当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「刀語-かたながたり(TVアニメ動画)」

総合得点
88.3
感想・評価
3065
棚に入れた
16302
ランキング
119
★★★★☆ 3.9 (3065)
物語
4.1
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

刀語-かたながたりの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ピエロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛と刀

まず、なぜこんなにいい作品に早く出会わなかったのだろうとめちゃくちゃな後悔と出会えて良かったという幸福感に包まれています。
初めは正直誰もが思うであろう、絵が特徴的なので少し見るのをためらっていました。
そんな過去の自分を殴ってやりたいぐらいに話が良かった。
物語は12本の刀を集めるために鑢七花ととがめの2人が旅をするところから始まります。
無人島の島でほとんど他人と接しないで生きてきた七花は旅の中で七花は人としての倫理観、愛などを学びながらも刀を集めていくのですが、
ここがこの話の良くできてるなと思うところだったのですが、実はとがめの親はしちかの親に殺されていて最もとがめにとっては因縁の相手だったということです。
最後のとがめのシーンはもう本当に久々にアニメで泣いてしまいましたね。笑
ずっと内心は刀としてしか見てこなかった七花に、最後の最後にやっと恋愛として七花を見れたんですね。
最後にとがめは愛を取り、七花は本当の刀となれた、とそんな気がしました。
だから僕はこの物語は刀と愛を人生の終着点にした2人の人生という名の歴史の物語だと思いました。
個人的にはとがめが死んで超バッドエンドでしたが、納得できる終わり方で良かったです。
正直悪かったところが独特な絵以外にありません、その絵ですら見慣れるし全然気になりません。
なんか話が難しくて全然書きたい事が書けないのですがとりあえず見ていない人には見て欲しいです!

最後に、、、、、、、、ちぇりお!!!!
これだけ言いたかったので言わせてください笑

投稿 : 2017/01/13
閲覧 : 238
サンキュー:

7

ネタバレ

カズキ01・x・ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

超強い

最終話がまじで強すぎw
否定姫がわりとかわいい

投稿 : 2016/11/29
閲覧 : 188
サンキュー:

0

ネタバレ

tyuru さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作だよ、紛うことなくな。

この作品の存在を知ってから1年くらい放置してました(新アニメを追いかけるのに忙しくて)。今期比較的余裕があったので取りあえず1,2巻をレンタルしてみたら・・・2日後BOXポチってました。バイト代吹っ飛んだけど後悔なし。そんな作品ですw

他の方々も書いてるように色々クセがあります。でもこういうクセこそ、はまると深いし長引く。

まず1回あたり50分弱の尺。自分が愛してやまないダーカーやビバップを彷彿とさせる(話の雰囲気は全然違うけど)。全くムダっぽい喋くりを楽しめるのも余裕があるおかげ。この長さのアニメ、もっと増えないかなー。

それから主人公、七花の目がどんぐりというかドーナツというか。作画うんぬん言われていますが、七花の目以外はごく普通というかむしろ和風の鮮やかな色彩が楽しいし、イラスト寄りプロポーションのキャラ(Aラインの袴が美しい!)がここぞというときには丁寧に動いていると思いました。

でもこのどんぐりまなこの彼が中盤から時折見せる笑顔はグサッと来ます。最初の頃の無表情を思うと。。。また物語の結末を知ってしまうと、今度はこの素直さが物凄く切ない。
蛇足だけど、どんぐりのせいで引き絵になってもほとんど違和感が無い(笑)。

それからハッピーエンドではなく、斜め上に行ってから一回転して突き落とされるようなエンドです。ハッピーだったらどんなにいいか・・・と思うけど、このエンドだからこその号泣、モヤモヤ、諦め、余韻。忘れ様が無い。

この作品に出会えてほんと良かったです。
日本に、現代に生まれたことに感謝感激雨あられ。
時折こういう作品があるから、アニメ見るのを止められないんだ・・・。

{netabare}
七花役の細谷さんの、特に最終回の演技は神がかっていましたね。
とがめとの別れのシーン、いつも涙で画面が見れません。どうしても助からないと分かった上での看取り・・・時間をかけて描いてもらえて良かった。死んじゃった→くそ!ハイ戦闘!はよくあるけど砂の味しかしない。

その他個人的号泣ポイント→11話腹心の約束、12話尋常に・・・はじめ!
{/netabare}

投稿 : 2016/10/27
閲覧 : 214
サンキュー:

2

ネタバレ

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最終回ヤバかったです!

絵に賛否あるでしょうが、慣れました!
むしろ他と似てない作画は貴重な感じさえします。

ぁあ最後まで観て良かった!そんな最終回てした。

最終回の城での「ちぇりぉぉっ」が鳥肌ものです!

投稿 : 2016/09/27
閲覧 : 206
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

西尾嫌いの根源

{netabare} いや、最終回まではメッチャ面白かったんだ。最終回までは!ヒロイン殺しは、やっちゃダメだって!本当にやめてくれ!
しかも、とがめと旅をすることで刀ではなく人間的な成長をしていたのに、最終回で全部おじゃん(もちろん全て計画の内)。結局、七花は手のひらの上で踊らされたまま、運命通り最強の刀として仕事を果たしましたとさ。

化物語は、意味不明なハーレム設定で会話のやり取りも好きになれなかったし、ヒロイン殺しも平気でするし、本当に西尾大っ嫌い!
そのうち戦場ヶ原も死ぬんじゃないかな・・・そう、最終回あたりに・・・

終わり悪ければすべて悪いとなってしまう自分には、本当に残念な作品でした。{/netabare}

投稿 : 2016/09/02
閲覧 : 253
ネタバレ

アニメにはまりしもの さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

んとー

最初よかったけど、途中戦闘シーン省いた感がたっぷりであきたけど最終回はすごいいい感じでおわった。完全なハッピーエンドが好きだけど、まぁあの終わり方は記憶にとても残ってよかったとおもう!
途中断念しないでよかったかな。

投稿 : 2016/07/29
閲覧 : 181
サンキュー:

0

ネタバレ

GvmMl58510 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく切なかった

刀を集める過程でヒロインとの絆が深まる
そして衝撃の結末が..
ちぇりおー!!
主人公はめちゃくちゃ強いです最強ですね。ラストがやばい。

投稿 : 2016/05/20
閲覧 : 201
サンキュー:

2

ネタバレ

ホラントン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんだったんだろう…

凄い面白いよ!と言われたので観てみた。周り評価がかなり高かったため期待してたが、正直全く面白いと感じなかった。自分の感性はずれてたり、またはかなり幼稚なのではないかと自信を失いました。別にキャラデザについても全く問題ないし、特有言い回しも結構面白いと思ったが、なんか登場人物がきつかった。主人公の度重なる性格・行動の変動についていけなかった…。てか、なんで否定姫エンドなんだよ!普通将軍じゃなくて、そいつを殺すだろ!将軍いきなり殺されてかわいそうだろ!意味ワカンネー。未熟者の私にはどうやら早過ぎた作品のようです…。また勉強して出直します。

投稿 : 2016/05/11
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ネタバレ

DxVNz94635 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

食わず嫌いは勿体無い

和風テイスト溢れる独特な絵柄が印象的な作品。舞台は、江戸幕府が成立しなかった架空(平行世界?)の中世日本です。

全12話(1話約50分)の、多くの部分が主役2名の掛け合いです。主役を演じるのは細谷佳正(鑢七花)と田村ゆかり(とがめ)のお二方。

上述の特徴的な絵柄と、主役2名の声質や演技が気に入るかどうかで、評価が分かれそうです。

笑いあり涙ありアクションありの本作、食わず嫌いをせず観てみれば、きっと楽しめる作品だと思うのですが、とにかく色々と個性の強い作品なので他人様にお勧めし辛い感じなのは否めません…

ちなみに私は大変気に入ったので4周しました。

投稿 : 2016/04/04
閲覧 : 196
サンキュー:

2

ネタバレ

かえる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後まで見た方がいい

確かに一話約50分構成で、一話見て次の話見るのめんどくさいとか、絵が苦手とか、話あんまり面白くなかったって思う人もいると思うけど、でもそれは、最後まで見てから言って欲しい!僕も初めは、同じ様な感想を持ちながら見ていました。しかし、最終話まさかの展開に感情移入のしやすい僕は、泣かされました。

この話を見て良かったと本心から言えます!

投稿 : 2016/03/24
閲覧 : 162
サンキュー:

2

ネタバレ

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんか残念なんです

いいんですよ。物語シリーズ見て期待してみて
全部見て、面白いし、泣けるんです。
だけど・・・
なにかがちげーんよ。

これをこうしたらとかいいだしたら
きりないし、ましてクリエーターじゃないから
批評してもむだなんですが
焼き直し(製作、監督)
でぜんぜん売れる作品でしょ。
やべっいってしまった

投稿 : 2016/03/20
閲覧 : 277
サンキュー:

9

ネタバレ

gogo0728 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絵さえ超えれば見る価値あり!!

作りこみ感はよかった!!

ただ、最後は、、、流れって感じですかね。。

投稿 : 2016/03/02
閲覧 : 206
サンキュー:

0

ネタバレ

茶子にゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かっこいい

戦闘シーンがおすすめです

投稿 : 2016/01/21
閲覧 : 212
サンキュー:

1

ネタバレ

ittun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まさに

西尾ワールド

毎回違う驚きがある

投稿 : 2016/01/18
閲覧 : 200
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

チェリオ!

物語シリーズの西尾維新繋がりで
見た一作。作り、構成的に嫌いでは無い。
が、自分はハッピーエンド派なので、
この点数です。キャラの作画は
好嫌いが別れるかも。

投稿 : 2015/11/22
閲覧 : 192
ネタバレ

yosiyuki2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1話30分で20~24話とかの方が良かったんでね

この作品もなかなか尖った作品になります。

表題通り、一話30分の方が良かったかと感じました。
理由は集中して言葉を聞きながら見るアニメなので、
一時間ずっと集中してみるのが、辛かったからです。
詰まらないのではなく、説明を理解するために気を抜けないので
どうしても視聴すると、疲れが出てしまいましたので。

西尾維新作品で今の所完走できたのは、
化物語アニメ、めだかボックス漫画、刀語アニメの三作品です。
化物語より、多少取っ付きにくかったやもしれません。

やはり一番の面白さは例にもれず、癖のあるキャラの掛け合いや言葉遊び
にあると感じました。
主人公と、とがめの掛け合いにはニヤニヤしたし、まにわにとの会話には
笑わせてもらいました。
姉さんも良いキャラしてましたねー。

物語の内容についてですが
これは今まで見てきた西尾維新作品全般に言えることなのですが、
大事な所で盛り上げず、『・・・お、遂に!』となる場面で、
作者が高確率で意図して、『外して』くるので、そこが苦手です。
物語のカタルシスを溜めて、溜めて、スルーするんですよね。
どうしても、そこはあんまり好きになれないですね。

最終回は面白かった反面、あの様にする必要があったのかと
凄く疑問に思いました。
すごい面白いし、すごい燃えるんですがね・・・

ただし、それを差し引いても魅力的なキャラとの戦闘や騙し合い
各勢力の勢力図の変化など、見所もたくさんあり、
先が予想できず、とても楽しめました。


『純粋な物語としてはそこまで面白くないけど、作品としてはとても
面白いよ』という不思議な評価になります。

投稿 : 2015/11/14
閲覧 : 268
サンキュー:

13

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ちぇりお!

私は西尾維新信者でありますが、刀語は原作未読です

全12話ですが1話が1時間枠での放送です
まず目に付くのがキャラデザでしょうが
刀語は未読ですが、戯言シリーズは既読なので
あまり違和感なく観ることが出来ました
最初にこの画だけ見せられると少し敬遠してしまうのも解りますが
画だけで観る事を避けている方がいるなら騙されたと思い試してください

あらすじは
刀を使わない剣術、虚刀流七代目当主の「鑢七花」が
幕府から命じられた奇策士「とがめ」に協力を求められ
伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の創った完成形変体刀12本を集める旅です

登場人物は西尾維新の作品にしては多いほうですが
ほぼ1話毎に区切りがあるので解りやすいでしょう

最初の掴みの部分から物語の終盤まで
驚きの展開で伏線も非常に効いていて
「そう来たか!」と思うことがしばしば
結末に若干の不満が残りましたが
まあこれは個人の好みの問題なので
物語としては非常に良くまとまり完成度の高い作品でした

これ以上説明するとネタバレになりそうなので
是非、ご自身で視聴をお勧めします

投稿 : 2015/11/12
閲覧 : 262
サンキュー:

14

ネタバレ

ちょっとななめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いいね!

思ってたより物語は深かった。深かったのに、結局大した結果は得られていない。
世の中こんなもんだよと言われている気がして、こんなもんだよと納得させられた。
いつもいつも希望通りになるわけじゃないし、頑張った分だけ返ってくるわけじゃない、至極当たり前だけど痛いところを突かれる現実を描いた作品。
いいね!

投稿 : 2015/10/28
閲覧 : 258
サンキュー:

1

ネタバレ

ygPhV10592 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

いい

キャラの絵があまり良くないが、内容は、いい

投稿 : 2015/08/08
閲覧 : 244
サンキュー:

1

ネタバレ

†TETO† さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後が嫌だ〜(つω-`)

時々イチャイチャした感あってとても良かったのに作者さん本当殺すの好きだな〜って思った〜泣

最後は刀集め終わってしちかととがめちゃんの地図作りをするってので終わりかとおもったのに〜(つω-`)

投稿 : 2015/07/15
閲覧 : 352
サンキュー:

1

ネタバレ

kFNFM66461 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なかなか面白い物語

絵柄・ストーリー・1時間構成など、色々挑戦された興味深い作品だと思う。一つの物語としてなかなか面白かった。
この絵柄ならハッピーエンドに違いないと思って安心しきって見ていたので、ヒロインが死んだときは心底驚いた。

投稿 : 2015/07/15
閲覧 : 249
サンキュー:

1

ネタバレ

SwsFc80957 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自分がアニメにはまりだしたきっかけとなった作品(笑)

最初はキャラクターの人間味に魅了されて、そして物語にどっぷりはまったっていんしょうです。

投稿 : 2015/06/29
閲覧 : 220
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

旅路の果てにあるもの

 原作は未読。
 広義では歴史もの、時代劇の範疇の作品なのだろうが、時代背景は風俗や政治体制などは江戸
時代に近いが、実際の歴史とはまったく異なるもので、かつ他作品で見られるような実在した
人物などは一切登場せず。そういう意味では一種のファンタジー作品と言えるようで、物の怪や
幻術などの類は登場しないが、伝奇もののような趣きもある。
 キャラデザインは昔話を思わせるような可愛いタッチであるが、ファンタジー作品として
捉えると、このキャラデザインは作風に合っているように思える。個人的にはとがめの左右
非対称なファッションが非常に良かったけど。
 この可愛らしいキャラデザインに反して、内容的には結構派手に人が死んでいくが、この
ミスマッチ感覚もこの作品の個性と言えそう。

 ストーリーは鑢七花ととがめによる完成形変体刀収集の旅を主軸に進められていくチャンバラ
ものだが、チャンバラものであるにも関わらず、主役の七花自体は虚刀流という刀を使わない
異色の流派であるところが面白い。
 この七花と戦うことになる完成形変体刀を持つ者達もそれぞれに独特の個性を持ち、個性と
個性のぶつかり合いといった感じ。
 ただ、内容によっては肩すかしのようなものもあり、その最たるものが日本最強と謳われた
錆 白兵との戦い。予告編で散々煽っておいて、実際の戦いは後日の七花ととがめの会話のみ。
 ここまでやってくれるとむしろ潔い印象で、逆にそこを埋めるべく描かれた鑢 七実と
真庭忍軍の戦いは七実の実力と狂気を知らしめる重要かつ見応えあるものだった。

 実際に映像で一番ウェイトが置かれているのは七花ととがめの道中で、一種のロード
ムービーのような味わいがある。
 まず二人のやり取りがなんとも楽しく、言葉選びのセンスがいいのか、どうでもいいような
内容の会話もそれなりに面白いものになっている。
 特に長々とした会話が続く様は、この作品が一話1時間ものである構成をうまく活かした
ものであるように思えた。
 この会話の妙は七花ととがめ以外のキャラの会話にも随所に見られ、同じ原作者である
「物語シリーズ」や「めだかボックス」などに通じるものがある。
 また、この二人の道中における堂々としたいちゃつき振りも楽しい。映像的にはそれなりに
エロスを感じさせる部分もあるのだが、精神的には子供が無垢な気持ちで触れあったり、
じゃれついているように見えてしまう。実際、とがめはともかく七花の方は本当にそんな気持ち
だったのではないだろうか。

 ロードムービーは旅自体が旅人を人間的に成長させていく作品が多いが、この作品も
そういった傾向が強い。
 特に七花の場合、虚刀流により刀として育てられたことや、島育ちで他人との接触が無かった
ことにより感情が希薄だったのが、この旅によって人間的感情が芽生えていく過程が顕著。
 戦いでも、序盤において何の躊躇もなく人を殺していく様は、雰囲気こそ冷淡なものではなく
飄々とした印象だが、やはり殺人機械といった感じ。
 それが次第に変わりつつあり、特に契機となったのは姉の七実との戦いだったようで、それ
以前とそれ以後の戦いでは心のありようがかなり違う。

 一方のとがめも変わりつつあったのだろうが、復讐自体が己のアイデンティティとなっていた
ようで、変わりきることができなかったみたい。
 可愛らしい容姿と、コミカルな言動や仕草とは裏腹に、復讐のみを生きる糧にしてきた壮絶な
人生を歩んできたのだろうなと思わせるものがある。
 道中において、刀集めの旅を終えた後を楽しげに語る描写が幾つかあったが、とがめ自体は
それが夢のままで終わることが判っていて語っていたようで、なんとも悲しいものがある。
 結局は旅半ばにして死んでしまうが、旅を終えた後の七花との関係を考えると、本人が言う
通り幸せな気持ちを持ったままでの最後だったのだろう。

 終盤において四季崎 記紀の歴史改変という壮大な計画が判明し、作中においてSF的色合いが
強くなってくる。
 史実とはまったく異なる時代背景を描いた作品だったため、先に一種のファンタジーと
書いたが、実際の時代背景や歴史人物が登場しなかったのは歴史改変によるものと、設定的には
それなりに理に叶ったものであった。
 結局、大局的歴史として見ると、七花ととがめを始め、いずれも四季崎 記紀の手の平で
踊らせれていただけなのかもしれない。それでもそれぞれが己の歴史を精一杯描こうとしていた
ことはよく伝わってくる。

 最後の最後に七花と否定姫という意外な組み合わせの旅で幕を閉じる。
 この二人の関係はどう捉えたらいいのか判らなかったが、七花ととがめの旅のように、この
新しい旅も七花と否定姫、そして二人の関係性を変えていくのだろうか。

投稿 : 2015/05/24
閲覧 : 328
サンキュー:

7

ネタバレ

SVOC さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

西尾維新好き

めちゃめちゃしゃべりますw
戦闘中でも喋りたおしますw
でもそれが好き^^

ところで錆百平戦ってあれで終わり!?

投稿 : 2015/04/20
閲覧 : 387
サンキュー:

3

ネタバレ

♪akito♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

最後の11話・12話が面白い!そこまで我慢!ww
正直、作画はあまり、、、

投稿 : 2015/03/24
閲覧 : 217
サンキュー:

1

ネタバレ

ほんでぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

とにかく音楽がいい
西尾維新の作り出す世界観にあっていて、物語を盛り上げてくれている

投稿 : 2015/03/21
閲覧 : 167
サンキュー:

1

ネタバレ

ありゃりゃこりゃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちぇりお!

化物語の後に西尾維新先生の原作アニメを探して見ました。

しちかのとがめに対する心境の変化が良かったです。
好きなシーンはとがめにちぇりおが本当はちぇすとだよと突っ込みいれるとこですね^_^
最後とがめが撃たれて、そのまま死んじゃうとは思わなかったです。
悲しい結末だったのが残念でした。

投稿 : 2015/03/20
閲覧 : 243
サンキュー:

5

ネタバレ

azv5131 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったんだけど・・・

面白かった。

のですが、最終話+オチが納得出来なかったですね。
せっかくヒロイン殺すのに理由が弱いというか、殺さなくてもシナリオ完結出来たのではと凄く残念でした。
しかもヒロインが死ぬのに10分以上かかってるし、そんなにペラペラ話しても持つなら病院連れていけば助かったのではと思いました。

11話までは良作で、12話で佳作になった感じです。

投稿 : 2015/03/08
閲覧 : 241
サンキュー:

2

ネタバレ

雷亜 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高!

最後とても感動しました。
友達思いだなっと思う最後でした。

投稿 : 2015/03/08
閲覧 : 198
サンキュー:

1

ネタバレ

なまいきっすゼロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見る価値ある。

キャラデザインでは切りたくなるでしょうが、内容は良しです。
人として育っていく様、気持ち(ココロ)が無い、生きていく上で必要であるところを徐々に気づき…
刀でなくとも探し旅はいいものです。
しかし、姉ちゃん強すぎます。

投稿 : 2015/03/02
閲覧 : 274
サンキュー:

5

次の30件を表示

刀語-かたながたりのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
刀語-かたながたりのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

刀語-かたながたりのストーリー・あらすじ

刀を使わない剣術「虚刀流」の七代目当主である鑢七花は、姉の七実とともに不承島で暮らしていた。
しかし、奇策士とがめの言葉により、伝説の刀鍛冶「四季崎記紀」の作った刀、完成形変体刀十二本を集めるため旅に出ることになる。(TVアニメ動画『刀語-かたながたり』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2010年冬アニメ
制作会社
WHITE FOX
公式サイト
www.katanagatari.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%80%E8%AA%9E#.E3.83.86.E3.83.AC.E3.83.93.E3.82.A2...
主題歌
≪OP≫栗林みな実『冥夜花伝廊』、ALI PROJECT『刀と鞘』、≪2013年放送版≫supercell『拍手喝采歌合』≪ED≫妖精帝國『誰そ彼の月華』、少女病『Refulgence』、畑亜貴『千本千女の刃毬唄』、kukui『虚無の花』、とがめ(CV.田村ゆかり)『愛と誠』、ALI PROJECT『雪ノ女』、鑢七実(CV.中原麻衣)『迷い子さがし』、のみこ『からくり眠り談』Annabel『証』、否定姫(CV.戸松遥)『否、と姫は全てを語らず』、飛蘭『亡霊達よ野望の果てに眠れ』、栗林みな実『時すでに始まりを刻む』、≪2013年放送版≫ピコ『言ノ葉』

声優・キャラクター

細谷佳正、田村ゆかり、中原麻衣、鈴木千尋、宮本充、池田昌子

スタッフ

原作:西尾維新『刀語』(講談社BOX)、キャラクター原案:竹、 監督:元永慶太郎、シリーズ構成:上江洲誠、キャラクターデザイン・総作画監督:川田剛、美術監督:工藤ただし、色彩設計:手嶋明美、特効監修:谷口久美子、撮影監督:中村圭介、編集:たぐまじゅん、音響監督:えびなやすのり、音楽:岩崎琢

このアニメの類似作品

この頃(2010年冬アニメ)の他の作品

ページの先頭へ