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「薬屋のひとりごと(TVアニメ動画)」

総合得点
79.7
感想・評価
435
棚に入れた
1503
ランキング
490
★★★★☆ 4.0 (435)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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薬屋のひとりごとの感想・評価はどうでしたか?

koaki さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

中国風の雅な役職にミステリとラブをふり掛けたお話

なろう系小説とは知らずに1巻を読んだら続きが気になり
小説を11巻まで読了。

舞台は、歴史に詳しくない人が想像しやすい中国風の
面白そうな部分を取り入れて、後宮や遊郭、雅な世界の役職に、
現代科学を振りかけて、いろいろと持ち込まれる事件を
猫猫が解いていく。というお話。

猫猫が解き明かした小さな事件は、伏線として
その先まで、繋がっているから、楽しみも倍増である。

今のところ、アニメは9話まで視聴しました。
小説で言えば、まだ1巻をウロウロしてる感じかな?
ちょっとコメディタッチに傾いている感じですが
許容範囲です。

色々と動き出してきましたね。
o(@^◇^@)oワクワクします。

気になると言えば、銀食器を磨いたことがある人は
(゚O゚;アッ!っと思ったかもしれない。
布で拭く時は、手で触っちゃいかんでしょ。
指紋が付くでしょ・・・
そういう回まで作ったのに、ちょっと残念。

でも、続きを観ます。
たぶん、あそこで一旦終了だろうなぁ~(´∀`*)ウフフ

投稿 : 2024/11/21
閲覧 : 130
サンキュー:

9

双真 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

★★★★★★

おもしろかった。

投稿 : 2024/11/16
閲覧 : 19
サンキュー:

0

ネタバレ

四ツ谷ミツル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょ、ちょっと俺には難しかったかな…汗

原作コミカライズ未読のアニメ勢。
1クールに当たる部分(13話まで)見たので感想をば。

今まで中華系作品にほぼ触れてこなかったせいか、完全初見だと世界観がちょっと難しかった。
推理物は結構好きなジャンルなのだが、舞台が皇宮で、毒とか薬とかが絡んでくると急にとっつきづらくなる。
だが、難しい所もミニキャラを交えてシンプルな図で説明してくれたりするので…えっと、まあ、おおまかには理解出来る。
自分のオツムではちょっと難しかったのは事実だが。
中華系作品に触れた事がある人なら分かりやすいんじゃないかと思う。
小難しいだけじゃ無く、意外にもエロいねーちゃんとか結構出てくるのでその辺はまあまあ楽しめる。

作画は女性向け感強めで男女問わずキラキラしているが、作画崩壊も無くずっと綺麗だった。水晶玉みたいな瞳も良かったし、背景はめちゃくちゃ凝っていて見応えがある。
アニメーションとしてのクオリティはかなり高い。
加えて声優陣の演技も良かったので目と耳はちゃんと楽しめる。後はストーリーに頭が追いつくかどうかだ。
個人的な意見になるが…猫猫はもうちょっと可愛い声が良かったかな。
コミカルなシーンでもシリアスなシーンでも結構ぶっきらぼうで平坦な感じなのでたまにセリフが耳からすり抜ける。

OPED共に世界観に合っていて良かったし、次話のチラ見せの時にかかる音楽が小君良くて頭に残る。二期でも継続だが、あれは非常に良い。

壬氏との恋愛…はこれからするのだろうか?
まだ矢印一方通行な感じがするし、そもそもアニメ13話までの範囲では壬氏のことはまだよくわからない。初期に感じたイケメンのチャラい兄ちゃんって印象もまだ覆っていない。

これからもマイペースに追おうとは思っているが、これは完全初見で見るよりも原作かコミカライズを齧って世界観を理解してから見るのが良いかもしれない。

投稿 : 2024/10/23
閲覧 : 151
サンキュー:

1

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

宮廷探偵・猫猫。

【概要】

アニメーション制作:TOHO animation STUDIO、OLM

2023年10月22日 - 2024年3月24日に放映された全24話のTVアニメ。
原作は、「小説家になろう」に連載していたweb小説が主婦の友社の目に止まり、
書籍化でヒーロー文庫から刊行されている日向夏のライトノベルであり、
原作イラストは、松田恵美・しのとうこが担当。
『月刊ビッグガンガン』にて、漫画家・ねこクラゲ、
『月刊サンデーGX』にて、漫画家・倉田三ノ路によるコミカライズ版が、
並行しての連載中。

監督は、長沼範裕。


【あらすじ】

大陸の中央に位置する大国である中華風帝国の茘(リー)で、
遊郭が立ち並ぶ花街でも有名な高級楼閣の緑青館(ロクショウカン)
そこの一室を間借りしていたのが薬師の娘の猫猫(マオマオ)

人さらいにあい、後宮の下女として売り飛ばされていた。
人さらいの利益になることはやりたくないと、知識や能力を見せることなく、
年季が開けるまで淡々と下女の仕事だけをこなすつもりの猫猫だったが、
この国の皇帝の御子が赤子のうちに亡くなりがちなことに首を突っ込んで、
その謎を解いたことから、美形の宦官として女官の誰もが虜の壬氏の興味を引いて、
猫猫の生活が一変することになるのだった。

【感想】

なろうも書籍も読んでなくて、二種類の漫画版を程々に嗜む程度の読者です。

中世中国風の世界の物語ですが、厳密に史実の中国を参考にしているわけでもなくて、
いろんな時代の文化や化学の知識を都合よく混ぜ合わせていますし、
現代の日本人にわかりやすい口調でカタカナの固有名詞が度々用いられていまして、
中国風の設定がかなり作り込まれてはいるのですが、
それはナーロッパの中華版DXと言うべきでしょうか?そんな作風でありながらも、
漫画版→アニメ版の作画にあたっては、嘘くささが気にならない程度には、
装束や生活環境などの設定の作り込みが重要なのですが、それがかなりの難作業っぽくて、
本当にお疲れ様と言ったところで、そこの仕事には敬意を払うところです。

(別の出版社の別の漫画家が編集者が資料作りに全く協力してくれずに、
 スケジュールが崩壊して満足に作画作業ができなかったと旧twitterで愚痴っていて、
 うまく行かないところは本当に連携取れないんだなと思ったりします。)

周りのキャラが知らない化学の知識で猫猫が無双して謎解きをするミステリーで、
猫猫の口から語られる薬学や化学の解説が知識欲を刺激されて作品の魅力なのですが、
交易が盛んで学問が発達しているに違いない、この世界でも有数の文明国家で、
猫猫だけがなんでも知っていて、他のキャラが全員驚き役に過ぎない。
猫猫の養父の羅門のみが猫猫の知識量と機転を上回れる。
そこのあたりのさじ加減は、「銀河英雄伝説」でヤンとラインハルトが頂点で、
知識と発想では作中の有能人物であろうと才人には敵わないみたいな、
創作のお約束事であり。そこらを気にするようでは、
ミステリーものは楽しめないですなと思ったりしますが、
猫猫だけが理系の世界に生きていて、他はほぼ全員が文系と体育会系に分類された、
キャラ作りなのはなんでだろう?と気になったりはします。

また、女性作家にありがちですが、女性キャラクターの心理の解像度が高い一方で、
男性キャラが基本的には女性視点の萌える部分が強調されてあまり格好良くはない。
語弊がありますが、猫猫をはじめ肝の座った女性キャラに振り回され、
女の強さに驚かされるのがこの作品の男性キャラの概ねの役割であり、
恋愛要素があろうとも、女性本位に偏ったストーリーであるようにも見えます。

不屈の精神を持った女性主人公ら女性陣が男性社会で強かに生きているというのは、
女性読者向けに映える要素がてんこ盛りの作品なのですね。
賢くドライなヒロインが知識と弁舌で力で上回る男どもと渡り合うのは、
現代の女性向けの作風の作品であると言えるでしょうね。

ただね、この世界で最高の教育を受けていると思われる壬氏ですら、
猫猫の話を一から十まで全部聞かないと話を飲み込めなかったりで、
猫猫と羅門、その他のキャラで持っている知識量が違いすぎてて、
この世界での化学などの知識が秘匿されてるかのように教育格差が大きすぎて、
いわゆる知識マウントがなろうだなっと思ってしまう自分は、
どうやら、そこの折り合いがつけられない人間のようです。

ともあれ、インテリジェンス系のストーリー自体はひとつひとつよく考えられていて、
アニメの美術設定などのクオリティも不足はないので、個人の好みはどうであれ、
それと最終回は良かったですので、すごく好きな作品ってわけじゃないですが
あまり評価が低くはならないのですよね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/10/09
閲覧 : 120
サンキュー:

32

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い食材の旨いところだけ頂く

現代アニメであまり見られないような時代設定は、むしろアニメファン以外に波及して話題になっているという点と、シンプルにクオリティの高いアニメーション表現にシリアス過ぎないように入れられるギャグと共に見せられるのは古典も古典だが、そのミステリ解明自体を本筋としておらず、それが巻き起こる中での人間模様や宮廷謀略が良い感じで展開していくストーリーの肝であるのが、この作品の上手いところ

言ってしまえばトリック自体はシンプルで目新しさはなく、毒や時代背景による解明されてない物質などによる事故なども現代において見ると、それを活用するという部分ではもはややり尽くされている。動機まで語られることもあるけれど、あまり踏み込まない猫猫というキャラから見せられるそんな事件のトリック集と、それを利用する人間や周りが宮廷内や界隈に影響を及ぼすかみたいな部分を俯瞰的に、一応探偵という役割で、長々と長編一編で自身も一連の事件に巻き込まれながらというわけでもなく、状況だけ見て聞いて、すぐさま解明へと向かっていく、面白いところだけ摂取して謎解明ミステリ欲を適度に満たせる作品

最後は一応一連の工作があってのやんごとなきお人の命が狙われたという事件へと繋がったけれど、言われているようにいくつか不発もありの工作で、無くても良いと言われている以上、シークエンス的な盛り上がりも急激に繋げてきてはいたけれど、その繋がりが盛り上がったと言われれば微妙
ここら辺は全てが解明されないモヤモヤ感を考慮した上で、作品自体の荒を防ぐ方向に舵を切って取り繕っているのは非常に現代的な、なろう上がりの予防線を感じる

主人公のキャラ自体からも分かるように、器用に70点以上の提供を徹底している作品で、大きく外すことはなくむしろ好みな人はハマる世界観と普遍的なミステリ欲を適度に満たしてくれる、それは十分に話題になるのは分かる

こういう高品質な安定作は嫌いじゃないけれど、しかし自分としては、もう一つ何か欠点でもいいから作者の好みや“顔“が見えたり意外性がある見せ方をしてくれなきゃ、自分の好みにハマり切らないというのは昔から変わってない作品の見方

という点と{netabare}
作品自体は関係ないが自分の見方的に
あっおーいポスターの青春映画系、低品質実写映画系、単館系を経てブームになっているこのミスやなんたら大賞を取った受賞作を映画化する流れに辟易している。状況や舞台設定を現代のネット事象やアプリを利用して目新しさを見せているのかもしれないが、結局トリック自体は古典的なものを下地としつつ、単純な人と人の策略、特に参考にしたであろう新本格系の少し前のムーブメントのプロットと似通ったような見せ方は、本当に飽きている
そんな中今年生まれた、社会的な情勢をクリティカルに切り取り、専門的な知識に裏付けされた確かさの上でスタイリッシュにストーリーを見せてくれたドラマ2作と繋がれた作品の出来はその中でも群を抜いて良く、シンプルミステリ自体に飽きが来ていたのもあってハマらなかったのもある
{/netabare}

投稿 : 2024/10/02
閲覧 : 53
サンキュー:

5

雑食大魔王 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大当たり

掘り出し物

投稿 : 2024/09/30
閲覧 : 44
サンキュー:

0

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

後宮×薬のサスペンス&ミステリー

原作未読。漫画版もお試し分のみ拝読。
面白い作品でしたね。
後宮という言わば陰謀の園という性質がある舞台設定と、毒や謎解きに明るい主人公の「猫猫(マオマオ)」。
実に、地に足がついたサスペンス作品となっていまして素直に感服しましたし、人気の理由も納得の完成度の高さだなと思いました。

作画も勿論いいですし、キャラも面白い。
何より謎解き要素が面白く、一話一話の完成度が高くて非常に引き込まれました。
あと壬氏(じんし)っていうキャラ、ツンデレで好きです。
主人公のマオマオは良い意味で可愛くないのがいいですね。物語のノイズになっていない。


ただ、全年齢向けかというとそうではないですね。
元々女性向け、という事もあって「花街」などの現代で言う「風俗系」のお話がまあまあ出てきますので、真実はいつも一つ系探偵作品と比べると、少し年齢層が高めかつ後ろ暗い話が多い気がしました。

あとこれは私事ですが、サスペンスを扱った作品は人に潜む「悪感情」やドロドロとした「欲望」を中心に描かれるので、観ていて気が滅入るというか、あまりすっきりとした終わりにもならない事が多いので、「繰り返し見たくなる」という事があまり無いんですよ。

そういった理由もあってか、本作品の最終話(12話と24話)にて主人公が今まで起こったことの過去を回想するシーンがあって、まるで良い思い出かのような演出がなされるのですが、全く共感できなかったどころか、事件をそういう風に捉えているのに若干引きました。

まあ、そういう演出の意図は多分無くて、死者を弔うという意味で出したのかもしれませんがどうでしょう。
そこら辺がいまいち分からなくて、本作では唯一のノイズでしたね。

ですが全体的に見れば面白い作品です。
あと、毒とか薬の知識が若干増えます。
ぜひ一度観てみてはいかがでしょうか。

以上です。

投稿 : 2024/09/26
閲覧 : 13
サンキュー:

1

ネタバレ

イチゴン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まず第3話(まで)を観て!! そこからは〜ハマる たぶん

原作と漫画は未読。
アニメから、最新18話まで観ました。
結論、おもしろい!!です。
ミステリー要素とラブコメ要素を堪能できます。
しかし、この作品の本質は、第3話に凝縮されているかも。。
宮廷のお姫さまが思いを遂げる話しを、
鮮やかにそして切なく、謎解きをしてくれました。
そこから、ハマってしまい、難しい言葉も慣れて
イッキに最新話まで、観ました。
第4話以降は、ギャグ要素もやや加わり、楽しかった~
おすすめです(って、今期はこれしか観てないけど)

追記
アニメ第19話観ました!!
18話までの「点」の事件が「線」になるお話し。
小説「点と線」を想起させるミステリーの醍醐味(だいごみ)の端緒(たんしょ:はじまり)です。難しい言葉使いましたが、要するに「おもしろい」です!!

最終話まで観おわりました。
2クール連続の1期であり、2期が楽しみです。

ラブコメ要素が強まり、ストーリー展開も期待できます。
原作を読んでないほうが、楽しめるかもしれません

投稿 : 2024/09/24
閲覧 : 188
サンキュー:

6

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今まで観たことないようなジャンルかも

ほのぼの系でもなく、推理ものでもなく、ラブコメでもなく。
逆にほのぼの要素もあり、推理要素もあり、ラブコメ要素もあると。
なんだろう複合エンタメ作品?的な感じかも。
舞台も私の大好きな昔の中華が題材なのもあり、キングダムでいう後宮が主軸の話。
――ということでめっちゃ楽しめた。
二期も期待ということでお気に入りした。

投稿 : 2024/09/16
閲覧 : 38
サンキュー:

2

ネタバレ

テンテンテン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

面白かったです

後宮の下女として働く事になった主人公が持ち前の知識を駆使して後宮で起こる事件を解決していくのが主なストーリーです。
主人公に関わる人達の人間模様が時に感動的で、時に切なくて良かったです。

投稿 : 2024/09/07
閲覧 : 22
サンキュー:

0

CfrzK48306 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見終わりました。

普通に面白いですね。高評価です。
悠木さんの怪演も素晴らしいし。
ニコニコ動画のコメントにもあったけど、
主演の悠木さん、年齢もいってきたので、従来の可愛らしい美少女声から、すれた声で演戯する作品が増えてきたようです。
「平家物語」もそうだった。

投稿 : 2024/09/03
閲覧 : 105
サンキュー:

4

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

サスペンス推理要素もあるので面白かったです(*´︶`)

主人公の猫猫は能力を買われ、あれよあれよと出世していくところも面白いところですが、バカにされても一切相手にしないメンタルの強さ、突然冷酷な表情に豹変したり、可愛くなったりと様々な顔を見せてくれるのが1番引き込まれる所かもしれないです(・∀・)イイ!!

中国の格差社会だと壬氏様と結ばれるという展開は考えにくいですが、壬氏様がどんどん猫猫に惹かれているのに一方通行も面白かったです(ΦωΦ)フフフ・・

真犯人逃げたままなので2期を期待したいです(ノ゚ο゚)ノ オオォォォー

投稿 : 2024/08/31
閲覧 : 32
サンキュー:

1

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

猫猫のひとりごと

原作未読 全24話

昔の中華風の後宮が舞台、養父が医師で薬師として働く猫猫(まおまお)は薬草を採取しに行って人攫いに合い、後宮に下女として売られてしまいます。

なるべく目立たないように生きてきましたが、ある事件の謎を解決したことで、後宮で様々な事件に巻き込まれ解決していき逆に目立ってしまうお話しです。

猫猫役は悠木碧さん、役に合っていましたね。どちらかと言えば「幼女戦記」のアーニャのような感じでした。

また、後宮の管理を担当する宦官の壬氏(ジンシ)はその猫猫が気に入っているようで次々と事件を持っていきますw

この2人のやりとりは面白かったですね。

終盤には猫猫自身ののことも語られています。こちらはまた複雑なお話しでしたね。

お話は切りのいいところで終わっています。

第2期の制作も発表していて2025年に放送予定なのでどんな展開になるのか楽しみです。

OPは、緑黄色社会さん、アイナ・ジ・エンドさん、EDはUruさん、wacciさんが歌っています。

最後に、薬と毒は紙一重といいますが、それを表現しているような作品でした。

投稿 : 2024/08/09
閲覧 : 474
サンキュー:

25

アルフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そこそこ

ジンシって人はカス野郎ですね。無理難題をふっけた挙句に命を助けられてあの態度とは。時代的に上の者が軽々に謝罪や礼も言えないのかもですが、そこは現代のアニメなんですからいいでしょうに。
とはいえ、めちゃくちゃ面白いといったことはありませんでしたがそこそこには楽しめました。

投稿 : 2024/08/06
閲覧 : 241
サンキュー:

1

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「悠木碧」のひとりごと・・・、めちゃくちゃ面白い。

個人的な感想になりますが・・・。
(いや、いちいち断らなくても当然の事なのですが、なんか昨今のあれやこれやで、公開を前提とすると、お断りを入れたくなってしまう・・・ビビりです。)

めちゃくちゃに面白かった!
めちゃくちゃにです。

物語については、いつもの事で深く内容に触れることはしないのです。

それにこちらの作品については、ぜひ、まずは視聴をお勧めしたいと個人的には思っています。
観てもらって合わなければそれまでなのですが、あらゆる意味で平均以上のレベルの作品だったと評価しています。


花街で薬師をしていた猫猫(マオマオ)という少女が、とある事情から宮中、それも後宮で働かされることになり・・・。

猫猫はおやじ(養父)の影響で高いレベルの薬師としての才覚とクレバーで冷めた目線からの鋭い分析眼を持ち・・・。

そして、幸いにも使えた主人、周囲の人にも割と恵まれ・・・。

後宮をはじめ、宮中でのいろいろな出来事に巻き込まれ、解決していくという・・・。

と、概略だけをお話してみると・・・、自分の説明センスの無さに絶望w。


もちろんこの中では、様々な人間関係や、それぞれのキャラクタの感情の機微なども描かれ、それはそれは豊かで面白いエピソードが展開されるのですが、そんな中で猫猫の冷静さというか冷めた感じの分析≒ひとりごとが異彩を放つのです。

ここは、割とうまい事言った気がする・・・、いやいや、失礼。


ちなみに、舞台を宮中と言っていますが、まぁ、いわゆる「パンダの国」をモチーフにしているのは間違いないでしょう。
ただし、いろいろな部分を現代風にアレンジしていますので、時代考証とか言ったモノは少し脇に置いておく必要があります。
例えば、時間の単位やエピソードの中に出てくる毒の知識やその他の知識、知見についても、今の私たちの知るところであるモノが活かされています。
そう言った意味では、ある意味「パンダの国に似た異世界」が舞台であるといった方が理解が早いかもしれませんね。

作画については、美しくシャープで私好みでした。
色使いも少し強め(濃いめ)で描かれており、特徴的でしたが、くどい感じはしませんでしたね。
特に破綻もなく、綺麗に描かれていたと思います。



声優さんは・・・やはり猫猫の『悠木碧さん』が凄まじかったと思います。
冷めたように人に無関心でクールでありながら、どこかに人への思いが込められた雰囲気、静かなときは穏やかな凪の海の様なのですが、怒りや思いが乗ってくるとさらりと覚醒し様々な表情を見せる海の様な深い演技だったと思います。

悠木さんと言えば、幼女戦記のターニャの様なクリック感のあるお声、甲高いお声も印象深かったり、蜘蛛ですが~でのしゃべりの独壇場もすごいと思ったのですが、今回もまた、圧倒されてしまいました。

本当に色々な事が出来る方です。
今作の猫猫のようなキャラクタでの演技を拝見してより一層、そんな思いをいたしました。

音楽も素晴らしかったですね。
私としては前半のOPが凄く印象に残っています。
暗いバックに咲き乱れる華、そしてそんな中で踊る猫猫。
薬師と言えば薬効植物、花の中にも毒、薬、さまざまな薬効を持つものがあり、薬品作成とも縁が深い植物です、そして作中に登場するさまざまな女性も暗喩していたと思います。
美しいものには毒がある、なんて言ったりもしますしねw。
このOPは歌、映像とも含めて怪しい魅力にあふれていたと思います。
私はやられたクチですねw。

そして、EDも、後半のOP/EDも、やはり作品の世界観をよく表しているもので、とても好印象でした。
ただ、好みの強さでは、前半OPですね。

あとは、OPの最後のカットで、猫猫と壬氏が2ショットになるのも印象的でした。
どうやら2期も既に決まっているとの事ですが、この2人の関係はまだまだ、切っても切れない関係として続くだろうと期待をしてしまいます。

キャラクタは猫猫がやはり光っているのですが、その・・・萌えとかかわいいとか、キレイ、美しいとかいったものではない魅力が非常に大きいと個人的に感じています。
容姿という意味では、よっぽど華やかで美しい女性が数多登場していますしねw。
なんなんでしょうねぇ。
性格?いやーでも性格はだいぶド変態系ですしねぇ。
どこなんでしょうか?この魅力の発生源は?
正直でサバサバしている所でしょうかw。
なかなかに説明しづらいですね。

作品中では、さまざまな人に愛されている事がよくわかります。
多分、サバサバしていて無関心の様で、そのクレバーな頭でいろいろな人に気を使っているんだとは思うのですがw。
人間的魅力ってどうしたら磨かれるんですかねぇ・・・(遠い目)。

そしてセットで考えるなら壬氏でしょうねぇ。
この2人の関係は本当に奇妙で面白いです。
ある意味立派なバディ物といってもいいのでは。
硬軟取り混ぜての絡みも面白いですし、猫猫のひとりごとが思う存分発揮される組み合わせでもあります。
どうやら壬氏は猫猫に女性としての魅力を感じている節も折々に描かれていますが、猫猫がその事に気づくのはいつなのか、猫猫自身の気持ちにも変化があり、自身の気持ちに気づくことはあるのかwなど等、気になる点は多々ありますw。
興味深いですねぇ。







・・・困りましたw。
書きたかったことの半分も書けていない気がしています。


相変わらず、自分のフィーリングでしか書けない駄文にがっかりしてしまうのですが、この作品は機会がありましたら、ぜひ観てみて欲しい作品です。
今シリーズ中での展開も終盤までに猫猫のストーリーとして一つきれいにまとめていますし。
序盤の猫猫の能力、人間性の紹介から始まって、後宮(宮中)の中での世界観を抑えるエピソード、宮中での人間関係を見せながらエピソードを進めていき、その人間関係をまとめながら、一つの物語を終わらせていく・・・。
見事な展開でした。
そこに猫猫をはじめとした魅力的なキャラクタ達が登場するのです。


どうしても合わないという方には仕方が無いのですが、観てみて欲しい作品です。
そうですね・・・花街や後宮、妓女、娼館といった少し苦手な方もいらっしゃるような舞台装置やシチュエーションが登場するのも確かですし・・・。

ですが、エンターテインメントとしても、
個人的に強く、観る価値のある作品、面白いと感じれる作品ではないかと思います。

2期も楽しみに待ちたいと思っています。

投稿 : 2024/07/24
閲覧 : 678
サンキュー:

27

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

毒オタクの謎解き事件簿

中華風世界観を持った作品です。
今時珍しい。
けど逆に新しいとも言える。
少々訝しみながらの視聴開始でした。

まず、何と言っても作画が美しい。
この優雅な世界に相応しいほど。
また、推理小説張りの謎解きがメイン。
謎を解くのは毒が大好きな少女です。

{netabare}少女の名前は猫猫と書いてマオマオ。
名前からしてインパクト抜群。
よく見れば、猫チックな顔立ちのようにも見える。
それに、美少女なのにソバカスで普通を装うという怪しげな奴です。

マオマオは、薬や毒にメッポウ詳しい。
とくに毒のことになると、目がハートマークに。
いつもは淡々としてるのに、このギャップ。
もはや変態です。

6話の毒見のシーン。
毒を飲んで舌舐めずり「これ毒です。」
恍惚な表情がとても少女のそれじゃない。
声が悠木碧さんだから、妖艶でした。

マオマオが仕えるのは壬氏様。
素性がよくわからないけど、どうも位の高いお方らしい。
美系男子を絵に書いたような彼とのやり取りが面白い。
基本、マオマオをなだめる役どころといったところか。

最後の方になって、マオマオが実は・・・
なんてことがわかったりするけれど、マオマオは我関せず。
やはりマオマオは毒オタクの自由人。
好きなことに一直線って感じです。{/netabare}

1期は2クール24話。
どの話も趣向が凝らされていて、飽きることがありませんでした。
2期が早々に決定した模様。
陰謀渦巻く宮中の謎が解き明かされることでしょう。

投稿 : 2024/07/21
閲覧 : 509
サンキュー:

20

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

猫猫のキャラは面白かったけど、ただ根本的なストーリーヤキャラは好みに合わず途中断念

この作品も2023年秋アニメの中では「葬送のフリーレン」と共に話題を集めた作品でしたが、
確かに悠木碧さんが演じてることもあって猫猫のキャラとか面白くて印象深かったけど、
ただ後宮を舞台とした中華風な世界観のミステリー作品というのが個人的にはあまり興味が持てなかったので
確かに話題性が高く世間の評判も良いけど個人的には途中で断念してしまいました。

【評価】

48点・C級

投稿 : 2024/07/21
閲覧 : 31
サンキュー:

1

ネタバレ

をぬ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

十二国記の次に好きな中華風。

薬師の猫猫は人さらいに遭い、後宮に売られる。

猫猫のサバサバ賢いキャラが好感度高い。
探偵ものなのかと驚いた。しかも良くできてる。
キャラもしっかり掘り下げるし、与える印象のコントロールも上手い。
素晴らしいストーリーテリング。最終話ではアニメで久しぶりに泣いた。

あと猫猫ブン殴った武官がその後出世したって情報見て嘘やんと思った。
あんな鬼気迫る様子で人が駆け込んできたら、足止めは職務だろうが、中の警備に伝えるぐらいするんじゃないの?
それをぶん殴って職務に忠実て、マジか。

こういう作品もあるから『なろう』は侮れないと思う。
なろうってだけで馬鹿にされる風潮嫌い。
きっと、なんかやっちゃいました系の奴らのせいだ、そうに違いない。

投稿 : 2024/07/20
閲覧 : 86
サンキュー:

3

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 作品舞台が中国の帝国のようで、最初は「いつの時代がモデル?」と思ったりもしたが、よく
見ると風俗や生活様式などは各時代の国家のそれがごっちゃになっているみたいで、あくまで
「中華風」ということみたい。
 異世界ファンタジーなんかもあくまで中世・近世の「ヨーロッパ風」だったりするが、それと
同じようなものか。

 基本的には主人公の猫猫が数々の事件の謎を解いていくミステリー作品で、個々の事件の
謎解きも面白いのだが、別々の事件だと思われていたのが終盤の壬氏暗殺事件に繋がっていく
展開はピースが揃ってパズルが出来上がっていくような面白さもある。
 謎と言えば、一連の事件の黒幕や壬氏のを含む帝室や後宮の秘密など、本作では未解決だった
部分が幾つかあり、先行きが楽しみなところ。

 キャラも魅力的だが、なんとも言っても主人公の猫猫。
 陰陽併せ持った魅力があり、キャストの悠木 碧の演技がその魅力を押し上げている感じ。
 猫猫の相手役的立ち位置にある壬氏もハイスペックキャラかと思いきや、男女の綾などに
子供っぽい部分もあり、そういったギャップも含めて面白い存在。彼自身の謎も残っているし。

 猫猫の実父である漢 羅漢も面白い人物で、途中までは数々の事件の黒幕かと思われる描写で
ミスリードを誘い、実は娘を溺愛する愛すべき人物。
 悲劇的過去と言い、猫猫との関係が空回りしている現在と言い、悲しき存在とも言えそう。

 後宮が舞台ということで、上級妃を中心とする女性ばかりのコミュニティでのやり取りの
描写も興味深い。

2024/07/16

投稿 : 2024/07/16
閲覧 : 102
サンキュー:

4

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

毒好き少女が後宮の謎を解く

<ストーリー>
花街で薬屋を営む猫猫は、人さらいにかどわかされて後宮に売られ、下女として働くことになった。そんなある日、「帝の御子の連続死は呪いのせい」という噂を聞き、好奇心と知識欲が旺盛な猫猫は動き始めるところから物語は始まる。

<作画>
絵は見やすく、きれいだと思います。

<キャラ>
個性豊かなキャラが多いですが、特に主人公・猫猫の毒と薬に関する知識量と、それを活用して事件を解決していく考察力・推理力は見ていて、飽きないです。

<音楽>
1期第1クールオープニングテーマ
「花になって」緑黄色社会

第1期第1クールエンディングテーマ
「アイコトバ」アイナ・ジ・エンド

第1期第2クールオープニングテーマ
「アンビバレント」Uru

第1期第2クールエンディングテーマ
「愛は薬」wacci

<感想>
話は全体的に面白いと思います。
見所は猫猫の推理シーンと猫猫と壬氏のやりとりです。
推理シーンは、猫猫が謎を解明していく過程がわかりやすく描かれていて、見応えがあります。
猫猫と壬氏の関係性も出会いから事件を解明していく中で少しずつ変化が見られ、この先どうなっていくのかが気になる展開です。
2期も楽しみです。

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 22
サンキュー:

3

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作だけど自分にはどこかハマりきらないような感じ

初回で1~3話一気に放送してきたので、また日テレのゴリ押しかよと思った(笑)

中国の後宮を舞台にした推理ものですかね。
でもコナンみたく犯人の末路が描かれるのではなく猫猫の推理シーンがメイン。
それと猫猫と壬氏のやり取り。

自分は中国を舞台にした作品は苦手。
後宮の仕組みは見ててもよくわからないし、名前を覚えるのが苦手で覚えられないんですよね。
日本人キャラの名前ですら中々覚えないので中国人となると尚更です。

でもストーリーはわかりやすいし推理が難解なものではない。
猫猫の薬オタクキャラやと猫猫と壬氏のやり取りが面白く世界観にはハマれないけど楽しく見れた。
猫猫の親父が良い意味で嫌らしいキャラで猫猫との対峙は面白かった。

あおちゃんの演技はやはり良い。
演じてきた数多くのキャラの中でもかなりのはまり役だと思う。

アニメの主題歌はあまり興味無いけど緑黄色社会の「花になって」は好き。

特に悪い所は無かった。
ただ、手放しで絶賛できるかというとそうでもなくて、良かったけど何か微妙な感じというか…
よくわからないのだが、完全には自分にハマりきらなかったんだろうなと思う。
いや、良作なんですけどね。
猫猫があおちゃんじゃなかったら評価が下がってたかもしれない。

投稿 : 2024/07/14
閲覧 : 40
サンキュー:

6

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

猫猫の 猫猫による 猫猫のための物語

ラノベコーナーの隣辺りにおいてある今作。
割と気になってました。
でも原作は未読です(^^;

異世界薬局と同じく、薬系ということで視聴開始。

【作品概要】
主人公 猫猫…にゃおにゃお…ではなくまおまお。
花街の薬屋…なんですがある日突然後宮で働く羽目に。
聡い猫猫が後宮であれやこれやの問題解決に奔走し
お偉いさんの信頼を得ていくサクセスストーリー…
なのか?

【作品に対する感想】
タイトルからてっきり
「薬の開発に没頭する主人公と
無理難題を吹っかけてくる客に対するボヤキ」
って物語を想像してました。

ですが、地頭の良さから薬と関係ないことまで
巻き込まれ、首を突っ込む羽目に。

想像とは違いましたが、すごく面白かったです。
この作品の魅力の90%は主人公猫猫で占めてると思います。
物語、他のキャラの魅力も猫猫あってこそです。

後宮と花街が舞台故、エグ目の話もありますが、
まだまだ彼女の物語を堪能したい思いでいっぱいです。
続きがあれば必ず視聴します。


1)物語
 あんな断片的過ぎる情報だけで猫猫の指摘が的確過ぎないか?
 とか
 後宮の方々あまりに無能すぎないか?
 とか気にならない点がないわけではないんですが、
 まあいっかレベルと思いますのでスルーです。

 親の代の因果とか、
 一見無関係な個別の案件が実は絡んでたりとか、
 物語は割と入り組んでます。

 まだ未解決なものもあるので、2期を楽しみにしています。 


2)作画
 ポンチ絵が最高の切れ味を誇っていました。
 特にお気に入りは
 ・食っちゃ寝 ブタ猫猫
 ・むくれ顔 玉葉妃

 あと猫猫が壬氏を「ゴミを見るような目」で
 蔑んでるシーン、毎回笑わさせてもらいました。

3)声優
 ➀悠木碧(猫猫)
  薬・毒でトリップしたり、ヤサグレたり
  身も蓋もない事言ったり、マジ切れしたり…。
  演技の振り幅が広くないとしんどそうな役でしたが、
  ドンピシャだったと思います。
  特に心の中のぼそっと突っ込む演技が良かったです。

 ➁種崎敦美(玉葉妃)
  この方の演技の振り幅際限なしですね。
  「アーニャがんばる」
  と同一人物とは思えません。

5)キャラ
 ➀猫猫(まおまお)
  私的にごっつい好きな主人公。
  世間の平均値に流されない、
  独自の価値観を貫くいい意味での変態系。

  薬の知識を持ってるって、強味にもなるけど、
  なんかあったら真っ先に疑われるわけだから
  諸刃の剣よね。
  波風立てないように凡人を装うしたたかさは高評価。
  一方で好奇心の強さと正義感はリスクを引き上げる要素。
  この相反する感情と理性が同居した猫猫。
  かなり魅力的な主人公です 

  猫猫の身もふたもない心の中の独り言が最高です。
  他作で言うとゆるキャン△の志摩リンっぽいですね。
  道理でどっちも好きなキャラなわけですね。
 
  この娘
  断定、推測、意見
  ちゃんと分けて喋ってるところがすごくいいです。
  こんな部下欲しい(^^;

  ソバカスあってもそれはそれでかわいいと思うのは私だけ?

 ➁高順(がおしゅん)
  地味ですがこの方の実務能力凄く魅力的です。
  一長一短な人物の目付け役ということで、
  その苦労は共感します。

 ➂羅漢(らかん)
  何を考えているのかイマイチ分からないうさん臭い
  おっさん。
  絶対関わりたくないタイプです。
  猫猫との因果は運とタイミングの問題もあり
  一方的に責められるものではないと思いますが、
  人を見下した言動は褒められたものではないと思います。

6)印象深いシーン
 {netabare}
 ➀梨花妃の侍女にブチ切れ
  普段は自分のことすら割と無頓着な猫猫の
  豹変っぷりが凄かったです。

 ➁壬氏の逆襲 酒の法案
  大概猫猫が壬氏を鬱陶しがってることが多いなか
  珍しく猫猫がすがってるのが印象的です。

 ➂壬氏 はちみつプレイ
  なんちゅうことすんねん、このHENTAIめ!笑
  高順の遠い目が大爆笑。

 ➃李白 肩代わりを断る
  じゃあどうするかは別にして
  あそこまで言ってのけるのはなかなかの漢ですわ。

 ➄鳳仙と羅漢
  羅漢の最初の言い方と違い、随分ロマンチックな
  雰囲気でしたが、その後が…不幸過ぎ。
  せめてもの償いにはなったんでしょうか…。

 {/netabare}

投稿 : 2024/07/14
閲覧 : 91
サンキュー:

18

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

史上最高の掘り出し物作品

原作リサーチしないで全く期待しないで見たらなかなか目新しさがあるしこの作品にしかない良さがつまっていてなかなかよかったです
猫猫がかなりの推しキャラになれるのも高評価のポイント
壬氏様と高順様の2人もなかなか好印象
この2人のような人が国のトップならどれだけ平和な国かと思わされるのと同じ男として共感できる部分がかなりある
新しい作品には目新しさを求めていた中で穴候補の作品としては歴代で一番いい意味で期待を裏切ってくれてよかったかな
舞台は違うしスタイルもよりフランクだけど氷菓に少し似ているから氷菓好きな方には合うと思います自分の場合もこういう作品好きなタイプなので
Aランクアニメで500点満点中440点

投稿 : 2024/06/27
閲覧 : 70
サンキュー:

4

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

中華後宮ミステリー?。。1話目

公式情報は©日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
後宮を舞台に「毒見役」の少女が、様々な難事件を解決するシリーズ累計3,100万部突破の、大人気後宮謎解きエンタテインメントが待望のアニメ化!

大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。
ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。
今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。 美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かず。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:日向夏(ヒーロー文庫/イマジカインフォス刊)
キャラクター原案:しのとうこ
監督・シリーズ構成:長沼範裕
副監督:筆坂明規
キャラクターデザイン:中谷友紀子
色彩設計:相田美里
美術監督:髙尾克己
CGIディレクター:永井有
撮影監督:石黒瑠美
編集:今井大介
音響監督:はたしょう二
音楽:神前暁 Kevin Penkin 桶狭間ありさ
アニメーション制作:TOHO animation STUDIO×OLM
製作:「薬屋のひとりごと」製作委員会

主題歌
OP1:「花になって」緑黄色社会
OP2:「アンビバレント」Uru
ED1:「アイコトバ」アイナ・ジ・エンド
ED2:「愛は薬」wacci
{/netabare}
キャスト{netabare}
猫猫(マオマオ):悠木碧
壬氏:大塚剛央
高順:小西克幸
玉葉妃:種﨑敦美
梨花妃:石川由依
里樹妃:木野日菜
阿多妃:甲斐田裕子
梅梅:潘めぐみ
白鈴:小清水亜美
女華:七海ひろき
やり手婆:斉藤貴美子
羅門:家中宏
李白:赤羽根健治
小蘭:久野美咲
やぶ医者:かぬか光明
馬閃:橘龍丸
風明:日髙のり子
羅漢:桐本拓哉
翠苓:名塚佳織
陸孫:内山昂輝
鳳仙:桑島法子
皇太后:能登麻美子
子昌:チョー
ナレーション:島本須美
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


#1『猫猫』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
花街で薬屋を営む猫猫は、人さらいにかどわかされて後宮に売られ、下女として働くことになった。ある日、“帝の御子の連続死は「呪い」のせい”という噂を聞く。呪いの正体を推理した猫猫が妃たちが暮らす宮へ行くと、上級妃の二人が言い争う声が聞こえてきた。好奇心と知識欲が旺盛で「薬」「毒」と聞くと気持ちが昂る猫猫は、動き始める。
{/netabare}
感想
{netabare}
花街の薬屋の猫猫が、人さらいにつかまり後宮に売られたんだけど
だまって働いてれば2年で帰れるみたいで
よけいなゴタゴタに巻き込まれないよう、無知で無学なフリをして
下女として働きはじめた。。

でも、持ち前の好奇心と、困ってる人を放っておけない性質だから
つい、帝の御子の連続死がおしろいの毒に中ったせいだと書置きし
上級妃の二人に報せたら、玉葉妃だけが真に受けて娘を助ける事ができたから
彼女は宦官の壬氏に恩人を探させ、猫猫は玉葉妃の侍女になった。。



下働きって言っても後宮で、どこから来たか分からない人を雇っていいの?
って、ちょっとギモンだったけど、20分くらいの時間の中で
設定、キャラ紹介に、猫猫の出世までやって
ちゃんと話が通じる濃いおはなしだった^^


中華後宮ミステリーってゆう感じで
ちょっと「後宮の烏」に似た雰囲気だったけど
あんまり暗さが無いのが良かった◎

画はふつうにきれいで、声優さんも上手な人たちで
これから期待できそう☆彡


昔のおしろいは、水銀とか鉛を使った物が多くて
特に鉛の物は安価で伸びが良くって、大衆向けだったみたいだけど
どっちも口に入れると中毒になるから
おしろいのついた指をしゃぶる赤ちゃんとかは、被害を受けやすいみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
#2『無愛想な薬師』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
猫猫は「呪い」の正体を見抜いたことを美貌の宦官壬氏に知られ、薬師としての知識を買われて上級妃である玉葉妃の侍女兼毒見役になった。ところが給金は上がったものの、「かわいそうな毒見役」であることを同僚に気遣われて暇を持て余す日々。そんな折り、猫猫は壬氏にとんでもない薬を作ってほしいと頼まれる。
{/netabare}
感想
{netabare}
猫猫は、薬の知識を買われ、毒見役の侍女なり
さっそく、ある村で起きた、遠征中の兵士たちの毒殺事件を解決。。

そして、後宮にふさわしくない貞操観念のない女官を見つけるために
壬氏に媚薬作りをたのまれて、調薬オタクの猫猫はウキウキ♪
薬庫にも出入りして、さっそく媚薬を作った。。


さいごは後宮に不審者が現れたところでオシマイ。。



にゃんは、YouTubeで雑学の番組とかをよく見るから
はじめに兵たちが箸を作りはじめたところで、毒がある植物だなって。。

そう言えばアニメの「グレイプニル」でも
そういうエピソードがあったはずで、たしかキョウチクトウだったっけ?


そんな感じで、推理モノとしては毒の雑学だよりで
キャラの関係とかも、あんまり後宮っぽくなくて、軽い感じかな。。

でも、下ネタまであったりして、コメディとしてはわりと楽しいかも?
{/netabare}
{/netabare}
#3『幽霊騒動』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
“城壁の上で女の幽霊が踊っている”という噂が後宮内に広まった。よくある幽霊話と気にしない猫猫だったが、壬氏に夢遊病について聞かれ、幽霊の正体をその目で確かめることに。夜、壬氏の部下である高順に連れられて城壁に行くと、美しく舞う女の姿があった。女の事情を調べる猫猫は、やがて思いがけない理由を知ることになる。
{/netabare}
感想
{netabare}
武官に功労として下賜されることになった中級妃の芙蓉妃が夢遊病になり
毎晩、城壁の上で舞を舞う件について相談された猫猫が
その背景を考察する、ってゆうおはなし。。


猫猫は、芙蓉妃が踊ってたのは夢遊病じゃなく
好きだった幼なじみが自分の下賜を申し出てくれたので、その日まで
帝のお手付きにならない様に変人のフリをした、って気がついたけど
内緒にして、玉葉妃だけには打ち明けた。。



先回も思ったけど
推理モノとしては結果がはっきりしなくって、ゆるい感じ。。

でも、さいごに、玉葉妃にも思い人がいたのでは?ってゆうのが感じられて
芙蓉妃が幸せになれたのは良かったけど
その分、玉葉妃の悲しみが強調されて、何だか悲しいおはなしだった。。
{/netabare}
{/netabare}
#4『恫喝』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
猫猫は帝の御子の連続死の謎を解決したのだが、その後も梨花妃は容体がすぐれないままだった。ある日、妃を治療せよと皇帝に命じられた猫猫。しかし妃のために用意した食事を与えようとするも侍女たちに邪魔されてしまい、妃はどんどん衰弱していく。そんな折、猫猫は壬氏の助けによって梨花妃に近づく機会を得たが、禁止されたはずの“おしろい”がなぜか使われていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじは↑の通りで
禁止されたはずのおしろいに気付いた猫猫が
梨花妃のお世話をし、体力と生きる気力を取りもどさせたおはなし。。



猫猫が梨花妃に近づけるようになるまでに尺の1/3を使ってて
後宮の侍女たちの雰囲気とかを見せたかったのかな?

猫猫が毒おしろいに気付いてから、
急に態度が変わって毒を使い続けていた侍女に厳しく当たったのは
チラ見しただけでも、梨花妃の容体が相当悪いことは分かるんだから
さっさと「帝に言いつける」とか言って近づけばいいのに、って思った。。

それまでは傍観者だったのが、毒に気付いてから急に変わり侍女を叩いたり
窓を開けたりして侍女たちの批判をはじめたけど
侍女たちは毒や病気に対して無知なだけで、善意でやってたのは確かだから
急にやる気になった猫猫が、侍女に当たるのは違うんじゃないかな?って。。

ただ、急に変わってから「俺TUEEE」状態になったところは見せ場だから
そこを盛り上げるために
料理を持って行って追い出されるシーンを何度もくり返したのかも?


結局、猫猫は梨花妃と心が通じたみたいで良かったのと
さいごに下ネタで〆たところはおかしかったw
{/netabare}
{/netabare}
#5『暗躍』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
梨花妃は回復し、玉葉妃の宮でいつもの生活に戻った猫猫。ある日医局にいると、ひどく怯えた宦官が「呪いを解く薬がほしい」とやってくる。宦官の話から彼の言う呪いの正体を見抜き、軟膏を処方する猫猫。すると今度はそれを見た壬氏に呼び出されてしまう。猫猫が玉葉妃の翡翠宮に戻ると、同僚たちが気合を入れて園遊会の準備をしていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
園遊会前に、猫猫のそばかすが偽物だって壬氏にバレるおはなしで
壬氏は前から猫猫が気になってたみたいだけど
とうとう彼女が美人なことに気付き
自分のカンザシを彼女に贈って、愛情表現をしたみたい。。


ほかに猫猫が、あらすじ↑の呪いの正体が、何かの暗号じゃないか?
って思った話とか、壬氏が腕にやけどのある者をさがしてた話があったから
来週あたりが解決偏になるのかな?


猫猫の腕にも、毒を試した時のだと思うけどやけどのようなあとがあったから
それもこれからのおはなしにからんでくるのかな?

あと、玉葉妃が猫猫に、自分の物の証としてアクセサリーを上げたけど
壬氏のカンザシにやきもち妬いてたみたいだし
壬氏ってもしかして、お后候補の妃たちと同格だったりするのかな?


それにしても、そばかすがあるくらいで美しさが隠れる訳ないよね^^
{/netabare}
{/netabare}
#6『園遊会』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
華やかな大イベント“園遊会”がついに始まった。帝と4人の上級妃、皇族や高官たちが一堂に会し、次々と披露される出し物で賑わう会場は、各妃の侍女同士の諍いの場でもあった。食事の時間となり、出される料理を次々と口へ運ぶ毒見役の猫猫。しかし、毒見を終えた料理を前になぜか表情を強張らせる里樹妃の姿に、不審を抱く。
{/netabare}
感想
{netabare}
園遊会がはじまった。。


招待された4人の上級妃たちや侍女たちの様子なんかが紹介されてたけど
9歳の里樹(リーシュ)妃と35歳の阿多(アードゥオ)妃が元嫁姑の関係だったとか
複雑みたい。。

あと、猫猫は梨花妃に好かれたみたいで、カンザシをもらったけど
その侍女たちには恐れられてたみたいw

その前に猫猫は、李白ってゆう武官からもカンザシをもらってたけど
カンザシはやっぱり好意の印なのかな?


そして毒見で、猫猫はクラゲ入り膾が毒だって気がついたけど
理樹妃が玉葉妃向けだって思われるサバ入り膾を
恐る恐る食べてるのを見た猫猫は
配膳係が里樹妃のと間違えたんじゃないか、って思ってた。。

ところが里樹妃の毒見役が不気味な笑顔を見せてたことで
猫猫は何かに気付いたみたいで
あとで壬氏に里樹妃と毒見役を呼び出してもらい、毒見役に
里樹妃が食べられないもの(アレルギー)の注意を促してた。。

そのあと壬氏は、里樹妃と毒見役に付いて猫猫に聞き出そうってしてたけど
猫猫は黙っていたから、膾は里樹妃を殺そうとしたもの
ってゆうことぐらいしか分からなかった。。



猫猫の雰囲気から、
毒見役はワザと里樹妃を苦しめようとしてた、ってゆうことかな?
ただ、殺すまでのつもりはなかったみたい。。

そうすると、里樹妃の膾に毒を入れたのは誰?
ってゆうか犯人は、毒見役がいるんだから
毒を食べ物に入れて殺すことはできない、ってどうして気付かないかな?

そう考えると犯人のターゲットは、実はあの毒見役だった、とかかも?
{/netabare}
{/netabare}
#7『里帰り』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
園遊会から一夜明け、猫猫は高順に頼まれて毒が入れられた器を調べるうちに、里樹妃が侍女たちにいじめられていることに気づく。また、小蘭に「園遊会で貰った簪を使えば後宮の外に出られる」と聞かされ、里帰りすることを思いつく。しかし次々に起きる事件に頭を悩ませる壬氏は、猫猫が里帰りすることなど知るべくもなく……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
高順(ガオシュン)に毒入り膾の銀椀を持ってこさせた猫猫が
そこから犯人候補の4人分の指紋を見つけ報告し
侍女の里樹妃に対するいじめも打ち明けた。。


そして後半、小蘭(シャオラン)からカンザシが宮廷から出るために使える
って聞いた猫猫が、李白に高級妓女を紹介することを持ちかけ
いっしょに花街に里帰りすることにするの。。



壬氏が高順から報告を受けた時、壬氏が髪に刺していたカンザシの話題になり
「特別な方しか身に着けられないものですから」って言われてたから
壬氏の正体が特別な人だって分かった。。

そして、里帰りしてお父さんに会った猫猫が後宮の話をすると、お父さんは
「後宮とは因果だね。。」って考えてたから
もしかして猫猫も高貴な血筋だったりするのかも?

その辺りは、主人公最強系のラノベといっしょで
主人公がチート能力や位を持ってて、仲間がかっこよくて力がある人たち
ってゆう感じみたい。。


このあと、後宮で猫猫が出世していく、みたいな展開になるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#8『麦稈』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
久しぶりに実家に泊まった翌日、猫猫は慌てた様子で薬師を呼びに来た禿に連れられて、ある娼館へ向かう。そこには毒を飲んだ妓女と男が倒れていた。行く先々で事件に遭遇する猫猫だが、手早い処置で二人を助け、羅門と共に治療にあたる。二人が息を吹き返したので娼館を後にした猫猫だったが、妓女たちから聞いた話や心中の方法に違和感を覚え、真相を推理する。
{/netabare}
感想
{netabare}
花街の娼館で、妓女とお客の心中事件に巻き込まれた猫猫が
その真相を推理するおはなし。。


猫猫は、結婚詐欺みたいな男に騙された妓女が
同じ様な目に遭って自害した姉を持つ禿とグルになって
男を殺そうとしたんじゃないか?って
麦のストローを使った毒殺テクニックを推理した。。

でも、真相ははっきりしなくって、後味の悪いおはなしだったけど
男女は逆だけど、この前起きた「新宿タワマン殺人事件」の方が
もっとリアルでドロドロしてそう。。


後宮に帰ったあと壬氏が
猫猫が李白と何かあったんじゃないかってやきもちを妬き
壬氏の気持ちを察せずに、からかう猫猫のシーンが
ラブコメってておかしかったw


あと、花街と王宮がすぐ近く、ってゆうのもびっくりだったけど
先回お父さんが、猫猫と後宮が関係あるみたいなこと考えてたから
お父さんと猫猫って、血のつながりがあるのかな?

それとも猫猫は、先代皇帝の子供だったけど
何かの事情があって後宮から捨てられた、とかってゆう裏話があるのかな?


それにしても、タバコってそんなに毒性が強かったなんて知らなかった。。

こんなに簡単に手に入れられて、人を殺せるなら
もっと殺人事件とかに使われててもおかしくない気がするんだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
#9『自殺か他殺か』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
激務に追われる壬氏の元に、ある武官の訃報が届く。死因は仲間うちでの宴会で酒を飲みすぎたこと。だが武官のことをよく知る壬氏は納得できず、酒による死について猫猫に尋ねる。すると猫猫は、武官の食生活と深酒の理由を知り、酒が入っていた酒瓶から本当の死因を推理するのだった。猫猫は人々の死に想いを馳せ、「私は毒殺にしてほしい」と訴える。その真意とは?
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、壬氏の知り合いで宴会で飲みすぎた男の死因を推理するおはなしで
塩味が分からなくなっていた男の酒瓶に
イタズラで塩を入れた同僚がいたことを推理。。


後半は、堀から身投げをしたと思われる女性の遺体が見つかった事件で
結局女性は、里樹妃の暗殺未遂事件の犯人だと思われたみたいだったけど
それにしては不審な点があったから、猫猫は怪しんでたみたい。。


後半、猫猫の回想?があって、眠ったように動かない女性や
女性がナイフで誰かを殺そうとしているところ、その他
何だかよく分からないシーンがあった後、猫猫は壬氏に
自分を処刑するなら毒殺にしてくれ、って願うシーン。。


そして最後に壬氏が高順から、腕に火傷を負った者の正体が
阿多妃の侍女頭・風明(フォンミン)だ、って報告を受けるところでおしまい。。



謎が重なって、大きな事件に結び付くおはなしになる感じなのかな?

それと関係があるかどうかわからないけど
断片的な猫猫の回想から考えたら
猫猫のお母さんは彼女が小さい頃、誰かに殺されたのかな?

その犯人が後宮にいて、猫猫は復讐しようとしてるとかなのかも。。
{/netabare}
{/netabare}
#10『蜂蜜』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
園遊会で里樹妃に毒を盛った犯人は、外廷の堀で入水自殺した女官だったという噂が後宮に広がる。しかし、一介の下女が里樹妃を毒殺する理由に疑問を持った壬氏は、猫猫に死んだ女官が仕えていた柘榴宮の調査を命じる。侍女頭の風明に案内され、大掃除を手伝う猫猫。すると、柘榴宮の様子をうかがう里樹妃の姿が見えて、大きな謎を解くきっかけにつながっていく。
{/netabare}
感想
{netabare}
壬氏の願いを察して、柘榴宮に偵察に行った猫猫が
16年前亡くなった阿多妃の息子を取り上げたのは
元宦官だった猫猫の父羅門だったことを知る、ってゆうおはなし。。



阿多妃の侍女頭・風明と蜂蜜、そして里樹妃の関係がよく分からなかったけど
高順が、猫猫は17歳にしては聡明とか言ってたあとに
阿多妃の息子が16年前に亡くなったことが分かったから
もしかして猫猫って、この亡くなった息子の双子だったりしない?

何かの事情で羅門は、阿多妃の息子の毒殺を引き受けたけど
実は阿多妃の子供は双子で
もう一人の方はかわいそうだから、自分が引き取って育てた
とかだったりして?

そして、息子が亡くなった責任を取らされて宮廷を追い出された羅門は

だとしたら猫猫は、皇帝と阿多妃の子供ってゆう事になるけど
風明と蜂蜜の話がうまくからまないから、何か他にあったのかも?


このアニメは2クールだけど、12話で一区切りになるのかな?
いろいろな謎の正解が分かるのが楽しみ☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#11『二つを一つに』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
後宮の書物によって、養父である羅門と、阿多妃とその息子の身に起こった過去のある事件を知った猫猫。そこで阿多妃の侍女頭の風明を訪ねて皇子の死因を探ろうとするが、敬愛する阿多妃に生涯を捧げて仕える風明は、重大な秘密を抱えていた。そんな彼女の思いを汲んだ猫猫は一計を案じる。
{/netabare}
感想
{netabare}
里樹妃を殺そうとした風明には、動機が2つあった。。

1つは出産で子宮を失くした阿多妃が
新しい妃が来るのと交換に四夫人の座から追い出されない様にするため、と
もう1つは、風明が知らずに阿多妃の息子に与えていた蜂蜜が
子供を殺したことに気付いたけど、それを隠すため。。

蜂蜜が赤ちゃんを殺す可能性があることを、里樹妃の話から知った風明は
それがバレない様に仲が良かった阿多妃と里樹妃を遠ざけたけど
里樹妃が現皇帝の妃として戻ってきたから
今度こそバレない様に殺そうとした、ってゆう事だったみたい。。

真相に気付いた猫猫は、風明を説得して
蜂蜜の動機の件は無かった事にした。。


そして風明は処刑され、阿多妃は後宮を去って東宮に引っ越して行った。。

阿多妃が出て行くとき、阿多妃と壬氏が似てることに気付いた猫猫は
実は皇后の子供と、阿多妃の子供が入れ替えられたんじゃないか?
って考えてたけど、だとすると、壬氏は阿多妃の子供なのかな?

だから、阿多妃が後宮を去る前に、酔って猫猫に抱き着き泣いてたのかも?


そんなエピソードがあって、最後に高順が壬氏に
風明の一族のリストを渡していたけど
そこには、猫猫の名前があった、ってゆうところでオシマイ。。



すごい内容が濃いおはなしだったけど、ちょっともったいなかったかも。。

あと、入れ替えのおはなしはほんとかどうか分からないし
猫猫が風明の一族だった、ってゆうのは、どうして分かったのかな?


あと猫猫が17歳で、亡くなった阿多妃の子供と同じくらいの歳なのは
ただの偶然だったのかな?

もしかして、阿多妃に生まれた子は女の子だったから
風明が自分の一族の同じくらいの男の赤ちゃんを連れてきて入れ替えて
それを知った羅門がその女の子を引き取って、後宮を去った
とかゆう事は無いのかな?
{/netabare}
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#12『宦官と妓女』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
風明の一件による処罰は、彼女の親族だけでなく、その関係者にまで及んだ。そこには、猫猫が人さらいに売り飛ばされた商家も含まれていた。後宮に残ることを望む猫猫だったが、口下手が災いして、風明の関係者として解雇されてしまう。花街に戻り、古巣の緑青館で働く猫猫だが、ある夜、白鈴・女華・梅梅の三姫の供として客の待つ屋敷を訪れると、見覚えのある人物がいて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
花街に帰ると、李白を緑青館に連れて行った時の借金で売り飛ばされる
って思った猫猫が、壬氏に居残りのための交渉をしたんだけど
言葉が足りず、帰りたいと思われてしまって解雇された。。

壬氏は悔やんで、李白に相談し緑青館にみんなを連れて遊びに行くと
そこで猫猫に会い、彼女の真意を知った壬氏は、彼女を迎えに行った
ってゆうおはなし。。



猫猫が解雇され、再雇用される、ってゆうおはなしだったけど
風明が里樹妃を狙った理由も大したものじゃなかったから
彼女の実家が責められるのは仕方がないとしても
取引先の関係者まで宮廷から追い出されるってちょっとやりすぎみたい。。


たぶん、壬氏の猫猫への愛情を描きたかっただけだと思うけど
壬氏が猫猫を后として迎え入れる、とかならシンデレラストーリーでいいのに
宮廷に戻っても猫猫の仕事は今とあまり変わらなそうだから
恋愛要素がちょっと中途半端な気がした。。

もうちょっと猫猫が、壬氏さまの思いに気がついてたら良かったかも☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#13『外廷勤務』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
後宮を解雇されたものの、壬氏に身請けされる形でまた宮廷に戻ることになった猫猫。緑青館を出るその時まで梅梅たち三姫に可愛がられながらも、今度は自らの意思で宮廷へと赴く。しかし、新しい職場は慣れ親しんだ後宮ではなく、外廷にある壬氏の家だった。猫猫はこれまでとは違う待遇に戸惑うが、壬氏に官女になるための試験を受けるように言われる。
{/netabare}
感想
{netabare}
壬氏にたのまれて、宮廷に戻ることになった猫猫は
緑青館の三姫に綺麗に着飾らせられ、みんなが見とれるほどになり
壬氏はヤキモチを焼くことに^^

そして連れていかれたのは、後宮じゃなく外廷で
壬氏の元に住み込みで、女官をさせられそうになったんだけど
採用試験に落ちて壬氏の部屋付き下女になった。。

ってゆうおはなしで、外廷の様子とか
猫猫が先輩女官にいじめられそうになったり
変なおじさんから監視されてたり、ってゆう
2期の設定や人物紹介だったみたい^^



壬氏は、猫猫は頭が良いから、試験くらい簡単に受かる
とか思ってたのかもだけど
前に自分で行ってた通り、関心のないことを覚えるのは苦手みたいだから
けっきょく下女^^

もしかしたら、壬氏の妾とかになるのかな?って思ったけど
そっちの方には行かないみたいw


さいごの方で、立入禁止エリアに入り込んだら
軍部と関係ありそうな女官の人から頭を殴られてたけど
どんな関係なのかな?

2クール目もおもしろそう☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#14『新しい淑妃』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
新たに後宮に入った楼蘭妃を交えて、上級妃たちに妃教育が行われることになった。官女試験に落ちて壬氏の部屋付きの下女となった猫猫は、玉葉妃と梨花妃の推薦もあり、その講師を頼まれる。緑青館から教材を取り寄せ、寝室での秘術を伝授する猫猫。その夜、授業を終えた猫猫が休んでいると、外から不審な音が聞こえ、好奇心が刺激されるが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半が新しく妃になった楼蘭妃を交えて
猫猫が上級妃たちに妃教育の抗議をするおはなし。。


妃教育がどんなものか分からないけど
今なら女性雑誌とかに書かれてるくらいのことだったのかも?

でも、そういうのって
みんなが知ったらあんまり意味がないような気がするんだけど^^


楼蘭妃のそっけなさげな態度が気になった。。



後半は、倉庫で謎の爆発が起き
猫猫が通りがかった時、興味本位で首をつっこみ、キセルを見つけ
粉塵爆発事故だったことを推理するおはなしだったけど
そのキセルは高級品みたいで、犯人が気になる。。

羅漢とか言う人と関係あるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#15『鱠』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
倉庫のボヤ騒ぎで拾った煙管が気になる猫猫。そんな折、高順から「河豚を食べて昏睡状態になった官僚がいる」と相談されるが、料理には河豚が使われていなかったらしい。猫猫は無愛想な若い武官の馬閃と共に真実を確かめるために官僚の家へ行く。厨房の棚には倒れた官僚の好物だという海藻があり、季節外れのその食材を、猫猫はこっそりと持ち帰った。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半から中盤までは、高順からたのまれた猫猫が
以前同じようなことがあった中毒死事件を解決するおはなし。。


結局、主人の弟が、兄に嫉妬して、ある海藻を食べさせて毒殺したんだけど
「海藻、毒」でググったら、1993年に横浜で起きた
オゴノリを食べた夫婦が中毒になり、奥さんが亡くなった事件が出てきた。。

オゴノリはにゃんも食べたことがある海藻だけど
オゴノリの酵素が一緒に食べた魚の脂質の成分と体内で反応して
プロスタグランジンE2という中毒を起こす物質を作るんだそう。。

それでふつうに売ってるものは
業者が石灰水に付けて酵素を無くしてあるから
緑色になって食べれるんだけど
海で取ってきた物を生で食べると危ないみたい。。

ただ、今回のおはなしに出てきた海藻は、取れた場所によって無毒だとか
加工前なのに緑色だったから、もしかして違う物か
その事件を参考にして考えた、空想の海藻かも?

犯人の弟が、偶然知り合って、海草の毒のことを聞いた
人間も怪しいけど、目的は何かな?


あと、壬氏の正体は皇帝の弟かな?
皇帝に従いながらも、野心があるみたい。。



そして後半は、とうとう羅漢ってゆう、ちょっと癖のある武官が
いくつかの事件を解決した猫猫に興味を持ち、壬氏を通し
知り合いで亡くなった彫金細工師の秘伝の技術を調べて欲しい
って相談してきたところで終わり。。


これが、どう昔の中毒死事件とつながっていくのかな?
それともつながらないのかな?
{/netabare}
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#16『鉛』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「皆、昔のように茶会でもするといい」――息子に秘伝を授けずに亡くなった宮廷御用達の彫金細工師が残した不思議な遺言。壬氏から調べてほしいと頼まれた猫猫は、彼らの家を訪ねる。作業小屋、開かない箪笥、硝子製の金魚鉢、三兄弟それぞれに残された3つの形見と作業小屋の不思議な間取りの謎に気づいた猫猫は、細工師の遺言通り兄弟たちと共に“茶会”を開く。
{/netabare}
感想
{netabare}
先回の亡くなった彫金細工師のおはなしの解決偏ってゆう感じで
猫猫が馬閃といっしょに彫金細工師の秘伝の謎を調べに行くと
そこには仲の悪い三兄弟がいた。。

猫猫は、三兄弟がもらった形見とそれらがおかれていた小屋の間取り
そして彫金細工師の「皆、昔のように茶会でもするといい」とゆう遺言から
開かないタンスを開け、秘伝が合金の調合であったことを解明した。。

末の弟以外、兄たちはそれが分からなかった様で
ただのイタズラだと思ったみたいだったけど
父親の願いに気付いた末の弟は、親から愛されなかったと思いこんだ兄弟に
父の思いを語り、三人でいっしょにやっていくことを提案した。。



ってゆうおはなしで、後半、今回の話を壬氏のところに持ち込んだ羅漢が
その後の三兄弟の様子を壬氏に報告しに来てたけど
なんだかこの人、三兄弟の話にかこつけて壬氏をたきつけて
兄王に反乱でも起こさせようとしてるみたいだった。。


さいごに壬氏が猫猫に、化粧のことを聞いてたけど
前に羅漢が話してた「妓女の希少価値を下げる方法」を調べに
変装して花街にでも行くつもりかな^^
{/netabare}
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#17『街歩き』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
国を滅ぼす原因にもなりそうな美貌の壬氏に、猫猫は化粧で別人に変えてくれと頼まれた。日焼けして見えるようにおしろいを塗り、体にさらしを巻いて不恰好な体型になり、平民の服を着て別人へと変身する壬氏。一仕事終えた猫猫は久しぶりの休みに里帰りを考えるが、水蓮と高順に引き止められて自分も変装することになってしまい、壬氏と共に街を歩くはめになった。
{/netabare}
感想
{netabare}
やっぱり壬氏は、妓女に話を聞きに行くつもりだったみたいで
自分は平民に、猫猫はお嬢様にそれぞれ変装して街に出かけた。。

ってゆうおはなしで、まあ、2人の変装デート回w

はじめの変装のテクニックとかはスパイものみたいだったし
デートも、お互いに役に成りきれてないところがおかしかった^^


さいごに壬氏の行く先に気がついた猫猫に壬氏が
緑青館の客のことについて質問して、守秘義務だって断られ
ズバリと「妓女の希少価値を下げる方法」について尋ねてたけど
羅漢が妓女にしたことについて調べるつもりかな?

猫猫の答えは、レイプして子供をはらませる、ってゆう感じだったけど
妓館でそんなことをしたら、すぐ誰かが気づいて止めに来そうだから
レイプドラッグでも飲ませたのかな?

羅漢ってゆう名前は、猫猫の義父の羅門と似てるから
伏線のような気がするけど、羅漢も薬師とかで
おはなしの流れ的には、羅門とは知り合い以上の関係だったりするのかな?

そう考えたら猫猫は養女だし、出生の秘密とかがありそうだよね。。

羅漢が妓女にはらませた子が、猫猫だったりしなければいいけど☆彡
{/netabare}
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#18『羅漢』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
壬氏と街で別れて里帰りした猫猫は、羅門に頼まれて緑青館の離れへと薬を届ける。そこには病に臥せる妓女がいて、猫猫は薬を飲ませつつ、昔の緑青館や当時の妓女たちのことを思い出して物思いにふける。一方、後宮に戻った壬氏は、事あるごとに壬氏に絡み、猫猫に興味を示す軍師の羅漢と話すうちに、猫猫との関係に気づく。
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感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしだったけど
あの、寝たきりの妓女が猫猫のお母さんなのかな?

そして、やっぱり羅漢が猫猫の父親みたい。。



今回は暗かったけど、作画はいつもよりマンガっぽい気がした。。

さいごに出てきたあの女性は、しばらく出てこなくって気になってたんだけど
誰なのかな?
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#19『偶然か必然か』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
軍師羅漢が猫猫の父親であることを知り、思い悩む壬氏。一方、猫猫は先日のぼや騒ぎに乗じて祭具が盗まれたことを李白から聞く。酒で亡くなった浩然以外にも、祭具の管理者の死亡、海藻の毒に倒れた官僚など、一連の事件に偶然とは言い切れない妙な繋がりを感じた猫猫は、壬氏に相談して、事件の再調査に乗り出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
李白から、ボヤ騒ぎに乗じて祭具が盗まれたことを相談された猫猫は
今まで解決してきた事件が、偶然にしては繋がっている気がして
壬氏に相談して、事件の調査を始めたんだけど
そこで、ある祭司を暗殺しようとする計画があるらしいことを発見。。

その祭事が今行われていることを知り
計画を止めに急いで祭事場に向かった猫猫は、処刑されるのを覚悟で
警備兵に傷つけられながらも祭場に止めに入ろうとしてもがいてると
なぜか羅漢があらわれ、警備兵を止めてくれた。。

警備員に打たれ、気を失いそうになりながら祭事場に入った猫猫は
祭礼中の祭司を突き飛ばすと、祭司が立っていた場に柱が落ちてきた。。

その時、猫猫は、足に深い傷を負ったんだけど
自分が突き飛ばした祭司に抱きかかえられていて
気がつくとその祭司は壬氏だった。。

悲しげな壬氏は、ケガをした猫猫を抱き上げると、一人で歩き出した
ってゆうところで終わり。。



今までで一番盛り上がるところだったと思うけど
知らない人のために命を賭けるなんて、猫猫ヒーローすぎ!

そして、壬氏もかっこよかったけど、けっこう出血してるし
自分で運ぶのも良いけれど、誰かに医官の手配を頼むとか
もうちょっと早く歩くとか、した方が良かったかも☆彡


あと、猫猫がもうちょっと遅かったら、壬氏が死んでいたかもだから
あそこで、偉い祭司の恩人に暴力を振るい、助けるジャマをした護衛は
たとえ任務でやったとしても
責任取って死刑とかにならなかったら良いけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#20『曼荼羅華』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
祭事に乱入して、大怪我を負うも壬氏を救った猫猫は、これまでに起きた祭具の盗難事件や、祭具の管理者の死亡など、祭事にまつわる一連の事件の繋がりを推理する。祭事を執り行っていた壬氏の立場や、意外な人物まで関わっていたこの事件について、そら恐ろしさを感じる猫猫。その一方、ありえない薬の存在を知って驚きを隠せない猫猫だが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
足に15針も縫うケガをして眠っていた猫猫は
壬氏たちに経緯と推理を説明。。

そして取り調べの結果
あの謎の女官・翠苓が一人で行っていたことが分かったけど
彼女はすでに、毒を飲んで死んでいた!?

一人ですべてを行うのは難しいうえ、彼女は自殺するような人間ではない
と考えた猫猫は、蘇りの薬に思い至って
翠苓を検視した医官から事情を聞くことにして、死体置き場で待ち合わせ。。

そこにはもちろん、壬氏たちもついてきて
翠苓と仲が良かった検死した医官から事情聴取したんだけど
猫猫の頭の中には、外廷に植えられていた曼荼羅華が浮かんでたみたいで
彼女の棺を開けてみると、死体は他人の物と入れ替えられていた。。

猫猫は、翠苓が人を死んだように見せる薬を使って医官をだまし
棺を納入する業者に化けた仲間に
偽物の死体を空の棺に入れ運び込ませ、入れ替わったと推理。。

猫猫は、賢く、度胸があり、したたかな翠苓に
蘇りの妙薬の調合を教えてもらいたくてうずうずしてた^^;


そして楼蘭妃がちょっと映ってたけど、今回のことと何か関係があるのかな?

それと、壬氏と高順が話してたけど、壬氏の正体は19歳の少年で
後宮に出入りするため、男でなくなる薬を飲んでるみたい。。


後宮で妃たちの面談をした壬氏は、玉葉妃に妊娠の可能性があると知り
猫猫を彼女の侍女として、後宮に戻すことにしたみたい。。



「まんだらけ」って、マンガ本屋さんがあるのは知ってたけど
チョウセンアサガオのことを曼荼羅華ってゆうのは知らなかった。。

うちの裏庭にも生えてて、以前YouTubeで、この草にナスを接ぎ木した人が
奥さんが知らずに収穫して調理し、中毒したってゆう話を見て
毒だって知ったんだけど、つぼみがオクラみたいで
間違って食べた人もいるみたい。。

異国の蘇りの薬って言えば、ブードゥー教で人をゾンビにする薬がある
とかってゆう話も見たことがあってググったら
フグとチョウセンアサガオを使った薬を使ってたんじゃないか?とか
オオヒキガエルの皮なんかも使われてたかも?だって^^;


それにしても、壬氏は猫猫が気になってるみたいだけど
猫猫は壬氏のこと、関わりたくない相手、くらいにしか思ってなくって
ちょっとかわいそう。。
{/netabare}
{/netabare}
#21『身請け作戦』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
玉葉妃が再び懐妊した可能性があり、猫猫は翡翠宮で毒見役をすることになった。医局でやぶ医者に会った帰りに李白に呼び出された猫猫は、彼に紹介した緑青館の白鈴を身請けしたいと相談された。三姫のだれかが身請されるという噂を聞いて、白鈴に想いを寄せる李白は気が気でなく、思い悩んでいた。すると猫猫は、彼に服を脱いで裸になれと言い出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
壬氏暗殺編は終わったのかな?
今回は、李白から白鈴を身請けしたいって相談された猫猫が
彼の肉体が、白鈴好みか確かめるために脱がせてたら
通りがかった壬氏が嫉妬して、李白の人柄を知ることになるおはなし。。


推理は申し訳程度に
やぶ医者の村で作ってた御用達の紙の強度が下がった謎のおはなしだったけど
牛の唾液ノリを作る水に混ざったせいで、ノリのデンプンが分解され
紙の強度も下がった、ってゆう事だったのかな?

前に、蜂蜜を入れてご飯を炊くと甘くなる、ってゆう裏技を聞いたけど
蜂蜜の酵素がお米のデンプンを糖に変えてくれるからみたい。。

実は唾液を入れても美味しくなるのかも?w



今回は、下ネタ成分多めだったみたい^^

李白さんはムキムキだったけど、にゃんは細マッチョの方がいいかな。。
でも、お金を借りようとしないところはかっこよかった◎


それにしても、猫猫が赤ちゃんだった時
白鈴がお乳を飲ませてくれた、ってゆう事は
白鈴って、いま何歳なのかな?ってちょっと考えちゃったw^^
{/netabare}
{/netabare}
#22『青い薔薇』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
玉葉妃の妊娠が確かなものとなり、翡翠宮で穏やかな日々を過ごす猫猫。そんなある日、壬氏から次の園遊会で青い薔薇が必要になったと相談された猫猫は、羅漢がその難題を画策したことに気づき、負けるものかと、青い薔薇を咲かせることに挑戦する。園遊会が迫る中悪戦苦闘する猫猫だが、季節外れなので薔薇は蕾すらつけてくれない。
{/netabare}
感想
{netabare}
羅漢の挑戦で、園遊会に青いバラを用意することになった壬氏のたのみで
猫猫が慣れない作業でフラフラになりながら、サウナを改造した温室と
バラに色のついた水を吸わせるトリックで対処するおはなしで
最後は、赤いネイルで羅漢に逆襲しようとするところでオシマイ。。



今回は、猫猫が苦労する回だったけど、パターンとしては
なろう系チート転生で、現代の技術とかを異世界で再現する、たとえば
「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」
の本好きが毒好きに変わった、ってゆう感じかな。。

壬氏を毒殺しようとした翠苓のことが気になるんだけど
ちょっとおはなしの目先が変わったみたいでザンネン。。

そっちの続きは、もしかしたら来期になるのかも?


青いバラを色水で染めるのって、にゃんも小さい時に聞いたことがあるから
割とよくある方法なのかな?

今は遺伝子組み換えで、本当の青いバラ(薄い青紫っぽい色)が売られていて
1本3千~5千円近くするみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
#23『鳳仙花と片喰』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
青い薔薇を完成させた猫猫だが、ついに実の父、羅漢と対峙することに。軍師であり象棋も得意な羅漢に、猫猫は条件付きの象棋の勝負を申し込む。その条件とは、猫猫が勝ったら羅漢は緑青館の妓女を身請けすること。勝負の行方にハラハラする壬氏と高順が見守る中、勝利を重ねる羅漢だが、“毒”を仕込んだ酒を用意した猫猫の作戦は……。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はあらすじ↑のおはなしで、何が起きるかドキドキしながら見てたら
猫猫は、ただ羅漢を酔わせて緑青館に送っただけだった。。

そして後半は、羅漢のモノローグで回想。。

人の顔がゲームのコマにしか見えない彼が、付き合いで行った妓楼で
ゲームの強い妓女・鳳仙と対戦することになり
負けたことで彼女の顔だけが見えるようになり、いつか2人は恋に落ちた。。

そのころ彼女の身請け話が決まり
羅漢もおじさんの失脚が原因で遊学に出ることになったんだけど
なぜか彼女の身請け話がキャンセルになった。。

若い羅漢は、遊学は半年くらいだと思って迎えに行くつもりだったんだけど
実際は3年もかかり、鳳仙は身ごもったあげく、不治の病いが悪化し
逢いに行った時には妓楼から消えていた。。

羅漢は後悔したけど遅かった、ってゆうところで目が覚めると
鳳仙の禿だったころから知っていた梅梅が、猫猫からたのまれた苦いお茶と
ドライフラワーになった青いバラを持ってきた。。

最後に、猫猫がドライになった青いバラを見るところでオシマイ。。



猫猫が羅漢との賭け勝負に身請け話を出した時
特に名前を言わなかったから
にゃんは、猫猫のお母さんを身請けさせるつもりかな?って思った。。

猫猫は、羅漢が自分を死なせないだろう、って思って
毒入り酒を用意したみたいだけど
実は羅漢が、愛情深い人だ、って知ってたのかな?

最後に彼女が、青いバラを見てたのは
それが羅漢からお母さんへの贈り物だったから、なのかな?

猫猫が、悪い父親に復讐するおはなしだと思ってたけど
実は、お母さんと羅漢をいっしょにさせてあげる作戦だったのかも。。


羅漢の本心を知って、ウルウルするおはなしだった。。
{/netabare}
{/netabare}
#24『壬氏と猫猫』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
猫猫に負けて、緑青館の妓女を身請けすることになった羅漢。華やかな女たちが並ぶ中、羅漢が梅梅の手を取ろうとした時、彼女が開けた扉から歌声が聞こえてきて……。一方、壬氏の家に呼ばれた猫猫は、羅漢の悩みと猫猫に執着する理由、そして父親に対する複雑な感情を語る。それから数日後の夜、城壁の上で美しく舞う猫猫の姿があった。
{/netabare}
感想
{netabare}
緑青館の妓女を身請けすることになった羅漢に
鳳仙が生きていることを知らせたのは梅梅で
鳳仙の歌を聞いて、羅漢が走り出したところで涙が出てきた。。

彼は、人の顔がコマのようにしか見えないから
美人かどうかを、普通の人とは違う見方で見てるんだと思う。。


そして猫猫は、羅漢が鳳仙に自分を産ませたことを壬氏に説明してたけど
たぶん彼女は、サイコパスなんだと思う。。

サイコパスは「人殺し」のことだと思ってる人が多いけど
人殺しの中に、サイコパスの人が多いだけで、ちょっと違くて
良心が欠けていて、論理的思考か強い人、ってゆう感じ。。

サイコパスも好きな物とかには執着するけど
それ以外の物には冷淡だったり、感情がゼロか100かになりがちで
頭が良くって、感情抜きで客観的に見れるから、連続殺人犯とかの次に
弁護士やお医者さん、政治家や経営者の人とかにも多いみたい

頭が良いから感情の理解はできるけど、共感する力はなくって
でも、頭が良いから共感するフリはできる、ってゆう
今まで見てきた感じだと、これだけ自分のことを他人事みたく話せたり
あまり情を感じない考え方をするのは、たぶん猫猫もそうだからだと思う。。

壬氏の片思いは、なかなか厳しそう^^


あと、ファンタジー設定なんかなかったのに、壬氏が
あれだけの高さから飛び降りてぜんぜん平気なのはちょっとやりすぎ。。

猫猫にいいところを見せたかったかもだけど
受け身もせずに飛び降りたら、全体重がかかってひざを痛めると思う^^;


いい雰囲気で、猫猫が「牛黄を下さい」って言ったところは笑っちゃったw

猫猫を手なづけたかったら、毒とか薬を与えておけば良いだけだから
意外とチョロいかもw
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


宮廷近くの花街で、薬師をしてるお父さんに育てられた猫猫が
お使いの途中でさらわれて、売り飛ばされた先が後宮で
毒オタクの彼女は、素性を隠して侍女として下働きをしてたんだけど
そこで彼女は、中毒だと思われる事件を解決。。

偉いイケメン上官の目にも止まって
彼女はそれから、宮廷の謎を次々解いていくことになったんだけど
それが、もっと大きな陰謀に繋がっていき、彼女の素性も明らかになってゆく
ってゆう、ちょっとエモ目の中華風宮廷ミステリー。。



ミステリー、毒の知識、人情、ラブコメディ、いろいろな要素があって
どれもちょっと薄味だったけど、最後まで飽きずにおもしろく見られた。。

主役の猫猫は、ふだんはひかえめなのに
毒とか事件がからんでくると、急に動き出す個性的なキャラで
良かった。。

作画もわりときれいで、安定していてよかった◎










.

投稿 : 2024/06/21
閲覧 : 219
サンキュー:

40

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

成程なぁ

原作漫画コミック継読中(2024.5)
「なろう系」発であるが非常に人気があり、漫画コミックは若干視点の違う仕様で2種類も刊行されている有能?ぶり。
自分も拝読しているが、難しい言い回しなどもなく、似た系統で「後宮の烏」なんかよりとっつきやすく同じ中華風王宮を舞台としながら登場人物も馴染みやすい。
話の流れは薬屋の娘が手違いで後宮に売り飛ばされ、そこで薬屋の知識で後宮にまつわる陰謀等を探偵風に解決し、上役から目を掛けられ、徐々に存在感を増し、またちょっとした恋愛要素も含む内容だ、
そして思った。これってアニメで観たいほどのものがあるのかと。実際、アクション要素なんてないし、正直漫画のコマ割りで充分間に合う程度の動きしかない。コマ間を補う必要性もなければ見る側も求めもしないのではないか?(まぁそこは作り手の創意工夫なんだろうけど、アニメを観る限り、漫画以上の価値が見いだせなかった)。
アニメ化の価値が見いだせない理由のひとつに自分は既にキャラ造形がある程度想像で固まってしまっており、主人公の悠木さんじゃない感が強かった(擦れた感じが強すぎて可愛げがなさすぎるというか・・・)。玉葉妃の種崎さんも違ったなぁ。逆で良かったんじゃないか?と思ってみたり・・・。男キャラは所詮任氏以外モブみたいなもんだし、その任氏もキラキラ感が全く感じないし・・・。
まぁ一応、主人公の出生裏話とか物語性はあるんだけど、そこの歌の挿入とかも全然ダメなんだよなぁ。最後の踊りとかも、盛り上げたいけど外してるという感がね。こりゃ、作り手も問題かもね。何もかもがズレてる。
ただ、これは自分の猫猫解釈と悠木猫猫(悠木さんの解釈)の乖離であってどうしようもない(笑)。

私のツボ:2期必要ある?

投稿 : 2024/06/08
閲覧 : 68
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4

ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

それっぽい雰囲気の良く出来たエンタメ。

中世中国風の世界を舞台にして宮廷に召し抱えられる薬草オタクの少女が主人公。
謎の実力者に一目置かれ、宮廷内の謎や諸問題を解決する特命を受けて活躍すると言うお話。

良いよ良いよおこう言う凝った設定のお話好きです。
凝った舞台設定で人々の機微を扱うオムニバスと言う点ではあの「エバガ」にも通じる所があります。
それくらい久々に面白いアニメを観させて頂きました。
これは万人にお勧めできます。

ただ、本格歴史モノや謎解きサスペンスを期待するとそれは裏切られます。
良く出来た話に見せて {netabare}オヤジは今までオカン探さなかったのかよ! {/netabare}とか、それなりにツッコミ所はあります。

まあ一番のツッコミどころは、
「そばかす描いたくらいで美貌を誤魔化せると思うなよ女子ども!」

投稿 : 2024/05/26
閲覧 : 56
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6

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジャンル分類が難しい

2クール24話

中国のイメージでいいとは思うのですが、主人公は高校生くらいの年齢の薬師の女の子。
生まれた背景など色々設定があるのですが、ネタバレになりそうなので説明が難しい…

絶世の美男子の貴族のような男性に、日本で言う大奥のような場所で仕事をもらい生活をしていきます。

タイトルに書いたのですが、基本はミステリー系の感覚でよいのかなと。コメディあり人間模様ありと内容は濃厚です。

マンガはアニメ分くらいまでは読んでいてのですが、アニメのほうが疲れずに見れて見やすかったです。

結構話題になっていたので視聴しましたが、私はあまり好まないジャンルではあるのですが本作はとても面白いと感じました。

敢えて近い作品を考えてみたら、ストーリー構成的には氷菓みたいなジャンルでかなーといった感じ。

投稿 : 2024/05/24
閲覧 : 53
サンキュー:

5

ネタバレ

とろろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通

流行物を履修しておかないとと思って見たけど思ったより普通だった

舞台は馴染みがなく新鮮ではあるもののミステリーとしては想像を超えるものがなかった
アニメとしてのクオリティは高いとは思うのだけど、ミステリー小説を読んだ方が面白いというか、うーん、ちょっと期待しすぎたかもしれない

投稿 : 2024/05/21
閲覧 : 41
サンキュー:

3

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんといっても猫猫のキャラクターの勝利!

日向夏(原作)、しのとうこ(イラスト)による原作小説は、「小説家になろう」から「ヒーロー文庫」(主婦の友社)で文庫化(既刊15巻、原作未読)。
コミカライズ版は、倉田三ノ路(作画)による「月刊サンデーGX」(小学館)と、ねこクラゲ(作画)による「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)がある(ガンガン版は既読)。
アニメ1期は、全24話(2023年)。監督は、長沼範裕。制作は、『ビジネスフィッシュ』などのTOHO animation STUDIOと『サマータイムレンダ』、『ダークギャザリング』などのOLMとの共同制作。放送は日本テレビ系列。2期が2025年に放送予定。

人気作なので、あらすじなどは省略して書きたいことだけ書いていきます。

【なんといっても猫猫(マオマオ)のキャラクターの勝利!】
本作の魅力は、なんといっても主人公・猫猫(CV.悠木碧)のキャラクターでしょう。
巷でやっている女性アニメキャラクター人気ランキングなんかを見ても、だいたい上位に来てます。

本作のミステリー要素は、本格ミステリーものではないという意味で、猫猫の「頭がいいキャラ」を引き立たせるためのおまけ要素と言ったら怒られるでしょうか(笑)。

そして、「花街」育ちで後宮の后たちに皇帝に好かれるための「遊女直伝のテクニック」を教えるほど男女間の知識があり、他人の恋愛事情を冷静に分析できるのに、壬氏(CV.大塚剛央)から向けられる好意に気づかないアンバランスさ。

そうかといって凛とした美少女かといえばそうではなく、花街で拐かされないためにわざとソバカスの化粧をしたり、自分の身なりに無頓着だったり、自分にはない白鈴姐ちゃんの胸を羨望の眼差しで見たりと自分の美貌を鼻にかけるでもない。

また、猫猫は、単なる頭のいいキャラではなく、養父直伝の薬学など自分の興味のある分野に対してだけ異常なまでの好奇心を見せて周囲をドン引きさせるなど、こういったアンバランスさ(ギャップ萌え)がとても魅力的なキャラクターです(自分で書いてて思いましたが、何か「猫猫へのラブレター」みたいな内容ですね(笑)。「傾国の美男子」である壬氏が惚れてしまうのも無理はないか…)。

したがって、本作が大人気になった一番の理由は、なんといっても主人公である猫猫のキャラクターにあると思ったわけです。


【壬氏の声優について】
さて、私は「ガンガン」のコミカライズ版の愛読者なのですが、それを読んでいる際に脳内再生されていた猫猫の声は悠木碧さんで、壬氏の声は櫻井孝宏さんでした。

ちなみに、ドラマCD版の声優は、私の脳内再生と同じキャスト。ということで、YoutubeにあったアニメとドラマCDのキャストの比較動画を聞きました(検索すると出てくると思います。)。

ネタバレになってしまうのですが、壬氏は、{netabare}皇室の諸事情から猫猫(17歳)と少し離れた24歳という扱いになっているのですが、実際の年齢は猫猫よりちょっと上(18、19歳くらい?)なのです{/netabare}。
だから、その比較動画では、ドラマCD版だと大人の男性過ぎで、アニメ版の方が若々しくて合っているというコメントが多く、私もそう思いました。

ただですね、壬氏の「女性の人生をも狂わせるほどの傾国の美男子の声」という点において、櫻井さんほど「実績」のある人もいないわけでして…。

また、意識すれば、もっと若い声を出すことは可能だと思うので、もちろん賛否あるとは思いますが、個人的には櫻井版壬氏も聞きたかった(声優は人気商売な面があるので自業自得とはいえ、当初発表されていたアニメ版のキャストから外れる。)。


私がこういう風に思ったのには実はきっかけがありまして、おそらく私が既にコミカライズ版を読んで声優を脳内再生できる程度に明確に二人のキャラクター像をもっていたせいもあるとは思うのですが、特に1期前半(12話)での壬氏と猫猫の演技に違和感があった(特に悠木さんはハマり役だと思うので、もっと悠木さんらしい演技をすればいいのにと思って観てました。)。

本作は、この二人のキャラクターの魅力勝負なところがあるにもかかわらず、二人の演技に迷いを感じるというか手探り状態な感じがして、特に前半は、上で書いたようなキャラの魅力を十分に引き出せていない印象を受けました。

もっとも、1期後半からは、お互いに役に慣れてきたのか、物語が進んでキャラがはっきりしてきたせいなのか、その迷いがなくなった感じがして、壬氏も猫猫もノビノビとそのキャラクターの魅力が明確に伝わってくる演技をしているように感じられました。

一応誤解なきよう断っておきますが、私の大好きな作品である『【推しの子】』でアクア役をしている大塚さんをディスる意図はないです。
ただ、特に前半で悠木さん含めて二人の役の方向性がはっきり感じられなかったので、ドラマCD版で既に悠木さんと共演していた櫻井さんとだったらどうなっていただろうと思ったという話です(同じ役者が同じ役柄を演じる場合でも相手役が変わると演技が変わりますよね。)。

投稿 : 2024/05/11
閲覧 : 478
サンキュー:

11

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

令和のミステリーは断言しない

原作は未読ですがラノベです。一応ミステリーに分類できるのでしょうか。しかし、コナンくんが「真実は常に一つ!」であるのと比べると、猫猫は、「真実はこれこれかもしれません。推測ですが」と歯切れが悪いです。「真実はこれこれかもしれません。知らんけど」ってことですね笑 そういう意味では令和の作品ですw

シリアス展開は基本的に好きなのですが、この作品は、私はコメディ寄りの前半12話のほうが好きでした。後半12話は、んん?というところがちょこちょことあり、しかもそれがわりと本筋で重要なところだったので。具体的には
(1)そもそも壬氏は、猫猫が命令だから従っているのか、本当に好んで後宮にいるのか、ということに悩んでいたはずなのに、猫猫を身請けしちゃったら、壬氏の直接の部下になる分、問題はむしろ悪化しているのでは?
(2)19話のラストシーンである、壬氏が出血している猫猫をお姫様抱っこで運ぶシーン。原作通りなのか、エモいのを狙ったのか分かりませんが、これは違和感が酷かったです。出血してるんですよ。担架で急いで運ぶでしょ。何とろとろ歩いてるんですか。
(3)猫猫の羅漢への視線。こちらも原作の描写がわからないのですが、最終話で明かされた内容からすると、アニメにおけるそれまでの猫猫の羅漢への視線はちょっと違和感を感じました。こういう場合、視聴者が受けていた印象と違う背景が明らかにされたときに、その背景だとしても納得感のある描写になっていないといけないのではないでしょうか。
(4)これは前半後半共通してなのですが、数話前の話に遡って、謎を解き明かすような場面がときどき出てきます。視聴者の私からすると、細かい部分の記憶が薄れた状態で解き明かされることになり、どんなだったかなーと思いながら見る感じになり、微妙でした。ラノベならページを戻りやすいのでしょうが、アニメだと探すの面倒ですし、この辺りも、もう少し工夫があってもよかったかもしれません。

ちなみに、壬氏の猫猫への接し方は、私には重度のシスコンのお兄さんみたいにも見えましたが笑、最終話でキスを期待していた様子からすると、やはり恋愛感情なのでしょうね。

批判的な書き方をしましたが、ストーリーには随所に伏線が張られ、今後の展開も気になりますし、全体的な質が高いのは否定できないので、継続視聴予定ではあります。

投稿 : 2024/05/08
閲覧 : 52
サンキュー:

5

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薬屋のひとりごとのストーリー・あらすじ

大陸の中央に位置するとある大国。その国の帝の妃たちが住む後宮に一人の娘がいた。 名前は、猫猫(マオマオ)。 花街で薬師をやっていたが、現在は後宮で下働き中である。 ある日、帝の御子たちが皆短命であることを知る。 今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。 美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。 人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。 きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かず。 壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。 稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。(TVアニメ動画『薬屋のひとりごと』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年秋アニメ

この頃(2023年秋アニメ)の他の作品

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