og3jar さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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薬屋のひとりごとの感想・評価はどうでしたか?
og3jar さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
くまごろう さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
よこちゃん さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
冒頭唐突に始まりますが、話数が進むにつれ明らかになっていく。そして並行して事件が起きるミステリ物。中華風としてますが唐の時代を参考にしているようで、実際にあった職業などもあるようです。
主人公マオマオが萌え要素のあまりない声、デフォルメ化してふざけるシーンも多々あり、悠木碧を起用したのは大正解ではないでしょうか。
薬師マオマオが薬や毒に対して好奇心と知識が豊富でそれを活かして後宮で起こる事件を解決する、探偵のような役割で絶妙に可愛らしくない声が合い、ひとりごとと言うタイトル、確かに考察する時ひとりでしますもんね、この辺もセンスあるなと思います。
謎が簡単、ライトすぎると言った意見がありますが、これぐらいがちょうど良いと思います。難解なミステリ物は万人には受けないんですよ。僕が小説で読んで好きだった森博嗣の「すべてがFになる」も難解すぎてドラマもアニメもコケましたから。
描写するのも難しくドラマ1話でこれじゃない感があり視聴やめましたから。
だから名探偵コ◯ンが大人気なんですよ(私は嫌いですが)。コアなミステリは小説で楽しむのが良いと個人的には思います。
脱線しましたが複数の事件が起こり解決するうちに伏線だったりと、このアニメはちょうど良く難しすぎない謎、それでいて意外性もあり誰でも見やすく作られているのが好感です。
あと遊郭の話も嫌みなくエロさも女性の見た目ぐらいで工夫されてますね。女性の方にもお勧めできますし、帝の妃という日本で言えば大奥の話に近くこれも面白い要素だと思います。
さらに中華風の名前ってちょっと覚えにくいんですが、2クールあるのにキャラ数少なく助かります。その辺考慮してるのなら原作者さんすごいですね。
作画はとても良いと思いますね。キャラ絵はもちろん建物が外観や内部と非常に丁寧な中華風で雰囲気ありますね。イケメンのジンシが割とポンコツな所とか、種ちゃんの陽気なキャラとか、どのキャラもくどすぎない個性があります。まぁマオマオが上手く言えませんがスルメみたいな味のあるキャラですかね、悠木碧があえて控えめにかつ存在感ある演技さすがです。
他にも1クール目で一旦着地させる珍しい構成ですね。2クール目はまたガラリと話が変わり2度楽しめます。
またアバンがなくOPの最後が止め絵、ナレーションあり予告が無音と、中国アニメっぽく中国アニメファンを意識してる感じがします。アニメに国の関係はどうでもいいので良いんじゃないですか。
中国嫌いとか嫌なら見なきゃいいだけ、わざわざそんなレビューするのはどうかと思います。
1.2クールどちらもOP曲ED曲すべて良いですね。
有名なアーティストさんばかりでないのにナイスチョイスですよカラオケで歌おうかな。
久しぶりに満点にしました、私がミステリ物好きと言うのもありますが、悪い所が見当たらない素晴らしいアニメだと思います。このクオリティなら私はケチはつけれないし夢中になりましたから。すぐに2期も決まって待ち遠しいです。
かなりお勧めします、ミステリ物が特に好きでない方にも視聴していただきたいですね。
2024年4月1日
snow さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
作品の方向性がドストライクでもないのにとにかく観てて面白い。
キャラ造形と掛け合いが絶妙にちょうどいいのかなぁ。
最後の方の薬物トリックなんて蒸留酒注いだら飲んで倒れたので勝利だからね。
アニメは没入を阻害しない高クォリティ、別出版社複数にコミカライズさせた効果なんだろうか。
ペンキ状ベタ塗り絵と細部端折りまくり構成で散った本好きがこのクォリティだったらなぁ…
13話まで視聴。
あ、書いてないや。終わったら書けばいいかーと思ってたら2クール目突入。
後宮探偵かつおもしれー女、隠してるけどメイクしたら美人と女性向けキャラ造形。
本格中国歴史モノではなく、なろうファンタジーのような時代不詳のファンタジー中華。
(時代不詳つってもさすがに窓に板ガラスがはまってたりはしないけど)
と、建付けだけなら好みからはずれながらも展開されるドラマが面白い。
事件のトリックだとか毒物知識だとかも珍しいものはないけど、ミステリーモノによくいってるなぞなぞやパズルじゃなくてドラマ見せろってオーダー通りですわ。
とろとろとろろ さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
原作やコミカライズを読んでる人達には予想できていたこととはいえ、
終盤で羅漢が全てをさらって行ったな(笑
しかもあの声の演技力はスゲーわ。
作画は力が入っている場面とそうじゃない場面との差が極めて明確だが、
ここぞという時のヌルヌル感はヤバい。
背景美術も緻密で濃厚。
さらには挿入歌が5曲(鳳仙が口ずさむ歌を含めれば6曲)という豪華仕様。
つまり最初から成功が前提のアニメだったわけで、それを裏切らなかった
制作陣はよく頑張ったと思う。
同期に放映された葬送のフリーレンもそうだが、昨今の深夜アニメにおいて
「やればできるじゃねーか」を見せつけてくれた作品。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この作品の原作は未読ですが、碧ちゃんが出演すると知り視聴を決めた作品です。
後々になりますが、能登さん、種﨑さん、石川由依さん、木野日菜ちゃんなどの錚々たるメンバーが揃っているのを知ることになります。
碧ちゃんの出演作品をググったところ、同じ2024年冬アニメで放送されていた「佐々木とピーちゃん」のピーちゃん役も演じられていたようです。
そう言われてみると…という感じはしますが、視聴している間は全く気付きませんでした^^;
まぁ、「治癒魔法の間違った使い方」の黒騎士は聴いた瞬間に分かりましたけどね^^
後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決する、
シリーズ累計3,100万部突破の大人気後宮謎解きエンタテインメントが待望のアニメ化!
大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、
興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。
公式HPのINTRODUCTIONとSTORYを引用させて頂きました。
碧ちゃん演じる猫猫(マオマオ)の性格と立ち振る舞い、そして謎解き要素を持った物語自体が面白さに拍車を掛けていたように思います。
猫猫は一介の薬師…の筈なのですが、毒と薬に異常なまでに執着する上、好奇心旺盛で正義感も強いので、気が付いたら渦中の人になっている感じです。
そして猫猫の対面に対峙するのは、後宮で強い権力を持つ壬氏…
もし女性だったら傾国と言われるほどの美形。
とある事件をきっかけに猫猫の「実力」に気づき、皇帝の寵妃の侍女に抜擢する切れ者でもあるのですが…
本来ならお忙しい方のはずなのに、猫猫の周りでちょくちょく見かけるのは気のせいでしょうか^^;
そしてこの作品の特徴と言えば、兎に角登場人が華やかであることだと思います。
後宮に住まうお妃さまたち、そして猫猫が育てられた花街の最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫の方々…
後宮と言うと、徳川家の大奥の様な得体の知れない何かをイメージしたくなりますが、この作品にはそんな黒い部分が私には気付けませんでした。
実際には大なり小なりいざこざや確執はあると思います。
帝の寵愛だってみな等しく受けられる訳ではないようでしたから…
物語の進展に伴い明らかになったのが「猫猫は一体何者であるか」という点でしょうか。
中盤まで視聴して如実に分かるのが猫猫の聡明さです。
育ての父親から薬学について学んだ上、本人も独学で色々と勉強をしたようですが、そんな努力だけでは推し量れない何かが見え隠れするんです。
ですが、これは感情でどうこうできるモノではありません。
自身の存在同様受け入れるしかないことだから…
それでもラストの粋な計らいは良かったですね。
一方、「緑青館」の三姫の皆さんは本当に猫猫が大好き…
後宮勤めになってあまり帰省できなくなったようですが、血を分けた妹の様に接する感じが個人的には堪らなく良かったと思います。
だって、花街で働くということはそれなりの理由があっての事だと思います。
そしてそれは決して楽しいことばかりではなく、寧ろ真逆のケースが多いですよね…
それでも、猫猫と三姫の間は笑顔で満ち溢れていましたから。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニンブテーマは、緑黄色社会さんによる「花になって」と、Uruさんによる「アンビバレント」
エンディングテーマは、アイナ・ジ・エンドさんによる「アイコトバ」と、wacciさんによる「愛は薬」
2クール全24話の物語でした。
2024年冬アニメの中でも人気の高い作品でしたが、その評価が納得できる作品だったと思います。
そして嬉しいことに、第2期が2025年に放送されることも早速発表になりました。
今回、原作2巻まで使われたそうなのでストックも山ほど残っています。
続編、期待しています。
続編のナレーションも今回同様島本須美さんだと個人的には嬉しく思います。
精一杯堪能させて頂きました。
レオン博士 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
中国っぽい宮中を舞台にして、薬の専門家である主人公・猫猫が毒の知識を頼りに宮中で発生する事件を解決していく華やかなミステリーアニメ
同じような展開が続くので飽きる人はいそうですが、最初から最後までちゃんとしたミステリーで葬送のフリーレンと並んで2クールにわたってとても楽しませてくれた作品、文句なしにオススメ!!
まず絵と雰囲気と音楽が美しいですね、マオマオが「化粧をした顔(あえてそう書きます)」とか作中のキャラと同じように見とれてしまって、すごく力が入っているのがわかります
性格の悪い人達がたくさんいて陰謀と策略が渦巻き、一回ミスしただけで死刑になりかねない宮中で、誰にも媚びないマオマオのキャラクターも清々しくて好き
そして周りのキャラクターとの知恵比べにスマートな事件解決が鮮やかで見ごたえありました
作中にも出てくる石楠花の毒、石楠花の花はとても気品があってまるで女王様みたいな美しさがあります。でも毒がある・・・まるでマオマオのよう
過酷な宮中で生き抜くためにはそんな美しさと気高さと毒を持ってないといけないのかもしれません
王氏もただのイケメンじゃなくて{netabare} マオマオとの駆け引きや協力関係が心地良かったし、彼の出自はたぶん高貴な人なのかな?って思っていたけど、そういう印象を受けるのはシナリオ的な意味があって、ちゃんとそういう風に見えるように描かれているのもキャラクターをしっかり作りこんでいて魅力的でした{/netabare}
欠点が本当に見当たらない綺麗な作品でした
tomledoru さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:----
1/3は,薬と毒での関係の話,1/3は,推理もの,残りは,何だろう?ラブコメでもいいのかなあ。
私は大学では人文社会科でしたが,そのもう一つ上では。医学部でも薬学部でもないんですが。人文社会系と,理系と,医療系の狭間に入ったような専攻科で,さらに,2年間勉強してましたので。毒や薬に関しての知識はあって,とりたてて新たな気づきや驚くようなことはありませんでしたが,若い娘が薬屋として,おそらくは中国の王朝での宮中で,難解な事件に相次いで立ち向かっていくという話は,私は面白いと思いました。
猫猫のCVは,ちょっとコワモテの声で。ピッタリだと思いました。(セミの抜け殻生える漢方薬の)冬虫夏草を手に入れた猫猫が,ニタっと笑う場面は,ぴったりの役どころです。
恋愛までいかないにせよ,少しはそういう要素もあって。壬氏様とのやり取りの中で。それとなく。お互いに好意を感じているような気がします。
薬屋。推理もの。だけではなくて。後宮と遊郭という色気がある設定の話で。葬送のフリーレンよりさらに。大人向けのアニメかなという気もします。
このアニメは非常に強気だなと思うのは?レンタルビデオ屋さんには並ばず。もっぱらブルーレイを買わせようという。意図が見え見えなのがわかります。しかも。まだまだ話は続くよということで。原作読んでない私にとっては?まあまあ楽しみなことでもあります。早く続きとその展開が知りたいです。本質はやっぱり宮中+(後宮や遊郭)での人間模様がテーマですので,冒険ファンタジーものとか?異世界ものとか?転生もののアニメに慣れてしまっているとあんまり面白くないのかもしれません。
もう一つ原作を知らないということで。壬氏様というのは?実は宦官ではなくて。もっと身分の高い人が何らかの事情で?後宮にお仕えしているという話なのではないでしょうか?その辺は推測ですので。今後の。話に大いに期待しています。猫猫と壬氏様のとの関係を一番に楽しみにしています。
猫猫の出生の秘密をはっきりさせた,第24話「壬氏と猫猫」で,建物の上で猫猫が,舞うように踊る姿は私のような視聴者へのサービス+今後の展開への期待を膨らませるのには十分に良かったです。
Yamaneko さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
Takaさん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
セシウス さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
原作小説は未読です。また2種類コミカライズされているそうですがどちらも未読です。
古代中国をモチーフにした架空世界で薬師の少女が後宮で働くことになり、持ち前の知識を生かして様々な問題を解決していく姿を描いています。ジャンルとしては日常系ミステリーですかね。人身売買に近い状態で攫われた少女が主人公で、相手役イケメンが宦官という斬新な設定とユニークな世界観に最初は引き込まれます。
ただ見ていくと謎解きは、単に現代の知識があれば解けるようなものばかりだと気づきます。知識の足りない周囲の人々に現代の知識を披露して評価を得る流れはなろう系そのもので結構がっかりします。もちろん主人公は現代日本から転生したわけではなく、幼いころから体をはって実験したり勉強したり、努力の結果知識を身につけているわけですが、ミステリーにひねりがなく知識があればわかる、そしてその知識が視聴者にとって大した知識ではないことでやや失望感を持ってしまう感じですね。
また、{netabare}主人公は実は汚いメイクをしていて本当は美少女だった、とか相手役イケメンは実は宦官ではなく普通の男子だった、{/netabare}などはなんか結局は普通の少女漫画チックな流れでまたまたがっかりします。それでも主人公をはじめ声優さんたちが好演していて日常シーンなどはそこそこ楽しめました。
作画は割と良かったと思います。特殊感のある背景や衣装を丁寧に作画していると思いました。美麗で印象的なシーンも結構多くて良かったと思います。音楽は劇伴は割と中華風、OP/EDは作品からちょっと離れた感じでそれぞれ悪くはなかったです。
比較的力の入った作品だとは思いますが、ストーリーにどこか合わないものを感じました。原作が合わないのかもしれません。特にストーリーに大きな流れを感じないので続編はパスします。ノーマル少女と宦官との恋愛を描いた話だったらかなりおもしろい話になった思うのですが。
タイガー さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
毒好き少女の謎解きファンタジー
作画と色彩ゎ鮮やかで美しい
1.2クール全てのop.edも高評価◎
羅漢すきやなー。いい話やったなー。
1つ1つの事件自体ゎ興味深いけど、だんだん飽きつつあった1クール後半
気づけば任氏様の尊さに狂わされていた2クールラスト
ミステリーより恋沙汰のが気になる作品
たこす さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
まず時代背景としては中国唐の時代にあたる。同じく昔の中華をイメージしたアニメキングダムと比較するとおよそ1000年後の世界となる。
娼婦の町と後宮を行き来したストーリーで同時代背景で乱世をテーマにした作品が数多くある中、女性を主軸にしたストーリーは非常に新鮮であった。
娼婦と後宮でラブストーリーをイメージしがちだがその広くも狭い世界で起こる様々な事件や現象を薬の知識と科学で解決していくミステリー物です。
視聴した感想としてはキングダムの時代背景よりも1000年後という事もあり、様々な科学や教養を身に着け始めた絶妙なタイミングであり薬屋の主人公のみが知る知識が多くありいわば主人公無双になっているが前提条件は視聴者と大きな大差はなく、より没入感を得ることが出来た。
またミステリー物で重要な要素の一つが動機になるが、これが当時の時代感覚によるもので動機が読みにくく非常に楽しめた。
また主人公兼ヒロインである猫猫は昨今のヒロインの中でも個性的で他に類を見ない存在と化している。当時の中華の美女を現代のアニメーションにより美しく見せるキャラクターデザインはあっぱれの一言
mamiko さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
にゃんちゃこ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最初は凄く面白いと一週間が
待ち遠しかったけど、回を
重ねるごとに面白さが半減
して行きました。
壬氏様が美形だったので、
それが楽しみで観ていたとこ
ろもあります。
sukasuka さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
漫画版(小学館の方)は読んでいて大好きな作品。
アニメではいい感じに贅肉が削ぎ落とされていてテンポ重視といった印象。
全24話らしいが初回(1-3話)のような感じでこの先もずっと続くから、
飽きに追いつかれ脱落する視聴者続出・・・となる可能性も?
個人的には既にBD購入を決めているので、あとは作画崩壊とかせずに最後まで
楽しませて欲しい。
■7話目まで
課金☆5キャラ3体ちらつかせて草。
ここまでは上々の出来で今後も期待できそう。
とりあえずOPとEDの音源を購入。
{netabare}OP曲は・・・・・まぁアニメ用ショートバージョンで聞くのが一番かな。
2番でメロディいじり過ぎな曲は個人的にあまり好きじゃないので。
ED曲は是非ともフルバージョンで聴くべき。
好みの旋律と歌声、そして何より歌詞が素晴らしい。
思わず追加でハイレゾ音源も買ってしまったわ。{/netabare}
■1クール目終了
いやそこはもっとじっくり描けよ・・・と思った部分はあるが概ね満足。
今期は稀に見る大豊作だけど、そんな中でもこれとフリーレンと陰実は
個人的にお勧めTOP3だわ。
次クールも安定して楽しめそう。
OPとEDの変更も気になるしな!
■最終話まで
フリーレン同様、監督や制作陣の熱量が伝わってくる作品だった。
原作者も大満足だろうきっと。
{netabare}最終話の舞のシーンで逐一変化する猫猫の表情に感嘆。
カメラを引いても一切の手抜きが無くて草。
原作小説や漫画版では味わえないアニメの醍醐味というやつだわ。
そして同じく最終話でのやり手ババアの演技も凄かった。
年季と貫禄の合せ技みたいな・・・いや失礼。{/netabare}
2期制作は既に発表されている。
残された謎がどこまで解き明かされるのか乞うご期待!(笑)
Bハウス さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
大重 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1話感想 3.8
原作は小説家になろうですね。
なろうというと低レベルなのがいつものですが、コミカライズが2つもあったり、もう最初から別格の扱いをされている作品の一つですね。
そういうのはなろうでも例外で出来が良くなるようです。
まあ出来が良いのは例外扱いしたら、いつまでもなろうの地位が向上しないですが…。
クオリティは良いですね。作画レベルが高く、放送が遅れたからかいきなり3話連続放送とは気合が入っています。
そうして力を入れるだけはある面白さだったのでは。
後宮の烏と似た雰囲気がありますね。まあ中国の後宮が舞台というだけですが。
毒の知識が豊富という特徴があるヒロインはそばかすで見た目的にはそう目立たない雰囲気。
そばかすを隠せば可愛らしいようですが。
しかし見た目以上に中身が可愛らしいですね。
シニカルなのに好奇心旺盛で可愛らしいです。
相手は宦官なんでしょうかね。ついてないのか…。
まあ後宮に入れる男は皇帝以外はついてないのですが。
実は皇帝だったりしてついてないのかな。
ついていない男は、ヒロインの相手役としてどうなのかな? とかは考えちゃいますね。
恋愛ものでは最終的には二人が結ばれてハッピーエンド、という時に子供は作れないというのはデメリットに思えてしまいます。
まあ子供だけが人生じゃないとのことですがでも大事なことだと思いますけれどね。
現代だったら切り落とす前に冷凍保存しておいて体外受精も可能なんでしょうが宦官が存在していた時代ではそれもできないでしょうから…。
何にせよ、このクオリティなら見たいですね。
全話感想
同じクールにフリーレンって化け物みたいに人気が出た作品がありましたが、本作もかなり高く評価されて人気が出ていましたね。
確かにクオリティが高く、申し分ない出来でした。
私はコナンとか金田一とか、ミステリはあまり好きではないのですが、キャラクターが魅力的なので謎解きは気にせず普通に面白い物語として楽しめました。
しかし謎解きも、理不尽さが殆どなく、考えればわかりそうな感じで、こういうのはミステリとしても良いのかも。
謎解きは難しけりゃ良いってものじゃないんですよ。
しかし結局壬氏が何者なのかは正体不明か…。
それも2期にやってくれるのかな。楽しみです。
ミュラー さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
素晴らしいです。
第3話、ハッピーエンドの話なのに涙が止まりませんでした。
淡々と話す薬師、猫猫の語りが素晴らしいです。
元々のお話が面白いのだが、映像も素晴らしい。
1クールの最後もいい感じに終わって、また2クール目が始まります。
身分制度の厳しい時代の物語であるにも関わらず、
見ていて気持ちのいいアニメです。
3/24追記
こちらも2クールの放送が終了。
多くの事件を解決してきたが、最後の羅漢の話、一番良かったのでは。
とにかく作画が良いので、登場人物の細かい感情の揺れまで分かるのがすごい。
複雑な人間関係も、猫猫が解説してくれる。
視聴者の代わりに壬氏様が聞いてくれるので、
見ている側も猫猫の鋭さや、かわいい仕草を見られるのが良かったです。
蛇足ですが、こちらの作品、厚生労働省が電子処方箋の普及のポスターに
使ったりして、国民的アニメの立場を確立しつつある。
第2期も決まったようで、これからも楽しめそうです。
ヤマナ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
飽きさせない演出、人間関係、最後につながる推理、きれいな終わり方
飽きずに見切ることはできた。
ただ、好きだったかと聞かれると、ん~。
個人的に響くストーリーやキャラがいなかったのだと思う。
特にマイナスポイントはないのだけど、、、。
減点方式で評価するとよくできた作品。
加点方式で評価するともう一押し。って率直な感想。
teji さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
横比較無用ノ介 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
"この物語はフィクションであり、登場する人物・団体などの名称はすべて架空のものです。
また、特定の事件・事象とも一切関係はありません。"
なので、史実も科学も正確性を求める必要はない。
{netabare}どこかの"本格的"を謳い、文明破壊を繰り返すアニメとは、全くの別物。{/netabare}
生薬学の知識も垣間見えるが、味付け程度。
むしろ猫猫の洞察力が驚異的。
だが、何でも明らかにすればいいとは限らない。
些細なことで命を落とすことすらある世界。
解っていても言えぬこともある。自分のためにも、相手のためにも。
制限の多い中、物事をどう捉え、どう行動するか。
「秘すれば花」もあり。
玉葉妃はそんな猫猫の心中を良く理解している。
一方、壬氏は猫猫の心中を曲解してしまうことも、愛情過多のなせる業か。
このアニメの主題は複雑な人間関係。
キャラクターそれぞれの複雑な設定を、繊細に描写している。
物語に重厚さを与えている。
バランスを取るためか、デフォルメ絵も多い。
好みの分かれるところかな(個人的には好きです)。
2クール目に入って、話に連続性が無くなったなあと思ったら、一気に収束。
数々の些事が大事件につながる展開は見事。
さらに、猫猫の出自に関するエピソードが平行して進行。
見ごたえ十分。
放送直後に第2期の製作も発表。
継続視聴確定です。
nyaro さんの感想・評価
4.3
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
2クールを初めから企画して、構成した作品というのはレベルが高くていいですね。その点は高く評価したいです。
面白く見られたと思います。その要因はキャラ萌えです。薬と毒大好きという極端なキャラ付けがいい方向にエピソードに落とし込めていました。全体としては猫猫と壬氏のラブコメまで行かないドタバタ劇でした。
この作品が文章で売れたというのが良くわかりません。猫猫のコミカルな動き、演出、声優さんの演技などがアニメ版の面白さの大きな要素になっているからです。マンガ版ならまだわかりますけど。つまり、動きがあるアニメだからこその猫猫の面白さが良くでていました。
それとあでやかな宮中や娼館の女性たちと、1話完結のピッコママンガ的なダークサイド部分の描写で、最近はやりの病んだ女性の面白さがでていたかなと思います。軍師を含めて、ヒューマンドラマはキャラにクローズアップした分、エピソードとして面白い話になっていたと思います。
裏に深い設定があるようで、思ったより…というガッカリ感はありますが、壬氏の素性とか新しい妃の話とかまだまだいろいろありそうなので、EDのコメントの通り、始まったばかりなのかもしれません。
推理要素もありましたが、異世界中華で考証不可能な世界ですし、それを逆手にとった工夫もないので推理としては成立しておりません。キャラ設定として機能したかなと思います。
韓流的で設定にこだわらないのと、思ったよりも深くない、感情的な感動が随所にある、という分かりやすさで、女性中心に人気が出るのも分かる気がします。伏線的なものもありカタルシスを用意した点はストーリーとして工夫した部分だと思います。
エンタメとしては女性向け作品でそれを男も見られるチューニングにした結果、成功したという感じでしょうか。
作画については、いろいろ評判があったようですが、全体として高めのクオリティだったと思います。初めの3話くらいまで「このレベル?」という勿体なさを感じましたが4話の出来が素晴らしく、見直して以降は気にならなくなりました。
全体として、面白いのは事実です。が、見返してみるほどか、と言われるとそこまでのモチベーションは現状ではない、という水準かな、と思います。作画とキャラ、声優さんは評価高くていいでしょう。ストーリーは期待外れではありますが、アニメの水準としてはしっかりした脚本で悪くない出来だと思います。音楽はOPEDは毎回聞ける水準で良かったと思います。ユーチューブで曲だけ聴くというレベルではないですけどね。
1クール目総括。キャラは良いですが話全体でみるとどうなんでしょう?
{netabare} 1クール目総括。かなり面白い作品だと思いますが、どうも物足りない作品です。さすがに26話じゃないですよね?話的にも24話の半分で折り返しなのでしょう。毎週日曜日の朝の楽しみにするくらいに出来が良かったと思います。
キャラとしての猫猫が壬氏込みで面白い話かと思います。推理については実は初めからあまり期待していなかったのでそこは逆にまあまあ雰囲気を作っていたのではないでしょうか?
残念なのは後宮や花街という場所での政治やヒューマンドラマがもっとドロドロした一貫性のある事件があるのかと思っていたので、そこが物足りなかったです。
下手をすると学園の派閥ものみたいなちょっと緊張感がないストーリーになっちゃったかも。そこが肩ひじ張らずに楽しめた点でもあるんでしょうけど。
本作で同じ原作でもスタッフで面白さがこんなに変わるのか、という気付きがありました。脚本なのか絵コンテなのか演出なのか、それが全部なのかわかりませんが。4話が出色の出来で次いで10話です。この2話は本当にアニメとしての出来が良かった。
逆に11話12話の気が抜けてたかなあ…12話の横顔の作画も安っぽかったし。宴会のシーンと最後の方は良かったですけど。
中間として評価すると、実は難しいです。キャラはいいと思います。人物の背景が見えてこないので満点はつけ辛いですが4.5。ですが話ですね。
設定とエピソードは悪くないですが、一貫性があるストーリーが物足りない気がします。その点では4でも過大評価でしょう。3.5でいいですが、エピソードの出来で話は4…かな。ここが迷いどころです。一気に見たときの印象は今より悪い気もします。
作画は、安定性にかけると言うべきか個性が出たと言うべきか…背景は悪くなかったですが、うーん、分からないので4にしておきます。
音楽はOPの雰囲気が余りにストーリーに合ってなくてかえって面白かったです。猫猫が花になるのかな?と思ったらそんな気配もないですが、今後どうなるんでしょう?暫定で3.5。声優さんは猫猫良かったですので4。
これって2クール目レビュー別建てになるのかな?わからないので「今観てる」ままにしておきます。 {/netabare}
以下 1クール目の視聴時レビューです。
3話 なぜこのビッグタイトルの作画がこのレベル?
{netabare} 疑問なのですが、本作のラノベ原作売り上げは1200万部で無職転生やオバロ、リゼロより上です。そして、コミカライズは2種類あって、700万部と500万部でやはり1200万部で、すべての合計2400万部です。
そのアニメ化なのになぜこの水準のアニメ?3話一挙同時をやるレベルじゃないでしょう。もっとお金かけていいんじゃない?という作画レベルでした。これは本当に残念です。
また、本作は2つ同時のコミカライズで、両方売れているという珍しい作品です。アニメ版は小説準拠なのかもしれませんが、展開や演出を見る限りスクエアエニックス版のねこクラゲ氏に近い印象です。そして私は興味があって両方ある程度読みましたが、ねこクラゲ氏の方が出来が良く面白いと思いましたので良いと思います。
ただ、2話の部隊の食事で毒云々はどちらのマンガにも出てません。小説版は未読なのでそちらの話かもしれません。
内容です。この作品、なんちゃって中華もので時代は判然としませんし、人間関係がフランクすぎて後宮内がちゃんと描かれているとも思えません。「後宮の烏」と同じと考えればいいと思います。
世界観が判然としない、キャラ・エピソードありきなのは少女マンガ的で原作の日向夏氏の性別はWIKIに載ってませんが女性作家で間違いないと思います。
ただ、エピソードとキャラありきではありますが、ぼんやりとストーリー性はある感じです。その行く末は気になる作品でです。
ですが、出来でいえばストーリーよりもキャラで特にヒロインに注目すると面白いと思います。あの、長髪の男とのやり取りが面白いですが、胸キュン的なものはあまり感じない気がします。
まあ、やはり言いたいのは、なぜこのビッグタイトルの作画がこのレベルなの?という疑問です。本当にアニメ業界の分からないところです。{/netabare}
4話 冒頭の毒見のシーンとか表情の変化とかの作画良かったです。
{netabare} 作画は過小評価だったかもしれません。前半の毒見のシーンの作画は良かったです。毒見ってそういう動きになるのかという説得力がありながらコミカルな感じがよかったです。
として見ると何かに気が付いた時の表情とか瞬きとかが結構丁寧に作画されていました。食事のシーンを初め手の動きはとても素晴らしかったです。近年見たアニメではトップクラスの食事シーンでした。止め画が減ってよく動いていた気もしました。カメラワークもちょっと不思議なためがあるというか、動きがなんとも言えませんでした。
ビッグコンテンツなので「無職転生」とか「鬼滅の刃」と並ぶ動きを期待していたのですが、考えてみれば話の内容からいってある程度止め画でも成り立ちます。
それとヒロインの服の作画の複雑さ(線の数とか陰影)がイマイチ安っぽいなあと思ってましたが、皇帝とか妃はある程度の水準なので、猫猫のクルクルと表情を変えるところとかコミカルな動きのために単純化したのなら、キャラ萌えの作品なので、それはそれでいいかなあと思いました。
話それ自体にテーマ的な深みはないけど、エピソードとキャラが面白い話です。1話完結のようでいて、つながりがある結構秀逸な作品だと思います。アニメのレベルが4話の水準なら、いい作品になる予感がします。
なお、気になって作画の人調べたら「もああん」さんと言う方で「着せ替え人形」の8話の人でした。江ノ島の砂浜の独特な作画のシーンの有った回ですよね?なるほどなあ、と思いました。参加作品調べたらすごい作品ばかりでした。
さすがだなあ、と思います。この人の作画なら納得です。
追記 演出と動きが素晴らしいです。それがシリアスさとコミカルさを両立しています。面白過ぎて何度でも見たくなります。4話だけ3回目見てしまいました。
毒見のシーンとか食事のシーンも素晴らしいですが、手がちゃんと演技しているところとか、ビンタのシーンの迫力とかとにかく素晴らしい。テンポやカットもいい。これが今風のアニメの最高峰でしょう。
やっぱりアニメはCGのモデリングではなくて、演出と動きです。それでこそ原作の良さが楽しめるというものです。本当に素晴らしいアニメの出来でした。{/netabare}
5話 アラを含めて広い心で見れば、かなり面白いので視聴継続ですね。
{netabare} 4話の出来が良く、本作全体を感情的に受け入れましたので、もう多少の欠点はOKになりました。となって本作を見ると、レベルは高いほうなのかなあという気がしてきました。背景の凝り方と料理などはいいですね。
それと作業が多いせいか手の作画は1~5話通して良い気がします。ということで話は面白く見られるようになってきました。
ついでなので、少々アラを指摘しておきます。まず、シューマイにグリンピースをのっけたのは横浜の崎陽軒が始まりです。それに松茸を喜んで食べる文化は日本以外にありませんし、そもそも大陸の松茸は土瓶蒸しで喜びが感じられるような品質ではないです。土瓶蒸しも日本起原でかなり近代に近づいてからです。多分細かく見て行けばいろいろあるのでしょう。
ただし、です。これこそが本作は「なんちゃって中華」ものであり、考証をするのが無粋ということでもあるのでしょう。
言葉がそもそも滅茶苦茶なのはもう完全に開き直っていますよね。本作は、大まかに時代的には明の前半、14世紀のイメージかなと思いますがそこを考えすぎるのはやめています。
で、更に深読みすると、シューマイとか松茸のアラってワザとやってる?言葉はワザとですよね?それも考証ギャグなのかな?…うーん考えすぎかな?バズるのを狙ってなら、面白いですけどね。有名な食品に関する「あるある」なので…中華のテーブルが回るのもタンタンメンも日本が発祥というのと同じ感じ?
ということで、視聴継続ということで、4話のようなサプライズが無い限り、レビューはこれくらいにします。
本作は「アラ」も含めて猫猫のキャラと壬氏とのやり取り、妃のエロ綺麗なのを楽しめばいいのでしょう。
そうそう猫猫といえば今週の声優さんの演技が前半完全にターニャでしたね。そんな感じでしたっけ?{/netabare}
6話 作画は止め画が多いお休み回ですね。内容も続き物の前半っぽい感じ。クレしん笑いが猫猫のキャラに合っているかも。
{netabare} 今週はアニメ作画的には止め画オンパレードの動かない回でした。良くはないですがシリーズ通じた予算もあるでしょう。続き物の話みたいなので来週力が入ってのことならいいのですが。
それにしても猫猫の「クレヨンしんちゃん」笑い…いいですね。あれの発明すごいなあ、と思います。目を見せないで笑うという、クレしんの中では厳格に守られているルールです。
ダーク(というよりブラック?)な感情を表すのにこんなにすごい表現って、ちょっと他に類例がないですよね。そしてこのクレしん笑い、猫猫のキャラに合っているかも。
6話ということで、中間?でそろそろ分析的なレビューもと思ってさっきググったら2クールものらしいですね。ちょっと本筋的なものが見えないので文句を書こうかと思ったら2クールの構成なら良いと思います。別に尺伸ばしというわけでなくテンポは悪くないですので。
なお、食物アレルギーの歴史とか、サバやフグの食の歴史も興味が出て調べました。面倒なので書きませんが。{/netabare}
7話 前半と後半で面白さが全然違った気がします。1クールの半分ということでちょっと総括です。
{netabare} まず、この7話ですが前半の説明臭いちょっと退屈な進行に比較して、後半の方が面白いし展開にメリハリがあった気がします。
それはいいとして、7話ということで中間での総括です。結論から言って面白いです。
猫猫のキャラと周囲の掛け合いが「コメディ」という点でなかなかのレベルです。そして、シリアスパートの各種陰謀も後宮という場のそれぞれの女性の立場が上手く機能して興味深い話になっていると思います。「毒」という猫猫の特異体質と頭の良さがそれを補完しています。
で、作品全体をほんのりと貫いている「猫猫とはどういうキャラか」という謎ですね。これが今週動きそうな感じで終わりました。この引きも良かったですね。
こうしてみると、コメディ、後宮(女性たちの悲喜こもごも)と陰謀、そして猫猫のキャラと謎が上手く絡み合って、見ごたえのある作品世界を作り上げています。
ただ要素が沢山ある分、若干薄まっている点があるので、今後どこまで深くなって行くか、がポイントでしょう。
もう未読の部分になっていますので今後が楽しみです。1、2話完結のエピソードでの進行でも面白いとはおもいますが、全体を貫く何かは残しておいてほしいなあ。
それと、4話の演出と作画。もう1,2本やって貰えませんかね?あれは衝撃でした。そういえば、各話に結構、絵コンテ・演出とか作画のクセがそのままのこってる気がします。それも楽しみになっています。(ヤマノススメの4期はそれが見辛かったのですが、本作は毎話の楽しみになっています) {/netabare}
8話 美少女の入浴シーンなのにエロも色気を感じないのはキャラ造形の妙でしょう。
{netabare} シリアスとコメディの混ざり具合が絶妙なのと、猫猫の俺TUEEE的な博学と後宮のルール的なものに対する無知のギャップに萌える。そこに絡むラブコメ要素という面白さが、上手く出た回でした。
美少女設定なのに入浴シーンがこれほどエロくもないし色気がない、ということは猫猫のキャラの作り方がかなりレベルが高いということだとも言えます。
キャラのそれぞれの内面というか言動はやっぱりなろう的なテンプレ感からは逃れてないです。推理も時代考証もガバガバです。
が、確かに面白いとはっきりと言える作品でしょう。いろんな要素の組み合わせの妙なので、どこが?と問われると困りますが、見て素直に面白いという作品なのは間違いないと思います。{/netabare}
9話 不思議な美術演出とMVの回。10話の予告の映像が良かったです。
{netabare} 面白さで言えば4話がピークかな?全体としてキャラ芸で面白さは保っていますが、冷静に考えると面白い回はあったものの、そう高いレベルのアニメ作品としては評価できないと思います…今のところは。
猫猫のキャラと生い立ちにどれだけ深さがあるかが気になっているのに、そっちが進みません。
で、8話に続いて9話も前半は少々退屈でした。で、後半の不思議なMVというか心象風景です。あの赤い小さな実が成っている木のCGは面白いですが、なんでしょうね?流れ的には毒があるんでしょうか。楽しめたかと言えば、アニメとしては変わった映像演出だなという興味くらいです。
ただ、引っ掛かりはあったので、映像に何か気付きがあれば評価は変わるでしょう。もう1回、2回は見たい回でした。
合わせて水に沈んでゆく女性は随分丁寧な描写でした。9話は話とか作画と言うより美術とエフェクトに妙に変な力が入った回でした。
で、今回見るべきは10話の予告ですね。気のせいかもしれませんが作画がなかなか良くて演出も面白そうで、力が入っているのではないでしょうか。
本作はこれ以降の話で、あと1、2回でも4話並みの演出とかその他面白い回があれば、秀作に入るかもしれません。10話はなんとなくそういう回になるのでは?と楽しみです。{/netabare}
10話 女子が美しい作画でした。演出もいいし面白かった。
{netabare} 予告編で楽しみにしてましたが、やっぱり面白かったです。いい演出なのが大きいと思いますが、作画が良かった。動きないですが、女性の作画滅茶苦茶美人だったと思います。顔の線がシャープでした?手の動きや液体を躊躇なく画面に入れていて、本作のアニメのレベルの高さを味わえました。
本作のEDですが、キャスト声優の前に「脚本、演出、絵コンテ」の話・演出の主要3人がクレジットされます。たまにありますが、本作は明らかに「違いを楽しんでください」という意図が見て取れます。昔のオタク的な楽しみ方ができる非常に良いコンセプトではないかと思います。加えて、作画・美術も個性を重視している感じがします。
「ヤマノススメ」4期でも似たようなコンセプトでしたが、キャラの同一性や一定の水準の演出を保ちながらやっている本作のレベルの高さがうかがえます。
今年は「おにまい」の作画が際立って良かったですが「僕ヤバ」「インソムニア」「グイグイ」などラブコメを中心に作画レベルが急に上がった気がします。
コロナが終わったからか、CGの使い方がこなれてきたからか、海外のアニメータの習熟度が上がったからかわかりません。が、アニメなので画面が進化するのはとてもいいですね。
本作は話も面白いですが、演出と作画技術の違いを1話1話見比べると面白いと思います。
なお、本の虫干しで直射日光に当てるのはいかがなものかと思います。なんちゃって中華であるというのは皆分かっていますので、歴史考証は必要ありませんが、さすがにそこは猫猫も出来るという侍女頭も間抜けに見えるので気を付けてほしいなあ。 {/netabare}
11話 脚本、演出、作画…あんまりよくない回でした。
{netabare} 今週は紙芝居みたいな止め絵ばっかりでした。演出も凡庸だし、面白みに欠ける回でした。それと、結末で「母の様だった」で一瞬里樹妃が?と思いましたが、彼女は先帝の妃だったことを思い出せば「ああ、そうでした」とわかりますけど。ちょっと視聴者に不親切な感じはしました。
あと9話後半で亡くなった下女ですけど纏足で自分で壁を登れないんじゃなかったでしたっけ?それと壁を登ろうとして爪が云々というのがありました。覚悟の…だったら、そういう前提と合わない気もします。あの大げさなCGの演出はなんだったんでしょう?
ただ、2クールなんですよね?こういう回もたまにはあるとは思います。が、せっかく人気があるのでがんばってクオリティを上げる方向でお願いします。 {/netabare}
2クール
15話 第2クールになってゴチャゴチャした話が続くなあ
{netabare} 11話で壬氏がどうやら皇帝と阿多妃の子どもではないかという思わせがあり、13話冒頭で皇帝とサシで飲んでいました。また、身体ががっちりしているという表現もあったので壬氏は宦官でないこともわかります。
また12話ではっきり壬氏の猫猫に対する執着が描かれましたので、第2クールは壬氏にまつわる話と皇帝になって猫猫を妃にする話とかかなと思っていました。また、モノグラスの男が絡んできましたので、その妨害か猫猫の出生の秘密を知っていて、壬氏との間に障害があるとかそういう話かなと思っていました。
簡単な考察で外れていても驚きませんが、壬氏、猫猫、モノグラスの3人あるいは皇帝と新登場の楼蘭妃と緑青館をめぐる話で、1本筋が通った話になりそうだと思っていました。
が、なぜか第2クールはとっ散らかった話が3話続きました。うーん、1話1話は面白いからいいんですけどね。特に15話は面白い演出でした。オロオロオロも良かったですし(毒が効かない体質なら、薬も効くはずはないんですけどそこはご都合主義ということで)。しかし、特に15話はゴチャゴチャした話でした。何がしたいのかわからない話でした。
最後まで見るつもりなのでいいんですけどね。もうちょっと何か幹が欲しいなあ…まあ、あのモノグラスの男が絡むのは間違いなさそうですけど…{/netabare}
16話 見たことがあるトリックですが保留。細かい話が続きますが何かはありそう。
{netabare}「すべてがFになる」のシリーズ作品「封印再度」のトリックにそっくりですねえ。本作はトリックがメインじゃないし誰がオリジナルかわからないので何も言いませんけど。金魚鉢もありきたりだし、兄弟もののが仲良くなる様遺言で工夫するのは沢山ありそうです。推理系の話は既視感だらけで出来は良くなかったです。
あの3男の手の作画に染みがありましたし、医者を紹介していたので父親と同じく鉛中毒なのはわかります。祭具云々とは何でしょう。モノグラスの男がらみで何かありそうですね。
まあ細かい話が続くよなという印象は変わりませんが、しかし、何かが動いている感じはあるので様子見ですね。{/netabare}
19話 現状では後出しジャンケンで伏線になっていない。もう1段の深さを期待します。
{netabare} やけにとっ散らかった話が進むのと、壬氏の素性についての思わせは、薬草畑の女性が伏線だったということですか。悪くない構想だと思います。
ただ、今見えている話をつなぐだけだと、単なる壬氏暗殺計画です。祭具の関係者だとわかる種まきがその時のエピソードでありましたっけ?キセルの時に何か目撃証言とか。見返してないので、今の印象だと全部が繋がっていたとしても、トリック上の工夫を後出しジャンケンしただけですので、まっとうな推理上の伏線とは呼べません。
それだけ?という気がしなくものないので、何か深みが欲しいところです。更に言えば、前半1話目からつながる何か1本筋が通った後付けではない仕込みに驚きがあればと期待します。
後半だけならまあ工夫したね、というレベル止まりでしょうね。モノグラスの男がどう絡むのか、あるいは新しい妃の登場が回収されていないのでそこなのかな?{/netabare}
20話 十戒違反で推理の体裁は放棄?となると最後に残るのは猫猫の狂気?
{netabare} ノックスの十戒という推理小説におけるルールがあります。ただし広く周知されていますが、あくまで個人の意見です。10個のルールがあるわけですが、その4番目に「未発見の毒薬、難解な科学的説明を要する機械を犯行に用いてはならない。」と言うのがあります。
あと8番目の「探偵は、読者に提示していない手がかりによって解決してはならない。」が2クール目のつながりに関しては感じるところです。見返してみると仕込みがあるかもしれませんが、どうなんでしょう。
今週の薬もそうですが合金も同様ですね。あの熱で溶ける金属はねーよと思わなくはないですが、未知の金属として伏線で語っていますので、それほどアンフェアな感じはしない気もしますが…
どうせなら、薬も以前のエピソードで実験の話を入れておけばよかったのにと思います。2クール目で死んだ人たちの祭祀祭具に関わる関連とかつながりがほのめかしでもあれば、ちゃんと推理になったのに…と思わなくはないです。
それと壬氏の素性は伏線はずっとありました。モノグラムの男、新しい妃などは、それほど驚きはないですよね。話の本筋は宮廷の陰謀なのかもしれませんが、後付けで「実は…」と言われてもおも驚きはないのでどこに着目する作品なのでしょうか?
キャラ萌えで終わってしまうのでしょうか。ですが、今週でキャラ萌えもちょっと放棄した感じです。最後に残るのは猫猫の狂気?{/netabare}
21話 突然のラブコメ回でした。
{netabare} 紙のところで出てきた妹とか宮廷御用達とかが伏線に回るのか?とちょっと期待していたら、突然のラブコメ回でした。あと数話なのにいいのか?と思わなくはないですが、まあ、いつものクリフハンガーでしたので、一応の何かはあるのだと思って見ています。
さて、1クール目の途中から原作マンガ未読なので、興味が持続している感じです。裏を返せば次週が楽しみになる水準で面白くできているんでしょう。
ただ、2回目を見て伏線の出来栄えの確認や考察までやる気が出ないので、そこそこかな、という気がします。もし、原作を読んでいたらそこまで感じたかは微妙かもしれません。
ということで、今時の2クール目は長く感じますが、少なくとも毎週欠かさず見てこられました。2期はほぼ間違いないと思いますが、制作のOLMのスケジュールが結構詰まっているようですので、10月以降でしょうか?世間は飽きやすいので気を付けてください。{/netabare}
23話 なるほど、わからん
{netabare} なるほど、わからん。何がわからないと言って、何が描きたいんだろうか?あの壬氏と祭具の話はあれでお終いなんでしょうか?それともこの先つながるのかな?
あるいはお互いの出生がわかった処で動きが?でも、あと1話?またはあっても2話ですよね?
正直いうと前半に比べて面白さは半減ですね。謎は祭具のところは工夫したと思いますが、科学考証ができないなんちゃって中華ですから、それほど推理や伏線回収としての感動はありません。
ヒューマンドラマにしてはいきなりあのモノグラムの男の素性がわかって、感動シーンを入れられても…今までの人格とのギャップに説得力が…
作品の結末というか作品構成として、壬氏の何かがないと収拾が付かない気がするんですけど、何かあるんでしょうか?4話がピークだったかなあ…{/netabare}
§レイン・スターク§ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2024.03.24 ★★★☆(3.7) 1度目観賞評価
Nick さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
van2013 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:今観てる
1話みて面白いと思う作品。
同時期だとフリーレン
最初、表題とかみてつまらなそうとおもって
見てなかった作品。ただ、小説も結構でてて
漫画も続いてるので、なんとなく視聴して引き込まれました。
この後、小説と漫画を全部購入。
事件が起こりそれを、人さらいにさらわれて宮廷に
小間使いとして売られた子が解決していく。。
あぁ。。こういうのか。。そのうち事件の幅もどんどん大きくなり
引き込まれて行きます。猫猫いいね。有能な子がまわりに
評価されて、成長していく物語は好きですね。
周りの方々も特徴のある人が多い。正に面白い作品の見本みたいな
作品と思った。
fmyama さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
ストーリーラインを楽しむには良いのだが細かな人物描写は自分の解釈と違うように感じた。2種類ある漫画版の誇張された部分のみ抽出したような描写でありあまり好きな演出ではなかった。
人物の解釈も猫猫の思考も微妙。
だが無駄に誇張された表情や追加された展開は一般人が理解しやすく楽しみやすいようになっているのだろう。
fuzzy さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
てらし さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:今観てる
toyohisa さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:今観てる
別枠でサンデー版もアニメ化してくれないかな
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