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「オーバーテイク!(TVアニメ動画)」

総合得点
68.5
感想・評価
110
棚に入れた
272
ランキング
2082
★★★★☆ 3.5 (110)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.3

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オーバーテイク!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

おもちたりあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ovaとかあると、もっと評価が上がりそうな作品。

純粋なレースを見たい人とかは震災の描写は気に入らないとは思う。モータースポーツを見始めた自分としてはちょっとレースにウェイトを置いていいとは思う。とはいえ、今後の作品の展開で化けるか駄目になるかの心配ではあるもののovaとかの展開で評価が大きく変わる作品にはなりそう。

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 145
サンキュー:

0

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

モータースポーツ通じての青春ストーリー

全12話 KADOKAWA × TROYCA によるオリジナル作品

モータースポーツで若手の登竜門であるF4(フォーミュラー4 レースに特化した車体で競い合う自動車競技のカテゴリーの4番目)で競い合う若者たちとその若者たちを支える人たちを描く群像劇。

弱小チームのレースドライバーで主人公の浅雛 悠(あさひな はるか)ともう一人の主人公のあることで人間が撮れないフォトグラファーの眞賀 孝哉(まどか こうや)が接点を持つようになってから物語が動きます。

レース内容がメインではなく、レースを通じての人間関係がメインのお話でしたね。

サブキャラも含めそれぞれが抱えている問題を解決していく過程が良かったですね。

12話で伏線も回収して纏まって終わっています。

OPは叶さん、EDは畠中祐さんが歌っています。

最後に、レース用に開発された車はフォーミュラカーは市販されている車とはまた違う独特の感じがしますね。

投稿 : 2024/06/08
閲覧 : 362
サンキュー:

13

masasan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

アニメのモータースポーツは、やはりハードルが高いのか?

1980年代からモータースポーツを愛しているものです。

作者やスタッフが目指していることが痛いほどわかります。
なんせ、モータースポーツのアニメで検索すると、未だに
「マッハGOGO」か普通に出てきます。あれは車を運転した
ことない、免許さえ持っていなかったスタッフが作った
アニメなんですよ。まあ子どもの頃は面白く見ていましたが。

モータースポーツの面白さを理解してもらうことは、なろう系
アニメの面白さを「RPGゲームなどしたこともないおっさん」
に向かって熱く語りかけるようなものです。

過去に日本でもモータースポーツブーム、特にF1に注目が集
まったことがあります。(このアニメは、その一番下のカテゴ
リーF4の話)

1976~77年
初めてアジア、日本でF1GP開催。オーガナイズの悪さや、死亡事故
が発生して2年限りで中止。事故の原因となったカナダ人ドライバ
ーを国外追放しました。なんじゃそりゃ~(゚∀゚)。こういった点でも、
大部分の日本人がモータースポーツをよく理解していなかったことが
わかるんですよね。

1986年~1992年ころまで
フジTVが全戦放送(深夜だったが)、日本人ドライバーが参戦した
ことで大いに盛り上がってました。ホンダエンジンが無双しており
ました。F1を知らない人でも「アイルトン・セナ」は知っている、
大いに知名度が上がったのですが・・・。

バブルの崩壊と共に、ブームもあっという間に消え去りました。
この時期にもっとアピールすべきだった。同じマイナー分野
のサッカー(Jリーグ)が、あっという間にメジャーになったの
とは対照的です。(ヨーロッパではFOOTBALLもモータースポーツ
も、どちらも同じくらい大好きという人はたくさんいます)
アメリカも「カーズ」が大ヒットしたのは「NUSCAR」という
カーレースが人気があるからです。(野球の次くらいの人気度。
最近、サッカーに押され気味)

グダグダ書きましたが、要は注目度とそれを支えているファンの
熱、それに対する認知度が段違いに高いです。(ヨーロッパでは)
そんな中で、このカテゴリーに焦点を当てたことは大いに評価します。

今度はMOTOGP(オートバイレースの最高峰)のアニメに期待。
藤島康介さん(ああ女神さまっの作者)の「トップウGP」、
アニメ化しないかなぁ。このカテゴリーも過去に何人も日本人の
世界チャンピオンが出ているのになぁ。(2002年頃、イタリアで
最も有名な日本人は、中田ではなく原田だった)

公道レース系アニメもそれなりに好きですが、あれはフォミュラー
の世界とは全く別物と解釈しています。

現在一番好きなカテゴリーはやはり、「スーパーGT」ですね。
海外在住なんですが、最近はコロナ禍以降、マレーシアやタイで
開催してくれないのが残念です。

若い世代には「スーパーGT」をもっともっと見てほしいです。
絶対に面白いですよ!

※5月19日追加「スーパーフォーミュラ」にJUJU選手が参戦していますね。いやぁ、注目度が以前とぜんぜん違ってきた(苦笑)。彼女をモデルにしてアニメ作ったほうがいいかも?

投稿 : 2024/05/19
閲覧 : 168
サンキュー:

1

キャプテン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

これは…なんだ?

主人公たちのF4に関わる青春ストーリー?を観るのならいいのかね?

車両のスピード感も無ければ迫力も無い。

投稿 : 2024/04/20
閲覧 : 154
サンキュー:

0

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

もう少しF4の方にストーリーの焦点を絞って欲しかった

本作に付いてはF4を題材としたオリジナルアニメなんですが、
ただ内容的には正直に言って微妙で、F4に絡めた話の部分はそれなりに面白いけど
でも本作のもう一つの柱となってる震災の話が絡むと率直につまらないというか
そもそも本作において震災を絡める話が必要だったとは特に思えなかったが。
結局の所は震災の話を描きたいのかF4を描きたいのかどっち付かずになって
ストーリーの焦点が定まらなくなってしまったなと。
せめてF4の方に話を絞ってくれればもう少し面白くなったとは思うのだが。

【評価】

50点・1B級

投稿 : 2024/04/15
閲覧 : 134
サンキュー:

1

ネタバレ

求む!神アニメ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

バランスが良い

漫画雑誌で言えばヤングジャンプとかアフタヌーンとかそういうノリの展開。
似た系統だと、ハイキュー!なんかが近いんじゃないかな。

レースシーンのカメラワークがとてもよく、臨場感が伝わってくる。

時間経過で言うと丁度1年分くらいのストーリーかな。
レースの最初から最後までを細かく描写するのではなく、瞬間の心理や、チェイスの様子をダイジェストとして放映する感じ。
頭の先からつま先までF4みっちりと言うわけではなく、日常シーンが半分程度占める。
逆に、その人間臭さがあるから、レース中の緊張感が生身っぽく伝わってくるし、レースはダイジェストだとしても満足感がある。

人物模様についても、個々に抱いている葛藤やトラウマに、もがいて乗り越えるという王道展開。
でもこういうサクセスストーリーは心地良い。
要所要所でスパイスとしてのギャグも嫌味じゃない。

全体的にバランスが良く、さらっと見れる。

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 61
サンキュー:

0

あにめ酒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

魅せるアニメ

薄味ですが、凄く丁寧に作ってあるので映像や雰囲気がとても良いです。

投稿 : 2024/04/12
閲覧 : 79
サンキュー:

0

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

立ち止まってしまっていた2人が、出会い、そしてまた歩き出す

視聴完了
全12話

ジャンル
ヒューマンドラマ

タイトル由来
直訳で追い越す。
!がついているので追い越せ!
的な?
題材となっているレースでもそうだが、過去の自分をという意味もあるのでは

設定
現代日本
F4というF1の下部組織みたいな世界が舞台
ダブル主人公的存在で1人はエースドライバーのはるか、もう1人はフォトグラファーのこうや
ストーリー展開
はるかは父親との思い出であるレースの世界に飛び込み、かつて父親と立った表彰台に立つことを目指し真剣に取り組んでいたが、勝てず自分の世界に閉じこもってしまっていた。
一方でこうやはたまたま東北を訪れていた際に震災に遭い、とある少女を助けられなかったトラウマから人物写真を撮れなくなってしまっていた。
そんな2人がとあるレース会場で出会い、お互いに影響を与えながら成長していく物語。
はるかはこうやと関わることにより世界を外に広げ、1話では応援なんていらないと言っていたのが、応援は嬉しいと言えるようになり、かつてはただの敵だった別チームの同年代のレーサーともライバルと呼べる関係に。
こうやは初めこそトラウマを克服できたと暴走し
途中
途中

感想
総評点
良かった点

悪かった点

レビュー

投稿 : 2024/03/04
閲覧 : 55
サンキュー:

1

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

オリアニでは良い方だが孝哉の性格と行動が気に入らない。

レースを題材にしたオリジナルアニメ。
F1の事は詳しくないのでF4まであるなんて知りませんでした。
何でわざわざF4を舞台にしたんだと思ったけどレースより人間ドラマの方が強めなので話を作りやすいのかな。
F1だと資金が無いとか高校生レーサーとか描けないだろうし。

話はフォトグラファーの眞賀孝哉と高校生の浅雛悠の交流、2人が過去や現実と向き合い乗り越えていくといった内容。
悪くはないのだが孝哉のキャラがどうも気に入らなくてモヤモヤが残った。

孝哉は若干空気が読めず思い付きと勢いで行動する。
何歳か知らない(覚えてない)けどいい歳した大人だろう。
なのに思慮が浅い。
人当たりは良いしひたむきで悪い人ではない。
だが孝哉の過去の炎上のせいで資金を提供してもらえなかった時に、黙って居なくなって見損なった。
小牧モータースのために熱心に取り組んでおいて、自分のせいで資金を得られなかったからって黙って去る…理解できない。
一生懸命に取り組んでくれた人が黙って居なくなったらショックでしょ。
力になれなかった負い目や過去を思い出して辛くなったとか、どんな理由があっても黙って居なくなるなよ。
メールでも書き置きでもいいから言葉を残していけよ。
新卒の新入社員じゃあるまいし、いい歳した大人の取る行動としては駄目でしょう。

炎上の原因になったのは震災の写真、特に津波に飲まれそうになる直前の女の子の写真を個展で展示した事。
これをどう思うかは個人の考えによって違ってくると思います。
自分は公開すること自体は悪い事じゃないと思う。
戦争の悲惨な写真も公開されてるし、当時の事を伝えるという事は大事。
ただ、震災2ヶ月後(記憶違いだったら申し訳ない)は早すぎるかなと思った。
2ヶ月じゃ復興どころか避難してる人の支援がまだまだ必要という段階なわけだしね。
そんな中で写真を公開するのは違うかなと思う。
孝哉の空気の読めなさが悪い意味で出てる。
まあ2ヶ月後に展示するのは良いという事にしても女の子の写真は完全にアウトだと思う。
炎上するのも仕方ないと思う。(もちろん誹謗中傷とか炎上させるような行為は良くない)
展示するなら数年後で良かったのでは?と思うし遺族に確認取るとかしないと駄目なんじゃない?

写真を展示した理由が「そうした方がいいと思ったから」とぼやけてるのも良くない。
結局、感覚的直感的に判断して行動してるんだなと。
思い付きと勢いで行動するという部分がこれまた悪い意味で出てる。
もっと明確な理由を付けてしまうとそれはそれで「は?」となりそうなのでぼやかしておくくらいが良いのかもしれません。
難しいです。
犯罪ではないので完全に悪いという事じゃないが孝哉の性格を考えると「なんだかなぁ」とモヤモヤするし理解できない。
意図してたかは知らないけど難しいラインを攻めたなって思いますよ。

色々書いたけど孝哉のキャラは嫌い。
大人が過去を乗り越えるというのは刺さるのだが孝哉のせいで疑問ばかり浮かんでしまった。
孝哉をストレートに真面目な人間にした方が感情移入できた気がするし、炎上の内容は違うものにして欲しかったなと思う。
何で駄目な大人にしちゃったのかなって思う。

悠の方は孝哉程の印象は残らなかった。
最初は捻くれた少年なのかと思ってたけど孝哉がひたむきなキャラに影響されたのか早い段階でいい子になってた。
だが、良くも悪くもいい子すぎて成長の伸びしろが少なかったかな。
レーサーだった父親が居たという過去があるし、真面目で好感は持てるのだが孝哉のエピソードが強いしレースアニメとしては少し弱いので少々物足りない感がある。

ライバルチーム的なベルリーゾの方だが徳丸のカリカリしたキャラは感じ悪いけど、春永の離脱でファーストドライバーになって苦悩してるエピソードは良かった。
ただ、ライバルが必要だったのかは微妙。
こっちのキャラに時間を割くくらいなら悠の話を増やして欲しかった気も。
春永に恋するレースクイーンなんかは余計な設定だったと思う。

余計といえば5話のマラソン大会は余計だった。
孝哉が人物の写真を撮れるようになる1歩としてのエピソードが必要だったのだと思うし、タイアップ的な意味合いもあるのだろうけど、これも違う見せ方ができたんじゃないかな。

テーマは悪くないし震災に切り込んだのは凄いと思うし考えさせられるものはあった。
レースアニメとしては物足りないけど人間ドラマメインなのでそこに不満は無い
ただ、孝哉のキャラと悠の話の物足りなさが残念。
孝哉は思慮深いキャラにして欲しかったと思うし、悠はいい子すぎてキャラが少し弱かった。
作画は良いし、しっかり作ってるのは感じられたがもっと良い作品にできたんじゃないかと思うと惜しい。
不作揃いのオリアニの中では良い作品だったと思う。

投稿 : 2024/03/03
閲覧 : 84
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 F4を舞台としたレースものだが、レースそのものだけでなく、その周辺事情やそこに関わる
人々のキャラクタードラマなどを包括的に描いたような内容。

 F1なんかだと派手にお金を使っている印象があるが、F4ともなるとそういうわけには
いかないようで、本作の主人公チームである「小牧モータース」のような零細チームとなると
尚更。
 その辺の苦労やスポンサー集めの大変さなどはなかなか興味深かった。

 キャラクタードラマの方は二人の主人公とも言うべき浅雛 悠と眞賀 孝哉のエピソードが中心。
 悠に関してはレース事故で死んだ父と同じく自身も表彰台に上がろうとするレース繋がりの
バックボーンであるのに対して、孝哉の方は東日本大震災を思わせる震災により、写真が
撮れなくなってしまったというレースとは関係ないもの。
 震災を要因にしたことに関して、最初は「ずいぶん重いものを持ってきたなあ」と
思ったりもしたが、直接被害にあったり、知人に被災者がいなくても、あの時代を過ごした
人なら当時の雰囲気や空気感は分かっているはずで、大なり小なり孝哉の感じたことは理解
できるのでは?。
 作中で孝哉がバッシングされたように、このエピソード自体「不謹慎だ」と言う人が
いそうな気もするが、あの当時の辛さ苦しさ、そしてそこからの再起を孝哉という人物を通して
描こうとしたことは、個人的には好意的に捉えている。

 キャラクタードラマに時間を掛けた分、逆にレース自体の描写は思いの外少なく、勝敗を
競うスポーツものとしての印象は希薄。
 総じてシリアスなドラマとしての見応えはあったが、反面エンターテイメント性は弱くなって
しまった感じ。

 全体的に男性キャラ中心という感じで、恋愛要素なども特になく、そういう点では華やかさは
あまりなかった感じ。
 孝哉に関しては元妻の雪平 冴子が関わってくるが、特によりを戻すようなこともなく、
友人同士といった感じで、一方の悠はレースしか見えていないような。
 この辺は悠と孝哉の友情?に重きを置くために散漫になるような要素は排除していったのかな。
 蜜澤 亜梨子が唯一のヒロインキャラといった感じで、彼女自身の気持ちはベルソリーゾの
春永 早月に向いていたりしたが、基本いじられ役だったり、早月の再起を助ける存在
だったりで終わってしまった。

2024/02/25

投稿 : 2024/02/25
閲覧 : 59
サンキュー:

0

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

俺たちが先回りしなくていいんだ、物語の主役は若い奴らなんだから

MFより自身はこちらの方が好き。
レースバトルというより、浅雛と眞賀の成長物語。二人がそれぞれの抱える問題を克服することで展開していく。特に眞賀のトラウマ克服がレースバトルよりメインストーリーになっていて、きれいに13話で纏まっててよかった。特に最終13話の纏まりの形は素晴らしかった。キャラデザもストーリーにあってて、見やすかったです。
レース自体はF4でフォーミュラーカーと聞くと六田登の「F」を彷彿。キャラデザがオーバーテイクの方が見やすく耽美だし、あっちはF3から全く違うものだけど彷彿した。
レースとしてもタイヤとスリップストリームぐらいで難しいあれこれはなく、わかりやすくレース展開もしっかり熱い。また全体のキャラ数や人間関係も程よく複雑でなく、特に大人目線で育つ若者を見守っていく系の姿勢はよかったな。

孝哉と冴子の関係性も非常に心地よく見えたが、現実世界であんな関係ってなれるものなのかな?

100点中86点

投稿 : 2024/02/21
閲覧 : 47
サンキュー:

0

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今期のオリジナルはいいね

オリジナル作品(2024.2)
「僕らの雨いろプロトコル」に続き、マイナーな題材でのオリジナル群像劇になります。どちらも簡単にTOPに立つとかなく中々うまく最後に目標を達成するように1クールで綺麗に調整しており、製作の熱意を感じられ良かったと思います。
さて、モータースポーツの「F-1」は自分が子供の頃、「セナ」「プロスト」を擁する「マクラーレン・ホンダ」日本人ドライバー「中嶋悟」を中心に流行った時期があり、そんなに詳しくない自分でもそこそこドライバーやチーム名を知っていました。と言ってもあくまで「F-1」でありそれ以下のカテゴリーの事なんて気にもしてませんでしたがね。その後、「シューマッハ」擁する「フェラーリ」全盛時代になり、そこから・・・そんな事はどうでもいいですね。
この作品はそんな事知らない人にも簡単に「F-4」競技のレクチャーしつつ、高校生ドライバーと一人の写真家?を中心に繰り拡げられる物語です。
全体的感想としてはいい大人の人達の話って感じですかね。若い人達の夢を見守り手助けできる大人、同時に自分達も負けてられないぞ!っていう頑張れって言葉は自分の為っていう作中の言葉が妙にしっくりきます。
そういう大人になりたいものですが・・・(苦笑)。物語を作るのはいつだって若者か・・・。

私のツボ:小西さん、いいキャラでした。

投稿 : 2024/02/12
閲覧 : 68
サンキュー:

1

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

レースもストーリーも魅せる作品

モータースポーツ自体、あんまり馴染みがなかったものの、レースシーンでのクオリティーの高さに圧倒されるものがありました。ただ、それだけでなく、人間ドラマの方もしっかり作られており、レーサーとカメラマンのどちらのドラマもよく掘り下げられていて、見応えがあったかと。

ライバル達も人間臭い面々ばかりで、ストーリーの盛り上げに一役買っていたかなと。ただ、女性受けの良いなよなよしたキャラは実力は確かなのですが、個人的には苦手だったかな。

迫力あるレースシーンはもちろんのこと、ストーリーも良くできた良作だったと思います。

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 76
サンキュー:

8

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『大事なのは勢いじゃ!』

カメラマンと高校生レーサーの成長物語

MFゴーストと同じタイミングでのレースもの!!これゎMFにもってかれたなー。と思いつつも気になるから視聴

良かった!良かったです!MFとは違う良さで、こちらゎとてもストーリー性の強い作品

レースもハラハラとさせてくれるけど一瞬の印象
F4って初めて聞くけど、さらっと説明もいれてくれて入りやすかったし、癖がなくレース苦手な人も大丈夫!

キャラもみんないい役回りでよかったし、op.edも作品の感じをだしてて良かった!

しいて言うならサブキャラ達の時間がもう少し欲しかったくらいかな?!
でも想いが視聴者にも伝わるあったかい作品でしたね。期待以上のアニオリ

CMで1話のコタくんの歌シーン流れるの毎回笑わされる作品

投稿 : 2024/01/29
閲覧 : 76
サンキュー:

1

アニメに覚醒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:----

是非見てほしい!

スポコン的は、レースの1シーンで一話つかうようなやつかなーと思ったが、絵が好きなんで一話だけと思ってみたけど一話目からどハマりして1日で全部見ました!
レースよりも人間関係の部分が多く、後半部分は本当に泣けました。作品の良さで泣けた部分もありますが、実際の震災が頭によぎったところが大きいです。
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。
昨今の作品に珍しくほとんど女性がでてきません。
作者は女性なのかな?ちょっと男が少女漫画的な感じはある…がほんとおもしろかった!
一話までおもいっきりひきこまれるのでおためしあれ!!

投稿 : 2024/01/21
閲覧 : 61
サンキュー:

0

アム さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった…が

個人的に結構楽しんでました。意外にF4の専門用語やリアルな事情についての話も組み込まれてたし、眞賀さんの人間ドラマも面白かったので。しかし、レースについての掘り下げはもう少し欲しかったと感じましたね。
似たジャンルとしてカペタと比較してみると、カペタは重要なレースは何話にも跨いでやってたしライバルもかなり登場していたのでレース中のドラマが面白かったのですが、本作ではライバルはベルソリーゾの二人以外はモブという感じだし大体1レース当たり1話で完結してしまうので、いまいち盛り上がりに欠ける印象でした。
なので⭐︎4に評価を下げさせていただきます。

投稿 : 2024/01/06
閲覧 : 141
サンキュー:

2

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

二人の男が過去を乗り越えるまでの物語。

【本作の紹介】
本作は、モータースポーツの登竜門といわれるF4のチームである「小牧モータース」を中心として、その高校生ドライバー浅雛悠(あさひな はるか)と、とあるトラウマにより人物写真を撮れなくなったフォトグラファーの眞賀孝哉(まどか こうや)という二人の主人公が、それぞれが抱える過去を乗り越える(オーバーテイク)までの物語である。

本作は、TROYCAの10周年記念作品として制作され、同社の1作目である『アルドノア・ゼロ』と同じ、あおきえい監督(他に『Fate/Zero』、『Re:CREATORS』など)が担当した。

本作のレースシーンは、車載カメラや実際のレース映像を見ているような臨場感があり、見ごたえがある。もっとも、本作は、「レースシーンがメインではなく、二人の主人公が過去を乗り越えていく人間ドラマが中心」となる(なお、モータースポーツに興味がない人が観てもわかるような作りになっている。)。

そして、本作の評価は、ひとえに眞賀孝哉の人間ドラマをどう捉えるかにかかっているといっても過言ではない(ネタバレありじゃないと説明できないので後述)。

また、年齢も性格も違う二人の主人公が起こす化学反応を違和感なく観れるか、または、そのあたりの説得力を増す描写が足りないと感じるかも本作の評価に影響を与えそうだ。


個人的には、眞賀孝哉の人間ドラマは有りだと思うが(理由は後述)、浅雛悠の話と絡めて化学反応が起きたというには、説明不足だと感じた。

もっとも、本作の人間ドラマに対する感想は、人によって大きく変わりそうなので、ご自身で確かめるのが一番かと…(投げやりじゃないよ!(笑))


【本作のネタバレ有りの感想】
【眞賀孝哉の人間ドラマは有り?】
{netabare}孝哉の抱えるトラウマは、知り合いの少女が東日本大震災で津波にさらわれる瞬間をカメラの望遠レンズ越しに偶然見つけ、それを写真に収めてしまったこと。
そして、それを作品として世に公表し世間から大バッシングされる。

この写真の是非を考える上で、作中でも触れられているエディ・アダムズの『サイゴンの処刑』(1968年ワールドプレス写真賞、1969年度のピュリッツァー賞受賞)という写真がある。

この写真は、ベトナム戦争中のサイゴン(現ホーチミン)で、南ベトナムの司令官が北ベトナムのゲリラ兵(いわゆるベトコン)とみられる人物を路上で銃殺している様子を収めたものである。
撮影者であるアダムズは、米軍によるベトナム戦争介入の熱心な支持者であったが、世間的に、この写真は、南ベトナムが私刑を行っている証拠と見られ、本人も意図せず、アメリカ国内で反戦運動のアイコンとなってしまった。

写真は、文字と違って、映像なので具体性があってインパクトが大きい。しかし、瞬間的な事実を捉えたものなので、前後の経緯を知らない人は、撮った人間の思惑と違うことを感じることがある。

例えば、この写真の経緯を知っているアダムズからすれば、戦争の一場面にすぎないが、知らない人が見れば、一方的な虐殺が行われているようにみえてしまう。


本作では、孝哉は、自分が知る少女が生きていたことを多くの人に知ってほしいから件の写真を公表したという。しかし、少女に何の思い入れもない人にとっては、津波の一被害者の決定的瞬間を写した衝撃的な写真でしかない。

孝哉の意図としては、少女は短い生涯であったが、せめて多くの人が彼女のことを忘れないことで弔ってあげたいということなのだろう。ひいては、津波の恐怖を後世に伝える写真となればいいという想いもあったと想像できる。


そうすると、私は、戦争の被害者の写真がOKで災害の被害者の写真をNGとする合理的な理由が見当たらず、そういう問題提起があってもいいと考えるので、有りだと思うわけです。
もっとも、センシティブな問題なだけに、もう少し尺を使って丁寧に描いた方が良かったとは思います(ただ、詳細に描くと話が重くなるので、あえてあの程度に留めてよかったという評価もあり得ると思います。)。


【年齢も性格も違う二人の主人公が起こす化学反応】
悠と孝哉は、異なる二人が交わることで起こる化学反応を期待され、あえて対照的な性格になるよう設定されたようです。
しかし、主人公2人の性格、年齢、環境が違いすぎて、普通に暮らしていれば互いに接点がないわけですから、私には、彼らがあそこまで信頼し合うような関係になるには、エピソードが足りないように感じられました。

あえて男2人主人公にしたのは、恋愛を絡めず、テーマだけで勝負したかったからなのでしょうから、余計にその辺を感じました。もっとも、あくまで個人の感想です…。{/netabare}


【オリジナルアニメを作る意味】
ここから先は、本作と直接関係ないのですが、原作のないオリジナルアニメ一般について、思っていることを書こうと思うので、以下、興味のある方だけお付き合いいただければ幸いです。

本作は、原作のないオリジナルアニメとして制作されましたが、近年、オリジナルアニメとして成功している作品はほとんどありませんし、制作される数自体も少ないです。そこで、商業的にも成功が読みにくいオリジナルアニメをあえて作る意味を考えてみようと思います。

オリジナルアニメといえば、宮崎駿監督の名前がまず挙がるのではないでしょうか。
クリエイターの評価において、誰が作ったのかがすぐわかるような独自性(オリジナリティ)の価値が高いと思われるため、宮崎駿監督の評価が世界的に高いのは、彼の多くの作品がオリジナルだからという側面があると思うわけです。

これに対して、原作ありの作品をアニメ化した場合、原作の人気に依存するところがあるので、どうしても原作優先になってしまう。
そうすると、アニメ製作者は、原作を映像化するための下請けにすぎず、原作を変えると「原作改変」と批判されることになるため、独自性を発揮しにくくなる。

したがって、オリジナルアニメでの成功は、クリエイターとしてのアニメ製作者の地位を上げ、アニメ独自の表現の幅を広げることにつながると思うわけです。

投稿 : 2024/01/04
閲覧 : 184
サンキュー:

3

ネタバレ

taketake4 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

どっちが主人公

同クールのMFに比べると、こちらはレースを題材にした人間ドラマがメイン
何ならレースはただの舞台装置と言ってもいい
そういうわけでレース知らない人に見てもらうためか説明ゼリフが多め
レースの現場にいる人がレースの現場にいる人に初歩的なことを説明してるような場面まであってちょっと違和感

あとやっぱりどう言い繕っても”写真”を公開することはダメでしょう
新聞、雑誌なら普通デスクで止められるし、テレビの衝撃映像が死亡映像を流さなくなってからも久しいのに倫理観を問われてもしょうがない
ていうか、この手の写真だったら比較対象はキャパなんじゃないの?

写真の話のインパクトが強くて主人公の父親の話が弱く感じますね
前述したように写真屋の方を主人公と捉えてもいいのかもしれない。その場合ドライバーの方はもちろんヒロインですね
まあどちらが主人公でどちらがヒロインかはそちらの方のお姉様方におまかせしますわ

ぶっちゃけ最後の言いたいことがあるって言った時は、さっさと告白しろと思ったわ(笑)

投稿 : 2024/01/02
閲覧 : 101
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1

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的には2人の主人公?が嫌い

 
んー、悪い作品とは思わないんだが。
モータースポーツ自体はワリと好きでF1なら今でも観てるけど(実際の観戦は数年前に一度だけ)、レースシーンの演出は現実感があったりなかったり。コースをクルクル周ってるだけとか、カネがモノを言いすぎる世界とか、一般層にはストレスでしかないよなぁとか思ったり。作品を観る上ではそこを許容してもらわないとだろうけど。

とは言ったものの、この作品は人間臭いドラマが主軸。他作品に比べキャラ同士の関係性がメンドクサく絡む。そこは非常に良く出来てると思うし、レーサー同士の考え方を表現できてるのは好きな部分。
一方で、手のひらクルー後のベタベタとか、ヘタレの引っ張りすぎとか、やりすぎに見える部分は苦手だった。そこは視聴者それぞれの感じ方だろうけど。

よくできてるとは思うものの好きになれない作品。

投稿 : 2023/12/31
閲覧 : 112
サンキュー:

2

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かなりよかった

かなり良かった
ただもう少しレースの駆け引き的なものもみたかったかなぁ

投稿 : 2023/12/31
閲覧 : 53
サンキュー:

0

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

カメラマン「眞賀孝哉」。ここまで酷いクズ人間は中々見ない

ライバルチームの話しはいい。
ミーハーで表面だけを見ていたレースクイーンの「蜜澤亜梨子」が、怪我をしたエースドライバーの「春永早月」のお見舞いで、色々な気付きを得る話しは良かった。

しかし主人公チームは最悪だ。
カメラマン「眞賀孝哉」。

無知な事は仕方がない。初めから何でも知っている人間はいない。
最悪なのは、知らない事を調べて勉強したりせず、無知なまま開き直る奴だ。
眞賀孝哉はずっと無知なまま。ちょっと調べれば分かることすら調べない。

そして無知な素人の癖に、雨の日のタイヤ選択に無責任に口を出し、ごり押しで従わせようとする。

一番最悪だったのは、眞賀孝哉のせいでチームが被害を受けた際に、チームに何の説明もせずに雲隠れして逃亡したこと。ここまでのクズ人間は中々見ないぞ。

更に主人公チーム全員で、クズ人間の眞賀孝哉を庇うから余計に気色悪い。

主人公チームは、クズ人間と価値観を共有するクズ集団で最悪だ。


特にクズ人間「眞賀孝哉」を無理やり擁護しようとした9話は、吐き気を催す邪悪さだった。


【9話の詳細な解釈】

「津波の写真」を遺族がどうしても公開したい。と言うのなら遺族自身に公開して貰えばいい。カメラマンが公開する必要性はない。
今の時代、個人で世間に公開する方法など幾らでもある。
本当に遺族の事を親身に考えているのなら、カメラマンが世間に公開する方法を遺族に教えてサポートすればいい。

カメラマンは自分の実績や有名になりたい顕示欲で写真を公開したくせに、遺族を出しに使って言い訳するクズ野郎だ。
そもそも、三人が写った「少女の笑顔」の写真が在るのに、よりにもよって亡くなる直前の絶望した少女の写真を遺族が公開したいと思うか?
クズ野郎のカメラマンを擁護する為に、遺族のおじいさんキャラに無理やり言わせているとしか思えない。

例えば、故人の遺影に「苦痛に歪んだ顔、絶望した顔」を選ぶ遺族がいるのだろうか?
遺族が「亡くなる直前の絶望した姿」を公開したいと思う。など荒唐無稽であり得ない。
クズ人間カメラマンのアクロバット擁護で、遺族に出鱈目な事を言わせているのが、まるわかりである。


くそカメラマンを擁護する目標で出してきた、比較対象のベトナム戦争での写真。
インターネットやSNSが普及していないベトナム戦争時、人々は現場で何が行われているか知る手段は政府が発表する「政府に都合のいい情報」しかなかった。

ベトナム戦争の写真は政府のプロパガンダが入っていない、「人々にありのままの真実を伝える」という意義があった。
しかし「津波に呑み込まれる少女の写真」は、そんなもの見なくても津波で大勢の人々が亡くなった事はみんな知っている。つまり「津波の少女の写真」は、くそカメラマンの虚栄心を満たすだけで、それ以外の意義はない。


私は三人が写った「少女の笑顔」の写真を見てくそカメラマンが泣いているのを見て、心底腹が立ったし、くそカメラマンに対する怒りで手が震えた。白々しくて反吐が出る。


・卑劣な行為を世間から批判されると「自分は悪くない」「批判する奴が悪い」と責任転嫁して開き直る。
・「不当に非難される僕ちゃんが可哀想」と自分の卑劣な行為を省みずに被害者ぶる。
・都合が悪くなると無責任に逃亡する。

新聞社やテレビ局などの大手マスメディアのクズ行為と、このアニメのくそカメラマンのクズ行為がぴったりと一致して、両者が=(イコール)で結ばれる。


つまり、クズ人間「眞賀孝哉」はマスゴミそのものだった。

投稿 : 2023/12/29
閲覧 : 199
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5

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

光の当たらない場所で

あんまり見ない本格モータースポーツアニメが同期に2本、MFゴーストも面白かったです!
モータースポーツアニメ苦手だったけど初めて面白いって思えるアニメに出会えました
MFゴーストはレース中心ですが、こちらはレース2ドラマ8くらいの割合
レースに賭ける想いがしっかり描かれてるので感情移入しやすい

ただ、カメラマンの話とレーサーの話は単独でそれぞれとても良かったけど、どっちもいいエピソードだけに両方とももっと深いところまで突っ込んで見たかった、両方にスポットライトがっつり当てたから両方ともなんか微妙に物足りない感じ、特にレースシーン面白いだけにもっと見たい

MFゴーストと比べると、こちらのほうがデザインやキャラが今風で上品な感じ
レースシーンはどっちもGOOD
モータースポーツは専門用語多くてクルマに詳しくない私には専門用語が難解ですが、モータースポーツに詳しくないカメラマン視点にすることでF4の解説が丁寧にされていてわかりやすかったし、厳しい実情やスポンサーに整備にモータースポーツ業界のリアルが見れて大変興味深い作品でした

なんとなくモータースポーツってニガテって人はいちど見てみるといいんじゃないでしょうか

投稿 : 2023/12/28
閲覧 : 80
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17

ヤマナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

シンプルに興味が持てなかった。

こういったリアル系のアニメにとって狙う層は2つあると思ってて。
関わったことのある人と、ない人。
関わったことある人はリアルさを追求して、作画、声優とかで頑張れば見られると思う。
その面においてこのアニメはわかんないけど細かいとこまで設定されてたし、
作画も悪くなかったと思う。
そして関わったことのない人は、序盤数話でどれだけインパクトを残し興味を持たせるか。
自分は後者なのだが印象に残るほどのインパクトはなく興味を保てなかった。
だから、興味のない人をも引き付けるインパクト、キャラクターなり作画なり話題性があればよかったと思う。
まあ、それを作れれば苦労はしないんだろうけど。
その作り方については分からない、なんせ一視聴者の素人発言だから。

投稿 : 2023/12/26
閲覧 : 78
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1

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続々私的アニメ感想簿83

F4、それは
道明寺司、花沢類、西門総二郎、美作あきらの4人を使う指す
(ま~きのっ♪って、それは花より男子 汗)

じゃなくて、フォーミュラ4と呼ばれるカーレースの事なんですが、そこで勝利を目指す浅雛悠の物語とある事件のトラウマから、人物写真を撮ることが出来なくなってしまった眞賀孝哉の物語が重なり合って語られています。
個人的には浅雛悠の物語に絞った方が良かったきもしますが、ライバルチームの2人と合わせて青春群像劇みたいな方向を目指したんでしょうね。

物語は丁寧ですが、その分カタルシスとはあまりなく、そっちを期待するならМFゴーストの方を見た方がいいと思いますし、レースクイーンも期待するならМFゴーストの方を(ぎゃ~~~っ)

(ヨロッ)ま、まあ人間ドラマを見るならこっちでしょうか。
ただ、例の写真の件については好き嫌いがあるかもしれないですね。
(避けては通れないかもしれないですが・・・)

(ゴロゴロ)
ん?なんだこの音は
「ララ~ラララララララ~♪」
それ、このアニメのCМ(ありえないっつーの! byつくし)

投稿 : 2023/12/25
閲覧 : 63
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4

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

二兎を追わないで欲しかった!

二兎を追わないで欲しかった!
これに尽きる、凄く残念な作品でした。

お話は、高校生F4レーサー=ハルカ君が初優勝を遂げるまでの、
スポーツ作品として、手堅く綺麗にまとまっています。
自動車レースが好きな方なら、
見ておいて損は無い、と思えるサーキットの走行シーン、
凄く良かったです。
とくに、空気抵抗と戦いながら走る、
超軽量のフォーミュラカーの描写。
シフトチェンジをするシーンで、
レーサー目線でハンドル越しに見える
インパネやサーキット、ライバル車。
そのとき細かく振動する車体の様子を
レーサーのアップで微振動する描き方!
まるで車載モニターみたいで、臨場感マックスでした。

この主人公の、父の死を巡る葛藤と、
それを乗り越える=オーバーテイクする、
そんな物語にフォーカスしてくれたら、
すっきりと綺麗にまとまっっていたのに、
なんて恨みごと、言いたくなっちゃいますね。

何故かというと、
この作品にはもうひとりの主人公である、
商業写真家=コウヤ氏が、
あの大震災に遭遇してしまって、
家族付き合いしていた家の幼い女の子を、
居場所が遠すぎて物理的に救助不可能な中、
たまたま持っていたカメラで写真に撮ってしまった。
その時の、女の子の絶望の視線をファインダー越しに見てしまった、
そのつらさ、苦しさを乗り越えられるか?というもうひとつの、
オーバーテイクが、ふたつ目のテーマになっているんです。

こっちも大事。
すごくすごく大事。

だからこそ、ふたつの独立した物語を、
ひとつに繋げないで欲しかった。
そう思います。

コウヤは、もうとっくに世間のバッシングなどはオーバーテイクしています。
でも、写真におさめてしまった
仲の良かった子を望遠レンズの前で喪ってしまった傷は乗り越えられず、
人物写真を撮れない写真家に成り果ててしまっています。
ここを乗り越えるために、若いレーサー=ハルカにフォーカスしたというの、
理屈ではわかります。
それに、今どき、東日本大震災だけを全面に押し出したアニメ企画じゃあ、
スポンサー受け悪くて、企画通せないのは、想像に難くないです。

でもだからこそ、安易にスポーツとドッキングなんて、
して欲しくなかった、というのが正直な気持ちです。
ましてや、ライバルチームの選手間の人間模様とか、
ハルカ君のチームのメカ君とか、
メカ君と同じ高校に通うライバルチームでレースクイーンやってる女の子とか、
サブキャラ盛りすぎて収集できなくなっているように見えます。

こんな状態で、ふたつの明確なテーマをワンクールに押し込んでしまっては、
尺も足りなくなるし、無理がありますよ、それは。

で、実際には、
コウヤさんはハルカの奮闘に魅入られて自分のトラウマを乗り越え、
ハルカ君はライバルチームの元々の1stドライバーをオーバーテイクして、
ちょっとハッピーエンドな感じで、エンディング。


楽しく視聴することはできました。
できましたけれど、
観終わったあとに、そんな不満が残ってしまう。
そういう風に感じた作品でした。

投稿 : 2023/12/25
閲覧 : 178
サンキュー:

16

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

しっかりまとまっていて、観やすいオリジナルアニメでした。

制作はTROYCA。
本作はTROYCA10周年記念作品と言うことらしく、同社第1作目『アルドノア・ゼロ』の監督あおきえいさん、キャラクター原案に志村貴子さんが担当しています。

今作はモータースポーツを題材とした作品ですが、それよりも人間ドラマに力を入れていて面白かったです。
とくに眞賀と徳丸は成長を感じるので最終回見終わってグッとくるものがありました。
本編もよかったですが、個人的にちょくちょく挟まれる錮太郎の片想い話しが好きでした笑

ラストは予想通り悠が1位を獲った訳ですが、捻くれた自分の考えですと春永や徳丸のハンデがあったからこそって感じなので正々堂々な戦いではなかったのが残念。
でもまぁ今まではタイヤ交換などしてなかった訳ですから、悠はそれだけの実力はあったってことなんでしょうが‥個人的には春永が完治した状態で競い合ってほしかった。

しかしストーリーはしっかりまとまっていますし、キャラクターの掘り下げもできているので感情移入もできました。個人的にはオリジナルアニメで良作ってのは最近では珍しいと思いますので、興味がありましたら是非観てほしいです。

投稿 : 2023/12/22
閲覧 : 62
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3

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名作一歩手前の良作でチェッカーを受けた感じ。

詳細は公式でも。

F4(フォーミュラ4)を題材にしたオリジナルアニメ。制作はTROYCA。監督は「Fate/Zero」「アルドノア・ゼロ」「Re:CREATORS」などを手掛けたあおきえい氏です。

いや、まいりました。
こんなダークホースが潜んでいたとは。

TROYCA社長、あおきえい監督、KADOKAWAの間で交わされた雑談の中で、F4が面白いという話になったことが企画の端緒となったそうです。ちなみに、本作はTROYCAの10周年記念作品に位置づけられています。

んで…

=====第1話視聴後、所感です。
{netabare}
何かトラウマを抱え、人物撮影ができなくなったフォトグラファー・眞賀孝哉(CV:小西克幸さん)が、SUPERGTの撮影を行うことに。

相変わらず車など無機物の撮影はできるものの、人物に対してどうしてもシャッターを切れない孝哉。そんなとき、ふとしたきっかけでF1の下部組織であるF4という存在を知る。

参加するチームはF1以上に目的がそれぞれ。ガチ勢は少しずつランクアップしてF1を目指し、チームのおっさんオーナーがフォーミュラカーのドライバーをやりたいというエンジョイ勢もいる。そんなF4に参戦する弱小チーム・小牧モータースのドライバーである浅雛悠(CV:古屋亜南さん)に心惹かれ、孝哉はリタイアした悠の姿を写真に収めるのであった。

という初回の内容。

まず作画。さすが実績のあるTROYCAだけあって、キャラデザも良好。そして、なんといっても圧巻だったのはレースシーン。3DCGですが実車の製造メーカーである童夢から監修とフィードバックを受け、制作が進められているとのことで実にリアル。思わず鳥肌が立つほどでした。

ストーリーも、あえてのフォトグラファーという外部からの目線をメインに、F4に懸ける男たちの姿を描くという、スポーツアニメの王道といったところ。孝哉のトラウマの原因や、悠に惹かれる理由といった謎なども散りばめられ、視聴意欲を刺激していく感じ。

激戦が予想される秋アニメレース。強大な資本を盾に、2時間SP、3話ぶち抜き放送という物量作戦を展開するチーム日テレの1stドライバー(フリーレン)、2ndドライバー(薬屋)。これに対し、10周年記念作品でも初回は通常の30分枠。オリアニだけど大々的なPRも行われず、下馬評はまったく無印。

でも、まさに本作の内容みたいに、チーム「ベルソリーゾ」を追い上げていくチーム「小牧モータース」のように、初回は本作がポールポジションを奪った印象です。今のところ。

面白いです。これはダークホース中のダークホースになると予想します。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
面白いんですよ。面白いんだけど、主人公をアホにして話を動かすのは悪手でしかないです。

いくらなんでも、大のオトナがF4とはいえ、スポンサーになって出資するのに金銭感覚がお子様すぎやしませんか?
まあ、そこで挫折して、スポンサーを募るのに車体ステッカーを活用しようという、いくら世間知らずでもそれぐらい知ってるでしょという流れ。

こういう展開にしたいから、主人公がそんなことも知らない、そんなことにも気づかないというのは、ちょっと…

とは言え、まだ面白いとは思います。巻き返しに期待。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
悠を騙し討ちでCM出演させることで、清涼飲料水メーカーがスポンサーになったよというのはちょっといただけない展開でしたが、ベルソリーゾのセカンドドライバー・徳丸をかわして4位に入ったという熱い展開はなかなかよかったです。

うん、まだ上位争いできているかな。
{/netabare}
=====第7話視聴後、追記です。
{netabare}
本作と、今期放送中の「SHY」を観ていて、1クールアニメって駅伝に似ているなあという思いが生まれました。

1クール12話すべての話を面白くするのって本当に難しい。
本作で言えば、5話の市民マラソン回。いや、マジで本当に必要のない面白くもない回でした。まあ、いわゆる「溜め回」だったのは理解していますが、それにしたってねえ…

で、前回のベルソリーゾのファーストドライバーがレース中の事故。で、その引きを受けての今回。またも孝哉が人物撮影にトラウマを感じてしまうといった展開。非常に観応えがあって面白い展開になってきました。

なのでまあ、5話が大ブレーキになったとまでは言いませんが、区間6位ぐらいの走りだった印象。それぐらいで落ち込みを抑えられれば、ここから終盤に向けて上位キープは可能ではないかなという。ただ、トップ陥落というのは致し方ないところではありますけどね。
{/netabare}
=====第9話視聴後、追記です。
{netabare}
孝哉を探して東北まで行く悠。
「めっかっちゃった」とばかり、見つかった孝哉は用があるから、まだ帰れないと。んで、待ちの時間があるので、と東北の町をイチャコラデート。

おいおい、BLくせえなあ…

と鼻白んでいたら、Bパートで一気に巻き返されました。
孝哉の人物を撮れなくなった本当の理由を知る悠。震災の(津波の)描写があります。ある意味では、日本国民のトラウマ。かなり攻めた内容です。

でも、決して不謹慎ではないです。涙が止まりませんでした。こういう話を持ってくるから、本作を高く評価しているんですよね。
{/netabare}
=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
うん、いい最終回でした。

F4というマイナーなモータースポーツを題材にした本作。
ただ、テーマ性としてはW主人公のトラウマを払拭して、勝利を掴むといったお話。それが父の死であったり、東日本大震災の記憶であったりと、けっこう重めな設定というところが、スコーンと底抜けに明るい話ではなかったという印象でしたね。

作画は非常に高いレベルで安定していました。特に感動したのは、レースシーンのCG。もちろん、フォーミュラカーのようなものこそCGの独壇場ではあるのですが、それにしてもレースの臨場感を非常によく再現していたと思います。

まあ、基本的にモチーフが男の世界だから、ウィーアーオールメンにならざるを得ないし、終盤は悠の孝哉に対する態度が非常にホモくせえと感じてしまった嫌いはありますが、ギリといえばギリセーフというところ。

これは賛否あるかもですが、F4でさまざまなチームが参戦しているのですが、完全にスポットライトを小牧モーターズとベルソリーゾに絞っているのは好判断だったと思います。これで他チームのライバルとか出しちゃうと、話がブレますんでね。

総じて満足度の高い作品でした。ただまあ、これは上記で挙げた登場キャラを絞った弊害かもしれませんが、1クール12話すべて意味のある話だったかというと、そうでもないという部分があったと(特にマラソン大会は要らなかったねぇ…)。そういった面で傑作とまでは呼べませんが、かなりの良作に仕上がったというところでしょうか。
{/netabare}

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 721
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4

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

人との繋がりを感じさせる素晴らしい傑作アニメ

これいいですね。感動しちゃいました。
{netabare}
弱小チームがFormula4に参戦。
お金が無くても、頑張っていく姿を描く。
モータースポーツ、今はメジャーではないとおもうが、そんなの関係ないよね。
主人公は過去のトラウマで人物写真が撮れなくなってしまったのだが、
原因は4話で明らかに。
東日本大震災だったとは。
それでも弱小チームの仲間の絆を追ううちに、写真が撮れるように。
ゆっくりと紡がれる絆の物語が何とも素晴らしい。
そして神回と言える第9話。
東日本大震災の現場に行き、犠牲となった少女の祖父から、ボロボロのスマホと当時の写真を見せられる。
また写真を撮って欲しいと言われるのだ。
この1枚にどれだけの想いが詰まっているのだろう。
主人公でなくとも、これは響くだろう。

そして最終回。
予選から決勝まで、時刻を表示しながらレースの近づく緊張感を表現。
毎度ながらレース場の再現度の高さに驚く。
本物のレースを見ているかのようなカメラワーク。
登場する企業名、商品名はすべて実名。
小牧モータースのボディに描かれた協賛企業、団体も、御殿場市にある実在のお店、団体なのだそうだ。
メタいことだ。まるで地域の回覧板みたいだね。
こういう地道な努力が作品に熱を注ぐんだろうなあ。
こういうところ、大好きなんですよね。
カーレースの話でありながら、実質的には人の成長物語。
ベルソリーゾのドライバー、春永、徳丸、そして主人公の浅雛。
春永はジェームス・ハントを目指すのではなく、ニキ・ラウダを目指すと言った。
徳丸は自分の感情をコントロールし、視野が広くなった。
そして元々の才能があった浅雛は、まっすぐに実力を伸ばしての優勝。
この3人で、さらに上のカテゴリでも十分活躍できるだろうという、希望に満ちたラスト。
浅雛におされて、ようやく写真が撮れるようになった孝哉は、最後までへたれだったが・・。
まあ、なんでも言葉にして話す孝哉の態度は、このアニメを通して伝えたいことを、雄弁に語っていると思う。
{/netabare}
本当に、万人にお勧めしたい、珠玉の名作と言える。

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 80
サンキュー:

4

てらし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ラストは綺麗に

ラスト2話はキレイに纏められていましたね
3人でコースを歩いていた時の空が凄くキレイな青だったのが何より一番印象に残ってます

終わり良ければ全て良しでしょ
と言われているような作品でした


作り手の意思が感じられる作品は良いですが、作り手の意図が出過ぎてる作品はどうもわざとらしく感じてしまう

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 159
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3

ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やりたいことがちゃんと表現されている。「優等生」な作品。

 第10話まで視聴しました。
 {netabare}この作品を見ていると、私の内なるDr.STONEの氷月さんが、「ちゃんとしてますねぇ」と言ってくれます。
 最近のオリジナルアニメ、少なくとも今年の中では一番ちゃんとしているのではないでしょうか。

 私が何をもってちゃんとしているかどうかを判断しているかと言うと、この作品はテーマや題材、作品の立ち位置、作風などオリジナルアニメに求められる要点がきっちりと押さえられているからです。

 最初にF4というマイナーな世界を素人の主人公を通して丁寧に説明し、専門用語を交えつつもレースの描写 をしっかりやって引き込んでくれています。
 
 フォトグラファーの主人公は説明を聞くだけのお飾りではなく、しっかりとバックボーンがある血の通ったキャラであり、話を積極的に動かしています。

 もう一人の主人公である悠も最初は「応援なんかいらない」と放言する尖りをみせますが、それを裏打ちする実力とひたむきさがキチンと描かれています。
 そして、彼もまた「何故このスポーツをしているのか」「何故、勝ちたいのか」につながるバックボーンがしっかりとあります。

 これらがあるおかげで、彼の活躍そして勝利を応援したくなる話の流れに自然となっています。

 悠と孝哉の "腐" な感じもあくまで作品をまとめるエッセンスとして機能しています。

 サブキャラやライバルキャラたちも各々の立場で感じること、心情の変化があり、この作品のテーマの一つである「それぞれが抱えるそれぞれの思い」というのを体現しています。

 放映時、御殿場市のCMが流れていることから舞台となっているところにしっかりスポンサーについてもらっていることがわかります。
 富士スピードウェイという実存する施設を出したり、PR回があったりと商業的な面も抜け目ありません。

 
 この作品を見ていると個人的に思い出深い「群青のファンファーレ」という作品に足りなかったものが全て揃っているなと感じますし、改めてあの作品のヤバさを再確認したりもします。


 ただ若干思うところがあるとすれば、孝哉の東日本大震災にまつわるエピソードです。
 制作側的にこれは大事にしたいこと、なんとなくや取り敢えずでつけた設定ではないことはわかります。

 ですが、正直このエピソードが出たとき、「あ、これを持ち出してくるんだ」とは思いましたし、「結構、強引に繋げてきたな」と思ったのも否めません。
 
 まぁそんなどうしてもやりたい事っていうなら別にいいけど…という感情のままケリがついてしまった印象です。
 演出や話が悪いってことは決してありませんでしたけど、別々で食った方が美味いなっていう感想です。
 
 第4話でこの震災にまつわるエピソードが出て、作品のシリアスラインがぐっと上がった次の話があのマラソン回だったこともちょっと関係してるかもですね。
 あれはあれでドライバー3人が会話する場面だったりして意味はあるんですが、小牧のおじさんが実況を担当するとかはちょっとやり過ぎだったよなぁ。

 
 この辺りが、この作品を視聴したときの感想が面白い!よりも、ちゃんとしている に留まっている原因な気がしますね。
 
 どういうエンディングを迎えるのか期待です。

 {/netabare}

 最終話視聴しました。
 {netabare}収まるところに収まったハッピーエンドで悪くない最終回だったと思います。
 良い最終回だった!と強く断言できないのは、孝哉の話が終わってからの第10話以降がもうほとんど消化試合だったように感じたからです。

 主人公陣営側でやりたいことは第9話までで終わってしまい、後は最終話で優勝するまでの時間稼ぎをしているそんな印象でした。

 現に、第10話以降に小牧モータースがしていたことと言うと、モータースポーツはこんなに金がかかるんだぜ という豆知識の披露と、やっぱ金が無いから勝てねぇやという物語序盤でやっていたことの焼き増しです。
  
 その後、商店街が金を出してくれてそのおかげで優勝できましたとさ、かぁ…。
 決して都合がいい展開とかにはなっていないんですが、「鬼戦車」さんも書いておられますが、結局 金次第なんだなぁという感想に落ち着いてしまいます。

 この商店街をスポンサーにつけるくだりについては、孝哉が今一度 奔走する、くらいのことはしてもいいのになと思いました。 
 メンテナンス時、ペダル踏むだけのことで役に立ったと喜んでる場合じゃねぇでしょうよ。

 ていうか、終盤の孝哉は何故にこんなにも受け身なんでしょうか?
 最終話冒頭、車内で はしゃいでいたかと思うとレース前に物憂げな顔で突然いなくなり、悠に探しにきてもらって励ましてもらったり、にも関わらずいざレースが始るとビビっていたりしています。
 さえちゃんから発破をかけられて立ち直ったわけですが、やはり孝哉のうじうじは些かしつこかったように思います。
 物語的にも、とっくに孝哉のターンは終わってんだよなぁという気持ちが否めません。


 この10話以降の話、Belsorriso側に比重を置くという狙いはわかりますし、春永と徳丸の深堀りなされていて良かったのですが、最後のレースは徳丸は周回遅れの接触に遭い、まだまだ本調子ではない春永は思い出作りがしたい奴に負けてしまったのだと思うと、なかなかやるせないですね笑


 最後にまとめると、この作品は設定に対して真摯であり、話の作りや作画に関してもちゃんとしている作品であるという感想は変わりません。
 ただ、素材が良かっただけに もっと面白く出来たんじゃないか?という気持ちがあるのも本当です。
 それでも、題材もテーマも中々楽しめる良いオリジナル作品でした。
 
   {/netabare}

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 177
サンキュー:

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オーバーテイク!のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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オーバーテイク!のストーリー・あらすじ

「F4」、フォーミュラ4。 「F1」を頂点としたフォーミュラカーレースの入門カテゴリーで、 上級カテゴリーに優秀な若手ドライバーを輩出しており、 シリーズ発足以来、「モータースポーツの甲子園」としての役割を担う。 そのサーキットに、ひとりの男が足を踏み入れる。 眞賀孝哉。フォトグラファーとして活動しているが、 現在はとある理由によってスランプの渦中にある。 取材に訪れた富士スピードウェイで、高校生「F4」レーサー、浅雛悠の走りを 目の当たりにする孝哉。 その愚直なまでのひたむきさに、久しく感じていなかった胸の高鳴りを 自身の裡に蘇らせる......。 それをきっかけとして、彼は弱小チーム「小牧モータース」と共に、 悠を応援しその夢を叶えようと決意。 いつしか、性格も年齢も全く異なる悠と孝哉の人生は、互いに交錯していく——。(TVアニメ動画『オーバーテイク!』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年秋アニメ

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