§レイン・スターク§ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
★★★☆
2024.03.23 ★★★☆(3.9) 1度目観賞評価
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葬送のフリーレンの感想・評価はどうでしたか?
§レイン・スターク§ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
2024.03.23 ★★★☆(3.9) 1度目観賞評価
popo さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
とてもいい
世界観がよくて脇役に興味を惹かれるアニメは久しぶりでした
シアター行って映画を見るときのような興奮と満足感を与えてくれます
ma7 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
二人称で語られる英雄譚
最近opでうるっときて
エンディングで号泣してます。
借物の勇者が男前すぎる
fusanosuke さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:今観てる
せいこちゃん さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
記憶をキーワードに描かれるストーリーは素晴らしいの一言。是非見てほしい。
ギャク的な要素も所々に散りばめられており、見てて微笑ましい気持ちにさせられる。
キャラクターは言うまでもなく魅力に溢れており、また主要キャラクター以外も作り込まれているとはっきり分かる。
毎週更新されるのを心待ちにしているほど面白い作品。
ふわり さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
初めは、回想シーンが多く、魔王を倒した事の振り返りをしていたアニメ。
独特の雰囲気があり、それがフリーレンの良さでもあるだろう。
何に対してもあまり関心を持たないフリーレン。しかし、突然、興味を示す事もあり、そのギャップが面白い。
また周りのメンバーも面白い。それぞれ特徴があり、結構好きである。
最近は、戦闘シーンも多く、なかなか迫力があっていい。
今回は、28話で終わる予定であるが、二期もあるだろうから、期待をしたいと思う。
フリーレンは、1000年以上、生きれる。
それっとどうなんだろう。そのせいか、感動も薄れてしまうのかもしれない。
人が1000年以上生きれたらと思うと、想像がつかない。
短いからこを、今を大切に生きるのかもしれないね。
みっくん さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
現在26話まで見ましたが、素晴らしく美しい話です。
全ての話を見終わらないと評価をした事はありませんが、現在見終わった26話までで十分見る価値があると思ったので、評価をさせていただきます。
私は普段から泣きもろく、更に泣くためにお酒を呑みながらアニメを観ますが、8割をこえるぐらい泣きます。
それぐらい、話が美しく入り込めます。
全てのアニメを見た訳ではありませんが、魔法を題材とするアニメで、話のクオリティの高さゆえに、ここまで違和感を感じない作品は、今後出ないのではないでしょうか。
登場人物の好感度、感情移入に没頭できる違和感を感じさせないストーリー、そして話の美しさ、全てが素晴らしい作品だと思います。
これは私個人の意見ですが。
主人公は、人と比べて寿命がとても長い種族の話です。
寿命の長い主人公の話を部分的に切り取っているが故に、見出した頃は、話のスピード感に面白いのか分からずにいました。
でも5話を過ぎた頃にはとても好きなり、生まれて初めて、全ての話を見終わる前に、もう一度初めから見返しました。
そこから、現在まで素晴らしい話が続いています。
今1番楽しみなアニメです。
ちなみに、Dアニメストアでの2023年の総合1位は、葬送のフリーレンになります!
やっぱりな!!!!!( •̀ .̫ •́ )✧
オカルトマン さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
途中で断念
別に面白くないわけじゃないけど、続き見たいと思わなくなった。
良いところは、フリーレンの見た目が可愛すぎるところ。
正面とか横顔が可愛すぎる。
全てのアニメの女キャラがこれくらいだったらいいなー。
あ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
とまっち さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:今観てる
腐った牛乳侍 さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
たナか さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:途中で断念した
サンデーの看板作品に恥じぬグレイトなアニメ化。
バズパーツYOASOBI完備で約束された大勝利。
OP変わったね。EDいいけど少し壮大すぎないか。
すっとぼけやれやれオレツエーなスカした主人公をロリエルフで嫌味消し。過去回想を駆使し質疑応答のみで構成した古典小ネタ解説情報番組。コミカルサンデー節と古臭いキャラデザでのエモエモイチャコラてえてえと残念ロリババアのまったりとした空気感がウリのエモかったらよかろうなのだ作品。コピペされたお約束の数々を一切捻らないストレートさにおっさんはムズムズするかも。特に設定厨は絶対に観てはいけない。生きづらさを抱えた弱者に寄り添ったナーロッパをここまでわかりやすく磨き上げ観やすく仕立てた手腕は賞賛に値する。
18
実にわかりやすい
今回も「誰も取りこぼさない!」という隅から隅までしっかりわかりきってもらおうとの信念が感じられる。しかし「ヒンメルの恋心」や「ボケたフリしたフォル爺が実は本当にボケていた」がわからなかった人もいるらしいので既にツーアウト。あからさまにミエミエだけどギリギリの薄皮一枚は死守するのが本作の味だろうけどあれ以上どないせえっていうねん。あとはモロに言うしか残されてないやんか。これでそれはやったらいけないやつやんか。クリエイターさんの気苦労が絶えないのがわかる。お疲れ様です。
そんで萌えキャラのカップリングドタバタも増えてナーロッパ感マシマシ。クラフトさんも登場して「こいつはすげえやつ」って相互に持ち上げて格付けする瀬尾公治ばりのセルフスターシステムも効いている。事故扱いならいいのか人殺しの危険人物でも国家資格の受験資格が剥奪されないやさしいせかい。
あんな化け物に対して「空に気をつけろ」だけで済ますフリーレンの無能さもまた彼女らしい。名プレイヤーだからといって名監督にはなれるとは限らない孤高の天才長嶋さんタイプってか。いやいやおまえいくつだよ。実力差を知っていながらあまりに無責任すぎる。怒られろ。こういう予定調和のスカしたオレツエー感もまだまだ消臭できていない。
エモければよかろうなのだ!
しかしLOTRやRPGでの例えが若者にも使えるようになったことは非常に感謝している。
一般人は異世界アニメなんか観てないからね。話題作は強い。
van2013 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
作品全体のクオリティはとても高い
ストーリーもありそうであまり見ない内容で、魔王討伐を行った
パーティがその後どうなるかというお話。王様に疎まれて殺されたり、
功績が評価されて貴族や王族になって。。というたぐいではなく、
評価はされただろうが、それぞれが思い思いの元の生活に戻って
50年後に再会。。みたいな話。でも寿命があり。。
割と淡々と話が進む割に、核となるコンセプトがとても強く伝わってくる。
1話を見た後、漫画を読んだら、とても面白く一気に読み進めてしまった。
私見だが、なんとなく、問題を解決してみんな幸せになる部分が
イートマンを思い出させた。とても好みなお話でした。
さばとら さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
nyamu さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
10年かけて共に旅し魔王討伐を果たした勇者パーティのメンバーだったエルフの、その後のお話。
原作漫画もあることですし今更ここであらすじを書くまでもないですね。
原作はもちろん非常に面白いのですが派手なバトルシーンとかは無いのでアニメ的にどうかなとは思っていました。
が、見るとこれ以上無いほどの出来でした。
アニメ的なキラキラさを付け加えることはなくて原作に忠実なキャラデザ、世界観に沿った美しい背景美術と美しいサントラ、基本抑え気味だからこそたまに入ると迫力満点なエフェクト、声優さんたちの流石とも言える素晴らしい演技。
全てが丁寧に作り込まれていると感じました。
この作品のキャラはセリフで多くを語りません。
しかし差し込まれるワンカット、ワンシーンが言葉ではなく感覚で教えてくれます。通常の感性であればキャラたちの心情を問題なく読み取ることができるでしょう。
ともすれば脳の表面を滑っていく言葉よりも、深いところで感じるものに揺さぶられる感覚がこの作品の原作から持っている醍醐味だと思います。
先頭4話までを見て今後の心配などは何も無く、問題らしい問題と言えば原作が未完なのでアニメではどこまで進んでどういうふうに畳むかだけでしょうね。
--------
見終わって。
原作漫画が良いのはもちろんなのですが、制作陣の原作理解が完璧で原作を補完して更に良いものにするように差し込まれるアニオリシーン、終始崩れることの無い丁寧な作画とぬるぬる動く動画、静と動が使い分が上手いのたとえで一瞬だとしても目を見張るインパクトのあるバトルシーン。あと、ちょくちょく入る笑えるシーンの塩梅もGoodでしたね。
音楽もOP、ED、サントラ全てがフリーレンの世界観を支えており全方位に隙がありません。
全員魅力的なキャラたちの、その眼差し、ほころんだりキュッと閉まったりする口元、足元の動きなど、やっぱり全てのシーンを目に焼きつけるように見て、セリフで語られたこと、語られなかったこと、全部感じながら何周でも見ることができる作品でした。
完璧です。
2クール目も楽しみにしたいと思います。
すぴりっと さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:----
アニメ好き さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:今観てる
名無し さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:----
この…クソボケエルフが…!
やん さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:今観てる
原作も面白いが、アニメは死ぬほど面白い。
劇場版か?と疑うほどの作画、枚数。
原作が意図的に、良い意味で戦闘シーンをたんぱくに描いているが
アニメは盛り盛り。『盛るぜぇ超盛るぜぇ』である。
成し遂げた主人公達。
人生のやりたい事が終わった。
特にやりたい事も無くなった。
恋もしてない、子供も居ない。
私の人生って…
この設定が現代日本人に刺さらない訳がない。
あ、『高収入で家族あります』、なんて少数派なんで。
唯一マイナスポイントがOP。
楽曲も歌詞も映像も良い。
ただ、主観で申し訳ないが
一期の空気感と若干のずれが、否めない様に思う。
その反面EDが光るというのも事実ではあるが。
淡々とし過ぎてつまらないという方
『アベンジャーズ』それか『ワンピース』でも見て
ドカーン、ドン!でキャッキャしててくれ。
それも素晴らしいものだから、こういう違う意図で
作られた素晴らしい作品を
同じ物差しで計ろうとしないで。
日々の小さな移り変わり、年月、息づいた人間の言葉、
生きているキャラクター達を楽しむのはまだ早いのよ。
Kei さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
ブルーレイ買うのが楽しみすぎる。
takato さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
大評判作品なので見ようと思いつつ腰が上がらない本作でしたが、礼司先生の解説が面白くてやっと見ました。
礼司先生は、本作を評して一人になってしまった「ハチクロ」のハグちゃん+ワンパンマンな悟り系の最前線として語られていたが正にその通りだと思います。正直近年の出オチ的でも飛び道具的でもいいからキャッチーで客を掴まなきゃ!なノリの雑な濃い味の作品が目立つ中で、本作の一歩引いていながら丁寧な仕事は凄く爽やかな存在だ(byゴローちゃん的な感想)。
制作は老舗のマッドハウスですが、昔から馴染みのある会社が頑張っている姿には、若いもんばっかりにデカイ顔させてたまるかい!っていう意地を感じて実に嬉しい。なんだかんだいって歴史が長いだけに一番名作傑作が多い会社かもなところですし。
正直穏やかで沁みるタイプの作品だから1クールなのか2クールなのかが気になるところ。この感じだと長いスパンでやっていかないと勿体ない感じかな?。今のところ作品自体より礼司先生の評のが面白かったかなぁ〜。まだ好感が持てるどまりで、胸にズキュンと刺されるとこまではいってない。
メタルジャスティス さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:今観てる
幸 さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:今観てる
フリ-クス さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
マンガとアニメは日本が世界に誇るブンカだ、
なんて言葉がけっこう前からあっちこっちで言われておりまして、
それはまったくそのとおりだと拙も思うのですが、
『どんな』マンガとアニメでも日本が世界に誇るブンカだ、
というのはチガウ、とも同時に思うところであります。
エロマンガだのキャラパク同人誌だの、
ああいうものまで『ブンカ』だとはちょっと呼びたくありませぬ。
(桂あいりさんは『すごい』と思いますが)
こっからはアニメ限定のハナシです。
昨今のアニメで胸をはって『ブンカ』なんて大層な呼び方ができるのは、
せいぜい一割ぐらいなんじゃないかと拙は愚考するわけです。
あとは、好きなヒトたち(拙含む)だけがひゃあひゃあ言ってヨロコんでいるだけ、
ひらったい言い方をするなら『フーゾク』に属する、
使いすて御免のゴラク嗜好品みたいなモノだと思うんですよね。
もちろん、フーゾクにはフーゾクなりの良さというものがあります。
ヲタク上等、マイナ-上等、
好きなものをスキと言ってなにが悪いんじゃい、
というのはリッパな主張でありますし、
いちいち他人にとやかく言われる筋合いのものではありません。
ただ、それだとやっぱり『広がり』を期待するのはキビしいのかな、と。
ふだんアニメをあんまり見ない方々、
あ~でもたまにテレビでやってるジブリとか新海作品はけっこう好きですよ、
ぐらいの方々にとって、
いまの量産型深夜アニメの多くはハードルが走り高跳びみたいなもの。
準備運動もせずに飛べるような高さじゃないんです。
えっと……なんでこの男の子モテてるんですか?
こういうキャンキャンした喋り方ってあざとくないんですか?
騎士ってこういうモノの考え方するものなんですか?
なんでいまだにハリポタの劣化版みたいなのが製作されてるんですか?
この「ふっ」とか笑うの、カッコいいんですか?
ゲームやって遊んでるキャラを見てるだけのアニメって楽しいんですか?
こんなアイドルとか曲とか、売れる道理ありませんよね?
みたいなギモン、ふつうに感じるでしょうし、
そこにナットクできる答えを返すのは至難のワザでもありまする。
そういうライト層の方々にとって本作『葬送のフリーレン』は、
まさに絶好の入り口、
ヌマへの招待状なのではあるまいかと拙は愚考するわけです。
・わかりやすく、感情移入しやすい物語設定
・顔半分が目、みたいなこともなく親しみやすいキャラデ
・自然で、細部まで配慮が行き届いた作画
・YOASOBIさんによる、イマドキ的キャッチーなうえ世界観ドンピなOP
・情感たっぷりな描写・劇伴、ド迫力でかっこいいバトル演出
・種﨑敦美さん(フリーレン)、市ノ瀬加那さん(フェルン)のナチュラルなお芝居
おそらくライト層の方々は『さよ花』すら名前も知らないだろうし、
『江戸前エルフ』なんかアナザープラネット。
ですから『エルフの長寿性』というギミックそのものが、
斬新で惹きつけられる構成になっているとも思うんですよね。
というわけで、深夜アニメに対する典型的なヘンケン、
顔半分が目の巨乳っ子やロリっ子が、
使い回しっぽいセリフをきゃんきゃん声で言いながら、
よくわかんない敵と戦ったりヲタDTの妄想を叶えたりするもの、
みたいな偏見を抱えている方々にとっては、
けっこうドギモを抜かれる作品に仕上がっているのではあるまいかと思うわけです。
映像は、ジブリや新海作品しか知らない方でもナットク・違和感ないレベル。
そして、種﨑さんや市ノ瀬さんのお芝居は、
そうした劇場版よりも、品質がはっきりと『上』ですしね。
セイユ-のお芝居は『つくった感じ』がする、
もっと自然でストレートな声やお芝居が欲しいんだよね、
というのは、昭和から平成初期の認識かと。
そういう『つくった』お芝居は『求められているから』やってるだけで、
いまのトップクラスの役者(声優)さんたちは、
フラットでナチュラルな演技もテレビ俳優さん以上にこなせます。
実際、本作をじっくり堪能していただくと、
宮崎駿氏や岡田斗司夫氏がいかにいいかげんなことを言ってるか、
わかっていただけるんじゃないかしら。
ちなみに
市ノ瀬加那さん、今回の種﨑敦美さんとの共演で『一皮むけた』感じですね。
基礎声質に『ものすごい』天性をもってる方であり、
先の『水星の魔女』スレッタ役でもそこそこの好演をされてましたが、
本作は彼女のベストアクトと称してもいいんじゃないかと思います。
種﨑さんから盗めるだけ盗んで、
さらにワンランク上の役者を目指して欲しいものであります。
あと、すぐ死んじゃったけど、
リ-ニエ演った石見舞菜香さんもヨカッタです。
(そう言えばこの方、『さよ花』のマキア演ってましたよね)
アウラ役の竹達彩奈さんは、典型的な深夜ワクのお芝居かな。
それが『悪い』とは言わないけれど、
もうちょい、キャリア相応の奥行きを見せて欲しいかもであります。
制作がマッドハウスということで、
いわゆる『画はいいけれどコテっとしている』アニメになりそうなところは、
あの『ぼざろ』の斎藤圭一郎カントクが見事にカバ-。
斎藤監督って、まだ監督二作目なのにほんとすごいですよね。
アニメ-タあがりなのに『映像重視・音響軽視』の悪いクセがまったくなく、
ト-タルバランスの調整力がハンパないです。
さらなる魅力として、拙的にはフリーレンとフェルンの
『いちいちわめかないバトル演出』がお気に入り。
アニメバトルは叫ぶもの、
みたいな大時代的お約束って、好きじゃないんです。うるさいし。
てか、こっちの方がカッコいいじゃん。
斎藤監督は2015年に大学のアニメ科卒だから、まだ30歳ちょいぐらい。
たぶん、学生のときから既存アニメの良点・悪点を分析し、
そのうえで『これからのアニメはどうあるべきか』を真剣に考えて、
作品に落とし込んでいる方なんでしょうね。
まさに、本作の製作コンセプトにぴったしの方であります。
さて、製作コンセプト、という言葉の並びから申し上げますと、
本作の製作(『制作』じゃないですよ)の狙いは、ずばり
『アニメライト層の取り込み』
であります(いやいや、そんなん言わんでもわかるがな)。
そのために日テレさんは、
わざわざプライム枠の『金曜ロードショー』を丸ごと空け、
さらに23時からという、
『NANA』以来、17年ぶりとなる一般層の可視聴ワクを、
アニメ専用に新設したわけです。
じゃあ、テレビアニメがライト層を取り込むことによって、
テレビ局やアニメ制作会社にどういうメリットがあるのか
が気になるところですよね(気にならないヒト、ごめん)。
ここからちょっと、
テレビ局とアニメのビジネス関係について考察を。
本作とはあまり関係ないので、
まるっとネタバレで隠しておきます。
興味と関心のある方だけ、ど~ぞ(言っとくけど、長いです)。
{netabare}
テレビ局のビジネススキームというのは基本的にシンプルで、
原価○○円で制作・調達した番組を放送し、
その際にスポンサー企業から△△円の広告料をとって、
その差益で儲けるもの。
というのがその構造のベースになっております。
一千万円で制作した番組で二千万の広告収入があれば一千万のもうけ。
番組によっては
板を出したり有料配信したりといった二次利用もしていますが、
それは収益構造のメインストリームではなく、
あくまでもプラスアルファ、副次的なビジネスであります。
で、その『制作費=原価』というのは曜日や時間帯によって違い、
より多くの視聴が見込める(広告料がとれる)ゴ-ルデンやプライム枠と、
誰が見んねん、という深夜枠では雲泥の差があります。
といっても昨今の不況やネット広告の隆盛で広告収入が減少しており、
そのぶん、制作費も引き締めの一途。
番組の尺がバラバラなんですが60分枠として換算すると、
ゴ-ルデン~プライム枠 →1000~3000万円。
一般日中枠 → 500万以下が多数。
深夜枠 → 300万未満。100万を切ることも。
みたいな感じですね(もちろん例外いろいろありますが)。
サッカーのワ-ルド杯みたく放映権料がワリに合わないほど高額な場合、
同じスタジオ・出演者で前フリ番組を延々とやるのは、
なんとかト-タル原価を抑えようというナミダぐましい努力であります。
金曜ゴ-ルデン劇場みたく他社の作品を流す場合の放映権料は、
国内作品で1500~3000万(60分あたり 750~1500万)
海外作品で2000~4000万(60分あたり1000~2000万)
あたりがいまの相場かと(もちろん例外はいろいろありまする)。
ここまで例示した数字というのは、
ひと昔前と比べると二~三割安ぐらいの感じです。
もちろん、いまだにじゃぶじゃぶオカネ使ってる番組もありますが、
基本的に制作費というのは緊縮の一途かと。
だって、クライアントの広告出稿が右肩下がりなんだもの。
そもそも、番組視聴率がダダさがり。
ネットなどにとられて若者のテレビ離れなんかも進んでおり、
ちょっとしたドラマで20%越えなんてイマはもうムカシ。
番宣ばんばんうっても一ケタ中盤というケースが珍しくありません。
視聴者が少ないということは、広告効果が低いということ。
クライアントとしてはそこにじゃぶじゃぶオカネ使うより、
Web広告みたく視聴者を選んでタ-ゲットに届ける、
セグメント型の広告媒体に資本を回すのが自然な流れですよね。
というか、すでに2019年、
Web広告費の総額がテレビ広告費を上回っているんです。
セグメント広告が主流の現在、
テレビみたいなマス媒体が広告のメインに返り咲くって期待薄ですから、
ト-ゼンこれからも番組制作費はシブくなります。
ちなみにテレビアニメの制作費というのは、
きちんと手を入れて作ると一話(30分枠)で1500万ぐらいかかります。
一時間枠に換算すると3000万円。
これ、キー局が視聴率15%以上を狙って勝負をかける、
ゴ-ルデン枠番組なみのお値段です。
全日帯とか深夜枠で見かけることはまずありえません。
巷ではアニメ-タの所得が低い理由として
「テレビ局がしぶちん」
「広告代理店が中抜き」
みたいなことがしれっと言われてますが、
なんでそんなウソ平気な顔して言っちゃうかなあ。
テレビマンに言わせてみれば、テレビアニメというのは
制作費がバカ高くてワリに会わない
不経済なコンテンツなんです。
視聴率との対比で考えたら、丸抱えなんてゼッタイできませぬ。
じゃあなんでこんなにテレビアニメがたくさん製作されているのかと言うと、
アニメはほとんどが『製作委員会』方式であり、
製作投資のリクープを、
放映時の広告収入ではなく二次利用・副次収益に頼っている。
というビジネスモデルになっているからであります。
あるマンガがテレビアニメになると、当然ながら認知度が上がります。
すると、だいたいの場合『後から』ケーザイ効果が生まれます。
出版社 →原作本やムック本が売れる。
音楽会社 →OP・EDの楽曲が売れる。
グッズ会社 →関連グッズが売れる。
映像会社 →板(マニアさんの言う『円盤』)が売れる。
で、そういう『利益の共通する』方々が、
オカネを持ち寄ってアニメを作るのが『製作委員会』であります。
(実際はもっとフクザツなんですが、簡略化して書いてます)
これ、多くの場合、テレビ局にはぜんぜん『うまみ』がありません。
ただ「オレたちが放送してやったからそんなに売れたんだろ」
みたいに強引マイウェイな理屈で、
二次売上げの数%を『局印税』として徴収する場合がありますが、
積極的にアニメを放送する理由にはなりません。
ですから製作委員会は、その放送枠自体を買い取ります。
このワクの広告代をゼンブ払うから、このアニメを流してください
というハナシですね。これなら局印税も発生しにくいですし。
この放送枠買い取り代(通称:波代)って、
深夜枠であっても全国世帯の七割以上をカバ-しようとすると、
局やワクの深さ・タイミングにもよりますが、
1ク-ルで五千万~一億円ぐらいかかっちゃいます。
ですから、地上波はお茶をにごす程度、
好きな人はネットで見てねえ、
みたいな作品が増えてきているのもしゃあないところなんです。
で、本作『葬送のフリ-レン』に話を戻しますと、
日テレさんの狙いは『安価でそこそこ視聴率のとれる作品を確保』することであり、
製作側の旨みは『視聴者の幅が広がり二次収益が増える』ことです。
まずは日テレサイドのソロバン勘定から。
初回は二時間枠ですから、制作費は6000万円ほど。
製作委員会に入って二割ほど負担したとすると、
この回の日テレ負担は1200万円ほどだったことになります。
これは、60分枠に換算すると、600万円。
ふつうに映画の放映権を買ってくるよりも、かなりおトクです。
それ以降の各話も二割負担だったとすると、
各話の負担金は300万円、60分枠換算はやっぱり600万円。
これは、23時台としてはやや高めの数字で、
このまんまほったらかしておくと、
局のエラいさんは、あまりいい顔をしてくれません(視聴率にもよりますが)。
ただし、アニメは二次使用でお金が戻ってくるシステムです。
二次利用の収益(DVDなど)の一定割合は、
出資額に比例して製作委員会で配当されることになります。
また、この番組は『枠買い』ではないので、
二次利用売り上げの数%を『局印税』として徴収できます。
この、出資に対して戻ってくる比率を『リクープ率』と呼びますが、
これが50%あれば、実質的な制作費負担は60分換算で300万円。
これは、23時台の番組としては、なかなか優秀です。
もしも100%返ってきたら、
なんと制作費負担が実質『タダ』ということになっちゃいます。
こうなるとシャチョ-賞も夢ではありません。
出資から回収まで時間がかかるのが難点っちゃ難点ですが、
いまの超低金利、そして日テレの資金調達力を考えると、
そんなもん、モンダイのうちに入らないわけで。
ただし、いまのアニメでリクープ率が100を超えるのは、
1ク-ルで一本あるかないかぐらいです。
いわゆる『覇権アニメ』でも、そうカンタンに100には届きません。
ですが、その場合でも『局印税』があるからある程度は戻りますし、
制作元のマッドハウスが日テレの連結子会社ですから、
資本の内部循環ということで、最低限のいいわけは成り立ちます。
むかしからこういうソロバン勘定はあったのですが、
とにかくテレビ局は『報道』『バラエティ』『ドラマ』班が強く、
なかなか編成さんが枠を開けてくれませんでした。
ただ、ネットやゲームなど余暇競合商品の台頭で、
看板ドラマやバラエティの視聴率が軒並み一ケタに落ち込み、
そういう垣根がどんどん低くなってきてるんですね。
安く作れて視聴率が取れるんならアニメでもいいんじゃね?的な。
この流れというのは『キメツ』や新海作品の連続ヒットなど、
ライト層にもテレビアニメ需要がある、という具体的な判断材料が、
いろいろ出そろってきたのが大きいかも知れませぬ。
(『キメツ』、フジにとられちゃいましたしね)
劇場版ではなくテレビアニメを
ふだんから見る習慣のある視聴者が増えてくれれば、
視聴期待対象者(タ-ゲット)の母数が大きくなりますから、
いろいろなリスクがさらに低減できます。
そうなると『低コストでそこそこ視聴率がとれる』勝利の方程式の完成です。
だからこそ初回に金曜ロードショー枠で、
まずは作品の視聴体験者の母数を稼ごうとしたんですよね。
ちなみに本作の世帯視聴率は、
初回(ゴ-ルデン枠)で 6.8%
その後の通常(23時枠)で 4.4%(9話速報値)
と、一般番組と遜色ないどころか『そこそこいい』数字です。
そして、9話(実質6話)まできているのに、
ワク違いの初回放送と比較して減衰率35%というのがスゴい。
想定以上なんじゃないかしら。
同じ23時からやっているテレ東さんの『SPY×FAMILY』は、
2.6%。(5話速報値)
これも決してダメな数字とは言えません。テレ東さんだし。
ただ、日テレさんの戦略、
金曜ロードショー枠を使って視聴体験者の母数を増やす
みたいな仕掛けをしておりませんので、
ただ23時にやってるだけなのがしんどいところです。
というわけで、
いまのところ(11月9日時点)では、目論見どおりの推移ですね。
担当者は「してやったり」とニンマリし、
ドラマ班やバラエティ班は苦虫かみつぶしていることでしょう。良き。
で、テレビ局から離れて制作サイドのメリットを考えた場合ですが、
こちらもかなり『おいしいスキーム』になっております。
局印税ぐらいヨロコんで払っちゃう。
ひと昔前は、視聴率なんて極論『どっちでもよかった』んです。
というのも、
リクープの大半を板の売り上げに依存する体質であり、
『一度放送したアニメを二話5~8000円で購入する』層というのは、
かなり限られていましたからね。
視聴率4%で板が2000枚しか売れないアニメよりも、
視聴率1%で板が6000枚売れるアニメの方がダンゼンもうかる、
というトホホなビジネススキームだったわけです。
ナニコレ的な一部ヲタク向けアニメがいまでも多いのは、
そういう背景があるからなんですよね。
(だから枠買いしないとテレビ局が流してくんないわけで)
ところが、いまはネット配信がリクープで重要な位置を占めてきました。
二話でウン千円なんてとても払う気のない方でも、
ちょっと面白そうじゃん、で気軽に手が出せるようになってきたんです。
市場ケ-ザイのイロハとして、
低価格帯商品というのは、認知度と売り上げが準比例いたしますから、
こうなると、最初にパイを広げた方がダンゼン有利です。
さらに、ムリしてヲタ受けを『狙わない』方が需要が見込めますから、
ちっ、またこんなん作るのかよ
なんて制作や役者さんがグチを言う機会も減ろうかというもの。
さらに商品化(絵柄のライセンス供与ビジネス)も、
これだけ作品の知名度があがると、
限られたアニメ関連商品のグッズ業者だけでなく
大手メーカーとのタイアップが充分すぎるほど期待できます。
(あいつら『知名度』に笑っちゃうほど弱いですから)
また、本作は絵柄・テイスト的に、海外番販にうってつけなんですよね。
年齢制限はもちろんかかるんですが、
ナルトやワンピースぐらいしか見ていない海外ライト層にも、
きっちりささるものと思われます。
担当者が相当なアホでない限り、かなりの海外収益が見込めるんじゃないかしら。
というわけで、本作に関してはいまのところ、
テレビ局と製作委員会はWinWinな感じになっております。
テレビ局の番組制作費緊縮が加速する昨今、
製作委員会がネギしょってやってくるアニメが注目されているのは確か。
テレ東の『スパファミ』みたく23時台、
ひょっとしたら22時台というプライム枠にさえ、
アニメが登場する可能性が『ない』とは言い切れない状況なんですよね。
{/netabare}
とまあ、かなり『いいことばっか』書きましたが、
こういうビジネススキームを継続的に成立させるためには、
ライト層にもマニア層にもささる
アニメを供給し続けることが必須条件となってまいります。
テレビは数字が全ての世界ですから、
はっきり言って『視聴率次第』の下剋上。
23時台のワクを開けて視聴率1%台が続いたりしたら、
いかに制作費が安くても、
次の編成でワクそのものが『おとりつぶし』になっちゃったりするんですよね。
ご参考までに『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』(フジ23:15~)は、
平均して7%超えという驚異的な数字でした。
局のエラいさんのアタマにはこれがしっかりインプットされており、
さっさと二匹目のドジョ-をさがさんかい
みたいな側面がなきにしもあらずかと(経営者はムリ言ってなんぼです)。
まあ、いきなりキメツがムリなのはわかってもらえても、
この時間帯のワクを維持するためには、
少なくともスパファミぐらいの数字(2.6%)は維持しなきゃいけない、
というのがリアルなところなんじゃないかしら、
それって、
昨今のアニメ事情をよくよくご存じの方にとっては、
けっこうキビしいハードルに思えるのではと拙は愚考いたします。
マニアにもライト層にも安心しておススメできて、
なおかつ減衰率抑えめでそこそこの視聴率がとれるアニメ
なんて、1ク-ルに数本あるかないかってハナシですしね。
アニメ慣れした視点だと良作はもっとあるんですか、
ライト層がハマりそう、という条件がけっこうキビしいんです。
本作『葬送のフリ-レン』と同じスキームでやって、
同等かそれ以上の結果が出せそうなのって、
今年度だと『リコリコ』か『推しの子』ぐらいしか思いつきません。
(あれ、独立局でやったのもったいなかったですよね)
やっぱ『ヴィンサガ』とか重いしなあ……
逆に『スキロ-』みたいのが『のだめ』的にウケるかも……
あ、『無職転生』ならひょっとしていけるか。
いやいや、そもそもキメツって、なんでバズったんだ?
なんて考え始めると、とっちらかって収拾つかなくなってしまいます。
日本人は、決してアニメが『きらい』な民族ではありません。
映画の興行収入歴代ランキングで、
ベスト20のうち14作品がアニメ(3DCG含む)
なんて国、ほかにないんじゃないかしら。
それなのに、
ライト層に安心しておススメできるテレビアニメが存外少ないんですよね。
彼らは『ふつうのドラマ』と同じ視点で見ますし、
マニア層みたく原作者や制作者に身内カンカクでゲタをはかせ、
曖昧さやいいかげんさを許してくれるといった寛容さはありません。
中国人が有り難がってマツタケ食べるとか騎士が土下座をするとか、
そういう基本的な考証ミスを
『これは架空の国、ファンタジー世界だからいいんだよっ』
なんてリクツでは許してくれませんし、
モテ要素のない男の子のハ-レム展開なんか、たぶん理解不能です。
テイストはファンタジーでもSFでもラブコメでもなんでもいいんです。
ほんと、面白きゃなんでもいいんですが、
ちゃんとした考証と共感できる人物造形は必須条件。
「いやなら見んな」
とか言われたら、はいはいそうですかと見るのをやめるだけのハナシです。
拙自身、個人的には『だいすき』なんだけれど、
だからといってライト層の方々にはおススメできないなあ、
なんて作品が、ほんとたくさんあります。
好きなものをスキというのは何も恥ずかしいことではないのですが、
布教活動は控えめにするというのが、
現実社会の荒波をのりこえていく一つのコツではないかと思ってもみたり。
(あにこれは別よ、もちろん)
とはいえ、本作『葬送のフリ-レン』がライト層にもズバっとささり、
大きな成功を収めるだろうというのは、ほぼ既定路線。
二匹目、三匹目のどぜう狙いは、トーゼン『ある』と予想されます。
キ-局が出資してマスマーケットを狙う作品と、
これまでどおり狭い世界の中で、
ニッチなマ-ケットを狙う作品の二極化が進んでいくんじゃないかしら。
10年後ぐらいにアニメ史をふりかえったとき、
ひょっとしたら本作の放送が
エポックメイキングな出来事として語られているかも知れません。
そんなことを妄想したりしながら
次の放送をココロ待ちにしているワタクシなのでした。
乱文駄文、そして長文、ほんとにほんとにごめんなさいね。
以下、オマケです(本作ほとんどカンケ-ありません)。
ほんと、単なるネタなので、
おヒマな方だけ開いてやってくださいまし。
{netabare}
本作のヒロイン『フリ-レン』の名前って、
拙はかってに英語で”Freelen”だと思い込み、
自由な欧州水泳連盟ってなんだろ?
とか思ってたら、
ドイツ語で”Frieren(凍っている)”だったんですね。
いや、無知とはほんとおそろしいものであります。
というか、
ナマエの音だけでイミを判断するのって難しいですよね。
ちなみに日本でよくある名前『雄大(ゆうだい)』は、
英語圏の方々の耳には
”You die(おまえ、死ね)”としか聞こえないそうです。
良く晴れた秋の日のセントラルパーク、
やさしそうなお母さんが小さな男の子を追いかけながら、
「おまえ死ね、おまえ死ね」
と連呼している光景って、とってもシュールだと思いませんか?
あと、日本名の『麻生(あそう)』さんは、
残念ながら”asshole”に聞こえちゃうそうです。
もしも麻生雄大さんがハイウエイでごついポリスに止められ、
名前を聞かれて
” You die,asshole”
なんて言っちゃうとタイヘンなことになりますので、
全国の麻生雄大さん、渡米の際はくれぐれもお気をつけくださいまし。
(気のつけよう、ないんですけどね)
{/netabare}
PSvKf07387 さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:今観てる
原作が大好きでしたが、初回金ロー2時間やったり推されかたがヤバかったのでめっちゃ不安でした
しかし始まってみたところ非常に出来が良くアニメを作ってる方にも愛されてると思いました
また、基本原作付きの物はアニメから入ったらアニメしか原作からなら原作しか見てませんでしたが、アニメと漫画の媒体の違いでの得意不得意がよく分かりそういう面でも面白いです
原作好きでまだ見てない方は是非見てほしいと思います
王道のバトルファンタジーが見たい、バトルのついでにストーリーがあるみたいなのを求めてる方には向いてないです
K2 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:今観てる
overnao さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:今観てる
結構人気な作品のようですが、自分は乗れなかったです。
ゲームをクリアした後の平和な世界をいかに過ごすかという問題意識は、経済成長後の安定しているけどつまらない日本を生きている若者に刺さるってのは理解できます。どこか気だる気で淡々としたストーリ進行もまた、今っぽいと感じました。
個人的には作品の面白みは分かりませんでしたが、今の時代の空気感を的確に反映した作品なのは間違いないと思います。
てか、主人公の声優アーニャと同じなの!?声優さんってすごいね。
あーる さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
第1話を見て最後まで見ようと思った。
が、ちょっと思ってたのと違った。
要は冒険を終えて何十年か後に自分たちのパーティの足跡を辿る旅をする、というような話なのかね。
第1話で冒険が終わって、数十年後に勇者がじいさんになってて、さらに年月が経って…となっていたので、フリーレンのその後の人生的な話で何十年単位で話が飛んでいくんだと思ってた。
その度に仲間が少しずつ死んでいく、自分たちのことが忘れられていく、そういう半ば短編集的な作品だと期待してた。
まぁこれはこれで悪くはないんだけど…。
結局特定のパーティじゃあなぁ…。
商業的にはそうじゃないと困るんだろうけど。
葬送のフリーレンのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
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