場人物ほとんどネアンな時点で
埋没してしまっているように思う

細かい所だけど前半ではネクタルという
固有のエネルギーを摂取しないと
ネアンは機能停止するのに

後半はネクタル打ってなくて
人間と同じ食生活しているしw

食べ物にネクタル入っとるのかな

キャラの名前がいちいち細かくつけていて
覚えにくいからホントにルジュとナオミ以外は
正直覚えていないw

ラストのオチがタイトルになるんだけど
ルジュはシルビアとの戦いでコアであるイドを奪われたので
ナオミのイドを代用してという流れで

精神融合してキカイダーメタリックルージュに
なるんだけど

その前のシーンがサスペンス劇場の
犯人ネタ晴らしを長々見せられているので
燃え滾る以前にそうですかとなるんだよね

来訪者と簒奪者という謎の宇宙生命体勢力あるんだけど
これナオミが来訪者側のネアンという設定以外
機能していないよなぁ~

最終回で申し訳程度に簒奪者が動くけどw

私はバブルガムクライシスみたいな作品を期待したのに
井上敏樹ライダーとか出来損ないのキカイダーとか
SF中途半端だから余計寒くなるわ

投稿 : 2024/04/04
閲覧 : 129
サンキュー:

7

猫好き さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

すべてが時代遅れ

ボンズ制作のオリジナルアニメ。22世紀、火星でネアンと呼ばれる人造人間が政府に反政府活動を展開する。それを追うルジュとナオミのコンビの物語

話自体は嫌いじゃなかったから最後まで見た

久しぶりにまっとうなSFをベースにしたお話、、、と言いかったものの、あちこちに前世紀的な設定の古臭さを感じてしまう。特に、ネアンには人間に危害を加えることができない「アシモフコード」が組み込まれって、これは1950年代にアイザックアシモフの提案したいわゆるロボット三原則のこと

このアイディア自体は、60-70年代のサブカルや鉄腕アトムをはじめとする日本の漫画にも大きな影響を与えたけど、もう使い尽くされたアイディア。AIベースのドローン兵器が進化し続けている現在、いまさらこれを元にする話は古臭さしか感じない

では、美少女メカアニメ物なのかといえば、今だともうそれ自体が80-90年代アニメじゃないですか?って分野。完全に割り切って男の子の妄想ハーレムにでもするか、百合なりブレイバーンみたいなイロモノでひねりをくわえでもしない限りなかなか難しい

作画自体は割とよかったんだけど、気になったのが前世期のアナログテレビみたいな色彩パレットなこと。前半は火星での話だから赤茶けた色なのかもしれないけど、20世紀のアナログテレビで使われていたような色彩パレット。これはもう絶対にやめるべき。見た目からしてものすごい古臭いアニメに見えしまう

それと、声優が英語映画の吹き替え風なのがいまいち。人造人間だからなのか、はたまたSF洋画っぽくしたかったのか分からないけど、気張りすぎた話し方で見てるこっちは白けちゃった

SF自体は嫌いではないので、本当はもっと褒めてあげたかったんだけど、苦言が先に出ちゃうのが不思議。とにかく今の時代にどうしてこの脚本が通っちゃったの?って疑問しか出てこない

もう少しなんとかすれば化けたような気がする分だけ残念

投稿 : 2024/04/01
閲覧 : 122
サンキュー:

3

いんゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

鳴り物入り

なんか色々すごい方々が集まった作品と聞いて、鑑賞しました。

ですが、あまり引き込まれる面白さも無く、途中で見なくなってしまいました。

そもそもロボットどころか戦闘シーンに興味が無くてごめんなさい。

評価の平均が3.1だと☆が3つ半になるので、どうにか3以下になるように致しました。

投稿 : 2024/03/02
閲覧 : 206
サンキュー:

2

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

可愛いヒロインのサイボーグバトルアニメ。

一話視聴
あまり情報がなくまだ物語をあまり理解できてない。
火星を舞台としてアンドロイドと共存している世界観。
世紀末風な少し暗い雰囲気。
ヒロインがサイボーグみたいなのに変身して戦う。

全体的に作画はよく戦闘シーンも迫力あった。
キャラデザも可愛い。

これからの展開しだいではいい作品になるのも期待できる。
このまま世界観あやふやでバトルするだけだったら残念。

五話視聴
んー、なんというか微妙という言葉に尽きる。
物語が単調と言うか、盛り上がりに欠けるしこのアニメの
個性とか強みみたいなのがない。
そして伸びしろがないようにも感じる。
かといって、ここがダメってとこもない。
ようは微妙。

投稿 : 2024/02/22
閲覧 : 188
サンキュー:

3

ネタバレ

てらし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

最後まで見て面白かった!となるかどうか

6話まで
お話としては纏まっていたと思います
ジャロンがただの快楽○人者なのか目的があるかで今後の展開も変わってきそうです
黒幕の指示で動いているのかは分かりませんが、ジャロンを倒したら父の無念を晴らして終わりってことはないでしょう

実はナオミが守護局のエージェントだったという引きで物語の半分が終了しました
ペアのどちらかが偽物か裏切者なのでは?という視点で見るとアリスとアイス、2話から一緒の老夫婦、もしかしたら守護局の人と相棒ネアンも含めて怪しく見えてしまいます
特に老夫婦の婦人の方はジャロンに見逃してもらってますから、あそこを運良く助かったと捉えるのはやや無理があるでしょう
戦闘は一応理由と筋が通ってたので今までよりはマシだったかなと
次から地球を舞台に後半戦ということになりそうで、ここから怒涛の展開を期待したいです
もっとスピード感が欲しいし、アクションも増やしてほしいですね

5話まで
{netabare}何かよく分からんくなってきた
コードイブはネアンの最初期データでアジモフコードが無いデータとか?
ルジュから抜き取ったのではなく単にコピーしただけかもしれませんが、今後ルジュの行動に影響はあるんでしょうか
変身とバトルは普通に出来てましたけど

ルジュの記憶はユングハルトによって改竄されたような見せ方になっていて、いかにもユングハルトが黒幕っぽい描かれ方に
インモータルナインは父の負の遺産で父を○した敵というのもウソ情報なんでしょうかね
インモータルナイン排除とイド回収に何らかの意図があるのは間違いないでしょうが

エデンがしれっとルジュの記憶に出て来ているので、エデンが最初のプロトネアンなんでしょうか
エデンの次に産み出されたプロトネアンがルジュ?

人形使い師側はコードイブさえあればインモータルナインもイドも割りとどうでもよさそうで、関係性は薄そう
糸の切れた人形とかいかにも思わせ振りな描写です
やっぱりアジモフコードが目的なんでしょうか
簒奪者と繋がっていたりもして、別の勢力っぽい

今回は色んな謎をバラ撒いて終わったという印象
でも現状一番怪しいというか謎なのがナオミですね
表向きは任務の為にイド回収を優先してるけれど、もしかしたら別の思惑があるのかも
ナオミがメインキャラという立ち位置に値するだけの役割を持っているのであれば、ただのエージェントってことは無さそうだし
どちらにせよ、もう数話見ないことには分からんですねコレは
そしてバトル
作画はかなり力入ってましたけど、何というか展開が展開だけに乗り切れないというか
1話からそうなんですけど、絶対に必要な戦いというより、単なる後始末のように見えてしまう
これが狙い通りならいいんですけど{/netabare}

4話まで
{netabare}一応お話としてのパズル、今までを見返したらああ、アレはそういうことだったんだなって組合わさっていく感じは分かります
言動の意味であったり、前後関係の辻褄は合わせてあるんだろうと思います
ただ各キャラの心理描写、各エピソードにおける描写が弱いので、出来上がる図がどうしても弱い
まだルジュの心理描写を丁寧に追える作りであればそれメインで見ることが出来たかもしれませんが

サラもアフダルもユバルもルジュも作り手の言いたいことが十分伝わっているキャラなんでしょうか?
情報を小出しにする分、今は見せられない箇所があるのはいいにしても、それらが出揃った時にルジュやナオミやインモータルナインやネアン達に感情移入出来る時がくるのか?
という意味で不安に感じます
今後の展開で面白くなることに期待したいです

バトルの作画は良いと思いますが、もっと見せ方に工夫がほしいです
プロトネアンの個別の特殊戦闘形態という設定も変身して3分以内の決着で持ち味を活かしきれているようには見えず、現状バトルが添え物みたいになってる感は否めないです
あまり重要でない2話の戦闘が一番自由に好き勝手動かしてて、一番クオリティが高いというのも
アクションバトルを売りにするのであればやはりvsインモータルナインにこそその労力を割くべきではないかと{/netabare}

3話まで
{netabare}基本的に説明のための回だと思いますが、本当に説明だけしたらこうなっちゃう、という回

幾らでも広く深く描けそうな設定ですが、フレーム内に何もかも収めようとしているためか、世界もお話も広がりを感じられません
キャラのセリフも言わされてる感が凄いです
こういう内容こそ作品やスタッフの持つ地力が試されると思うんですが
情報を撒くだけでなく、この先どうなるんだろう、舞台の裏に何が潜んでいるのか、この世界を知りたい、ネアン達は何を考えているんだろう等、もっと作品に食い付かせる工夫が欲しいです

4話はおそらく派手な展開やアクションシーンを入れてくるのではないかと思います
ここが一つの区切りになるかと{/netabare}

2話まで
{netabare}1話はもう、これがボンズだよな~て感じの内容
作画が良い以外に何も印象に残らなくて
仏作って魂入れずを地で行くような

2話は割りと普通に見れました
新キャラのお披露目と伏線撒き世界観設定説明のための回なんでしょうけど
主人公2人、祖母と兄妹、夫婦とネアン、ジャーナリストとカメラ、医者(と患者)、それぞれに組み合わせと独自の関係性があり、その組み合わせを展開に合わせて巧く連動させていたのではないでしょうか
商社マンらしき人物もウォーマシーンが出た時の反応を見るに何かしらありそうな気配
話の展開そのものはちょっと雑じゃね?とは思いましたが、まだ許容範囲

アクションはさすがのボンズクオリティですが、昔の戦争の残骸である自律型兵器が相手であり、格闘漫画で言う試し割りや試し斬りを見せられてるようで主人公の戦闘力を再確認するだけのシーンに
このクオリティで1話の対人バトルをやれば良かったのでは?と思ってしまいます

今のところまだまだ情報を小出しにしている状態で
ルジュとナオミが物語をガンガン引っ張って行くキャラではないので、展開や掴みという点ではやはり弱さを感じてしまいます
とりあえず3話4話次第といったところでしょうか
ここから盛り上がって行くのを期待したいです
ポリコレ要素とかそっち方面に行くのであればどうしようか考えちゃいますけど{/netabare}

投稿 : 2024/02/22
閲覧 : 295
サンキュー:

3

はちごー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

雰囲気アニメ

ガチで雰囲気だけ。高作画を見たい人はおすすめ。

投稿 : 2024/02/16
閲覧 : 170
サンキュー:

3

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メタリックルージュのストーリー・あらすじ

ボンズ×出渕裕がおくるバトルアクション最新作 人造人間たちが運命をかけて闘う驚異のテック・ノワールSF誕生! 『交響詩編エウレカセブン』のアニメーション制作会社ボンズと『機動警察パトレイバー』のメカニックデザイナーや『宇宙戦艦ヤマト2199』の総監督を務めた出渕裕が『ラーゼフォン』以来、19年ぶりの再タッグを実現! 監督は『キャロル&チューズデイ』『スーパー・クルックス』の堀元宣が、キャラクターデザインは『カウボーイビバップ』『血界戦線』の川元利浩が担当するなど、最高峰スタッフが結集し、壮大なテック・ノワールSFを作り上げる。 ボンズ設立25周年記念作品のオリジナルアニメ『メタリックルージュ』は2024年1月、世界に放たれる。 人間と人造人間が混在する世界―― 人造人間の少女・ルジュは、バディのナオミと共に、火星である任務にあたっていた。 それは、“政府に敵対する9人の人造人間の殺害”。 人造人間の少女・ルジュの戦いの物語が始まる――。(TVアニメ動画『メタリックルージュ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年冬アニメ

スタッフ

総監修・シリーズ構成:出渕裕
監督:堀元宣
キャラクターデザイン:川元利浩
特技監督:村木靖
グラディエーターデザイン:竹谷隆之 篠原保
メカニカルデザイン:平尾朋之
プロダクトデザイン:宮武一貴
セットデザイン:武半慎吾 石津泰志
コスチュームデザイン協力:山田章博
美術監督:海老澤卓也
色彩設計:梅崎ひろこ
撮影監督:池上真崇
3DCGスーパーバイザー:今義和
3DCGディレクター:内田大樹
設定考証:堺三保
文化考証:柴田勝家
音響監督:山田陽
音楽:岩崎太整 yuma yamaguchi TOWA TEI
アニメーション制作:ボンズ

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