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「ダンジョン飯(TVアニメ動画)」

総合得点
75.8
感想・評価
289
棚に入れた
973
ランキング
769
★★★★☆ 3.8 (289)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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ダンジョン飯の感想・評価はどうでしたか?

CfrzK48306 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白いは面白いが二期前提で半端に終わったのが気になる

まず、良く言われがちなのはこの作品は見る前に浮かべるであろう想像とは大きく違う作品って事です。

「異世界食堂」のような異世界グルメものと思いこんで視聴した人が多いようだが、実際はバリバリのファンタジー冒険作品。
確かに魔物を調理して食べるというテーマはそれなりに大きなウェイトだとは思う。
しかしそれよりも伝統的なファンタジー世界でのダンジョンでの剣と魔法の冒険。
まあ、面白い。

ただ、半端に終わって二期に続くらしいから。評価は無難なものにしておきます。

投稿 : 2024/11/21
閲覧 : 19
サンキュー:

4

ネタバレ

サルモネラ菌 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見る前と見た後ではだいぶ印象が違う作品

ほんとに面白かったです。
2クール目とか一日で全部見ちゃいました。話が進む事に物語が重厚に、壮大になってただのグルメ漫画ではなくなっていきます。
どんどん下の階層に潜っていくワクワク感は、少し
メイドインアビスを彷彿とさせます。
グンと面白くなるのは11話くらいからのレッドドラゴン編からで、そこから面白さがずっと上がっていきます。
マルシルがすごいいいキャラでした。
きゃっ とか わっ って時の声がほんとに好きです。
シリアスな時でも、しっかりギャグは挟んでくれるので安心して見れます。
2期がすごい楽しみです。

投稿 : 2024/10/19
閲覧 : 51
サンキュー:

5

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ま、どっかの大穴といい、穴ぐらに潜ってくヤツらはまともじゃないわな(誉め言葉)

そうさのぅ、私がはじめてダンジョンに潜り始めたのはいつのころっだたかなぁ・・・。
どっかのトレボーとかいう狂王の招へいに応じて、ワードナとかいう魔術師を倒しに行ったのが最初だったかなぁ・・・。

あれは当時の私にとってはなかなかにハードな冒険でなぁ、マッピングを繰り返し、全滅を繰り返し、レベルを下げられ、ひどい目にあったものだ。
おかげで、ダンジョンの最適ルートは今でも記憶に残っているほどじゃw。

だが、宝箱開けての「何が出るかな、何が出るかな~」が楽しくてのうw。
「村正」「手裏剣」が出るまでどれだけの時間がかかった事やら。

そして、最後の決戦であっという間に魔術師の爺さんを倒したのも、今となっては良い思い出じゃ・・・。

挙句に、もらえたものは>とどこで使っていいか解らないお金と家来(親衛隊)にしてやるぞとのお言葉・・・。

この後も引き続き類似のダンジョンに潜り続けることになる・・・と。

まぁ、繰り返しになるが私も含めてダンジョンに潜る奴なんて、まともじゃないんじゃよ・・・ほっほっほ。



さて、茶番は終わりにして、今作です。
まぁ、茶番で述べたように幸いこっち方面には適性のある視聴主ですので、大変に面白く、なんなら「あるある」も感じながらの視聴でした。

物語は、ダンジョンに潜る目的「前半も後半も含めてファリンの奪還」と
必然&趣味趣向「飯を食う≒モンスターを狩って食う」の2軸があり、これが物語中に出てきた卵のたとえの様に、時に目玉焼きになり、時にオムレツになり、時にいり卵の様になりで、ハイブリッドに進行していきます。

タイトルネタになっている「ダンジョン飯≒ダンジョンで食う飯」だけに特化せず、かといって無用なノイズにもならないいい塩梅で「目的」との共存に成功していたと思います。

この期の終盤でも、この物語の軸は大変わりをしておらず健在です。
さらに、少し大きくダンジョン自体の存在にまでお話が及び始めましたが、ここら辺は、まだまだ解像度は低い感じです。

作画については、元々の絵柄の「ゆるみ」みたいなものはありましたが、特に問題はなく、しっかりとカッチリと描かれていたように思います。
安心して視聴することができました。
ただ、苦手な人だと「嫌だな」と思われるところもしっかりと描かれているので、ここら辺は注意が必要かもしれませんが、まぁ、大丈夫でしょう。

声優さんも特に問題はなかったですかね。

キャラとして特に好きと言う訳ではないのですが、チルチャック役の泊 明日菜さんは上手に演じられていたかなと、印象に残りました。
子どもの様でもあり、オッサン臭さもある、冷静なようで、沸点も低め、仲間思いの様で、ドライでもあるいろいろな要素を含んだキャラを上手く演じておられたように思いました。

マルシル役の千本木彩花さんも好きでしたね。
このキャラクタもいろいろな感情、表情を見せてくれるキャラで、こちらも大変うまく演じられていたと思います。

音楽は好きでしたねー。
ケルティックな始まりから、どこかの青春アニメの様な始まりのOP好きでしたし、どっかのスパイ家族のにも合いそうな感じのOPも好きでした。
ワクワク感もあり、バックの絵と共に見ていると楽しかったです。
EDは単体ではそんなに印象の残るモノではない気もしたのですが、作品視聴後に映像と合わせてみると安心できた気がしています。

キャラクタは、そうですねぇ。
パーティメンバーはやっぱり安心して観ていられますね。

好きなランキングで言うと、ダントツでマルシルなんですけどね。
何しろ表情や感情が多彩で面白いです。

イヅツミが加入してからは、こちらもちょっと気になります。
こちらはまとまり感という意味ではまだまだなんですけれども、これからいろいろな面で変化していくであろう姿を見るのが楽しみに思っています。

ファリンもいいキャラっぽいんですけど、まだあまりわかりませんね。
ふわふわキャラながら芯の強いところもありそうなのですが、現段階では・・・登場機会が少なくて。

センシも今期の最終盤では過酷な体験をしてきている事が明かされましたが、食に対する執着と「生きる」という点にこだわる理由がはっきりしましたね。
しかし、まともな感覚であればおかしくなっても不思議では無い体験です。

そして、ライオス。
こいつは、とおして観た上で総合的に判断すると・・・かなりヤバい奴ですなw。
一見、フツーに見えるからさらにやべぇ。
レビュータイトルにある「まともじゃねぇ」が一番しっくりきています。
仲間に度々ドン引きされているのも無理はないって感じです。
とは言え、そこと同じくらいいい所もある(のだろう多分)ので、なんとか成り立っているパーティなんだろうと思っています。


あと、袂を分かったキャラ達も絡んでくるのはいいですね。
出会いと別れは冒険の必須要素ですから。


個人的には今期について言えば、前半の方が好みでしたかね、後半も面白いですし、物語としては必須なんですけど、シリアス度が少しアップしていましたので。

ただ、物語としては、まだまだ先がありそうな感じです。
ファリンには未だ手が届かず、第三者の介入も始まってきた様です。
既に次の期についての公式なアナウンスも出ているそうなので続きを楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2024/09/24
閲覧 : 156
サンキュー:

29

ネタバレ

あにめ酒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全部大好き

さすが!動きが良いですね〜ところどころトリガーっぽさが出てます。
ストーリーも難しくなく酒を飲んでても理解出来るので良いですね。ただ、お腹空きますw
あとは子供に見せられそうな所も良いですね、絵本見たいで

※トリガー好きなので評価甘いです。

投稿 : 2024/09/24
閲覧 : 71
サンキュー:

2

ねるる さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:----

2クール目からの展開の面白さが半端ない、冒険×異色のグルメ作品

2024/04/27 原作未読 17話見てのレビュー

17話までやって一気に面白さが加速した。
1クール目より物語に深みが増して、色を変えた面白さが展開されてる。冒険×異色のグルメに収まらない面白さが溢れてる。
続きが気になりすぎて久しぶりにリアタイで見てる作品。気軽に見れるし、ギャグのテンポもいいし、丁寧な料理描写も良い。GWに原作読破しちゃいそうな予感。

◎視聴後レビュー
1話見始めた時の印象と24話全て見終わってからの印象だとまるで違う、味わい深い作品。
ダンジョンを冒険するだけでなくモンスターを調理して食べるという面白さと、異種族、魔法ファンタジー要素を絡めた、生きていくための学び、食に対する学びなど様々な学びの要素が多く含まれてる。物語もキャラクターも世界観もすごく練って構成されてる感が半端ない。深い。面白い。

どんなにシリアスになってもギャグも忘れないし、キャラクターが人間味があって素晴らしい。どんなに疲れててもこの作品だけは見たい!ってなる良さがありました。
今後の展開が見逃せないので、必ず続編もリアタイする予定です。お気に入りの作品となりました。

投稿 : 2024/09/19
閲覧 : 306
サンキュー:

26

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

飯を食いながら視聴するべし

最初はダンジョンで飯を食うだけのアニメかと思いきや、まさか魔物を料理して食うなんて、、
予想の斜め上だった。
しかもただのコメディかと思いきや割と重めのストーリーでグロい描写も多々ある。
今後も気になるので視聴予定まさかのダークホースだった。

投稿 : 2024/09/16
閲覧 : 35
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

冒険者パーティーが、魔物を食べながら迷宮を旅する、異世界グルメアニメ。。@1話目

公式情報は©九井諒子・KADOKAWA刊/「ダンジョン飯」製作委員会
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
ダンジョン飯。
それは、"食う"か"食われる"か――― ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた! 命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。 再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。
妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。 「食糧は、迷宮内で自給自足する!」
スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン! 襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:九井諒子(「ダンジョン飯」/KADOKAWA刊)
監督:宮島善博
シリーズ構成:うえのきみこ
キャラクターデザイン:竹田直樹
モンスターデザイン:金子雄人
コンセプトアート:嶋田清香
料理デザイン:もみじ真魚
副監督:佐竹秀幸
美術監督:西口早智子 錦見佑亮(インスパイア―ド)
美術監修:増山修(インスパイア―ド)
色彩設計:武田仁基
撮影監督:志良堂勝規(グラフィニカ)
編集:吉武将人
音楽:光田康典
音楽制作:KADOKAWA
音響監督:吉田光平
音響効果:小山健二(サウンドボックス)
録音調整:八巻大樹(クラングクラン)
アニメーションプロデューサー:志太駿介
アニメーション制作:TRIGGER
製作:「ダンジョン飯」製作委員会

主題歌
OP1:「Sleep Walking Orchestra」BUMP OF CHICKEN
OP2:「運命」sumika
ED1:「Party!!」緑黄色社会
ED2:「キラキラの灰」リーガルリリー
{/netabare}
キャスト{netabare}
ライオス:熊谷健太郎
マルシル:千本木彩花
チルチャック:泊明日菜
センシ:中博史
ファリン:早見沙織
ナマリ:三木晶
シュロー:川田紳司
カブルー:加藤渉
リンシャ:高橋李依
ミックベル:富田美憂
クロ:奈良徹
ホルム:広瀬裕也
ダイア:河村螢
マイヅル:日笠陽子
ヒエン:志田有彩
ベニチドリ:鬼頭明里
イヌタデ:古谷佳乃
シスル:小林ゆう
ミスルン:内山昂輝
ヤアド:村瀬歩
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第1話 水炊き/タルト
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
冒険者のライオスは迷宮の探索中に遭遇したレッドドラゴンに、妹ファリンを捕食されてしまう。脱出魔法で地上へ逃れたライオスたちはファリンを救出する為、再び迷宮を目指す。だが金も食料も迷宮に置いてきてしまっていた……。そこでライオスは、迷宮内で食糧を調達する“自給自足”の冒険を仲間たちに提案する。
{/netabare}
感想
{netabare}
制作はTRIGGERで、そのせいかキャラデザも萌え絵より線が少ない感じで
何となく久しぶりかも。。

日常コメディ系の異世界グルメアニメで
空想の動植物を使った料理や生態を紹介しながら進むところは
「空挺ドラゴンズ」とかが近いけど、それほどシリアスじゃないみたい。。


おはなしはつながってるけど、ざっくり3パートで
はじめはライオス(ライ)のパーティーが、迷宮最深部でレッドドラゴンに襲われ
ライの妹が食べられ、他のメンバーはなんとか地上に生還した。。

ライは妹が消化されないうちに、いそいで助けに行くことにしたら
魔術師のマルシル(マル)とチルチャック(チル)も参加することになった。。

時間が無いので装備や食料をそろえてるヒマがなく
お金がないのとライの趣味で、3人は迷宮の魔物を狩って食べることになって
ゲテモノ嫌いなマルが渋ってたら、魔物食を研究してるセンシが現れ
同伴して、魔物の美味しい食べ方を教えてくれることに。。

はじめに作ったのは歩き茸と大サソリをメインにした水炊きで
美味しそうに食べてるのを見たマルも食べてみたら以外に美味しかったけど
魔物食に抵抗のある彼女のため、木の実や果実を狩ることにしたんだけど
こんどは肉食植物系ので、「人食い植物は嫌」って言いながらも
美味しく食べていた、てゆうおはなし^^



原作者の人があんまり料理にくわしくないのか、わざとなのか分からないけど
「水炊き」って言いながら、タレをつけて食べてなかったり
「タルト」って言いながら、実は「キッシュ」に近かったりするけど
見た目がとっても美味しそうw

でも、人を食べた植物とか、ちょっとグロい食べ物は苦手かな^^

ウニやカキ、貝類とかキノコは苦手だし
小学生の時に、ミミズでスパゲティを作る、とか言う話を読んで
ずっとスパゲティが食べれなくなったりしたこともあったっけ^^;

あと、にゃんは好きじゃないけど、〇国産の養殖ウナギは
家族が亡くなって埋葬費用もない人たちから、安く死体を買って食べさせてる
なんてウワサもあるし、石油を運んだタンクを洗わずに植物油を運んだりして
そういうの使った食品が日本にも入ってたりするかも!?

でも、海の魚とかは何を食べてるか分からないし
水銀やマイクロプラスチックが入ってる、とか言われると
気にしだしたら何も食べれなくなりそう。。

今にゃんたちが食べてる物は衛生的って言われてるけど
抗生物質とか、成長ホルモンとか、添加物をたくさん使ってたりして
意外と危険だったりするかもだから、ダンジョンの魔物の方がよっぽど天然で
それが美味しく食べられれば、実はそっちの方が良かったりするのかも^^;
{/netabare}
{/netabare}
第2話 ローストバジリスク/オムレツ/かき揚げ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
迷宮探索では栄養バランスの取れた食事が重要だと主張するセンシ。ライオスたちは栄養豊富な卵と肉を摂るため、鶏の胴と蛇の尾を持つ魔物バジリスクを狙う。探索中に駆け出し冒険者を襲うバジリスクと遭遇するも、魔物の生態を熟知するライオスはある秘技を炸裂させる。
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめはバジリスクを捕まえる話だったけど
鳥類は恐竜から進化して、爬虫類の一種みたいものだから
ヘビと鳥ってそんなに変わらないみたい
マルはちょっと騒ぎすぎかも^^

あと、冒険者のひとりが毒で死にかけてるのに
センシはバジリスクの丸焼きなんか作りはじめてたけど
あんなに大きな鳥の丸焼きだと、たぶん半日くらいかかると思う^^;


次は、マルが相手にしてもらえなくってすねる話で
最終的に大コウモリとマンドレイクを捕まえ、認めてもらったんだけど
マルがちょっとうざかった。。


最後はダンジョン攻略に出かけたチルが
得意な罠発見や鍵開けを見せるんだけど
自分のゆう事を聞かずに勝手なことをする
料理のことしか考えないライと対立するおはなし。。

にゃんは、チルのこだわりがよく分かって
センシの方がテキトーすぎてウザイ、って思ったけど
おはなしとしては、それぞれに良さがあるから協力すれば良いんだ
ってゆう、教訓になってたみたい。。

教訓はいいんだけど
「肉の代わりにパンはなれない、パンの代わりも肉にはできない
人も飯も変わらない。。」ってゆうまとめは、いらない気がする。。

教訓は口に出すより、見てる人が自分で気付くものだと思うし
その方が見おわった時に考えさせられて、余韻が残って良い気がする。。
{/netabare}
{/netabare}
第3話 動く鎧
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ライオス一行が辿り着いたのは、鎧が立ち並ぶ広間。かつて駆け出しの冒険者だった頃のライオスを、手痛い目に遭わせた謎多き魔物“動く鎧”が、再び行く手を阻む。襲い来る鎧たちの行動から、ライオスは鎧が何かを守っていると推測。その正体を突き止めるべく、単身広間の奥へと突撃する。
{/netabare}
感想
{netabare}
どんな魔物でも食べてみたいライは
魔法で操られていると言われる動く鎧も食べれるんじゃないかと思ってたら
鎧の中に、貝に似た生体の軟体魔物がいることを発見し、食べてみると
意外と美味しいことが分かった、ってゆうおはなし。。



いつもは短い話を2、3本つないだみたいな感じで
ちょっと物足りなかったんだけど、今回は鎧の謎がだんだん解けていって
何もいないように見えた鎧の中に、食べられる魔物を発見する
ってゆうアイデアもあって、最後まで楽しく見れた☆

そして、魔物の仲間が増えた、ってゆうのもおかしかったw



お料理は「焼き動く鎧」「動く鎧のスープ」「動く鎧のドワーフ風炒め」で
スープと炒め物は定番だけど、鎧のかけらに乗せて焼く、ってゆうのは
おもしろかった。。

仕込みだけど、陸上の魔物だから砂抜きはいらないと思う^^
{/netabare}
{/netabare}
第4話 キャベツ煮/オーク
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
センシがふだん拠点としているキャンプ地へと立ち寄ったライオスたち。一行の目の前に現れたのは、土でできた魔法生物のゴーレムだった。センシが慣れた様子でゴーレムの動きを封じると、倒れたゴーレムの背中には新鮮な野菜が生い茂っていた。センシはゴーレムの体を畑代わりに、野菜を栽培していたのだ。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、あらすじのおはなしで
センシがゴーレムの背中を使って野菜を育ててた
ってゆうアイデアが面白かったw

ただ、野菜は重力の方向に根を伸ばし、それと反対の方向に茎を伸ばすから
縦型のゴーレムだと、野菜は変な向きに生りそう^^

あと、肥やしの話だけど、ちょうどこの前YouTubeで
中世のトイレ事情みたいな番組を見たんだけど
人のう〇ちを肥料に使ってたのは、農耕民族の日本人だけみたいで
放牧が当たり前の西洋では、動物のふんで肥料には困らなかったみたい。。

革命以前のフランスでは、街の通りに捨てても放し飼いの豚が食べてたけど
街が大きくなるにつれ、豚はいなくなったみたい。。

それで専用の共同トイレに捨てに行ったりしてたんだけど
みんな大きな瓶とかを運ぶのが面倒で、窓から投げ捨てたりしてたうえ
内臓とかの生ごみや馬ふんまでそのまま道に捨てられてたから
街はとっても臭かったみたい。。

貴族は大理石でできたおまるイスなどに座って用を足してたみたいだけど
そのイスは座り心地が良かったのかふつうに生活に使われてて
ご飯を食べながら用を足したり
貴婦人たちはそのイスに座って女子会とかするのが当たり前とか^^;

そしてイスの下に引き出しがあって、使用人が捨てに行ってたんだけど
やっぱり面倒だから、お城の窓から投げ捨ててて
王様が、そんな貴族から住居を取り上げるってお触れを出しても
減らなかったって。。

そう言えば、ハイヒールは、そんな貴族の男の人が
う〇ちを踏まない様に高い靴を履いて歩いたのがはじまりみたい^^

日本でも平安時代くらいまではそんな感じだったのが
そのうち、う〇ちを肥料に使いだして
江戸時代になって農民は、長屋のトイレに汲み取りに行って
お金を払って買ってたところから、その仲買をする人たちまでいたんだって!

第二次大戦後その慣習を
野菜に寄生虫がいるのを知ったマッカーサーが止めさせようとしたけど
すぐには変わらなかったみたい。。

そんな感じで現代の衛生観念とはぜんぜん違ってるけど
ナーロッパが舞台のなろう小説とかには、出てこないよね^^


それで後半は、野菜を売りに行った宿屋で断られてたら
そこにレッドドラゴンに追われて逃げてきたオークたちが襲ってきて
お店にいた人たちは皆殺しにされたんだけど、センシは彼らと知り合いで
4人は野菜をぜんぶ差し出して命を助けてもらった。。

その時センシは、彼らのアジトに泊めてもらう約束をしたんだけど
結局、パン作りを教え
図々しく彼らの仲間に入れてもらって料理もごちそうになり
レッドオークの現れた場所も教えてもらった。。

美味しい物の前では敵も味方もない、ってゆう教訓だったみたい。。



タイトルが「キャベツ煮/オーク」だったから
オークを食べるのかな?って思ったけど
オークは人だから、食べなくって良かった^^

別に「戦え」とは思わないけど
ライたちはレッドドラゴンを倒すくらいの力を持ってるはずだから
あれくらいの数のオークなら、倒すこともできるんじゃないのかな?

じゃなかったら、オークたちがみんなでドラゴンと戦って倒してると思う。。


ライの最終目的は、ダンジョンの王になること、になるのかな?
ちょっとフラグが立ってたかも?


あと、今回はマルの髪形が変わってた^^
{/netabare}
{/netabare}
第5話 おやつ/ソルベ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ライオスと同じく冒険者であるカブルー。彼のパーティーもまた、迷宮の深部を目指していた。探索を続ける道中、カブルーたちは倒したゾンビの所持品の中から宝石箱を発見する。箱の中には金銀財宝が収められており、予想外の収穫に一行は大興奮。しかし、財宝の正体は宝石やコインに擬態する魔物、宝虫だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめ、いつもと違うパーティーが映っていたから
どうなるの?って思って見ていたら、宝ものを発見したと思って喜んでたら
実は虫で、全員やられちゃった、ってゆう、シュールなおはなしで
ライたちが彼らの亡骸を見つけたの。。

その時ライの剣が教えてくれて、実は宝が虫だった気付いて
ライたちは無事だったんだけど
センシが宝虫などの料理を教えてくれて食べた。。

料理としては
宝虫の巣のジャム、真珠ムカデの串焼き、コイン虫のせんべい、だったけど
コインとかは裏側に足があるんだから、すぐに本物か分かりそうだし
宝虫の巣のジャムは自然に甘いみたいだから、宝虫は花の蜜とか吸ってそう?

そう言えば、ライの剣の魔物もそうだけど、何を食べて生きてるのかな?
冒険者を襲って殺すみたいだけど、食べたわけじゃなかったみたいだし。。


あと、食べれない、本物の宝石を捨てちゃったマルとチルが
センシに「それを先に言え!」ってキレてたけど
それくらい、自分たちで気づこうよ^^


その後、霊たちに襲われ、みんなでライの妹のファリンが
すごく有能でやさしかったことを思い知ったんだけど
センシは冒険者歴が長いだけあって、聖水を用意し
ビンに詰め、それに縄をつけて振り回し、霊たちを駆除した。。

そのとき作ったのが「特製♪無国籍風聖水」なんだけど
たいていの料理にはお塩と砂糖とリキュール(お酒)が使われてるから
なんでも聖水になっちゃいそうw

それをアイス代わりの霊たちに振り回すことで冷やし、ソルベにするってゆう
アイデアがおもしろかった(厄よけ祈願!除霊ソルベ)けど
霊はドライアイスの霧みたいなものなのかな?

聖水をぶつける、ってゆうのも新しいアイデアだと思う^^
{/netabare}
{/netabare}
第6話 宮廷料理/塩茹で
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
絵の中に引きずり込む魔物、生ける絵画に遭遇したライオス一行。空腹のライオスは、食べ物が描かれた絵画の中に入れば、食事にありつけるのではないかと主張し、呆れるマルシルたちをよそに絵画の中へ。そこでライオスはデルガルという人物の人生の節目となる場面を垣間見ることになる。
{/netabare}
感想
{netabare}
Aパートはあらすじのおはなしで、お腹の空いたライが
デルガルってゆう王様の、人生の節目を描いた絵画(魔物?)の中に入り
食糧を持ち出そうとするんだけどダメで、食べた物もお腹に溜まらなかった
ってゆうおはなし。。


何かありそうだったのにそれだけで終わっちゃったけど
もしかして絵画の情報が、狂乱の魔術師を退治するための伏線とか
ヒントだったりするのかも?



Bパートは、何度もミミックにやられた経験があるチルが
みんなが寝静まった頃、ひとりで水をくみに行ったんだけど
トラップに引っかかり、ミミックにも襲われ、何とか逃げのびた。。

その時のミミックが、今夜の食料になったんだけど
ザリガニ風で、茹でミミックにしたら美味しかった、ってゆうおはなしで
チルが話したがらないトラウマや、ピッキングツールを大事にしてること
歳が29歳なこととか、打ち明けることになったの^^


ミミックはヤドカリ風魔物だから箱に入りたがる、とか
宝虫がミミックに卵を産み付け、幼虫はミミックをエサに増えるから
ミミックのいない宝箱には、財宝みたいな宝虫がいっぱいいる、ってゆうのは
おもしろい設定だと思った^^
{/netabare}
{/netabare}
第7話 水棲馬/雑炊/蒲焼き
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
地下4階へ到着したライオスたち。広大な湖を渡るために水上歩行の魔法が必要だが、魔法に否定的なセンシは使用を拒む。代わりにアンヌと名付けた水棲馬(ケルピー)に乗って湖を渡ることを提案。魔物の本心は分からないから危険だとライオスは反対するが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
序章は5話で出てきた冒険者たちが生きてて、救助人(有料)が助けたんだけど
救助人は宝虫のことを教えなかったから
彼らはライたちが盗んだとか思ったみたいで
後を追ったってゆうエピソードがあった。。


救助人は「死体は多い方がありがたい」なんて言ってたけど
儲けたいなら救助なんかするより
お金とか高そうなものをぜんぶ持ち逃げした方が良さそうなんだけど
どうして救助なんかしてるのかな?



そして本編では、ライたちが湖を渡ることになり
魔法を使ってかんたんに水上歩行しようとするマルと
それに反対するセンシの言い争いになり
マルが無理やりセンシに魔法をかけたんだけど、ひげが魔法をはじき無理。。

それでセンシが、ライが、魔物を信じるのは危ないって止めるのを聞かずに
仲の良いケルピーに乗ろうとするんだけど
ライが思った通り湖に引き込まれそうになって、ライが助けると
トドメは自分で刺して、肉を解体しはじめた。。

マルはその脂を少しもらって石鹸を作り
その間にライとチルは、湖に浮かぶさっきの冒険者たちの死体?を引き揚げ
そのへんに落ちてた大麦を回収したんだけど
マルは人魚の方が食べたかったみたい^^;

そしてライは、大麦で雑炊を作ったんだけど
ケルピーはチルの反対で使えなかったから
その頭についてる、魚卵付きの海草を入れて
プチプチして美味しいってマルから言われてた^^


人魚には2種類いるみたいだけど、
魚っぽいのは人魚ってゆうより、半魚人ってゆう方が正しそう。。

にゃんは、死体のそばに浮いてた大麦の方がよっぽど不気味だと思うんだけど
マルの価値観はちょっと違うみたい^^;

それにしてもあの冒険者たちは、やられ役で出てきてるだけなのかな?
また仮死状態になってるだけで、後でまた復活しそうな気がする^^



センシはマルにひげを洗ってもらって、水上歩行ができる様になったんだけど
やっと素直にマルに感謝できるようになったみたい。。

でも刃魚の群れに襲われ、マルが水中を爆発させたときは
殺しすぎだって怒って、また言い争いになってたけど^^;


そして刃魚の後は半魚人が通りすぎて行き
センシが、何かが近づいて来るのに気づいたと思ったらクラーケンで
マルとセンシの協力で、何とかしとめた。。

クラーケン自体は生臭くって、食べられなかったみたいだけど
センシがその寄生虫をウナギみたく焼いて、みんなで食べたんだけど
(ジャイアントクラーケンについてたジャイアント寄生虫の蒲焼き&白焼き)
生で味見したマルは、寄生虫の寄生虫にやられてお腹をこわしてた^^;



魚の寄生虫はアニサキスが有名だけど
釣り好きのにゃんのおじさんが言ってたのは
多少食べてもふつうは大丈夫だけど、食べ過ぎると大変になるみたいだから
特に白身のお刺身は、たくさん食べない方が良いみたい^^

サーモンとかもそうだけど、本当は魚を生で食べる前には
-20度で、少なくとも24時間以上凍らせる必要があるんだって。。

魚の寄生虫をわざわざ食べようとは思わないけど
サンマとかには赤いヒモみたいなラジノリンクスをよく見かけるから
きっと焼き魚を食べてると、知らずに食べてるかも?


さいごにセンシが
「。。生態系を守るとは、少々驕っていたな」って言ってたけど
野獣は保護する必要はあると思う。。

でも、クマみたいに人里に近づく野生動物は
狩るのもお互いのためなんじゃないのかな?って。。



今回は、頑固なセンシがマルとの言い争いで
新しい考えを受け入れるおはなしだったのかな?

あの冒険者たちも含めて、内容が濃かったみたい。。
{/netabare}
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第8話 木苺/焼き肉
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
学校始まって以来の才女とうたわれたマルシルと、自由奔放で周囲から浮いていたファリン。魔法学校時代、対照的だったふたりは精霊の繁殖実験をきっかけに仲を深めていく。書物からではなく、実体験から知識を身に付けたファリンと接するうちに、マルシルは自身が勉強不足であることに気付かされる。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はあらすじの通り
才女マルシルと魔法学校の劣等生ファリンが出会った時のおはなしで
魔法学校の劣等生って、実は優等生フラグすぎるw

マルはファリンに連れられて、はじめてダンジョンに入ったんだけど
知らないことがいっぱいで、いろんなことを知ってるファリンを尊敬する
ってゆう感じで、優等生だけど気取らないマルと
やさしいけど芯が強そうなファリンのコンビが尊かった^^

そして、ダンジョンや魔法の設定とかがしっかりしてそうでよかった◎



後半は、マルがウンディーネにやられ血と魔力を失い
治癒魔法や湖を渡る魔法が使えなくなり
取りあえずケルピーを焼肉にして、レバーを食べさせたところで
他のパーティーが近づいてくる、ってゆうおはなし。。

レバーばっかりのマルが「他のところも食わせろ!」
って叫んだところがおかしかったw

ウンディーネは水の精のことで、ふつう女性の姿で現れるみたいだけど
このおはなしでは、ただの魔物みたいな感じだった。。


近づいてくる冒険者たちは、都合よく治癒魔法が使え
お腹が減ってて、焼肉と引きかえにマルを治してくれるのかな^^
{/netabare}
{/netabare}
第9話 テンタクルス/シチュー
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ウンディーネとの戦いで負傷し、血も魔力も枯渇気味のマルシル。ケルピーの焼き肉で回復を図る一行の前に現れたのは、かつての仲間、ナマリが護衛を務めるタンス夫妻のパーティーだった。護衛として調査を手伝えばマルシルを治療するというタンスの申し出を受け、ライオスたちはタンスの調査に同行することに。
{/netabare}
感想
{netabare}
タンス夫妻の護衛で来てた、裏切り者の元仲間のナマリと協力して
彼らの調査を手伝うことでマルを治療してもらうことになり
動く木の根みたいなテンタクルスやウンディーネを倒すおはなし。。



裏切り者だと思ってたナマリが、悪い人じゃないって分かったし
今回は出てこなかった元仲間のシュローも
別のツテでファリンを助けようとしてるみたいなのもよかった☆


「テンタクルスの酢和え」は、何だかバナナみたいでおかしかったw

「ウンディーネで煮込んだテンタクルスと水棲馬のシチュー」は
水の精霊で煮込んだんだけど、この世界の精霊ってたべられるみたい^^


このダンジョンの中では、死ぬことができない、とか言ってたけど
ファリンみたいに食べられたらどうするんだろう?

ドラゴンのふんから蘇るんだったら、何だか怖い^^;
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第10話 大ガエル/地上にて
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
レッドドラゴンが目撃されたオークの集落は目前。しかし、集落へ続く通路には無数のテンタクルスが生い茂り、行く手を阻む。テンタクルスを払いつつなんとか進むライオスたちの前に大ガエルが出現。ライオスとマルシルの武器を奪っていく。チルチャックは、壁に仕掛けられた罠を利用して大ガエルを倒そうと試みる。
{/netabare}
感想
{netabare}
3パートに分かれてて、はじめはあらすじのおはなし。。


レッドドラゴンが現れた地下5階のオークたちの集落に行こうとして
テンタクルス群生地に行く手をはばまれて苦労してたら
さらに大ガエルに襲われて危機におちいったライたち。。

何とか大ガエルを倒し、その皮でテンタクルスを回避するスーツを作り
オークたちの廃墟に無事着けた。。


大ガエルのスーツを着たライたち一行がおもしろかった^^
チルのは特にソーセージみたいでw

テンタクルスを使ったニョッキとパスタを食べながら
きれいなテンタクルスの群れの中を歩くのもおかしかったけど
ニョッキとパスタは形が違うだけで、キホン同じ物だよね^^



第2パートは、地上に帰ったタンスのおはなしで
島主のところに報告に行き、ダンジョンの現状を話してたんだけど
迷宮は元々、ドワーフたちが掘った穴が黄金の都を飲み込んでできたことや
昔エルフとドワーフが東西に分かれ争ってたこととかも説明。。

迷宮の主・狂乱の魔術師はたぶんエルフで
西のエルフたちが今頃になって
ドワーフから奪った土地の迷宮を返せって言ってきてること。。

彼らの目的は迷宮に掛けられた不死の術で、タンスは島主に
その魔術の設計書を手に入れ、エルフたちと交渉するように勧め
そのために迷宮探索者の支援と、出土品の買取りの強化を約束させた。。


気分が悪くて休んでたナマリは、迷宮近くの寺院の蘇生所に出向き
ファリンの遺体が届いてないか聞いてたけど
彼女もやっぱり、ファリンのことを心配してるんだね^^


今回は、この世界の世界感とかが分かってきたけど
これからの展開の伏線になってたのかも?



パート3は、オークたちの廃墟でレッドドラゴンの痕跡を発見したライたちが
ドラゴンを倒す作戦会議をして準備ができた時
いよいよドラゴンが現れ、みんなで作戦開始したところでオシマイ。。


食べ物は大ガエルのカツで、「レッツ炎竜にカツレツ」ってダジャレ^^
でも、カエルのお肉はチキンより柔らかくって美味しいかも☆彡



今回は、伏線みたいな設定をいろいろ出してたけど
ファリンの復活は思ったより難しくなるのかな?
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第11話 炎竜1
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ついにレッドドラゴンと対峙したライオスたち。魔法で建物を崩落させてドラゴンを足止めする作戦を立てる。だが、レッドドラゴンは想定以上に凶暴かつ頑強で、作戦はことごとく失敗。防戦一方だったが、弱点である逆鱗を攻撃するチャンスが到来する。しかし、ドラゴンに恐れを成したケン助が敵前逃亡してしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
作戦は半分失敗したけど、なんとかドラゴンを倒すことができて
ドラゴンの内臓をさがしたけど、出てきたのはファリンの骨だった
ってゆうおはなし。。



作戦なんてそううまく行かないのがふつうで、ドキドキした^^

ライの次の作戦がうまく行ったのは良かった☆


ファリンが骨だけになったみたいだけど、復活できるのかな?

もしかしたら、狂乱の魔術師の魔術の設計書が必要になるのかも。。
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第12話 炎竜2
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ライオス一行は、ついにレッドドラゴンの討伐を成し遂げ、ファリンの捜索開始する。だが、すでにファリンの肉体は骨と化していた。蘇生をしようにも、魂と肉体のつながりが脆くなっていて、地上へ運ぶのは難しい。マルシルは禁忌とされる古代魔術を用いて、ファリンの蘇生を試みるのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
ファリンの復活は難しかったけど、マルが禁忌の古代魔術を使ったら
思ったより簡単に復活した。。

禁忌だから、何かダークな副作用でもあるのかな?って思ったけど
今のところそういうフラグは立ってないみたいでよかった☆


ライ×ファリン、マル×ファリンの絡みが尊かったけど
仲間でいっしょに来てくれたチルとの絡みがぜんぜんないのは
ちょっと悲しかったかも。。


今回のお料理は
ローストレッドドラゴン。ドラゴンテールスープ。タマネギのピザパン。
の3品だったけど、ピザパンはふつうに美味しそうだったし
ドラゴンのお肉もかたそうだけど、食べ応えはありそう^^

ただ、ライが珍しく、すぐに手を出さなかったのは
一応、ファリンを食べたドラゴンの肉だったからなのかな?

ってゆうか、ファリンが魔物食に興味があるのがおかしかったw
さすが、ライの妹だけのことはあるみたい^^


最後に出てきたのはダークエルフ?
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第13話 炎竜3/良薬
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ついにファリンの蘇生に成功したライオス。センシは大量のレッドドラゴンの肉を前に、どう調理するか悩んでいた。しかし再会の喜びも束の間、目を覚ましたファリンは、何者かに操られているかのように朦朧とした様子で寝床を抜け出す。消えたファリンを捜すライオスはレッドドラゴンの死骸のもとへと向かう。そこにいたのは、以前生ける絵画の中でライオスを殺そうとしたエルフの魔術師であった。
{/netabare}
感想
{netabare}
心配してた通り、ファリンには副作用があったみたい。。

先回最後に出てきたエルフは狂乱の魔術師みたいで、ファリンを操ってたけど
もしかしてファリンは、レッドドラゴンの血肉で生き返ったせいで
狂乱の魔術師がレッドドラゴンに与えた使命を受けついじゃったのかな?


ファリンを追いかけたライたちは、地下に落とされ殺されそうになったけど
なんとか抜け出し、オークの族長の妹たちに会い、助けられた。。


そしてチルだけは、やけに「死にたくない」って言って帰ろうとしてたけど
本当は、ライたちを殺したくない、ってゆう思いからだったみたいで
取りあえず一行は、ファリンを置いて、一時地上に戻り
体勢を立て直して、出直すことになったみたい。。



第1クールが終わった、みたいな感じだったのかな?

はじめの、ダンジョンの日常グルメ路線から
本格冒険物になってきたみたいで
何なら今回は、ドラゴンのハムを作っただけで食べもしなかったけど
こっちの方がおもしろくなってきそう。。


第2クールは狂乱の魔術師を倒し
ファリンを取りもどすおはなしになるのかな?
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{/netabare}
第14話 シーサーペント
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
迷宮からの帰還を決断したライオス一行。一方、時は少しさかのぼり、またしても全滅していたカブルーのパーティーは、運よくタンスによる蘇生を受ける。しかし食糧を失い、やむを得ず撤退の途についていたその道中、霧の中で魚人の襲撃に遭う。カブルーは襲いかかる魚人たちの行動に、ある既視感を覚えるが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は、先回のちょっと前のおはなしで
主役もライたちから
いつも死んでて、直接ライたちとの絡み
カブルーパーティーたちになってた^^


特にカブルー(カブ)がメインで、一行はタンスに復活させてもらったあと
以前助けてくれた死体回収人たちの作戦で殺されそうになり
逆に彼らをやっつけて始末した。。


ライたちが盗賊か何かだと思ってるカブたちだったけど、その後カブが
このダンジョンと島主の設定とかを説明したり、ライたちの現在の状況や
以前の仲間たちのことを推理して話したりして、割と正しく分析してたけど
カブは直接会ったことの無いライに、良い印象を持ってないみたい。。


そしてライたちは、いったん地上に戻ろうと思ってたんだけど
フェリンをさがしに来たライたちの元仲間のシュローと出会い
シュローの部下たちといっしょに迷宮探索に戻ることになた。。


地上に戻ることにしたライたちは、いまだに迷宮で迷っていた
ってゆうシーンでオシマイ。。



今回からOPとEDが変わったけど、今回から第2クールになるのかな?

説明が多く感じたけど、今までの復習とこれからの伏線になるのかも?


一応食べ物は出てたけど、魔物食じゃなかったし
おはなしのメインが、魔物食からストーリーに変わって来てる気がする。。
{/netabare}
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第15話 ドライアド/コカトリス
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
地上を目指すライオスたちだが、帰還を阻むように迷宮はその姿を変化させていく。腹を空かせたまま迷宮をさまようなか、睦み合う男女に遭遇する。うろたえるセンシだったが、その正体は人間の姿をした植物の魔物、ドライアドだった。胞子を吸い込んだライオスたちは“花粉症”で戦闘不能の状態に陥り……。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はあらすじのおはなしで
人型で、人のように動くけど植物のドライアドを倒すおはなしで
雄花を切ると花粉を飛ばして花粉症になるとか、不思議な設定^^

ドライアドの実も
カボチャみたいだけど顔があるってゆうのが不気味だったけど
味は意外と美味しそうだったから、食べて見てもいいかも。。

花は動いてたけど、実は動かないみたいだったから
花もツルか何かで根っこにつながってたのか
それとも受粉すると動かなくなって根を生やすのか、生態が気になった^^

それと、ライがマルに治癒魔法を習ってた。。



後半は、コカトリスとの戦いだったけど
初めて治癒魔法を使ったライが、魔法酔いで動けなくなり
3人で戦わなくっちゃいけなくなったんだけど
マルが毒にやられて石化しちゃった。。

まあ、時間がたてば元に戻るみたいなんだけど
3人がそれぞれの方法で治そうとしたせいか、数日で戻ったみたい^^

さいごにマルが、みんなに迷惑をかけたことを謝ろうとして
違う事に気付いて、「人を漬物石に使うな」っていったオチが
予想外過ぎて笑っちゃったw



今回のお料理は
コカトリスのアイスバイン風とドライアドの蕾のザワークラウト風で
アイスバインはドイツ料理の豚のすね肉の煮込み。。


バジリスクとコカトリスは似てたけど
バシリスクは古代エジプトの砂漠にいたとされる蛇で
それが元になって中世ヨーロッパで生み出されたのがコカトリスで
進化形態ってゆう感じが近いのかも?


今回はストーリーからちょっと離れて
また魔物料理メインに戻ってたみたい。。
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第16話 掃除屋/みりん干し
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
チルチャックのおかげで迷宮の変化に法則を発見した一行。“魔術師の目”と呼ばれるワイバーンの監視をかいくぐりつつ、上層へ続く階段を発見。長い上り階段に備え、腹ごしらえをするライオスたちであったが、何者かの襲撃を受ける。怪しげな幻術を操る敵の正体とは……。
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感想
{netabare}
チルが迷宮の変化に法則を発見し、理由は分からないけど
ライが迷宮の亡霊から「魔術師の目」があることを教えられ
マルが出来立てのダンジョンクリーナーの壁に隠れる方法を見つけ
やっと帰れると思ってたところに、シュローとカブたちに出会った。。


彼らにざっとレッドドラゴンは倒したけど、ファリンはさらわれたことを話し
みんなで食事の用意をしている途中で2人切りになったライは
シュローに、ファリンを黒魔術で復活させたことを話すと
黒魔術がバレたら大罪だ、って怒られた。。



黒魔術に関わった者は、死ぬまで光の届かぬ場所で幽閉され亡骸すら戻らない
ってシュローに言われたライは
君はこのことを決して話したりはしないだろ?って聞き返してたけど
結局みんなにバレちゃったから、そっちの方がマズいんじゃないのかな?


そして最後、レッドドラゴン化したファリンが
「デルガル様をお捜ししなくては。。」ってつぶやいてたけど
これが黒魔術の副作用だったのかな。。

でも、これしかファリンを救う方法はなかったと思うし
ファリンを人間に戻す方法もあるんじゃないのかな?
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第17話 ハーピー/キメラ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ライオスは古代魔術でファリンを蘇生したとシュローに打ち明ける。禁忌である古代魔術を使用したことにシュローは激昂するが、カブルーの機転によりその場は収められる。そんな険悪な雰囲気の中、ハーピーの襲撃が。なんとか迎え撃つも、さらに巨大な翼を持つ魔物が出現して――。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで、ハーピーと戦いになるんだけど
レッドドラゴンの力と、ファリンの魔術をあわせ持つキメラになって現れ
大半のメンバーはほぼ全滅したけどキメラは逃げて行き
残ったメンバーがみんなを復活させた。。


みんなは黒魔術の恐ろしさを感じたけど
マルはファリンがキメラになったのは
レッドドラゴンに何かの術がかかってたのが原因だと思ってて
ライは、狂乱の魔術師を倒し、ファリンを解放する決意をした。。


シュローはライに言いたいことを言って
ライも言いたいことを言って殴り合いになったけど
ボロボロになったシュローは気持ちを切り替えて自分の国に帰ることにし
カブルー一行といっしょに地上に帰って行った。。



ふだんは軽い感じで進んでて、あんまり感想はわかなかったんだけど
今回は、カブが状況を楽しみながらも大人な対応をしてたり
黒魔術を使ったことを責めながら、自分だってやってたかもしれないシュロー
の微妙な立場。。

キメラファリンが平気で人を殺すシーンを見て、せつない思いとか
彼女を救いたいけど、倒そうとする人たちの思い
拳で語り合うライとシュローの思いとかが伝わって
見ながらちょっとウルウルしてきちゃった。。

今までの中で一番印象に残った回かも。。


それにしても、ファリンとレッドドラゴンのキメラに羽が生えてたのは
どうしてだったのかな?

ファリンにもドラゴンにも羽はなかったはずだけど
蘇生時にドラゴン以外のお肉とかも混ざったのかしら?
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第18話 シェイプシフター
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ライオスたちは魔物と化したファリンを救うために、迷宮の主である狂乱の魔術師と対峙することを決意する。ファリンの痕跡をたどりながら改めて迷宮の深部を目指す道中で、激しい吹雪に見舞われる。視界が悪いなか、なんとか屋内へ避難するが、気づけばライオスたちの姿が増えていて――!?
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
人の思考を読んで、仲間の姿の幻想を見せる魔物との戦い
ってゆう感じなんだけど、4人の記憶からできてるから4倍の16人になってて
その中から本物を選ぶことになった。。


ライが、微妙な違いを感じ取って本物を見つけたんだけど
最後は、彼が犬のようになり、シェイプシフターの本体を見つけ出し
戦いになりそうだったんだけど、マルの一撃でやっつけられた^^



間違い探しがおもしろかった^^

ただ、センシの偽物がイケメンすぎて
どうしてみんなが分からなかったのかフシギw
モデルは誰の頭の中のセンシ像だったのかな?

お料理は、偽物を見分けるためにライが3人×2に作らせた
5階層の思い出ピラフ、5階層丸ごとピカタ、スイートドライアドだったけど
本体がやられたら葉っぱに戻ったから、結局食べれなくって
お料理がメインの回ではなかったみたい。。


最後は、アセビがマルを人質にして現れたけど
先回最後にいなくなり、足抜け認定された人だよね?

何が目的なの?
{/netabare}
{/netabare}
第19話 山姥/夢魔
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
食事中に何者かの奇襲を受けるライオスたち。その正体はシュローのパーティーに同行していた従者の少女であった。マルシルを人質にとり、自分にかけられた術を解けと要求する。マルシルがどんな魔術がかけられているのか問うと、少女は自らの頭巾を解き、姿を明らかにする。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はあらすじ↑のおはなしで
マルを人質に取ったアセビが、自分にかけられた使役魔術と
猫とのキメラにされた黒魔術を解くように命令してきて
使役魔術の方は解除できた。。


キメラ化はファリンも同じ状況だけど、マルには解除できなくて
結局、黒魔術にくわしい狂乱の魔術師をさがすしかなく
アセビ(本名イヅツミ)も同行することになった、ってゆうおはなし。。


ちょっと生意気で不作法だったイヅツミ(イヅ)が
センシたちに助けられて、少し素直になったみたいでよかった◎

墓地でとった茸とオークからもらったチーズリゾットには
イヅの嫌いな茸の魔物が入ってたみたいだったけど
これから少しづつでも魔物を食べれるようになるのかな?



後半は、夢魔(ナイトメア)に取りつかれたマルを、ライが彼女の夢の中に入り
彼女のトラウマを解消して助けるおはなしだったけど
彼女が夢の中の魔物から取り出したのって
もしかして狂乱の魔術師の魔導書じゃないの?


ナイトメアがハマグリで竜の仲間ってゆうのは、ウィキペディアによると

「蜃(しん)とは、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物。古代の中国と日本で伝承されており、竜の類とする説とその傍らに巨大なハマグリとする説がある。蜃気楼の名は「蜃(みずち)」が「気」を吐いて「楼」閣を出現させると考えられたことに由来する。霊獣の類とされることもある。」

からきてるみたい。。
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第20話 アイスゴーレム/バロメッツ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
新たに獣人の少女、イヅツミを仲間に加えた一行。迷宮の最深部を目指す道中で、地面に氷漬けになった魚を発見する。魔法陣を刻み取り出そうとするが、そこは地面ではなくアイスゴーレムだった。軽やかな身のこなしで迎え撃つイヅツミだったが、苦戦を強いられる。
{/netabare}
感想
{netabare}
前回、レッドドラゴンと戦った場所に来た一行は
そこが氷漬けになってることを発見。。

そこで、上階から流れてきたと思われる魚を見つけて
食用に取り出そうと魔法を掛けると、アイスゴーレムが現れ
イヅがチルの指導でなんとかコアを取り出して倒せた。。


アイスゴーレムのコアが、元はセンシが畑にしてたゴーレムのだった
ってゆうのが、伏線回収になっててよかった◎

イヅが毛むくじゃらで、裸になっても気にしないのを良いことに
ライが観察しようとして、マルに止められるところは
ライらしかったけど、イヅは元人間だからアウトね×


その後センシが、アイスゴーレムの茶碗蒸しを作ってる間に
みんなでサウナに入ったんだけど
茶碗蒸しに入れた「アイスゴーレムのかけら」って、何だったのかな?

アイスゴーレムって、コアと氷だけでできてるんじゃないの?


そして、荷物を回収した一行だったけど
チルが破れたカバンを縫い合わせたリュックをイヅにあげて、謝ったところと
あまり人からやさしくされたことがなかったのか
イヅがとまどってたところが印象に残った。。


マンドレイクの甘露煮は、見た目はグロいけど
ニンジンの甘露煮だと思ったら、味は美味しいのかもw

食べながらマルが、イヅに好き嫌いの話を聞くシーンで
ちょっとずつイヅのことが分かってきたみたい。。



そして後半。。

羊が生る草か木のバロメッツを見つけた一行の前に
バロメッツを食べに来たダイアウルフの群れが現れ
マルとイヅがはぐれたんだけど、イヅはマルを置き去りにしようとして襲われ
逆にマルに助けられた。。

バロメッツは変な植物だけど
綿の生る木の話が広がって想像された生物みたいで
ビールのラベルになってる霊獣のキリンも
キリンを見たことの無い人たちが空想で考えたものだから、そんな感じかも?

どこかで見たことあるかも?って思ったら
「鬼灯の冷徹」に出てた「キンギョソウ」みたいでシュール^^;


マルが、嫌いなものを食べるのは自分の目的のためだ、って
イヅにお説教してたけど、後でブーメランになってた^^


バロメッツの未成熟の実から子羊を取り出すシーンがグロかったけど
ちょっと桃太郎の誕生シーンみたいだったかも。。


バロメッツの味はカニに似てるって言ってたけど、宝虫は虫だし
テンタクルスとかは軟体動物で、ミミックはヤドカリっぽかったりで
魔物って、甲殻類とか軟体動物に近い生き物なのかも?
{/netabare}
{/netabare}
第21話 卵/黄金郷
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
地上へ帰還したカブルーは、迷宮での顛末を報告するために島主のもとへ向かう。しかし、すでに“カナリア”と呼ばれる西方のエルフの部隊が、迷宮を明け渡すよう島主に迫っていた。カブルーは交渉の場に乗り込み、自分がかつて迷宮から現れた魔物により滅びた村の出身であることを告げるとともに、エルフたちにある提案をする。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はあらすじ↑のおはなしで、地上に戻ったカブが
魔物を滅ぼしに来た西方エルフたちに交渉して
しばらくダンジョンを閉鎖させるの。。


彼は迷宮から来た魔物に滅ぼされた村の、ただひとりの生き残りで
本来自分が狂乱の魔術師を倒して迷宮を解放したかったんだけど
魔物オタクのライを見て、彼なら信用できるって思ったみたい^^


ちょっと軽い感じのカブが、実は真剣に迷宮に向かい合ってるって分かって
良い人なんだ、って思った◎


食事は「魂のエッグベネディクト」で
エッグベネディクトは定番メニューだけど
ベネディクトってゆうのは「祝福された」ってゆう意味みたい。。



後半は、この前からちらちら現れてた亡霊が本物だって気付いたライが
亡霊と話し、一行といっしょにあの絵の中の王国を訪問するおはなしで
そこで生活する、狂乱の魔術師によって不死の呪いをかけられた村の村長から
予言された勇者として、狂乱の魔術師を倒すようにたのまれるの。。

イヅが半分魔物のせいか、穏やかになっててかわいかった☆



とうとうライ一行による狂乱の魔術師退治のフラグが立って
迷宮の謎の部分も、ちょっとずつ見えてきたみたい。。


それにしても、魔物が家畜化されて仲良く暮らす村は魅力的だと思うけど
ライたちが魔術師を倒したら、この村も無くなっちゃうんだよね?
ちょっとさびしいかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第22話 グリフィン/使い魔
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
迷宮とは思えない風光明媚な村へ迷い込んだ一行。ひとときの穏やかな時間を過ごす。村の統治者であるヤアドは、かつてシスルと名付けられたエルフの少年が、いかにして狂乱の魔術師と呼ばれる存在となるに至ったかを語り始める。そこにはシスルなりに、大切な人を守りたいという強い想いが秘められていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
ライたちは帰る前にヤアドからシスルが道化師として迎え入れられ
おじいさんといっしょに兄弟のように育ち
おじいさんが王になってから、遺物などから黒魔術とかを学びはじめ
国に不死の呪縛をかけ、狂乱の魔術師になるまでの話を聞いた。。

そして、シスルと話しがしたいってゆうライに
最深部に捕らわれている有翼の獅子の力を借りれば
魔術師の力を抑えることができるでしょう、ってアドバイスをくれた。。


迷宮に戻った一行は、グリフィンを見かけたんだけど
グリフィンなんか見たことないはずのセンシの様子がおかしくなり
グリフィンを異様に恐れるようになり
とうとうグリフィンに襲われて、逃げようとしてさらわれちゃった。。

マルは使い魔を作りセンシをさがし出し
ライといっしょに戦わせ、グリフィンを倒すことに成功!

自分たちがセンシの過去をほとんど知らないことに気付いたチルは
助け出したセンシの過去を聞き出すことにした。。


そしてセンシは
戦争前の遺跡を探し一獲千金を夢見ていた小さな坑夫団の一員だったある日
黄金に輝く古代の城…この迷宮を発見した時のことを話しだした
ってゆうところでオシマイ。。



説明話が多かったけど、マルが使い魔を使う時のアクションと
食べることにしか興味がないライとの掛け合い
チルに奥さんと子どもまでいる事とか、いろいろとおもしろかった◎


あと2話で最終回。。
おはなしは終わりそうもないけど、シスルに会うところまで進むのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第23話 グリフィンのスープ/ダンプリング1
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
センシはなぜ迷宮で暮らし、魔物食を研究しているのか――。その過去が明らかになる。かつて坑夫団に所属していた若かりし日のセンシ。遺跡を探索中に迷宮を発見した坑夫団は、迷宮の深部に迷い込んでしまう。食糧も尽き、さまよう一行は巨大な鳥の化け物に襲われ、ひとり、またひとりと魔物に殺されていく。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はセンシが坑夫団だった頃のおはなしで
一団が発見した黄金の遺跡を探検していて、迷宮の深部に迷い込み
鳥の化け物に襲われ、仲間がひとりずつ殺され
同時に食料も無くなっていった。。

そして、子どものセンシに少ない食料を優先的に分け与えるリーダーと
それに腹を立てるブリガンが休憩所の外に出て行って
帰ってきたのはリーダーだけ。。

リーダーは、ブリガンはグリフィンに襲われたって言って
仕留めた肉を持ってきて、スープを作ってセンシに与え
トイレに出て行ったきり帰って来なかった。。

ひとりになったセンシはオークに捕まったけど
仲良くなって、食べれるキノコの見分け方とかを教わり
ひとりで地上に出れたけど、最後に自分が食べた肉は
ブリガンの肉だったんじゃないか、ってトラウマになった。。


それを聞いたライは、さっき殺したグリフィンを食べてみることを提案し
食べてみたセンシは、味が違うと言って
やはりブリガンだったのか、って思った。。

でもライは、近くにチェンジリングってゆう何でも変身させるキノコを発見し
グリフィンが実は、ヒポグリフだったんじゃないか、って言って
グリフィンの肉をチェンジリングたちの中に置くと
グリフィンの肉が、ヒポグリフの肉に変身した。。

それを食べたセンシは、あの時の肉がヒポグリフだったことを喜び
これからもライたちと冒険を続けさせてくれるようにたのんできて
みんなも賛成したの。。


そして最後は、間違えてチェンジリングたちの中に入ったライたち一行の
種族が変わっちゃうおはなしで、取りあえずそのまま進んだら
はじめの目的地の迷宮最奥の扉の前に着き、ガーゴイルに襲われ
ケン助が開かなかった扉を開けてくれたから、その中に逃げ入った。。

そこはドワーフの遺跡で
その中でヒッポグリフの水餃子を作って食べた
ってゆうところでオシマイ。。



前半、だんだんセンシの仲間が減っていくところが怖くって
食べた肉が人肉だったか不明だったところも、気持ち悪かった。。

そして肉がヒポグリフだった、って分かったところで感動しちゃった。。


みんなの種族が変わったところは
大きくなったチルとセンシが気持ち悪くって
小さくなったライとマルがかわいかった^^


今回は最終回みたいだったけど、EDが入らなかったのは
来週にそのまま続く、ってゆうことなのかも?



ヒポグリフとグリフィンの違いを調べたら
グリフィンと雌馬との子どもがヒポグリフ、ってゆう伝説みたいで
ヒッポはギリシャ語でウマのことで、グリフはグリフィンの略。。

ちなみにカバは英語でヒポポタマスってゆうんだけど
ポタマスは川のことで、ヒッポ(馬)+ポタマス(川)ってゆう意味だから
カバの漢字の河馬は、それを直訳したのかも?
{/netabare}
{/netabare}
第24話 ダンプリング2/ベーコンエッグ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
チェンジリングの作用により別の種族の姿になったライオスたち。元に戻る方法が分からないまま、慣れない体で迷宮を進んでいく。 他の種族の姿になれる、便利なはずのチェンジリングだが、なぜ市場に流通していないのかと疑問に思うチルチャック。そんななか、ガーゴイルがライオスたちを襲う。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、またガーゴイルに襲われた一行が
手をつなぎ円を作ることでガーゴイルを変身させることができる、って気付き
ガーゴイルを倒した後、チェンジリングの花粉を洗い流して元に戻った。。


後半は、トロッコを見つけた一行が、線路を下って行くんだけど
その間に、ファリンを戻す方法を考えるんだけど
センシが、いったん消化した肉は戻らないって気付いたことで
ファリンの竜の部分を食べる作戦を思いつくの。。

まず、最深部から有翼の獅子を解放し
獅子の助けで狂乱の魔術師を無力化したあと
ファリンの竜の部分を一緒に食べてくれる仲間を探す、ってゆう作戦^^;


そのころ、カブルー、ナマリ、シュローたちが
エルフたちといっしょに迷宮に入ろうとしてた
ってゆうところでオシマイ。。



チェンジリングの秘密が分かった話は、いつも通りってゆう感じかな。。


後半の、ファリンの竜部分を食べる、ってゆうのはグロいと思った^^;

センシは、ファリンとレッドドラゴンを分けられる
って考えてるみたいだけど、キメラファリンには
ファリンと竜以外に、どこから来たか分からない鳥要素も混じってるから
そんなに簡単に分けられないと思うんだけど。。

そして、カブルー達に食べてもらえるって思ってるみたいだけど
ファリンと竜パートの間には、人と竜が混ざってる部分があるはずだから
人間を食べる事にもなるんじゃないのかな?

ってゆうか、ファリンが復活した時はふつうの人間だったから
自分の意志で人間モードになれるのかも?


あと、今回は最終回のせいかよく動いてたみたい。。

とくにハーフ・フットモードのマルが。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


ダンジョン探索中に、妹のファリンをレッドドラゴンに食べられたライオスが
残った仲間のマルシルとチルチャックといっしょに
妹の救出に向かうんだけど
装備もお金もあまりないから食事は魔物を狩って食べることに。。

そして迷宮の中で出会ったのは、魔物料理に詳しいドワーフのセンシで
一行は彼の指導で、魔物料理を楽しみ?ながら先に進むことに。。       
ってゆうおはなし。。



冒険+魔物料理のおはなしで、「空挺ドラゴンズ」とちょっとかぶるけど
主人公たちの性格のせいか、コメディ成分多めで
あんまり深くはなかったけど、魔物や迷宮の設定が凝ってて
あまり暗くならずに進むのが良かった◎


おはなしはまだこれからってゆう感じなので、二期に期待☆彡







 .   

投稿 : 2024/09/13
閲覧 : 175
サンキュー:

37

をぬ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

練りに練ってる。

ダンジョンに残された妹を救うため、兄と仲間達は倒した魔物を食べながらダンジョンの奥へと潜っていく。

見事な映像化。
原作を削られた部分は少し残念でしたが、アニメオリジナル部分も良かったし、原作に対する愛が感じられて良かったです。
映像化はこうあって欲しい思いました。

魔物食メチャメチャ美味そう。
魔物の生態に納得感があるし、調理法もリアルで凄いこだわりを感じました。腹が減るぜ。
シリアスもコメディも最高でした。
作者の設定資料分厚そう。

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 40
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5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 視聴前はいわゆる異世界グルメ系の一つぐらいに思っていたが、主たる食材がダンジョンに
住むモンスターということもあって、モンスターの捕獲や調理に伴うダンジョンにおける
生態系や、その生態系をも含めた世界観の描写がよく考えられていて、それが非常に面白い。
 この世界観だが、原作者は原作漫画で描かれていないような部分も考えられているように
思える。

 オリジナリティのある世界観をベースにした探索冒険譚という点で、むしろ異世界グルメ系
作品より「メイドインアビス」に近しいものを感じた。
 そう言えば可愛い絵柄に反してえげつない世界観だったり、グロ描写が多かったり、何かに
魅入られた主人公の頭がおかしいwのも、両作品の共通点かも。

 こういった世界観は単なる博物誌的面白さだけでなく、話が進むに連れてストーリー展開
自体にもどんどん深く関わってくるだけにより目が離せないものに。
 本作自体は途中で終わり、今後の展開は2期で描かれるようだが、先が楽しみなところ。

 キャラも魅力的で、それぞれの種族の特徴をベースにキャラ付けされていて、それがなかなか
良かったりする。
 他の異世界ファンタジー作品と較べて、全体的にキャラの欠点が多いような印象があったが、
それによりキャラを生々しく感じられ、親しみやすさにつながっていたような。

2024/08/25

投稿 : 2024/08/25
閲覧 : 62
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4

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

やっぱりゲテモノ喰いだよなぁ

いきなりこんな事を言ったら身も蓋も無いんだろうけど
例えきっちりと調理して見た目には美味しそうに見せてたとしても
やっぱり魔物を食材として食べるという時点でゲテモノ喰いなんだよなと思わされてしまい
どうしてもその辺りが頭の中によぎって作品に入り込めないなと

それとファリン救出という目的があって一刻も早くファリンを救出しなければならないにも関わらず
それでいてライオス達がマッタリと魔物メシを食べてるのも呑気だなと思ったり、
後はライオスのサイコパスなキャラも個人的には好きになれなく
確かに世間的には評価が高い作品だけど個人的には幾つか引っ掛かる部分を覚えてイマイチ楽しめなかったです

【評価】

50点・1B級

投稿 : 2024/08/24
閲覧 : 62
サンキュー:

3

ネタバレ

xinxin22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

特別な「ながら見」ドラマ

最初は奇妙な作画スタイルで、古代戦争が題材かと思いきや、まさかの一話にも満たないうちに作風が一変、熱血アニメが一瞬で「ながら見」ドラマに早変わり!

世界観の構築が素早く行われ、主人公チームが一緒に冒険する感じが本当に心地よく、みんな仲良くてさらに面白い!

魔物たちは見た目がとても気持ち悪いですが、料理に変わった後は非常に食欲をそそられました。作者の奇抜なアイデアに驚かされました!

笑いの中にも友情や家族愛が描かれており、とても励まされます!
https://www.mangakoinu.com/manga-2534.html

投稿 : 2024/08/16
閲覧 : 82
サンキュー:

4

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔物ごはんはいがかですか?

原作未読 全24話

主人公のパーテイがダンジョンに探索中にレッドドラゴン(メチャクチャ強い)遭遇して戦うこととなり、空腹のため力も出ず、主人公の妹がレッドドラゴンに食べられる前に脱出できる魔法で難を逃れられました。何とか妹を助けるべく再度ダンジョンに挑んで行ったが、資金がなく食べ物調達できないため探索中に遭遇した魔物を食べることになりました。
また、魔物料理を得意としているドワーフと出会い、ダンジョン奥に進んで行くお話しです。

色々な魔物料理が出ていきます。前半はほのぼのとしていますね。

魔物と言っても調理すると美味しいそうに見えますねw

後半は、シリアスな展開が増えパーティが窮地に陥るシーンが多くなりました。

でもその間でもコミカルなシーンと魔物料理はありましたね。

お話は、解決するどころかますます伏線が増えていき、回収されていません。

切りのいいところで終わっています。2期制作が発表されていますので、早く続きが観たいですね。

OPはBUMP OF CHICKENさん、sumikaさん、EDは緑黄色社会さん、リーガルリリーさんが歌っています。

最後に、魔物料理色々ありましたが虫は苦手ですねw

投稿 : 2024/08/15
閲覧 : 189
サンキュー:

23

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

魂を囚える迷宮

原作コミックは未読

【物語 4.0点】
魔物食がメインのようで、決して安直な“飯テロ”企画ではない。

迷宮(ダンジョン)の生態系の末端としての食事。
(動く鎧の真実など魔物たちの生存戦略には驚かされました)
迷宮が象徴する、同ファンタジー世界の歴史、情勢、
さらには思い出の料理を通じて、登場人物の心情を掘り下げるなど、
食事をシナリオ、世界観を深める道具として有効活用できている。

私は迷宮(あな)があったら潜りたくなる程度にはダンジョンRPG好きではありますが、
正直、ファンタジー✕飯テロには雰囲気先行では?との苦手意識もあり。
本作もダンジョンそっちのけで食ってばかりいるのではないか。
との懸念もあって放送スタート時は食わず嫌いしていた、この1期2クール作品。

1クール放送折り返したくらいで、こちらの感想も覗いて、
本作はちゃんと迷宮を堪能できる作品だと思い直し、ぼちぼち追い付いた次第。


料理名等をサブタイトルに1話数本立ての構成が目立った前半1クール目は、
まだ食事がメインである印象も受けましたが、
その中で散りばめられた迷宮に関するネタの骨格を前提に、
後半2クール目では、モンスター名等を冠したサブタイトルを中心に、
歯ごたえのある迷宮ファンタジーが肉付けられる。
終わって見れば骨太のダンジョン物だったとの満足感が残りました。


食事は迷宮探索を持続可能にする物資の多寡を伝えるシグナルとしても有効。
仲間を助けるために、敢えて一度、街に戻って立て直すか否か。
こうしたダンジョンの醍醐味を再現したネタも嬉しかったです。


個人的に一番グッと来たのが、迷宮と蘇生について。
死者復活の成否に関する悲喜交交(こもごも)もまたダンジョンRPGアルアルですが。
本作で興味深かったのが、
この迷宮では冒険者は死んでも魂が肉体に束縛されてしまい成仏できない。
故に迷宮では魂を肉体に戻す蘇生術が可能になるのだという視点。
まるで蘇生を迷宮の呪いの如く扱う描写に、なるほどそう来たか!と、私は本作に魂を囚えられました。

そして、魂を囚える迷宮の術こそが、
迷宮を創造した魔術師の狂乱した企てに直結していることを示唆して1期は幕を閉じます。

迷宮に誘き寄せた冒険者を己の野心のために悪用せんとする陰謀もまた、
ダンジョンRPGの真髄。

制作決定した2期で“メインディッシュ”を味わえることを期待しています。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・TRIGGER

戦闘シーン等では時に背景にも作画を入れて臨場感溢れるアニメーションを構築。
例えば{netabare} ウンディーネ戦で円筒形に伸びる通路を水の“ビーム”で破壊されながら逃げ延びる{/netabare} カットなどは、
作画、背景一体となった良いコンビネーションだったと思います。


同スタジオの金子 雄人氏によるモンスターデザインも上々。

ダンジョンRPGはプレイヤー一人称視点。
必然、にらめっこすることが多くなるモンスターの造形が最重要グラフィック。
こんな生い立ちの私は、異世界、ファンタジーにて、
ただ生物を巨大にしただけのような、やる気のないモンスター絵を出されると、
一気に作画評価が厳しくなってしまいますが、
本作は宿敵レッドドラゴンを軸に魅せてくれました。

生き物としての魔物が描き込まれているからこそ、
解体、調理した一品が旨そうに光り輝くのです。
まぁ、私もマルシル同様、これ食うのかよwとはなりますが(苦笑)


【キャラ 4.5点】
おばあさんが、通りのはげしい道を渡ろうとしているのを見たら、それぞれの性格ならこんな風にふるまうでしょう。

善:本当の善人ですから、わざわざ行って助けるという、近頃珍しいタイプです。

中立:自分が同じ道を渡っているなら助けてあげます。普通の人ですね。

悪:自分の利益になるなら助けてあげるという、自分に正直な人です。

~ダンジョンRPG『ウィザードリィ外伝Ⅱ』取扱説明書より抜粋~


“悪”だからって生存が許されないわけじゃない。
絶対的な勧善懲悪とは異なる、この相対的な性格設定。
ダンジョンを舞台にした作品では、これを物差しにできるか否かが、
私のキャラ評価を左右する要素で、その点でも『ダンジョン飯』は上質でした。

ライオス、マルシルは己を顧みずファリンのために死地に飛び込む善キャラであることが伝わって来ました。
レッドドラゴン戦敗北とファリン離脱をキッカケにパーティを抜けたナマリらは、この物差しに照らせば悪ということになるのでしょうが、
彼女の冒険者としての生き方も決して否定されるものでないことは描写できていて、この点も私は高く評価したいです。


トールマン(≒人間)、エルフ、ドワーフ、ハーフフット※
(※ホビット®は登録商標です。各種ファンタジー作品、今や『ウィザードリィ』ですら無許可使用できません。まったく迷惑な話だ。)

ファンタジー世界を構成するお馴染みの各種族が、ただファッションとしてまとわれるのではなく、
迷宮を巡るエルフとドワーフ対立の歴史、
{netabare} カエルスーツから髭がはみ出す勢いでw{/netabare} ちゃんと毛むくじゃらなドワーフ・センシなど、
伝統をキチンと理解、消化した上で作品世界に落とし込まれているのも得点が高いです。

その上でハーフフット・チルチャックの罠察知&解除スキルが詳述されている点も美味でした。
さらに彼の種族特性である鋭敏な足の裏も描写されるのですからマニアにはたまりません。
裸足の包帯取ったら、足の裏に毛が生えているのか確かめたくなりますw


【声優 4.5点】
センシ役の中 博史さんが柔和なドワーフボイスで魔物を調理し、
マルシル役の千本木 彩花さんがゲテモノに狼狽えるリアクション芸で未知の食感へのチャレンジを体現し、
ナレーションの三上 哲さんが「ダンジョン飯 ああ ダンジョン飯」と締めくくれば、大体パターンが決まってしまう堅牢な布陣。

パーティメンバー役を務めたメインキャスト陣は、“食レポ”対応だけでなく、
{netabare} 入れ替わりや、メンバーに擬態して紛れ込む魔物への対処など、
シャッフル芸含めた{/netabare} 複雑なコメディ対応も求められましたが柔軟に対応。

そんな中、私が好きだったのが、ここもチルチャック役の泊 明日菜さん。
中性的な小人ボイスで年齢を悟らせない。子供扱いはご法度。
この種族らしい絡みが好表現できていたと思います。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は光田 康典氏ら。
オーケストラを軸に、中世古楽の楽器もアレンジしてファンタジー世界を演出。
厚みのある音楽が、戦闘シーンだけでなく食材調理のシーンでも流れている点がそそります。
一番印象に残ったのが料理完成時の出陣のホラ貝?みたいなBGM。
私も食卓が完成した際に、時々、脳内再生していますw


OP主題歌
前期・BUMP OF CHICKEN「Sleep Walking Orchestra」
後期・sumika「運命」
ED主題歌
前期・緑黄色社会「Party!!」
後期・リーガルリリー「キラキラの灰」

いずれの楽曲も、これから死地の迷宮に挑むとは思えない明るく前向きな曲調。
「キラキラの灰」の“灰”なんかはダンジョンRPGファンにはピンと来る(蘇生失敗のトラウマを刺激するw)ワードですが、絶望感とかは特になく。

投稿 : 2024/08/05
閲覧 : 768
サンキュー:

30

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なかなか教養高いアニメ

原作未読(2024.8)
「異世界食堂」系の作品かと思ってましたが、普通に探索してました。
生物の生命維持に「食」はおろそかにできない事や「魂」と「肉体」の繋がり等含蓄ある内容を冒険を通じてさらっと入れています。
声優陣は割と若手主体ですが、全く違和感なく溶け込んでいます。人気声優に仕事が集中することなく好きな仕事を皆ができればそれが一番良いのですがね。まぁ人気も実力のうちですから厳しい世界ですが。

私のツボ:種族の違いに比べたら肌の色なんてどうでもよくないか?

投稿 : 2024/08/04
閲覧 : 266
サンキュー:

6

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『ダンジョン飯、あぁ、ダンジョン飯』

襲い来る魔物を食べながらダンジョンを進んでいくおはなし

気づいたらこの作品の雰囲気に呑まれてる
食べてるばっかでなくストーリーも一筋縄でない気になる展開で面白い

シュローがタイプだけどセンシのあのキョトンとした顔が愛おしいと思うw

イヅツミもかわいい!

1クール、2クール共にop.ed高評価
続編決定してるし楽しみな作品

投稿 : 2024/08/01
閲覧 : 63
サンキュー:

5

ぼちぼちぼっち さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

出足は

正直つまらなかった。ただ徐々に面白さが増して行き、2クール目から完全に盛り返して面白くなりましたね。良いアニメだと思います。

投稿 : 2024/07/23
閲覧 : 94
サンキュー:

2

ネタバレ

うるうとし さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ファンタジー理科。

原作未読。気にはなっていたけど。

観終わっているので雑多に思い返しを‥
・山登りで水と食料に頭を悩ませている身としては、どうやって解決するのか興味津々でした
・キャラクターも演技も好き(特にマルシルはスペシャル)。人間(?)的背景の練りこみも
・ファンタジーの構成要素を理屈っぽく説明されるのは好きじゃないけど、ここでの生態系や習性については妙に納得。理科の授業みたいなワクワク感を伴いつつ
{netabare}・そういえば、チルチャックがあんなにまでして一度地上に戻ることを説得したのに、いつの間にか深層に進んでいた印象が‥{/netabare}

中盤に差し掛かり、物語的にか一時演出が変わったような引っ掛かりを覚えましたが、結局その後も楽しく視聴しました。毎週配信開始時刻を待つ程に。
続きが待ち遠しい‥

投稿 : 2024/07/20
閲覧 : 36
サンキュー:

5

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作者の発想が凄いし飯以外の部分もしっかりしてる

見る前はダンジョンで飯テロするだけだろと思ってましたw

【良かった所】

モンスターをどんな料理にするかちゃんと考えられている事に感心した。
現代の料理をそのまま持ち込むのが手抜きに見えるレベル。
調理過程を説明しているのも良き。

ただの料理アニメではなくダンジョン探索や物語もしっかりしてる。
ファリンをレッドドラゴンの中から取り出す所や骨からの蘇生、狂乱の魔術師によってファリンがキメラにされてしまうなど印象に残る場面が多い。
結構ハードな展開になっていくのは予想してなかった。

キャラの個性が強く印象に残った。
料理の事になるとサイコ気味のライオスと残念属性とツンデレ属性のマルシルは特に印象的。
マルシルは最初可愛いと思ってなかったけどモンスターの飯を嫌がるくせに食べると美味しい顔するの可愛い。
嫌がるとこを見たいというS心もくすぐられますw

作画は安定のTRRIGERでした。
よく動くし画が目に優しい。
超美麗作画は疲れる時があるので。

OPEDの4曲も良い。
ゴリ押ししてないのでBUMP OF CHICKENの曲もSPY×FAMILYの時と違いすんなり聞けます。
まあ何回もアニメのタイアップついてるし深夜アニメのタイアップの方が多いから印象は良いです。
でも曲は緑黄色社会とsumikaの方が好きかな(笑)

2期が決まっている事。
かつ原作が完結しているので間が空かない事が予想される事。
原作が終わってない作品をアニメ化すると1期と2期が数年空いたりするし、そのペースでダラダラ3期4期5期とやられるのもなぁと思ってるので間隔は短い方が良いです。
全14巻のうち8巻まで(8巻の途中までか最後までかはわかりませんが)アニメ化したという事で2期で2クールやれば完結しそうですね。
48話やって完結するくらいが丁度いいと思う。


【悪かった所】
特に無いのですが強いて言えばという部分。
ファリンが消化される前に助けなければいけないという割にはライオスに焦りが全く無い事。
急いでダンジョンを進むことは難しいし、消化に時間がかかるという事も言ってたからそんな急がなくていいのかもしれないが、道中ファリンを早く助けなきゃみたいな会話が出てこないのがちょっと違和感。
余裕こきすぎだろと思ってしまう。
ライオスの性格考えると「大丈夫大丈夫」と軽く考えててもおかしくないが。
ファリンが骨になったのを見ても取り乱さなかったのでどこかで覚悟してたのかもしれませんね。

気ままなダンジョン探索&飯テロ的な路線で見てみたいというのがちょっとあります。
作者は設定や物語をちゃんと考えられる人だと思うので飯テロを抜きにしてダンジョン探索のみにしても面白い話を作りそう。


ちゃんとした話をちゃんとした制作会社が作ってるのだから良作になります。
面白かったです。

投稿 : 2024/07/14
閲覧 : 113
サンキュー:

5

ネタバレ

UB001 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

マルシルが可愛い!

はじめはほのぼのしたグルメ系のアニメかと思った。
みてみたら、ストーリーがしっかりしていて良かった!

なによりマルシルが可愛い!
真面目だけどアホっぽい感じが◎
ロリババアは最高!

各キャラクターの性格もしっかりしていて、
ストリートもよい!

コメディとシリアスのバランスも良い!

一気にみられる!

投稿 : 2024/07/12
閲覧 : 43
サンキュー:

5

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

早く進めよ!!

仲間の一人をめちゃくちゃ強いドラゴンに食われて、で、その食われた仲間に転移させられ地上へ。
で、お金がないでも腹減ったしさっさとドラゴンを倒しに戻らないと仲間が消化されちゃう!ってなって、じゃあダンジョンに戻りつつ中の魔物食って進もう!となり、ダンジョン内でセンシっていう魔物食にめちゃくちゃ詳しいドワーフに出会い、センシもレッドドラゴンを料理してみたい!ってことで、ともに進むことに。

この世界では結構死ぬのは当たり前みたいな感じで、死に対しては私達みたいな感覚ではないっぽいけど、とは言え、急いで消化される前に助けに行くぞー!って言ってるのに、めちゃくちゃちんたら進んでいるし、めちゃくちゃ楽しんでるし、そこだけは『なんでーーー!?』とは思ったけど、基本的にはギャグあり、過去回想あったりと面白い。

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 43
サンキュー:

3

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

感想

別に面白くないわけではないけど、2話で断念。

凄くマニアックなアニメ。
見た目は確かに美味しそう。
でも架空の植物やモンスターなので、なんだかなー。。。って感じ。

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 66
サンキュー:

1

ちょま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ぱっと見わかりやすく、でも作り込みは丁寧

ドラゴンに食べられた妹を助け出すため、兄のライオスが仲間たちとともにダンジョンに挑む!しかし無一文で食料がない!ダンジョンの魔物を食べよう!

原作未読。さすがのトリガー、高い作画能力とグリグリ動くアニメーションは一級品!キャラクターが感情豊かなのでその相乗効果で実に楽しい絵面になっている。特にエルフの女の子は不憫な役回りもあって、どこか不穏さやシリアスさを醸す作品内での見事な中和剤。というかメインパーティーのキャラはみんなどこかノンキ。他の真面目寄りな人間関係や簡単に人が死ぬダンジョンのエグさの割に楽しい気分で見れるアニメだ。

また、タイトルにもあるダンジョン飯の通り、基本的に魔物を捌いて食べるグルメ要素がメインギミック。うまい・マズイを表情やリアクションで素直に見せてくれるので、よりキャラクターたちを魅力的にしてくれている。非常にわかりやすい作りなので子供も大人も楽しめるだろう。

その一方で血や臓物の描写アリ、シリアスな場面もアリ、特に中盤からはじっくり人物描写したりダンジョンの謎に迫ったりと濃い部分も含む作品だし、根幹の世界観などはかなり大真面目なハイファンタジー。なろう系のようなジャンクフード的な大味作品ではなく、ちゃんと丁寧に作り込まれ一手間も二手間も加えてありつつ、お客さんが楽しめるよう美味しいとこを目立たせている。アクションやバトルは少ないがそれでも深くじっくり味わえる満足度の高い作品だ。

第2期も制作決定したみたいだし続きも気になる終わり方。にくいね!ライオス一行にまた会える日が楽しみである。

投稿 : 2024/07/07
閲覧 : 45
サンキュー:

7

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

魔法使いのビオトープ

家の近くに大きな植物園がある。そのシンボル的な存在である大温室のドーム。
それは、小さい頃からの畏怖を伴う憧れの場所。
熱帯のジャングルや水生植物、サバンナや砂漠の乾燥地帯に生えている植物は、ある意味動物的であり“物体X”であった。
エリアを隔てる扉を開ける時、今思うとそれはダンジョンの階層を越えるが如きワクワク感が最高潮に達する時、アリゲーターやらニシキヘビ、はたまたオオトカゲやサソリが襲ってくるのでは?、等と妄想を膨らませていた事を思い出す。
だからこそ、そんなビオトープを作り上げた先達の思い、自然環境に対して抱いたであろう尊崇の念と、我が手元に留め置きたいと願う強欲に感じ入るのである。
そんなわけで、正に“魔法使いのビオトープ”であるダンジョンの生態系の解説と、そこに分入り、アレキサンダー大王の東方遠征の如く、食料を現地調達しながらの冒険譚にロマンを感じてしまう今日この頃である。
                          (2024.03/01)

個人的には前半、魔物食や毎度お約束の“マルシルの受難”展開など、掛け合い面白さに満足していた節があった。
それがどうだ!
炎竜の件からは本来の意味で、俄然ダンジョンの核心に迫る勢いが増々、メインディッシュはこちらになります的に、一気にギアチェンジするのである。
前半ばら撒かれていた伏線や人間関係、それぞれの過去、しがらみも含め、ダンジョンの底から眺める世界の広がりを感じ、堪能できる構成展開がたまらなく嬉しい。
また、ダンジョン世界の描写も更に複雑系となって、ある意味サイコパスなライオス兄妹でなくてもウキウキしてしまう。

まさに“ダンジョン生理学”と言っても良く、とても濃密で、ある意味リアリティを感じる世界観だであり、ダンジョンという“生体”の機能とそのメカニズムを解明してゆく学術探検隊の様相を呈してゆく。
魔物、冒険者も含め、全ての生物体が“機能”し恒常性(ホメオスタシス)を維持してゆく営みだ。
リーガルリリーのエンディングではないが、みんなキラキラしているのである。

あと、後半は何と言っても猫娘のイヅツミのキャラ立ちが際立っていた。
毛むくじゃらな風貌としぐさがとても良く描かれており、さすがTRIGGERと唸ってしまう出来栄えで、特に、センシが食べ方を教えるエピがお気に入りでありました。

昔、田舎の祖父が飼っていた猫が、「チャッ!チャッ!」と音を立てて、ボンレスハムの脂身を美味しそうに食べていた様子を思い出したのである。

投稿 : 2024/07/05
閲覧 : 184
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15

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

食べることって本当に大事

九井諒子による原作漫画は、『ハルタ』(KADOKAWA)での連載が終了(全14巻、原作未読)。受賞歴は、このマンガがすごい!2016(宝島社)オトコ編1位、全国書店員が選んだおすすめコミック2016年度第1位、第55回星雲賞などなど。
アニメ1期は、全24話(2024年)。監督は宮島善博。制作は、『キルラキル』、『ダーリン・イン・ザ・フランキス』などのTRIGGER。2期の制作が決定済み。
(2024.6.30投稿 7.4推敲)

本作は、とにかく色々な賞をもらっていて、タイトルは以前から知っていたし、周囲のアニメ化への期待も高かった作品です。
ただ、屋外でゆるくキャンプではなく「ダンジョン」で「飯」を食う、しかも、普通の食べ物ではなく「魔物」を食うというニッチなテーマなので、一般受けするかなあというのが率直な印象(※魔物料理は、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』で既に受けていたので、本作のアニメ化の追い風になったかも?)。

その魔物を食うというところは、「想像上の食材」をリアルの食材になぞらえ、そのリアルな食材に合うような既存の調理法をすることで、一般視聴者がその味を想像できるような工夫がなされています。

もっとも、「飯テロ」と言っていい出来映えのものがある一方で、未知の魔物食だから当然というべきか、えーそんなものまで食べるの!?というある意味期待通りの「ゲテモノ」とか「悪食」とかいわれる部類のものもあります(笑)

その味を想像したり、キャラクターたちの様々な、時にオーバーなリアクションをみて楽しむ作品でしょうか。

ただ、物語の後半から、グルメ色は次第に弱まって、前半で脈絡なく出てきたように見えた登場人物や出来事が伏線となっていき、ダンジョンの秘密にぐっと迫っていきます。この展開のギャップもまたいいところ。


【あらすじ】
とある離島に突如ダンジョンが出現し、そこから一千年前に滅亡したはずの「黄金の国」の王を自称する男が這い出てくる。そして、彼は、「狂乱の魔術師」によってダンジョンに閉じ込められた王国民を救って欲しい、元凶である狂乱の魔術師を倒した者には国の全てを与えると言い残して消えた。

その日を境にして、魔物が跋扈するダンジョンを踏破しようと多くの冒険者たちが挑戦を始める。そんな冒険者パーティーの一つトールマン(人間)の剣戦士ライオス(CV.熊谷健太郎)率いる一行は、ダンジョン探索中に強敵レッドドラゴンと遭遇してしまう。ライオスの妹で魔法使いのファリン(CV.早見沙織)がドラゴンに食われながら、最期に脱出魔法を行使することで他のメンバーはかろうじて地上へ。

ファリンの命を諦めきれないライオスは、ファリンが完全に消化される前に救出し蘇生魔法をかけようと、再びダンジョンに潜ろうとする(※死んでしまっても、ある程度肉体が残ってさえいれば蘇生できるという世界観)。しかし、荷物も装備もダンジョン内に残してきたまま、蓄えもない状況で再度の突入は自殺行為であるとパーティーが瓦解。

それでも単身ダンジョンに挑もうとするライオスを見かねた、元パーティーメンバーのハーフエルフの魔法使いマルシル(CV.千本木彩花)と、ハーフフットの盗賊チルチャック(CV.泊明日菜)がライオスに同行。

ダンジョン探索中の食料については、魔物を食べて現地調達しようとしていたが、適切な調理法がわからず難儀していたところに、魔物食に一家言を持つドワーフのセンシ(CV.中博史)がライオスたちに興味を持って話しかけてくる。センシは、見事な手際で魔物を調理し、その魔物料理の美味さにライオスたちは舌を巻くのだった。

そして、レッドドラゴンが料理できる可能性に惹かれて、新たな仲間となったセンシを加え、ライオス一行は、魔物を食べながらダンジョンを踏破していくことになるのだった…


【食べることって本当に大事】
ライオスは、世間知らずで結構ぶっ飛んでるところがあるので、以前から魔物食に興味を持っていたようなのですが、本作の常識人枠であるマルシルは、当初、魔物食に激しく抵抗します(一応、魔物を食べるのはこの世界でも普通ではないよう)。
それでも空腹に耐え切れず、口にした魔物食が思いがけず美味であったことから、なし崩し的に魔物食を受け入れていく。この過程なんかがとってもコミカルに描かれていて秀逸です。


人間の歴史は、「飢え」との戦いでもあります。人間が脂肪をすぐ貯めこんでしまうのは、人間が長らく飢えに苦しめられてきたから。

古の人間たちは、飢えに耐え切れず様々な食材に手を出し、運が悪ければ亡くなった者もいることでしょう。個人的には、かつて人間の歴史でも本作と似たようなことがあったんだろうと、そういう先人たちの犠牲の上に、今の我々の豊かな食生活があるのだということを思い起こさせてくれる作品でした(毒のある「フグ」を食べ続けて安全なところを見つけた的な…)

また、終盤にセンシがダンジョンで魔物食を始めるきっかけとなるエピソードがあるんですが、まんま「海亀のスープ」の話です(※結末も同じかはお楽しみに)。
このエピソードも含めて作品全体から、特に元気がなくなった時に食べることって本当に大事なことなんだと改めて感じる作品でもありました。


{netabare}あとは、ダンジョン内は、閉じた世界で、そこだけで食物連鎖している特殊な生態系が面白かったですね。
加えて、ダンジョンに囚われた人たちが、その独自の生態系の中で周囲の世界と隔絶して生きていることの異質さ、それが本当に幸せなことなのかも含めて考えさせられたりもしました。{/netabare}


【緻密な設定】
本作は、空想上の生き物である魔物を食べるということで、そこにリアリティを持たせて我々の想像力をかきたてるため、その魔物の捕獲シーンなどを通じて、どんな生態をしているかなど細かい描写がされています。

もっとも、魔物の生態にとどまらず、トールマン、エルフ、ドワーフ、ハーフフットなどの種族の設定、ダンジョンの秘密、魔法の体系など、とにかく細部に渡って設定が本当に緻密です。

特にハイファンタジーものが好きな人は、その設定の緻密さに惹かれること請け合いの作品になっています。


【最後に】
本作は、「魔物食」というニッチなテーマから入って、最終的には、「狂乱の魔術師」を倒すという王道ファンタジーものに次第に物語の中心がシフトしていきます。また、架空の世界でありながら、そこに現実味を感じるだけの緻密な設定の裏付けも魅力的です。
既に2期も決まっていて、個人的に続きが楽しみな作品です。

投稿 : 2024/07/04
閲覧 : 307
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14

camuson さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

印象度:87

魔物が住むダンジョンを探検するには、普通であれば食料は必需品。
食料の持参量には物理的制限があるのがリアルな実情。
とは言え、無制限に物を持参できることが多いRPGであっても無視されがち。
そんなダンジョン内での"食"に着目し、
ダンジョン内の冒険物語と、その継続に必須となる食料の現地調達、
素材にこだわった料理番組をうまいこと組み合わせたところが、
発明級だと思いました。

1クール目は、斬新なアイデアと魅力的なキャラ、
特に「フリーレン」の2クール目とかぶっていたことにもあり、
相乗効果で、より残念なエルフとしてのマルシルさんの
キャラ立ちが際立ってました。

2クール目、これまでのゴールだった、
レッドドラゴン討伐はあまり引っ張らずに、驚きの展開に。
新キャラも豊富に投入され、
お料理番組としてのマンネリ化は打開されているものの、
世界設定等の説明の多さが少し気になってきて、
特に、理屈っぽい笑いが多くなってきて、なるほど~どまりでしたかね。
マルシルが鼻からスライム垂らしてるとかの、
さりげない単純な笑いが結構好きなので・・・
(鼻からスライムw「鼻から牛乳」よりも実生活で使えそう)

アニメーションに関しては、話数によってキャラのデフォルメ具合や雰囲気に
揺れがあるのが多少気になりましたが、
料理は常においしそうに描かれていており、総じて良かったと思います。

投稿 : 2024/07/03
閲覧 : 72
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8

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

至高のユーモアファンタジー<95>

古典的ファンタジーというか古典的RPG的な世界。
よくあるなんちゃってJRPGと違って洋物な初期RPGなので浅薄さを感じない。
ただ持ってきただけじゃく本編やガイドブックを読み込むと細部にまで世界は作り込まれてることがわかる。
キャラにしてコメディ的役割・シリアスな作り込みの両面をこなせる名キャラばかりのパーティー。
脇キャラも少し出てきただけであっという間にキャラ立ててる。
テーマが「食」で統一されており、ただダンジョンでモンスターを食べるだけにはとどまらず、センシの過去、ファリゴンの解決方法等すべて「食」。
エピソードも多様で笑わせに来る部分のセンスの良さ、それを単発のネタにせず回収してストーリーやキャラの深みにつなげていく辣腕ぶり。
と、上質な原作をTRIGGERが見事にアニメ化。
作画が足りないということもなく、ギャグ的な動きの上手さは極上。
惜しむらくは、テンポと引き換えに多少の切り捨てられたネタがあることくらい。

TRIGGER味<75>
2話視聴
FXで全財産溶かした顔のマルシル
もうこりごりだぁでアイリスアウトするマルシル
これがTRIGGER味か

タイトルはジョンボンジョビのリズムで<70>
1話視聴
今期開始作品では期待度トップ。
異世界グルメモノでありがなら現地調達モンスター食、そこからのモンスターの生態・ダンジョン内世界の描写が魅力のコメディファンタジー。
生き返りありとはいえ、死を身近においた上での生≒食べることと作品の骨格がしっかりしとりますな。
十分なクォリティはありながらもさらにその上の超絶作画ではなく、高精細より動きの方に定評があるTRIGGERということでどう仕上がりますかのう。

投稿 : 2024/07/02
閲覧 : 105
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8

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ダンジョンで食べるご飯の新鮮さ

24年6月22日視聴済み。

よかったところ
・ダンジョン飯がとにかくおいしそう
・ダンジョン踏破をしていくファンタジー感が楽しい
・ところどころネタ要素も散りばめている

うーん
なし
{netabare}
おすすめ回
第10話大ガエル/地上にて
第15話ドライアド/コカトリス
第18話シェイプシフター

ダンジョンで倒したモンスターで飯を食べる、
ありそうでなかったタイトルにハマりましたし、何よりご飯がおいしいな飯テロアニメでした。
飯がうまそう!だけでなく、ちゃんとファンタジーをしつつ、ダンジョンの謎に迫っている部分、コミカルな回も入れつつ、登場人物の人間性、過去にもさかのぼって描いてる部分が見ごたえありましたね。
10話、大ガエルは、食を楽しみつつ、ある役割を果たしてくれており、思わず笑ってしまうシーンもあるので、おすすめです。{/netabare}

投稿 : 2024/06/30
閲覧 : 28
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6

ネタバレ

ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作者の想像力に脱帽。そして、キャラの性格に注目。

初見評価
ストーリーについて考えると、早く助けないといけない状況でなにを楽しんでいるんだあなた達はとなる。
ダンジョン内でモンスターを食べる状況を作りたかっただけで、ストーリーはないに等しい。
だからこの作品は、ダンジョン内にてモンスターなどをどおやって食べるか、そしてその過程でのコメディを楽しむ作品なのかな?
雰囲気は好きだし、料理の作画もまずまず。
ヒロインは騒がしく好み分かれそう。
{netabare}
前半クール終了
割と見ごたえあった。料理はオマケ程度にギャグを織り込みつつの冒険。
次はどんなモンスターが出るんだろうと想像が膨らんだ。
作画も申し分なくセイレーン戦の作画素晴らしかった。
ドラゴンと対峙したあたりから緊迫感もあり物語の抑揚も感じられ楽しくなってきた。
キャラごとの性格も確立してきて面白い。
ライオスは穏やかでリーダータイプと見えるが、周りの被害やリスクにあまりに無頓着でサイコパス気質。
マルシルはメンバーの中では比較的常識的なお嬢様で明るいタイプだけど、
禁忌の魔法に手を出していたりわりと一番常識から逸脱している。
チルチャックは毒舌で守銭奴って雰囲気だったけど、一番仲間思いで常識的なポジション。
ファリンもあまり出てないけれど一癖ありそう描写あり。 {/netabare}
2クールとの事なので後半も楽しみ。

そして前半も後半もOP.EDのセンスがすごくいい。
ポップな雰囲気で明るくなる。

17話まで視聴
ライオスの異常性が顕著に表れた回。
思ってた方向と違う面白さ。アニメとしてみてるからそこまで異常に感じなかったけどこの世界においてもライオス兄妹は異常だった。
中々面白くなってきた。

最終話視聴
ようはまだまだ続く的な終わり方だけど、第二期あるならぜひ見てみたい。

投稿 : 2024/06/29
閲覧 : 210
サンキュー:

12

ネタバレ

wp38 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

急がなきゃダメだと思うんですけど・・なんだかなぁ(笑

{netabare}開始5分くらいで(あぁ・・なんか思ってたんとちゃう..)ってなりました。

彼らはあくまでサブキャラで『とんでもスキルで・・』の向田みたいな人が加わり、
てっきりそのキャラが主人公として物語が展開していくものとばかり思っていたので
拍子抜けしてしまいました。
普段なら視聴意欲が失せたその時点で見るのを止めているのですが、寝落ち用にと
見始めた事もありそのままなんとなく見続けました。

そうしている内に(ん?あれ?なんか面白いかも)ってなって、気づけば5話まで
見終わる形にw
自分の中では視聴開始早々からハマり、時間も眠気も忘れて最終話まで一気見して
しまうような作品ではなかったのですが、こういうスロースターター系(勝手にそう
呼んでます)も悪くないかなって思ってます。
過去に読んだ小説『フォーチュン・クエスト』に似た雰囲気を感じられたのも
最後まで視聴できた理由の1つです。

アニメは全24話で解決していない問題もまだありますし、最後の数話は本筋と
さほど関係無い感じがしましたし、なにより最終話後に”To be Continue・・”が
表示されていましたから、もしかしたら2期があるのかもしれません。
まぁそれはあくまでそういった要因から推測しただけの可能性でしかなく、全ては
人気次第という所は変わらないと思うので、現時点では期待半分に留めておくに
越した事はありませんね。{/netabare}

投稿 : 2024/06/28
閲覧 : 63
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6

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ダンジョンというフィクション、食べるという現実

原作未読。
本作は、ダンジョンというフィクションの塊に、食べるという身近な現実の要素を取り入れた、面白い着眼点を持つ作品だなと思います。

<ダンジョンの起源>
ダンジョンという言葉がRPGで使われるようになったのは、一説によれば1970年代に発売されたボードゲームからであり、元々ダンジョンという言葉の意味には地下牢、もしくは城の本丸というものだけでした。

そのボードゲームでも地下牢の意味でダンジョンが使われていましたが、
その地下牢のエリアが好評であったためどんどん拡張されていき、そのボードゲーム自体が地下の構造物をさまようだけのものとなったそうです。

ダンジョンという言葉は現在、ゲームや小説などで探索を必要とする構造物や土地などにも使われるようになりました。

つまり、今使われている意味合いのダンジョンの殆どは現実には存在しないフィクション、という事になります。

本作は、そのフィクションという名の曖昧性があるダンジョンに、ある種のはっきりとした形・輪郭を与えています。

それが「食べる」という要素です。


<食から肉付けされていくダンジョンという構造物>
食べる、という行為は即ちあらゆる生命によって成り立っています。
生物学的に言う「食物連鎖」ですね。
植物→虫→鳥類や、植物→草食動物→肉食動物などの食う・食われるという関係によって、人間もまた命を繋いでいるワケです。

これらの要素を本作ではダンジョンの生物に取り入れています。
これがどういった意味を表すかというと、ダンジョンという箱庭に「食物連鎖」という生命サイクルを持ち込んでいるという事です。

本作では、そういった生命サイクルからダンジョンの設定が構築されていったと思われる箇所が多々見受けられます。

ネタバレになるのであまり詳しくは言えませんが、魔物というものも要は食物連鎖の枠組みの一員でしかないというのは、意外と物語では語られることが少ないと思いますので、本作の作風は非常に珍しいと思いましたし、面白い視点だなあ、というのが素直な感想です。


<総評>
キャラクターの種族ごとの価値観とかも凝っており、キャラクターがその世界で「生きている」という事を存分に感じさせてくれる出来になっていました。

特にお気に入りなのは、一周回ってライオスですね。
彼のイカレぶりは本作の中でずっっっと面白かったので。

あとはダンジョンがフィクションそのものなので、グルメに関してもフィクションの魔物や植物がメインという感じです。
卵や野菜とか、あと調味料とかなんかは現実のものが多かったですね。
なので再現できる料理なんかも一応はあるって感じですね。

食欲がそそられるかはまた別の話ですが。

本筋のストーリーもめちゃくちゃ面白かったですね。
キャラクターがコミカルなのも良い。
二期があったらまた観ようかなと思います。

以上です。

投稿 : 2024/06/26
閲覧 : 61
サンキュー:

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ダンジョン飯のストーリー・あらすじ

ダンジョン飯。 それは、"食う"か"食われる"か――― ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた! 命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。 再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。 妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。 「食糧は、迷宮内で自給自足する!」 スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン! 襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!(TVアニメ動画『ダンジョン飯』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年冬アニメ

声優・キャラクター

ライオス:熊谷健太郎
マルシル:千本木彩花
チルチャック:泊明日菜
センシ:中博史
ファリン:早見沙織
ナマリ:三木晶
シュロー:川田紳司

スタッフ

原作:九井諒子(「ダンジョン飯」/KADOKAWA刊)
監督:宮島善博
シリーズ構成:うえのきみこ
キャラクターデザイン:竹田直樹
音楽:光田康典
アニメーション制作:TRIGGER

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